クロフネ(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
クロフネ
クロフネ
写真一覧
抹消  芦毛 1998年3月31日生
調教師松田国英(栗東)
馬主金子 真人
生産者Nicholas M. Lotz
生産地
戦績10戦[6-1-2-1]
総賞金37,023万円
収得賞金8,050万円
英字表記Kurofune
血統 French Deputy
血統 ][ 産駒 ]
Deputy Minister
Mitterand
Blue Avenue
血統 ][ 産駒 ]
Classic Go Go
Eliza Blue
兄弟
市場価格
前走 2001/11/24 ジャパンカップダート G1
次走予定

クロフネの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
01/11/24 東京 11 JCダート G1 ダ2100 16591.711** 牡3 55.0 武豊松田国英B 520
(0)
2.05.9 -1.135.8⑫⑩ウイングアロー
01/10/27 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 168152.311** 牡3 57.0 武豊松田国英B 520
(0)
1.33.3 -1.435.6イーグルカフェ
01/09/23 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 12674.423** 牡3 56.0 蛯名正義松田国英B 520
(+10)
1.59.6 0.134.2⑦⑧⑧⑧エアエミネム
01/05/27 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 188173.025** 牡3 57.0 武豊松田国英 510
(+4)
2.27.9 0.936.7⑬⑫⑩⑦ジャングルポケット
01/05/06 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18241.211** 牡3 57.0 武豊松田国英 506
(-4)
1.33.0 -0.134.3⑭⑩グラスエイコウオー
01/03/24 阪神 11 毎日杯 G3 芝2000 11221.311** 牡3 55.0 四位洋文松田国英B 510
(-4)
1.58.6 -0.934.5コイントス
00/12/23 阪神 11 ラジたん3S G3 芝2000 12551.413** 牡2 54.0 松永幹夫松田国英 514
(+6)
2.01.4 0.634.8④⑤⑤アグネスタキオン
00/12/03 阪神 9 エリカ賞 500万下 芝2000 127101.311** 牡2 54.0 松永幹夫松田国英 508
(-4)
2.01.2 -0.635.1ダイイチダンヒル
00/10/28 京都 2 2歳新馬 芝2000 9331.311** 牡2 53.0 松永幹夫松田国英 512
(-4)
2.00.7 -0.334.8マイネルエスケープ
00/10/14 京都 3 2歳新馬 芝1600 9446.932** 牡2 53.0 松永幹夫松田国英 516
(--)
1.35.7 0.034.2エイシンスペンサー

クロフネの関連ニュース

ネポティズムベビーは伯父に〝芦毛の怪物〟と呼ばれたクロフネNHKマイルC、JCダート)など、活躍馬が多数いる血統。2週続けて美浦Wコースで活発な動きを見せて態勢は整っている。「まだ体に緩さは残るが、稽古では水準以上に動いている。リズム良く走れれば楽しみはあります」と嘉藤調教師は目を細める。もまれない大外⑮番枠も歓迎材料だ。

【阪神C2024】血統アナリシス 直仔にとどまらない活躍をみせるフジキセキ、近年はUnbridled内包馬も上位争い 2024年12月20日(金) 12:00

2006年の創設以降、種牡馬として4勝を記録するディープインパクトフジキセキが双璧で、その2頭で延べ8頭の勝ち馬を送り出している。とくにフジキセキは、2016年1着シュウジの父系祖父、2018年1着ダイアナヘイローの2代母の父、2023年1着ウインマーベルの母の父に名を刻むなど、直仔に限らずとも活躍ぶりが顕著であることを留意しておきたい。

ほか、近年は母系にUnbridledの血を引く馬も有力で、2019年1着グランアレグリア、2021年1着&2022年2着&2023年2着グレナディアガーズ、2022年3着ラウダシオンなどが該当。Unbridledは母Gana Facilが「父Le Fabuleux×母の父In Reality」となるが、これはフジキセキの母ミルレーサーと「父×母の父」が共通する配合でもある。

ウインマーベルは、父アイルハヴアナザー×母コスモマーベラス(母の父フジキセキ)。本馬は昨年の勝ち馬であり、今年のメンバーでは唯一フジキセキの血を引く馬でもある。もとより芝1400mは7戦4勝(うち重賞3勝)のスペシャリストで、とくに松山騎手とのコンビでは3勝・2着1回と一度も連対を外していない。リピート好走の多いレース傾向からもぞんざいには扱えず、前走マイルCSで3着とあれば京都替わりも問題ないだろう。

モズメイメイは、父リアルインパクト×母インラグジュアリー(母の父Frankel)。父はディープインパクトの直仔で、現役時には2013~14年に阪神カップを2連覇した実績を持つ。レースに所縁ある父系の血脈はもちろんのこと、本馬は2代母の父エンパイアメーカーを介してUnbridledの血を引くことも興味深く、父系と母系の双方でIn Realityを持つ配合も特筆できる。昨今は逃げ一辺倒でなく、脚質に自在性が出てきたことも評価したい。

ママコチャは、父クロフネ×母ブチコ(母の父キングカメハメハ)。今年は変則的に京都での開催となるが、それが追い風となりそうなのがクロフネ産駒。同産駒のオープン競走の成績を比較すると、阪神芝1400m【4.1.4.33】勝率9.5%・複勝率21.4%、京都芝1400m(外)【4.4.3.16】勝率14.8%・複勝率40.7%と好走率が2倍近く高まる。本馬自身も23年安土城Sのパフォーマンスが秀逸なだけに、コース替わりが奏功する可能性は高そうだ。


【血統予想からの注目馬】
ウインマーベル ④モズメイメイ ⑮ママコチャ


[もっと見る]

【阪神Cの注目点】連覇を目指すウインマーベル 昨年の雪辱狙うママコチャも出走予定  2024年12月17日(火) 15:34

昨年の阪神カップ勝ち馬ウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎)は、デビュー以来初の芝1600メートル戦出走となった前走のマイルCSで3着と好走した。ウインマーベルは芝1400メートルのJRA重賞で3勝を挙げており、今年の阪神Cを勝てばレース史上4頭目の連覇を遂げるとともに、グレード制が導入された1984年以降で最多タイの芝1400メートルのJRA重賞4勝馬となるが、どのような結果になるだろうか。同馬には松山弘平騎手が騎乗する予定だ。

また、昨年のスプリンターズS勝ち馬ママコチャ(牝5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、1番人気に支持された昨年の阪神Cで5着に敗れており、前年の雪辱を狙う。同馬は秋初戦となったセントウルSで2着に入り、連覇を狙ったスプリンターズSでは勝ち馬から0.1秒差の4着となったが、今年は阪神Cを制すことができるだろうか。ママコチャには前走に続いて川田将雅騎手が騎乗予定だ。なお、父クロフネ、母ブチコという血統のママコチャが勝てば、クロフネ産駒は史上初の20年連続JRA重賞制覇となる。

[もっと見る]

【チャンピオンズC2024ほか】12/1(日)の関西上位騎手騎乗馬 C.ルメール騎手は南関東三冠馬ミックファイアとのコンビでチャンピオンズCに挑む 2024年11月30日() 18:00

栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月1日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。


C.ルメール騎手】
12月1日(日)中京競馬場
2R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) エレガントギフト
4R 2歳未勝利(芝1,600m) ラージギャラリー
5R 2歳未勝利(芝2,000m) エリーナストーム
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) エースアビリティ
8R 3歳上1勝クラス(芝1,400m) アストラッド
9R こうやまき賞(芝1,600m) シルバーレイン
10R クロフネC(ダ1,200m) ドゥータップ
11R チャンピオンズカップ・G1(ダ1,800m) ミックファイア

11RのチャンピオンズCではミックファイアに騎乗。昨年、史上2頭目となる無敗での南関東クラシック三冠を達成している強豪馬だ。その後は中央勢の高い壁に阻まれているが、着順は一歩ずつ向上してきている。初騎乗となるC.ルメール騎手の手綱捌きに要注目だ。10RのクロフネCではドゥータップに騎乗。デビュー以降なかなか勝ち星があげられていなかったが、未勝利の身で挑んだ前々走の3歳上1勝クラスで初勝利。そのままの勢いで前走も快勝し2勝クラスに昇級してきた。デビュー以降、相手なりに走れているだけに初戦から期待をしたい。


川田将雅騎手】
12月1日(日)中京競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,800m) ミライヘノカギ
4R 2歳未勝利(芝1,600m) ラトラース
9R こうやまき賞(芝1,600m) カラマティアノス
11R チャンピオンズカップ・G1(ダ1,800m) ウィルソンテソーロ

メインレースのチャンピオンズCでは昨年の2着馬ウィルソンテソーロに7度目の騎乗をする。これまでに【4-2-0-0】の成績で連対率100%のコンビ。前走のJBCクラシックでは後続に4馬身差をつける快勝劇だった。もちろん今回も上位候補の1頭となる。4Rの2歳未勝利ではラトラースに2度目の騎乗。デビュー2走ともに馬券圏内で、勝ち馬からはわずかに0秒1の差。母は2012年の阪神JFの勝ち馬ローブティサージュ。3度目の正直で勝ち上がりを目指す。


松山弘平騎手】
12月1日(日)中京競馬場
2R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) ラピダリア
4R 2歳未勝利(芝1,600m) フィーユチャン
5R 2歳未勝利(芝2,000m) ロードアルディート
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,200m) ゴルデールスカー
8R 3歳上1勝クラス(芝1,400m) グローリーアテイン
9R こうやまき賞(芝1,600m) ワース
10R クロフネC(ダ1,200m) エブリモーメント
11R チャンピオンズカップ・G1(ダ1,800m) ミトノオー

11RのチャンピオンズCではミトノオーに騎乗。前走のみやこSでは4番人気を裏切り惨敗を喫したが休み明けの影響があったかもしれない。松山弘平騎手とは今年の平安Sでコンビを組み勝利をしている。相手関係が一気に強化されるが、思い切った逃げの競馬であっと言わせたい。5Rの2歳未勝利ではロードアルディートに騎乗。前走は幼さを見せたのかコーナーをうまく回れずに大きく後退。惨敗の可能性もあったが、直線で6着まで挽回してきたのはお見事だった。松山弘平騎手が継続騎乗という事で癖も把握しているだろうし、左回りになることも好材料となりそう。勝ち上がりを期待したい。

[もっと見る]

【チャンピオンズCの注目点】王者の牙城崩すのは? ウィルソンテソーロなどJRA・GⅠ初制覇狙う 2024年11月24日() 22:18

★昨年のチャンピオンズCでは2着に好走 JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ

ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎)は、2着と好走した昨年に続くチャンピオンズC出走となる。同馬は今年初戦のフェブラリーSでは8着、続くドバイワールドCで4着となった後は、帝王賞2着、コリアC2着と好走を続け、前走のJBCクラシックで〝統一ダートGⅠ〟初勝利を挙げている。JBCクラシック勝ち馬が同年のチャンピオンズCを勝てば、2007年ヴァーミリアン以来17年ぶり2頭目となるが、ウィルソンテソーロは昨年以上の走りを見せることができるだろうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗予定となっている。なお、ウィルソンテソーロがチャンピオンズCを勝てば、同馬を管理する小手川準調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

★レース史上初の7歳馬Vを目指すハギノアレグリアス

チャンピオンズCでは7歳以上馬の勝利は一度もなく、2013年ワンダーアキュート(※当時の名称はジャパンCダート)、20年ゴールドドリームの2着が最高成績。今年のチャンピオンズCには、昨年に続きシリウスSを制しての参戦となるハギノアレグリアス(牡7歳、栗東・四位洋文厩舎)が登録しているが、史上初の7歳馬によるチャンピオンズC制覇を遂げることができるだろうか。なお、ハギノアレグリアスにはJRA・GⅠ初制覇がかかる岩田望来騎手が騎乗予定となっている。

★昨年の3着馬ドゥラエレーデ 芝&ダート双方でGⅠ制覇なるか

昨年のチャンピオンズC3着馬ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学廐舎)は、2022年ホープフルS以来の勝利を目指す。芝GⅠ勝ち馬がチャンピオンズCを勝てば、01年クロフネ、02年イーグルカフェ(いずれも当時の名称は「ジャパンCダート」)に続く3頭目となるが、ドゥラエレーデはダートでもビッグタイトルを手にすることができるだろうか。なお、ドゥラエレーデは父ドゥラメンテ、母マルケッサという血統で、チャンピオンズCを勝てばドゥラメンテ産駒初のJRAダート重賞制覇となる。

安田記念4着以来半年ぶりの出走 フェブラリーS2着のガイアフォース

ガイアフォース(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、ダート戦初挑戦となった今年のフェブラリーSで2着に好走したが、次走は再び芝のレースに戻り安田記念で4着に入った。ガイアフォース安田記念以来半年ぶり(中181日)の出走となるが、2度目のダート戦となるチャンピオンズCで勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはJRA・GⅠ初制覇がかかる長岡禎仁騎手が騎乗予定となっている。なお、前走が芝のレースだった馬、ダート戦未勝利の馬がチャンピオンズCを勝てば、いずれも02年イーグルカフェ以来22年ぶり2頭目となる。また、ガイアフォースの毛色は芦毛だが、芦毛馬がチャンピオンズCを勝てば01年クロフネ以来23年ぶり2頭目となる(※チャンピオンズCは13年までは「ジャパンCダート」の名称)。

★2戦2勝の横山武史騎手とのコンビで参戦 3年連続の出走となるクラウンプライド

クラウンプライド(牡5歳、栗東・新谷功一厩舎)は2022年(2着)、23年(11着)に続く3年連続のチャンピオンズC出走となる。同馬は2走前のマーキュリーCで初めて横山武史騎手が騎乗して勝利を挙げると、続くコリアCでも横山武史騎手が騎乗して、2着ウィルソンテソーロに5馬身差をつける圧勝で同レース連覇を遂げた。クラウンプライドには、今回も横山武史騎手が騎乗予定だが、3度目の挑戦でチャンピオンズC初勝利を挙げることができるだろうか。Vなら、同馬を管理する新谷功一調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

横山武史騎手のレース当日の年齢は「25歳11カ月10日」で、クラウンプライドが勝てば、昨年のチャンピオンズCを制した坂井瑠星騎手の同レース最年少優勝記録(26歳6力月3日)を更新する。また、横山武史騎手は11月24日現在、今年のJRA競走で94勝を挙げており、4年連続4回目のJRA年間100勝が迫っている。

★大井からミックファイアが参戦 地方馬初の制覇なるか

今年のチャンピオンズCには、地方・大井所属のミックファイア(牡4歳、渡辺和雄厩舎)が出走予定。同馬は昨年のジャパンダートダービー勝ち馬で、JRAでの出走は今年のフェブラリーS(7着)以来2回目となる。チャンピオンズCでの地方馬の最高成績は2002年トーホウエンペラー(岩手)の6着だが、ミックファイアは地方馬初の勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはC・ルメール騎手が騎乗予定となっている。なお、地方馬がJRA・GⅠを勝てば、1999年のフェブラリーSを制したメイセイオペラ以来2頭目となる。

ミックファイアは父シニスターミニスター、母マリアージュという血統。11月24日現在、シニスターミニスター産駒はJRA通算500勝中491勝がダート戦で、21年のチャンピオンズCでは同産駒のテーオーケインズが勝利を挙げている。

★中京・ダート1800メートル戦で現役最多勝の松山弘平騎手 セラフィックコールにはC・デムーロ騎手が騎乗予定

中京・ダート1800メートル戦における現役騎手の成績を見ると、松山弘平騎手が騎乗回数(402回)、勝利数(44勝)ともにトップとなっており、2021年にはテーオーケインズに騎乗してチャンピオンズCを制している。松山騎手は今年のチャンピオンズCではミトノオー(牡4歳、美浦・牧光二厩舎)に騎乗予定となっている。ミトノオーと松山騎手のコンビは、5月に平安Sを制したものの、その後はエルムS5着、みやこS14着に敗れているが、大一番で巻き返すことができるだろうか。

また、帝王賞8着以来の出走となるセラフィックコール(牡4歳、栗東・寺島良厩舎)は、C・デムーロ騎手との新コンビで挑む予定となっている。同騎手は11月24日現在JRA重賞14勝を挙げているが、すべて芝のレースでのもので、JRAダート重賞では14年フェブラリーSでの3着が最高成績だ。さて、同騎手はJRAダート重賞初勝利をGⅠで挙げることができるだろうか。なお、ミトノオーを管理する牧光二調教師、セラフィックコールを管理する寺島良調教師ともにチャンピオンズCを勝てば、JRA・GⅠ初制覇となる。

[もっと見る]

【富士S2024】血統アナリシス 「父または母の父が欧州重賞勝ち馬」が血統構成のトレンド 2024年10月18日(金) 12:00


富士Sといえば「母エリモピクシー」を語らずにはいられないが、2012年に2番仔クラレントが勝利するほか、2014年3着レッドアリオン、2018年3着レッドアヴァンセ、2019年3着レッドオルガと弟妹も馬券に絡む活躍をみせた。そのエリモピクシーは欧州を代表するダンシングブレーヴの直仔であり、後述のとおり欧州G1で名を馳せた血筋には相応の評価が必要となる。

種牡馬として最多4勝のディープインパクトも、2013年1着ダノンシャークは近親にMontjeu(1999年凱旋門賞-仏G1など)、2014年1着ステファノスは近親にPoet's Voice(2010年クイーンエリザベス2世S-英G1など)、2020年1着ヴァンドギャルドは近親にLove(2020年オークス-英G1など)と、好走した産駒の多くが「欧州G1ウィナーの近親」という血統背景の持ち主だった。また、近年は2019年1着ノームコア(父ハービンジャー)、2020年1着ヴァンドギャルド(母の父Motivator)、2021年1着ソングライン(父キズナ)、2022年1着セリフォス(母の父Le Havre)、2023年1着ナミュール(父ハービンジャー)など、「父または母の父が欧州重賞勝ち馬」となる馬の健闘ぶりが目立つ。

セリフォスは、父ダイワメジャー×母シーフロント(母の父Le Havre)。一昨年の勝ち馬なので適性については証明済みといえるが、東京のマイル戦では23年安田記念で2着、今年も同G1で5着に好走するなど一線級の力を示し続けている。近年の傾向にならえば、母の父が09年ジョッケクルブ賞(仏ダービー)-仏G1の勝ち馬であることも評価しやすく、直近2年でダイワメジャーの血を引く馬が連勝している流れからも軽視はできない。

パラレルヴィジョンは、父キズナ×母アールブリュット(母の父マクフィ)。父キズナ、母の父マクフィ、2代母の父Silver Hawk、3代母の父Sadler's Wellsと欧州色の強い血統構成で、マイル適性の高さは母の血統構成に起因するものだろう。また、母の父を介してダンシングブレーヴの血を引くことも興味深く、ディープインパクトの母の父Alzaoを刺激するかたちにも好感を抱ける。パワーマイラーなので週末の雨予報も追い風となりそうだ。

ジュンブロッサムは、父ワールドエース×母エンプレスティアラ(母の父クロフネ)。父はドイツをルーツとする母系のディープインパクト直仔で、現役時には14年マイラーズカップでレコード勝ちした実績を持つ。一方、「母の父クロフネ」は14年ステファノス、19年ノームコアと出走した2頭が揃って勝利しており、前者においては同じディープインパクト直系であるととともに、本馬の従兄、母同士が全姉妹の間柄であることも特筆に値する。


【血統予想からの注目馬】
セリフォス ⑮パラレルヴィジョン ⑯ジュンブロッサム


[もっと見る]

⇒もっと見る

クロフネの関連コラム

閲覧 1,849ビュー コメント 0 ナイス 2

 今回と次回は、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月5日(土)、6月6日(日)、6月12日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2021年06月05日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】クラウンドマジック(U指数75.7)
牡 父エピファネイア/母クラウンドジャック 加用正厩舎
→母のクラウンドジャックは現役時代にJRAで1勝。2歳時の6月中旬にデビューし、7月上旬の未勝利で勝ち上がりを果たしました。ちなみに、母の母ゴールデンジャックは1994年オークスの2着馬。デアリングタクトエフフォーリアと2世代連続でクラシックホースが出ているエピファネイアの産駒ですし、今後はグッと注目度が上がりそうです。

■2021年06月05日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】コマンドライン(U指数77.5)
牡 父ディープインパクト/母コンドコマンド 国枝栄厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は14000万円。母は現役時代にスピナウェイステークス(米G1)などを制しています。第3回でも触れた通り、POGシーズン開幕直前の人気は最上位クラス。改めて長々と解説するまでもないでしょう。評判に違わぬ勝ちっぷりでしたから、復帰戦が楽しみで仕方ありません。

■2021年06月06日 中京05R 芝1400m
【優勝馬】ブレスレスリー(U指数76.6)
牝 父アメリカンペイトリオット/母ハッシュ 藤岡健一厩舎
→母のハッシュは現役時代にJRAで4勝。2歳時の7月下旬に早々と勝ち上がりましたが、5歳時の4月に2連勝を果たすなど、長期間に渡って活躍しました。アメリカンペイトリオットは新種牡馬で、現役時代にメイカーズ46マイルステークス(米G1)などを制している馬。同じWar Front系の種牡馬からはデュードヴァンらが出ており、ダート路線でも面白そうなタイプです。

■2021年06月06日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】クレイドル(U指数75.5)
牝 父クロフネ/母オーマイベイビー 黒岩陽一厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は2000万円。半兄ステラヴェローチェは2020年の朝日杯フューチュリティステークスで2着に、2021年の皐月賞日本ダービーで3着に健闘しています。さらに、同じクロフネ産駒の牝馬であるソダシは、無敗のまま2020年の阪神ジュベナイルフィリーズと2021年の桜花賞を勝利。牝馬クラシック戦線をリードしていくような存在になるかもしれません。

■2021年06月06日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】ビーオンザマーチ(U指数76.7)
牝 父モーリス/母ヴィクトリーマーチ 林徹厩舎
→社台グループオーナーズの所属馬で、募集価格は1500万円。母のヴィクトリーマーチは2010年のエルフィンステークスで2着に食い込みました。兄姉にJRAの特別を勝った馬はいませんが、母の産駒で2歳時に勝ち上がったのはこの馬が初めて。第1回にもある通り、モーリス産駒はPOG期間中の勝ち馬率や1頭あたり賞金が優秀なので、今後も期待できるんじゃないでしょうか。

■2021年06月12日 札幌05R 芝1000m
【優勝馬】カイカノキセキ(U指数80.6)
牝 父キンシャサノキセキ/母カイカヨソウ 池添学厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は2000万円。母のカイカヨソウは2012年の東京2歳優駿牝馬、2013年の東京プリンセス賞などを制した南関東の名牝です。早い時期の重賞やダート路線など、さまざまな舞台でポイントを稼いでくれそうですし、人気次第では絶好の狙い目かもしれません。

■2021年06月12日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】セリフォス(U指数79.2)
牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎
→G1レーシングの所属馬で、募集価格は4000万円。母のシーフロントは現役時代にフランスのリステッド競走を勝っている馬で、現3歳の半兄フォルテデイマルミも既に勝ち上がりを果たしました。第1回で指摘しましたが、中内田充正厩舎はPOG期間中の勝ち馬率や1頭あたり賞金が非常に優秀。予想以上に注目度が高まったこともあり、私自身はプライベートのPOGで獲得に失敗してしまったものの、無事にレースを使えれば相応の賞金を稼いでくれるタイプだと思います。

■2021年06月12日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】ハイアムズビーチ(U指数78.8)
牝 父ドレフォン/母ユキチャン 萩原清厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は2500万円。母のユキチャンは、2008年の関東オークスで白毛の馬としては史上初のダートグレード競走制覇を果たしたことでも有名です。デビューした兄姉4頭のうち3頭がJRAで勝ち上がっているように、見た目の華やかさだけでなく堅実さも兼ね備えた血統。新種牡馬ドレフォンの将来性を見極めるうえでも、引き続き注目しておきましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


登録済みの方はこちらからログイン

2020年12月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】朝日杯FS展望/人気以上に走れそうな伏兵候補
閲覧 2,456ビュー コメント 0 ナイス 3



阪神ジュベナイルフィリーズは1番人気の支持を集めたソダシが勝利。直線一旦はサトノレイナスに詰め寄られるシーンもあったが、最後は接戦を制し、白毛馬による世界初のG1制覇となった。

ソダシの父はクロフネクロフネは牝馬の活躍が多い、いわゆるフィリーサイヤーで、国内での獲得賞金上位5頭のうち4頭までが牝馬。唯一の牡馬は障害戦で活躍したアップトゥデイト

アエロリットカレンチャンホエールキャプチャのように、産駒の多くはしぶとい成長力を見せてくれるので、ソダシには今後長きにわたる活躍で日本の競馬シーンを盛り上げてほしい。今後はクラシック路線ということになるだろうが、当面の課題は距離だろうか。タイプ的にはやはり桜花賞の方が良いだろうが、同世代戦ならギリギリオークスまではこなせるかもしれない。

2着サトノレイナスもあわやの競馬で力を見せた。こちらは走りが少し硬いので故障が心配だが、順調に行ってほしい。

3着ユーバーレーベンはいかにも距離が延びて良さそうなタイプのゴールドシップ産駒、4着メイケイエールは能力だけならトップクラスだがやはり折り合いがカギ。マイルはギリギリ、先々はスプリント~1400mが主戦場になりそうだ。

朝日杯フューチュリティステークスの注目馬

さて、今週末は朝日杯フューチュリティS。無敗馬3頭が注目を集めた先週と比べると今週は混戦模様。マイル重賞を勝って臨むレッドベルオーブステラヴェローチェあたりに人気が集まりそうだが、伏兵勢の出番もありそうだ。

その中で、字面に現れない強さを感じるのがホウオウアマゾン。デビュー以来4戦2勝2着2回とこの時期の2歳馬としては秀でた成績ではないが、内容には見どころがある。人気は前走競り負かされたレッドベルオーブの方が上だろうが、総合的な実戦での安定感、追っての良さ、伸びシロという点では本馬も負けていない。近走は少頭数の競馬が続いているが、多頭数でも相手なりに走れるタフさも感じるし、穴ならこの馬ではないか。

上位人気勢ならルメール騎手が騎乗するモントライゼに注目したい。前走は外が断然有利な馬場の中、唯一先行して早め先頭から粘り込んだ価値ある勝利。さらに距離延長となるが、前走の内容ならマイルまでは問題はなさそうだ。

現在の阪神芝外回りはフラットで紛れは少なく、各馬の潜在能力を見抜ければ的中が見えて来る。必ずしも人気=実力とはならないのがこの時期の2歳戦の面白いところで、上記2頭の走りに注目したい。

なお、最終的な本命馬は馬場状態や人気を考慮した上で結論を出します。ブログにて無料で見られるので、気になる方はそちらをご確認ください。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2020年12月13日() 08:15 覆面ドクター・英
阪神JF・2020
閲覧 1,813ビュー コメント 0 ナイス 5

チャンピオンズCは、断然人気のクリソベリルが太くて(馬体重発表を受けて、年末に向けてお釣り残しかとも当初思ったのですが、状態が良くなかったようです)大凡走したため、1着クリソベリル、2着チュウワウィザード、3着手広くという作戦は不発の結果に。

WIN5も絞り過ぎたので3つまででしたが、2レース目ナルハヤ、3レース目アストラエンブレムは狙っていた馬たちで、チャンピオンズCのチュウワウィザードも2番手評価だっただけに...。いつも通りの額を投じていたら、獲るのが可能だった2800万馬券でした。まあこれも競馬。


<全頭診断>
ソダシ:母母がシラユキヒメの白毛馬であり、父は最近すっかり地味になってしまったクロフネで、母父キングカメハメハという、オーナーの金子さんの趣味ともいえる配合。正直、初戦を見た時はダート向きなのかと思われたが、2戦目の札幌2歳Sも勝ってしまい、アルテミスS(本命◎)も勝って3連勝とここまで負けなし。鞍上の吉田隼騎手が、(前走でも)「瞬発力勝負にしたくなかった」とコメントしているように、そこに弱点あるのかもしれないが、分かっているだけに早めのロングスパートなど対策を練ってくるのではないか。母系の白毛馬軍団は最近すごいことになっており、昔の芦毛ブームじゃないが、白毛ブームが来ている感すら漂わせる。

サトノレイナス:昨年の弥生賞馬サトノフラッグの下という良血馬で、今回当初二強みたいに言われていたりもしていたが、正直現段階ではソダシよりだいぶ力が落ちると思っている。テンハッピーローズを物差しとして、サフラン賞でサトノレイナスと0.2秒差、アルテミスSでソダシと0.4秒差。これを、それほど差がないと結論付けるのは少々乱暴で、サフラン賞でのテンハッピーローズは出遅れてのもの。よって、タイム差以上にソダシとの差は現段階ではあるとみている。サトノレイナスは初戦も2戦目も出遅れており、それで勝ち切ったのはすごいが、多頭数のG1で出遅れ癖は致命的。良血だけに上昇度はすごいのかもしれないが、(先週、カフェファラオが人気先行ということに触れたが)まだ人気先行では。

メイケイエール:母母母がシラユキヒメで、母母父がクロフネだけに1番人気ソダシにハービンジャーやミッキーアイルディープインパクト×デインヒル系)を重ねたような配合。スタミナ寄りの白毛馬血統だけに、血統的にはこの距離もプラスだろうし、種牡馬としてのミッキーアイルも思った以上にスピード能力を伝え、繁殖牝馬レベルがそう高くない中で好結果を出してきている。前走も掛かり通しでも勝ち切ったように、能力は高い。あとは、もう少し落ち着いて走れかどうかだろう。

インフィナイトブラックスピネルやモーヴサファイヤの下で、新馬勝ちの後にサウジアラビアRCで2着と好走。ただ、3馬身差の完敗だったように、モーリス産駒だけに晩成傾向で良くなるのはもう少し先なのではないだろうか。

オパールムーン:新馬勝ちの後のファンタジーSでも2着と好走。兄5勝、姉3勝と優秀な母(ブライアンズタイム、リアルシャダイ、ノーザンテースト)と、オールドファンにはたまらない血統背景でもあり、やれて良い。

ジェラルディーナモーリス×ジェンティルドンナという良血馬だが、3戦目の未勝利戦でのハナ差勝ち上がりだったように、まだまだ人気先行な感あり。妙味なし。

ヨカヨカ:九州産馬だけに弱い相手に3連勝を達成したが、前走のファンタジーSで5着とまさに馬脚を現した感じ。マイル実績もなく、消して妙味のタイプでは。

ポールネイロン:POGで指名した馬だけあり頑張って欲しい馬。操縦性に心配な面を覗かせる2連勝ではあるが、能力は高そうで、激走があってもおかしくない。

ルクシオン:前走は福島2歳Sで豪快に追い込み勝ちを見せたが、正直オープンというにはかなりレベルが低く、要らないのでは。

ユーバーレーベン:新馬勝ち後の札幌2歳Sで2着と、ゴールドシップ産駒の得意な条件で頑張った。その後、アルテミスSで4番人気9着と今ひとつで、ここでの激走は難しいのではないだろうか。

シゲルピンクルビーモーリス産駒でシゲルピンクダイヤの下だが、新馬勝ちでいきなりここというのは厳しい。

リンゴアメ:新馬、函館2歳Sと連勝したが、秋になって京王杯2歳Sで4番人気12着とがっかりな結果。そもそも、10番人気で勝ってしまった函館2歳Sは巧くいきすぎたのでは。

エイシンヒテン:デビュー3戦までは今ひとつだったが、その後の2戦は父エイシンヒカリ同様に逃げての連勝と、やはり逃げてこその馬。思ったより人気はないようだが、穴で楽しみな一頭。

サルビア:新馬勝ち直後に1勝クラスでも5馬身をつけての連勝。3戦目のファンタジーSでは10着惨敗に終わったが、2戦目が強かったようにここでも楽しみ。

アオイゴールド:1800mの新馬勝ちに見るとおり、スタミナ寄りでスピードと瞬発力を問われるここ向きではない。

ウインアグライア:新馬、コスモス賞と連勝をはたすも、アルテミスSで6着。早い時期にさっさと稼ぐタイプでは。

ナムラメーテル:新馬勝ち後の1勝クラスでは10着最下位。やめた感があり、着順ほど弱くないのだろうが、激走期待は難しいか。

フラリオナ:前走はききょうSで鋭く伸びて2着にきたが、ここにきて調教の動きがさらに良化している。穴として激走を期待したい。


<まとめ>
最有力:ソダシ

ヒモに:メイケイエールサトノレイナスオパールムーンポールネイロン

穴で:エイシンヒテンフラリオナ

[もっと見る]

2019年5月21日(火) 18:15 覆面ドクター・英
日本ダービー2019
閲覧 4,534ビュー コメント 0 ナイス 18

今年もいよいよダービーの時期ですね。POGの締めともなりますね。私のPOG馬としては、ノーヴァレンダダイワメジャー×クロフネなのに意外にもダート馬として、全日本2歳優駿を獲ってくれました。種牡馬の距離適性や傾向というのは当然ありますが、数少ない例外タイプを典型的なタイプ同様に考えて、消去法に使うと、的外れになってしまうケースがあるというのも競馬の難しさであり、面白さだと思っています。キタサンブラックが母父サクラバクシンオーだから距離がもたないだったり、古くは松永幹騎手(現調教師)が乗っていたニホンピロウイナー産駒のメガスターダムがダービー4着後に、菊花賞で3着に来たり......。後から振り返ると、かなり残念な経験もあります。
オークスは本命を打ったシゲルピンクダイヤは、輸送がダメだったようで撃沈。WIN5は当たるも、4万4千円と小さくてがっかり。

今年の日本ダービーは、皐月賞の3強が明らかに強すぎて、かつ皐月賞馬のサートゥルナーリアがぶっつけで年明け初戦に選んだ皐月賞を制覇し、当初からここダービーが照準......、と誰もが「堅いだろう」と思ってしまいがちな状況。ですが、最高峰のレースだから力通りかというと、そうとも限らないと歴史は示しています(特に3着あたりには穴馬来たり)。瞬発力勝負のレースでもあり、末脚が鈍い馬は粘って3着くらいが限界のレース。


それでは恒例の全頭診断へ

1番人気想定 サートゥルナーリアシーザリオの仔で4戦4勝の負け知らず。皐月賞がもっとも負けやすい状況かと思われたが、体当たり込みで勝ってしまっただけに、あと2つは変にスローにならなければ、3冠もあるのでは。

2番人気想定 ヴェロックス:本命を打った皐月賞はぶつけられたこともあり、惜敗の2着。成長力があり、ここも楽しみではあるが瞬発力はいまひとつで、勝ち切るには早めのスパートなど必要か。

3番人気想定 ダノンキングリー:3連勝で臨んだ皐月賞は3着止まりだったが、実力をつけてきておりここも十分圏内。アドマイヤマーズをずばっと差し切った共同通信杯が示すように、瞬発力自慢だけに皐月賞より東京の長い直線で良さが出そう。

4番人気想定 ランフォザローゼス:新馬戦勝ちの後に、500万下でも京成杯でも青葉賞でも3戦連続2着と、勝ち切れないが力をつけてきた。父キングカメハメハ、母がディープインパクト×エアグルーヴという血統的には現代競馬の最高峰とも言えるのでは。頭までは無いまでも、ヒモには十分圏内では。

5番人気想定 リオンリオン:出世レースの大寒桜賞を逃げ切り勝ちの次戦に、青葉賞も逃げ切ったが、ダービーで楽逃げは不可能で、サニーブライアンのように逃げ切るのは至難の業。

6番人気想定 アドマイヤジャスタ皐月賞は序盤でもたついて8着と負けたが、まだまだ伸びしろは有り。前半にのんびり走りつつ、好位をとれればヒモにはやれて良い。

7番人気想定 ダノンチェイサー:NHKマイルCは3番人気4着。ディープインパクト×ロックオブジブラルタルだが、母母父レインボウクエストで言われているほどマイル向きでなく、距離は融通が利きそうとみる。ただ、瞬発力不足で現代ダービー向きではない。

8番人気想定 メイショウテンゲンディープインパクト産駒だが母メイショウベルーガが強く出ているか。弥生賞は、道悪も良かったのか8番人気での勝利を果たしており、ここも道悪要員か。

9番人気想定 シュヴァルツリーゼ:11月の新馬勝ちから、休み明けで弥生賞を選択していきなり2着した。皐月賞では不利もあり12着と大敗したが、サンデーレーシングでものんびり育成気味の白老F生産だけに、今回大駆けがあっても良い。

10番人気以下想定
ニシノデイジー:母母がセイウンスカイ×ニシノフラワーという先代を含め西山家の思いが詰まった血統だが、皐月賞では17着と惨敗しており、頭打ち感もあり。昨秋までのような活躍は期待薄。

レッドジェニアル京都新聞杯を11番人気で勝ってきたし、まだ5戦しか使っていない社台F生産馬でここくらいから伸びてくるのかもしれない。ただ瞬発力はイマイチでもあり、夏のローカル重賞あたりが活躍の場か。

クラージュゲリエ:2歳時は新馬勝ち、札幌2歳S3着、ラジオNIKKEI杯京都2歳S勝ちと、ダービー候補の一角にいたのだが、成長力がいまいちなのか、年明け以降は共同通信杯3着、皐月賞5着と頂点から遠ざかりつつあるように見える。ただまだ頭打ちではなく、ローテにもゆとりがある状況で、上位に来ても全然おかしくない。人気を落とす今回は狙って面白い一頭か。

ザダル:1週順延となったプリンシパルSを5番人気ながら差し切って勝ったが、脚元の疲れということで出走回避。

ロジャーバローズ:5戦2勝2着2回とそれなりに堅実にステップアップしてきたディープインパクト産駒だが、瞬発力が無いことから前走京都新聞杯も逃げて2着粘り込みという内容だった。ダービーは、ちょっとそれでは厳しい。

サトノルークスディープインパクト×リッスンという世代有数の良血馬と言えるのだろうが、新馬戦を2着に取りこぼす。その後は、未勝利、500万下、すみれSと派手に3連勝してきたが、皐月賞では14着と惨敗。もう少しやれる力はあるのだろうが、馬券には要らないか。

タガノディアマンテきさらぎ賞2着、スプリングS4着、皐月賞6着、京都新聞杯では1番人気を裏切ったものの5着と、それなりに頑張っているのだが、頂点からは次第に遠ざかっている印象。

ヴィント:4月末に連闘で未勝利と500万下を連勝してきたが、連闘明けで大一番というのはいかにも厳しい。

エメラルファイト:10番人気でスプリングSを制した馬。6戦3勝で力を少しずつつけてきているのだが、あまりダービー向きというタイプではなく、ローカル中距離重賞向きでは。

ナイママ:マル地で、数少ないダノンバラード産駒で、昨夏の札幌ではコスモス賞勝ち、+札幌2歳S2着と好成績。ただ以降は上位陣とは離されつつある印象。前走は京都新聞杯では10番人気4着と気を吐いたが、東京の瞬発力比べは向かない。

マイネルサーパス:アイルハヴアナザー産駒にしては珍しい芝馬で、昨秋に未勝利、500万下を連勝した。ただ、朝日杯FSでは10着、プリンシパルSは9着と、一線級とは瞬発力の差があり厳しい。

ヒーリングマインド:ゴドルフィン軍団のマル外、タニノギムレット産駒で3月に未勝利、500万下と連勝。ただ、次戦に選んだ前走京都新聞杯が7着と壁に当たり、ここで通用の力はまだ無さそう。

ディスモーメントディープインパクト産駒で母がクロフネ×トニービンという結構高そうな配合なのだが、瞬発力が無く、物見したり外に張ったりとまじめに走らない。4月末に逃げてようやく未勝利勝ち止まりでは、ここでは要らなそう。秋にはもう少し良くなってくるのかもしれないが。

カフジジュピターディープインパクト産駒で母がアンブライドルズソング×ストームキャットという、いかにも活躍しそうな血統なのだが、昨年11月の2000m新馬戦で勝ったきり、伸び悩みで2勝目すら上げられていない現状。出走も、好走も期待できず。

ヒルノダカール:5/11にようやく500万下を勝ったばかりの晩成傾向で、ようやく強くなってきた感のあるヴィクトワールピサ×メジロマックイーンという配合の馬。有力馬が回避する傾向にある菊花賞など、秋には楽しみな存在になっているかも。

トーラスジェミニ:キングズベスト産駒らしく瞬発力が無いのを、逃げてカバーしてきたが、そういう次元の相手でない。


<まとめ>
有力:皐月賞上位3頭のサートゥルナーリアヴェロックスダノンキングリー

ヒモで:ランフォザローゼスアドマイヤジャスタシュヴァルツリーゼクラージュゲリエ

[もっと見る]

2018年12月5日(水) 12:30 覆面ドクター・英
阪神JF2018
閲覧 1,651ビュー コメント 0 ナイス 9

チャンピオンズCは、本当は本命を打つつもりだったゴールドドリームが取り消し。結果、本命にすることになった3歳馬ルヴァンスレーヴが、あっさり勝利してしまいましたね。先々週のJCといい、育成技術が上がったりということもあり、3歳馬でももう完成に近いところまで来ているんでしょうね。データから3歳不利などと決めつけてしまうと良くないのかもしれませんね。時代の流れに乗れないと馬券は勝てませんからね。また○○○○×とWIN4止まりで悔しい思いをした先週ですが、今週こそ仕留められるようまずはG1阪神JFの考察をまとめていきたいと思います。

では、恒例の全頭診断を。

1番人気想定 ダノンファンタジー:新馬戦で負けたグランアレグリアは次週の朝日杯FSに向かってくれたので、ここでは当然主役となる。ファンタジーSも今回のマイルを意識した乗り方をした――とは川田騎手のレース後コメント。1億円近くしたディープインパクト産駒の本格派で、今年もダノン軍団はいい馬を選んだなという印象の馬。

2番人気想定 シェーングランツソウルスターリングの下で父がディープインパクトという良血馬。札幌で未勝利戦を2馬身差をつけて圧勝した際に騎乗していたルメール騎手が2000~2400mまでいけると発言していたたように本質的にはオークス向きなのかもしれないが、マイルでも前走6番人気とあまり評価されていない中でのV。レースでは、序盤もたつきつつも直線で外に出すと豪快に伸びた。マイルは少し忙しいのかもしれないが、能力でやれるのでは。

3番人気想定 ビーチサンバフサイチリシャールの全妹。母フサイチエアデールにはやはりクロフネやフレンチデピュティが合うのだろう。この馬も新馬戦勝ち後に臨んだアルテミスSで、前記シェーングランツの豪脚に屈しはしたものの2戦目としては十分すぎる走りでの2着。3戦目ということで更に上積みありそうな点も強み。

4番人気想定 クロノジェネシス:バゴ×クロフネという一見地味めな血統だが、ノーザンF生産でサンデーレーシング所有という馬。新馬、オープンと2戦2勝の戦績で、前走のアイビーSはスローから上がり32.5秒の末脚を繰り出しての2馬身差快勝。産駒は多くはないが、底力を秘めたバゴ産駒だけに、大一番での大仕事もあり得るのでは。

5番人気想定 レッドアネモス:新馬と500万下を連勝し2戦2勝。前走は中山マイルを逃げてしぶとく押し切ってのVで、ヴィクトワールピサ産駒でもあり瞬発力勝負となる阪神マイル向きではないのではという印象。

6番人気想定 タニノミッションウオッカの仔で、父がインヴィンシブルスピリットにかわり半兄たちのようにズブい感じは無い。ただ、前走で直線でヨレていたようにまだ幼いレースぶりで、それでいて血統から人気になりそう。消して妙味では。

7番人気想定 メイショウショウブ:デイリー杯2歳Sは、現在3連勝中の牡馬の大物アドマイヤマーズを相手に叩き合いで差し返され2着。勝ち上がりはダートで6番人気と評価されていない中での勝利だったが、ここも楽しみな存在。人気にもあまりならないようでヒモにぴったり。

8番人気想定 ジョディーダイワメジャー×Monsunという血統構成で、逃げて2勝をあげている。東京での2勝が示す通り、上り自体は速く、阪神マイルでも走れる。人気はなさそうで楽しみな一頭。

9番人気想定 グレイシア:2連勝で臨んだ前走アルテミスSは1番人気で11着と惨敗した。2連勝は荒削りな感じはしたものの好内容で、今回巻き返しがあっても良い。

10番人気以下想定
エールヴォアヴィクトワールピサ産駒で前走アルテミスSで3着。とはいえ上位2頭とはちょっと差のある感じで、速い上りを要求される阪神マイルはあまり向いていないのでは。

ウインゼノビア:夏の札幌でオープンのクローバー賞を3馬身差で勝ったが、アルテミスSは4番人気4着に終わった。成長力もいまひとつで、一線級とはちょっと差がある印象。

トロシュナ:1戦1勝でここに出てこれるかは微妙だが、新潟マイルの新馬戦を3馬身差であっさり勝ってきたように軽視禁物の存在。出走が叶えばヒモにはありか。

ラブミーファイン:夏の函館で新馬を勝ち、函館2歳Sで2着したコパさんの馬だが、その後の成長力いまひとつのようで、買い要素は見当たらず。

ベルスール:全姉にオープンの短距離路線で頑張っているベルルミエールがいる血統で、この馬も能力は高そう。新馬勝ち直後のファンタジーSで2着と能力を示した。人気がないならヒモには是非入れたい一頭。

プールヴィル:未勝利、500万下と連勝してきた社台Fのマル外で、昔だったらもっと人気になっただろうというタイプ。ヒモならありでは。

ローゼンクリーガー:前走の秋明菊賞(500万下)はCデムーロ騎手の腕でクビ差勝ち切ったが、G1で通用するほどのインパクトはなかったというのが正直なところ。

アフランシール:7/15にいち早く新馬戦を勝ちあがったが、その後はイマイチでここでは厳しそう。

メイショウケイメイ:新馬、500万下と2戦2勝なのだがともに1200m戦だったように、ここでは厳しそう。

スタークォーツ:未勝利勝ちはダートだったが、前走で東京芝1400mを勝ち、様々な条件でやれそう。ただ、ここではまだ厳しいか。

レディードリー:4戦目でやっと勝ち上がり、前走の500万下でやっと掲示板に載る程度ではさすがに苦しく、ここでは要らなそう。

サヴォワールエメ:1戦1勝の新馬勝ちのみで特に光るものはなく、いきなりここで通用という感じはしない。

コルデトゥリーニ:2戦目で未勝利戦を勝ち上がったが、いきなりここは厳しい。

エイシンゾーン:新馬勝ち後に中京2歳Sで2着した実績こそあるものの、前走の白菊賞(500万下)でも5着と成長力がいまひとつなようで、ここは厳しそう。


<まとめ>
有力:ダノンファンタジーシェーングランツビーチサンバクロノジェネシス

ヒモに:メイショウショウブジョディーグレイシア

穴で:トロシュナベルスールプールヴィル

人気で消し:レッドアネモスタニノミッション

[もっと見る]

2017年10月11日(水) 17:30 覆面ドクター・英
秋華賞・2017
閲覧 4,072ビュー コメント 0 ナイス 10

安いWIN5を当てた後に5連続WIN4で、いよいよかと期待した3日間開催の月曜日はまさかのWIN1という今年3月以来2回目の惨事。南部杯でも、5番人気のキングズガード本命で3着、G1スプリンターズSコラムで、「根岸S惨敗も太目明らかでダートに戻ったら狙いたい」としていたノボバカラが7番人気2着と狙い目は悪くなかったのですが、コパノリッキーは厩舎がよく仕上げ甘かったりがあり、人気だけに本命を打てなくて失敗しました。素直に1番人気から行ったら12万馬券だったのに欲かきすぎました(笑)

さて、今週は秋華賞。恒例の全頭診断へ参りたいと思います。

アエロリット:前走クイーンSでは左回りでなくてもやれることを示し、大逃げから一旦引きつけての再度突き放しで見ていて楽しいレース。クロフネ産駒の大物牝馬は成長力が魅力。横山典騎手に敢えて絡んでいく騎手は居ないと思われ、どういうペースになるかも含め横山典騎手次第のレース。当然最有力。

リスグラシュー:イレ込みやオークスでは掛かったりと、気性的にも難しいところがあり、末脚は鋭いが不器用で秋華賞では後方からになると厳しいものがありそう。常に人気になるだけに、評価を下げるのが今回は妥当ではとみている(もちろん実力的に上位に来ておかしくないが)。

ディアドラ:今回が14戦目とキャリア豊富。春までは惜敗が多かったが、ハービンジャーらしい緩さが抜けてきたのか、きっちり勝ち切れるようになってきた。母母ソニンクで、手堅く皆きちんと出世していく一族。まだ上がり目あり、使ってきた数だけをみて切るのは早計か。

ファンディーナ:潜在能力断然だが体調整わず、秋始動戦は敗退。ここも使わず休ませてほしいところ。立て直せればこれまでの名牝たちと並ぶ馬になれる力あるのだが......。馬券的には臨戦過程も悪く、そう人気も落ちないだろうから消す予定。

ラビットラン:父が米No.1種牡馬のタピットだけにダート向きとみられていたが、この2走は芝で強烈な末脚をみせて連勝。今年のメンバーなら大一番でも再度の豪脚を見せての差し切りがあってもおかしくない。社台Fの繁殖牝馬としての活躍を期待しての導入なのだろうが、競走馬としても実力爆発。意外に人気にならなそうで、実績あるローズS勝ち馬でもあり本命を打とうかと考え中。

モズカッチャンローズSは太かったからか入れ込んだからか2番人気7着と冴えず。絞れたら走るのかもしれないが、春の上昇は止まった感じもあり、デムーロ騎手への乗り替わりで流れを失った感じといい、もう人気だけに妙味無いか。

ミリッサシンハライトの下という良血だけあり、夏に上昇して7戦目でのG1挑戦となった。ただ身体小さく姉よりスケールは落ちるか。大一番で良血の底力を見せるかもしれないが。

カワキタエンカディープインパクト産駒にしては母産駒未勝利勝ちのみ、非社台系と地味さがあるが、逃げてローズSでも2着に激走。ただあれは横山典騎手の楽逃げによるもので、今回は同型強力(しかも敵が横山典騎手に)で厳しい。常に前残りというのはあるが、今回はあまり期待できない。

カリビアンゴールド:ダーレー軍団の良質牝馬にステイゴールドの配合で2着積み重ねつつ、ここまで辿り着いた。ただ、小島太厩舎&田中勝騎手をここで敢えて買う必要も無さそう。

レーヌミノル桜花賞で激走の後にオークスローズSと惨敗ですっかり人気落としているが、調教は動いており、内回りだと距離のごまかしが利いて、再度上位も能力的にありえる。穴でヒモに入れたい。

リカビトス:無傷の3連勝中だが体質が弱く、順調に使えない。能力的には6月の3勝目段階くらいやれればここも通用で、(強くは追い切らないだろうが)調教の動きを見て良さそうならヒモには入れたい。

ポールヴァンドルカリビアンゴールドと2戦続けて接戦で、雄大な馬格といい今後も牝馬重賞路線で活躍していくタイプだと思うが掲示板の下の方か。

メイショウオワラ:好走と凡走が一戦毎にみえるがオープンでは負けているという実力通りの結果でここも良くて善戦か。更に上積みあればやれても良いが。

ヴゼットジョリー:新馬、新潟2歳Sと連勝後に4戦負けているが指数自体は順調に上げてきており通用してもおかしくないレベルまでは来ている。

ブラックスビーチ:社台の馬でディープインパクト×キングマンボと配合的には優れているのだが、力が落ちる感じあり。

タガノヴェローナクロフネ×キングカメハメハで芝でやれてもおかしくないが初芝は不利。

シーズララバイ:3月のフラワーCで2着と言ってもファンディーナからは5馬身差があり、その後の凡走からしても狙いにくい。

サロニカ:エルフィンSを勝って桜花賞に臨む予定も取り消し。良くなるのはもう少し先では。

ブラックオニキス札幌2歳Sの後は着外続きも前走紫苑Sでは13番人気4着と実力以上に頑張った。が、ここでは期待できない。

ハローユニコーン:忘れな草賞勝ちで能力秘めているのだろうが、膝関節炎前後の惨敗2戦からすると狙えない。

テーオービクトリー:500万下は勝てたが1000万下は4着と物足りない。

アロンザモナ:1月に紅梅S勝ちと一応オープンでは勝っているが、ローズSで15着だったように、ダートでの変わり身期待くらいか。

ブライトムーン:500万下は勝てたがローズSでは8着とまだ実力的に厳しい。

ミスパンテール:新馬勝ちの後にチューリップ賞2着と将来性を期待していたが、秋初戦のローズSで10着だったように成長いまひとつで期待薄。

マナローラ:オープンでは惨敗続きで特に期待できる要素無し。

<まとめ>
本命候補 アエロリットラビットラン

ヒモ候補 ディアドラミリッサレーヌミノルリカビトスヴゼットジョリー

[もっと見る]

⇒もっと見る

クロフネの口コミ


口コミ一覧

キャロ

 🍀マリー 2024年7月8日(月) 21:23

閲覧 102ビュー コメント 0 ナイス 5

本日は、セレクトセールの一日目が行われましたね、、。


キャロも主取防止のため?か、何頭か落札しております。
これら落札した馬が募集に掛かるのか、、?


私の愛馬であり、母優のある シシリアンブリーズの23 が落札され、一応注目しています。


ま~、、ハッキリ言って兄姉はどれも走っていませんし、期待薄ではあります。(; ̄ー ̄A
高齢域での出産でもあり、期待値も低くなります、、。

とはいえ、これまでの兄姉と比べると配合的には一定の評価はできるところもあり、たとえ競走馬としてはダメでも牝馬なのでアワブラとして見たら可能性は感じなくもないのです。
しかしながら、、一定の成績を残せないとアワブラ入りの可能性も低く、悩ましいところではあります。

落札価格は1,200万円ですから、少し上乗せして 一口3.5~4.5万円が妥当なところ、、、。
それ以上だと高く感じますねー。

これまで3頭募集されたことがあるのですが、いずれも出資したことはありません、、、。
単純に気に入らなかったことによるものです。

でも、、20のアジアエクスプレスの牡馬の時は配合に興味があったのですが、体質が弱かったのか募集されませんでした、、。
今回の シシリアンブリーズの23 はこれまでの兄姉では一番配合や、クロスの効かせ方が良いと感じています。
クロスも色々ゴチャゴチャと多重クロスではありますが、元々繁殖としての能力に疑問がある以上、むしろこれくらいやらないと一発狙えないかもしれません、、、。(-.-)y-゜゜


クロフネの半妹ということもあり、元々の素養は決して悪くなかったようにも思えますが、実はこの馬が私のキャロ入り第一号の愛馬でした、、。
記憶が定かではないところもありますが、今ほどではないとしてもやっぱり新規では欲しい馬に出資できる時代ではなかったのですが、確か本命は×で残った中では比較的良いと判断したのがシシリアンでした。
オークスにも挑戦させてもらったこともあり、それなりに思い出深い一頭ではあるんですよねー。(^-^)

23は父がマインドユアビスケッツなので、ややクロフネの配合に少しだけ類似している点もあります。
体質が弱くなく、ダートの短距離でコツコツやれると面白い一頭になりえるかもしれません、、。

 エスプレッソ 2024年6月23日() 02:29
宝塚記念
閲覧 210ビュー コメント 0 ナイス 2

今週は前半戦の締めくくり宝塚記念ですね
今年は京都開催に加え天気も予想しないといけないですね

京都の外回り2200mは牝馬のエリザベス女王杯が有りますが、牡馬が出走する重賞としては、京都記念、3歳戦の京都新聞杯が有りますが、どちらも一線級の馬が出走することが少ないレースです。

一応過去の京都記念、京都新聞杯を参考に考えてみました。
① 京都記念の好走馬は長距離をこなせる馬が多く2400mでも走れるタイプがほとんど

② 切れ味勝負より捲り気味にポジションを上げてダラダラ最後まで粘り抜くタイプ、ステイフーリッシュやダンビュライトなどスピードの少し足りないタイプの好走が多い

③ 血統的には母方にダンチヒ、ニジンスキー、ロベルト、ボールドルーラー、ブラッシンググルームを内包した馬が多く、母父クロフネにも好走例が多くみられます。


予想

◎ ④ ドウデュース
この距離なら圧倒的かと思います
レベルの高い内容でイクイノックスに勝ったダービー馬で現役最強
血統的にも母父ボールドルーラー系で好走例の多いニジンスキーも内包しています
叩き良化型ですがこのメンバーなら圧勝してもおかしくない
馬場も日本の重馬場なら、こなすと思います。


○ ⑦ プラダリア
京都記念、京都大賞典を勝っている実績があり、距離、コース共問題無しです。
血統的にも京都が得意なディープ産駒で母父はクロフネ、ブラッシンググルームも内包しています。
あとはG1で足りるか?だけです。


▲ ⑩ ローシャムパーク
父はエリ女で好走例の多いハービンジャー、母系も京都で好走するエアグルーヴの系統
捲り気味に4コーナーで先頭グループに取り付いていけるタイプで今回外目の枠もレースしやすいと思います。
力のいる馬場も函館記念圧勝の内容から問題無しです。


△ ② ジャスティンパレス
ディープ産駒で京都は向くと思いますが、重馬場まで悪化するとよくない気がします。
あと最近はスタートが遅く後方からの競馬になると差し届かずも十分あると思います。
ルメール騎手がスタートを決められるかどうかですね。


重馬場、不良馬場 ⑨ ソールオリエンス
父はキタサンブラックで父の父はディープの全弟ブラックタイドなので京都は得意なはずです。
母父は重馬場得意なモチベーター母母父はブラッシンググルームの系統と血統表だけ見ると重馬場の京都ならこの馬が一番?
皐月賞を後方から一気に差し切った様に、重馬場ならここでも通用するのでは?前々走の中山記念も稍重で上がり最速でした。


一応買うかも? ⑫ ブローザホーン
天皇賞好走組で典型的なそこそこ人気して飛ぶタイプです。
ただ今年は京都開催なのでいつものパターンには当てはまらない可能性も有ります。
血統的にも3000、3200と使って今回も好走するかはだいぶ怪しいです。
エピファネイア産駒は使って良くなるタイプではなく、使い減りするタイプだと思います。


消し ③ べラジオオペラ
前走は楽な展開でメンバー的にもそこそこのメンバーが揃ったG3程度で、タイムも1分58秒2と平凡、当日の阪神2000mの2勝クラスの勝ち時計が1分58秒7とさほど差が無いタイムでした。
血統的にもロードカナロア産駒で2000mがギリギリだと思います。
ダービーでは4着と好走しましたが、ドウデュースの勝ったダービーより3秒以上遅いタイムで最弱世代と言われる象徴的なレースだったと思います。
またカナロア産駒は速い上がりで勝ち切るタイプで今回はかなり合わない印象です。

[もっと見る]

 エスプレッソ 2024年3月30日() 23:05
大阪杯 最終予想
閲覧 342ビュー コメント 0 ナイス 3

最終予想

◎ ⑧ プラダリア

ディープ×クロフネの血統を信じて。
ノーザンファームではないのがこの馬には良かったのかもしれません、育成の早いノーザンファームだとクラシック路線で活躍させる為に今頃はピークアウトしていたのが、この時期に開花したと思い込みます。


○ ⑦ ハーパー

切れ味勝負では劣ると思いますが今回はスピードの持続力と器用さで何とかなると思います。
馬体重は478キロを下回らない事を祈ります。


▲ ③ タスティエーラ

菊も直行で2着は確保していますし、前走の有馬は最後ゴチャつかなければもう少しいい結果になっていたて思います。


△ ⑤ スタニングローズ

久々ですが実績上位で、ノーザンファームなのでしっかり仕上げての出馬だと考えれば妙味十分です。


× ① ミッキーゴージャス
ミッキークインにはだいぶお世話になったので…血統的には合わないですが一応買いです。

× ② ローシャムパーク
それほどスタートがいいわけでは無いので内に閉じ込められる気もするし、血統的にも合わないですが消極的に買います。

× ⑪ べラジオオペラ
この馬も血統的には合わない気もしますが、重馬場の超ハイペースの皐月賞で先行しての大敗以外はそこそこ堅実に走れていると思います。

穴 ④ ハヤヤッコ
母父クロフネ、金鯱賞4着、データ的には消しだと思いますが穴馬にデータは不要です。

消し ⑩ ソールオリエンス
皐月賞は強かったですが、展開が向いた事と重馬場巧者なのかもしれません。
血統的にも父のキタサンは良いと思いますが、母方がサドラー、ブラッシンググルーム、デインヒルと欧州色がかなり強くここでは買えません。
阪神の内回りは残り800m 3コーナーを周った辺りから下りが始まりペースが上がった状況で急カーブの4コーナを迎えます。コーナリングが上手くないこの馬には厳しいかと思います。

[もっと見る]

⇒もっと見る

クロフネの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
コメントはありません。

クロフネの写真

クロフネ
クロフネ

クロフネの厩舎情報 VIP

厩舎情報はありません。

クロフネの取材メモ VIP

取材メモはありません。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。