2023年4月30日()シャティン競馬場 芝1200m

チェアマンズスプリントプライズ 特集

レース結果 ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 1 6    ラッキースワイネス セ4 57.0 Z.パートン K.マン 1.2 1
2 4 4    クーリエワンダー セ5 57.0 H.ボウマン J.サイズ 48.2 5
3 2 2    ウェリントン セ6 57.0 A.バデル R.ギブソン 6.7 2
4 3 1    サイトサクセス セ6 57.0 J.マクドナルド J.サイズ 16.0 4
5 7 8    アグリ 牡4 57.0 C.デムーロ 安田隆行 6.9 3
6 5 5    デュークワイ セ7 57.0 C.チャウ P.ング 67.7 7
7 6 3    フレーミングリブ 牡4 57.0 T.マーカンド H.パーマー 79.0 8
8 8 7    マスターエイト セ5 57.0 J.モレイラ F.ロー 50.9 6

■払戻金

単勝1 120円
複勝1 100円
4 270円
2 110円
馬連1-4 1,540円
ワイド1-4 310円
1-2 120円
2-4 450円
馬単1-4 1,490円
3連複1-2-4 570円
3連単1-4-2 2,460円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

【シャティン(香港)30日=増本隆一朗】香港・シャティン競馬場でチャンピオンズデーが開催され、チェアマンズスプリントプライズ(GI、芝1200メートル)は地元のラッキースワイネス(K.マン厩舎、騸4歳)が3馬身1/4差の完勝劇を演じた。

日本でも単勝1.2倍の圧倒的支持を受けたラッキースワイネスは2番手追走から楽に抜け出し、5連勝で3度目のGⅠ制覇。騎乗したザカリー・パートン騎手は「今日はスタートを決めて、いいポジションにつけられるかが鍵だった。彼の走りは期待していたものだった」と喜んだ。予備登録をした安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)の出否について、マン調教師は「オーナーと相談してから決める」と話すにとどめた。

■ラッキースワイネス(Lucky Sweynesse)父Sweynesse、母Madonna Mia、母の父Red Clubsという血統のニュージーランド産馬。通算成績は17戦12勝。GIは2023年センテナリースプリントC、クイーンズシルバージュビリーCに次いで3勝目。

【チェアマンズスプリントプライズ】アグリ5着 安田隆師「時計が速かった」05月01日(月) 04:50

初の海外遠征だったアグリは中団から伸びきれず5着。スプリント王国の強さを痛感させられた結果となった。クリスチャン・デムーロ騎手は「香港で走るならもう少し距離があった方が良いかもしれません。でも、最後までよく頑張ってくれました」と回顧。安田隆行調教師は「この馬には時計が速かった。勝ち馬も強かったです。この経験を生かして、さらに飛躍していければ」と語った。

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【チェアマンズスプリント】ラッキースワイネス圧勝 アグリは5着04月30日() 16:09

4月30日の香港・シャティン競馬場5Rで行われた「第45回チェアマンズスプリントプライズ」(3歳以上、GI、芝・右1200メートル、定量、8頭立て、1着賞金1140万香港ドル=1億9380万円)は、ザカリー・パートン騎手とコンビを組んだラッキースワイネス(騸4歳、香港=K.M.マン厩舎)が2番手追走から楽々と抜け出して圧勝。3度目のGI制覇を果たした。タイムは1分8秒38(良)。日本から挑戦したアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎)は勝ち馬から6馬身3/4差の5着だった。

最後方追走から直線で伸びたクーリエワンダーが3馬身1/4差の2着。3着にはウェリントンが入り、地元勢が上位を独占した。

レースは外枠のマスターエイトが好スタートからハナへ。ラッキースワイネスもしっかり2番手につけて、その後ろにウェリントンが追走。アグリは5番手の外からの競馬となった。勝負どころを迎えてもラッキースワイネスの手応えは抜群。余裕を持って抜け出し、最後まで相手を寄せ付けない圧勝劇を演じた。最後方から外を回って追い込んだクーリエワンダーが2着を確保。アグリは終始外を回る形で伸び切れず、5着に終わった。

チェアマンズスプリントプライズを勝ったラッキースワイネスは、父Sweynesse、母Madonna Mia、母の父Red Clubsという血統のニュージーランド産馬。通算成績は17戦12勝。GIは2023年センテナリースプリントC、クイーンズシルバージュビリーCに次いで3勝目。

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【チェアマンズスプリントプライズ】アグリは自然体 安田助手「いい経験になれば」04月30日() 09:26

初の海外レースに臨むアグリは、シャティン競馬場の角馬場で入念にハッキング。安田景一朗調教助手は「体はできていますし、問題なく競馬に挑めると思います。相手は強いですが、今回の遠征がいい経験になれば。レースはクリスチャン・デムーロ騎手にお任せします」とうなずいた。

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【チェアマンズスプリントプライズ】アグリは引き運動 歩様の硬さもなくスムーズ04月29日() 08:49

前日に追い切ったアグリは28日、シャティン競馬場の角馬場で入念に引き運動を行った。安田景一朗調教助手は「日がたつにつれて落ち着きが出てきて、いい雰囲気です。歩様の硬さもなく、スムーズでした。相手は強いですが、追い切りではバランス良く走れていたので、馬場適性はあると思います」と期待を寄せている。

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【チェアマンズスプリントプライズ】アグリ大外枠は歓迎04月28日(金) 08:37

ダノンザキッドの僚馬でチェアマンズスプリントプライズ(GⅠ、芝1200メートル)に出走するアグリ(牡4)は27日、芝コースを単走。軽やかな脚さばきで4ハロン59秒5、ラスト2ハロン26秒1をマークした。安田助手は「もう走れる体になっていますので、疲れを残さないようにやりました。芝コースは走りやすそうでしたし、適性はあるのかなと思います」とうなずいた。枠順は⑧番枠(馬番❼)に決定。同助手は「頭数が少ないので、(大外枠は)特に気にしていません。隣の馬を見ながら競馬できるので、むしろ良かったかもしれませんね。(初の海外遠征が)いい経験になれば」と笑顔で結んだ。

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【チェアマンズスプリントプライズ】アグリは大外(8)番枠に決定 安田助手「むしろ良かった」04月27日(木) 15:25

チェアマンズスプリントプライズに出走するアグリ(栗・安田隆、牡4)は、現地時間27日の午前11時から始まった枠順抽選会で大外の(8)番枠(馬番(7))に決定した。安田助手は「頭数が少ないので、(大外枠は)特に気にしていません。隣の馬を見ながら競馬できるので、むしろ良かったかもしれませんね」と笑顔で話した。

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【チェアマンズスプリントプライズ】アグリが芝コースで追い切り04月27日(木) 14:34

高松宮記念7着のアグリ(栗・安田隆、牡4)は27日、チェアマンズスプリントプライズ(30日、シャティン、GⅠ、芝1200メートル)に向けてシャティン競馬場の芝コースで追い切られ、4ハロン59秒5、ラスト2ハロン26秒1で駆け抜けた。

安田景助手は「やり過ぎず、やらなさ過ぎず、ちょうど良い最終追い切りができたと思います。道中の折り合いも何も問題なかったです」と語った。

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アグリのチェアマンズスプリントプライズの鞍上はC・デムーロに決定04月06日(木) 13:09

高松宮記念7着で、4月30日に香港・シャティン競馬場で行われるチェアマンズスプリントプライズ(GI、芝1200メートル)に選出されているアグリ(栗・安田隆、牡4)の鞍上がC・デムーロ騎手に決まった。安田隆調教師が6日、明らかにした。

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ダノンザキッドがクイーンエリザベスⅡC、アグリがチェアマンズスプリントプライズに参戦04月05日(水) 18:05

大阪杯3着ダノンザキッド(栗・安田隆、牡5)は、クイーンエリザベスⅡC(30日、シャティン、GⅠ、芝2000メートル)、僚馬で高松宮記念7着アグリ(牡4)は、チェアマンズスプリントプライズ(同、芝1200メートル)にそれぞれ選出され、招待を受諾した。

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厳選コラム ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。ドバイワールドカップデー以来、1カ月ぶりのお目見えです。国際G1 3競走が同日に行われる春の祭典、チャンピオンズデーが30日(日)に迫りました。香港では今年1月から入境にワクチン接種証明も不要となり、入境後の行動制限も撤廃されました。ワクチンを一度も接種していない筆者は昨年12月香港国際競走の際に入境できず涙を飲みました。接種証明不要となってすぐに香港を3年ぶりに再訪、その後もドバイ遠征前に香港に立ち寄って香港ダービーを観戦していますが、国際競走は2019年のこのチャンピオンズデー以来。シャティン競馬場の雰囲気は今年既に訪れた2回とは全く違った盛り上がりを感じ、自分自身も胸の高鳴りを覚えざるを得ません。

さて、今年のチャンピオンズデーには日本から1頭がチェアマンズスプリントプライズ(シャティン芝1200m)、3頭がクイーンエリザベス2世カップ(同2000m)が名乗りを上げました。チャンピオンズデーは日本のG1戦線との兼ね合いもあって日本馬の挑戦は多くはなかったのですが、コロナ禍が明けた今年は質的に大きく落ち込でしまいました。クイーンエリザベス2世カップは日本中距離馬の金城湯池といってもいいレースで、この10年で3勝、一昨年は4着までを独占しています。しかし、今年はどうもそうはいかない、と見ています。その原因は先月のドバイワールドカップデーです。今年は史上最多の27頭がドバイに遠征し、中長距離馬のトップが出払ってしまったのです。賞金水準でドバイをはるかに上回るサウジカップデーからドバイという流れが定着し、日本のA級馬の多くがその路線を取るようになりました。サウジ、ドバイから香港転戦のローテーションは余りにも厳しく、その結果、クイーンエリザベス2世カップに出走するA級日本の中長距離馬が少なくなった、ということです。前置きはこのくらいにして、日本で発売される2レースの展望に移りましょう。

チェアマンズスプリントプライズ
昨年8月の3歳1勝クラスから4連勝で阪急杯を勝ったアグリが唯一頭、ここに名乗りを上げました。日本短距離界の新星誕生を期待して、前走の高松宮記念では香港のネットメディアの予想で本命に推したのですが、見せ場は作ってくれたものの7着と敗れてしまいました。鞍上の横山和生は不良馬場を敗因に挙げているように自分の競馬が出来なかったことは間違いありません。捲土重来とばかりに安田隆行調教師はここを狙ってきました。安田調教師はあのロードカナロアで日本勢にとっては未来永劫開けることのできないと思われていたほど厚かった香港スプリントの壁を初めて破り、翌年もロードカナロアで連覇。そればかりか2020年ダノンスマッシュ香港スプリント3勝をあげているのです。シャティン1200mを知り尽くし、これだけ大きな実績を残している安田調教師のこの選択を無視することはできません。

しかし、新旧交代期を迎えている香港スプリンター陣のレベルは相変わらず、いや例年以上に高いといても過言ではありません。このレースを連覇しているウェリントンが新記録となる3連覇を狙えば、4歳の新鋭ラッキースワイネスはここでウェリントンを破って香港短距離馬王の奪取を狙います。王者ウェリントンは昨年の香港スプリントで前哨戦を勝った上り馬ラッキースワイネスを一蹴したものの、今年に入ってからの4戦はラッキースワイネスがウェリントンを圧倒。香港短距離王を既に奪取、ここで厳かに戴冠、と見ています。前走が香港では珍しい単勝1.2倍、今回はこれを下回る大本命となることは間違いありませんが、ここは不動の中心、どころではなく、不動の勝ち馬と見て馬券を組み立てざるを得ないでしょう。香港には日本にない4連単がありますから、私はこれで勝負です。日本ではアグリが人気を集める分、ラッキーの人気は香港より下がるでしょうから、3連単でも悪くないはずです。

相手1番手はウェリントン、これとほぼ並ぶのが我らがアグリ。残る香港馬ではドバイ帰り、アルクオーツスプリント4着のサイトサクセス、前走で復活の兆しを見せ、香港に帰ってきた雷神ことJ.モレイラ騎乗で前進見込めるマスターエイト、香港短距離の善戦マンクーリエワンダーまでを4連単のヒモ金曜段階では見ています。以上にどう優劣をつけて点数を絞り込めるのか――レース直前までの大きな宿題です。

最後に香港から日本に関する特ダネを一つ。大本命のラッキースワイネスですが、香港ではこのレースの後の安田記念挑戦が伝えられました。日本にも伝わっているかもしれません。シャティン競馬場で文家良調教師に確認したところ、「オーナーが日本に遊びに行きたいと伝えてきたので仕方なくエントリーした。1400mまでしか走ったことのない馬が勝負になるとは欠片思っていない。オーナーを説得して安田にはいかないようにする」とのことでした。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港チャンピオンズデー2レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

過去10年の結果 ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2022/04/24 ウェリントン セ5 香港 1.08.09 A.バデル R.ギブソン
2021/04/25 ウェリントン セ4 香港 1.08.64 A.バデル R.ギブソン
2020/04/26 ミスタースタニング セ7 香港 1.08.40 K.ティータン F.C.ロー
2019/04/28 ビートザクロック セ5 香港 1.08.26 J.モレイラ J.サイズ
2018/04/29 アイヴィクトリー セ4 香港 1.08.63 Z.パートン J.サイズ
2017/05/07 ラッキーバブルス セ5 香港 1.08.96 H.ボウマン K.ルイ
2016/05/01 シャトークア セ5 オーストラリア 1.08.69 T.ベリー M.ホークス
2015/02/15 ゴールドファン セ6 香港 1.08.79 C.スミヨン R.ギブソン
2014/02/16 ラッキーナイン セ7 香港 1.09.37 B.プレブル C.ファウンズ
2013/02/17 ラッキーナイン セ6 香港 1.09.28 B.プレブル C.ファウンズ

歴史・概要 ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

チェアマンズスプリントプライズ(G1・芝1200m)は、香港における春のスプリント王を決めるレースである。
1979年にチェアマンズプライズとして創設され、2001年、レース名を現在のチェアマンズスプリントプライズに改称した。2016年にグローバル・スプリント・チャレンジの対象競走となるとともに、国際G1に昇格した。
日本調教馬では、2018年にファインニードルが初参戦し4着。以降、2019年ナックビーナス(6着)という結果になっている。
過去の優勝馬にはラッキーバブルス、ラッキーナイン、セイクリッドキングダム、ウェリントンなどが名を連ねる。

挑戦した日本馬 ~チェアマンズスプリントプライズ 2023~

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2018年ファインニードル牡5T.ベリー高橋義忠4着
2019年ナックビーナス牝6武豊上原博之6着
2021年ダノンスマッシュ牡6J.モレイラ安田隆行6着