2022年10月2日()パリロンシャン競馬場 芝2400m

レース結果 ~凱旋門賞 2022~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 14 6    アルピニスタ 牝5 58.0 L.モリス M.プレスコット 5.8 2
2 15 2    ヴァデニ 牡3 56.5 C.スミヨン JC.ルジェ 10.3 7
3 2 18    トルカータータッソ 牡5 59.5 L.デットーリ M.ヴァイス 9.4 6
4 16 4    アルハキーム 牡3 56.5 C.デムーロ JC.ルジェ 30.0 11
5 13 9    グランドグローリー 牝6 58.0 M.ギュイヨン G.ビエトリーニ 87.3 16
6 18 7    ウエストオーバー 牡3 56.5 R.ホーンビー R.ベケット 17.4 8
7 20 8    ルクセンブルク 牡3 56.5 R.ムーア A.オブライエン 8.0 4
8 7 14    ブルーム 牡6 59.5 W.ローダン A.オブライエン 130.8 20
9 5 12    アレンカー 牡4 59.5 T.マーカンド W.ハガス 117.5 19
10 17 11    オネスト 牡3 56.5 S.パスキエ F.シャペ 8.3 5
11 11 10    タイトルホルダー 牡4 59.5 横山和生 栗田徹 4.8 1
12 10 1    メンドシーノ 牡4 59.5 R.ピーヒュレク S.シュタインベルク 26.8 9
13 1 17    ミシュリフ 牡5 59.5 W.ビュイック J&T.ゴスデン 50.8 13
14 8 20    ステイフーリッシュ 牡7 59.5 C.ルメール 矢作芳人 33.6 12
15 3 19    マレオーストラリス 牡5 59.5 B.ムルザバエフ A.ファーブル 91.7 17
16 4 15    シリウェイ 牡4 59.5 M.バルザローナ F.グラファール 78.5 15
17 12 13    バブルギフト 牡4 59.5 O.ペリエ M.デルザングル 54.9 14
18 6 5    ディープボンド 牡5 59.5 川田将雅 大久保龍志 27.1 10
19 19 3    ドウデュース 牡3 56.5 武豊 友道康夫 7.5 3
20 9 16    モスターダフ 牡4 59.5 J.クローリー J&T.ゴスデン 94.4 18

■払戻金

単勝14 580円
複勝14 190円
15 280円
2 240円
馬連14-15 1,960円
ワイド14-15 750円
2-14 610円
2-15 1,080円
馬単14-15 3,660円
3連複2-14-15 4,250円
3連単14-15-2 18,400円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~凱旋門賞 2022~

凱旋門賞11着からの反撃を誓うタイトルホルダーは、横山和騎手を背に美浦Wコース3頭併せで5ハロン67秒9、ラスト1ハロン11秒6。余裕の手応えで中アンクルコンシャスと併入、外タイセイラプソディに半馬身先着した。

凱旋門賞もいい状態で臨めたとは思うが、厳しい形になってしまったね。今は気持ちと体がマッチしているし、(動きに)弾むようなところも出てきた。あとは和生と馬に任せます」と栗田調教師。レコード勝ちした宝塚記念との春秋GP制覇へ、視界は良好だ。(夕刊フジ)

【ジャパンC】シムカミルは好ムード ワッテル師「日本馬はいつ凱旋門賞を勝つんだい?」11月25日(金) 11:40

ドウデュースらを破ってニエル賞を制したシムカミルは25日、東京競馬場のダートコースで軽めのキャンター調整を行った。

「(24日に)強めの運動をしたのでリラックスするように調整。スクーリングではナーバスになっていたが、いつもレース前はそうなる馬なので問題ありません。今回のジャパンCは半分近くが外国人ジョッキーで、通常よりペースが遅くなるはず。(ロスなく進める)この枠順はいいと思っています」とワッテル調教師は最内枠を歓迎。最後は報道陣に「日本馬はいつ凱旋門賞を勝つんだい?」と逆質問して上機嫌に去っていった。

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【ユートピアS】凱旋門賞馬デインドリームの孫ルージュエヴァイユがオープン入り11月13日() 16:44

13日の東京10RユートピアS(3勝クラス、芝1800メートル)で、2011年の凱旋門賞馬デインドリームの孫ルージュエヴァイユ(美浦・黒岩陽一厩舎、牝3歳)が、直線外から一気に差し切り勝ち。単勝1・8倍の断然の1番人気に応えてオープン入りを決めた。戸崎騎手は「きょうは多頭数だったので、いつものスタートだとどうかなと思っていましたが、スタートを出るようになって、ポジションを取れるようになりました。最後の脚は持っていますからね。いい内容だったと思います」と振り返った。

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凱旋門賞馬アルピニスタがけがでジャパンC参戦せず このまま引退&繁殖入り11月10日(木) 20:13

今年の凱旋門賞を勝ったアルピニスタ(英=M・プレスコット、牝5、父フランケル)が、けがのため予定されていたジャパンC(27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)への参戦を見送り、このまま引退、繁殖入りすることが10日、分かった。英レーシングポスト紙が報じた。同馬は昨年7月の英GⅡランカシャーオークスで重賞初制覇を飾ったあと、前走の凱旋門賞まで7連勝。GⅠ6連勝を果たし、ラストランとなるジャパンCに向けて調整されていた。

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凱旋門賞馬アルピニスタがジャパンC参戦へ 19日に来日予定11月09日(水) 13:51

凱旋門賞馬アルピニスタ(英=M・プレスコット、牝5)がジャパンC(27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)に向けて19日に来日予定であると、競馬情報サイト、アジアン・レーシング・リポートが8日に報じた。17日に英国を出発し、ドイツのフランクフルトを経由して約28時間の輸送を計画しているという。プレスコット調教師は同サイトの取材に対して「東京までの輸送が大きな要素で決して簡単ではない」と認めたうえで、「彼女のベストパフォーマンスは時計が速かったサンクルー大賞。凱旋門賞の前までは硬い馬場が合うと思っていた」と語り、日本の高速馬場への適性に自信を示した。

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ドウデュースはジャパンCを見送り 来春のドバイターフ目標 友道師「秋に凱旋門賞に使えれば」11月03日(木) 17:20

今年の日本ダービー馬で、凱旋門賞で19着だったドウデュース(栗東・友道康夫厩舎、牡3)がジャパンC(11月27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)を見送り、来年のドバイターフ(3月25日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)を大目標にローテーションを組んでいくことが決まった。3日、友道調教師が明らかにした。

帰国後の輸入検疫を経て現在は滋賀県・ノーザンファームしがらきに放牧中で、年内は休養する。来年秋には凱旋門賞への再挑戦も視野に入れている。

友道調教師は「1週間ほど楽をさせて、ジャパンCを視野に牧場で乗ってもらっていましたが、もう少し時間がほしいという感じです。どこが悪いというわけではありません。ただ、ダービー馬でもありますし、中途半端な状態では出せないということです。今後は当面の目標として、ドバイターフを考えています。そして、秋にチャンスがあればもう一度、凱旋門賞に使えればと思っています」と見通しを示した。




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【メルボルンC】一昨年の凱旋門賞4着馬ゴールドトリップが差し切りV11月01日(火) 13:34

オーストラリア伝統の長距離GI第162回メルボルンカップ(3歳以上、芝3200メートル、ハンデ)が1日、ヴィクトリア州フレミントン競馬場で22頭(2頭が出走取消)によって争われ、トップハンデ57.5キロを背負ったマーク・ザーラ騎乗のゴールドトリップ(フランス産、牡5歳、C.マー&Dユースタス厩舎、父アウトストリップ、母サーヴァナ、母の父ドバイデスティネーション)が差し切って優勝。1着賞金44万豪ドル(約4億2000万円)を獲得した。タイム3分24秒04(重)。2馬身差の2着はエメッサリー。3着にはハイエモーシャンが入った。

ゴールドトリップはフランスでデビューし、3戦未勝利の身で迎えたGⅡグレフュール賞で初勝利。その後もグレードレースで善戦を続け、2020年の仏GI凱旋門賞ではソットサスの4着に奮闘するなど活躍した。豪州移籍後も勝ち星は挙げられていなかったが、コーフィールドC2着、コックスプレート9着というステップから、16戦目で挙げた2度目の勝利がビッグタイトルとなった。

メルボルンカップは1861年創設。毎年11月の第1火曜日に行われる。〝カップ・デー〟としてヴィクトリア州では休日に設定されているほど、豪州国民にとってなじみの深いレース。長丁場のハンデ戦という独特の設定で、馬券的にも難解なレースとして知られる。日本馬はこれまでに延べ10頭が参戦。2006年にはデルタブルースポップロックが1、2着を独占したが、19年メールドグラース(6着)のあとはコロナ禍もあって参戦していない。

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パリ大賞勝ち馬で、凱旋門賞10着のオネストがJC参戦へ10月24日(月) 20:46

今年のパリ大賞勝ち馬で、凱旋門賞10着のフランス馬オネスト(F・シャペ厩舎、牡3歳)が、ジャパンC(11月27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)に参戦することが明らかになった。現地メディアが伝えた。陣営は来年5月の始動まで間があることから、JC挑戦を決めたと話している。

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凱旋門賞Vのアルピニスタ ジャパンCに予備登録10月14日(金) 04:49

ジャパンC(11月27日、東京、GI、芝2400メートル)に凱旋門賞1着アルピニスタ(英=M・プレスコット、牝5)、同5着グランドグローリー(仏=G・ビエトリーニ、牝6)など29頭が予備登録した。また、チャンピオンズC(12月4日、中京、ダ1800メートル)にドバイWC2着ホットロッドチャーリー(D・オニール、牡4)など米国馬6頭が登録した。

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【沢田康文の欧州競馬リポート】昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソ引退 地元ドイツで種牡馬に10月13日(木) 04:47

昨年の凱旋門賞馬で今年も3着に善戦したトルカータータッソ(独=M・ヴァイス、牡5)の引退が先頃、発表された。ジャパンC出走の可能性もあったが、残念ながら来日はなくなった。

ドイツ産で父アドラーフルークの同馬は3歳5月のデビュー戦4着以来、通算16戦6勝で、重賞は一昨年のベルリン大賞、昨年のバーデン大賞、凱旋門賞のGⅠ3レースを含む5勝。獲得賞金約422万3472ユーロ(約5億9551万円)は、ドイツ調教馬として歴代最高額だった。

供用先は地元ドイツで、凱旋門賞馬が引退直後に同国の牧場で直接スタッドインするのは史上初めて。初年度の種付け料は2万ユーロ(約282万円)の見込みだ。

一方、同2着のヴァデニ(仏=JC・ルジェ、牡3)は来年も現役続行が決まった。4歳シーズンの初戦にはガネー賞(例年4月末~5月初旬、パリロンシャン、GⅠ、芝2100メートル)が候補に挙がっており、陣営は凱旋門賞制覇を最大目標に掲げている。

なお、オーナーのアガ・カーン4世殿下は、9月30日のサンクルー競馬で故意の肘打ちによってR・ライアン騎手を落馬させたC・スミヨン騎手との主戦騎乗契約を打ち切った。このため、来年は新パートナーと凱旋門賞への道を歩むことになりそうだ。(在仏競馬記者)

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過去10年の結果 ~凱旋門賞 2022~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2021/10/03 トルカータータッソ 牡4 ドイツ 02:37.62 R.ピーヒュレク M.ヴァイス
2020/10/04 ソットサス 牡4 フランス 02:39.30 C.デムーロ JC.ルジェ
2019/10/06 ヴァルトガイスト 牡5 フランス 02:31.97 P.ブドー A.ファーブル
2018/10/07 エネイブル 牝4 イギリス 02:29.24 L.デットーリ J.ゴスデン
2017/10/01 エネイブル 牝3 イギリス 02:28.69 L.デットーリ J.ゴスデン
2016/10/02 ファウンド 牝4 アイルランド 02:23.6 R.ムーア A.オブライエン
2015/10/04 ゴールデンホーン 牡3 イギリス 02:27.2 L.デットーリ J.ゴスデン
2014/10/05 トレヴ 牝4 フランス 02:26.1 T.ジャルネ C.ヘッド
2013/10/06 トレヴ 牝3 フランス 02:32.0 T.ジャルネ C.ヘッド
2012/10/07 ソレミア 牝4 フランス 02:37.7 O.ペリエ C.ラフォンパリアス

歴史・概要 ~凱旋門賞 2022~

凱旋門賞は、1920年にパリ大賞典に匹敵する大レース創設を目指し、欧州一、世界一を目標として誕生した国際競走。ヨーロッパのみならず世界中のホースマンがダービーステークスやケンタッキーダービーと並び憧れ、凱旋門賞での勝利を目標とする世界最高峰の競走の1つとして名を馳せている。
凱旋門賞は、ヨーロッパでの競馬シーズンの終盤に開催されることから、その年のヨーロッパ各地の活躍馬が一堂に会するヨーロッパチャンピオン決定戦として長い間その地位を保っている。同じような位置づけの競走であるイギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスSはヨーロッパ上半期のチャンピオン決定戦となっているが、凱旋門賞のほうは各国のダービーなどを勝ってきた3歳馬が参加することでより高い価値を有している。

日本でも抜群に知名度や人気の高い競走で日本の馬が海外遠征をする場合も凱旋門賞を目指す場合が多く、日本国内で最上級の活躍をした競走馬が1960年代後半からしばしば参戦している。
なお、欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはない(欧州調教師の管理下でのUAE調教馬の優勝例はある)。欧州馬以外の最高着順は日本から出走したエルコンドルパサーナカヤマフェスタオルフェーヴルとニュージーランドから出走したBalmerino(バルメリーノ)の2着である。

前哨戦には、仏・ニエル賞、フォワ賞、ヴェルメイユ賞、アイリッシュチャンピオンSキングジョージ6世&クイーンエリザベスS、独・バーデン大賞などが挙げられる。
パリロンシャン競馬場での凱旋門賞のレースレコードは、2011年にドイツのデインドリームが記録した2分24秒49。

過去の優勝馬にはトニービン、ダンシングブレーヴ、ラムタラ、エリシオ、モンジュー、バゴ、ディラントーマス、ザルカヴァ、シーザスターズ、ワークフォース、デインドリーム、ソレミアなどが名を連ねる。

挑戦した日本馬 ~凱旋門賞 2022~

スピードシンボリ 着外(11着以下)/1970年
血統
父:ロイヤルチャレンヂャー
母:スイートイン(ライジングライト)
成績
43戦17勝
1億6320万円+5000ドル
主な勝ち鞍
有馬記念GI(69、70年)
天皇賞春GI
宝塚記念GI
日本調教馬として初めて凱旋門賞に挑戦した老雄

 天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念(2回)を優勝した昭和を代表するアイアンホース、スピードシンボリ。1967年・1970年に啓衆社賞年度代表馬および最優秀5歳以上牡馬に選出され、当時の最高齢記録である8歳で有馬記念を制覇した老雄である。3回の海外遠征を含む全43戦を常に一線級で活躍し、「無事是名馬」 を体現したその戦績、雄姿から多くの競馬ファンから愛されている。また、同馬は当時としてはめずらしい長期海外遠征を行い、日本の競走馬として初めてキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスと凱旋門賞に出走したことでも有名である。
 日本馬初挑戦となった凱旋門賞では、前哨戦の結果から先行策では通用しないと踏んだ陣営が同馬にとって初めてとなる後方待機策をとり、直線勝負に賭けたが、24頭立ての着外に敗れた。凱旋門賞後は遠征疲れで疲労困憊となり、引退も囁かれたが、放牧先で立て直されると即座に有馬記念へ出走。疲労を懸念されて6番人気の低評価となったが、これを覆し、見事快勝。8歳馬で初となる8大競走優勝となった。
 ヨーロッパ長期遠征、アメリカの国際招待競走ワシ ントンD.C.インターナショナルへの出走など海外競馬への積極的な参戦が日本競馬に残した功績は非常に大きく、1990年にJRA顕彰馬に選出され、晴れて殿堂入りとなった。

エルコンドルパサー 2着/1999年
血統
父:Kingmambo
母:マンファス(ラストタイクーン)
成績
11戦8勝
3億7607万円+380万フラン
主な勝ち鞍
ジャパンカップGI
NHKマイルカップGI
サンクルー大賞GI
フォワ賞GII
国内外から賞賛を浴びる怪物

 芝・ダート・距離問わず国内外で実績を残し、1998年JRA賞最優秀4歳牡馬、1999年年度代表馬、JRA賞最優秀5歳以上牡馬に輝いた日本競馬史指折りのスーパーホース。本当に強い馬は条件を問わないことを証明したその戦績は実に輝かしく、ダートの新馬戦を7馬身差の圧勝で飾ると5連勝でNHKマイルカップを制覇。同馬にとって初の2400m戦で距離不安が囁かれたジャパンカップも他馬を寄せ付けず、横綱競馬で完勝した(当時初となる4歳(現3歳)による優勝)。レース直後、陣営は国内に敵なしと判断し、長期海外遠征プランを発表。
 海外初戦となったイスパーン賞こそ2着に敗れたが、続くサンクルー大賞では前年度の凱旋門賞馬、サガミックスを下し、日本調教馬による初のヨーロッパのチャンピオンディスタンスのG1制覇を飾った。本番の凱旋門賞では当日の重たい馬場状態を考慮し、果敢に先手を奪う積極策を選択。直線では競馬史に残るモンジューとの激しい叩き合いとなったが、惜しくも2着に敗れた。しかし、モンジューと3.5キロ差の斤量、後続に6馬身の差を付けたことから現地メディアからも「2頭のチャンピオンが存在した」と評価された。
 遠征中、エルコンドルパサーの走法がヨーロッパ特有の重たい馬場に合わせた走法に変化したという話は有名で、その適応力の高さこそ生涯連対を外さなかったエルコンドルパサーの神髄と言えよう。

ディープインパクト 失格(3位入線)/2006年
血統
父:サンデーサイレンス
母:ウインドインハーヘア(Alzao)
成績
14戦12勝
14億5455万円
主な勝ち鞍
牡馬クラシック三冠
天皇賞春GI
宝塚記念GI
ジャパンカップGI
有馬記念GI
日本競馬史に刻んだ「衝撃」

 史上6頭目のクラシック三冠馬(史上2頭目の無敗での三冠馬)で、2005年、2006年JRA賞年度代表馬、2005年JRA賞最優秀3歳牡馬、2006年JRA賞最優秀4歳以上牡馬に輝き、社会現象を巻き起こした近代競馬を代表する名馬、ディープインパクト。
 主戦の武豊騎手が「走るというより飛んでいる」と表現するその独特の走法で無敗のクラシック三冠をはじめ、国内GIを総舐めにすると凱旋門賞へ挑戦した。レース当日は日本馬にとって初となる凱旋門賞制覇を信じて疑わないファンたちがロンシャン競馬場に集結、国内でも緊急特番が組まれ、日本中の注目を集めた。
 レースでは好スタートを切り、道中2~3番手でレースを進めると、残り300メートル地点でいったん先頭に立ったものの突き放すことはできず、残り100 メートル地点でレイルリンクに、さらにゴール直前でプライドにも交わされて3位入線となった。(レース後の検査でディープインパクトの体内から禁止薬物が検出され、失格)。レース後、鞍上の武豊騎手は「直線を向いてからハミを取らなかった。ギアが一段上がらなかった」と語った。日本中が勝利を期待したディープインパクトの敗戦だけにその余波は大きく、斤量、重たい馬場、先行馬総崩れの厳しいレース展開、薬物投与による調整失敗などファンの間で激しい論争が巻き起こった。
 しかし、帰国後はそんな論争を吹き飛ばすようにジャパンカップ、有馬記念を圧勝。特に鞍上の武豊が「過去最高の走り」と語った有馬記念でのパフォーマンス は別次元であり、まさに「衝撃」のラストランであった。

ナカヤマフェスタ 2着/2010年
血統
父:ステイゴールド
母:ディアウィンク(タイトスポット)
成績
15戦5勝
2億9324万円+91万4400ユーロ
主な勝ち鞍
宝塚記念GI
セントライト記念GII
東京スポーツ杯2歳ステークスGIII
記憶に残るワークフォースとの壮絶な叩き合い

 JRA賞最優秀4歳以上牡馬を受賞したステイゴールド代表産駒の1頭。新馬、東京スポーツ杯2歳ステークスと連勝し、クラシック戦線を歩むものの皐月賞8着、日本ダービー4着、菊花賞12着とGIでは今一歩の成績であった。しかし、不良馬場で行われた日本ダービーでは不利があった中で唯一後方から豪脚で追い込み、力のいる馬場への適性を感じさせていた。その後、休養を挟んで出走したメトロポリタンステークスでは別馬のようなレースぶりで圧勝。続く宝塚記念では8番人気の低評価を覆し、ブエナビスタら強豪をまとめて差し切って初GI制覇を飾った。レース後、エルコンドルパサーでヨーロッパ遠征のノウハウを熟知している二ノ宮調教師は、凱旋門賞挑戦を即座に表明した。
 前哨戦のフォワ賞で2着した後、調子を上げて臨んだ凱旋門賞当日、人気は9番人気と伏兵扱いであった。レースでは中団外目を追走し、勝負所の4コーナーでは鞍上の蛯名騎手が立ち上がるほどの不利を受けたものの追い出されると力強い末脚で一旦先頭に。直線半ばでは内から差し込んできたワークフォースと2頭が抜け出す形となり、壮絶な叩き合いとなったが、アタマ差及ばず2着。レース後、鞍上の蛯名騎手は「悔しい。何とかしたかったけれど。でも、これで終わりじゃない。」と悔しさを滲ませた。しかし、凱旋門賞連対はエルコンドルパサー以来、実に11年ぶりの快挙であり、日本のファンに大きな希望を与えた。

オルフェーヴル 2着/2012年・2013年
血統
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート(メジロマックイーン)
成績
21戦12勝
13億4408万円+215万ユーロ
主な勝ち鞍
牡馬クラシック三冠
有馬記念GI(11、13年)
宝塚記念GI
規格外の能力を秘めたスーパーホース

 中央競馬史上7頭目のクラシック三冠馬であり、2011年の年度代表馬、最優秀3歳牡馬、2012・2013年の最優秀4歳以上牡馬を受賞したオルフェーヴル。管理する池江寿調教師が「イレ込みがきつく競走馬になれないかと思った」と語るほどやんちゃな性格で、3歳春まで陣営は勝つことよりも馬に競馬を教えることに専念していたという逸話がある。素質開花した3歳春以後は皐月賞、日本ダービー、菊花賞、有馬記念を含む6連勝で国内最強を証明。しかし、2012年の阪神大賞典では3コーナーで曲がろうとせずに外ラチギリギリの所まで真っ直ぐに走り、他の馬より数百メートル多く走ったが、2着に食い込み、「歴史的逸走」としてその怪物ぶりを再認識させた。
 宝塚記念、フォワ賞と連勝で臨んだ2012年の凱旋門賞では後方で折り合いに専念し、脚をためる競馬。最後の直線でエンジンがかかると1頭次元の違う末脚で一気に先頭に立ち、日本中が勝利を確信したが、抜け出した直後に内ラチに寄れるとゴール前で伏兵ソレミアに差され、日本調教馬初の凱旋門賞制覇はお預けとなった。「先頭に立ったときは勝ったと思った」というスミヨン騎手の言葉通り、圧巻のパフォーマンスであった。
 2度目の挑戦となった2013年は、前哨戦のフォワ賞をムチなしで楽勝。日本中の期待を背に挑んだが、怪物牝馬トレヴに屈し2着となった。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
1969年スピードシンボリ牡6野平祐二野平省三着外※(11着以下)
1972年メジロムサシ牡5野平祐二大久保末吉18着
1986年シリウスシンボリ牡4M.フィリッペロン二本柳俊夫14着
1999年エルコンドルパサー牡4蛯名正義二ノ宮敬宇2着
2002年マンハッタンカフェ牡4蛯名正義小島太13着
2004年タップダンスシチー牡7佐藤哲三佐々木晶三17着
2006年ディープインパクト牡4武豊池江泰郎失格※(3位入線)
2008年メイショウサムソン牡5武豊高橋成忠10着
2010年ナカヤマフェスタ牡4蛯名正義二ノ宮敬宇2着
ヴィクトワールピサ牡3武豊角居勝彦7着※(8位入線)
2011年ヒルノダムール牡4藤田伸二昆貢10着
ナカヤマフェスタ牡5蛯名正義二ノ宮敬宇11着
2012年オルフェーヴル牡4C.スミヨン池江泰寿2着
アヴェンティーノ牡8A.クラストゥス池江泰寿17着
2013年オルフェーヴル牡5C.スミヨン池江泰寿2着
キズナ牡3武豊佐々木晶4着
2014年ハープスター牝3川田将雅松田博資6着
ジャスタウェイ牡5福永祐一須貝尚介8着
ゴールドシップ牡5横山典弘須貝尚介14着
2016年マカヒキ牡3C.ルメール友道康夫14着
2017年サトノダイヤモンド牡4C.ルメール池江泰寿15着
サトノノブレス牡7川田将雅池江泰寿16着
2018年クリンチャー牡4武豊宮本博17着
2019年キセキ牡5C.スミヨン角居勝彦7着
ブラストワンピース牡4川田将雅大竹正博11着
フィエールマン牡4C.ルメール手塚貴久12着
2020年ディアドラ牝6J.スペンサー橋田満8着
2021年クロノジェネシス牝5O.マーフィー斉藤崇史7着
ディープボンド牡4M.バルザローナ大久保龍志14着