栗東所属リーディングジョッキー上位3名の4月27日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、日曜日は川田将雅騎手が香港のシャティン競馬場で行われる2025香港チャンピオンズデーに出張中のため順位を繰り上げて紹介をしていく。
【坂井瑠星騎手】
4月27日(日)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) シェリルファミーユ
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) パーソナルレコード
3R 3歳未勝利(芝1,600m) ビップディラン
5R 3歳未勝利(芝2,000m) ヴォイスオブゼウス
7R 4歳上1勝クラス(芝1,800m) ジーティームソウ
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ネロコルヴィーノ
9R 比良山特別(芝2,200m) エルディアブロ
10R センテニアルパークS(芝1,800m) スイープアワーズ
11R マイラーズC・G2(芝1,600m) ミスタージーティー
メインレースのマイラーズCはミスタージーティーに騎乗。昨年はクラシックに皆勤賞で世代のトップクラスと闘い続けた。自己条件の3勝クラスでは一戦ごとに勝ち馬との差を詰めており、前走では0秒2差の3着と好走をしている。今回はデビュー以来一番距離が短いマイル戦への挑戦。新たな一面が見られるか注目だ。3Rの3歳未勝利ではビップディランに騎乗する。2歳時には苦戦が続いたが、年が明けると2戦連続で2着とパフォーマンスが一気に向上してきた。先行策が光る坂井瑠星騎手との初コンビは手が合いそうで、ここで初勝利を期待したい。
【松山弘平騎手】
4月27日(日)東京競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,600m) ワウワウワウ
6R 3歳1勝クラス(芝1,600m) フィリップバローズ
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,600m) アスクムービーオン
8R 4歳上2勝クラス(芝1,400m) ヨウシタンレイ
10R オアシスS(ダ1,600m) サルヴァトーレ
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,400m) アンジュフィールド
10RのオアシスSはサルヴァトーレに騎乗。オープンクラスに昇級後は5、8着となっているが勝ち馬から決して大きく離されたわけでは無く、このクラスで戦える目途は十分についている。前走から斤量がマイナス2キロの55キロで出走できる今回は前進を期待したい。8Rの4歳上2勝クラスではヨウシタンレイに騎乗する。2勝クラスに昇級後はやや足踏みが続いたが、前走でタイム差無しの2着と好走。初コンビとなる松山弘平騎手とともにクラス卒業を目指す。
【岩田望来騎手】
4月27日(日)京都競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ペプチドクレマチス
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) パルジファル
3R 3歳未勝利(芝1,600m) ウインロゼライト
8R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ブーヤカ
10R センテニアルパークS(芝1,800m) ベラジオボンド
11R マイラーズC・G2(芝1,600m) セオ
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,800m) エアサンサーラ
10RのセンテニアルパークSはベラジオボンドに騎乗。2連勝で挑んだ前走のアメジストSでは1番人気に支持されるも6着に敗れたわけだが、勝ち馬からは0秒3しか離れていなかった。今回はデビュー戦や3歳時の重賞戦線でもコンビを組んでいた岩田望来騎手が久々の騎乗。クラス慣れも見込まれる今回は勝ち上がりを期待したい。11RのマイラーズCはセオに騎乗する。今年に入り京都金杯4着、東京新聞杯6着など重賞で上位争いを見せてくれている。京都競馬場は昨年の都大路Sで初めてオープン勝ちをマークした舞台。10頭立ての今回は自分の競馬が出来そうで注目の存在となる。