ドゥアイズ(競走馬)

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写真一覧
現役 牝4 鹿毛 2020年3月29日生
調教師庄野靖志(栗東)
馬主株式会社 G1レーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績12戦[2-4-1-5]
総賞金13,492万円
収得賞金3,150万円
英字表記Doe Eyes
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
ローズマンブリッジ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
サミットヴィル
兄弟 エイボンクリフウインターセット
市場価格
前走 2024/05/12 ヴィクトリアマイル G1
次走予定

ドゥアイズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1581565.8114** 牝4 56.0 鮫島克駿庄野靖志 472
(+4)
1.32.1 0.334.4⑦⑥テンハッピーローズ
24/04/06 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 11676.325** 牝4 55.0 B.ムルザ庄野靖志 468
(0)
1.33.4 0.433.0⑨⑨マスクトディーヴァ
24/02/10 京都 11 洛陽S (L) 芝1600 187153.821** 牝4 54.0 A.ルメー庄野靖志 468
(+8)
1.32.6 -0.034.3⑧⑥トランキリテ
23/12/09 阪神 11 リゲルS (L) 芝1600 13692.612** 牝3 54.0 C.ルメー庄野靖志 460
(+2)
1.33.1 0.133.1⑤⑤マテンロウスカイ
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 1861276.61010** 牝3 55.0 西村淳也庄野靖志 458
(+2)
2.02.1 1.034.4⑧⑨⑩⑨リバティアイランド
23/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 1881621.669** 牝3 55.0 吉田隼人庄野靖志 456
(+8)
2.25.2 2.135.0⑰⑰⑱⑯リバティアイランド
23/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 182412.045** 牝3 55.0 吉田隼人庄野靖志 448
(+2)
1.32.7 0.634.1⑨⑧リバティアイランド
23/02/11 東京 11 クイーンC G3 芝1600 16474.322** 牝3 54.0 吉田隼人庄野靖志 446
(-2)
1.33.1 0.034.7ハーパー
22/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 1871344.5103** 牝2 54.0 吉田隼人庄野靖志 448
(+8)
1.33.5 0.435.4⑫⑫リバティアイランド
22/09/03 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 1481314.662** 牝2 54.0 吉田隼人庄野靖志 440
(-8)
1.50.1 0.136.0⑧⑤④ドゥーラ
22/08/13 札幌 9 コスモス賞 OP 芝1800 9446.532** 牝2 54.0 吉田隼人庄野靖志 448
(0)
1.50.3 0.336.2⑤④モリアーナ
22/07/24 札幌 5 2歳新馬 芝1800 93328.451** 牝2 54.0 吉田隼人庄野靖志 448
(--)
1.52.3 -0.035.6④④④ウヴァロヴァイト

ドゥアイズの関連ニュース

京王杯SCで重賞4勝目を飾ったウインマーベル(美・深山、牡5)は、スプリンターズS(9月29日、中山、GⅠ、芝1200メートル)を目標にする。

ヴィクトリアマイル4着ドゥアイズ(栗・庄野、牝4)は、クイーンS(7月28日、札幌、GⅢ、芝1800メートル)へ向かう。

大阪杯10着エピファニー(美・宮田、牡5)は、中京記念(7月21日、小倉、GⅢ、芝1800メートル)へ。

かしわ記念12着クラウンプライド(栗・新谷、牡5)は、マーキュリーC(7月15日、盛岡、JpnⅢ、ダ2000メートル)を視野に入れる。

【ヴィクトリアマイル2024ほか】次走激アツ君メモ 成長、本格化が待たれるドゥアイズの次走に注目! 2024年5月13日(月) 14:00




週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。


【5月11日(土)】
京都5R 3歳未勝利 芝2000m 晴 良
8番 イルデポート(4番人気2着)
スタートは特別悪くはないが二の脚が遅い。10頭立て9番手を追走したが、速い流れではなく道中は前の馬にぶつかりそうになるシーンも。レースVで見ると、カーブを回る時の重心のブレが少なく、コーナリングは非常に上手。直線入口、内の馬に弾かれて外に飛ばされるアクシデントもあったが怯まず最後までよく詰めた。これまでのレースでも大崩れしていないし、コーナリングのスムーズさから考えても未勝利を抜け出すのは時間の問題とみられる。次走ローカル小回りに出てきたら迷わず狙いだ。 【次走注目度:S】

京都10R 4歳上3勝クラス ダ1800m 晴 良
8番 アイファーテイオー(7番人気4着)
スタートは遅い。他の馬をみんな行かせてから後ろにつくような感じの出方。1000m通過後に馬群がギュッと詰まってきた時点でもまだ後方3番手だったが、再び馬群が縦に長くなり始めた4角から進出を開始。そもそも京都のこのコースで、その位置取りからの追い込みは不利だが、追い出してからの脚は明らかにクラス上位のそれ。印象としては、「着賞金拾い」を続けているだけでいつでも勝てる力をもっていそう。過去のレース結果からは、格段に相性が良さそうなのは小倉で、次走同競馬場に使ってきたら2着、3着付けで狙いたい。 【次走注目度:S】


【5月12日(日)】
新潟2R 3歳未勝利 ダ1200m 曇 良
5番 アンサーパスト(12番人気2着)
初出走、12番人気のレースだったが、Vを見る限り、走りそのものはこのクラスでは上位。スタートはあまり上手に出られなかったが、二の脚はまずまずで、中団後ろにつけた。直線に入ってスピードが乗り始めたのは残り300mあたりからで、セーフティーリードをとっていた勝ち馬には届かなかったが、かなり鋭く伸びた。フロックではない。母系に入るフジキセキの血もダート短距離の適性を思わせ、次走どの程度人気になるかが鍵ではあるが、狙ってみたい一頭だ。 【次走注目度:A】

新潟7R 3歳未勝利 芝1000m 晴 良
2番 レターフロムパリ(10番人気6着)
スタートは出たが、内から外へ斜めに走ってコース確保にかなりロスがあった。このコース特有の伸びてくる外を確保した時には上位馬は全て前。残り100mの勢いは他のどの馬より目立つ脚を使い良く追い込んだが、いかんせん今日は枠が悪かった。次走、この条件で外枠に入ったら狙えそう。 【次走注目度:A】

東京11R 4歳上オープン G1ヴィクトリアマイル 芝1600m 曇 良
15番 ドゥアイズ(11番人気4着)
大外からの発走だったがスタートは上手に出ている。そのままフワッと追走する流れで好位を進み、直線で絶好のポジションから抜け出すかに見えたが、見た目の余裕ほどは伸びずに4着に終わった。デビュー以来、歯がゆいレースを繰り返してきた馬で、今回もあと少しで馬券圏内だったが、力はある。揉まれず外を追走できる外枠はこの馬には合っていると思われ、今後も外枠に入ったら注意が必要だ。レースVを見ると、直線の叩き合いの最中に気を抜いたり、集中したり、まだまだ100%の力を出し切ってはいないようにも見える。どこで本格化するかわからないが、人気にならないならば必ず買っておきたい存在だ。 【次走注目度:S】

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【ヴィクトリアマイル2024】重賞レースおさらい帳 幸せの薔薇、春の府中に乱れ咲き! テンハッピーローズが脅威の末脚で大波乱を演出 2024年5月13日(月) 13:00


ナミュールvsマスクトディーヴァ

戦前から二強対決と目されていた今年のヴィクトリアマイル。共に直線における末脚をセールスポイントにしている馬で、ここに至るまでに示してきたスケール感も明らかに他馬より大きなものであった。

形成されたオッズも2頭が完全に抜け出す形で、あとはどちらが強いのか、どんなガチンコ対決を見せてくれるのか、そういった興味や期待を多くのファンが抱いていたと思う。

そう、最後の直線を迎えるまでは。


レースの流れは予想以上に苛烈なものとなった。

確固たる逃げ馬がコンクシェルくらいしかいないと思われたメンバー構成であったが、近い脚質を持つフィールシンパシースタニングローズが彼女の楽逃げを許さない。その直後ではフィアスプライドも前へプレッシャーを与え続け、最初の2F通過は22秒7。ここ10年の中でも最速タイとなるペースを経て直線を迎えることとなった。

こうなれば、中団で虎視眈々と追走していたマスクトディーヴァと、出遅れて後方にいたナミュールにとってはありがたい展開。強靭な末脚が活きるためのお膳立てが整う中で、あとは自分たちの走りをするだけだった。


そして実際に、"彼女"は女王に相応しい威力の末脚をもって、観衆の視線を一手に集める主役となった。豪快にして鮮烈。戦前のファンの期待通り、もしくはそれ以上と思える迫力で、あっという間に先頭へと躍り出たのだ。


だが、多くのファンにとって予想外だったのは、"彼女"が鹿毛でも黒鹿毛でもなく、栗毛の馬だったこと。

鞍上が、数々の大レースを制してきたキャロットファームでも社台レースホースでもない勝負服を身に纏っていたこと。

そして、目の前で圧勝劇を演じようとしている馬が、2倍台のオッズで並んでいた二強のいずれかではなく、200倍台のオッズを付けていたブービー人気馬であったことだった。

テンハッピーローズ

戦前はほとんど注目を集めていなかった伏兵中の伏兵が、圧倒的強者の走りでゴールへと飛び込んでいた。


G1に駒を進めてはいたものの、これまで重賞すら勝ったことのなかったテンハッピーローズ

キャリアのほとんどが1400m戦ということもあり、マイルのG1で勝ち切るというシーンを想像できた方はそう多くないだろう。

だが血統的には父エピファネイア、母父タニノギムレットと、クラシックホースの血を引いている馬。2~3歳時にはアルテミスS、フェアリーS、チューリップ賞と王道を歩んでいたこともある。

だが、王道での大成を阻んだのは自身の気性。行きたがる面が強く、それを抑えて競馬での結果に繋げるには、1400mにまで距離を短くするしかなかった。血統やフィジカルの面ではマイルは十分にこなせる条件だったが、メンタル面で結果が出しにくい馬だったのだ。

それが今回想定以上にペースが流れたことで、これ以上なく完璧に折り合って脚を溜めることができた。自身の難しい部分を早々に封じ込めることができれば、あとは得意の左回りでのびのびと走るだけ。結果的にG1の厳しいペースが、本馬の潜在能力を解き放つ鍵になったと言えるかもしれない。

この勝利をもって本馬をどれほど評価していいのか、現時点でははっきりと決めかねる部分が多いが、”ハマって勝った”にしてはやたらとインパクトのある勝ち方だった。これをきっかけに覚醒状態が続くのか、それとも元のパフォーマンスレベルに収束していくのか、いずれにせよ次走の走りに大きな注目が集まることになる。


勝ち馬には抵抗できなかったものの、先行勢総崩れの中を踏ん張ったのが2着のフィアスプライド

前走の中山牝馬Sでは不本意な結果になったものの、今回のメンバーの中では上位の能力を持つということを改めて印象付けた。

この馬もやや紙一重な気性の持ち主で、スタートや追走面での危うさも抱えるだけに、勝ち馬同様にG1の流れがフィットした部分があったのかもしれない。今後は緩い流れでもしっかりと結果を残せるかどうかがステップアップの鍵となる。


これに続く形でなんとか3着を確保したのが、二強の一角マスクトディーヴァ

無難なスタートから道中は中団に付け、直線も伸びてくる雰囲気はあったが、外にいたドゥアイズの徹底したブロックと、直線で進路を切り替えてきたウンブライルサウンドビバーチェの動きにより、進むべき道が完全に塞がれてしまった。その後は内に進路をとって目立つ伸びを見せていただけに、惜しまれる結果と言える。

今年に入ってからの3戦はいずれもどこか不本意な部分があり、昨秋のように思う存分伸び切るというレースができていないが、個人的にはやはりマイルは少し短いように思えるし、やや大味なタイプである分、道中や直線で俊敏な立ち回りを要求されるような形も合わなそう。もう少しゆったりと運べる条件ならば大きく変わってきそうなので、この後の反撃に期待したいところだ。


もう一方の二強・ナミュールはスタートの大出遅れも響いて8着。レースの流れは悪くなさそうだったが、近走で見せていた豪快な末脚は鳴りを潜めた。

戦前から不安材料として挙げられていた海外帰りの厳しいローテと難しい調整過程により、どこか心身ともに乗り切らない面があったように思える内容で、力負けでないのは確かだろう。

しっかりと時間をかければ立て直しは十分に可能だろうし、一時期よりもマイラーっぽさが薄れ、距離の融通も利くようになっているようにも映る。その分レースの選択肢も幅広そうで、今度はどこであの末脚を見ることができるのか楽しみは尽きない。


馬券的には相当に難しいレースだったが、G1であっても時にはこんな決着もある。

テンハッピーローズで言えば、1週前追い切りの内容が絶好だったし、筆者が残している前走・阪神牝馬Sのメモにはこう書いてあった。

”外差し傾向強まる中で内から見せ場。左回りベストでハマれば上位進出可能”

ここまで書いていてなぜ無印なのか。メモをバットに巻き付けて、予想時の自分を思う存分殴ってやりたい。嗚呼。

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【ヴィクトリアM 村瀬プレイバック&次は買い】マスクトディーヴァ激流に泣く 2024年5月13日(月) 09:53

ヴィクトリアマイルの◎マスクトディーヴァは3着。直線で外のドゥアイズ、内のサウンドビバーチェにこれでもかとブロックされて急ブレーキを踏まされてしまった。痛恨の不利だったが、道中から仕掛け気味で、激流への対応に苦慮したことが入りたいスペースに入れなかった要因か。

スロー~平均ペースとの予想に反し、前半3ハロンは33秒8。快勝だった前哨戦・サンスポ杯阪神牝馬S=35秒4からの落差だけに、本質が中距離志向のこの馬が戸惑ったのも無理はないだろう。それでいて3着に急追するあたりがS級の証し。どこかでGⅠ奪取のチャンスは巡ってくるはずだ。(夕刊フジ)

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【ヴィクトリアM】マスクトディーヴァ直線で前が塞がり3着 モレイラ騎手「ベストパフォーマンスを出せなかった」 2024年5月13日(月) 04:57

直線でのロスが致命的だった。1番人気のマスクトディーヴァは3着。勝ち馬を前に見る形で中団を進み、直線はサウンドビバーチェドゥアイズの間を狙ったが前が塞がる。すぐに内へ切り替えたが、時すでに遅し。悔いが残るレースとなった。

「ゲート内でテンションは高かったが、悪くないスタートだった。直線は周りの馬の動きでスムーズな競馬ができず、この馬のベストパフォーマンスを出せなかったのが残念でした」とモレイラ騎手は渋い表情だった。

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【ヴィクトリアM】レースを終えて…関係者談話 2024年5月13日(月) 04:55

◆鮫島駿騎手(ドゥアイズ4着)「直線はいい形で抜けてきて、外から人気馬をフタしながら進めたが、(内から)ぶつけられて少しひるんだ。それでも最後はよく伸びています」

◆横山和騎手(ルージュリナージュ5着)「直線に向いて、ふた呼吸ほど置いてから追い出して一瞬、3着はありそうでした。広い馬場が合いますし、よく頑張ってくれたと思います」

◆川田騎手(ウンブライル6着)「現状できる精いっぱいの走りで、最後までよく頑張ってくれています」

◆武藤師(モリアーナ7着)「折り合いはスムーズで、ペースも流れてくれたのでいいかと思いましたが、前が止まりませんでした」

◆西村淳騎手(スタニングローズ9着)「具合が良かったし、いいポジションを取れたのですが…」

◆松山騎手(サウンドビバーチェ10着)「いいところで脚をためられましたが、最後は少し苦しくなってしまいました」

◆杉原騎手(キタウイング11着)「競馬では前向きでしたし、道中は上手に走ってくれました。やりたい競馬はできました」

◆横山琉騎手(フィールシンパシー12着)「スタートはうまく出てくれて、悔いのないレースができました。GⅠの壁はありましたが、この馬の競馬はできましたし、この経験が次に生きると思います」

◆岩田望騎手(コンクシェル13着)「1600メートルは短かったですね。初めての年長馬相手のGⅠで結果は出ませんでしたが、立て直してまた秋に頑張りたいです」

◆戸崎騎手(ライラック14着)「流れに乗った競馬はできましたが、直線で反応できませんでした」

◆池添騎手(ハーパー15着)「道中は肩ムチを入れて促しながらの追走で、勝ち馬と同じポジションでも手応えが違いました」

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ドゥアイズの関連コラム

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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年5月18日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック オークス2023  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月21日(日)東京11R 第84回オークス(3歳牝馬G1・芝2400m)




【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)


<前走:桜花賞出走馬>(中5週)

リバティアイランド(1着、466kg(+4kg))<B><優先出走馬>
この中間は乗り込み量が少なめで、1週前もCWを単走といつもと違う感じの調整内容は気になるところ。それでも動きを見ると重心が低く回転の速い走りで、悪くは見えない。

コナコースト(2着、454kg(-4kg))<B><優先出走馬>
この中間もこれまで通り1週前にCWを長めから併せ馬で追われて先着。併走相手の鞍上とは体重差がかなりあったとは思うが、手応えも良く引き続き出来は良さそう。

ペリファーニア(3着、490kg(-6kg))<B><優先出走馬>
前走時は関西への輸送を控えた状況下、最終追い切りでも馬なりながら気分良く走らせていた。この中間は、1週前追い切りから抑え気味の内容となっていて、強くやる必要もないくらい馬体は仕上がっているのかもしれない。

ハーパー(4着、462kg(-4kg))<A><優先出走馬>
この中間も乗り込み入念で、1週前に強めに追われて併せ馬でも先着。日曜日にも坂路で好時計をマークし先着と、直前は馬なりで十分な仕上がり。

ドゥアイズ(5着、448kg(+2kg))<B><優先出走馬>
勝ちきれないところがあるが大崩れもない馬。1週前追い切りでは毛艶がピカピカで気合乗りも抜群に見せており、上積みが期待できそう。

シンリョクカ(6着、434kg(-6kg))<B>
この中間も南Wで良い時計が出ていて出来良好に映る。左回りでの追い切りの動きを見ると、特に気にするところもなく手応えも良く好印象。

ライトクオンタム(8着、428kg(±0kg))<B>
今回乗り替わりとなる田辺騎手が騎乗しての1週前追い切り。独特の走りをする馬で、追い切るよりもコンタクトをとることのほうを優先した感じの内容だったが、レース前に騎乗しておくことは人馬プラスになる。小柄な馬なので強く追う必要もなく、VTRを見てもいつも通りの走りで出来も悪くはなさそう。

エミュー(10着、418kg(+4kg))<D>
小柄な馬で使い詰めの状況。この中間は、中5週で関東での競馬となりしっかり乗り込まれているが、1週前追い切りの動きからは非力さがぬぐえず力強さは感じられない。

ラヴェル(11着、446kg(-2kg))<C>
桜花賞のコラムでも書いたが、この馬は右回りよりも左回りのほうがスムーズに加速することができるので、東京コースはプラス。休み明け3戦目での上積みも見込めそうで、前走以上の走りに期待がもてる。

キタウイング(12着、432kg(±0kg))<B>
重賞2勝馬だが調教で目立たない内容の時に好走している馬。関西でのレースの時には、早めに栗東入りして坂路でかなりの好時計をマークと、能力の一端を示していたと思うが凡走も多い。この中間は坂路、南Wで乗り込まれ平凡な内容といった感触だが、このような時にこそ激走することがあるので注意も必要。

ドゥーラ(14着、472kg(-4kg))<A>
ここ3戦はワンターンの競馬で、直線で伸びてきていないわけではないのだが、スタートも速いほうではないことから、息を入れるタイミングもなかなか作れずでこの馬の良さは出せていない。この中間、2週前は坂路、1週前がCWで一杯に追われてかなりの好時計をマークしていて、状態はすこぶる良さそう。鞍上が斎藤騎手に戻り人気は落ちそうな場面だが。距離延長でコーナー4つのコースとくれば巻き返せる要素は十分にあり。





<前走:フローラS出走馬>(中3週)

ゴールデンハインド(1着、486kg(+10kg))<A><優先出走馬>
この中間も、1週前に南Wを3頭併せで追われて大外を馬なりのまま楽に先着と、前走勝ちの勢いそのままといった感。

ソーダズリング(2着、470kg(±0kg))<B><優先出走馬>
月1ペースでレースを使われてきて今回は中3週となるが、1週前にはこれまで同様に坂路で追われた。単走馬なりも力強い走りを見せていた、引き続き好調をキープ。

イングランドアイズ(4着、432kg(+6kg))<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間は坂路で目立つ時計はなし。前走時のパドックでは落ち着きがなく、間隔が詰まっての再輸送ということもあって、強めに追えないところあり。

キミノナハマリア(11着、492kg(+2kg))<C>
前走時の追い切りもそうだったが、1週前追い切りでも終い速い時計で回転の速い走りをアピールしているが、一方でバネのある走りではない。




<前走:その他のレース出走馬>

ヒップホップソウル(フラワーC:2着、490kg(-2kg)中8週)<B>
この中間も日曜に坂路、水曜に南Wと2週連続で好時計。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらも楽に先着と、元気で勢いあり。

ミッキーゴージャス(1勝クラス:1着、436kg(-4kg)中5週)<A>
母はオークス馬。無駄がなくコンパクトにまとまった感じの馬体ではあるが、この中間もプール調教を多く取り入れられながらこれまでと同じような調整内容できている。1週前追い切りでは終い仕掛けられると一気に突き放してみせていて、仕上がりもかなり良い。

レミージュチューリップ賞:16着、506kg(-2kg)中10週)<C>
小柄な馬で、間隔を空けられたこの中間は2週前、1週前と強めに追われて時計自体上々なものを刻んできた。ただ、動きを見ると重い感じあり。

ウェイビー(矢車賞:2着、506kg(-2kg)中2週)<D><抽選対象馬(1/4)>
速い時計を出す厩舎だが、中1週となり軽めの調整で時計平凡。

クインズカムイ(未勝利:1着、468kg(-8kg)中3週)<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間もプール調整が多く、1週前の坂路では3頭併せ(計測不能)で追われたが、物足りない動きだった。

メランポジューム(スイートピーS:8着、448kg(-2kg)中2週)<C><抽選対象馬(1/4)>
休み明けの2戦が関東でのレースで、中2週での再輸送となると、馬体維持優先となり強めに追えない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーパードゥーラゴールデンハインドミッキーゴージャスの4頭をあげておきます。



◇今回はオークス編でした。
桜花賞から距離が800m延びるオークス。今回も過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。すると、連対馬10頭のうち、最終追い切りを馬なりで追われていた馬が7頭、そしてそれを勝ち馬に絞ると5頭全馬が直前馬なりでの調整だったことが分かりました。1週前も含めて全体的に馬なり調整だった馬が多く、一方で強めに追われて連対した馬たちは1週前も最終追い切りも強めに追われていたとの傾向が見られています。
3歳牝馬にとっては長距離のレースということで、折り合い面を重視した調整が中心になっているように思います。というわけで、今週のオークスに関しては、折り合い重視のソフト仕上げ、をおすすめの調整パターンとして挙げさせていただきます。


オークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。



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2023年5月14日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月14日号】特選重賞データ分析編(358)~2023年オークス
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 優駿牝馬オークス) 2023年05月21日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2018年以降)】
×2番手以内 [0-0-0-12](3着内率0.0%)
○3~12番手 [4-5-5-44](3着内率24.1%)
×13番手以下 [1-0-0-17](3着内率5.6%)

 脚質が明暗を分けそう。2018年以降の3着以内馬15頭中14頭は、前走の4コーナー通過順が3~12番手でした。極端な競馬をした直後の馬は強調できません。

主な「○」該当馬→シンリョクカソーダズリングドゥアイズ
主な「×」該当馬→ゴールデンハインドコナコーストリバティアイランド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が1着、もしくは前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2018年以降[5-5-5-41](3着内率26.8%)
主な該当馬→ゴールデンハインドコナコーストソーダズリングリバティアイランド

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2023年5月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今後に向けても覚えておきたい騎手の長距離適性/NHKマイルC展望
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先週の天皇賞(春)ジャスティンパレスが差し切り勝ち。断然人気のタイトルホルダーほかライバル勢が失速する中、唯一安定した走りで楽々と突き抜けた。鞍上のルメール騎手はこれで同馬とのコンビで4戦4勝、相性の良さを示した。

また、ルメール騎手が長距離戦を得意にしていることは随分知られることとなったが、今回の天皇賞(春)を勝ったことにより同レースは3度目の制覇、さらに3000m以上の重賞も通算9勝目。「デムルメ」ともいわれ、何かと比較されることが多いデムーロ騎手は3000m以上の重賞ではイマイチ奮わず通算2勝。改めて「長丁場のルメール」を証明する結果でもあった。

2着のディープボンドは、これで3年連続の銀メダル。阪神でも京都でも、毎年キッチリ結果を出すのは立派。近走は外枠続きで運がなかったが、今回久々に真ん中より内の枠を引けたことで持ち味を存分に生かすことができた。

3着シルヴァーソニックは、お馴染みのレーン騎手。外から流れに乗るのは同騎手の十八番で、本来は不利とされる外枠でもレーン騎手の場合はむしろ有利になるくらいだ。出入りのある流れをゆったり眺め、ラストまで余力を残すことに成功した。是非ジョッキーカメラでその視点を観ていたいと感じる騎乗だった。

「騎手の距離適性」

というと一見オカルトのように感じるかもしれないが、実はかなり傾向がある。長丁場は燃費の良い走りを求められるので、当たりがキツイジョッキーは基本的に不得手で、逆に短距離になると多少リズムを崩してでも勝ちに行く走りを求められるので、リズムを重視するジョッキーは差し遅れリスクが高くなる。

現役騎手のなかでは、川田騎手は長丁場のレースでは信頼度が落ちる。一方、今回は名前がなかった田辺騎手は、屈指の「長距離ジョッキー」。今回は残念ながら乗り替わりになってしまったが、アスクビクターモアの素質開花には田辺騎手が大いに貢献しただろうし、ほかにもブレークアップの唯一の重賞勝ちであるアルゼンチン共和国杯は田辺騎手が騎乗していた。また、ヒュミドールが2着に激走したダイヤモンドSも田辺騎手騎乗だった。

今週末はNHKマイルC。東京1600mのG1の中では特にスピードも求められるレースだけに、先週とはまた異なる騎手の適性を問われる一戦になりそうだ。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後はNHKマイルCの注目馬で締めたい。

モリアーナ横山典弘騎手)

注目はモリアーナ&横山典騎手。

今回初コンビとなるが、近走は武藤雅騎手があまり上手く乗れていなかった印象が強く、その中でも重賞で大崩れしていないのは地力の高さの証といえるだろう。とりわけ東京芝1600mでは新馬勝ち、そしてクイーンC3着といずれも好走、得意舞台といえそうだ。そのクイーンCで先着を許したハーパードゥアイズ桜花賞で4、5着と健闘。今年の比較的手薄なメンバー構成ならば、十分にチャンスがありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年4月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ジョッキーカメラを見て考えさせられたアレコレ/皐月賞展望
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桜花賞は単勝1.6倍という断然の支持を集めたリバティアイランドが、大外から差し切って勝利。まずは1冠を制した。

思いのほか後方になった位置取りは見ている方としてはヒヤヒヤしたが、川田騎手は冷静そのもの。じっくり溜めて落ち着いて外に出すと、最後はただ一頭上がり32秒台の脚で突き抜けた。Bコース替わりでインが有利だった馬場状態を考えれば、着差以上の完勝といえる内容。オークスでも当然有力候補になる。

2着以下の中で距離が延びて良さそうなのは、5着に敗れたドゥアイズだろうか。今回は切れ味負けした印象もあるが、追って長く脚を使えるタイプ。オークスの舞台の方がより持ち味を生かせそうだ。

回顧と話はズレるが、JRAのYoutubeチャンネルが公開したジョッキー視点の映像はとても面白かった。騎手の視点からどのようにレースが見えているかを改めて感じることができる。

→【2023年 桜花賞 ジョッキーカメラ】リバティアイランド騎乗の川田将雅騎手ジョッキーカメラ映像を公開|JRA公式 https://youtu.be/V8GuEbz3hAQ

我々はいつも俯瞰した状況から見ることに慣れてしまっているが、現場のグラウンドレベル(馬上レベル?)の視点をこうして追体験できる映像は貴重だ。相手の立場に立つ…というのは人間関係だけでなく何事においても重要だと思うが、こう乗れああ乗れとモニタの前で注文をつけるだけではなく、少しだけでもこうして現場の視点、時速60キロを超える乗り物に乗っている状況というのを想像してみると、そう簡単にこちらが思うようにいくものではないということがわかる。もちろん、フラットな回顧をする上では俯瞰する視点をすべて否定するわけではない。ただ、騎手にいろいろ期待して注文を付けたところで、それをできる騎手とできない騎手がいるのは当然。無茶な期待をかけるよりも、特徴や巧拙を理解した方がお互い健全な関係を保てるだろう。

余談であるが、このカメラをつけていると、例えば「オラオラ~」とか、「そこどけ~」とか「危ねーぞ、てめぇ」といった、アドレナリンがドバドバ出た中での闘争本能むき出しの言葉を発することも憚られるのだろうか。あるいはそういったことを発してしまっていることがわかった場合、そのまま公開するのだろうか、などと考えてしまった。個人的にはそれも戦いの中での出来事なのだから公開してほしいと考えてはいるが、昨今の何にでもクレームをつけられ、それに対して脆弱な社会状況を考えるとそうもいかないのかもしれない。ちなみに競技は異なるがF1のオンボード映像においては、いわゆる放送禁止用語に近いことをドライバーが発した場合、その部分には「ピー」が入るようになっている。

さて、前置きが長くなってしまったが、断然の主役がいた牝馬戦線と比べると牡馬戦線は混沌としている。先月の当コラムで、「牡馬クラシックは共同通信杯組を中心に回る」と書いた通り、各路線のレベルを考えると共同通信杯組が一番だとは思うが、それでも混戦には変わりない。馬場や枠の並びなど、ちょっとしたことで順番が入れ替わるレースになりそうだ。

皐月賞…に限らずだが競馬の穴馬には大きく分けて2つのパターンがある。

1つは、恵まれて穴をあけるケース。もう1つは、強いのに気づかれていなかったケースだ。

皐月賞はキャリアの浅い3歳戦に加えて、各路線で好成績を残して来た組が集結するレース。そういう意味では、より後者のパターンが多くなる傾向がある。

例えば2016年の皐月賞を制したディーマジェスティは8番人気。しかし共同通信杯の勝ち馬で、戦績だけ見れば決して上位勢とも差はなかった。ただ、未対戦組が多かった分、「強さに気づかれていなかった」ということに過ぎない。実際その後は日本ダービーで1番人気を背負い3着、休み明けのセントライト記念を制している。

2017年の皐月賞を制したアルアインも、今思えば9番人気というのはさすがに人気がなさ過ぎたかもしれない。こちらも各路線から好メンバーが集結したゆえに、毎日杯勝ちの実績があっても軽視された形。ちなみに当時単勝2.4倍というやや抜けた人気を集めた馬を即答できる方は少ないかもしれない。

答えは牝馬のファンディーナ。

ファンディーナは当時無敗で圧勝に次ぐ圧勝。今だから不思議に思えるだけで、当時は牡馬をも蹴散らすと考えられたのはまったくおかしくない。ただ、結果的にその判断は間違っていた。キャリアの浅い馬同士だからこそ、必ずしも人気=実力とはならない、それが皐月賞なのだろう。

今年は共同通信杯組のレベルが高いと再三申し上げて来たが、その説に則るならばファントムシーフは有力。ただ、前走オープンおよび重賞1着馬が8頭もいる組み合わせ。あのタイトルホルダーですら皐月賞は弥生賞を勝って参戦したにもかかわらず8番人気。今年も気づかれていないだけで後々になれば、

「なんでこんなに人気がなかったのだろう」

と思われる実力馬が、前走好走馬の中に潜んでいるかもしれない。先入観を一度捨てて改めて過去のレースぶりを振り返ることが、穴馬券を仕留める近道になるかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は皐月賞の注目馬で締めたい。注目はこの馬。

メタルスピード津村明秀騎手)

注目はメタルスピード津村明秀騎手。

今年はどの路線も低調で、唯一ハイレベルといえるのが共同通信杯。ただその共同通信杯ですら上位馬は折り合いやスタートに不安を抱えており、信頼できる人気馬はほぼ皆無といっていい。伏兵の出番がありそう。その中でもメタルスピードは一戦ごとに内容良化。スプリングSは上手く立ち回ったが、それでもラストまでしぶとく伸びており、距離延長にも可能性を感じさせる内容だった。今の荒れて来た中山芝も合いそうなタイプで、父は今年の中山芝で大爆発中のシルバーステート。持ち味の立ち回りの上手さとしぶとさを生かせれば、今年のメンバーなら上位の一角を崩すチャンスがありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年4月6日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 桜花賞2023
閲覧 1,981ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月9日(日) 阪神11R 第83回桜花賞(3歳G1・牝・芝1600m)



【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:チューリップ賞出走馬>(中4週)

モズメイメイ(1着、456kg(±0kg))<B><優先出走馬>
この中間も乗り込み豊富で、2週前、1週前には坂路で好時計を出している。動きを見ても、かなり行きたがるくらい気合が乗っていて出来は引き続き良さそう。

コナコースト(2着、458kg(-4kg))<D><優先出走馬>
2走前、前走、この中間と、追い切りの内容が物足りなくなっていて、調子が上がってこない感じ。

ペリファーニア(3着、496kg(±0kg))<A><優先出走馬>
南Wと坂路で好時計が出る馬だが、前走時のパドックではまだ締まりそうな馬体だった。この中間も、1週前に南Wを併せ馬で追い切られ好時計をマーク。さらに、前走時と同じように日曜坂路でもかなり速い時計を出していて順調な仕上がり。

ルミノメテオール(4着、446kg(+4kg))<D><除外対象馬>
前走時までは坂路で好時計が出ていたが、この中間は本数の割に平凡な時計が多い。

ダルエスサラーム(6着、438kg(±0kg))<B><除外対象馬>
坂路で速いタイムが出る馬で、この中間も坂路で好時計マークと状態は良さそう。どちらかというとスピードが勝った感じ。

キタウイング(7着、432kg(±0kg))<B>
前走時も栗東に滞在しての調整だったが、控えめな内容が多かった。この中間も引き続き栗東で馬なりでの調整だが、前走時よりも走りがしっかりしてきていて上積みは感じられる。

ドゥーラ(15着、476kg(+6kg))<B>
前走時の追い切りでは終いの伸び脚に物足りなさを覚えたが、この中間は1週前追い切りで見せた力強さから、良化してきている印象。




<前走:フィリーズレビュー出走馬>(中3週)

シングザットソング(1着、436kg(-4kg))<C><優先出走馬>
小柄な馬で、前走時パドックでは好馬体もこれ以上馬体は減らせないくらいギリギリだった。中3週で迎えるこの中間、追えばいくらでも速い時計の出る馬が控えめな内容となっていて、上積みまでは厳しいのかもしれない。

ムーンプローブ(2着、464kg(-6kg))<C><優先出走馬>
前走は1400m戦で前に行けなかったが直線はしっかり伸びた。この中間も1週前には坂路で好時計も、抑えすぎて時計ほどの良い伸び脚は見られず。

ジューンオレンジ(3着、446kg(-4kg))<B><優先出走馬>
使い詰めからの中3週で疲れがどうかというところはあるが、坂路で好タイムを計時し、併せ馬でも見劣ることなくしっかりした走り。

ブトンドール(6着、494kg(+12kg))<D>
この中間も距離を意識してか1週前追い切りはCWでの内容。走りに硬さがあり首も上がり気味で物足りない動き。

リバーラ(12着、434kg(+4kg))<‐>※出走回避




<前走:阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬>(4ヵ月)

リバティアイランド(1着、462kg(-4kg))<A>
この中間も坂路、CWと好時計。やや首が詰まる走りになるが伸びていないわけではないので、前走時に近い好仕上りで出走できそう。

シンリョクカ(2着、440kg(±0kg))<C>
この中間も前走時と同じような調整内容。状態は悪くなさそうだが、動きを見てもまだ非力さが残る印象で、大きく変わった感じはなし。

ラヴェル(11着、448kg(-4kg))<B>
この中間は2週前から1週前までに3本強めに追われていて、1週前の映像からも力強い動きで休み明けでも出来自体は良さそう。ただ、右回りよりも左回りのほうがコーナーリングから直線に向いての加速がスムーズな感があり、ここも枠とゲートを出ての位置取り次第か。スムーズでないと前走のような競馬になるリスクは残る。




<前走:クイーンC出走馬>(中7週)

ハーパー(1着、466kg(-12kg))<B>
この中間も入念な乗り込みで出来は良さそう。1週前の動きを見ると仕掛けられてからの反応こそ鈍いが、終いの伸び脚は上々。

ドゥアイズ(2着、446kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で迎える。前走時のパドックでは、毛艶良く、気合、伸び万全で状態は良かった。この中間も先週、今週と追い切りの時計を詰めてきていて、更なる上積みに期待が持てる。

モリアーナ(3着、474kg(-2kg))<C>
叩き3戦目となるが、前走から少し間隔が空いていて坂路で良いタイムが出ていない。

ミシシッピテソーロ(15着、418kg(-6kg))<D><除外対象馬>
この中間、2週前、1週前と追い切られているがこの馬としては平凡な時計で......。




<前走:その他のレース出走馬>

トーセンローリエ(アネモネS:1着、426kg(-2kg) 中3週)<D><優先出走馬>
3連勝した前3走時の追い切りでは、中間坂路でかなり良い時計を1回はマークしていた。ただ、この中間は中3週で1週前までは軽めの調整。最終追いでビッシリ追ってきて好時計を出せるところまで回復できるかどうかだが。

コンクシェル(アネモネS:2着、452kg(-10kg) 中3週)<C><優先出走馬>
前走時点で10キロ減と、これ以上絞りたくない感じも1週前には強めに追われて好時計を計時と、出来は引き続き良さそう。あとはパドックでテンションが高くなるところがあり、さらに輸送もあるとこれまで以上に力みが強くなる可能性あり。

ミスヨコハマ(アネモネS:10着、464kg(+2kg) 中3週)<C><除外対象馬>
休み明け2戦目でこの中間も乗り込み豊富。併せ馬でも先着と、上積みが期待できそうな感触はあるが。

エミュー(フラワーC:1着、414kg(-2kg) 中2週)<D>
小柄な馬で使い詰め。この中間は、中2週で1週前に強めに追えず、さらに輸送もあるので状態面を気にする以上に馬体を減らさないことに神経を使わなくてはならず......。好状態にもっていくことはかなり大変になりそう。

ライトクオンタムシンザン記念:1着、428kg(+2kg) 3ヶ月)<A>
ルメール騎手は、馬の気持ちに逆らわず気分よく行かせての勝利。武豊騎手は、ディープ産駒の爆発力を活かす乗り方で直線大外一気の差し切り勝ちと、どちらも強い内容で能力の高さを見せてくれた。小柄な馬ということもあり、間隔を空けて臨む今回、2週前、1週前とCWを長めから追われて上々の時計を披露。動きを見ても、前進気勢が強く気持ちも乗ってきているので良好な仕上がりと言えるだろう。

メイクアスナッチ(フェアリーS:2着、436kg(+6kg) 3ヶ月)<D><除外対象馬>
休み休み使われてきた馬で、今回も3ヶ月ぶり。1週前追い切りではモタモタした走りで、仕上り途上という印象を受けた。

ユリーシャ(エルフィンS:1着、446kg(-8kg) 中8週)<C><除外対象馬>
坂路で好時計の出る馬だが、この中間は1週前にCWで長めからと調整パターンを変えてきた。もともとトレセンで多く追い切られるタイプではないが、今回は間隔が空きなおかつ絞りにくい寒い時期で本数も少ないということで、太めが残っているため変えてきたのかもしれない。動きを見ても終い伸びきれずという感じ。


                                                                                                                          

※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ライトクオンタムリバティアイランドペリファーニアの3頭をあげておきます。



◇今回は、桜花賞編でした。
桜花賞過去5年の連対馬(霧で1週前、最終追い切りと計測不能だったアーモンドアイを除く)の追い切り内容について調べてみると、最終追い切りが馬なりだった馬が6頭で残り3頭も一杯まではいかずG前仕掛けや直線強めと終い気合を入れる程度で3頭とも輸送の負担が少ない関西馬でした。1週前追い切りに関しては、馬なりでの追い切りの馬が少し多く、長距離輸送のある関東馬(栗東滞在馬は除く)は、1週前の時点で仕上がっていないと勝ち負けすることは厳しいでしょう。逆に、関西馬は1週前が馬なりでの追い切りでも、そこで少しでも重い感じがあれば最終追い切りでは強めに......といった過程の馬でも勝ち負けを演じられる傾向にあるようです。これらの調教データから、関東馬は1週前時点での仕上がり、関西馬は最終追い切り後の状態で判断することをおススメします。

桜花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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口コミ一覧
閲覧 164ビュー コメント 0 ナイス 5

#ヴィクトリアマイル 
#テンハッピーローズ 
津村明秀騎手
優勝おめでとうございます

直前のデーターでは荒れが出ましたが。。。
正直ここまで荒れとは。。
4着ドゥアイズ。。ゴール前惜しかった。。。
いいね&リポストありがとう
【○○と言えば~?】
TOPページ 【ハイライト】に

 軸うまおやじ 2024年5月12日() 15:17
ちょっと真面目に言います。 #ヴィクトリアマイル=  
閲覧 125ビュー コメント 0 ナイス 5

ちょっと真面目に言います。
#ヴィクトリアマイル= 
多少?荒れ模様のデーターが出ました!

4頭中1頭に=3着内のランプが点灯=
7番ハーパー
1番ライラック
14番フィールシンパシー
15番ドゥアイズ

注意!おすすめ出来ません!十分にご注意下さい!
自分で判断された方が楽しいですよ。

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 赤萬坊 2024年5月12日() 12:45
ヴィクトリアマイル おおざっぱ予想
閲覧 235ビュー コメント 0 ナイス 1

◎ナミュール
◯マクストディーヴァ
▲テンハッピーローズ
△ハーパー
△モリアーナ
△ドゥアイズ

単勝10
三連複10軸→6.7.9.13.15(◎)
三連複6軸→7.9.10.13.15(◯)

武豊騎手4500勝おめでとう
まぁそんなこんなでナミュール本命◎
力は一枚上だと思うのだが本調子がどうか調教からは微妙
マスクトディーヴァの方が順調な過程なので◯
1・2番人気買っちゃうので3〜5番人気は切ってしまって
モリアーナ・ハーパー・テンハッピーローズ・ドゥアイズに期待

川田さん恐いんだけどなぁ(´・ω・`)キタラシャーナイ

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2024年5月12日ヴィクトリアマイル G14着
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2024年5月12日 ヴィクトリアマイル G1 4着
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