リバティアイランド(競走馬)

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写真一覧
現役 牝4 鹿毛 2020年2月2日生
調教師中内田充正(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 8戦[5-2-1-0]
総賞金74,444万円
収得賞金34,250万円
英字表記Liberty Island
血統 ドゥラメンテ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
ヤンキーローズ
血統 ][ 産駒 ]
All American
Condesaar
兄弟 ロムネヤマディソンガール
市場価格
前走 2024/03/30 ドバイシーマC G1
次走予定

リバティアイランドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/30 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 12--------3** 牝4 54.5 川田将雅中内田充 --2.27.1 0.4----レベルスロマンス
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18113.722** 牝3 54.0 川田将雅中内田充 470
(-6)
2.22.5 0.733.9④④④④イクイノックス
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 18361.111** 牝3 55.0 川田将雅中内田充 476
(+10)
2.01.1 -0.133.6⑥⑦⑦マスクトディーヴァ
23/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18351.411** 牝3 55.0 川田将雅中内田充 466
(0)
2.23.1 -1.034.0⑥⑥⑥⑥ハーパー
23/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18231.611** 牝3 55.0 川田将雅中内田充 466
(+4)
1.32.1 -0.232.9⑮⑯コナコースト
22/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 18592.611** 牝2 54.0 川田将雅中内田充 462
(-6)
1.33.1 -0.435.5⑧⑧シンリョクカ
22/10/29 東京 11 アルテミスS G3 芝1600 10331.412** 牝2 54.0 川田将雅中内田充 468
(+4)
1.33.9 0.133.3⑥⑥ラヴェル
22/07/30 新潟 5 2歳新馬 芝1600 12222.111** 牝2 54.0 川田将雅中内田充 464
(--)
1.35.8 -0.531.4⑦⑦クルゼイロドスル

リバティアイランドの関連ニュース

昨年、牝馬3冠を達成したリバティアイランド(栗・中内田、牝4)の銅像の除幕式が4日、京都競馬場で行われた。

式典には、主戦を務める川田騎手と製作者の外崎祥志氏、甲田京都競馬場場長が出席した。3冠馬メモリアルロードに建立された銅像を目にした川田騎手は「リバティアイランドのような素晴らしい馬が皆さまの期待に応え、3冠馬になり、皆さまが喜んでいただけた景色の美しさは鮮明に刻まれています」と当時を振り返った。

同馬は天皇賞・秋(27日、東京、GⅠ、芝2000メートル)に向けて調整中。

◆有限会社サンデーレーシング吉田俊介代表「このたびはリバティアイランドの牝馬3冠達成を記念した馬像を設置していただきましてありがとうございます。設置に尽力いただいた京都競馬場をはじめとするJRAの皆様、像の制作にあたっては外崎祥志様、またファンの皆様に心より御礼申し上げます。サラブレッドの現役期間中に、このような像ができることは極めて希だと思います。つまり、リバティアイランドには、この像の価値をさらに高めていける可能性があります。引き続き、リバティアイランドの走りにご注目いただければ幸いです」

中内田充正調教師「まだ現役ですが、このような立派な馬像を作っていただけるような馬に携わらせて頂き、誠に光栄です。また、リバティアイランドがターフで良いパフォーマンスを披露できるよう、チーム一同で取り組んでまいります。スタチューオブリバティも素晴らしい馬ですが、リバティアイランドもよろしくお願い申し上げます」

リバティアイランドが天皇賞・秋に向け栗東トレセンに帰厩 2024年9月18日(水) 16:23

昨年の3冠牝馬で、ドバイシーマクラシック3着以降、休養していたリバティアイランド(栗・中内田、牝4)が18日、放牧先のノーザンファームしがらきから、栗東トレセンに帰厩した。今後は、天皇賞・秋(10月27日、東京、GⅠ、芝2000メートル)に向けて調整が進められる。引き続き、川田騎手が手綱を取る。

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【ローズS】クイーンズウォーク実りの秋 秋華賞前哨戦で鮮やか差し切り 2024年9月16日(月) 04:49

川田将雅(38)=栗東・フリー=騎乗で2番人気のクイーンズウォークが好位追走からラスト100メートル付近で先頭に立ち、押し切った。2着は7番人気チェレスタ、3着は大逃げした11番人気セキトバイーストで、上位3頭が秋華賞(10月13日、京都、GⅠ、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。1番人気レガレイラは5着。



実りの秋を早々に感じさせる走りだった。クイーンズウォークが好位から抜け出してV。セキトバイーストが大逃げした展開を、川田騎手は冷静に振り返った。

「こちらはこちらのリズムで前を射程圏に入れつつ、ジワッと動いていきました。前哨戦の作りでしたが、無理せず走って、この結果でした」

春はクイーンCを勝ったものの桜花賞8着、オークス4着。秋にかける思いは強い。「体幹がしっかりしたことで、リラックスして走れるようになりました」と成長の手応えをつかんでいる。

中内田調教師は「上手に競馬をしてくれました。久々でテンションが高かったですが、このあたりがどうなるかでしょうね」と見立てた。今後は優先出走権を得た秋華賞を目標に調整される予定。昨年、リバティアイランドで牝馬3冠を制したコンビ。〝連覇〟に向けてのシナリオは、着実に前へ進んだ。(佐藤将美)

クイーンズウォーク 父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー、母の父ハーリントン。黒鹿毛の牝3歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績6戦3勝。獲得賞金1億2292万6000円。重賞は2024年GⅢクイーンCに次いで2勝目。ローズSは川田将雅騎手が08年マイネレーツェル、19年ダノンファンタジー、20年リアアメリア、22年アートハウスに次いで5勝目、中内田充正調教師は19年ダノンファンタジー、20年リアアメリア、22年アートハウスに次いで4勝目。馬名は「ロンドンのランベスブリッジとタワーブリッジ間の遊歩道」。

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【新潟記念2024】重賞レースおさらい帳 絶妙な位置取りから後続の猛追凌ぐ! シンリョクカ&木幡初也騎手が嬉しい重賞初勝利 2024年9月2日(月) 13:00


進路の定まらない台風に翻弄された週末。

日曜日にはその影響こそ薄れつつあったが、返し馬時にライトバックの放馬・出走取消があるなど、どこか不穏な空気が消えない中での発走となった当レース。雰囲気そのままに、結果も非常に難解なものとなった。


レースはまずシンリョクカゴールドプリンセスバラジといった伏兵勢が先手を主張した。

大逃げ戦法が武器であり、ここでも当然のように逃げると思われたアリスヴェリテは少し遅れての進出。他馬は前を譲るかのような動きを見せるが、先頭に立ってもアリスヴェリテはそれほど後続を離す気配を見せない。

じわ〜〜〜〜っという感じで縦長の隊列が形成される頃には、既にレースは残り半分。アリスヴェリテが更に逃げ脚を伸ばしたのはそこからで、大逃げ競馬としてはかなり変則的な動き。離された後続はむしろスローな流れで、後方待機策をとった有力馬たちにとっては非常に動き方が難しい展開となった。


それをポツンと2番手で見る形を取っていたのがシンリョクカ

折り合い十分に溜めを利かせ、直線に入っても慌てず騒がず追い出しを待つ格好。自然とアリスヴェリテとの差が詰まり、後続の鞍上のアクションが大きくなった残り400mで、満を持しての追い出しにかかった。

この”ひと脚”の前に、後続の追い上げが鈍る。唯一最後まで脚を伸ばしたセレシオンが詰め寄るが、結局はハナ差だけ捉えられず。

道中の巧みな位置取りと、直線の絶妙なタイミングの追い出しが栄冠を引き寄せる結果となった。


シンリョクカと鞍上の木幡初也騎手は共にこれが重賞初制覇。

2歳時には阪神JFにおいてリバティアイランドの2着に入ったコンビだが、その後は思うような成績が挙げられず、前走の福島牝馬Sでは落馬競走中止。お世辞にもいい流れとは言えない中での勝利は、陣営にとっては格別だろう。

だが、重賞を制してもなお適性がはっきりしない馬で、どこがベストの舞台なのか判断が難しい。

同じ母系からはマイル以下の舞台で活躍する馬が多く出ているが、このまま中距離路線を歩むのか、マイル路線に転じてくるのか、この後の陣営の選択に注目したいところだ。


息の長い末脚で後方から追い込んできたセレシオンは、ここまでに示していたスケール感通りに重賞級であることを証明。

不器用で前半ゆったりと入りすぎる傾向はあるが、その分常に良い脚は使ってくる馬。新潟巧者のイメージが強いが、他の競馬場でも変わらないレースレベルで走れているので、舞台問わず狙っていけるはず。


3着のキングズパレスもさすがの堅実性を披露。

得意の左回りで位置取りもちょうど良く、一時は一気に前を飲み込むかと思われたが、勝ち馬の立ち回りがとにかく巧かった。

能力的にはもういつ重賞タイトルを獲っても不思議ないレベルにはあるはずだが、一押しが足りないのも事実。

本馬の母系もシンリョクカ同様短めなところに適性があるので、マイル辺りまで距離を縮めてみるなど、思い切った一手が必要かもしれない。


僅差の4着に飛び込んだのは7番人気のゴールドプリンセス

春の戦績から3000m級ステイヤーのイメージが強かったが、2000mの重賞でもさっと好位を狙えるだけの前向きさを見せたのは驚き。今後の選択肢が大きく広がる一戦になったのではないだろうか。

秋のエリザベス女王杯に間に合うようなら非常に面白い存在になりそうだし、それ以降の天皇賞(春)路線でも存在感を発揮してきそう。


七夕賞に続いてのサマー2000シリーズ連勝を狙ったレッドラディエンスは5着。

ハンデの影響もあってか道中下がり過ぎた感じだし、直線の伸びもジリジリとしたものに留まった。

それでも着差は僅かだし、堅実無比なこれまでの戦績を踏まえると、展開一つですぐにでも巻き返しがありそう。悲観するような内容ではなかったと考えたい。

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【新潟記念2024】キーホース診断 新たなローテの先駆者となるか? 3歳牝馬ライトバックを考える  2024年8月29日(木) 09:00


ライトバック

先日まで開催されていたパリオリンピックにて、総合馬術団体が銅メダルを獲得した。実に92年ぶりの快挙だという。


実は今回取り上げる新潟記念にも、長きに渡って守り続けられている記録がある。

もし今年その記録が破られるとしたら、実に51年ぶり。92年ほどではないにせよ、なかなかの数字だ。


ちなみにその記録とは、”3歳牝馬による新潟記念制覇”だ。

「え、そうなの?」と意外に思えてしまうが、秋のトライアル直前という絶妙な時期もあるのだろう。3歳牝馬がこのレースを目指すこと自体が極めて稀で、勝つところまで行ったのは1973年のヤマテスコが最後になる。


そんな異例とも言えるローテを選択したのが、今年の桜花賞オークスで共に3着に入ったライトバックだ。牝馬クラシックロードを歩む馬のほとんどがトライアルへの出走、もしくは本番への直行を選択する中、この挑戦はどのような結果をもたらすのだろうか。通用の可能性をいつも通りに各要素から考えていきたい。


まず指数面だが、今年の桜花賞オークスのレベルは歴代クラシックの中では中程度。リバティアイランドスターズオンアースがいた前2年ほどハイレベルではないが、かといって極端に低レベルということもない。オークス12着のコガネノソラが古馬相手のクイーンSを制したことからも、それは見て取れる。

仮に本馬がコガネノソラと同程度以上のパフォーマンスを発揮すると仮定すると、ここでも上位争い可能な水準には届く。

だが、頭数の割にかなり骨っぽいメンバーが相手という点がどう出るか。

特にレッドラディエンスキングズパレスらが刻んでいる指数はG3レベルとしてはかなり高く、簡単に押し切れそうな相手ではない。

加えて難しい気性のために序盤は徹底して我慢させるタイプの本馬は、どうしても展開に左右される。この点で、特殊な展開を創出してくる大逃げ馬・アリスヴェリテがいるというのも悩ましい問題だ。この面々を自ら動いてまとめて倒すようなことがあれば秋以降も非常に楽しみな存在となるが、現状で想定オッズほどの信頼度があるかというと若干心許ない。


血統的には父キズナ、母父エクシードアンドエクセルということで、皐月賞ジャスティンミラノに近い構成。母も母父もスプリンター気質の強い馬だったので、距離は長くなるよりも短くなったほうが良いタイプだろう。

2400mのオークスから距離短縮となるのは歓迎材料だが、前向きな気性を踏まえると2000mでもまだ半信半疑。末脚の破壊力は確実にメンバー上位と言えるが、直線がかなり長い新潟外回りが舞台ということもあって、最後まで伸び切るだけの持続力を発揮できるかが鍵となりそうだ。


調教ではしっかりと順調さをアピールしており、1週前追い切りはコースで好時計を記録。春ほどがむしゃらに走っている雰囲気がなく、淡々と走れていたのは好感が持てた。

これが気性の成長によるものだとすれば、実戦でもパフォーマンスが大きく向上する可能性がある。元々フィジカル面では非常に高い評価を受けていた馬なだけに、メンタル面が安定すれば鬼に金棒といったところか。

もし本馬がここで結果を出せば、秋を見据える馬たちの前哨戦として新たな選択肢が生まれることになる。これまでになかったローテの先駆者となれるか、その走りと結果には要注目だ。

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【札幌記念】シャフリヤール復活Vへ! 武豊との新タッグでダービー馬が〝威厳〟示す 2024年8月17日() 10:49

衰え知らずの6歳馬シャフリヤールが北の大地で復活Vを飾る。

3年連続の参戦となった前走・ドバイシーマクラシックは、積極的なレース運びから最後までしぶとく脚を伸ばして2着。多少の展開利はあったものの、3冠牝馬リバティアイランドを1馬身離しての日本馬最先着には大きな価値がある。

放牧を挟み、ここを目標に定めて調整。昨年と同じローテーションながら、今年は1週早く函館に入厩して調教を重ねてきた。14日のWコースは5ハロン69秒0、ラスト1ハロン13秒1。不良馬場のせいか最後は脚いろが鈍ったが、「向正面から動かして時計以上に負荷がかかっていたからね。体はシュッとしている」と、藤原助手は好感触だ。

ディープインパクトの背中を知る武豊騎手との新タッグで、ダービー馬が〝威厳〟を示す勝利の祝杯をあげる。

〝究極の3連単〟は1着にシャフリヤールを固定。相手5頭の計20点で勝負だ!(夕刊フジ)

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リバティアイランドの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月20日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】難なく3冠達成したように見えたリバティアイランド/菊花賞展望
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秋華賞リバティアイランドが難なく3冠達成。

…と書いていて、「難なく」というのは少々語弊があるかなと感じた。テレビを通してみているからそう感じるのであって、実際現場はいくつもの困難を乗り越えた末の栄冠なのだろう。

もっとも、難なく達成したように見えるのは悪いことではないようにも思える。3冠馬を引き合いに自分の話をするのも気が引けるが(気が引けるが、続ける)、私自身も、

「競馬予想って誰にでもできそうだし楽しそうだね」

と言われると、とても嬉しく思う。

楽しそうで、自分でもできそうと思われるとすれば、それはプロ冥利に尽きるというもの。もちろん世の中には自分がやっていることがいかに大変で、すごく苦労していて、自分にしかできないと思われたい人も多くいるのかもしれないが、個人的にはむしろ楽だと思われたい。

なので、誰にでもできそうな仕事だね、と言われたら、喜んで「はい」というだろう。自分の能力を認められたようで誇らしくすらある。

余談が過ぎたので元に戻すが、リバティアイランドが「難なく」3冠を達成したように見えたのは、恐らく人馬ともにまったく隙がなかったからだ。桜花賞こそ多少ヒヤリとはしたものの、川田騎手は落ち着き払っているように見えた。

オークスはスタートから今度はスムーズに好位置を確保し、直線は楽々と突き放した。パートナーとレース後楽しそうに「これが東京だよ」と観光案内する姿は、もはやカメラを意識する余裕すら感じたものだった。

迎えた秋華賞。小回りがどうかとか、馬体重増がどうかとか、そんな懸念もゲートが開いた2分ほど後には、心配していた自分がアホに思えるほど隙のない競馬だった。何より、川田騎手は落ち着いていた。

まるでアッサリと達成されたように思えた牝馬3冠は、まさにリバティアイランドとその陣営の強さを際立たせるものだった。個人的にはちょうど20年前、現地でスティルインラブの3冠達成を見たが、当時はどちらかといえばハラハラする3冠だった。

同じ牝馬3冠でも異なる馬なのだから当たり前なのかもしれないが、当時から仕上げの技術も向上し、より強い馬がその力を存分に発揮できる土壌ができているのかもしれない。実際、2018年のアーモンドアイ、2020年のデアリングタクトに続いて直近6年で3頭目の3冠牝馬の誕生だった。

この先はきっとイクイノックスをはじめとするワールドクラスの馬たちとの対決が待ち受けている。そんな相手でも恐らく引けを取らない戦いができるはず、そう思わせてくれる、(あえて言うが)余裕綽々の3冠達成だった。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 10/15(日)東京9R マイネルグロン 8番人気1着

もともとスタミナ豊富で使うごとに力をつけて来ていたが、今回は久々のハンデも跳ね返して好位から堂々と抜け出し、成長も感じさせる内容で完勝。まだ余力もあり、中山コースも全く問題ない。中山大障害でも勝ち負けになる。

~今週末の注目馬~

今週はもちろん菊花賞から。

ドゥレッツァ(ルメール騎手)

注目はドゥレッツァ&ルメール騎手。
4連勝で3勝クラスを制し、勢いそのままにG1挑戦。一線級相手との対決は未知とはいえ、未勝利戦では今回も人気を集めそうなサトノグランツを下しており、もともと能力は高かった馬。前走は完全に先行馬の流れだったが、4コーナーで進路を失いながら切り替えて地力で伸びて差し切る着差以上の好内容。まだまだ伸びしろはありそう。長丁場のルメール騎手も大きなアドバンテージで、もはや穴人気というよりは普通に人気の一角を占めると思うが、有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月13日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】いつでも下手な騎手はたまにいるが、いつでも上手い騎手はほぼ皆無/秋華賞展望
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先週末の3日間開催はルメール騎手が土日で7勝、月曜日は一転して0勝。もちろんこれは偶然ではない。

もともと東京が得意なルメール騎手。土日は持ち味であるスムーズに脚を溜めて直線で末脚を伸ばす競馬で、特に芝ではいわゆる無双状態。

土日芝×ルメール騎手(4-1-3-1)

ご覧の通り、9頭に騎乗し8頭が3着以内。

「どうせ人気馬ばかりだろう」

という意地悪なファンの声が聞こえてきそうなものだが、1番人気馬は2頭だけ。ルメール・ブランドを背負ってもそうなのだから、やはりジョッキーの腕と認めるしかない。

回収率は単勝223%、複勝145%。

「頭を使うよりルメールを黙って買え」

少々雑にはなるが、実際のところそれが正解だった。ダートでも3勝を挙げ、土日で合計7勝の荒稼ぎ。

ところが、月曜になり様相が一変する。

月曜芝×ルメール騎手(0-1-1-3)

土日の活躍の影響もあったためか、5頭のうち4頭が1番人気馬。この日の結果だけを見れば、明らかに過剰人気だった。ちなみに、ダートでも4戦して未勝利、2着が1度あっただけ。

では、土日で何が変わったかといえば、それは空模様だ。日曜までは好天に恵まれた東京競馬だったが、月曜は一転して雨。やや重からスタートした芝は徐々に悪化し、やがて重馬場へ。ダートはやや重から、最終的には不良まで悪化した。

芝では土日のように決め手を生かせなくなり、不発が増えた。能力のある差し馬がその能力を出し切れなくなり、苦戦を強いられた。

何が言いたいかというと、ルメール騎手ほどのトップジョッキーでも、常に最高のパフォーマンスを出せるわけではないということ。ディープインパクトですら欧州に行けば「普通の馬」になってしまったように、ジョッキーにもまた適性がある。

常に、どんな状況でも馬のパフォーマンスを引き出せないジョッキーはいるが、常にどんな状況でも馬のパフォーマンスを引き出せるジョッキーはいないということ。

前者に関しては、例えば先週の月曜、東京1R&3Rで柴田大騎手→横山武騎手乗り替わりの馬が2連勝。

なるほど、上手い騎手を知ることも大事だが、下手な騎手を知ることはもっと大事なのでは…? そんなことを考えさせられる週末だった。幸いにしてこういったことを解説者は語ろうとしないので、我々はこっそり理解して馬券で上手く活用したい。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 10/7(土)東京10R ブライアンセンス 1番人気3着

直線はよく差を詰めたが、差し遅れて脚を余し3着。それでも現級なら力上位は明らかで、今回は展開の差。マイルでも良いが、距離が延びる分には問題ないので、次走は1800m以上でも。いずれにしても現級なら軸としての信頼度は高い。

~今週末の注目馬~

今週は秋華賞から。

コナコースト鮫島克駿騎手)

注目はコナコースト鮫島克駿騎手。
オークスはスタート直後に両サイドから挟まれる不利で流れに乗れず、乗り替わりもあまり良くなかったようで力を出せずに終わってしまった。それでももともと世代上位の能力があり、桜花賞ではリバティアイランドを追い詰めた馬。今回は新興勢力に期待が集まりそうだが、むしろ既に春段階で確かな能力を示している本馬に妙味が生まれそう。当然リバティアイランドは主役だが、その他の馬で面白いのはこの馬だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

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2023年5月31日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第2回 ワールド上位者レビュー~
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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

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リバティアイランドの口コミ


口コミ一覧
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【展望】

2勝クラスにしては、かなりのハイレベル戦、今後重賞の舞台に登場してきそうな馬も複数いそうなレース。

今回は、内前優位のバイアスや展開などは無視して潜在能力の高さを重視した予想を組み立てた。



【危険視して妙味】

危:メタルスピード 牡4 58 横山武

三歳時にはスプリングS③着、皐月賞④着と実績を考えれば、このクラスにいてはいけない馬ともいえるが・・。

現在は2勝クラスの安定株、連対候補として印をつけるか悩んだが、近走堅実な戦績も、オーサムストローク、スマートワイスなど対三歳馬に力負けしている現状を考えると、今回は危険視して妙味としたい。



【最終予想】

◎ペリファーニア 牝4 56 ルメール

約6ヶ月ぶりとなるが、リバティアイランド世代の桜花賞③着馬、前走負けたとはいえ相手はエプソムCで④着好走のサイレーンなら、この2勝クラスでは力は上。



〇キープカルム 牡3 56 三浦

初めての中山コース、近走の追い込み脚質から軸にはしづらい気もしている、前走で②着と結果を残しているが、距離適性はマイルよりも長い方が良い気もしている。

やや適性にズレがありそうだが、重賞でも掲示板にくる実績と、

息の長い末脚は魅力。



▲ポッドテオ 牡3 56 北村宏

近2戦の着順悪いも、OPのプリンシバルS、GⅢアーリントンCならば情状酌量、好位から鋭く脚を使えるタイプで中山マイルは

0-1-1-0と好相性、ジュニアCでは、アーリントンCを②着する

アレンジャーに先着と2勝クラスで能力通用しない訳がない、

潜在能力という面で三番手評価にしたが、適性や脚質を考えると

差はあまりない。



△ミラビリスマジック 牝3 54 戸崎

チューリップ賞を0.6差の三歳馬、中山マイルも2戦2勝と得意なコースなら、2勝クラスは突破できる存在とみているも、スローからの瞬発戦になりそうな今回、鋭さ負けが懸念材料で連下評価まで。



※:三着圏内として、まだ能力の伸びしろありそうな三歳馬、ケイケイ、スパークリシャールの2頭を抑えておきたい。

 ken1 2024年9月1日() 17:15
新潟記念はハンデ戦だけに人気薄の方が頭という事も十分有り得る
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★新潟記念

過去10年のデータから

★A……ZI値4位以内が8/10年連対、3着以内9/10年
⇒○1位12レッドラディエンス、2位9キングズパレス、3位8アリスヴェリデ、
4位11エーデルブルーメ

B……3着以内馬は、前2走で、a重賞3着以内12/30,bOP3着以内2/30、
c3勝級勝ち5/30、d重賞2人気以内3/30、
例外8頭は、15年パッションダンス(新潟大賞典1)16年ロンギングダンサー(新潟3勝級二千1)
17年カフジプリンス(ダイヤモンド3)18年メートルダール(中日新聞杯1)
ショウナンバッハ(AJCC3)22、23年ユーキャンスマイル(19年1)
23年インプレス(新潟未勝利千八1着上がり1位)
e※重賞3着以内とリピーター、新潟芝適性
⇒○★★a2ライトバック、4シンリョクカ、8,9,11,12番
★b7セレシオン
  c1ゴールドプリンセス、3ジューンアヲニヨシ
  dなし
  e6アスクワイルドモア(中京の京都新聞杯1)10バラジ(新潟1勝級1上がり2位) 

※C……ローテ中5週以内消し(小倉記念が中2週になった20年以降)
⇒×5,7番
★中3週以内が消し

★D……軸は前2走で重賞連対8/10年か重賞2人気以内8/10年のどちらか、あるいは両方6/10年
⇒◎9,11,12番
 ○8番

★★E……2桁人気穴馬、15年ファントムライト(新潟芝1/2/0/0、3勝級2着上がり3位)
17年カフジプリンス(左回りダイヤモンドS3上がり3位)18年ショウナンバッハ(直近左回り
中日新聞杯0.3差4着上がり2位、右回り複勝率13%左回り27%)
21年マイネルファンロン(函館記念2,巴賞2など夏季OP実績あるも全て先行でのもので、
当レースは上がり1位で追い込みとは鞍上デムーロマジックか)
22年カラテ(関屋記念2,小倉二千未勝利1)23年インプレス(上記参照)
☆新潟コース適性、左回り重賞好走、夏季OP以上実績、上がり3位以内で好走
⇒○2番(新潟千八新馬1上がり1位、オークス3上がり3位)、
7セレシオン(新潟4走全て上がり1位で3勝級1,OP3)
9番(新潟大賞典2上がり2位)10バラジ(新潟二千二百1勝級上がり2位1)
11番(新潟二千1勝級上がり1位)12番(新潟二千二百3勝級2、東京OP二千四百2上がり1位)
6アスクワイルドモア(中京の京都新聞杯1上がり2位)


★F……年度 優勝馬     前走             前走の単勝人気
2014年 マーティンボロ     G3小倉記念(芝2000m)     6番人気
2015年 パッションダンス G3小倉記念(芝2000m)     4番人気
2016年 アデイインザライフ 3勝クラス(芝2000m)     1番人気
2017年 タツゴウゲキ     G3小倉記念(芝2000m)     4番人気
2018年 ブラストワンピース G1日本ダービー(芝2400m) 2番人気
2019年 ユーキャンスマイル G1天皇賞(春)(芝3200m) 3番人気
2020年 ブラヴァス     G3七夕賞(芝2000m)     7番人気
2021年 マイネルファンロン G3函館記念(芝2000m)     7番人気
2022年 カラテ         G1安田記念(芝1600m)     14番人気
2023年 ノッキングポイント G1日本ダービー(芝2400m) 15番人気
※勝ち馬は前走サマー二千シリーズで7人気以内5/10年
⇒○5ファユエン(小倉記念5人8)9番(七夕賞1人2)12番(七夕賞2人1)

★G……【年齢】【所属】
美浦(4-6-2-67) 5.1% 12.7% 15.2%
栗東(6-4-8-72) 6.7% 11.1% 20.0%
3歳 (2-0-1-6) 22.2% 22.2% 33.3%
4歳 (2-3-4-22) 6.5% 16.1% 29.0%
5歳 (3-4-2-41) 6.0% 14.0% 18.0%
6歳 (2-1-1-33) 5.4% 8.1% 10.8%
7歳上(1-2-2-37) 2.4% 7.1% 11.9%※8才馬はリピーターの23年ユーキャンスマイルのみ
☆3~5才馬で10人気以下(0/0/2/25)
⇒△6,10番

★H……【性別】
牝馬  (0-0-1-15)※3着21年クラヴェルは2人気(新潟2勝級1,マーメイド2,中京記念3)
※新潟コース適性と重賞3着以内実績
牡・セン(10-10-9-124)
⇒○2番(新馬1,桜樫3)11番(新潟1勝級1,マーメイド2)
 ▲4番(阪神JF2)8番(マーメイド1)
 ×1,5番

★I……△ハンデ53kg以下(0-0-4-32)※4頭は16年ロンギングダンサーと18年ショウナンバッハ
(項目B参照)21年クラヴェル(項目H)22年フェーングロッテン(3人気3才前走ラジオNIKKEI1)
⇒△2,8番
 ×1,5番

★J……サマー二千シリーズ組で3着以内は、a小倉記念4角5番手以内5/6頭、b七夕賞当日3人気以内
(1/2/0/2)、c函館記念4角2番手以内(1/2/0/2)
⇒a×5番
 b○9,12番
 cなし

※★K……前走新潟戦(0/0/1/24)※3着は16年ロンギングダンサー(項目B参照)
⇒△7番(新潟二千3勝級2上がり1位、千八3勝級1上がり1位)

★★L……本番上がり1位(4/1/3/5)全馬4角10番手以下
⇒○2番(桜花賞3着4角18番手上がり1位)7番(新潟OP3上がり1位4角13番手)
9番(東京二千四百3勝級2上がり1位4角12番手、プリンシパル2上がり1位4角15番手)


台風接近で土曜日(芝稍重)より更に降雨が増え更なる馬場悪化が予測される
過去の稍重以上の道悪だった年は、15年稍重18頭立て(6-9-13人気)13年稍重14頭
(10-8-7)03年重18頭(3-7-8)99年重16頭(8-1-4)
98年重15年(1-3-11)89年稍重☆13頭(5-7-10)と大荒れ
 今年は13頭立てと少頭数だが、良馬場でも23年14頭立て(2-7-10)
18年☆13頭(1-6-13)11年11頭(5-9-3)05年12頭(3-5-4)
04年☆13頭(3-1-6)01年☆13頭(1-3-10)00年12頭(1-9-3)
96年11頭(1-4-3)95年11頭(1-2-4)94年12頭(5-1-9)
93年☆13頭(3-5-4)92年8頭(5-3-4)88年12頭(3-6-2)87年9頭(3-5-2)
86年☆13頭(3-12-1)
 93年の様に割と堅めの年もあるが、89年、18年、01年、86年の様に2桁人気が入る大穴

項目Eから道悪適性ある馬を探すと、やはり7番で良馬場の時計勝負でも好走しているが、
不良馬場の当該コースで3勝級を上がり1位(35.3)で差して2着があり、馬塲が悪化しても大歓迎
また8番は単騎で逃げを打てる展開利があり、東京重賞アルテミスS3着と左回りも問題無く
道悪で1勝2着3回と馬場適性も文句なし

一方人気サイドでは、9番は新潟大賞典2着があり、東京芝の重馬場で2着あるなど馬場適性も
問題なし
12番は七夕賞勝ちから斤量1.5k増のトップハンデが道悪でどうなるか
2番も追い込み脚質で道悪適性も未知
11番も当該コースの3勝級の不良馬場で5着ととりこぼしている

《追補》
朝一発表で馬場状態が芝ダート共に良馬場に変更され、パンパン馬塲とまでは行かないし
内ラチは痛みが残ってはいるものの、直線は外へ出せば伸びる状態であろう
ある程度は早い時計になりそうで紛れる可能性が減ってはいるのは確かだろう
詳細はメインまでの芝レースを注視したい

圏内は、2,7,8,9,12番、押さえが4,11番
軸は新潟大賞典2着の9番と展開利ある8番、重賞実績の無い7番はその後で2,12番と同列
ただし53K以下の2,8番の資金配分はトップハンデの12番と同等かそれ以下としたい

馬連9→7,12各六百円、9→8,11各三百円 8→7,11,12各二百円合計7点
三連複(8,9)=(7,12)ー2,4,11角二百円、ただしオッズ50倍未満はカットで19点
三連単9→(7,8,11,12)→(2,4,7,8,11,12)フォーメーション各百円
ただし万馬券以上18点
複勝勝負は、ハンデ戦だけに見送り
≫≫4-7-9 三連複4530円(2番除外前は50倍以上)
8番が逃げて35.4-47.1-58.9-47.1-35.0=1.58.0とMペース
8番が直線垂れて番手の4番が直線粘り込み、出負けした7番が猛然と追い込むも届かず、9番は中団から
差し負け、12番も伸びず
データ的には項目Ba2頭b1頭で3着以内と三連系軸9番、連軸7番はローテ加減すれば行けたが
4番頭は相当穴狙い前提だった
項目Hで4番が抜擢できて、リバティアイランドG1の2着の実績馬がここで復活
7番は出負け無ければもう少し前目で上がり1位なら差し切れたかも
9番はここ2走同様あと一歩足らないのか、11番は最後方で動けず
ハンデ戦だけに人気薄の方が頭という事も十分あるということだな

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 プラス1 2024年8月10日() 15:17
馬券買ってきました(2024/8/10) 
閲覧 49ビュー コメント 0 ナイス 1

馬券買ってきました


今日はウインズデーということで タンブラーをもらいました



タンブラーを持って歩いていたら

周辺でたむろしていたジジィが 

タンブラーなんか当てても 邪魔になるだけやから Quoカードが一番の当たりやで

みたいなことを 大声で ジジィ同士 話してましたね


もうやめてください 、タンブラーを当てた人もいるんですよ



まぁ 確かに 馬券を買ったり作業するのに タンブラーは邪魔・・(去年も リバティアイランドのぬいぐるみが邪魔だと思ってました・・)

そして 朝から 運を使い果たしたので 馬券は・・



一応 ウマコロは 朝に まとめて入れてしまっていたのですが 迷いが無い純粋な 目だったので か、 プラスになりましたね



馬券は ともかく!

ウマコロだけでも 今日はマシだったということで・・(今期 もう このまま放置にするか・・)

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コメント一覧
3:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2024年4月7日() 21:42:41
7戦[5-2-0-0]
2:
  🟦 ファンダム🟦   フォロワー:102人 2022年9月6日(火) 19:36:29
今後の活躍に期待する!!
1:
  赤萬坊   フォロワー:11人 2022年7月30日() 12:55:07
デビュー勝ちおめでとう!

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