アスコリピチェーノ(競走馬)

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アスコリピチェーノ
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アスコリピチェーノ
写真一覧
現役 牝3 黒鹿毛 2021年2月24日生
調教師黒岩陽一(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 4戦[3-1-0-0]
総賞金16,854万円
収得賞金8,050万円
英字表記Ascoli Piceno
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
アスコルティ
血統 ][ 産駒 ]
Danehill Dancer
リッスン
兄弟 アスコルティアーモアスコルターレ
市場価格
前走 2024/04/07 桜花賞 G1
次走予定 2024/05/05 NHKマイルカップ G1

アスコリピチェーノの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/04/07 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18593.512** 牝3 55.0 北村宏司黒岩陽一 478
(+10)
1.32.3 0.133.5⑧⑧ステレンボッシュ
23/12/10 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 18475.931** 牝2 55.0 北村宏司黒岩陽一 468
(-4)
1.32.6 -0.033.7⑧⑧ステレンボッシュ
23/08/27 新潟 11 新潟2歳S G3 芝1600 128123.711** 牝2 55.0 北村宏司黒岩陽一 472
(+8)
1.33.8 -0.233.3⑤⑤ショウナンマヌエラ
23/06/24 東京 6 2歳新馬 芝1400 16351.711** 牝2 55.0 C.ルメー黒岩陽一 464
(--)
1.22.8 -0.433.3⑪⑪レッドセニョール

アスコリピチェーノの関連ニュース

《美浦》桜花賞2着アスコリピチェーノ(黒岩、牝)は、Wコース6ハロン79秒4-11秒1の好タイムをマーク。直線は一杯に追われて、僚馬に2馬身先着した。「前走後の回復状況がいいので、しっかりやりました。気持ちが高ぶっていなくて息もいい。すごく良かった」と黒岩調教師は満点の評価。

昨年のサウジアラビアRC1着以来のゴンバデカーブース(堀、牡)は、Wコースで一杯に追われて5ハロン65秒9-11秒3をマークした。

《栗東》桜花賞11着イフェイオン(杉山佳、牝)は、CWコースで3頭併せ。前に2頭を見る形から4コーナーで最内に進路を取り、促されてラスト1ハロン11秒4(6ハロン84秒1)をマークし、中タロサンダー(未勝利)に4馬身先着、外アビエルト(3勝)に1馬身遅れた。杉山佳調教師は「1週前なのでしっかりやりました。先行馬が少し速かったけど、馬場が悪いなかでも十二分に動けていました。予定通り負荷をかけられました」と納得顔で話した。

【NHKマイルカップ】特別登録馬 2024年4月21日() 17:30

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【アーリントンC2024】乗り替わり勝負度チェック! 鞍上強化で距離・展開が向きそうなチャンネルトンネルを狙う! 2024年4月12日(金) 15:30


編集部(以下、編) まず、桜花賞はお見事でした!

新良(以下、新) さすがモレイラ騎手、といったところでしたね。

編 ほぼ見解通りの結果になりましたし、予想は完勝だったと表現していいでしょう。

新 ステレンボッシュは、阪神JFのアスコリピチェーノと逆の競馬をやった感じでした。テン乗りであのプレーを見せてくれるのですから、本当に頼りになります。土曜日も阪神牝馬Sをあっさり勝ちましたし、やはりただ者ではないなと。

編 もう、全部モレイラ騎手でいいんじゃないでしょうか(笑)。

新 今週からはさらに輪をかけて過剰人気になると思うので、慎重に取捨を判断しなければならないでしょう。いずれにせよ、モレイラ騎手も含めて、狙う乗り替わり騎手の精度を上げていかないとマズいと思っています。先週も桜花賞以外はパッとしませんでしたから。

編 そろそろ大爆発のターンかと。

新 そうなるように全力を尽くします。

編 今週は平地3重賞構成で、土曜日は阪神でアーリントンCが行われます。中山でJ・G1の中山グランドジャンプが組まれていますが、障害は対象外ですよね?

新 そうですね。障害はレース数が少なく分析するのが難しいので予想はしていません。アーリントンCを狙っていきます。

編 では、新良さんが注目している乗り替わりを教えていただけますか?

新 松岡正海騎手から坂井瑠星騎手に乗り替わる⑦チャンネルトンネルを狙います。

編 さすがにここもモレイラ騎手、というわけではないと(笑)。

新 モレイラ騎手のディスペランツァや、川田将雅騎手がテン乗りで騎乗するシヴァースあたりは、明らかに鞍上人気によって過剰に売れるでしょう。馬はそこまで抜けていないですから、それ以外に妙味があると判断しました。

編 チャンネルトンネルに騎乗する坂井騎手はテン乗りになりますね。今のポジションやリーディング順位を考えると、わかりやすい鞍上強化に思えます。

新 その認識でいいんじゃないでしょうか。坂井騎手は完全にひと皮むけましたからね。

編 G1をコンスタントに勝つようになりましたし、海外でも物怖じしません。頼れるジョッキーのひとりになりましたね。

新 2021年以降の阪神芝1600mのコース成績は、勝率14.8%、勝利数メンバー中3位と好成績を収めています。1番人気に乗るケースが極端に少ないなかでの成績なので、高く評価できるでしょう。

編 先週の桜花賞でも7番人気のライトバックを3着に導きました。

新 そうでしたね。やはり、阪神のマイルは得意にしているんでしょう。字面の数字以上に乗れているという印象を受けます。

編 馬のほうの評価はいかがですか?

新 新馬戦を勝って、2戦目のジュニアCでは2着に好走しています。2走前は1番人気で4着に敗れましたが、これはスローの前残りに泣いただけです。前走のスプリングSは4着ながら、200mの距離延長にしては好パフォーマンスでした。

編 つまり、マイルならオープンや重賞でも互角に渡り合えるとみていると。

新 その通りです。このレースはメンバー的にペースが上がりそうで、しぶとく伸びるチャンネルトンネル向きの展開になることが見込めます。ハマりそうな雰囲気を感じますねぇ。

編 先ほども触れたように、モレイラ騎手や川田騎手の乗り替わりに注目が集まりそうですから、意外に人気の盲点になるのではと。

新 「え、こんなにつくの?」というオッズを示してほしいですね。私はヒモではなく、アタマで狙っていきます。転厩した福永祐一厩舎の初重賞制覇に期待しましょう。


★その他の注目乗り替わり★
阪神7R ⑪キャリーハピネス丸山元気鮫島克駿
福島10R ⑦アレナリア坂井瑠星荻野極
中山10R ①アクションプラン(キング→横山武史

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【皐月賞】枠順の明暗 北村宏司騎手と新コンビのレガレイラは❺枠⑩番からスタート 2024年4月12日(金) 04:57

皐月賞の出走馬と枠順が11日、確定した。鞍上が宙に浮いていたホープフルS勝ち馬レガレイラは、北村宏司騎手(43)=美・フリー=との新コンビが決まり、❺枠⑩番から発走。1948年ヒデヒカリ以来、76年ぶりの牝馬による優勝を目指す。



昨年のホープフルSを制したレガレイラは、3戦全てで手綱を取ったルメール騎手がドバイで落馬負傷したため、北村宏騎手と新コンビを組むことが決まった。レースでは初騎乗になるが、3日の1週前追い切りにまたがって感触は確認済み。木村調教師は「開業のときからサポートしてもらったし、お互いに支え合ってきた関係。アドバイスをいただいて、厩舎の管理能力を高めてきたところもあります。彼が乗れることになったのは心強い」と全幅の信頼を寄せる。鞍上には先週の桜花賞アスコリピチェーノ)で2着に敗れた悔しさを晴らすチャンスが、さっそく巡ってきた。

枠順は❺枠⑩番に決定。グレード制を導入した1984年に3冠馬シンボリルドルフが制して以降、勝利から遠ざかっている馬番だが、木村調教師は「いつも通り、与えられた枠順で対応するだけです」と気に留めなかった。

<美浦トレセン>

スプリングS2着アレグロブリランテは❸枠⑥番。「極端な枠じゃなく、いいところですね。内めの方が競馬がしやすいと思います」と上原佑調教師。11日の追い切りはWコース2頭併せで5ハロン68秒1-11秒8。馬なりで併入とキビキビとした動きを見せていた。

スプリングS3着ルカランフィーストは❹枠⑦番。過去10年で複勝率70%の吉兆枠だ。水出助手は「(鹿戸厩舎の元管理馬で、2021年に勝った)エフフォーリアと一緒の枠ですし、何か後押しがあれば」と笑顔。

京成杯2着アーバンシックは❺枠⑨番。武井調教師は「いいんじゃないですか。器用な馬ではないので、内枠よりはよかったです」と好印象を口にした。

弥生賞ディープインパクト記念覇者コスモキュランダは❻枠⑫番。加藤士調教師は「偶数が欲しかったですし、内は嫌だったので、いいところが取れたと思います。あとはモレイラ騎手にお任せします」と桜花賞ジョッキーに託す。

<栗東トレセン>

若駒Sを差し切ったサンライズジパングは❶枠①番に決定。過去4年で2勝を挙げる好枠だが、生野助手は「自分で動いていく馬じゃないので、包まれるような枠はどうかと思ってましたが…。いい印象はないです」と肩を落とした。

3連勝中のメイショウタバルは❶枠②番。過去10年では2014年イスラボニータ、15年ドゥラメンテがV。石橋調教師は「枠は気にしていなかった。大外よりは良かったんじゃないかな」と話した。

武豊騎手が乗るエコロヴァルツは❷枠③番。高橋助手は「馬の後ろにつけられるから、大外よりは良かったですね。あとはジョッキーに任せます」と語った

若葉Sを勝ったミスタージーティーは❸枠⑤番。金羅助手は「いい枠だと思います。ゲートも悪くないですし、奇数枠も問題ない」と歓迎した。

昨年の最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタルは❹枠⑧番に決まった。高野調教師は「決められたところで、あとはジョッキーにお任せしたいと思います。状態面も問題ありません」と力を込めた。

ホウオウプロサンゲは❻枠⑪番。金羅助手は「もう少し内枠が良かったですが、うまく自分の形で競馬ができれば。前走やアイビーSを見ても、単騎の逃げが理想ですね」と話した。

新馬、共同通信杯と連勝中のジャスティンミラノは❼枠⑬番から戴冠を狙う。安田助手は「ちょっと外めにはなりましたが、内過ぎず、外過ぎず、というのは良かったと思います。操縦性の高い馬なので枠にはこだわりはなかった」とうなずく。

シンエンペラーは❼枠⑭番。過去最多8勝の好馬番をゲットだ。金羅助手は「少し外にはなりましたが、極端な枠ではなかったので良かったです。内を見ながら運べるし、いいと思います」と笑みを浮かべた。

新馬、すみれSを連勝のサンライズアースは❼枠⑮番。石坂調教師は「極端な内は嫌だなと思っていたので、及第点の枠かな。ゲートはおとなしいとは言えないので、奇数枠は心配…」と表情を曇らせた。

ウォーターリヒトは❽枠⑱番。大外枠にも、河内調教師は「むしろ外枠のほうがいいかも。内でごちゃつくよりいいかもしれません。気合も乗っていい感じ」と前向きに話した。




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【皐月賞2024】あの人気馬はココが不安 時代は変わり、シンエンペラーは頑張っても2着まで⁉ 2024年4月11日(木) 15:00


逆さまてるてる坊主をぶら下げながら観戦した先週末の桜花賞。願いは叶わず(詳細は先週の当コーナーをご覧ください笑)、当日の阪神競馬場は好天、そして良馬場でした。それでも当コーナーでターゲットにしたアスコリピチェーノは2着に敗れましたので、結果オーライだったということでひとつ。

勝ったステレンボッシュも、2着のアスコリピチェーノも、阪神JFから直行した馬でした。筆者が競馬を始めた約30年前は、2歳G1後に全くレースを使わず桜花賞を勝つなんて、全くあり得なかったのに、最近の競馬は一体……。

実は今週末の皐月賞でも、記事執筆の準備として近10年傾向を調べていたところ、驚きのデータを見つけてしまいました。前走レース別成績を見ると、共同通信杯、ホープフルS、スプリングS、毎日杯の次に弥生賞ディープインパクト記念の名前が出てくるのですが、その前走弥生賞組の皐月賞における戦績は「0-5-2-33」となっています。

え!? 前走弥生賞組って、近10年一度も勝てていないのか……。時代が大きく変わったものだと思い知らされると同時に、大きなショックを受けてしまいました。だって競馬初心者だった頃は、弥生賞から皐月賞と言えば、それはもう王道ローテでした。それなのに、いまや皐月賞では勝てないローテーションになってしまうなんて……。

複数のメディアにおける人気予想を見ると、この弥生賞ディープインパクト記念で2着に入ったシンエンペラーを上位人気視しているところが目立ちます。京都2歳Sに勝利し、年末のホープフルSでも2着に入っています。前走は勝ったコスモキュランダの鞍上M.デムーロ騎手の好判断によるロングスパートが敗因ですので、G1で同じ手は2度使えないと考えれば、今回シンエンペラーは「買い」の判断が成立しても不思議はありません。

しかし、前述した近10年データからは、この弥生賞に出走したこと自体がマイナス材料のようです。当コーナーとしては、またこの馬をターゲットにするしかなさそうです。「また」というのは、弥生賞ディープインパクト記念当時もシンエンペラーをターゲットにしていたからなのですが。

この馬は早めに馬群から抜け出すと、外にヨレる癖があり、ホープフルSでは明らかにその悪癖が敗因だったのが、当時ターゲットとした理由でした。弥生賞のパトロールビデオを見ると、当時手綱を取った川田将雅騎手はかなり苦労しながら乗っていました。なるべく外に馬を置き、最後の直線も仕掛けるタイミングを可能な限り遅くするように努めて乗っていたように、筆者には見えました。その結果、逆にM.デムーロ騎手とコスモキュランダのロングスパートに対応できなくなったと考えられます。

今回、手綱を取るのは坂井瑠星騎手とのこと。初コンビですが自厩舎(矢作芳人厩舎)の馬ですから、弥生賞で騎乗した川田将雅騎手からの引き継ぎはしっかり行われるでしょう。しかし、それでも坂井瑠星騎手は苦労しながら乗ることになるのだろうなあ、と思っていたら、そもそも「前走弥生賞組が勝てない」というデータまであるのですから、当コーナー的最大の注目馬はこの馬でゆるがないところでしょう。

それにしても、前走弥生賞組が「0-5-2-33」って、2着が異様に多いと思いませんか。近10年で5回ですよ。ということはシンエンペラーもやはり2着はある?……などと思えてきてしまいます。当コーナーの趣旨とは少々ズレますが、(その点について)頭に入れてアタマは考えず、で馬券検討したほうがいい馬なのかもしれませんね。

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アスコリピチェーノは短期放牧を挟んでNHKマイルCへ 2024年4月10日(水) 12:59

7日の桜花賞で2着だった2歳女王アスコリピチェーノ(美・黒岩、牝3)は10日、美浦トレセンからノーザンファーム天栄(福島県)へ放牧に出た。今後はNHKマイルC(5月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を目標にする。黒岩調教師は「力及ばずでしたね。レース後も体調に問題ないですし、1600メートルで上手に走っているのでNHKマイルCに向かいます」と前を向いた。

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アスコリピチェーノの関連コラム

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阪神ジュベナイルフィリーズアスコリピチェーノが中団から差し切って勝利。見事3戦3勝で2歳女王となった。ダイワメジャー産駒はメジャーエンブレムレシステンシアに次いで当レース3勝目。完成度が高く急坂も苦にしないパワーは、まさにこのレース向き。同舞台の朝日杯FSでもアドマイヤマーズセリフォスボンセルヴィーソなどが好走、桜花賞でもレーヌミノルシゲルピンクダイヤ、プリンセスジャックなどが穴をあけている。

そして鞍上の北村宏司騎手は、約8年ぶりのG1制覇。前回のG1勝利は、あのキタサンブラックとのコンビで挑んだ菊花賞。そういえば、当時はまだ武豊騎手とコンビを組む前だった。

北村宏騎手は近年ケガに苦しんでいたが、今年は完全復活。特に夏以降は重賞での活躍も目立っており、日に日に存在感を増している。

一方、昔からなぜか地味な印象があり、馬券的な妙味もあるのは心強い。とりわけ芝の内枠で好成績。それは以下のデータからも明らかだ(データは2023年~先週末終了時点)。

・北村宏騎手×芝馬番別成績

ひとケタ(18-11-22-108)勝率 11.3% 複勝率 32.1% 単勝回収 127円 複勝回収値 105円
ふたケタ(4-5-4-72)勝率 4.7% 複勝率 15.3% 単勝回収 160円 複勝回収値 69円

単勝回収値こそ一度大穴での好走があったためふたケタ馬番時が跳ねているが、それ以外は好走率、回収値ともにひとケタ馬番のほうが圧倒的に優秀。桜花賞のポイントも枠順になるかもしれない。

もともと、北村宏騎手は藤沢厩舎所属でデビューし、岡部ラインの正攻法型ジョッキー。好位からロスのない立ち回りを身上としており、内枠に強いのは納得だろう。久々のG1制覇で急に人気になるようなタイプの騎手でもないと思うので、以上のポイントを押さえておけば来年以降もまだまだ馬券に貢献してくれそうだ。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末は朝日杯FSから。

ジャンタルマンタル川田将雅騎手)

注目はジャンタルマンタル川田将雅騎手。
非常にセンスの良い馬で、追ってからもしっかり伸びるので大崩れしない安定型。前走は馬場の悪いインを伸びて来たように、着差以上の完勝だった。パワーもあり急坂コースへの不安もない。引き続き有力とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月7日(木) 13:55 くりーく
くりーくの中間調教チェック 阪神ジュベナイルF2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月10日(日) 阪神11R 第75回阪神ジュベナイルF(2歳牝馬G1・芝1600m)


☆『過去5年(2018年~2022年)のダイジェスト』は👉こちら👈

【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ファンタジーS 京都芝1400m(レース映像)> 中4週

カルチャーデイ(1着 420kg(-2kg))<C>
1週前追い切りでは併せて先着。ただパドックでせかせか歩くところがあり、小柄で力強さもないので距離は短いほうが良さそう。

ドナベティ(2着 422kg(-2kg))<D>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
小柄な馬でパドックでもイレ込むところがあり、距離延長はマイナスになりそう。この中間、追い切りでは好時計も出ているが力強さがなく時計ほどの伸びはない。

シカゴスティング(3着 428kg(±0kg))<B>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
休み前は使い詰めもあって乗り込めないところがあったが、前走は休み明けでCWを長めからしっかり追われていて仕上がりは良さそうだった。この中間も1週前に長めから強めに追われていてスピード感のある走りで状態は良さそう。ただパドックでのイレ込みがキツくなってきているので、直前は馬なりで落ち着かせた内容のほうが良い。

クイックバイオ(4着 478kg(-2kg))<C>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
前走時のパドックでは珍しく気負い気味なところがあって、そのあたりが影響したのかスタートでは立ち上がる感じで出負けしてしまった。この中間も坂路で乗り込まれて良い時計は出ているが、走りを見るとやや硬さが感じられた。


<前走:萩S 京都芝1800m> 中5週

ルシフェル(1着 488kg(+6kg))<C>
まだバランスよく体を使いこなせていないが素質で2連勝。これまでは1週前に強めに追われていたが、この中間は馬なりでの調整で一連の内容からは平行線まで。

ビーグラッド(2着 444kg(±0kg))<C>【抽選対象馬】
まだ幼い面を見せるところのある馬で、前走時この中間と坂路での調整に変えてきている。捌きは悪くないがまだ力強さに欠ける走り。


<前走:白菊賞 京都芝1600m> 中1週

プシプシーナ(1着 414kg(+4kg))<D>
かなり小柄な馬で、前走時はパドックで落ち着きがあったものの馬体は新馬戦時よりも小さく見えた。今回中1週では馬体キープまで。

スウィープフィート(2着 464kg(±0kg))<B>【抽選対象馬】
パドックでイレ込む馬で、前走時は好馬体も2人引きでうるさい面を何とか抑えられていてギリギリという感じ。速い時計が出る馬だが直前は馬なりで良いくらい。中1週で日曜日に軽めに乗られている。

ヒヒーン(3着 462kg(-4kg))<C>【抽選対象馬】
前走時、パドックでは好印象を覚えたが調教では使われつつ時計が悪くなっていた。ここも中1週ではまともに追えず上積みはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

コラソンビート(京王杯2歳S:1着 芝1400m 442kg(+8kg) 中4週)<C>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
デビュー前からプール調教の多い馬で、前走馬体が増えていたがトモが甘くどちらかというとスピードの勝った馬。この中間は輸送で馬体が減るため1週前は強めに追われておらず、右回りの走りもやや物足りない動き。

アスコリピチェーノ(新潟2歳S:1着 芝1600m 472kg(+8kg) 3ヶ月半)<A>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
新潟2歳Sからの休み明けでこの中間は坂路でも速い時計が出ている。もともと速い時計の出ていた南Wでも、2週前,1週前と強めに追われて好時計。動きを見ると右回りで終い時計ほどは伸びきれていない感じも、状態は良さそう。

ナナオ(もみじS:1着 芝1400m 424kg(+12kg) 中7週)<C>
かなり小柄な馬だが道悪でも好走していて、パドックでもおっとりしているので距離延長は問題なさそう。ただこの中間は、坂路での時計がかかっていて前走時と比べると物足りない内容。

コスモディナー(クローバー賞:1着 芝1500m 468kg(+2kg) 3ヶ月半)<A>
ここ2戦、パドックではうるさい面を見せるようになってきているが、力強い走りをする馬。レースでは前半行きたがる面を見せたり、直線では内にモタれたりと修正したいところはまだあるが、デビュー前から追い切りには松岡騎手が毎回騎乗しており、この中間の1週前追い切りでも内にモタれるところを修正しながらの調整を続けている。このあたりは人馬の信頼関係ができている様子。速い時計も連発していて状態は良く、前走からの上積みもありそう。

サフィラ(アルテミスS:2着 芝1600m 442kg(-4kg) 中5週)<A>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
使われつつ良くなってきている馬で、前走時は馬体のバランスも良くなっていた。この中間も1週前にはCWを長めから終い好時計が出ていて、好状態だろう。

ボンドガール ※回避

キャットファイト(アスター賞:1着 芝1600m 438kg(±0kg) 3ヶ月)<C>
パドックでは落ち着いている馬で、この中間は休み明けで乗り込み豊富。輸送があるので1週前にビッシリ追われている。ただ、時計は出ているが内めを走ってのもので、追われている割に伸び脚もやや物足りなかった。

ステレンボッシュ(赤松賞:1着 芝1600m 472kg(±0kg) 中2週)<D>
モッサリしている馬でキビキビしたところがなく、追い切りでも目立つ時計はなく動きも平凡。

スプリングノヴァ(サフラン賞:1着 芝1600m 394kg(±0kg) 中9週)<B>
かなり小柄な馬で使い込めないところがあり、前走から間隔を空けてしっかり乗り込まれている点は良い。1週前追い切りの動きを見ても、大外を回って終いの伸びも良く仕上がりは良さそう。

アトリウムチャペル(新馬戦:1着 芝1400m 420kg 中6週)<D>【抽選対象馬】
新馬戦時の追い切りでは強めに追われて速い時計を出していたが、この中間は控えめな内容ばかり。今回は長距離輸送も控えており、小柄な馬でなかなか強く追えない面があるのかもしれない。

タガノエルピーダ(新馬戦:1着 芝1600m 440kg 中7週)<B>【抽選対象馬】
前走時の追い切りでも坂路で好時計が出ていたが、この中間も2週前,1週前と坂路で好時計をマーク、併せ馬でも先着。動きを見るとまだ迫力がある感じではないが、状態面は引き続き良好。

ニュージェネラル(新馬戦:1着 芝1400m 456kg 中5週)<D>【抽選対象馬】
前走時も特に目立って良い時計が出ていた訳ではないが、この中間も時計的には変わらず。土曜追いの厩舎でそこで2週連続併走遅れも続き良い状態とは言えない。

ブルーアイドガール(新馬戦:1着 芝1600m 430kg 中6週)<A>【抽選対象馬】
デビュー前の追い切りでは、併走遅れがなく古馬のオープン馬に先着していて能力のあるところを見せていた。土曜追いの厩舎でこの中間は2週連続土曜日に併せて先着。時計も優秀で前走からのさらなる上積みにも期待感あり。

テリオスルル(東京スポーツ杯2歳S:10着 芝1800m 466kg(+4kg) 中2週〕<D>【抽選対象馬】
新馬戦のパドックでは気合も乗って締まった好馬体だったが、使われるごと馬体がモッサリしてきていて良く見えなくなっている。ここ2戦、中間の追い切り本数が少なめというあたりも影響しているのかもしれない。

ミライテーラー(オキザリス賞:3着 ダ1400m 470kg(±0kg) 中3週〕<D>【抽選対象馬】
芝で走っていない点は大きなマイナス材料となる。状態面に関しては、前走時に坂路でマークした好時計と比べるとこの中間は平凡な時計が並び、芝替わりで買いたくなるほどの魅力はない。

メイショウゴーフル(野路菊S:2着 芝1800m 482kg(-2kg) 中10週)<D>【抽選対象馬】
間隔が空き乗り込み量は豊富も、強めに追われているところがなくその点物足りない。

ラヴァンダ(未勝利戦:1着 芝1400m 476kg(+12kg) 中1週)<C>【抽選対象馬】
この中間は中1週で軽めの調整。1600mは少し長い感じもするが、お祖母さんがこのレース3着馬。ただ、まだ勝ち切るまでの力は感じられず。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスコリピチェーノコスモディナーサフィラブルーアイドガールの4頭をあげておきます。


◇今回は、阪神ジュベナイルF編でした。
12月に入るとJRAでは難解な2歳のG1レースが3つあり、特に今週のジュベナイルFは小柄な牝馬がいたり、短い距離を使ってきて出走してくる馬がいたり、休み明けで使ってくる馬もいたり、おまけに登録頭数も毎年多く抽選で出走できない馬も多くなったりと、G1レースの中でも特に予想しにくいレースなのではないかと思います。ただ、難しいレースであるからこそ1頭1頭念入りに見つめていくことで、ほかの人が見つけられないような1頭を見つけられる可能性も秘めています。抽選で除外された馬もいずれは他のレースに使うことになりますし、その時に狙える馬であればそこで買えば良いだけのこと。分からないレースほど、冷静にじっくりと予想することが、予想的中へのいちばんの近道ではないかと思います。


※阪神JF出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年12月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第9回 ワールド別上位者レビュー~
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 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年9月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第7回 ワールド上位者考察~
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 およそ3か月に渡る夏季競馬シーズンが先週末をもって終了。今週末からは4回中山と4回阪神が開幕し、秋季競馬シーズンに突入します。
 7月15日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)ではゼルトザーム(ロザリウムの2021)が、8月27日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)ではアスコリピチェーノ(アスコルティの2021)が、9月2日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)ではセットアップ(スリーアローの2021)が、9月3日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)ではアスクワンタイム(ディープインアスクの2021)が、それぞれ優勝を果たしました。この重賞4鞍を含む計179レースが施行されたことにより、各ワールドのランキングにも動きが出てきたところです。
 今回は、9月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみたいと思います。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されていますし、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とするべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2023年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月3日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2020) 3940万円
【1位】セットアップ(スリーアローの2020) 3940万円
【3位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2020) 3820万円
【3位】ゼルトザーム(ロザリウムの2020) 3820万円
【5位】コスモディナー(コスモミールの2020) 2960万円
【6位】ドナベティ(ドナルチアの2020) 2480万円
【7位】コラソンビート(ルシェルドールの2020) 2330万円
【7位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2020) 2330万円
【9位】エコロヴァルツ(プティプランセスの2020) 2320万円
【10位】テイエムチュララン(テイエムチュラサンの2020) 2120万円
【11位】ナナオ(バイザディンプルの2020) 2040万円
【12位】ショウナンマヌエラ(ダイアゴナルクロスの2020) 1920万円
【12位】パワーホール(ストロベリーズの2020) 1920万円
【12位】ミルテンベルク(ペルレンケッテの2020) 1920万円
【15位】スカイキャンバス(アポロフィオリーナの2020) 1900万円
【16位】レガテアドール(レグルドールの2020) 1660万円
【17位】キャンシーエンゼル(ヴォルドニュイの2020) 1500万円
【17位】ギャンブルルーム(シャンデリアハウスの2020) 1500万円
【17位】クリーンエア(シルヴァンソングの2020) 1500万円
【20位】アトロルーベンス(キングスローズの2020) 1360万円

 上位10頭はすべて異なる種牡馬の産駒。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこともあり、混戦模様に拍車がかかった印象です。
 ちなみに、2023年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける種牡馬別成績を見ると、1着数、2着以内数、3着以内数ともにスワーヴリチャードが単独トップ。前出のランキングにもコラソンビートパワーホールの2頭を送り込んでいます。新種牡馬であり、初年度産駒の数もそれほど多くないことを考えれば、現在の健闘ぶりは驚異的。この勢いがどこまで続くかも、注目しておくべきポイントのひとつと言えるでしょう。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億2640万円を獲得したウーピンさん。現在のところ指名馬の中に2勝以上馬はおらず、8月26日のひまわり賞(2歳オープン・小倉芝1200m)で2着となったアイタカ(ドリームアドリームの2021)が稼ぎ頭だったものの、トータルの獲得賞金はアスコリピチェーノらを指名しているぐれいどていおーさん、セットアップらを指名している競馬の天才!編集部さんより上でした。
 勝因は既走馬率や勝ち馬率の高さ。指名馬19頭のうち14頭が既にデビューしており、うち8頭が勝ち上がりを果たしているのです。未勝利馬6頭のうち2頭は新馬で小差の2着に健闘していましたから、勝ち馬の頭数は間もなく二桁に乗るでしょう。今後は勝ち上がった馬たちがオープンクラスのレースで賞金を稼いでくれるはず。後続との差はさらに大きく開くかもしれませんね。

 G1ワールドは1億4173万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングでも首位に君臨しています。ちなみに、sabo34さんは前シーズン「ウマニティPOG 2022」でもシーズンAの賞金王に輝いていました。
 今夏は既にエコロヴァルツコスモディナーコラソンビートセットアップと、4頭の指名馬がオープンクラスのレースで勝利。パワーホールミルテンベルクも重賞で連対を果たしていますし、さすがというほかありません。なお、この6頭はいずれも初勝利を収めた後の入札で追加指名に成功した馬。既走馬の素質を的確に見抜いていらっしゃるのがお見事です。

 G2ワールドは1億3839万円を獲得しているHALLさんがトップ。デビュー前に落札した7頭が既に勝ち上がりを果たしており、そのうちコラソンビートが8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を制しています。9月3日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)でもレガテアドールが2着に食い込んでいましたから、当面の間は首位争いを牽引することになるのではないでしょうか。

 G3ワールドは1億1111万円を獲得しているナオキ702さんがトップ。2位のep2017さんもアスコリピチェーノを指名しているのですが、ナオキ702さんは獲得賞金が1.5倍となるアスコリピチェーノの筆頭仮想オーナーで、この差が活きた格好です。まだ所属ワールドで一度も落札されていない馬は、今後の入札でも筆頭仮想オーナーになれる可能性がありますので、チャンスがあったらぜひ狙ってみてください。

 オープンワールドは8955万円を獲得しているworldmasatoさんがトップ。指名馬9頭のうち5頭が勝ち上がりを果たしていて、その中にアスコリピチェーノがいました。混戦模様なので何とも言えませんが、これだけ層の厚いラインナップなら、2番手以下のプレイヤーもそう簡単には逆転できないでしょう。しばらくはこのworldmasatoさんを軸に首位争いが繰り広げられそうです。
 

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年9月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】下位ジョッキーで走った馬→上位ジョッキーでもっと走るというシンプルな話/小倉2歳S展望
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新潟2歳Sは1番人気の支持を受けたアスコリピチェーノが勝利。マイペースで逃げたショウナンマヌエラをゴール前でキッチリとらえ、着差以上の完勝だった。アスコリピチェーノは母の母がリッスン。リッスンはタッチングスピーチサトノルークスの母で、血統面から考えれば成長力もありそうだ。全体的にメンバーレベルは高くなかったが、勝ち馬は今後が楽しみになる勝利だった。

明けて今週、昨晩のんびり地方競馬を見ていたのだが、佐賀のサマーチャンピオンはデムーロ騎手が騎乗したサンライズホークが制した。サンライズホークは昨年の夏、最後の最後に未勝利を勝ち上がると、そこから瞬く間に4連勝、しかしオープン入り後は苦戦続きで、今回は4戦ぶりの勝利だった。

そのサンライズホークを4連勝に導いたのは国分優騎手。国分騎手は昨年が11勝、今年はここまで4勝。今年の4勝のうち2勝がサンライズホークでのもの。いわば下位ジョッキーで出世したわけだが、このパターンの馬は、上位ジョッキーに乗り替わると素直にパフォーマンスを上げることが多い。

同様の例は多々あるが、例えば今も佐賀で頑張っているヒストリーメイカーは、畑端騎手で結果を出していたが、重賞戦線に顔を出し始めてからは、同騎手が乗っていないときほど結果を出していた。

最近だと、中井騎手で勝ち上がったララクリスティーヌも、その後は中井騎手が騎乗しないときほど走っており、結局菅原明騎手とのコンビで重賞を制した。他にもプリンスリターンミシシッピテソーロなども同様のケースだ。

マイナージョッキーとのコンビは応援したくなるし、感情移入しやすい。個人的にもそのような新鮮なコンビは好きなのだが、馬券ということでドライに考えるならば、結局上位騎手が乗ったときによりパフォーマンスを上げることが多いので、いわゆる「スーパー鞍上強化」は素直に狙うようにしたい。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 8/26(土)新潟9R フラップシグナス 3番人気2着

今回は久々の上にやや出負けも、直線は馬群を捌いてキッチリ伸びて来て2着確保。戦績通り安定しており、どんな状況でも伸びて来るので信頼度は高い。センスの良さを生かして引き続き軸でOK。

~今週末の注目馬~

今週末は小倉2歳ステークスから。

フォルテローザ団野大成騎手)

注目はフォルテローザ団野大成騎手。
デビュー戦は完全な先行イン有利の流れを最後の最後で詰めてきて3着。内容は勝ち馬より上だった。未勝利の身で重賞に臨むことになるが、近年は未勝利馬のオープン好走も2歳戦前半においては珍しくなくなっている。最終週の馬場は間違いなくプラスなので、末脚炸裂に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年8月20日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年08月20日号】特選重賞データ分析編(372)~2023年新潟2歳S
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G3 新潟2歳ステークス 2023年08月27日(日) 新潟芝1600m外


<ピックアップデータ>

【前走の距離別成績(2019年以降)】
○今回と同じ距離 [4-2-3-11](3着内率45.0%)
×今回と異なる距離 [0-2-1-27](3着内率10.0%)

 前走の距離が1600m以外だった馬は不振。なお、前走の距離が今回と異なる距離だったにもかかわらず3着以内となった3頭のうち2頭は、性が牡・セン、かつ前走のコースが左回りでした。今年もまずは1600mのレースを経由してきた馬に注目するべきでしょう。

主な「○」該当馬→クリーンエアショウナンマヌエラルージュスタニング
主な「×」該当馬→アスコリピチェーノヴァンヴィーヴシリウスコルト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が1着、かつ前走の2位入線馬とのタイム差が0.2秒以上」だった馬は2019年以降[3-4-3-17](3着内率37.0%)
主な該当馬→アスコリピチェーノヴァンヴィーヴシリウスコルトルージュスタニング

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アスコリピチェーノの口コミ


口コミ一覧
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先週の桜花賞も死に枠と言われた6枠の2頭に重い印を回し、見事◎◯▲の予想した馬で馬券的中。これで、高松宮記念から3週連続で的中。週末の皐月賞も的中させたいですね。

最も速い馬が勝つ皐月賞が明後日開催。
牝馬と違い、個人的には混戦ムードかなぁと思ってます。

あっ、ナミュールで神騎乗した藤岡康太騎手が亡くなったニュースを見て驚きました。お悔やみ申し上げます。残念ですm(__)m

さて、話を戻しまして…枠順確定したので、最終予想を投稿します。

基本的には大阪杯みたいなイメージで、良馬場ならスピード持続力が物をいうレースになると思います。急坂がある分、パワー+スタミナ要素もそれなりに必要。
なので、ノーザンダンサー系の血は補いたいところ。

前に行きたい馬がそれなりにいる事、GⅠなので、やはりペースは流れると予想しています。スロー展開で勝ち上がってきた馬が多数なので、ペースが流れた中で経験積んだ馬を中心に買いたい。京都2歳ステークスやホープフル組。


◎7枠14番 シンエンペラー【Siyouni×サドラーズウェルズ系】
騎手が都度替わってるのが正直割引きですが、距離2000mの重賞に於いて全て連対している点、前走の弥生賞は上がり最速で負けはしたものも時計は優秀だった点、例年通りなら皐月賞で相性の良い欧州型ノーザンダンサー系の血統が優秀という事を加味して、本命にしました。ソラを使う癖があるので、勝ち損ねる可能性は高そうですが、操縦性高い馬ですし…3着までなら。
ちなみに7枠14番は皐月賞で好走する相性良い馬番。

◯5枠10番 レガレイラ【スワーヴリャード×ダンチヒ系】
ホープフルステークス勝馬の牝馬を対抗に。直行ローテにはなりますが、皐月賞では牡馬57kgに対して牝馬は斤量が2kgも軽くなるのは好材料。前走は展開が完全に向いたが、出遅れて大外回して2着のシンエンペラーにコンマ1秒差で勝利している事から能力は高いとみる。
今回、ルメール騎手から乗り替わりで北村宏司騎手。先週の桜花賞でアスコリピチェーノを1着に導けなかった悔しさを晴らしそうな予感。
枠も中団から競馬するには絶好の真ん中枠。

▲5枠9番 アーバンシック【スワーヴリチャード×ダンチヒ系】
乗り替わりなく武史君継続騎乗で、横山武史騎手は昨年の皐月賞勝利騎手で中山コースとの相性も良い。前走の京成杯は出遅れるもスロー展開でアーバンシックのみ後方から競馬で2着。掲示板に入った馬は皆、先行馬だったので内容は良きレース。今レースは逃げ、先行馬が多いのでペースが流れそうなので、この馬に展開は向きそうかと。
ただ出遅れ癖がある事とスロー展開しか経験がないので、そこが不安材料。

☆8枠16番 ダノンデサイル【エピファネイア×ボールドルーラー系】
輸送も経験済で京成杯1着馬。4角コーナー膨らむもキレる末脚を使い前走は勝ち切る。京都2歳ステークスは出遅れるも上がり最速でシンエンペラーにコンマ1秒差の4着と健闘しているので能力はそれなりにあるかと。好位でも競馬出来るがこの枠なら包まれにくい末脚を活かす競馬になるかと。穴ならこの馬。

△⑤ミスタージーティー、⑫コスモキュランダ、⑬ジャスティンミラノ
⑤は出遅れ癖があるのが懸念。前走の様な位置取りが出来れば3着あっても。調教は良かった点ともう少しやれても良い感はするので、押さえ。ただ気になるのは、馬体重が前走後と調教後を比べると減っており、輸送で更に減るとなると…消す可能性あり。パドック見てから判断。


⑫は弥生賞でミルコ騎手の攻めた騎乗で勝った様なものですが、一応、本命にしてるシンエンペラーにコンマ2秒の着差を付けてるので紐として押さえ。弥生賞から皐月賞に出走しても勝鞍は無いのですが、王道ローテだけあって馬券にはなりやすい。特に1着馬。

⑬は新馬戦から追っかけている馬。共同通信杯の勝馬。前走は完全に展開が向いたレースだったが、あの瞬発力は一流。新馬戦、前走ともにどちらも超がつくスローペースで瞬発力を活かして勝っている分、ペースに戸惑う可能性が。本来はダービーの方が適性値は高そうだが、厩舎も怖いし、共同通信杯組の相性も良いので押さえ。


ジャンタルマンタルは現状、馬券には入れてないです。悩み中。
まず血統的にゴリゴリの米国型ダート血統で固められていて、スピードに対しては申し分なし。今の中山コースだと、それなりにパワーやスタミナ要素がいるので、やや劣るし舞台適性が真逆。NHKマイルの方が舞台適性が合うと思う。距離はマイルがBestだと思うけど、父型の血統は米国中距離ダート馬なので、ギリギリ2000mなら持つと思う。土曜の夜の時点で、オッズが8倍くらい?このくらいのオッズをキープするなら紐に入れるも良しかな。消耗戦になると分が悪いだろうから掲示板に乗ればという見解。

メイショウタバルも悩ましいとこですが消しました。
時計が掛かる馬場で人気しなければ面白い1頭だったのですが、ちょっと前走の勝ちっぷりで上位人気するとオッズ妙味が…。凄いパフォーマンス決めた後の反動が怖いのと中3週で重馬場だったことから、軽視しました。今回は先行馬多いから楽に逃げる事は難しいかも。
ゴールドシップ産駒なんで中山コースの適性は高いと思います。

サンライズジパングも2歳暮れのホープフル3着で穴馬には最適かと。
この馬、コーナリングが下手なのと直線向くまでのエンジンの掛かりが遅いので最内枠が仇になる可能性が高そう。ホープフルの時の菅原騎手に再び戻るのはプラス材料で大駆けあってもなんら不思議ではない。紐荒れ狙うなら、ダノンデサイルとこの馬あたりが面白いだろう。


★馬券の買い目

単勝:⑨アーバンシック、⑭シンエンペラー

3連複フォーメーション
⑩⑭‐⑨⑩⑭‐①⑤⑧⑨⑫⑬⑭⑯

3連単1着2着流し(マルチ)
⑭→⑩→⑨⑬⑯

 Haya 2024年4月11日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.04.11.~メンタルの弱さ?? 
閲覧 149ビュー コメント 0 ナイス 4

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

春はめまぐるしく天候が変わりやすく、本日は晴天!
週初め、春の嵐は何処へ?? 今週末も晴天!! 
今年の”皐月賞”は久々に好天に恵まれそうです。

<皐月賞とは?>
皐月賞(さつきしょう)とは日本中央競馬会 (JRA) が中山競馬場の芝2000㍍で施行する中央競馬の重賞 (GI) 競走である。正賞は内閣総理大臣賞と日本馬主協会連合会会長賞、中山馬主協会賞。競走名は陰暦の5月である皐月から。「皐」の字が常用漢字外であるため一般紙、競馬中継以外のテレビ番組などではさつき賞と表記されることもある。
通常開催が中山競馬場となるGIでは現在唯一、フルゲート18頭出走可能な競走である。


【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
9日(火)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬S、桜花賞~日刊馬番コンピ篇
10日(水)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬S、桜花賞の回顧~血統篇
11日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
11日(木)07:00頃 皐月賞の「徹底的に攻略データ篇」
12日(金)07:00頃 アーリントンC、アンタレスSの「徹底的に攻略データ篇」
13日(土)07:00頃 アーリントンCの「予想篇」
13日(土)19:00頃 アーリントンCの「回顧篇」
14日(日)07:00頃 皐月賞、アンタレスSの「予想篇」
14日(日)19:00頃 皐月賞、アンタレスSの「回顧篇」
15日(月)07:00頃 福島牝馬S、フローラS、読売マイラーズC
                 の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。


【重賞レース予想 第04期 途中経過】
第04期(3月23日~4月14日)8日間(日経賞~アンタレスS)12戦

週末競馬は、当てる事ができたのか!?
6日(土)ニュージーランドT(G2)では5番ルージュスエルテを推奨!
単勝(5番ルージュスエルテ) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

6日(土)ニュージーランドT(G2)推奨馬ルージュスエルテ(4人気)は、スタート良く先団後方追走から3~4角辺りで下がり、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されると伸びてはいても鋭さなく11着惨敗…残念。

レースは、好位追走から直線での追い比べを制したエコロブルーム(3人気)が、最内を突いて脚を伸ばしたボンドガール(1人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にユキノロイヤル(9人気)が入り、2連系本命、3連系中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? まさか馬場状態に影響され、能力が半減されるとは想定外…反省。では何故? エコロブルームは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く先行3、4番手の好位追走。4角を回り、直線に向いて進路を確保すると一気に加速して逃げるユキノロイヤルをゴール手前で差し切り快勝!? 2018年以降、確実にメンバーレベルが低下する中で、今年は前走重賞2着の実績馬2頭のワンツー決着。ただ、本番(G1NHKマイルC)はさらに厳しい流れになる可能性があるだけに悩ましい??

6日(土)阪神牝馬S(G2)では1番マスクトディーヴァを推奨!
単勝(1番マスクトディーヴァ) 
結果は、的中!(単勝170円)

6日(土)阪神牝馬S(G2)推奨馬マスクトディーヴァ(1人気)は、スタート良く先行4番手追走で折り合い。4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝。

レースは、好位追走から直線で抜け出したマスクトディーヴァ(1人気)が、外から追い上げてきたウンブライル(4人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にモリアーナ(3人気)が入り、ほぼ本命決着!?

馬券は、単勝が的中!

反省点として、馬券種の選択!? メンタルの弱さが馬券種に…反省。では何故? マスクトディーヴァは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く先行内側4番手追走。リズム良く4角を回り、直線で進路を確保して一気に突き抜けて優勝!? 馬も強いが、流石モレイラ騎手の旨さ!? 流れに関係なく、今回のように強気な立ち回りで挑めれば女王の座(G1ヴィクトリアマイル)も十分に狙えるはず!?

7日(日)桜花賞(G1)では9番アスコリピチェーノを推奨!
単勝(9番)/ 馬連(9-8,12)/ 3連複(9-2,7,8,12,18) 
結果は、馬連のみ的中もトリガミ…。(馬連620円)

7日(日)桜花賞(G1)推奨馬アスコリピチェーノ(1人気)は、スタートは互角も行き脚が無く先団後方8番手追走。4角大外を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 先に抜け出したステレンボッシュに並びかけるも、伸び脚も無く何とか2着確保…残念。

レースは、中団追走から直線で突き抜けたステレンボッシュ(2人気)が、同じく中団から脚を伸ばしたアスコリピチェーノ(1人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にライトバック(7人気)が入り、ほぼ本命決着!?

馬券は、馬連のみ的中もトリガミ…残念。

反省点として、馬券種の選択!? 単勝を外したのは想定内も、3連複が外れたのは想定外…反省。では何故? ステレンボッシュは優勝できたのか?? 同馬は、スタートは互角も行き脚が無く中位の馬込み。3~4角半ばでアスコリピチェーノの内側に位置取り、4角辺りで反応よく加速して抜け出し、そのまま後続を押し切って優勝!? 馬も強いが、騎手も上手かったが結論。同馬は、血統的にも距離延長はのぞむところだけにオークス当確!?

【短 評】
週末、3戦2勝1敗…非常に残念みたいな感じ。ただ、先週までと大きな違い?? 馬券が当たり始めている。完全にボウズから脱出成功!? ただ、メンタルの弱さだけは変わらず?? 今期(第4期)も今週末が最終週なら、強気に勝負です。重賞3レース(アーリントンカップ、皐月賞、アンタレスS)で巻き返します!?


【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(ニュージーランドT)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数6位"
1番カズミクラージュが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(阪神牝馬S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
6番モリアーナが該当=結果3着的中!(複勝190円)


(桜花賞)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
2番クイーンズウォークが該当=結果8着ハズレ…(ノД`)・゜・。


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(アーリントンC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数4位”

*無条件
過去10年内(2-2-3-3/10)
勝率20%/連対率40%/複勝率70%/単勝回収値104/複勝回収値161
近5年内 (2-1-1-1/5)
勝率40%/連対率60%/複勝率80%/単勝回収値208/複勝回収値206

昨年は馬場の影響(重)もあり、波乱模様の中波乱決着!?
      ただ、例年も難解な傾向の、NHKマイルC前哨戦らしいレース!!
狙い目の指数4位は、4年連続出現中だけに、今年は期待薄!?

(皐月賞)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数2位”

*無条件
過去10年内(2-4-1-3/10)
勝率20/連対率60%/複勝率70%/単勝回収値89/複勝回収値124
近5年内 (2-2-1-0/5)
勝率40%/連対率80%/複勝率100%/単勝回収値178/複勝回収値186

昨年は、激震が響く!? 最後方から追い込む衝撃的な本命決着。
例年通りなら、もう少し荒れても不思議ではない。波乱含みの混戦レース!?
狙い目の指数2位が5年連続出現中だけに、今年は期待薄!?

(アンタレスS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数2位”

*無条件
過去10年内(1-3-2-4/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値40/複勝回収値94
近5年内 (0-2-1-2/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値0/複勝回収値96

昨年も堅い決着で、1人気→4人気→2人気の本命レース!?
        例年通りの人気上位馬が安定した結果を残す堅いレース。
狙い目の指数2位(5着)は2年連続外しているだけに、今年こそは期待大!?

詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

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 競馬戦略研究所所長 2024年4月10日(水) 10:14
重賞回顧 桜花賞
閲覧 50ビュー コメント 0 ナイス 2

阪神 11R桜花賞(G1)
◎:5枠 9番 アスコリピチェーノ
◯:1枠 2番 クイーンズウォーク
△:4枠 7番 スウィープフィート
△:4枠 8番 コラソンビート
△:6枠 12番 ステレンボッシュ


ただただ阪神JFの1,2着馬のレベルの違いを見せつけられたレースでした。道中は先行争いがありながらもそんなにペースは上がっていませんでした。人気馬は不利が内容距離ロスしても外目を回る展開。4角で先行馬の脚色が悪くなると後続が一斉に進出。明暗を分けたのは直線入り口。蓋をしに行ったアスコリピチェーノの北村騎手を反対に外へ弾く勝負にこだわった騎乗。外に振られた分遅れてしまい、その差を詰められずステレンボッシュが優勝。

 2着に所長◎のアスコリピチェーノも負けはしたもののゴールを過ぎてからもまだ伸びており、次走の巻き返しに期待です。

 3着には後方から詰めたライトバックが突っ込んできましたが、勝負が決した後の感があり、上位2頭とは着差以上に差を感じました。

 オークスは桜花賞1,2着馬で決まる公算が大の気がした桜花賞でした。

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2024年4月19日(金) 02:22:38
案の定の結果。どんなに優秀馬でも500年遅れの低レベル鞍上ではマグレを続ける事は出来ない。内弁慶の国内競馬で縁故第一のエセ鞍上の集団が競馬学校上がりの実力。全部親の責任。今後も不幸な連鎖は続くだろう。
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年8月27日() 16:02:27
北村宏司なのに勝てたのは1番人気に成ったため。黒岩厩舎が勝ったからには同馬はここまでで終了。ベテラン優先で勝っただけのただの早熟型。

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2024年4月7日 桜花賞 G1 2着
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