アドマイヤマーズ(競走馬)

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アドマイヤマーズ
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アドマイヤマーズ
写真一覧
現役 牡3 栗毛 2016年3月16日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主近藤 利一
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 8戦[5-1-0-2]
総賞金27,352万円
収得賞金12,600万円
英字表記Admire Mars
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
ヴィアメディチ
血統 ][ 産駒 ]
Medicean
Via Milano
兄弟 フレッチアアロハヌイロア
前走 2019/10/19 富士ステークス G3
次走予定

アドマイヤマーズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/10/19 東京 11 富士S G3 芝1600 18472.119** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫470(-2)1.33.7 0.734.1⑩⑩ノームコア
19/05/05 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 188174.321** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫472(+2)1.32.4 -0.133.9⑥⑦ケイデンスコール
19/04/14 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18115.724** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫470(-8)1.58.5 0.434.9⑥⑤④⑤サートゥルナーリア
19/02/10 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 7441.712** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫478(+8)1.47.0 0.233.5ダノンキングリー
18/12/16 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 15464.621** 牡2 55.0 M.デムー友道康夫470(-2)1.33.9 -0.333.9クリノガウディー
18/11/10 京都 11 デイリー2S G2 芝1600 9331.811** 牡2 55.0 M.デムー友道康夫472(+12)1.35.4 -0.133.9メイショウショウブ
18/07/21 中京 9 中京2歳S OP 芝1600 7661.911** 牡2 54.0 M.デムー友道康夫460(-8)1.34.7 -0.534.9エイシンゾーン
18/06/30 中京 5 2歳新馬 芝1600 8771.411** 牡2 54.0 M.デムー友道康夫468(--)1.37.7 -0.033.3④④ケイデンスコール

アドマイヤマーズの関連ニュース

 12月8日(日)に香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走に選出され、招待を受諾した11頭の日本馬をJRAが発表した。

香港カップ(GI、芝・右2000メートル)アーモンドアイ(牝4歳) 美浦・国枝栄厩舎ウインブライト(牡5歳) 美浦・畠山吉宏厩舎

香港マイル(GI、芝・右1600メートル)アドマイヤマーズ(牡3歳) 栗東・友道康夫厩舎インディチャンプ(牡4歳) 栗東・音無秀孝厩舎ノームコア(牝4歳) 美浦・萩原清厩舎ペルシアンナイト(牡5歳) 栗東・池江泰寿厩舎

香港スプリント(GI、芝1200メートル)ダノンスマッシュ(牡4歳) 栗東・安田隆行厩舎

香港ヴァーズ(GI、芝2400メートル)グローリーヴェイズ(牡4歳) 美浦・尾関知人厩舎ディアドラ(牝5歳) 栗東・橋田満厩舎ラヴズオンリーユー(牝3歳) 栗東・矢作芳人厩舎ラッキーライラック(牝4歳) 栗東・松永幹夫厩舎

香港マイルでインディはレーン、マーズがスミヨン 2019年11月20日(水) 05:01

 マイルCSで春秋マイルGIを制したインディチャンプ(栗・音無、牡4)が香港マイル(12月8日、シャティン、GI、芝1600メートル)でダミアン・レーン騎手(25)=豪州=と初コンビを組むことを19日、所有するシルクレーシングがホームページで発表。香港ヴァーズ(同、芝2400メートル)に臨むグローリーヴェイズ(美・尾関、牡4)がジョアン・モレイラ騎手(36)=ブラジル出身、香港拠点=とコンビを組むことも発表した。

 アドマイヤマーズ(栗・友道、牡3)は、香港マイルでクリストフ・スミヨン騎手(38)=ベルギー出身、フランス拠点=と新コンビを組むことを友道調教師が明らかにした。マイルCS3着のペルシアンナイト(栗・池江、牡5)は、引き続きオイシン・マーフィー騎手(24)=アイルランド出身、英国拠点=で香港マイルへ。

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【3歳次走報】アドマイヤマーズはスミヨンで香港マイルへ 2019年11月19日(火) 13:09

 昨年の朝日杯FS、今年のNHKマイルCとGI2勝のアドマイヤマーズ(栗・友道、牡3)は、次走の香港マイル(12月8日、シャティン、GI、芝1600メートル)でクリストフ・スミヨン騎手(38)=ベルギー出身、フランス拠点=と新コンビを組むことが19日、わかった。

 友道調教師が明らかにした。初の海外遠征で、富士S9着からの巻き返しが期待される。



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【プレビュートーク】南、“トモミチ・カップ”ゆう感じもあるで 2019年11月19日(火) 12:20

 村瀬 ◎インディチャンプ、イメージしてた以上に強い競馬でした。回転の速いフットワークはド迫力だった坂路での攻め馬どおり。東京も京都もクリアしたとなれば、もう本物ですね。

 南 ワシの◎ダノンプレミアムは2着。中2週でもマイナス2キロで済んだし、体質が強くなっとる。フィールドの幅が広い分、スペシャリストにやられとる感じやけど、GIを獲れるチャンスはあるんやないかな。

 村瀬 アーモンドアイといいインディといい“シルク”が壁になってますけど、さすがの走りですもんね。さ、ジャパンCです。39回目にして初の外国馬不参加ですけど、外国人ジョッキーは大挙して騎乗しますね。下で松井さんも書いてますけど、馬じゃなくて騎手のワールドカップって感じかな。それにディープインパクトメモリアルの副題も。そのディープ産駒は4頭ですね。

 南 “トモミチ・カップ”ゆう感じもあるで。15頭立てで5頭やから3分の1。「2歳のころからこのくらいの距離の大きいところを目指してやってきてるから」とトレーナー。すごいことやけど、「5頭出走させると、仮に1頭が勝てば4頭が敗者になってしまう。それはそれで切ない部分はある」とも。トップステーブルならではの思いもあるんやなと。

 村瀬 欧州のA・オブライエン厩舎みたいな状態ですね。本当にすごいことです。

 南 それにしても迷うメンバー構成。アーモンドアイがおらんと、こういう感じになるんかな。ワシは友道5本の矢から◎ユーキャンスマイルに注目。

 村瀬 前走は直線で素晴らしい伸び脚でした。距離不足を懸念されていたわけだから、2000メートルであの脚を見せて2400メートルに延びれば割り引く材料がない。

 南 そやろ。しかも1週前はCWでアドマイヤマーズを含めた3頭併せができたほど。全体的に強くなっとるで。トレーナーは「ズブいところがあるから、併せることで気合を乗せた。左回りだと4角から直線に向くときの加速が速い。前走もアーモンドより上がり3Fは速かったからね」ゆうてチャンスありのムードやった。

 村瀬 これと一緒に伸びてきたのがワグネリアン。ゴール寸前でグイッと伸びて差し返そうとしてたのが印象的でした。◎を貫くべきかどうか迷うけど、完全復活は近いと思います。折り合い面で相当進境してるから2400メートルも歓迎でしょう。

 南 CWで1週前を終えて、「併せれば時計は出るけど単走で。このひと追いで変わるはず。天皇賞は(16頭立ての)(14)番枠で後方寄り。あの位置からよく頑張っている」と師。ムードは悪くないけど、どっちかゆうとユーキャンのほうに目がいくなあ。

 村瀬 まだ3頭もいます。

 南 エタリオウは「深めのブリンカーに替えた。その効果と、使ったことでスイッチが入れば」。シュヴァルグランは「スミヨンがボウマンに癖を聞いたみたい。追えるジョッキーだけに楽しみ」。マカヒキは「ガツンとくる感じがまだないが、動き自体はいい」ゆうとった。

 村瀬 なるほど。次となるとスワーヴリチャードですか?

 南 距離延長はええやろな。「使って上向いていくイメージは持っている」と庄野師。1週前にコースやなく坂路をチョイスしたのは「集中力を高めるため」らしい。マーフィーJは「VTRを見てイメージはできている」ゆうてご機嫌やったで。

 村瀬 栗東ではアルゼンチン共和国杯組が続くのかな。

 南 勝ったムイトオブリガードはルメールJを確保。角田師は「今がまさに充実期。舞台は合うし、あとは良馬場で走らせたい」ゆうて上々のムード。2着のタイセイトレイルはミルコJで、矢作師は「具合がいいし、東京コースも合うのでここへ」。4着のルックトゥワイスにはあのデットーリが騎乗。藤原英師は「展開さえ向けば、はまる可能性はある。ここに向けてつくってきたわけだし、色気を持って臨む」と。相変わらず馬はトレセンで強情な面を見せとるけど、デットーリなら御してまうかもしれへん。

 村瀬 ホント、ジョッキーの名前だけで目が回るなあ。関東馬はやっぱりレイデオロが大将格。ビュイックを早々に確保してやる気十分です。この季節がいいみたいで、デキは最高潮らしい。東京で真価が問われるところですね。

 南 まともに走れば一番強い可能性はあるしな。

 村瀬 あとはムーアJを確保したジナンボー、3歳牝馬で斤量53キロのカレンブーケドールあたりも今年のメンバーなら食い込むシーンがないとはいえない。いやあ、難解だ。

 南 まずは追い切りを見てからやろ。外国馬がおらへん分、言い訳もなしやから。馬プレ、2週連続狙わんとな。(夕刊フジ)



ジャパンCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【ジャパンC】友道師、史上最大の5頭出しに「偶然ではない」 2019年11月19日(火) 05:07

 今週末の日曜日に中央競馬の頂上決戦、ジャパンカップが東京競馬場で行われる。39回目で初めて外国馬の参戦なしとなったが、個性的な馬がそろい、興味深いレースとなりそうだ。注目を集めているのはワグネリアンシュヴァルグランマカヒキエタリオウユーキャンスマイルを送り出す友道康夫調教師(56)=栗東。史上初めての“5頭出し”で挑む大一番へ向け、手応えを聞いた。(取材構成・渡部陽之助)

 --“5頭出し”はジャパンCで史上初

 「5頭出ても、レースで勝てるのは1頭。特別にうれしい、という気持ちはないですね」

 --狙って5頭を出せるものなのか

 「個人的に短距離よりも中長距離の競馬が好きなので、そういう形になったのかな、と。新馬は短くてもマイルくらいから使いますしね。偶然ではないと思います」

 --ワグネリアンは天皇賞・秋で5着

 「前走はあの枠(16頭立て(14)番)であの(4コーナー9番手の)位置から伸びて、頑張っていました。初の斤量58キロも問題なかった。今回、距離が延びるのはいいですね」

 --4歳での成長は

 「見た目は変わりませんが体質が強くなって、1回使っての反動もない。初めて中3週の短い間隔で使えるくらい、馬がしっかりしてきました」

 --ユーキャンスマイルは直線で伸びて4着

 「(天皇賞の)1週前の動きが重く、2週続けてジョッキーに乗ってもらってようやく競馬だったけれど、それであの内容ですから。(今回)1週前追い切りは3頭併せで気合を入れて、状態は上向いています」

 --左回りは重賞2勝を含む4戦3勝

 「右回りでも走っているけれど、それ以上に左回りがいい。4コーナーでのコーナリングから直線での立ち上がりがスムーズですね。直線に向くと加速できるし、前走は勝ったアーモンドアイより上がり(3ハロン33秒7)は速かったですから」

 --マカヒキは10着

 「前走は年齢的なものなのか、ガツンと来るところがなかった。そういう感じなので、2000メートルより2400メートルの方がいいでしょう」

 --一昨年の覇者シュヴァルグランはスミヨン騎手との新コンビ

 「(勝った時の)ボウマン騎手に特徴を聞いているみたい。ズブさがあるので、しっかり追えるジョッキーが乗ってくれるのはいい。競馬を見ていても位置取り、コース取りはうまくて、より勝利に近づけてくれるジョッキーですね」

 --昨年の菊花賞2着エタリオウは、前走の京都大賞典で5着

 「前走は、体はできていたけれど、ゲートを出てから進んでいかなかった。気持ちの問題があったのかもしれないので、13日の追い切りでは深いブリンカーを着けました。それが効いているのか、具合がいいのか、動きが良くなってきました。レースでも着ける予定です」

 --最後に意気込みを

 「スタッフや牧場関係者が頑張ってくれたおかげです。出走するのが1頭であろうが5頭であろうが、レースに臨む気持ちは変わりません」

★池江師に続き2人目

 1991年に中央競馬のフルゲートが18頭となって以降、GIに管理馬を5頭送り出したのは池江泰寿調教師(2011年宝塚記念、13年有馬記念)だけで、友道調教師が出走させれば2人目となる。過去のジャパンCでは3頭出走が最多。04年藤沢和雄調教師はゼンノロブロイが優勝、07年角居勝彦調教師はポップロックが2着、11年池江泰寿調教師はトーセンジョーダンが2着。1頭は2着以内に入っており、友道調教師の管理馬が活躍する可能性は高い。

★外国馬0

 中央競馬は“世界に通用する強い馬づくり”をテーマに、1981年にジャパンCを創設し、外国の強豪を招致した。だが今年は予備登録を行った6カ国、計27頭の外国馬が出走を辞退。39回目で外国馬の出走が初めてゼロとなった。昨年はアーモンドアイが芝2400メートル2分20秒6の世界レコードで優勝。軽い芝で高速化が進む日本の競馬は、スタミナや力強さを要求される欧州の競馬とは異なる発展を遂げたため、今では敬遠する陣営が多くなってきた。また外国馬は直接、東京競馬場に入厩できないなど検疫の課題もある。今後も外国馬の参戦がなければジャパンCの存在意義が問われることになる。



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道 康夫(ともみち・やすお) 1963(昭和38)年8月11日生まれ、56歳。兵庫県出身。89年に栗東・浅見国一厩舎で厩務員、調教助手となる。96年から栗東・松田国英厩舎で調教助手を務め、2001年に調教師免許を取得。02年に厩舎を開業した。18年にJRA賞最多賞金獲得調教師を受賞するなど活躍は顕著。JRA通算521勝。重賞はダービー2勝(16年マカヒキ、18年ワグネリアン)、今年のNHKマイルC(アドマイヤマーズ)、菊花賞ワールドプレミア)などGI12勝を含む41勝(18日現在)。

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アドマイヤオーナー近藤利一氏が死去 今夏がん公表、77歳 2019年11月18日(月) 05:01

 「アドマイヤ」の冠名で知られ、阪神馬主協会最高顧問を務める近藤利一(こんどう・りいち)氏が、17日の朝に亡くなったことがわかった。77歳だった。今年7月のセレクトセールで、がんを公表。このときは元気な姿を見せていたが、その後、再び病状が悪化した。

 今年のNHKマイルCなどGI2勝のアドマイヤマーズを管理する友道調教師は「先週の金曜(8日)に電話で話したときは普通でしたが、土曜に具合が悪くなったと聞いて、水曜に病院に行ってきました。話はできなかったけど、僕を認識しているような反応はありましたね」と語った。

 徳島県出身で1986年、正式に馬主となってから、JRA・GIを13勝した。98年のアドマイヤコジーン朝日杯FS)で初めて勝ち、翌99年には、アドマイヤベガ日本ダービーを優勝。その後も、アドマイヤグルーヴで03、04年のエリザベス女王杯アドマイヤジュピタで08年の天皇賞・春と勝利を重ねた。また海外でもアドマイヤムーンで07年のドバイデューティフリーを制し、海外GI初勝利を飾った。

 冠名は英語で“尊敬、崇拝”の意味を持つ「アドマイア」から、語尾がいいにくいため「アドマイヤ」にしたという。

 そして、今夏のセレクトセールでは、2日連続で最高額の馬を落札した。初日の1歳セリでは、ミュージカルウェイの18(牡、父ディープインパクト)を3億6000万円で購入。翌日の当歳セリでも、史上4位となる4億7000万円でタイタンクイーンの19(牡、父ディープインパクト)を競り落とすなど、関西の競馬サークルで一時代を築いたオーナーだった。通夜・告別式は未定。

 ◆アドマイヤベガなどでGI6勝の橋田満調教師 「病状はお聞きしていました。たくさんの馬を預からせてもらって、いい思い出をたくさん作ってもらいました。感謝しています。いろいろなことを考えて、やられた方だと思います。ご冥福をお祈りします」

 ◆武豊騎手 「たくさん乗せていただき、(アドマイヤベガで)日本ダービーも勝たせてもらいました。たくさんの思い出があります。残念ですね」

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アドマイヤマーズの関連コラム

閲覧 1,370ビュー コメント 0 ナイス 3

先週の当コラムではエリザベス女王杯の穴馬として、マーフィー騎手のウラヌスチャーム、そして2年連続2着のクロコスミアを挙げたが、最終的な本命は◎サトノガーネット

レースは逃げたクロコスミアがスローに落とし、直線ではラッキーライラックに交わされたものの粘りに粘って3年連続の2着。一方、期待したサトノガーネットは9着と惨敗。まるで想定と異なるレース展開になってしまったこともあるが、人気を見て欲にまみれた予想をするとロクなことがないな…という意味でも反省のレースだった。どうも、秋はオッズに目がくらむ。

それにしても勝ったラッキーライラックは鮮やかだった。スローの流れをインで溜め、直線は上がり32秒8。7年前、父オルフェーヴルでは早仕掛けによりあと一歩のところで凱旋門賞制覇を逃したスミヨン騎手だったが、その娘で、今度は仕掛けを我慢して強烈な末脚を引き出したのだから、競馬はドラマである。


~ハズレをただのハズレで終わらせない

さて、エリザベス女王杯は悔しいレースだったが、収穫もあった。土曜の武蔵野Sだ。先週の当コラムで、

『ダートの差し追い込み決着は”非日常”。なかなか見られるものではないが、上手くハマれば大きな馬券を手にできる可能性がある。これから冬場を迎えるとタフなダートのレースも増えて来るので、みやこSのような差し追い込み馬が台頭する波乱のパターンは頭に入れておきたい』

と書いたが、早速その教訓を生かす機会が訪れたのだ。

本命に推奨したのは◎タイムフライヤー。ここ2走は掛かってしまい全く力を出せない競馬ながら見せ場を作っており、溜めることができれば一変の可能性ありとみた。そして今回は陣営も溜める競馬を示唆。距離も縮めて来たし、狙うならココしかないという読みだった。

あとは相手だが、差し馬の流れになる可能性があるとみて、みやこSの教訓を生かした。そこで穴で狙ったのがワンダーリーデル。直線は抜け出したタイムフライヤーワンダーリーデルが差し切り勝ち。3連系の馬券は難しすぎるとみて、馬連での波乱を狙ったのも功を奏し、馬連にして2万円台の馬券がキレイに舞い込んだ。



別に、ココで当たった自慢をしたいわけではない(多少はしたいが)。そうではなく、競馬は続いているということを言いたいのだ。ただ今週が終われば来週、来週が終わればまた再来週では教訓が生きない。頭とお金を使った渾身の予想だからこそ、的中も不的中も先に生かさなければ意味がない。外れてもタダでは転ばない、その気持ちを大事にしたい。

競馬はストーリーであり、また記憶のギャンブルでもあるのだ。


~ダノン2騎にインディチャンプ、豪華メンバーが揃うマイルCS

さて、今週末は今年の京都ラストG1・マイルチャンピオンシップ。来年の秋に京都競馬場が改装工事に入るため、京都での当レースの開催は2023年までしばしのお別れとなる。

そして今年は締め括りにふさわしい豪華メンバーが揃いそうだ。天皇賞(秋)アーモンドアイとの激戦を繰り広げたダノンプレミアム皐月賞~ダービーでは惜しくも及ばなかったものの秋初戦の毎日王冠を快勝したダノンキングリー、今年の安田記念の覇者インディチャンプなどが参戦してきた。

上位勢はいずれ劣らぬ強豪揃いだが、その中で狙ってみたいのはインディチャンプ安田記念では出遅れたアーモンドアイ、そして今回人気を集めるだろうダノンプレミアムらが後方でもがくのを尻目に、好スタートからインを捌いて抜け出しを決めた。前述の2頭よりは生粋のマイラーといったタイプで、多少折り合い面での難しさがあるだけに、毎日王冠からゆったり間隔を取って距離短縮となる今回は絶好の狙い目だろう。池添騎手の騎乗も面白そうなので、あとは内枠を引きたいところだ。

上位勢は強力だが、伏兵で怖い馬も挙げておきたい。

最大の惑星候補はクリノガウディー。まだ1勝馬の身ながら、朝日杯FSではアドマイヤマーズの2着など、重賞での実績は豊富だ。近走はイマイチの印象もあるが、2走前の京成杯AHはロスが大きく脚を余しており、前走の富士Sも不利があった。京都の外回りは合いそうだし、スムーズならチャンスがあるはずだ。

また、上がり馬のダイアトニックも侮れない。全6勝中5勝が1400mという生粋の1400m巧者だが、ロードカナロア産駒らしい器用さと自在性が武器。上手く立ち回れれば、実績上位勢にひと泡吹かすシーンもありそうだ。

マイルチャンピオンシップの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2019年11月14日(木) 14:20 覆面ドクター・英
マイルCS・2019
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エリザベス女王杯は、ある程度予測してはいましたが、乗り替わったスミヨン騎手がラッキーライラックの能力をしっかり引き出して、最内をついて突き抜け、圧勝という結果でした。スノーフェアリーでムーア騎手に二度やられたように、何で内を掬うのが有利な京都で最内ズコーンとやられるのかなあ?と正直思ってしまいますが、それをきっちりやってのけるのが世界トップレベルの騎手たちということなんでしょうね。父オルフェーヴルの評価が下がっている状況下、ラッキーライラックの頑張りは親孝行だし、凱旋門賞オルフェーヴルで勝ち切れなかったスミヨン騎手も嬉しそうでしたね。


それでは恒例の全頭診断へ

<全頭診断>
1番人気想定 ダノンプレミアム安田記念は脚元がゴトゴトしての最下位に終わり、その後休み明けの天皇賞・秋の走りを見てからここで狙おうと思っていたのですが......。秋初戦からいきなり走っちゃいましたね。ただ、得意のマイルで、調教の動きからも順調で当然最有力。

2番人気想定 ダノンキングリー皐月賞3着、ダービーで2着、秋初戦の毎日王冠では複数の古馬G1馬相手に最後方からずばっと差し切り勝ちと、斤量差は減るがまだまだ伸び盛り。昔は、高額な良血馬を次々落札するも、不発弾ばかりつかまされてきた印象(笑)のダノン軍団だが、最近は好成績の馬が多くなり、同馬主同士での争いも更に増えていくのだろう。

3番人気想定 インディチャンプ安田記念を制した春のマイル王は、毎日王冠をそれなりの3着と叩いての参戦。安田記念は色々うまく行き過ぎての戴冠(要は福永騎手の好騎乗)でもあり、実力上位グループに居るがそう突き抜けた強さではない。

4番人気想定 アルアイン:大外だったり、速い時計での決着だったり向かない材料はあったにせよ、物足りない秋の天皇賞14着。昨年のこのレースは惜しい3着だったが、ちょっと力が落ちてきている印象で、堅実だった馬が崩れ出すとなかなか立ち直らないもの

5番人気想定 ダイアトニック:前哨戦のスワンSで1番人気に応えて鋭く差し切ったが、1400mベストな感があり、引き続きスミヨン騎手の騎乗で人気になりそうなだけに悩ましいところ。

6番人気想定 ペルシアンナイト:昨年のこのレースでの2着以降は馬券圏内無しで、ピークを過ぎており、今回は相手が特に弱くないので引き続き買わない予定(というか、衰えたと指摘して私自身も買わずにここまで来れている以上、恐らく引退までもう買わない)。

7番人気想定 レイエンダ新潟記念を使ったのは正直イマイチかと思ったが、母父シンボリクリスエスだけに叩いて上昇するロベルト系というあたりを意識してのローテなのかもしれない。また、前走レース後のスミヨン騎手はもう1Fあった方がいいというコメント出しているが、この数十年、何でもマイラーに作ってくる感のある藤沢和厩舎だけに、ここら辺りがストライクゾーンで、激走あるかも。

8番人気想定 モズアスコット:昨年は連闘で安田記念を制覇したり、1番人気でマイルCS惨敗したりと激動の一年。明け5歳となった今年正直パッとしない状況で、調子を崩したフランケル産駒は狙いにくいというのが定説となってしまっているところも、この馬に関してはあり。ただ、前走のスワンSは瞬発力負けであり、今回瞬発力頼りでない鞍上・和田騎手に乗り替わってくるようなので、やれる可能性は十分ある。

9番人気想定 プリモシーン:鋭い末脚で活躍してきたが、秋初戦の府中牝馬Sで1番人気でブービー15着と大凡走。過去最高馬体重もあったが、闘争心が失せ、もう繁殖入りしたい心境なのでは。これまでの実績から、ガラリ一変ももちろんあっておかしくないのだが、牝馬の不可解な負け方の後というのは、巻き返しをあまり期待できないもの。

10番人気以下想定
マイスタイル:田中勝騎手と函館記念を楽逃げで制し、距離短縮のスワンSでも3着と好走した。ただG1でこの騎手を買おうとは全く思わない。私が競馬を始めた30年前くらいは、岡部ラインの「乗れる若手」だったのだが(笑)

グァンチャーレ:オープン特別が主戦場で長く活躍してきていて、たまに重賞で2着や3着に来るキャラ。前走は不利があったとはいえ、G1では要らない。

カテドラル:3歳馬でアーリントンC2着、NHKマイルC3着とこの世代のマイル路線では、頑張っているのだが、相手に恵まれた感もあり、激走はあまり期待できない。

クリノガウディー:朝日杯FSでアドマイヤマーズの2着、今夏の中京記念でも2着とそれなりの力はあるようだが、安定感が無く凡走も多い。ただ調教の動きは良く、いい波が来ているのかもしれない。

レッドオルガ:母エリモピクシーだけに春のヴィクトリアマイルでは血統から3番人気となったが11着と惨敗し、まあそんなものかなと思ったら、秋になり富士S3着とやはり東京マイルが向く血統であることを示した。ただ、京都マイル向きかというとそうでもないのでは。

フィアーノロマーノ:春はダービー卿CT勝ちの巨漢馬。瞬発力は劣るが、京都で内枠でも引いて先行できたらしぶといかも。

エメラルファイト:3歳馬で春には10番人気でスプリングSを勝ってしまったが、ダービー12着、秋になり富士S7着と、まだこれから強くなっていく馬で現時点では厳しいのでは

タイムトリップ:古馬になってからはオープン実績ゼロで、距離ももっと短いほうが良い。


<まとめ>
有力:ダノンプレミアムダノンキングリーレイエンダ

ヒモに:インディチャンプモズアスコットダイアトニック

穴で:クリノガウディーフィアーノロマーノ

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2019年9月6日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】不振脱出の兆しがみえるデムーロ騎手/セントウルS展望
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先週末は長く続いた夏競馬の最終週、土日で3つの重賞が行われた。

新潟記念は2番人気のユーキャンスマイルが接戦を制して重賞2勝目。各路線から上がり馬も多数参戦したが、天皇賞(春)以来の出走で57キロを背負った同馬が底力で退けた形だ。馬群を上手く突いて直線外に出した岩田騎手の好騎乗も光った。

2着には3勝クラスを勝ち上がって重賞初挑戦となったジナンボーが入り、金子オーナーの所有馬のワンツーとなった。なお、両馬は父母もともに現役時代は金子オーナーの持ち馬で、まさに「リアルダビスタ馬主」を地で行く決着でもあった。

小倉と札幌で行われた2歳ステークスの中では、やはり印象深いのは札幌だろうか。勝ったブラックホール、2着サトノゴールドともに新種牡馬のゴールドシップ産駒。8年前、父はグランデッツァに及ばず敗れた同レースだったが、初年度産駒が早速一発で答えを出した形だ。まだ産駒の全貌は見えないが、まずは順調な第2のキャリアのスタートといえそうだ。


~大不振…から復調気配あるデムーロ

さて、いよいよ今週末から秋競馬のスタートとなるが、個人的に気になるジョッキーが一人いる。ミルコ・デムーロ騎手だ。

何を今さらと言われてしまいそうだが、長らく不振を極めていた。デムーロがどれだけ不振だったかというのは、単純に今年に入ってからの単勝回収率=51%というのを見ても明らかだ。感覚的にもとにかく人気馬を飛ばしていた印象が強い。デムルメ…といえば昨今の騎手界のシンボルでもあるが、現状は明らかに成績、馬質も含めルメール騎手に押され気味である。

とりわけ7月のデムーロは僅か3勝と不振を極めた。特に2~4番人気馬に27回騎乗して未勝利という散々な時期で、レース内容を見ても明らかに精彩を欠いていた印象が強く、ダイメイプリンセスはデムーロから乗り替わった途端に北九州記念を制した。

今年は特に人気薄での活躍がまったく見られず、5番人気以下での勝利は2月のバレンタインS(サングラス)以来一度もない。当然デムーロ人気の中での5番人気以下ということはその程度の馬だともいえるが、それでも昨年と比べてみるとよくわかる。

2018年 デムーロ&5番人気以下(2-2-3-23)30戦
2019年 デムーロ&5番人気以下(1-5-6-58)70戦

ご覧の通り、成績もさることながら、そもそも5番人気以下に騎乗する回数が増えている。これが何を示すかというと、

1、かつてほどデムーロは人気しなくなっている(さすがに不振に気づかれている)
2、乗り馬の質が下がっている

主に以上の2点であろう。乗り馬の質の低下はデムーロの不振によるものか、あるいはエージェントの交代によるものか、はたまた両方なのか、という話になるが、ファンもさすがにデムーロの調子の悪さを察しているということだろう。

だが、デムーロはもともと「気分屋」の面がある。昔からどちらかといえば常に安定しているルメールと比べると好不調の波が激しい。昨年の秋、ルメールが立て続けにG1を制し我が世の春を謳歌していたが、ルヴァンスレーヴでのチャンピオンズC制覇から流れが一変。アドマイヤマーズ(朝日杯FS)、サートゥルナーリア(ホープフルS)、オメガパフューム東京大賞典)で、G1級レースを立て続けに制したのは記憶に新しい。

いわば、デムーロは”バイオリズムジョッキー”なのだ。戦略としては、調子が良い時に乗っかっていくのが良いし、今年もなんだかんだG1を2勝しているように大舞台にはめっぽう強い。今年はこれまで不振を極め、移籍後は必ず2ケタに乗せて来ていた重賞勝利数もわずかに3つ。だが、デムーロ株はそろそろ底をついてきた印象がある。

先々週は久々に(人気馬ばかりではあるが)4勝の固め打ち。ゴールデンレシオではデムーロらしい出遅れからじわじわ押し上げての差し切り、サトノダムゼルでは道中リズムよく運んでスムーズに抜け出していた。そして、先週末は土日メインでアガラスジナンボーといずれも伏兵馬を連対圏まで持ってきており、デムーロの持ち味である馬と一体になったリズムの良い道中の運びが見られるようになって来ている。

今週からは2場開催が続き、良い意味でローカルよりも目立たなくなり人気的には妙味も出て来るだろう。中山&阪神という得意の急坂コースでの開催が続くだけに、そろそろ復調のゾーンに入って来ても良いはずだ。

ちなみに今週末の京成杯AHではロードクエストに騎乗する。恐らく4~5番人気程度に収まるこの馬をどこまで持ってこられるだろうか。タイミング的にはそろそろ底打ちから反騰へと変化するころとみているだけに、上手く上昇のタイミングに乗っていきたい。


~直行ローテが増えた影響で手薄になりつつあるセントウルS

さて、秋競馬の開幕を飾るのは京成杯AH、そしてセントウルSだ。ココではスプリンターズSへ向けて重要な前哨戦となるセントウルSを考えてみたい。

人気は強行軍での参戦ながらサマースプリント制覇がかかりルメールが騎乗するタワーオブロンドン、そして高松宮記念を勝利し堂々スプリント王者として参戦するミスターメロディの2頭だろう。

だが、前者はスプリント戦未勝利、後者は久々と、人気でも十分に付け入るスキがありそうだ。何より今年はダノンスマッシュキーンランドCからの直行を選んだほか、モズスーパーフレアも間隔を詰めると良くないという反省から北九州記念をステップに選んだ。近年はあらゆる局面で直行ローテが主流になっており、本番まで中2週となるこの舞台に必ずしも主力が集結していない。だからこそ波乱の余地があるというものだろう。

そこで現時点での注目は、ダイメイプリンセス北九州記念では鮮やかに外からの差し切りを決めたが、決して平坦巧者というわけではなく、急坂コースもこなせる馬だ。実際昨年のスプリンターズSでも4着と健闘しており、何より前述のような近年のトライアル事情から今年の北九州記念は例年以上にメンバーが揃っていた。

そういう意味ではアンヴァルにも再度注目。ズブさが増しているのは気掛かりではあるが、毎度キッチリ末脚を使えるだけに、あとは流れ一つだろう。

大穴ならペイシャフェリシタも侮れない。近走はようやく行きっぷりが戻り復調気配がみられ、メンバーが揃ったキーンランドCでもそこそこ見せ場を作っていた。

いずれにしても、セントウルSはG1の前哨戦とはいえ、例年夏競馬の延長戦ともいえる舞台。一発狙うならば、夏場にレースを使っている組の中から選びたい。


※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年8月8日(木) 11:11 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第7回U指数から見る注目馬~
閲覧 1,064ビュー コメント 0 ナイス 4

 JRAの夏季競馬シーズンが折り返し地点を過ぎ、「ウマニティPOG」も少しずつプレイヤー間の明暗が分かれてきました。現時点でJRAのレースに出走経験のある現2歳馬は904頭、JRAのレースで優勝経験のある現2歳馬は111頭です。
 7月21日には函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)が施行され、ハナを切ったビアンフェ(ルシュクルの2017)がそのまま逃げ切り勝ち。この他にも7月20日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1600m)を制したラインベックアパパネの2017)、8月3日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったエレナアヴァンティドリームカムカムの2017)が、それぞれ2勝目をマークしています。
 夏季競馬シーズンの終盤は、8月25日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)、8月31日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)、9月1日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)と、注目すべきレースが目白押し。最終成績を左右するようなビッグレースはまだまだ先ですが、「ウマニティPOG 2019」序盤戦の山場と言って良いでしょう。

 今回は、これから追加指名を行うプレイヤーに参考としていただくべく、ウマニティ独自のスピード指数「U指数(結果U指数)」をベースに、既出走馬のパフォーマンスをランキング化してみました。

 まずは単純なU指数トップ10をご覧ください(8月4日終了時点。以下同)。

●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m ビアンフェ 91.8
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m タイセイビジョン 88.7
●07月27日 札幌01R 芝1800m ゴルコンダ 88.2
●08月03日 小倉02R 芝1800m ブルーミングスカイ 87.7
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m プリンスリターン 86.7
●06月30日 函館01R 芝1200m ビアンフェ 86.2
●06月30日 函館01R 芝1200m ヴェスターヴァルト 86.2
●07月28日 札幌01R 芝1200m アメージングサン 86.1
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m パフェムリ 85.7
●08月03日 新潟05R 芝1600m ウーマンズハート 84.9

 昨シーズンもこの時期に同様のランキングを発表しましたが、トップ10入りしていた馬のうちアドマイヤマーズ(ヴィアメディチの2016)が朝日杯フューチュリティステークスとNHKマイルカップを、グランアレグリア(タピッツフライの2016)がNHKマイルカップを制覇。今年のランキングを見ても、6月30日の函館01R(2歳未勝利・芝1200m)で高いU指数をマークしたビアンフェが既に重賞ウイナーとなっています。今後のクラシック戦線を引っ張っていくような馬が含まれている可能性は高いはず。芝中距離のレースで優秀な数字を叩き出したゴルコンダ(ゴレラの2017)、ブルーミングスカイブルーミンバーの2017)あたりは特に楽しみです。

 U指数には「高い数値となりがちなレース条件」「低く収まりがちなレース条件」もあるので、レースのカテゴリーごとに作成したランキングもご覧いただきましょう。
 新馬、かつ芝のレースに限定したU指数のトップ10は下記の通り。

●08月03日 新潟05R 芝1600m ウーマンズハート 84.9
●08月03日 札幌05R 芝1200m ヒルノマリブ 84.7
●08月03日 小倉05R 芝1200m カーフライターク 84.6
●06月02日 阪神05R 芝1400m タイセイビジョン 83.7
●06月23日 函館05R 芝1200m ケープコッド 81.9
●06月23日 函館05R 芝1200m レッドヴェイパー 81.9
●07月27日 小倉06R 芝1200m カイルアコナ 81.5
●06月29日 福島05R 芝1200m エレナアヴァンティ 81.2
●06月22日 函館05R 芝1200m パフェムリ 80.9
●06月16日 東京05R 芝1600m サクセッション 80.6

 このカテゴリーも昨シーズンの同時期に同様のランキングを作成しており、ウィクトーリアブラックエンブレムの2016)、ダノンファンタジー(ライフフォーセールの2016)、ブレイキングドーン(アグネスサクラの2016)など、後の活躍馬が多数ランクインしていました。
 今年は8月3日の新潟05R(2歳新馬・芝1600m外)を制したウーマンズハートがトップ。2着馬に3馬身半の差をつけたうえ、上がり3ハロンタイムは出走メンバー中ダントツの32.0秒でしたから、今後のレースでも注目を集めるのではないかと思います。

 未勝利、かつ芝のレースに限定した「U指数」のトップ10は下記の通り。

●07月27日 札幌01R 芝1800m ゴルコンダ 88.2
●08月03日 小倉02R 芝1800m ブルーミングスカイ 87.7
●06月30日 函館01R 芝1200m ビアンフェ 86.2
●06月30日 函館01R 芝1200m ヴェスターヴァルト 86.2
●07月28日 札幌01R 芝1200m アメージングサン 86.1
●06月30日 中京01R 芝1400m インザムービー 84.8
●07月06日 函館01R 芝1200m ケープコッド 84.5
●06月15日 阪神01R 芝1400m レジェーロ 83.7
●07月07日 福島02R 芝1200m コパノビアンカ 83.6
●07月06日 中京01R 芝1200m テーオーマルクス 83.4

 前出のゴルコンダブルーミングスカイはもちろん、個人的な見立てとしてはアメージングサン(アメージングムーンの2017)も面白そう。7月28日の札幌01R(2歳未勝利・芝1200m)をレコード勝ちした馬ですが、旧2歳レコードホルダーは母のアメージングムーンだったんですよね。ロマン溢れる初勝利となったうえ、そもそも母のアメージングムーンは2012年ファンタジーステークス3着の実績がある馬。血統的なポテンシャルは十分に高く、大物に育つかもしれません。

 なお、新馬、かつダートのレースに限定したU指数のトップ10は下記の通り。

●07月21日 福島05R ダ1150m オヌシナニモノ 83.6
●06月15日 阪神05R ダ1200m ジェネティクス 81.3
●07月06日 中京06R ダ1400m ファシネートゼット 80.8
●07月06日 中京06R ダ1400m ホットミスト 80.2
●06月22日 函館06R ダ1000m コパノフィーリング 79.2
●06月22日 函館06R ダ1000m ヤマメ 79.2
●06月29日 福島06R ダ1150m ニシノミンクス 79.2
●06月29日 福島06R ダ1150m ヴァンドゥメール 79.2
●06月15日 阪神05R ダ1200m アウトウッズ 78.7
●06月22日 函館06R ダ1000m ハヤブサペコムスメ 78.4

 未勝利、かつダートのレースに限定したU指数のトップ10は下記の通りでした。

●07月14日 函館01R ダ1000m グッドブリッジ 82.7
●07月27日 新潟02R ダ1200m ニシノミンクス 82.2
●07月07日 福島01R ダ1150m ダンシングサンダー 81.3
●07月21日 中京02R ダ1200m デンコウリジエール 81.1
●07月21日 中京02R ダ1200m ファルーク 81.1
●07月14日 函館01R ダ1000m ウルトラマリン 80.3
●08月03日 札幌01R ダ1000m キラットダイヤ 79.8
●07月21日 中京02R ダ1200m テーオープライム 79.8
●07月27日 新潟02R ダ1200m ダウラギリ 79.6
●07月14日 函館01R ダ1000m キラットダイヤ 78.8

 このあたりにも獲得ポイントを下支えしてくれるような馬が隠れていそう。ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年6月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】よく荒れた5週連続府中G1から得た教訓/馬場状態が気になる今週末の展望
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先週の安田記念は散々な結果になってしまった。当コラムにて、

「2強を軸に、ベタに行くならステルヴィオインディチャンプ、少し捻るならサングレーザーロジクライあたりを…」

などと書いたが、今読み返してもお恥ずかしい限り。2頭ともに外枠に入ったことで多少の胸騒ぎはしたのだが、それにしても最終的な本命だった◎ダノンプレミアムがシンガリ負け、さらに対抗の○アーモンドアイも3着では、言い訳もなにもない。確かにスタート直後の不利もあったが、そもそもいつもスタートを決めるダノンプレミアムが出負けしたことが、大きな不利を受ける要因にもなった。状態面が本物でなかったのだろう。

レース自体は内枠のアエロリットがスンナリ逃げる、いわば”内枠先行レース”。勝ったインディチャンプは福永騎手らしいソツのない立ち回りと完璧な仕掛けが際立った。一方で差して来たアーモンドアイも、素直に負けて強しと言えるものだった。天皇賞(秋)に直行とのことだが、順調ならばかなり有力だろう。


~波乱続きの春G1の教訓

それにしても、オッズ的にも多くのファンが崩れそうもないと考えた2強が共倒れし、改めて競馬の難しさを感じさせられた安田記念だったが、思えば今年の春のG1連戦では同様のシーンを何度も目の当たりにした。

NHKマイルCにおけるグランアレグリアの失速、そして伏兵ケイデンスコールの激走。ヴィクトリアマイルではクロコスミアが3着に踏ん張り、オークスではスイートピーS勝ちのカレンブーケドールが2着と大健闘、ダービーでは無敗のサートゥルナーリアが断然人気を裏切り、勝ったのは最内枠の12番人気ロジャーバローズだった。

1倍台の断然人気馬が馬券圏外に敗れ、2ケタ人気馬が激走する、そんなシーンを何度目の当たりにしたか…。そこで改めて感じたこと、教訓を以下にまとめておきたい。

① 馬場と枠順の重要性

NHKマイルCではグランアレグリアが断然人気を裏切り、8枠のアドマイヤマーズケイデンスコールがワンツーを決めた。これはレースの週末に降った雨の影響が大きかった。結果として内が伸びづらくなり、直線は外からの差しが届いた形だ。いわば桜花賞でスピード勝負を制してきたグランアレグリアにとっては真逆の適性を問われたことになる。

ところが次週のヴィクトリアマイルでは一転して内有利に、ノームコアクロコスミアという2枠の2頭が波乱の立役者となり、ダービーではCコース替わりでやはり内有利になり、最内枠のロジャーバローズが制した。さらに先週の安田記念も人気2頭が外枠に入ったことが波乱の要因だった。実際に勝ったインディチャンプ、2着アエロリットともに4コーナーはインを回っていた。

競馬は時代とともに変わっていくが、トラック競技である以上枠と馬場の重要度は不変だということだ。

② 騎手の重要性

騎手の話をするとどうしても外国人騎手のことになってしまうが、良くも悪くも彼らの存在が目立った。とりわけレーン騎手には大いに悩まされたことだろう。4月末の初来日直後に新潟大賞典を制し、2週後の京王杯スプリングC、返す刀でヴィクトリアマイルを制したあたりで同騎手の株はストップ高状態だった。

ところが以後は精彩を欠くシーンも目立つ。オークスではコントラチェックで逃げて失速、勝ったのはデムーロのラヴズオンリーユー。さらにダービーでは断然の支持を集めたサートゥルナーリアに騎乗したが出遅れて4着と人気を裏切り、安田記念でもステルヴィオで出遅れてしまった。

もちろんレーン騎手の腕が立つのは間違いないが、あくまでも馬券を買う上では同騎手に向いた条件かどうか、そして人気との兼ね合いはどうか、ということを冷静に考える必要がある。

また、日本人騎手では戸崎騎手の奮闘も目立った。天皇賞(春)では中穴グローリーヴェイズを2着に持って来ると、ヴィクトリアマイルでは11番人気クロコスミアで3着、ダノンキングリーアエロリットでも連続して2着と、勝利こそないものの随所で勝負強さを見せていた。

③ 断然人気を疑うことの重要性

多少これまでのことと重複するが、断然人気馬と言えども妄信してはいけないというのも大いなる教訓だろう。グランアレグリアサートゥルナーリアといった馬たちは1倍台で馬券圏外に飛び、先週のアーモンドアイにしても内容は強かったとはいえ3着に敗れた。競馬においては不利や展開不向き、また先週のスタート直後のトラブルのような予測不能な事態が多々起こる。

それは人間が動物を操る…という競馬だからこそ起こり得ることでもあり、それゆえに起こる波乱については常に頭に入れておかなくてはならない。もちろんデータを見れば1倍台というのは高確率で馬券に絡むのだが、逆に言えば飛んだ時の破壊力も凄まじいものがある。先週の安田記念は4番人気→3番人気の馬単が万馬券。これも断然人気馬が飛んだことの破壊力を示すものだ。

競馬は基本的に同じことの繰り返し。我々ファンも…というより人間は常に同じ失敗を繰り返すものだ。だからこそこの春のG1で起こった一連の出来事を改めて振り返り、少しでも今後の教訓にしたいものである。


~関東は梅雨入り、空模様が気になる週末

さて、今週末はG1もひと休み、エプソムCとマーメイドSが行われる。気掛かりなのはこの週末は恐らく梅雨入りし、全国的に雨模様になりそうなことだ。金曜段階ではあるが、関東&関西ともに雨模様だ。週末はどうなるかわからないが、雨の影響が残ればなかなか面白い馬場になるかもしれない。

そこでまずチェックしたいのはダートの馬場状態だ。よく、湿ったダートは前が止まらない…と言われることもあるが、アレは基本的に俗説というか、嘘の部類である。もちろん時と場合によるが、湿ったダートは外が有利になりやすく、場合によっては差しもよく届くようになる。

また、芝への影響だが、特に連続開催の東京は雨の影響を受けると一気に外が伸びる馬場に変貌しそうな気配がある。実際、最近の府中はNHKマイルCがそうだったように、普段は内が伸びても雨が降ると外が顕著に伸びる傾向がある。今週末は特に、馬場の推移には注目しておきたい。

雨の影響が残ることが前提になるが、エプソムCはカラビナブレスジャーニーあたりが面白そう。カラビナは道悪での圧勝歴があり、荒れ馬場は得意。ブレスジャーニーは折り合いに不安があるタイプで、こちらも雨が降って差しが届くような馬場は歓迎だろう。

一方マーメイドSはモーヴサファイアが面白そうだ。上がり掛かる馬場向きのハービンジャー産駒で、阪神芝2000mは馬のみならず、鞍上川田騎手にとっても得意の舞台だ。

今週末は空模様と気象予報を気にしつつ、G1の谷間となる競馬を楽しんでいきたい。



※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年5月29日(水) 12:21 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第2回 前年上位入賞者レビュー~
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 先週5月26日(日)のダービーデイをもって「ウマニティPOG 2018」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。
 既に新シーズン「ウマニティPOG 2019」の第1回入札が始まっており、多くのプレイヤーはそちらに目を向けていると思いますが、冷静に前シーズンの反省を行うならこのタイミングがベストであることも事実。今回は「ウマニティPOG 2018」の最終結果や、各ワールドでチャンピオンとなったプレイヤーたちの指名を振り返ります。後日公開予定の優勝者コメントと合わせてお楽しみください。

 最高位クラスのスペシャルワールドはよ~じさんが2連覇を達成! ヴェロックスを筆頭とする層の厚いラインナップで2位に食い込んだムーンシュタイナーさん、ロジャーバローズ(リトルブックの2016)で5月26日(日)の日本ダービー(3歳G1・東京芝2400m)を制した3位のddb1c93afaさんも素晴らしい指名でしたが、そんなお二方におよそ3億円もの大差をつける圧巻の勝利でした。
 ちなみに、よ~じさんは「ウマニティPOG 2016」でも2位にランクインしていたうえ、そのシーズンを制した藤沢雄二さんとはわずか4544万円差。「ウマニティPOG 2017」に至っては2位のムーンシュタイナーさんに6億円以上の差をつける圧勝だったわけですから、もはやこの活躍ぶりを讃えるには「KING of POG」の称号すら物足りません。なんかもう、よ~じさん専用の肩書きを用意した方が良いんじゃないでしょうかね。「ミスターウマニティPOG」とか。

 前シーズン「ウマニティPOG 2018」のよ~じさんは、ダノンファンタジー(ライフフォーセールの2016)で12月9日(日)の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)を、サートゥルナーリアシーザリオの2016)で12月28日(日)のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と4月14日(日)の皐月賞(3歳G1・中山芝2000m内)を勝利。既に皐月賞の時点で「優勝はほぼ確定。あとは後続をどこまで離すか」という状態だったわけです。仲間内で行う数名~十数名のPOGならいざ知らず、参加者30名以上、しかも著名なプレイヤーや各ワールドの優勝経験者が集うスペシャルワールドでこんな結果になるとは……。こうしてよ~じさんの実力が可視化され、それを肌で感じることができたという一点だけをもってしても、私は「創設当初から『ウマニティPOG』に参加し続けてきた甲斐があったなぁ」としみじみ思います。

 ただ、一応補足しておくと、このような展開になったのはよ~じさんと他プレイヤーの実力差だけが原因ではありません。前出のダノンファンタジーサートゥルナーリア、さらに12月16日(日)の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)や5月5日(日)のNHKマイルカップ(3歳G1・東京芝1600m)を勝ったアドマイヤマーズ(ヴィアメディチの2016)、4月7日(日)の桜花賞(3歳G1・阪神芝1600m外)を勝ったグランアレグリア(タピッツフライの2016)は、いずれも昨年の6月にデビューした馬。早期デビューの評判馬がそのままビッグタイトルを獲得した結果、実質的な決着が早まったのです。
 こうした傾向は数年前から顕著になっていましたが、昨シーズンはついにひとつの到達点を迎えた印象。今後もしばらくは続く可能性が高いと見るべきでしょう。ただ、早期デビュー組の人気はこれまでよりもさらに過熱するはず。運にも左右される厳しい入札となることを承知で争奪戦に参加するべきなのか、それとも揺り戻しが来る方に賭けて争奪戦を避けるべきか――。「ウマニティPOG 2019」の入札は、このあたりが最大のポイントかもしれません。
 こうした中で絶対王者のよ~じさんがどう動くのかも気になるところ。スペシャルワールドの私は参考にできませんが、皆さんはぜひよ~じさんの入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドで優勝を果たしたのはKazuPhotoさん。総獲得賞金の16億9537万円は全ワールドを通じてトップの数字です。指名馬20頭のうち、アドマイヤマーズグランアレグリアサートゥルナーリアダノンファンタジーの4頭がG1制覇。他にもイベリスヴェロックスダノンチェイサールガールカルムがオープンクラスのレースを勝ちました。……なんかもう「完璧な指名だった」としか言いようがありませんね。「タイムスリップしてきた未来人が怪しまれない程度に手加減して選んだ20頭」と言われても違和感を覚えないレベル。私の中では、ロジャーバローズラヴズオンリーユー(ラヴズオンリーミーの2016)が入っていないのも「身バレを恐れた未来人なりのカモフラージュ」という結論になりました(笑)。
 与太話はさておき、KazuPhotoさんが素晴らしいのは、デビュー前の指名とデビュー後の指名を上手く併用している点。イベリスヴェロックスサートゥルナーリアダノンチェイサーあたりはデビュー前の指名でしたが、グランアレグリアルガールカルムは新馬を勝ち上がった後に、アドマイヤマーズダノンファンタジーに至っては2勝目をマークした後に獲得していらっしゃいます。一般的なルールのPOGと違い、シーズンが始まってからも指名馬を追加できるのが「ウマニティPOG」の醍醐味。デビュー後のパフォーマンスから将来性を見抜く眼力や、仮想オーナー枠をどれだけ残しておくかといった戦略も、最終的な成績に影響してくるのです。

 G2ワールドを制したのは、アドマイヤマーズグランアレグリアサートゥルナーリアダノンファンタジーのG1ウイナー4頭に加え、計11頭の指名馬がオープンクラスのレースを制したCaltechさん。このクラスでは、2位のMonchengladbachさん、3位の4papaさん、4位のスズカアサカオーさん、5位の岡村信将さん、6位の雅夢。さんも前出のG1馬4頭を獲得していました。ハイレベルな争いだった分、層の厚さで頭ひとつ抜け出したCaltechさんにとっては会心の勝利だったんじゃないでしょうか。
 ちなみに、ウマニティ公認プロとしてもおなじみの岡村信将さんは、ご本人の希望もあって「ウマニティPOG 2016」のオープンワールドに参加。そこから3シーズン連続で昇格を果たし、「ウマニティPOG 2019」ではいよいよG1ワールドに参戦します。ご自身の予想理論「ラップギア」を活用し、デビュー済みの馬しか指名しないという独特のスタイルでこれほど安定した成績を収めてきたのですから、もうお見事と言うほかありません。序盤の入札で思うような指名ができなかった方はぜひ参考にしてみてください。

 G3ワールドは13億円台のファットラビットさん、EVANGELIOMMさんを抑え、14億2363万円を獲得したautomnenoceさんが優勝。オープンワールドも総獲得賞金を14億円台の大台に乗せた松P22さんが優勝を果たしています。評判馬が概ね期待に応えたシーズン、かつ仮想オーナー枠が多いワールドとなると、今後もこのあたりが優勝争いのボーダーラインになりそうです。デビュー前の指名だけで複数のG1ウイナーを揃えるのは難しいと思いますし、長期的な戦略をイメージしたうえで臨むべきでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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アドマイヤマーズの口コミ


口コミ一覧
閲覧 1,324ビュー コメント 0 ナイス 11

今まで二本書いた日記は、U指数の話と本命プリモシーンにした理由。
でも、今日、とても気になってんのがカテドラル。
この馬、ヴェロックスをオープンで破ったり、NHKマイルでアドマイヤマーズに差のない3着、0.1秒と良馬場では、けっこう無視できない結果を残してます。
富士Sも5着ですが、レース間隔が空いてましたし、それほど圏外という感じでも無い。
先程触れた昨秋のオープンでヴェロックスに勝ってから、勝ち星がないせいか、全く人気なさそうだし、穴として狙えそうな、というか、突っ込んで来そうな予感が^ ^
ということで、誰が乗るかによっては、かなり買ってしまうかも。

 グラニースミス 2019年11月13日(水) 10:38
11/16追記 スペシャルなシート ~東京スポーツ杯2歳ステー... 
閲覧 419ビュー コメント 11 ナイス 99

最近はWINS俺んちが多くなりましたが、以前は地元中山競馬場に出陣していました。
近いこともあってちょいちょい行っていました。(詳しく書くと、以前ス○ー○ーに近いことをされたので)
人混み嫌いと、安定した席確保のため、スタンド3階の指定席K-Seatでゆったりしています。
この席はワイドシートで広く、私にとっては、スペシャルシート(特別席)です。久しぶりに12月開催を検討しています。

~5回東京5日目11R
第24回 東京スポーツ杯2歳ステークス GⅢ 芝1800m 2歳オープン (国際)(指定) 馬齢~
昨年からの条件の変更はなく、次年度も日程変更はありません。

このレースは、2016年に賞金が増額されました。また、2016年までは、朝日杯フューチュリティステークスのステップ競走に指定されていましたが、2017年からは、ホープフルステークスのステップ競走の指定に変更されました。その変更初年度に1着した馬が、後のダービー馬ワグネリアンでした。

長文になるので書きませんが、このレースの勝馬はそうそうたるメンバーです。2016年のプレスジャーニー以外は、その後も3歳牡馬クラシック戦線を賑わしたメンバーです。(指定)レースの中でもスペシャルな設定だと思います。

ただし、そんなスペシャル設定のこのレースですが、1番人気はあまり勝っていません。
特別な年だった震災(2011年)以降、1番人気でこのレースを勝ったのはワグネリアン、コディーノ、ディープブリランテの3頭のみです。この内、2頭がダービー馬なり、コディーノも朝日杯で2着でした。つまり、このレースを1番人気で勝つということは、この後もスペシャルロードが待っているということのように感じます。

そしてもうひとつ、スペシャルな枠に入った馬も同様であることを見つけました。
2018年 ニシノデイジー 1枠
2015年 スマートオーディン 8枠
2014年 サトノクラウン 1枠
2013年 イスラボニータ 1枠
スペシャル枠は、1枠と8枠です。

まとめると1番人気で勝つこと、または1枠か8枠でこのレースを勝つことの2パターンは、この先のエリート街道を約束されているようです。人気が予想されるラインベックがどの枠に入るのか、とても楽しみにしています。またそのラインベックのこれまでの通ってきた道を調べると、

アドマイヤマーズ
2018年6月30日(土)3回中京1日目 5R新馬 1番人気1着 
2018年7月21日(土)3回中京7日目 9Rスポーツ報知杯中京2歳ステークス 1番人気1着

ラインベック
2019年6月29日(土)3回中京1日目 5R新馬 1番人気1着
2019年7月20日(土)3回中京7日目 9R スポーツ報知杯中京2歳ステークス 1番人気1着

ラインベックが通ってきた道は、アドマイヤマーズと同じエリート街道そのものです。

さらにもうひとつ深堀する必要があるのは、このレースは今後活躍するのか、年内いっぱいの活躍なのかの見極めです。前走、2歳重賞組や非重賞組かで、その後の活躍が明確に分かれるようです。2歳重賞組は、不振です。(日記にラインベックを挙げた理由です)

これで決まりです、、、、、
というとこれまでと同じで、レースの歴史(縦)を調べただけです。
改元された特別な年で、平成競馬の終焉年でもあります。(改元されても、走っている馬たちは平成生)

そこで、今年の秋番組2歳戦(横)を調べてみると
第5回 サウジアラビアロイヤルカップ GⅢ馬齢  サリオス → 新馬55 1着から直行
第8回 アルテミスステークス GⅢ牝馬齢 リアアメリア → 新馬54 1着から直行
第55回 京王杯2歳ステークス GⅡ馬齢 タイセイビジョン → 新馬54 1着 → GⅢ馬齢54 2着から
第24回 KBS京都賞ファンタジーステークス GⅢ馬齢 レシステンシア → 新馬54 1着から直行
第54回 デイリー杯2歳ステークス GⅡ馬齢 レッドベルジュール → 新馬54 1着から直行

京王杯2歳Sは、55回でしたから、函館2歳S1・2着で決着したと解釈すると、、、
今年の2歳戦のトレンドは1戦1勝馬になります。
ラインベックには、良いデータではありません。
本命馬は、レース当日にこの日記に追記します。

特別席(とくべつせき)とは、座席の内、特に主宰者・主催者が定めた基準を以て作られる座席を指します。一般には「(他に比べて)使用する椅子が豪華である」、「(座席そのものの)種類が違う」、「(他に比べて)座席から見やすい」など、他に比して優位になっているものをいいます。だから、本当はJRA指定席もグリーン車も特別席ではなく、有料シートというだけでスペシャルシート(特別席)ではないですね。

長くなりました


では


11/6(土) ラインベックが1枠に入りました。ラインベックかアルジャンナなのか
出走登録は11頭ですが、枠連発売のない8頭立てになったので、このレースは見学です。
このレースの先が楽しみです。

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 啓斗ミ☆ 2019年11月9日() 12:50
武蔵野S・穴馬探し
閲覧 91ビュー コメント 0 ナイス 4

ダートに活路を見出だす2頭に注目。

ホープフルSに勝ちながらも、そこからなかなかパッとしない成績のタイムフライヤー。

母や兄弟がほぼ全てダートに出走している中、芝で走っていたのは逆に珍しかった。

前走、前々走でダートを経験したのと、ハーツクライ産駒の成長力に期待で▲。

もう1頭は、同世代のマイラーはアドマイヤマーズ・ダノンキングリーと強豪がいる中、新馬戦から使われていたダートに戻るグルーヴィット。

トップスピードに乗るまで時間が掛かるという癖を見抜いた松山騎手からスミヨン騎手に乗り替わったのがどう出るか…

期待点も多いが不安点も多いので△まで。

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コメント一覧
1:
  狂気の沙汰   フォロワー:0人 2018年6月30日() 18:21:31
デビュー戦優勝おめでとう。
直線で一旦ケイデンスコールに抜かれたような気がしたが、そこから差し返した勝負根性と能力は大したもの。
今後のレースが楽しみ。

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2019年10月19日富士ステークス G39着
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2019年10月19日 富士ステークス G3 9着
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