アドマイヤマーズ(競走馬)

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アドマイヤマーズ
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アドマイヤマーズ
写真一覧
現役 牡3 栗毛 2016年3月16日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主近藤 利一
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 7戦[5-1-0-1]
総賞金27,352万円
収得賞金12,600万円
英字表記Admire Mars
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
ヴィアメディチ
血統 ][ 産駒 ]
Medicean
Via Milano
兄弟 フレッチアアロハヌイロア
前走 2019/05/05 NHKマイルカップ G1
次走予定

アドマイヤマーズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/05/05 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 188174.321** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫472(+2)1.32.4 -0.133.9⑥⑦ケイデンスコール
19/04/14 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18115.724** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫470(-8)1.58.5 0.434.9⑥⑤④⑤サートゥルナーリア
19/02/10 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 7441.712** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫478(+8)1.47.0 0.233.5ダノンキングリー
18/12/16 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 15464.621** 牡2 55.0 M.デムー友道康夫470(-2)1.33.9 -0.333.9クリノガウディー
18/11/10 京都 11 デイリー2S G2 芝1600 9331.811** 牡2 55.0 M.デムー友道康夫472(+12)1.35.4 -0.133.9メイショウショウブ
18/07/21 中京 9 中京2歳S OP 芝1600 7661.911** 牡2 54.0 M.デムー友道康夫460(-8)1.34.7 -0.534.9エイシンゾーン
18/06/30 中京 5 2歳新馬 芝1600 8771.411** 牡2 54.0 M.デムー友道康夫468(--)1.37.7 -0.033.3④④ケイデンスコール

アドマイヤマーズの関連ニュース

【キーンランド】レース展望

2019年8月19日(月) 16:49

 札幌では日曜メインにサマースプリントシリーズ5戦目(全6戦)のキーンランドC(25日、GIII、芝1200メートル)が行われる。フルゲート16頭を上回る19頭がエントリーした今年、中心になるのは高松宮記念4着以来となるダノンスマッシュ(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)だろう。

 昨年のこのレースで2着に敗れた後、京阪杯シルクロードSを完勝。1番人気に支持された前走は内枠有利な決着となるなか、13番枠も応えてラストのひと伸びを欠いたが、勝ったミスターメロディからの差はわずかに0秒2とGIでも通用するポテンシャルの高さを示した。

 今季は当初、予定していた6月16日の函館スプリントSを薬物問題の対象となり無念の競走除外となったが、目標を切り替えてからは順調に乗り込みを消化。初コンビとなる川田将雅騎手のアシストで秋のスプリンターズS(9月29日、中山、GI、芝1200メートル)につながる力走が期待できそうだ。

 タワーオブロンドン(美浦・藤沢和雄厩舎、牡4歳)は京王杯スプリングC(芝1400メートル)をコースレコード1分19秒4で制覇。スピード性能の高さを示したことで、陣営はスプリント路線に舵を切った。初の1200メートル参戦となった函館SSは1着カイザ-メランジェから0秒2差の3着と1番人気を裏切ったが、前半600メートルのレースラップが34秒4とオープンにしては遅かったことで脚を余した面もあった。札幌芝は【1・1・0・0】と洋芝への適性も高く、反撃の可能性は十分だ。

 セイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡6歳)は春の高松宮記念で2着と好走。2017年の同レースの覇者が久々に地力の高さを見せつけた。その後、CBC賞ではトップハンデの58キロを背負いながら、勝ったレッドアンシェルから0秒1差3着と差のない走りで改めて復調ぶりをアピール。札幌は初参戦だが、同じ洋芝の函館で昨年の函館SSを逃げ切っており、こちらも存分に持ち味を発揮できそうだ。

 ナックビーナス(美浦・杉浦宏昭厩舎、牝6歳)は昨年のこのレースの覇者。モレイラ騎手を背に、斤量が1キロ軽かった2着ダノンスマッシュに2馬身半の差をつけた独走Vは強烈な印象を残した。その後、前走の香港チェアマンズスプリントプライズ(0秒7差6着)まで6戦続けて勝ち星に見放されているものの、レースぶりから力の衰えは感じられないだけに、再び適性の高さにものを言わせて連覇を達成する可能性はある。

 カイザーメランジェ(美浦・中野栄治厩舎、牡4歳)は2走前の函館SSで7頭立て5番人気の低評価に猛反発。マイペースの逃げ切りで重賞ウイナーの仲間入りを果たした。その後、転戦した新潟のアイビスサマーダッシュでは道中、スムーズさを欠き勝ったライオンボスから0秒4差7着に敗れたが、シリーズでは現在、北九州記念勝ちのダイメイプリンセスとともに11点でトップに立っている。夏3戦目の強行軍だが、上位入線でポイントの上乗せを目指す。

 3歳馬アスターペガサス(栗東・中竹和也厩舎、牡)は函館SSで2着。昨年、2歳Sを制した相性のいい函館で滞在競馬での安定感を示した。今回は相手が強化されるものの53キロと斤量の恩恵がある。立ち回りのうまさを発揮できれば再び上位争いが期待できる。

 ハッピーアワー(栗東・武幸四郎厩舎、牡3歳)は春にファルコンSを勝ち、GI・NHKマイルCでも後方からしぶとく脚を伸ばし、1着アドマイヤマーズに0秒4差の7着まで押し上げた。今回は約4カ月ぶりで古馬とも初対戦。克服すべき課題は多いが、前が止まる展開になるようだと食い込む余地はある。

 リナーテ(栗東・須貝尚介厩舎、牝5歳)は前哨戦となるオープンのUHB賞を1番人気に応えて馬群の大外から豪快に差し切った。決め手に磨きをかけ、着実に地力を強化。2戦2勝の札幌芝6ハロンで重賞初制覇を狙う。

 デアレガーロ(美浦・大竹正博厩舎、牝5歳)は2月の京都牝馬Sリナーテを半馬身差2着に退けている。高松宮記念でも見せ場をつくって0秒5差7着と善戦。札幌芝1200メートルでは昨年、4、8着と好結果が出ていないが、一瞬の切れ味は互角だ。

 千直3連勝でアイビスSDを制したライオンボス(美浦・和田正一郎厩舎、牡4歳)も参戦するが、芝6ハロンは1月の中京・知立特別(1000万下)の1戦しか経験がなく、当時はしんがり16着に敗れている。適性は未知数だ。



キーンランドCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

【関屋記念】レース展望 2019年8月5日(月) 19:48

 6週間にわたる夏の新潟開催は前半最終週を迎え、日曜メインにサマーマイルシリーズ第2戦(全3戦)のGIII関屋記念(11日、芝1600メートル)が行われる。夏のマイル王や秋の飛躍に向け例年、実力馬が顔をそろえるが、3番人気以内同士のワンツーは2009年(2番人気スマイルジャック→1番人気ヒカルオオゾラ)を最後になく、過去10年で3連単10万円超えが3回あるなど、配当的にも魅力たっぷりだ。

 昨年はプリモシーン(牝)が優勝し、1996年エイシンガイモン以来、22年ぶりに3歳馬がV。今年も、3歳馬のケイデンスコール(栗東・安田隆行厩舎、牡)が注目を集める。前走のNHKマイルCでは、直線大外から上がり3ハロン最速33秒6を駆使し、朝日杯フューチュリティS優勝馬アドマイヤマーズに半馬身差の2着に好走。その前は朝日杯FS13着、毎日杯4着と阪神で苦戦を強いられたが、左回りの大箱で持ち前の末脚を見せつけた。サマーマイルシリーズ第1戦の中京記念では、NHKマイルC10着のグルーヴィット、同14着のクリノガウディーがワンツーと、世代のレベルの高さも証明されている。未勝利、新潟2歳Sと2戦2勝の新潟マイルで、重賞2勝目を挙げる可能性は十分ある。

 古馬勢の筆頭はミッキーグローリー(美浦・国枝栄厩舎、牡6歳)だ。昨秋、オープン初戦の京成杯オータムHで重賞初制覇。続くマイルチャンピオンシップでは、後方から上がり3ハロン最速33秒4の末脚で0秒2差5着に追い上げたように、決め手はマイル界屈指といえる。今年上半期は安田記念を目標にしていたが、左前脚に骨折が判明して全休。今回は約9カ月ぶりの実戦になるが、復帰戦へ調教の動きは良く「仕上がり面は良好」と国枝栄調教師は順調ぶりを伝える。新潟の外回りコースもV歴があり、厩舎も先週のレパードSハヤヤッコ)を勝ち、勢いに乗っている。

 勢いではソーグリッタリング(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)に注目だ。今年に入って六甲S、都大路Sとリステッドを連勝。続く前走のエプソムCは0秒3差3着に敗れたが、スローペースで4コーナー2、1番手の馬が1、2着という決着の中、上がり3ハロン32秒8と末脚は目立った。安定した瞬発力は、初めての新潟外回りコースでも生きそうだ。メンバー最多タイの5勝を挙げるマイルで、初タイトルの期待は高まる。

 過去5年、2勝、2着3回、3着2回で5年連続連対中なのが中京記念組。そこで最先着の4着に入ったミエノサクシード(栗東・高橋亮厩舎、牝6歳)は、2走前のヴィクトリアマイルでも6着に善戦しており、マイルGIIIでは上位の地力を示している。瞬発力勝負では引けを取らず、未勝利V以来の新潟マイルで重賞実績馬たちを蹴散らす可能性も十分ある。

 ロシュフォール(美浦・木村哲也厩舎、牡4歳)は、2走前の新潟大賞典で上がり3ハロン32秒8を繰り出し、0秒1差3着に好走。前走の七夕賞は道悪も影響して11着に敗れたが、良馬場で、【4・0・1・0】の左回りなら巻き返しが望める。重賞騎乗機会4連勝中の田辺裕信騎手の手綱も魅力だ。

 オールフォーラヴ(栗東・中内田充正厩舎、牝4歳)は準オープン・錦S、リステッド・米子Sとマイルで連勝中。左回りでは良績がないが、今の勢いなら克服してもおかしくない。そのほか、エプソムC2着で復調を示したサラキア(栗東・池添学厩舎、牝4歳)、前走で同舞台のリステッド・谷川岳Sを勝ったハーレムライン(美浦・田中清隆厩舎、牝4歳)、福島テレビオープン勝ちで勢いのあるリライアブルエース(栗東・矢作芳人厩舎、牡6歳)、アルテミスS2着など左回りのマイルで【1・2・1・0】のフローレスマジック(美浦・木村哲也厩舎、牝5歳)なども上位をうかがう。



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【関屋記念】ケイデンスコール“思い出の地”で狙う重賞2勝目 2019年8月5日(月) 11:06

 今週は新潟でサマーマイルシリーズ第2弾「第54回関屋記念」(11日)が行われる。NHKマイルC2着のケイデンスコールが登場。昨夏の新潟2歳Sの覇者は古馬を相手にしても破壊力は劣らず、思い出の地で重賞2勝目となるか。

 久しぶりに見せた豪快な末脚だった。ケイデンスコールNHKマイルCで14番人気にもかかわらず、4コーナー14番手から2着に突っ込んできた。勝ったアドマイヤマーズを捕まえることはできなかったものの、マイルにおける世代上位の実力を改めて示した。

 そのGI以来3カ月ぶり、古馬とは初対戦となるが、新潟芝マイルは未勝利戦と新潟2歳Sで2戦2勝。不安よりも期待のほうが大きいのは当然だろう。

 「NHKマイルCは勝った馬が一枚上だったけど、大外((18)番)枠からよく伸びてきた。レースぶりからマイルが一番いいことは間違いないし、石橋騎手、新潟コースも合っているからね」と、安田隆調教師も手応え十分だ。

 中間も暑さに負けず元気いっぱいで、先週のCWコースは6F81秒9、ラスト1F11秒6の好タイム。併走馬に楽々2馬身半先着した。

 「1週前なのでしっかりとやった。動きは良かったね。馬体はひと回り大きくなって、成長を感じる。この暑さも昨年、経験済みだからね。決め手を生かせる競馬になれば」とトレーナー。

 デビューから6戦中の5戦で上がり3F33台をマークして、新潟の2戦ではもちろん最上位だった。“庭”に戻って末脚を爆発させ、並み居る古馬陣を粉砕だ。(夕刊フジ)

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【関屋記念】ミッキーグローリー右肩上がり2019年8月1日(木) 05:04

 《美浦》マイルCS5着以来のミッキーグローリー(国枝、牡6)は坂路4ハロン52秒5-12秒8。馬なりながら久々を感じさせないシャープな動きを見せた。「早めに入厩して乗り込んできた。無理せず52秒台が出ているし、体調は右肩上がりです」と佐藤助手は力を込める。

 谷川岳S勝ちのハーレムライン(田中清、牝4)は坂路単走で4ハロン52秒6-12秒9。「前走後はここを目標にしてきた。仕上がりもいい」と田中清調教師。

 《栗東》昨年のGIII・新潟2歳S勝ちで、前走のGI・NHKマイルCも2着に好走したケイデンスコール(安田隆、牡3)は、CWコースでスマートコマンダー(新馬)と半マイル付けで併せ馬。一杯に追われると鋭く伸び、6ハロン81秒9-11秒6で2馬身半先着した。「動きも良かったですね。前走は相手(アドマイヤマーズ)が一枚上でしたが、大外枠からよく伸びていました。レースぶりからはマイルが一番だし、鞍上の石橋騎手も新潟コースも合っていますから」と、安田隆調教師は初の年長馬相手にも好感触だ。

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【中京2歳S】12冠ジュニアのラインベック連勝! 2019年7月21日() 05:03

 中京2歳S(OP)が20日、中京競馬場で8頭によって争われ、福永騎乗で1番人気のラインベックが差し切り勝ち。父ディープインパクト、母アパパネという超良血馬が無傷のV2を飾った。

 父母合わせてGI12勝のラインベックが、力強く抜け出して完勝。名古屋のファンに輝かしい未来を予感させた。福永騎手が力強くうなずく。

 「楽勝という感じではなかったですが、こういう(重たい)馬場を含めて、いい経験になったと思います」

 笑みがなかったのは、それだけ先の大舞台を見据えているからこそだ。抜群のスタートを切りながら、スッと控えて4番手追走。「今後、距離を延ばすことを考えれば、ハナには行きたくなかった」。課題をクリアして直線に向くと、外が伸びづらい馬場にもかかわらず、堂々と差し切った。最後は2馬身差をつけて危なげない連勝だ。

 これで2歳世代が3戦全勝の友道調教師は「しんどい競馬にはなったけど勝ってよかった」とホッとした様子。今後はひと息入れ、「1800、2000メートルと距離を延ばしていきます」とクラシック路線を見据えた。

 昨年は僚馬アドマイヤマーズがこのレースで2勝目を挙げ、朝日杯FS、NHKマイルCとGI勝利につなげた。ともに三冠馬に輝いた両親や、偉大な厩舎の先輩に続いて、ラインベックが頂点を目指していく。 (山口大輝)

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【中京記念】成長一途の3歳馬が古馬撃破だ!カテドラル 2019年7月20日() 11:15

 1600メートルへの距離短縮で鮮やかなモデルチェンジを遂げたカテドラル。春2戦で見せた実力は本物で、トップマイラーへの道が開けたといっていい。

 アーリントンCの2着は相手に恵まれた印象があったが、強力メンバーがそろった前走のNHKマイルC(3着)で真価を披露。中団から上がり3F33秒7の切れ味を発揮して、勝った2歳マイル王者アドマイヤマーズを0秒1差まで追い詰め、桜花賞馬グランアレグリア(5着降着)を退けた。外伸び馬場の恩恵があった1、2着の〔8〕枠2頭に対し、〔5〕枠のカテドラルは直線で内寄りの馬群を突いてのもの。通った場所が違えば…と想像したくなる。

 以前はレース前にテンションが上がるモロさがあったが、2走前からゲート裏までパシファイアーを着けることで弱点を解消。距離短縮で折り合い面の苦労も軽減され、本来の力を発揮できるようになった。

 さらに、この2カ月半で心身とも着実に成長。「攻め馬の段階からコントロールが利く」とは調整役の大下助手。前半を落ち着いて運び、ラスト2Fを24秒4-11秒9(4F54秒4)で弾けた坂路の最終追いの動きは抜群だった。

 このレースが夏のマイル戦となった2012年以降、3歳馬は【0・0・0・4】と不振ではあるが、GIで馬券に絡んだほどの実力馬が出た例はない。カテドラルが古馬の壁を破ったとしても何ら不思議はないだろう。

 池添学調教師は、「力の要る馬場は得意で、53キロのハンデも想定内。今回は楽しみしかない」と期待で胸を膨らませる。ちなみに7月の同厩舎は開業以来、単勝回収率154%、複勝同101%で“買い”。目下リーディング首位を独走中の川田騎手の手綱も心強い。

 “究極の3連単”はカテドラルを1着、プリモシーンを2・3着に固定した12点で勝負する。(夕刊フジ)



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アドマイヤマーズの関連コラム

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先週末は長く続いた夏競馬の最終週、土日で3つの重賞が行われた。

新潟記念は2番人気のユーキャンスマイルが接戦を制して重賞2勝目。各路線から上がり馬も多数参戦したが、天皇賞(春)以来の出走で57キロを背負った同馬が底力で退けた形だ。馬群を上手く突いて直線外に出した岩田騎手の好騎乗も光った。

2着には3勝クラスを勝ち上がって重賞初挑戦となったジナンボーが入り、金子オーナーの所有馬のワンツーとなった。なお、両馬は父母もともに現役時代は金子オーナーの持ち馬で、まさに「リアルダビスタ馬主」を地で行く決着でもあった。

小倉と札幌で行われた2歳ステークスの中では、やはり印象深いのは札幌だろうか。勝ったブラックホール、2着サトノゴールドともに新種牡馬のゴールドシップ産駒。8年前、父はグランデッツァに及ばず敗れた同レースだったが、初年度産駒が早速一発で答えを出した形だ。まだ産駒の全貌は見えないが、まずは順調な第2のキャリアのスタートといえそうだ。


~大不振…から復調気配あるデムーロ

さて、いよいよ今週末から秋競馬のスタートとなるが、個人的に気になるジョッキーが一人いる。ミルコ・デムーロ騎手だ。

何を今さらと言われてしまいそうだが、長らく不振を極めていた。デムーロがどれだけ不振だったかというのは、単純に今年に入ってからの単勝回収率=51%というのを見ても明らかだ。感覚的にもとにかく人気馬を飛ばしていた印象が強い。デムルメ…といえば昨今の騎手界のシンボルでもあるが、現状は明らかに成績、馬質も含めルメール騎手に押され気味である。

とりわけ7月のデムーロは僅か3勝と不振を極めた。特に2~4番人気馬に27回騎乗して未勝利という散々な時期で、レース内容を見ても明らかに精彩を欠いていた印象が強く、ダイメイプリンセスはデムーロから乗り替わった途端に北九州記念を制した。

今年は特に人気薄での活躍がまったく見られず、5番人気以下での勝利は2月のバレンタインS(サングラス)以来一度もない。当然デムーロ人気の中での5番人気以下ということはその程度の馬だともいえるが、それでも昨年と比べてみるとよくわかる。

2018年 デムーロ&5番人気以下(2-2-3-23)30戦
2019年 デムーロ&5番人気以下(1-5-6-58)70戦

ご覧の通り、成績もさることながら、そもそも5番人気以下に騎乗する回数が増えている。これが何を示すかというと、

1、かつてほどデムーロは人気しなくなっている(さすがに不振に気づかれている)
2、乗り馬の質が下がっている

主に以上の2点であろう。乗り馬の質の低下はデムーロの不振によるものか、あるいはエージェントの交代によるものか、はたまた両方なのか、という話になるが、ファンもさすがにデムーロの調子の悪さを察しているということだろう。

だが、デムーロはもともと「気分屋」の面がある。昔からどちらかといえば常に安定しているルメールと比べると好不調の波が激しい。昨年の秋、ルメールが立て続けにG1を制し我が世の春を謳歌していたが、ルヴァンスレーヴでのチャンピオンズC制覇から流れが一変。アドマイヤマーズ(朝日杯FS)、サートゥルナーリア(ホープフルS)、オメガパフューム東京大賞典)で、G1級レースを立て続けに制したのは記憶に新しい。

いわば、デムーロは”バイオリズムジョッキー”なのだ。戦略としては、調子が良い時に乗っかっていくのが良いし、今年もなんだかんだG1を2勝しているように大舞台にはめっぽう強い。今年はこれまで不振を極め、移籍後は必ず2ケタに乗せて来ていた重賞勝利数もわずかに3つ。だが、デムーロ株はそろそろ底をついてきた印象がある。

先々週は久々に(人気馬ばかりではあるが)4勝の固め打ち。ゴールデンレシオではデムーロらしい出遅れからじわじわ押し上げての差し切り、サトノダムゼルでは道中リズムよく運んでスムーズに抜け出していた。そして、先週末は土日メインでアガラスジナンボーといずれも伏兵馬を連対圏まで持ってきており、デムーロの持ち味である馬と一体になったリズムの良い道中の運びが見られるようになって来ている。

今週からは2場開催が続き、良い意味でローカルよりも目立たなくなり人気的には妙味も出て来るだろう。中山&阪神という得意の急坂コースでの開催が続くだけに、そろそろ復調のゾーンに入って来ても良いはずだ。

ちなみに今週末の京成杯AHではロードクエストに騎乗する。恐らく4~5番人気程度に収まるこの馬をどこまで持ってこられるだろうか。タイミング的にはそろそろ底打ちから反騰へと変化するころとみているだけに、上手く上昇のタイミングに乗っていきたい。


~直行ローテが増えた影響で手薄になりつつあるセントウルS

さて、秋競馬の開幕を飾るのは京成杯AH、そしてセントウルSだ。ココではスプリンターズSへ向けて重要な前哨戦となるセントウルSを考えてみたい。

人気は強行軍での参戦ながらサマースプリント制覇がかかりルメールが騎乗するタワーオブロンドン、そして高松宮記念を勝利し堂々スプリント王者として参戦するミスターメロディの2頭だろう。

だが、前者はスプリント戦未勝利、後者は久々と、人気でも十分に付け入るスキがありそうだ。何より今年はダノンスマッシュキーンランドCからの直行を選んだほか、モズスーパーフレアも間隔を詰めると良くないという反省から北九州記念をステップに選んだ。近年はあらゆる局面で直行ローテが主流になっており、本番まで中2週となるこの舞台に必ずしも主力が集結していない。だからこそ波乱の余地があるというものだろう。

そこで現時点での注目は、ダイメイプリンセス北九州記念では鮮やかに外からの差し切りを決めたが、決して平坦巧者というわけではなく、急坂コースもこなせる馬だ。実際昨年のスプリンターズSでも4着と健闘しており、何より前述のような近年のトライアル事情から今年の北九州記念は例年以上にメンバーが揃っていた。

そういう意味ではアンヴァルにも再度注目。ズブさが増しているのは気掛かりではあるが、毎度キッチリ末脚を使えるだけに、あとは流れ一つだろう。

大穴ならペイシャフェリシタも侮れない。近走はようやく行きっぷりが戻り復調気配がみられ、メンバーが揃ったキーンランドCでもそこそこ見せ場を作っていた。

いずれにしても、セントウルSはG1の前哨戦とはいえ、例年夏競馬の延長戦ともいえる舞台。一発狙うならば、夏場にレースを使っている組の中から選びたい。


※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。


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2019年8月8日(木) 11:11 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第7回U指数から見る注目馬~
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 JRAの夏季競馬シーズンが折り返し地点を過ぎ、「ウマニティPOG」も少しずつプレイヤー間の明暗が分かれてきました。現時点でJRAのレースに出走経験のある現2歳馬は904頭、JRAのレースで優勝経験のある現2歳馬は111頭です。
 7月21日には函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)が施行され、ハナを切ったビアンフェ(ルシュクルの2017)がそのまま逃げ切り勝ち。この他にも7月20日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1600m)を制したラインベックアパパネの2017)、8月3日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を勝ったエレナアヴァンティドリームカムカムの2017)が、それぞれ2勝目をマークしています。
 夏季競馬シーズンの終盤は、8月25日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)、8月31日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)、9月1日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)と、注目すべきレースが目白押し。最終成績を左右するようなビッグレースはまだまだ先ですが、「ウマニティPOG 2019」序盤戦の山場と言って良いでしょう。

 今回は、これから追加指名を行うプレイヤーに参考としていただくべく、ウマニティ独自のスピード指数「U指数(結果U指数)」をベースに、既出走馬のパフォーマンスをランキング化してみました。

 まずは単純なU指数トップ10をご覧ください(8月4日終了時点。以下同)。

●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m ビアンフェ 91.8
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m タイセイビジョン 88.7
●07月27日 札幌01R 芝1800m ゴルコンダ 88.2
●08月03日 小倉02R 芝1800m ブルーミングスカイ 87.7
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m プリンスリターン 86.7
●06月30日 函館01R 芝1200m ビアンフェ 86.2
●06月30日 函館01R 芝1200m ヴェスターヴァルト 86.2
●07月28日 札幌01R 芝1200m アメージングサン 86.1
●07月21日 函館11R 函館2歳S 芝1200m パフェムリ 85.7
●08月03日 新潟05R 芝1600m ウーマンズハート 84.9

 昨シーズンもこの時期に同様のランキングを発表しましたが、トップ10入りしていた馬のうちアドマイヤマーズ(ヴィアメディチの2016)が朝日杯フューチュリティステークスとNHKマイルカップを、グランアレグリア(タピッツフライの2016)がNHKマイルカップを制覇。今年のランキングを見ても、6月30日の函館01R(2歳未勝利・芝1200m)で高いU指数をマークしたビアンフェが既に重賞ウイナーとなっています。今後のクラシック戦線を引っ張っていくような馬が含まれている可能性は高いはず。芝中距離のレースで優秀な数字を叩き出したゴルコンダ(ゴレラの2017)、ブルーミングスカイブルーミンバーの2017)あたりは特に楽しみです。

 U指数には「高い数値となりがちなレース条件」「低く収まりがちなレース条件」もあるので、レースのカテゴリーごとに作成したランキングもご覧いただきましょう。
 新馬、かつ芝のレースに限定したU指数のトップ10は下記の通り。

●08月03日 新潟05R 芝1600m ウーマンズハート 84.9
●08月03日 札幌05R 芝1200m ヒルノマリブ 84.7
●08月03日 小倉05R 芝1200m カーフライターク 84.6
●06月02日 阪神05R 芝1400m タイセイビジョン 83.7
●06月23日 函館05R 芝1200m ケープコッド 81.9
●06月23日 函館05R 芝1200m レッドヴェイパー 81.9
●07月27日 小倉06R 芝1200m カイルアコナ 81.5
●06月29日 福島05R 芝1200m エレナアヴァンティ 81.2
●06月22日 函館05R 芝1200m パフェムリ 80.9
●06月16日 東京05R 芝1600m サクセッション 80.6

 このカテゴリーも昨シーズンの同時期に同様のランキングを作成しており、ウィクトーリアブラックエンブレムの2016)、ダノンファンタジー(ライフフォーセールの2016)、ブレイキングドーン(アグネスサクラの2016)など、後の活躍馬が多数ランクインしていました。
 今年は8月3日の新潟05R(2歳新馬・芝1600m外)を制したウーマンズハートがトップ。2着馬に3馬身半の差をつけたうえ、上がり3ハロンタイムは出走メンバー中ダントツの32.0秒でしたから、今後のレースでも注目を集めるのではないかと思います。

 未勝利、かつ芝のレースに限定した「U指数」のトップ10は下記の通り。

●07月27日 札幌01R 芝1800m ゴルコンダ 88.2
●08月03日 小倉02R 芝1800m ブルーミングスカイ 87.7
●06月30日 函館01R 芝1200m ビアンフェ 86.2
●06月30日 函館01R 芝1200m ヴェスターヴァルト 86.2
●07月28日 札幌01R 芝1200m アメージングサン 86.1
●06月30日 中京01R 芝1400m インザムービー 84.8
●07月06日 函館01R 芝1200m ケープコッド 84.5
●06月15日 阪神01R 芝1400m レジェーロ 83.7
●07月07日 福島02R 芝1200m コパノビアンカ 83.6
●07月06日 中京01R 芝1200m テーオーマルクス 83.4

 前出のゴルコンダブルーミングスカイはもちろん、個人的な見立てとしてはアメージングサン(アメージングムーンの2017)も面白そう。7月28日の札幌01R(2歳未勝利・芝1200m)をレコード勝ちした馬ですが、旧2歳レコードホルダーは母のアメージングムーンだったんですよね。ロマン溢れる初勝利となったうえ、そもそも母のアメージングムーンは2012年ファンタジーステークス3着の実績がある馬。血統的なポテンシャルは十分に高く、大物に育つかもしれません。

 なお、新馬、かつダートのレースに限定したU指数のトップ10は下記の通り。

●07月21日 福島05R ダ1150m オヌシナニモノ 83.6
●06月15日 阪神05R ダ1200m ジェネティクス 81.3
●07月06日 中京06R ダ1400m ファシネートゼット 80.8
●07月06日 中京06R ダ1400m ホットミスト 80.2
●06月22日 函館06R ダ1000m コパノフィーリング 79.2
●06月22日 函館06R ダ1000m ヤマメ 79.2
●06月29日 福島06R ダ1150m ニシノミンクス 79.2
●06月29日 福島06R ダ1150m ヴァンドゥメール 79.2
●06月15日 阪神05R ダ1200m アウトウッズ 78.7
●06月22日 函館06R ダ1000m ハヤブサペコムスメ 78.4

 未勝利、かつダートのレースに限定したU指数のトップ10は下記の通りでした。

●07月14日 函館01R ダ1000m グッドブリッジ 82.7
●07月27日 新潟02R ダ1200m ニシノミンクス 82.2
●07月07日 福島01R ダ1150m ダンシングサンダー 81.3
●07月21日 中京02R ダ1200m デンコウリジエール 81.1
●07月21日 中京02R ダ1200m ファルーク 81.1
●07月14日 函館01R ダ1000m ウルトラマリン 80.3
●08月03日 札幌01R ダ1000m キラットダイヤ 79.8
●07月21日 中京02R ダ1200m テーオープライム 79.8
●07月27日 新潟02R ダ1200m ダウラギリ 79.6
●07月14日 函館01R ダ1000m キラットダイヤ 78.8

 このあたりにも獲得ポイントを下支えしてくれるような馬が隠れていそう。ぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年6月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】よく荒れた5週連続府中G1から得た教訓/馬場状態が気になる今週末の展望
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先週の安田記念は散々な結果になってしまった。当コラムにて、

「2強を軸に、ベタに行くならステルヴィオインディチャンプ、少し捻るならサングレーザーロジクライあたりを…」

などと書いたが、今読み返してもお恥ずかしい限り。2頭ともに外枠に入ったことで多少の胸騒ぎはしたのだが、それにしても最終的な本命だった◎ダノンプレミアムがシンガリ負け、さらに対抗の○アーモンドアイも3着では、言い訳もなにもない。確かにスタート直後の不利もあったが、そもそもいつもスタートを決めるダノンプレミアムが出負けしたことが、大きな不利を受ける要因にもなった。状態面が本物でなかったのだろう。

レース自体は内枠のアエロリットがスンナリ逃げる、いわば”内枠先行レース”。勝ったインディチャンプは福永騎手らしいソツのない立ち回りと完璧な仕掛けが際立った。一方で差して来たアーモンドアイも、素直に負けて強しと言えるものだった。天皇賞(秋)に直行とのことだが、順調ならばかなり有力だろう。


~波乱続きの春G1の教訓

それにしても、オッズ的にも多くのファンが崩れそうもないと考えた2強が共倒れし、改めて競馬の難しさを感じさせられた安田記念だったが、思えば今年の春のG1連戦では同様のシーンを何度も目の当たりにした。

NHKマイルCにおけるグランアレグリアの失速、そして伏兵ケイデンスコールの激走。ヴィクトリアマイルではクロコスミアが3着に踏ん張り、オークスではスイートピーS勝ちのカレンブーケドールが2着と大健闘、ダービーでは無敗のサートゥルナーリアが断然人気を裏切り、勝ったのは最内枠の12番人気ロジャーバローズだった。

1倍台の断然人気馬が馬券圏外に敗れ、2ケタ人気馬が激走する、そんなシーンを何度目の当たりにしたか…。そこで改めて感じたこと、教訓を以下にまとめておきたい。

① 馬場と枠順の重要性

NHKマイルCではグランアレグリアが断然人気を裏切り、8枠のアドマイヤマーズケイデンスコールがワンツーを決めた。これはレースの週末に降った雨の影響が大きかった。結果として内が伸びづらくなり、直線は外からの差しが届いた形だ。いわば桜花賞でスピード勝負を制してきたグランアレグリアにとっては真逆の適性を問われたことになる。

ところが次週のヴィクトリアマイルでは一転して内有利に、ノームコアクロコスミアという2枠の2頭が波乱の立役者となり、ダービーではCコース替わりでやはり内有利になり、最内枠のロジャーバローズが制した。さらに先週の安田記念も人気2頭が外枠に入ったことが波乱の要因だった。実際に勝ったインディチャンプ、2着アエロリットともに4コーナーはインを回っていた。

競馬は時代とともに変わっていくが、トラック競技である以上枠と馬場の重要度は不変だということだ。

② 騎手の重要性

騎手の話をするとどうしても外国人騎手のことになってしまうが、良くも悪くも彼らの存在が目立った。とりわけレーン騎手には大いに悩まされたことだろう。4月末の初来日直後に新潟大賞典を制し、2週後の京王杯スプリングC、返す刀でヴィクトリアマイルを制したあたりで同騎手の株はストップ高状態だった。

ところが以後は精彩を欠くシーンも目立つ。オークスではコントラチェックで逃げて失速、勝ったのはデムーロのラヴズオンリーユー。さらにダービーでは断然の支持を集めたサートゥルナーリアに騎乗したが出遅れて4着と人気を裏切り、安田記念でもステルヴィオで出遅れてしまった。

もちろんレーン騎手の腕が立つのは間違いないが、あくまでも馬券を買う上では同騎手に向いた条件かどうか、そして人気との兼ね合いはどうか、ということを冷静に考える必要がある。

また、日本人騎手では戸崎騎手の奮闘も目立った。天皇賞(春)では中穴グローリーヴェイズを2着に持って来ると、ヴィクトリアマイルでは11番人気クロコスミアで3着、ダノンキングリーアエロリットでも連続して2着と、勝利こそないものの随所で勝負強さを見せていた。

③ 断然人気を疑うことの重要性

多少これまでのことと重複するが、断然人気馬と言えども妄信してはいけないというのも大いなる教訓だろう。グランアレグリアサートゥルナーリアといった馬たちは1倍台で馬券圏外に飛び、先週のアーモンドアイにしても内容は強かったとはいえ3着に敗れた。競馬においては不利や展開不向き、また先週のスタート直後のトラブルのような予測不能な事態が多々起こる。

それは人間が動物を操る…という競馬だからこそ起こり得ることでもあり、それゆえに起こる波乱については常に頭に入れておかなくてはならない。もちろんデータを見れば1倍台というのは高確率で馬券に絡むのだが、逆に言えば飛んだ時の破壊力も凄まじいものがある。先週の安田記念は4番人気→3番人気の馬単が万馬券。これも断然人気馬が飛んだことの破壊力を示すものだ。

競馬は基本的に同じことの繰り返し。我々ファンも…というより人間は常に同じ失敗を繰り返すものだ。だからこそこの春のG1で起こった一連の出来事を改めて振り返り、少しでも今後の教訓にしたいものである。


~関東は梅雨入り、空模様が気になる週末

さて、今週末はG1もひと休み、エプソムCとマーメイドSが行われる。気掛かりなのはこの週末は恐らく梅雨入りし、全国的に雨模様になりそうなことだ。金曜段階ではあるが、関東&関西ともに雨模様だ。週末はどうなるかわからないが、雨の影響が残ればなかなか面白い馬場になるかもしれない。

そこでまずチェックしたいのはダートの馬場状態だ。よく、湿ったダートは前が止まらない…と言われることもあるが、アレは基本的に俗説というか、嘘の部類である。もちろん時と場合によるが、湿ったダートは外が有利になりやすく、場合によっては差しもよく届くようになる。

また、芝への影響だが、特に連続開催の東京は雨の影響を受けると一気に外が伸びる馬場に変貌しそうな気配がある。実際、最近の府中はNHKマイルCがそうだったように、普段は内が伸びても雨が降ると外が顕著に伸びる傾向がある。今週末は特に、馬場の推移には注目しておきたい。

雨の影響が残ることが前提になるが、エプソムCはカラビナブレスジャーニーあたりが面白そう。カラビナは道悪での圧勝歴があり、荒れ馬場は得意。ブレスジャーニーは折り合いに不安があるタイプで、こちらも雨が降って差しが届くような馬場は歓迎だろう。

一方マーメイドSはモーヴサファイアが面白そうだ。上がり掛かる馬場向きのハービンジャー産駒で、阪神芝2000mは馬のみならず、鞍上川田騎手にとっても得意の舞台だ。

今週末は空模様と気象予報を気にしつつ、G1の谷間となる競馬を楽しんでいきたい。



※一部重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開します。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)。2018年12月14日には最新刊『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)をリリース。

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2019年5月29日(水) 12:21 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第2回 前年上位入賞者レビュー~
閲覧 973ビュー コメント 0 ナイス 12

 先週5月26日(日)のダービーデイをもって「ウマニティPOG 2018」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。
 既に新シーズン「ウマニティPOG 2019」の第1回入札が始まっており、多くのプレイヤーはそちらに目を向けていると思いますが、冷静に前シーズンの反省を行うならこのタイミングがベストであることも事実。今回は「ウマニティPOG 2018」の最終結果や、各ワールドでチャンピオンとなったプレイヤーたちの指名を振り返ります。後日公開予定の優勝者コメントと合わせてお楽しみください。

 最高位クラスのスペシャルワールドはよ~じさんが2連覇を達成! ヴェロックスを筆頭とする層の厚いラインナップで2位に食い込んだムーンシュタイナーさん、ロジャーバローズ(リトルブックの2016)で5月26日(日)の日本ダービー(3歳G1・東京芝2400m)を制した3位のddb1c93afaさんも素晴らしい指名でしたが、そんなお二方におよそ3億円もの大差をつける圧巻の勝利でした。
 ちなみに、よ~じさんは「ウマニティPOG 2016」でも2位にランクインしていたうえ、そのシーズンを制した藤沢雄二さんとはわずか4544万円差。「ウマニティPOG 2017」に至っては2位のムーンシュタイナーさんに6億円以上の差をつける圧勝だったわけですから、もはやこの活躍ぶりを讃えるには「KING of POG」の称号すら物足りません。なんかもう、よ~じさん専用の肩書きを用意した方が良いんじゃないでしょうかね。「ミスターウマニティPOG」とか。

 前シーズン「ウマニティPOG 2018」のよ~じさんは、ダノンファンタジー(ライフフォーセールの2016)で12月9日(日)の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)を、サートゥルナーリアシーザリオの2016)で12月28日(日)のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と4月14日(日)の皐月賞(3歳G1・中山芝2000m内)を勝利。既に皐月賞の時点で「優勝はほぼ確定。あとは後続をどこまで離すか」という状態だったわけです。仲間内で行う数名~十数名のPOGならいざ知らず、参加者30名以上、しかも著名なプレイヤーや各ワールドの優勝経験者が集うスペシャルワールドでこんな結果になるとは……。こうしてよ~じさんの実力が可視化され、それを肌で感じることができたという一点だけをもってしても、私は「創設当初から『ウマニティPOG』に参加し続けてきた甲斐があったなぁ」としみじみ思います。

 ただ、一応補足しておくと、このような展開になったのはよ~じさんと他プレイヤーの実力差だけが原因ではありません。前出のダノンファンタジーサートゥルナーリア、さらに12月16日(日)の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)や5月5日(日)のNHKマイルカップ(3歳G1・東京芝1600m)を勝ったアドマイヤマーズ(ヴィアメディチの2016)、4月7日(日)の桜花賞(3歳G1・阪神芝1600m外)を勝ったグランアレグリア(タピッツフライの2016)は、いずれも昨年の6月にデビューした馬。早期デビューの評判馬がそのままビッグタイトルを獲得した結果、実質的な決着が早まったのです。
 こうした傾向は数年前から顕著になっていましたが、昨シーズンはついにひとつの到達点を迎えた印象。今後もしばらくは続く可能性が高いと見るべきでしょう。ただ、早期デビュー組の人気はこれまでよりもさらに過熱するはず。運にも左右される厳しい入札となることを承知で争奪戦に参加するべきなのか、それとも揺り戻しが来る方に賭けて争奪戦を避けるべきか――。「ウマニティPOG 2019」の入札は、このあたりが最大のポイントかもしれません。
 こうした中で絶対王者のよ~じさんがどう動くのかも気になるところ。スペシャルワールドの私は参考にできませんが、皆さんはぜひよ~じさんの入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドで優勝を果たしたのはKazuPhotoさん。総獲得賞金の16億9537万円は全ワールドを通じてトップの数字です。指名馬20頭のうち、アドマイヤマーズグランアレグリアサートゥルナーリアダノンファンタジーの4頭がG1制覇。他にもイベリスヴェロックスダノンチェイサールガールカルムがオープンクラスのレースを勝ちました。……なんかもう「完璧な指名だった」としか言いようがありませんね。「タイムスリップしてきた未来人が怪しまれない程度に手加減して選んだ20頭」と言われても違和感を覚えないレベル。私の中では、ロジャーバローズラヴズオンリーユー(ラヴズオンリーミーの2016)が入っていないのも「身バレを恐れた未来人なりのカモフラージュ」という結論になりました(笑)。
 与太話はさておき、KazuPhotoさんが素晴らしいのは、デビュー前の指名とデビュー後の指名を上手く併用している点。イベリスヴェロックスサートゥルナーリアダノンチェイサーあたりはデビュー前の指名でしたが、グランアレグリアルガールカルムは新馬を勝ち上がった後に、アドマイヤマーズダノンファンタジーに至っては2勝目をマークした後に獲得していらっしゃいます。一般的なルールのPOGと違い、シーズンが始まってからも指名馬を追加できるのが「ウマニティPOG」の醍醐味。デビュー後のパフォーマンスから将来性を見抜く眼力や、仮想オーナー枠をどれだけ残しておくかといった戦略も、最終的な成績に影響してくるのです。

 G2ワールドを制したのは、アドマイヤマーズグランアレグリアサートゥルナーリアダノンファンタジーのG1ウイナー4頭に加え、計11頭の指名馬がオープンクラスのレースを制したCaltechさん。このクラスでは、2位のMonchengladbachさん、3位の4papaさん、4位のスズカアサカオーさん、5位の岡村信将さん、6位の雅夢。さんも前出のG1馬4頭を獲得していました。ハイレベルな争いだった分、層の厚さで頭ひとつ抜け出したCaltechさんにとっては会心の勝利だったんじゃないでしょうか。
 ちなみに、ウマニティ公認プロとしてもおなじみの岡村信将さんは、ご本人の希望もあって「ウマニティPOG 2016」のオープンワールドに参加。そこから3シーズン連続で昇格を果たし、「ウマニティPOG 2019」ではいよいよG1ワールドに参戦します。ご自身の予想理論「ラップギア」を活用し、デビュー済みの馬しか指名しないという独特のスタイルでこれほど安定した成績を収めてきたのですから、もうお見事と言うほかありません。序盤の入札で思うような指名ができなかった方はぜひ参考にしてみてください。

 G3ワールドは13億円台のファットラビットさん、EVANGELIOMMさんを抑え、14億2363万円を獲得したautomnenoceさんが優勝。オープンワールドも総獲得賞金を14億円台の大台に乗せた松P22さんが優勝を果たしています。評判馬が概ね期待に応えたシーズン、かつ仮想オーナー枠が多いワールドとなると、今後もこのあたりが優勝争いのボーダーラインになりそうです。デビュー前の指名だけで複数のG1ウイナーを揃えるのは難しいと思いますし、長期的な戦略をイメージしたうえで臨むべきでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年5月23日(木) 11:40 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第1回 POG的データ分析~
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 今年もダービーウィークがやってきましたね。日本ダービー当日の5月26日(日)をもって、一年間に渡り争われてきた「ウマニティPOG 2018」が終了します。各ワールドの最終結果やその分析は、来週5月29日(水)に公開を予定している「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で詳しくお伝えする予定。ぜひチェックしてみてください。

 来週からはいよいよ「ウマニティPOG 2019」がスタート。今回は通算7シーズン目です。基本的なスケジュールは例年と同じで、5月28日(火)12:00から第1回の入札が始まり、5月31日(金)には最初の仮想オーナー馬が決定する見込み。既に準備は万端という方も多いと思いますが、そうでない方は早めに指名候補や戦略を固めておきましょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名馬の選択や絞り込みに活用できる各種データをまとめてみました。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり本賞金。ただ、POG期間の終盤に勝ち上がるようなタイプは避けたいところですし、そもそも現3歳世代はまだPOG期間が終わっていません。そのため、集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ新馬が行われている週(例年の2回中山ならびに1回阪神閉幕週)までのレースのみ」としています。
 今回は集計対象レースに出走した馬の頭数が60頭以上だった種牡馬・生産者・調教師について、1頭あたり本賞金のベスト20をピックアップしました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。



 実情と世間一般のイメージがもっとも近いのはこのファクターかもしれませんね。断然のトップはディープインパクト。1頭あたり本賞金が優秀な点はもちろん、およそ半分の産駒がPOG期間の中盤までに勝ち上がっている点も高く評価できます。無論、その分だけ注目度は高いのですが、これだけ多くの馬が活躍しているわけですから、今年も「終わってみれば人気の盲点だったなぁ」と言われるような産駒が必ずいるはず。隠れた素質馬を見逃さないよう、くまなくチェックしておきたいところです。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、2位のダイワメジャー、3位のロードカナロア、4位のキングカメハメハまでが“2番手グループ”と言えそう。特にダイワメジャーは実績を考えると過小評価されている印象で、私も毎年のように狙ってきました。アドマイヤマーズが活躍した分、今年は例年より注目されるかもしれませんが、上手く指名候補に組み込みましょう。
 あとはヘニーヒューズも面白い存在。早熟性やダート適性が高く、かなりの確率で勝ち上がってくれますし、ワイドファラオのように芝で活躍する産駒も少なくありません。大物狙い一辺倒だとリスクが大きい一般的なPOGはもちろん、わずかなポイント差が明暗を分ける「ウマニティPOG」の優勝争いにおいても、活用方法を考察する価値がある種牡馬です。

 続いては生産者別成績(表B)をご覧ください。



 トップのノーザンファームは勝ち馬率が43%、1頭あたり本賞金が791万円。出走馬の数だけを見ても“最大手”ですが、安定感も群を抜いています。一方、同じ“社台グループ”でも、社台C白老ファーム・追分ファーム・社台ファームはそれぞれ勝ち馬率が30%未満、1頭あたり本賞金が500万円未満にとどまっていました。特に社台ファーム生産馬の低迷ぶりは気掛かり。そのうち巻き返してもおかしくないだけのポテンシャルがあるとはいえ、「ノーザンファームに準ずる存在」と見る向きもまだ少なくありませんから、現状においては過信禁物と見るべきでしょう。
 積極的に狙ってみたいのはケイアイファームやレイクヴィラファームあたり。それぞれ勝ち馬率や1頭あたり本賞金はノーザンファームに迫る高水準ですし、生産頭数がそれほど多くないので、あまり時間をかけずともひと通りチェックできるはずです。

 最後に(JRA初出走時の)調教師別成績(表C)を紹介しておきます。



 ちなみに、出走頭数が60頭未満だったトレーナーでは、藤沢和雄調教師(勝ち馬率62%/1頭あたり本賞金1584万円)、中内田充正調教師(勝ち馬率53%/1頭あたり本賞金1349万円)、友道康夫調教師(勝ち馬率59%/1頭あたり本賞金1336万円)、角居勝彦調教師(勝ち馬率50%/1頭あたり本賞金838万円)、堀宣行調教師(勝ち馬率69%/1頭あたり本賞金816万円)も優秀な成績をマークしていました。他に勝ち馬率が30%以上、かつ1頭あたり賞金が500万円以上だったのは、斉藤崇史調教師、庄野靖志調教師、戸田博文調教師、萩原清調教師、藤岡健一調教師、本田優調教師、松田国英調教師、松元茂樹調教師(引退)、南井克巳調教師あたり。こちらもトップクラスとそれ以外の差が大きいファクターなので、超一流どころの入厩予定馬から穴っぽい馬を探したり、若手や中堅の有望株に注目するのもひとつの手でしょう。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年5月21日(火) 18:15 覆面ドクター・英
日本ダービー2019
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今年もいよいよダービーの時期ですね。POGの締めともなりますね。私のPOG馬としては、ノーヴァレンダダイワメジャー×クロフネなのに意外にもダート馬として、全日本2歳優駿を獲ってくれました。種牡馬の距離適性や傾向というのは当然ありますが、数少ない例外タイプを典型的なタイプ同様に考えて、消去法に使うと、的外れになってしまうケースがあるというのも競馬の難しさであり、面白さだと思っています。キタサンブラックが母父サクラバクシンオーだから距離がもたないだったり、古くは松永幹騎手(現調教師)が乗っていたニホンピロウイナー産駒のメガスターダムがダービー4着後に、菊花賞で3着に来たり......。後から振り返ると、かなり残念な経験もあります。
オークスは本命を打ったシゲルピンクダイヤは、輸送がダメだったようで撃沈。WIN5は当たるも、4万4千円と小さくてがっかり。

今年の日本ダービーは、皐月賞の3強が明らかに強すぎて、かつ皐月賞馬のサートゥルナーリアがぶっつけで年明け初戦に選んだ皐月賞を制覇し、当初からここダービーが照準......、と誰もが「堅いだろう」と思ってしまいがちな状況。ですが、最高峰のレースだから力通りかというと、そうとも限らないと歴史は示しています(特に3着あたりには穴馬来たり)。瞬発力勝負のレースでもあり、末脚が鈍い馬は粘って3着くらいが限界のレース。


それでは恒例の全頭診断へ

1番人気想定 サートゥルナーリアシーザリオの仔で4戦4勝の負け知らず。皐月賞がもっとも負けやすい状況かと思われたが、体当たり込みで勝ってしまっただけに、あと2つは変にスローにならなければ、3冠もあるのでは。

2番人気想定 ヴェロックス:本命を打った皐月賞はぶつけられたこともあり、惜敗の2着。成長力があり、ここも楽しみではあるが瞬発力はいまひとつで、勝ち切るには早めのスパートなど必要か。

3番人気想定 ダノンキングリー:3連勝で臨んだ皐月賞は3着止まりだったが、実力をつけてきておりここも十分圏内。アドマイヤマーズをずばっと差し切った共同通信杯が示すように、瞬発力自慢だけに皐月賞より東京の長い直線で良さが出そう。

4番人気想定 ランフォザローゼス:新馬戦勝ちの後に、500万下でも京成杯でも青葉賞でも3戦連続2着と、勝ち切れないが力をつけてきた。父キングカメハメハ、母がディープインパクト×エアグルーヴという血統的には現代競馬の最高峰とも言えるのでは。頭までは無いまでも、ヒモには十分圏内では。

5番人気想定 リオンリオン:出世レースの大寒桜賞を逃げ切り勝ちの次戦に、青葉賞も逃げ切ったが、ダービーで楽逃げは不可能で、サニーブライアンのように逃げ切るのは至難の業。

6番人気想定 アドマイヤジャスタ皐月賞は序盤でもたついて8着と負けたが、まだまだ伸びしろは有り。前半にのんびり走りつつ、好位をとれればヒモにはやれて良い。

7番人気想定 ダノンチェイサー:NHKマイルCは3番人気4着。ディープインパクト×ロックオブジブラルタルだが、母母父レインボウクエストで言われているほどマイル向きでなく、距離は融通が利きそうとみる。ただ、瞬発力不足で現代ダービー向きではない。

8番人気想定 メイショウテンゲンディープインパクト産駒だが母メイショウベルーガが強く出ているか。弥生賞は、道悪も良かったのか8番人気での勝利を果たしており、ここも道悪要員か。

9番人気想定 シュヴァルツリーゼ:11月の新馬勝ちから、休み明けで弥生賞を選択していきなり2着した。皐月賞では不利もあり12着と大敗したが、サンデーレーシングでものんびり育成気味の白老F生産だけに、今回大駆けがあっても良い。

10番人気以下想定
ニシノデイジー:母母がセイウンスカイ×ニシノフラワーという先代を含め西山家の思いが詰まった血統だが、皐月賞では17着と惨敗しており、頭打ち感もあり。昨秋までのような活躍は期待薄。

レッドジェニアル京都新聞杯を11番人気で勝ってきたし、まだ5戦しか使っていない社台F生産馬でここくらいから伸びてくるのかもしれない。ただ瞬発力はイマイチでもあり、夏のローカル重賞あたりが活躍の場か。

クラージュゲリエ:2歳時は新馬勝ち、札幌2歳S3着、ラジオNIKKEI杯京都2歳S勝ちと、ダービー候補の一角にいたのだが、成長力がいまいちなのか、年明け以降は共同通信杯3着、皐月賞5着と頂点から遠ざかりつつあるように見える。ただまだ頭打ちではなく、ローテにもゆとりがある状況で、上位に来ても全然おかしくない。人気を落とす今回は狙って面白い一頭か。

ザダル:1週順延となったプリンシパルSを5番人気ながら差し切って勝ったが、脚元の疲れということで出走回避。

ロジャーバローズ:5戦2勝2着2回とそれなりに堅実にステップアップしてきたディープインパクト産駒だが、瞬発力が無いことから前走京都新聞杯も逃げて2着粘り込みという内容だった。ダービーは、ちょっとそれでは厳しい。

サトノルークスディープインパクト×リッスンという世代有数の良血馬と言えるのだろうが、新馬戦を2着に取りこぼす。その後は、未勝利、500万下、すみれSと派手に3連勝してきたが、皐月賞では14着と惨敗。もう少しやれる力はあるのだろうが、馬券には要らないか。

タガノディアマンテきさらぎ賞2着、スプリングS4着、皐月賞6着、京都新聞杯では1番人気を裏切ったものの5着と、それなりに頑張っているのだが、頂点からは次第に遠ざかっている印象。

ヴィント:4月末に連闘で未勝利と500万下を連勝してきたが、連闘明けで大一番というのはいかにも厳しい。

エメラルファイト:10番人気でスプリングSを制した馬。6戦3勝で力を少しずつつけてきているのだが、あまりダービー向きというタイプではなく、ローカル中距離重賞向きでは。

ナイママ:マル地で、数少ないダノンバラード産駒で、昨夏の札幌ではコスモス賞勝ち、+札幌2歳S2着と好成績。ただ以降は上位陣とは離されつつある印象。前走は京都新聞杯では10番人気4着と気を吐いたが、東京の瞬発力比べは向かない。

マイネルサーパス:アイルハヴアナザー産駒にしては珍しい芝馬で、昨秋に未勝利、500万下を連勝した。ただ、朝日杯FSでは10着、プリンシパルSは9着と、一線級とは瞬発力の差があり厳しい。

ヒーリングマインド:ゴドルフィン軍団のマル外、タニノギムレット産駒で3月に未勝利、500万下と連勝。ただ、次戦に選んだ前走京都新聞杯が7着と壁に当たり、ここで通用の力はまだ無さそう。

ディスモーメントディープインパクト産駒で母がクロフネ×トニービンという結構高そうな配合なのだが、瞬発力が無く、物見したり外に張ったりとまじめに走らない。4月末に逃げてようやく未勝利勝ち止まりでは、ここでは要らなそう。秋にはもう少し良くなってくるのかもしれないが。

カフジジュピターディープインパクト産駒で母がアンブライドルズソング×ストームキャットという、いかにも活躍しそうな血統なのだが、昨年11月の2000m新馬戦で勝ったきり、伸び悩みで2勝目すら上げられていない現状。出走も、好走も期待できず。

ヒルノダカール:5/11にようやく500万下を勝ったばかりの晩成傾向で、ようやく強くなってきた感のあるヴィクトワールピサ×メジロマックイーンという配合の馬。有力馬が回避する傾向にある菊花賞など、秋には楽しみな存在になっているかも。

トーラスジェミニ:キングズベスト産駒らしく瞬発力が無いのを、逃げてカバーしてきたが、そういう次元の相手でない。


<まとめ>
有力:皐月賞上位3頭のサートゥルナーリアヴェロックスダノンキングリー

ヒモで:ランフォザローゼスアドマイヤジャスタシュヴァルツリーゼクラージュゲリエ

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アドマイヤマーズの口コミ


口コミ一覧
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先週の日曜のメインからローズステークスを回顧。
勝ったのは、ダノンファンタジーでした。
抜群のロケットスタートから、ハナを切りたくないとポジションを下げ、中団やや前からの競馬。
直線を向いてもまだ中団やや前の位置。追い出しにかかるもやや反応が鈍く見えましたが
坂上からようやく本領発揮。上がり最速の33.1秒でキッチリ差し切りました。
レコードのオマケつきでした。
前哨戦としては、最高の結果だっと思います。
確かにこれまでとは違った競馬でしたが、個人的には、好位抜け出しのスタイルに磨きをかけて欲しかったですね。
末が甘くなるかもしれませんが、だがそれがいいと思います。(単なる個人的な好みになっていますね。(^^;)
秋華賞もこのスタイルになるのでしょうかね。
クロノジェネシスやコントラチェックを意識しての競馬だったかもしれませんね。
レース前、テレビでは、夏を越してマイラーっぽくなってきたようなコメントもありましたが
終わってみれば、距離は持ちそうですね。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は、シゲルピンクダイヤについて
シゲルピンクダイヤに関しては、レース結果の中でも触れませんでしたので、
ここで書きたいと思います。
先ほど、ダノンファンタジーが夏を越してマイラーっぽくなってきたとテレビで言っていたと書きましたが
個人的には、シゲルピンクダイヤこそ、マイラーだと思っています。
血統的にもダイワメジャー産駒ということもあり
一ハロン長いと思っていましたが、結果は4着と微妙な結果でした。
秋華賞はさらに距離が延びるので厳しいかなと思っています。
というのも同じダイワメジャー産駒の昨年の2歳チャンピオンのアドマイヤマーズでさえ
今年初戦の千八の共同通信杯で2着。二千の皐月賞で4着と距離の壁に泣かされました。
GⅠホースでさえ乗り越えられなかったことを考えると現実は難しいと思います。
加えてローズステークスのレースでは、この馬にしては好スタートだったので前目で競馬をしていました。
試したのかもしれませんが、この馬の良さは消されてしまいました。
本質的には、追い込み型のマイラーって感じだと思います。
マイルチャンピオンシップなら面白いと思いますね。
3歳牝馬で軽ハンデであの末脚ならって思ってしまいます。
ただ出走するには、賞金的に厳しいかもしれませんね。(^^;


最後に、神戸新聞杯について。現時点での私の注目馬は、サートゥルナーリですね。
元POG馬ということもありますが、個人的に注目しているのは、
ルメール騎手。オールカマーに出走のレイデオロではなく、この馬に騎乗することですね。
思い起こせば、皐月賞の最終追い切りが終わった時に、「皐月賞もダービーも勝てる」と言っていたと思います。
ダービーは騎乗していませんでしたが、4着に負けてしまいました。
おそらく、ルメール騎手は自分が言ったことが正しかった(2400Mの距離は問題ない)と証明するための騎乗だと思っています。
これまでとは意気込みが違うというか勝ちに来ていると思っています。
(それだけに落とし穴はありそうですが・・・。)
あとは当日の特にレース前のテンションだけだと思います。
おそらくGⅡなら大丈夫だと思いますが、一応、気にしておこうと思います。

 キング王 2019年8月5日(月) 14:25
牝馬 関屋記念!
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昨年は プリモシーン 斤量51 kg で勝ちましたよね

今年はどうなるでしょうか?

ケイデンスコール!

この馬は NHK マイルで斤量57キロでアドマイヤマーズのコンマ1秒差の2着でした。

今回は 斤量53キロで 出られます。

力は認めますが

中10週ぐらい間隔が空いていますのでやや不安も有ります。

他にも強い馬が?

一番人気になるミッキーグローリーちゃん!

最近力をつけてきたソーグリッタリング!

ですが私の注目してみたい馬は?

夏は牝馬ということで!

◎サラキア!

この馬は秋華賞4着でしたが!

昨年勝ったプリモシーンには先着しています!

最近ではエプソムカップで!

レイエンダのコンマ1秒差の2着!

上がり33秒0!

ということでこの馬を注目しています。

ミッキーグローリーを差し切ってほしいです。

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 藤沢雄二 2019年7月27日() 07:20
ホッと安堵の中京2歳S勝ち~POG第8節~
閲覧 84ビュー コメント 0 ナイス 12

4頭が出走した先週のPOG戦線ですが、期待のラインベックが中京2歳Sで断然人気に応えて快勝しました。


【出走結果】
・7月20日 中京5R
△グラマラスマリー 4着 1.37.0・重(1着馬とのタイム差+0.4)
単勝オッズ 29.4倍(9番人気)
【採点:5.5】
△ファシネイティング 13着 1.38.9・重(1着馬とのタイム差+2.3)
単勝オッズ 22.9倍(7番人気)
【採点:3.5】
《ラップタイム》12.7-11.6-11.9-12.0-12.2-11.9-11.9-12.4

2頭使いとなった中京の新馬戦は、グラマラスマリーが4着、ファシネイティングは13着でした。

《グラマラスマリー・浜中俊騎手》
時計のかかる馬場は良かったと思います。
切れというよりは渋太いタイプ。
マイルよりは距離はあった方が持ち味を生かせるでしょう。


4着だったグラマラスマリーは、ゴール前で追いにくい場面があった(2着馬に乗っていた福永騎手が戒告)のですけど、不利を受ける前から自身も内にササリ気味ではあったし、処分の対象になったのは福永騎手ではあったけど勝ち馬もだいぶ内にササっていたから福永騎手だけが制裁対象になるのは可哀想な気はします。
まあ9番人気を考えると悪い内容ではなかったですし、使った上積みもありそうです。
どうやら続戦のようで8月17日の小倉1800m辺りを視野に入れているとか。
間違ってもフルゲートにはならないでしょうから、今回同様に先行できれば勝機もあると思います。

一方のファシネイティング。
調整過程からして「どうして使った?」と調教師を問い詰めたい小一時間…という結果になってしまいました。
いいとこ探しをするなら、とりあえずスタートは良かったですね。
でも向正面でのスピードの乗りが悪くて位置を下げてしまい、そのまま見せ場もなく…。
レースを見た印象では「ミルコも一体、何やってんの?」というように感じたのですけど、中京2歳Sでハッピールーラで向正面で持っていかれ気味に進出したものの失速したのを見ると、もしかしたらミルコはどこか具合が悪いんじゃないかとも思えてきました。
まあミルコの場合は、中京でうっかり勝ち星を重ねて札幌のWASJに選出されないためのヤラズなんじゃないのかという疑惑もあるけどw

ただ、ルーラーシップ産駒で430kgというのは牝馬であることを考慮しても小さいとは思います。
既に放牧に出ていますけど、馬体重アップのためなら晩秋ぐらいまで塩漬けでもいいかなという気はします。その頃になればダートの中距離の番組もちょこちょこあるでしょうから。


・7月20日 中京9R スポーツ報知杯中京2歳S
☆ラインベック 1着 1.36.5・重(2着馬とのタイム差-0.3)
単勝オッズ 1.2倍(1番人気)
【採点:7.5】
《ラップタイム》12.8-11.9-12.2-11.8-12.1-11.6-11.6-12.5

中京2歳Sに出走したラインベック、見事に快勝しました。

《福永祐一騎手》
スタートの上手な馬ですが、ハナへ立つ競馬は避けたかったのでそこだけ気をつけました。
この馬場で決して楽をするところはなかったんですが、その中で結果を出してくれましたし、いい経験になったと思います。
ディープ産駒だけに、良馬場の方がいいのでしょうからね。

《友道康夫調教師》
雰囲気は良かったですし、今日も優等生でした。
レースの前に「逃げないように」と話をしていましたし、理想的な形でした。
馬場の影響もあり、しんどい競馬になりましたが、今後に向けて良い経験になったと思います。
この後は夏休み。次走は距離を延ばしていきたいと思います。

8頭中5頭が未勝利馬という組み合わせでやれメンバーレベルがどうだとか、勝ち時計が1Rの未勝利戦より遅かったからどうだとか、この良血馬に対するアンチの声はありますけどね、それって「公開スクーリング2回で2300万円稼いだ」ことに対する僻みでしょ。
労せずして今後の重賞戦線に名乗りを挙げたことに対しての批判はお門違いだと思うんですけどね。
まあアンチの声が大きければ大きいほど、ラインベックに対する評価は高まると思っているので弱い犬の皆様、どんどん吠えてくださいw

とにもかくにも勝って結果を残したことがなによりで、陣営の思い描いた勝ち方ができたことが最大の収穫でしょう。
ウマニティPOGでは落札できなかったヴァリッドブラックが奇しくも先週の中京の新馬戦に出走したわけですけど、戦前は優等生という評価だったのにいざレースを使ってみると「馬っ気がキツかった」ということでアッサリと去勢ですからね。それを考えても「イメージ通り」という結果を残せたのは、この先のビジョンを描くためにも大事だったと思います。
時計面の評価は二の次でいいと思っていますけど、ペースの違いはあれど稍重の新馬戦から時計は詰めていますし、2着馬との差は新馬戦より広がっているのですから内容的にも前年のアドマイヤマーズと遜色ないでしょう。
それだけに今後が楽しみですし、ブルトガングのこともあるから「とにかく無事に」という思いも強くなるのですけど、とりあえず陣営は次戦は距離延長を示唆しております。
まだ秋競馬の番組は発表にはなっていませんけど、例年通りなら野路菊S・アイビーS・萩S・東京スポーツ杯2歳S辺りになるかと思われます。
掲示板を見ると『オープン特別(リステッド)だと他馬より1kg増になるから重賞で』という書き込みがあったけど、これはあくまでも個人的な考えですけど1kg増になるといっても56kgだから「それぐらいで泣き言を言ってんじゃないよ」とは言いたいですね。なんなら野路菊Sから使い出してもいいと思いますよ。
その根拠は、ウオッカがダービーを勝ったのも「エルフィンSを56kgで勝ったから」と思っているところはあるわけで。牝馬限定とはいえ牡馬換算で58kgになる斤量を厳冬期の3歳2月に克服できたからあのクラスの馬になったと思っていますし、過去の名馬も「他馬より重い斤量でアッサリ勝つ」という履歴を持っているケースが多い印象はあります。
その点、野路菊Sであれば例年通りなら少頭数は間違いないですし、そこまで負荷のかかるレースにはならないでしょうから色々と試しやすいかとは思います。
昨今の使い分け問題、前述のブルトガングのことを思うと、使える時に使うというのは大事なことだと思います。スター候補だからこそ、ファンの前に姿を見せてナンボではあると思うのですがどうでしょう?


・7月21日 函館1R
△フランジヴェント 2着 1.10.5・良(1着馬とのタイム差+0.1)
単勝オッズ 2.1倍(1番人気)
【採点:6.0】
《ラップタイム》12.1-10.7-11.4-12.0-12.0-12.2

函館の未勝利戦に出走したフランジヴェントは2着でした。

《クリストフ・ルメール騎手》
ラストはいい脚を使ってくれたけど、流れが落ち着いてしまって、前が止まらなかったね。

予定を前倒ししての出走だっただけに勝ち切らないといけなかったかとは思いますが、6番人気の伏兵のマイペースの逃げにまんまとやられてしまいました。
それでも初戦よりはレース内容も良かったと思うのですぐにチャンスは来るでしょう。
レース後は放牧に出ております。もう1回中2週で8月11日の牝馬限定の1200mの未勝利戦でもいいかと思ったりもしたのですが、その日はルメールが札幌ではなく新潟だというので、それなら放牧でも構わないでしょう。
まあ函館を2回使ったのなら札幌開催のうちにもう1回使ってもいいかとは思いますが。


第8節終了
2-3-0-7/12
《指名馬の騎手成績》
福永祐一:2-1-0-0
クリストフ・ルメール:0-2-0-1
松若風馬:0-0-0-2
北村友一:0-0-0-1
川田将雅:0-0-0-1
浜中俊:0-0-0-1
ミルコ・デムーロ:0-0-0-1

《人気度数》
1番人気:2-3-0-2
2番人気:0-0-0-2
6番人気:0-0-0-1
7番人気:0-0-0-1
9番人気:0-0-0-1

さてスペシャルワールドではラインベックのおかげで3位に浮上。
まだ順位云々を言う時期ではないですし、別に開幕前から優勝しようなんて思ってもいないから、当面は順位表の1枚目をキープできれば…というのが正直なところですけど、ことPOG的なことで言えば函館2歳Sをどこの馬の骨かわからないマネーゲーマーに持っていかれたのは面白くないね。

スペシャルワールドでは来シーズンから「開幕時は10億POGポイントでヨーイドン」というようにルール変更がアナウンスされたわけですけど、変更のアナウンスがあまりにも短絡的で内容をすり合わせる余地があると思っていますが、それはさておき今シーズンの1週目の入札結果を受けて即座にルール変更が発表されたということはあのマネーゲームが限りなく反則に近いことは意味しているとは思うのよ。ボートレースで言うならスタートでフライングがあったようなものでしょうか。
で、ボートレースならフライングをした選手は判定があった時点でレースからフェードアウトするわけですけど、そのフライングのおかげでインが逃げられなくて展開がグチャグチャになることはあるわけですよ。

まあスペシャルワールドではそのまま“レース”は行われているわけですけど、展開のグチャグチャ加減はそれに近い感じはします。
実際、各プレーヤーの指名馬の成績を見ているとどこかしらにミスがあるような感じはするので、自分は泥仕合になってくれた方が展開が向く可能性は高くなるので、その方が優勝争いに絡める可能性が少しでも高くなるかと思うと一概に悪いとは思わないのですけど、“フライングを切った”人がそのまま先頭にいるというのはやはり追走する側としては面白くないわけで。

さりとて個人的には他のプレーヤーほどは不利に巻き込まれているわけではないので、現状にそこまでの不満を抱えているわけではありません。
とにかく指名馬の無事を祈りつつ、しっかりと応援していくところであります。

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コメント一覧
1:
  狂気の沙汰   フォロワー:0人 2018年6月30日() 18:21:31
デビュー戦優勝おめでとう。
直線で一旦ケイデンスコールに抜かれたような気がしたが、そこから差し返した勝負根性と能力は大したもの。
今後のレースが楽しみ。

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2019年5月5日NHKマイルカップ G11着
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2019年5月5日 NHKマイルカップ G1 1着
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