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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 14 | 牝4 | 55.0 | 浜中俊 | 栗 長谷川浩 | 468(0) | 1.09.9 | 2.4 | 1 | 35.2 | ⑦④ | |||
2 | 4 | 8 | 牝4 | 55.0 | 松岡正海 | 美 宗像義忠 | 474(+12) | 1.10.1 | 1 | 30.2 | 8 | 35.8 | ①① | ||
3 | 6 | 12 | 牡4 | 57.0 | 鮫島克駿 | 美 高柳瑞樹 | 472(+6) | 1.10.1 | ハナ | 6.6 | 2 | 35.5 | ⑤④ | ||
4 | 8 | 16 | セ5 | 57.0 | J.モレイ | 美 大竹正博 | 500(+6) | 1.10.1 | クビ | 9.2 | 6 | 35.6 | ③② | ||
5 | 6 | 11 | セ5 | 57.0 | 藤岡佑介 | 栗 長谷川浩 | 446(+4) | 1.10.4 | 1 3/4 | 47.3 | 10 | 36.0 | ②② | ||
6 | 5 | 9 | 牡6 | 57.0 | 西村淳也 | 栗 安田隆行 | 472(-4) | B | 1.10.5 | 3/4 | 36.0 | 9 | 35.9 | ⑤④ | |
7 | 2 | 4 | 牝4 | 55.0 | 横山武史 | 美 奥村武 | 448(+6) | 1.10.6 | クビ | 7.3 | 4 | 35.5 | ⑪⑧ | ||
8 | 5 | 10 | 牡5 | 57.0 | 武豊 | 栗 池江泰寿 | 468(+2) | 1.10.9 | 1 3/4 | 7.0 | 3 | 36.1 | ⑧⑧ | ||
9 | 8 | 15 | 牝5 | 55.0 | 佐々木大 | 栗 須貝尚介 | 464(+8) | 1.11.0 | 1/2 | 157.8 | 14 | 36.0 | ⑩⑪ | ||
10 | 1 | 2 | 牡7 | 58.0 | 丸田恭介 | 美 宗像義忠 | 498(+8) | 初B | 1.11.1 | 3/4 | 7.8 | 5 | 35.6 | ⑯⑭ | |
11 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | U.リスポ | 栗 武幸四郎 | 484(-2) | 1.11.3 | 1 | 64.4 | 11 | 36.4 | ⑧⑧ | ||
12 | 3 | 6 | 牡8 | 57.0 | L.モリス | 栗 西村真幸 | 496(+12) | B | 1.11.3 | ハナ | 265.0 | 16 | 36.2 | ⑪⑪ | |
13 | 2 | 3 | 牡5 | 57.0 | 松田大作 | 栗 藤原英昭 | 488(0) | 1.11.4 | 3/4 | 114.2 | 12 | 36.9 | ③④ | ||
14 | 7 | 13 | 牝5 | 55.0 | 亀田温心 | 美 田島俊明 | 446(-20) | 1.11.6 | 1 1/2 | 154.1 | 13 | 36.4 | ⑬⑮ | ||
15 | 4 | 7 | 牡8 | 57.0 | 江田照男 | 美 中野栄治 | 480(0) | 1.11.7 | 1/2 | 233.6 | 15 | 36.5 | ⑬⑪ | ||
16 | 3 | 5 | 牡4 | 57.0 | 松山弘平 | 美 深山雅史 | 474(0) | B | 1.12.2 | 2 1/2 | 16.5 | 7 | 36.8 | ⑮⑮ |
ラップタイム | 12.1 - 10.9 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 12.3 |
---|---|
前半 | 12.1 - 23.0 - 34.3 - 45.8 - 57.6 |
後半 | 57.8 - 46.9 - 35.6 - 24.1 - 12.3 |
■払戻金
単勝 | 14 | 240円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 14 | 130円 | 1番人気 |
8 | 590円 | 9番人気 | |
12 | 230円 | 5番人気 | |
枠連 | 4-7 | 3,130円 | 15番人気 |
馬連 | 8-14 | 3,590円 | 14番人気 |
ワイド | 8-14 | 1,220円 | 16番人気 |
---|---|---|---|
12-14 | 440円 | 4番人気 | |
8-12 | 2,600円 | 29番人気 | |
馬単 | 14-8 | 4,770円 | 12番人気 |
3連複 | 8-12-14 | 6,150円 | 18番人気 |
3連単 | 14-8-12 | 30,280円 | 90番人気 |
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土曜日の札幌芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
札幌競馬場はCコース開催の2週目。この中間は木曜日に1.5ミリの降水を記録したものの、その後の降雨がなかったこともあり、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)での施行となった。
土曜日の芝競走7鞍における4角先頭馬の成績は【0.1.1.5】。道悪競馬だった前週の日曜日ほどではないにせよ、馬場の傷みが進んだことで、軽い馬場向きの先行タイプのアドバンテージが薄くなっている様子。特別以降はその傾向が顕著だった。
枠順についても同様で、前半戦こそ真ん中より内が優勢だったが、レースが重なるにつれ、真ん中より外の好走が増加。特別以降の3競走は、5~8枠から最低2頭が複勝圏入りを果たしている。外寄りの枠が恵まれやすい馬場状態になりつつあるようだ。
日曜日の開催中は雨の影響が避けられそうにない天気予報(27日7時の時点)。予報通りであれば、降水量もそこそこありそうな様子。とすれば、稍重だった前週日曜日と同じような状況か、それよりも酷い馬場コンディションとなる可能性も十分に考えられる。
前週の日曜日は雨の影響を受けたコンディションにより、軽い馬場を好む先行型が踏ん張り切れない場面が多発。控えた馬が浮上しやすい状況と化していた。雨が降るのであれば、キーンランドCも似たような決着が想定される。重めの馬場状態でも能力を発揮できるタイプを重視すべきだろう。
絞り込みは難解を極めるが、ここは道悪実績のある洋芝巧者に注目。札幌・函館の芝1200m戦において控える競馬での1着歴があり、なおかつ重い(JRA基準の重・不良)芝のレースにおいて1着経験を持つ馬を優先したい。
枠順については判断するに難しい面もあるが、内側の傷みが進んでいることや、揉まれない位置からスムーズに進出する馬が優勢だった前日後半戦の傾向を踏まえると、引き続き真ん中より外が優位に立つことも考えられる。それゆえ、5~8枠に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
今回の出走メンバーで、要点(洋芝実績+道悪実績+5~8枠)をクリアしているのは、⑩ゾンニッヒ、⑬レイハリア、⑭ナムラクレア。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨したい。
日曜日に行われるキーンランドCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ウォーターナビレラ【C】
札幌ダ単走(23日)。頭高めの姿勢はいつものこと。それは気にしなくてもいい。ただ、最終追い切りが本馬場だった函館SSの時と比べて、肩の出が少し硬く、そのぶん推進力を欠いているように映る。ダート調整の影響もあろうが、いい時はもっと颯爽と走る馬。何か物足りなさを覚える内容だった。
②ナランフレグ【A】
札幌ダ単走(23日)。確認程度の内容ながら、ダートを苦にする様子はなく、ブレが少ない安定感のあるフォームでハツラツと走れていた。四肢のさばきは力強く、回転も滑らか。それでいて柔らかさも兼備している。鞍上の気合付けに対する反応も良く、かなりの線まで仕上げてきた印象。高く評価したい1頭だ。
③レッドベルオーブ【B】
札幌芝単走(23日)。折り合い重視の内容。高めのテンションは相変わらずだが、四肢の可動域は広く、回転も滑らか。いつものことながら、動きの質自体は高い。気性的に危うい部分があるのは否めないが、稽古の姿を見る限り、体調面の不安はなさそう。かみ合うようであれば、怖い存在になりそうだ。
④キミワクイーン【B】
札幌芝単走(23日)。頭の位置は高めだが、それはこの馬のスタイル。脚元の回転は鋭く、手前の切り替えもスムーズ。軽い促しにも、きちんと対応していた。跨ったジョッキーはデキ落ちをほのめかしているようだが、走る姿を確認する限り、状態が悪いという印象はない。良い意味での平行線だろう。
⑤ウインマーベル【C】
札幌ダ単走(23日)。前肢を高く上げた走りは健在の一方、1週前と同様に鞍上は追っつけ通し。ダート調教だったことや実戦タイプという点を考慮しても、全体的に重さを感じる動きだった。中間に一頓挫した影響もあるのかもしれない。今回は地力と舞台相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点になりそうだ。
⑥タイセイアベニール【F】
中1週と間隔が詰まるので、追い切りは施さず、ケアに重点を置いた微調整で挑む様子。過去には軽い運動およびキャンター主体で、実戦を迎えることもあった馬。それを思えば、一概にマイナスとは言い切れないが……。いずれにせよ考察する材料がないため、判定不能とさせていただきたい。
⑦カイザーメランジェ【F】
札幌ダ併走(23日・映像なし)。最終追い切りの字面だけを見ると、水準クラスのメニューをこなしてきた様子。ただ、中間の内容を確認する限り、良い意味での状態変化までは読み取れない。映像を確認できないため判定はFとするが、別定重量の重賞で好戦できる態勢にあるかといえば疑問符が付く。
⑧シナモンスティック【B】
札幌ダ単走(23日)。オーバーワークを考慮して、しまい重点の内容。道中の脚どりが若干乱れる場面もあったが、ダート調教だけに致し方ない面はある。派手さはないものの、体の使い方自体は悪くなく、鞍上が追い出してからの動きにも力感があった。この馬なりに順調と捉えてもいいのではないか。
⑨ジュビリーヘッド【F】
函館芝併走(22日・映像なし)。中間調整を函館、最終追い切りを札幌で行った昨年の当レースは7着敗退。それを踏まえて、今回は追い切り直後の輸送を回避できる火曜追い切りを選択。昨年の当該週よりも負荷を緩めて改善に励んでいる。ただ、今週も1週前も映像がなく、判定するに難しい。なんにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。
⑩ゾンニッヒ【B】
札幌芝併走(24日)。ピッチ走法でキビキビとした動き。首の位置こそ高めだが、地面をしっかり踏んで走れており、札幌の馬場がマイナスに働くことはなさそう。もう少し促しに対する反応が鋭ければ言うことなしだが、雰囲気は決して悪くない。それなりに態勢を整えてきた印象を受ける。
⑪ヴァトレニ【F】
札幌芝単走(23日・映像なし)。ナムラクレアと併せた1週前追い切りでは、相手の動きが良かったぶん後れをとったが、自身の脚さばきや反応は悪くなかった。今週の追い切りも、字面的には脚を使えていた様子。それだけに、映像を確認できないのは残念な限り。今回はF判定とさせていただきたい。
⑫トウシンマカオ【B】
札幌芝併走(23日)。僚馬に並びかけた際、食ってかかるような仕草を示し、鞍上が矯正しようとすると、頭を上げて口向きの悪さを出した。とはいえ、相手を突き放す時の加速、ラストの伸び脚は秀逸。これを見せられると、安直に低評価をつけることはできないように感じる。判断に悩ましいが、今回はB判定としておきたい。
⑬レイハリア【B】
札幌芝併走(24日)。四肢の可動域はそれほど広くないが、しっかりと地面を捉えて走ることはできていた。脚さばきはスムーズで、前後のバランスも整っている。一方、併走時の競る気勢が薄く映るのは気になるところ。フィジカル面での不安はなさそうなので、あとは本番で自ら前に出ようとする闘争心を取り戻せるか否か。その1点に尽きよう。
⑭ナムラクレア【A】
札幌芝単走(23日)。サラッと流す程度の調整。鞍上は手綱を絞っていたが、折り合いを欠くことはなく、テンポ良く走れていた。前後の脚をまっすぐ前に出したフォームは見映えがするし、体幹もしっかりしている。強く追えばどれほど弾けたのか、そう感じさせる内容だった。前哨戦に臨む仕上げとすれば、及第点以上だろう。
⑮サトノアイ【C】
札幌芝単走(23日)。この馬なりに四肢を広げて走れてはいるものの、後肢の甘さが目立ち、そのぶん推進力を欠いている印象。11着に敗れた函館SSの最終追い切り時と同様に、舌を出していたのも気がかりではある。コンディション重視の調整とはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。
⑯シュバルツカイザー【B】
函館W単走(23日)。鞍上が抑えていたせいか、少しリズムを乱すシーンもあったが、許容範囲の部類。直線半ばからラストにかけての推進力あふれる走りは目を引いた。体調は良さそうなので、あとの課題は追い切り後の輸送。観測史上最高の気温を記録した日中の札幌入りをつつがなくこなせたかどうか。レース当日の気配を再確認したい1頭ではある。
◆ヴァトレニ・長谷川師「夏は体調が上がってきますね。北海道は合っています」
◆ウインマーベル・芝崎助手「調教が1本足りないので…」
◆ウォーターナビレラ・南井助手「力はあるし、まじめに走れば」
◆カイザーメランジェ・中野師「馬場が渋ってほしい」
◆キミワクイーン・奥村武師「洋芝での走りはいいし、直線に坂がないのも合う」
◆シナモンスティック・松岡騎手「オーバーワークにならないように。状態はキープ」
◆シュバルツカイザー・大竹師「去勢してからメンタルが安定。雨が降ればよりいい」
◆ジュビリーヘッド・藤巻助手「去年よりローテも楽だし、いい状態」
◆タイセイアベニール・川又助手「昨年の函館SSは追い切りをやらずに3着。馬場が悪くなるのはいい」
◆トウシンマカオ・鮫島駿騎手「きゃしゃなので斤量1キロ減はいい」
◆ナムラクレア・長谷川師「スプリントならどんな馬場状態でも大丈夫」
◆ナランフレグ・玉舎助手「ブリンカー効果を感じる。雨はプラス」
◆レイハリア・亀田騎手「乗りやすかったですし、体調もいい。理想はハナ。時計がかかるぐらいの方がいい」
◆レッドベルオーブ・牧助手「在厩でデキは維持できています」
札幌で行われた過去9回(2014~2022年)における1~3着馬延べ27頭の馬齢を確認すると、3歳から9歳まで実に幅広い。その一方、7~9歳の2着連対圏入りは、せん馬のエポワス(2017年1着)1頭のみ。ベテランの牡・牝馬は安定感を欠いている。
(減点対象馬)
②ナランフレグ ⑥タイセイアベニール ⑦カイザーメランジェ
札幌施行の過去9回における性別成績は、牝馬【6.4.5.38】、牡・せん馬【3.5.4.73】。前者が優位の状況にある。なお、後者の2着連対圏入りは、前走の着順が4着以内、もしくは前走で単勝1番人気の高支持を集めていた馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
②ナランフレグ ③レッドベルオーブ ⑥タイセイアベニール ⑦カイザーメランジェ ⑪ヴァトレニ
札幌で行われた過去9回における1~2着馬延べ20頭の前走使用距離を確認すると、芝1000m、芝1200m、芝1600mの3通りに絞られる。ただし、1000m組から2着以内を確保したのは、前走で単勝1番人気の支持を受けていた馬のみ。1600m組の2着連対圏入りは前走G1 1桁着順馬に限定される。頭に入れておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
②ナランフレグ ⑤ウインマーベル
前走が2着以下敗退の場合、函館スプリントSなら勝ち馬からタイム差0秒2以内、CBC賞は同0秒5以内、アイビスSDは同0秒8以内、前述3レース以外であれば同0秒7以内が一応の目安。札幌施行の過去9回、前走敗退組で2着以内に入った全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②ナランフレグ ⑥タイセイアベニール ⑦カイザーメランジェ ⑪ヴァトレニ ⑫トウシンマカオ ⑬レイハリア
札幌施行の過去9回、近2走とも重賞以外のレースを使用、かつ近2走内に1着経験のなかった馬が、当レースで3着以内に入ったケースはゼロとなっている。非重賞戦で敗退続きの馬は避けたほうが無難だろう。
(減点対象馬)
③レッドベルオーブ ⑦カイザーメランジェ ⑮サトノアイ
札幌で行われた過去9回における1~2着馬延べ20頭の過去実績を掘り下げると、札幌・函館の芝1200m戦において3着以内に入った経験のない馬が、当レースで2着連対圏を確保した例は3頭だけ。いずれも芝1200m重賞で2着以内の連対歴があった。洋芝の1200m戦で好走(3着以内)経験がないうえに、スプリント重賞での連対実績を欠く馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
①ウォーターナビレラ
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このレースを攻略する際に重要になるのは、3歳馬と4歳以上の古馬とで評価を分けること。古馬との対戦経験の少ない(あるいは一度もない)この時期の3歳馬は指数が伸びにくいため、指数順位通りに評価することはできない。直近5年の3着以内馬15頭中4頭が二桁順位だが、そのうち3頭が3歳馬で、いずれも4番人気以内となっている。すなわち、指数の低い3歳馬でも上位人気であれば要注意ということだ(2022年は14位で3番人気のレイハリアが勝利)。今年は3歳馬の出走がないので、このポイントは来年以降のために覚えておきたい。
対する古馬勢は、U指数96を持っていないと厳しい。人気の有無にかかわらず、馬券に絡む馬はほぼこの基準を満たしている。96未満の馬は評価を一枚下げていいだろう。
今年の目玉は、2位に2.5の指数差を付けてトップに立っている“淒馬”の⑭ナムラクレア(101.6)。ただ1頭マークした100以上の指数と、千二の重賞実績はひときわ光る。ここ3戦よりも軽い55キロで走れるのなら、この馬の中心は揺るがない。
以下、千二に路線転向して覚醒した感のある2位⑩ゾンニッヒ(99.1)、函館スプリントSの勝ち馬で洋芝巧者の4位④キミワクイーン(97.9)、モレイラ騎手鞍上で、札幌での走りが安定している7位⑯シュバルツカイザー(96.7)をピックアップしたい。
洋芝のスプリント戦らしくDanzigやFairy King、Nureyev、Sadler's Wellsといったパワー志向のNorthern Dancer系種牡馬を内包する馬が幅を利かせており、そもそも過去17回のうち8回はNorthern Dancerの直系が勝利しているほど。なお、昨年においても同直系にあたるヴェントヴォーチェ(父タートルボウル)が勝利をつかんだ。
一方、不振傾向にあるのはサクラバクシンオー系を筆頭としたNasrullahの直系で、これまでに延べ32頭が出走して「0-3-2-27」と優勝例がない。06年2着シーイズトウショウ、12年2着ダッシャーゴーゴー、22年4着トウシンマカオと1番人気に推された3頭も後塵を拝する結果となっている。
シュバルツカイザーは、父Dark Angel×母Fashionable(母の父Nashwan)。父はNorthern Dancerの直系で、2代母の父に配されたNight Shiftは昨年の勝ち馬ヴェントヴォーチェの父系曽祖父。父系は欧州の名スプリンターを多く出す系統となるが、本馬もスプリント戦線へと舵を切ったことで真価を発揮しはじめた。札幌と函館の芝戦で「3-1-0-1」と洋芝適性も高く、このレースと相性がいいゴドルフィンがオーナーであることも念頭に置きたい。
タイセイアベニールは、父ベーカバド×母ハロードリーム(母の父ブライアンズタイム)。今回のメンバーではNorthern Dancer直系に該当する2頭のうちの1頭で、好相性を示すDanzigを直系で持つ血統でもある。末一辺倒の脚質から展開頼りのところはあるが、22年函館スプリントSでは13番人気3着と波乱を演出。近親にヴァーミリアンがいる血統背景からも芝であればタフなほうが好ましく、洋芝スプリントは一考に値する舞台だろう。
キミワクイーンは、父ロードカナロア×母チェリーペトルズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒からは19年ダノンスマッシュ、21年レイハリアと2頭の勝ち馬が出た。本馬においてはノーザンテーストを基調とした母の配合が興味深く、小柄ながらも洋芝や道悪を苦にしないパワーが武器となっている。路線を芝1200mに転じて「3-2-0-1」。父同様にスプリンターとしての資質は高く、2戦2勝と底を見せていない北海道での戦歴も申し訳ない。