2023年3月26日()メイダン競馬場 芝2410m

レース結果 ~ドバイシーマクラシック 2023~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 7 6    イクイノックス 牡4 56.5 C.ルメール 木村哲也 1.4 1
2 8 1    ウエストオーバー 牡4 57.0 R.ムーア R.ベケット 12.2 4
3 9 2    ザグレイ 牡4 56.5 C.スミヨン Y.バルブロ 136.2 8
4 2 8    モスターダフ 牡5 57.0 J.クローリー J&T.ゴスデン 13.7 5
5 6 7    シャフリヤール 牡5 57.0 C.デムーロ 藤原英昭 6.9 3
6 10 4    ウインマリリン 牝6 55.0 D.レーン 手塚貴久 19.8 6
7 3 10    レベルスロマンス セ5 57.0 W.ビュイック C.アップルビー 5.2 2
8 4 3    ロシアンエンペラー セ6 57.0 A.サナ D.ホワイト 139.7 9
9 1 5    ボタニク セ5 57.0 M.バルザローナ A.ファーブル 72.2 7
10 5 9    セニョールトーバ セ5 57.0 L.デットーリ C.ファウンズ 202.9 10

■払戻金

単勝7 140円
複勝7 110円
8 210円
9 1,230円
馬連7-8 760円
ワイド7-8 320円
7-9 2,390円
8-9 6,800円
馬単7-8 960円
3連複7-8-9 13,890円
3連単7-8-9 32,870円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~ドバイシーマクラシック 2023~

昨年の年度代表馬でドバイシーマクラシック(25日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)で今年の初戦を迎えるイクイノックス(美浦・木村哲也厩舎、牡4歳)が、美浦Wコースで帰厩後初の追い切りを行った。単走で8ハロン115秒3-12秒3を馬なりでマーク。「久しぶりなので気分良く走らせる感じでやりましたが、いい動きで立ち上げられているかなと思います。今後も馬の変化を見ながら、いつも通りにやっていければ」と木村調教師。

イクイノックスの今年初戦はドバイシーマクラシック!02月17日(金) 17:33

昨年のJRA賞年度代表馬に輝いたイクイノックス(美浦・木村哲也厩舎、牡4歳)は、ドバイシーマクラシック(3月25日、メイダン、GI、芝2410メートル)に向かうことが決まった。引き続き、クリストフ・ルメール騎手が騎乗する。同馬を所有するシルクホースクラブが17日、ホームページで発表した。

予備登録を済ませていた同レースについて、招待状が主催者側から届き、陣営が受諾。現在は福島県のノーザンファーム天栄で乗り込みを進めており、デビュー7戦目にして初の海外レースに挑む。

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シャフリヤールはC・デムーロ騎手でドバイシーマクラシック連覇へ02月17日(金) 16:59

ジャパンC2着のシャフリヤール(栗・藤原、牡5)がドバイシーマクラシック(3月25日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)に選出され、招待を受諾した。馬主のサンデーサラブレッドクラブが17日、ホームページで発表した。鞍上は引き続きクリスチャン・デムーロ騎手を予定している。

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【JRA賞授賞式】イクイノックスはドバイシーマクラシックで始動へ01月31日(火) 08:11

「2022年度JRA賞」の授賞式が30日、東京都内で行われた。表彰の席上、昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)について同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表は、「選定していただければチャレンジしたい」と話し、ドバイシーマクラシック(3月25日、メイダン、GI、芝2410メートル)で始動するプランを明らかにした。

イクイノックスは昨年、春2冠の皐月賞日本ダービーで2着に敗れたものの、天皇賞・秋有馬記念を快勝。有効投票数288票中282票を集め、堂々の年度代表馬に選出された。

有馬記念のレース後から、木村調教師は海外遠征に意欲的な姿勢を示しており、ロンジンワールドベストレースホースランキングでも世界3位タイの評価(126ポンド)を得た日本のエースが、いよいよ海外制覇に乗り出す。

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厳選コラム ~ドバイシーマクラシック 2023~

ドバイワールドカップデー展望第3回を公開した直後、ドバイターフの大本命に推したドウデュースが突如出走を取り消しました。その速報が伝えられたドバイのプレスルームは騒然。それもそうです。友道調教師とは夜明け前にメイダン競馬場で会ってドウデュースに自信満々のコメントを聞いていたのですから。取消発表の後、友道調教師とは会っていませんが、JRAの発表によれば左肢に跛行が原因。大本命に推していただけに残念でなりませんが、前途ある馬だけに出走取消を決めた友道調教師の決断を支持せざるを得ません。

気を取り直して残る2レースを展望します。最後の1回に2レース、字数も限られているため急ぎ足になってしまうことをお許し下さい。


ドバイシーマクラシック(芝2410m)
僅か10頭立てと寂しい顔ぶれとなってしまいましたが、これは昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4・木村哲也)と昨年の覇者シャフリヤール(牡4・藤原英明)2頭が名乗りを上げたためではないでしょうか。当地21日、イクイノックスドバイワールドカップ出走の厩友ジオグリフの最終追い切りを終えた木村調教師は自信満々に語りました。
イクイノックスはいい動き、追い切りは上手く行った。美浦にいる時と同じくいい状態で、厩舎の仕上げは計画通りに出来た。ドバイの芝への適性は未知数だが、昨日午後雨が降って、その後も相当散水している。馬場も押し固めているようだ。気候、環境ともドバイは日本よりも良好。馬場の心配はしていない」
単勝2倍を確実に切る人気を背負うことになるでしょうが、この馬を抜きにこのレースを考えることはできません。

相手一番手も昨年の覇者シャフリヤールをおいてありません。追い切りに騎乗したかつての主戦、合格したばかりの福永祐一調教師に今朝(24日)シャフリヤールの状態を確認したところ、連覇に自信満々との由。イクイノックスシャフリヤール2頭を軸に考えれば、勝負馬券は3連単以外にありません。

もう一席も日本勢を中心にせざるを得ません。昨年12月香港ヴァーズを勝ってG1女王となったウインマリリン(牝6・手塚貴久)は世界一高速馬場の日本では時計半分足りないものの、日本よりも時計半分から一つ重い香港シャティンの芝で本懐を遂げたように、シャティン芝に極めて近いメイダンへの適性はイクイノックスシャフリヤールよりも上。逆転の可能性を否定することはできません。

ドバイの経済低迷から不振をかこつゴドルフィンですが、この舞台に取って置きの切り札を送り込んできました。レベルスロマンス(英・セ5・C.アップルビー)です。一昨年のUAEダービー勝ち馬が昨年6月から芝、それも2400mの選手権距離を使い始めるとリステッドレースからブリーダーズカップターフまで破竹の5連勝で芝ダート兼用のG1ホースに上り詰めました。芝も重い欧州、軽い北米と兼用、メイダンの芝に一転の心配もありません。純正のゴドルフィン生産馬とし上記日本馬を一気に交わす爆発力があることに留意しなければなりません。日本勢が人気を集める日本で人気薄になるようであれば、単勝の妙味に千両以上の魅力を感じています。

上記4頭に迫る可能性を唯一持つのは昨年のアイルランドダービー馬ウエストオーバー(愛・牡4・R.ベケット)までと見ています。この5頭をどう3連単に組み立てるか、このレースの焦点はこの一点に絞られます。


ドバイワールドカップ(ダート2000m)
日本勢が出走15頭の過半数となる8頭を占めました。ダート馬天国の北米勢に圧倒されてきたドバイワールドカップの歴史を振り返ると正に隔世の感があります、日本馬でここで凱歌を上げられたのは、ヴィクトワールピサ。2011年東日本大震災のあの年まで遡らなくてはなりません。

さて字数も尽きつつあるので、まずは私の本命から手短に書かせて下さい。サウジカップからここの連覇を狙うパンサラッサ(牡6・矢作芳人)です。当地22日夜、枠順抽選会からホテルへの帰途、担当の池田厩務員と同じバス、それも隣席に乗り合わせました。昨年ドバイターフで長い写真判定をパドックの中で待ち、同着となって共に歓喜の涙を流して以来、一年ぶりに言葉を交わしました。サウジからの転戦で疲労が心配ではないか、と訊ねました。
「ドバイは厩舎の周りが静か。日本では車の僅かなエンジン音、鳥の声にも敏感で煩くなるパンサラッサがドバイでは落ち着きはらって状態は更によくなっているよ。何なら明日(23日)朝、パンサラッサを触らせてあげようか?」

余裕綽々の笑顔でした。しかし、枠順は逃げ馬には致命的な大外枠。これを今朝(24日)、朝食で一緒になった矢作調教師にぶつけました。
「中途半端な競馬はしない。何が何でもハナに立たせる。それでも保つのがパンサラッサですから」
ときっぱり。パンサラッサはハナ切れなければ後はどこにもいないという一介の逃げ馬ではありません。この馬を抜きに馬券を組み立てることはできない、と2人の談話から結論を得ました。

さて、パンサラッサを脅かす一番手はサウジカップ直線で日本勢上位独占の夢を打ち砕いたカントリーグラマー(米・牡6・B.バファート)。今回パンサが大外を引いてしまった分は前回の着差を詰めてくることでしょう。この2頭のほかにはカフェファラオ(牡6・堀宣行)、ジオグリフ(牡4・木村哲也)、クラウンプライド(牡4・新谷功一)のサウジカップ上位馬にダートでは底を見せていないウシュバテソーロ(牡6・高木登)、昨年のサウジカップ覇者エンブレムロード(サウジ・牡5・M.アルムロワ)までを相手に馬券を組み立てたいと考えています。明日25日(土)の予想公開をお楽しみに!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイWCデー4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

過去10年の結果 ~ドバイシーマクラシック 2023~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2022/03/26 シャフリヤール 牡4 日本 2.26.88 C.デムーロ 藤原英昭
2021/03/27 ミシュリフ 牡4 イギリス 2.26.65 D.イーガン J.ゴスデン
2019/03/30 オールドペルシアン 牡4 UAE 2.27.17 W.ビュイック C.アップルビー
2018/03/31 ホークビル 牡5 UAE 2.29.45 W.ビュイック C.アップルビー
2017/03/25 ジャックホブス 牡5 イギリス 2.32.39 W.ビュイック J.ゴスデン
2016/03/26 ポストポンド 牡5 イギリス 2.26.97 A.アッゼニ R.ヴェリアン
2015/03/28 ドルニヤ 牝4 フランス 2.28.21 C.スミヨン A.ロワイエ=デュプレ
2014/03/29 ジェンティルドンナ 牝5 日本 2.27.25 R.ムーア 石坂正
2013/03/30 セントニコラスアビー 牡6 アイルランド 2.27.70 J.オブライエン A.P.オブライエン

歴史・概要 ~ドバイシーマクラシック 2023~

ドバイシーマクラシックは、1998年ドバイターフクラシックの名称で創設され、ナド・アルシバ競馬場にて芝2400mで施行されたのが始まり。2000年に現在のドバイシーマクラシック名称に変更され、同時に国際GIIIに昇格。翌2001年に国際GIIに、さらに2002年には国際GIに昇格した。
2010年に開催場をメイダン競馬場に移行し、施行距離が芝2410mに変更され現在に至っている。1着賞金は320万ドル。競走馬の出走条件は北半球産馬4歳以上、南半球産馬は3歳以上となっている。
日本では、ステイゴールド(2001年)と、ハーツクライ(2006年)、ジェンティルドンナ(2014年)が勝利した競走として知られている。
過去の優勝馬にはフルーツオブラヴ、ファンタスティックライトステイゴールド、ネイエフ、スラマニ、フェニックスリーチ、ハーツクライ、ヴェンジェンスオブレイン、ダーレミ、シリュスデゼーグル、セントニコラスアビー、ジェンティルドンナ、ポストポンドなどが名を連ねる。

挑戦した日本馬 ~ドバイシーマクラシック 2023~

ジェンティルドンナ 1着(2014年)
血統
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ(Bertolini)
成績
19戦10勝
13億2621万円+400万ドル
主な勝ち鞍
牝馬3冠(桜花賞GI・優駿牝馬GI・秋華賞GI)
ジャパンカップ(GI)
有馬記念(GI)
競馬史を塗り替え続けた歴史的名牝

 ジェンティルドンナは牝馬3冠に加え、史上初となるジャパンカップ連覇を達成した競馬史に残る名牝である。3歳から引退戦となった有馬記念まで牡馬一線級を相手に結果を残してきたその成績は輝かしい。
 初のGI挑戦となった桜花賞では、2人気の支持を受け、直線一気のレースでGI初制覇。続くオークスでは距離不安、乗り代わりを懸念され、桜花賞馬でありながら3人気の評価となったが、レースではじっくり後方から構え、直線では大外から剛脚を披露。2着のヴィルシーナに5馬身の差をつける圧巻の内容で優勝した。3冠の期待が高まった秋華賞では1.3倍の断然人気。ヴィルシーナとの激しい叩き合いを制して史上4頭目となる牝馬3冠を達成した。続くジャパンカップでは前走の凱旋門賞を2着となり、注目を集める怪物オルフェーヴルが参戦。ジェンティルドンナは3番人気であったが、レースでは200mに渡るオルフェーヴルとの激しい叩き合いを制し、史上初となる3歳牝馬によるジャパンカップ制覇となった。さらにこの実績を評価され、3歳牝馬としてはじめて年度代表馬にも輝いた。
 翌年はドバイシーマクラシック2着、宝塚記念3着、天皇賞(秋)2着と勝ちきれない競馬が続いていたが、イギリスの名手ライアン・ムーアで挑んだジャパンカップでは昨年同様、好位から抜け出す競馬で優勝。史上初のジャパンカップ連覇を飾った。2度目の挑戦となったドバイシーマクラシックでは再び、ジャパンカップを制した時の鞍上ライアン・ムーアを迎えて挑戦。故障馬の煽りを受け、ポジション取りを悪くしたものの直線でムーアのアクションに応えたジェンティルドンナはラスト100mで先頭に立つとそのまま突き抜けて完勝。鞍上のムーアはレース後に『終いにいい脚を残したいと思っていましたが、期待通りの末脚でした。本当に強い牝馬です。』とジェンティルドンナの能力を惜しみなく称賛した。
 その後、宝塚記念で9着、天皇賞(秋)2着、ジャパンカップ4着と敗れ、衰えを指摘されていたが、引退戦の有馬記念でゴールドシップ、エピファネイア、ジャスタウェイらを封じ込めて優勝。最後まで底知れぬ能力・スター性を感じさせるレースで現役を締めくくった。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2000年ゴーイングスズカ牡7芹沢純一橋田満5着
2001年ステイゴールド牡7武豊池江泰郎1着
2002年ホットシークレット丞i6柴田善臣後藤由之7着
2006年ハーツクライ牡5C.ルメール橋口弘次郎1着
2007年ポップロック牡6O.ペリエ角居勝彦6着
2010年ブエナビスタ牝4O.ペリエ松田博資2着
2011年ルーラーシップ牡4C.スミヨン角居勝彦6着
2013年ジェンティルドンナ牝4岩田康誠石坂正2着
トレイルブレイザー牡6武豊池江泰寿11着
2014年ジェンティルドンナ牝5R.ムーア石坂正1着
デニムアンドルビー牝4浜中俊角居勝彦10着
2016年ドゥラメンテ牡4M.デムーロ堀宣行2着
ラストインパクト牡6J.モレイラ角居勝彦3着
ワンアンドオンリー牡5武豊橋口慎介5着
2017年サウンズオブアース牡6C.ルメール藤岡健一6着
2018年レイデオロ牡4C.ルメール藤沢和雄4着
モズカッチャン牝4C.デムーロ鮫島一歩6着
サトノクラウン牡6J.モレイラ堀宣行7着
2019年シュヴァルグラン牡7H.ボウマン友道康夫2着
スワーヴリチャード牡5J.モレイラ庄野靖志3着
レイデオロ牡5C.ルメール藤沢和雄6着
2021年クロノジェネシス牝5北村友一斉藤崇史2着
ラヴズオンリーユー牝5O.マーフィー矢作芳人3着
2022年シャフリヤール牡4C.デムーロ藤原英昭1着
オーソリティ牡5C.ルメール木村哲也3着
ユーバーレーベン牝4D.レーン手塚貴久5着
グローリーヴェイズ牡7C.スミヨン尾関知人8着
ステラヴェローチェ牡4M.デムーロ須貝尚介9着