2024年3月31日()メイダン競馬場 芝2410m

最新出走予定馬情報 ~ドバイシーマクラシック 2024~

昨年の3冠牝馬でGⅠ4勝のリバティアイランド(栗・中内田、牝4)が19日、年明け初戦となるドバイシーマクラシック(30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)に向け、国内最終追い切りを行った。

栗東坂路で、雄大な馬体を弾ませながらスピードに乗ると、最後は派手なアクションはなくともラスト1ハロン11秒7(4ハロン52秒0)で力強く駆け上がった。手綱を取った片山助手は「良かったですよ。こっち(日本)である程度仕上げていこう、と。オーバーワークになるのだけはいやだったので、気持ち良く走ってもらって最後はストライドを伸ばしていきました」と納得の表情。4歳となり、「もともと、頭のいい子なんだと思います。3歳までは幼さがありましたが、テンションが大人びてきました。少しずつではありますが、全身の成長もあると思います」とパワーアップも感じていた。

【ドバイシーマクラシック】2週前追い リバティアイランド3頭併せで最先着ラスト11秒503月19日(火) 14:03

昨年の3冠牝馬で、ジャパンカップ2着以来となるリバティアイランド(栗・中内田、牝4)は13日、栗東トレセンでドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)へ向けて2週前追い切りを行った。

CWコースの3頭併せで6ハロン82秒7─11秒5。最後方から前を見すえるように進み、直線では馬なりで中ロードオールライト(未勝利)に1馬身、外ダノンバビル(4歳1勝)に3馬身半差をつけて最先着した。福永助手は「2月13日に帰厩したあとも順調で、反応良く、いい動きを見せていました。体重は増えていても太いという感じはなく、ちょうどいい体つき。精神的にもリフレッシュされています」と語った。

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【ドバイシーマクラシック】スターズオンアースが国内最終追い Wコースでラスト11秒703月17日() 12:37

昨年末の有馬記念2着以来となるスターズオンアース(美・高柳瑞、牝5)が17日、ドバイシーマクラシック(30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)に向けた国内最終追い切りを行った。

杉原騎手(レースはルメール騎手)を背に美浦Wコースで5ハロン65秒1─11秒7をマークし、併せた相手を大きく引き離した。高柳瑞調教師は「検疫厩舎だけ帯同馬も入れてもらっているので、併せ馬をやりました。後ろからいってスムーズに加速、反応ができて、動きは良かったと思います。これが最終追い切りですが、木曜(21日)出発なので直前に軽く伸ばすかどうかはこの後の様子を見て考えます」と説明した。

今回が初の海外遠征で、15日に検疫厩舎に移動して調整中。指揮官は「それなりに環境が変わったと感じている部分はあると思いますが、今のところ馬自身に大きな影響は出ていないですね。ここまでいい雰囲気できていると思います」と好ムードを伝えた。

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ジャスティンパレスはモレイラ騎手との新コンビでドバイシーマクラシックへ02月27日(火) 11:45

昨春の天皇賞馬ジャスティンパレス(栗・杉山晴、牡5)は、ジョアン・モレイラ騎手(40)=ブラジル=との新コンビでドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GI、芝2410メートル)に臨むことが27日、分かった。杉山晴調教師は「輸送を考えて牧場でも乗り込んでくれていますので、調整はしやすいです。(ジョッキーには)現地で乗ってもらう予定です」と話した。

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リバティアイランドがドバイシーマクラシックの招待を受諾02月09日(金) 19:24

昨年の3冠牝馬リバティアイランド(栗・中内田、牝4)は登録していたドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)に招待され、これを受諾した。サンデーレーシングが9日、ホームページで発表した。鞍上は引き続き川田騎手。現在はノーザンファームしがらき(滋賀県)で調整中で、13日に栗東トレセンに帰厩する予定。

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シャフリヤールが3年連続でドバイシーマクラシック参戦 鞍上は引き続きC・デムーロ騎手02月09日(金) 16:18

有馬記念5着のシャフリヤール(栗東・藤原、牡6)は、ドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)の招待を受諾したことが9日、分かった。鞍上は引き続きC・デムーロ騎手を予定している。同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。3年連続の参戦となり、一昨年は1着、昨年は5着の成績を収めている。

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スターズオンアースは引き続きルメール騎手でドバイシーマクラシックへ02月09日(金) 15:14

有馬記念2着のスターズオンアース(美・高柳瑞、牝5)は、ドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)の招待を受諾したことが9日、分かった。鞍上は引き続きルメール騎手を予定している。同馬を所有する社台サラブレッドクラブがホームページで発表した。

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ジャスティンパレスがドバイシーマクラシックの招待を受諾 初めての海外遠征へ02月08日(木) 10:25

有馬記念4着ジャスティンパレス(栗・杉山晴、牡5)にドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GI、芝2410メートル)の招待が届き、受諾したことが8日、わかった。

杉山晴調教師は「受諾しました。順調に調整できています。(帰厩は)再来週ぐらいになるかな、と思います」と説明。現在はノーザンファームしがらきで調整中。昨年の天皇賞・春を制したこの馬にとって初めての海外遠征となる。

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【JRA賞授賞式】リバティアイランドは予定通りドバイシーマクラシックへ01月29日(月) 18:27

「2023年度JRA賞」の授賞式が29日、東京都内で行われ、昨年の最優秀3歳牝馬リバティアイランド(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)は予定通りドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GI、芝2410メートル)で始動する。同馬を所有する(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表は「2月半ばに厩舎に戻す予定です」と話した。

リバティアイランドは昨年、桜花賞オークス秋華賞を制して3冠牝馬となり、その後に臨んだジャパンCではイクイノックスの2着だった。有効投票数295票中294票を集め、堂々の最優秀3歳牝馬に選出された。

昨年のロンジンワールドベストレースホースランキングでは牝馬の世界1位タイの評価(121ポンド)を得た国内現役最強牝馬が、いよいよ海外制覇に乗り出す。

<2023年度JRA賞受賞馬>

●年度代表馬=イクイノックス

●最優秀2歳牡馬=ジャンタルマンタル

●最優秀2歳牝馬=アスコリピチェーノ

●最優秀3歳牡馬=タスティエーラ

●最優秀3歳牝馬=リバティアイランド

●最優秀4歳以上牡馬=イクイノックス

●最優秀4歳以上牝馬=ソングライン

●最優秀スプリンター=ママコチャ

●最優秀マイラー=ソングライン

●最優秀ダートホース=レモンポップ

●最優秀障害馬=マイネルグロン

●特別賞=ウシュバテソーロ

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スターズオンアースは招待が届けばドバイシーマクラシックへ01月28日() 13:28

有馬記念2着のスターズオンアース(美・高柳瑞、牝5)は、予備登録を行ったドバイシーマクラシック(3月30日、メイダン、GⅠ、芝2410メートル)の招待が届けば、出走を目指す方向で調整されることが分かった。同馬を所有する社台サラブレッドクラブが28日に発表した。同馬は現在、宮城県の山元トレセンに放牧中で、今後は調整の負荷を上げていく予定。

昨年イクイノックスが制したドバイシーマクラシックには、昨年の3冠牝馬リバティアイランド(栗・中内田、牝4)や、欧米で芝GⅠ5勝のディープインパクト産駒オーギュストロダン(愛=A・オブライエン、牡4)も出走を予定しており、注目の一戦となりそうだ。

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過去10年の結果 ~ドバイシーマクラシック 2024~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2023/03/26 イクイノックス 牡4 日本 2.25.65 C.ルメール 木村哲也
2022/03/26 シャフリヤール 牡4 日本 2.26.88 C.デムーロ 藤原英昭
2021/03/27 ミシュリフ 牡4 イギリス 2.26.65 D.イーガン J.ゴスデン
2019/03/30 オールドペルシアン 牡4 UAE 2.27.17 W.ビュイック C.アップルビー
2018/03/31 ホークビル 牡5 UAE 2.29.45 W.ビュイック C.アップルビー
2017/03/25 ジャックホブス 牡5 イギリス 2.32.39 W.ビュイック J.ゴスデン
2016/03/26 ポストポンド 牡5 イギリス 2.26.97 A.アッゼニ R.ヴェリアン
2015/03/28 ドルニヤ 牝4 フランス 2.28.21 C.スミヨン A.ロワイエ=デュプレ
2014/03/29 ジェンティルドンナ 牝5 日本 2.27.25 R.ムーア 石坂正

歴史・概要 ~ドバイシーマクラシック 2024~

ドバイシーマクラシックはアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる3歳以上の芝2410mの競走。
ドバイワールドカップミーティングの一環として、ドバイワールドカップドバイターフなどと共に開催されるG1競走。
日本馬では、2001年にステイゴールドが日本馬として初優勝。ハーツクライ(2006年)、ジェンティルドンナ(20146年)、シャフリヤール(2022年)、イクイノックス(2023年)の勝利と合わせて計5勝を挙げている。

挑戦した日本馬 ~ドバイシーマクラシック 2024~

ジェンティルドンナ 1着(2014年)
血統
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ(Bertolini)
成績
19戦10勝
13億2621万円+400万ドル
主な勝ち鞍
牝馬3冠(桜花賞GI・優駿牝馬GI・秋華賞GI)
ジャパンカップ(GI)
有馬記念(GI)
競馬史を塗り替え続けた歴史的名牝

 ジェンティルドンナは牝馬3冠に加え、史上初となるジャパンカップ連覇を達成した競馬史に残る名牝である。3歳から引退戦となった有馬記念まで牡馬一線級を相手に結果を残してきたその成績は輝かしい。
 初のGI挑戦となった桜花賞では、2人気の支持を受け、直線一気のレースでGI初制覇。続くオークスでは距離不安、乗り代わりを懸念され、桜花賞馬でありながら3人気の評価となったが、レースではじっくり後方から構え、直線では大外から剛脚を披露。2着のヴィルシーナに5馬身の差をつける圧巻の内容で優勝した。3冠の期待が高まった秋華賞では1.3倍の断然人気。ヴィルシーナとの激しい叩き合いを制して史上4頭目となる牝馬3冠を達成した。続くジャパンカップでは前走の凱旋門賞を2着となり、注目を集める怪物オルフェーヴルが参戦。ジェンティルドンナは3番人気であったが、レースでは200mに渡るオルフェーヴルとの激しい叩き合いを制し、史上初となる3歳牝馬によるジャパンカップ制覇となった。さらにこの実績を評価され、3歳牝馬としてはじめて年度代表馬にも輝いた。
 翌年はドバイシーマクラシック2着、宝塚記念3着、天皇賞(秋)2着と勝ちきれない競馬が続いていたが、イギリスの名手ライアン・ムーアで挑んだジャパンカップでは昨年同様、好位から抜け出す競馬で優勝。史上初のジャパンカップ連覇を飾った。2度目の挑戦となったドバイシーマクラシックでは再び、ジャパンカップを制した時の鞍上ライアン・ムーアを迎えて挑戦。故障馬の煽りを受け、ポジション取りを悪くしたものの直線でムーアのアクションに応えたジェンティルドンナはラスト100mで先頭に立つとそのまま突き抜けて完勝。鞍上のムーアはレース後に『終いにいい脚を残したいと思っていましたが、期待通りの末脚でした。本当に強い牝馬です。』とジェンティルドンナの能力を惜しみなく称賛した。
 その後、宝塚記念で9着、天皇賞(秋)2着、ジャパンカップ4着と敗れ、衰えを指摘されていたが、引退戦の有馬記念でゴールドシップ、エピファネイア、ジャスタウェイらを封じ込めて優勝。最後まで底知れぬ能力・スター性を感じさせるレースで現役を締めくくった。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2000年ゴーイングスズカ牡7芹沢純一橋田満5着
2001年ステイゴールド牡7武豊池江泰郎1着
2002年ホットシークレット丞i6柴田善臣後藤由之7着
2006年ハーツクライ牡5C.ルメール橋口弘次郎1着
2007年ポップロック牡6O.ペリエ角居勝彦6着
2010年ブエナビスタ牝4O.ペリエ松田博資2着
2011年ルーラーシップ牡4C.スミヨン角居勝彦6着
2013年ジェンティルドンナ牝4岩田康誠石坂正2着
トレイルブレイザー牡6武豊池江泰寿11着
2014年ジェンティルドンナ牝5R.ムーア石坂正1着
デニムアンドルビー牝4浜中俊角居勝彦10着
2016年ドゥラメンテ牡4M.デムーロ堀宣行2着
ラストインパクト牡6J.モレイラ角居勝彦3着
ワンアンドオンリー牡5武豊橋口慎介5着
2017年サウンズオブアース牡6C.ルメール藤岡健一6着
2018年レイデオロ牡4C.ルメール藤沢和雄4着
モズカッチャン牝4C.デムーロ鮫島一歩6着
サトノクラウン牡6J.モレイラ堀宣行7着
2019年シュヴァルグラン牡7H.ボウマン友道康夫2着
スワーヴリチャード牡5J.モレイラ庄野靖志3着
レイデオロ牡5C.ルメール藤沢和雄6着
2021年クロノジェネシス牝5北村友一斉藤崇史2着
ラヴズオンリーユー牝5O.マーフィー矢作芳人3着
2022年シャフリヤール牡4C.デムーロ藤原英昭1着
オーソリティ牡5C.ルメール木村哲也3着
ユーバーレーベン牝4D.レーン手塚貴久5着
グローリーヴェイズ牡7C.スミヨン尾関知人8着
ステラヴェローチェ牡4M.デムーロ須貝尚介9着
2023年イクイノックス牡4C.ルメール木村哲也1着
シャフリヤール牡5C.デムーロ藤原英昭5着
ウインマリリン牝6D.レーン手塚貴久6着