タワーオブロンドン(競走馬)

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タワーオブロンドン
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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年2月9日生
調教師藤沢和雄(美浦)
馬主ゴドルフィン
生産者ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社
生産地日高町
戦績18戦[7-3-3-5]
総賞金40,755万円
収得賞金17,200万円
英字表記Tower of London
血統 Raven's Pass
血統 ][ 産駒 ]
Elusive Quality
Ascutney
スノーパイン
血統 ][ 産駒 ]
Dalakhani
Shinko Hermes
兄弟 サスツルギミッキーフランケル
市場価格
前走 2020/12/13 香港スプリント G1
次走予定

タワーオブロンドンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/12/13 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 14--------13** 牡5 57.0 W.ビュイ藤沢和雄 524
(--)
1.10.1 1.7----ダノンスマッシュ
20/05/16 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 137103.518** 牡5 58.0 C.ルメー藤沢和雄 516
(+2)
1.20.4 0.633.3④⑤ダノンスマッシュ
20/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18593.8112** 牡5 57.0 福永祐一藤沢和雄 514
(-6)
1.09.8 1.134.5⑧⑨モズスーパーフレア
20/03/07 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16112.523** 牡5 58.0 C.ルメー藤沢和雄 520
(+6)
1.08.1 0.734.4⑨⑥ダノンスマッシュ
19/09/29 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16482.921** 牡4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 514
(-2)
1.07.1 -0.133.5⑪⑧モズスーパーフレア
19/09/08 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 13572.711** 牡4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 516
(-4)
1.06.7 -0.533.2⑦⑦ファンタジスト
19/08/25 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 16474.722** 牡4 58.0 C.ルメー藤沢和雄 520
(+2)
1.09.3 0.134.9⑫⑫ダノンスマッシュ
19/06/16 函館 11 函館SS G3 芝1200 138131.813** 牡4 58.0 D.レーン藤沢和雄 518
(0)
1.08.6 0.233.5⑤⑤カイザーメランジェ
19/05/11 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 16593.611** 牡4 56.0 D.レーン藤沢和雄 518
(-8)
1.19.4 -0.133.1⑦⑥リナーテ
19/02/03 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 15353.625** 牡4 57.0 C.ルメー藤沢和雄 526
(+10)
1.32.3 0.434.2⑤⑤インディチャンプ
18/11/24 東京 11 キャピタルS OP 芝1600 14693.922** 牡3 56.0 W.ビュイ藤沢和雄 516
(+6)
1.32.6 0.032.4⑦⑨グァンチャーレ
18/05/06 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18472.6112** 牡3 57.0 C.ルメー藤沢和雄 510
(0)
1.33.8 1.035.1⑪⑫ケイアイノーテック
18/04/14 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 13563.111** 牡3 56.0 C.ルメー藤沢和雄 510
(-8)
1.33.4 -0.134.2⑨⑨パクスアメリカーナ
17/12/17 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 16233.923** 牡2 55.0 C.ルメー藤沢和雄 518
(+2)
1.33.9 0.634.0⑦⑦ダノンプレミアム
17/11/04 東京 11 京王杯2歳S G2 芝1400 11111.811** 牡2 55.0 C.ルメー藤沢和雄 516
(+4)
1.21.9 -0.333.2⑥⑦カシアス
17/09/23 阪神 9 ききょうS OP 芝1400 118111.811** 牡2 54.0 C.ルメー藤沢和雄 512
(-10)
1.21.7 -0.635.2⑨⑦バーニングペスカ
17/08/20 札幌 9 クローバー賞 OP 芝1500 118101.712** 牡2 54.0 C.ルメー藤沢和雄 522
(+6)
1.30.9 0.135.6⑦⑧⑦ダブルシャープ
17/07/29 札幌 5 2歳新馬 芝1500 9884.021** 牡2 54.0 C.ルメー藤沢和雄 516
(--)
1.30.4 -0.435.3キルロード

タワーオブロンドンの関連ニュース

★過去10年で無敗馬が7回優勝 今年は2戦2勝馬4頭、1戦1勝馬1頭が登録

朝日杯フューチュリティSでは、過去10年で無敗馬が7勝を挙げており、2021年ドウデュース、22年ドルチェモア、23年ジャンタルマンタルと目下3年連続で2戦2勝の馬が優勝している。今年はアルテヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)、トータルクラリティ(牡、栗東・池添学厩舎)、ニタモノドウシ(牡、美浦・高木登厩舎)、パンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎)の2戦2勝馬4頭と、12月2日現在で抽選対象となっている1戦1勝のランスオブカオス(牡、栗東・奥村豊厩舎)が登録しているが、今年も無敗馬が勝利を挙げるだろうか。なお、今年実施されたJRA2歳重賞では11レース中9レースで無敗馬が勝利を挙げている(※12月2日現在)。

★新馬→サウジアラビアRCを連勝 武豊騎手とのコンビで臨むアルテヴェローチェ

アルテヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)は、新馬戦→サウジアラビアロイヤルCを連勝して朝日杯FSに出走予定。サウジアラビアRCの勝ち馬はこれまでに5頭が出走し、3勝2着1回3着1回とすべて3着以内に入っているが、アルテヴェローチェはデビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。なお、同馬には新馬戦で騎乗した武豊騎手が2戦ぶりに騎乗予定となっている。

アルテヴェローチェを管理する須貝尚介調教師は今年のJRA2歳戦で、札幌2歳SサウジアラビアRCの重賞2勝を含む12勝を挙げており、斉藤崇史調教師と並び今年のJRA2歳戦最多勝調教師となっている(※12月2日現在)。須貝調教師は2022年にドルチェモアでこのレースを制しているが、2勝目を挙げることができるだろうか。

★新種牡馬のタワーオブロンドン産駒 新馬→京王杯2歳Sを連勝したパンジャタワー

新馬戦→京王杯2歳Sを連勝したパンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎)は、新種牡馬タワーオブロンドンの産駒。タワーオブロンドンは、2017年の朝日杯FSに出走して3着に入っているが、パンジャタワーは父が敗れた朝日杯FSを制すことができるだろうか。同馬には引き続き松山弘平騎手が騎乗予定となっている。なお、新種牡馬の産駒が朝日杯FSを勝てば、05年フサイチリシャール(父クロフネ)以来19年ぶりとなる。

★4年ぶりのJRA・GⅠ制覇を目指す北村友一騎手 新潟2歳Sの覇者トータルクラリティに騎乗予定

新馬戦→新潟2歳Sと芝1600メートル戦を連勝したトータルクラリティ(牡、栗東・池添学厩舎)には、引き続き北村友一騎手が騎乗予定となっている。同騎手は今年、自身初の3週連続JRA重賞制覇を遂げるなどJRA重賞で6勝を挙げているが、クロノジェネシスとのコンビで宝塚記念有馬記念を制した2020年以来4年ぶりのJRA・GⅠ制覇を遂げることができるだろうか。なお、トータルクラリティクロノジェネシスと同じバゴの産駒で、同産駒にはクロノジェネシスが制した21年宝塚記念以来のJRA・GⅠ制覇がかかっている。

★新馬→クローバー賞を連勝して参戦 ディーマジェスティ産駒のニタモノドウシ

新馬戦→クローバー賞を連勝したニタモノドウシ(牡、美浦・高木登厩舎)は、2016年の皐月賞ディーマジェスティの産駒。ディーマジェスティ産駒は現2歳が4世代目だが、まだJRA重賞勝ち馬は出ていない。ニタモノドウシはR・ムーア騎手との新コンビで朝日杯FSに出走予定だが、GⅠを制して父の名を高めることができるだろうか。Vなら、同馬を管理する高木登調教師は16年チャンピオンズCサウンドトゥルー)以来8年ぶりのJRA・GⅠ制覇となり、ムーア騎手はJRA・GⅠ通算10勝目となる。なお、福島デビュー馬が朝日杯FSを勝てば、04年マイネルレコルト以来20年ぶり4頭目となる。




【京王杯2歳S】パンジャタワー豪快差し切り 2週連続重賞V松山弘平騎手「強い競馬。すごくいい脚」 2024年11月3日() 04:42

松山弘平(34)=栗・フリー=騎乗の8番人気パンジャタワーが直線で伸びて勝負強さを発揮して快勝、重賞初制覇となった。次走は未定。2着はマイネルチケット、3着はヤンキーバローズ。1番人気のヒシアマンは4着に敗れた。



降り注ぐ大雨が、歓喜のシャワーとなった。パンジャタワーが中団追走から直線で力強く伸び、2着マイネルチケットとの追い比べをクビ差制してデビュー2連勝。タワーオブロンドン産駒のJRA重賞初勝利を当レース父子制覇で飾った。

「強い競馬でしたね。しまいはすごくいい脚を使ってくれました。調教でもしっかり動いていて、その良さが競馬でも生きたなと思います」

2週連続重賞Vの松山騎手が笑みをこぼした。芝1200メートルの初戦は勝つには勝ったが、返し馬で立ち上がったり、スタートで遅れたりと粗削りな面が目立った。しかし、2戦目で幼さが一気に改善。1ハロン延長でも優等生なレースぶりでタイトルをつかんだ。「きょうの感じだとマイルでもしっかり折り合いをつけられるんじゃないかなと思います」。次走は未定だが、暮れの大舞台も視界に捉えているだろう。(綿越亮介)

パンジャタワー 父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母の父ヴィクトワールピサ。鹿毛の牡2歳。栗東・橋口慎介厩舎所属。北海道新ひだか町・チャンピオンズファームの生産馬。馬主は㈱Deep Creek。戦績2戦2勝。獲得賞金4569万円。重賞は初勝利。京王杯2歳Sは松山弘平騎手、橋口慎介調教師ともに初勝利。馬名は「冠名+父名の一部」。

◆戸崎騎手(マイネルチケット2着)「距離を短くして上手に走れていました。コンスタントに使っている中で、これだけやれていますし、もう少しでしたね」

◆岩田康騎手(ヤンキーバローズ3着)「前半は少しハミをかみ気味でしたけど、慣れて覚えてくればもっといいパフォーマンスができると思います」

◆藤岡騎手(ヒシアマン4着)「もう1、2列前で競馬をしたかったのですが、内枠で少し置かれてしまいました。それでもジワッと長く脚は使っています」

◆小崎騎手(クラスペディア5着)「スタートが速すぎた。脚をためる競馬の方が合っています」

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【京王杯2歳S2024】タワーオブロンドン産駒の8番人気パンジャタワーが差し切り勝ちで重賞初制覇 2024年11月2日() 15:51

2日の東京11R・京王杯2歳ステークス(G2、芝1400m)は、松山弘平騎手騎乗の8番人気パンジャタワーが差し切り勝ちを決め、重賞初制覇を果たした。

道中は馬群の中央からレースを進めたパンジャタワーは、直線で大外に持ち出されるとじわじわと先行勢との距離を縮めていく。最後は併せ馬で追い比べとなったマイネルチケットをゴール前で競り落とした。勝ちタイムは1分21秒2(稍重)。2着に5番人気マイネルチケット、3着は4番人気ヤンキーバローズ。1番人気のヒシアマンは4着、2番人気エイシンワンドは8着に終わった。

勝ったパンジャタワーは、父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母父ヴィクトワールピサという血統の2歳牡馬。栗東・橋口慎介厩舎の管理馬で、生産者はチャンピオンズファーム。馬主は株式会社DeepCreek。通算成績2戦2勝。

■払戻金
単勝 :7   2,100円(8番人気)
複勝 :7   510円(8番人気)
    11   250円(3番人気)
    4   260円(5番人気)
枠連 :5-7  3,750円(14番人気)
馬連 :7-11  7,170円(26番人気)
ワイド:7-11  2,020円(26番人気)
    4-7  1,970円(24番人気)
    4-11  860円(11番人気)
馬単 :7-11  18,630円(56番人気)
3連複:4-7-11 17,140円(61番人気)
3連単:7-11-4 148,060円(413番人気)

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【中京4R・2歳新馬】新種牡馬タワーオブロンドン産駒のパンジャタワーが人気に応えて白星発進 2024年9月8日() 11:35

8日の中京4R・2歳新馬(2歳新馬、芝1200m)は、松山弘平騎手騎乗の1番人気パンジャタワーが勝利。好ダッシュからハナ争いをする先頭集団を見るかたちで中団につけ、道中は押し上げて3番手につけると、4コーナーで大外に持ち出し、直線では内から伸び返すタガノアンファンに競り勝った。勝ちタイムは1分09秒7(良)。1/2馬身差の2着に3番人気タガノアンファン、さらにアタマ差の3着に4番人気テーオーエルビス

勝ったパンジャタワーは、父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母父ヴィクトワールピサという血統の2歳牡馬。2009年の日本ダービー(G1)など重賞4勝を挙げたロジユニヴァースの甥にあたる。栗東・橋口慎介厩舎の管理馬で、生産者はチャンピオンズファーム。馬主は(株)DeepCreek。通算成績1戦1勝。

■払戻金
単勝 :3   160円(1番人気)
複勝 :3   120円(1番人気)
    7   210円(4番人気)
馬連 :3-7  460円(2番人気)
ワイド:3-7  210円(2番人気)
    3-5  220円(3番人気)
    5-7  420円(7番人気)
馬単 :3-7  670円(3番人気)
3連複:3-5-7 740円(3番人気)
3連単:3-7-5 2,190円(5番人気)

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【小倉2歳Sの注目点】新種牡馬産駒が4頭登録 今年も好走なるか!? 2024年8月28日(水) 13:41

タワーオブロンドン産駒など新種牡馬産駒が4頭登録

小倉2歳Sにはタワーオブロンドン産駒のアーリントンロウ(牡、栗東・松下武士厩舎)とレイピア(牡、栗東・中竹和也厩舎)、ナダル産駒のポートデラメール(牝、栗東・斉藤崇史厩舎)、ミスターメロディ産駒のクラスペディア(牡、栗東・河嶋宏樹厩舎)と新種牡馬産駒が4頭登録している。過去10年の小倉2歳Sでは、2020年メイケイエール(ミッキーアイル産駒)、 2022年ロンドンプラン(グレーターロンドン産駒)と新種牡馬産駒が2勝を挙げているが、今年の新種牡馬産駒は好走することができるだろうか。

★初勝利目指す関東馬は2頭が出走予定

小倉2歳Sは今年で44回目を迎えるが、関東馬の勝利は一度もない。今年の小倉2歳Sには、エンドレスサマー(牡、美浦・上原佑紀厩舎)、ホウオウブースター(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)と2頭の関東馬が出走する予定だが、同レース初勝利を挙げることができるだろうか。なお、開催日割の変更により今年の小倉2歳Sはレース史上初めて中京で実施される。




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【小倉2歳S】タワーオブロンドン産駒一番星のレイピア 父譲りのスピードで未勝利2馬身半差完勝 2024年8月28日(水) 05:00

今週の中京競馬は日曜にGⅢ・小倉2歳Sが行われる。新種牡馬タワーオブロンドン産駒のレイピアは、産駒初勝利を飾った孝行息子。新馬戦で2着で敗れたが、2戦目で勝ち上がって初めての重賞の舞台に歩みを進めてきた。父譲りのスピードを武器に、初めてのタイトルを目指す。



産駒一番星が今度は重賞タイトルをプレゼントする。新種牡馬タワーオブロンドン産駒のレイピアが、初の重賞タイトルを狙う。2000年以降、小倉2歳Sは新種牡馬の産駒が7勝と相性がいい。

「口向きは悪いが、加速していくとすごい。スピードもパワーもあることは感じます。いいものは持っていますよ」

担当の篠原助手が力を込める。父はGⅠスプリンターズSを制するなど短距離路線で活躍。レコード勝ちも2度ある。その卓越したスピードを受け継ぐ初年度産駒として大きな期待がかかっている。京都のデビュー戦(1400メートル)は、「厳しい競馬をさせてもらった」と2着に敗れたが、父に初勝利を届けた2戦目の小倉・未勝利戦(芝1200メートル)が圧巻だった。

1ハロンの距離短縮で終始余裕を持って立ち回り、ノーステッキで後続に2馬身半つけての完勝。「いい内容でした。二の脚がついてから加速が速い」と篠原助手が目を細め、「楽な競馬ができたのは大きい」と話すが、走破タイム1分8秒2は、同日に行われた1勝クラスを上回るものだった。

中間は放牧で英気を養い、22日の栗東坂路を馬なりで4ハロン51秒5-12秒4をマーク。「オーバーワークというほどでもないですし、順調に来ています」と篠原助手は好気配を伝える。

父は2歳時から重賞戦線で活躍し、4歳時にスプリント路線転向もマッチしGⅠ1勝含む重賞3勝と本格化した。「完成もまだ先だと思いますし、もっといい馬になってくれると思う。ここで結果が出るとうれしいですね」と篠原助手は期待する。初めての重賞の舞台を今後の飛躍につなげる一戦とする。(北池良輔)

アーリントンロウも同じ父の産駒 同じタワーオブロンドン産駒のアーリントンロウも虎視眈々と白星を狙っている。新潟の未勝利戦(芝1400メートル)では、1分20秒6の2歳コースレコードで逃げ切った。22日の栗東坂路では4ハロン51秒6-12秒0ときびきびした動きを見せている。松下調教師は「デビューした頃より動けて底を見せていない。完成度は高そうだし、1200メートルでも対応はできそう」と期待を込める。

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ウマニティ会員の皆さん、ご無沙汰をしました。甘粕代三です。コロナ禍の下、今年も香港競馬の祭典、香港国際競走(HKIR)4競走が13日に迫りました。昨年のHKIRは犯罪人引渡条例改定に反対する大規模反政府デモの洗礼を受けました。その混乱の下でもHKIRは通常通り開催できたのですが、今年はそれどころではありません。コロナ禍に襲われた今年は正に秋霜烈日、弱り目に祟り目。日本競馬ファンはまず競馬場を訪れることはできません。競馬関係者も大きな不自由の下、香港に向かっています。香港に遠征するただ一人の日本人騎手、松岡正海騎手は8日に成田から香港に旅立ちますが、出発直前にもPCR検査が必要だということで7日、わざわざ成田空港まで出かけて2度目の検査を受けています。何ともご苦労なことで、日本政府の検査態勢と防疫態勢の不備を呪うしかありませんが、松岡騎手をはじめとする日本の出走関係者の苦労が大きな花を咲かしてくれることを祈ってやみません。

さて、香港特別行政区政府のコロナ対策は日本よりも厳格かつ適正です。コロナ禍拡大阻止のため、いま香港に入境できるのは香港IDカードか香港のワーキングビザ所有者に限られ、空港到着後は政府指定の宿泊機関で2週間の隔離を受けなくてはなりません。隔離中はGPS付きの腕輪を嵌められ、行動も監視され、外出するなどの違反行為には多額の罰金が科せられるほど厳しい防疫体制を敷いています。このため、私自身も2月初めに香港から東京に戻り、コロナ禍が発生してしまったために東京に缶詰め。砂を噛むような虚しい毎日を送っています。

しかし、HKIRに出走する各国競馬関係者に関してはHKIRが政府を説得して特別措置が取られ、香港空港到着後、隔離なしに指定されたホテルに直行できるようになりました。ただ、その後はホテルとシャティン競馬場の検疫厩舎の往復しか外出は認められず、毎日数回のPCR検査が義務付けられます。このため調教師は一人として香港へ向かえません。帰国後にまた2週間隔離されますから、2週のG1、特に27日の有馬記念には大きな支障が出てしまうことになるからです。オーナーと同行者には香港での隔離2週間免除の特例措置が認められず、行きと帰りで併せて1カ月の時間を無駄にせざるを得ません。ですからオーナーも一人として香港に向かうことができないのです。コロナ禍に直撃され、大きな困難が伴う今年のHKIRに挑戦、遠征する松岡正海騎手をはじめとする助手、厩務員の皆さんにはコロナ禍に負けず、昨年3勝の栄誉を守ってきてほしいと期待が膨らむばかりです。

さて、私もそんな訳で今年は香港に足を踏み入れられずにおりますが、ネット時代の利点を生かして現地からの情報を収集し、今日からスプリント、マイル、カップの順で今年のHKIRを展望、レース当日の日曜日には予想をお届け致します。ご期待ください。

香港スプリント(シャティン芝1200m)
世界一高いレベルと層の厚さを誇る香港スプリント勢に日本からは昨年のスプリンターズS覇者、タワーオブロンドン(牡5・藤沢和雄厩舎)、今年のスプリンターズSでグランアレグリアの鬼足に2着と涙を飲んだダノンスマッシュ(牡5・安田隆行厩舎)の2頭が挑戦状を叩きつけました。香港遠征が可能なスプリンター陣の中では最高の2頭といえるでしょう。
ただ、このレースでは世紀の日本スプリント王ロードカナロアが2012年、13年とこのレースを連覇した以外、日本勢は悉く香港勢に跳ね返されています。この2頭の取捨はロードカナロアとの比較、そして今年出走してくる香港勢との比較――このふたつが大きなカギを握ることになります。

11月22日(日)、HKIRステップレース3競走が行われました。香港スプリントに向けての前哨戦、ジョッキークラブ・スプリント(シャティン芝1200m)は香港勢10頭で争われ、葦毛のホットキングプローン(セ6・J.サイズ厩舎)が優勝しました。馬名を見て2000年の安田記念であっと言わせたフェアリーキングプローンを思い出した方は相当な香港競馬通。同じオーナー、劉錫康さんの持ち馬です。冠名前がプローン、余程のえび好きなんでしょうか(笑)
さて、ホットキングプローンは16/17年シーズン(以下、馬季)終わりに香港で新馬デビュー、新馬戦を連勝した後(未出走馬デビューが少ない香港では新馬戦は複数回出走可能)、シーズンオフを挟んで条件戦で連勝記録を5に。この5戦全てが直線1000m戦という折り紙付きのスプリンター。6戦目には2着と記録は途切れましたが、18/19馬季には初戦から重賞3連勝、香港スプリントに初挑戦しましたが、G1の厚い壁に跳ね返されてしまいます。その後は短距離重賞の常連となったものの、重賞勝ち鞍には恵まれず前走で久々の重賞勝ち、昨年は2着に敗れて悲願となった香港スプリントに3度目の王手をかけました。これまで多くのスプリント王を輩出してきた名伯楽、J.サイズ厩舎だけに断然の本命視されていました。

ところが、とんだ惑星が出現します。スプリント王国オーストラリアのスプリント最高峰、ジ・エベレストを快勝したばかりの世界の短距離王、クラシックレジェンド(セ5・C.ファウンズ厩舎)が11月9日、香港に降臨してきたのです。同馬はオーストラリアでスプリント戦ばかり使われて12戦6勝2着2回3着2回の良績。10月にはジ・エベレストを制覇したのです。オーナーが香港の何家駒さん。これはジ・エベレストを勝てば香港遠征というのが当初のプランだったようですが、何さんが故郷、香港に錦を飾りたいと強く希望し香港移籍が決まり、今馬季絶好調でリーディングをトップを驀進するC.ファウンズ厩舎に預託されました。同馬の中国馬名、川河達駒が示すように昨馬季のチャンピオンズマイルを勝った川河尊駒、英語名サザンレジェンド(香港マイル出走予定)も所有。中国語冠名は川河、英語ではレジェンドの何軍団がHKIRに2頭出しの快挙を成し遂げることになりました。香港ではオーナー1頭持ちでは4頭までの制限があるので、これは本当に名誉なことなのです。

クラシックレジェンドは移籍デビューを前に12月1日にはバリアトライアル(実戦形式の調教、地方競馬の能力検定に相当)に挑み、1000m直線のトライアルで昨馬季、ゴールデンシックスティ(セ5・F.ルイ厩舎)で4歳三冠シリーズを総なめにした香港人騎手・何澤堯(ヴィンセント・ホー)に手綱を取られ、58秒67で駆け抜け、3着と力を誇示しました。ファウンズ調教師は「世界中から注目されているのは分かっているが、皆が考えるほど簡単に事は運ばない」と慎重なコメントをしていますが、オーストラリア出国前に3週間の検疫があっただけにトライアル3着は、よくここまで仕上げたと評価すべきではないでしょうか。

昨年の覇者、ビートザクロック(J.サイズ厩舎)が姿を見せず、一昨年の勝ち馬、ミスタースタニングも引退して今年の香港スプリントには日本勢がつけ込む隙も見えたかに覚えましたが、世界最高のスプリント陣に調整途上とはいえ世界スプリント王が加わり、香港スプリントは例年通りジ・エベレスト並みの難しい頂となってしまいました。
上記2頭香港強豪に加え、国際レーティングで日本勢2頭の114よりも高い115の評価を受けているビッグタイムベイビー(セ6・K.マン厩舎)、ヴォイッジウォリアー(セ5・P.イウ厩舎)、トライアル2着のコンピューターパッチ(牡4・A.クルーズ厩舎)、ラタン(セ7・R.ギブソン厩舎)ら香港勢の伏兵も多士済々。今年も日本勢は苦戦を強いられることになりそうです。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2020年11月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ジャパンカップ展望/意外とスンナリ決まらない最近の3強対決
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先週は豪華メンバーのマイルチャンピオンシップが行われた。

当日の阪神芝は前日以上にインが有利。レシステンシアが内枠からスンナリ単騎の逃げを打ったことで、レース全体も先行イン有利の決着となった。

その中で絶好位につけて抜け出して来たのは人気のグランアレグリア。道中の折り合いを心配したが結果的には全く問題なく、直線少し前が詰まるシーンもあったが、体勢を立て直してからの脚の鋭さには目を見張るものがあった。まさに完勝。不安要素もあるとみて最終的な評価は3番手に下げたが、終わってみればとんだ見立て違いだった。

レースの明暗を分けたのは展開だ。当コラムで、「恐らくレシステンシアの逃げはそれほどハイペースにはならず流れは落ち着く可能性が高い」と書いた通り、落ち着いた流れになったことで、外を回った馬はほぼノーチャンスだった。

レシステンシアの北村友騎手に「もっと飛ばして欲しかった」という意見も見られたが、そもそもレシステンシアはこれまで実質的なハイペースで逃げたことはない。阪神JFは確かにそれなりの流れだったが、隊列はスンナリ、前走で1400mを使われていたことで、馬なりでもそれなりのスピードを発揮しただけのことだ。

北村友騎手は馬の気持ちを重視する「馬なり系」のジョッキー。強引に飛ばすような逃げはまずしないので、その特徴通りだった。騎手の特徴を知っておけば、無茶な期待をすることはない。逆に騎手の特徴を知らないままだと、何でもっと違う乗り方をしないんだと、不満ばかりが溜まっていく。納得いかない騎乗があったら、文句を言う前にその騎手について調べた方が良い。

(騎手の動き・特徴については『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を読めばわかるようになります)

…と偉そうに語ってしまったが、私の本命は◎サリオスだったので、何も言えないのが悔しい。

~意外とスンナリ決まらない”3強”のG1レース

さて、今週末はこの秋屈指の、いや、21世紀屈指の好カードジャパンカップが行われる。

2年前の3冠牝馬にして8冠馬のアーモンドアイに、3歳牡馬牝馬の無敗の3冠馬コントレイルデアリングタクトの激突。この対決は海外遠征があまりできないコロナ禍がもたらした面もあり、今後も恐らく観ることのないドリームマッチとなりそうだ。

こういったレースは得てして馬券的には面白くないケースもあるが、今年はなかなか伏兵陣も充実している。昨年の香港ヴァーズを制し、前哨戦の京都大賞典をステップに臨むグローリーヴェイズ、2年前の2着馬で近走は復調気配を感じる古豪のキセキ、昨年の2着馬でオールカマー2着からココに臨むカレンブーケドールなどなど、通常ならば人気の一角を占めそうな有力どころが参戦。サートゥルナーリアの故障回避は残念だが、それでも十分豪華なメンバーと言えるだろう。

ちなみに、3強対決は今年のG1でも複数回見られるが、3頭での決着はほとんど見られない。3強の定義をどうするかが難しいところだが、仮に、

1、1番人気馬が2倍以上
2、2~3番人気が5倍程度までで拮抗
3、4番人気が10倍超程度と上位3頭から離れている

以上を3強を定義すると、条件にほぼ収まる今年のG1レースは以下の4度あった。

皐月賞

2.7倍 コントレイル →1着
3.6倍 サトノフラッグ →5着
3.8倍 サリオス →2着
(4番人気ヴェルトライゼンデは13.0倍)

天皇賞(春)

2.0倍 フィエールマン →1着
5.0倍 ユーキャンスマイル →4着
5.3倍 キセキ →6着
(4番人気ミッキースワローは11.9倍)

宝塚記念

2.4倍 サートゥルナーリア →4着
4.1倍 クロノジェネシス →1着
4.9倍 ラッキーライラック →6着
(4番人気ブラストワンピースは9.9倍)

スプリンターズS

2.2倍 グランアレグリア →1着
3.9倍 モズスーパーフレア →10着
5.1倍 ダノンスマッシュ →2着
(4番人気レッドアンシェルは13.3倍)

結果はご覧の通り、3強での決着は皆無だ。

さらに遡っても、3強っぽいオッズはしばしば発生しているが、驚くほどその3頭で決まることはない。それらしい決着でいうと2017年の朝日杯だろうか。

2.3倍 ダノンプレミアム →1着
3.9倍 タワーオブロンドン →3着
5.3倍 ステルヴィオ →2着
(4番人気ダノンスマッシュは8.7倍)

オールドファンなら、マヤノトップガンが差し切り、以下サクラローレルマーベラスサンデーで決まった1997年の天皇賞(春)などが3強対決&3強決着として思い浮かぶかもしれないが、近年は意外なほど一筋縄では収まっていない。

もし人気の3冠馬3頭で決まったらごめんなさいだが、馬券的には3頭のうち2頭くらいが馬券に絡み、1頭は別の組が入る…というような買い方が面白いのではないか。

例えば軸馬Aから、3強の残りBCを2列目に、3列目にはあえてBCを入れずに買うというような組み方は効率も良く、期待値も大きいように思う。

ジャパンカップの有力馬&穴馬

というわけで、最後は3強のなかで最も有力と考える馬と、3強以外の伏兵候補を1頭挙げておきたい。

コントレイル

菊花賞は外が有利な馬場状態の中での内枠。スピード豊富なこの馬には、馬場も枠も厳しい条件だった。それでもアリストテレスに詰め寄られながらも退けたのは地力の高さゆえ。東京芝2400mに替わるのは間違いなくプラスで、レースセンスも高く不発リスクの少ないタイプ。3強の中でも最有力とみる。

ユーキャンスマイル

かなり人気は落ちそうだが侮れないのがユーキャンスマイル。前走のアルゼンチン共和国杯は馬場の悪い内を通らされたことと久々が敗因で、悲観するものではなかった。昨年は内が伸びるレースだったジャパンカップだが、その中で外からよく伸びていたし、左回りの長丁場はベスト。今年は昨年よりも外が伸びる馬場になる可能性が高く、岩田騎手の決め打ち的な騎乗がハマれば怖い存在になりそうだ。

※週末の重賞の結論は、『TAROの競馬』にて一部無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年3月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】【高松宮記念展望】出遅れ率高いデムーロ、ゲート上手な武豊
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先週末は東西のG2で断然人気馬が敗れる波乱があった。

スプリングSは単勝オッズ1.7倍のヴェルトライゼンデが中団からの抜け出しを図ったものの、外から勢いよくマクってきたガロアクリークに屈して2着。一方の阪神大賞典では単勝オッズ1.6倍のキセキが大出遅れからマクるも直線失速し7着。

ヴェルトライゼンデは負けたとはいえトライアルとしてはまずまずの内容だったが、キセキ有馬記念に続いての出遅れ、それも大出遅れとなってしまい、今後に向けて不安を残す内容となった。思えば父ルーラーシップも晩年はかなり出遅れが癖になっていたことを思い出す。父の場合はそれでも走っていただけにまだ良かったのだが、キセキの場合は先行して結果を出してきただけに、やはりゲートへの不安は今後もついて回りそうだ。


〜ゲートが下手過ぎるデムーロ

キセキの場合は馬の癖という点が強そうだが、実はゲートの巧拙は騎手の影響も大きい。

私事になるが、このたび、4/14(火)発売の新著『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』の執筆に伴い、JRAの全騎手を改めて徹底的に調べた。すると騎手ごとの明確な傾向が出て来る。例えば、武豊騎手や福永騎手といったトップジョッキーはやはり出遅れが少ない。また意外なところでは2019年障害界のリーディングジョッキーである森一馬騎手もゲートは非常に上手く、スタートから流れに乗れることが安定感の一因だということがよくわかった。

一方、デムーロ騎手はやはり出遅れ率が極めて高い。出遅れてもそこからのマクリで届く、先週土曜の最終レースを制したゲバラのようなケースもそれなりにあるのだが、やはりスタートの遅れは致命傷になるケースも多い。今週末は高松宮記念となるが、デムーロ騎手が騎乗するモズアスコットはもともと出遅れ癖のある馬。そこに出遅れジョッキーであるデムーロ騎手が乗るとなれば、高確率でスタートを決められない可能性が高いのではないか。


〜春G1開幕戦・高松宮記念展望

さて、前述通り今週末は高松宮記念。無観客競馬が続く中だが、いよいよ春のG1戦線がスタートする。

昨年の覇者ミスターメロディの名前こそないが、スプリンターズSの覇者・タワーオブロンドン、初のスプリント挑戦となるグランアレグリア、この路線の常連ダノンスマッシュなどなど、有力各馬が顔を揃える好メンバーとなりそうだ。

気掛かりなのは週末の天気だろうか。中京競馬場は土日ともに雨予報が出ており、その降り方によっては一気に馬場が悪化する可能性もある。ただでさえ馬場把握が難しい中京の芝であるから、やはり見られるならば土曜の傾向、あわよくば日曜の芝も見てから馬券を買いたいところだ。

前述した3頭はいずれも有力だとは思うが、一瞬の判断やコース取り、また馬場にも影響されるスプリント戦だけにカンタンなレースではない。その中で、現時点での大穴候補として期待しているのはクリノガウディー

前走は初の1400mチャレンジとなったが、それでも前半ガツンと掛かってしまい全く流れに乗れないまま終わってしまった。そのレースぶりを見る限り、初の1200mの流れは間違いなく合いそうだ。昨年のマイルCSでは勝ち馬と0秒6差の7着。一昨年の朝日杯FSではグランアレグリアに先着する2着と、能力的にはG1に入っても侮れないものがあるだけに、初距離でキッチリ折り合えればチャンスがあるのではないだろうか。

もう一頭穴候補を挙げるならば、アイラブテーラー。こちらもデビュー以来ほぼ崩れ知らず。なかなか難しいレースになりがちな1200m路線で、しかも差し馬でこれだけ安定しているのは地力がある証拠で、事実、昨年の京阪杯では道中致命的な不利を受けながらも直線盛り返して2着まで押し上げて来ていた。出遅れ率の低い武豊騎手騎乗というのも、流れに乗れるという点では有利になる。急坂、荒れ馬場など不安要素も多くあるが、それでも堅実な末脚はこの舞台でも侮れない。

上位3頭がそれなりに強いのは間違いなく、総崩れするような可能性は低い。それでも、一瞬の判断やコース取りによって結果が変わるスプリント戦だけに、一角崩しの伏兵を探ってみる価値はあると思う。


高松宮記念の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年3月27日(金) 11:40 覆面ドクター・英
高松宮記念・2020
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3連単449万馬券と大波乱決着だった昨年は、3番人気ミスターメロディ→12番人気セイウンコウセイ、17番人気ショウナンアンセムとG1馬はまだしもショウナンアンセムがかなり買いにくい決着。
今年は、有力馬が複数いて人気が割れるので、昨年ほどの大荒れにはならないまでも、結構いい配当は期待できそう。どこからでも入れそうな好メンバーが揃い、非常に馬券的にも面白い一戦となりそうです。
新型コロナ騒動に負けず、ドカンと当てて楽しい週末を過ごしましょう。


<全頭診断>
1番人気想定 グランアレグリアディープインパクト×G1・2勝のタピット牝馬という現在の日本競馬での最高峰の配合と言える。強い時には無茶苦茶強い勝ち方をする能力の高い馬。朝日杯FSやNHKマイルCで凡走した時は寄られたり、内でもまれたりという競馬で、嫌気をささないようにスムーズな競馬ができるかがポイント。自分自身との闘いの馬。1200mの距離自体は全く問題なさそうだが、ただただ、スムーズにレースを運べるかどうかに尽きる。枠も重要となりそう(→8番枠に決定)。

2番人気想定 タワーオブロンドングランアレグリアと同様に藤沢和厩舎の馬で、昔から血統うんぬんより、ほとんどの馬をマイラー(スプリント戦にも対応可能)につくってくる厩舎。この馬も、昨秋は徐々にスプリント戦に適応してスプリンターズSを制した。ただ前走見ると、1200mはやはり正直ちょっと忙しい感じ。中京なら差してくることも可能だろうし、本番に向けて絞って引き締めてがっちり仕上げてくるのだろうが、序盤にもたつくことが多く、相手が強いだけにラストで挽回しきれないシーンもあり得そう。

3番人気想定 ダノンスマッシュ:昨年1番人気で負けていて、G1では毎度人気で足りないレースを繰り返しており、父ロードカナロアをかなりスケールダウンした感じか。前哨戦を快勝しただけに人気になりそうだが、中山や京都は良くても差し比べになる中京適性は高くない。過去中京では2戦ともに1番人気で敗れている(7着と4着)。前走快勝を一皮むけたととらえるか、G1では足りないから確実にとれるG3狙いでみっちり仕上げていた賜物とみるか……。

4番人気想定 ダイアトニック:昨秋に1400mのスワンSでG2勝ち、京都金杯で2着、前哨戦の阪急杯1400mで降着3着(2位入線)と善戦を続けている。安田隆厩舎だけに1200mはむしろ向きそうで、鋭い末脚も中京向き。結構人気になりそうなのが残念。

5番人気想定 モズアスコット:前走のフェブラリーSを制して、一昨年の安田記念とあわせて芝ダートのマイルG1馬となった。正直、距離は1400mあったほうが芝だとより良いとみるが、中京なら1200mでもやれそうで、能力と充実ぶりで頭まであり得る。

6番人気想定 アウィルアウェイ:母母トキオリアリティの影響が強いようで、ジャスタウェイ産駒だがスプリンターに出た。前哨戦のシルクロードSを鋭く差し切り、前々走こそ不利があり4着も、その前のオパールSも鋭い伸びで勝ち切っている。目下充実の今なら、今年大活躍の松山騎手の力込みで、激走可能か。

7番人気想定 セイウンコウセイ:3年前のこのレースの覇者で、一昨年6着、昨年2着でこのレース適性は極めて高い。7歳となったが元気で、今年も頑張れて良い。ただ穴人気しそうで、妙味はあまり無いか。

8番人気想定 モズスーパーフレア:昨年2番人気15着と逃げて大敗。逃げるとしぶとい馬で、昨秋のスプリンターズSでは2着と大一番でも通用をアピールした。中京実績がないように、逃げ切りが難しいこの舞台では要らないのではとみる。前傾ラップ向きの逃げ馬で、やはりここよりも引き続き中山で狙うべきでは。

9番人気想定 ノームコアヴィクトリアマイルや富士Sを勝っているように東京マイルの得意な馬だが、さすがに初のスプリント戦はハービンジャー産駒には忙しそう。

10番人気以下想定 
アイラブテーラー:正直もっと人気になるかと想定している一頭だが、父が種付け料80万円とかのトーセンラーだからかそうでもなさそう。前走は相手が弱かったとはいえ完勝。ここも通用していい力量はあって、ヒモには是非入れたい。

ステルヴィオ:一昨年のマイルCS勝ち馬だが、ノド鳴りや、目の外傷があったりと、G1制覇以降は順調に使えず成績は冴えない。今回のこの距離短縮自体は歓迎なのかもしれないが、陣営が問題ないと言っているノドについては当然問題アリだろう。

ナックビーナス:7歳牝馬だが、昨年12月のラピラズリSを勝ち、タンザナイトSとオーシャンSで2着と頑張っている。逃げがベターだが、2番手でも好走できるタイプ。ただG1で出番の馬でないのでは。

グルーヴィット:初芝のファルコンSで2着、中京記念を勝ちと中京が得意な馬。昨秋からは、人気で惨敗という状態が続いている母母母エアグルーヴの良血馬だが、一方で気難しさが強くなっていく馬も近親に結構いて(ポルトフィーノとかも能力出し切れなかった)、走る方に全力を傾けれない状態では。

シヴァージ:ジャイアンツコーズウェイ産駒のファーストサムライが父というマル外。北九州短距離Sでは、最後方近くからズバっと追い込んだ。ダートで勝ち星を積み上げてオープンに上がり、オープンの芝で勝鬨を上げた。芝はまだ3戦しかしておらず、未知の部分も大きくそこそこやれてもいい。

クリノガウディー:一昨年の朝日杯FSは9番人気ながら、今回人気のグランアレグリアには先着して、アドマイヤマーズの2着と好走。中京記念で昨夏2着、東京新聞杯3着と時折好走するが続かないタイプだし、G1でどうこういうタイプでないのでは。

ラブカンプー:一昨年のスプリンターズS2着馬だが昨年のこのレースでは最下位で、最近は2桁着順が多く、そもそも追い比べは向かないタイプでここは要らない。


<まとめ>
有力:モズアスコットタワーオブロンドングランアレグリアダイアトニックダノンスマッシュ

穴で:アウィルアウェイアイラブテーラーシヴァージ

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2020年3月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2020年03月22日号】特選重賞データ分析編(195)~2020年高松宮記念~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 高松宮記念 2020年03月29日(日) 中京芝1200m


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2016年以降)】
○父がサンデーサイレンス系種牡馬 [0-1-1-21](3着内率8.7%)
×父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬 [4-3-3-39](3着内率20.4%)

 サンデーサイレンス系種牡馬の産駒は過信禁物。2019年は6頭の該当馬が出走したものの、デアレガーロの7着が最高でした。2015年以前も期待を裏切りがちでしたし、思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→セイウンコウセイタワーオブロンドンモズスーパーフレア
主な「×」該当馬→アウィルアウェイグランアレグリアナックビーナス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の馬体重が480kg以上」だった馬は2016年以降[4-4-3-38](3着内率22.4%)
主な該当馬→セイウンコウセイナックビーナス

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2019年10月4日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】減量騎手の活躍が目立つ秋/東西G2展望
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秋G1の開幕戦、スプリンターズSはルメール騎手騎乗のタワーオブロンドンが鮮やかに抜け出し、G1初制覇を飾った。

先週の当コラムで「モズスーパーフレアの枠順がカギになる」と述べたが、4枠7番というまずまずの枠を引き、今度はスンナリ逃げることができた。だが、イベリスファンタジストマルターズアポジーら外枠勢が2番手以降を固めたために、内枠の各馬にとっては少々難しい隊列となった。

その中で、厳しい競馬となったのがダノンスマッシュ。どちらに転ぶかわからない1枠2番であったが、外枠各馬が先団を形成したために、内枠勢は押し込められ位置取りを下げた上で外に進路を切り替えざるを得なくなった。しかし、外にはルメールのタワーオブロンドンがいたため、結果的には絶好の標的になってしまった。最後はスムーズに抜け出してきたタワーオブロンドン、内から外に切り替え、追い出しまでに時間を要したダノンスマッシュの差が、1着と3着という明暗を分けることとなった。

スプリント戦は一瞬の判断やコース取り、隊列が結果を大きく左右する。馬券的には人気決着で堅かったが、展開や隊列、また騎手の攻防など、1分余りの間に様々なことが繰り広げられた1200m戦の醍醐味が詰まったレースだった。また、タワーオブロンドンはサマースプリントSで3戦を消化した後のスプリンターズS制覇。一流馬ほどトライアルを飛ばしての直行ローテなどが主流となりつつある中で、久々に使い込んで強くなる馬を見た気がする。やはり競走馬はレースに出てこそだ。タフなローテに耐えられる一流馬がいると、競馬は盛り上がる。


~減量騎手の活躍目立つ

先週はG1で大いに盛り上がったが、もう一つ見逃せない現象があった。それは減量騎手の活躍である。

▲=3キロ減のジョッキーに限っても、岩田望騎手が2勝、菅原明騎手が1勝2着2回、斎藤騎手が1勝2着1回と活躍したほか、藤田菜七子騎手や亀田騎手も勝利し、団野騎手も複数回馬券に絡んでいた。

特に日曜中山7Rは、逃げた藤田菜七子騎手騎乗の5番人気ヴィエナブローがそのまま逃げ切り、2着にはインを突いた菅原明騎手騎乗の13番人気シトラスクーラー。3連複は47万、3連単は241万の超高額配当となった。中山、阪神ともに最終週ながら立ち回りが生きる馬場状態で減量騎手がその特典を生かしやすい下地があったのかもしれないが、それでも乗り鞍に恵まれにくい2場開催の中での活躍は見事だった。

基本的に若い騎手はその活躍が目立つ前が馬券的には狙いとなる。前述の減量騎手の中でも、斎藤騎手や岩田騎手は比較的乗り馬の質も良く、早期から活躍も目立っていた。一方、菅原明騎手あたりは当初は苦戦していたが、夏場を過ぎたあたりから急に目立つようになってきた。新人騎手の割には意外と差し馬での活躍が目立つのも特徴だ。亀田騎手はルーキー騎手らしく積極策やダートでの活躍が目立っている。

今は情報が回るのも早く、腕が立つジョッキーは瞬く間に知られて人気になってしまう。今のうちから上手く特徴を掴んで、どんどん馬券に生かしたい。今週末は3場開催に加えてトップジョッキーが海外遠征で不在。若手騎手を狙うには良い週末かもしれない。


~2強に割って入れるか、負けられないダノンキングリー

さて、今週末は国内G1はひと休みとなるが、いよいよ秋の東京&京都開催がスタートする。

毎日王冠は秋の天皇賞に向けてダノンキングリーが始動する。既にアーモンドアイサートゥルナーリアの2強が出走を決めているだけに、ココは負けられない戦いになりそうだ。

少頭数でもありむやみやたら穴を狙うレースではないかもしれないが、怖いのは同じ3歳馬のランフォザローゼス。近2走は全く良いところがないが、セントライト記念は外枠に加えて掛かってしまいレースにならなかった。一気の距離短縮で変わり身がありそうだ。

一方、西の京都大賞典は頭数が揃い馬券的にも面白そうだ。現時点で期待しているのはエタリオウ。最強の1勝馬と言われて久しいが、得意の京都に加えて鞍上の横山典騎手は今回で2走目。この秋は随所に勝負強さを見せており、得意の前哨戦&連続騎乗でどんなレースを見せてくれるか。今回は一転しての先行策もあるのではないかと考えている。立ち回り次第では、シルバーコレクター返上もありそうだ。


※週末の重賞の最終結論は、ブログ『TAROの競馬』にて一部レースを無料公開の予定です。是非当日のブログをご覧ください。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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タワーオブロンドンの口コミ


口コミ一覧
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最近になって勝ちだしたタワーオブロンドンです。

勝ち馬は牡馬3頭牝馬1頭。というか牡馬の出走が圧倒的に多いです。見間違えか?
勝ったレースはここまでのところ未勝利戦です。使ってよくなるタイプか

集計期間内は福島•小倉•函館が多く1200の番組ばかりですが、印象としては1200はよくない気がしています。
距離延長かダート変わりを見てみたいですね

 エスプレッソ 2023年12月16日() 06:14
朝日杯フューチュリティS 今年は違う
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ホープフルがG1に格上げされ朝日杯と二分され今年もメンバーは薄い感じですね。

デイリー杯組が昨年は2着、一昨年も2着、3年前は3着でしたが…全て阪神開催のデイリー杯から阪神開催の朝日杯なので好走して当然ですね。
京都開催のデイリーを好走して阪神開催の朝日杯で人気になって馬群に沈んだ馬が多いことは気に留めておくべきだと思います。

京都開催のデイリー杯を勝って阪神開催の朝日杯を勝ち切ったのはアドマイヤマーズだけです。
そのアドマイヤマーズもデイリー杯は格下相手に接戦でしたが、朝日杯はクリノガウディー、グランアレグリアに0、3秒差をつけて快勝と得意の阪神でパフォーマンスを上げています。

デイリー杯好走馬は京都が得意ではないのにポテンシャルの高さで好走したのか、コース巧者で好走したのかを見極めることが重要になります。


予想
◎ ⑰ シュトラウス
朝日杯は途中でペースが緩むことは少なく前走の東スポの様な流れなら大丈夫だと思います、前々走のサウジRCの様に中盤緩む様なら切れ負けする可能性もありますが、それでもこのメンバーなら大丈夫でしょう。


○ ⑧ ダノンマッキンリー
父はシュトラウスと同じモーリス、本来は晩成型が多い気がしますが、ロベルト系は最後に坂のあるコースが得意で瞬発力ではなくパワーと持続力に優れた馬が多くこのメンバーなら充分馬券になると思います。
騎手もルメールだし。


▲ ④ サトミノキラリ
父はビッグアーサーで短距離血統ですが、タワーオブロンドンなど短距離馬が好走することもある朝日杯で、勝ち切るまではいかないが在来牝系の血脈を持つ馬が好走することも多いレースです。


△ ⑨ クリーンエアー
血統的にはあまり推せるポイントはないですが、前々走の新潟2歳Sぐらい走れば2〜3着は有るかと思います。


× ⑦ オーサムストローク
父はロベルト系のエピファネイアで早熟傾向が強い血統で、母父は2020年の勝ち馬グレナディアガーズの父でもあるフランケルで適正はありそうです。


× ③ ジャンタルマンタル
阪神開催での朝日杯は父ミスプロ系はキングカメハメハを経由した馬の好走が多く、それ以外のミスプロ系はゴーンウエスト系のタワーオブロンドンが3着で馬券になったのみで、血統的には推せないです。
京都で2勝しているが中盤緩む流れの割に上がりタイムが遅い、京都は3コーナー過ぎから下りで加速するコース形態で緩い流れなら上がり3Fは速くなるはずです。
それを考えると今回平坦な仕掛け処でついていけない可能性もあると思います。
消しはしないが先週のジュベナイルのコラソンビートと同じ消極的に買いです。

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 あらすぺ 2020年12月13日() 22:26
香港国際競走の感想
閲覧 264ビュー コメント 0 ナイス 7

①香港ヴァーズ
日本馬出走なし。日本から来年は出走馬がでてほしい。

②香港スプリント
大荒れするとみてモレイラ騎手騎乗のホットキングプローンの複勝だけ。
案の定大荒れ。ダノンスマッシュが勝つとは思わなかった。
タワーオブロンドンはピークを過ぎた感じがします。

③香港マイル
ゴールデンシックスティが強かった印象。アドマイヤマーズも強かった。
ゴールデンシックスティは安田記念に出てきそうな気がします。

④香港カップ
マジカルを軸にしましたが、ウインブライトはともかくノームコアが勝つとは思いませんでした。
それにしてもウインブライトは香港で強い。
ダノンプレミアムは2000mは長いように思います。マイルぐらいが適距離でしょうか。

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2020年5月16日京王杯スプリングC G28着
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タワーオブロンドンの取材メモ VIP

2020年5月16日 京王杯スプリングC G2 8着
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レース後
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