ダノンスコーピオン(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2019年2月22日生
調教師福永祐一(栗東)
馬主株式会社 ダノックス
生産者ケイアイファーム
生産地新ひだか町
戦績23戦[4-0-2-17]
総賞金24,080万円
収得賞金9,700万円
英字表記Danon Scorpion
血統 ロードカナロア
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
レディブラッサム
レキシールー
血統 ][ 産駒 ]
Sligo Bay
Oneexcessivenite
兄弟 ダノンバジリアダノンキラウェア
市場価格
前走 2025/04/16 東京スプリント G3
次走予定

ダノンスコーピオンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/04/16 大井 11 東京スプリン G3 ダ1200 15--------6** 牡6 58.0 笹川翼福永祐一 461
(--)
1.11.6 0.3----エートラックス
25/03/30 中山 11 マーチS G3 ダ1800 1561172.9138** 牡6 59.0 大野拓弥福永祐一 462
(-4)
1.52.4 0.938.8⑥⑥⑥⑦ブライアンセンス
25/02/22 京都 11 阪急杯 G3 芝1400 1871558.0138** 牡6 58.0 和田竜二福永祐一 466
(-2)
1.22.1 0.434.2⑭⑫カンチェンジュンガ
24/12/21 京都 11 阪神カップ G2 芝1400 1812120.41410** 牡5 58.0 団野大成福永祐一 468
(+4)
1.20.6 0.533.9⑨⑪ナムラクレア
24/10/26 京都 11 MBSスワン G2 芝1400 1761231.6119** 牡5 58.0 A.シュタ福永祐一 464
(-8)
1.20.9 0.434.7⑦⑦ダノンマッキンリー
24/09/29 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16611158.71615** 牡5 58.0 戸崎圭太福永祐一 472
(-6)
1.07.8 0.833.5⑮⑭ルガル
24/09/08 中京 11 セントウルS G2 芝1200 187149.0512** 牡5 58.0 戸崎圭太福永祐一 478
(+8)
1.08.3 0.633.1⑮⑮トウシンマカオ
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881836.91115** 牡5 58.0 戸崎圭太福永祐一 470
(+6)
1.33.6 1.334.4⑩⑨ロマンチックウォリ
24/05/11 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 155918.664** 牡5 58.0 戸崎圭太福永祐一 464
(+2)
1.20.2 0.533.1⑨⑨ウインマーベル
23/12/23 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 171181.11213** 牡4 58.0 団野大成安田隆行B 462
(0)
1.20.0 0.735.2⑤⑤ウインマーベル
23/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1623191.81513** 牡4 58.0 団野大成安田隆行 462
(+2)
1.34.0 1.535.4⑥⑤ナミュール
23/07/23 中京 11 中京記念 G3 芝1600 166129.1412** 牡4 59.0 横山和生安田隆行 460
(-6)
1.34.2 1.235.4⑬⑮⑭セルバーグ
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 183667.11413** 牡4 58.0 M.デムー安田隆行 466
(+2)
1.32.4 1.034.3⑥⑤ソングライン
23/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 18113.6111** 牡4 58.0 川田将雅安田隆行 464
(+6)
1.20.8 0.533.5⑦⑤レッドモンレーヴ
22/12/11 香港 7 香港マイル G1 芝1600 9--------6** 牡3 56.5 W.ビュイ安田隆行 458
(--)
1.34.7 1.3----カリフォルニアスパングル
22/11/20 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 178157.3411** 牡3 56.0 川田将雅安田隆行 460
(-2)
1.33.3 0.834.2⑥⑥セリフォス
22/10/22 東京 11 富士S G2 芝1600 167143.623** 牡3 56.0 川田将雅安田隆行 462
(+2)
1.32.1 0.133.6⑤⑧セリフォス
22/05/08 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 188187.141** 牡3 57.0 川田将雅安田隆行 460
(+2)
1.32.3 -0.034.3⑦⑥マテンロウオリオン
22/04/16 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 185102.511** 牡3 56.0 川田将雅安田隆行 458
(0)
1.32.7 -0.133.6⑩⑩タイセイディバイン
22/02/13 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 118115.347** 牡3 56.0 川田将雅安田隆行 458
(0)
1.48.8 0.934.3⑧⑧⑦ダノンベルーガ

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ダノンスコーピオンの関連ニュース

これまでに種牡馬として複数回勝利実績のある馬は、ダイワメジャー(3勝)、ディープインパクト(2勝)、クロフネ(2勝)、アグネスタキオン(2勝)、フレンチデピュティ(2勝)、Kingmambo(2勝)の6頭。フレンチデピュティ~クロフネの父仔が種牡馬として存在感を示しているが、ディープインパクトも直仔リアルインパクトが2020年1着ラウダシオンを、Kingmamboも直系曾孫世代にあたる2022年1着ダノンスコーピオン(父ロードカナロア)や2023年1着シャンパンカラー(父ドゥラメンテ)を出している。

ほか、2014年2着タガノブルグ(17番人気)、2017年2着リエノテソーロ(13番人気)、2019年2着ケイデンスコール(14番人気)、2022年3着カワキタレブリー(18番人気)など、近年はStorm Catの血脈を持つ人気薄の激走が目立つことを覚えておきたい。

ショウナンザナドゥは、父キズナ×母ミスエーニョ(母の父Pulpit)。父はディープインパクト直仔で、母の父にStorm Catを保持。同産駒には21年2着ソングラインが挙げられる。なお、本馬は母系でもStorm Catを持つ血統構成が興味深い。一方、昨年は1着ジャンタルマンタル、3着ロジリオンと「母の父A.P. Indy系」の2頭が揃って好走していることも追い風で、本馬の「父×母の父」の組み合わせは19年5着グランアレグリアに似る。

モンドデラモーレは、父ワールドエース×母ヒカルアモーレ(母の父クロフネ)。クロフネの父にあたるフレンチデピュティの血筋は母系に入っても優秀で、本馬の「父サンデーサイレンス系×母の父フレンチデピュティ系」という組み合わせは、13年1着マイネルホウオウや16年3着レインボーラインを引き合いに出しやすい。ちなみに、前者が10番人気、後者が12番人気と2桁人気の人気薄で、馬券妙味の観点からも注目の配合といえる。

チェルビアットは、父ロードカナロア×母キューティゴールド(母の父フレンチデピュティ)。父はキングカメハメハ~Kingmamboと遡る父系で、産駒には19年2着ケイデンスコール、22年1着ダノンスコーピオン、23年2着ウンブライルが挙げられる。なお、本馬は3代母がダイナサッシュなので、ケイデンスコールとは牝系を同じくする一族でもある。Kingmambo、フレンチデピュティ、Storm Catを内包するため、穴馬として一考したい。


【血統予想からの注目馬】
ショウナンザナドゥ ①モンドデラモーレ ③チェルビアット


【NHKマイルC2025】過去の結果ダイジェスト 2024年はレース史上初めて2歳マイルG1馬の2頭が激突 2025年5月5日(月) 17:00

2024年NHKマイルC 1:32.4(良)
1着:ジャンタルマンタル  川田将雅
2着:アスコリピチェーノ ルメール
3着:ロジリオン 戸崎圭太

前半 12.3 - 10.7 - 11.3 - 12.0
後半 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.5

ジャンタルマンタルアスコリピチェーノ、レース史上初めて2歳マイルG1馬同士がぶつかった。単勝オッズは、両馬ともに2.9倍。3番人気のボンドガールは9.2倍と離れ、馬券ファンの関心は2頭の勝ち負けに集まる。結果、8枠16番から好位外3番手をとったジャンタルマンタルが、2着アスコリピチェーノに2馬身1/2差をつけて快勝した。前後半4ハロンは46.3秒-46.1秒とほぼイーブン。ジャンタルマンタル朝日杯FSは46.1秒-47.7秒で、スピードの持続力を活かす流れはお手のもの。コースレコードが出た皐月賞から中2週、輸送もクリアし、貫録を示した。アスコリピチェーノは着差こそ完敗も、直線でジャンタルマンタルにフタをされ、やや強引に内をつくなど、進路取りに手間取った。3着には、中団から伸びた10番人気のロジリオン。3番人気ボンドガールは、直線で不利があり17着に終わった。


2023年NHKマイルC 1:33.8(稍重)
1着:シャンパンカラー 内田博幸
2着:ウンブライル 横山武史
3着:オオバンブルマイ 武豊

前半 12.4 - 10.6 - 11.3 - 12.0
後半 12.1 - 12.0 - 11.5 - 11.9

1番人気カルロヴェローチェの単勝オッズが5.7倍と混戦模様。当日は雨量が多く、稍重の発表以上にタフな馬場のなか、7番人気のシャンパンカラーがレースを制した。スタートで後れをとったが、無理にリカバリーせず、道中は後方外よりを追走。4角もスムーズに外を進出し、直線は内外との追い比べを力強く抜けた。これで東京マイルは3戦3勝。前後半4ハロンは46.3秒-47.5秒と、前に苦しい流れになり、控える判断も吉と出た。2着ウンブライル、3着オオバンブルマイも後方から伸びたように、道悪適性に加え展開も強く影響した。中団外から伸びた4着ダノンタッチダウンは、皐月賞18着から実績あるマイルに戻って前進。1番人気カルロヴェローチェは、懸念された折り合い難を露呈し5着まで。


2022年NHKマイルC 1:32.3(良)
1着:ダノンスコーピオン 川田将雅
2着:マテンロウオリオン  横山典弘
3着:カワキタレブリー 菅原明良

前半 12.2 - 10.5 - 11.4 - 11.5
後半 11.8 - 11.1 - 11.5 - 12.3

大外枠から中団外で流れに乗った4番人気のダノンスコーピオンが、残り1ハロン付近で先頭に立ち後続の追撃を振り切った。激しいハナ争いから主導権を握ったのは、後にスプリント戦線で活躍するトウシンマカオ。前後半4ハロン45.6秒-46.7秒の速い流れとなり、最内枠から出遅れ、末脚にかけた3番人気マテンロウオリオンが2着。同じく後方から伸びたカワキタレブリーは最低人気で、3連単は153万馬券の大波乱に。後にマイルCSを勝つ1番人気セリフォスは、朝日杯FS2着から直行ローテを組み4着。行きたがる仕草も見せつつ、好位馬群でなだめられたが、直線はラチ沿いを伸び負けた。2番人気5着インダストリアは、後方からこの馬なりに伸びるも、ほぼ力負けの格好に終わった。

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【チャーチルダウンズC2025】血統アナリシス キングカメハメ直系を中心に非サンデーサイレンス系が幅をきかせる 2025年4月4日(金) 12:00

NHKマイルカップのトライアルレースに指定された2018年以降の結果を踏まえると、勝ち馬7頭を含め、3着以内に好走した21頭のうち14頭が非サンデーサイレンス系であることは特筆に値する傾向といえるだろう。とくにキングカメハメハの直系が異彩を放ち、2019年イベリス(父ロードカナロア)、2021年ホウオウアマゾン(父キングカメハメハ)、2022年ダノンスコーピオン(父ロードカナロア)、2024年ディスペランツァ(父ルーラーシップ)の4頭が勝ち馬として名を刻んでいる。

ほか、かつては中距離向きの血統馬も台頭していたが、マイルG1の前哨戦という明確な位置付けがなされたことで、以前よりもスピード能力を問われる比率が高まっている。事実、タワーオブロンドンイベリスタイセイビジョンの勝ち馬3頭はのちに芝1200m重賞でも好走しており、タワーオブロンドンに至っては2019年スプリンターズステークスの覇者となった。※2024年までは「アーリントンカップ」の競走名で実施

ワンモアスマイルは、父ブリックスアンドモルタル×母ワントゥワン(母の父ディープインパクト)。同産駒は初出走となるが、父がStorm Catの直系かつ母の父がディープインパクトとなる本馬の組み合わせは、23年1着オオバンブルマイを引き合いに出しやすい。また、阪神、中山、札幌、函館と急坂や洋芝でパワーを要するコースの重賞に良績が集まる一族であり、近親に16年桜花賞を制したジュエラーがいる血統背景も申し分ないだろう。

スリールミニョンは、父ミスターメロディ×母ルミノハレブタイ(母の父クロフネ)。父はScat Daddy~ヨハネスブルグ~ヘネシー~Storm Catと遡る父系で、現役時は19年高松宮記念など1200~1400mで4勝。のちのスプリンターを探す観点では興味深い父系で、本馬自身も小倉芝1200mで新馬勝ちを果たしている。一方、ヴァーミリアンダイワメジャーダイワスカーレットなど、G1ウィナーを多く出す母系の活力を考えても軽視はできない。


【血統予想からの注目馬】
ワンモアスマイル ④スリールミニョン


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【マーチS】レースを終えて…関係者談話 2025年3月30日() 17:30

◆岩田望騎手(ブライアンセンス1着)「4コーナーからズブさを見せて内にモタれる場面はあったんですけど、手前を替えてから素直に伸びてくれて、さらにステッキを打ったときにはかわせるのではと思いました。年を取ってしっかり成長してくれて、ゲートも出るようになりましたし、道中の進み具合も良かったので、馬の成長に感謝しています。ポテンシャルはすごくいいモノがあると思いますし、(モタれが)改善できたらいいところまでいってくれるんじゃないかと思います」

◆松永幹師(マテンロウスカイ2着)「外枠でしたが、内にもぐり込んでうまく流れに乗れました。直線は勝ったかと思いましたが、59キロだったぶん、最後で脚が上がりました。よく走ってくれたし、(芝とダートで)選択肢も広がりましたね」

◆藤岡佑騎手(ロードクロンヌ3着)「包まれたくなかったので(ハナを)主張する馬を行かせて、1コーナーでは2番手で後ろを受け止める形で行けたので、あのまま2番手で4コーナーを回って来たかった。よく走ってくれているので、勝たせてあげたかったのですが…」

◆菅原明騎手(ブレイクフォース4着)「やりたい競馬はできました。(展開が)はまれば重賞でもやれそうです」

◆田辺騎手(ホウオウルーレット5着)「おっとりしている馬なので、調教だけではスイッチが入りづらかった。使った後の変化を楽しみにします」

◆三浦騎手(ハビレ6着)「ゲートから1コーナーまで、最近では一番うまくいって終始、リズムは良かったです。3コーナーから前をとらえに動いていきましたが、重賞だと勝ちにいくと最後の坂はこたえてしまいました」

◆丹内騎手(ミッキーヌチバナ7着)「1コーナーまではうまくいきましたが、3~4コーナーでゴチャついてしまいました」

◆大野騎手(ダノンスコーピオン8着)「初ダートでしたが、上手に走ってくれました。距離も大丈夫でした」

◆横山和騎手(ペイシャエス9着)「59キロでしたからね。行きっぷりが良くて、1~2コーナーの入りまでにロードクロンヌの後ろを取れました。3~4コーナーでモタつくところがあるので、その後がイレギュラーだったのがこたえました」

◆石川騎手(ヴァンヤール10着)「道中の進みがもうひとつでした」

吉田豊騎手(ピュアキアン11着)「スタートは速いですが、行くまでがきつかったです。最後は内を開けてしまい、他の馬に迷惑をかけてしまいました」

◆石橋騎手(ストライク12着)「連闘でも張りがあって、返し馬の感じも良かったです。ただ、4コーナーでゴチャついて、きつくなってしまいました」

◆原騎手(キタノリューオー13着)「向正面までは良かったですが、2回不利を受けて馬がかわいそうでした」

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【マーチS2025】過去10年の重賞データ分析 6項目チェックから、ホウオウルーレットを軸候補筆頭に指名 2025年3月29日() 12:00

【馬齢】
2015年以降(過去10年)の1~3着馬延べ31頭の馬齢を検証すると、4歳から8歳までの間。ただし、4歳の2着連対圏入りは、近2走内にOPクラスで連対(2着以内)歴がある馬のみ。7~8歳馬の2着連対圏確保は、前走G1・G2組に限られる。頭に入れておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
ロードクロンヌ ②キタノリューオー ③スレイマン ⑨ヴァンヤール ⑬ピュアキアン

【ハンデ】
2015年以降の2着以内馬20頭の負担重量を確認すると、54キロから57.5キロまでの範囲。57.5キロ超や54キロ未満だった馬は、低調な結果に終わっている。

(減点対象馬)
ミッキーヌチバナ ⑨ヴァンヤール ⑪ダノンスコーピオン ⑭マテンロウスカイ ⑮ペイシャエス

【前走距離】
2015年以降の1~2着馬20頭の前走を距離別で分けると、ダート2100m、ダート2000m、ダート1900m、ダート1800m、ダート1600mの5組に絞られる。前走のレース内容を比較する際は、当時の使用距離も確認しておきたい。

(減点対象馬)
スレイマン ⑩コパノニコルソン ⑪ダノンスコーピオン ⑭マテンロウスカイ ⑮ペイシャエス

【前走着順】
前走の着順に関してはJRA重賞なら問わないが、地方交流重賞であれば9着以内、JRAのOP特別であれば6着以内、それ以外の場合は1着が理想。2015年以降、この条件を満たしていなかった非JRA重賞組は、もれなく3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
キタノリューオー ⑩コパノニコルソン ⑬ピュアキアン

【前走馬体重】
2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも前走の馬体重が480キロ以上だった。パワーを要する中山ダート1800mで施行される重賞とあってか、馬格のある馬が幅をきかせているようだ。

(減点対象馬)
キタノリューオー ⑪ダノンスコーピオン

【前走位置取り】
2015年以降の1~3着延べ31頭は、そのいずれもが前走4角11番手以内通過馬。この条件に合致しない馬は、上位候補として推奨しづらい。

(減点対象馬)
ハビレ ⑪ダノンスコーピオン


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、④ブレイクフォース、⑤ホウオウルーレット、⑧ストライク、⑫ブライアンセンスの4頭。

軸馬候補として最初に推奨するのは、⑤ホウオウルーレット。2015年以降、前走がプロキオンS(昨年までは東海Sの名称で施行)、勝ち馬からタイム差1秒0未満の入線馬は【1.1.1.1】の好成績を残している。目が離せない1頭だ。

過去10年、前走1着馬は【4.2.2.21】。それに当てはまる、⑧ストライク、⑫ブライアンセンスも軽くは扱えない存在。残る1頭、④ブレイクフォースにも気を配っておきたい。

<注目馬>
ホウオウルーレット ⑧ストライク ⑫ブライアンセンス ④ブレイクフォース 

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【マーチS2025】ROBOTIPの勝率予測 血統指数ベースの算出結果は、初砂マテンロウスカイが一歩リードの見立て 2025年3月29日() 12:00

こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は30(日)に行われるG3マーチSを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週も、ダ右回り1800m(坂あり)が舞台ということで、適性配合だけで当該コースにアジャストできる条件でもありませんので、純粋な血統指数100%作戦を継続して臨みたいと思います(補正は調教補正のみオン)。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したG3マーチS全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑭マテンロウスカイ    11.18%
2 ⑪ダノンスコーピオン   8.67%
3 ⑦ミッキーヌチバナ    8.21%
4 ⑫ブライアンセンス    8.11%
5 ③スレイマン       7.97%
6 ⑥ハビレ         7.89%
7 ④ブレイクフォース    7.19%

8 ⑨ヴァンヤール       6.26%
9 ⑧ストライク        6.03%
10 ①ロードクロンヌ     5.44%
11 ⑬ピュアキアン      5.21%
12 ②キタノリューオー    5.05%
13 ⑮ペイシャエス      4.73%
14 ⑩コパノニコルソン    4.32%
15 ⑤ホウオウルーレット   3.74%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(15頭立ての場合は6.66%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のG3マーチSでは上位7頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ⑭>⑪⑦⑫③⑥④


首位は2.5ポイントほど差をつけて⑭マテンロウスカイという結果になりました。
まず今回、登録段階から扱い悩ましい存在に映った初ダート勢が当記事的には上位ということと、中山に関しては相当渋った馬場で行われそうな点がポイントとなりそうです。今回は、以下の単勝・複勝・3連複38点(計10,000円)勝負とします。
外枠、横山典騎手の継続騎乗、そう多くない先行勢といった材料も味方に、少なくとも4コーナーまでは楽しませてもらえたらと願っています。


【孫権のG3マーチS勝負馬券】

単勝

1点×500円=500円

複勝

1点×4000円=4,000円

1点×2000円=2,000円

3連複BOX
③④⑥⑦⑪⑫⑭
35点×100円=3,500円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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ダノンスコーピオンの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G3 中京競馬場開設70周年記念 中京記念 2023年07月23日(日) 中京芝1600m


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2016年以降)】
○5歳以下 [6-6-7-46](3着内率29.2%)
×6歳以上 [1-1-0-43](3着内率4.4%)

 馬齢が明暗を分けそう。2016年以降の3着以内馬21頭中19頭は5歳以下の馬でした。たとえ実績上位であっても、高齢馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→アナゴサンサブライムアンセムダノンスコーピオンホウオウアマゾン
主な「×」該当馬→アドマイヤビルゴウイングレイテスト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年3月以降の、JRAのレース”において2着以内となった経験がある」馬は2016年以降[3-5-7-29](3着内率34.1%)
主な該当馬→アナゴサンサブライムアンセム

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2023年5月4日(木) 08:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『新プロの注目馬大公開SP!』 NHKマイルC2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



5月7日(日)東京11R 第28回NHKマイルC(3歳G1・芝1600m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ニュージーランドT出走馬>(中3週)

エエヤン(1着、482kg(-10kg))<D><優先出走馬>
前走大きく馬体が減っていてこの中間も軽めの調整が続き、上積みがある感じの調整過程ではない。

ウンブライル(2着、472kg(-6kg))<B><優先出走馬>
この中間も追い切りでは好時計が出ていて1週前追い切りでも3頭併せの外を手応え良く伸びていた。引き続き出来は良さそう。

シャンパンカラー(3着、504kg(+2kg))<C><優先出走馬>
休み明け2戦目で1週前追い切りでは好時計が出ているが、走りが硬く伸び脚平凡で、発汗も目立っていた。

モリアーナ(4着、468kg(-6kg))<A>
阪神JF以外滞在の札幌と関東圏でのレースでは大崩れのない馬。この中間1週前追い切りでも抑えたまま楽に先着していて出来良好に見える。

ミシシッピテソーロ(5着、412kg(-6kg))<C>
速い時計は出ているが、もともと小柄な馬が使われるごと馬体重が減ってきている現状。前走時、この中間と強めに追われていない。馬体を維持するのが精一杯といったところだろう。

ドルチェモア(7着、482kg(+8kg))<C>
前走のパドックでは、馬体は増えていたが緩い感じもなく毛艶も良く見せ、出来自体はそれほど悪くはなかった印象。ただ、1週前追い切りの動きを見ると引っ張たままの併走相手にあっさり遅れていて、どこかスッキリしない感じあり。




<前走:アーリントンC出走馬>(中2週)

オオバンブルマイ(1着、426kg(-2kg))<C><優先出走馬>
休み明けの前走時は、乗り込み量も多く好時計も出ていて叩き台というよりはしっかり仕上げてきている感じだった。小柄な馬で坂路での動きを見ても非力な印象、パドックでも硬さありと、まだまだ馬体がしっかりしていない。それで好走しているので、今回は余力が残っているか心配。

セッション(2着、510kg(-2kg))<A><優先出走馬>
前走でも◎にした馬だが、大きな馬で使われつつ良くなっているところで、この中間も先週金曜日に速い時計をマークし、さらに上積み期待の様相。

ショーモン(3着、504kg(-8kg))<C><優先出走馬>
これまで1週前は長めから速い時計を出していた馬だが、この中間は間隔も詰まっているので軽めの調整。関東への輸送もあり調整に余裕があまりない。

トーホウガレオン(4着、506kg(+6kg))<C>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時CW、坂路と好時計が出ていて、大きな馬でも太めを感じさせないパドックで仕上がりは良かった。ただこの中間、1週前が軽めの調整で今度は関東への輸送もあるので疲れが抜け切れていないようだと厳しい。

ナヴォーナ(7着、488kg(+12kg))<B>【抽選対象馬1/3】
休み明けの前走時は、馬体も増えていてパドックではまだ余裕がある馬体だった。間隔が詰まるこの中間だが、先週金曜日には坂路で追われて終い好時計マークと、叩き2戦目での上積みが窺える。

ユリーシャ(11着、448kg(+2kg))<C>
休み明けの前走は、追い切りでは好時計が出ていて出来は良さそうに感じていたが、パドックでは毛艶が冴えず覇気もなかった。この中間も軽めの調整で、あの前走時の出来だと変わり身に期待するのはどうか。




<前走:ファルコンS出走馬>(中6週)

タマモブラックタイ(1着、524kg(+2kg))<C>
短距離戦を使われている時は坂路で調整されていた馬だが、前走からの距離延長でこの中間はCWでの調整に。1週前追い切りでは好時計が出ているが、重さを感じる走りで動きは今ひとつ。

カルロヴェローチェ(2着、498kg(-10kg))<C>
2週前、1週前と3頭併せで連続遅れ。大きな馬で重め残りがあるのか速い時計を出さない日曜にも坂路で速い時計を出してきていて、どこまで絞れてきているかも含め最終追い切りでの動きに要注目。




<前走:その他のレース出走馬>

シングザットソング桜花賞:7着、432kg(-4kg)中3週)<D>
好走時は坂路で終い好時計の出る馬だが、この中間は平凡な時計。小柄な馬で使い詰めもあり、お釣りはそれほどなさそう。

ダノンタッチダウン皐月賞:18着、540kg(+4kg)中2週)<B>
これまでは1週前にコースで長めから強めに追われていたが、今回は中2週での出走で1週前は坂路で強めに追われて好時計。かなり大きな馬で、休み明けを一度叩かれての上積みが窺える。

オールパルフェ(スプリングS:7着、488kg(+4kg)中6週)<A>
休み明け2戦目で乗り込み量も豊富。2週前、1週前と強めに追われ好時計が出ており、動きを見てもバネのある走りで上積みあり。

クルゼイロドスル(ジュニアC:1着、474kg(+6kg)4ヶ月)<C>
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りでは終い離されそうになりながらもしぶとく食い下がり、勝負根性を見せた。ただ休み明けの影響かモタモタしたところがあり、一度使われてからのほうが良さそう。

フロムダスク(サウジダービー:9着(前走海外)中9週)<C>
もともと坂路で速い時計の出る馬だが、今回の1週前追い切りでは終い甘くなって伸び脚も平凡という内容。

サトノヴィレ(フローラルウォークS:5着、496kg(-4kg)中6週)<D>【抽選対象馬1/3】
今回も中6週で、中間の乗り込み量は豊富も平凡な時計が多く上積みは薄い。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、セッションオールパルフェモリアーナの3頭をあげておきます。



◇今回は、NHKマイルC編でした。
今週も、NHKマイルC過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。
最終追い切り「馬なり」だった馬が6頭、「強め」の馬が4頭となっているのですが、「強め」だった4頭の内3頭は直線だけ強めという内容で本当に目一杯に追われていた馬は1頭のみでした。「馬なり」勢は6頭中4頭が1週前に強めに追われていて、2頭が馬なりと全体的にみて追い切り内容に偏りは感じられませんでした。
桜花賞皐月賞と違ってNHKマイルCはステップレースが中3週、中2週と間隔が詰まっているため、中間の状態よりも直前の内容を重視したほうが良いのかもしれませんが、間隔を空けて使ってくる馬に関しては1週前に強めに追われて直前は馬なりという馬が多く、間隔が詰まっている馬は1週前はまだ回復待ちで最終追いで調整という馬が多くなっている傾向は認められます。逆に言うと、間隔が詰まっていても1週前に強めに追われて直前馬なりで調整できている馬は、かなり上積みが期待できると判断しても良いのかもしれません。







そして、今回のコラムでは今年プロデビューした新人プロ(中央、地方)の方々に、1週前の段階でのNHKマイルCの注目馬、見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。


~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~
※出走表が確定していないのでイメージしにくいのですがNHKマイルCの注目馬を挙げてみます。
 
セッション:着内も着外も好内容続きで期待大
オールパルフェ:前走売れ過ぎに感じたが今回は手が出しやすい。マイルに戻るのもよさそう
トーホウガレオンアーリントンC上位3頭とあまり差がなさそうだが明らかに売れない気がする

ダノンタッチダウン皐月賞であれだけ崩れた馬がマイルに戻るという理由である程度売れるとすると手が出にくい


~~~【Curry1996プロ】~~~
【アピールポイント】
予想は自分なりに展開、調教、厩舎コメントなどを総合的にオーソドックスに予想を立ています。自分でも理由は分からないのですが昔から芝の短距離レースが良く当たる傾向にあります。

【NHKマイルCの注目馬】
ドルチェモア:前走は少し負け過ぎの気もしますが、休養明け、騎手乗り替りから見限るのは早計かと思います。
ダノンタッチダウン:1600m朝日杯FS2着の実力馬で皐月賞2000mは現時点では長く、距離短縮で再考と考えています。


~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~
<NHKマイルCの見解>
メンバー見渡すと大混戦で、何があっても驚けないと思っています。
(記憶違いがあったら申し訳ないのですが、)マイネルホウオウケイアイノーテックジョーカプチーノカレンブラックヒル......と、G1未勝利の騎手(柴田大知J、藤岡兄弟J、秋山Jなど)も来た一筋縄ではいかないレースでもあります。
その中で注目しているのは、モリアーナ
マイルの適性があるように思え、新馬戦(府中1600m)では上がり33.0で1着。
その後2走前クイーンC(府中1600m)で3着も一番強い競馬をしていました。
次走NZT4着で人気が下がるなら絶好の狙い目に。鞍上もG1なら信頼おけるノリさんに強化。後は私が重視するのは馬場なので、当日までこちらでいくかはまだ不透明なところを残しつつ......という感じです。現段階では、人気が何故か上がってこないようなので(それも見越して)注目馬とさせてもらいます。

<新人プロとしての抱負>
昨今都合の良い言葉で指数など理由づけに使われますが、指数などあてにしません。
指数が高い=人気馬ゆえ、馬場や天候、枠、騎手、アドバンテージなど、アナログ的な要素を重視して予想しております。100%とは言いませんが、大半は実際に馬券購入していますから自分が破産するような丁か半かホームランか三振か、累計赤字数千万みたいな予想はしていません(そもそもプロとして恥ずかしくてできません)。死に物狂いでやっているへんこな親父です。皆さん、よろしくお願い致します。


~~~【パンチ定食プロ】~~~
<NHKマイルCの注目馬>
カルロヴェローチェ:前走直線で相当な不利があったにもかかわらず、勝ち馬とハナ差で勝ちに等しい内容だったと思います。前が開いた瞬間の加速力と勝負根性は魅力的です。東京の広い直線はプラス。前々走は1600mで勝利しており、距離延長もプラス。
クルゼイロドスル:前走のジュニアCは逃げて強い勝ち方で、馬体の成長も見られた。デビュー2戦目は差しで勝利していて、どんな競馬にも対応できそう。直線で内によれていたので、東京左回りのほうがよさそうなのとマイルで鞍上M.デムーロ騎手なら、期待大。


~~~【雅夢。プロ】~~~
NHKマイルカップの私の注目馬です。
ダノンタッチダウン:今年の出走メンバーを見渡してもどの馬にも勝つチャンスがあるように思える難解な一戦。その中から私の注目馬は馬券圏内率の一番高いと思えるダノンタッチダウンです。前走の皐月賞では大差の最下位入着となりましたが、もとよりこの馬には2000mの距離は長いと考えていましたし、久しぶりのレースの影響か返し馬の段階で結構入れ込んでいました。レースでもあれだけ前々で進めては結果も頷けます。結果的に終いも流すだけの競馬となり馬の疲労もないとのことですし、今回はしっかりと中団で脚を溜めて長い直線を一気に駆け抜けてくれるでしょう。昨年の同レースの勝ち馬ダノンスコーピオンの師弟コンビ、川田騎手と安田隆行厩舎での連覇を楽しみにしています。
ウンブライル
シングザットソング


~~~【automnenoceプロ】~~~
NHKマイルCはPOGで選んでいて期待している馬がいるのでそこからいこうと思っています。
カルロヴェローチェ
この馬の新馬戦は例年ハイレベルの宝塚記念デー。2017年からこの日の「阪神新馬戦」はPOG期間中重賞で馬券になっている馬が出ています。
2017年
ダノンプレミアム1着→サウジRC1着(G3)報知杯弥生賞1着(G2)朝日杯FS1着(G1)
2018年
ブレイキングドーン1着→報知弥生賞3着(G2)
アドマイヤジャスタ2着→ホープフルS2着(G1)
2019年
レッドベルジュール1着→デイリー2S1着(G2)
2020年
ダノンザキッド1着→東スポ2歳S1着(G3)ディープ記念1着(G2)ホープフル1着(G1)、ワンダフルタウン2着→京都2歳S1着(G3)青葉賞1着(G2)
2021年
レッドベルアーム1着→シンザン記念3着(G3)
キラーアビリティ5着→ホープフル1着(G1)
2022年
カルロヴェローチェ1着→ファルコンS2着(G3)
ドゥラエレーデ5着→UAダービー2着(G2)ホープフルS1着(G1)
デルマソトガケ6着→サウジダービー3着(G3)UAダービー1着(G2)全日本2歳優駿(Jpn1)1着

前置きが長くなりましたが、カルロヴェローチェの新馬組は近年最多となる重賞好走馬3頭輩出(5/4現在)の一戦です。2着馬チャンスザローゼスも重賞こそ勝ち切れていませんが、次走の未勝利戦、アイビーSと連勝中。3着馬ゴッドファーザーは、次走の未勝利戦で2着馬と10馬身差での圧勝。4,8,10着馬も未勝利を勝ち抜けており、12頭中8頭が未勝利以上を突破しているハイレベル組です。
その中でも期待値が一番高いカルロヴェローチェですが、2走目の野路菊Sは負け方からみてもソエの影響があったと思うので度外視で、白梅賞では初の逃げで逃げ切り勝ち、前走のファルコンSはハナ差2着も距離延長なら勝っていたとみている内容。現時点、追い切りからは不安な感じもしていますが、ハイレベル新馬勝ち馬の距離延長ローテに期待したいと思っています。


~~~【皿屋敷プロ】~~~
中央G1は記念参加レベルですが、どうぞよろしくお願いします!私の本命はカルロヴェローチェモリアーナです。特に根拠はありませんが、見たい組み合わせなので。笑

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2023年3月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】牡馬クラシックは共同通信杯組を中心に回る/金鯱賞展望
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先週末の弥生賞はタスティエーラが力強く抜け出し勝利。新馬勝ちの後に挑んだ共同通信杯では4着に敗れたが、中2週で挑んだ弥生賞で見事にクラシックの切符を手にした。今回勝ち切れたことはクラシックへ向けてのローテーションを考えると極めて大きく、今後は目標のレースに向けて調整していくことになりそうだ。

人気のトップナイフは2着。最後は内に突っ込む形になったが、逃げ差し自在なレースぶりは鞍上の横山典騎手が手の内に入れている証拠だろう。昆厩舎との信頼のタッグで、こちらもクラシックに挑むことになる。スケールという点では一枚落ちるが、レースを使いつつ力をつけて行くのは厩舎力の賜物といえる。

牡馬戦線も徐々にクラシックの輪郭がうっすらと見えつつあるが、今年に関していえばやはり共同通信杯組のレベルが高いように思える。今回同4着のタスティエーラが弥生賞を制したことで、改めてそのことを再確認した。

共同通信杯上位馬の今後

1着 ファントムシーフ →皐月賞へ直行
2着 タッチウッド →皐月賞へ直行
3着 ダノンザタイガー →若葉Sへ
4着 タスティエーラ →弥生賞制覇からクラシックへ

クラシック(および3歳路線)においては一つのレースが「基幹レース」としてその後に大きな影響を与えることがある。例えば2年前のクラシック戦線においてもそれは共同通信杯だった。

2021年の共同通信杯上位馬とその後

1着 エフフォーリア →皐月賞天皇賞(秋)有馬記念制覇
2着 ヴィクティファルス →スプリングS制覇
3着 シャフリヤール →日本ダービー制覇
4着 ステラヴェローチェ →皐月賞日本ダービーともに3着

2022年の3歳世代でいえば朝日杯FSだろうか。

2021年朝日杯FSの上位馬とその後

1着 ドウデュース →日本ダービー制覇
2着 セリフォス →マイルCS制覇
3着 ダノンスコーピオン →NHKマイルC制覇
5着 ジオグリフ →皐月賞制覇

古くは1998年の弥生賞(スペシャルウィークセイウンスカイキングヘイロー)や、2000年のラジオたんぱ杯3歳S(アグネスタキオンジャングルポケットクロフネ)がそうだったかもしれない。例が古くて申し訳ないが…。

いずれにしても、2023年のクラシック戦線は、

共同通信杯組がハイレベル」

ということで、シンプルに考えていきたい。

~今週末の注目馬~

今週末から再び中京開催がスタートする。ココでは金鯱賞を取り上げることにする。現時点での注目馬はコチラ。

ルビーカサブランカ西村淳也騎手)

馬群を捌ける差し馬、ルビーカサブランカ。中京芝の金鯱賞は逃げ馬の活躍が多く、立ち回りも要求される舞台。本馬にはピタリと合いそうだ。鞍上西村淳騎手は先週の大阪城Sでスカーフェイスで勝利。抜群のコース取りが光った。小倉リーディングも獲得し、腕を上げてきている。人馬ともども期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月9日(金) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2022】レース展望③<香港マイル>香港馬2強に日本馬2強が踏破を図る、という図式
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香港マイル(シャティン芝1600m)
香港マイラー陣はスプリント陣とならび世界に屹立してきました。この10年間で香港スプリントは日本馬はロードカナリア連覇と一昨年のダノンスマッシュの3勝を許しましたが、香港マイルモーリスアドマイヤマーズの2勝のみ。日本馬にとってマイルの頂はスプリント以上の高みにあります。

この頂きに日本から昨年の3歳マイル王、シュネルマイスター(牡4・手塚貴久厩舎)、2019年の2歳マイル王、サリオス(牡5・堀宣行厩舎)に今年の2歳マイル王、ダノンスコーピオン(牡3・安田隆行厩舎)、フランスでG1を勝ったオーストラリア馬のローズオブインディシーズ(牡4・A.ニーシャム厩舎)が登頂に挑みます。

今年はフルゲートに遥かに満たぬ10頭立てとなりましたが、香港マイルの頂が天に迫らんとしているからでしょう。その高き頂に蟠踞(ばんきょ)しているのが、日本にもその名が知れた香港三冠馬にして、このレース3連覇を虎視眈々と狙うゴールデンシックスティ(セ7・F.ルイ厩舎)です。香港デビュー以来、25戦22勝、負けた3走も負けに負けの理由あり。香港史上最強馬といって差し支えありません。
昨季は春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイル(G1・シャティン芝1600m)を2馬身差で快勝して休養。今季は昨季と同じく前哨戦のジョッキークラブマイルから戦線復帰。ポン勝ちして王者の王者たる姿を見せてくれました。

これに続く香港第2の頂がカリフォルニアスパングル(セ4・A.クルーズ厩舎)です。この馬は私が最も親しくしている調教師、A.クルーズの管理馬。香港に渡航できなかったこの3年間、国際競走の前には日本馬の敵情偵察で電話をかけてきてくれるのですが、昨年も一昨年も国際競走に出走しない前に、「うちの厩舎には逸材がいる」と強調していたのがこの馬でした。
スパングルはトニーの期待に応えて昨年の4歳三冠シリーズの前に6戦して5つの勝ち星をあげ三冠に臨み緒戦のクラシックマイル2着、第2レグのクラシックカップを快勝、第3レグの香港ダービーは頭差2着と準々三冠の好成績を残します。その勢いを借りて昨季春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイルでは絶対王者、ゴールデンの胸を借りると弱冠4歳馬ながら2馬身差の2着。香港マイラー陣に新星が現れたことを強く印象づけました。

今季は若馬らしく早めに仕上げて9月25日のセレブレーション・カップ(G3・シャティン芝1400m)で戦線復帰すると2馬身差の快勝。続くシャティン・トロフィー(G2・シャティン芝1600m)もダントツの1番人気1.3倍に応えてぶっこぬくと前哨戦で絶対王者の胸に再びぶつかっていきます。この前哨戦では休み明け連勝のスパングルが単勝1.6倍と目が高い香港競馬ファンは休み明けのゴールデンよりも高い評価を与えたのです。
スパングルは2度目の挑戦でも絶対王者の軍門に屈しましたが、着差は首! チャンピオンズマイルの2馬身差から大きく縮めて天の頂に迫って見せたのです。この馬の強みは強力な逃げにあります。これまでの13戦、ハナを譲ったことは一度としてなく、道中交わされたとしてもしぶとく逃げ残る。これで13戦全連対を果たしてきたのです。今年は10頭の小頭数、スパングル以外に逃げ馬は見当たりません。一方のゴールデンは中団かさらに後ろから直線勝負の馬、ペース次第では前走首差を逆転させることも十分可能と見ます。

この2強に続く香港第三の男がワイクク(セ7・J.サイズ厩舎)です。昨季スチュワード・カップではゴールデンにあっと言わせたクラッチヒッター。その裏返しで好走と凡走を繰り返すわけですが、前哨戦では2馬身3/4差の3着と2強には及びませんでしたが、4着には2馬身1/4としっかり力の差を見せました。4着モアザンディス(セ6・C.シャム厩舎)、エクセレントプロポーザル(セ6、J.サイズ厩舎)はこの着差では挽回は厳しく、2000mの前哨戦、ジョッキークラブカップ7着から路線を変更して香港マイルに臨むビューティージョイ(セ6・A.クルーズ厩舎)はいくらなんでも家賃が高すぎ、ここでは馬場掃除の評価しかできません。

対立の構図は香港2強いずれが高いか測りかねる最高峰に日本勢が踏破を図る、という形。連なる二つの高き頂から最も近い高みにいるのはラストランにメイチの仕上げで臨み、世界の盟主R.ムーアを鞍上に迎えたサリオスと見ました。日本の秋G1シリーズでカタカナ名騎手が上位を独占したことが物語るように日本の騎手と外国人、特に欧州競馬シーズン閉幕後、短期免許を取得して来日する世界の名手との技量差は歴然。マイルCSでは3着と惜しい競馬になってしまったR.ムーアは勝手知ったるシャティンのマイル戦で前走の雪辱に燃えているはずです。
これに続くのがシュネルマイスター。こちらもマイルCSは不本意な競馬、ここでは今春のドバイ遠征の経験が着てくるはずです。

香港2強に日本の2強がどこまで迫れるか、香港マイルの焦点はここに尽きます。いずれも人気を集めると思いますので、買い目を絞って3連単勝負が王道、私は香港で4連単で大勝負をかけ田園調布に家が建つ甘い夢を見ることにします。甘粕代三の渾身の予想は12日(土)夜公開、ご期待下さい。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年6月2日(木) 10:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第2回ワールド上位者レビュー~
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 先週5月29日のダービーデイをもって、丸一年間に渡る「ウマニティPOG 2021」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレイヤーの指名馬をご紹介します。

 ちなみに、現3歳世代の各馬がJRAのレースにおいて獲得した本賞金額ランキングは下記の通りです。

ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) 35400万円
スターズオンアース(牝 父ドゥラメンテ/母サザンスターズ 高柳瑞樹厩舎) 31040万円
ダノンスコーピオン(牡 父ロードカナロア/母レキシールー 安田隆行厩舎) 21200万円
ジオグリフ(牡 父ドレフォン/母アロマティコ 木村哲也厩舎) 21100万円
イクイノックス(牡 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) 18500万円
アスクビクターモア(牡 父ディープインパクト/母カルティカ 田村康仁厩舎) 13770万円
サークルオブライフ(牝 父エピファネイア/母シーブリーズライフ 国枝栄厩舎) 13390万円
マテンロウオリオン(牡 父ダイワメジャー/母パルテノン 昆貢厩舎) 12690万円
スタニングローズ(牝 父キングカメハメハ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) 12640万円
セリフォス(牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎) 12400万円
ナムラクレア(牝 父ミッキーアイル/母サンクイーン2 長谷川浩大厩舎) 12130万円
ウォーターナビレラ(牝 父シルバーステート/母シャイニングサヤカ 武幸四郎厩舎) 11930万円
ナミュール(牝 父ハービンジャー/母サンブルエミューズ 高野友和厩舎) 11390万円
ジャングロ(牡 父More Than Ready/母Goodbye Stranger 森秀行厩舎) 10090万円
ダノンベルーガ(牡 父ハーツクライ/母コーステッド 堀宣行厩舎) 10000万円

 複数の産駒が1億円以上の本賞金を獲得した種牡馬は、ダイワメジャーハーツクライだけ。一方、実質的なラストクロップとして注目を集めたディープインパクトは、1億円以上の本賞金を獲得した産駒がアスクビクターモアのみでした。勝ち馬率や1頭あたり賞金は相変わらず優秀だったのですが、優勝を目指して“ディープインパクト産駒固め”を敢行したプレイヤーにとっては、やや物足りない成績だったかもしれません。2歳新馬が始まるくらいの時期にドラフトを行う一般的なPOGと違い、この「ウマニティPOG」は既にデビューした馬の追加指名も可能なルール。こうした展開を読めたかどうか、そしてそれに応じた入札戦略を立てられたかどうかが、最終的な明暗を分けたシーズンと言えるのではないでしょうか。

 こんな状況の中、最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億4798万円でした。
 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できないのです。これほど大きなハンデキャップを背負ったうえで他ワールドのチャンピオンを上回ったわけですから、少なくとも前シーズンにおいては、アタマひとつ抜けた相馬眼の持ち主であったと言えます。ウマニティユーザーだけでも数十万人はいるわけですし、対象を“日本全国のPOGプレイヤー”まで広げても、まず間違いなく五指には入ってくるレベルの驚異的な成績と言って良いでしょう。
 バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは、G1を2勝したドウデュースや、5月8日のNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを指名していました。特筆しておきたいのは、この2頭を含む指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得している点。実際のレースぶりを見てから追加指名した馬は一頭もいません。これなら、仮に一般的なルールのPOGであってもドウデュースダノンスコーピオンを指名できていたはず。今週末以降にプライベートのドラフトを控えていらっしゃる方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんの第1回入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドを制したのは一粒万倍さん。オークス週の終了時点ではよ~じさんに次ぐ2番手でしたが、ドウデュース日本ダービー制覇により突き抜けました。
 最大の勝因はスターズオンアースの筆頭仮想オーナーとなっていた点。各ワールドで優勝を果たしたプレイヤーのうち、もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」がスターズオンアースだったのは、一粒万倍さんだけです。筆頭仮想オーナーは獲得賞金が1.5倍になるルールとなっており、ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきます。ちなみに、筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。可能な状況であれば、積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。

 G2ワールドを制したのはロシアン@さん。もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」は、筆頭仮想オーナーでもあったダノンスコーピオンでした。ただし、ロシアン@さんは朝日杯FSが終わった直後の第30回入札でドウデュースを獲得しており、これが決め手となってチャンピオンの座を射止めています。たとえG1ウイナーであっても、まだまだ稼いでくれる余地があると判断したならば、注目度の高さに臆することなく追加指名を検討したいところです。

 G3ワールドを制したのはKarpinさん。2位のほあかPさんに3億ポイント近い差をつけていましたから、完勝と言って良いでしょう。Karpinさんはドウデュースの筆頭仮想オーナーで、ダノンスコーピオンもデビュー戦後に獲得。「ドウデュースダノンスコーピオンを両方とも指名し、なおかつどちらかの筆頭仮想オーナーになる」というのが、前シーズンの“正解”だったのだと思います。優勝を狙うのであれば、こういった“正解”の存在もイメージしながら指名戦略を立てたいところです。

 オープンワールドを制したのは数馬三択さん。オークス週の終了時点で断然のトップに立っており、そのまま逃げ切り勝ちを果たしました。改めて指名馬を拝見してみると、デビュー前に獲得していたセリフォスダノンスコーピオンだけでなく、他にも4頭の指名馬が獲得後の重賞を勝っているという非常に層の厚いラインナップ。相馬眼はもちろん、入札の巧みさも一枚上だったということでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年5月13日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】最低人気で激走!ムラマサノヨートーとカワキタレブリーの共通点とは?/ヴィクトリアマイル展望
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NHKマイルカップはなかなか衝撃的な結末だった。

勝ったのは大外枠で4番人気のダノンスコーピオン。淀みない流れをスムーズに追走し、直線早めの抜け出しから後続を完封。ダノックス×安田隆厩舎×ロードカナロア産駒×川田騎手といえばダノンスマッシュが浮かぶが、ダノンスコーピオンも今後マイル路線での活躍に期待できそうだ。

2着には後方待機のマテンロウオリオン。横山典騎手らしくじっくり脚を溜めると、直線は大外に出して伸びて来た。9レースのマイル戦でも横山典騎手はジャスティンカフェに騎乗し大外一気を決めており、その時の感覚を上手く生かした。

しかし、衝撃は3着のカワキタレブリー。単勝229.1倍、18頭立て18番人気での大激走だった。

~極端な枠順は不利が発生しやすい

NHKマイルカップにおける最低人気馬の激走といえば、15年前のムラマサノヨートーを思い浮かべた方も多いのではないだろうか? このときのNHKマイルカップは、単勝1番人気のローレルゲレイロでも5.5倍という超がつく大混戦。どの馬にもチャンスがある一戦で、勝ったのは17番人気のピンクカメオ、2着にローレルゲレイロが入り、3着にムラマサノヨートー。3連単は973万という、超がつく大波乱の結末だった。

そのムラマサノヨートーと、今回のカワキタレブリー。ともにフルゲート18頭立て18番人気での3着大激走だったが、実は地味な共通点がある。それは…

「前走が大外枠だった」

ということである。ムラマサノヨートーは前走がニュージーランドTで、16頭立て16番枠で14着。カワキタレブリーは前走アーリントンカップで18頭立て18番枠で11着。枠順のイメージ通りともにロスの大きな競馬でまったく力を出せていなかった。ちなみに両馬とも2走前にはマイル戦で勝利しており、前々走で勝利を挙げていながらも、前走の凡走で人気が急落していたパターンだった。

もちろん、だから買えたなどといいたいわけではない。ただ、大外枠や最内枠といった”極端な条件”は、不利が発生しやすい。馬柱を見る際にそういった条件において着順を落としている馬は、何かしらの不利が起きている場合も多いので、意識しておくだけで穴馬を拾えることがある。

是非次回は、カワキタレブリーのような大穴馬を押さえて的中した上で、上記のような能書きを語れたら最高なのだが…。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】ウインシャーロット(日曜東京9レース・湘南S/2着)

いつも通りの好スタートから今回は逃げの手。スンナリ先手を取り悠々と直線に向いたが、ジャスティンカフェの強襲に屈して2着止まり。それでも上位勢はすべて差し馬という状況の中で2着に粘り込んだのは地力の証。先日のマイラーズCを制したソウルラッシュとも再三の接戦を演じて来た実力馬で、何よりデビュー戦4着以降はこれで10戦連続馬券圏内という超堅実派でもある。もう現級突破は時間の問題で、先々はマイル重賞でも好勝負できる素質馬。引き続き軸での信頼度は高いだろう。

ヴィクトリアマイル展望

さて、今週末はヴィクトリアマイル。3冠馬デアリングタクトや白毛のG1ホース・ソダシの参戦で盛り上がりそうな一戦だが、いずれも盤石とはいえず波乱含み。ココでは、例によって注目馬を一頭挙げて締めたい。

シャドウディーヴァ坂井瑠星騎手)

狙いたいのはシャドウディーヴァ。近走は見せ場を作れていないが、ずっと中長距離戦を使われており、流れに乗れないレースが続いた。過去の戦績や折り合い面を考えても、ベストは左回りのマイル~1800mあたり。既に差しが届き始めている馬場状態も追い風で人気も恐らくかなり落ちそうなので、ヒモにはぜひ加えておきたい一頭だ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ダノンスコーピオンの口コミ


口コミ一覧
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★NHKマイルC

※A……ZI値5位以内が毎年連対
⇒○1位8アドマイヤマーズ、2位6イミグラントソング、3位5ランスオブカオス
15アルテヴェローチェ、5位4ヤンキーバローズ

★★★B……3着以内馬は、前2走でaG1で3着以内4/30、bG2で3着以内7/30
cG3で3着以内 /30、dOPで勝ち2/30、e重賞で3人気以内1/30
f2走前1勝級勝ち1/30(前走条件戦以下は消し、2走前条件戦以下で負けなら消し)
☆例外の2頭では、15年クラリティスカイは朝日杯3,と19年ケイデンスコールは新潟2歳S1
=gマイルG1で3着以内かマイル重賞勝ちあり
⇒○a8番
  ★b2ショウナンザナドゥ、3チェルビアット、6番、9マイネルチケット、18コートアリシアン
  c1モンドデラモーレ、4番、5番、12マピュース、13ミニトランザット、15番
  d17ヴーレヴー
  ★★e7トータルクラリティ、10マジックサンズ、11パンジャタワー
  fなし
  gなし

★C……3人気以内が連対9/10年、毎年3着以内
⇒○1人8番、2人6番、3人10番

D……前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
   皐月賞G1    3- 1- 0- 9/13 23.1% 30.8% 30.8% 104 58  ◎
   桜花賞G1    2- 3- 0-13/18 11.1% 27.8% 27.8% 45 54  ◎
   ニュージG2   2- 2- 2-38/44 4.5% 9.1% 13.6% 79 56  ○
   アーリンG3   1- 0- 5-26/32 3.1% 3.1% 18.8% 22 219
   ファルコG3   1- 0- 2-19/22 4.5% 4.5% 13.6% 134 61
   弥生賞G2    1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3% 123 50
   毎日杯G3    0- 2- 0- 6/ 8 0.0% 25.0% 25.0% 0 187
   フラワーG3   0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3% 0 86
   アネモネ    0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0% 0 950☆
   スプリンG2   0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 0.0% 11.1% 0 25
☆17年リエノテソーロ(デビュー4連勝、当日13人気外目の14番から追い込み=穴パターン項目Q)
★★⇒◎2,3,10,12,17番
 ○6,8,18番
 ☆なし

※E……前走桜花賞組、1人-0.4差4,6-0.2差5,1-0.2差2,7-2.0差15(2走前紅梅S中京千四1)
1人-0.1差2
=0.4差以内か、2走前OP以上勝ち☆桜で10人気以下(0/0/0/6)
⇒○2番
 ×3,12,17番

F……前走皐月賞組、10-0.7差5(3走前朝日杯3)5-1.2差8(3走前ホープフル2)2-0.4差4
(3走前朝日杯1)3-0.1差3(朝日杯1)☆10着以下(0/0/0/9)
=G1で3着以内か重賞連対☆当日3人気以内(3/1/0/0)
⇒★○10番(札幌2歳S1重馬場)
                
G……前走アーリントンC(今年からチャーチルダウンズC)、4-0.2差3,7-0.0差2,4-0.3差2,
12-1.0差11(デイリー杯3,2走前1勝級中京マイル1),1-1、5-1,
=0.3差以内かマイル重賞3着以内(ローテ中2週から中4週へ変更)
⇒○5番、13番、15番

H……前走NZT、4-0.1差5,5-0.2差3,1-0.0差2,5-0.2差2,7-0.3差3,
=0.3差以内、かつ前々走OP以下勝ちか重賞連対か重賞3人気以内
☆1着馬(0/0/0/9)2着馬(1/2/0/4)
⇒○8番
 ×6番、18番

I……前走毎日杯、2-0.3差2,7-0.2差4=0.3差以内
⇒なし

※J……前走ファルコンS、1-0.2差2,1-0.0差2、2-0.6差5=2人気以内0.6差以内、前々走OP以上1
⇒○なし
 ×1番、4番、7番、11番

K……前走その他、京都千四OP1-1,フラワーC1-1,スプリングS6-0.5差7(2走前新潟2歳1)
中山マイルOP2-0.2差4(2走前全日本2歳優駿1)弥生賞2-0.2差2
=1人気でOP勝ちか、2人気以内で重賞連対、あるいは2走前芝ダート重賞勝ち
⇒○なし
 ×9番、14ティラトーレ、16サトノカルナバル

L……【枠】
1枠(0-1-0-19)☆2着は22年マテンロウオリオン(シンザン1,NZT2,2/2/0/0連対率100%)
2枠(1-2-0-17)
3枠(0-1-3-16)
4枠(1-0-1-18)
5枠(0-3-3-14)
6枠(3-0-1-15)○
7枠(1-2-0-27)○
8枠(4-1-2-23)◎
⇒★6枠ー5枠ー2枠!

M……年度 優勝馬         枠番 デビュー2戦の成績
  2017年 アエロリット     8枠 新馬1着→サフラン賞2着
  2018年 ケイアイノーテック 6枠 新馬1着→デイリー杯2歳S(GⅡ)3着
  2019年 アドマイヤマーズ 8枠 新馬1着→中京2歳S1着
  2020年 ラウダシオン     6枠 新馬1着→小倉2歳S(GⅢ)3着
  2021年 シュネルマイスター 7枠 新馬1着→ひいらぎ賞1着
  2022年 ダノンスコーピオン 8枠 新馬1着→萩S1着
  2023年 シャンパンカラー 6枠 新馬1着→ベゴニア賞1着
  2024年 ジャンタルマンタル 8枠 新馬1着→デイリー杯2歳S(GⅡ)1着
☆2017年以降は6枠から8枠に入った馬の勝利が続いているので、
まずは外寄りの枠に入った馬に注目したい。
また、この8頭の優勝馬はいずれもデビュー戦を勝利で飾り、2戦目も2歳時に走っていた。さらに、
2018年以降の優勝馬7頭はその2戦目も1着、もしくは重賞で3着以内だった
⇒▲5番、7番、10番
 ★○11パンジャタワー、13番、15番、16番、18コートアリシアン

★N……過去逃げ切り勝ちは12年3連勝中カレンブラックヒル、
14年4連勝中ミッキーアイル、16年メジャーエンブレム(阪神JF1)、
逃げて2着は20年レシステンシア(桜2)でいずれも1人気
3着だった6人気ボンセルヴィーソも朝日杯3でマイルG1を3着以内実績
⇒マイルG1を3着以内は5,8番も逃げ馬では無い

O……キャリア3走(1/2/1/10)4走(1/3/1/28)◎5走(3/5/2/35)○6走(4/0/3/27)
△7走(1/0/1/22)☆18年以降(0/0/0/13)8走以上(0/0/2/23)☆22年カワキタレブリー
(項目G参照)16年レインボーライン(2走前アーリントンC1)
⇒◎4,6,9,12,15,18番
 ○3,14番
 △2番、17番

★P……ローテ中1週(0/0/0/4)中9週以上(0/0/0/14)
⇒×14番、9番、16番

Q……穴パターンは外目の枠から追い込み、17年14番13人リエノテソーロ(全日本優駿川崎千六ダ)
19年18番14人ケイデンスコール(新潟2才S1)、
22年10番18人カワキタレブリー(デイリー杯3)、23年11番9人シャンパンカラー(NZT3)
☆芝ダートマイル重賞3着以内あり
⇒▲12番(クイーンC2)13番(チャーチル3)14番(フェアリー2)
15番(サウジアラビアロイヤルC1)18番(NZT3)

R……シンザン チャーチル  フェアリーNZT  クィーン 共同通信 朝日杯  桜    皐月
       (旧アーリントン)
25年 1.34.6 1.32.2☆   1.32.8☆ 1.32.4☆ 1.32.2☆ 1.46.0☆ 1.34.1 1.33.1  1.57.0☆
24年 1.34.5  1.34.1    1.34.0  1.34.4  1.33.1  1.48.0  1.33.8 1.32.2☆ 1.57.1☆
23年 1.33.7☆ 1.33.9☆   1.34.3  1.33.7☆ 1.33.1  1.47.0☆ 1.33.9 1.32.1☆ 2.00.6
22年 1.34.1☆ 1.32.7☆   1.35.2  1.33.5☆ 1.34.1  1.47.9  1.33.5☆ 1.32.9 1.59.7
21年 1.33.3☆ 1.34.2    1.34.4  1.33.1☆ 1.33.3  1.47.6☆ 1.32.3☆ 1.31.1☆ 2.00.6
20年 1.35.9  1.34.3    1.34.0  1.33.0☆ 1.34.0  1.49.6  1.33.0☆ 1.36.1 1.58.1

※S……馬印1が3着以内に必ず1頭は入る
⇒○R馬4,5,8,12番

圏内は、5番、8番、10番、13番、15番
勝ち馬の条件であるa上り3F最速で勝ち、b東京中山コース出走経験有り、c前走5着以内
で見るとaでは15番が外れ、bで5番が外れ、cで10番が外れる
8番も項目Mで外れ、まさかの13番が残るけれど渋化が残る微妙な馬塲状態では1頭軸はリスク
高くここはBOXで組立が賢明か
ただ馬番は2桁が1頭は絡むと見るのが賢明か

馬連(5,8,10,13,15)BOX各四百円10点、ただし13番絡みは百円で
三連複(5,8,10,13,15)BOX各二百円10点
三連単(5,8,10,13,15)BOX各百円ただし10万馬券以上で38点

項目Sで5か8番が必ず3着以内に入ると買い目を絞ると三連系は絞れて
三連複(5,8)1頭軸=(10,13,15)各二百円9点
三連単(5,8,10,13,15)BOX各百円、ただし5か8番を必ず入れて10万馬券以上32点
複勝勝負は、難解で絞れず見送り
≫≫11-10-3
17番がハナ、7番番手直後に8番が掛かり気味、次いで6番並んで5番
テン3F33.4ー44.6と想わぬHペース、
直線中団から11番、3番が差して来て後方から10番が追い込むも届かず
スピード勝負で短距離指向の馬が上位に
京王杯2歳1でファルコンS4の11番、10番は皐月組も3番はフィリーズR2着桜組
4着もファルコンS2着の1番だった
データ的には崩壊( ̄▽ ̄;) 項目AEJSで3,11番が消されてる
ただし項目Bbeで11番、3番も該当だったし、項目Mで11番が頭候補だったわけで、
頭数を絞る為に消去方で減点馬はカットさせていたが、項目BやMの様な加点法で該当する場合で
穴馬なら可能な限り押さえでも残すべきかと反省し、項目Jは要修正

 れぎゅらー 2025年5月2日(金) 19:08
【私見】京王杯SC’25 出走各馬短評
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先週は仕事忙し過ぎて全く競馬出来ず…
今週も日曜出かけなきゃいけないのであんまりできませんが、短評だけぶん投げときます。


①シャドウフューリー
前走は京都金杯で、1番人気でしたが6着に敗れています。
直線に入るところまでは良かったのですが、そこから全く伸びずというレースぶりで、内容には不満が残ります。
ただこの馬の場合ゲート内で毎回落ち着きが無くて、スタートもあまり上手ではないので、気性面的に重賞の1600mでは力が発揮できなかったという可能性は有りそうです。
1400mに距離を戻して一変する可能性は有ると思いますが、これまでの傾向的に休み明けいきなり走るタイプでも無いので、なんとも取捨選択の難しい1頭です。

②カルロヴェローチェ
前走は米子城Sで10着でした。
3歳の骨折以降、長いトンネルを抜け出せないでいる様な状態が続いています。
前走の走り見ても、気性的な難しさが抜けていません。
現状では見直せる要素に乏しいと言わざるを得ません。

③ママコチャ
前走は高松宮記念で3着でした。
道中は終始外を回らされる形になりながらも、直線では早めに抜け出して勝負を仕掛けましたが、最後は後ろから来た2頭の決め手に屈し3着という内容でした。
決してロス無くスムーズと言える様な競馬ではありませんでしたが、それでも3着を死守した辺り、スプリントG1勝馬としての存在感は見せてくれたかなと思います。
能力的には今大会No1の存在だと思いますが、これまで好走が1200mの良馬場に集中している点は気がかりです。
もちろん1400mもリステッドは勝っているので守備範囲だと思いますが、重賞で、更に悪い馬場状態が予測される中でとなると、やはり小首をかしげたくなります。

④ロジリオン
前走はダービー卿CTで9着でした。
ゴール手前で進路が狭くなる不利を受けているのですが、その前から手ごたえは今一つだったので、不利が無くても結果は変わらなかったと思います。
ただ外枠や58.5kgの斤量が影響した可能性は有るので、この敗戦は深刻に考えずとも良いと思います。
パドックでかなりイレ込んでいたとの情報も有るので、体力的にも厳しかったのではないでしょうか。
1400mの方が結果を残しているので、見直しは可能だと思います。

⑤アサカラキング
前走はダービー卿CTで11着でした。
最内枠を活かして逃げましたが、直線早々に捕まってしまいました。
馬場の内目がダメという訳でもなかったですし、ペースも緩いとまでは言えないものの平均的な流れだったので、内容には不満が残ります。
メンバー構成的に今回も間違いなく逃げるでしょうし、展開も向くと思いますが、反面頭数が少ないため馬群は伸びないだろうと考えると、果たして強力なライバルたち相手に最後まで粘り切れるのか疑問です。

⑥バルサムノート
前走は高松宮記念で12着でした。
過去の傾向を見ると、前目のポジションが取れたときに好走しているので、前走も前に行こうとスタートから積極的に促されていたのですが、結局行き脚が付かず終始後方というレースになりました。
外目の枠が影響した可能性は有りますが、内容は正直良くなかったと言わざるを得ません。
今回は内目の枠に入った事に加え、全体的に後ろから行く馬が多く顔を揃えているので、前走よりはいいポジションが取れそうですが、前走の走りを見た後だと、枠とメンバーだけでいきなり見直せるのか疑問です。

⑦オオバンブルマイ
前走は阪急杯で10着でした。
直線では首を上げるほどの不利を受けていましたが、9着のモズメイメイとはまだしも、8着のダノンスコーピオンとは1馬身以上の差があるので、この不利が無くても大きく結果は変わらなかったと思います。
ただ今回は得意とする重い馬場での開催が予測されますし、東京1400mは京王杯2歳Sを制した舞台です。
前走は残念でしたが、前々走と3走前はG1でちょっと荷が重かったと考えられますし、4走前のキーンランドSは3着に食い込んでいるので、そこまで軽視するような材料が無い1頭だと思います。

⑧スズハローム
前走は高松宮記念で17着でした。
ここ最近大きな着順のレースが多く、ちょっと状態面に懸念があります。
直近の構想が5走前のCBC賞でしたが、このレースは超好スタートから中団に控えつつ、存分に足を溜めつつというレースでした。
ああいうスタートはそう何度も決められるものではないと思うので、今回も簡単ではないと思います。

⑨トウシンマカオ
前走は高松宮記念で、3着とほぼ差のない4着でした。
残り200m切ったあたりでちょっと狭くなる場面が有りましたが、最後までしっかりと伸びており、内容は良かったと思います。
ただ右側のみチークピーシーズを付けている事からも、元来左回りはベストな条件では無いと思われる事と、過去の戦績的には良馬場の方が良さそうという点で、不安材料もある1頭です。

⑩レッドモンレーヴ
昨年のこのレースの2着馬で、一昨年の勝馬でもあります。
前走はオーシャンSで7着でした。
兎に角この馬の場合は、最後方から追い込んでどこまで着を伸ばせるかという話でしかないと思います。
前走は7着だったとはいえ、上がり3Fで32.3という驚異的なタイムを叩き出しているので、調子は良さそうです。
ただこれまでの傾向的にも良馬場の方が良いのは間違いないので、金曜の雨は大きな不安材料ですね。

⑪トゥラヴェスーラ
前走は高松宮記念で11着でした。
今年10歳という事を考えると非常によく走っていると思いますが、単純に1200m良馬場のG1ではタイム的に厳しかったという印象ですね。
今なら寧ろ1400mの方が良いのではないでしょうか。
内のレッドモンレーヴとほぼ同じ戦法を取りますが、トゥラヴェスーラの方が重い馬場は得意だと思うので、その点では差別化が図れそうです。
あとは展開の助けが有れば、といったところです。

⑫カンチェンジュンガ
前走は高松宮記念で10着でした。
4コーナーの出口でちょっと他の馬とぶつかる様な場面も見られましたが、それよりもトゥラヴェスーラ同様、良馬場のスプリントG1はちょっと荷が重かったかなという印象です。
前々走の阪急杯では鮮やかな差し切り勝ちを見せているので、1400mの方が適正は高いだろうと思う反面、このレースはかなり外に膨らみながら走っており、こういう大味な競馬が上のクラスでも通用するのかなという疑問は有ります。

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 競馬が大好き(複勝男 2025年4月15日(火) 00:15
東京スプリント
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2025年4月16日 水曜日 大井競馬場 左回り

東京スプリント

ダート1200M JpnⅢ 4歳以上

過去10年馬券内父系
ミスタープロスペクター系 4-3-5 8頭
サンデーサイレンス系   4-3-1 3頭
ノーザンダンサー系    1-2-1 2頭
ヒムヤー系        1-0-1 0頭
ヘイルトゥリーズン系   0-1-1 0頭
ナスルーラ系       0-1-1 2頭 計15頭

過去10年別頭数
2回 13~16頭
1回 10、11頭

過去10年人気別馬券内
7回 1,4番人気
6回 3番人気
4回 2番人気
3回 5番人気
1回 6、7、8番人気

過去10年最高オッズ

単勝 1440円 複勝 680円 枠連 1220円 馬連 5220円
枠単 2080円 馬単 11570円 ワイド 2620円

3連複 18240円 3連単 102430円

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

ガビーズシアター 18ポイント
(海外帰りなので状態と地方の馬場も初でどうなるか?前走ぐらい走れるとここでも勝ち負けですし大外枠も競馬はしやすくなっている。)

サンライズホーク 8ポイント
(距離短縮と内枠でどうかは大いにある。能力はここでも上位なので力を出せれば崩れないが、まぁ最近差しだから上手く外に出せますかね。)

エートラックス 6.5ポイント
(距離短縮とモレイラ騎手でどこまで前進できるかになる。大井コースは着外になってますが今回は状態はいいみたいなので変わり身期待かな。)

イグザルト 5ポイント
(前走圧勝の勢いで距離短縮でも相手強化でも期待はしてもいいかも。最内枠でスタートが上手くいけばが重要かなと。)

マックス 3.5ポイント
(相手強化はきついがクアトロ騎手に乗り替わりと叩いての上積みでどこまで出来るかだけかな。)

ダノンスコーピオン 1.5ポイント
(ダート短距離で少しは期待できるかも。まぁ追い込みだと思うし前走で砂かぶりを経験したのでどこまで出来るか?脚が溜まって直線勝負だと思う。)

エンテレケイア 1ポイント△5こ
(休み明けで相手強化前走より距離短縮はいいし逃げてこそなのでスタートが決まれば、右回りも不安は少しだけあるかもなぁ。)

デュアリスト 1ポイント△2こ
(距離短縮はプラスでただ相手強化はしてるので、逃げれるかどうかもあるし展開はきつくなるので・・・)

ティントレット 1ポイント△0こ
(ここ2戦ではちょっと厳しいかな、相手強化だし先行も出来るかどうか?まぁ休み前に戻っていればそこそこ期待も出来るんですが。)

ギャルダル 0ポイント△1こ 着差 1.8
(距離短種でどうかというところで相手強化だし最近着差で負けすぎ感もあるんでね。)

ギガース 0ポイント△1こ 着差 2.5
(距離短縮はプラスだとは少し思うがこの相手では厳しいかなと、叩いて出来もどこまで上がるかもあるんでね。ぜんそう2.5秒差では・・・)

ボイラーハウス 0ポイント 着差 0.7
(2,3着と来ているけど着差はついているんでね。相手今日もあるのでどうかなぁ。)

グランデマーレ 0ポイント 着差 1.4
(相手が強すぎますね。結果も最近良くないし。)

マザオ 0ポイント 着差 1.6
(前走3着ですが1.6差では今回の相手では厳しいと思う。)

ラプタス 0ポイント 着差 1.8
(叩いて上積みを期待という年齢でもないんでね。外枠になったのは大幅にプラスに思いたい、そこだけかな。)

現時点予想

◎ ガビーズシアター
〇 エートラックス
▲ サンライズホーク
△ イグザルト
△ エンテレケイア
穴 ダノンスコーピオン
穴 ラプタス


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