【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年04月30日号】特選重賞データ分析編(356)~2023年NHKマイルカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
⇒https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321
<次週の特選重賞>
G1 NHKマイルカップ 2023年05月07日(日) 東京芝1600m
<ピックアップデータ>
【血統別成績(2020年以降)】
○父がサンデーサイレンス系種牡馬 [1-3-1-16](3着内率23.8%)
○父がノーザンダンサー系種牡馬 [1-0-2-4](3着内率42.9%)
×父がサンデーサイレンス系・ノーザンダンサー系以外の種牡馬 [1-0-0-25](3着内率3.8%)
血統が明暗を分けそう。2020年以降の3着以内馬9頭中8頭は、父にサンデーサイレンス系種牡馬かノーザンダンサー系種牡馬を持つ馬でした。ミスタープロスペクター系種牡馬などの産駒は、上位に食い込む可能性が低いと見ておくべきかもしれません。
主な「○」該当馬→オールパルフェ・タマモブラックタイ
主な「×」該当馬→ウンブライル・シングザットソング・ダノンタッチダウン・ドルチェモア
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.3秒以内」だった馬は2020年以降[3-2-2-22](3着内率24.1%)
主な該当馬→ウンブライル・タマモブラックタイ
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【TAROの競馬研究室】クラシック前に急成長するドゥラメンテ産駒/桜花賞展望
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大阪杯は武豊騎手騎乗のジャックドールが逃げ切り勝ち。最後は追い上げて来たスターズオンアースの追撃をハナ差振り切った。
ジャックドールはモーリス産駒。同産駒からはピクシーナイト、ジェラルディーナに次いで3頭目のG1ウィナーの誕生となった。モーリス産駒は、父がそうであったように、3歳秋以降、あるいは古馬になってからの成長力が武器。今回の大阪杯に出走していたジャックドール、ジェラルディーナのほか、ノースブリッジ、ラーグルフはいずれも3歳時点では重賞勝ちまであと一歩及ばず、古馬になって飛躍した。
また、力の要る馬場に強いのも特徴で、恐らく父自身がそうであったように海外の馬場への適性も高い。現状はまだ目立った成績を残せていないが、上記の馬たちや今後出てくる大物産駒が、海外で活躍する日も近いのではないか。個人的にはジャックドールも是非2000m路線の海外G1に挑んでほしいと思っている。東京芝2000mでのスピード比べでは切れ負けしても、香港や欧州の力の要る馬場なら十分好勝負になるはずだ。
一方クラシックシーズンに一気に力をつけてくるのが、今週末の桜花賞に多くの有力馬を送り出すドゥラメンテ産駒だ。
昨年はスターズオンアースが重賞でなかなか勝ち切れない中で桜花賞に出走し見事に勝利。タイトルホルダーも弥生賞で当時無敗で断然の支持を集めていたダノンザキッドを撃破。両馬のその後の成長&飛躍はもはや説明不要だろう。
今年はリバティアイランドが阪神JFを制して桜花賞へ参戦。父ドゥラメンテ自身も共同通信杯2着から皐月賞~日本ダービーを制して2冠馬となったように、産駒もこの時期の上昇度は見逃せない。
~今週末の注目馬~
というわけで、今週末の桜花賞の展望へ。もちろん前述したドゥラメンテ産駒のリバティアイランドには注目だが、恐らく断然の人気。それ以外から選ぶならば、この馬に注目したい。
・シングザットソング(岩田望来騎手)
注目はシングザットソング&岩田望来騎手。
前走のフィリーズレビューで重賞初制覇を成し遂げたこちらもドゥラメンテ産駒。デビュー戦勝利後は足踏みが続いたが、前走はこれまでの差す競馬から一転、好位からの安定した立ち回りを見せた。自在性を備えたことは本番へ向けて大きな収穫といっていい。前述通りこの時期に成長を見せるドゥラメンテ産駒で、デビュー戦ではマイルで結果を出しているように距離延長に不安がないのも強み。フィリーズレビュー組ということで桜花賞ではやや疑いの目で見られるかもしれないが、今年のシングザットソングは勝ち負けする能力アリとみている。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。 |
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【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年04月02日号】特選重賞データ分析編(352)~2023年桜花賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
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<次週の特選重賞>
G1 桜花賞 2023年04月09日(日) 阪神芝1600m外
<ピックアップデータ>
【前走の馬体重別成績(2018年以降)】
×450kg未満 [0-0-2-30](3着内率6.3%)
○450kg以上 [5-5-3-44](3着内率22.8%)
馬格のない馬は過信禁物。ちなみに、前走の馬体重が450kg未満、かつ馬番が5~18番の馬は2018年以降[0-0-0-26](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。今年はこのファクターが明暗を分けそうなメンバー構成。しっかりチェックしておきましょう。
主な「○」該当馬→ハーパー・リバティアイランド
主な「×」該当馬→エミュー・キタウイング・シングザットソング・ライトクオンタム
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「“JRA、かつ右回り、かつ今回と同じ距離、かつ重賞のレース”において3着以内となった経験がある」馬は2018年以降[4-5-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→キタウイング・リバティアイランド
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