タイトルホルダー(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2018年2月10日生
調教師栗田徹(美浦)
馬主山田 弘
生産者岡田スタツド
生産地新ひだか町
戦績19戦[7-3-1-8]
総賞金106,875万円
収得賞金39,950万円
英字表記Titleholder
血統 ドゥラメンテ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
メーヴェ
血統 ][ 産駒 ]
Motivator
Top Table
兄弟 メロディーレーン
市場価格2,160万円(2018セレクトセール)
前走 2023/12/24 有馬記念 G1
次走予定

タイトルホルダーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16248.363** 牡5 58.0 横山和生栗田徹 474
(-2)
2.31.2 0.336.2ドウデュース
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 182319.245** 牡5 58.0 横山和生栗田徹 476
(+4)
2.23.1 1.335.0イクイノックス
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 15222.512** 牡5 58.0 横山和生栗田徹 472
(-2)
2.12.2 0.235.7ローシャムパーク
23/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17231.71** 牡5 58.0 横山和生栗田徹 474
(-4)
-- ----⑯止ジャスティンパレス
23/03/25 中山 11 日経賞 G2 芝2500 12222.421** 牡5 59.0 横山和生栗田徹 478
(+2)
2.36.8 -1.336.8ボッケリーニ
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 167133.629** 牡4 57.0 横山和生栗田徹 476
(--)
2.34.1 1.737.6イクイノックス
22/10/02 フラ 4 凱旋門賞 G1 芝2400 20--------11** 牡4 59.5 横山和生栗田徹 --2.38.1 2.4----アルピニスタ
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 18364.221** 牡4 58.0 横山和生栗田徹 476
(+2)
2.09.7 -0.336.1ヒシイグアス
22/05/01 阪神 11 天皇賞(春) G1 芝3200 188164.921** 牡4 58.0 横山和生栗田徹 474
(-2)
3.16.2 -1.136.4ディープボンド
22/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 156111.611** 牡4 57.0 横山和生栗田徹 476
(0)
2.35.4 -0.134.7ボッケリーニ
21/12/26 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1681610.245** 牡3 55.0 横山和生栗田徹 476
(+12)
2.32.5 0.536.9エフフォーリア
21/10/24 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 18238.041** 牡3 57.0 横山武史栗田徹 464
(-2)
3.04.6 -0.835.1オーソクレース
21/09/20 中山 11 セントライト G2 芝2200 14572.9113** 牡3 56.0 横山武史栗田徹 466
(+2)
2.13.6 1.336.4④⑤アサマノイタズラ
21/05/30 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1771430.486** 牡3 57.0 田辺裕信栗田徹 464
(+2)
2.23.1 0.634.3⑥④シャフリヤール
21/04/18 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1671317.082** 牡3 57.0 田辺裕信栗田徹 462
(-4)
2.01.1 0.537.5エフフォーリア
21/03/07 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 104417.941** 牡3 56.0 横山武史栗田徹 466
(-4)
2.02.0 -0.234.5シュネルマイスター
20/12/26 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 1561119.574** 牡2 55.0 戸崎圭太栗田徹 470
(0)
2.03.3 0.537.0ダノンザキッド
20/11/23 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 102216.652** 牡2 55.0 戸崎圭太栗田徹 470
(-2)
1.47.7 0.233.9ダノンザキッド
20/10/04 中山 5 2歳新馬 芝1800 14452.311** 牡2 55.0 戸崎圭太栗田徹 472
(--)
1.51.4 -0.235.9ノーダブルディップ

タイトルホルダーの関連ニュース

2021年菊花賞、22年天皇賞・春宝塚記念とGⅠ3勝を挙げたタイトルホルダー(牡7、父ドゥラメンテ)を生産した岡田スタッド(北海道新ひだか町)で同馬の初年度産駒が22日夜に誕生したことが23日、分かった。

母ラチェーヴェの牝馬で、愛国産の半兄ヘルヴィックドリーム(父パワー)が愛GⅠタタソールズゴールドC、GⅢ愛インターナショナルS勝ち、半姉フラーティングブリッジ(父キャメロット)が米GⅠ・EPテイラーS2着という良血だ。

午後9時45分のお産に立ち会った同牧場の岡田壮史氏は「お母さんがいつもより動かず、寝方がおかしいので『お産かな』と思っていたら、もう破水していました(笑)。10分もしないで出しているので本当に安産でしたね」と順調ぶりに安堵。「お母さんが大きいので子どもも小さくはなく、1時間も経たずに自分で立ってくれましたし、健康優良児だと思います。他のスタッフとも『(父に)顔が似ている』と。これからの成長が楽しみです」と期待を寄せた。

タイトルホルダーの初年度産駒誕生に栗田調教師も祝福「どんな子か楽しみ」 2025年1月21日(火) 14:23

2021年菊花賞、22年天皇賞・春宝塚記念とGⅠ3勝を挙げたタイトルホルダー(牡7、父ドゥラメンテ)の初年度産駒が誕生したことについて21日、美浦トレーニングセンターでタイトルホルダーを現役時代に管理した栗田調教師が祝福した。同師は「馬産地で(種牡馬として)評判がいいのは聞いていました。今後、オーナー(タイトルホルダーを所有していた山田弘氏)と見に行く予定もあるので、どんな子なのか楽しみです」と期待を口にした。

北海道・日高町のBlooming Farmは18日、タイトルホルダー産駒が誕生したことを公式X(旧Twitter)で報告。誕生した子は母ダフィネの牝馬で、伯父にダイオライト記念や平安S勝ちのグロリアムンディがいる。同牧場はXで「タイトルホルダーのファンの多さに改めてビックリ。パパの様に愛される子になりますように」(原文ママ)とつづっていた。

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【有馬記念2024】逃げ馬の作る展開から推理 確たる先導役不在の一戦なら、展開利を見込めるアノ馬! 2024年12月21日() 17:00

有馬記念は中山芝2500mで施行のG1。

幼少の頃は、年の暮れに「1年が早い」と異口同音に発する大人を見て、「何を言うのか」と思ったが、三十を越えればはっきりと「1年は早い」。

1年前の有馬記念ドウデュースの復活劇に沸いた。今年は連覇に加え、2004年ゼンノロブロイ以来の秋古馬三冠もかかるなか、右前肢ハ行のため出走取消となった。

非常に残念でならないが、こればかりは仕方ない。種牡馬としての将来を嘱望される身でもある。ひとまず、ゆっくり休んでほしい。

レースに視点を切り替えると、大本命不在となり、一気に様相は混沌としてくる。どの馬を狙うべきだろうか。

過去10年、逃げた馬の成績は[1-0-2-7]。3着以内馬の内訳は、2015年4番人気3着キタサンブラック、2017年1番人気1着キタサンブラック、2023年6番人気3着タイトルホルダー

キタサンブラックの2015年は横山典弘騎手、2017年は武豊騎手。どちらもゆったりとしたペースから、過度な瞬発力勝負ならないよう、徐々にラップを上げている。

昨年のタイトルホルダーも1000m通過60秒4で、それほど突っ込んでいない。ただ、道中番手以下を引き離していたように、ラストランでらしい逃げを打っていた。対象期間中の1000m通過タイムは以下のとおり。

2023年 60秒4
2022年 61秒2
2021年 59秒5
2020年 62秒2
2019年 58秒5
2018年 60秒8
2017年 61秒6
2016年 61秒0
2015年 62秒4
2014年 63秒0

今年はメイショウタバルホウオウビスケッツなど、逃げ馬らしい逃げ馬の出走が叶わず、逃げ候補筆頭はベラジオオペラだろうか。横山典弘騎手なら、ダノンデサイルが逃げるかもしれない。どちらにせよ、ゆったり流れそうだ。

最も緩い2014年は、勝ち馬ジェンティルドンナ(4番人気)の4角2番手に対し、上がり最速33秒4を使ったジャスタウェイ(3番人気)は4角12番手から4着まで。位置取りの差が如実に出た。

1000m通過62秒台の2015年と2020年の3着以内馬と、その4角位置取りも見たい。

2015年
1着ゴールドアクター 3番手
2着サウンズオブアース 6番手
3着キタサンブラック 1番手

2020年
1着クロノジェネシス 3番手
2着サラキア 12番手
3着フィエールマン 2番手

サラキアだけ直線勝負で鋭伸したが、ほぼ前にいなければ厳しいという結果。スローペースの率が高く、イン前有利の先週の馬場状態が継続するなら、内枠先行馬から狙うのがベターとなりそう。

ベラジオオペラ。G1初制覇の大阪杯を含め、近3走は道中2、3番手。レース巧者で、今回のメンバーに和生騎手ならハナを狙ってきそう。

昨年のダービーは、スローを後方から上がり最速で追い込み4着。暮れのチャレンジCは後半6ハロン11秒台の持久戦を制した。ダービー以降一貫して鞍上は和生騎手で、主導権を奪いペースを落とせば、使える脚を知るのは大きい。

前走の天皇賞(秋)は4番人気6着も、宝塚記念以来の休み明け。ひと叩きされ上積みも見込める。粘り込みを期待したい。馬券は◎の単複。

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【有馬記念 プレビュートーク】◎ドウデュースの相手探し 鞍上ムーアのスタニングローズ、中山3勝ローシャムパークに注目 2024年12月17日(火) 10:16

村瀬 朝日杯FSはまるで見当違い。GⅠ以外は絶好調なんですが…。

南 京都の馬場は極端やった。あの流れやと先行、内枠でしゃあない。

村瀬 それを読み切った片山さんと水谷さんはすごい。

南 あと2つは馬場のいい中山。我々も巻き返しといこか。

村瀬 はい。さ、やってきましたグランプリ。ファン投票47万8415票って…。22年タイトルホルダーの36万8304票を更新しての史上最多ですって。〝推し〟の文化は競馬の世界にもすっかり浸透してますね。

南 それだけ◎ドウデュースのラストランを楽しみにしとるゆうことや。とにかく、この秋はデキがすごい。

村瀬 ジャパンCのパドックでも1頭だけ異彩を放ってました。あれは肉食獣のオーラ。ちょっと怖いくらいでしたよ。

南 今ならどの距離でも負けへんのちゃうか?

村瀬 マイラーっぽいってみんな言いますよね。でも距離をこなしちゃう。確かに天皇賞もJCも想像以上のドスローだったけど、それだけで片付けられる感じでもないような…。

南 1週前を終えて武豊Jは「気になるところはどこもない。イレ込みもないし、疲れもない。最後はいい形で終わりたい」ゆうて自信満々の表情や。

村瀬 タフな馬だなあ。典型的な晩成ハーツクライなんですね。

南 友道師は「ジャパンC当日も(午後)5時半にはカイバをペロリと食べていた。翌週の火曜に引き運動とプール、そして水曜からやっている。反動はまったくない」と。続けて今週木曜の公開枠順抽選会に関して「今年も自分が引くことになったけど、ジョッキーからは『どこでもいい』と言われている」と。武豊Jは当日の名古屋大賞典で大本命ヤマニンウルスに騎乗やから。責任重大かと思いきや、枠順でどうのこうのゆうレベルやない雰囲気やったで。

村瀬 白旗かな。パンサラッサがいるわけでもないし、レースをかき回す存在もいなそう。去年の3角からの加速を思い起こせばちょっとこのメンバーではかなわないかなあ。イクイノックスがいれば別ですけどね。

南 問題は相手探しやろ。ワシはスタニングローズ。高野師がずっと強気やしな。「エリザベス女王杯もすこぶる良かったが、今回も状態はいい。3歳の春に完成したかと思ったけど、そこからずっと強くなっている。中山で重賞を2勝(フラワーC紫苑S)。舞台は合う」ゆうてここもハイトーンやな。

村瀬 前走のクリスチャンJも手が合ったけど、ムーアJともいかにも合いそう。早め先頭のシーンが目に浮かびますね。

南 そやろ? 次はジャスティンパレスやろか。

村瀬 JCの本命です。この馬こそドスローに泣かされたクチ。流れればもっとやれるはずなんですが…。

南 杉山晴師は「JCは位置取りの差の5着。去年の有馬は仕掛け遅れだった。状態はこの秋で一番いいかもしれない」ゆうとったで。

村瀬 引っ張る馬がいればズドンがあっていいんですけどね。ボクはローシャムパークを相手に考えてます。この馬はスローのまくりが得意なタイプ。タイトルホルダーを差し切った去年の産経賞オールカマーしかり、前走のBCターフしかり。展開はあんまり関係ない。要は自分のタイミングでまくれるかどうかなんです。中山3勝のコース相性に賭けてみる手はあるかなと。

南 海外帰りは取捨が難儀やけどな。プログノーシスはオーストラリアのコックスプレートで2着。福永助手は「中山2500メートルで求められるものを意識してやっている。札幌記念を見ても小回り適性はあるし、あとはゲートを五分に出てくれたら」ゆうジャッジ。

村瀬 アーバンシック菊花賞で◎。ルメールJはこの馬で参戦ですね。陣営も馬の成長力には驚いているみたいですし、菊からさらに上積みがあればやれるかもしれません。

南 マークは必須やな。3歳なら当然、ダービー馬ダノンデサイルにも注目。安田師は「長くいい脚を使える特性を生かせれば」と。京成杯は強い内容やったし、中山は合うはずやで。

村瀬 さすがGP。収拾がつかないですね。頭はなくてもまったく崩れないシャフリヤール、大外枠の昨年ビックリ2着のスターズオンアースもいる。枠順確定まであと2日。追い切りを含めてじっくり検討ですね。

(夕刊フジ)

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【オールカマー2024】逃げ馬の作る展開から推理 コース替わりも週末は雨模様! レーベンスティールの逆転候補を探す 2024年9月21日() 17:00


オールカマーは中山芝2200mで施行される別定G2。

開催3週目の中山は今週からCコースへ替わる。開幕週は高速馬場でも単純な前残りというより、直線で相対的に速い脚を使った馬が来ていた。

ところが、先週はインの前がベストという感じがする。なんだかパッとしない馬場だが、内前有利と捉えるのが無難だろうか。

そう考えながら、天気予報を確認すると、週末は雨。難しい。新潟開催の2014年を除く、過去10年のデータをもとに勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[1-1-0-7]。馬券に絡んだ馬は2019年4番人気1着スティッフェリオ、2023年1番人気2着タイトルホルダー

スティッフェリオの年は10頭立ての少頭数、1000m通過61秒8は対象期間中の良馬場で2番目に遅い。最も遅いのは2017年の63秒1、逃げた10番人気のマイネルミラノはクビ差4着だった。健闘にはペースの裏付けがある。

昨年のタイトルホルダーでも61秒1。全盛期の強さを思えば、この数字なら押し切れそうなものだが、競走中止後約5カ月ぶりの実戦ではあった。

中山芝2200mは月曜のセントライト記念と同じコースで、急坂を二度越え、後半の持続力勝負になる。ロベルトやトニービンの血を引く馬がよく走るイメージ。

▼対象期間・平均ラップ
12.5-11.2-12.6-12.4-12.5-12.2-11.9-11.7-11.5-11.5-12.0

向こう正面の下りあたりからじりじり加速していく。直線は310mしかなく、4コーナーまでに位置を上げたい。上がり1位の馬は複勝率76.9%と強いが、4角2桁位置から馬券内に届いた馬は1頭もいない。

出走予定馬をざっと見ると、行きたいのはアウスヴァールくらいで、フェーングロッテンあたりが絡んでこなければ、流れは落ち着きそうな気もする。

近2走のアウスヴァール函館記念札幌記念をハナで進め、いずれも前々の決着にはなったが、後続を離すような積極的な競馬をしてきた。同じような形で道悪だとどうか。

有力馬の格ならG2に勝ち鞍をもつステラヴェローチェレーベンスティールか。

前者は道悪の重賞を2勝している。後者は不良馬場の1勝クラスで、1番人気2着の履歴をもつが、道悪がからっきしダメという感じもしない。どちらかと言えば、距離ローテが気になる。ルメール騎手想定で売れそうだし、ここは逆らってみよう。

ステラヴェローチェ。どれだけ馬場が悪くなるかがポイントだが、血統の字面どおり道悪は強い。サウジアラビアRC、神戸新聞杯の勝ち鞍はいずれも不良馬場。神戸新聞杯ではダービー馬シャフリヤールを圧倒した。

脚部不安による長期休養を挟み、復帰後は徐々に調子を上げている。4走前の大阪城S1着はハイペース好位の完勝。次の大阪杯4着も前残りを後方から追い込む強い競馬だった。位置取りを問わない強みもある。

近2走、安田記念9着、札幌記念3着は折り合いの難しい外枠を引いた。どちらも横山典騎手の手綱で、安田記念は好位外で折り合いを欠き、札幌記念は内に潜り込めたことで我慢が利いた。継続騎乗にも期待し、馬券は◎の単複。

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【宝塚記念】ブローザホーンの生産者兼馬主・岡田牧雄氏「勝てるんじゃないか」天気予報見て京都競馬場へ 2024年6月24日(月) 04:59

オーナーとしては宝塚記念初優勝、生産者としては2022年タイトルホルダー以来2年ぶりの2勝目。23日付サンスポで◎ブローザホーンの予想を披露した岡田スタッドグループ代表の岡田牧雄氏(72)は、「とにかくうれしいですね」と白い歯を見せた。

タイトルホルダーが優勝した22年は、ライバルのエフフォーリアが強いと思って競馬場には行かなかった。今回は天気予報を見て馬場が悪くなると判断して「もしかしたら勝てるんじゃないか」という思いで臨場した。そして、パドックで実馬を見たときに驚いたという。「『春の天皇賞(2着)から比べて50%アップしたね』と言ったくらいで、体の張りがもう全然違いましたね」。レースは思った通りの重馬場。さらに「体が小さく器用で3、4コーナーの下り坂で脚を使えるので、阪神よりも京都の方が有利」という思いもあった。これで負けたら仕方ないという気持ちだったが、2馬身差をつけての圧勝。まさに感無量の面持ちだ。

気になる今後は「年内は国内でいいと思います」と、秋は国内のレースに専念することを示唆。天皇賞・秋(10月27日、東京、GⅠ、芝2000メートル)、ジャパンC(11月24日、東京、GⅠ、芝2400メートル)、有馬記念(12月22日、中山、GⅠ、芝2500メートル)が目標になる。「まだ伸びしろが大きいと思います。母も6歳まで強かったし、奥手の血統。まだ精神面が安定していないので、夏は夜間放牧などで精神面をまた鍛えなおしたいと思います」と話して、笑顔で競馬場を後にした。

★喜びに沸く岡田スタッド

ブローザホーンを生産した北海道新ひだか町の岡田スタッドでは優勝が決まった瞬間、大きな歓声と拍手に包まれ、笑顔の花が咲いた。現地に赴いた岡田牧雄代表に代わって留守を守った三男・壮史さんは「今回の馬場は追い風だと思っていました。昨年の夏ごろから体がしっかりしてきて、完成形に近づいたと感じていました。あれだけ外を回ってよく届いてくれました」とたたえた。

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タイトルホルダーの関連コラム

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有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】実は怪しい「内枠有利説」も、今年は本当に内枠有利になるかもしれないその理由とは?
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思えば初めて枠順抽選があった有馬記念から、数えること今年で10回目になる。……たぶん。

たぶん、というのはコロナ禍でどうだったか……などについて調べていないためだ。調べればい話なのだが、正直本稿の趣旨とはあまり関係ないので割愛した。ご容赦を。

何はともあれ、有馬記念の枠順抽選、最初は2014年。ただ、この時はシステムが違った。

まず抽選をして→選ぶ順番を決める→そして抽選で決まった順に→入りたい枠を指名する

といった流れだった。現在のやり方との大きな違いは、陣営が入りたい枠を指名できるという点だ。

ところが、ここでなんとも具合の悪いことが起こってしまった。最初に枠を選ぶ権利を得て、2枠4番を選択したのがジェンティルドンナ。2番目に枠を選ぶ権利を得て、3枠6番を選択したのがトゥザワールド

ココまで書いたら勘のいい方はおわかりだと思うが、なんとこの2頭がレースでも1~2着になってしまった。しかもジェンティルドンナは4番人気1着、トゥザワールドは9番人気2着。馬連は万馬券である。

「なってしまった」

というのも変な話なのだが、これは主催者としては歓迎せざる事態だったと思われる。そりゃそうだろう。できる限り競馬は公平であると示す努力を日々しているにも関わらず、枠順という人間が決める要素によって、こうも有利不利があることがわかってしまうと、

「なんだ、実力よりも枠が大事なのかよ」

と思われてしまう。ましてライト層が多い有馬記念でそういった事態が起こるインパクトは大きい。枠が結果を大きく左右するということをあまりに公然と知られてしまうのは、主催者にとっては嬉しい話ではないのだ。

ただ、この出来事のインパクトは大きく、それまでも内枠有利だと思われていた有馬記念が、より一層そう(内枠有利だと)思われるようになった。それを意識してなのかどうか確実なことは言えないが、恐らくそんな状況を受けて、翌年からは選択制ではなく、今と同じように抽選で枠が決まるというシステムになった。つまり、陣営に選択権はなくなった。

とはいえ、以後も内枠が欲しいという各陣営の願いは変わらず続いている。だが、続かなかったこともある。それは、

「内枠有利」

という傾向そのものである。

とりわけ近年はむしろ外枠有利とまではいわずとも、内枠はあまり良くない。直近5年をみると顕著で、1~2枠はほぼ壊滅。もちろん外枠有利ではないのだが、代わりに台頭しているのが内過ぎず、外過ぎない中枠だ。

<参考>過去5年

1~2枠(0-1-0-19)
3~5枠(5-2-3-20)
6~8枠(0-2-2-26)

この通り、ハッキリ「中枠有利」の結果が現れている。1~2枠から馬券圏内まで突っ込んできたのは、昨年2枠3番から2着に入ったボルドグフーシュのみ。この馬とて後方に下げて外をマクって来たもので、イメージするような「内枠先行」ではなかった。

理由を説明すると、

1,コース自体は外枠不利
2,馬場が良ければ内枠有利
3,馬場が悪くなると内枠有利ではなくなる
4,かといって外枠はやっぱり不利
5,内枠不利で外枠も不利なので、最も有利になるのは中枠

ということになる。

こういうことを書くと、

「いやいや、イクイノックスがたまたま中枠に入っただけじゃないか」

とか、

「ほかの強い馬も中枠に入ったのではないか」

とか、

「たった5年程度のデータではサンプル数が……」

とか、

「たったひとつふたつ枠がズレるだけでそんなに違うのか」

とか、いかにもそれらしい反論が来そうではあるが、そういう意見もあることを踏まえた上で、すべて反論するほどの時間もないので話を進めたい。(最後の質問だけは明確に、違う、と伝えたい。枠が1つズレるだけでレースの動きは全く異なるケースが多々ある)

前述の仮説が正しいとすると、コース形態は外枠不利で不変であるが、馬場が悪くなると内枠も不利になる。そして、馬場が悪くなるかどうかは天候も大いに関係してくる。

そこで気になるのは今年の天候推移だ。実は過去5年の有馬記念が行われる12月の中山開催においては、必ず芝がやや重に悪化する日があった。12月の前半開催であれ有馬記念当週であれ、開催中の馬場悪化は、当該週のみならず、その後の馬場状態にも大なり小なり影響を与えるのが競馬という競技だ。4週目の日曜日に行われる有馬記念は、開催中の馬場悪化の有無の影響を受けやすい。だから、近年は内枠有利になっていないという側面がある。

ところが、今年の中山は好天に恵まれている。3週目まではずっと良馬場で、4週目を迎え寒さこそ厳しくなってきてはいるが、幸いにして有馬記念が行われる週末も晴れ予報。このままいくと、

「ずっと良馬場のまま有馬記念を迎える」

ことになる。仮にそうなれば、2017年以来6年ぶりのことである。

となると気になるのは2017年の有馬記念の結末だが、この年に限っていえば、実はイメージ通りの内枠有利だった。キタサンブラックの逃げ切りは馬の力が違った可能性があるにしても、2着に突っ込んだのは2枠3番に入った8番人気の牝馬クイーンズリングだった。クイーンズリングは道中インをロスなく立ち回ると、直線もしぶとく内から伸びて2着確保。外から伸びて来たシュヴァルグランスワーヴリチャードルージュバックといった馬たちの追撃を退けての好走だった。

つまり、有馬記念の「内枠有利説」は案外怪しいものでもあるのだが、今年に関しては「空模様の関係で」本当に内枠有利になる可能性が高い。

有馬記念の注目馬は?~

以上を踏まえて、最後に有馬記念の注目馬を挙げたい。

タイトルホルダー横山和生騎手)

引退レースとなるタイトルホルダーに注目。今回は絶好の2枠4番を引けたのがまず大きい。過去2度の有馬記念はいずれも外枠で、しかもパンサラッサがいたりしてレースの組み立てが難しかった。今年はその点スンナリと内枠から先手を取れそうで、明確に絡んでくるような馬もいない。まして有力馬はいずれも溜めるタイプで、早めに押し上げて来る地力上位馬はタスティエーラくらいだろう。過去2年よりマークも薄くなりそうなので、ラストランでの激走のチャンスありとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
閲覧 2,289ビュー コメント 0 ナイス 2



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年12月17日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年12月17日号】特選重賞データ分析編(389)~2023年有馬記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2023年12月24日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【前走の条件がG1、かつ前走のコースが国内だった馬の、前走の着順別成績(2016年以降)】
○4着以内 [6-4-6-21](3着内率43.2%)
×5着以下 [0-2-0-43](3着内率4.4%)

 前走の条件がG1以外だった馬は2016年以降[0-0-0-22](3着内率0.0%)と3着以内なし。また、前走が国内のG1だった馬に限ると、大敗直後の馬も苦戦していました。ビッグレースで好走を果たした直後の馬に注目するべきでしょう。

主な「○」該当馬→ドウデュースハーパー
主な「×」該当馬→タイトルホルダーディープボンド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、G1のレース”において1着となった経験がある」馬は2016年以降[6-4-7-22](3着内率43.6%)
主な該当馬→タイトルホルダードウデュース

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2023年11月22日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンC2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】モレイラ騎手土日で11勝から見える得意条件/エリザベス女王杯展望
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先週は地方競馬の祭典・JBCに加えて、本家米国でブリーダーズカップ、さらには国内でも重賞×4レースと、1年でも屈指の重賞多数の週末だった。

その影響を受けたのがジョッキーたち。ルメール騎手、川田騎手、戸崎騎手などが米国遠征で不在。そうなると、東西とも勝てる騎手は限られてくる。

結果…

モレイラ騎手=11勝
坂井瑠星騎手=7勝
横山武騎手=6勝

この3人でなんと24勝の荒稼ぎ。3場合計72レースだから、ちょうど3分の1の勝ち星をこの3人だけで稼いだことになる。特に東京はモレイラ騎手&横山武騎手の寡占状態で、土日の東京合計24レースのうち、2人で17勝。過半数どころか3分の2以上が2人のどちらかの勝利だった。

もっともその内容は個性がよく出ていた。

モレイラ騎手は11勝のうち5~8枠で14回騎乗し、10勝。逆に1~4枠では4回騎乗し1勝。外枠での騎乗自体が多かった。

横山武騎手は1~4枠で12回騎乗し5勝。5~8枠で7回騎乗し1勝。

京都で騎乗した坂井瑠星騎手は、1~4枠で9回騎乗し4勝。ファンタジーSで9番人気ながら2着と好走したドナベティも最内枠。

モレイラ騎手はもともと外枠が得意なジョッキー。何でもかんでも持って来ているようで、実は枠順傾向通り。ある意味、抽選で外枠をたくさん引けたという意味では、実力に加えて運もあった週末といえるかもしれない。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はエリザベス女王杯から。

マリアエレーナ三浦皇成騎手)

注目はマリアエレーナ三浦皇成騎手。
今年のオールカマーは例年以上にメンバーが揃ったレース。ローシャムパークタイトルホルダーゼッフィーロに続く4着は好評価できるもの。追わせるタイプで三浦騎手とも案外手が合いそうだ。G1の三浦騎手ということで予想以上に人気にならなければ、オッズ面でも妙味あり。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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宝塚記念予想

 トーホーアマ 2024年6月22日() 19:48

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1.シュトルーヴェ
センバになって5か月休養後3連勝。
3クラス、G2-G2と連勝。ゴール後も後続を突き放す勝ち方は強い。
G1も初挑戦。金曜日には現地にいるので陣営もだいぶ期待してると思う。重い印。


2・ジャステインパレス
明確に切る要素はひとつもない。展開とか位置取りで負けてるだけ。
長距離で稍重で勝ってるだけに不良馬場とか関係なさそう。


3.べラジオオペラ
皐月賞で重競馬して大敗してる。外枠というのはある。夏超えて成長。
どこかタイトルホルダーと似たような戦績。
良馬場だったらかなり展開は向きそうだった。不良馬場分からない。
タイトルホルダーみたく後続と距離置けて逃げる戦法できれば残りそうだが、様子見。
分からない分からないで重い印打つのは面白い

4.ドゥデユ―ス
自分の中でのこの世代の立ち位置はイクイノックス>プラダリア>ドウデユ―ス。
G1で1人気で1着ほどの力はないと思ってる。
不良馬場、内枠とかなりマイナス面は大きい。フランスで重・不良の答えは出てると思ってる。


5.ディ―プボンド
全盛期の2022年の春天2着→宝塚惜しい4着。
春天から宝塚は相当能力高い馬でないとキツイと思ってる。
何かしら後続の1頭に抜かれてしまいそう。夢は見れるレースはしそう


6・ヒートンオンビート
頑張って入る。G2.G3で。この後人気落ちで狙える

7.プラダリア
未だに自ら垂れたり、脚が止まったりするレースみたことない。
京都記念みたいに位置取り、乗り方が必須条件。重馬場不良もキレ脚で負けてるだけに歓迎。

8,カラテ
頑張ってる。


のちの評価は明日。

 プラス1 2024年5月14日(火) 19:23
宝塚記念ファン投票スタート 
閲覧 205ビュー コメント 0 ナイス 3

宝塚記念ファン投票スタート

https://www.jra.go.jp/news/202405/051301.html
合計7,200名様に豪華賞品をプレゼントいたします。


去年の応募者数が26万程ですから 36分の1 ぐらいの可能性ですかね(懸賞なんかあてにするな)




去年の結果みると イクイノックスは 216,379/261,749 ➡ 82.7% の人から支持された ということですか


ちなみに 2位のタイトルホルダーは 63%

ちなみに 2022年は 1位がタイトルホルダーで得票数は191,394票で このときは 1990年オグリキャップの15万2016票を4万票近く上回る歴代最多得票数だったとか何とか



さて 今年は どの馬が 1位になるのか?(まぁ 私は 穴馬狙いなので 基本 1位になるような馬は 眩しくて 投票できませんが)


************************************


5月14日(火曜)から20日(月曜)はギャンブル等依存症問題啓発週間です
https://www.jra.go.jp/news/202405/051401.html

日本の競馬の歴史はお客様とともに歩んできた歴史です。多くのお客様がレースの推理や受け継がれる血統、サラブレッドの美しさ等の競馬の持つ魅力を通じて競馬に親しんでいただいた結果です。

JRAでは、末永く競馬に親しんでいただくためにも、勝馬投票券の購入にのめり込んでしまう等の不安を抱えている方への相談体制の整備をはじめとして、引き続きギャンブル等依存症対策に取り組んでまいります。




日本ダービーキャンペーン 購入レース数UPで、当選チャンスUP!
https://www.jra.go.jp/special/spring-challenge2024/index.html



マッチ ポンプでしょうか・・?


レース購入を 煽っておいて、 その横で 依存症対策・・



1週だけのキャンペーンだし 担当してる部署が違うから(震え声)



JRAは 金を出さなくても 競馬を楽しめる仕組みをつくったら良いと思うんですけどね


今 関心が無い人にも 競馬に興味を持ってもらって 、そして そこから ギャンブルの泥沼に引き込む・・(悪魔は 親切な人を装って 近づいてくる・・)

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 ノーフォト(仮) 2024年1月6日() 15:50
お姉ちゃんも3着
閲覧 117ビュー コメント 0 ナイス 3

有馬記念で3着だったタイトルホルダーに負けじとメロディーレーンも万葉Sで3着!がんばった!

箱根駅伝で2区以外3位通過で総合3位だった城西もすごかった!

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コメント一覧
5:
  ミホース   フォロワー:0人 2023年11月20日(月) 07:54:17
ジャパンカップでは、大逃げのパンサラッサの後をつけて、最後直線で一気に差して勝利🏆して欲しいですね〜♪
4:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2022年8月24日(水) 01:59:11
天皇賞(春)→宝塚記念
G1・2連勝中
3:
  おかき   フォロワー:0人 2021年4月20日(火) 08:47:30
菊候補

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2023年12月24日有馬記念 G13着
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