フラガラッハ(競走馬)

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フラガラッハ
写真一覧
抹消  鹿毛 2007年4月3日生
調教師松永幹夫(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績41戦[8-1-3-29]
総賞金23,592万円
収得賞金6,950万円
英字表記Fragarach
血統 デュランダル
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
サワヤカプリンセス
スキッフル
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ザスキート
兄弟 エスティタートフェルメッツァ
市場価格
前走 2016/06/04 鳴尾記念 G3
次走予定

フラガラッハの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/06/04 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 1471182.6912** 牡9 56.0 浜中俊松永幹夫 502
(-2)
1.58.3 0.734.8⑩⑬⑬⑨サトノノブレス
16/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 911113.779** 牡9 56.0 高倉稜松永幹夫 504
(0)
2.38.0 1.234.6⑦⑦⑦⑧ゴールドアクター
16/01/24 中山 11 AJCC G2 芝2200 16612100.7138** 牡9 56.0 高倉稜松永幹夫 504
(+4)
2.12.8 0.834.9⑮⑯⑭⑫ディサイファ
15/11/08 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 184763.71317** 牡8 57.0 高倉稜松永幹夫 500
(+2)
2.36.3 2.335.8⑬⑬⑫⑪ゴールドアクター
15/03/28 中山 11 日経賞 G2 芝2500 121121.975** 牡8 56.0 横山典弘松永幹夫 498
(0)
2.30.7 0.535.6アドマイヤデウス
15/01/25 中山 11 AJCC G2 芝2200 173548.086** 牡8 56.0 横山典弘松永幹夫 498
(-2)
2.14.1 0.534.1⑮⑮⑭⑪クリールカイザー
14/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18612103.61415** 牡7 58.0 高倉稜松永幹夫 500
(+4)
2.00.5 0.834.3⑰⑯⑯スピルバーグ
14/09/28 新潟 11 オールカマー G2 芝2200 1871352.7144** 牡7 56.0 高倉稜松永幹夫 496
(0)
2.12.3 0.133.8⑰⑰⑱⑮マイネルラクリマ
14/07/27 中京 11 中京記念 G3 芝1600 16355.3110** 牡7 57.5 高倉稜松永幹夫 496
(+2)
1.37.9 0.836.8⑬⑭⑬サダムパテック
14/06/07 阪神 11 鳴尾記念 G3 芝2000 122225.3103** 牡7 56.0 高倉稜松永幹夫 494
(+2)
1.59.1 0.034.3⑨⑨⑩⑩エアソミュール
14/04/06 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 811100.386** 牡7 56.0 高倉稜松永幹夫 492
(-8)
2.01.8 1.535.6⑦⑦⑥⑤キズナ
14/03/15 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 184815.3510** 牡7 57.5 高倉稜松永幹夫 500
(+4)
2.02.1 0.434.3⑮⑯⑭⑫マーティンボロ
14/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 163541.7105** 牡7 56.0 高倉稜松永幹夫 496
(0)
2.14.1 0.134.8⑮⑯⑯⑧ヴェルデグリーン
13/11/30 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 145810.575** 牡6 56.0 高倉稜松永幹夫 496
(0)
2.00.4 0.834.4⑫⑫⑬⑬カレンミロティック
13/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 17612182.1159** 牡6 58.0 高倉稜松永幹夫 496
(-4)
1.59.5 2.035.9⑯⑯⑯ジャスタウェイ
13/09/08 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 143322.3811** 牡6 57.5 高倉稜松永幹夫 500
(+4)
1.33.0 1.233.5⑭⑭⑭エクセラントカーヴ
13/08/11 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 183511.8510** 牡6 57.0 高倉稜松永幹夫 496
(+4)
1.33.3 0.834.1⑭⑬レッドスパーダ
13/07/21 中京 11 中京記念 G3 芝1600 1681611.951** 牡6 57.0 高倉稜松永幹夫 492
(0)
1.33.5 -0.134.2⑭⑩⑩ミッキードリーム
13/05/11 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 184743.61415** 牡6 56.0 高倉稜松永幹夫 492
(+2)
1.21.6 1.034.5⑰⑮ダイワマッジョーレ
13/03/24 阪神 11 六甲S OP 芝1600 1861111.1510** 牡6 58.0 高倉稜松永幹夫 490
(-4)
1.34.6 0.633.7⑰⑯シャイニーホーク

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フラガラッハの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスポーツニッポン賞京都金杯・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、京都金杯-G3は中京芝1600mに舞台を移して施行される。同コースでは7月末に中京記念-G3が古馬重賞として施行されているが、昨年はリステッド競走のポートアイランドS-Lも振替開催されていた。それらのレースで目に留まるのは、ノーザンテースト、トニービン、Nijinsky、Danzigといったパワーや持続力に長けた血統。中京記念-G3を12・13年と2連覇したフラガラッハ、同じく13・14年と二桁人気で2年連続2着となったミッキードリームの2頭においてはトニービンとノーザンテーストを併せ持つほか、サンデーサイレンスとNureyevの血を引く点でも共通していた。

ロードマイウェイは、父ジャスタウェイ×母フェリス(母の父ジャングルポケット)。シンメイフジの甥にあたる血統で、3代母シンコウラブリイは93年マイルチャンピオンシップを制するなど重賞6勝の活躍。本馬は父系からも母系からもトニービンの血を引くために晩成傾向が強く、3歳時の活躍だけで枯れるようなタイプではない。牝系に目を向けても、近親のロードクロノスは6歳、ムイトオブリガードは5歳で重賞初制覇を飾っており、3代母においては引退レースで初めてG1を制している。

ピースワンパラディは、父ジャングルポケット×母クリアソウル(母の父アグネスデジタル)。近親にホエールキャプチャパクスアメリカーナがいるエミネントガールに遡る牝系。本馬は距離や馬場を問わないオールラウンダーではあるが、近親の成績を踏まえてもデビューから連対を外していない芝1600mがベストだろう。ジャングルポケットやNashwanといった成長力に富む血統を抱えているため、明け5歳となる今年はさらなる飛躍が期待される。

ケイデンスコールは、父ロードカナロア×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。フェイムゲームバランスオブゲームの甥にあたる血統で、ステイゴールドショウナンパンドラが出たダイナサツシユに遡る牝系。本馬は3走前のポートアイランドS-Lが58kgを背負い、直線でスムーズさも欠いていたことを思えば悪くない内容だった。冒頭で取り上げたフラガラッハミッキードリームと共通する血統も多く、近走成績からは復調気配も示せているだけに、穴馬として一考する価値があるかもしれない。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
ロードマイウェイ ピースワンパラディ ケイデンスコール

中京記念連覇のフラガラッハが引退、乗馬に 2016年6月8日(水) 17:33

 2012年&13年の中京記念・GIIIを連覇したフラガラッハ(牡9歳、栗東・松永幹夫厩舎、父デュランダル、母スキッフル、母の父トニービン)が6月8日付けでJRAの競走馬登録を抹消した。今後は乗馬になる予定だが、繋養先は未定。

 フラガラッハは、通算成績41戦8勝、獲得賞金2億3592万円。6月4日の鳴尾記念(12着)が最後のレースとなった。

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【アルゼンチン】フラガラッハ仕上がり良好51秒7 2015年11月4日(水) 11:33

 左前脚の故障で休養していたフラガラッハが、日経賞5着以来復帰する。高倉騎手を背に栗東坂路で単走。テンから13秒0-13秒0-12秒5と快ラップを刻み、ラスト1Fは少し脚勢が衰えたものの、それでも13秒2と踏ん張った。比較的時計の出やすい馬場だったが、4F51秒7なら十分で、迫力、活気からも仕上がりは良さそうだ。

 「順調にきている。先週、今週としっかりやったが、脚元のほうも大丈夫だね。間隔が空いているのでどこまでやれるかは分からないが、マイル路線から距離を延ばしてからも頑張ってくれている。もうひと花咲かせたい」と、松永幹調教師は期待していた。

(夕刊フジ

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【中京記念】データ分析2015年7月21日(火) 05:01

  *2000メートルから1600メートルに短縮され、開催時期が3月から7月に移った過去3年が対象

 ◆芝マイル実績必須 勝ち馬全3頭を含む、連対6頭中4頭が芝マイルで勝っていた。残る1頭、一昨年、昨年と連続2着のミッキードリームには芝1800メートルでV歴があった。

 ◆重賞実績重要 連対6頭中、2012年1着フラガラッハを除く5頭に重賞勝ちがあった。12年フラガラッハにも阪神Cなどで3着があり、重賞3着以内がないと厳しい。

 ◆重ハンデ馬が強い 12年2着の牝馬で54キロのショウリュウムーンを性差を考慮して2キロ増とすると、連対6頭全てが56~58キロ。トップハンデ馬は13年フラガラッハ、14年サダムパテックと連勝中。一方で53キロ以下は3着以内すらなく、苦戦している。

 ◆前走 オープン特別の米子S組が3連対で最多だが、ステップレースはさまざま。しかし、レース間隔は最長で2カ月半。長期休養明けは連対なし。また、6頭中4頭が掲示板を外しており、2桁着順から巻き返した馬も2頭。前走の着順は気にしなくていい。

 ◆リピーターに注目 フラガラッハは12~13年と連覇し、ミッキードリームは13~14年に2着。連続して好走する馬が多いレース。

◇結論◇

 トップ評価はレッドアリオンだ。マイルGIIマイラーズC勝ちが光り、安田記念からのステップもいい。ハンデ57・5キロも問題ない。GI・NHKマイルC優勝馬カレンブラックヒルも実績、ステップは申し分なく、58・5キロも克服できそう。2年連続2着のミッキードリームは昨年と同じ56キロ。休み明けでも3カ月なら許容範囲で、今年も警戒したい。57キロのトーセンレーヴは5カ月の休み明けで、同じく57キロのスマートオリオンは芝では1400メートル以下しか実績がないため、割り引いた。 (データ室)

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【若駒ピカイチ】エスティタート 2015年7月7日(火) 05:01

 《戦評》〔2〕枠(2)番から五分にスタートを切り、スッと3、4番手の内に付けた。重馬場でも走りはスムーズで、直線に入ってからの手応えも抜群。2番手に躍り出ると、逃げていた馬をゴール直前にきっちりと差し切った。

 《血統》新種牡馬の父ドリームジャーニーは、延べ3頭目の出走で初勝利。半兄フラガラッハ(父デュランダル)は現オープンで、2012、13年の中京記念を連覇。半姉イリュミナンス(父マンハッタンカフェ)は現1600万下。

 《将来性》好位で運べるレースセンスのよさは、フラガラッハより上か。良馬場ならさらに兄姉同様の末脚の切れが期待できる。434キロと小柄な牝馬だが、直線で内からスペースをこじあけるように進出し、勝負根性もある。「いいレース内容でした。本当にいい走りをするし、距離もマイルくらいなら問題ないでしょう」と武豊騎手。好素材だ。

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【日経賞】アドマイヤデウスが重賞2連勝! 2015年3月28日() 15:56

 28日の中山11Rで行われた第63回日経賞(4歳上オープン、GII、芝2500メートル、12頭立て、1着賞金=6500万円、1着馬に天皇賞・春の優先出走権)は、岩田康誠騎手騎乗の4番人気アドマイヤデウス(牡4歳、栗東・橋田満厩舎)が中団追走から差し切って完勝。日経新春杯に続き、GII2連勝を飾った。タイムは2分30秒2(良)。

 骨折を乗り越えて、完全に本格化を印象付けた。並み居るGI実績馬をしたがえて、アドマイヤデウスが文句なしの完勝。優先出走権を手にした春の天皇賞(5月3日、京都、GI、芝3200メートル)に大きく近づいた。

 レースは最内からフラガラッハが意表を突く先行策。2番手にクリールカイザーがつけて、その後ろにラブイズブーシェタマモベストプレイが追走した。人気のサウンズオブアースは後方2番手、フェノーメノは最後方からのレース。フラガラッハは速いペースで馬群を引っ張りながらも、リズムの良い逃げで直線に向く。しかし、坂の途中でアドマイヤデウスが一気に接近。あっという間に差し切ると、一瞬のうちに差を広げて完勝した。1馬身3/4差の2着は5番人気のウインバリアシオン。さらにアタマ差の3着が最内から伸びた6番人気ホッコーブレーヴだった。

 アドマイヤデウスは、父アドマイヤドン、母ロイヤルカード、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道浦河町・辻牧場の生産馬で、近藤利一氏の所有馬。通算成績は10戦5勝。重賞はGII日経新春杯(2015年)に次いで2勝目。橋田満調教師は日経賞初勝利。岩田康誠騎手は14年ウインバリアシオンに次いで2勝目。

 昨年と違うパートナーに騎乗して日経賞連覇を飾った岩田騎手は「行く馬がいなければ(ハナを)主張してもいいと思っていましたが、思ったよりも(ペースが)流れてくれました。どんな競馬でもできる馬です。まだ若い面をみせていたし、まだまだ走ってくると思います。(天皇賞では)今回以上のレースができると思いますし、距離が長ければ長いほどいいと思うので楽しみです」と本番への期待をふくらませていた。

★28日中山11R「日経賞」の着順&払戻金はこちら

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フラガラッハの関連コラム

閲覧 2,959ビュー コメント 0 ナイス 7

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。

今週は中京記念
このレースは重賞の中でもトップクラスに難しいなと毎年感じます。
所謂「リピーターレース」で、フラガラッハの連覇がよく語られますが、個人的にはミッキードリームの方が印象深いです(^^;)

ミッキードリームは2012年が7番人気4着、2013年が2着、2014年が3着でした。血統的に注目すべきことは「キングカメハメハ×トニービン持ちの母」という配合であるということ。
東京のGIを勝ちまくったトニービン直仔の斬れは、母父Hornbeam(Nasrullah×Hyperion)の、Nasrullahの広いコース向きの柔らかい体質と、Hyerionの持続力に起因します。トニービンはHyperion5×3・5でもあるので、母系に入ると粘着力を伝え、切れ味が削がれる馬もいます。
しかし、キングカメハメハの母母父Blakeneyの母父がHornbeamなので、トニービン持ちの牝馬と交配すると、Hornbeamのクロスができ、トニービン直仔らしい馬(長い直線で持続性ある末脚が武器な馬)が生まれやすいのです。
その最たる例が、ドゥラメンテルーラーシップであり、彼らの場合はHornbeamのクロスのほかに、エアグルーヴの牝祖パロクサイドもNasrullahとHyperionを持っているというのがポイントでした…というのが望田先生に教わった最初のこと。
話を戻しますが、ミッキードリームは、パロクサイド牝系でこそないものの、キングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストと、ドゥラメンテと15/16同血。トニービンを増幅した配合で、外差し馬場になり易い最終週の中京は持ってこいだったのですね。(「終わりそうで終わらないノーザンテースト」ともいえる)

とにかく難解なので内枠から気になる馬、有力馬について書いていきます。

●「中京マイル」という独特の舞台が合っているのではないか
カオスモスは、Buckpasser、母系に入るMy Chermer(Seattle Slewの母)Bug Hurry(Caerleonの5代母)、Never BendのLa Troienneパワー(特に母はBold Reason≒Never Bendのきょうだいクロス4×6)も豊富ですが、母母がナスキロ血脈のサンデーピクニック(サンデー×Caerleon×Shirley Heights)なので、ここが父のSecretariatと脈絡しますから、パワーと斬れ、どちらも兼備しているというイメージがあります。だからというべきなのか、東京で斬れまくるわけでもないので、ちょっとタフな外回りである中京は合っているのではないかと思うのです。実際に昨年は0.2秒差5着でした。完璧に乗っても勝ち切ることはないと思いますが、前走パラダイスSも0.3秒差6着と悪くない内容、昨年(18.0倍8番人気)から人気暴落の予感なので気に掛けておきたい1頭です。

●母母のパワーで
マイネルアウラートは昨年暮れの1000万→1600万連勝から、年明けの東京新聞杯3着、前走パラダイスSでオープン特別優勝と、まさにステイゴールド産駒(というよりノーザンテースト4×4)らしい成長をみせています。とはいえ、母母セーヌフロウはティンパーカントリー産駒(母プレイメイトがBusanda≒Striking2×3)で、母系にヒッティングアウェー(母Striking)を持つのでBusanda≒Striking5・6×4というパワーの塊。外回りのマイルで斬れるタイプではないのですが、こういうパワーが優ったタイプが怖いのが中京記念です。

●≒ミッキードリーム
タガノエトワールキングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストで、ミッキードリームともドゥラメンテとも15/16同血。牝馬だから一瞬の切れもありますが、本質的には外回り向きと踏んでいます。前走は途中で競馬をやめてしまっている感じでしたし、ここまでミッキードリームと酷似の血統ですから、血統派としては是が非でも抑えます(^^;)

●あり余るパワーと底力
トウショウドラフタアンライバルド×ジェイドロバリー、母母がサマンサトウショウですから、Sadler’s Wells≒Number3×3のパワー+Hyperionというイメージでいます。前向きな気性はSpecial(Sadler’s Wellsの母母、Numberの母)らしいものです。気性的に後ろからの競馬にならざるを得ないのが難点ですが、それでも抑え込めているのは名手(田辺騎手)の力でしょう。ここはファルコンSほどタフな馬場になりそうにない中、古馬相手にどこまでやれるか。ただやっぱりこの鞍上ですから、「えっそんな位置でも競馬出来るんだ」な~んてことが起こりかねないので怖いです。この牝系なので成長力は◎です。

●母は名繁殖、気性が課題
ピークトラムは、母タッチザピークがマルゼンスキー≒Passing Mood3×3(Northern DancerとBuckpasserとBull Dog=Sir Gallahadなど)というニアリークロスを持っているので、名繁殖の道を駆け上がっています(兄タッチザターゲット2勝、弟セネッティ2勝)。チチカステナンゴ×スペシャルウィークでも、母系のパワーが強くストライドは伸びませんが、中京は合いそうです。難点は、望田先生が良く指摘されるチチカステナンゴのVaguely Nobleと、スペシャルウィークのセントクレスピンを通じるAureoleのクロスで馬群を嫌う気性があること。中山の500万も、前走の谷川岳Sも外目をスムーズに追走していました。小牧騎手がこの枠からどう乗りこなすかでしょう。僕は軽視します。

●舞台はベスト!
ダッシングブレイズは、母Blazing BlissがGonfalon≒Hopespringseternal3×3というナスキロ+War Admiral+La Troienneのニアリークロスで、ナスキロ+Tom FoolでみればLady Capuletとも脈絡します。サトノクラウンと同じような所謂「ナスキロ柔らかい」体質で外回りのマイルがベスト。ここは条件が揃いました。

●柔らか体質で外回り向き
カレンケカリーナの母父Unbridled’s Songは母Trolley SongがCaro×ナスキロなので柔らかい体質を伝えやすく、この血を持つ馬は外回り向きになりやすいです。直近の例では、トーホウジャッカル(母父)、東京で良く走るレッドルーファス(父))などがいます。カレンケカリーナの場合は3代母父がRound Table×Fleet Nasrullahで、ナスキロとCount Fleetと、Unbridled’s Songの血を増幅しているのがオッと思わせますし、ハーツクライ産駒でPromised Landのクロスを持つのはウインバリアシオンと同じで、これも外回り向きの斬れを引き出すクロスです。前走の福島牝馬(福島芝1800m)や、前々走のターコイズS(中山1600m)はこの馬にとって完全に不向きな条件。府中牝馬Sは0.4秒差ですし、ここは注目してみたいです。

●タフ馬場と夏がイイ
アルマディヴァンは父メジロベイリーの母父マルゼンスキーの母父Buckpasser、母母父Rivermanの父Never Bend、3代母父父Better SelfがLa Troienneを持っていて、特にBuckpasserの母BusandaとBetter SelfはWar AdmiralとLa Troienneを併せ持つのでニアリークロスとなります。こういうタイプは、器用に立ち回ることができるので内枠だったというのも昨年は良かったのでしょう。今年は巧く立ち回った中山牝馬Sで4着、これくらい走れていれば、真ん中くらいの枠なので再度警戒したいです。

●舞台は合いそうだが未知数な面も
ダノンリバティは名繁殖スカーレットレディにエリシオ→キングカメハメハと配されたのでNureyev≒Fairy King4×3、イメージ通りパワーがあります。だからもちろん芝であれば東京・京都<阪神・中京なのでしょうし、マイラーズカップの12着は伸びない外を回しての者だから参考外としても、全世代相手の芝のマイル重賞でやれるかどうかは疑問が残ります。人気先行ならちょっと怖い1頭ですね。

●マイラーズCの内容からここでも通用
ケントオーはLa Troienne→Baby Leagueの牝系で、母系のパワーが強く、ダンスインザダークも母系は米血パワーがすごいので道悪の前走が圧巻の内容(ダンスインザダークの8代母父High TimeはDomino3・3×2、ケントオーの5代母父母Beaming Beautyという馬はDomino3×4・4、こんなあたりも無関係ではないと思うんです)。重賞がどうかというところですが、高速馬場のマイラーズCで外目4番手を追走しながら0.5秒差8着なら上出来でしょう。当然中京なら大崩れはなさそうです。

●Hyperionらしくこれから成長
タガノエスプレッソの母タガノレヴェントンは、タガノトネールも産んでいる名繁殖。キングカメハメハ×トニービン(Hyperion5×3・5)×Nureyev(Hyperion4×4)でNureyev4×3、さらに3代母Likely ExchangeまでもがHyperion5・5×4・4というHyperion凝縮っぷり。だからタガノエスプレッソが2歳時にデイリー杯を勝ったことは少しぶっくりで、さすがにクラシックでは厳しい競馬が続いていたけれども、これから5歳、6歳とどんどん成長していく馬で、もう1つ2つ重賞は獲るはずです。今回は、さすがに前走は流れに恵まれた感があるし、本格化はまだ先だと思っているので厳しいとみます。
でもよく考えてみれば、中京記念を連覇したフラガラッハの母スキッフルはトニービン×Nureyevで、Hyperion凝縮型としては屈指の名繁殖。確かに血統だけみれば面白いっちゃ面白い。

●本来はしぶとい中距離馬
ダローネガは今年で7歳、まだ中山で行われていた朝日杯で3番人気だったのが懐かしいです。母カメリアローズはHyperionとDonatelloとFair Trialという主要血脈を豊富に含んでおり、これはスカーレットインク的(Alibhai的)、ノーザンテースト的(Lady Angela的)粘着力を増幅するので、ダローネガはマイルで差す競馬ばかりやっていますが、本当は1800-2000ベストのしぶとい中距離馬なのだと思います…。それでも能力があるから、タフ馬場の中京記念では3着まで走ります(でも水分を含む馬場は苦手)。デキは良さそうですし、鞍上も強気の騎乗をする藤岡康騎手、ここは買いでしょう。

【まとめ】
難解すぎて1頭に絞れないが、やっぱり最有力はダッシングブレイズとみる。
カオスモスは昨年の内容が悪くなく、当該舞台に相当な適性を感じる。
タガノエトワールミッキードリームと酷似の血統で、大箱のマイルコースはベストの可能性がある。
カレンケカリーナは柔らかい体質で大箱向き、近2走は小回りだったが府中牝馬では勝ち馬から0.4秒差だった。
アルマディヴァンは夏場が良いタイプで、今年もここまで人気薄なら拾っておきたい。
ダローネガは本来しぶとい中距離馬だが、マイルならここだろう。
うーん、タガノエトワールカレンケカリーナかなぁ。

トウショウドラフタ折り合い難から位置取りが後方になるので、古馬相手にまとめて面倒をみれるとは思わないが、ルメール騎手、横山典騎手のように気性難の馬を絶妙なタッチで操る田辺騎手が怖いので切れない。
ピークトラムは馬群を嫌がる気性があるので、真ん中の枠は割り引き。
ダノンリバティは、たしかに芝なら中京が良いだろうが、全世代相手の芝の重賞で勝負になるかはまだ未知数なので過剰人気しているならば切ってみたい。
タガノエスプレッソは母がHyperion豊富な名繁殖だから、これから重賞をもう1つ2つ撮るだろうが、前走はさすがにペースに恵まれ過ぎて、今回デムーロ騎手で過剰人気するならば切りたい。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

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金沢ユウダイ
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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年3月26日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第172回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~日経賞 G2
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みなさんこんにちは!

本日は中山11R「日経賞 G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、サウンズオブアース1頭。
第2グループ(黄)は、ゴールドアクターから1.0ポイント差(約1馬身差)内のマリアライトまで3頭。
第3グループ(薄黄)は、フラガラッハから同差内のアルバートまでの3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

さて、凄馬出馬表をご覧いただくと上位間では総合1位のサウンズオブアースゴールドアクター間の1.3の溝、総合4位マリアライトフラガラッハ間の3.0の大きな溝が生まれています。少頭数レースですのでこの溝を上手く生かした馬券が面白そうです。

私の本命は◎サウンズオブアースにしたいと思います。有馬記念は非常に好内容でしたし、敗れたゴールドアクターとの比較でも今回は斤量面で有利です。前年は大味な競馬で負けましたが、負けて強しの内容。今回、初の重賞制覇となるとみました。以下、対抗○ゴールドアクター、▲マリアライト、☆アルバートと印を打ちます。

【3連単フォーメーション】
4

2,9

2,3,7,8,9

4

3,7,8

2,9

7

4

2,3,7,8,9


計19点

単穴候補はルメール騎手鞍上のアルバート。前走の有馬記念はまったく競馬をしていませんので巻き返しは十分あるとみています。

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2016年1月24日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第156回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~アメリカジョッキークラブカップ GII
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みなさんこんにちは!

本日は中山11R「アメリカジョッキークラブカップ GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。




第1グループ(橙)は、ディサイファマイネルフロストの2頭で第2グループ(黄)は、ルルーシュショウナンマイティ。第3グループ(薄黄)は、フラガラッハクランモンタナまでの4頭となっています。

さて、凄馬出馬表をチェックするとマイネルフロストルルーシュ間、ショウナンマイティフラガラッハ間に1.0以上の溝があります。その他は大きな溝はない分布ですので各グループを隔てるように溝が発生しているのが特徴と言えそうです。

この分布を見ると素直に溝をうまく使ったフォーメーションで組むのが良いのかもしれませんが、どうも上位馬に不安を感じます。ディサイファは中山で明らかにパフォーマンスを落とすタイプ、マイネルフロストは前走相当恵まれていますし、ルルーシュショウナンマイティは久々ですし、信頼は置けません。

ということで私の本命は◎スズカデヴィアスとします。近走は距離不適の舞台を走っており、ノーカウント。覚醒したラブリーデイと接戦を演じた京都記念の内容からここで一変すると睨んでいます。全体的に高齢馬が多いメンバーですので、実績がないものの勢いがある馬を重視します。ステイゴールド産駒で当舞台で怖い○ショウナンバッハ、前走不利な展開で一番強い競馬をしていた▲ライズトゥフェイム、以下△ディサイファサトノラーゼンフラガラッハマイネルディーンステラウインド、☆ヤマニンボワラクテと印を打ちます。

【3連複1頭軸ながし】
14

6,7,8,9,11,12,13,15


【馬連フォーメーション】
14

6,7,8,9,11,12,13,15

計36点

人気のディサイファサトノラーゼンは危険な人気馬な気がするので手広く広げてみます。

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2015年11月8日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第136回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~アルゼンチン共和国杯 GII
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みなさんこんにちは!

本日は東京11R「アルゼンチン共和国杯 GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。



第1グループ(橙)は、サトノノブレスから1.0ポイント差(約1馬身差)内のゴールドアクターまで。
第2グループ(黄)は、フラガラッハから1.0ポイント差(約1馬身差)内のプロモントーリオニューダイナスティマイネルフロストレコンダイトメイショウカドマツまで6頭。
第3グループ(薄黄)は、ヒラボクディープから同差内の、サイモントルナーレヴァーゲンザイルラブイズブーシェまで4頭で、以下は第4G(灰)となっています。

ハンデ戦ですので仕方のないところではありますが、昨日の京王杯2歳Sに引き続き何ともメリハリのない配置......。

中心視は総合ポイント上位の中から、○ゴールドアクターでいきます。本命◎にしなかったのは枠が理由。今の馬場なら不利にならない可能性もありますが、15番枠より外は2着1回のみというレース傾向を考えると3連系の軸としては信頼の○という位置付け。

あとは今回はそこそこ絞れるこんなデータ(↓)から、その他の有力馬を見ていこうと思います。

・前走G1以外で6番人気以下かつ5着以下だった馬は好走0

今年該当するのは、サイモントルナーレサトノノブレスニューダイナスティフラガラッハプランスペスカマイネルフロストマイネルメダリストメイショウカドマツラブイズブーシェレコンダイトヴァーゲンザイルの11頭。

近10年どころか手元の資料では近13年で好走例なしとなっています(そんなこと言っていると十何年に一度が今年起こって裏切られるというのがデータの怖さですが......(・_・;)、そこを気にしてると明日になってしまいますので今回は活用することに決めます)。
凄馬出馬表上位のサトノノブレスはじめフラガラッハマイネルフロストなどもこのデータに引っかかっている点も今回のポイントとなりそうで、第2Gはプロモントーリオのみ、その下を見渡してもヒラボクディープと第4Gの数頭が残る状況。

◎はヒラボクディープ。「前走から斤量増で今回57kg以上」の好走データに当てはまるこの馬に逆転まで期待。あとは▲ロンギングダンサー、☆プロモントーリオ、△レーヴミストラルと印を回します。

そして今回の私の馬券は、◎○から印馬への3連複3点を中心に◎からの馬連を組み合わせた決め打ち小点数勝負で楽しみたいと思っています。


【3複2頭軸流し】
◎○=印
10,15=8,13,18 (3点)

【馬連流し】
◎=印
10=8,13,15,18 (4点)


計7点

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2015年11月8日() 13:03 みんなの競馬コラム
【アルゼンチン共和国杯】馬場バイアス…ではなくデータで絞り込み。byK-MCS
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アルゼンチン共和国杯

数多くのレースがある中で、このレースは「データ」を信用しています。

またちょうど今日は天候がアヤシイ…

いつもの馬場バイアス考察では拾えないパターンを考え、データ情報を重視しようと思います。

アルゼンチン共和国杯という番組設定は重賞では目黒記念との年2回だけという特殊条件。故にデータというものの信用度は他のレースよりも高いと、個人的に考えています。

ただ軸馬を探す為のデータなので、単系には向かないかもですが、とりあえず列記してみます。


まずはマイナスデータ。


一番人気はイマイチ。
→現時点で、ゴールドアクター

牝馬・セン馬・7歳以上は、「切り」。
サイモントルナーレフラガラッハマイネルメダリストヴァーゲンザイル

前走二桁着順は大幅に割引く。
サトノノブレススズカデヴィアスマイネルメダリスト

前走1800m以下もしくは2600m以上出走馬は大幅に割引く。
サイモントルナーレスズカデヴィアスヒラボクディーププランスペスカヴァーゲンザイル

前走GI以外に出走し6番人気以下且つ5着以下の馬は割引く。
ヴァーゲンザイルサイモントルナーレサトノノブレスニューダイナスティフラガラッハプランスペスカマイネルフロストマイネルメダリストメイショウカドマツラブイズブーシェレコンダイト

前走GIIIは、「切り」。
ラブイズブーシェロンギングダンサー


ここまでで「切り評価」の馬は、以下6頭。(プラスデータには載せません)
サイモントルナーレフラガラッハマイネルメダリストヴァーゲンザイルラブイズブーシェロンギングダンサー


次にプラスデータ。

前走1000万下を1着、もしくは1600万下を連対した馬。
ゴールドアクタープロモントーリオ

前走GIに出走・GII(オールカマー毎日王冠以外)に出走した馬。
スズカデヴィアスニューダイナスティレコンダイト

グラスワンダー産駒は「買い」。
→該当無し

母父サンデーサイレンスの馬。
スズカデヴィアス

四代血統表に、ロベルト・トニービン・サドラーズウェルズ・ノーザンテーストが含有。
ゴールドアクターサトノノブレススーパームーンニューダイナスティプランスペスカマイネルフロストメイショウカドマツレコンダイト


「プラスデータのみ」該当の馬は、2頭。
プロモントーリオスーパームーン

注意したいのは、プラスにもマイナスにも一切当てはまらなかったレーヴミストラルでしょうか。


もっとも軸馬にしたくなったのは、プロモントーリオ
内めの枠でもあり、軸馬としては最適と考えます。

あとは、マイナス要素アリも比較的成績が安定しているレコンダイト
母父グラスワンダーマイネルフロスト(ただし斤量57kgが気掛かり)などでしょうか。

データ面のみで見ると扱いが難しいのが15番に入ったゴールドアクター
データ上、外枠は割引対象であり、全幅の信頼は置きづらいという評価。

ただ馬券圏内に入ってくるようならば、データに基づけば、18レーヴミストラルは切り対象に格下げとなります。

実績面から見てもゴールドアクターが惨敗というシーンは考えにくいと思われ、そうなると、三連単であるならば、15ゴールドアクターを軸にマルチで一桁馬番の馬に印をつければ、万事安泰か?という感じのデータになります。


ちなみに「馬場バイアス」的に見た場合の狙い目の馬は、SS系×ノーザンテースト、もしくは砂向きSS系産駒というように見え、今日の雨も考慮すると相当なスタミナも必要となりそう。
該当するだろう馬は、以下7頭でしょうか。
ヴァーゲンザイルスズカデヴィアスレコンダイトプロモントーリオサトノノブレスラブイズブーシェゴールドアクター

今回はあくまでもデータ重視。

でも馬場バイアス的見解でも、近しい結果に。


馬券は昨日に購入済み。(ブレないように)

あとは天命を待つのみです。

執筆者:K-MCS(MYコロシアム>最新予想にリンク)


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2015年1月25日() 14:00 凄馬プロジェクトチーム
第71回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~アメリカジョッキークラブカップ GII
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みなさんこんにちは!

本日は中山11R「アメリカジョッキークラブカップ GII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。


U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。




第1グループ(橙)は、総合ポイントTOPのゴールドシップ
第2グループ(黄)は、ダークシャドウミトラの2頭。
第3グループ(薄黄)はフェイムゲームフラガラッハエアソミュールクリールカイザーの4頭で、以下は第4G(灰)となっています。

凄馬出馬表を見ていくと、まず気付くのが総合1位ゴールドシップ、総合ポイント2位のダークシャドウ間にある1.2の溝です。上位グループの中では最大の溝となっていますのでアメリカジョッキークラブカップを紐解くカギになりそうです。

第2グループ以下にも溝はありますが、総合ポイント2位のダークシャドウから総合ポイント6位のクリールカイザーまで3ポイント以内とかなり混戦模様です。

本命は素直に総合ポイントTOPの◎ゴールドシップにします。出馬表的には上位グループでも抜けていますので信頼したいと思います。対抗以下は混とんとしていますので優劣は馬券妙味も含めて○にはミトラ、▲フラガラッハ、△ダークシャドウ、△クリールカイザー、☆パッションダンスとしました。

【3連複フォーメーション】
8

1,4,5,12,14

1,4,5,9,10,12,14

計20点

相手に穴馬が来ることを願って勝負です!パッションダンスは第4グループですが、ポイント差はそれほどないので加えてみました。

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フラガラッハの口コミ


口コミ一覧
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 新年明けましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

 さて、2021年も中央競馬の初重賞は、『中山金杯』『京都金杯』から始まります。今回は京都競馬場が改修工事のため、京都金杯は例年と違って中京競馬場で施行されます。

そこで、ふと頭に浮かんだのが文部省唱歌「年の始め」の歌詞。

中京競馬場→愛知県→尾張の国→名古屋市

 こんな単純な連想から表題を決めたのですが・・・本当の歌詞は

年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり) なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う 今日こそ 楽しけれ
出雲大社の宮司をしていた千家尊福(せんげ たかとみ)
『尾張』ではなく『終わり』なんですね。しかも、中京競馬場は名古屋市ではなく、豊明市にあるのです。

予想が始まる初っ端から間違いだらけで、果たして『乾杯(カンパ~イ!)』となるでしょうか?

 でも、気を取り直して2021年の競馬予想では、スタートダッシュを決めたいと思います。

 まず、開催競馬場が変わるので昨年までの京都金杯のデータは基本的に参考にできません。また、中京競馬場で行われている同距離のマイル戦中京記念が2020年には阪神競馬場で行われましたので、こちらも参考にするには無理があります。

では、予想の土台となるデータの拠り所を何にすればいいのでしょうか。これまでの京都金杯と中京競馬場で行われている同距離中京記念の共通点に注目しましょう。

それはハンデ戦の重賞であるということです。そして、軽ハンデよりハンデを背負った馬の方が連対率は高いというデータがあります。例えば京都金杯の過去10年における上位3頭の斤量の内訳は次のようになります。

    54kg以下  55kg  56kg  57kg以上
1着  2頭    4頭  1頭   3頭
2着  2頭    1頭  2頭   5頭
3着  6頭    0頭  1頭   3頭

1着 2:8 55kg以上が 勝率  80%

2着 2:8 55kg以上が 複勝率80%

これだけでも55kg以上の勝率(2:8)80%・複勝率(4:16)80%なので高い確率なのですが、54kg以下で1着だった2頭は、共に牝馬でした。ですから、牡馬に換算すると55kg相当になり、更にこのデータでの考え方を補強してくれます。

そこで、登録馬の中で軽ハンデになりそうな馬を上位候補から外して、ハンデ55kg以上になる本命候補を示してみます。


 ケーアイノーテック 57kg(中京記念 4着)→57kg
 ラセット      55kg(中京記念 2着)→55kg
 エントシャイデン  56kg(中京記念 3着)→56kg
 ピースワンバラディ 55kg(新潟記念 7着)→56kg
 タイセイビジョン  56kg(富士S  5着)→56kg
 サトノアーサー   56kg(富士S  9着)→57.5kg
 シュリ       56kg(リゲルS 1着)→56kg
 レッドガラン    57kg(リゲルS 3着)→56kg

 まだ、出走馬が決まっていない段階なので、カッコ内のレース(ハンデ戦または別定戦)での斤量と京都金杯のハンデを示しています。55kg以上の斤量は22頭中19頭なので、ほとんどがこのデータで『アリ』ということになり、あまり参考にならないデータだったようです。

54kg以下の3頭は出走決定順17位セラピアと19位メイショウオーパス、21位テーオービクトリーで除外対象のようです。

これでは、絞り込みがまだ弱いですね。京都金杯のトップハンデは2着以下というデータもあるので、サトノアーサーの取捨がキーポイントになることは間違いありません。

トップハンデの成績(0-3-2-11)


次に、開催競馬場となった中京競馬場で開催されていた2019年までの中京記念における優勝馬の前走レースのデータでもう少し精査してみましょう。

 2019年 グルーヴィット   NHKマイル 10着(4番人気)
 2018年 グレーターロンドン 京王杯SC   4着(3番人気)
 2017年 ウインガニオン   パラダイスS  1着(3番人気)
 2016年 ガリバルディ    米子S     5着(2番人気)
 2015年 スマートオリオン  パラダイスS  1着(11番人気)
 2014年 サダムパテック   安田記念   7着(17番人気)
 2013年 フラガラッハ    京王杯SC   15着(14番人気)
 2012年 フラガラッハ    鳴尾記念    3着(10番人気)
 2011年 ナリタクリスタル  小倉記念    7着(2番人気)
 2010年 シャドウゲイト   中山記念   6着(2番人気)

前走G1が2頭、G2が3頭、G3が2頭、OPが3頭。これが過去10年の優勝馬の前走内訳です。

今回の有力候補の出走予定馬に当てはめてみると
1.前走G1
  ケーアイノーテック 57kg(マイルC 13着)
  タイセイビジョン  56kg(マイルC 14着)
2.前走G2
  サトノアーサー  57.5kg(富士S  9着)
3.前走G3
  該当馬なし(レッドアネモスは除外対象)
4.前走OP
  シュリ       56kg(リゲルS 1着)
  レッドガラン    56kg(リゲルS 3着)
  ラセット      55kg(リゲルS 8着)
  エントシャイデン  56kg(リゲルS 13着)
  ピースワンバラディ 56kg(キャピタルS1着)
 
これまでハンデと前走の2点から絞り込みをするためのデータを示してみましたが、優勝候補として最終的にふるいにかける条件は、重賞で1~3着またはOPで連対の実績を持っているか否かで判断することになるようです。

1.重賞実績では
  ケーアイノーテック 57kg(富士S   3着)
  エントシャイデン  56kg(中京記念 3着)
  サトノアーサー  57.5kg(関屋記念 1着)
  ラセット      55kg(中京記念 2着)
  タイセイビジョン  56kg(アーリントンC1着)
  ロードマイウエイ  57kg(チャレンジC1着)
  ボンセルヴィーソ  55kg(京成杯OH3着)
  メイケイダイハード 55kg(中京記念 1着)

2.OP実績では
  ピースワンバラディ 56kg(キャピタルS1着)
  シュリ       56kg(リゲルS 1着)
  レッドガラン    56kg(大阪城S 1着)

 このデータで絞り込みをしようとしたのですが、むしろ条件に当てはまる登録馬が増えてしまい、かえって難しくなってしまいます。

 データを調べて、いろいろ検討してみても決め手が見つからないというのが結論になってしまいそうですが、ここから先は、閃き\(^o^)/というか・・・勝負感(-_- )というか・・・いわゆる軸馬選びのセンスが試されるレースになりそうです。

 そこで、現時点での私自身の勝手な予想は

◎ピースワンパラディ
○シュリ
▲ラセット
△ケイアイノーテック
△ロードマイウエイ
△レッドガラン
×タイセイビジョン
×ボンセルヴィーソ
×トリプルエース
?サトノアーサー
 と印を打っておきたいと思います。

 その根拠は次の通りです。

◎ピースワンパラディ
  マイル戦では、連対率100%(4-2-0-0)
  中京競馬場芝の成績も連対率100%(2-2-0-0)
  重馬場もOK(1-1-0-1)

○シュリ
  マイル戦の勝率75%(3-0-0-1)
  中京競馬場芝の成績も勝率66.7%(2-0-0-1)
  昨年秋以降の中京競馬場芝1600の持ちタイムNo1

▲ラセット
  マイル戦の複勝率60%(3-4-2-6)
  中京競馬場芝の成績も複勝率100%(0-1-1-0)
  昨年の中京記念の2着馬で上がり3F33.9は最速

 3頭のみ根拠を示しましたが、3連系を狙うなら相手は手広くなってしまいます。トップハンデのサトノアーサーについては、ヒモに残すか、バッサリ切るか・・・まだ悩んでいます。

 この日記を書いている時点では、まだ出走馬の枠順も確認していません。後ほど確認して、この日記の続きを書き足したいと思いますので、夕方以降、再度見ていただけたら嬉しいです。

 金杯でカンパ~イ!『乾杯!』か? 『完敗⤵』か? 新年早々の運試しとなる両金杯を大いに楽しみましょう。

\(^O^)/ お後がよろしいようで・・・


 出走枠を確認したので、日記を再開します。

 まず、取捨に悩んでいたサトノアーサーですが8枠15番ですか・・・ほぼ大外ですねぇ⤵
と、思いつつ、中京競馬場で行われた中京記念の歴代1着馬を調べてみると


2019年 5番グルーヴィット   
2018年 16番グレーターロンドン 
2017年 3番ウインガニオン
2016年 13番ガリバルディ
2015年 6番スマートオリオン
2014年 15番サダムパテック
2013年 16番フラガラッハ
2012年 2番フラガラッハ
2011年 4番ナリタクリスタル
2010年 5番シャドウゲイト

 8枠から3頭も優勝馬がでています。とはいえ、トップハンデは勝てないという事実は重い・・・と、いうことで、ヒモに残すことにますが、同じ8枠のトリプルエースの評価を上げることにしましょう。

 最終結論としての印は

◎ 4ピースワンパラディ
○ 10シュリ
▲ 16トリプルエース
△ 15サトノアーサー
△ 12ラセット
△ 1ケイアイノーテック
△ 3ロードマイウエイ
△ 8レッドガラン
× 14タイセイビジョン
× 11ボンセルヴィーソ

 と、なりました。当日の馬体重やパドックの気配、返し馬を見て△と×の7頭から、2~3頭程度を切ることにします。

 Haya 2016年7月28日(木) 07:00
≪~術はある~≫(2016.7.28.) 
閲覧 337ビュー コメント 2 ナイス 7

蒸し暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか?
元気ですか~!?
蝉の鳴き声で目が覚める、8月ですね?
って、まだ7月ですけどね?

相変わらず、我が懐はカラッカラッですけど、何か?



<今週のグチ愚痴>

今年は、ラニーニャ現象の影響なのか?涼しい。
ただ、今後は例年通りの”夏の暑さ”が復活!
天気予報も、約1ヶ月半遅れて太平洋高気圧が張り出してくるみたいですね?

昨日までに、この東海地方は日中にエアコンなしでも過ごせて、
当然、”熱帯夜”(25℃以上)もなく、
近年に無く涼しく過ごしてきたのに?残念。

ちなみに、今週火曜(26日)の最高気温24.6℃(AM 3:00頃)ですが、日中は21~22℃。
今夜辺りから、”熱帯夜”(25℃以上)が続くみたいです。
あまり言いたくは無いのですが、「暑い!!」とグチ愚痴りたかっただけです。

…グチ愚痴。



<(回顧) メインレースを見極めろ>

スタートダッシュに成功した今期(第7期 7/2~24)、先週末は最終週。いくら負けても戦い続け、最後に待ち受けていた結末は!?

土曜(7日目)、中京競馬:桶狭間S。重賞ではありませんが、京大式推定3ハロン「実践攻略データブック」著者:久保和功のブログで推していたのは、06番ブラゾンドゥリス。

前走は1000万下の三浦特別を0秒2差で快勝。3番手追走から逃げ馬を捕らえただけでなく、上がりもメンバー中で最速だから価値が高い。全11戦中、4角6番手以降の2戦は6着に敗れているが、4角5番手以内の9戦はすべて馬券絡み。先行すれば強さを発揮できるタイプで、「推定前半3ハロン」5位の今回は好位で立ち回れるはず。そのうえ、「推定後半3ハロン」も2位が該当。先行力ではサウススターマン、サクセスグローリーに劣っても、上がりの速さでは上回れるはず。今回の好メンバー相手でも互角に戦えるとみた。

重賞ではないので、ハイブリッド指数活用術(予想)が使用できない為、結論も06番ブラゾンドゥリスに託しました。相手馬は、ハイブリッド指数上位馬5頭へ流しました。
馬 連(6⇒1,3,8,10,11)

結果は、的中!明日の重賞(中京記念 等)が難解の為、とりあえず当たって良し!


日曜(8日目)、中京競馬:G3 中京記念。京大式推定3ハロン「実践攻略データブック」著者:久保和功のブログで推していたのは、08番ダッシングブレイズ。

近2走はダービー卿CT(6着)で上がり2位、京王杯スプリングC(4着)で上がり4位をマーク。重賞で差し届いていないとはいえ、いずれも上位の上がりで0秒4差まで追い込んでいる。そして、この馬にとってベストと思えるのが「中京1600m」の舞台だ。直線が長く、ゴール前に急坂があるので、持ち味の末脚が生かしやすい。実際、中京コースは2戦2連対。似たコース形態の阪神でも3戦3勝の好成績。そして、1600m戦は競走中止の東京新聞杯を除いて、9戦して上がり最速が7回、他2戦もすべて上がり2位をマーク。この距離では全5勝をあげている。ベストと思える舞台に加えて、外差しが決まる最終週。馬場の真ん中~外めをズバッと突き抜けるか。

「中京記念」のハイブリッド指数活用術(予想)を基本に、ハイブリッド指数と推定後半3ハロン指数の各1位からハイブリッド指数 と推定後半3ハロン指数の各8~10位までの6頭へ流して12点。
馬連(7,8⇒13,2,10,4,9)

結論は、久保氏推奨の08番ダッシングブレイズに託しました。相手馬は、ハイブリッド指数活用術(予想)で導き出した6頭へ流しました。
馬連(8⇒2,4,7,9,10,13)

結果は、ハズレ…。普段なら、久保氏の推奨が軸馬なら、そのままハイブリッド指数活用術(予想)で買うのを、軸2頭から1頭へ変更したのが、運命の分かれ目?自ら、最大のチャンスを逃してしまった。残念…。


日曜(8日目)、函館競馬:G3 函館2歳S。京大式推定3ハロン「実践攻略データブック」著者:久保和功のブログで推していたのは、06番モンドキャンノ。

初戦は3番手追走から直線楽々と抜け出して0秒2差V。2着ドゥモワゼル、3着フクノクオリア、4着ラッシュアウトが2戦目以降で勝ちあがって、このレースに出走しているのだから、ハイレベルな一戦だったのは間違いない。それを証明するのが勝ち時計1分9秒4で、2013年の函館2歳Sの勝ち馬クリスマスが初戦でマークした2歳コースレコードに0秒1差。しかも、レースラップのラスト1ハロン11秒4も秀逸といえる。「推定前半3ハロン」5位、「推定後半3ハロン」1位に該当。好位~中団追走から直線で突き抜けるとみた。

「函館2歳S」のハイブリッド指数活用術(予想)を基本に、推定前半3ハロン指数1、2位から推定後半3ハロン指数1~6位までの6頭へ流して12点。
馬連(10,1⇒6,4,14,16,13,2)

結論は、久保氏推奨の06番モンドキャンノに託しました。相手馬は、ハイブリッド指数活用術(予想)で導き出した7頭へ流しました。
馬連(6⇒1,2,4,10,13,14,16)

結果は、ハズレ。例年にない、堅い決着。過去の傾向を見直すと、関西馬・前走芝1200㍍の新馬勝ち・控える競馬(2番手以降から抜け出す)等の条件を満たすのが、優勝馬(レヴァンテライオン)と2着馬(モンドキャンノ)だった。


今期は後半に入り、徐々に息切れて、何とかゴールにたどり着いた感。ただ、今期最大の失敗は、「中京記念」予想の選択?予想は当てているのに、馬券で外す失態。反省ですね?

今週末から、全開場が一新されて、東が新潟競馬場、西が小倉競馬場、ローカルが札幌競馬場。開催期間も7/30~9/4(12日間)の長期開催。新潟の直線競馬に、燃えています?



<回顧:日刊(馬番)コンピ活用術(予想)>

日曜7月24日  3回中京7日目11R
【 中 京 記 念 】(G3)
(芝1600)(3歳以上オープン)(ハンデ)

【馬 連】で
馬番コンピ指数6、7位から
指数8~13位までの6頭へ流して12点。
コンピ勝負買い目⇒馬連(11,7⇒13,16,2,3,10,14)  的中!

結果(13-07-12)=(8位-7位-2位)=(50-54-69)

【検証】
今年も1人気馬は惨敗(10着)。(17連敗中)
重賞で継続中のレースとしては最長!!
難解なレースですね?
しかし、予想は的中?来年も継続!



日曜7月24日  2回函館6日目11R
【 函館2歳ステークス 】(G3)
(芝1200)(2歳オープン)

【馬 連】で
馬番コンピ指数1、2位から
指数3~9位までの7頭へ流して14点。
コンピ勝負買い目⇒馬連(6,12⇒14,10,2,16,15,3,4)  ハズレ

結果(12-06-05)=(2位-1位-14位)=(69-90-42)

【検証】
例年に無い、堅い決着!?
今年は、お手上げですね?
荒れることを信じて、来年の予想も継続です。



<回顧:ハイブリッド指数活用術(予想)>

日曜7月24日  3回中京7日目11R
【 中 京 記 念 】(G3)
(芝1600)(3歳以上オープン)(ハンデ)

【馬 連】で
ハイブリッド指数と推定後半3ハロン指数の各1位から
ハイブリッド指数 と推定後半3ハロン指数の各8~10位までの6頭へ流して12点。
ハイブリッド勝負買い目⇒馬連(7,8⇒13,2,10,4,9)  的中!

結果(13-07-12)

【検 証】
1着13番ガリバルディ
(HB指数8位)(推定前半3F=5位)(推定後半3F=?位)
2着07番ピークトラム
(HB指数1位)(推定前半3F=4位)(推定後半3F=?位)

12年&13年はフラガラッハ、14年サダムパテックが4角10番手以降から、上がり最速をマークして差し切っている。「推定後半3ハロン」1位はフラガラッハが12年&13年と連覇。昨年はアルマディヴァンが2着。それぞれ、5人気、5人気、13人気での好走。「ハイブリッド指数」1番手も3頭が馬券絡みしている。「ハイブリッド指数」「推定後半3ハロン」が得意なレース。

結果は、道中後方に構えた福永祐一騎手騎乗の7番人気ガリバルディ(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った6番人気ピークトラム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)を捕らえて、3/4馬身差をつけ優勝。

予想は、狙い通り的中!優勝馬は4角13番手から上がり最速で差し切り、2着馬は「ハイブリッド指数」1番手だった。来年も、継続ですね!?



日曜7月24日  2回函館6日目11R
【 函館2歳ステークス 】(G3)
(芝1200)(2歳オープン)

【馬 連】で
推定前半3ハロン指数1、2位から
推定後半3ハロン指数1~6位までの6頭へ流して12点。
ハイブリッド勝負買い目⇒馬連(10,1⇒6,4,14,16,13,2)  ハズレ

結果(12-06-05)

【検 証】
1着12番レヴァンテライオン
(HB指数7位)(推定前半3F=8位)(推定後半3F=9位)
2着06番モンドキャンノ
(HB指数3位)(推定前半3F=5位)(推定後半3F=1位)

函館の2連続開催の後半に行われるため、馬場の内が荒れてきている。過去5年の前後半の平均は34秒0-36秒3と前半が2秒3も速い。その結果、勝ち馬の4頭が上がり2位以内をマーク。近5年の勝ち馬のうち、4頭が「ハイブリッド指数」2番手以内。そして、勝ち馬はすべて「推定前半3ハロン」「推定後半3ハロン」5傑入りに該当している。

結果は、好スタートから3番手につけた三浦皇成騎手騎乗の2番人気レヴァンテライオン(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、その内から追い上げてきた1番人気モンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)を1/2馬身退け優勝。

予想は、ハズレ。今年の結果を見る限り、4角5番手以内の3頭が1~3着を独占!よほど馬場状態が良かったのか?タイムがレコード1分09秒2(前半33秒5-後半35秒7)。近年、馬場整備技術が発達した成果が現れた結果となった。来年の予想も、根本的に見直したい!?

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 TERAMAGAZI 2016年7月24日() 10:42
【中京記念】人気薄でもリピーター&500キロのデカ馬が来る!! 
閲覧 427ビュー コメント 0 ナイス 16

【第64回G3中京記念】

中京記念は元々、リピーターの来るレースなのですが4年前にコース改修工事をしてもその傾向は替っていません。
--------------------------------
06年2着ローゼンクロイツ(5人気)
07年1着ローゼンクロイツ(4人気)

08年1着タスカータソルテ(6人気)
10年2着タスカータソルテ(12人気)

10年1着シャドウゲイト(4人気)
11年2着シャドウゲイト(8人気)

-----------------------------(コース改修工事)
12年1着フラガラッハ(5人気)
13年1着フラガラッハ(5人気)

13年2着ミッキードリーム(13人気)
14年2着ミッキードリーム(11人気)

-----------------------------------

15年1着スマートオリオン(6人気)
同年2着アルマディヴァン(13人気)
同年3着ダローネガ(3人気)

--------------------------------------------
そうなのです。
今年は昨年のワンツースリー揃い踏みなのです。
-----------------------------------------

スマートオリオン(9人気)
同年2着アルマディヴァン(12人気)
同年3着ダローネガ(14人気)

-----------------------------------------

どうですか?
過去10年(コース改修後の4年も含む)でリピーターの来なかったのは、
09年の1回だけです。しかも勝ったのは15番人気のサクラオリオン。

カーブがキツい中京、洋芝の函館と札幌。
特徴のあるコースにはそのコースにフィットする適性を持った馬が馬券になるのです。

しかし馬券を購入する人は直近の成績を重視してしまうのでしょうか?
結果『ハズレ馬券の山』で財布がパンパンになってしまうのです。

何しろ9年連続で、3連単が20万円以上継続中です。
過去10年で、1~4番人気が、1頭も勝っていないのですから当然ですね。

ココは難しく考えずに、昨年のリピーター3頭を中心に買いましょう!

【データ的考察】
(過去10年、中京記念はコース回収後もあまり傾向が替わらない謎のレース)
-------------------------------------------------------------

・逃げ馬は全滅で、差し追い込みが決まる。
・前走は、G1やG2、G3でなく、オープン特別組が来る(だから人気薄)
・オープン特別は米子S組とパラダイスS組(着順不問だからさらに人気薄)
・牝馬は勝てない。2着まで。
・馬体重は500キロくらいあるデカ馬が来る。470キロ未満は来ない。
・コース改修後は全てハンデ57キロ以上の馬が1着
・コース改修後は5歳と6歳しか勝っていない。

-------------------------------------------------------------
何か、もう結果が透けて来ましたねえ…。


【血統的考察】
・現代競馬に欠かせないサンデーの血は当然必須条件。
・凱旋門賞、ダービー、ジャパンカップ、有馬記念、菊花賞のように2400m~クラスのG1を自身か産駒が勝ってい

る血も欲しい。

-------------------------------------------------------------

【結論】
・リピーター(3頭)で前走が米子S(3頭)かパラダイスS(2頭)
・500キロクラスのデカ馬(9頭)の5歳か6歳(6頭)が勝つ。
・血統はサンデーは必須でスタミナとパワーの必要な格上G1馬の血も必要。
・1~4番人気は勝てない可能性大

------------------------------------

◎11ダノンリバティ
○7ピークトラム
▲13ガリバルディ
注3スマートオリオン
爆16ダローネガ
△8ダッシングブレイズ
△1カオスモス
△12ケントオー

────────

任天堂でちょっと儲けました( ˙-˙ )ノ
もう遅いかなと悩みながらも
結果的なまあまあの安値で購入し
最高値で売却出来ませんでしたが、
何か話題になり過ぎて
翌日下落する予感がして
途中で売却。
翌日は任天堂、4,500円の下落!
助かり!

良い予感は当たらないのですが、
悪い予感はけっこう当たるんですよね(笑)

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コメント一覧
2:
  hironish   フォロワー:3人 2010年3月18日(木) 12:18:12
2/27は大きく出遅れ、まくって4角先団というチグハグな競馬。その割には粘った?!
1:
  hironish   フォロワー:3人 2010年1月28日(木) 06:38:50
1/17は好位の外で折り合い、直線も伸びてきた。中距離も悪くはないが、血統的にマイル辺りが面白そう。

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2016年6月4日鳴尾記念 G312着
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