ステイゴールド(競走馬)

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ステイゴールド
ステイゴールド
写真一覧
抹消  黒鹿毛 1994年3月24日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者白老ファーム
生産地白老町
戦績50戦[7-12-8-23]
総賞金76,299万円
収得賞金17,310万円
英字表記Stay Gold
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ
血統 ][ 産駒 ]
デイクタス
ダイナサツシユ
兄弟 レクレドールキャッチザゴールド
市場価格
前走 2001/12/16 香港ヴァーズ G1
次走予定

ステイゴールドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
01/12/16 香港 5 香港ヴァーズ G1 芝2400 14--------1** 牡7 57.1 武豊池江泰郎 430
(--)
2.27.8 -0.0----EKRAAR
01/11/25 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 15588.144** 牡7 57.0 武豊池江泰郎B 428
(0)
2.24.5 0.735.8⑦⑥⑧⑥ジャングルポケット
01/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 13444.537** 牡7 58.0 武豊池江泰郎 428
(+2)
2.03.4 1.437.0④④アグネスデジタル
01/10/07 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 76610.83** 牡7 58.0 後藤浩輝池江泰郎 426
(+2)
-- --33.8テイエムオペラオー
01/06/24 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 127918.354** 牡7 58.0 後藤浩輝池江泰郎 424
(--)
2.12.1 0.435.3⑨⑨⑨④メイショウドトウ
01/03/24 アラ 4 ドバイシーマ G2 芝2400 16--------1** 牡7 56.0 武豊池江泰郎 --2.28.2 ------FANTASTIC LIGHT
01/01/14 京都 11 日経新春杯 G2 芝2400 11117.651** 牡7 58.5 藤田伸二池江泰郎 436
(+6)
2.25.8 -0.234.4サンエムエックス
00/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1661146.5107** 牡6 56.0 後藤浩輝池江泰郎 430
(0)
2.34.8 0.737.3⑫⑫⑧⑦テイエムオペラオー
00/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 1681654.5138** 牡6 57.0 後藤浩輝池江泰郎 430
(0)
2.26.6 0.536.1テイエムオペラオー
00/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 16597.547** 牡6 58.0 武豊池江泰郎 430
(-4)
2.00.8 0.935.8⑪⑩⑩テイエムオペラオー
00/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 9114.235** 牡6 58.0 後藤浩輝池江泰郎 434
(+2)
2.17.0 1.236.8④⑤⑤④メイショウドトウ
00/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 113312.554** 牡6 58.0 安藤勝己池江泰郎 432
(+2)
2.14.1 0.335.9⑪⑪⑩⑤テイエムオペラオー
00/05/20 東京 11 目黒記念 G2 芝2500 158142.811** 牡6 58.0 武豊池江泰郎 430
(-2)
2.33.2 -0.235.3⑨⑨⑩⑨マチカネキンノホシ
00/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 123311.744** 牡6 58.0 熊沢重文池江泰郎 432
(+10)
3.18.3 0.734.9⑥⑥テイエムオペラオー
00/03/26 中山 11 日経賞 G2 芝2500 10665.722** 牡6 57.0 熊沢重文池江泰郎 422
(-10)
2.35.6 0.235.8レオリュウホウ
00/02/20 京都 11 京都記念 G2 芝2200 11445.633** 牡6 58.0 熊沢重文池江泰郎 432
(+4)
2.14.0 0.234.7⑤⑤④テイエムオペラオー
00/01/23 中山 11 AJCC G2 芝2200 14692.612** 牡6 58.0 熊沢重文池江泰郎 428
(0)
2.13.8 0.434.6マチカネキンノホシ
99/12/26 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 153531.6810** 牡5 56.0 熊沢重文池江泰郎 428
(+8)
2.38.2 1.035.7⑦⑦⑦⑨グラスワンダー
99/11/28 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 1561013.956** 牡5 57.0 熊沢重文池江泰郎 420
(0)
2.26.6 1.137.3④⑤⑤スペシャルウィーク
99/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 173650.3122** 牡5 58.0 熊沢重文池江泰郎 420
(-2)
1.58.1 0.135.2⑦⑥⑦スペシャルウィーク

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ステイゴールドの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は宝塚記念2022・血統予想をお届けします!


現行コースで施行されるようになった2007年以降、ステイゴールドが種牡馬として5勝を挙げる活躍をみせているが、これは宝塚記念の歴史のなかでも最多となる記録(次点はヒンドスタンの4勝)。また、ステイゴールド産駒は2009年ドリームジャーニー&2012年オルフェーヴルが兄弟制覇を果たすほか、ゴールドシップがレース史上初となる2連覇(2013・2014年)を達成している。

一方、近年の宝塚記念はMill ReefやRiverman(どちらも父がNever Bend、母がPrincequilloの直系)を内包する馬が顕著な活躍を見せており、昨年も母の父High Chaparralを介してMill Reefの血を引くユニコーンライオンが7番人気2着と健闘。なお、広義的に見ればNever Bendの血脈を抱える馬が7連覇中でもあり、昨年は母の父クロフネで条件を満たすクロノジェネシスがレース史上2頭目となる2連覇を飾ってみせた。

ステイフーリッシュは、父ステイゴールド×母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)。ブラックホークピンクカメオの甥にあたる血統。好相性を示すステイゴールドの直仔となるが、本馬は7歳にして海外重賞を2連勝、約3年9か月ぶりの勝利を挙げるなど、今年は父を彷彿とさせる成長力と海外適性で新たな一面を見せている。もとより2200mは重賞ばかりを8戦して掲示板外に凡走なし。目下の充実ぶりでは尚のこと軽視はできないか。

タイトルホルダーは、父ドゥラメンテ×母メーヴェ(母の父Motivator)。本馬は2代母の父がMill Reef直仔のShirley Heightsであることを強調しやすく、そこにGone WestやSadler's Wellsを5代以内で併せ持つ配合は昨年2着のユニコーンライオンと共通。父も16年に2着と好走しており、キングカメハメハの直系は直仔2頭が勝利するほか、12年2着ルーラーシップは種牡馬としても好走馬を出した。2戦2勝と阪神G1実績も申し分なし。

パンサラッサは、父ロードカナロア×母ミスパンベリー(母の父Montjeu)。キングカメハメハ系×Montjeu系という血統構成、母系にShirley Heightsの血を引く配合は上記タイトルホルダーと同じ。本馬は母の父がMontjeu、近親にクロコルージュとスタミナや底力に秀でた母系がいい塩梅となっており、父のスピードを存分に活かしたハイペースで真価を発揮してきた。同産駒は5歳で本格化する馬も多く、G1制覇の勢いもぞんざいには扱えない。


【血統予想からの注目馬】
ステイフーリッシュ ⑥タイトルホルダー ⑪パンサラッサ


【宝塚記念】横山兄弟対決!1番人気馬連敗ストップなるか? 夏GPの注目点 2022年6月22日(水) 11:31

★親子3代宝塚記念制覇なるか ファン投票1、2位の馬に騎乗予定の横山兄弟

ファン投票1位タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)に騎乗予定の横山和生騎手(兄)、ファン投票2位エフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)に騎乗予定の横山武史騎手(弟)には、親子3代での宝塚記念制覇がかかる。両騎手の祖父にあたる横山富雄元騎手は1971年、父の横山典弘騎手は1991年と2014年に宝塚記念を制している。和生騎手は今年の天皇賞・春、武史騎手は昨年の天皇賞・秋で親子3代同一JRA・GI制覇を遂げているが、宝塚記念でも親子3代制覇を遂げることができるだろうか。なお、武史騎手は宝塚記念初騎乗となる。また、父・典弘騎手は、今年の宝塚記念ではキングオブコージ(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎)に騎乗する予定となっている。

また、タイトルホルダーエフフォーリアは昨年の皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)、有馬記念(GI)と3回対戦しているが、全てエフフォーリアが先着している。タイトルホルダーは今年に入り日経賞(GII)、天皇賞・春(GI)を連勝、一方のエフフォーリアは今年初戦の大阪杯(GI)で9着に敗れて以来の出走となるが、4度目の対戦はどちらに軍配があがるだろうか。

★宝塚記念親子制覇がかかる大久保龍志調教師 ディープボンドグロリアムンディの2頭を登録

宝塚記念(GI)にディープボンド(牡5歳)、グロリアムンディ(牡4歳)の2頭を登録している大久保龍志調教師(栗東)の父・大久保正陽元調教師は、1978年、1992年に宝塚記念を制しており、大久保師には同レースの親子制覇がかかる。大久保師の宝塚記念での最高成績は2008年の5着(アサクサキングス)だが、2頭出しで挑む今回は勝利を挙げることができるだろうか。なお、グロリアムンディに騎乗予定の福永祐一騎手の父・福永洋一元騎手は1978年に宝塚記念を制しており、同馬が勝てば、騎手・調教師ともに宝塚記念親子制覇となる。

また、ディープボンドは昨年の天皇賞・春有馬記念、今年の天皇賞・春とJRA・GIでは出走機会3連続で2着となっている。同馬は今回が7回目のJRA・GI挑戦となるが、悲願の初制覇を遂げることができるだろうか。なお、ディープボンドには宝塚記念で2勝を挙げている和田竜二騎手が騎乗予定となっている。

宝塚記念7連勝中のノーザンファーム生産馬 今年はGI馬2頭を含む7頭が登録

生産牧場ノーザンファームは、2015年ラブリーデイから昨年のクロノジェネシスまで7年連続で生産馬が宝塚記念(GI)を制しており、生産牧場の同一JRA・GI最多連勝記録を更新中。今年の宝塚記念には、GI馬のエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)、ポタジェ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)、GI初制覇を目指すアイアンバローズ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎)、アリーヴォ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、オーソリティ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)、グロリアムンディ(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)、ヒシイグアス(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)と7頭のノーザンファーム生産馬が登録しているが、連勝を伸ばすことができるだろうか。

また、ヒシイグアスに騎乗予定のD・レーン騎手は、今回の短期騎手免許期間が6月28日までとなっており、宝塚記念当日が期間内最後のJRAでの騎乗となる。レーン騎手は、2019年にリスグラシューとのコンビで宝塚記念を制しているが、ヒシイグアスをGI初制覇に導くことができるだろうか。なお、ヒシイグアスリスグラシューと同じハーツクライ産駒で、レーン騎手がJRA・GIでハーツクライ産駒に騎乗した時の成績は5戦2勝、2着2回、3着1回となっている。

★1番人気馬が12連敗中のJRA・GI 宝塚記念は過去10年で1番人気馬が3勝

JRA・GIでは、昨年の有馬記念を制したエフフォーリアを最後に1番人気馬の勝利はなく、昨年のホープフルSから今年の安田記念までの12連敗は、グレード制を導入した1984年以降で最多タイの連敗数となっている。過去10年の宝塚記念(GI)では、1番人気馬が3勝、2着2回という成績を挙げているが、上半期最後のJRA・GIで1番人気馬の連敗ストップとなるだろうか。

また、今年実施されたJRA・GIの所属別勝利数を見ると関東馬が7勝、関西馬が4勝で関東馬がリードしている。宝塚記念では過去10年で関東馬が2勝、関西馬が8勝を挙げているが、今年勝利を挙げるのはどちらだろうか。なお、今年の宝塚記念には関東馬6頭、関西馬14頭の計20頭が登録している。

★ドリームレース最多勝のステイゴールド産駒 今年は7歳馬の3頭が出走予定

ステイゴールド産駒は、宝塚記念でヒンドスタン産駒の4勝を上回る最多の5勝を挙げており、出走馬をファン投票で選出するドリームレースでは、サンデーサイレンス産駒を上回る単独トップの9勝をマークしている。ステイゴールド産駒は、今年の宝塚記念には、京都記念勝ち馬のアフリカンゴールド(セン7歳、栗東・西園正都厩舎)、海外で重賞を連勝したステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)、昨年の新潟記念を制したマイネルファンロン(牡7歳、美浦・手塚貴久厩舎)が登録している。7歳馬が宝塚記念を勝てば、2004年タップダンスシチー以来18年ぶり3頭目となるが、今年出走予定のステイゴールド産駒3頭はどのような走りを見せるだろうか。




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【宝塚記念 GI血ェック】ステイフーリッシュ 父ステイゴールドも母の父キングカメハメハも大得意 2022年6月22日(水) 04:58

やはり過去5勝と抜群の相性を誇るステイゴールド産駒に注目したい。JRAの現役産駒は20頭を切ったが、その中から3頭が出走してくるあたりはさすがだ。

S評価はステイフーリッシュとする。父ステイだけだなく、母の父キングカメハメハもこのレースは大得意。産駒が2勝、2着2回で、母の父としても2015年2着のデニムアンドルビーを送り出している。母系にはブラックホーク安田記念)、ピンクカメオNHKマイルC)といったGⅠ馬の名が並び、5歳下の半妹マラキナイア(父ジャスタウェイ)が11日の新馬戦を快勝するなど活気十分だ。

マイネルファンロンも面白い。ステイ直子のゴールドシップを父に持つ半妹ユーバーレーベンオークス馬。大舞台向きの底力は魅力だ。

キンカメ系のドゥラメンテは、産駒が阪神芝2200メートルで通算【2・1・1・2】。サンプル数こそ少ないが、適性は高そうだ。アリーヴォは母エスメラルディーナがJpnⅡ関東オークス、韓国の重賞・トゥクソムC制覇とダートで活躍。パワーを備えており、梅雨時らしく馬場が渋れば浮上してきそうだ。

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【血統アナリシス】目黒記念2022 ステイゴールドの直系が4年連続で好走中、ノーザンテーストの血脈にも注目 2022年5月28日() 11:59

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は目黒記念2022・血統予想をお届けします!


昨年はゴールドシップ産駒の8番人気ウインキートスが2番手追走から押し切るかたちで重賞初制覇を達成。目黒記念としては珍しい上がり勝負の競馬になり、スタミナ自慢たちは軒並み持ち味を発揮できない結果でもあった。

なお、ステイゴールドの直系は18年3着パフォーマプロミス、19年1着ルックトゥワイス、20年3着ステイフーリッシュ、21年1着ウインキートス、直近4年で連続好走しており、17年1着フェイムゲームにおいてもステイゴールドの近親、ダイナサツシユに遡る同牝系の間柄であったことは特筆できるだろう。ほか、14年マイネルメダリストから19年ルックトゥワイスまで、ノーザンテーストの血を引く馬が6連覇を果たしていたことも気に留めておきたい。

マカオンドールは、父ゴールドシップ×母ミリオンウィッシーズ(母の父Darshaan)。昨年の勝ち馬と同じ父の産駒となるが、本馬は日本でも種牡馬として活躍するバゴの甥にあたる血統背景も持つ。前走は思わぬ大敗を喫していたように、この父の産駒らしく当てにしづらいところはあるものの、特別戦で挙げた3勝すべてが非根幹距離となるため、舞台替わりが奏功する可能性は一考したい。速い脚は使えないので、スタミナを問われる展開でこそ。

ディアマンミノルは、父オルフェーヴル×母イソノスワロー(母の父デヒア)。父はステイゴールドの直仔であるとともに、ノーザンテーストを基調とした配合も特徴のひとつ。本馬は昨年の目黒記念で14着と凡走しているが、上がりがかかるタフな展開でこそ持ち味が活きるタイプでもあるので、展開面での不利があったことは否めないだろう。半兄トラストワンは15年目黒記念で15番人気5着。この父系らしい成長力を加味しても見限れない。

バジオウは、父ルーラーシップ×母フローレスダンサー(母の父ハービンジャー)。近親にエアダブリンダンスインザダークがいる血統で、2代母ダンスインザムードは04年桜花賞など重賞4勝。12年目黒記念を勝ったスマートロビンもKey Partnerに遡る同牝系の間柄となるが、ステイヤー気質なファミリーであることを評価しやすく、本馬においては父ルーラーシップ、母の父ハービンジャーとあれば尚のこと。試金石の一戦でも楽しみは大きい。


【血統予想からの注目馬】
マカオンドール ⑨ディアマンミノル ③バジオウ

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【血統アナリシス】京都新聞杯2022 ディープインパクトやエピファネイアに注目したいコース 2022年5月6日(金) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京都新聞杯2022・血統予想をお届けします!

今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き京都新聞杯は中京芝2200mに舞台を移して行われる。昨年はディープインパクト産駒の3番人気レッドジェネシスが勝ち、3/4馬身差の2着にモーリス産駒の1番人気ルペルカーリアが入線していたが、前者の2代母Lucky、後者の2代母キロフプリミエール、ともに父Sadler's Wells×母の父Habitatという血統構成であったことは興味深いところだろう。

なお、昨年の京都新聞杯含め、20・21年神戸新聞杯、21・22年日経新春杯、中京芝2200mで代替開催された重賞5レースのうち4レースで、父または母の父にディープインパクトの血を引く馬が勝利している。ほか、当該コースではエピファネイア産駒が「7-2-4-17」勝率23.3%・複勝率43.3%と瞠目に値する好走率を示しているが、同種牡馬の半弟ルペルカーリアが2着と好走していたことからも動向を注視してみたい。

ヴェローナシチーは、父エピファネイア×母アモーレエテルノ(母の父ゼンノロブロイ)。近親にシャルールやアーデントがいる血統。本馬は少し勝ち味に遅いところこそあるものの、重賞やリステッドでも大崩れせず、デビューから一度も4着以下に敗れていない堅実さが取り柄でもある。注目のエピファネイア産駒であることはもちろん、脚質からも上がりが掛かる展開を得意としているので、中京芝2200mは誂え向きのコースといえるだろう。

アップデートは、父エピファネイア×母ラヴィアンフレール(母の父ステイゴールド)。母は13年中山記念など重賞を3勝したナカヤマナイトの全妹。本馬も2頭出走するエピファネイア産駒のうちの1頭となるが、母の父ステイゴールドも当該コースでは「3-1-0-7」と相性がよく、3勝の内訳も4・12・7番人気と配当妙味がある。また、近親の多くが非根幹距離を得意としていることから、200mの距離短縮もプラスに働く可能性がありそうだ。

リアドは、父ディープインパクト×母タイタンクイーン(母の父Tiznow)。姉兄3頭が重賞勝ち馬という良血で、本馬は2019年セレクトセール当歳で4億7000万円(税別)の最高落札額を記録した高額馬。昨年の勝ち馬と同じディープインパクト産駒となるほか、同種牡馬の産駒として当該コースで代替開催された20年神戸新聞杯を制したコントレイルとは母系にTiznowの血を引く点で共通する。道悪を苦にした前走だけでは見限れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ヴェローナシチー ⑥アップデート ⑦リアド

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【天皇賞・春】スタミナ自慢が集う伝統長距離GI戦の注目点! 2022年4月26日(火) 13:21

★昨年の菊花賞では5馬身差の圧勝 登録馬中、唯一のGI馬タイトルホルダー

今年の天皇賞・春の登録馬中、唯一のGI馬タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)がGI2勝目を目指す。同馬は昨年の“三冠レース”において皐月賞2着、ダービー6着、菊花賞1着という成績を残し、菊花賞では2着馬に5馬身差をつける圧勝を見せ、GI初制覇を遂げた。近年の天皇賞・春では菊花賞馬の活躍が目立っており、2015年のゴールドシップ、2016・17年のキタサンブラック、2019・20年のフィエールマン、昨年のワールドプレミアと過去10年で4頭の菊花賞馬が6勝をマークしているが、タイトルホルダーはGI馬の実力を見せることができるかどうか。

★これまでに挙げた4勝すべてが逃げ切り勝ち タイトルホルダー横山和生騎手の戦法に注目

今年の天皇賞・春は昨年に続いて阪神で実施される。舞台となる芝3200メートルは1周目に外回りコース、2周目に内回りコースを走る設定で、阪神競馬場に外回りコースが新設された2006年以降、芝3200メートル戦の実施は昨年の松籟S、天皇賞・春、今年の松籟Sに続く4回目となる。昨年の菊花賞タイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)は通算10戦4勝という成績だが、4勝はいずれも逃げ切りで挙げており、今年初戦の日経賞でも逃げ切り勝ちをおさめている。同馬にはJRA・GI初制覇を目指す横山和生騎手が騎乗する予定となっているが、芝3200メートルの長丁場にどのような戦法で挑むだろうか。なお、横山和生騎手の祖父・横山富雄元騎手と、父・横山典弘騎手は天皇賞・春で勝利を挙げており、親子3代での同レース制覇がかかる。

阪神大賞典を連覇して今年も参戦 ディープボンド昨年2着の雪辱なるか

ディープボンド(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)は、昨年の阪神大賞典を勝ち、天皇賞・春では1番人気に支持されたが、勝ったワールドプレミアに3/4馬身及ばず2着となった。同馬は今年も阪神大賞典を制して天皇賞・春に駒を進めてきたが、昨年の雪辱を果たすことができるかどうか。Vなら、前年2着馬の天皇賞・春制覇は1983年アンバーシャダイ以来39年ぶり2頭目となり、ディープボンドに騎乗予定の和田竜二騎手は2001年テイエムオペラオー以来21年ぶり3度目の優勝となる。また、ディープボンドを管理する大久保龍志調教師の父・大久保正陽元調教師は、エリモジョージで1976年の天皇賞・春を勝っており、大久保龍志調教師には同レースの親子制覇がかかる。

★昨年秋から4連勝でGI初挑戦 ダイヤモンドSの覇者テーオーロイヤル

昨年10月以降、1勝クラス→兵庫特別→尼崎S→ダイヤモンドSと連勝を続けているテーオーロイヤル(牡4歳、栗東・岡田稲男厩舎)は、今回がGI初挑戦となる。ダイヤモンドSの勝ち馬が同年の天皇賞・春を勝てば、レース史上初めてのこととなるが、テーオーロイヤルは5連勝でGIタイトルを手にすることができるかどうか。なお、同馬に騎乗予定の菱田裕二騎手は天皇賞・春初騎乗となる。また、テーオーロイヤルを管理する岡田稲男調教師には、厩舎を開業した2003年以来初のJRA・GI制覇がかかる。同調教師は今年のJRA重賞で2戦2勝という成漬を挙げているが、開業20年目で初のビッグタイトルを獲得することができるかどうか。

★昨年に続く“3頭出し”で挑戦 天皇賞・春連覇を狙う友道康夫調教師

友道康夫調教飾(栗東)は、4年連続の参戦となるユーキャンスマイル(牡7歳)、日経賞3着のヒートオンビート(牡5歳)、ダイヤモンドS4着のヴァルコス(牡5歳)の3頭を天皇賞・春に登録している。同調教師は昨年も3頭の管理馬を天皇賞・春に出走させて、ワールドプレミアが1着となったが、今年も勝利を挙げることができるかどうか。なお、天皇賞・春連覇はこれまでに池江泰郎元調教師(1991・92年)、岩元市三元調教師(2000・01年)、戸田博文調教師(2013・14年)、清水久詞調教師(2016・17年)、手塚貴久調教師(2019・20年)の5人が成し遂げているが、いずれも同一馬によるもので、友道調教師には史上初の異なる馬での天皇賞・春連覇がかかる。また、ヒートオンビートが勝てば、同馬に騎乗予定の池添謙一騎手は春秋を通じて天皇賞初制覇となる。

★4連覇に挑む“ディープ”産駒のトーセンカンビーナ ゴールドシップ産駒のマカオンドールも出走予定

種牡馬ディープインパクトの産駒は2019・20年にフィエールマンが連覇、昨年はワールドプレミアが勝利を挙げており、目下3年連続で天皇賞・春を制している。ディープインパクト産駒は、今年の天皇賞・春にはトーセンカンビーナ(牡6歳、美浦・加藤征弘厩舎)が登録しているが、4年連続で同レースを制すことができるかどうか。なお、1948~51年にはクモハタ産駒が天皇賞・秋を4連覇した例があるが、天皇賞・春を同一種牡馬の産駒が4連覇すれば史上初のこととなる。

また今年の天皇賞・春登録馬では、2006年の天皇賞・春勝ち馬ディープインパクト産駒のトーセンカンビーナと、2015年の天皇賞・春勝ち馬ゴールドシップ産駒のマカオンドール(牡4歳、栗東・今野貞一厩舎)に同レース父子制覇がかかる。マカオンドールには今回、2戦ぶりに松山弘平騎手が騎乗する予定だが、同騎手はマカオンドールとのコンビで5戦4勝、2着1回という成績を残しており、1月には芝3000メートル戦の万葉Sを制している。ゴールドシップは3度目の挑戦で天皇賞・春初勝利を挙げたが、産駒のマカオンドール天皇賞・春初挑戦で勝利を挙げることができるかどうか。

★歴代単独トップの天皇賞・春5勝目なるか ステイゴールド産駒は2頭が登録

種牡馬ステイゴールドの産駒は、天皇賞・春で4勝を挙げており、サンデーサイレンスと並び同レースにおける歴代最多勝種牡馬となっている。ステイゴールド産駒は、今年の天皇賞・春にはクレッシェンドラヴ(牡8歳、美浦・林徹厩舎)、マイネルファンロン(牡7歳、美浦・手塚貴久厩舎)が登録しているが、単独トップの天皇賞・春5勝目を挙げることができるかどうか。なお、クレッシェンドラヴには内田博幸騎手、マイネルファンロンには松岡正海騎手が騎乗する予定。

また、クレッシェンドラヴマイネルファンロンには史上初の7歳以上馬による天皇賞・春制覇がかかる。天皇賞・春では2005年ビッグゴールド、2010年マイネルキッツ、2016年カレンミロティックの2着が7歳以上馬の最高成績となっているが、豊富なキャリアを活かして勝利を挙げることができるかどうか(※7歳以上馬はユーキャンスマイル(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)も出走を予定している)。ちなみに、天皇賞・秋では7歳馬(1998年オフサイドトラップ)、8歳馬(2009年カンパニー)の優勝例がある。

天皇賞・春で2着5回のハーツクライ産駒 今年はハーツイストワールが出走予定

ハーツイストワール(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎)は天皇賞・春初制覇がかかるハーツクライの産駒。同産駒は天皇賞・春で勝利こそないが、2014~2018年に5年連続で2着に入っている。ハーツイストワールは2月の早春Sを勝って以来の出走で、今回がGI初挑戦となるが、初の大舞台でどのような走りを見せるだろうか。同馬にはC・ルメール騎手が騎乗する予定となっている。ハーツイストワールを管理する国枝栄調教師は2018年から毎年JRA・GIを制しており、今年も勝てば5年連続JRA・GI制覇となる。同調教師は白毛馬のハヤヤッコ(牡6歳)も登録しているが、2009年マイネルキッツ以来、13年ぶり2度目の天皇賞・春制覇を遂げることができるかどうか。なお、ハヤヤッコ天皇賞・春に出走すれば、白毛馬として4頭目のJRA・GI出走となる。

★長距離戦で安定した成績残す阪神大賞典2・3着馬 アイアンバローズ&シルヴァーソニック

アイアンバローズ(牡5歳、栗東・上村洋行厩舎)は、昨年のステイヤーズS、今年の阪神大賞典と2戦続けて芝3000メートル以上の長距離戦で2着に入っている。また、阪神大賞典3着のシルヴァーソニック(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、芝3000メートル以上の長距離戦に4回出走してすべて3着になっている。“阪神大賞典組”は過去10年の天皇賞・春で3勝、2着3回、3着4回という成績を挙げているが、長距離戦で安定した成績を残すアイアンバローズシルヴァーソニック天皇賞・春でも好走することができるかどうか。なお、アイアンバローズには石橋脩騎手、シルヴァーソニックには川田将雅騎手が騎乗する予定だ。

★昨年の有馬記念以来のきょうだい対決 タイトルホルダーの姉メロディーレーンが出走予定

メロディーレーン(牝6歳、栗東・森田直行厩舎)は、今年の天皇賞・春登録馬で唯一の牝馬。天皇賞・春での牝馬の優勝は1953年レダの1度だけで、メロディーレーンには牝馬としては69年ぶりの天皇賞・春制覇がかかる。同馬は3年連続の天皇賞・春参戦で、過去2回はいずれも11着に敗れているが、今年はどのような走りを見せるだろうか。なお、メロディーレーンは父オルフェーヴル、母メーヴェという血統だが、今年の天皇賞・春には、父ドゥラメンテ産駒でメロディーレーンの半弟にあたるタイトルホルダー(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎)も出走を予定している。同きょうだいは昨年の有馬記念でも2頭揃って出走し、弟のタイトルホルダーが5着、姉のメロディーレーンが15着だったが、2度目のきょうだい対決はどちらが先着するだろうか。

★先週4勝で調教師リーディング首位に浮上 初制覇を狙う池江泰寿調教師

4月25日現在のJRA調教師リーディングを見ると、21勝を挙げる池江泰寿調教師(栗東)が1位になっている。池江師は今月に入り8勝と勝ち星を積み重ねており、先週はソウルラッシュで制したマイラーズC(GII)など4勝を挙げてリーディング首位に浮上した。池江師は、シルヴァーソニック(牡6歳)を登録しているが、2019年大阪杯アルアイン)以来3年ぶりのJRA・GI制覇を遂げることができるかどうか。なお、池江師は8大競走のうち桜花賞天皇賞・春を除く6競走で勝鞍を挙げており、天皇賞・春を勝てば、調教師として史上3人目の8大競走完全制覇に王手がかかる。また、シルヴァーソニックを所有する(有)社台レースホースは、8大競走のうち7続走を制しており、天皇賞・春を勝てば馬主では3例目の8大競走完全制覇となる(社台RHはヒートオンビート(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)も登録)。

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ただ一人日本から香港に向かった松岡正海騎手がウインブライトの最終追い切りの後、香港カップへの意気込みを届けてくれました。

香港のホテルで缶詰め
甘粕 8日に香港到着。香港もコロナ第4波に襲われ、随分厳しい態勢のようですね?
松岡 そうなんですよ。到着後、空港から香港ジョッキークラブ指定のホテルに直行。ホテルとシャティン競馬場の検疫厩舎の間の往復しかできず、外出は一切禁止です。
甘粕 香港では香港IDかワーキングビザを持っている人間は入境後隔離2週間と決められてますよね。
松岡 出走馬関係者は隔離免除されて、それは大変ありがたいのですが、その分非常に厳しい監視体制の下に置かれてしまいました。
甘粕 例えば?
松岡 手には樹脂製のブレスレッドを嵌められるんですよ。
甘粕 その中にはGPS発信機が内蔵されているから、外出したらすぐに捕まっちゃいますよ。
松岡 そうなんですか! そういえばホテルはいつものグランドハイアットではなく、シャティン競馬場の近くなんですけど競馬関係者は一つのフロアー、そのフロアーにはガードマンが常駐していて、競馬場から帰ってくると翌朝また競馬場に向かうまで部屋にいないといけなくて、助手さん、厩務員さんたちの部屋にも行っちゃいけないんです。本当の缶詰なんです。朝も指定された時間にエレベーター前に集合。エレベーターも我々の宿泊しているフロアーには止まらないようになっていて、非常用のエレベーターを使って昇り降りしてるんです。
甘粕 そりゃ大変だ(笑)。日本の甘い防疫態勢とは比べ物にならないね。
松岡 でも、そこまでして競馬を開催してくれる香港ジョッキークラブの努力、凄さには感謝しても感謝しきれないくらいですよ。日本にいては、レース前の時間にこれほど余裕を持てることはないので出走馬の資料を調べたり、レース映像をじっくりと見て本番に備えています。いろんなことが見えてきますね。
甘粕 ところで食事は?
松岡 すべてルームサービスです。
甘粕 美食天国の香港ならルームサービスでも山海の珍味がてんこ盛りなんじゃないの?
松岡 それはそうでもなくて(笑)。

最終追い切りでおつりない仕上げ
甘粕 さて、10日にはウインブライトの最終追い切りに騎乗しました。なんとマスクしてましたね?
松岡 これも香港ジョッキークラブの規則です。本番はさすがにマスクしなくてもいいんですけど。
甘粕 息苦しくはない?
松岡 何頭も乗るわけではありませんから、へっちゃらですよ。
甘粕 さて、日本の競馬ファンが何よりも期待している追い切りの感触を教えてください。
松岡 今回の輸送では思ったほど馬体が減らなくて重め残りでした。去年は香港遠征が2回、今年はドバイではレースは使えませんでしたが往復しています。ブライトも輸送慣れしたせいか馬体が減らなかったのだと思います。ですからびしっと追い切りました。
甘粕 ラストランに向けて生涯最高の仕上がり?
松岡 そこまでは大言壮語できませんけど、おつりの残さない仕上げにはなりました。追い切り後の馬体重が493キロ。ちょうどいい馬体でレースに臨むことができると思います。
甘粕 一昨年の香港カップ、昨年のクイーンエリザベス2世カップと香港では負け知らず。一昨年、昨年と比べて馬の状態はどう?
松岡 この馬は2歳の時から見ていてステイゴールドの産駒ですから、5歳には馬が出来上がると感じていました。読み通り5歳で馬が完成しました。その時に比べれば6歳は6歳の年齢的な衰えは否定はできません。ただ、これまでの2年に比べると今年はドバイへ空足で往復したりして臨戦過程が順調ではなく、その分心配していました。それは最終追い切りで問題なし、と確信しました。
甘粕 じゃあ、おつりのない仕上げというのはちょっと謙遜してない(笑)。
松岡 (笑)
甘粕 さて、ディフェンディング・チャンピオンにはどんなレースをさせましょうか?
松岡 幸先よろしく去年とゲートを同じゲートを引き当てました。縁起がいいですよね! 今年は8頭と少頭数、ペースも早くなることはないので昨年と同じように3、4番手につけて直線勝負と考えています。
松岡 さて、レース映像もたっぷり見て、シャティン競馬場で日本勢、欧州勢を自分の目で見て、相手馬はどの馬?
甘粕 ダノンプレミアムがいいですね。検疫厩舎内の角馬場、トラックで見ていてほれぼれとする出来です。しかし、ブライトなら負かせない相手ではありません。
甘粕 ヨーロッパ勢は?
松岡 マジカルはいい馬ですね。
甘粕 ヨーロッパ勢はスピードが鍵。日本の超高速馬場よりは時計一つ遅いとはいえ、スピードよりも力勝負のヨーロッパ勢はシャティンの馬場に苦戦するケースがこれまでも随分ありましたよ。
松岡 マジカルは早い時計にも十分対応できる馬体をしているように見えました。
甘粕 問題はウインと同様、臨戦過程かな? 今シーズンは6月下旬から使い始めて前走のブリーダーズカップ・ターフまで毎月一走で6戦。その最後がアメリカ遠征。
松岡 ブライトとは違った意味でおつりなくなっているといいですねえ(笑)。
甘粕 もう1頭の欧州勢は?
松岡 スカレティですね。こちらは馬体も硬くてスピード勝負にはいまいちかなあ、と。
甘粕 凱旋門賞当日のドラール賞2000mの勝ち時計が主馬場だったとはいえ2分10秒41、2200mの日本レコードよりも遅い(笑)。これはちょっとね? 地元香港勢では?

地元大将格フローレは?
松岡 前哨戦のジョッキークラブカップを勝ったフローレが人気になっているようですね。そんなに強い馬ですか?
甘粕 昨シーズンの4歳三冠シリーズの二冠馬、第2レグのクラシックカップ1800mはH.ボウマンの取りこぼしですよ。本来なら香港競馬史上2頭目の三冠馬になっていてもおかしくなかった。
松岡 そんなに強いんですか?
甘粕 香港のレジェンド、A.クルーズ厩舎に転厩して再生。今シーズンの使い始めこそ負けたものの、1800mのG2、トライアルと連勝したんですよ。人気薄で気持ちよく逃げれば、ひょっとしちゃうし、タイムワープがフローレのペースメーカーになってペースを作れる。フローレはトライアルを2分を切る時計で勝ってるから、クルーズ厩舎のこの2頭の作戦には十分注意した方がいいと思いますよ。
松岡 なるほど。地元馬のアドバンテージもありますしね。
甘粕 しかし、HKIRには地元香港の雷神ことJ.モレイラ、ライバルのZ.パートンに加え、C.スミヨン、R.ムーア、W.ビュイック、M.バルザローナ世界の名手が結集。正海くんの腕が鳴りますね!
松岡 スミヨンが香港に入れなくなったんですよ。ブリーダーズカップの前にコロナ陽性が疑われて乗り代わりになって、検査で陰性だったのに香港政府の規定ではNGが出たらしいのです。それで彼の騎乗予定馬は乗り替わりになって出走関係者は大変なことになっています。
甘粕 香港政府のコロナ対策は日本とは比べ物にならないほど厳しいね。日本もそのくらい厳しくしないといけないよ。
松岡 世界の名手とターフの上で勝負できるのは楽しみです。若い頃アイルランドで武者修行しましたし、アメリカにも調教に乗りに行ったことがあります。それに香港での騎乗で彼らの馬の動かし方はしっかりと頭の中に刻まれています。F.デットーリとC.スミヨンほど馬を動かせるジョッキーはいません。この2人には脱帽せざるを得ませんが、他の騎手の動かし方なら事前に対策を練っておけば十分対応できる。そのあたりは頭の中でしっかりとシミュレーション完了です!
甘粕 これは力強い! ウインにはこれまでの競馬の歴史のシーンが重なるんですよ。父のステイゴールド、ラストランの香港ヴァーズの鬼の末脚。そして2003年クイーンエリザベス2世カップはコロナならぬSARS禍の中で行われて、香港大将エイシンプレストンが香港で3つ目のG1制覇。ブライトもここ勝てば3つ目のG1。これは神様から大勝しろというお告げかもしれない。
松岡 それは自己責任でどうぞ(笑)。僕を大きく育ててくれたのはブライト。ブライトへ騎乗する機会を与えてくださった岡田繁幸社長の大恩に報いるためにも全力で後悔のない騎乗をします。皆さん、日本から応援して下さい!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2020年12月10日(木) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2020】レース展望③<香港カップ>エイシンプレストンを彷彿とさせるウインブライト連覇なるか!?
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香港カップ(シャティン芝2000m)
さて、香港国際競走のメーンレース、香港カップには連覇と同一年のクイーンエリザベス2世カップとの連覇を目指す我らが日本のウインブライト(牡6・畠山吉宏厩舎)以下、3頭が出走します。ウインブライト香港カップがラストラン。父ステイゴールドも2001年香港ヴァーズで普段のジリ脚がどこにいったのかと思わせる鬼の末脚を繰り出し、有終の美を飾りました。そのまま種牡馬入りして三冠馬オルフェーブルをはじめとする良駒を輩出。ウインブライトステイゴールド晩年の最高傑作と言っても過言ではありません。
またウインブライトは今世紀初頭、香港横綱と異名をとったエイシンプレストンを想起させます。エイシンプレストンは古馬になってから超高速馬場の日本では時計一つ足りず、善戦マンに留まっていましたが、シャティンの馬場と香港の風土が余程合っていたようです。春のクイーンエリザベス2世カップ(QE2)でも暮れの香港国際競走でも、香港に到着すると毛艶が見る見るうちによくなり、調教やパドックスクーリングでは香港馬や他の遠征馬を睥睨するような横綱の風格を漂わせていたものです。

そして、忘れられないのが2003年のQE2です。あの年は今と同じようにSARSという疫病の下、国際競走が行われ、日本から香港へは渡航が制限され、日本の記者、カメラマンメディアはたった7人。私もそのうちの一人でした。エイシンプレストンはSARS禍にもかかわらず香港遠征を敢行、レースでは香港競馬史上唯一の牝馬香港ダービーウィナー、エレガントファッションを1馬身3/4ちぎってQE2連覇を成し遂げたのです。ウィナーズサークルから観客もまばらなスタンドに向けて故平井豊光オーナーはインタビューにこう答えたのです。
「プレストンは香港に育ててもらった馬です。香港がSARSで苦しんでいるときに香港の皆さんに頑張ってもらいたい。だから遠征を決めました。香港の皆さん、SARSに負けずに頑張ってください」
平井オーナーのこのメッセージには香港競馬ファンも目頭を熱くしていました。
あれから17年、コロナ禍はSARSとは違って全世界に蔓延。日本も香港も感染爆発に近い拡大を見せている中、エイシンプレストンと同じように香港で国際G1ウィナーとなって大きく飛躍したウインブライトエイシンプレストンに重なって見えて仕方ないのです。

松岡正海騎手は8日朝、日本の調教師、騎手ではただ一人勇躍香港に向かいました。出発直前の松岡騎手に連絡したところ、既に香港入りしている畠山厩舎のスタッフから香港到着後は空輸の疲れがないどころか、状態が急速に上向いてきたという連絡が入っているとのこと。松岡騎手を背に調教に臨めば状態は更に少々することでしょう。松岡騎手とは直前に連絡を取り合う約束をしましたから、レース前日までには松岡騎手からのリポートをウマニティ会員の皆さんに直前情報としてお届けする予定です。

ウインブライトのことばかり書きすぎてしまいました。コロナ禍の下、今春のオーストラリア、クイーンエリザベスS(G1・ランズウィック芝2000m)に遠征し3着と健闘したダノンプレミアム(牡5・中内田充正厩舎)が今年2回目の海外遠征を敢行しました。厩舎担当者のご苦労は如何ばかりかと心配になってしまいますが、香港ではW.ビュイック騎手を鞍上に迎えました。
イギリスを中心に活躍する彼、実は北欧ノルウェイ出身で、お父様はリーディング8回という北欧の名騎手。お母さまは馬術の名手という馬の名門家庭に生まれています。日本には2012年、ワールドスーパージョッキーズシリーズで初騎乗。2013年には短期免許を取得して1月5日から3月4日まで騎乗。クイーンカップをウキヨノカゼで勝ち、日本での重賞初勝利を挙げています。その後、ゴドルフィンの主戦騎手となり、世界各地で大活躍を見せ、2018年には再び来日、短期免許来日初週にマイルチャンピオンシップステルヴィオで制し、日本のG1初制覇を果たしていますので日本の競馬ファンの皆さんも覚えていらっしゃるかと思います。
日本の騎手には失礼かもしれませんが、W.ビュイックの起用は明らかに鞍上強化。このプラスと今年2度目の海外遠征をどう天秤にかけるか、この馬の取捨のポイントです。

昨年のヴィクトリアマイル勝ち馬、ノームコア(牝5・萩原清厩舎)は香港マイルではなく香港カップを選択しました。いずれもこなせる距離ではありますが、今年の札幌記念を快勝した2000m洋芝とシャティンの芝は酷似していますので、これが選択のポイントになったものと思われます。こちらもダノンプレミアム同様、外人騎手を鞍上に迎えました。なんと香港の雷神、J.モレイラです。
彼の技量は皆さんご存じの通りですが、実は昨馬季までは絶不調のどん底にあったのです。モレイラは2018年、日本での長期免許を目指して来日しました。香港では毎朝の調教の後、彼と雑談していましたが、その香港を卒業してJRAの通年免許に挑戦する決意を聞かされた時には、思わず早まるなと忠告しました。誰に言われたのか知らないが、日本語の拙いジョアンが合格する可能性は皆無。暫く待った方がいい、と。しかし、ジョアンは私の言うことに全く聞く耳を持たず、試験に落とされて号泣したのです。

香港ジョッキークラブは一度後ろ足で砂をかけたジョアンには冷淡で、18/19馬季はジョッキークラブお抱えのクラブジョッキーではなく、J.サイズ厩舎専属騎手とライセンスもワンランク下のものしか与えられませんでした。不合格のショックから後頭部は円形脱毛症になり、彼の指定席だったリーディングもライバルのザック・パートンに2馬季続けて奪われてしまいます。
しかし、不合格ショックから立ち直った今馬季は開幕から飛ばしてリーディングトップを独走中。シャティンコースの隅から隅までご存じの雷神さまですから、W.ビュイック以上の鞍上強化。彼が日本で短期騎乗していた際にモレイラ5馬身と私はよく書きましたが、復調したモレイラなら5馬身どころではありません。
今年の香港カップ日本代表3頭はいずれも勝負になるだけの条件を揃えています。地元香港勢、コロナ禍の中遠征してきた欧州勢の分析は明日に譲ります。お楽しみに!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2020年11月29日() 08:30 覆面ドクター・英
JC・2020
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先週のマイルCSは予想通りルメール騎手と強い馬(グランアレグリア)が強い競馬を見せてくれたのと、やはりM.デムーロ騎手のサリオスがスローなのに後方で冴えない騎乗、というざっくりそんな印象の結末に。まさしく今の流れなんでしょうね。私自身は、相性の悪いアドマイヤマーズが3着に来てしまったので儲かりませんでした。

JCは史上最高のメンバーと言われるほどすごいことになっており、馬券を当てたいのはもちろんですが、観るだけでもかなり楽しいと思います。時代的に、有馬記念がオールスター戦にならず、賞金も高く力を出し切りやすいコースでもあるJCがオールスター戦なのかもしれません。


<全頭診断>
アーモンドアイ:いよいよ引退レースとなる。春のコラムでも触れた部分だが、秋は東京コースしか使わないだろうというのは予想通り。最も向くであろう秋の天皇賞でも、ラストで詰められたように、さらに400m延びるのは正直きついのでは。能力が高すぎるだけに、どうにかしてしまうかもしれないが......。

コントレイル:2000m前後がベストとみられるが、菊花賞よりは明らかに向く舞台。ただ、1週前の動きが悪く、ようやく上向いて間に合った感。大目標の三冠達成のために神戸新聞杯も使って秋3戦目となり、やはりお疲れ気味では。

デアリングタクト:昔だったら3歳牝馬というだけで消して良かったくらいだが、成長・完成の早い今なら53kgはかなり有利。秋華賞から中5週あり、調整もしやすく順調。本質的にこの距離・コースも3強の中ではもっとも適性が高く、妙味があるのではないか。

カレンブーケドール:昨年はオークス秋華賞、JCでいずれも2着と活躍。今年は京都記念2着、秋になってオールカマーも2着と、なかなか勝ち切れないのは変わらず。ただ昨年ほどの勢いは感じず、55kgを背負い、相手も強くなり、内目で前に行って粘りにくい馬場状態の今年は、消して妙味か。

グローリーヴェイズ:約1年前には香港ヴァーズを勝ち、今秋も京都大賞典をしっかり勝っての参戦。メジロ母系だけに、あまり高速馬場過ぎるのは嫌でもあり、今の馬場はちょうど良いのでは。

ワールドプレミア:昨年の菊花賞馬で有馬記念でも3着と好走するも、今年はここまで使えず。ただ調教の動きは良く、長期休養明けは気にせず買ってみたい。

キセキ:今年は宝塚記念で差して2着、京都大賞典でも後方からの競馬で2着。前走の天皇賞(秋)では、スロー気味な中をうまく先行して流れに乗ったが、瞬発力負けしての5着と結果は出せなかった。ただこの距離で、広々としたこの舞台なら、一昨年のJCでアーモンドアイの2着したように、そこそこやれても良い。

ユーキャンスマイル:昨秋は天皇賞(秋)4着、JC5着。今年は間隔が詰まるアルゼンチン共和国杯で1番人気4着に負けての参戦。昨年より勢いがなく、相手は強くなるとくれば、着順は下がりそうだが。

ウェイトゥパリス:唯一の外国馬で、血統表で、父はデインヒルやイルドブルボン、母にはカロやヌレイエフといった、日本でもおなじみの名があり、日本の芝にも適性があってもおかしくなさそう。ただ、実際問題は、日本の高速馬場は辛いのではとみる。

マカヒキ:昨年のこのレースで4着とそれなりに好走したのだが、今年は大阪杯11着のみの戦績でここへ。順調さを欠いた7歳秋だけに、厳しいだろう。

ミッキースワロー天皇賞(春)で3着したが、得意の中山のオールカマーで今秋5着と敗れてしまい、そろそろ衰えてきたのでは。

クレッシェンドラヴステイゴールド×サドラーズウェルズの配合の割には2000m前後がベストで、2400mで特に買いたい感じはしない。

トーラスジェミニエイシンフラッシュはかなり例外だったと思われる瞬発力の無いキングズベスト産駒だが、重賞実績がエプソムC3着のみとほとんど無く、要らない。

パフォーマプロミス:8歳秋となったが6月には鳴尾記念を勝ち(10番人気)、ステイゴールド産駒らしく高齢になっても衰えが少なく元気ではある。ただJCでどうこういうレベルではないのでは。

ヨシオ:ずっとダートを使われてきて、7歳秋のここで芝を使ってきても買いたいとは思えない。


<まとめ>
有力:デアリングタクトコントレイルアーモンドアイ

ヒモに:グローリーヴェイズワールドプレミアキセキ

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2019年12月18日(水) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2019
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まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア

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2019年6月19日(水) 13:00 覆面ドクター・英
宝塚記念2019
閲覧 2,573ビュー コメント 0 ナイス 10

2週空いただけですが、ようやくG1といった感じの宝塚記念。上半期のグランプリであり、頭数が集まらないながらG1馬やG1好走馬がずらりと並び、楽しみな一戦となりそうです。暑い時期を嫌う陣営や、中距離路線の大阪杯がG1に昇格、海外遠征も増加と路線が多様化して......と、毎年のように嘆かれる課題は変わらず残しつつも、今年は軸馬選びはどこからでもあり、といった感じ。例の禁止薬物検出のあおりで、更なる頭数減が無いといいんですがね。
グランプリだけに“祭り”なので、有馬記念同様にホームラン狙いで自分の好きな馬をがっちり買う形で良いのではないかと思っています。

前回の安田記念は、馬券には上手くつなげることができませんでしたが、泣いても笑ってもこの春G1シーズン最終戦。このコラム的にも、集大成として最高の結果をと思っています。
そして、今後も人気馬に隙が無いか見極めつつ、大きな馬券がとれるよう頑張っていきます。

それでは恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>

1番人気想定 キセキ:私自身が本命を打った大阪杯は、アルアインに差されて2着だったが、先行して毎度一生懸命走る馬。菊花賞馬だが、ステイヤーというより本質的には中距離馬と陣営も考えているようで、大阪杯宝塚記念という狙ったローテで当然ここも好勝負必至。ただ1番人気でドンと来いというほど、他との差は無いのでは。

2番人気想定 レイデオロ:ドバイで1番人気6着と掛かって凡走してからおよそ3ヶ月で迎える一戦。本来、自在性が高くこの条件もぴったりで、能力を出し切れれば当然最有力。ただ前走も掛かり通しでルメール騎手でも制御不能だったように、母父シンボリクリスエスらしい気難しさが増してきた印象。ご機嫌なら圧勝もあるが、不機嫌なら惨敗もありえる難しさがある。

3番人気想定 リスグラシュー:海外遠征でも上位に来る環境の変化に負けないメンタルの強さも持ち合わせてはいるが、鋭い末脚が武器で阪神2200mはあまり向かないのでは。香港でもウインブライトには、あっさり負けているわけだし、牡馬相手に56kg背負ってというのは楽でなく、(この人気だとしたら)ちょっと人気になりすぎな印象。消す予定。

4番人気想定 エタリオウ:最強の1勝馬と呼ばれ、春の天皇賞でも2番人気だったが後方から4着止まりと詰めの甘さは相変わらず。父のステイゴールドは惜敗が多かったが、スケールはもっともっと大きく、負けた相手も正直強かった。その点、こちらは父を数段階スケールダウンしたとの印象も。また、宝塚記念は立ち回りの巧さが問われるレースでもあり、序盤もたつくことが多いこの馬にとってはその点もどうか。まとめると、人気ほど強くないのではというところ。横山典騎手への乗り替わり初戦というのも、今回は「教育」でポツン最後方なんて後日談もあり得そうで、そうプラスでないのでは。消す予定。

5番人気想定 アルアイン:前走は9番人気ながら大阪杯を制したように、中距離路線でずっと好勝負を繰り返してきた(惜敗が多いのだが)。今回も人気はそうでもないようで、妙味たっぷり。この馬から勝負というのも十分ありでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:条件が合わないであろうことは容易に予測できた中山記念を4着に負け(叩き台)、ドバイで3番人気3着からの参戦。昨年の大阪杯を勝ったように、乗り方ひとつで右回りもこなせる。まだ5歳でそう衰えてはいないのだろうが、それよりも気掛かりなのは精神面。以前ほどヤンチャでなくなり、妙に大人しくなってきたのはマイナスでは、という印象。

7番人気想定 マカヒキ:ダービーを勝った後は10連敗中だが、ひどく力が落ちたわけでもない。陣営も体調には自信を持っており、道悪になってもそれなりにこなせるタイプで、ヒモにはありでは。

8番人気想定 クリンチャー:気持ちが途切れてしまったようで、終い淡白すぎる現状。オーストラリア移籍して長距離戦で頑張る、というのが今後を考えると良いのでは。買わない予定。

9番人気想定 スティッフェリオ:昨秋に福島記念で重賞初制覇、2月に小倉大賞典勝ち。さすがに大阪杯は相手が強くて7着止まりだったが、0.5秒しか負けておらず、一線級に近づいてきたステイゴールド産駒らしい晩成型。ヒモにはありでは。

10番人気以下想定
ノーブルマーズ:昨年はこのレースで12番人気3着と波乱を演出したが、今年は勢いがなく再度の激走というのはなさそう。要らないのでは。

ソールインパクト:ステイヤー路線で地道に長い間、賞金を稼いでいるが、ここでどうこうというレベルにはない。

ショウナンバッハ:8歳となった今年もエプソムCで4着と元気だが、重賞どころかオープン勝ちのない馬で要らない。

タツゴウゲキ:昨年の宝塚記念以来の1年ぶりだけに静観が正解だろう。一昨年は小倉記念新潟記念を連勝して勢いがあったが・・・・・・。


<まとめ>
有力:キセキレイデオロアルアインスワーヴリチャード

ヒモに:マカヒキスティッフェリオ

人気で消す予定:リスグラシューエタリオウクリンチャー

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2019年4月26日(金) 17:30
濃霧注意報DX~天皇賞(春)(2019年)展望~
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 そろそろ天皇賞のコラムの構想を練らないとなぁ……と思っていた先週。
 ひとまず空き時間に情報収集でも……と、スマホで競馬ニュースを閲覧しようとしていたその時、私の目に真っ先に飛び込んできたのがシャケトラ故障、安楽死という文字。
 故障を乗り越えてのAJCC勝利、そして前走の阪神大賞典における圧勝劇は記憶に新しく、少々寂しい顔ぶれに思える今年の天皇賞において、名実ともに主役級の評価を受けるはずだった馬なだけに、この悲報は流石にショックでした。
 競馬を観続けているとこうした出来事にはどうしても遭遇してしまいますが、元気に勇姿を見せてくれていた馬達が突然いなくなるというのは、何度経験しても慣れるものではありません。危険が付き物の業界ではありますが、レースを走る全ての馬、そして彼らに携わる全ての方々が常に無事にあって欲しいと改めて願わざるを得ません。

 さて、こうした急転直下の状況の中で行われることとなった天皇賞。
 昨年の菊花賞で存在感を示した4歳勢から中長距離重賞の常連まで幅広い顔ぶれが集まってはいますが、”超一線級”と言える存在はおらず、考えようによってはどこからでも馬券を組み立てられそうなメンバー構成であるように映ります。
 つまりは、はっきりと難解な一戦。コラム執筆を通して、そんなレースの正解にどこまで迫れるのか挑戦してみたいと思います。
 それでは早速……天皇賞(春)展望、まいりましょう。



 春の天皇賞と言えば、どうしても注目されるのが3200mという距離。
 血統や気性面から判断して、この長距離をこなすことができるかどうかという点が、真っ先に各馬の争点として挙げられます。
 ……が、そんな”純然たるステイヤー”が当レースにおいて存在感を発揮していたのは遥か昔の話。近年は馬場の高速化もあり、前述のようなステイヤーよりも、”長い距離もそこそこ走れて、且つ速い時計に対応できる馬”の方が優位に立つ結果が続いています。
 血統面では父ステイゴールドや父ハーツクライといった長距離向きな血が目立つものの、単純に血統だけで判断するのではなく、その馬自身が高速馬場に対応できる馬なのかを併せて考えた方がベターでしょう。

 人気を集めそうな馬から触れていくと、まず血統面で目に付くのがステイゴールド産駒のエタリオウ
ここまで(1.7.0.2)という、現役時代の父を彷彿とさせるようなシルバーコレクターぶりを発揮している本馬ですが、それだけにレースの度にどれほどの評価を下すべきか迷う存在。
やや難しさのある気性や、母系に組み込まれた米国血統、そして後方に構える形になりやすい脚質など、昨年の勝ち馬である同父産駒・レインボーラインと似たイメージがありますが、本馬はここまでほとんど崩れてはいないものの、刻んでいるレースレベルは常に”そこそこ”な水準。超一線級ともさほど差のない走りをしていたレインボーラインを一回り小粒にしたような印象しかなく、少し押し出された感のある人気に思えるのが正直なところ。

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ステイゴールドの口コミ


口コミ一覧
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まずは安田記念の回顧から。本命を打ったイルーシヴパンサーは、ゆったりした流れとなり最後方近くに居た時点でアウトでした。3着に来たサリオスもマイナス22kgが良いか悪いか難しい一頭だったと思います。元々能力ある馬だがスランプ気味で、ここで復調するかも判断難しかったです。それにしても池添騎手は大一番や難しい馬だとうまいですね・・。

それでは、宝塚記念の話へ。なかなか面白いメンバー構成だと思います。ステイヤー色が強すぎて、ちょっと忙しそうな人気馬や海外帰りで体調どうか気になる馬、昨年絶好調も大阪杯負けてブリンカーかけてくる馬など、昔から悲願のG1初制覇がよくみられる宝塚記念らしい馬など、馬券的にも面白そうで、夏競馬前のしめくくりのG1は是非当てたい。

あと、最近は仕事などの近況の話してませんでしたが、春最後のG1ですし、ようやくトンネルの出口が見えてきた感じもあり、少し追加を。私の居る市は、ワクチン3回かなり行き渡って、接種会場を絞り込んだので、毎日数十人への接種も一旦お休みとなりました。非予約制での発熱者外来も、コロナ陽性患者がかなり減ってきて出口が見えてきました。連日保健所に多数の患者発生連絡していた日々が過去になりつつあります。手洗いうがいなど、清潔への意識高まり、インフルエンザもこの数年ほとんど出なくなり、かなり辛い日々でしたが、余分な移動をやめてWebでの会議や授業への取り組みや、何が日々の生活で大切なのか考えなおして、みんな強くなったんじゃないかと思います。以前は当たり前の事柄が、コロナ禍を乗り越えて、実は大事だったり幸せを再確認できたんじゃないかと思います。これまでの忍耐や努力を今後の人生が楽しくなるよう生かしていきましょう。

では恒例の全頭診断へ。

<全頭診断>
1番人気想定 タイトルホルダー:昨秋の菊花賞を勝ち、今年は日経賞と春の天皇賞を連勝した(春の天皇賞は7馬身差の圧勝)。ただステイヤー色が強く(半姉のメロディーレーン同様)、阪神内回りの2200Mはちょっと忙しいのでは。だいぶ古い例えだがステイヤーの逃げ馬であるメジロパーマーが距離足りず、忙しすぎて負けたのを思い出す。当然好走するのだろうが、人気ほどは信頼できないのでは。

2番人気想定 エフフォーリア;昨年は皐月賞、秋の天皇賞、有馬記念勝ちと大活躍した。ただ1番人気だった前走の大阪杯は9着と負けたが0.7秒しか負けておらず、状態アップすれば巻き返しは十分ある。今回はブリンカーをかけてくるよう。ただ昨年がんばり過ぎて、ちょっと心身ともにお疲れモードなのかなあという前走。能力当然あるが、調教も昨年ほどでなく微妙な存在。

3番人気想定 ディープボンド:昨年末の有馬記念2着、阪神大賞典勝ち、春の天皇賞2着とステイヤーの王道を行くが、正直この条件は忙しく、本質的には向かない。調教では豪快に動けており、雨予報でもあり、道悪希望か。

4番人気想定 デアリングタクト:長期休養明けのヴィクトリアマイルは0.5秒差6着と負けたが、距離も忙しかったし、正直22kg増だけあり、成長分入れても太かった。距離もこのくらいの条件が一番向く。斤量差生かせれば、巻き返して頭まであるのでは。ただ調教の動きは、好調時ほどでない感じでもある・・。

5番人気想定 オーソリティ:JCで2着、海外遠征でも1着と3着と結果残してきた。阪神2200M内回りがちょっと忙しいかもしれないが、母母シーザリオなように底力あって、思った以上に強い馬なのかもしれない。、

6番人気想定 パンサラッサ:中山記念を逃げ切って臨んだドバイターフも逃げ切り、広尾レースの馬もとうとう海外G1勝つところまできたか、と感慨深いものがあります(広尾の前身のサウスニアで一口馬主を数頭やっていたこともありました、もう20年くらい前になってしまいますが)。母父モンジュー譲りのスタミナ生かした渋太とさなのだろうが、強い馬に早めに来られると逃げ切りは厳しいか。逃げたい馬同士での駆け引きは楽しみでもあるし、このレースの鍵を握りそうでもあるが。

7番人気想定 ヒシイグアス:セレクトセールで1億超えだったようにポテンシャルあるも順調になかなか使えなかったが、海外遠征に行ってきたり、前走の大阪杯も0.3秒差の4着とG1制覇に近いところまできている。関西圏で結果出てないが、調教の動き良く、Dレーン騎手も確保できたし、悲願のG1制覇というのもありか。

8番人気想定 アリーヴォ:小倉大賞典勝ちで臨んだ大阪杯でも3着と勢いのある4歳馬で、ここも適条件で連続好走ありえる。ただ調教の動きがイマイチで、そろそろお疲れなのかも・・。

9番人気想定 ポタジェ:前走は8番人気ながら大阪杯を勝った。ルージュバックの半弟である良血馬だけにいよいよ開花した感じか。母がややパワー寄りな仔を出す血統だけに、上がりが速くなりすぎないここもやれてよいか。雨降って少し渋るくらいの馬場がいいか。

10番人気以下想定
ステイフーリッシュ:環境変化にも強いメンタルのステイゴールド産駒らしく、また海外の少し重い馬場も良かったのか海外遠征で連勝してきた。ただ日本でこの距離でトップレベルかというとそうでもない存在で、日本ではそれなり、止まりでは。

キングオブコージ:ロードカナロア産駒ながら母父ガリレオが強く出たステイヤーで、この2200Mも短いのでは。この後は最適条件の洋芝である北海道シリーズの2600Mを使うべきでは。

マイネルファンロン:かなりの人気薄でごくたまに重賞でも激走するがG1でというタイプではない。

サンレイポケット:かなり少なくなってきたジャングルポケット産駒の最後の活躍馬と言ってもよさそうな存在だが、G2やG3でそれなり、というのが上限でG1での一発は難しそうだし、この直線短いコース形態も向かない。ジャンポケ斉藤さんもジャングルポケット産駒を買うのが5~10年遅かったんじゃないでしょうか、活力落ちてきた種牡馬も最後の最後に大物出すこともあるにはありますが、一般的には種牡馬晩年は時代の流れや配合相手のこともあり、厳しい事が多いものです。

アフリカンゴールド:ステイゴールド産駒でもあり、セン馬なのも加わり、高齢となっても衰え少なく今年も京都記念を12番人気で勝ったりしているが、ピークでもG1でどうこういうレベルでなく厳しい。

ウインマリリン:一昨年はオークス2着、昨年は日経賞とオールカマー勝ちと中山で強さ見せた。今年は大阪杯しか使えず16着と惨敗。もともと脚元ゴトゴトしやすい馬で、なかなか状態整わないのでは。

アイアンバローズ:ステイヤーズSや阪神大賞典で2着したり春の天皇賞で5着に来たりとステイヤー色が強い。阪神2200M向きではない。

グロリアムンディ:芝だと1勝クラスを勝ち切れずに居たのだが、ダートに矛先むけると4連勝を決め、前走アンタレスSでも古豪オメガパフュームの2着とダート界だとトップクラスに躍り出た。ただ芝のG1には今更使ってこないのでは。と思ってたら使ってきた・・。故障しないで無事またダートで活躍してほしい。ただデビュー当初は、芝でおろして、京都2歳Sや若駒S、すみれSと芝で勝ち切れないまでも、人気でそこそこ好走していただけに、多少渋った馬場で能力爆発というのも無いではないのか・・。

メロディーレーン:半弟タイトルホルダーの大活躍を見守る小さいステイヤーのお姉さんも56kg背負うのも厳しく距離も足りない。

ギベオン:昨年の金鯱賞で10番人気1着となった時はさすが、良血馬と思わせましたが、馬券にならなくてもコツコツ賞金稼いではいるが、G1でどうこう言うレベルでない。

<まとめ>
有力:デアリングタクト、エフフォーリア

ヒモに:ヒシイグアス、タイトルホルダー

穴で:ポタジェ、グロリアムンディ

 ビバハート 2022年4月30日() 20:29
天皇賞・春 ステイゴールド系
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このレース過去10年3着までの馬がすべてサンデー系種牡馬。キングマンボ系のタイトルホルダーとテーオーロイヤルは評価を下げたいなと考えます。ディープインパクト ステイゴールド産駒が好成績を残しているので軸はゴールドシップ産駒のマカオンドールにしたいと思います。前回とはデキが違うとのことと手の内に入れている松山騎手になるのできっちり差し切れるのではないかと思います。相手はオルフェーヴル産駒のアイアンバローズ 最内枠を引きましたしロスなく先行して粘れるのではと思います。石橋騎手の最内枠ビートブラックを思い出します。大外がどうかですがディープボンドこの馬が一番強いと思います。枠だけですね。

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 競馬が大好き(複勝男 2022年4月29日(金) 01:57
天皇賞春
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天皇賞春

5月1日 日曜日 阪神競馬場 右回り Bコース
芝3200M GⅠ 4歳以上

このレースの傾向として(競馬ブック参考)コース以外
○ 前走
  阪神大賞典    0.2秒差まで
  日経賞      0.5差以内の2.3着馬
  京都記念     入着まで
  ダイヤモンドS  しんどい このレースで58Kgかトップハンデだった
○ 去年9月以降で重賞連対
○ 重賞連対以上3回以上
○ 6歳以下
○ 前年度クラシック連対4歳馬限定 入着はギリギリかな
○ 牝馬は苦戦 去年3着が最高

出走馬の個人的な評価
ディープボンド 競馬ブック印◎○▲◬合計ポイント 29ポイント
(去年2着で去年の有馬も2着で実績は1番で前走も勝利しているし当日の天気が良くないのもプラスにはなるかなと思いますが、不安は前走の勝ち方が反動が残ってないんかなぁと少しは気になるが今回仕上げてくるので今回はいつものディープボンドと見れるはずなので)

タイトルホルダー  24ポイント
(去年の菊花賞馬でスタミナは相当あるはず血統もそういう感じなので、先行出来て逃げもできる強みもあるので、気になるのは重以上に悪くなった場合と横山和騎手がまだGⅠ勝ってないので、少し不安はあるかな)

テーオーロイヤル  11.5ポイント
(上がり馬で4連勝中だから侮れないと思うし距離コースも問題ないし先行力も高いし逃げもできる。不安は道悪馬場と58Kgで前走から4Kg増加になることか、タマモクロスみたいになれるかどうかですがタイプが全然違いますね。)

アイアンバローズ  4.5ポイント
(重賞2回連続2着で力もつけてきたか、相手強化になるが先行できればしぶといので位置取りが重要になりそうですね。馬場は父オルフェーヴルなのである程度はいけるはず)

ヒートオンビート 4.5ポイント
(3戦連続重賞馬券に絡んではいるので安定感はあるが3200Mの感じの馬ではないのかなと、出来が叩いてどこまで上昇しているかと思っているが)

ディバインフォース 2ポイント
(前走の日経賞は距離不足なら今回は3200Mでチャンスはあるのかなと、阪神コースでするのもこの馬にとってはプラスと思うし馬場悪化も他がしんどいならプラスと思うが、直線上がりが掛かるかどうかが大事ですね。)

マカオンドール 1ポイント
(前走4着で人気は下がるのでまだ4歳で伸びしろはあるはず。ただ前走から3Kg増加にもなるし前走からの上積みもまだあったみたいなので距離延長も問題ない血統だからまぁ穴馬にはなりそう)

ロバートソンキー 1.5ポイント
(格上挑戦実績も足らないからきついはずですが、GⅠは2回目なので経験値がないわけではないが、さすがに相手が強いと思うし、ここがベストではないかなと思っているので)

タガノディアマンテ 0ポイント
(復帰してから成績が良くなっているので軽視は禁物と思う。距離延長はプラスだし脚質にも幅が出てきたので折り合い次第でいい位置で進められそう。穴馬かなと)

シルヴァーソニック 0ポイント
(3走連続3着で安定感はあるが何か足らない馬。川田騎手なので今回も不気味な感じだと思いますが、先行して踏ん張れるかだと思っているので)

ユーキャンスマイル 0ポイント
(前走は5着で全盛期は過ぎたのかなと、距離延長はプラスと思いたいが、後ろから進めるので上がりが掛かれば)

ハーツイストワール  0ポイント
(昇級初戦がGⅠで輸送があるので楽ではないし距離延長はプラスと思えないからどうかなぁ、ルメール騎手で安定した成績の馬なので大穴候補にはなりそうだけど道悪は向かないかもなので)

マイネルファンロン 0ポイント
(距離延長と輸送があるのでどうかなと思うが、人気薄で好走したり父ステイゴールドで不気味な存在になりそうですが、位置取りが難しいかなと思ってますが)

ヴァルコス 0ポイント
(前走から4Kg増加でどうかもあるし状態が上がってこない感じなので、相手強化でしんどいかなと、能力は高そうなのでスタミナ勝負になれば父ノヴェリストと母父ダンスインザダークがプラスになる可能性も少しだけ)

クレッシェンドラヴ 0ポイント
(父ステイゴールドなので距離は問題なさそうだし道悪巧者でもあるので阪神の馬場が合いそう。ただもう8歳で地力があるかどうか?輸送もあるので)

トーセンカンビーナ 0ポイント
(距離は問題ないはずであとは状態面だと思うけど状態は良くなっては来ているので不気味ではあるが後は地力勝負でどうかですね。追い込んで脚が残っているかどうか)

ハヤヤッコ 0ポイント
(前走日経賞で5着で芝もそんなに問題なく今回阪神の馬場も合いそうなので後は距離延長になるので、その辺りで分が悪いのかなと)

メロディーレーン 0ポイント
(牝馬なので実績も足らないかなと、距離は問題ないし馬場も向きそうな感じはしているので、道悪になれば大懸もあるのかなぁ)

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