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【血統アナリシス】阪神大賞典2024 ディープインパクト系に妙味あり、オルフェーヴルとゴールドシップの動向にも要注目

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【血統アナリシス】阪神大賞典2024 ディープインパクト系に妙味あり、オルフェーヴルとゴールドシップの動向にも要注目

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は阪神大賞典2024・血統予想をお届けします!


2022年にはキズナ産駒の1番人気ディープボンドが勝ち、レース史上6頭目となる2連覇を達成。なお、2015年2着デニムアンドルビー(父ディープインパクト)は7番人気、2020年2着トーセンカンビーナ(父ディープインパクト)は5番人気、2021年3着ナムラドノヴァン(父ディープブリランテ)は9番人気、とディープインパクト系は配当妙味のある好走も多い。

ほか、2022年は2着アイアンバローズと3着シルヴァーソニックオルフェーヴル産駒、3着とはハナ差だった4着マカオンドールゴールドシップ産駒、とステイゴールドの直系がそろって上位入線を果たしていた。大きなロスがありながら2着まで盛り返した2012年オルフェーヴル。レース史上初となる3連覇を達成した2013~15年ゴールドシップ。どちらも現役時の阪神大賞典でのレースぶりが語り草となっている種牡馬でもあるので、今後も産駒の動向を興味深く注視していきたい。

プリュムドールは、父ゴールドシップ×母シュヴァリエ(母の父フレンチデピュティ)。父は現役時に13~15年の阪神大賞典で史上初となる3連覇の偉業を達成。一方、母の父も種牡馬として08年1着アドマイヤジュピタ、母の父として18年1着レインボーラインなどを出している。なお、後者は本馬の父系祖父にあたるステイゴールドの産駒であることも強調しやすい。本馬は父を彷彿とさせる阪神巧者なので、その舞台適性には一目置きたい。


ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。今年で4年連続の出走となるが、21年1着、22年1着、23年5着とレース適性の高さは折り紙付きで、リピーターの活躍が目立つ傾向からもぞんざいには扱えないだろう。目下3年連続で2着の天皇賞(春)が目標であることは否めないが、メンバー随一の実績の持ち主であることも事実。総じてディープインパクト系に配当妙味があることからも相応の注意が必要だ。

サヴォーナは、父キズナ×母テイケイラピッド(母の父スニッツェル)。同産駒からは21~22年に2連覇を飾った上記ディープボンドが出た。父は現役時に重馬場のニエル賞を勝ち、同じく重馬場の凱旋門賞でも4着に好走したスタミナがあったが、そういった特徴をよく伝えているせいか、牡駒は長距離戦線で真価を発揮する馬が少なくない。大まくりをみせて5着に粘った菊花賞のレースぶりを鑑みれば本馬もステイヤーとしての資質は高い。


【血統予想からの注目馬】
プリュムドール ⑫ディープボンド ⑩サヴォーナ


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