2024年3月31日()メイダン競馬場 ダート2000m

最新出走予定馬情報 ~ドバイワールドカップ 2024~

フェブラリーS8着のウィルソンテソーロ(美・小手川、牡5)は、ドバイワールドカップ(30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)で原騎手と再コンビを組むことが14日、分かった。管理する小手川調教師が明らかにしたもので、「順調にいい雰囲気できていると思います。弟弟子の優介(原騎手)とのコンビで世界の舞台に行けることは光栄です」と話した。原騎手とのコンビではチャンピオンズC東京大賞典とGⅠで連続2着に好走している。

【4歳以上次走報】ドゥラエレーデがドバイワールドカップの招待を受諾02月29日(木) 18:40

フェブラリーS12着ドゥラエレーデ(栗・池添、牡4)は、ドバイワールドカップ(30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)の招待を受諾する。

京都記念を制したプラダリア(栗・池添、牡5)は、池添騎手で大阪杯(31日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)へ。

★1351ターフスプリント4着ウイングレイテスト(美・畠山、牡7)は、京王杯SC(5月11日、東京、GⅡ、芝1400メートル)を視野。

東京新聞杯2着ウインカーネリアン(美・鹿戸、牡7)は、三浦騎手で高松宮記念(24日、中京、GⅠ、芝1200メートル)へ。阪急杯を制したウインマーベル(美・深山、牡5)も、引き続き松山騎手で同レースへ。

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【沢田康文の欧州競馬リポート】サウジCから200メートル距離延長のドバイWCで日本馬に高い評価02月29日(木) 04:43

サウジCデーが終わり、次は3月30日にUAEのメイダン競馬場で行われるドバイワールドCデーに注目が集まる。

セニョールバスカドールと日本馬との再戦が興味深いのが、メインのドバイワールドC。サウジCから200メートル距離が延び、コース形態もワンターンからコーナー4つに変わるが、日本勢の評価が高い。

英国大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社の28日現在のオッズでは、連覇を目指すウシュバテソーロが3.5倍の1番人気で、叩いての上昇が見込まれるデルマソトガケが3.75倍で2番人気。3番人気は2頭で、セニョールバスカドールと、カザフスタン→ロシア→UAEと転戦してきた変わり種で11戦10勝のカビルカンが7倍となっている。

ディープインパクト産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダンと、リバティアイランドなどの日本の強豪が対戦するドバイシーマクラシック(芝2410メートル)も見どころ十分だが、ドバイターフ(芝1800メートル)も例年以上に盛り上がりそうだ。

ロードノースが24日、英国サウスウェル競馬場で行われた欧州の今年最初の平地重賞、GⅢウインターダービー(AW約2220メートル)に、3連覇を飾った昨年のドバイターフ以来の実戦として出走。2着だったが、一昨年はこのレース2着から本番では巻き返しているので、試走としては上々の結果だろう。ドウデュースをはじめとする日本勢との対決が待ち遠しい。(在仏競馬記者)




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【ドバイワールドカップデー】クラウンプライド、メイショウハリオなどが招待を辞退02月28日(水) 18:24

ドバイワールドカップデー(3月30日、メイダン)の招待を受諾していた以下の栗東所属馬が、28日付で辞退した。

ドバイワールドカップ(GⅠ、ダ2000メートル)クラウンプライド(栗・新谷、牡5)、メイショウハリオ(栗・岡田、牡7)▽UAEダービー(GⅡ、ダ1900メートル)イーグルノワール(栗・音無、牡3)▽ゴドルフィンマイル(GⅡ、ダ1600メートル)バスラットレオン(栗・矢作、牡6)。

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サウジC2着のウシュバテソーロは予定通りドバイWCへ02月27日(火) 16:55

24日のサウジCでアタマ差2着に惜敗したウシュバテソーロ(美・高木、牡7)は、予定通り連覇の懸かるドバイワールドカップ(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)に向かう。「(川田騎手は)よく乗ってくれました。レース後も疲れなどは問題なかったです」と高木調教師は話した。

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ウィルソンテソーロは予定通りドバイWCへ02月22日(木) 13:10

フェブラリーSで8着に終わったウィルソンテソーロ(美・小手川、牡5)は、予定通りドバイワールドカップ(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)に向かう。小手川調教師は22日、「すでに招待を受諾しているドバイワールドカップに向けて調整していきます」とコメントした。

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【ドバイワールドカップデー】栗東所属3頭が招待受諾02月22日(木) 04:45

JRAは21日、栗東所属馬3頭の関係者がドバイワールドカップデー(3月30日、メイダン)の招待を受諾したと発表した。

ドバイワールドカップ(GⅠ、ダ2000メートル) クラウンプライド(栗・新谷、牡5)、メイショウハリオ(栗・岡田、牡7)▽ドバイゴールドカップ(GⅡ、芝3200メートル) リビアングラス(栗・矢作、牡4)。

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【ドバイワールドカップデー】ジャスパークローネとイーグルノワールが招待を受諾02月15日(木) 17:29

ドバイワールドカップデー(3月30日、メイダン)の招待を15日付で受諾した栗東所属馬は以下の通り。

アルクオーツスプリント(GⅠ、芝1200メートル)ジャスパークローネ(栗・森秀、牡5)。

▽UAEダービー(GⅡ、ダ1900メートル)イーグルノワール(栗・音無、牡3)。

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ウィルソンテソーロがドバイワールドカップの招待を受諾02月15日(木) 16:24

フェブラリーSに出走するウィルソンテソーロ(美・小手川、牡5)が、ドバイワールドカップ(3月30日、メイダン、GⅠ、ダ2000メートル)の招待を受諾したことが15日、分かった。管理する小手川調教師は「先週末に話をいただき、受諾しました。最初からこのローテも考えていましたからね」と明かした。

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【ドバイワールドカップデー】リバティアイランド、デルマソトガケ、ドウデュースなどが招待受諾02月08日(木) 17:02

JRAは8日、ドバイワールドカップデー(3月30日、メイダン)の招待を同日付で受諾した栗東所属馬を発表した。

▽ドバイワールドC(GⅠ、ダ2000メートル)デルマソトガケ(栗・音無、牡4)

ドバイシーマクラシック(GⅠ、芝2410メートル)ジャスティンパレス(栗・杉山晴、牡5)、リバティアイランド(栗・中内田、牝4)

ドバイターフ(GⅠ、芝1800メートル)ドウデュース(栗・友道、牡5)

ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ、ダ1200メートル)リメイク(栗・新谷、牡5)

▽UAEダービー(GⅡ、ダ1900メートル)サトノフェニックス(栗・西園正、牡3)

▽ゴドルフィンマイル(GⅡ、ダ1600メートル)ケイアイドリー(栗・村山、牡7)、バスラットレオン(栗・矢作、牡6)

▽ドバイゴールドC(GⅡ、芝3200メートル)アイアンバローズ(栗・上村、牡7)、ブレークアップ(栗・森田、牡6)

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過去10年の結果 ~ドバイワールドカップ 2024~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2023/03/26 ウシュバテソーロ 牡6 日本 2:03.25 川田将雅 高木登
2022/03/26 カントリーグラマー 牡5 アメリカ 2.04.97 L.デットーリ B.バファート
2021/03/27 ミスティックガイド 牡4 アメリカ 2.01.61 L.サエス M.スティッドハム
2019/03/30 サンダースノー 牡5 UAE 2.03.58 C.スミヨン S.ビン・スルール
2018/03/31 サンダースノー 牡4 UAE 2.01.38 C.スミヨン S.ビン・スルール
2017/03/25 アロゲート 牡4 アメリカ 2.02.15 M.スミス B.バファート
2016/03/26 カリフォルニアクローム 牡5 アメリカ 2.01.83 V.エスピノーザ A.シャーマン
2015/03/28 プリンスビショップ セ8 UAE 2.03.24 W.ビュイック S.ビン・スルール
2014/03/29 アフリカンストーリー セ7 UAE 2.01.61 S.デソウサ S.ビン・スルール

歴史・概要 ~ドバイワールドカップ 2024~

ドバイワールドカップはアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる3歳以上のダート2000mの競走。1996年にシェイク・モハメドによって創設され、サウジカップが新設される2019年までは世界最高賞金のレースとして広く認知されている。日本を含む世界各地の一流馬が出走する。
日本馬では2011年にヴィクトワールピサが日本馬として初優勝。2023年のウシュバテソーロの勝利と合わせて計2勝を挙げている。

挑戦した日本馬 ~ドバイワールドカップ 2024~

ヴィクトワールピサ 1着(2011年)
血統
父:ネオユニヴァース
母:ホワイトウォーターアフェア(Machiavellian)
成績
15戦8勝
10億8502万円
主な勝ち鞍
ドバイワールドカップ(GI)
有馬記念(GI)
皐月賞(GI)
日本に勇気を与えた歴史的快挙

 日本馬史上初のドバイワールドカップ制覇、2010年度最優秀3歳牡馬に選出されたヴィクトワールピサ。デビュー前から多くの期待を集め、それに応えて続けたネオユニヴァース産駒の傑作である。1人気の支持を集めた新馬戦では後のジャパンカップ勝ち馬ローズキングダムに惜敗したものの折り返しの未勝利戦を難なく勝利で飾ると続く京都2歳ステークス、ラジオNIKKEI杯2歳ステークスと3連勝。翌年の弥生賞も直線詰まり気味で正味100mほどしか追えなかったが、エイシンアポロンを抑え込んで完勝した。迎えた皐月賞では最内を通る形でレースを進めると直線では絶望的な位置取りも僅かなスペースをこじ開けて優勝。父・ネオユニヴァースとの父子2代の皐月賞優勝となった。続く東京優駿では3着に敗れ、秋には海外遠征を敢行したが、ニエル賞(GII)で4着、凱旋門賞では7着に敗れた。帰国後初戦のジャパンカップでは3着となり、挑んだ有馬記念では好位を追走し、鞍上ミルコ・デムーロの強気のスパートに応えて早めに先頭に立つとブエナビスタらの追撃を振り切って優勝した。この年の皐月賞、有馬記念のGI2勝を挙げた実績を評価され、最優秀3歳牡馬に輝いた。
年が明けると選出されたドバイワールドカップへの出走に向け、ステップレースとして出走した中山記念を4馬身差の勝利。迎えたドバイワールドカップではスタートで後手を踏み、最後方からの競馬となるが、ペースが遅いと見るや向こう上面で一気の大まくりで2番手に進出。直線では今でも語り継がれるトランセンドとの日本馬2頭による激しい叩き合いを制して優勝。日本馬史上初のドバイワールドカップ制覇となった。鞍上のミルコ・デムーロは『震災で大変なこの時期、日本の皆様のためにも絶対に勝ちたかった』と馬上インタビューで涙ながらに答えた。日本に大きな勇気、希望を与えた日本競馬史に残る快挙としてファンに語り継がれている。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
1996年ライブリマウント牡5石橋守柴田不二男6着
1997年ホクトベガ牝7横山典弘中野隆良競走中止
1998年キョウトシチー牡7松永幹夫中尾謙太郎6着
2000年ワールドクリーク牡5加藤和宏新井仁6着
2001年トゥザヴィクトリー牝5武豊池江泰郎2着
レギュラーメンバー牡4松永幹夫山本正司9着
2002年アグネスデジタル牡5四位洋文白井寿昭6着
トゥザヴィクトリー牝6O.ペリエ池江泰郎11着
2004年アドマイヤドン牡5安藤勝己松田博資8着
リージェントブラフ牡8吉田豊大久保洋吉9着
サイレントディール牡4武豊池江泰郎12着
2005年アジュディミツオー牡4内田博幸川島正行6着
2006年カネヒキリ牡4武豊角居勝彦4着
スターキングマン牡7O.ペリエ森秀行7着
2007年ヴァーミリアン牡5C.ルメール石坂正4着
2008年ヴァーミリアン牡6武豊石坂正12着
2009年カジノドライヴ牡4安藤勝己藤沢和雄8着
2010年レッドディザイア牝4C.スミヨン松永幹夫11着
2011年ヴィクトワールピサ牡4M.デムーロ松田博資1着
トランセンド牡5藤田伸二安田隆行2着
ブエナビスタ牝5R.ムーア松田博資8着
2012年エイシンフラッシュ牡5C.ルメール藤原英昭6着
スマートファルコン牡7武豊小崎憲10着
トランセンド牡6藤田伸二安田隆行13着
2014年ベルシャザール牡6C.ルメール松田国英11着
ホッコータルマエ牡5幸英明西浦勝一16着
2016年ホッコータルマエ牡7幸英明西浦勝一9着
2017年アウォーディー牡7武豊松永幹夫5着
ラニ牡4R.ムーア松永幹夫8着
アポロケンタッキー牡5C.ルメール山内研二9着
ゴールドドリーム牡4J.モレイラ平田修14着
2018年アウォーディー牡8武豊松永幹夫6着
2019年ケイティブレイブ牡6J.モレイラ杉山晴紀出走取消
2021年チュウワウィザード牡6戸崎圭太大久保龍志2着
2022年チュウワウィザード牡7川田将雅大久保龍志3着
2023年ウシュバテソーロ牡6川田将雅高木登1着
テーオーケインズ牡6O.マーフィー高柳大輔4着
クラウンプライド牡4D.レーン新谷功一5着
パンサラッサ牡6吉田豊矢作芳人10着
ジオグリフ牡4C.ルメール木村哲也11着
カフェファラオ牡6J.モレイラ堀宣行12着
ヴェラアズール牡6C.デムーロ渡辺薫彦13着
ジュンライトボルト牡6R.ムーア友道康夫15着