ヴェラアズール(競走馬)

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ヴェラアズール
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ヴェラアズール
写真一覧
現役 牡6 青毛 2017年1月19日生
調教師渡辺薫彦(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績23戦[6-4-5-8]
総賞金54,968万円
収得賞金25,750万円
英字表記Vela Azul
血統 エイシンフラッシュ
血統 ][ 産駒 ]
King's Best
ムーンレディ
ヴェラブランカ
血統 ][ 産駒 ]
クロフネ
アドマイヤサンデー
兄弟 テイクザヘルムシルバーコンパス
市場価格
前走 2022/12/25 有馬記念 G1
次走予定

ヴェラアズールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 163610.0410** 牡5 57.0 松山弘平渡辺薫彦 518
(0)
2.34.1 1.736.8⑪⑪⑪⑨イクイノックス
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18364.531** 牡5 57.0 R.ムーア渡辺薫彦 518
(0)
2.23.7 -0.133.7⑪⑨⑩⑩シャフリヤール
22/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 146107.421** 牡5 56.0 松山弘平渡辺薫彦 518
(+8)
2.24.3 -0.433.2⑩⑩⑪⑩ボッケリーニ
22/06/11 東京 11 ジューンS 3勝クラス 芝2400 15592.511** 牡5 56.0 C.ルメー渡辺薫彦 510
(-2)
2.25.7 -0.333.9⑨⑧⑧⑥ブレークアップ
22/05/14 東京 10 緑風S 3勝クラス 芝2400 128116.043** 牡5 57.0 戸崎圭太渡辺薫彦 512
(-2)
2.24.4 0.133.8⑩⑪⑪⑪アルビージャ
22/04/17 中山 12 サンシャイン 3勝クラス 芝2500 13575.333** 牡5 55.0 岩田望来渡辺薫彦 514
(-2)
2.33.2 0.434.0⑫⑫⑫⑦パラダイスリーフ
22/03/19 阪神 9 淡路特別 2勝クラス 芝2600 9117.941** 牡5 55.0 岩田望来渡辺薫彦 516
(+10)
2.38.4 -0.134.8⑥⑦⑦⑥プレイリードリーム
22/01/09 中京 9 濃尾特別 2勝クラス ダ1800 154626.277** 牡5 57.0 松若風馬渡辺薫彦 506
(-4)
1.54.3 1.136.6⑦⑦⑧⑧レプンカムイ
21/12/18 阪神 9 赤穂特別 2勝クラス ダ1800 145719.443** 牡4 57.0 松若風馬渡辺薫彦 510
(-4)
1.52.2 0.136.4⑧⑧⑧⑧ナリタフォルテ
21/11/27 阪神 8 3歳以上2勝クラス ダ1800 165931.386** 牡4 57.0 鮫島克駿渡辺薫彦 514
(-2)
1.54.3 1.138.6⑧⑧⑧⑦ホールシバン
21/10/30 東京 9 伊勢佐木特別 2勝クラス ダ2100 147125.839** 牡4 55.0 C.ルメー渡辺薫彦 516
(+14)
2.12.7 1.638.7バイシュラバナ
21/06/27 阪神 12 リボン賞 2勝クラス ダ1800 13114.624** 牡4 57.0 C.ルメー渡辺薫彦 502
(-8)
1.52.4 0.537.6⑧⑧⑦④ジュディッタ
21/06/13 東京 9 八王子特別 2勝クラス ダ2100 161215.763** 牡4 57.0 C.ルメー渡辺薫彦 510
(+4)
2.11.4 0.637.5リキサンダイオー
21/04/10 新潟 11 福島中央TV 2勝クラス ダ1800 14224.9313** 牡4 57.0 鮫島克駿渡辺薫彦B 506
(+4)
1.54.4 2.039.6④④④④ヴィアメント
21/03/20 中京 12 矢作川特別 2勝クラス ダ1800 166112.8110** 牡4 55.0 福永祐一渡辺薫彦B 502
(-2)
1.55.0 1.339.2⑨⑨⑦⑦ダノングリスター
21/01/10 中京 7 4歳以上1勝クラス ダ1900 14332.921** 牡4 56.0 福永祐一渡辺薫彦B 504
(+2)
2.01.3 -0.637.2メイショウコジョウ
20/12/19 阪神 8 3歳以上1勝クラス ダ2000 11792.612** 牡3 56.0 福永祐一渡辺薫彦 502
(-4)
2.08.4 0.237.0⑥⑥⑤ヴァーダイト
20/11/23 阪神 8 3歳以上1勝クラス ダ2000 10115.524** 牡3 55.0 福永祐一渡辺薫彦 506
(0)
2.08.7 0.337.5⑥⑥⑤④ロードセッション
20/06/28 阪神 2 3歳未勝利 ダ1800 16351.611** 牡3 56.0 D.レーン渡辺薫彦 506
(-10)
1.53.8 -0.238.2⑥⑥④⑤クールシャイン
20/06/13 阪神 3 3歳未勝利 ダ1800 167142.723** 牡3 56.0 福永祐一渡辺薫彦 516
(+4)
1.52.1 0.337.7⑥⑥⑤⑤メイショウカズサ

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ドバイワールドカップデーが25日、UAEドバイのメイダン競馬場で開催され、第9レースでは日本馬8頭が出走してメインの第27回ドバイワールドカップ(GI、北半球産4歳以上、南半球産3歳以上、ダート2000メートル、15頭立て、1着賞金696万ドル=約9億1002万円)が行われた。

勝ったのは川田将雅騎手とコンビを組んだ日本のウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)。序盤から激しい先行争いが繰り広げられた一戦を後方で追走し、勝負どころで手応え良く押し上げていくと、直線は先に抜け出したアルジールスを目標に末脚を爆発させて、力強く差し切った。タイム2分03秒25(良)。ドバイワールドCを日本馬が制したのはオールウェザーで行われた2011年のヴィクトワールピサに次いで2度目だが、ダートの舞台で制したのは初めて。オルフェーヴル産駒はマルシュロレーヌによる米GIブリーダーズカップディスタフに続き、海外のGIレースで大きな勝利を手にした。

レースはパンサラッサが大外枠からのスタートで先手を取るのに苦しみ、リモースとの先行争い。これにベンドゥーグやサルートザソルジャーも加わってハイペースで流れた。ウシュバテソーロは序盤、最後方からの競馬。しかし、楽な手応えで大外から進出すると、直線でも脚いろは衰えることなく、先に抜け出したイギリスのアルジールスをかわして快勝した。2馬身3/4差の2着がアルジールスで、さらに短頭差の3着がサウジアラビアのエンブレムロード。

他の日本馬は、テーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が差し脚を伸ばして見せ場を作り4着。クラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎)も5着と健闘した。先行争いを演じたパンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)が10着。また、ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は11着、カフェファラオ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)は12着、ヴェラアズール(牡6歳、栗東・渡辺薫彦厩舎)は13着、ジュンライトボルト(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)は15着だった。

ウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハ。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、馬主は了徳寺健二ホールディングス(株)。通算29戦9勝。ビッグレースは東京大賞典川崎記念に次いで3勝目。昨年10月のブラジルCから5連勝で一気に世界の頂点を極めた。

【ドバイワールドC】パンサラッサはダートコースを流しリラックスムード 日本馬が最終調整 2023年3月24日(金) 14:34

決戦を翌日に控え、ドバイワールドカップに出走する日本馬がメイダン競馬場で最終調整を行った。

サウジカップに続くビッグタイトル連勝を目指すパンサラッサ(栗・矢作、牡6)は僚馬とともにダートコースをキャンターで周回、気分良さそうに駆け抜けた。「昨日見てしっかりできていることが確認できたので、きょうはリラックスさせるメニュー。やり残したことは何もないね。この馬を見ていると(母の父の)モンジューのすごさを感じる。あとは競馬。やることはひとつなので」と矢作調教師は悠然と構える。

東京大賞典川崎記念を連勝中のウシュバテソーロ(美・高木、牡6)もダートでキャンター。「安定していい状態にある。内過ぎる枠は嫌だったのでちょうどいい枠」と高木調教師は❽番ゲートを歓迎。

昨年のジャパンCの覇者ヴェラアズール(栗・渡辺、牡6)もダートで調整。「いつもはフワフワした馬なのにけさは引っ張り切りだった。蹄鉄を替えてダートのつかみも良くなった」と騎乗した福永調教師。サウジカップ4着ジオグリフ(美・木村、牡4)もダートをキャンターで流し「サウジからの転戦で思った通りに調整できた」と木村調教師。同7着ジュンライトボルト(栗・友道、牡6)はダートでハッキング。「前走の疲れのケアを主眼にやってきたが、むしろ上向いている」と友道調教師。

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【ドバイワールドC】好調ヴェラアズール福永師がまたがり5ハロン追い 2023年3月23日(木) 07:47

ウシュバテソーロは新コンビの川田騎手を背にダートで5ハロンからの追い切り。「時計としては67~68秒くらい。最後も反応しましたし、ジョッキーからは『フレッシュですごくいい』と言ってもらえました」と高木調教師は満足げだった。

ヴェラアズールは福永技術調教師がまたがってダートで5ハロン追い。「日に日に落ち着いて今日の動きも非常に良かった。(芝とダートの)二刀流で頑張ります」と渡辺調教師はWBCの大谷選手ばりの活躍を期待している。

テーオーケインズは新コンビのマーフィー騎手を背にダートで1周。「フットワークが良く、落ち着きもあって馬の状態はとてもいい」と鞍上は好感触だった。

カフェファラオはダートでターフ出走のダノンベルーガと併せ馬。「先週の追い切りでほぼ仕上がっているので、今週は微調整。いい状態だと思います」と鈴来助手。

クラウンプライドはダートで単走の5ハロン追い。「リズム良く、リラックスして走ることに着眼しました」と新谷調教師。

ジオグリフは芝で5ハロン追い。「タイムは分からないですが、全然元気でいい意味で日本と変わらなく来られています」と木村調教師は満足げ。

ジュンライトボルトはダートで4ハロンから時計を出した。「ラスト1ハロンはしっかり追いました」と友道調教師。

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【ドバイワールドC】日本馬陣営のコメント 2023年3月23日(木) 02:10

❸枠⑧番ジュンライトボルト・河合オーナー「馬は最高に調子いいと(友道)調教師さんは言っていました。チャンピオンズCのようなすごい末脚を」

❺枠⑮番ヴェラアズール・渡辺師「できれば内枠が欲しかったので、良かったと思います。非常に(馬の)体調もいいです」

❻枠⑬番テーオーケインズ・高柳大師「欲しかった番号です。経験を積んで強くなっています」

❽枠⑭番ウシュバテソーロ・高木師「❽番は欲しいと思っていたのでラッキーです。状態は非常に安定しているので楽しみです」

❾枠⑦番ジオグリフ・木村師「私にとっては何番でもラッキーナンバーなので」

⓬枠⑤番クラウンプライド・松田助手「レースが終わった後、ハッピーな番号だとみんなが思うと思います。クラウンプライドはドバイが大好き。このレースを勝つために帰ってきたので、克服してもらいたい」

⓯枠⑨番パンサラッサ・矢作師「出遅れても逃げるだけなので。作戦はひとつ。ドバイでは昨年も勝っているので、馬はドバイが大好きだと思います」

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【ドバイワールドC】パンサラッサは15番、ヴェラアズール5番 枠順確定 2023年3月23日(木) 02:06

25日にUAEドバイのメイダン競馬場で行われる国際競走の枠順抽選会が22日(日本時間23日深夜)に行われた。日本馬が8頭出走するドバイワールドカップの枠順は以下の通り。

ドバイワールドC(GⅠ、ダート2000メートル)

(左から、枠番、馬番、性齢、斤量、騎手)

❶⑩リモース      セン6歳 57キロ T.オシェア

❷⑥エンブレムロード  牡5歳 57キロ A.アル・ファライディ

❸⑧ジュンライトボルト 牡6歳 57キロ R.ムーア

❹⑪サルートザソルジャーセン8歳 57キロ A.デフリース

❺⑮ヴェラアズール   牡6歳 57キロ C.デムーロ

❻⑬テーオーケインズ  牡6歳 57キロ O.マーフィー

❼②ベンドゥーグ    牡4歳 57キロ C.スミヨン

❽⑭ウシュバテソーロ  牡6歳 57キロ 川田 将雅

❾⑦ジオグリフ     牡4歳 57キロ C.ルメール

❿③カフェファラオ   牡6歳 57キロ J.モレイラ

⓫⑫スーパーコリント  牡4歳 57キロ H.ベリオス

⓬⑤クラウンプライド  牡4歳 57キロ D.レーン

⓭①アルジールス    セン6歳 57キロ J.ドイル

⓮④カントリーグラマー 牡6歳 57キロ L.デットーリ

⓯⑨パンサラッサ    牡6歳 57キロ 吉田 豊

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【ドバイ国際諸競走】福永祐一新調教師がサポート!シャフリヤール&ヴェラアズールの調教に騎乗 2023年3月22日(水) 07:26

【ドバイ21日=内海裕介】25日の国際諸競走に参加する日本馬がメイダン競馬場で調整を行い、1日に騎手から転身したばかりの福永祐一調教師(46)=栗=も参加した。ドバイシーマクラシックの連覇を目指すシャフリヤールドバイワールドカップに挑むヴェラアズールにまたがり、万全の態勢づくりにひと役買って出た。

異国の空の下、技術調教師としての仕事がスタートした。夜明け前の暗闇のなか、ダートコースをキャンターで流したシャフリヤールの馬上には、一昨年の日本ダービー制覇時のパートナーである福永調教師の姿が。続けてデビュー当初に手綱を取ったヴェラアズールにも騎乗。若手騎手さながらに汗びっしょりで引き揚げてきた。

「いいね。シャフリヤールは海外遠征も慣れているし、いい状態で持っていける。ヴェラアズールは来た当初はナーバスな面を見せていたけど、日に日に慣れてきて、きょうが一番感じは良かった」

先週の火曜日にドバイ入りし、翌日から調教に参加。両馬とも管理する立場にはないが、GⅠに向かう仕上げの最終プロセスを、来年3月予定の開業前に身をもって体験できるチャンスに飛びついた。「もともと国際レースは好き。1日1日で変化していく馬に、どう合わせて調教するか考えて、それに応えて変わってくれるのがうれしい。(自分の)これからの仕事はこれになるんだし、研修も兼ねていい経験になっています」と調教師としての醍醐味(だいごみ)を改めて実感。レース当日まで精いっぱいのサポートを続ける。

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※


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2022年12月18日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年12月18日号】特選重賞データ分析編(337)~2022年有馬記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2022年12月25日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【前走の条件別成績(2016年以降)】
○G1 [6-6-6-59](3着内率23.4%)
×G1以外 [0-0-0-19](3着内率0.0%)

 ビッグレースから直行してきた馬が中心。2016年以降の3着以内馬18頭は、いずれも前走が国内外のG1競走でした。ただし、前走の条件がG1、かつ前走のコースが国内、かつ前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が1.0秒以上だった馬も2016年以降[0-0-0-26](3着内率0.0%)なので、該当馬は扱いに注意しましょう。

主な「○」該当馬→イクイノックスヴェラアズールタイトルホルダーディープボンド
主な「×」該当馬→ブレークアップラストドラフト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつJRA、かつG1のレース”において1着となった経験がある」馬は2016年以降[5-4-6-17](3着内率46.9%)
主な該当馬→イクイノックスヴェラアズールタイトルホルダー

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2022年12月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】前々日オッズの意味を考える/チャンピオンズカップ展望
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本題に入る前に、2年半ぶりに新刊が出ますのでよろしくお願いいたします。

→『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる

こうすれば当たる! というようなものではなく、

「どの馬を買うか」

という予想ではなく、それ以外のことを考える重要性について書いています。よろしくお願いいたします。

本題へ。

ジャパンカップヴェラアズールが直線馬群を捌いて抜け出して勝利。見事G1初挑戦初制覇を飾った。道中はユニコーンライオンが予想通りに馬群を引っ張ったものの、スローペースで一団になったために直線は瞬発力に加えて渋滞を抜け出す力も問われた。

こうなると欧州騎手は強い。もともと欧州の中長距離路線はほとんどスロー。加えて馬群が密集するのも日常茶飯事で、馬体をぶつけ合いながら伸びてくることも珍しくない。いつも通り早仕掛けで末脚を失った川田騎手&ダノンベルーガを格好の目標に据えた外国人騎手の独壇場だった。

さて、今回は少しオッズの話をしたい。ジャパンカップでは金曜発売があったが、ではその段階でどれくらい馬券が売れているかという話である。というのも、金曜段階のオッズを見て、

「○○が人気し過ぎ」

というような話をよく耳にするからである。もちろん数字を見れば実際に気になるものなのだが、結論から先に書いてしまうと金曜段階のオッズ、あるいは平場の前日オッズなどはほぼ気にすることはない。それよりも自分なりのツールでオッズを推定することが大切になる。

参考までにジャパンカップが金曜段階でどれくらい売れていたかを見てみたい。以下は最終的な総売り上げと、金曜23時58分段階の票数の差である。ここでは単勝と馬連を見てみたい。

ジャパンカップの単勝総売り上げ票数

12223124票

→金曜23時58分時点の売り上げ票数

634431票

以上を計算すると、金曜の段階で、634431÷12223124=0.0519...

であるから、全体の5%強ほどが売れているということである。逆に言えば残りの約95%弱はまだ売れていないということでもあり、この段階でオッズを語ることがさほど意味がないことがわかる。

もっとも、単勝は比較的早い段階で票数が集まりやすい傾向にあるので、これをさらに馬連で見てみる。

ジャパンカップの馬連の総売り上げ票数

27307833票

→金曜23時58分時点の売り上げ票数

107514票

計算すると、107514÷27307833=0.0039...

ということで、なんと全体のわずか0.4%ほどしか売れていない。これは総売り上げの約250分の1である。

以上から考えるに、

「前々日オッズで一喜一憂することはあまり意味がない」

といえるのではないだろうか?

これは平場における前日オッズも同様で、例えばジャパンカップデーの東京1レースが前日23時58分段階でどれくらい売れていたかというと…

単勝総売り上げ 428659票
前日23時58分時点 18497票

となり、全体の約4.3%。前日の単勝オッズを見ていろいろと語ったところで、その後に20倍以上の売り上げがあると考えると、実はあまり意味がないことがわかる。

ちなみに東京1レースは9時31分発走だったが、その11分前の9時20分段階での単勝の売り上げ票数は、162640。これは全体の約38%となる。つまりラスト10分あまりで60%以上の売り上げがあるとわかる。普段平場を買っていると、

「直前でオッズが動きすぎ」

と感じるかもしれないが、3分の2近くが本馬場入場が始まった後に売れているのだから、動くのは当然なのである。

このことからの教訓は、オッズを読むことの大切さである。目に見える数字に一喜一憂したところで、大半は直前で売れてオッズが大きく変わるのだから、むしろどうなるかを予想する方が良い。

また、券種ごとにオッズを見ることも大切である。ジャパンカップヴェラアズールは何度か1番人気になったが、馬連や3連複などは一貫してシャフリヤールダノンベルーガに続く3番人気に留まっていた。

現代競馬は予想力も大事だが、こういったオッズをどう見るかも勝つためには重要になる。

チャンピオンズカップ展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はチャンピオンズカップ。注目馬はコチラ。

ジュンライトボルト石川裕紀人騎手)

注目はジュンライトボルト石川裕紀人騎手。
友道厩舎にしては珍しいダート馬。ダート転向後まだ3戦という新興勢力だが、その3戦がいずれも好内容で、芝時代と変わらぬ立ち回りの上手さを見せている。前走のシリウスSもやや早仕掛け気味だったが、ハピの追撃を封じる完勝。好位から運べるレースぶりには安定感があり、今年の相手関係ならば即通用しても驚けない。外国人騎手やトップジョッキーが集まるG1において石川騎手というのも妙味が増しそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年11月24日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月27日(日)東京12R 第42回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
ジャパンカップは第12Rです。

【登録頭数:23頭(外国馬6頭)】(フルゲート:18頭)


<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中3週)

ダノンベルーガ(3着、500kg(+6kg))<A>
前走の天皇賞(秋)時は、大柄な馬の休み明けらしく追い切りでモタモタしているようなところがあり、好評価にはしなかった。ただ、乗り込み量は豊富で、無理に馬を追い込むことをしていなかったので見た目以上に仕上がりは良かったのかもしれない。パドックではまだ余裕がある馬体だったので、100%に近い状態ではなかったとは思うが直線しっかり追い込んでの3着は能力の高さ。前走時にしっかり乗り込まれ、この中間には坂路にも入れての調整。1週前追い切りでは、ムーア騎手騎乗でダービーの1週前のように無理に馬を追い込むことはせず、馬なりで相手に併せていく内容と、理想的に状態を上げきている印象。前走からの上積みに十分期待が持てそう。

シャフリヤール(5着、456kg(前々走海外出走))<C>
前走時のパドックでは、馬体は仕上がっていたもののややテンション高さが感じられた。今回、芝コースでの1週前追い切りでもかなり行きたがる面を見せていて、不安が残る。今回は強力な逃げ馬もいないので、もう少しリラックスして走れていないと、レースでの折り合い面が心配に。

カラテ(6着、528kg(-4kg))<D>
かなり大きな馬だが、前走時のパドックでは太め感なく馬体はできていた感じだった。今回、距離延長で追い切りでは行きたがるところを押さえ込んでの調整となっているが、首が高くなってしまい走りに余裕がない。日曜日の坂路での時計も良い時には好時計が出ていたが、ここ2戦は平凡な時計で。

ユーバーレーベン(8着、476kg(-22kg))<C>
前走時は大きく馬体が減っていたが、通常に戻ってきた感じ。ただ、追い切りで強めに追われていることが多かったので当日のパドックではかなりテンションが高かった。この中間も1週前に強めに追われているので、直前は馬なりでの調整が理想的だが。




<前走:京都大賞典出走馬>(中6週)

ヴェラアズール(1着、518kg(+8kg))<B>
大型馬の休み明けで迎えた前走時のパドックでは、馬体こそ増えていたがそれほど太め感はなくドッシリと構えている感じだった。この中間も2週前、1週前とCWで好時計が出ていて、大きく良くなったという印象は受けないものの上積みは窺える。

ボッケリーニ(2着、472kg(+8kg))<D>
休み明けの前走時のパドックでは肩の出が硬く感じた。この中間、1週前追い切りでもモタモタした感じがあり、物足りない動きだった。




<前走:その他のレース出走馬>

デアリングタクトエリザベス女王杯:6着、486kg(+2kg)中1週)<C>
前走時は追い切りの動き、パドックでの馬の様子と決して悪くはなかった。ここ2戦は前半から力みがあり、その分終いの伸び切れなさにつながっている感じで、ペースが速くなって気分よく追走できれば直線の伸びも変わってきそう。

ユニコーンライオン福島記念:1着、530kg(-2kg)中1週)<B>
福島記念からの中1週でこの中間は軽めの調整。前走時のパドックでは、硬い感じも太め感はなく良い仕上りだった。

ハーツイストワールアルゼンチン共和国杯:2着、478kg(+4kg)中2週)<B>
この中間は、間隔が詰まっているため軽めの調整。前走時に目を向けると、追い切りは坂路で平凡な時計も動き自体悪く見せず、パドックではトモの筋肉こそ寂しく映ったが毛艶はかなり冴え、出来良く見せていた。

テーオーロイヤルアルゼンチン共和国杯:6着、458kg(-2kg)中2週)<C>
前走時の追い切りでは、モタれる面を見せていて終いの時計もかかっていた。こちらもこの中間は軽めの調整。坂路、CWと速い時計の出る馬なので、休み明け3戦目でどこまで上がってくるか。

ヴェルトライゼンデオールカマー:7着、494kg(-2kg)中8週)<B>
前走時も坂路で好時計が出ていたが、当時は走りやすそうな馬場で時計ほど伸びている感じはなかった。この中間は、乗り込み量も多く、1週前追い切りではジョッキー騎乗で終いの伸びも良好。変わり身が期待できそう。

シャドウディーヴァ(府中牝馬S:7着、486kg(±0kg)中5週)<D>
前走時の追い切りでは、重心が高く首も上がっている感じだった。この中間も、乗り込み少なく坂路での時計も平凡と評価しづらい。

トラストケンシン(オクトーバーS:11着、468kg(+4kg)中5週)<D>
この中間乗り込み量は多いが、併走遅れ、坂路での時計も平凡と大きな変わり身なし。

リッジマン(桂樹杯:7着、475kg(+7kg)中10週)<E>
JRA所属時は重賞勝ちもあったが、前走盛岡の芝でのレースで凡走と昔の勢いはない。


<外国招待馬>

オネスト(凱旋門賞:10着、中7週)<B>
終いの脚を活かす馬だが切れるという馬でもなく、スローの切れ脚勝負になると厳しそう。ただ、ルメール騎手が騎乗予定で日本の馬場、レースにあった乗り方をしてくる可能性もあり注意は必要。

グランドグローリー(凱旋門賞:5着、中7週)<C>
昨年好走してその後も好成績の1年だったが、日本のレースでは昨年以上は期待できそうもない。

シムカミル(ニエル賞:1着、中10週)<C>
ニエル賞ではドウデュースに先着も、フラつく場面もあり東京の馬場ではもっと甘くなりそう。

テュネス(バイエルン大賞:1着、中2週)<A>
デビュー戦で敗れているが、2戦目から5連勝。今年3戦は長距離のレースを使い、6馬身、8馬身、10馬身とタフな馬場を重い斤量を背負って先行しての圧勝続き。ヨーロッパでももっともタフな馬が多いドイツの馬で、日本馬に一番足りないものを持っており能力はかなり高そう。来年のヨーロッパでは、大きなレースをいくつか勝つ馬になっているか。今回のジャパンカップに関しては、馬場が向くかどうかに焦点が集まっているが、これだけ圧勝できる馬なので未知の魅力のほうが勝るとの印象。


<出走回避馬>
ブルーム、マジカルラグーン、ウインマリリンウインマイティーゴールドスミス


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ダノンベルーガ、テュネス、ヴェラアズールの3頭をあげておきます。


◇今回は、ジャパンカップ編でした。
ジャパンカップ過去10年の連対馬は関西馬15頭に関東馬5頭。それらの馬の調教内容を見てみると、連対した5頭の関東馬はカレンブーケドールの1週前追い切りが坂路だった以外、すべて南Wでの追い切りでした。その南Wでの追い切りも、1回目にアーモンドアイが勝った時の最終追い切りが終い仕掛けられていたのみで、あとは1週前、最終追い切りいずれも馬なりという調整過程。関東馬に関しては、休み明け2戦目で中間に南Wで追われ、そこで馬なりで好時計をマークというのが理想的な調教パターンと言えそうです。
そして、連対馬の多くを占める関西馬に関しては、坂路、CWが半分くらいずつではあるものの、勝利した8頭だけに絞ると坂路での追い切り6頭、CWでの追い切り2頭と、坂路調教馬の活躍が目立っています。ただ、坂路での追い切りも一杯に追われた馬はなく、馬なりもしくは終い仕掛けられて伸ばす内容となっています。関西馬に関しては、天皇賞(秋)同様に輸送を控えているため1週前までに仕上げておき、直前は馬なりもしくは軽く終いを伸ばす程度の調整というのが理想的なようです。
最後に近年不振が続く外国招待馬に関しては、シンプルに日本で追い切られている本数が多いか強めに追われて好時計をマークしている馬が好走しています。東京競馬場に検疫用の厩舎ができたことで、今年から来日後に東京での調整が可能に。追い切りの本数が多く好時計の出ている馬に関しては、注意が必要かもしれません。


※ジャパンC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月20日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年11月20日号】特選重賞データ分析編(333)~2022年ジャパンカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ジャパンカップ 2022年11月27日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつ東京、かつG1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [5-4-5-10](3着内率58.3%)
×なし [0-1-0-54](3着内率1.8%)

 コース適性が最大のポイント。2017年以降の3着以内馬15頭中14頭は、前年以降に東京のG1で3着以内となった経験がある馬でした。今年はこの条件をクリアしている馬が極端に少ないため、ある程度は柔軟に評価したいところ。それでも、中山・阪神のレースやローカル場のレースがベストと思しき馬は疑ってかかるべきでしょう。

主な「○」該当馬→シャフリヤールユーバーレーベン
主な「×」該当馬→ヴェラアズールデアリングタクトハーツイストワールボッケリーニ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【向かい風データ】

×「“同年4月以降、かつJRA、かつ出走頭数が12頭以上、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験がない」馬は2017年以降[0-0-1-44](3着内率2.2%)
主な該当馬→シャフリヤールユーバーレーベン

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2022年10月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】G1を超えるG2も今は昔/秋華賞展望
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3日間開催では東西で毎日王冠京都大賞典のG2が行われた。

この2レースはかつて「G1を超えるG2」と言われて盛り上がったこともあったものだが、近年はやや存在感が希薄になっている。それは直行ローテの馬が増えたためで、一流馬は天皇賞(秋)が使い始めの一戦、そこからジャパンカップ有馬記念、あるいは香港へ、というのが主流になっている。

もちろん直行が増えた理由はひとつではない。仕上げ技術の向上により以前のようにトライアルを使うことが一般的でなくなったのもあるし、G1の賞金が高額になり、そこで勝ち負けできる馬はG2に出走するメリットがあまりなくなった…ということもあるだろう。

参考までに、例えばテイエムオペラオーが走っていた2000年と比較すると、秋G1の賞金は以下のように変化している。

天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念の賞金推移(2000年→2022年)

天皇賞(秋)  1億3200万円 →2億円
ジャパンカップ 2億5000万円 →4億円
有馬記念    1億8000万円 →4億円

ご覧の通り軒並み賞金は上がっており、とりわけ有馬記念などは倍以上になっている。その間、G2の賞金はほとんど変わっていないのだから、当然有力馬はこれまで以上にG1重視のローテを組む方が合理的だ。

…いきなりお金の話を始めてどうしたのかと思われるかもしれないが、そういう視点で先週のG2を見直すと、やはり「G1を超えるG2」というような認識を改めなくてはならないように思う。

サリオスが勝った毎日王冠は確かに豪華メンバーではあったが、それでは秋G1で即通用するかというと実は相手関係からも怪しい面がある、それは京都大賞典上位組に関しても同様だ。

参考までに過去5年の両レースの勝ち馬を並べてみる。

毎日王冠過去の過去5年の勝ち馬

2017年 リアルスティール 
2018年 アエロリット
2019年 ダノンキングリー
2020年 サリオス
2021年 シュネルマイスター

京都大賞典の過去5年の勝ち馬

2017年 スマートレイアー 
2018年 サトノダイヤモンド
2019年 ドレッドノータス
2020年 グローリーヴェイズ
2021年 マカヒキ

上記の馬たちがその後の秋G1でどうだったのかというと…実は国内G1で馬券圏内に好走したのは昨年のシュネルマイスター(マイルCS2着)のみ。むしろ負けた組の中からシュヴァルグランインディチャンプキセキなど、秋G1での好走馬が出ている。

つまり、これらのレースで好走しているようでは、秋G1に余力を残せないか、あるいは毎日王冠の場合1800mに適性を見せすぎている。むしろ、何らかの理由で負けているくらいの馬の方が、まだ今後巻き返しの期待をできるということになる。

今年は毎日王冠から、3着のダノンザキッド、6着のポタジェ京都大賞典からはボッケリーニあたりを巻き返し候補として覚えておきたい。いずれにしても、かつてほどレベルの高いレースではなくなっており、だからこそジャスティンカフェヴェラアズールのような上がり馬を狙う…というのが両レースのトレンドなのかもしれない。この傾向は来年まで覚えておきたい。

秋華賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳牝馬の3冠レース最終戦、秋華賞が行われる。注目馬はコチラ。

アートハウス川田将雅騎手)

前哨戦のローズSは好位から抜け出し完勝。春のオークスは不発に終わっただけに改めてのG1挑戦となるが、今回のポイントはなんといっても、

「阪神芝2000mの川田」

は買い。川田騎手は阪神芝2000mの鬼で、2020年以降を見ても、川田騎手×阪神芝2000mは複勝率7割超、ほとんどが人気馬騎乗ながら複勝回収値も100円超。
アートハウスはスタートを決めて器用に立ち回れるので、人馬ともに期待大。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ヴェラアズールの口コミ


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今年の『ドバイDay』(^^)

最後はもちろん『ドバイワールドカップ』☆☆☆

日本からはなんと8頭が参戦します(^o^)

馬番順に!

カフェファラオ!

クラウンプライド!

ジオグリフ!

ジュンライトボルト!

パンサラッサ!

テーオーケインズ!

ウシュバテソーロ!

ヴェラアズール!

15頭立てなので半分以上〜〜驚きです〜

どの馬もJRAのG1制覇、または2着と実力ある馬達♪

期待大です!

しかし世界最高のレースだけあってメンバーも強い☆

世界は強い♪

◎カントリーグラマーでいきます♪

昨年の覇者☆

今年も連覇☆

 FAIRY PRAW 2023年3月24日(金) 18:03
ドバイワールドカップデーの出走馬 杜拜世界盃賽馬日出賽馬匹
閲覧 34ビュー コメント 0 ナイス 2

2Rゴドルフィンマイル 高多芬一哩賽
ウインカーネリアン 紅瑪瑙
バスラットレオン 猛獅闊歩
ラウダシオン 禮讚歌詠

4Rドバイゴールデンシャヒーン 杜拜金莎軒錦標
ジャスティン 俊男(了+亥)
リメイク 燦然一新
レッドルゼル 熱望
レモンポップ 清爽口味

5RUAEダービー 阿聯酋打(口+比)
ゴライコウ 日升頂峰
コンティノアール 延續魅力
デルマソトガケ 取勝秘技
ドゥラエレーデ 盡得真傳
ペリエール 法境小鎮

7Rドバイターフ 杜拜草地大賽
ヴァンドギャルド 陳年美酒
セリフォス 秀逸小島
ダノンベルーガ 野田猛鯨
ドウデュース(Scratched) 勝局在望(退出競賽)

8Rドバイシーマクラシック 杜拜司馬經典賽
イクイノックス 春秋分
ウインマリリン 瑪蓮必勝
シャフリヤール 大帝

9Rドバイワールドカップ 杜拜世界盃
ヴェラアズール 飄揚青帆
ウシュバテソーロ 盈寶奇嶽
カフェファラオ 法老茶座
クラウンプライド 冠威
ジオグリフ 地標圖形
ジュンライトボルト 電閃警雷
テーオーケインズ 宏觀角度
パンサラッサ 本初之海

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 ken1 2023年1月5日(木) 16:35
中山金杯は内枠で先行出来る馬を買うしか無いのか
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★中山金杯

近10年のデータから

★A……ZI値5位以内が毎年連対、
⇒○1位1マテンロウレオ、2位7アラタ、3位8カレンルシェブル、4位
3ラーグルフ、5位11ラーゴム、12ウインキートス、15レッドランメルト

★B……5人気以内が毎年連対
⇒1~5人気3,1,7番,5フェーングロッテン、15番

※C……ハンデ△53K以下(0/1/1/21)54~55k(2/4/3/46)56~57k
(5/3/5/57)◎57.5k~(3/2/1/5)
⇒◎1番、11番、14ワンダフルタウン
 △(17エヴァーガーデン6才牝馬で実質55K)

★※D……3着以内馬は、前2走でa3勝級勝ちかOP以上3着以内23/30、
bOP以上3人気以内3/30、c例外の4頭は、15年ラブリーデイ(13年金鯱賞2)
ロゴタイプ(13年皐月1)16年マイネルフロスト(14年ダービー3)
19年ウインブライト(18年2)※G2連対かG1で3着以内かリピーター
⇒○aG2:12番
   G3:1番、5番、7番
   OP:16ゴールドスミス、17番
   3勝級:3番、4レインカルナティオ、8番、15番
  bなし
 ▲6スカーフェイス(22年2)14番(青葉賞1)

★E……前走からa斤量増(8/4/3/10)b±0(0/3/4/55)c斤量減(2/3/3/64)
⇒○a1、3,4,7,11,13,14、16番
 △b9番
 ▲c2,5,6,8,10,12,15,17番

★F……前走距離a芝マイル(2/1/0/7)b千八(1/3/3/36)c二千(6/6/7/58)
d二千二百以上(1/0/0/24)※1頭はアルゼンチン3着で1人気、×ダート(0/0/0/4)
⇒◎aなし
  b6,10,15番
 ○c1,3,7,8,9,13,14,16番
  d2,4,5,12,17番
 ×11番

★G……勝ち馬は、5人気以内かつ480k以上9/10、例外の14年オーシャンブルー
は有馬2あり
⇒○3番492k、15番510k

★★H……1~4枠(8/6/6/60)5枠(1/1/1/17)6枠(1/1/2/15)7枠(0/0/0/20)
8枠(0/2/1/22)

※※I……牝馬(0/0/0/9)
⇒×2,12,17番

※J……前走ディセンバーS6着以下(0/0/0/17)中日新聞杯(0/0/0/10)
菊花賞組も全滅
⇒×6,10番
  5番

★K……4歳 (2-3-2-19) 7.7% 19.2% 26.9%
   5歳 (3-3-2-18)11.5% 23.1% 30.8%
   6歳 (3-4-3-33) 7.0% 16.3% 23.3%
   7歳 (2-0-3-34) 5.1% 5.1% 12.8%
   ×8歳上(0-0-0-25) 0.0% 0.0% 0.0%
⇒×16番

★L……前走6着以下の7枠・8枠(0-0-0-31)
⇒×13,14,16番

★M……前走6着以下の7歳以上(0-0-0-48)
⇒×6,9,10,16番

★N……×a単勝オッズ50.0倍以上(0-0-0-54)
⇒×9,10,13,17番

   b◎前走から斤量増で当日3番人気以内(6-2-2-2)
★⇒○1,3番

※   c×前走重賞で10番人気以下且つ10着以下(0-0-0-22)
⇒×2,4,5,12,13番

   d×前走2100m以上だった馬で当日2番人気以下(0-0-0-25)
※⇒×2,4,5,11,12,17番


圏内は、1,3,7,8番と次いで8枠でも15番
3番はホープフルSで勝ち馬で後に中日新聞杯を勝つキラーアビリティ、
神戸新聞杯勝ちから菊花賞3着のジャスティンパレスに次いだ3着馬
1番はそこで3番から0.1差5着

7番は札幌記念で、ジャックドール、パンサラッサ、海外G1勝ちのウインマリリン
に次ぐ4着でソダシに先着
8番は4走前緑風Sで後にJCを勝つヴェラアズールに先着、セントライト記念では
チェレンジC連覇のソーヴァリアントや菊花賞2着のオーソクレースらに次ぐ4着

15番は、中山(2/1/0/1)着外は内枠の3頭で決着した葉牡丹賞で8枠のため
昨年のスカーフェイスの様にうまく立ち回れば

8/10年が3人気以内の連軸だが、狙い目は4人気以下からで、7と8番

馬連(7,8)→1,3、15各四百円7点
三連複(7,8)1頭軸=(1,3,15)各三百円9点
三連単(7,8)→(1,3,7,8,15)2,3着BOX各百円24点
複勝勝負は、超難解で絞れずハンデ戦だけに見送り
代わりに金杯ワイドで、(7,8)→(1,3)各五百円5点
≫≫3-2-5
後傾ラップで圧倒的に内枠先行有利
逃げた5番が粘る所3,2番が好位から差して1,2着
7番中団から差すも届かず更に後ろからの1番も同様
15番は外から前へとりつき4角も外々回らされてゴール前は切れ負け
データ的には5番が前走菊花賞、2番が距離牝馬で買いづらく難解だった
1,7番が位置取りで届いてないので前へ行ける内枠で買うしか無いのか



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