ライラック(競走馬)

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ライラック
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ライラック
写真一覧
現役 牝5 鹿毛 2019年4月28日生
調教師相沢郁(美浦)
馬主芹澤 精一
生産者杵臼牧場
生産地浦河町
戦績14戦[2-1-2-9]
総賞金14,137万円
収得賞金4,850万円
英字表記Lilac
血統 オルフェーヴル
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
ヴィーヴァブーケ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
ブルーリッジリバー
兄弟 ブラックホールミラクルブラッド
市場価格
前走 2023/12/24 有馬記念 G1
次走予定

ライラックの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 164865.11013** 牝4 56.0 戸崎圭太相沢郁 448
(+6)
2.31.8 0.934.9⑭⑬⑮⑫ドウデュース
23/11/12 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1561110.244** 牝4 56.0 戸崎圭太相沢郁 442
(-6)
2.12.9 0.334.2⑩⑩⑪⑫ブレイディヴェーグ
23/10/14 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 136825.9103** 牝4 55.0 戸崎圭太相沢郁 448
(+18)
1.46.2 0.133.0④⑥⑤ディヴィーナ
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1711158.91317** 牝4 56.0 M.デムー相沢郁 430
(-8)
2.12.7 1.536.4⑦⑦⑧⑫イクイノックス
23/05/28 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 18248.359** 牝4 56.0 M.デムー相沢郁 438
(+4)
2.31.4 0.634.1⑮⑭⑬⑭ヒートオンビート
23/03/25 中山 11 日経賞 G2 芝2500 12445.934** 牝4 54.0 M.デムー相沢郁 434
(-4)
2.38.3 1.536.9⑫⑫⑪⑦タイトルホルダー
22/11/13 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 1871552.9122** 牝3 54.0 M.デムー相沢郁 438
(+6)
2.13.3 0.335.5⑯⑰⑭⑬ジェラルディーナ
22/10/16 阪神 11 秋華賞 G1 芝2000 161219.9610** 牝3 55.0 M.デムー相沢郁 432
(-2)
1.59.4 0.833.9⑯⑯⑯⑯スタニングローズ
22/09/10 中山 11 紫苑S G3 芝2000 12686.863** 牝3 54.0 戸崎圭太相沢郁 434
(+8)
2.00.0 0.134.6⑧⑧⑩⑥スタニングローズ
22/05/22 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 1861242.41211** 牝3 55.0 横山和生相沢郁 426
(0)
2.25.4 1.534.5⑮⑮⑮⑮スターズオンアース
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1851022.41016** 牝3 55.0 福永祐一相沢郁 426
(+6)
1.34.0 1.134.1⑯⑰スターズオンアース
22/01/10 中山 11 フェアリーS G3 芝1600 16487.151** 牝3 54.0 M.デムー相沢郁 420
(-4)
1.35.2 -0.134.7⑯⑨⑩スターズオンアース
21/11/27 阪神 11 京都2歳S G3 芝2000 10666.048** 牝2 54.0 M.デムー相沢郁 424
(-10)
2.04.5 1.236.5⑤⑤⑤ジャスティンロック
21/10/16 東京 5 2歳新馬 芝1800 18482.711** 牝2 54.0 M.デムー相沢郁 434
(--)
1.50.1 -0.233.9④⑤エピファニー

ライラックの関連ニュース

有馬記念13着のライラック(美・相沢、牝5)は、サンスポ杯阪神牝馬S(4月6日、阪神、GⅡ、芝1600メートル)からヴィクトリアマイル(5月12日、東京、GⅠ、芝1600メートル)に向かう。鞍上は引き続き戸崎騎手を予定。

フェブラリーSで1番人気14着のオメガギネス(美・大和田、牡4)はドバイ遠征を見送り、オアシスS(4月20日、東京、L、ダ1600メートル)などを視野に入れて調整される。

【フェブラリーS】11番人気ペプチドナイルが大波乱演出V 藤岡佑介騎手「直線は長かった」 2024年2月19日(月) 06:38

藤岡佑介(37)=栗・フリー=騎乗で11番人気のペプチドナイルが残り1ハロンで先頭に立ち、後続の追撃を抑えて重賞初勝利をGⅠの大舞台で飾った。管理する武英智調教師(43)=栗=もGⅠ初制覇。2着に5番人気のガイアフォース、3着には13番人気のセキフウが追い込み、3連単153万500円の大波乱となった。1番人気のオメガギネスは伸びを欠き、14着に終わった。

ひと足早い春の訪れを感じさせる穏やかな陽気が一変、今年最初のGⅠは大波乱の幕開けだ。11番人気のペプチドナイルが、早め先頭から押し切る横綱相撲で完勝。GⅠで重賞初制覇を成し遂げ、特大万馬券の立役者となった。

「あまりにも楽に先頭に立ったので、何とか押し切れないかと思って…。直線は長かったです。人気薄での勝利でウイニングランをしていいのか迷ったんですけど、たくさん温かい声をかけていただいてうれしかったです」

藤岡佑騎手は破顔一笑だ。ケイアイノーテックで制した2018年NHKマイルC以来となる、6年ぶりのJRA・GⅠ2勝目。この間、GⅠでは3度の2着を含む54連敗を喫し、悔しさを味わってきた。ゴール後に右拳で作ったガッツポーズには、積年の思いが込められていた。

内枠で包まれて不完全燃焼に終わった前走の反省から、スムーズにレースを進めることを意識。好スタートから2列目の外を確保すると、抜群の手応えで直線へ。思いがけず早めに先頭に立つ形となったが、「何とか粘ってくれ!」と振るった右ステッキに、相棒が応えた。砂煙を巻き上げながら先頭を譲らず、激戦の2着争いを尻目に栄光のゴールを駆け抜けた。

「GⅠの壁の厚さは感じていましたが、自信はありましたし、勝つことができてうれしいです」

開業7年目の武英調教師は、騎手時代を通じて初のGⅠ制覇。「ずっと仲良くやってきましたし、厩舎の初勝利もGⅠも佑介。縁を感じますね。かわいい後輩です」とジョッキー時代からの絆がもたらした勝利に格別の笑みを浮かべた。

GⅠ初挑戦で砂のマイル王の称号をつかんだが、現在のダート界は群雄割拠。サウジC遠征のために不在だった前年の覇者レモンポップなど、さらなる強敵たちとの激突が待ち受けている。

「6歳になりましたけど、まだまだ良くなっている段階。秋に向けてまた力をつけて、(強い相手に)チャレンジしていけるようになってくれればいいなと思います」

藤岡佑騎手は伸びしろの大きさを強調した。今後のローテーションは未定だが、ナイルの行く末には無限の可能性が広がっている。(山口遥暉)

ペプチドナイル 父キングカメハメハ、母クイーンオリーブ、母の父マンハッタンカフェ。鹿毛の牡6歳。栗東・武英智厩舎所属。北海道浦河町・杵臼牧場の生産馬。馬主は沼川一彦氏。戦績20戦8勝。獲得賞金2億6259万6000円。重賞は初勝利。フェブラリーSは藤岡佑介騎手、武英智調教師ともに初勝利。馬名は「冠名+ナイル川より。大きくて雄大で世界の名馬になってほしい」。

★アラカルト

藤岡佑介騎手 当レースは5回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠは2018年NHKマイルC(ケイアイノーテック)以来で通算2勝目。同重賞は22年富士Sセリフォス)以来で通算45勝目。

武英智調教師 初出走で勝利。JRA・GⅠは16頭の出走で初勝利。同重賞は23年阪神ジャンプSジューンベロシティ)以来で通算9勝目。

キングカメハメハ産駒 産駒15頭の出走で初勝利。JRA・GⅠは22年チャンピオンズCジュンライトボルト)以来で、通算26勝目。同重賞は23年新潟ジャンプSサクセッション)以来で、通算139勝目。この勝利で、08年から17年連続でのJRA重賞勝利となった。

◆馬主・沼川一彦氏 所有馬初出走で勝利。JRA・GⅠは5頭の出走で初勝利。同重賞も19頭の出走で初勝利。

◆生産牧場・臼杵牧場 当レースは2頭の出走で初勝利。JRA・GⅠは01年天皇賞・春テイエムオペラオー)以来で通算8勝目。同重賞は22年フェアリーSライラック)以来で通算19勝目。

◆単勝11番人気の勝利 初めて。

◆払戻金 3連複19万7060円(282番人気)、3連単153万500円(1728番人気)で当レースの式別ごとの最高払戻金額を更新。

◆出走馬の最高馬体重 ドンフランキーの馬体重592キロは、11年ダイショウジェットの562キロを30キロ更新し、当レースの史上最高馬体重となった。

★売り上げ、入場者数

フェブラリーSの売り上げは165億9474万7000円で前年比106・6%と増加。東京競馬場の入場者数は4万8432人で同105%だった。

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【血統アナリシス】フェアリーS2024 近年はディープインパクトの後継種牡馬が活躍、ダート実績のある血脈にも要注意 2024年1月6日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はフェアリーS2024・血統予想をお届けします!


シンプルながらもサンデーサイレンスの直系が有力で、とくにブラックタイドディープインパクト、オンファイア全兄弟の産駒が幅を利かせている。前2者においては後継種牡馬の産駒も活躍が目立ち、2019年3着グレイスアン(父ディープブリランテ)、2021年1着ファインルージュ(父キズナ)、2022年3着ビジュノワール(父キタサンブラック)、2023年1着キタウイング(父ダノンバラード)が挙げられる。

ほか、冬の中山で施行される重賞ということもあり、基本的にはパワーや底力を強調できるタイプが狙い目。過去には2015年ノットフォーマル(父ヴァーミリアン)、2016年ビービーバーレル(父パイロ)とダートで実績を残した種牡馬の産駒も勝ち馬として名を連ねており、2017年1着ライジングリーズンにおいてはブルーコンコルドの姪にあたる続柄だった。

テリオスサラは、父ロジャーバローズ×母アルジェント(母の父Shamardal)。新種牡馬である父は好相性を示すディープインパクトの直仔で、近親にジェンティルドンナがいる血統背景の持ち主。底力という観点では欧州の名牝Miesqueの全妹にあたる4代母Massaraatの血脈を評価しやすく、同一族ではテルツェットフォルコメンが中山マイル重賞で好走している。父の粘り強さをアシストするような母系の血統構成はタフな中山向きだろう。

キャットファイトは、父ディスクリートキャット×母フラマブル(母の父パイロ)。同産駒は総じてダート向きに出る馬が多いものの、オオバンブルマイを筆頭に芝の一線級として活躍する馬も珍しくない。むしろ、そういったタイプが存在感を放つレースでもあり、ダート色の強い母の父も種牡馬として16年1着ビービーバーレルを出している。本馬はアスター賞で中山芝1600mの2歳コースレコードを更新。同様の競馬ができれば勝ち負けになる。

ティンクは、父ダイワメジャー×母オーレリアズベル(母の父Lemon Drop Kid)。同産駒は世代限定戦に強いことで知られるが、本競走でも12年1着トーセンベニザクラなど3頭が好走。また、「父サンデーサイレンス系×母の父Kingmambo系」となる配合も「3-1-1-2」と相性がよく、直近では22年1着ライラックが該当する。前走赤松賞は不得手な瞬発力勝負で持ち味の粘りを活かせなかったので、中山への舞台替わりで改めて見直したい。


【血統予想からの注目馬】
テリオスサラ ⑨キャットファイト ⑤ティンク

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【レースV職人 豚ミンCの爆穴はコレ!】中山金杯2024 年明け初戦は混戦模様! 高配当の立役者となる2頭とは? 2024年1月4日(木) 10:00


これまで幾度となく大穴を本命にし、的中を重ねてきたレースV職人・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨する当連載! 今週の日刊スポーツ賞中山金杯にもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。


有馬記念の振り返り】
大混戦模様だった有馬記念。大方の予想どおり単勝10倍以下が7頭と、あまり見たことがないオッズのレースで、多くの方が迷うことになったと思います。そのなかで勝ったのは武Jに手綱が戻った2番人気ドウデュース。結局、武Jがすべてを持っていきましたという結果でしたね。そしてこの馬に関しては私のコラムを読んでくれている人なら分かると思いますが、さんざん書いてきたとおりの結果。あれだけ、距離とかではなく直線が短いコースが合うイメージと書いてきましたからね。『マイラーっぽい馬体』とか、『距離がもう少し短いほうがいい』などをよく見かけましたが、そういうことではないというのがある程度証明できたのではないでしょうか。たまに『距離をこなせるマイラー』とかも見ますが、なんですかそれ(笑)? タイミング的に、天皇賞秋の頃に直線が短いほうがいいと書くことになりましたが、SNSなどを見るとそういうこと(小回りとかではなく直線が短いということ)を書いていた人は私が知る限り見かけず。今回の勝利でどれだけ言う人が出てくるか楽しみです(笑)。まぁどちらかというと、小回りがいいと言う人は増えそうですがね。次走どこを使うか分かりませんが、いくら直線が短いコースがいいと言っても基本能力が高いので、長いコースがまったくダメではなく、乗り方ひとつと流れ次第ではチャンスがあるはずです。頑張って欲しいですね。あと武Jだから勝ったと思われていそうですが、おそらくこのコースだと戸崎Jでも十分可能性があったと個人的には思っています。それとジョッキーカメラを見て分かったのが、この馬の強さは、ものすごい集中力も備えているからということも分かりました。

2着だったスターズオンアースは話題の16番からのスタート。スタートしてルメールJがどうするか注目だったと思いますが、ポジションを取りにいきましたね。スッと好位に付けてさすがルメールJと言われそうですが、私はほかの先行勢がひどすぎだと思いましたね……。アイアンバローズは何がなんでもの姿勢はないし、2番手に付けれそうだったハーバーもどうぞどうぞという感じで……。岩田望Jに関してはあそこで張れるようになればG1制覇も近いと思います。それでもルメールJの力もあっての立ち回りなので、そこはさすがと言っておきます。でももったいなかったのは3角でのラチへの接触。あそこでスピード落ちましたよね。あれがなければもっと際どかったかもしれません。

もう1頭8枠に入った牝馬。3番人気だったスルーセブンシーズは最初のスタンド前までかかって外々を回ってしまい、その時点でほぼ終了でした。シュトラウスの記事の時にも触れましたが、乗っていたのは池添J。こうなるのは予想の範囲内とは言えるので、分かっていた人はそれを込みで買っているはずで仕方ないかなと。それでも直線では地味にずっといるんですよね。ああなったら普通は最下位とかになっても不思議ではないので、あれで着差が1秒もないのは相当力ある証拠です。きっちり後ろで溜めることができていたら、凱旋門賞宝塚記念の時のすごい脚をきっと見せてくれていたことでしょう。もうこれで引退になってしまうんですかね? 欲を言えばあと1回大きいレースで走るところを見たいですね (→後日、故障により登録抹消。※12月24日本稿執筆)。

3着だったタイトルホルダーは今の力を出し切りました。有馬記念は今回3着したとはいえ、過去の成績は悪く、やはりよくないんでしょうかね。というのも、衰えなのか時期的なものなのか分かりませんが、以前のこの馬なら押し切っていたと思います。勝つことはできませんでしたが、無事引退レースを終えてよかったです。お疲れ様でした。1番人気で4着だったジャスティンパレスは出遅れが痛かったですね。位置的に宝塚記念のような競馬になりましたが、そのレースを考えればドウデュースより早く踏んでいったほうがよかったと思います。それを思えば、宝塚記念で乗っていた鮫島克Jなら分かっていたはずなので、最低でも3着はあったかもしれません。鮫島克Jを信じなかった陣営のミスと私は考えています。5着だったシャフリヤール。この馬が来るときはいつもその時にあった流れにハマって恵まれているんですよね。ダービーしかりドバイSCしかり。土曜日の競馬を見てこの枠ならもしかするかもと思って、急遽プロ出馬表にコメントしましたが、やはり内枠では好走しました。ほぼ完璧な立ち回りだったので、ここまでが精一杯だったということでしょう。

あとは3歳牡馬2頭。ソールオリエンスは1番枠と川田Jということもあり、普段と違って内で我慢する競馬を選択。有馬記念で最後方まで下げて外を回すと言うのは厳しいですしね。結果は残念でしたが、今後のためになる競馬だったと思います。タスティエーラは直線の不利がなければもう少し上位ではありました。4角での反応がスムーズなら不利を受けなかったと思うのですが、ムーアJもどこかイマイチでしたし、馬の力も少し足りなかったことが原因だったかなと思います。それでも3着はあってもよかった内容。3歳のレベルがどうこう言われそうですが、十分通用する内容だったと思います。成長したら来年はかなり期待できる内容でした。

注目馬で◎にもしたライラックはまぁこんなものかと。今後おそらくポツポツと馬券にはなると思うので、人気がないところで当てることができたらいいかなと思っています。

大混戦で馬券的にも面白かった有馬記念。結果的にも点数を多く買えば当たっただろうレースでしたが、私のスタイル的にこういう時こそ資金が少ない方々のために、少点数でいいのを当てなければまったく意味ないですよね(^_^;)。多くの方が少ない資金のはずなので、点数が多かったら参考にもならないというが昔からの考えですからね。「荒れても、これだけ買えば誰でも当たるじゃん」と言われないように、2024年も少ない点数である程度の配当を当てられるように精進していきたいと思います (一応、有馬記念はショボく当たっていますが……。)。


【中山金杯の見解】
新年一発目の重賞ということもあり、競馬をやる人ならまず当てたいなと思っているレースではないでしょうか。昔なら『金』に関係ある名前が来たりなんてよくありましたが、いつの間にかそんなことはなくなってしまいましたね(^_^;)。

さて、レースに関してですが、昨年は勝ち馬が4角外を回ってきたので多少ロスがあってもいいと思ってしまいそうですが、上位に来た馬たちのほとんどは道中ロスなく乗っていた馬たち。なので、まずは今年も「内枠有利」と見立ててと思いましたが、一応ほかの年を確認してみると、そこまで傾向がはっきりしているというわけではなかったんですよね……。比較的外を回らされた馬も普通に来ていたりと。ただ、28日の競馬を見ても、24年1回中山の始まりはほぼフラットな馬場で考えているので、やはり距離ロスはできるだけ避けたいところ。そういった競馬ができる馬を買うことができればいいですね。

次は登録馬から見ていきたいと思いますが、さすが金杯のメンバーですね。どれが人気になるかさっぱり分からないですよ(笑)。とりあえず前走の成績から人気上位確実なのはエピファニーでしょうか。前走は距離ロスなく乗った馬が上位に来たレースでもありますが、この馬は終始外々を回って見せ場たっぷりでした。この馬のいいところは一瞬の脚。内で溜めることができれば、その脚を発揮できますから、内枠を引けばよほど団子でない限り馬群を捌いて来られるはずです。ただ、外枠を引いた時はかなりマイナス。かなりかかる馬なので前走みたいなことになるのが想像できますね。何回も乗っている騎手ならまだなんとかなるとも思いますが、想定の騎手を見ると、ピーヒュレク? ん? 誰ですか? ビュイックの間違いかと思いましたが、ピーヒュレクで合っているんですね(笑)。まぁどうであれ、テン乗りで外枠ではかなり難しい馬なので、内枠必須と見ています。

続いての馬は、といきたいところですが、有馬記念より人気が割れそうなメンバーで難しいので、早速注目馬に移りたいと思います。


以上、先週の振り返りとレース見解でした。有馬記念ドウデュースの復活でしたね。このコラムでは、度々「短い直線で」というお話がありました。確認されていた方は的中されましたでしょうか。はい、私は外しました……。さて、中山金杯は有馬記念以上に混戦模様。爆穴に指名される馬は、どの馬なのでしょう?


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①サトノエルドール
前走は道中ロスなく、いい感じで回ってきましたが、直線では狭くなった部分があり、もったいない競馬になってしまいました。それでも立て直してからはまた伸びてきたので、あそこがスムーズだったらやはり馬券圏内でもおかしくなかったと思います。今回は中山の2000mになりますが、走り慣れていて勝っている舞台でもあります。前走と同じように乗ってスムーズに競馬ができれば、今度は馬券になってもいいかもしれません。

■注目馬②クリノプレミアム
昨年の中山金杯で◎にした馬です。一昨年の中山牝馬Sはひどい立ち回りで勝ったので、金杯でも乗り方次第でやれると思ったのですが、直線だけミスってしまいましてねぇ……。普通に捌けていれば勝っていたレースでした。中山は得意のはずなので、前走の負けでさらに人気が落ちるようなら面白い1頭だと思っています。ただ、昨年の金杯はデムーロJというのもよかったので、松岡Jではあまり強気になれず、私のなかでは内枠に入ることが必須。その絶対条件が叶って、なんとか買ってもいいレベル、という感じです。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。中山金杯はサトノエルドールクリノプレミアム、2頭の推奨でした。ひとまず、クリノプレミアムには内枠を引いてほしいですね。混戦ですから、的中すればいいお年玉になりそうです。


(文・垣本大樹)

ーーーーー【豚ミンC・的中ハイライト】ーーーーー


【プロ出馬表ハイライト】
■24(日)阪神4R 2歳新馬

ワキノノーブル(3人気7.5倍⇒1着)


豚ミンCプロのプロ出馬表「有利不利プロファイル」は豚ミンCプロのレースコメント、ひと言コメントに加え、すべての馬の過去走を含めた有利不利メモが閲覧できます。またプロ予想MAXではオッズの関係で非公開となっているレースもプロ出馬表で特別公開されています!「レースVTRを見たいけどチェックする時間がない」「レースVTRをどう見たらいいか分からない」そんなあなたに打ってつけの出馬表です!



【プロ予想MAXハイライト】
■28(木)中山10R ベストウィッシュC

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豚ミンCプロフィール】
ウマニティ公認プロ予想家。毎年当たり前のように年間プラスを達成する圧巻の予想精度を誇る。レースリプレイを見直し、各馬の基本能力を見抜く。そのうえで、条件が合い、妙味のある馬を狙い撃つ。具体的には、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで、特に騎手に関してはかなり重点をおいている。

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【霧プロの重賞レースおさらい帳】ホープフルS2023 最終日の中山に、名牝誕生の予感疾る! レガレイラが牡馬を一蹴しG1制覇 2023年12月29日(金) 13:00


今年は本当に多くのスターホースたちが現役を退いた。
世界最強の座に就いたまま新たなステージへと赴いたイクイノックスをはじめ、逃げという形で観衆を沸かせ続けたタイトルホルダーパンサラッサ、マイル路線で鎬を削ったソングラインシュネルマイスター、全盛期の輝きは素晴らしいものだったエフフォーリアなどなど、挙げ始めればキリがない。ただ強いだけではなく、それぞれに明確な個性があり、記録にも記憶にも残る馬たちが多かっただけに、寂しさも大きい。

しかし、その分次世代からスターは生まれてくる。今回ホープフルSを制したレガレイラは、その素質を十分に持った一頭と言えるだろう。
レースはアンモシエラヴェロキラプトルのハナ争いから始まり、やや制御に苦しむような挙動でショウナンラプンタも前へ行く。ダートからの転戦となったサンライズジパングもこれに続き、内からは人気のシンエンペラーがぐいぐいと強気に押し上げる。彼らの動きによって、極端なハイペースではないにしろ、終始同じペースで息を入れるタイミングも難しい、絶妙なペースが形成されていった。
その中でレガレイラは、やや遅めのスタートから慌てず騒がずじっくりと進めていく。
「気性に若さを残す」と陣営が評する馬ではあるが、今回はルメール騎手の指示に極めて忠実に従っており、3コーナー過ぎからの進出もスムーズ。最終コーナーを回る頃には抜群の手応えで進路を探すだけの余裕があった。
直線では横に馬群が広がったり、抜け出したシンエンペラーが外に大きくヨレたりと、2歳馬らしい荒々しさが表れた攻防となったが、ここでもレガレイラは冷静に大外へと出し進路を確保。あとは手応え通りに前の馬たちを差し切るだけだった。

牡馬相手の中距離G1という決して楽ではないチャレンジを、いとも簡単に乗り越えてしまったレガレイラ。指数的に見るとやや低調なレベルのレースではあったが、本馬は楽な感じで加速ラップを差し切っており、まだまだ奥がありそうな印象を受ける。操縦性も高く、今のところ母のロカや半兄のドゥラドーレスが見せていたような”レースに行って難しい気性”も出していない。スタートが遅いのが少々気になるくらいか。
これで4月生まれの馬なのだから、来春のクラシックの頃には更にもう一段上の成長が見込めるはず。牝馬路線に行くのか、このまま牡馬相手の路線に挑むのか、しばらくは両睨みということになるのだろうが、いずれにせよ目が離せない存在が現れたのは確かだ。血統的にはマイルから長距離まで幅広くこなせる下地があり、十分に王道を歩んでいける適性を持つ馬。独特のローテも含め、常識外の名牝になる可能性は十分に秘めている。

レガレイラの切れ味に屈したものの、2着のシンエンペラーも能力は示した。
この中間、当レースに向けての立ち上げが順調ではなく、追い切り本数も少なくなっていたようだが、レースではそれを感じさせない前向きな走りを披露。直線で完全に抜け出してからソラを使い、派手に外へとヨレてしまったが、こうした気性面の若さは戦前から陣営も課題に挙げており、来春までにこのあたりがどの程度成長してくるかが鍵となる。
レガレイラよりも更に遅い4月30日の生まれだが、この時点で一線級にいることができ、レースでも王道の先行抜け出しで好走してくるあたり、能力はかなり高い。凱旋門賞馬ソットサスの全弟という血統も踏まえると、本馬の可能性も勝ち馬と同等以上と言えるだろう。
血統に加えて陣営も海外志向が強いだけに、本馬もこれまでの固定観念を超えたローテを歩む可能性がありそうだが、果たしてどんな選択がなされるだろうか。

3着には13番人気の伏兵・サンライズジパングが飛び込んだ。
シンエンペラーがヨレた影響をまともに受けてしまい、それがなければ2着もあり得た内容で、人気薄とは思えない堂々とした走りで新味を発揮した。
芝では初戦で結果が出ず、その後はダート路線を歩み、2走前には交流重賞のJBC2歳優駿でも2着に入っている。それだけに、G1の舞台で再度の芝挑戦というのは高いハードルであるように感じたが、結果的には大正解の選択。陣営の慧眼を讃えたい。
キズナの持つ芝・ダート兼用の適性や、本馬自身が持つ恵まれた馬格がダートで上手く作用していたようだが、母系の血も含めるとどちらかといえば芝要素の濃い血統構成。半兄のグランシエロ青葉賞4着馬なので、芝でもダートでもゆったりと運べる舞台ならば力を出せるのかもしれない。

4、5着にはいずれもキャリア2戦目の馬が飛び込んだ。
4着アドミラルシップはブラックホール、ライラックといった実績馬を兄姉に持つが、ブラックホールは2戦目、ライラックは3戦目とキャリアの浅い段階で重賞を制していた。
本馬も2戦目でG1・4着。兄姉と同等の能力は示しただけに、重賞路線でコンスタントに好走する存在になる可能性はありそうだ。

惜しかったのは5着のミスタージーティー
手応え十分に最終コーナーを迎え、コースロスを避けてインを狙ったものの、結果的にはこの判断が完全に裏目。直線では十分な進路がなく、直線の大半を追えないまま終わってしまった。勝ち負けに加わっても不思議ないだけの手応えだっただけに、残念な結果だったと言える。
母系はかなり晩成の血統で、そこに父がドゥラメンテならば完成は明らかに来年以降。現時点でこれだけ走れるのならば、来春にはダークホースとして化ける可能性がある。今回の不利があまりにも目立ちすぎているだけに、馬券妙味としては薄い存在になってしまうだろうが、この後の走りには注目しておきたいところだ。





春シーズンから連載を開始したこの『おさらい帳』と、水曜日掲載の『キーホース診断』ですが、無事に今年のシーズンを終えることができました。週初め、週中のちょっとした暇つぶしとして、少しでも楽しんでいただけていたなら嬉しいです。
来年も金杯から執筆予定ですので、またお付き合いいただけると幸いです。
皆様、良いお年を!


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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【ホープフルS】ZBAT!イチ推し 最新情報 2023年12月28日(木) 04:45

サウジアラビアロイヤルCの覇者①ゴンバデカーブースは、角馬場で軽めの運動。体をほぐし大一番に備えた。堀調教師は「(体には)余裕を持たせていますが、中山の2000メートルを試す仕上がりにはありますし、ダメージが残らないように来春につなげていきたい」と話した。

半姉にライラックを持つゴールドシップ産駒④アドミラルシップは、美浦坂路を4ハロン70秒9-17秒1で駆け上がった後に、角馬場で最終調整を行った。相沢調教師は「体調は問題ない。❷枠④番だから、不利がないようなスムーズな競馬ができれば」と柔和な表情で語った。

新馬戦をメンバー最速の上がりで差し切った末脚自慢の⑨タリフラインは、厩舎周りの引き運動でコンディションを整えた。古賀調教師は「調整は予定通り順調。体がしっかりしてきて推進力が増してきました。チャンスがあるという気持ちで送り出したいです」と背筋を伸ばした。

同舞台の芙蓉Sを制したマクフィ産駒の⑩シリウスコルトは、2日連続して美浦坂路で調整。前日と同じ4ハロン66秒2で、活気十分に駆け上がった。「気が入っている感じはありますが、順調です。距離は2000メートルぐらいでいいと思う。うまく立ち回れれば」と宗像調教師は一発を狙っている。

アイビーS3着から頂点を目指す牝馬の⑬レガレイラは、Wコースで4ハロン62秒4-13秒5。ゴール板を過ぎてからも、ペースを落とすことなく向こう正面まで走り、続けてダートコースをゆっくりと半周した。「トラブルなく、いい状態をキープできています」と木村調教師。

同舞台で勝ち上がったキタサンブラック産駒⑮ウインマクシマムは、美浦坂路を4ハロン66秒9で駆け上がった。畠山調教師は「落ち着いていますね。カイ食いも落ちることはないですし、いたって順調にきています。相手は強いですが、1段階上の競馬に対応してくれれば」と送り出す。

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ライラックの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年11月8日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月12日(日)京都11R 第48回エリザベス女王杯(3歳以上牝馬・G1・芝2200m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:府中牝馬S 東京芝1800m(レース映像)> 中3週

ディヴィーナ(1着 428kg(+2kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時は中8週で追い切りでも強く追われてかなり速い時計も出ていた。1月からコンスタントに使われており、この中間は坂路を中心に本数こそ乗られているものの馬なりでの調整。小柄な馬で前走時のパドックではトモが寂しく映り、出来は平行線。

ルージュエヴァイユ(2着 470kg(+4kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けを一度使われて、この中間も1週前には長めからの併せ馬で上々時計を馬なりで計時してきた。動きはキリで前半は見にくかったが、オープン馬と併せて先着と仕上がりは良さそう。

ライラック(3着 448kg(+18kg))<A>
春は牡馬相手にちょっと足りない内容。前走時は+18kgで全体的に重め感があったが、この中間1週前追い切りでは動きが軽くなり、上積みに期待がもてそう。

イズジョーノキセキ(9着 464kg(-10kg))<C>
今年は夏場から使われてきての休み明け4戦目でここを迎える。この中間も岩田康騎手が追い切りをつけていて、1週前も好時計が出ていたが動きはやや硬い。

シンリョクカ(10着 462kg(+20kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時はパドックでは太い感じはなかったが、追い切りでは動きが重く反応も悪かった。この中間は前半の行きっぷりも良くなり反応も機敏で変わり身あり。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中6週

マリアエレーナ(4着 428kg(±0kg))<C>
火曜日に追い切ることが多い吉田直厩舎の馬だが、この中間は2週前、1週前と木曜追い。火曜日にやらなかったのかやれなかったのか理由はどうであれ、1週前追い切りではモタモタした感じでこの馬としては物足りない動き。

ジェラルディーナ(6着 466kg(±0kg))<B>
☆『前走の追い切り
パドックでのイレ込みが激しいところがあり、そのあたりが良くなればさらに走りそうな馬。1週前追い切りの動きもしっかりしていて出来は良さそう。


<前走:その他のレース出走馬>
アートハウス(中山牝馬S:4着 芝1800m 470kg(-12kg) 8ヶ月)<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのほうが走る馬で、この中間も乗り込み量は豊富で時計も坂路とCWで好時計。ただ、1週前追い切りの動きを見ると迫力が感じられない。

ハーパー秋華賞:3着 芝2000m 482kg(+14kg) 中3週)<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時に馬体が大きく増えていたがパドックでは太め感はなかった。この中間は坂路での調整で、1週前には好時計も出ていて上積みが期待できそう。

ビッグリボン京都大賞典:8着 芝2400m 504kg(+4kg) 中4週)<C>
CWでかなり速い時計の出る馬だが、この中間1週前追い切りでは時計は上々も動きは前が上がり気味に映った。どうも空回りして伸びきれていない印象を受ける。

ククナ小倉記念:6着 芝2000m 460kg(±0kg) 3ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
この中間は栗東に早めに移動しての調整も、1週前のCWでの併せ馬では首が高い走りで終い伸びきれず。

サリエラ新潟記念:7着 芝2000m 428kg(-2kg) 中9週)<C>
☆『前走の追い切り
前走時は新潟に早めに移動しての調整で、今回は栗東に早めに移動しての調整。間隔があいている割に乗り込み量が少ない。

ゴールドエクリプス(大原S:1着 芝2400m 498kg(+2kg) 中3週)<A>
☆『前々走の追い切り
追い切りで好時計が出るので◎にすることの多い馬。この中間も坂路で好時計が出ている。さらに1週前の動きを見ても、ビッシリ追ってではなく鐙を長めで乗って抑え気味での時計なので、まともに追えば破格の時計が出てしまいそうなほどに映った。能力は秘めている感じがある。

ブレイディヴェーグ(ローズS:2着 芝1800m 460kg(-6kg) 中7週)<B>
☆『前走の追い切り
これまで2回骨折しているので慎重に使わざるをえないところはあると思うが、素質は高く1週前も栗東で追い切られて併せ馬で好時計。慎重すぎるところと経験不足なところがどう出るか。

ローゼライト(新潟牝馬S:3着 芝2200m 456kg(+18kg) 中2週)<B>
前走は休み明けで大きく馬体が増えていたが気合乗りも良く太い感じはなかった。この中間も1週前に長めから強めに追われているので上積みは期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ゴールドエクリプスハーパーライラックシンリョクカの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回はエリザベス女王杯編でした。
過去3年は阪神での開催でしたが、今年は久しぶりの京都に戻ってきました。そこで京都で行われた過去5年(2015年~2019年)の連対馬について、調教内容を振り返ってみました。
連対馬10頭のうち最終追い切りが馬なりだった馬は8頭、1週前に強めに追われていた馬は6頭という内訳が目立つところでしたが、勝ち馬のみに絞って見てみると最終追い切りは5頭すべてが馬なり、1週前は4頭が強めに追われていて馬なりだった1頭のモズカッチャンも1週前の日曜に坂路で強めに追われていました。以前から本コラムでも何度も書いてきましたが、牝馬はテンションが高くなる面も多々あります。当日、出来るだけ落ち着いた状態でレースを迎えるためには最終追い切りは馬なりで調整できていたほうが良いはずで、1週前が強め→最終追い切りが馬なりという調整の馬は、今年も押さえておく必要はありそうです。


エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年6月22日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年11月10日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月13日(日)阪神11R 第47回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝・芝2200m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:秋華賞出走馬>(中3週)

スタニングローズ(1着、488kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場で行われた1週前追い切りでは、硬さが見られ前走時ほどの迫力がなく、上積みまではどうか。

ナミュール(2着、446kg(+20kg))<A>
前走は+20キロと馬体が増えていて、坂路での動きもやや重かった。この中間も坂路で追い切られているが、1週前追い切りでは迫力満点で力強く坂路を駆け上がる姿をアピール。前走からの上積みはかなり大きい。

ライラック(10着、432kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で今回も輸送が控えるが、この中間も長めから3本好タイムを計時、1週前には強めに追われて好時計をマークした。小柄な馬でこれだけ追えているだけでも、出来が良い証。




<前走:府中牝馬S出走馬>(中3週)

イズジョーノキセキ(1着、466kg(+6kg))<A>【優先出走馬】
追い切りではやや重さが残る動きだった前走を勝利。この中間、1週前追い切りでは初コンビを組むルメール騎手が騎乗して追われることはなかったが騎乗で追われたが、持ったままで楽に先着と出来は前走以上。

アンドヴァラナウト(3着、448kg(+14kg))<C>
馬体重の増減が大きい馬で、前走+14キロも馬体が戻っただけで、パドックではトモが寂しく細く映った。この中間は、1週前追い切りはCWで強めに追われて好時計をマークしている。ただ、日曜日の坂路での追い切りがいつもよりも軽めになっているあたりからすると、ちょっと強くやり過ぎたか。

クリノプレミアム(8着、496kg(+12kg))<C>
1週前は単走で動きは悪くなかったが、ここ2戦と比べると追い切りの時計が控えめ。あまり経験のない関西への輸送があるので、いつも通りではない点がマイナスになりそう。

アカイイト(10着、528kg(+16kg))<E>
昨年の勝ち馬で府中牝馬Sからのローテーションも一緒。相当大柄な馬で、昨年も今年も府中牝馬Sではかなり太く余裕がある馬体だった。昨年と違う点は、前走後の追い切り内容。府中牝馬S後に坂路でビシビシと強めに追われて好時計を連発していた昨年に対し、今年は馬なりでの調整のみとなっている。時計も平凡な内容のみで、明らかに昨年とは調整過程が異なっている。

ローザノワール(15着、476kg(+2kg))<C>
もともと追い切りでは速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは坂路で一杯に追われて好時計。ただ動きのほうに目を向けると、スピードが勝ったタイプとの印象はぬぐえず、初距離の2200mは長い感じがする。




<前走:オールカマー出走馬>(中6週)

ジェラルディーナ(1着、464kg(+6kg))<B>
この中間もCWで好時計が出ていて出来は変わりなく良さそう。ただ首が高めの走りで時計ほど終いの伸びはない感じ。

ウインキートス(3着、476kg(+2kg))<D>
昨年と同じオールカマーからの参戦も、1週前追い切りではいつもは使わないPコースでの追い切り。ここにきて、いつもと違う調整過程での仕上げはプラスにならない。

デアリングタクト(6着、484kg(+4kg))<A>
休み明けの前走時は単走での調整ばかりだったが、この中間は1週前に3頭併せで追い切られ、終い抜かせない勝負根性を示して良い動きを披露していた。前走を叩いての上積みが感じられる。




<前走:クイーンS出走馬>(3ヶ月半)

テルツェット(1着、436kg(+4kg))<C>
昨年同様クイーンSを勝っての参戦。1週前追い切りでは南Wで併せ馬で追われたが、終い伸びきれておらず、物足りない動きに感じられた。

ルビーカサブランカ(4着、474kg(-2kg))<D>
追い切りでは好時計が出て、併せ馬で先着することも多い馬だが、この中間は併せ馬での遅れが多い。1週前追い切りでも、軽量の見習い騎手が騎乗しているにもかかわらず、動きが重くモタモタした感じで、良い時の状態にはなさそう。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン札幌記念:3着、488kg(+12kg)3ヶ月)<B>
札幌記念からの参戦で、この中間はかなり乗り込まれている。時計も優秀で出来は良さそう。ただ、関西圏での競馬は実績がなく割引。

フィオリキアリ札幌記念:8着、458kg(+8kg)3ヶ月)<D>【除外対象馬】
除外対象で、間隔が空いている割に乗り込み量が少なすぎる。

ウインマイティー京都大賞典:3着、486kg(+2kg)中4週)<B>
この中間もDPコースでいつも通りの調整。叩き2戦目での上積みも期待できそう。

ピンハイ(西宮S:1着、414kg(+12kg)中3週)<C>
前走では馬体が増えていたがそれでも小柄な馬で、この中間も坂路での時計は物足りない。上積みはあまり期待できそうにない。

マジカルラグーン(ヨークシャーオークス:5着、3ヶ月)<C>【外国馬】
外国馬でこの中間は速い時計は出していない。最終追い切りを芝コースで追われ、そこで良い動きを見せてくるようなら押さえたいところだが。

ホウオウエミーズ(新潟牝馬S:1着、448kg(±0kg)中2週)<A>
関東馬で、南Wコースで追われた1週前には、大外を手応え抜群に通って、併走相手を楽に突き放してみせた。前走勝ちの勢いそのままに、ここも出来良く迎えられそう。

ソフトフルート(新潟牝馬S:7着、502kg(+18kg)中2週)<D>【除外対象馬】
前走時馬体が大きく増えていた割に、この中間は金曜に馬なりでの追い切り1本。上積みは感じられない。

シャムロックヒル(新潟牝馬S:9着、510kg(+4kg)中2週)<C>【除外対象馬】
休み明け2戦目で、1週前追い切りでは好時計マークも、追われてからの反応がまだ鈍い。

サンテローズ(関ケ原S:1着、510kg(+10kg)中5週)<B>【除外対象馬】
この中間も坂路で好時計。速い時計を出す厩舎だが、動きも力強く出来は引き続き良さそう。

コトブキテティスアルゼンチン共和国杯:12着、444kg(±0kg)連闘)<D>【除外対象馬】
先週出走で、パドックでは好馬体を見せていた。ただ軽ハンデであの結果では、ここに入っても厳しい。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールイズジョーノキセキデアリングタクトホウオウエミーズの4頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯過去10年の連対馬を、ローテーションから見てみると最も間隔が空いていた馬が2020年勝ち馬のラッキーライラックで3ヶ月。その他の馬たちは、中6週以内にレースを使われていて、古馬は府中牝馬S勢が中心(10頭)、オールカマーが3頭の状況。3歳馬に関しては、秋華賞経由がほとんどで5頭、鳴滝特別からが1頭という結果になっていました。春からの休み明けで使ってくる馬が多くいる天皇賞(秋)秋華賞とは違い、前哨戦を一度使われて本番に臨んでくる馬が多い菊花賞に似た感じの傾向があるレースという印象です。
調教に関しては、連対馬20頭のうち、1週前に強めに追われていた馬は11頭、馬なりでの調整は9頭。そして最終追い切りに関しては、強めに追われていた馬が6頭、馬なりでの調整が14頭という内訳に。さらに過去10年の勝ち馬のみに絞って見てみると、1週前に強めに追われていた馬5頭、馬なり5頭、最終追い切りを強めに追われていた馬2頭、馬なり8頭となっています。
この結果から見えてくる、勝ち馬に向いている理想的な調整は、1週前に強めに追われて直前は馬なりで余裕を持たせた内容、ということになりそうです。なお、過去10年の勝ち馬の中で、最終追い切りで強めに追われていたクイーンズリングアカイイトに関しては、1週前、最終追い切りともに前走時から時計がガラリと良化し、明らかに変わり身が感じられるデキとなっていました。直前で強めに追われてきている馬に関しては、前走時の調教内容を上回っていることが条件となりそうです。
そして今年は、海外調教馬が1頭出走予定ですので、過去の外国馬の調教内容に関しても少し触れておきます。調べてみるとこのレースを連覇したスノーフェアリーは、2年連続京都の芝コースで追い切られていました。ダートコースで追い切られていたその他の外国馬は見せ場なく敗れていますので、外国馬に関してはレースと同コースで好内容の調教が行われていた場合に好走可能性ありとみて良いのかもしれません。
最後に今年の出走予定馬を見てみても、過去10年同様に秋華賞、府中牝馬S、オールカマーといった前哨戦を使われて本番に臨む馬が半分以上を占めており、上記ローテーション・データに当てはまる馬の好走が期待できそうです。予想の参考の一つにしていただければと思います。

👑今年のエリザベス女王杯は、競馬を最後まで愛されていたエリザベス女王陛下も日本の空の上から楽しんで頂ける、そんなレースになるのではないかと思っています。



エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月10日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月10日号】特選重賞データ分析編(327)~2022年秋華賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 秋華賞 2022年10月16日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2017年以降)】
×4番手以内 [0-2-1-31](3着内率8.8%)
○5番手以下 [5-3-4-40](3着内率23.1%)

 脚質が明暗を分けそう。2017年以降の3着以内馬15頭中12頭は、前走の4コーナー通過順が5番手以下でした。ちなみに、前走の4コーナー通過順が4番手以内、かつ父がディープインパクト以外の種牡馬だった馬は2017年以降[0-0-0-23](3着内率0.0%)と3着以内なし。該当馬は思い切って評価を下げた方が良いかもしれません。

主な「○」該当馬→スターズオンアースプレサージュリフトライラック
主な「×」該当馬→ウォーターナビレラサウンドビバーチェスタニングローズ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「オークスにおいて5着以内となった経験がある」馬は2017年以降[5-3-1-7](3着内率56.3%)
主な該当馬→スターズオンアーススタニングローズプレサージュリフト

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ライラックの口コミ


口コミ一覧
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まずは有馬記念の回顧から。本命打ったジャスティンパレスが1番人気になっちゃったのは嫌な流れだなあ、と思っていましたが、好天続きで馬場荒れずに前と内が有利なのは土曜もはっきりしてましたが、まさか横山武騎手が最後方に下げるとは思っていませんでした・・。兄貴に先頭で引っ張らせて、ズドンと思ったのかもしれませんが、あそこからはどうやっても届かないでしょ・・。ソールオリエンスの下手乗りで降ろされた憂さ晴らし失敗で、来年はもうちょっとやれる人になってほしいです。悩む時期なのかなあ。

それ以外でも、最近は競馬ファンが若返ったせいかデータとか大好き過ぎだと思いますけどね(笑)大外入った2頭が想定よりものすごく人気落していましたが、強い馬は2500Mもあるんだし、どうにか内に入ったりなんだかんだで不利跳ね返したりできたりします。弱い馬が内枠を利しての激走期待とかは、いいと思いますが、強い馬を外枠だから消したりするのは違うと思います来年以降も。不完全燃焼感が強い土日だったので(WIN5も3つ止まり)、木曜開催で、すかっと当てて新年を迎えたいものです。

ホープフルSは年末の阪神2000Mのラジオたんぱ賞が中山に引っ越してきてG1になり、マイルの朝日杯FSとの使い分けもあり、G1と言ってもなんかそれほどでもないメンツになったりします。またこの時期の中山2000Mって、2歳馬にとっては菊花賞なみに長く感じちゃいそうで、走るの嫌いにならなきゃいいんですが・・。

<全頭診断>
1番人気想定 シンエンペラー:昨年はドゥラエレーデを激走させたムルザバエフ騎手(中央アジアのカザフスタン出身)が今回は乗ってくる。そのドゥラエレーデでチャンピオンズCでは3着に粘らせる好騎乗も、今年もここまで平場では、かなりの人気馬をとばしている騎手で、日本競馬には正直合っていないよう。横山武騎手で新馬戦、モレイラ騎手で京都2歳Sと連勝してきたが、この騎手のチョイスは、ちょっとないのでは(笑)矢作厩舎の世界的超良血マル外(全兄ソットサスは仏ダービーと凱旋門賞勝ち馬)だが、血統も日本的には初戦2番人気に甘んじたようにやや微妙で、騎手的には1番人気は荷が重いのでは(またG1だけは頑張るのかもしれないが)。調教の動きはよい。調教騎乗の国分優騎手にどうせならチャンスあげてほしいが、地味すぎか。

2番人気想定 ゴンバデカーブース:レーン騎手で6月に新馬勝ち、松山騎手で3番人気ながらサウジアラビアRCで4か月の休み明けでみっちり鍛えてきたようで豪脚披露してボンドガールやシュトラウスを差し切って勝ち切った。ただ差した2頭が案外そうでもない、可能性も出てきた(シュトラウスは朝日杯FSで2番人気ながら大暴走での10着)。ストームキャット系種牡馬のブリックスアンドモルタルをディープ牝馬につけるのは、ディープ×ストームキャットの牡牝逆の配合は、この先、多くみられそうで、そこそこいい馬出てくるのでは。調教の動きはかなり良く、堀厩舎らしく大一番へ仕上げぬかりなし。調教後体重でなんとプラス24kgという発表あったが、太目残りでなく2か月半でパンプアップしてきて、グングン成長期なのでは。松山騎手も実力より過小評価されており、馬券的にもここからが良さそう。ここ勝ってクラシック路線の主役となれるか。(最初は、ドラゴン桜的なバカとブスこそ東大へ行け、みたいな名前かと思いましたが、G1レーシングなので、ネタ系ではありませんでした)。体重増加分が成長分なら圧勝まであっていいのでは。

3番人気想定 レガレイラ:新馬勝ち、アイビーSは1番人気ながら3着と期待裏切った。父スワーヴリチャードで母のロカは阪神JFで1番人気に推されたようにディープ近親らしく能力は秘めているがハービンジャー産駒らしい不器用さで大成しなかったが、今の段階でも速い脚も使えており、能力は高そうだが2戦とも出遅れており、その辺も似なくていい母似か。調教の動きはキムテツ厩舎らしく絶好で、秘めた能力が大一番で爆発するかも(母はしなかったけど)。

4番人気想定 ヴェロキラプトル:好調のスワーヴリチャード産駒で5番人気と2番人気ながら2戦とも連勝してきた。初戦は逃げ切り、2戦目の野路菊Sは差して勝ってきた。人気以上に走っているように早い時期から完成に近いタイプか。鮫島騎手また乗り替わりで戸崎騎手に。でも鮫島騎手はショウナンラプンタという同厩舎の馬いて良かったのでは。調教の動きはかなり良く、高野厩舎は操縦性のいい馬作ってくるので中山2000Mでより良さでるか。

5番人気想定 センチュリボンド:新馬戦はとりこぼしたが、未勝利戦と黄菊賞を連勝した。3戦連続2000M使っているようにスタミナ系なのだろう。復帰後も武豊騎手きっと痛いところもあるんじゃないかと思いますが、大活躍ですが、ちょっと今週の馬は力が足りなそうな感じあり。全G1制覇は難しいのでは。調教の動きは良い。

6番人気想定  ショウナンラプンタ:新馬勝ち、東スポ杯2歳Sは3番人気4着と2戦とも出遅れたキズナ産駒。セリで1億超えたように、最近羽振りのよいショウナン軍団ならではと思われるが、2戦とも出遅れており、ポンと出れば、やれて良い能力秘めてそうではあるが・・。東スポ杯2歳Sでは勝ち馬より1秒速い上り33.9秒のレース最速の末脚を繰り出している。出遅れると有馬記念で道中最後方で終了したジャスティンパレスみたいに厳しくなる。調教の動きは良い。この馬も高野厩舎だけに操縦性は悪くなさそうで、すべてはゲート次第か。

7番人気想定 ミスタージーティー:父ドゥラメンテ、母がリッスンという9020万ついた高額馬。矢作厩舎らしく坂井騎手騎乗で新馬戦勝ったが、出遅れたが能力で差し切ったが、それほどインパクトある勝ち方でもなく、強くなるのはこれからか。調教の動きはかなり良い。大外で人気落すようなら、どうせゲートそう速くなく、そう不利でもなさそうでヒモには良いか。

8番人気想定 ウインマクシマム:3戦連続1番人気に推されての前走ようやく未勝利勝った。ウイン軍団の主戦と言える松岡騎手も騎乗数多くないが相変わらずいい騎乗するし、調教の動きもよいが、キタサンブラック産駒らしく強くなるのはもう少し先では。

9番人気想定 シリウスコルト:福島1200Mで新馬勝ちおさめたが、2戦目の新潟2歳Sのマイルでは5着、前走の芙蓉Sは中山2000Mで母父ゼンノロブロイだけにスタミナ系のようで勝ってきた。ただG1で三浦騎手とかって、まあ今回も普通に無いでしょう。

10番人気以下想定
タリフライン:サトノダイヤモンド×サドラー系牝馬で、ちょっと重めな配合ながら、デビュー戦では上り最速の脚を繰り出してズドンと差し切った。ルメール騎手からマーカンド騎手になるが、ヒモ穴としては楽しみな一頭。ノーザンF生産で吉田勝己さんが自分で所有の馬。調教の動きは普通。ステイヤーっぽい馬は調教地味だったりするから問題ないか。

サンライズアース:1戦1勝のレイデオロ産駒でデビュー戦も7番人気と人気のない中での勝利だったが、母もマンハッタンカフェ×ハルーワソングというノーザンF生産らしい、なかなかの良血とも言える。大きな馬で瞬発力はまだ今一つかもしれないが、だんだん強くなってくるかも。調教の動きは良い。

サンライズジパング:JBC2歳優駿で2着したダート実績馬だが、新馬戦もそう差のない4着まできているキズナ産駒で芝でもやれないことなさそう。ただここではちょっと厳しいか。調教の動きは鋭いが、ここで芝よりやはりダートだな、となるのでは。

アドミラルシップ:ゴールドシップ産駒らしく初戦の2000Mの新馬戦を遅いタイムで勝ってきた。有馬記念でも穴人気したライラックの半弟で父がオルフェーヴルからゴールドシップと、ステイゴールド×メジロマックイーンという配合自体は似た父同士ではある。現状では道悪になったりしないと出番ないか。調教の動きは良い。

ディスペランツァ:昨年活躍したファントムシーフの半弟で父がハービンジャーからルーラーシップとなっている。2戦目で未勝利勝ち、前走の京都2歳Sは少差ながら9番人気6着敗退。ただ最後方近いところから勝ったシンエンペラーの0.2秒差までは詰めてきており、ヒモ穴には良いか。

インザモーメント:ノースヒルズ生産のキズナ産駒で2戦目で、序盤もたつきながらも未勝利勝ちをおさめた。ただまだまだここでは厳しいのでは。調教の動きはかなり良いが。

アンモシエラ:すでに5戦(すべてダート)使っていて、この2戦が未勝利、もちの木賞と連勝してきた。父ブリックスアンドモルタルもジャイアンツコーズウェイ産駒だし、母父ゴールドアリュールとダート要素満載で、ここで初芝なのは厳しい。ダート路線にまた戻るのでは。

テンエースワン:ノーザンF生産のワールドエース×クロフネ牝馬で初戦は芝で3着と勝てず、2戦目はダートに矛先替えて未勝利勝ち、前走のもちの木賞も3着とダートで頑張っている。芝もダメじゃなさそうだが前走のダートでの末脚なかなか見どころあり、ダート路線でこの世代引っ張る存在になっていくのでは。調教の動きは普通。

ホルトバージ:すでに5戦も使っている馬で2戦目を5番人気ながら未勝利クラスを勝ったが、それ以降惜しくない敗戦続き。芝ダート兼用のキンシャサノキセキ産駒だし、母系もダートいけそうで、そろそろダート試してみてもいいのでは。ここでの激走は期待薄。今村騎手は、自厩舎の馬に乗せてもらえて経験値アップに良かったのでは。

<まとめ>
有力:ゴンバデカーブース

ヒモに:シンエンペラー、ヴェロキラプトル、ミスタージーティー、ショウナンラプンタ、レガレイラ

穴で:タリフライン、ディスペランツァ

それでは、フェブラリーSまで、この競馬日記もお休みとなります。このレースと東京大賞典当てて、よいお年を。

 ken1 2023年12月24日() 17:19
有馬記念は、世代比較と余力残しの馬探し
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★有馬記念

過去10年のデータから

※A……ZI値1位が6/10年連対、3位以内8/10年、4位以内9/10年
⇒○1位13タスティエーラ、2位1ソールオリエンス、3位4タイトルホルダー
9ヒートオンビート、15スルーセブンシーズ、

※B……近4年3着以内馬の牝馬5頭は、二千二百MG1で上がり3F1位記録
⇒○8ライラック(23年エリ女4上がり1位)15スルーセブンシーズ(23年宝塚2)

C……3着以内馬の前2走は、aG1で3着以内20/30、bG2で2着以内6/30、
cG3勝ち1/30、dG2以上で3人気以内3/30
⇒○★a1番(菊3)2シャフリヤール(ブリーダーズ3)10ジャスティンパレス
(秋天2)11ハーパー(エリ女3)13番(菊2)16スターズオンアース(JC3)
  ★b4タイトルホルダー(オールカマー2)7アイアンバローズ(ステイヤーズ1)
14プラダリア(京都大賞典1)
  c3ホウオウエミーズ(福島記念1)
  ★d5ドウデュース(JC3人)

※D……1人気(6/1/1/2)着外は15年ゴールドシップ(前2走宝塚15,JC10
連続2桁敗退)19年アーモンドアイ(中山初コース、オーバーシードと力の要る
最終週の馬場に泣く)
⇒1人10ジャスティンパレス

E……前走秋天組(2人-1着、2-6,2-3,5-2,3-1,1-1)
5人気以内かつ6着以内だが、厳密には2人気以内か連対
⇒○なし
 ★▲10番(6人-2)5番(2人-7)

F……前走菊花賞組(2-16,5-1,1-1,1-4,3-1、7-2)
2人気以内か連対
⇒○1番(1人-3)13番(2人-2)

G……前走JC組(2/2/4/44)(2人-15,1-4,5-5,1-1,3-4,1-3,5-1,5-4)
5人気以内かつ5着以内、厳密には2人気以内か5着以内、
あるいは例外の13年ゴールドシップは12年1のリピーター
☆休み明け3戦目(2/2/4/28)それ以外で3着以内無し
⇒○なし
 ★★▲4番(4人-5)5番(3人-4)16番(5人-3)
 ×6ディープボンド(8人-10)
 ★※☆3戦目4,5,6番、×16番

★H……3才(4/3/2/13)4才(2/4/1/36)5才(3/2/5/38)6才以上(0/0/1/30)※3着は
リピーター
⇒×3、9、12番、
 ▲6番

I……非根幹距離重賞実績(二千二百、二千五百、三千、千八のG1で3着以内か
G2,3で連対あり)28/30、無しは19年サートゥナーリア、22年イクイノックス
a宝塚4頭、b菊3頭、c中山二千二百(セントライト、オールカマー、AJCC)4頭
d日経賞1頭、eアルゼンチン2頭、fエリ女2頭、g京都新聞杯2頭、
h毎日杯1頭、i共同通信杯1頭、jリピーター8頭
⇒○a15番、10番
  b1,13番
  ★c1番、4番、12番、
  ★d4番、9番、
  e9番、
  f8番、11番、12番、
  gなし
  h2番、
  i2番、
  j6番
  
J……6人気以下は6/30頭で、4頭は55K⇒今年から56K(3才牡か4才以上牝馬)
⇒★○1,3,8,12,13,15,16番

※K……488K以下の牡セン馬(1/0/3/45)勝ち馬は13年オルフェーブル
⇒△1,2,4,9,10,13,14番

※L……前年有馬出走馬(1/1/7/32)連対は16,17年キタサンブラックで
前年は3,2着で、前年4着以下だと(0/0/2/24)と連対無し
⇒△4,6,10番

※M……8枠(0/0/1/19)16番は有馬史上4着が最高
⇒△15番
 ×16番

N……勝ち馬データ
 ★a3~5才
 ★b3才クラシックで3着以内(例外18年ブラストワンピースもダービー5,菊4)
⇒○1番(皐月1ダービー2菊3)2番(ダービー1)4番(皐月2,菊1)
5番(皐月3、ダービー1)10番(菊3)11ハーパー(オークス2、秋華賞3)
13番(皐月2,ダービー1,菊2)16番(桜1,オークス1,秋華賞3)

 ★c非根幹距離重賞勝ち
⇒○2番(毎日杯1)4番(日経賞1)5番(京都記念1)10番(神戸新聞1)
15番(中山牝馬1)

 ★d3角より前で4角通過して勝ちあり
⇒○2、5、8、10,11,13,14,15,16番、

 ★e前走3人気以内で4着以内
⇒○1,5,11,13番

※O……前走G1で2番人気以内、あるいは前走海外、以上の該当馬を除く
前走1秒以上負け(0-0-0-40)
⇒×4,6番

※P……当日4番人気以内、あるいは牝馬、または前年の有馬記念3着以内馬
以上の該当馬を除く5歳以上(0-0-0-50)
⇒×2,4,6,7,9番

★★★Q……穴馬条件:古くは08年14人気2着アドマイヤモナーク(日経紙新春杯上がり2位
1着、日経賞上がり1位3着、京都大賞典上がり1位2着)20年11人気2着サラキア
(エリ女上がり1位2着)17年8人気2着クイーンズリング(エリ女上がり1位1着)
20、21年クロノジェネシス(宝塚上がり1位1着)
21年ディープボンド(京都新聞杯上がり2位1着)エフフォーリア
(ダービー上がり1位2着)22年ボルドグフーシュ(神戸新聞杯上がり1位3着)
=二千二百~二千五百M重賞で上がり2位以内で3着以内(人気でも適応)
⇒○1番(セントライト記念2上がり2位)2番(JC2上がり1位)
4番(日経賞1上がり1位)5番(京都記念1上がり1位)
6番(日経新春杯1上がり2位)8番(エリ女2上がり2位)
9番(日経賞3上がり1位)10番(神戸新聞杯1上がり2位)
12番(オールカマー1上がり1位)14番プラダリア(日経新春杯3上がり1位)
15番(宝塚2上がり1位)16番(オークス1上がり1位)


現役どころか史上最強と言っても過言ではないイクイノックスが引退
牝馬三冠にしてJCで同馬に0.7差2着のリバティアイランドも不在
菊花賞馬ドゥレッツァも出走せず
ならば秋天でイクイノックスに0.4差2着の10番が1人気はやむなし
そしてイクイノックスにクビ差迫った15番が8枠とはいえ上位人気に
15番は宝塚記念では10番より先着で、外枠で無ければ1人気は同馬だったはず

しかしここで忘れてならないのは、イクイノックスを実際に破っている5番
勝った22年ダービーの勝ち時計は2.21.9
一方23年ダービーは2.25.2で、オークスは2.23.1で単純には比較出来無いが
勝ったリバティアイランドを物さしにすると、3才牡馬レベルは4才牡馬よりも
低い可能性が高い
22年ダービーでは10番も破って能力の高さを示しているので、秋2走は
不完全燃焼に終わっているが、激戦の秋天とJCで消耗せず余力を残している
ともいえるわけで、5番の5勝全て騎乗の武豊に手戻りしたからには
ここで復活のシナリオがあっても全く不思議じゃない

前年の有馬で惨敗した組は狙いを下げ、相手は3,4才の好調馬で
1,11,13、14番は同列で、10,15番は押さえまで

馬連5→1,11,13,14各四百円、5→10,15各二百円計6点
三連複5=(1,11,13,14)ー10,15各二百円計14点
5→(1,11,13,14)→(1,10,11,13,14,15)
フォーメーション各百円20点
複勝勝負は、難解で絞れずお勧め出来無いが、敢えて買うなら5番を少々
≫≫5-16-4
4番が出して行って7番が何故か行かず、16番が押して番手へ
後方から5番、10番
3,4角で5番が捲って直線内にいた16番と併せ馬で4番を交わして
先にゴールイン
大外でもルメールマジック、単騎行けた4番が奏功
データ的には、4,16番の消しデータが全てひっくり返り( ̄▽ ̄;)
3,4才の世代比較から5番の勝ち予想はズバリだったが、、、
項目C,Qなどあるが、ダービーの勝ち時計から世代比較は重要と再認識






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 ジュン☆彡 2023年12月24日() 16:14
2023年有馬記念ボロ負け~😢 
閲覧 203ビュー コメント 0 ナイス 7

💬ご覧の有様~_| ̄|○
 貧乏人の-7,400円はキッツいわ~😢

前日記📝
当たれば超能力者並~😁
有馬記念出走前出目予想~👍https://umanity.jp/sp/home/view_diary.php?id=4f14160644&owner_id=35f92588d5
にて
「💬ワイド&馬連⑤-⑩
 三連複(1~2番人気馬)-
    (7番人気馬)-
    (6番人気馬)
🆕💬枠順確定したけど三連単の
   ⑧-①-③は・・・止めとこ~🙅
   100円でもムダ金~💸💸💸
   人気馬買いの方はレース直前まで
   岸田総理👓並に検討するかな(笑)」
などと書いておきながら
ハズすとは~"(ノ`Д´)ノ~┻━┻"
三連複(1~2番人気馬)-
   (7番人気馬)-
   (6番人気馬)
どころか
三連単で的中🎯してるやん~😲
ちなみに配当金は
3連複 ④ - ⑤ - ⑯ 8,050円(28番人気)
3連単 ⑤ - ⑯ - ④ 42,110円(159番人気)
・・・抑えに買っとくんやったなぁ~(>_

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コメント一覧
1:
  塩兄   フォロワー:0人 2022年1月20日(木) 10:34:56
フェアリーS お見事。東京○阪神×中山○。ウメノファイバー思い出します。相沢厩舎さん、今年は期待しています。

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