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写真一覧
現役 牡5 青鹿毛 2019年1月30日生
調教師宮田敬介(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績16戦[6-2-2-6]
総賞金15,131万円
収得賞金6,550万円
英字表記Epiphany
血統 エピファネイア
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
シーザリオ
ルールブリタニア
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ミュージカルウェイ
兄弟 マテンロウゴールドフォレスタドーロ
市場価格
前走 2024/07/21 中京記念 G3
次走予定

エピファニーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/07/21 小倉 11 中京記念 G3 芝1800 14464.622** 牡5 58.0 杉原誠人宮田敬介 502
(+4)
1.47.2 0.036.2⑨⑨⑩⑨アルナシーム
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 1671457.01310** 牡5 58.0 杉原誠人宮田敬介 498
(-6)
1.58.9 0.734.6⑭⑮⑪⑫ベラジオオペラ
24/02/18 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 166125.831** 牡5 57.0 杉原誠人宮田敬介 504
(-2)
1.45.1 -0.234.6⑦⑦⑥④ロングラン
24/01/06 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 17244.1111** 牡5 57.0 R.ピーヒ宮田敬介 506
(-6)
1.59.5 0.635.1⑥④④④リカンカブール
23/12/02 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 13687.544** 牡4 57.0 C.ルメー宮田敬介 512
(+12)
1.59.0 0.234.7⑧⑩⑩⑤ベラジオオペラ
23/09/16 阪神 11 ケフェウスS OP 芝2000 10114.021** 牡4 56.0 C.ルメー宮田敬介 500
(-6)
1.57.2 -0.135.0⑥⑤⑦⑥スタッドリー
23/07/29 新潟 11 関越S OP 芝1800 185105.738** 牡4 57.0 戸崎圭太宮田敬介 506
(-6)
1.45.1 0.734.1⑤⑤ストーリア
23/05/20 東京 11 メイS OP 芝1800 187154.533** 牡4 56.0 C.ルメー宮田敬介 512
(-2)
1.45.2 0.534.2⑨⑦⑤サクラトゥジュール
23/03/12 中山 10 東風S (L) 芝1600 118102.224** 牡4 57.0 C.ルメー宮田敬介 514
(0)
1.33.4 0.433.5⑥⑥⑦ラインベック
23/01/22 中山 11 AJCC G2 芝2200 147115.8211** 牡4 56.0 戸崎圭太宮田敬介 514
(0)
2.15.4 1.936.7④⑥ノースブリッジ
22/11/05 東京 10 ノベンバーS 3勝クラス 芝1800 10443.121** 牡3 55.0 戸崎圭太宮田敬介 514
(0)
1.45.4 -0.133.3ノースザワールド
22/09/11 中山 9 白井特別 2勝クラス 芝1800 9662.011** 牡3 54.0 戸崎圭太宮田敬介 514
(-2)
1.47.8 -0.434.6④④ミトロジー
22/05/15 東京 5 3歳1勝クラス 芝1800 7441.611** 牡3 56.0 D.レーン宮田敬介 516
(-4)
1.46.4 -0.134.1レッドランメルト
22/03/05 中山 6 3歳未勝利 芝1800 16481.511** 牡3 56.0 戸崎圭太宮田敬介 520
(0)
1.49.9 -0.134.7イルモンド
21/11/27 東京 3 2歳未勝利 芝1800 12111.713** 牡2 55.0 C.ルメー宮田敬介 520
(+10)
1.49.2 0.835.3⑤④④サンストックトン
21/10/16 東京 5 2歳新馬 芝1800 18362.922** 牡2 55.0 C.ルメー宮田敬介 510
(--)
1.50.3 0.233.5⑩⑨⑨ライラック

エピファニーの関連ニュース

適性。

競馬を予想する上で、これを重要なファクターとして考えている方は非常に多いだろう。

目の前の馬が芝向きなのか、それともダート向きなのか。そして、短距離馬なのか、中距離馬なのか、長距離馬なのか。

さらには広いコース向きなのか、小回りコース向きなのか、重馬場はこなすのか、戦法は、回りは、坂は……といった具合に、掘り下げていけばキリがないが、その馬にとってどういった条件が最も走りやすいのか想像するのは大切なことだと思う。

それが実際に馬を管理する陣営であれば尚のこと。より綿密な適性判断の下にレース選択が成されているはずだ。


今回のアルナシームの勝利は、その成功例と言える。

2歳時から高い素質を評価されてきた馬だが、前向きすぎる気性が出世を阻んだ。

加えて、関東圏でのレースでは結果が出ず、左回りだと手前の関係で伸び切れない。

1800mだとしっかり走れるのに、なぜかマイルの舞台だとリズムに乗れない等々、極めて尖った適性の持ち主でもあった。


そんな彼にとって、今回の小倉1800mという舞台は正にベストであったし、セルバーグテーオーシリウスが競り合う速い展開で追走に苦しむ馬もいる中、諸刃の剣とも言える前向きな気性が強力な武器に転じた。

道中は内でリズム良く運び、持ち前の回転の速い走法を活かして小回りのコーナーリングもスムーズ。

3月からタッグを組み、陣営と共に調教でも手綱を取ってきた横山典弘騎手の仕掛けも絶妙で、ゴール後のガッツポーズにも会心の騎乗であったことが見て取れた。


レースプログラム上、古馬の牡馬が出走可能な1800mの重賞というのは非常に少なく、関東圏や左回り以外となると、その選択肢はさらに狭まる。現状のアルナシームが持つ適性を活かすには、”ここしかなかった”はずで、そのレースを見事に射止めた陣営の選択と馬への尽力は本当に見事。

さらに上のステージへの挑戦となるとクリアすべき課題はまだまだあるが、重賞ウイナーという称号を得たことは大きな大きな一歩となる。


2着のエピファニーも人馬一体の見事な走り。

この馬もアルナシームに負けず劣らずの尖った気性と適性の持ち主で、好走するには色々と注文が付く。

速い流れの1800m戦はおそらくベストで、道中の立ち回りも勝負所の捌きも非常に無駄が少なかった。最後わずかに届かなかったのは斤量差や展開のアヤで、内容的には勝ちに等しい。杉原騎手とのコンビも完全に板に付いてきただけに、今後も渋い活躍が期待できるだろう。

気性がもう少し落ち着けば2000mでも同等のパフォーマンスを発揮できるように思えるが、現状ではマイル〜1800mの方が流れには乗りやすいか。


3着のエルトンバローズは実績最上位馬の貫禄を感じさせる堂々としたレース運び。

59kgを背負って早めに動き、前を行く先行勢を掃除する姿には、確かな復調気配が感じられた。

こちらの適性は上位2頭に比べるとやや読みにくく、中距離寄りのタイプなのかマイル寄りのタイプなのか、判断が難しい。

強烈な決め手がある馬ではなく、立ち回りの巧さで勝負する方が合っているように思うので、中央場所の王道路線よりは今回のような舞台の方がイメージには合うが、この後の進路はどうなるだろうか。


4着のロングランはいつも通りに後方からの競馬だったが、外枠だったこともあり全体的にロスがかなり大きかった。

5着のニホンピロキーフも同様に外枠から難しい立ち回りを強いられたが、イメージよりも行きっぷりが悪く、追走に苦労したのは以外だった。

ゆったりとした流れの2000m戦からの転戦が影響した可能性や、体調がひと息だった可能性も考えられるが、それでも差のないところまで詰めてはいる。

この2頭も展開や馬場傾向次第では重賞を勝てても不思議はないはずだ。


人気どころで唯一崩れた上がり馬のセオは、ハイペースの影響を大きく受ける位置取りになってしまったし、酷暑の影響も大きかったように思う。

昨夏のラジオNIKKEI賞でも暑さが堪えて大敗を喫している馬なだけに、この時期は体調維持が難しいタイプと言えそう。涼しくなる時期までじっくりと立て直しての再上昇に期待したいところだ。


今年はダービーも制し、手綱捌きが冴え渡る横山典弘騎手は56歳。


同日の札幌メインでは55歳の武豊騎手が差し切り勝ちを演じ、小倉最終ではこの日がJRA所属としてはラスト騎乗となった56歳の小牧太騎手が花道を飾った。

筆者はこの3人よりも一回り以上年下だが、大ベテランたちのこの活躍ぶりは刺激になる。

おそらく一緒にレースに騎乗していた若手騎手にとっても同じなはずで、全体レベルの押し上げに一役買っていそうな気がしてならない。

50代半ばになってこうした姿を見せられるというのはシンプルに”カッコイイ”と思うし、これからもその手綱捌きを楽しみに見ていきたいものだ。

【中京記念 村瀬プレイバック&次は買い】エルトンバローズ59キロこたえる 2024年7月22日(月) 10:00

中京記念の◎エルトンバローズは3着。トップハンデ59キロを背負っての1番人気とあって自ら動いたが、ゴール前でわずかに遅れてしまった。

前半5ハロン57秒5のハイラップのなか、まくる形で直線先頭。「早く抜け出しすぎた」とは西村淳騎手だが、ギアを上げる際に酷量がこたえるのは仕方のないことだろう。1着アルナシーム、2着エピファニーとの差はそこだけ。十分に底力を示した格好で、秋GⅠでの活躍を期待したい。(夕刊フジ)

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【中京記念】アルナシーム、ゴール前の接戦振り切り重賞初V 横山典騎手「馬に寄り添って勝てた」 2024年7月22日(月) 05:00

横山典弘=美・フリー=騎乗で5番人気のアルナシームがゴール前の接戦を制し、重賞初制覇を飾った。同騎手は56歳4カ月29日での勝利となり、自身が持つこれまでのJRA重賞勝利最年長記録を更新した。2着は2番人気エピファニー、1番人気エルトンバローズは3着だった。

食い下がるエピファニーを振り切って真っ先にゴールを駆け抜けると、横山典騎手は右手でポーンとアルナシームの首筋を叩いて、頑張りをたたえた。コンビを組んで3戦目でつかんだ、重賞初V。大粒の汗をかきつつお立ち台で目を細めた。

「橋口先生や厩務員さんとあれこれ考えながらやってきて、馬に寄り添って、アルナシームと勝てたことはとてもうれしいです。最後はよくしのいでくれました」

テーオーシリウスセルバーグが競り合って、縦長の展開に。1000メートル通過が57秒5とハイペースになったが「繊細な馬なので、馬のリズムだけに気をつけた」と中団のインを追走する。先に動いたエルトンバローズを追うように4コーナーでスッと上がっていくと、直線で一気に先頭へ。内から強襲したエピファニーも退けた。

叔父に日本ダービーシャフリヤール皐月賞アルアインがいる良血馬。「重賞を勝たないといけない馬だと思っていたし、やっと勝てて言うことがないです」と橋口調教師は万感の表情だ。前向きすぎる気性がネックとなって出世に時間がかかったが、2走前からコンビを組んでいる横山典騎手が調教から密にコンタクトして、ハミを替えるなど陣営と工夫してきた。「典さんのアドバイスを取り入れてやってきた。考えてやってきたことが実を結んだ」とJRA重賞Vの最年長記録を更新したベテランと、喜びをわかちあった。横山典騎手が小倉で重賞を勝つのは、2009年の小倉大賞典サンライズマックス)以来だ。

年明けからコンスタントに使われてきたので、この後は休養する予定。指揮官が「マイルではなく、中距離路線にいきたい。2000メートルもこなすと思う」と言えば、鞍上も「このままいい状態で秋競馬を迎えてくれれば」とさらなる活躍を期待した。初タイトルを手に実りの秋へと向かう。(北池良輔)

アルナシーム 父モーリス、母ジュベルアリ、母の父ディープインパクト。鹿毛の牡5歳。栗東・橋口慎介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主はライオンレースホース㈱。戦績20戦6勝。獲得賞金1億6164万2000円。重賞は初勝利。中京記念横山典弘騎手、橋口慎介調教師ともに初勝利。馬名は「海風(アラビア語)。母名より連想」。

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【中京記念】トップハンデ59キロのエルトンバローズは3着 西村淳也騎手「失敗しました」 2024年7月21日() 17:47

トップハンデ59キロを背負った1番人気エルトンバローズが3着と、地力の高さを証明した。中団前めの位置取りから3コーナー手前で進出を開始。直線入り口で先頭に立つ強気な競馬で押し切りを狙ったが、アルナシームエピファニーの決め手に屈した。西村淳騎手は「失敗しました。早く抜け出しすぎました」と悔しげ。それでもGⅡウイナーとして、実績上位であることは示した。

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【中京記念】エピファニーはイン強襲も2着 杉原誠人騎手「『やった』と思ったのですが…」 2024年7月21日() 17:24

2番人気エピファニーはイン強襲で2着に浮上した。道中は中団で脚をため、直線は内に進路を選択。先に抜け出したアルナシームに迫ったものの、クビ差届かなかった。杉原騎手は「状態は悪くなかったです。よく伸びています。折り合いもついていました。内を狙って、コーナリングもスムーズで『やった』と思ったのですが…。馬はよく頑張ってくれました」と唇をかんだ。

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【中京記念2024】アルナシームがゴール前の接戦を制して重賞初V 2024年7月21日() 15:55

21日の小倉11R・中京記念(G3、芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の5番人気アルナシームが重賞初制覇を果たした。

テーオーシリウスセルバーグの2頭が後続を引き離し、1000m通過は57秒4。このハイペースを中団インコースで運んだアルナシームは直線に入ると力強い伸び脚を見せ、最後は内から迫る2着2番人気エピファニーの追い上げをクビ差制して先頭ゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは1分47秒2(良)。直線で一旦は先頭のシーンも見せた1番人気エルトンバローズは3着だった。なお、鞍上の横山典弘騎手は、この勝利で自身が持つ重賞レース最年長勝利の記録をさらに更新した。

横山典弘騎手は、「位置取りにはこだわらず、馬のリズムにだけ気をつけて乗りました。(ゴール前は迫られたが)よく凌いでくれました」と笑顔。そして、「攻め馬から跨らせてもらい、厩舎スタッフと意見を出し合いつつ、この馬に寄り添いながら勝てた一戦なので特に嬉しい。このままいい状態で秋を迎えられたらと思います」と、パートナーの更なる活躍を見据えていた。

勝ったアルナシームは、父モーリス、母ジュベルアリ、母父ディープインパクトという血統の5歳牡馬。栗東・橋口慎介厩舎の管理馬で、生産者はノーザンファーム。馬主はライオンレースホース株式会社。通算成績20戦6勝。

■払戻金
単勝 :2   820円(5番人気)
複勝 :2   230円(5番人気)
    6   180円(1番人気)
    7   190円(3番人気)
枠連 :2-4  1,880円(9番人気)
馬連 :2-6  1,630円(5番人気)
ワイド:2-6  520円(3番人気)
    2-7  780円(9番人気)
    6-7  510円(2番人気)
馬単 :2-6  3,960円(16番人気)
3連複:2-6-7 3,570円(5番人気)
3連単:2-6-7 22,670円(56番人気)

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 アメリカジョッキークラブカップ 2023年01月22日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走のコースが国内だった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2018年以降)】
×2番手以内 [2-0-1-15](3着内率16.7%)
○3~9番手 [2-5-4-21](3着内率34.4%)
×10番手以下 [0-0-0-14](3着内率0.0%)

 脚質が明暗を分けそう。2018年以降の3着以内馬15頭中11頭は、前走のコースが国内、かつ前走の4コーナー通過順が3~9番手でした。極端に先行力が低い馬はもちろん、積極的な競馬をした直後の馬も過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→エヒトノースブリッジ
主な「×」該当馬→アリストテレスエピファニーシャムロックヒルバビット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1800m超、かつ出走頭数が12頭以上、かつ重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2018年以降[3-4-5-17](3着内率41.4%)
主な該当馬→アリストテレスエヒトシャムロックヒルバビット

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2021年10月6日(水) 17:45 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第8回注目馬ランキング上位馬の近況
閲覧 4,547ビュー コメント 0 ナイス 3

 秋季競馬の開幕戦にあたる4回中山・5回中京が先週いっぱいで幕を閉じ、今週末からは4回東京・4回阪神・5回新潟がスタート。ちなみに、阪神競馬はここから11月6日開幕の5回阪神、12月4日開幕の6回阪神と、3か月連続で開催されます。6回阪神では12月12日に阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)が、12月19日に朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)が施行される予定。連続開催でダメージを受けた馬場への適性もポイントになりそうです。
 例年と同じく、9月中旬から10月中旬までの間に施行されるJRAの2歳重賞は、今週末10月9日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)のみ。G1シーズンのスタートと重なっていることもあり、一時的にPOGへの関心を失っている方も少なくないでしょう。しかし、スペシャル以外の各ワールドでは今後も仮想オーナー募集枠が順次解放される予定。現状のラインナップを見直し、改めて手駒を揃えるのにはちょうど良いタイミングかもしれません。

 今回は、2歳戦が開幕する直前の時点における注目POG馬ランキング(2021/06/05 01:00更新)の上位100頭を対象として、各馬の近況をまとめてみました。今後の入札を検討するうえでの参考資料としてご活用ください。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は32頭。ちなみに、注目POG馬ランキングでベスト10入りを果たしていた馬は3頭だけです。まだまだ序盤戦の最中とはいえ、早期勝ち上がりの難しさを改めて実感しますね。

●2位 コマンドライン(コンドコマンドの2019) 1戦1勝
●3位 ダンテスヴュー(クロウキャニオンの2019) 2戦1勝
●6位 レッドベルアーム(レッドファンタジアの2019) 1戦1勝
●14位 ベルクレスタ(ベルアリュール2の2019) 2戦1勝
●21位 フィデル(ラッキートゥビーミーの2019) 1戦1勝
●22位 リアグラシア(リアアントニアの2019) 3戦1勝
●24位 ハイアムズビーチ(ユキチャンの2019) 2戦1勝
●25位 トゥデイイズザデイ(キトゥンズクイーンの2019) 1戦1勝
●26位 ソネットフレーズ(ボージェストの2019) 1戦1勝
●29位 キラーアビリティ(キラーグレイシスの2019) 2戦1勝
●32位 アライバル(クルミナルの2019) 2戦1勝
●35位 ブラックボイス(ソングライティングの2019) 2戦1勝
●36位 ホウオウプレミア(アドマイヤテンバの2019) 1戦1勝
●39位 クレイドル(オーマイベイビーの2019) 2戦1勝
●44位 リューベック(ライツェントの2019) 2戦1勝
●50位 グランディアディアデラノビアの2019) 2戦1勝
●51位 サトノヘリオス(エアマグダラの2019) 2戦1勝
●53位 メリトクラシー(メリオーラの2019) 2戦1勝
●55位 スタニングローズ(ローザブランカの2019) 3戦1勝
●59位 プルパレイ(マイジェンの2019) 3戦2勝
●61位 ヴァーンフリート(ロスヴァイセの2019) 1戦1勝
●64位 アバンチュリエ(パンデイアの2019) 1戦1勝
●66位 ステルナティーア(ラルケットの2019) 1戦1勝
●67位 モンゴリアンキング(Minoretteの2019) 1戦1勝
●69位 セリフォス(シーフロントの2019) 2戦2勝
●73位 スリーパーダ(シンハリーズの2019) 2戦1勝
●74位 ロムネヤ(ヤンキーローズの2019) 1戦1勝
●78位 ルージュラテール(レッドメデューサの2019) 2戦1勝
●84位 グランアプロウソ(Fiduciaの2019) 1戦1勝
●87位 ミント(ビートマッチの2019) 1戦1勝
●89位 フェズカズマ(シナジーウィスパーの2019) 2戦1勝
●100位 コラリン(モルジアナの2019) 3戦2勝

 本賞金額はセリフォス(シーフロントの2019)が3800万円で単独トップ。2220万円のコラリン(モルジアナの2019)が単独2位、1900万円のスリーパーダ(シンハリーズの2019)とアライバル(クルミナルの2019)が3位タイでした。4頭ともデビュー当初からそれなり注目を集めていましたが、人気の中心と言えるほどではなかったので、今後の入札においては面白い存在となりそう。伸びしろがありそうで、なおかつ実績のわりに手頃な価格で落札できそうな雰囲気なら、積極的に狙っていくべきかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は35頭。デビュー戦で期待を裏切ってしまった評判馬など、入札における人気が急落した馬もいるので、あえてこの辺りを狙ってみるのもひとつの手でしょう。

●1位 コリエンテス(イスパニダの2019) 1戦0勝
●4位 アグリ(オールドタイムワルツの2019) 1戦0勝
●5位 レディナビゲーター(レディスキッパーの2019) 2戦0勝
●9位 グットディール(マリアヴァレリアの2019) 1戦0勝
●11位 ラクスバラディー(リッチダンサーの2019) 3戦0勝
●13位 スパイダーバローズ(マラコスタムブラダの2019) 1戦0勝
●15位 マイシンフォニー(テディーズプロミスの2019) 3戦0勝
●17位 アドマイヤラヴィ(アドマイヤミヤビの2019) 1戦0勝
●18位 ソクラテス(ブルーダイアモンドの2019) 1戦0勝
●23位 プルサティーラ(カヴァートラブの2019) 2戦0勝
●31位 フォーグッド(ウィキッドリーパーフェクトの2019) 1戦0勝
●38位 ママコチャ(ブチコの2019) 2戦0勝
●40位 ダノンアーリー(ファイネストシティの2019) 2戦0勝
●41位 メトセラ(ドナブリーニの2019) 1戦0勝
●42位 アカデミー(イサベルの2019) 1戦0勝
●45位 ダノンフォーナイン(タミーザトルピードの2019) 1戦0勝
●47位 ヴァラダムドラー(バラダセールの2019) 1戦0勝
●48位 サトノアヴァロン(サトノシュテルンの2019) 1戦0勝
●49位 セレブレイトガイズ(ライフフォーセールの2019) 1戦0勝
●58位 ティーガーデン(ルミナスパレードの2019) 1戦0勝
●60位 エルバリオ(インナーアージの2019) 3戦0勝
●62位 ローマンネイチャー(キューティゴールドの2019) 1戦0勝
●72位 ウラヤ(Wadiの2019) 1戦0勝
●75位 ナインティゴット(フルマークスの2019) 3戦0勝
●76位 ショウナンハクラク(Shonan Adelaの2019) 2戦0勝
●77位 グールドベルト(アナンジュパスの2019) 1戦0勝
●79位 ライラスターハープスターの2019) 1戦0勝
●81位 インプレス(ベアトリス2の2019) 1戦0勝
●88位 ソリダリティ(ミュージカルロマンスの2019) 1戦0勝
●91位 フォアランナー(ジュモーの2019) 1戦0勝
●92位 プレミアムスマイル(ジンジャーパンチの2019) 1戦0勝
●93位 アンジーニョ(ポルケテスエーニョの2019) 2戦0勝
●95位 ロジマギーゴー(ゴーマギーゴーの2019) 3戦0勝
●98位 ダグザ(タリサの2019) 2戦0勝
●99位 フェニックスループマルセリーナの2019) 1戦0勝

 残る32頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の13頭は10月5日時点で入厩済みとなっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、ひと通りチェックしておいた方が良さそうです。

●8位 アルファヒディ(ドバイマジェスティの2019) 0戦0勝
●16位 スタニングスター(Stacelitaの2019) 0戦0勝
●19位 ショウナンアデイブ(シーヴの2019) 0戦0勝
●20位 サンセットクラウド(ロードクロサイトの2019) 0戦0勝
●27位 リアド(タイタンクイーンの2019) 0戦0勝
●30位 エリカヴィータ(マルシアーノの2019) 0戦0勝
●46位 チェルノボーグ(コンテスティッドの2019) 0戦0勝
●56位 ラスール(サマーハの2019) 0戦0勝
●65位 ダノンギャラクシー(ベネンシアドールの2019) 0戦0勝
●82位 エピファニー(ルールブリタニアの2019) 0戦0勝
●83位 グルアガッハ(マネーキャントバイミーラヴの2019) 0戦0勝
●90位 アートハウス(パールコードの2019) 0戦0勝
●96位 レイフル(シェルズレイの2019) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●7位 パラレルヴィジョン(アールブリュットの2019) 0戦0勝
●10位 ディーンズリスター(ラヴズオンリーミーの2019) 0戦0勝
●12位 アストロフィライト(ウェイヴェルアベニューの2019) 0戦0勝
●28位 ピエドラデルーナスイープトウショウの2019) 0戦0勝
●33位 サリエラ(サロミナの2019) 0戦0勝
●34位 カラパナブラック(ウリウリの2019) 0戦0勝
●37位 フィアレスデザイア(ヒルダズパッションの2019) 0戦0勝
●43位 ブレスク(パララサルーの2019) 0戦0勝
●52位 マリーナドンナジェンティルドンナの2019) 0戦0勝
●54位 サンドレス(ツルマルワンピースの2019) 0戦0勝
●57位 ヴァンガーズハート(ケイティーズハートの2019) 0戦0勝
●63位 ライラックワイン(ライラックスアンドレースの2019) 0戦0勝
●68位 ショショローザ(マンデラの2019) 0戦0勝
●70位 ダノンマイソウル(フォエヴァーダーリングの2019) 0戦0勝
●71位 ミッキーキング(ミッキークイーンの2019) 0戦0勝
●80位 デアリングオウカ(デアリングバードの2019) 0戦0勝
●85位 グラヴィタス(ヴィルシーナの2019) 0戦0勝
●86位 ルージュエクレール(マーブルケーキの2019) 0戦0勝
●94位 サラビ(ザズーの2019) 0戦0勝
●97位 アドマイヤカーム(アドマイヤシーマの2019) 0戦0勝

 このうちグラヴィタス(ヴィルシーナの2019)は残念ながら既にJRAの登録を抹消されているのでご注意ください。
 早い時期から注目を集めていたとはいえ、さすがに現時点で初陣のメドが立っていないとなると、入札を決断する心理的ハードルはだいぶ高いはず。その分、意外と手頃な価格で落札できるのではないかと思います。気になる馬は今のうちに確保しておきましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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エピファニーの口コミ


口コミ一覧

本日の勝負レース

 ものあし 2024年7月27日() 10:22

閲覧 23ビュー コメント 0 ナイス 1

先週の中京記念はアルナシーム本命もエピファニーが抜け的中ならず。アルナシームがエルトンバローズとともに抜け出して来たときは熱かったが相変わらず買い方が下手。
今週から新潟が開幕、札幌との2場開催。相性の良い直線競馬が始まるのは楽しみ!
新潟メインは7レース関越ステークス。新潟の外回りは瞬発力だけでは足りず長く末脚が使えることが必須でコース巧者には逆らえない。13トゥデイイズザデイは新潟の外回り向きの長く使える脚があり、ここは軸に。前走も本命にしたが内枠が仇になった感じで外枠ならスムーズに脚を伸ばせるはず。単勝負。
新潟11レースは直線競馬の1勝クラス。外枠有利はもちろんだが、近走ダート経験は活きる。最後の一ハロンが急にバテる流れがダート競馬との相性がいい。13オコジュと11フレンドパルが外ラチ沿いを確保して逃げ込み図る!伏兵豊富で手広く流す。
札幌メインは11レースSTV賞。外枠得意の角田大河、14スミが札幌なら末脚届かせる。穴はハンデ軽く、札幌狙いの3シルキーヴォイス。

明日の2重賞。クイーンステークスは狙い馬が外枠引いて迷い気味。アイビスサマーダッシュは穴候補が何頭か。明日までにじっくり予想を。

 Haya 2024年7月25日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.07.25.~完敗みたいな感じ。 
閲覧 44ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

やっと、梅雨空から夏空へ変わった途端に、セミの鳴き声と共に真夏日がキタ~!? 
今週は厳しい蒸し暑さが続くなか、台風の季節もキタ~!?

先週末は、競馬も熱くなり炎暑?懐だけ凍り付いていました。(>_

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 たぶお統括本部長 2024年7月23日(火) 00:07
今週の推奨馬+先頭の◎成績
閲覧 48ビュー コメント 0 ナイス 2


《今週の推奨馬》

★土曜日・新潟12R・出雲崎特別(3歳以上2勝クラス・ダート1200m)
・ストリンジェンド
前走は今月に福島ダート1150mの彦星賞を3着に惜敗したが、右回りは未勝利の馬だから仕方ない。
今回の新潟ダート1200mは〔1.1.0.1〕で、唯一の着外も4着だから凡走が無い。
中京でも勝っているから全2勝が左回りダート1200mで、ベストの舞台に戻って勝ち負け必至。

★日曜日・新潟12R・麒麟山特別(3歳以上2勝クラス・ダート1800m)
・マルチャレアル
前走は4月に京都ダート1900mのGⅢユニコーンSを13着に惨敗したが、重賞で出遅れていたのでは仕方ない。
今回の1800mは〔2.0.1.0〕の複勝率100%で、2勝は3馬身差、2馬身差と共に圧勝している。
自己条件に戻ってベストの距離なら勝ち負け必至。  

《先週の推奨馬成績》
★土曜日・小倉10R・天草特別
10着ツウカイリアル

★日曜日・札幌9R・HBC賞
1着ナムラローズマリー
単勝230円
複勝110円

★日曜日・札幌10R・大倉山特別
1着セクシーブーケ
単勝170円
複勝110円

これで今年の推奨馬成績は
成績・〔19.16.7.23]
勝率・0.292
連対率・0.538
複勝率・0.646

単複回収率(65戰)
単勝・75.2%(4890円)
複勝・86.0%(5590円)
総合・80.6%

《先週の重賞レース◎成績》

★中京記念(GⅢ)
2着エピファニー
複勝180円

これで今年の重賞◎成績は
成績・〔16.18.5.34〕
勝率・0.219
連対率・0.465
複勝率・0.534

単複回収率(73戦)
単勝・76.8%(5610円)
複勝・83.0%(6060円)
総合・79.9%

《先週の重賞以外のメイン◎成績》

★TVh賞
1着エイシンフェンサー
単勝450円
複勝190円

★テレQ杯
5着セブンマジシャン

★TUF杯
8着サザンエルフ

★しらかばS
8着マスクオールウィン

★ジュライS
2着ショウナンライシン
複勝210円

成績・[19.13.7.55]
勝率・0.200
連対率・0.336
複勝率・0.410

単複回収率(95戦)
単勝・64.7%(6150円)
複勝・66.8%(6350円)
総合・65.7%

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コメント一覧
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年1月3日(水) 10:34:32
中山金杯2024
前走のチャレンジC④着をどうみるかだが、直線外から突き抜ける勢いも残り100Mで脚色鈍っていたことや、2000M戦では、
2-0-0-2に対し、1800Mが4-1-2-1と、この距離は若干長いかもしれません。
GⅢは勝てる能力あると思うが、人気を考えると強くは推せない。
ノーマークにはできないが、現状連対圏評価まで。

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2024年7月21日中京記念 G32着
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2024年7月21日 中京記念 G3 2着
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