アルナシーム(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2019年4月14日生
調教師橋口慎介(栗東)
馬主ライオンレースホース 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績20戦[6-2-0-12]
総賞金16,164万円
収得賞金5,850万円
英字表記Al Naseem
血統 モーリス
血統 ][ 産駒 ]
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
ジュベルアリ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ドバイマジェスティ
兄弟 ポートデラメールロジマジェスティ
市場価格2,640万円(2020セレクトセール)
前走 2024/07/21 中京記念 G3
次走予定

アルナシームの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/07/21 小倉 11 中京記念 G3 芝1800 14228.251** 牡5 57.0 横山典弘橋口慎介 440
(0)
1.47.2 -0.036.4⑦⑦⑦④エピファニー
24/06/09 東京 11 エプソムC G3 芝1800 187159.545** 牡5 57.0 横山典弘橋口慎介 440
(-6)
1.45.3 0.634.6レーベンスティール
24/05/11 京都 11 都大路S (L) 芝1800 11443.832** 牡5 58.0 横山典弘橋口慎介 446
(+2)
1.45.0 0.233.2⑦⑦セオ
24/03/30 中山 11 ダービーCT G3 芝1600 164816.899** 牡5 57.0 横山和生橋口慎介 444
(0)
1.33.9 1.033.8⑮⑯⑯パラレルヴィジョン
24/02/18 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 16474.714** 牡5 57.0 鮫島克駿橋口慎介 444
(-2)
1.45.4 0.335.2④④④エピファニー
24/01/06 京都 11 スポ京都金杯 G3 芝1600 187145.8211** 牡5 57.0 鮫島克駿橋口慎介 446
(+6)
1.34.8 1.036.0⑬⑩コレペティトール
23/10/29 京都 11 カシオペアS (L) 芝1800 166116.031** 牡4 57.0 鮫島克駿橋口慎介 440
(-2)
1.44.7 -0.134.4⑤⑤ピンハイ
23/09/16 阪神 11 ケフェウスS OP 芝2000 10334.338** 牡4 55.0 坂井瑠星橋口慎介 442
(0)
1.58.4 1.237.4エピファニー
23/07/16 函館 11 函館記念 G3 芝2000 1681514.566** 牡4 55.0 鮫島克駿橋口慎介 442
(0)
2.01.9 0.536.5⑤⑥⑥⑤ローシャムパーク
23/06/17 阪神 10 垂水S 3勝クラス 芝1800 10895.231** 牡4 56.0 坂井瑠星橋口慎介 442
(0)
1.44.7 -0.033.9トゥデイイズザデイ
23/04/02 阪神 10 心斎橋S 3勝クラス 芝1400 15354.014** 牡4 58.0 坂井瑠星橋口慎介 442
(-4)
1.20.2 0.233.1⑪⑩メイショウホシアイ
23/02/19 阪神 10 武庫川S 3勝クラス 芝1600 148143.8110** 牡4 58.0 鮫島克駿橋口慎介 446
(+6)
1.35.2 1.234.4⑩⑫セルバーグ
22/11/19 東京 10 秋色S 3勝クラス 芝1600 16113.016** 牡3 56.0 福永祐一橋口慎介 440
(+8)
1.32.4 0.433.7⑧⑧ジャスティンスカイ
22/10/08 阪神 9 瀬戸内海特別 2勝クラス 芝1600 13332.111** 牡3 55.0 福永祐一橋口慎介 432
(+6)
1.32.5 -0.333.4④⑤ララヴォルシエル
22/06/26 阪神 8 城崎特別 1勝クラス 芝1800 11441.811** 牡3 54.0 福永祐一橋口慎介 426
(0)
1.46.2 -0.133.8④④サンストックトン
22/03/20 中山 11 スプリングS G2 芝1800 137105.647** 牡3 56.0 福永祐一橋口慎介 426
(0)
1.49.2 0.835.3⑥⑦⑦⑥ビーアストニッシド
22/02/19 阪神 9 つばき賞 1勝クラス 芝1800 7663.032** 牡3 56.0 福永祐一橋口慎介 426
(-6)
1.49.8 0.232.9⑤④テンダンス
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 152329.084** 牡2 55.0 池添謙一橋口慎介 432
(-6)
1.34.0 0.534.7⑫⑫ドウデュース
21/11/20 東京 11 東スポ2歳S G2 芝1800 127106.836** 牡2 55.0 武豊橋口慎介 438
(+20)
1.47.3 1.135.4イクイノックス
21/07/04 函館 5 2歳新馬 芝1800 14332.721** 牡2 54.0 武豊橋口慎介 418
(--)
1.50.1 -0.335.4⑪⑪⑨⑤ブラックボイス

アルナシームの関連ニュース


キラーアビリティ
3年前のホープフルS勝ち馬。翌年は皐月賞13着、ダービー6着とクラシックではふるわず。古馬初対決のアルゼンチン共和国杯も8着に敗れたが、次の中日新聞杯で復活勝利。最内枠から出遅れ、1000m通過61秒9のスロー。流れは向かなかったが、馬群を割りよく伸びた。折り合い難でムラ駆けだが、脚が溜まると怖い。

サヴォーナ
昨年は京成杯4着後、1勝クラスは芝2400mを連戦。青葉賞は6着でダービーの権利を取れず。その後、夏に福島の2勝クラスを勝ち、秋初戦の神戸新聞杯は10番人気2着と穴をあけ、レコード決着にも対応した。今年4戦の最高着順は日経新春杯2着で、前崩れの流れを好位から踏ん張った。タフな馬場のほうが良さは出そう。

サリエラ
3歳時にローズS2着。昨年の目黒記念(1番人気3着)は8枠16番だった。次の新潟記念は再度1番人気も7着。久々の分か伸びを欠いた。秋のエリザベス女王杯は、逆行する展開のなか0.3差6着。最速の上がりを使い力はある。小柄でひ弱な印象もあるが、母サロミナ、全姉にサラキアいる晩成血統。重賞は未勝利でひと花咲かせたい。

ステラヴェローチェ
3年前の皐月賞とダービー3着馬。秋は不良馬場の神戸新聞杯を勝ち、菊花賞4着、有馬記念4着。前途洋々だったが、脚部不安のため2度の長期休養を挟んだ。昨年10月の復帰後は徐々に調子を上げ、今年の大阪城S1着。大阪杯4着は前有利の流れを追い込み、安田記念9着は外枠でかかった。前走の札幌記念は3着と力は上位。

ニシノレヴナント
キャリア全4勝は芝2400m以上。3勝クラスを突破した3走前(中山芝2500m)は、今夏ローカル重賞で存在感を示したキングズパレスに競り勝っている。2走前のダイヤモンドSは4番人気7着で、超ステイヤーという感じではない。前走のメトロポリタンSは、平均気味のラップを伸びきれず。スタート不安定で他力本願な面も。

フェーングロッテン
一昨年はラジオNIKKEI賞を勝ち、対古馬戦の新潟記念でも3着に走った。ひとつ年をとり、昨年の上半期は中山金杯(3着)→金鯱賞(2着)→鳴尾記念(2着)と好走。この間はいずれも逃げていたが、たまたま逃げ馬不在のなかでレースをけん引したもの。テンは速くない。その後5戦中4戦は、行き脚つかず2桁着順。唯一掲示板の2走前は番手の競馬。前につけたい。

ヤマニンサンパ
昨年下半期のケフェウスS、カシオペアS、アンドロメダSを連続3着。この時の勝ち馬エピファニーアルナシームは後にG3を勝ち、ディープモンスター小倉記念で3着に走った。当馬はその後、約7カ月ぶりの鳴尾記念4着から、前走の宝塚記念を9着。未勝利戦の1着以外、3着以内はすべて右回り。2200mをこなせれば。

ラーグルフ
昨年は中山金杯を勝ち、相手強化の中山記念でも2着と健闘した。内枠から上手く立ち回った前者に対し、後者は外枠から4角外の大味な競馬。能力を示しただけに、近4走の凡走は案外だが、折り合いに難しい面がある。予定した新潟記念を、調教中のアクシデントで回避し仕切り直しの一戦。デキ落ちなく、力を出し切れば違うはず。

リカンカブール
今年の中山金杯勝ち馬。Cコースの初週の高速馬場、1000m通過60秒5と緩め。この流れを好位から運び、展開は向いた。ただ、後半5ハロンは11秒台のラップが続き58秒4。3勝クラス突破も、内回り戦で持続力に長ける。今回は外回りでも、持続ラップになりがちなコース。重賞制覇時と同様、内枠からロスなく運びたい。

レーベンスティール
新馬戦は昨年の皐月賞ソールオリエンスの2着だった。ラジオNIKKEI賞3着から臨戦したセントライト記念は、新馬戦の雪辱を晴らし重賞初制覇。内枠から好位をとり、流れも味方した。その後2戦は大敗するも、前走のエプソムCは59キロを背負い復活勝利。2ハロン目以降、11秒台の続く、地力を問われる流れでもあった。

【京成杯AH】レース展望 2024年9月2日(月) 16:06

今週から東の舞台は中山へ。8日にはサマーマイルシリーズ最終戦、京成杯オータムハンデ(GⅢ、芝1600メートル)が行われる。シリーズ稼働組やここから秋の大舞台を見据える実力馬が顔をそろえ、見逃せない一戦になりそうだ。

昨年の2歳女王アスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎、牝3歳)がここから始動する。今春は桜花賞、NHKマイルCで連続2着。前走は直線で狭いスペースに入って他馬と接触するアクシデントがあったなか、ラストに猛追して実力を示した。8月28日の美浦Wコースで6ハロン80秒9―11秒1の好時計をマークするなど、仕上がりは上々。ハンデ55・5キロが鍵になるが、秋の大舞台に向けて、初の年長馬相手にどこまで勝負できるか。

ディオ(栗東・辻野泰之厩舎、牡5歳)=57・5キロ=はサマーマイルシリーズの米子S、関屋記念で連続2着に入り、9ポイントで3位。18ポイントで首位のトゥードジボン、10ポイントで2位のアルナシームが今回は登録がないため、ここでVなら10ポイントを獲得してシリーズ制覇がかなう。キャリア21戦で掲示板外が1度だけという超堅実派。先行力を備えているだけに、開幕週の絶好馬場もマッチしそうだ。

今年はアスコリピチェーノ以外にも3歳の有力馬が多く、 コラソンビート(美浦・加藤士津八厩舎、牝3歳)=54キロ=は桜花賞16着から巻き返しを期す。昨年の京王杯2歳Sでは東京芝1400メートルの2歳レコードを樹立してV。マイルでも阪神ジュベナイルフィリーズ3着の実績がある。高速決着で持ち前のスピードを生かせれば重賞2勝目のチャンスだ。

アーリントンC勝ちがあるディスペランツァ(栗東・吉岡辰弥厩舎、牡3歳)=55キロ=は関屋記念9着からの反撃を誓う。

オーキッドロマンス(美浦・手塚貴久厩舎、牡3歳)=56キロ=は前走・パラダイスSをV。年長馬相手に鮮やかに逃げ切った。ハナを奪えば【2・1・0・0】と実にしぶとい。2戦して未勝利のマイルを克服できれば面白い存在だ。

キャットファイト(美浦・上原博之厩舎、牝3歳)は中山マイルで3戦2勝。アスター賞で2歳コースレコードVを飾り、桜花賞TRのアネモネS制覇と中身も濃い。軽ハンデ52キロを生かせば一発も。

他では、エエヤン(美浦・伊藤大士厩舎、牡4歳)=57・5キロ=は中山マイルで4戦して3勝、2着1回と、このコースの〝鬼〟。ニュージーランドTを制し、ダービー卿チャレンジTで2着と重賞実績も豊富だ。前走・マイラーズCでは最下位17着に終わったが、得意とする舞台なら一気の巻き返しがあっていい。

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【小倉2歳S プレビュートーク】アーリントンロウ&レイピア、新種牡馬タワーオブロンドン産駒に注目! 2024年8月27日(火) 09:05

村瀬 中京では2歳S。といってもレース名は〝小倉〟ですけどね。右回りから左回りにイメージをシフトしないと。

南 中京だからこそ参戦してきた馬もおるからな。ワシは新潟7ハロンの未勝利戦をレコード勝ちしてきた◎アーリントンロウに注目。この馬は左回りを意識して使ってきたクチやな。

村瀬 初戦は差してクビ差2着、前走が逃げてあっさりVと奥がありますね。跳びが大きいから小倉開催なら使ってなかったかな。中京ならという気はします。

南 松下師は「デビュー前にあまり動かなかった馬が、使ってガラッと良くなった。スピードがあるし、6ハロンでもやれると思う」ゆうて強気やったで。

村瀬 なるほど。逃げなくてもいいのは強みですね。ボクは同じく未勝利勝ち上がりの◎レイピアに期待したい。デビュー戦は引っ掛かってダメかと思ったら、最後に差し返すように伸びて2着。単勝1・4倍の前走は安全策を取って逃げて圧勝しました。

南 1週前は坂路で4ハロン51秒5好タイム。それも馬なりやった。中竹師は「無理をしないでこの時計。体もしっかりしてきたし、スプリンターの感じになっている」やて。期待大の口ぶりやった。

村瀬 たまたまですけど、アーリントンロウレイピアも新種牡馬タワーオブロンドン産駒。対決が楽しみですね。

南 次はエイシンワンドやろか。初戦は1番人気に応えて快勝。2番手から上がり最速やし、中京連戦のアドバンテージもある。

村瀬 多頭数であの競馬。センスは十分ですよね。

南 1週前は時計が遅かったけど、山口助手は「前の馬が少し遅くて全体時計は速くないけど、当週もできるので心配ない。使って気合が乗っている」ゆうとった。

村瀬 あとはアルナシームの下でセンスのいいポートデラメール、函館2歳S3着から転戦するエンドレスサマーあたりかな。

南 あとは追い切り。台風でどうなるか分からへんけど、上積みを確認したいとこやな。(夕刊フジ)

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【小倉2歳S2024】出走予定馬最速チェック 函館2歳S3着エンドレスサマーなど10頭を診断 2024年8月26日(月) 11:00


アーリントンロウ
タワーオブロンドンはスプリンターズS勝ち馬、母ユメノトキメキはJRA3勝。新馬戦に選択した京都芝1400mは、出遅れから促され一団馬群の中団後方へ。3~4コーナー中間で勝ち馬の後ろから外を回りながら進出し、クビ差の2着。ロスを考えると強い競馬だった。前走は未勝利戦を逃げ切り。距離短縮もこなせそう。

アブキールベイ
ファインニードルは2018年の春秋スプリントG1勝ち馬、母アゴベイはJRA2勝。新馬戦に選択した福島芝1200mは、8枠11番から外へ膨れるようなスタート。5番手へつけ、3コーナー過ぎから馬群外を進出すると、直線も大外から伸び、ラスト2ハロン12.1→11.3。時計平凡もラストのラップは秀逸だった。

エイシンワンド
父ディスクリートキャットはアメリカG1勝ち馬、母エイシンフェアリーはJRA2勝。中京芝1200mを選択した新馬戦は、出遅れから巻き返し番手へ。前半3ハロン35秒5と新馬戦にしても緩く、直線は瞬発力勝負。逃げ馬をゴール板手前で捉え、3着には大差をつけた。ペースが緩い分、時計は平凡も上がり33秒5は評価できる。

エイヨーアメジスト
アレスバローズはCBC賞、北九州記念の勝ち馬、母カシノアンバーは地方3勝。九州産馬限定の新馬戦は小倉芝1200m、好スタートからハナを切り、直線は突き放す一方で2着に9馬身差をつけた。上々のデビューだったが、前走圧倒的1番人気のひまわり賞は2着。その勝ち馬は先週の新潟2歳Sを走り、8番人気10着だった。

エンドレスサマー
アルアイン皐月賞大阪杯の勝ち馬、母コケレールはフランスG1勝ち馬。函館芝1200mを選択した新馬戦を逃げ切ると、前走の函館2歳SSは番手から3着に粘った。2レースの前後半3ハロンは、新馬戦34.8-34.6と函館2歳S34.0-35.2。ペースアップに対応し、控えても我慢が利くなど、負けたが経験を積めた。

ジャスパーディビネ
好調続く、森厩舎が管理するOBSマーチセールの購入馬。新潟芝1400mを選択した新馬戦は、最内枠からポンと出、ハナを奪いにいくも外の馬に競ってこられた。3コーナー手前で振り切ったが、4コーナー手前では早めに迫られるなどマークのきついなか、難なく逃げ切った。数字面はそれほどながら、今後楽しみではある。

タマモティーカップ
デクラレーションオブウォーはアメリカ産のG1・2勝馬、母チャームポットはJRA5勝。新馬戦に選択した小倉芝1200mは、スタートを決め、6頭立ての3番手へつけた。4コーナーまでに前2頭へ迫りつつ、番手から抜けた馬と差がなかなか詰まらなかったものの、最後に捉えた。勝ち時計は1分9秒2と新馬戦なら上々。

ホウオウブースター
父ブリックスアンドモルタルはアメリカ産のG1・5勝馬、母イェーガーオレンジは地方1勝。東京芝1400mを選択した新馬戦は、出遅れからやや抑えに苦労しながらハナに立ち、直線半ばで苦しくなり4着まで。前走の未勝利(福島芝1200m)は、抜群のスタートではなかったが逃げ切り勝ち。前向きな気性でベストはハナか。

ポートデラメール
父ナダルはアメリカG1勝ち馬、母ジュベルアリは先日中京記念を勝ったアルナシームを輩出。京都芝1200mを選択した新馬戦は、ひと息のスタートから、促されても進まず、道中は中団後方。外を回った4コーナーでは、前と少し差が開くも、加速がつくと一気に捉えた。上がり3ハロン33秒8は優秀も、1200mはベストなのか。

レイピア
タワーオブロンドンはスプリンターズSを含む重賞5勝。母アンナトルテはJRA1勝。京都芝1400mを選択した新馬戦2着は、出負けから馬群で多少かかりながら、最後は良く伸びていた。前走の未勝利戦は小倉芝1200m、スタートを決めハナを奪うと、楽々と逃げ切り。数字面もよく、控える形になったとき折り合えるか。

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【関屋記念】トゥードジボンが一逃賞~米子Sに続きサマーマイル連勝 2024年8月12日(月) 05:00

松山弘平(34歳)=栗東・フリー=騎乗で3番人気のトゥードジボンがマイペースの逃げから押し切り、重賞初制覇。サマーマイルシリーズでは18ポイントでトップに立ち、シリーズ制覇に大きく近づいた。2着は8番人気ディオで、シリーズ初戦の米子Sと同じワンツー決着。1番人気のジュンブロッサムは追い込み届かず、3着に終わった。



真夏の越後路で、サマーマイル王の座に大きく近づいた。トゥードジボンが悠々と逃げ切り、重賞初制覇。引き揚げてきた松山騎手は、満面の笑みで汗をぬぐった。

「自分のペースで(ハナに)行けたので、直線に向いてからも余力十分でした。追ってからも突き放してくれましたし、強い競馬をしてくれたと思います」

サマージョッキーズシリーズの首位を独走する夏男がうなずく。初コンビの前走・米子Sを逃げ切り、「いいスピードを持っているところがこの馬の良さ」と特長をつかんだ。前走に引き続き、好スタートから楽にハナへ。「同型もいなかったですし、マイペースで行くことができました」と、思惑通りに前半3ハロン35秒4のゆったりとした流れを刻んだ。直線半ばで満を持して追い出すとグンとひと伸び。後続を突き放し、1馬身半差の快勝を飾った。

未勝利勝ちの直後にGⅠ(朝日杯FS9着)に挑ませたように、当初から陣営の期待が大きかったイスラボニータ産駒。四位調教師は「もともと素質はいいものを秘めていたけど、昨年の秋からグングン力をつけたね。これまでは追い出すと上にパワーが逃げていたのが、今は前に進めるようになってきた」と確かな成長を感じ取っている。

サマーマイルシリーズ連勝で18ポイントを積み上げ、堂々のトップ。2、3位に逆転の可能性があるが、アルナシーム富士Sに出走を予定しており、ディオは最終戦の京成杯AHに勝利するのが絶対条件だ。シリーズ制覇を大きく手繰り寄せる白星に、指揮官は「暑い時期でもよく頑張ってくれた」とねぎらった。今後については「体調を見てだね」と語るにとどめたが、さらなる大舞台も視野に入ってくるだろう。充実の夏を過ごすトゥードジボンには、実りの秋が待っている。(綿越亮介)

トゥードジボン 父イスラボニータ、母コッパ、母の父イエスバイジミニー。鹿毛の牡5歳。栗東・四位洋文厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は青山洋一氏。戦績18戦6勝。獲得賞金1億3976万円。重賞は初勝利。関屋記念松山弘平騎手、四位洋文調教師ともに初勝利。馬名は「全て上手くいく(ポルトガル語)」。

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【クイーンS】ボンドガール・武豊騎手「しぶとさがある馬…51キロで出られるし条件も良さそう」 2024年7月25日(木) 17:52

3歳馬ボンドガールに騎乗し、2010年アプリコットフィズ以来のクイーンS制覇を目指すのが武豊騎手(55)=栗・フリー=。札幌開幕週はリーディングトップと好スタートを切ったレジェンドにレースの手応え、フル参戦を予定する札幌競馬への意気込みを聞いた。



——クイーンSボンドガールで参戦。51キロでの騎乗は2018年以来(10月27日東京9Rプリュス=16着)

武豊騎手「せっかく減量するのだから、結果を出したいね。51キロは久しぶりだけど、夏場だし、レースも日曜の後半だから大丈夫。レースに乗ると、体重は結構減るんですよ」

——ボンドガールとはコンビ3戦目

「前向きさはあるけど、そこまで引っ掛かるわけじゃない。中山(NZT=2着)でも結構馬場の悪いところを走っていたし、しぶとさがある馬だね。新馬戦(1着)もレベルが高かった。2着がオークス馬(チェルヴィニア)だから」

——NHKマイルC(17着)は不利が厳しかった

「全く競馬にならなかった。まだ脚は残っていたし、あの不利がなかったら、面白かったんじゃないかな。今回は51キロで出られるし、条件も良さそう」

——夏競馬も折り返し。先週は小牧騎手の兵庫競馬復帰も決まった

「最後の最後に勝つんだから本当にドラマチック(21日小倉12Rモズアカボス1着)。ただ、引退するわけじゃないからね。またいつか一緒に乗れるのを楽しみにしています」

——自身も札幌開幕週はゾンニッヒで日曜メイン(しらかばS)を快勝。3勝、2着3回とリーディング発進を決めた

「あの日は俺が勝って、小倉で(横山)典さんが勝って(中京記念アルナシーム)、小牧さんが勝って、福島で(柴田)善臣さんも勝ちそうになって(ジュライSショウナンライシン2着)。本当は若い子たちが頑張る季節なのに申しわけない(笑)。励みになるし、頑張りたいね」

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アルナシームの関連コラム

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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G3 農林水産省賞典 函館記念 2023年07月16日(日) 函館芝2000m


<ピックアップデータ>

【“同年の、JRAの、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [10-8-7-37](3着内率40.3%)
×なし [0-2-3-92](3着内率5.2%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2013年以降の3着以内馬30頭中25頭は“同年の、JRAの、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験がある馬でした。長期間に渡って好走馬の傾向が変わっていないレースですし、この条件をクリアしていない馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→イクスプロージョンキングオブドラゴンハヤヤッコ
主な「×」該当馬→アルナシームブローザホーンローシャムパーク


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、2500m未満の、G1・G2のレース”において11着以内となった経験がある」馬は2013年以降[9-9-8-64](3着内率28.9%)
主な該当馬→アルナシームキングオブドラゴンハヤヤッコローシャムパーク

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2022年3月17日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック フジテレビ賞スプリングステークス2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



3月20日(日)中山11R 第71回フジテレビ賞スプリングステークス(3歳G2・芝1800m)


【登録頭数:15頭】(フルゲート:16頭)


ソリタリオ(前走482kg(+4kg)、中9週)<A>
この中間も乗り込み豊富で坂路で好時計を連発。右回りも、1800mの距離も、コーナーを4つ回るコースも初めてとなるが、個人的に中山のこのコースは向いているイメージがある。

リューベック(前走494kg(+4kg)、中1週)<C>
前走時のパドックでは馬体が増えていたが、キビキビとした動きで素軽さが感じられ、上積みが窺えた。前走後の翌週金曜から坂路で軽めを乗り始めたが、先週火曜以降は時計を出してないので出走には消極的な感じ。

アサヒ(前走510kg(+12kg)、中4週)<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは動きは良かったが馬体に少し余裕があり、レースでは出遅れ。スイッチがしっかり入っていないところもあったかもしれない。この中間の追い切りでは、南Wで前走以上の動きを見せ好時計と、前走を使われ叩き2戦目での上積みはありそう。

アライバル(前走498kg(+16kg)、中8週)<C>
この中間、1週前追い切りでは休み明けの前走時以上に力みのある走り。前走はレースでもそんな面を見せていて、ワンターンら問題ないがコーナー4つのコースでは不安が残る。

ドーブネ(前走480kg(+12kg)、3ヵ月)<D>
朝日杯FSからの休み明け。1週前は武豊騎手が騎乗して単走での追い切りだったが、全体的に物足りない内容。力強さがなく気持ちは前に行っているがそれに馬体がついていけていないといった動きに映った。

ビーアストニッシド(前走470kg(+4kg)、中4週)<B>
未勝利勝ち後に3戦連続重賞で好走。この中間は坂路での調整で、2週前、1週前と好時計が出ていて出来は前走以上。

サトノヘリオス(前走478kg(+6kg)、中11週)<B>
前走時は間隔が詰まっていたので軽めの調整だったが、この中間は休み明けで1週前は強めに追われ力強い動きを見せてきた。ただ、全体的に硬さのある走りでもあった。

トーセンヴァンノ(前走480kg(-2kg)、中2週)<D>
昨年の東スポ杯から使い詰めで5戦。ここ3戦は、馬体も減り続けていて前走時もこれ以上減らしたくない馬体だった。この中間、1週前追い切りでは時計平凡で併走遅れと上積みはなさそう。

アルナシーム(前走426kg(-6kg)、中3週)<A>
休み明けの前走時は、しっかり乗り込まれパドックでも落ち着きがあった。レースでも、行きたがる面を初騎乗の福永騎手が何とかなだめて直線まで我慢できた点は大きい。この中間も、1週前追い切りに福永騎手が騎乗して折り合い重視の好内容を披露。多少の力みはあったが、しっかりと折り合いがついて息ピッタリといった感じ。

エンギダルマ(前走506kg(+12kg)、中7週)<B>
未勝利勝ちの前走から、この中間も南Wで好時計。1週前追い切りでは、追われたのは終い1Fのみだが大外を回ってのこの時計は優秀。

オウケンボルト(前走456kg(+4kg)、中2週)<B>
前走では坂路で好時計が出ていて◎にした馬。この中間は間隔も詰っていて1週前は馬なりでの調整も、重心が低い走りで時計以上に良い動きだった。

グランドライン(前走514kg(±0kg)、中11週)<B>
ホープフルSからの休み明けで乗り込み量は豊富。坂路、南Wと好時計も出ていて順調な調整内容も、大きな馬で馬体をどこまで絞りきれるか。

サノラキ(前走492kg(-4kg)、中9週)<C>
前走が3戦目での未勝利勝ちも、パドックではぷっくりとして見せていて、まだまだ絞れそうな馬体だった。間隔は空いているが乗り込み量は少ない。走りを見ると首が高いので、ダート向きな面は強く今回初芝でこの相手では厳しそう。

ディオ(前走486kg(+6kg)、中4週)<A>
デビューから4戦ワンターンのコースばかりを使われてきている馬で、前半行きたがる面を見せてしまうところがある。今回コーナー4つのコースで、内枠にでも入ってうまく息を入れる競馬ができれば、先行力はある馬なので良い競馬になりそう。出来に関しても、使われるごとに坂路での時計が良くなってきていて状態面での上積みもうかがえる。

ニシノスーベニア(前走522kg(-6kg)、中2週)<C>
使い詰めで、この中間は土曜日に南Wで前走時並みの時計をマーク。ただ、内めを走ってのもので状態は平行線といったところだろう。


※今回のこのコラムで中間の状態からの推奨馬は、ソリタリオアルナシームディオの3頭をあげておきます。


◇今回は、フジテレビ賞スプリングS編でした。
3月に入りJRAでは新人騎手がデビュー。ウマニティでもプロテストの合格者が決定してデビューに向けて準備しているところだと思います。当たり前のことですがジョッキーもプロのスポーツ選手も競馬の予想家も、プロになることが目標ではなくプロになって何をやりたいかだと思います。
私の場合は、コラムを書かせてもらったり、イベントに出演させてもらったり、協賛レースを開催させてもらったり、競馬雑誌に載せてもらったりと、プロになってやりたいことを一つ一つ実現させてもらっています。まだまだ実現できていないことは山ほどありますが、正直、中央・地方と予想を販売しながらなので、時間がいくらあっても足りないくらいです。それでも、好きなことを好きなだけやらせてもらっているので、とても充実した日々を過ごしています。プロ予想家というのは予想を販売している以上結果を求められますし、今の時代はSNSで人の心の声が活字となって見たくないものまでも目に入ってきてしまうこともあり、芸能人やスポーツ選手なども含めメディアに出ている人たちは殊更に精神的な強さがなくては心が折れてしまいます。
それでも、ウマニティのプロにはプロでなければ味わえない嬉しさや達成感など良いことはたくさんあるので、それぞれの個性を最大限に発揮して思いきりプロ予想家という仕事を楽しんで頂きたいと思います。そして。ウマニティ内にとどまらず、ウマニティをもっと世間に広めていくような幅広い活躍を期待しています。

スプリングS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年12月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】外国人騎手に合う馬、合わない馬がよくわかった香港競馬/朝日杯FS展望
閲覧 2,241ビュー コメント 0 ナイス 2



阪神ジュベナイルフィリーズは波乱の結末。サークルオブライフはデムーロ騎手らしい騎乗で外から長く脚を使い抜け出し、2着ラブリイユアアイズがしぶとく脚を伸ばし、3着にはウォーターナビレラが立ち回りの上手さを見せ食い込んだ。

ラブリイユアアイズはちょうど1ヵ月前の本コラムで、

ラブリイユアアイズから感じる穴馬としての才能』

としてわざわざ取り上げた馬。今回も当然穴としては狙っていたのだが…買い切れない自身の勝負弱さが出てしまった。

いずれにしても牝馬戦線は混戦になりそう。昨年のように阪神JFの結果がそのまま桜花賞に繋がる可能性は低く、勢力図にはまだまだ変化が起こるかもしれない。

~好走したハーツクライ産駒2頭は外国人騎手にピタリと合う

先週末は香港競馬もクライマックスを迎えた。その中で今年は日本馬3頭に本命を打った。特に、外国人騎手が騎乗することによって大幅にパフォーマンスが戻る可能性が高いと見たのが、香港マイルの◎サリオス(レーン騎手)と、香港カップの◎ヒシイグアス(モレイラ騎手)だ。

サリオスは500キロを雄に超える超大型馬で、日本人騎手の優しい騎乗よりは、ガツガツ乗ってくれる海外ジョッキーの方が手が合うタイプ。ヒシイグアスも日本型の軽い決め手よりは持久力に秀でたタイプで、やはり外国人ジョッキーが合うタイプ。

ともに堀厩舎のハーツクライ産駒で、前走は松山騎手。松山騎手は日本人騎手の中でもトップクラスの力を持っているが、腕っぷしでガシガシ馬を動かすタイプではない。その点で今回は乗り替わりが上手くハマると考えた。

馬にも適性があるように、騎手にも適性がある。あらゆる条件で確実に馬にプラスαを与えられる騎手など、正直なところごく僅か。どんな状況でも上手いのは、個人的に世界一のジョッキーだと感じるモレイラ騎手くらいだろう。レーン騎手であれ、スミヨン騎手であれ、日本の馬には合わないケースも多々ある。

その点で、逆に福永騎手が騎乗できなかったことが響いた印象なのは、香港マイルインディチャンプ。スミヨン騎手はもちろん世界で指折りの騎手だが、それでもフワッと溜めてこそ弾けるインディチャンプにはあまり合わなかった。恐らくレイパパレともあまり合わなかっただろう。

外国人騎手のことを語ると、どうにも外国人騎手を信仰している人と、何が何でも日本人…のような不毛な二項対立論争になりがちだが、何事においても是か非かの一方しかない、ネットでしばしば起こるような議論は不毛でしかない。相性や条件によって、合うケースと合わないケースがあるのは当然だ。

先週の香港における日本馬は、その教材として今後参考になるものだった。今後も外国人騎手が日本馬に乗る場合は、その相性についてきちんと考察して判断したい。それにしても、モレイラ騎手は上手い…。

朝日杯FSの注目馬

今週末は朝日杯フューチュリティーS。

というわけで、今週も推奨馬を一頭挙げておく。

アルナシーム(池添騎手)

初戦は出遅れながらも圧勝、2戦目の東スポ杯も期待されたが、道中暴走気味に掛かってしまい直線は粘れなかった。それでも無茶な競馬をした割にはラスト1ハロンまで先頭に立っており、敗れたとはいえ非凡な能力を見せた一戦。距離短縮で折り合いさえつけば、一変があって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年12月16日(木) 10:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 朝日杯フューチュリティステークス2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月19日(日) 阪神11R 第73回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)


【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)

セリフォス(前走486kg(±0kg)、中4週)<A>
新馬、新潟2歳Sと使われてきて、前走時のパドックでは毛艶が良く気合いも乗ってこれまでで一番良い出来だった。この馬はこれまで、1週前に併せ馬でビッシリ追われて直前は軽めという調整でレースに臨んできているが、この中間も1週前にC.デムーロ騎手騎乗で一杯に追われている。迫力満点の伸び脚で併走馬を一気に突き離して大きく先着と、出来はここ2戦よりもさらに良くなった感じで仕上りは万全。

ジオグリフ(前走492kg(+2kg)、3ヶ月半)<A>
500kg近くある馬だが新馬、前走とパドックでは太め感がなく見せていて、それだけしっかり仕上がっていたということだろう。この中間も、間隔は空いたが1週前追い切りでは素軽い動きを披露、日曜日には坂路でビッシリと順調にメニューを消化。関西への輸送を考えると、この2本でほぼ仕上がっていていると判断でき、直前は馬なりで十分といったところか。

ダノンスコーピオン(前走462kg(+6kg)、中6週)<B>
これまでの2戦とも追い切りでは良い動きを見せていたが、パドックでは馬体がまだ緩い印象を受けた。それでいて、レースではゴール前でキッチリ差し切るあたりは素質の高さであり、これからさらに強くなっていくものとみられる。この中間も2週前、1週前とCWを長めから好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが期待できそう。

ドウデュース(前走506kg(+12kg)、中7週)<B>
前走のレースを見ると、ワンターンのコースだと前半に行きたがってしまう感じがあるので、本来は新馬戦のようにコーナー4つのコースが向いている馬だとは思う。武豊騎手がまだ勝っていないG1レースということもあって、こちらに回ってきたのかもしれない。この中間も間隔がたっぷりありしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでも武豊騎手が騎乗して重心の低い走りを披露。単走でもしっかりと伸びていて状態は良さそうで、上積みにも期待が持てる。

トウシンマカオ(前走452kg(+6kg)、中5週)<A>
新馬戦でも◎にした馬で、調教では毎回好時計が出る馬。この中間は、1週前に戸崎騎手が騎乗して南Wで併せて先着を果たしてきた。レースでも力みが見られるなど、血統的には1200mのほうが良いのかもしれないが、新馬戦では1600mを勝っていて戸崎騎手がガッチリと押さえることで折り合いもつくタイプ。今の時期ならこの距離の重賞でも好走しても不思議なく、出来に関してもそう思えるくらい良さそう。

ヴィアドロローサ(前走446kg(+2kg)、中5週)<B>
前走は出負けして後方から。直線最速の脚を使って伸びてはいたが、1400m戦であの流れだと厳しかった。1週前追い切りでは鮫島駿騎手が騎乗して、終いしっかり伸びていて出来は前走以上に良さそう。距離延長も追走が楽になって悪くない。

カジュフェイス(前走476kg(-2kg)、中8週)<D>
スピードがありで坂路での走りを見ると短い距離が良さそうな馬。この中間は間隔が空いている割に乗り込み量は少なめで、目立つ時計も少ない。

ドーブネ(前走468kg(+4kg)、中10週)<D>
前走時のパドックでは、毛艶こそ良かったものの緩さが残る馬体であまりいい印象は受けなかったが、レースでは先行してそのまま直線で突き離す強い内容。ただこの中間は間隔が空いた割には調教内容が物足りず。1週前の動きを見ても、重心が高めでまだまだ素質だけで走っている感が拭えず、ここを目標に調整されてきた感じがない。

ベルウッドブラボー(前走456kg(-4kg)、中5週)<D>※回避予定。
右回りだと右にササるようなところを見せる馬で1週前の追い切りでもジョッキーが押さえるのに苦労すれいる感じだった。走りを見ても力んで走るようなところもある距離延長と右回りに長距離輸送とマイナス材料が多い。

オタルエバー(前走462kg(-8kg)、中3週)<A>
新潟、東京と輸送時間のかかる競馬場だとパドックでテンションが高くなるところがあるが、前走の阪神では程良い気合いで好印象だった。2走前の東京を取りこぼしたことで、前走を使うことになったとは思うが、調教以外で右回りを使えたことは逆に良かった。左回りだとどうしても終い甘くなってしまうところがある馬で、右回りだと待って追い出せる余裕がみられることから、断然今回のほうが向いていると思われる。出来に関しても、幸騎手が騎乗した1週前追い切りでは、併走馬が来るのを待って追い出す余裕を覗かせるなど上昇中。馬体はこれ以上減らしたくないので、最終追い切りは軽めで十分。

デュガ(前走482kg(±0kg)、中3週)<->※中京2歳Sに出走予定のため出走回避。

プルパレイ(前走488kg(±0kg)、中4週)<B>
使われつつ良くなってきた馬だが、前走時は馬体も緩く追い切りでも時計がかかっていて仕上り途上だった。乗り込み量はこの中間も十分で、坂路と1週前のCWでの時計が前走時とは別馬かと思うくらい良化を果たしていて、変わり身が期待できそう。


【抽選対象馬(6/7)】

アネゴハダ(前走440kg(-6kg)、連闘)<->※阪神JFに出走したため回避予定。

アルナシーム(前走438kg(+20kg)、中3週)<C>
これまでの2戦ともパドックではうるさい面を見せていて、前走は前半押さえきれず途中で先頭の競馬といろいろな面で難しい馬。出来に関しては、小柄な馬でも1週前にCWで好時計をマーク、折り合いもしっかりついてと悪くない印象だが。

エーティーマクフィ(前走438kg(+2kg)、3ヶ月半)<C>
休み明けで乗り込み量はそれほど多くはないが、小柄な馬で坂路、CWと好時計が出ていて出来は悪くはなさそう。

シンリミテス(前走478kg(-2kg)、3ヶ月)<D>
休み前の2戦は、若さやズブさを見せるところが多くジョッキーもかなり強く追っていた。休み明けとなるが、乗り込み量も少なく1週前の動きを見てもガラッと良くなったという動きでもなく、いきなりこのメンバーで勝ち負けというレベルまではまだ遠い。

スプリットザシー(前走392kg(-2kg)、中7週)<B>
先週の阪神JFを除外され、結果1本でも多く追えた点はプラスになりそう。動きも悪くなく状態面は合格点を与えられそうだが、先週と比べると出走馬のレベルがかなり高くなり、それでいて好調勢も多くここに入ると見劣ってしまう。

セッカチケーン(前走502kg(±0kg)、中2週)<D>
デビューからの2戦とも東京ダート1600m戦を使われた。スタート後の芝ではダッシュもついて悪くない走りを見せているが、ダートで特に強い競馬をしてきている訳でもなく、1週前追い切りは時計平凡で強調材料に乏しく......とくれば、ここは相手が強すぎるだろう

トゥードジボン(前走472kg(-4kg)、中5週)<C>
新馬戦ではセリフォスベルクレスタとともに直線で伸びてきた馬の1頭で、レベルの高い3着。その後休養を挟んで休み明けで迎えた2走前は、出遅れて途中で脚を使って直線では余力ナシの大敗。前走は、内枠から好スタートを決めてゴールまでしぶとく粘り込んで初勝利をあげた。前走でまだ馬体に余裕があり良化余地こそ感じるものの、レースでは終い首が高くなるところがありしぶとさの反面伸びきれないところも。つまるところ、新馬戦でのセリフォスとの差は広がってしまった印象がある。


※今回のこのコラムからの推奨馬はセリフォスジオグリフトウシンマカオオタルエバーの4頭をあげておきます。


<出走予定馬の近走追い切り参考VTR(新潟2歳S/札幌2歳S/京王杯2歳S/デイリー杯2歳S)>







◇今回は朝日杯フューチュリティステークス編でした。
6月から2歳戦が始まり、新馬戦そして未勝利戦、オープン、重賞と約半年行われてきて、レースの数としては2歳戦だけで500レース以上。2勝以上している馬を含めてもJRAだけで500頭ほどの2歳馬が勝ち上がっているということになります。それでもこのレースに登録してきた馬は19頭。条件が向かない馬もいますし、出走したくても状態が整わない馬もいるとは思いますが、そう考えると少ない感じがします。それだけ馬を目標のレースに良い状態で出走させるということが大変だとも言える部分ではないでしょうか。そんな思いをはせつつ、今回登録してきた馬たちをいつものように1頭1頭状態面チェックを行いましたが、総論として状態の良い馬が多かったとの印象を強く感じています。なかなか高レベルのレースが期待できるのではないでしょうか。

※朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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アルナシームの口コミ


口コミ一覧

本日の勝負レース

 ものあし 2024年7月27日() 10:22

閲覧 131ビュー コメント 0 ナイス 3

先週の中京記念はアルナシーム本命もエピファニーが抜け的中ならず。アルナシームがエルトンバローズとともに抜け出して来たときは熱かったが相変わらず買い方が下手。
今週から新潟が開幕、札幌との2場開催。相性の良い直線競馬が始まるのは楽しみ!
新潟メインは7レース関越ステークス。新潟の外回りは瞬発力だけでは足りず長く末脚が使えることが必須でコース巧者には逆らえない。13トゥデイイズザデイは新潟の外回り向きの長く使える脚があり、ここは軸に。前走も本命にしたが内枠が仇になった感じで外枠ならスムーズに脚を伸ばせるはず。単勝負。
新潟11レースは直線競馬の1勝クラス。外枠有利はもちろんだが、近走ダート経験は活きる。最後の一ハロンが急にバテる流れがダート競馬との相性がいい。13オコジュと11フレンドパルが外ラチ沿いを確保して逃げ込み図る!伏兵豊富で手広く流す。
札幌メインは11レースSTV賞。外枠得意の角田大河、14スミが札幌なら末脚届かせる。穴はハンデ軽く、札幌狙いの3シルキーヴォイス。

明日の2重賞。クイーンステークスは狙い馬が外枠引いて迷い気味。アイビスサマーダッシュは穴候補が何頭か。明日までにじっくり予想を。

 Haya 2024年7月25日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.07.25.~完敗みたいな感じ。 
閲覧 75ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

やっと、梅雨空から夏空へ変わった途端に、セミの鳴き声と共に真夏日がキタ~!? 
今週は厳しい蒸し暑さが続くなか、台風の季節もキタ~!?

先週末は、競馬も熱くなり炎暑?懐だけ凍り付いていました。(>_

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 ちびざる 2024年7月23日(火) 23:39
【雑感】やはり。について・・・。
閲覧 266ビュー コメント 2 ナイス 34

日曜日のメイン殻を中京記念回顧。
勝ったのは、アルナシームでした。
スタートは、五分に出ました。
道中は中団やや後ろを追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で抜け出しての勝利でした。
期待馬がようやく重賞制覇しました。
これまでは、使う距離が定まらない感じで
千四から二千まで幅広く走ってきましたが、千八で重賞を勝ちました。
恐らく適距離は千八だと思われます。
GⅠに向かうためには、二千かマイルになりますが
どちらを使うのか注目ですね。
夏の上がり馬が秋どの路線に向かうのかで盛り上がりが大きく変わると思います。
函館記念を勝ったホウオウビスケッツは秋の天皇賞へ向かうとのこと。
この馬の秋の目標がどこなのか気になりますね。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は、やはり。について・・・。
先週から予想コロシアムの新たな大会が始まっていますが
1週目はボロボロで、先週の土曜日も三連複で行ったら1頭抜けが多く散々な結果に・・・・。
破れかぶれでワイド1点で一矢報いた形になりました。
たまたま良かったとはいえ、精神的なストレスは少なかったですね。
やはり点数を増やすより少ない点数でやったほうが性に合っている感じ。
三連複で多点数よりはストレスが少ないですね。
まだ1日なので何とも言えませんが、精神衛生上は悪くはないですね。
今週、もう一丁と行きたいですね、
様子を見る上で今週もワイドの少数点数を続けて行こうと思います。


最後に、クイーンステークスについて。現時点での私の注目馬はボンドガールですね。
前走は、NHKマイルカップで、17着でした。
その前走は、直線で狭くなり手綱を引いてジ・エンド。
度外視で良いくらいの内容でした。スムーズなら馬券圏内の争いだったと思います。
今回は、キャリア初となる千八に挑戦。
秋華賞を見据えての出走だと思います。結果次第で秋華賞かマイル路線か決まるかと思います。
カギはやはり距離になりますね。ダイワメジャー産駒なので距離延長はプラスと言えません。
ただ調教師は、距離は合うと言っているので注目ですね。
もう一つは、ハンデ。51キロは魅力ですね。
軽い斤量で距離の壁を破るのか注目したいですね。

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コメント一覧
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年1月5日(金) 21:44:43
京都金杯2024
折り合い面の課題で出世が遅れていたが、前走カシオペアSは、
Hペースもあってか好位から押し切る強い内容、メンバーも中々強力だった。
能力面ではドウデュースの勝った朝日杯を出遅れながら④着した素材、ここでは上位とさえ言える、今回もペースが流れると読んでいるので中心視したい。

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2024年7月21日中京記念 G31着
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2024年7月21日 中京記念 G3 1着
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レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。