アルアイン(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2014年5月1日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績20戦[5-3-2-10]
総賞金51,170万円
収得賞金12,425万円
英字表記Al Ain
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ドバイマジェスティ
血統 ][ 産駒 ]
Essence of Dubai
Great Majesty
兄弟 シャフリヤールダノンマジェスティ
市場価格
前走 2019/12/22 有馬記念 G1
次走予定

アルアインの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16713160.61511** 牡5 57.0 松山弘平池江泰寿 526
(0)
2.32.8 2.338.0④④リスグラシュー
19/11/17 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1751015.5516** 牡5 57.0 R.ムーア池江泰寿B 526
(+10)
1.34.9 1.935.4⑩⑩インディチャンプ
19/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1681667.9914** 牡5 58.0 北村友一池江泰寿B 516
(-4)
1.58.7 2.536.1⑨⑥⑦アーモンドアイ
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 12448.454** 牡5 58.0 北村友一池江泰寿B 520
(-4)
2.11.9 1.136.1リスグラシュー
19/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 143322.291** 牡5 57.0 北村友一池江泰寿B 524
(-4)
2.01.0 -0.035.2④④キセキ
19/03/10 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 137106.835** 牡5 57.0 柴山雄一池江泰寿B 528
(+8)
2.01.0 0.935.0⑤⑤ダノンプレミアム
18/11/18 京都 11 マイルCS G1 芝1600 18236.643** 牡4 57.0 川田将雅池江泰寿 520
(+8)
1.33.5 0.234.5ステルヴィオ
18/10/28 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 135712.754** 牡4 58.0 北村友一池江泰寿 512
(-6)
1.57.2 0.434.5レイデオロ
18/09/23 中山 11 オールカマー G2 芝2200 12115.032** 牡4 57.0 北村友一池江泰寿 518
(+2)
2.11.2 0.034.9レイデオロ
18/04/29 香港 8 QE2世C G1 芝2000 8--------5** 牡4 57.0 C.デムー池江泰寿 516
(--)
2.01.2 1.0----パキスタンスター
18/04/01 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 16483.623** 牡4 57.0 川田将雅池江泰寿 516
(-6)
1.58.4 0.234.0⑤⑤⑤⑤スワーヴリチャード
18/02/11 京都 11 京都記念 G2 芝2200 108106.632** 牡4 57.0 川田将雅池江泰寿 522
(+2)
2.16.5 0.236.2⑤⑤⑥④クリンチャー
17/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 188164.927** 牡3 57.0 C.ルメー池江泰寿 520
(-6)
3.19.7 0.840.6⑨⑩⑦キセキ
17/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 15471.712** 牡3 56.0 C.ルメー池江泰寿 526
(+10)
2.13.0 0.333.8⑤⑤⑤④ミッキースワロー
17/05/28 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18476.345** 牡3 57.0 松山弘平池江泰寿 516
(-2)
2.27.2 0.333.7⑤⑤レイデオロ
17/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1861122.491** 牡3 57.0 松山弘平池江泰寿 518
(-2)
1.57.8 -0.034.2④⑤⑤ペルシアンナイト
17/03/25 阪神 11 毎日杯 G3 芝1800 8337.721** 牡3 56.0 松山弘平池江泰寿 520
(+6)
1.46.5 -0.134.3サトノアーサー
17/01/08 京都 11 シンザン記念 G3 芝1600 15473.626** 牡3 56.0 V.シュミ池江泰寿 514
(-4)
1.38.4 0.838.2⑤⑤キョウヘイ
16/12/23 阪神 9 千両賞 500万下 芝1600 15352.211** 牡2 55.0 V.シュミ池江泰寿 518
(0)
1.36.5 -0.235.1⑥⑦キョウヘイ
16/10/29 京都 5 2歳新馬 芝1600 13682.311** 牡2 55.0 R.ムーア池江泰寿 518
(--)
1.34.9 -0.135.1⑨⑨キラービューティ

アルアインの関連ニュース

先週末から2回福島、2回小倉に開催が切り替わり、1回函館とともに本格的な“夏競馬”シーズンがスタートしました。

今年の6月の3回東京と3回阪神、先週までの1回函館では、計31レースの新馬戦が施行されました。当然ではありますが、31頭の2歳馬が勝ち上がりを決め、今後の入札にも少なからず影響を与えそうです。

現時点では例年同様ノーザンファーム生産馬の活躍が目立ち、優勝馬31頭のうち13頭を占め、勝率30.2%、複勝率69.8%をマークしています。ほか複数勝利を挙げたのは、社台ファーム(2勝)、クラウン日高牧場(2勝)しかなく、基本的にはノーザンファーム生産馬から要チェックという構図には変わりないでしょう。

種牡馬別成績を見ると、単独トップの3勝を挙げているのはドレフォン産駒。次位の2勝に、エピファネイア産駒、モーリス産駒、キズナ産駒、スワーヴリチャード産駒、キタサンブラック産駒、インディチャンプ産駒が並んでいます。抜けた産駒はおらず、混沌した様相ですが、近年安定して上位に位置するキズナ産駒は、出走5頭中4頭が馬券内に走り、複勝率80.0%となっています。新種牡馬では、インディチャンプ産駒が唯一複数の勝ち鞍を挙げました。

今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの方々に参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬のなかから、注目馬を挙げてみたいと思います。

本稿の収録対象としたのは、6月29日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月29日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月29日まで)の期間中に坂路、ウッドチップコースで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬910頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。


まずは「2025/6/6 12:00更新分」の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位/ウォッチリスト件数、並び順は父名順→母名順としています。


クールフラン(牝 父Frankel/母クールサンバ 池添学厩舎) ※94位/41件
クランズクラウン(牝 父アドマイヤマーズ/母ブルークランズ 杉山晴紀厩舎) ※59位/57件
ブレットパス(牡 父アルアイン/母パッシングスルー 中内田充正厩舎) ※56位/59件
イトシサ(牡 父インディチャンプ/母アルビアーノ 田中博康厩舎) ※68位/52件
アルガルヴェ(牝 父インディチャンプ/母ロカ 木村哲也厩舎) ※10位/163件
グランマエストロ(牡 父エピファネイア/母グランアレグリア 木村哲也厩舎) ※5位/183件
ベレシート(牡 父エピファネイア/母クロノジェネシス 斉藤崇史厩舎) ※8位/177件
アランカール(牝 父エピファネイア/母シンハライト 斉藤崇史厩舎) ※39位/75件
フィロステファニ(牝 父エピファネイア/母スキア 中内田充正厩舎) ※32位/83件
チェルヴァーラ(牡 父エピファネイア/母チェッキーノ 松下武士厩舎) ※14位/141件
カモンメーン(牡 父エピファネイア/母ホームカミングクイーン 杉山晴紀厩舎) ※46位/69件
●バルセシート(牡 父キズナ/母マラコスタムブラダ) ※35位/80件
●ランブルスコ(牡 父キタサンブラック/母サマーハ) ※55位/61件
ミラージュノワール(牝 父キタサンブラック/母サラーブ 宮田敬介厩舎) ※22位/110件
イクシード(牝 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) ※6位/179件
イナズマダイモン(牡 父クリソベリル/母パリスビキニ 宮田敬介厩舎) ※98位/40件
ダノンセフィーロ(牡 父コントレイル/母ガリレオズソング 福永祐一厩舎) ※72位/51件
ランズダウンロード(牡 父コントレイル/母シユーマ 木村哲也厩舎) ※28位/90件
ペルウィクトール(牡 父サートゥルナーリア/母ウィクトーリア 宮田敬介厩舎) ※28位/90件
ガードオブオナー(牡 父サトノダイヤモンド/母ルミナスパレード 林徹厩舎) ※62位/55件
シェリデュース(牝 父シルバーステート/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) ※39位/75件
ショウナンガルフ(牡 父ハービンジャー/母ミカリーニョ 須貝尚介厩舎) ※20位/118件
シーガルワールド(牝 父ベンバトル/母メーヴェ 栗田徹厩舎) ※80位/47件
マルガ(牝 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※18位/126件
スーホ(牡 父モーリス/母マーブルケーキ 上原佑紀厩舎) ※94位/41件
カルロット(牡 父リオンディーズ/母ラルケット 武幸四郎厩舎) ※24位/99件


当時の注目POG馬ランキングで5位だったグランマエストログランアレグリアの2023)は、5月15日に美浦トレーニングセンターへ入厩しました。一部報道によると8月の新潟デビューを目指すとのこと。クラブ募集額は2億円と高額で、桜花賞馬の母と同じく狙うはクラシックでしょう。今後の入札争いも激しくなりそうです。


2025年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月29日終了時点)で10位以内の調教師が管理している馬は下記の通り。


ロードヴェリタス(牡 父Essential Quality/母ボーディシッタ 友道康夫厩舎)
アスクドゥチャンプ(牡 父Essential Quality/母レッドラーク 藤原英昭厩舎)
ウェイニースー(牡 父Into Mischief/母Cariba 中内田充正厩舎)
ブームバップビート(牡 父Into Mischief/母Point of Honor 中内田充正厩舎)
ペアレンツギフト(牝 父St Mark's Basilica/母ペアレンツプレアー 中内田充正厩舎)
キッコベッロ(牡 父Study of Man/母アマダブラム2 友道康夫厩舎)
タガノニューデリー(牡 父アニマルキングダム/母タガノグラシアス 斉藤崇史厩舎)
フォーゲル(牡 父アルアイン/母エリカポンシャン 斉藤崇史厩舎)
ブレットパス(牡 父アルアイン/母パッシングスルー 中内田充正厩舎) ※56位/59件
イトシサ(牡 父インディチャンプ/母アルビアーノ 田中博康厩舎) ※68位/52件
リアライズブラーヴ(牡 父エピファネイア/母イルーシヴキャット 杉山晴紀厩舎)
ロードラヴォール(牡 父エピファネイア/母オールフォーラヴ 中内田充正厩舎)
ヴェルサイユローズ(牝 父エピファネイア/母クラサーヴィツァ 大久保龍志厩舎)
ベレシート(牡 父エピファネイア/母クロノジェネシス 斉藤崇史厩舎) ※8位/177件
アランカール(牝 父エピファネイア/母シンハライト 斉藤崇史厩舎) ※39位/75件
フィロステファニ(牝 父エピファネイア/母スキア 中内田充正厩舎) ※32位/83件
カモンメーン(牡 父エピファネイア/母ホームカミングクイーン 杉山晴紀厩舎) ※46位/69件
フルールドール(牝 父エピファネイア/母ルフォール 藤原英昭厩舎)
タイセイフレッサ(牝 父キズナ/母キャシーズソング 斎藤誠厩舎)
オルフセン(牡 父キズナ/母スターズアラインド 斎藤誠厩舎)
ラコンチャビエン(牝 父キズナ/母チェロキーメイドン 藤原英昭厩舎)
ホワイトオーキッド(牝 父キズナ/母ボンオムトゥック 藤原英昭厩舎)
オオツカ(牡 父キタサンブラック/母ブルーダイヤ 大久保龍志厩舎)
ボンボンベイビー(牡 父コントレイル/母バイバイベイビー 矢作芳人厩舎)
レッドラージャ(牡 父コントレイル/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
ゴールデンブラッド(牡 父サングレーザー/母ホシニイノリヲ 杉山晴紀厩舎)
シェリデュース(牝 父シルバーステート/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) ※39位/75件
ジャスティンルマン(牡 父スワーヴリチャード/母イルーシヴハピネス 杉山晴紀厩舎)
ダノンシーホーク(牡 父ダノンスマッシュ/母ダノンジャンヌ 大久保龍志厩舎)
ロールスワン(牡 父ダノンプレミアム/母スワンリヴァー 中内田充正厩舎)
アームズレジェンド(牡 父ダノンレジェンド/母アームズトウショウ 上村洋行厩舎)
ホットシート(牡 父ディスクリートキャット/母ホットミスト 大久保龍志厩舎)
ジョーカー(牡 父ドレフォン/母ローズベリル 友道康夫厩舎)
ヴンダーバール(牝 父ナダル/母モンオール 斎藤誠厩舎)
ラヴィブリヤント(牝 父ニューイヤーズデイ/母レディオブオペラ 藤原英昭厩舎)
バルトロ(牡 父ホッコータルマエ/母ピサノベッテル 斎藤誠厩舎)
シューティングガイ(牡 父マジェスティックウォリアー/母キナウ 斎藤誠厩舎)
マイケルバローズ(牡 父ロードカナロア/母アルーリングハート 上村洋行厩舎)
フーガカンタービレ(牝 父ロードカナロア/母ベルカント 大久保龍志厩舎)


今年のリーディングトレーナーランキングで首位に立っている杉山晴紀厩舎のジャスティンルマン(イルーシヴハピネスの2023)は、6月20日のゲート試験に合格し、放牧に出たとのこと。デビューはもう少し先になりそうですが、2024年のセレクトセールで1億3,200万円がついた高額馬ですし、動向に気を配りたい1頭です。


現3歳世代を対象とした、2歳時から日本ダービー当日(今年6月1日)までのレースにおけるJRAリーディングサイアーランキング(着度数順)トップ2、キズナエピファネイアの産駒は下記の通り。

グリオンヴール(牡 父エピファネイア/母イーデンキー 宮田敬介厩舎)
リアライズブラーヴ(牡 父エピファネイア/母イルーシヴキャット 杉山晴紀厩舎)
●ミッキーマーメイド(牝 父エピファネイア/母エンタイスド)
ロードラヴォール(牡 父エピファネイア/母オールフォーラヴ 中内田充正厩舎)
ハムタン(牡 父エピファネイア/母カレンブーケドール 武幸四郎厩舎)
アートバーゼル(牝 父エピファネイア/母キラービューティ 宮田敬介厩舎)
ヴェルサイユローズ(牝 父エピファネイア/母クラサーヴィツァ 大久保龍志厩舎)
グランマエストロ(牡 父エピファネイア/母グランアレグリア 木村哲也厩舎) ※5位/183件
ベレシート(牡 父エピファネイア/母クロノジェネシス 斉藤崇史厩舎) ※8位/177件
アランカール(牝 父エピファネイア/母シンハライト 斉藤崇史厩舎) ※39位/75件
フィロステファニ(牝 父エピファネイア/母スキア 中内田充正厩舎) ※32位/83件
チェルヴァーラ(牡 父エピファネイア/母チェッキーノ 松下武士厩舎) ※14位/141件
ウイナーズナイン(牡 父エピファネイア/母ディヴィニティ 小栗実厩舎)
●馬名未定(牡 父エピファネイア/母デザートライド)
サラサチャーミング(牝 父エピファネイア/母パイネ 高柳大輔厩舎)
ギリーズボール(牝 父エピファネイア/母フロアクラフト 手塚貴久厩舎)
カモンメーン(牡 父エピファネイア/母ホームカミングクイーン 杉山晴紀厩舎) ※46位/69件
リスレジャンデール(牝 父エピファネイア/母リリーズキャンドル 栗田徹厩舎)
フルールドール(牝 父エピファネイア/母ルフォール 藤原英昭厩舎)
エコロラヴァー(牝 父エピファネイア/母ワイルドバド 牧浦充徳厩舎)
モンローウォーク(牝 父キズナ/母アンフィトリテ2 木村哲也厩舎)
グランドオーパス(牝 父キズナ/母アンラッシュ 橋口慎介厩舎)
ラングドシャ(牝 父キズナ/母ウアラネージュ 上原佑紀厩舎)
タイセイフレッサ(牝 父キズナ/母キャシーズソング 斎藤誠厩舎)
ポッドジーク(牡 父キズナ/母キャリサガ 西園正都厩舎)
ブラウンバナナ(牡 父キズナ/母グリーンバナナズ 林徹厩舎)
エンジェルボイス(牡 父キズナ/母ザナ 吉村圭司厩舎)
オルフセン(牡 父キズナ/母スターズアラインド 斎藤誠厩舎)
レッドホット(牡 父キズナ/母スティーリンキッシーズ 河嶋宏樹厩舎)
ラコンチャビエン(牝 父キズナ/母チェロキーメイドン 藤原英昭厩舎)
タッセルノット(牝 父キズナ/母ディアンドル 林徹厩舎)
コレクト(牡 父キズナ/母トゥルヴァ 黒岩陽一厩舎)
リントゥラウル(牡 父キズナ/母ノースパストラル 秋山真一郎厩舎)
マカレイ(牝 父キズナ/母ハウメア 上原博之厩舎)
ナウオアネヴァー(牡 父キズナ/母プリカジュール 寺島良厩舎)
エリカビアリッツ(牝 父キズナ/母ブレーヴアンナ 堀宣行厩舎)
ロードフィレール(牡 父キズナ/母プレミアムギフト 吉岡辰弥厩舎)
ソルパッサーレ(牝 父キズナ/母ベアフットレディ 四位洋文厩舎)
モスカテル(牝 父キズナ/母ベネンシアドール 石坂公一厩舎)
ホワイトオーキッド(牝 父キズナ/母ボンオムトゥック 藤原英昭厩舎)
●バルセシート(牡 父キズナ/母マラコスタムブラダ) ※35位/80件
ベリンガム(牡 父キズナ/母ユーロナイトメア 矢嶋大樹厩舎)
ヨカオウ(牡 父キズナ/母ヨカヨカ 谷潔厩舎)
アンリミテッド(牡 父キズナ/母ラルムドランジュ 高野友和厩舎)
リネンタイリン(牡 父キズナ/母リネンパズル 南田美知雄厩舎)
ピードモント(牡 父キズナ/母レディデラウェア 武井亮厩舎)
レステダンルヴァン(牝 父キズナ/母ワイ 藤岡健一厩舎)


G1・4勝クロノジェネシスの初仔として注目を集めるベレシートは、一部報道によると7月20日の小倉芝1800mでデビュー予定とのこと。6月24日に帰厩し、軽めの追い切りを重ねています。母同様、新馬戦での勝ち上がりなるかに注目です。

【特報! POGニュース】~'25 第3回 入札分析~ 2025年6月12日(木) 16:00

先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2025」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、ディバインウインドストロベリームーンの2023)、チュウワカーネギー(デックドアウトの2023)、ダノンヒストリー(コーステッドの2023)、パープルガーネット(コーディエライトの2023)、ファムマルキーズ(ダイワダッチェスの2023)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。

ちなみに、勝った5頭は単勝2番人気以内かつ単勝オッズ3倍以下と、高い支持に応えるかたちでした。ダノンヒストリーは、セレクトセール落札額3億9000万円(税抜)の高額馬。東京芝1800mの走破時計1:46.8は、今年のダービー馬クロワデュノールの新馬戦より0.1秒遅いだけ。初戦から高いパフォーマンスを見せています。

今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。「ウォッチリスト件数」はいずれも第1回入札時点(2025/6/6 12:00更新分)のものとなります。

本稿の末尾には、「注目POG馬ランキング(「2025/6/6 12:00更新分」)」トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。

なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記のとおりです。

【種牡馬別頭数ランキング】
エピファネイア 22頭
キタサンブラック 16頭
コントレイル 11頭
キズナ 10頭
サートゥルナーリア 8頭
モーリス  6頭
ドレフォン 3頭
ロードカナロア 3頭
インディチャンプ 2頭
アドマイヤマーズ 2頭
リアルスティール 2頭
Into Mischief 2頭
スワーヴリチャード 2頭
ハービンジャー 1頭
リオンディーズ 1頭
シルバーステート 1頭
アルアイン 1頭
ダイワメジャー 1頭
サトノダイヤモンド 1頭
Kingman 1頭
Cracksman 1頭
ベンバトル 1頭
Gun Runner 1頭
Frankel 1頭
クリソベリル 1頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 77頭
社台ファーム 6頭
三嶋牧場 2頭
社台コーポレーション白老ファーム 2頭
下河辺牧場 2頭
追分ファーム 2頭
坂東牧場 1頭
Orpendale/Chelston/Wynatt & Westerberg Ireland ULC 1頭
ダーレー・ジャパン・ファーム 1頭
村田牧場 1頭
ケイアイファーム 1頭
ノースヒルズ 1頭
ヤナガワ牧場 1頭
岡田スタッド 1頭
長谷川牧場 1頭
レイクヴィラファーム 1頭

【調教師別頭数ランキング】
中内田充 9頭
友道康夫 8頭
木村哲也 8頭
田中博康 8頭
杉山晴紀 7頭
堀宣行 5頭
斉藤崇史 5頭
宮田敬介 4頭
福永祐一 4頭
森一誠 3頭
高野友和 3頭
矢作芳人 3頭
手塚貴久 2頭
萩原清 2頭
国枝栄 2頭
松下武士 2頭
黒岩陽一 2頭
清水久詞 2頭
須貝尚介 2頭
武幸四郎 2頭
池添学 2頭
蛯名正義 2頭
上村洋行 2頭
栗田徹 2頭
大久保龍 2頭
奥村武 1頭
橋口慎介 1頭
林徹 1頭
四位洋文 1頭
安田翔伍 1頭
藤原英昭 1頭
武井亮 1頭
上原佑紀 1頭

種牡馬別頭数ランキングは、昨年に引き続きエピファネイアが単独トップ。昨年単独2位だったドゥラメンテは現3歳世代がラストクロップとなり、4位だったキタサンブラックが2位へランクアップしています。POG 2024シーズンでは、産駒のクロワデュノールがG1・2勝を挙げました。

新種牡馬では、コントレイルが人気です。なかでも、コニーアイランドヤンキーバローズの2023)は、ウォッチリスト件数265件(2位)とかなりの人気を集めています。コントレイルは20年の牡馬三冠馬、半姉に23年の三冠牝馬リバティアイランドをもつ超良血馬だけに、青田買いも頷けるところ。4月23日にゲート試験に合格し、デビューが待ち遠しい1頭です。

生産者別頭数ランキングは、ノーザンファームが圧倒的な支持を集めていました。長らく種牡馬項目の中心だったディープインパクトキングカメハメハに加え、新興勢力の一角だったドゥラメンテも今年から不在。勢力図は不安定なままですから、実績あるブリーダーが一本被りになるも納得といったところでしょうか。

調教師別頭数ランキングで首位に立ったのは中内田充正調教師。昨年と同じく単独トップとなりました。ただ、昨年は2位に4頭差をつけていたのに対し、今年は1頭とその差は縮まり、2位には木村哲也調教師、友道康夫調教師、田中博康調教師が並ぶ結果となりました。木村哲也調教師、友道康夫調教師は昨年も2位でしたが、田中博康調教師は昨年7位、また杉山晴紀調教師も昨年7位から今年5位へと上昇。昨年、今年と好成績を収める調教師の手腕が評価されています。

「注目POG馬ランキング( 〃 )」でトップに君臨しているサラキアの2023は、田中博康調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、エピファネイア産駒の牡馬。ウォッチリスト件数は278件でした。スペシャルワールドの獲得成功者はざーやんさんで、落札価格は3億3300万PPでした。そのほか、各ワールドでも高額入札が目立っています。

「注目POG馬ランキング( 〃 )」2位は前述したヤンキーローズの2023、3位はピノの2023。どちらもノーザンファーム生産馬、前者はコントレイル産駒で中内田充正厩舎の管理馬、後者はキタサンブラック産駒で友道康夫厩舎の管理馬です。各々ウォッチリスト件数は265件、231件でした。スペシャルワールドにおいては、ヤンキーローズの2023をむーたんにゃんさんが2億7000万PP、ピノの2023を四白流星タイテエムさんが4億8000万PPで落札されています。


【注目POG馬ランキング(「2025/6/6 12:00更新分」)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)

●1位サラキアの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/田中博康
●2位ヤンキーローズの2023(牝/コントレイル/ノーザンファーム/中内田充)
●3位ピノの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/友道康夫
●4位リリーノーブルの2023(牡/キズナ/ノーザンファーム/手塚貴久
●5位グランアレグリアの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●6位コーステッドの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/堀宣行
●7位シャトーブランシュの2023(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/木村哲也
●8位クロノジェネシスの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/斉藤崇史
●9位ノームコアの2023(牝/キズナ/ノーザンファーム/萩原清
●10位ロカの2023(牝/インディチャンプ/ノーザンファーム/木村哲也
●11位フォエヴァーダーリングの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/国枝栄
●12位アロマティコの2023(牡/ドレフォン/ノーザンファーム/木村哲也
●13位キラーグレイシスの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/堀宣行
●14位チェッキーノの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/松下武士
●14位チェリーコレクトの2023(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/黒岩陽一
●16位アドマイヤマリンの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/清水久詞
●17位アルミレーナの2023(牡/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●18位ブチコの2023(牝/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●19位ライジングクロスの2023(牡/キタサンブラック/坂東牧場/ 奥村武
●20位ミカリーニョの2023(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/須貝尚介
●21位アーモンドアイの2023(牡/モーリス/ノーザンファーム/国枝栄
●22位サラーブの2023(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/宮田敬介
●23位コンヴィクション2の2023(牡/コントレイル/ノーザンファーム/ 福永祐一
●24位ラルケットの2023(牡/リオンディーズ/ノーザンファーム/武幸四郎
●25位ジューヌエコールの2023(牝/アドマイヤマーズ/ノーザンファーム/森一誠
●26位ティールグリーンの2023(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●27位ファディラーの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/友道康夫
●28位ウィクトーリアの2023(牡/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/宮田敬介
●28位シユーマの2023(牡/コントレイル/ノーザンファーム/木村哲也
●30位ウィンターコスモスの2023(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/中内田充)
●30位モアナの2023(牡/コントレイル/ノーザンファーム/中内田充)
●32位スキアの2023(牝/エピファネイア/社台ファーム/中内田充)
●33位サークリング2の2023(牡/キズナ/三嶋牧場/斉藤崇史
●33位リスグラシューの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/矢作芳人
●35位デルフィニア2の2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/友道康夫
●35位マラコスタムブラダの2023(牡/キズナ/ノーザンファーム/松下武士
●37位ミスエーニョの2023(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/森一誠
●38位セリエンホルデの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/橋口慎介
●39位Mary's Folliesの2023(牡/Into Mischief/ Orpendale/Chelston/Wynatt & Westerberg Ireland ULC/堀宣行
●39位サロミナの2023(牝/キズナ/ノーザンファーム/池添学
●39位シンハライトの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/斉藤崇史
●39位ダストアンドダイヤモンズの2023(牝/シルバーステート/ノーザンファーム/友道康夫
●39位ラヴズオンリーユーの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/矢作芳人
●44位ウーマンズハートの2023(牝/ロードカナロア/ダーレー・ジャパン・ファーム/中内田充)
●45位アンドラステの2023(牡/サートゥルナーリア/社台コーポレーション白老ファーム/中内田充)
●46位アメージングムーンの2023(牡/キタサンブラック/村田牧場/田中博康
●46位ホームカミングクイーンの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/杉山晴紀
●48位インフレキシビリティの2023(牡/キタサンブラック/社台コーポレーション白老ファーム/杉山晴紀
●48位ストロベリームーンの2023(牡/スワーヴリチャード/社台ファーム/堀宣行
●50位カルティカの2023(牡/コントレイル/社台ファーム/田中博康
●51位サロニカの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/武幸四郎
●52位シーズアタイガーの2023(牝/コントレイル/ノーザンファーム/中内田充)
●53位アスコルティの2023(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/萩原清
●53位プリモシーンの2023(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/中内田充)
●55位サマーハの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/蛯名正義
●56位スカイダイヤモンズの2023(牝/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/手塚貴久
●56位パッシングスルーの2023(牡/アルアイン/ノーザンファーム/中内田充)
●58位ピクシーホロウの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/福永祐一
●59位ブルークランズの2023(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/杉山晴紀
●59位ミスベジルの2023(牡/キズナ/ノーザンファーム/ 木村哲也
●61位ブルーミングアレーの2023(牡/コントレイル/社台ファーム/友道康夫
●62位インディアナギャルの2023(牡/コントレイル/ケイアイファーム/杉山晴紀
●62位ジョリーオリンピカの2023(牡/Into Mischief/下河辺牧場/ 田中博康
●62位フォローアドリームの2023(牝/コントレイル/ノースヒルズ/木村哲也
●62位マンビアの2023(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/斉藤崇史
●62位ルミナスパレードの2023(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/林徹
●67位フローレスマジックの2023(牝/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/木村哲也
●68位アルビアーノの2023(牡/インディチャンプ/ノーザンファーム/田中博康
●68位イカットの2023(牡/Kingman/ノーザンファーム/上村洋行
●68位シュガーハートの2023(牡/コントレイル/ヤナガワ牧場/清水久詞
●68位ラヴズオンリーミーの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/矢作芳人
●72位ガリレオズソングの2023(牡/コントレイル/下河辺牧場/福永祐一
●72位ジェンティルドンナの2023(牝/ドレフォン/ノーザンファーム/斉藤崇史
●72位ラドラーダの2023(牡/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/田中博康
●75位サザンスターズの2023(牝/エピファネイア/社台ファーム/杉山晴紀
●76位ミュージアムヒルの2023(牝/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/四位洋文
●77位コーディエライトの2023(牝/モーリス/ノーザンファーム/森一誠
●77位ドリームアンドドゥの2023(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/友道康夫
●77位ワンダーオブリップスの2023(牡/キズナ/追分ファーム/友道康夫
●80位Rue Renanの2023(牡/Cracksman/Yeomanstown Lodge Stud/上村洋行
●80位エピセアロームの2023(牝/ドレフォン/ノーザンファーム/高野友和
●80位メーヴェの2023(牝/ベンバトル/岡田スタッド/栗田徹
●83位ワッツダチャンセズの2023(牝/キタサンブラック/追分ファーム/福永祐一
●84位ピンクサンズの2023(牡/Gun Runner/三嶋牧場/杉山晴紀
●85位コントラチェックの2023(牝/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/蛯名正義
●85位マジックアティテュードの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/安田翔伍
●87位ミッキークイーンの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/堀宣行
●88位アウィルアウェイの2023(牡/キズナ/ノーザンファーム/高野友和
●88位コンペティションオブアイデアズの2023(牡/エピファネイア/社台ファーム/藤原英昭
●88位シークレットスパイスの2023(牝/キズナ/ノーザンファーム/黒岩陽一
●88位デアリングバードの2023(牝/エピファネイア/長谷川牧場/杉山晴紀
●88位ファンスターの2023(牡/キズナ/ノーザンファーム/ノーザンファーム)
●88位ベルスリーブの2023(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/武井亮
●94位アドマイヤリードの2023(牝/サートゥルナーリア/ノーザンファーム/栗田徹
●94位クールサンバの2023(牝/Frankel/ノーザンファーム/池添学
●94位デックドアウトの2023(牡/モーリス/レイクヴィラファーム/大久保龍)
●94位マーブルケーキの2023(牡/モーリス/ノーザンファーム/上原佑紀
●98位スマートレイアーの2023(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/大久保龍)
●98位パシオンルージュの2023(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/友道康夫
●98位パリスビキニの2023(牡/クリソベリル/ノーザンファーム/宮田敬介
●98位プティフォリーの2023(牝/アドマイヤマーズ/ノーザンファーム/田中博康

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【大阪杯の注目点】シックスペンス、横山武史騎手とGⅠ再挑戦!父キズナとの親子制覇なるか 2025年4月1日(火) 19:25

★GⅡを連勝して再びGⅠに挑戦 シックスペンス横山武史騎手との新コンビで参戦

シックスペンス(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎)は通算6戦5勝という成績で、昨年のダービー9着が唯一の敗戦である。同馬はダービーの後、毎日王冠中山記念を連勝して大阪杯に駒を進めてきたが、GⅠ初制覇を遂げることができるかどうか。なお、シックスペンスには初騎乗となる横山武史騎手が騎乗する予定である。

シックスペンスは3月24日現在、JRAリーディングサイヤーランキングで首位に立っているキズナの産駒である。キズナ産駒は今年のJRA重賞でも単独トップとなる6勝を挙げているが(※3月24日現在)、今年初のJRA・GⅠ制覇を遂げることができるかどうか。なお、キズナはGⅠ昇格以前の2014年に大阪杯を勝っており、シックスペンスには同レースの父子制覇がかかる(※キタサンブラック産駒のソールオリエンスラヴェルアルアイン産駒のコスモキュランダにも父子制覇がかかる)。

★芝2000メートル戦では5戦3勝、2着2回 日経新春杯を制したロードデルレイ

ロードデルレイ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)は、芝2000メートル戦で通算5戦3勝、2着2回という成績を残している。同馬は芝2200メートル戦の前走・日経新春杯で重賞初勝利を挙げたが、好成績を残す芝2000メートル戦の大阪杯でGⅠ初制覇を遂げることができるかどうか。ロードデルレイには前走に続き西村淳也騎手が騎乗する予定。

ロードデルレイは父ロードカナロア、母デルフィーノという血統で、ロードホースクラブの所有馬である。同馬主には、ロードカナロアで制した2013年スプリンターズS以来のJRA・GⅠ制覇がかかるが、同馬の産駒であるロードデルレイで久々のビッグタイトルを獲得することができるかどうか。

★GⅠ昇格以降3勝、2着2回の“金鯱賞組” 今年は2~4着馬と巻き返し狙うラヴェルが登録

GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯では、前走で金鯱賞に出走した馬が3勝、2着2回、3着1回という成績を残している。今年の大阪杯には、金鯱賞2着のホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)、3着のキングズパレス(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)、4着のデシエルト(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎)、9着のラヴェル(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が登録しているが、今年の“金鯱賞組”は好成績を挙げることができるかどうか。

ホウオウビスケッツを管理する奥村武調教師には、JRA・GⅠ初制覇がかかる。同調教師はこれまでに延べ17頭の管理馬をJRA・GⅠに出走させてきたが、昨年の天皇賞・秋でのホウオウビスケッツの3着が最高成績である。ホウオウビスケッツは前走に続き岩田康誠騎手とのコンビで出走する予定だが、奥村武調教師は初のGⅠタイトルを掴むことができるかどうか。

★父は2019年の優勝馬アルアイン 昨年の皐月賞2着馬コスモキュランダ

アメリカJCC3着以来の出走となるコスモキュランダ(牡4歳、美浦・加藤士津八厩舎)が、大阪杯でGⅠ初制覇を狙う。同馬は芝2000メートル戦で8戦2勝、2着3回という成績で、昨年の弥生賞ディープインパクト記念では重賞初制覇を遂げ、続く皐月賞では勝ったジャスティンミラノからクビ差の2着に好走した。コスモキュランダは2019年の大阪杯優勝馬アルアインの産駒で、同産駒にはJRA・GⅠ初制覇がかかるが、父に続いて大阪杯を制すことができるかどうか。

★GⅠ昇格以降の大阪杯で2勝を挙げたM・デムーロ騎手 2021年以来のJRA・GⅠ制覇なるか

M・デムーロ騎手は、2018年スワーヴリチャード、2020年ラッキーライラック大阪杯を制しており、GⅠ昇格前の2004年にもネオユニヴァースに騎乗して勝利を挙げている。同騎手は、今年の大阪杯では中山記念2着のエコロヴァルツ(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎)に騎乗する予定だが、5年ぶりに大阪杯を制すことができるかどうか。なお、M・デムーロ騎手がJRA・GⅠを勝てば、2021年の阪神JFサークルオブライフ)以来約3年4カ月ぶりとなる。ちなみに、グレード制が導入された1984年以降、中山記念2着馬は同年の大阪杯で4勝、2着1回(勝率.444、連対率.556)と好成績を挙げており、M・デムーロ騎手が2020年に騎乗して勝利を挙げたラッキーライラック中山記念2着以来の出走だった。

牧浦充徳調教師&M・デムーロ騎手”のコンビは、JRA重賞への出走は5回と少ないものの、1勝、2着1回、3着1回(勝率.200、3着以内率.600)という成績で、今年の中山牝馬Sシランケドで制している。牧浦充徳調教師にはJRA・GⅠ初制覇がかかるが、M・デムーロ騎手はエコロヴァルツを勝利に導くことができるだろうか。

★長期休養から復帰3戦目のボルドグフーシュ アルナシームは二桁着順から巻き返しなるか

ボルドグフーシュ(牡6歳、栗東・宮本博厩舎)は3歳時に菊花賞有馬記念で2着に入ったが、2023年天皇賞・春6着の後、1年7カ月の長期休養に入り、復帰後はチャレンジC4着、アメリカJCC4着という成績である。ボルドグフーシュには菊花賞以来のコンビとなる吉田隼人騎手が騎乗する予定だが、大阪杯で復活の勝利を挙げることができるかどうか。勝利すれば、同馬を管理する宮本博調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

また、アルナシーム(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎)は、今年初戦の中山金杯を制したが、前走の中山記念で12着に敗れている。GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯では前走二桁着順の連対はなく、中山記念11着以来の出走だった2023年ダノンザキッドの3着が最高成績だが、アルナシームは二桁着順から巻き返すことができるかどうか。同馬には横山典弘騎手が騎乗する予定。




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【菊花賞2024】直撃取材!プロ予想家最速予想 「霧」「くりーく」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年10月17日(木) 11:45


くりーくー“新馬戦キラー”の異名を持つ実力派!!


オグリキャップを破り、天皇賞秋を勝ったスーパークリークに魅せられ競馬人に。一般的には注目度の低いレースで淡々と結果を出し続ける、くりーくプロに菊花賞についてお聞きしました。

―今回も調教の良かった3頭からお聞きします。一番手はどの馬になりますか。

ショウナンラプンタですね。

―ダービー15着から前走の神戸新聞杯は3着でした。

神戸新聞杯の段階で太め感はなかったですね。大きい馬なので、いつも休み明けだと2週前、1週前に強めに追って、最終追い切りではしまいだけ伸ばす感じですけど、そのパターンで、休み明けでも仕上がりは良かったです。

―今回も引き続き良かったですか。

前回でほぼ仕上がっていて、今回は1週前から目一杯追うというより、しまいだけ伸ばす感じでした。最終追い切りも軽めかなと思っていたら、坂路で全体時計は出さず、ラスト1ハロン12秒1と目標のここへ向けて順調だと思います。

―気性が難しいイメージですが、調教ではどうですか。

調教は悪くないんですが、レースでは悪さを出しますよね。ホープフルSでコーナーを上手く回れなかったり……。左に張る面があるので、その後左側だけチークピーシーズをつけ、デビューから調教にも乗っている鮫島駿騎手や厩舎サイドの工夫もあり、だいぶ良くなってきた印象です。

青葉賞2着ですし能力的にも不足ない感じでしょうか。

青葉賞は行きたがりながら、後方から長くいい脚を使って伸びましたし、力はあると思います。あの走りを見ると、京都の馬場も問題ないはずで、下り坂を利用して最後に平坦というのも合いそうです。前走は内を立ち回ってきたので、今回も外を回すというより、内枠から壁を作りつつ、内から抜けてきたいですね。

―軸の予定ですか。

人気もないですし、軸でいきたいですね。

―楽しみですね。二番手はどの馬になりますか。

ダノンデサイルですね。

―ダービー勝ちから直行ローテですが、仕上がりは万全ですか。

取消明けの当時より緩く、少し重い気もしましたが、遜色ないデキかなと。ダービーの時と似たような調教過程で、1週前は外を回した前走に対し、今回は内に入れてきましたが、坂路を流すような最終追い切りについては同じでしたね。

―1週前はそこそこ時計を出していますね。最終追い切りが遅いのはいつもどおりと。

横山典弘騎手は普段1回だけ乗るんですけど、今回は9月27日と1週前に2度乗り、1回目をふまえて2回目の乗り方を決めた気もしますし、この馬も順調にはきているのだと思います。最終追い切りが軽いのはその裏返しとも言えますね。

―ダービーはハマった感はあれど、この面子なら順当に能力も上ですかね。

ジャスティンミラノなどに勝ったわけですからね。距離ももちそうですし上位でしょう。

―三番手はどの馬になりますか。

ウエストナウです。

―2戦目の京都新聞杯2着で、前走の神戸新聞杯は11着でした。

前走は大きく負けましたが、枠なりに外を回り、直線も塞がるような感じで、競馬になっていませんよね。前走の1週前はビシッとやってももうひと伸びほしい感じでしたが、今回の1週前はきっちり先着しているので叩かれての上積みは大きいと思いますし、京都に替わるのもいいです。

―今回は相当人気が落ちそうですね。

この人気なら、単複を少し買っていいかもしれません。

―ほかに調教の良い馬や、反対にこれでは厳しいといった馬はいますか。

コスモキュランダは、前走が良く見えましたね。レースでは負けましたが、ルメール騎手(アーバンシック)が上手かったです。ただ、状態はセントライト記念のほうが良かった印象があります。能力的には買いたいですけど、鞍上や遠征など不安点もありますからねえ。

―黄信号という感じですね。ほか人気馬からメイショウタバルはどうですか。

初めの下りで行きたがるかもしれませんね。あと重い馬場のほうが良さそうですし、今の京都だと33秒台の脚を使えるような馬でないと厳しい気もします。前に行く馬ならエコロヴァルツのほうが、岩田騎手ならやってくれそうですよね。まあ、この馬も速い脚はないですけど。

―上がり馬にこれといった馬はいるでしょうか。

人気するのはヘデントールですか。新馬戦はジャスティンミラノの2着で、3勝クラスも勝ち、能力はそれなりにあると思いますが、8着の青葉賞がね……。出遅れてショウナンラプンタより後ろにいたとはいえ、直線の動きを見るとどうかなと。調教も良いですが、人気しすぎな感じもします。人気薄から買うなら押さえていいですが。

メリオーレムは厳しいですかね。

それこそ前走の神戸新聞杯ショウナンラプンタのちょっと前の隣くらいにて、直線伸び切れないところをみると、パワー不足というか、少し足りないような気がしました。馬場のせいかもしれませんが。


取材後記:ショウナンラプンタ軸なら相手は手広くいけそうですね。くりーくプロの【今週の注目新馬】コラムもぜひ。


ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜くプロ。今年の菊花賞はどう映っているのでしょう?

―どの馬から勝負する予定でしょうか。

候補は絞られるかなあと。まあ、ダービー上位組ですよね。

―1着ダノンデサイルと6着コスモキュランダですか。

今のところはそうですね。

ダノンデサイルは上手くいきましたが、2馬身差をつけました。

それもどんどん突き放しての着差ですから、単に恵まれた勝ち方ではないですよね。

―3000mはどうでしょうか。

エピファネイア産駒で融通は利くと思いますよ。母系はアメリカ血統ですけど、そのなかでは距離がもつほうなので、特に問題ないと考えますね。ヘンな癖みたいなものも見当たらないですし、直行ローテでも調教は動けていて、死角は少ないです。

―ダービー組は2~5着馬がおらず、その次がコスモキュランダですか。

いくら恵まれたとはいえ、皐月賞2着馬に5馬身ほどつけたんですよね。

ダノンデサイルが上半期クラシックの一番手として、上がり馬から3頭逆転する馬が出るのかと思えば、馬券から飛ばない気がしてきます……。

ダービーが9番人気で46倍もついたので迷いが生じそうですけど、結果を見れば抜けた1番人気でもおかしくないですよね。個人的にはダービーの時点で高評価で、京成杯にしても最後はアーバンシックに詰められたように見えて、ゴール前では同じような脚色なんですよ。

―聞けば聞くほど堅軸に思えてきますね。コスモキュランダは、ダービー6着から前走のセントライト記念はアーバンシックの2着でした。

イン有利だった9月の中山開催で終始勝ち馬より外でしたから、あれで負けるのは仕方ないですよね。反対にアーバンシックはルメール騎手が乗って、あれほど上手くいくとは思わなかったです。

―ちょっと出遅れて出していっても折り合ってという。

4コーナーは待って内から抜けましたからね。「あんなレースできるのか」と驚きました。本来気性難で皐月賞もダービーも折り合いを欠いた馬ですから、想定1番人気はちょっとやりすぎな気はします。初の関西遠征でもありますし。

―ルメール騎手が悩ませますね。コスモキュランダの距離はどうですか。父はアルアインですが。

アルアイン産駒はまったくと言っていいくらい走っていないので、この馬は産駒の傾向から外れた馬と考えたいですね。産駒全体でもたしか東京と京都の芝を勝ってないんですよ。

―それは相当悪いですね。

この馬も京都がいいとも思えないですけど、今回のメンバーだと能力の高さで来るんじゃないかと。それと皐月賞で馬券内の馬は高頻度で菊花賞も馬券内なんですよね。

―どういう理屈でしょうか。

右回りに加えて、タフな流れになりやすいのが長距離とリンクするのかもしれませんね。今年の皐月賞最先着という実績は侮れません。

―大きな欠点もない感じですか。

よく出遅れるのは難点ですけど、この馬に限らず出遅れる馬が多くて、予想を立てづらいですよね。

―たしかに多いです。ハナはメイショウタバルになりそうですが、距離はもつでしょうか。

神戸新聞杯の1コーナーまでのテンションで行けば、もちそうな気もしますけど。調教を見ても抑えが利いていませんからねえ。長距離版のメイケイエールのような。

―この馬は危ない感じがしますね。上がり馬で人気のヘデントールは通用するでしょうか。

京都に合いそうな脚はありますし、悪くないんですけど、この馬もルメール騎手だから能力を出していた可能性はありますよね。見た目に簡単な馬に思えず、ほぼ出遅れますし、今回は多頭数になりますから難しいところです。

―人気上位だとダノンデサイルコスモキュランダで、あえて人気薄から挙げるならどの馬になりますか。

一応挙げるなら4頭、アドマイヤテラシュバルツクーゲルショウナンラプンタビザンチンドリームですかね。

アドマイヤテラは札幌芝2600mの2勝クラスを2着でした。距離は延びて良さそうでしょうか。

叔父にグランアルマダというダイワメジャーの子なのに3000m付近を走っていた馬がいて、走りの雰囲気が似ているんですよ。脚が遅いけど、バテない感じで。機動力やスピードは劣りそうですが、ズブズブのスタミナ戦なら浮上するかもしれません。

シュバルツクーゲルは、札幌芝2000mの3勝クラス勝ちです。

気性は前向きでありながら、血統的には長い距離が合ってもよくと、適性を掴みかねるんですが、前走は重賞級に届くレベルでしたし、2走前の札幌のレースもレベルは悪くないです。ただ、前走に関してはアドマイヤテラヘデントールと同じくルメール騎手なんですよね。

―いろいろなところに出てきますね(笑)。ショウナンラプンタは前走の神戸新聞杯は折り合っていましたが。

そのわりにしまいの伸びがいまいちで、短いところ向きの母系の影響で距離が長いのかなと。ただ、青葉賞は外々回って2着と基礎能力は高いので、人気がないならですね。

ビザンチンドリームも癖馬ですが、きさらぎ賞勝ちの印象は強いです。

前走の神戸新聞杯ですが、この馬にしてはゲートを出ましたし、上位勢が内々を回ったことを考えると、外を回りながらよく走ったかなと。血統的にも京都の長丁場は合いそうなイメージです。まあ、だいぶ恵まれないとですが……。


取材後記:アーバンシックから買おうと思っていましたが、話を聞くと悩みますねぇ。軸はダノンデサイルが無難でしょうか。


以上、菊花賞への見解と注目馬を紹介しました。お二方ともダービー馬ダノンデサイルを高評価でしたね。相手がなかなか難解です……。それでは、また来週お会いましょう。

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【菊花賞2024】出走予定馬最速チェック ダービー馬ダノンデサイルが参戦! ラスト一冠はどの馬に? 2024年10月15日(火) 11:00


アーバンシック
セントライト記念勝ち馬。最内枠から出負けし中団へ。出していっても折り合った。緩めの流れに動じずインで我慢し、4角では待たされが、それも余裕に感じられるほど、進路があいたあとは楽に抜けた。器用さのない大箱に向く差し馬で、ステイヤーではないはず。世代戦ならごまかせそうだが、ダービーはかかって大敗。

アドマイヤテラ
新馬、1勝クラスを連勝後、若葉Sと京都新聞杯は4着。ただ、前有利の流れを出遅れたうえに、外を回る距離ロスも堪えたもの。次の阿寒湖特別は1番人気2着。夏に札幌芝2600mを使い、菊花賞を走った馬だと、後に有馬記念を制したゴールドアクターが浮かぶ。前走の2勝クラスは楽勝。父ダービー馬×母オークス3着で、距離が延びて良さそう。

エコロヴァルツ
前々走のダービーはハナを切り、超スローに落とすも8着まで。2400mでも長いという内容。前走のセントライト記念(3着)も先手を主張、道中番手に下がったが、緩い流れのなか我慢が利いたのはよかった。昨年札幌を走ったレースでは、鞍上が立ち上がるほど苦労していた馬。成長の跡が見えるが、やはり3000mは苦しいのでは。

コスモキュランダ
伏兵扱いの弥生賞をレースレコードで勝つと、皐月賞も当時のコースレコード決着のなか2着へ走った。小回りの高速戦に強いのは、皐月賞大阪杯を勝った父アルアインと被る。そのアルアインの3歳秋は、セントライト記念2着から菊花賞7着。コスモキュランダの秋初戦はセントライト記念2着。父を超えるか、同じ道を歩むか。

ショウナンラプンタ
スローを差してきた新馬が強く、東京スポ杯2歳S(4着)は出遅れ、ホープフルS(7着)はコーナーを上手く回れず、ワケアリの凡走という感じ。その後は、1勝クラスを勝ち、青葉賞を2着。外枠が仇となり折り合い難を露呈も、タイム差なしと大器の片鱗を見せる。ダービー(15着)も折り合わず、前走の神戸新聞杯(3着)はマシだった。馬群で脚を溜めたい。

ダノンデサイル
昨年の京都2歳Sは、差し有利の流れを、後方から上がり最速で4着。年明けの京成杯は、前有利の流れを、外枠から好位につけ重賞初制覇。皐月賞は発走前にアクシデントで断念し、春はダービーにかける。そのダービーは1000m通過62秒2のスロー、内枠から初角4番手と最高の位置を取れた。好結果のレースは上手くハマっている。

ヘデントール
新馬は皐月賞馬の組で2着。その後5戦は[4-0-0-1]、4勝は最低でも2馬身差をつける圧勝だし、前走の3勝クラスは3馬身1/2差と昇級もお構いなし。その日本海Sと言えば、昨年の菊花賞ドゥレッツァが制したレース。唯一着外の青葉賞(8着)は出遅れが響いた。期待したいが、主戦のルメール騎手は別の馬に乗る予定で。

ミスタージーティー
ホープフルS(5着)は直線進路を失い、スムーズならという内容。共同通信杯は超スロー、多くの馬が折り合いを欠くなか、この馬も多分に漏れず苦しんだ。一転、若葉Sは内枠から好位をロスなく回る優等生の競馬で、展開も向いていた。クラシック2戦と神戸新聞杯は2桁着順も、近親に菊花賞2着馬がおり、長距離に活路を見い出したい。

メイショウタバル
毎日杯は重馬場のなか、勝ち時計1分46秒0と好時計で逃げ切り、上がりも最速の34秒4。前走の神戸新聞杯1着は、結果的に逃げたがそろっと出た。ただ、減速したい区間で減速できておらず、ラスト1ハロンで2着馬に猛追されている。3000mなら道中ペースダウンが必要となり、抑えの利かない現状だと不安も同居する。

メリオーレム
前走は、重賞初挑戦の神戸新聞杯で1番人気5着。春のクラシック組に対抗できなかった。ただ、1番人気に推された要因は、ひとつ前の2勝クラスにある。小倉芝2600mの長距離戦を、中団から早仕掛けで4馬身差の快勝。ラスト4ハロンは11秒9と12秒0が交互に並ぶ。ステイヤーっぽく、長くなって面白いのはこの馬か。

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【函館5R・2歳新馬】アルアイン産駒のエンドレスサマーが逃げ切りで5馬身差の完勝 2024年6月29日() 12:25

29日の函館5R・2歳新馬(2歳新馬、芝1200m)は、横山武史騎手騎乗の2番人気エンドレスサマーが好ダッシュからハナを奪うと、道中ではシャドウキャッスルに競りかけられたものの一度も先頭を譲らず、直線では二の脚を使い後続を5馬身突き放す完勝となった。勝ちタイムは1分09秒4(良)。2着に4番人気モズナナスター、3着に3番人気デコピン

勝ったエンドレスサマーは、父アルアイン、母は仏G1勝ち馬のコケレール、母父Zamindarという血統の2歳牡馬。2023年セレクトセール1歳にて3,850万円で取引された。美浦・上原佑紀厩舎の管理馬で、生産者はノーザンファーム。馬主はフィールドレーシング。通算成績1戦1勝。

■払戻金
単勝 :5   340円(2番人気)
複勝 :5   140円(2番人気)
    2   160円(4番人気)
    8   160円(3番人気)
枠連 :2-5  1,120円(6番人気)
馬連 :2-5  970円(4番人気)
ワイド:2-5  330円(5番人気)
    5-8  320円(4番人気)
    2-8  410円(7番人気)
馬単 :5-2  1,860円(7番人気)
3連複:2-5-8 1,340円(5番人気)
3連単:5-2-8 5,810円(21番人気)

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 今週末から2回福島・3回中京・2回函館に開催が切り替わって、本格的な“夏競馬”のシーズンがスタートします。
 今年6月の3回東京・3回阪神・1回函館では、計29レースの2歳戦が施行されました。当然のことではありますが、これはすなわち、29頭の2歳馬が既に勝ち上がりを果たしているということ。今後の入札にもいろいろな意味で影響してくるはずです。
 現時点で強調しておきたいのはノーザンファーム生産馬の圧倒ぶり。優勝馬29頭のうち13頭を占めていたうえ、勝率は29.5%に、3着内率は61.4%に達しています。ちなみに、単勝回収率は151%、複勝回収率は127%。世間の見立てをさらに上回るほどの高確率で馬券に絡んでいるわけですから、例年以上に重視するべきなのかもしれません。
 種牡馬別成績を見ると、勝利数(4勝)、3着内数(9回)ともにモーリスが単独トップでした。早熟というイメージは薄い血統ですが、今週以降も引き続きマークしておくべきでしょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬の中から、注目すべき馬を挙げてみたいと思います。
 本稿の収録対象としたのは、6月28日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月28日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月30日から6月28日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬876頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「2023/06/07 00:00更新」分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順としています。

フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
アウェイキング(牡 父Kingman/母Waldjagd 矢作芳人厩舎) ※53位
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ウインマクシマム(牡 父キタサンブラック/母コスモアクセス 畠山吉宏厩舎) ※83位
ウールデュボヌール(牡 父キタサンブラック/母サンクボヌール 須貝尚介厩舎) ※15位
シャドフ(牝 父スワーヴリチャード/母シャンブルドット 庄野靖志厩舎) ※59位
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
コンドライト(牡 父ドゥラメンテ/母アエロリット 菊沢隆徳厩舎) ※9位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
インクルージョン(牡 父ハーツクライ/母インクルードベティ 厩舎) ※41位
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
ファーヴェント(牡 父ハーツクライ/母トータルヒート 藤原英昭厩舎) ※61位
チェレスタ(牝 父ハービンジャー/母カリンバ 松下武士厩舎) ※85位
ソウルアンドジャズ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) ※58位
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
レイデラルース(牡 父レイデオロ/母カンデラ 手塚貴久厩舎) ※51位
トロヴァトーレ(牡 父レイデオロ/母シャルマント 鹿戸雄一厩舎) ※65位
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
オーデンヴァルト(牝 父ロードカナロア/母グリューネワルト 林徹厩舎) ※72位
バロン(牝 父ロードカナロア/母マイミスリリー 手塚貴久厩舎) ※92位

 当時の注目POG馬ランキングで2位だったドゥマイシング(フォースタークルックの2021)は、一部報道によると7月9日の中京5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値がついた馬ですし、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 本稿の冒頭で取り上げたノーザンファーム生産馬で、なおかつ2023年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月28日時点)30位以内の厩舎に所属している馬は下記の通り。
 
フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
ルージュスタニング(牝 父Into Mischief/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
エラトー(牝 父Saxon Warrior/母エライヤ 上村洋行厩舎)
オルデラン(牡 父アルアイン/母アーマイン 寺島良厩舎)
アルヒジュル(牡 父アルアイン/母スカーレットリング 斉藤崇史厩舎)
ピストンボーイ(牡 父イスラボニータ/母エルフィンコーブ 池添学厩舎)
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
エリカリーシャン(牝 父エピファネイア/母ガラアフェアー 国枝栄厩舎)
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
ジュンゴールド(牡 父エピファネイア/母ジュントップヒトミ 友道康夫厩舎)
ラファガフレイバー(牡 父カレンブラックヒル/母カリズマティックゴールド 久保田貴士厩舎)
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ディアアリーチェ(牝 父キズナ/母ティロレスカ 武幸四郎厩舎)
アキミューミュー(牝 父サトノクラウン/母アイスドール 安田隆行厩舎)
ルージュセレスト(牝 父シュヴァルグラン/母ギエナー 池江泰寿厩舎)
ヒシグランディヴァ(牝 父シュヴァルグラン/母ラリズ 友道康夫厩舎)
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
ガイアメンテ(牡 父ドゥラメンテ/母ミュージカルロマンス 須貝尚介厩舎)
オレンジダンサー(牝 父ドレフォン/母イェーガーオレンジ 高野友和厩舎)
シークレットキー(牡 父ドレフォン/母キープシークレット 杉山晴紀厩舎)
ドレス(牝 父ドレフォン/母ハイヒール 清水久詞厩舎)
ルシフェル(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 斉藤崇史厩舎)
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
サンブノワ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母サンティール 斉藤崇史厩舎)
デビルシズカチャン(牝 父ベストウォーリア/母シシリアンブリーズ 武幸四郎厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
オウバイトウリ(牝 父リアルスティール/母スターズアンドクラウズ 武幸四郎厩舎)
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
シンハナーダ(牡 父レイデオロ/母シンハディーパ 国枝栄厩舎)
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
リルト(牝 父ロードカナロア/母バウンスシャッセ 安田隆行厩舎)

 今年のリーディングトレーナーランキングで首位となっている中内田充正厩舎のクイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021)は、既にゲート試験で合格を果たし、現在はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。デビューはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き動向をチェックしておきましょう。

 本稿の冒頭で取り上げたモーリス産駒は下記の通り。

キャプテンシー(牡 父モーリス/母アドマイヤリード 松永幹夫厩舎)
ヘルモーズ(牡 父モーリス/母ヴェルザンディ 小林真也厩舎)
マツシマ(牡 父モーリス/母エストレチャダ 尾形和幸厩舎)
ハットルグリムス(牡 父モーリス/母エルノルテ 宮田敬介厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
イーストオブエデン(牝 父モーリス/母クッカーニャ 菊沢隆徳厩舎)
ピコサン(牡 父モーリス/母シーイズチャンプ 上原佑紀厩舎)
テイエムリステット(牡 父モーリス/母シーズアウーマン 木原一良厩舎)
ディーガレジェンド(牡 父モーリス/母ジプシーハイウェイ 藤原英昭厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
ローレルロイズ(牡 父モーリス/母ジョディーズロマン 北出成人厩舎)
バウンシーステップ(牝 父モーリス/母バウンシーチューン 高橋亮厩舎)
ヒラボクヒーロー(牡 父モーリス/母ヒラボクキャロル 大竹正博厩舎)
トラウムライゼ(牡 父モーリス/母ファイナルドリーム 池江泰寿厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ボーモンド(牡 父モーリス/母ボージェスト)
ダノンマッキンリー(牡 父モーリス/母ホームカミングクイーン 藤原英昭厩舎)
カリーシ(牝 父モーリス/母ラクアミ 武井亮厩舎)
レーヴジーニアル(牡 父モーリス/母レッドリヴェール 松永幹夫厩舎)
ゲルタ(牡 父モーリス/母ロイヤルバラード 奥村豊厩舎)

 ソダシの半弟として注目を集めているカルパ(ブチコの2021)は、一部報道によると7月9日の函館5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。個人的にも高く評価している馬なので、初陣を楽しみに待ちたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2019年12月18日(水) 21:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019有馬記念
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月22日(日) 中山11R 第64回 有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:19頭】(フルゲート:16頭)


【ファン投票上位馬】

アーモンドアイ<B>(中7週)
これまでのアーモンドアイなら熱発があった時点で大事を取って放牧に出して来年に備えるというイメージがあったが、今回は何か様子が違う。熱発と言っても普段どれぐらいの体温の差があるのかは関係者にしか分からないが1日休んですぐに乗り出している時点で大したことではないと言える。それよりも有馬記念にファン投票1位で出走させることができる喜びが国枝調教師からのコメントに表れているので、最初から香港Cではなく有馬記念を使いたかったのかもしれない。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。力強い走りで好時計で先着。気になるところはやや重心が高めな感じに見えた点。

リスグラシュー<C>(中7週)
海外遠征帰りということで宝塚記念の前と同じような状況。調教内容もその時とほぼ同じ内容で、動きに関しては抜群に良い感じには見えない。ただ引退レースということで、ビッシリ仕上げてきてはいる感じあり。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。一杯に追われて好時計で先着も、終いで体が起き気味で宝塚記念の1週前のように前に伸びる感じがなかった。

キセキ<C>(中10週)
海外遠征後のレースとなるが1ヶ月前の早い時期から時計を出し始めていて、乗り込み量はかなり多く勢いはある。昨年のジャパンカップ時のような調教の動きになってくれば理想的だが。
<2週前追い切り>
CW単走。首が上がり気味で終いの伸び脚が甘く、力強さがない。
<1週前追い切り>
CW単走。勢いよく直線に向いてくるが、ここでも重心が上がってしまうため前に伸びきれず。

サートゥルナーリア<AA>(中7週)
本馬も早い段階から有馬記念出走を表明して1ヶ月前からトレセンで調整されてきた馬。2週前の段階でかなり良い動きで、1週前にはこの秋初めての併せ馬。スミヨン騎手騎乗で折り合いもつき、1週前段階でほぼ仕上がっている感じに映り、状態だけならこれまでで一番。
<2週前追い切り>
CW単走。フラフラしたところはあるが、走りに勢いがあり力強い伸び脚。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。スミヨン騎手騎乗で折り合いもついて、終い持ったまま楽に突き放す。

フィエールマン<D>(中10週)
凱旋門賞帰りのレース。もともと間隔を空けて使ってきている馬で1週前は強めに追われるが、今回はこの馬としては控えめな内容になっている。まだ疲れが少し残っているのかもしれない。
<2週前追い切り>
南W3頭併せの中。押さえたまま直線に向くと楽に先着。海外帰りを感じさせない動き。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。今週も折り合い重視の控えめな追い切りで、併走相手の手応えと比べると物足りない走り。

ワールドプレミア<D>(中8週)
菊花賞時の調教ではかなり良い動きに見えたが、この中間は早めに乗り込んでいる割に2週前、1週前と動きはモタモタ。正直、物足りない動きだったし、うるさいところのある馬で関東への長距離輸送も初めてで、克服しなくてはならないところが多いとの印象。
<2週前追い切り>
CW併せの外。追われて最後何とか先着。動きに力強さはない。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。ジョッキー騎乗で直線追われるも伸び脚イマイチで伸びきれず。

スワーヴリチャード<AA>(中3週)
この中間も坂路での調整。ジャパンカップから中3週となるが坂路での動きを見ると前走時よりも良いくらいで、叩き3戦目でさらに上積みがありそう。
<2週前追い切り>
坂路単走。レース後からそれほど間もないので軽めの調整も、気分よく軽快な走り。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。まだ多少右にモタれる面を見せるが楽に併走相手を置き去りにして、動きは前走時以上。ジョッキーとの呼吸、折り合い面も抜群に良い。

レイデオロ<E>(中3週)
映像なし。前走後短期放牧に出て期限ギリギリにトレセンへ戻ってきた。これまでゆったりとした間隔で使われてきた馬で、1週前に速い時計を出せていない時点で状態が良いとは思えない。

アルアイン<B>(中4週)
この秋は2戦とも追い切りの動きが物足りなかったが、この中間1週前追い切りでは終いしっかりと伸びており、ここ2戦よりは動きが良かった。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。終いしっかり伸びて先着。

シュヴァルグラン<D>(中3週)
昨年は◎にしたくらい1週前追い切りの動きが良かった馬。今年は、併走相手が違うので単純比較はできないとはいえ、走りに迫力がなく物足りない。
<2週前追い切り>
坂路単走。軽めの調整も力強さがない。
<1週前追い切り>
CW併せの内。有馬記念に出走するエタリオウと併せて突き放される。


【以下、賞金上位馬】

アエロリット<A>(中7週)
この秋2戦とも競馬場で馬を見たが、パドックではかなり良く見せて状態も良かったと思う。今回、中7週と間隔に余裕もあり、調教の動きからも好調子そのままといった感じ。
<2週前追い切り>
南W単走。控えめな内容も動きに力強さあり。
<1週前追い切り>
南W単走。折り合いもついてリラックスした走り。力強さもあって好調キープ。

クロコスミア<D>(中5週)
この馬も早めに参戦表明した馬だが、坂路で乗り込まれている割に時計は物足りない。
<1週前追い切り>
坂路単走。勢いよく駆け上がってきた割に終いは息切れした感じ。

スティッフェリオ<C>(中7週)
この中間も坂路での調整。時計的にはいつもとそれほど変わらないが、ガラッと良くなってきたという印象もない。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。素軽い動きも力強さに欠ける走りでもうひと伸びほしい。

ヴェロックス<C>(中8週)
この中間は2週前、1週前と強めに追われて乗り込み量は豊富。走りを見ると首が高く、全身を使った走りではない点が気になる。
<2週前追い切り>
CW単走。ゆったりした走りも、首が上がるシーンを見せていてやや物足りない走り。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。直線で追われると一気に突き放すが、首を使わない走りでやや硬さあり。

エタリオウ<B>(中3週)
この中間も疲れなしといった感触で、1週前追い切りの動きがかなり良く、変わり身がありそう。
<1週前追い切り>
CW併せの外。手応えに余裕があり前走時からの変り身が感じられる動き。


【以下、除外対象】

スカーレットカラー<D>(中5週)
映像なし。CWでは時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いの時計が掛かっており、ちょっと物足りない。

クレッシェンドラヴ<B>(中5週)
乗り込み豊富。2週前に強め、1週前に馬なりで先着と順調な調整内容。
<1週前追い切り>
南W併せの内。ゆったりとした走りで力強さがあり、前走のようなセカセカした感じがないのは良い。

ヴァイスブリッツ<B>(3ヶ月)
休み明けも坂路、南Wでかなり良い時計が出ていて仕上りは良さそう。
<1週前追い切り>
南W併せの外。楽な手応えで余裕の先着。時計も優秀で自己条件なら好勝負。



◇今回は有馬記念編でした。
JRAのCMに『夢の第11レース』という作品があります。



https://weekendmemories.jp/last1haron.html

過去の名馬たちが同じレースに出走していたら、どんなレースになっていたのだろうかという内容。
これを見て、思わず私は『アーモンドアイVSエネイブル』を思い描いてしまいました。走っている時代が違えば当然、対決することはなく想像するしかありませんが、同じ時代に走っているのに対決が実現しないというのは競馬ファンにとっては悲しいこと。結果が分からないからこそ夢が膨らむという見方もできますが、今考えられる最高の対決も来年ならまだ可能なので、ぜひヨーロッパと日本で観てみたいものです。この2頭が同じレースで走るようなことがあれば、世界中が注目する夢の対決となるでしょう。
そして、いよいよ今週末となった有馬記念。ご存知、ファン投票によって出走馬の順番が決まるレースです。投票用紙には『あなたが第64回有馬記念に出走させたいと思うJRA所属の現役競走馬(3歳以上)を1~10頭まで選んで投票して下さい』と書かれています。近年は2週前に行われる香港国際競走に向かう馬も多く、ファン投票上位馬(1位から10位のうち8頭が出走予定)がこれだけ揃うのは珍しいのではないかと思います。
日本の競馬は競馬ファンの馬券の売り上げで成り立っています。香港カップに出走する予定で有馬記念は回避予定だったアーモンドアイに10万9885票というたくさんの人たちが投票して1位獲得するほど、日本の競馬ファンはこの馬に有馬記念で走ってほしいと願っていたのです。
理由はどうであれ、アーモンドアイが出走することになって今年の有馬記念は多くの競馬ファンにとっての『夢の第11レース』となりそうです。そのアーモンドアイが期待に応えるのか、それとも他の馬が跳ね返すのか、いずれにせよどの馬が勝っても今年12.22の中山第11レースは記憶に残るレースとなりそうです。皆さんも競馬場、ウインズ、テレビなどいろんな場所で有馬記念を楽しんでください。

それでは次回ホープフルS編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2019年12月18日(水) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2019
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まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア

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2019年11月14日(木) 14:20 覆面ドクター・英
マイルCS・2019
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エリザベス女王杯は、ある程度予測してはいましたが、乗り替わったスミヨン騎手がラッキーライラックの能力をしっかり引き出して、最内をついて突き抜け、圧勝という結果でした。スノーフェアリーでムーア騎手に二度やられたように、何で内を掬うのが有利な京都で最内ズコーンとやられるのかなあ?と正直思ってしまいますが、それをきっちりやってのけるのが世界トップレベルの騎手たちということなんでしょうね。父オルフェーヴルの評価が下がっている状況下、ラッキーライラックの頑張りは親孝行だし、凱旋門賞オルフェーヴルで勝ち切れなかったスミヨン騎手も嬉しそうでしたね。


それでは恒例の全頭診断へ

<全頭診断>
1番人気想定 ダノンプレミアム安田記念は脚元がゴトゴトしての最下位に終わり、その後休み明けの天皇賞・秋の走りを見てからここで狙おうと思っていたのですが......。秋初戦からいきなり走っちゃいましたね。ただ、得意のマイルで、調教の動きからも順調で当然最有力。

2番人気想定 ダノンキングリー皐月賞3着、ダービーで2着、秋初戦の毎日王冠では複数の古馬G1馬相手に最後方からずばっと差し切り勝ちと、斤量差は減るがまだまだ伸び盛り。昔は、高額な良血馬を次々落札するも、不発弾ばかりつかまされてきた印象(笑)のダノン軍団だが、最近は好成績の馬が多くなり、同馬主同士での争いも更に増えていくのだろう。

3番人気想定 インディチャンプ安田記念を制した春のマイル王は、毎日王冠をそれなりの3着と叩いての参戦。安田記念は色々うまく行き過ぎての戴冠(要は福永騎手の好騎乗)でもあり、実力上位グループに居るがそう突き抜けた強さではない。

4番人気想定 アルアイン:大外だったり、速い時計での決着だったり向かない材料はあったにせよ、物足りない秋の天皇賞14着。昨年のこのレースは惜しい3着だったが、ちょっと力が落ちてきている印象で、堅実だった馬が崩れ出すとなかなか立ち直らないもの

5番人気想定 ダイアトニック:前哨戦のスワンSで1番人気に応えて鋭く差し切ったが、1400mベストな感があり、引き続きスミヨン騎手の騎乗で人気になりそうなだけに悩ましいところ。

6番人気想定 ペルシアンナイト:昨年のこのレースでの2着以降は馬券圏内無しで、ピークを過ぎており、今回は相手が特に弱くないので引き続き買わない予定(というか、衰えたと指摘して私自身も買わずにここまで来れている以上、恐らく引退までもう買わない)。

7番人気想定 レイエンダ新潟記念を使ったのは正直イマイチかと思ったが、母父シンボリクリスエスだけに叩いて上昇するロベルト系というあたりを意識してのローテなのかもしれない。また、前走レース後のスミヨン騎手はもう1Fあった方がいいというコメント出しているが、この数十年、何でもマイラーに作ってくる感のある藤沢和厩舎だけに、ここら辺りがストライクゾーンで、激走あるかも。

8番人気想定 モズアスコット:昨年は連闘で安田記念を制覇したり、1番人気でマイルCS惨敗したりと激動の一年。明け5歳となった今年正直パッとしない状況で、調子を崩したフランケル産駒は狙いにくいというのが定説となってしまっているところも、この馬に関してはあり。ただ、前走のスワンSは瞬発力負けであり、今回瞬発力頼りでない鞍上・和田騎手に乗り替わってくるようなので、やれる可能性は十分ある。

9番人気想定 プリモシーン:鋭い末脚で活躍してきたが、秋初戦の府中牝馬Sで1番人気でブービー15着と大凡走。過去最高馬体重もあったが、闘争心が失せ、もう繁殖入りしたい心境なのでは。これまでの実績から、ガラリ一変ももちろんあっておかしくないのだが、牝馬の不可解な負け方の後というのは、巻き返しをあまり期待できないもの。

10番人気以下想定
マイスタイル:田中勝騎手と函館記念を楽逃げで制し、距離短縮のスワンSでも3着と好走した。ただG1でこの騎手を買おうとは全く思わない。私が競馬を始めた30年前くらいは、岡部ラインの「乗れる若手」だったのだが(笑)

グァンチャーレ:オープン特別が主戦場で長く活躍してきていて、たまに重賞で2着や3着に来るキャラ。前走は不利があったとはいえ、G1では要らない。

カテドラル:3歳馬でアーリントンC2着、NHKマイルC3着とこの世代のマイル路線では、頑張っているのだが、相手に恵まれた感もあり、激走はあまり期待できない。

クリノガウディー:朝日杯FSでアドマイヤマーズの2着、今夏の中京記念でも2着とそれなりの力はあるようだが、安定感が無く凡走も多い。ただ調教の動きは良く、いい波が来ているのかもしれない。

レッドオルガ:母エリモピクシーだけに春のヴィクトリアマイルでは血統から3番人気となったが11着と惨敗し、まあそんなものかなと思ったら、秋になり富士S3着とやはり東京マイルが向く血統であることを示した。ただ、京都マイル向きかというとそうでもないのでは。

フィアーノロマーノ:春はダービー卿CT勝ちの巨漢馬。瞬発力は劣るが、京都で内枠でも引いて先行できたらしぶといかも。

エメラルファイト:3歳馬で春には10番人気でスプリングSを勝ってしまったが、ダービー12着、秋になり富士S7着と、まだこれから強くなっていく馬で現時点では厳しいのでは

タイムトリップ:古馬になってからはオープン実績ゼロで、距離ももっと短いほうが良い。


<まとめ>
有力:ダノンプレミアムダノンキングリーレイエンダ

ヒモに:インディチャンプモズアスコットダイアトニック

穴で:クリノガウディーフィアーノロマーノ

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2019年11月10日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2019年11月10日号】特選重賞データ分析編(176)~2019年マイルチャンピオンシップ~
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 マイルチャンピオンシップ 2019年11月17日(日) 京都芝1600m外


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつG1・G2、かつ出走頭数が16頭以上のレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [6-5-5-39](複勝率29.1%)
×なし [0-1-1-50](複勝率3.8%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。少頭数やG3・オープン特別のレースを主戦場としてきた馬は苦戦しています。なお“同年、かつJRA、かつG1のレース”において5着以内となった経験がある馬は2013年以降[6-4-3-27](複勝率32.5%)とより堅実です。

主な「○」該当馬→ダノンキングリーダノンプレミアムプリモシーン
主な「×」該当馬→アルアインペルシアンナイトレイエンダ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の出走頭数が13頭以上」だった馬は2013年以降[6-5-6-75](複勝率18.5%)
主な該当馬→ダノンプレミアムプリモシーン

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2019年10月25日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】注目の2強対決! 天皇賞(秋)の展望&馬券の買い方を考える
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菊花賞武豊騎手のワールドプレミアが勝利。

実は予想段階で過去のレースを振り返った際に、1996年のダンスインザダークもさることながら、2000年のエアシャカールの騎乗を見て、改めて淀の長丁場における武豊は上手いなぁと感心していたのである。

最終的にワールドプレミアは4番手評価に留めたが、スタートから少し促して位置を取り、道中はリラックスして好位追走、4角で各馬が動き出して行った際もまだじっと脚を溜め、直線鮮やかに弾ける。京都の3000mはこう乗れ、という教科書のような騎乗ぶりに改めて唸らされた。

2着福永騎手も同様に、ちょうど3年前のレインボーラインのようなコース取りで淀の3000mを乗り切った。そういえば2007年だったか、春の天皇賞でメイショウサムソンの2着に好走したエリモエクスパイアという馬も福永騎手騎乗だったことを思い出す。大舞台はすっかり外国人騎手が席巻するのにも見慣れてしまったが、京都の長丁場になるとJRAジョッキーの当たりの柔らかさが生きて来る。


~注目の2強はともに有力

さて、今週末は天皇賞(秋)サートゥルナーリアが参戦を表明してくれたおかげで、アーモンドアイとの対決という、この秋G1屈指の好カードが実現した。

アーモンドアイ安田記念で3着に敗れて以来の1戦。安田記念ではスタートで後手を踏んだ上にゴチャつく苦しいスタート。道中は久々のマイル戦もあってかやや置かれ気味だったが、それでも直線は鋭く伸びて上位に迫った。3着とはいえ、文字通り負けて強しと言える内容だ。

負けて強し―。

競馬においてはこの言葉には少々警戒しなくてはいけない。ある意味、不器用で大外を回すしかない馬は、毎度毎度負けて強しのように見えてしまいがちだからである。

だが、アーモンドアイの場合は本来器用な競馬もできる馬である。だからこそ、素直に負けて強しということで良いだろう。東京2000mの方がレースはしやすいはずだし、改めて主役級の評価をしたい。

一方、3歳サートゥルナーリア神戸新聞杯から菊花賞スキップしてコチラに回ってきた。ダービーではレーン騎手初騎乗の上にスタートで後手を踏み、さらに4角では少々強引な押し上げ。結果的に道中でのロスが響き直線は伸び切れなかったが、それでも展開を考えればこちらも負けて強しと言える内容だった。

秋初戦の神戸新聞杯は弾けるような行きっぷりで完勝。ダービーの反省も踏まえて今回は気性面へのケアも念入りのようで、同じ轍を踏む可能性は低いとみる。素直に有力として良いだろう。


~予想と同時に買い方も重要な一戦

本来であれば2強危うし、と書いた方が読者の方の引きは良いのだろうが、センセーショナリズムに走って本来の能力評価を誤っていては元も子もない。今回に関して言えば2強といわれる2頭はどちらも素直に有力視して良いと考えている。何でもかんでも疑うことや捻ることが正解ではない。

しかし、1997年の”バブル&エア対決”が実現した、エアグルーヴバブルガムフェローのワンツー。

2000年、”2度あることは3度ある”のテイエムオペラオーメイショウドトウのワンツー、これらの時代と異なることがある。

それは、馬単、そして、3連複&3連単の存在だ。そう、今は2強が有力でもあと一頭を探すことで、十分儲けに繋げることができる。

1997年であれば、断然人気は2着に敗れたバブルガムフェローの方だったから、馬単ならばそれなりに儲けることが可能だっただろうし、2000年は3着に中穴のトゥナンテが突っ込んできたことで、3連系の馬券はそこそこついただろう。

今回は恐らくダノンプレミアムワグネリアンあたりが2強に次ぐ人気となりそうだが、この2頭ならばワグネリアンを有力視したい。大阪杯札幌記念はいずれも道中で行きたがるしぐさを見せており、今回アエロリットの参戦でペースが引き締まりそうなのは大きなプラス材料だろう。もともと東京コースが得意なタイプであり、過去2度の同舞台では、東スポ杯2歳Sを圧勝、さらにダービー制覇といずれも好内容のレースを見せている。

その他の馬の中では、前述のアエロリット他、スワーヴリチャードアルアインあたりが支持されそうだが、どの馬も一長一短という印象。

アエロリットは2000mになると不安の方が大きく、恐らくベストは1800m以下だろう。

スワーヴリチャードは馬場、枠など条件が揃った宝塚記念で3着止まり。当時は本命にして期待したが、正直物足りない内容だった。

アルアイン大阪杯皐月賞以来久々のG1制覇を成し遂げたが、展開や枠順など、コチラもすべてがハマった印象が強い。どちらかといえば切れ味よりも持久力型で、東京コースへの適性も疑問だ。

以上のことからも、2強以外は案外混戦模様だ。馬券を買うならば、3連複で2強+伏兵。あるいは3連単で2強→2強⇔伏兵、のような買い方も面白いかもしれない。現代競馬は予想も大事だが、それを生かせるかどうかは買い方次第。

予想という”素材”を生かすためにも、良い買い方という”調理方法”を意識して臨みたい一戦だ。個人的に結構自信があるので、当たっても外れても、その顛末はまた次週のコラムでお伝えしたい。

天皇賞(秋)の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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アルアインの口コミ


口コミ一覧

POG指名馬紹介⑦

 藤沢雄二 2025年7月2日(水) 19:22

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今回は栗東のキャロット勢から。

・ブレッドパス
中内田厩舎のアルアイン産駒ですね。
やはりその「アルアイン産駒」というのが引っ掛かったところで、この父で中内田厩舎に?ということで関心を持ちました。

そして決め手になったのは「母がキャロットで重賞勝ち馬なのに黒岩→中内田」という点。
黒岩厩舎も牝馬の活躍馬が多いですけど、それが牡馬でも母の縁があれば黒岩厩舎に入るであろう馬でしょ。
父も母も中山で結果を残しているのだから、美浦の厩舎になりそうなものですけどね。

個人的にはこれを「格上げ理論」と言っているんですが、その最たる例がタスティエーラ。
母は和田郎厩舎だったのが息子は堀厩舎ですからね。
いくらサトノクラウンが堀厩舎だったと言えど、競馬界だとその手の縁は母系基準だと思うので。

まあ黒岩厩舎もアスコリピチェーノが出て、厩舎のランクは上がっているとは思うのですが
それなら尚のこと、母の所属した黒岩厩舎に…となりそうなものですが。

ところが預託先は中内田厩舎なので、何か意図を感じずにはいられません。

近況は、なんか脚を捻ったとかで予定していたゲート試験をキャンセルして立て直すようですけど
こっちの目論見もスプリングSかニュージーランドTにでも引っ掛かれば…なので、焦ることはないかと。


・スカイストライプス
安田翔伍厩舎のコントレイル産駒です。

ダノンミッドナイトの項で、特にコントレイル産駒を狙うつもりはなかったと書きましたが
キャロットの追加募集の話を見て急浮上してきたのがこの馬。
「おっ」と思った馬が、たまたまコントレイル産駒だったというだけです。

なので、血統的にはなんの推し材料はなくて。
母馬が海外の馬で、この馬をセリで買ってきたわけでもないのに、
突如としてキャロットの追加募集のラインナップに入ってきたという経緯に惹かれました。
それでいてサクッと栗東入りなんだもの。
「なんで隠れていたの?」という気持ちでその流れに乗っかりたくなりました。

ゲート試験には合格して、今月中旬ぐらいには栗東入厩の予定らしいです。
全妹がシルクで募集されるみたいで、そのシルクの募集に合わせて7月27日の中京芝2000mでデビューするのでは?という、いかにもキャロット会員らしい読みがまことしやかに囁かれておりますがw
今月中旬の入厩だったらさすがにそれはないかと。

でも中京開催でのデビューは間違いなさそうですね。
まあ中京の新馬戦なら1600mだろうが2000mだろうが、どっちにしても直線まではスローになるだろうから
その中京の直線が滑走路になってくれればいいですね。

これで16頭目までやってきました。
とりあえずあと2頭で6月1週目分の落札分が終わるw

それはともかくあと2枠をどう埋めましょうかね。

 エスプレッソ 2024年10月20日() 04:09
菊花賞 予想
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今週はクラシック最終戦の菊花賞ですね

ダノンデサイルが人気ですね!
ダービーでは押さえで買いましたが、今回はダービー時より消極的に一応押さえようと思います。

血統的には父エピファネイアは早熟血統で、いつ終わってもおかしくない怖さがあります。
母父のコングラッツは米国型ナスルーラ、APインディの系統でアルアインやグランアレグリアと同じ系統です、スピードで押し切るレースが得意なタイプです。
京都開催の菊花賞には向かないタイプだと思います。

ただ血統的にはスタミナもあるだろうと思います。深いところには欧州のスタミナ要素も多くみられます。

ただダービーから直行で菊花賞を勝つのは難しいかと思います。
過去20年年を観てもダービーから直行で勝った馬はいません。

馬格が大き過ぎるのも気になる点です。
500キロを超える大型馬は全くダメではないのですが割引が必要かと思います。

ダービーは展開も向いたと思います。
スローペースで先行して最内を通り続けたこの馬には最適な競馬だったと思います。
が、今回はタバル、エコロバルツが外からポジションを取りに行くでしょうし、1枠の2頭もある程度前でポジションを取りたいとなると、ダービーのように楽には4〜5番手に付けるのは難しいし、今回はマークもされる分厳しいと思います。


菊花賞はスタートしてすぐに1度目の坂をのぼるので春天よりある意味消耗度は大きいと思います。


血統的には父、母父のせめてどちらかが欧州タイプの好走が目立ちます。


馬体は大きすぎず、小さすぎず、470キロ前後がベストだと思います。


下級条件から穴を開けるタイプは非根幹距離に適性がある馬が時折り高配の使者になります(2200m、1800mなど)

予想 


◎ ⑬ アーバンシック

毎年馬券に絡むサンデー系のスワーヴリチャードが父で、母父は欧州型のハービンジャー
母母父は菊花賞に相性がいいダンスインザダーク
鞍上ルメール、軸としては1番かと思います。


○ ⑨ コスモキュランダ

アルアイン産駒で距離不安と言う意見もありますが、大丈夫だと思います。



▲ ⑭ メリオーレム

父のシュバルグランは春天3着、母方はスタミナ要素豊富ですが、スピード負けが少し心配です。
京都コースに強いブラッシンググルームのクロスを持っているのは今回この馬だけです。


△ ⑫ シュバルツクーゲル

父キズナは母父に米国型を持って来るとマイラーになります。
ソングラインやファインルージュなど
母父に欧州型を持って来ると中長距離になるようです
ディープボンドやジャスティンミラノなど

この馬の母父はモンズンでドイツを代表する様な欧州型です


× ① ピースワンデュック 
枠がいい、距離も大丈夫だと思います

× ② ノーブルスカイ
理由は同上


× ④ ダノンデサイル
冒頭で買いた理由、妙味なし


消し ⑩ メイショウタバル
あの気性で3000mはきついと思います
どちらかと言うとパワータイプじゃないかと思います



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 たかちゅ 2024年7月2日(火) 20:06
アルアイン
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先週の新馬戦にようやくスペシャルレベルになってエンドレスサマーさん初勝利。
調教タイム見て指名しました。
昨年コスモキュランダさんが頑張ってくれてくれてアルアインさんは神様。
私の隠し玉でしたが勝ち方見ると期待しています。
怪我無く頑張って。

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コメント一覧
3:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2019年10月24日(木) 16:54:36
第160回天皇賞・秋

社台の共同馬主クラブ(「キャロットF」「シルクR」「サンデーR」)同士の対決!vs金子真人HD(個人名義)

ロードカナロア産駒の最強馬同士対決!vsディープインパクト産駒ダービー馬同士の対決!

いずれにせよ
全て、ノーザンファーム生産馬の闘い!!
2:
  おうまタイム   フォロワー:0人 2018年11月18日() 14:48:47
マイルCS複勝3000円
1:
退会ユーザー 2017年3月28日(火) 18:57:02
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2019年12月22日有馬記念 G111着
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アルアインの取材メモ VIP

2019年12月22日 有馬記念 G1 11着
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レース後
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