コントレイル(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
コントレイル
写真一覧
抹消  青鹿毛 2017年4月1日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主前田 晋二
生産者株式会社 ノースヒルズ
生産地新冠町
戦績11戦[8-2-1-0]
総賞金119,529万円
収得賞金53,700万円
英字表記Contrail
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ロードクロサイト
血統 ][ 産駒 ]
Unbridled's Song
Folklore
兄弟 バーンフライサンセットクラウド
市場価格
前走 2021/11/28 ジャパンカップ G1
次走予定

コントレイルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
21/11/28 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18121.611** 牡4 57.0 福永祐一矢作芳人 456
(-8)
2.24.7 -0.333.7⑧⑦⑧⑧オーソリティ
21/10/31 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 16112.512** 牡4 58.0 福永祐一矢作芳人 464
(-8)
1.58.0 0.133.0⑨⑧⑧エフフォーリア
21/04/04 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 13571.813** 牡4 57.0 福永祐一矢作芳人 472
(+16)
2.02.5 0.937.4⑨⑨⑥レイパパレ
20/11/29 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 15462.822** 牡3 55.0 福永祐一矢作芳人 456
(-2)
2.23.2 0.234.3⑨⑨⑨⑨アーモンドアイ
20/10/25 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18231.111** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 458
(-2)
3.05.5 -0.035.2⑦⑦⑤④アリストテレス
20/09/27 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2200 18121.111** 牡3 56.0 福永祐一矢作芳人 460
(0)
2.12.5 -0.335.6⑧⑦⑧⑥ヴェルトライゼンデ
20/05/31 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 18351.411** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 460
(-2)
2.24.1 -0.534.0⑤④サリオス
20/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18112.711** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 462
(0)
2.00.7 -0.134.9⑫⑫⑫⑦サリオス
19/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 13222.011** 牡2 55.0 福永祐一矢作芳人 462
(+6)
2.01.4 -0.235.8④④ヴェルトライゼンデ
19/11/16 東京 11 東スポ2歳S G3 芝1800 8662.511** 牡2 55.0 R.ムーア矢作芳人 456
(0)
1.44.5 -0.833.1⑤⑤⑤アルジャンナ
19/09/15 阪神 5 2歳新馬 芝1800 9891.711** 牡2 54.0 福永祐一矢作芳人 456
(--)
1.48.9 -0.433.5フレーヴォ

コントレイルの関連ニュース

2021年のGⅡAJCCを勝ったアリストテレス(牡6)が、20日付けで栗東・音無秀孝厩舎から栗東・上村洋行厩舎へ転厩した。

同馬は20年10月の菊花賞で無敗の3冠馬コントレイルにクビ差の2着と接戦に持ち込んだ実力の持ち主。今年の目黒記念15着後は、ノーザンファームしがらき(滋賀県)へ放牧に出ている。

【セレクトセール2023】コントレイル初年度産駒コンヴィクションⅡの2023が5億2000万円! 福永祐一厩舎開業祝いにノースヒルズ前田代表が超ビッグプレゼント 2023年7月12日(水) 09:59

国内最大のサラブレッド市場、セレクトセールの2日日当歳競りが11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。注目のコントレイル産駒が〝億超え〟を連発し、「コンヴィクションⅡの2023」(牡)が初年度産駒としては史上2位となる5億2000万円で落札された。購買者はコントレイルを生産した㈱ノースヒルズで、馬主は父と同じ前田晋二氏、来春開業予定の福永祐一厩舎に預託される予定だ。(金額はすべて税抜き)。



注目の新種牡馬が、現役時にも勝るとも劣らないほど、圧倒的な存在感を示した。2020年に史上3頭目となる無敗のクラシック3冠を達成したコントレイルの初年度産駒が、当歳競りに登場。次々と目を見張るような金額で盛り上げ、中でもひときわ会場をわかせたのが、「コンヴィクションⅡの2023」(牡)だ。

リザーブ(最低)価格5000万円からスタートすると、あっという間に1億円を突破。その後も2、3、4億とみるみる上がっていく。ヒートアップする争奪戦に会場がざわめく中、この日の最高額、新種牡馬の初年度産駒としてはキングカメハメハの6億円(2006年、母トゥザヴィクトリー)に次ぐ史上2位となる5億2000万円で、父を生産した㈱ノースヒルズが競り落とした。

母のコンヴィクションⅡは、アルゼンチンのGⅠウイナーで、半兄に3勝クラスのレヴェッツァ(父ドゥラメンテ)がいる血統馬。同代表の前田幸治氏は「一番いい馬だと思っていました。顔や体のバランスが良く、歩かせても柔らかみがある。福永調教師とうちの福田(洋志ディレクター)が見て、『一番いい』と言ってくれましたからね」と笑みを浮かべた。

同馬は幸治氏の弟でコントレイルと同じ前田晋二氏の所有馬となり、来春開業予定の福永祐一厩舎に預託される。現役時代は主戦ジョッキーとして3冠馬に導き、「開業祝い」(前田幸治代表)を贈られた福永調教師は「大変なことですね。コントレイルらしい品の良さ、バランスの良さを感じています。これから牧場と連携して競走馬としてしっかり準備していきたいと思います」を表情を引き締めた。

コントレイルは2019年ホープフルSでGⅠ初制覇。翌年は皐月賞日本ダービー菊花賞を制し、シンボリルドルフ、父であるディープインパクトに次ぐ史上3頭目の無敗3冠馬に輝いた。21年ジャパンCでGⅠ5勝目を挙げ有終の美を飾り、社台スタリオンで種牡馬入りして、初年度は193頭に種付け。今年の種付け料は1200万円で満口となるなど、19年7月に死んだディープインパクトの後継種牡馬としても期待が膨らむ。

この日上場されたコントレイル産駒は20頭。そのうち8頭が1億円を超え、合計25億7200万円にものぼる。3冠馬の父を超える大きな夢を、その子供たちがかなえていく。

前田晋二氏が3億3000万円コントレイル産駒落札

コントレイル産駒で2番目の高額馬は、前田晋二氏が3億3000万円で落札した「バイバイベイビーの2023」(牡)。母は愛GⅢ勝ち馬で、近親に英ダービー馬のサーペンタインがいる。コントレイルを現役時代に管理し、同馬を預託予定の矢作調教師は、「さすがに少し高いかと思いましたが、改めてコントレイルの評価が高いことを感じました。血統も祖母がヨーロッパの一流血統です。父を越えられるように育てていきたいですし、育てなければいけませんね。馬は顔や体など、全てがいいですよ」と期待を込めた。

★ノースヒルズ

1984年に前田幸治代表が北海道新冠町にマエコウファームを開設。のちにノースヒルズマネジメントを経て、ノースヒルズに改称した。北海道日高町に中期育成施設のノースヒルズ清畠、鳥取県に調教育成施設の大山ヒルズがある。これまでに3冠馬コントレイルの他、ダービー馬ワンアンドオンリーキズナ、GⅠ3勝を挙げたファレノプシスなど数々のGⅠ馬を生産している。

[もっと見る]

【セレクトセール2023】藤田晋オーナーは2日間で23億6900万円の爆買い! 2023年7月12日(水) 09:59

国内最大のサラブレッド市場、セレクトセールの2日目が11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。この日は当歳馬の競りで、1歳馬の初日に続いて株式会社サイバーエージェントの藤田晋代表取締役社長(50)が高額馬を次々に落札。3億3000万円(税抜き、以下同)を投じた「ピクシーホロウの2023」を筆頭に計8頭を購入し、2日間合計で16頭、23億6900万円を投じる〝爆買い〟だった。



今年もセレクトセールの主役はこの人だった。3年連続の参戦となった藤田晋氏が、2日間で計16頭を落札。初参加だった一昨年の23億6200万円を上回る、23億6900万円を投じて次々と素質馬を競り落とした。

「3年目で慣れてきましたので、計画も立てやすかったです。今年は受験生みたいに、しっかり準備してきましたから」

満足そうな表情で振り返った2日目の最高落札額は、3億3000万円の「ピクシーホロウの2023」(父エピファネイア、牡)。半兄に一昨年のスプリンターズSを3歳の身で制したピクシーナイトや、昨年のラジオNIKKEI賞勝ち馬フェーングロッテンがおり、早期からの活躍が見込める素質馬だ。また、この日高額の落札が続いたコントレイル産駒で、牝馬では最高額となった「シーズアタイガーの2023」(牝)を2億8000万円で、サリオスサラキアを近親に持つ「サロニカの2023」(父エピファネイア、牝)を2億6000万円で、それぞれ落札した。

藤田氏は「コントレイルの産駒は顔が小さくてかっこいい馬が多かった。走りそうな見た目でしたね。取りたい馬はもっといましたが、本命だったこれらの馬を取れたのでよかったです。本命の馬が高額なのも想定内ですね」と冷静に振り返る。

2日間の競りを総括して「全体的に思った通りの購入ができました。想定通りですね」ときっぱり。16日の函館記念には、一昨年の千葉サラブレッドセールで4億7010万円で購入したドーブネも参戦する。今年の〝爆買い〟勢からどんな活躍馬が出てくるのか、夢が広がるラインアップがそろった。(丸橋正宣)

[もっと見る]

【セレクトセール2023】コントレイルの初年度産駒が爆売れ!総額25億円超 2023年7月11日(火) 18:03

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで10、11日の2日間にわたって、国内最大の競走馬セリ市『セレクトセール2023』が行われた。2日目の11日は、当歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が上場され、新種牡馬コントレイルの産駒が続々と高額で取引成立。上場された20頭は全て売却され、産駒の売却総額は25億7200万円(税抜き、以下同)に達した。

『モアナの2023』(牡)が1億7000万円で落札されたのを皮切りに、『パーソナルダイアリーの2023』(牡)が1億7000万円、『バイバイベイビーの2023』(牡)が3億3000万円、『コンヴィクションⅡの2023』(牡)が日本歴代3位となる5億2000万円、『カレドニアロードの2023』(牝)が1億2500万円、『シーズアタイガーの2023』(牝)が2億8000万円、『ケンホープの2023』(牡)が1億1500万円、『スウィッチインタイムの2023』(牝)が1億7000万円と相次いで1億円を突破。落札された産駒の平均価格が1億2860万円という、新種牡馬としては破格の高評価となった。

同じ無敗の3冠制覇を成し遂げた父ディープインパクトでさえ、初年度産駒の上場初日は37頭で〝億超え〟は4頭のみ。経済的な背景が違うとはいえ、8頭もの産駒が大台を超えたのは、ディープインパクト系の後継馬として並々ならぬ期待を背負っている表れだ。

コントレイルを生産したノースヒルズは、(株)ノースヒルズ名義と前田晋二氏の名義で計3頭を落札。ノースヒルズの前田幸治代表は「全体的に馬の形や顔が良く、脚も真っすぐで肉付きもいい馬が多く、期待していますよ。コントレイルに思い入れがある弟(晋二氏=現役時のオーナー)も喜んでいると思います」と目を細めた。現役時代に管理した矢作芳人調教師は3億3000万円の値がついた『バイバイベイビーの2023』を預託される予定。「改めて、コントレイルの評価が高いことを感じました」とうなずいた。早ければ2年後の夏にデビューするコントレイル産駒。この日以上の旋風を、ターフでも巻き起こすことが期待されている。

[もっと見る]

【セレクトセール2023】ロジャーバローズの半妹を島川隆哉氏が落札 2023年7月11日(火) 14:27

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されている国内最大の競走馬セリ市、「セレクトセール2023」。2日目の11日は、当歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が231頭上場されている。

上場番号409番の「リトルブックの2023」(父コントレイル、牝)は、7000万円(税抜き)で島川隆哉氏が落札した。日本ダービーを12番人気の低評価で制したロジャーバローズの半妹にあたる血統馬。新種牡馬コントレイル産駒でもあり、注目を集めていた。また、島川隆哉氏は今年のセレクトセールで初めての購買となった。

[もっと見る]

【セレクトセール2023】日本のセリ史上3位 5億2000万円のコントレイル産駒は福永祐一厩舎に「大変なことだと思いました」 2023年7月11日(火) 13:35

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されている国内最大の競走馬セリ市、「セレクトセール2023」。2日目の11日は、当歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が231頭上場されている。

上場番号360番の「コンヴィクションⅡの2023」(父コントレイル、牡)は、5億2000万円(税抜き)で(株)ノースヒルズが落札した。

注目の新種牡馬コントレイル産駒が続々と高額で落札されていたセールで、とびきりの取引が成立した。5000万円でスタートした競りは、白熱したやり取りが続いてなかなか終わる気配が見られない。周囲がざわつく中、5億2000万円でようやくハンマーが落ちて終了。日本のサラブレッドセールにおいて史上3位となる巨額取引が成立した。

さらなるサプライズがあったのは、セール後だ。(株)ノースヒルズの前田幸治代表は、来春の開業が見込まれる福永祐一調教師に預託する意向を表明。騎手時代にコントレイルとのコンビで無敗3冠を成し遂げるなど、JRA通算2636勝をマークし、昨年12月の調教師免許試験に合格したルーキートレーナーにこの素質馬を託す。前田代表は「一番いい馬だと思っていました。顔や体のバランスが良く、歩かせても柔らかみがある。福永調教師とうちの福田(洋志ディレクター)が見て、『一番いい』と言ってくれましたからね。正直こんなに高いとは思わなかったですが、最大の開業祝いということで、落札できてうれしいですね」と現役時の主戦にビッグな開業祝いを贈ることになった。

福永祐一調教師「大変なことだと思いました。コントレイルらしい品の良さ、バランスの良さを感じています。これから牧場と連携して競走馬としてしっかり準備していきたいと思います」

[もっと見る]

⇒もっと見る

コントレイルの関連コラム

閲覧 2,046ビュー コメント 0 ナイス 3



ジャパンカップコントレイルが勝利。なんだかんだこの馬の器用さと確実性は群を抜いているとみて、ダービー以降は前走天皇賞(秋)以外はずっと本命。今回も本命にしてはいたが、できれば相手が少しズレてくれないかとアリストテレスサンレイポケットあたりの突っ込みに期待した。だが、終わってみればただの悪あがきだった。

昨年に続き、今年も1~3着までほぼ人気通りの決着となった。

~一流馬がG2を使うメリットが薄れている→G1が荒れない

ジャパンカップはこれで5年連続で3着までを5番人気以内の馬が占める決着となった。

ジャパンカップの1着賞金は現在3億円。来年からは4億円となる。賞金と配当に関係があるのかと思われるかもしれないが…恐らく、ある。競馬はスポーツでありロマンでもあるが、ビジネスでもある。3億や4億の賞金が懸かっていれば、それだけ一流馬が本気で目指すことになる。一流の馬や一流の陣営が本気で取りに来るのだから、そこを能力の少し足りない馬が適性その他で覆すのはなかなか難しい。

ちなみに1999年、あのスペシャルウィークが勝ったジャパンカップの1着賞金は1億3,200万円、今の3分の1以下なのである。当時引退を間近に控えたスペシャルウィークだったが、年明けのAJCCから始動し、阪神大賞典天皇賞(春)宝塚記念京都大賞典天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念と合計8走。もちろん時代背景や個性の違いもあるが、当時はAJCCと阪神大賞典を勝利すると、合計約1億2,800万円。ほぼ当時のジャパンカップと同額となる。今は仮に両レースを制しても、合計約1億2,900万。G2の賞金はほぼ変わっていないので、ジャパンカップの3億円には到底及ばない計算になる。

それが良いか悪いかの話ではない。だが、G1でも勝ち負けできるトップホースにとっては、この程度の賞金のG2など、使うだけリスクを背負うだけというのが今の競馬だと理解できる。言葉は悪いが、大してお金にもならないG2を必死に使う必要はない。むしろ一発で大金を稼げるジャパンカップ有馬記念を本気で目指し、そこに向けて仕上げるのは当然のことだろう。

とりわけ有馬記念と異なりジャパンカップは東京2400mで紛れも少ない。来年も無茶な穴狙いは禁物ということを忘れずにいたい。

チャンピオンズカップの注目馬

今週末はチャンピオンズカップ。今年のダート路線は3歳馬が手薄で、クリソベリルも引退。全体としてレベルは高くない。

というわけで、今週も推奨馬を一頭挙げておく。

チュウワウィザード戸崎圭太騎手)

昨年の覇者チュウワウィザードが今年も期待大。前走のJBCクラシックは最内枠に加えて前半掛かり気味で苦しい競馬となったが、それでも3着確保は地力の証だろう。中京ダート1800m適性の高さは今さら説明するまでもないし、今年は相手関係も比較的楽。馬群も捌けるので多頭数でも不利の心配は少なく、今年も有力とみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


登録済みの方はこちらからログイン

2021年11月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ただのハズレも今後に生かせば無駄ではない/ジャパンカップ展望
閲覧 1,930ビュー コメント 0 ナイス 5



マイルチャンピオンシップグランアレグリアが完勝。絶好枠からスムーズに流れに乗れた時点でほぼ勝負ありだった。一部では中2週を懸念する声もあったが、春の安田記念も中2週で、むしろ負けて強しの2着だった。当時と異なり今回は枠順にも恵まれ、順当勝ちとして良いだろう。2着シュネルマイスターも苦しい枠からよく頑張ったといえる内容で、今後の飛躍に期待ができそうな好内容だった。

レース選択が難しそうだが、来年のドバイターフあたりは合いそうだ。そしてできれば、来年こそは天皇賞(秋)で観たい。

マイルCS敗戦組で今後狙いたい2頭

一方、マイルCSでは結果を出せなかったが今後狙ってみたいなと思えた馬もいた。

1頭目はグレナディアガーズ

今回は13着と大敗だったが、ペースがスローに落ちたことで終始ガツンと掛かってしまい、完全に参考外の一戦。2歳王者になって以降はなかなか結果を出せていないが、NHKマイルCは早仕掛けで負けて強しの3着、京成杯オータムハンデはややロスがありながらも差のない3着、そして今回は掛かって失速といずれも敗因は明白。スピードがあるので、年末の阪神カップや来年の阪急杯に出てきたら是非狙いたい一頭だ。覚えておきたい。

2頭目はサリオス

今回は初のブリンカー着用で行きっぷりの良さを見せたが、直線は伸び切れず。本馬にとっては内枠もあまり良くなかった。コントレイル以外に負けていなかった世代ナンバー2の本馬だが、昨年のマイルCS以降は不運続き。内伸びで外枠、外伸びで内枠と、不利な枠を引き続けており、まともならいつでも巻き返し可能だろう。さすがに凡走続きで人気も落ちてきそうなので、そろそろ馬券的にも狙いごろとみる。こちらも覚えておきたい。

馬券的にはハズレてしまったマイルCSだが、ただのハズレで終わるか、今後に生かすかは自分次第。今回のハズレを今後に生かせるように、きちんと回顧をして記憶しておきたい。

ジャパンカップの注目馬

今週末はいよいよジャパンカップ。今年は外国馬も参戦し、頭数も揃いそうで楽しみな一戦だ。恐らく人気はコントレイル、かなり手堅い軸馬だとは思うが、それ以外の中から狙い馬を一頭挙げておきたい。

アリストテレス横山武史騎手)

近走はイマイチパッとしないレースが続いているが、本馬はもともと非急坂戦向き。菊花賞2着好走以後はずっと中山か阪神でのレースが続いており、今回は久々の非急坂コースとなる。本馬を管理する音無厩舎の所属馬は成長力があり、かつてのカンパニーのように高齢になってから開花する馬も多い。菊花賞の大激走で終わる馬ではないだろう。引退するコントレイルと古馬での飛躍を期すアリストテレス。同世代ながらそれぞれ目指す道筋は異なるが、再度の2頭の激突に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2021年11月25日(木) 14:05 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンカップ2021
閲覧 2,010ビュー コメント 0 ナイス 9



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月28日(日) 東京12R 第41回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)

【登録頭数:21頭(外国馬3頭)】(フルゲート:18頭)※今年のジャパンカップは第12Rです。


コントレイル(A)中4週
休み明けの前走時は、乗り込み量が多くパドックでも太め感はなくかなり良い仕上がりだった。この中間もレース1週間後には乗り出していて、1週前追い切りの動きも素軽さがあって良い動きだった。休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていたので反動はなく、上積みが期待できそう。

シャフリヤール(B)中8週
この中間を見ると、4週前の動きは硬さが感じられたが、1週前には併せて先着を果たし終いの伸びも上々の内容を披露した。

カレンブーケドール(-)中4週 ※脚部不安のため出走回避

キセキ(C)中6週
当初はアルゼンチン共和国杯を使うプランもあり、その1週前追い切りがかなり良い動きで、そこを使っていた方が良かったかもしれない。使われて良くなってくる馬で、目標が中途半端に変わったためか、先週(1週前追い切り)ではジョッキーの手が激しく動くも、伸び脚は物足りず。

ユーバーレーベン(C)中5週
秋華賞からの中5週で、乗り込み量は豊富。ただ、1週前追い切り(計測不能)では、終い伸びきれず外の2頭に突き離されていて、動きを見るに変わり身が感じられない。

ワグネリアン(D)中4週
前走時は良い仕上がりだったが、この中間は乗り込み量が少なく1週前追い切りも軽めという内容。友道厩舎本来の調教内容とは程遠い印象で、プラスになる要素がない。

マカヒキ(B)中6週
前走京都大賞典で久しぶりの勝利。この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでも終い追われるとしぶとく喰らいついてみせた。遅れたとはいえ内容的には悪くなく、出来自体は引き続き良さそう。

アリストテレス(A)中6週
前走時の追い切りでは終いの伸びがやや足りない感じに見えたが、この中間の1週前追い切りでは手応えに余裕があり一度使われての上積みが期待できそう。

オーソリティ(A)中2週
昨年は有馬記念に向かったが、今年は中2週でこちらに。休み明けの前走時はパドックでは+12キロも太め感はなく好仕上りをアピールしていた。そのレース後の翌週土曜には坂路で時計を出し始めていて、疲れはない。この中間も1週前には単走馬なりで追われ、滑らかな走りで跳びも大きく、休み明けを使われて状態はさらに上向き。

モズベッロ(B)中3週
前走時はCWでの調整と普段とは違う調教内容だったが、この中間は坂路に戻して時計もしっかり出るようになってきた。映像がなかったので動きは見られなかったが、少なくともここ2戦よりは良くなっているはず。

ユーキャンスマイル(B)中3週
昨年よりは1週余裕があるので追い切り本数は2本多い。映像はなかったが坂路、CWと時計は優秀で出来は良さそう。

シャドウディーヴァ(B)中5週
この中間も1週前に坂路で好時計が出ていて好調キープ。相手は強くなるが出来は変わらず順調。

サンレイポケット(B)中3週
ここ2戦の追い切りではともに重さの残る走りに見えたが、1週前追い切りでは先行したこともあるのか前走時よりも動きが軽くなった感じ。

ムイトオブリガード(C)中3週
秋2戦を使われて追い切りの時計は良くなってきているが、1週前追い切りの動きを見るとまだ終い伸びきれていない。

ロードマイウェイ(D)中2週
前走時のパドックではある程度仕上がっている感じだった。馬体重はこれ以上減らしたくなく輸送もあるので、強めに追えないのかもしれない。


<外国馬>

グランドグローリー(C)中7週
これまでイタリアのレースには出走したことがあるが、日本までの長距離輸送は初めてで調整には不安あり。レースまでに速い追い切りができるかどうか。

ジャパン(B)中2週
前走から中2週での遠征も、ブルームと一緒なので精神的な不安はなさそう。前走直線に向くところで前が壁になりブレーキをかける場面があったので、4着でもまともに走っていたらブルームとの差はそれほどなかったハズ。

ブルーム(B)中2週
前走初めてのアメリカ遠征で2着に好走と、中2週での輸送も問題なさそう。その前走は、早め先頭もゴール前で甘くなったところを見ると、脚の使いどころが鍵になりそう。


<除外対象馬>

ウインドジャマー(B)中6週
前走で3勝クラスを勝って一気の相手強化。間隔は空いているので乗り込み豊富で南Wでも好時計が出ていて、出来自体は良さそう。

ゴーフォザサミット(C)6ヶ月半
休み明けで乗り込み豊富も、終いの時計がややかかっていていきなりはどうか。

トラストケンシン(B)中4週
使われつつ馬体が増えており、この中間も1週前には坂路で併せて先着と状態は良さそう。


※このコラムからの推奨馬は、オーソリティコントレイルアリストテレスの3頭をあげておきます。



◇今回は、ジャパンカップ編でした。
今年はコロナ過ではあるものの、外国馬3頭が出走します。1頭でも多くの外国馬が出走してくれることは良いことだと思います。ジャパンブルームは、日本人関係の外国馬とはいえA.オブライエン厩舎の2頭で、このようなヨーロッパの一流厩舎の馬が毎年出走してくれるようになるだけでも意義のあること。そして、このパイプをしっかりと繋いでおくことは、今後のジャパンカップの盛り上げのために重要になってくると感じています。日本馬が海外のレースに出走して馬券も買えるようになった今、それらのレースに出走してきた外国馬が一堂に会して対決するレースがジャパンカップであってほしいものです。

ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

2021年11月5日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】実は侮れない、マッチポンプ穴とは?/アルゼンチン共和国杯の穴馬
閲覧 1,993ビュー コメント 0 ナイス 3



天皇賞(秋)菊花賞に続いて横山武史騎手騎乗のエフフォーリアが勝利。見事にダービーの悔しさを晴らす完勝だった。

道中はグランアレグリアを見る位置で運び、直線外に出した時点で手応えが違った。この後は予定通りなら有馬記念に向かう公算が高い。2着コントレイルエフフォーリアを見るような形で運んだが、最後は伸び負けてしまった。それでも、引退レースとなるジャパンカップに向けて期待を持てる内容だった。

~実は儲かる柴田大知騎手

秋G1は前半の4レースが終わったが、上位3着までの騎手は以下の通り。(敬称略)

スプリンターズ 福永→ルメール→吉田隼人
秋華賞 戸崎→ルメール→福永
菊花賞 横山武→ルメール→福永
天皇賞(秋)横山武→福永→ルメール

なんと、福永騎手とルメール騎手はオール馬券圏内。結果論にはなるが、福永&ルメールから2頭軸を買えばすべて的中してしまうという恐ろしいことになっている。

よくこういうことを書くと、

「人気馬に乗ってるから」

という意見も出るのだが、決してそんなことはない。むしろ上位騎手は、自身が騎乗することによる人気を背負いながらも、結果を出していることが多い。

逆に言うと、一般的にヘタだと思われている騎手の穴激走は、それ自体が自身の腕である場合もあるが、ただ単に人気しないから穴になっているケースも多々ある。

柴田大知騎手は実は2021年の複勝回収率が100%を超えている。当然大穴の一撃の影響もあるが、単勝20倍以内のそれなりに人気するクラスの馬に限っても、複勝回収率は先週時点で84%と平均以上の期待値を残している。

一方で1~2番人気には41回騎乗して3勝、1番人気には13回騎乗して1勝。ちなみに1番人気で負けた馬に次走別の騎手が乗ると3戦3勝。つまり人気馬を勝たせることができないのは明らかではあるが、一方でその印象の悪化により過剰なほど人気にならなくなっており、全体的には旨味のあるジョッキーともいえる。

自らのミスにより印象を悪化させた結果、騎乗馬の人気が落ちて穴をあけるという、いわば

”マッチポンプ穴”

なのだが、このパターンは割と馬券的には使えるので意識しておきたい。

アルゼンチン共和国杯の注目馬

今週末はG1ひと休み。重賞4レースが行われるが、その中からアルゼンチン共和国杯から期待馬を取り上げたい。

オウケンムーン団野大成騎手)

近走は馬券にこそ絡めていないが、長丁場を使われ5着、4着とそこそこ適性の高さを見せている。過去馬券圏内4回のうち3回が東京or新潟という左回り巧者で、札幌→東京替わりはプラスになる。団野騎手は今年ショウリュウイクゾ日経新春杯を制するなど中長距離でも強みを発揮する期待の若手騎手。鞍上込みで一発に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2021年10月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】爆発に大事なのは、”ヒモ選定力”!/天皇賞(秋)展望
閲覧 2,029ビュー コメント 0 ナイス 3



菊花賞タイトルホルダー横山武史騎手が完勝。逃げて、溜めて、突き放すという、23年前の父横山典弘騎手=セイウンスカイを思い起こさせる完勝劇だった。

横山武史騎手については当コラムでも何度か取り上げ、ほめたたえて来たが、とりわけ芝中長距離における戦略力が素晴らしい。個人的に最近の騎乗で特に際立って良く思えたのはペルシアンナイトを2着に持って来た札幌記念。道中から繊細な出し入れをしており、そのひとつひとつの判断が直線の伸びに繋がっていた。

今回の勝利でJRA重賞は7勝となったが、すべてが芝のレースで、しかも1800m以上となった。

~穴馬が軸のときこそヒモ選びに力を注ぎたい

さて、先週の当コラムでは10月に入ってからやや不調であることから、

『平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい』

と書いたが、早速微々たる成果が出た。土曜重賞の富士Sだ。ここで狙ったのは◎タイトゥヘヴン。根拠は割愛するが、週半ばからじっくり準備してきたことが、結果にも表れたように思えて嬉しかった。

ただ、馬券的には爆発とはいかなかったのが、”微々たる成果”と書いたゆえんでもある。私は単複をほとんど買わず、常に爆発を狙って3連複を買うことが多いのだが、となると重要なのは、「ヒモ馬の選定」である。

当然のことながら3連系馬券は3頭の的中を目指すものであるから、軸馬が来るだけではなかなか爆発はしない。富士Sを例にするならば、私の対抗は○ダノンザキッドであったから、これが一緒に来なくては爆発とはいかなかった。勝ったソングラインや、あるいは9番人気2着のサトノウィザードあたりを相手上位で狙えていれば爆発できたのだろうが…。

もちろんそんなことができれば苦労しないのは当たり前だが、穴軸から攻めるときこそ、より一層ヒモ馬の選定には細心の注意を払う必要がある。穴が軸だと機械的に相手には人気馬を拾ってしまうこともあるし、逆に力んでさらに穴を狙ってしまうこともある。そのどちらが正解とは言えないのだが、もしひとつだけ大事なことがあるとすれば、穴軸に対応した馬をきちんと買うということである。

先週の◎タイムトゥヘヴンであれば、やはり騎手も含めて考えれば差し競馬で台頭する可能性は高かったから、他に穴が来るとすれば同様に差しタイプや外枠の馬、あるいはスタミナ系であることは容易に想像できた。そんなことわかっちゃいるよ、という面もあるが、穴軸馬券の場合はヒモ馬選定の重要性がいつも以上に増し、その一頭を選べるかどうかが年間収支にも大きく影響することになる。軸が穴だとついつい守りにも入ってしまいがちなのだが、だからこそ常に言い聞かせ、穴軸の場合はいつも以上にヒモ馬選びに心血を注ぐ必要があると強く感じた。

穴馬における相手選びは、いわば得点圏の打率を上げることと同様で、穴馬が走った場合はいわば”満塁のチャンス”のようなもの。そんなシーンで、走るヒモをきちんと選び、ランナーを返せるかどうかは、収支を爆発させる上で極めて重要だ。残りの秋のG1、あるいは重賞のどこかで、軸&ヒモの選定までビシッと決めて、大爆発を目指したい。

天皇賞(秋)の注目馬

さて、今週末はいよいよ3強対決が注目される・天皇賞(秋)。昨年の無敗の3冠馬・コントレイル。ダービーで2着に敗れ初めて土がついたものの、強力世代の最上位馬・エフフォーリア。スプリント~マイルG1を5勝し、改めて2000mに挑む牝馬・グランアレグリア

上記の3頭はいずれも有力だが、その中から特に注目すべき一頭を挙げておきたい。

エフフォーリア横山武史騎手)

日本ダービーは有利とされる最内枠だったが、今年に関していえばインの馬場状態が悪く決して有利とはいえない状況だった。結果的に見ても内枠の馬の中では唯一上位に食い込んでおり、まさに負けて強しと言える内容。掛かるくらいのスピードがあることを考えても2000mに短縮されるのもプラス。久々も予定通りで、最強牝馬&3冠馬相手でも好勝負可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2021年10月28日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2021 
閲覧 1,812ビュー コメント 0 ナイス 3



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月31日(日) 東京11R 第164回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)


グランアレグリア(B)5ヶ月
手術後の休み明けだが、乗り込み量は豊富で、動きを見ても引っかかるところはなく出来も仕上がりも良さそう。

コントレイル(A)7ヶ月
大阪杯以来の休み明け。2週前、1週前と併せて先着をはたした。春と比べると動きに切れがみられ、反応も良く出来はかなり良さそう。

エフフォーリア(A)4ヶ月
ダービーからの休み明け。これまでと違い、早めにトレセンに戻していて追い切り本数もかなり多く、坂路とCWで好時計をマークしている。動きに関しても、1週前は3頭併せの中で手応え抜群のまま先着と、気合いも入って戦闘モードに突入。

ワールドプレミア(D)6ヶ月
天皇賞(春)からの休み明けの今回、中間は坂路中心の調整となっている。CWを長めから本数を乗り込まれる友道厩舎の馬だが、坂路中心の調整は何かが違う感じ。1週前のCWででも併走遅れと、出来に関して不安が残る。

カレンブーケドール(B)4ヶ月
宝塚記念からの休み明けで、乗り込み量は豊富。追われるごと時計を詰めていて、坂路での動きも力強く仕上がりは良さそう。

ヒシイグアス(C)8ヶ月
中山記念からの休み明け。2週前に速い時計を出したことで少し反動が出てしまったらしく、1週前追い切りでは馬なりで軽めの調整。動きにも力強さがなく、休み明けで息が持つかどうか。

モズベッロ(D)中2週
調子の良し悪しが追い切りの動きに出る分かりやすい馬。前走の京都大賞典では追い切りの動きが物足りず、前走から中2週でガラッと変わってくる感じでもなさそう。

ユーキャンスマイル(A)中9週
同じ友道厩舎の馬でも、こちらはCW中心で乗り込み本数も多い。前走札幌記念を使われているため、中9週でも追い切りの動きや仕掛けられてからの反応が良く、得意の左回りでさらに期待が持てそう。

トーセンスーリヤ(A)中7週
この中間は、2週前、1週前とジョッキー騎乗で追い切られ追われるごと時計を詰めている。1週前追い切りでは併せ馬にならないくらい、直線で追われると一気に突き放して状態はかなり良く映る。

ペルシアンナイト(B)中9週
札幌記念から中9週と間隔に余裕があり乗り込み量豊富。1週前追い切りでは直線仕掛けられてから力強く伸びており、出来は前走以上の印象。

ポタジェ(B)中2週
休み明けの前走時にしっかり乗り込まれていたため、前走から中3週となるこの中間も、1週前には長めから追われていて動きも素軽く調子は良さそう。

サンレイポケット(C)中2週
調教駆けする馬ではあるが1週前の追い切りの動きを見ると硬さがあり、伸び脚はイマイチ。

ムイトオブリガード(C)中2週
大きな馬で、休み明けの前走時のパドックでは馬体が絞り切れていなかった。この中間は、金曜日に坂路で追われ速い時計を出していて、最終追い切りでも時計が詰まってくるようなら変わり身もありそう。

カイザーミノル(D)中2週
毎日王冠からの中2週で軽めの調整。前走時のパドックではトモが寂しく細く見せていて、叩き3戦目でこれ以上馬体は減らしたくない状態。

ラストドラフト(B)中2週
前走時の追い切りでは重さが残る動きだったが、ひと叩きしたことで追われてからの動きが良化。変わり身は十分。

カデナ(B)中2週
前走時は休み明けで動きも時計も物足りなかったが、この中間は1週前に坂路で好時計をマーク。重心が低くしっかりした伸び脚を示し、前走を使われての上積みに期待がもてる。


※このコラムからの推奨馬はコントレイルエフフォーリアユーキャンスマイルトーセンスーリヤの4頭をあげておきます。



◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
過去には断然人気の馬が敗れることも多かった天皇賞(秋)ですが、近年は主役級の馬がキッチリ結果を出すことが多くなっているように思います。そのあたりは、過去のコラムでも書いたことがあるように、天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念と秋の主要3レースを無理して使わず、狙ったレースに目標を定めてくる馬が多くなったからだと思います。今年も、コントレイル天皇賞(秋)ジャパンカップの2戦で引退予定。グランアレグリアエフフォーリアはこの後は未定。ワールドプレミアも、この後はジャパンカップか香港の予定と、今年の出走メンバーの主役級で先の3戦“皆勤賞”で使ってくる予定の馬は見当たりません。時代の流れとはいえ、これにはどこか物足りない感じがするというのも正直なところです。
というのも、私が競馬を観るようになった最初の年の秋が、オグリキャップスーパークリークイナリワンという3強をメインに、ヤエノムテキメジロアルダンレジェンドテイオーランニングフリーなどの個性のある馬たちが脇役を固め、それらが秋の3戦で対決するという年でした。当時は、連続ドラマを観ているような感覚で次回がとても楽しみだったような記憶があります。今は主役が毎回変わるスペシャルドラマが毎週行われているような感覚と言えるのかもしれませんが、「次回はどうなるんだろう」という大河ドラマとまではいかずとも連ドラぐらいのワクワクするような競馬も久し振りに見てみたいものです。









天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

⇒もっと見る

コントレイルの口コミ


口コミ一覧

コントレイル !

 🍁 PDCA式🍁  2023年7月11日(火) 10:38

閲覧 136ビュー コメント 1 ナイス 10

コントレイル 産駒 1億7000万円
ダノックスが落札した!

私も POG で!
落札したい!
が!
藤田の馬は!
いらない!

 藤沢雄二 2023年5月26日(金) 22:30
2023年ダービー展望
閲覧 209ビュー コメント 2 ナイス 11

基本的にダービーは皐月賞組が強いというのは周知の事実であって、今年の3歳牡馬戦線は確たる主役不在のまま皐月賞を迎えましたが、その皐月賞でソールオリエンスが強烈な末脚を発揮して一気に序列が固まった感があります。

で、皐月賞からダービーまでの状況の変化ですが
・皐月賞2着のタスティエーラは松山→レーン(テン乗り)
・皐月賞3着のファントムシーフはルメール→武豊(テン乗り)
・青葉賞勝ちのスキルヴィングはルメール続投
・京都新聞杯勝ちのサトノグランツは川田続投
・プリンシパルSでパクソトマニカが勝って権利獲得

よく言われているのは
「ダービーはテン乗りでは勝てない」という格言。
そもそも単純な乗り替わりで勝ったのも一昨年のシャフリヤールぐらいで、シャフリヤールはダービー以前に福永が騎乗経験があったから許されたようなもので、如何にレーンも武豊もトップジョッキーとはいえ“掟”と言ってもいいくらいの条項に抵触してしまっては皐月賞からの逆転は厳しいだろう。

そして青葉賞組のダービー戴冠はこれまでになく、逆転候補として浮上するのは京都新聞杯組ということで、サトノグランツは現役最多の3勝を挙げている友道調教師の管理馬なので期待を集めそうなのだが、マカヒキもワグネリアンもドゥデュースも
「弥生賞→皐月賞→ダービー」という王道ローテーションで勝っているので、友道厩舎だけに京都新聞杯からの参戦では逆転候補とは言い難い。

個人的には「皐月賞までの期間に2200m以上の距離のレースを使う」ことはあまり好ましくないと考えている。
端的に言うならば、距離を求めていることはスピードの部分で何かしらの不安点があるということだ。
つまりはスピード能力の点で劣るということだ。
スキルヴィングはゆりかもめ賞を、サトノグランツはゆきやなぎ賞を使っている、それが大きな減点材料なのだと言いたい。
もちろん、フサイチコンコルドやキングカメハメハみたいなこともあるので(すみれS勝ち)全部が全部ではないのだけど、個人的にはそういう履歴は歓迎しない。

さて、ウイニングチケットがダービーを勝った時に、4コーナーで綺麗に前が空いてビクトリーロードが示された様がまるでモーゼの十戒と形容されたことがあったけど、皐月賞以降の状況の変化はまさにそんな感じでソールオリエンスがダービー馬になるために事が運んでいるようにしか思えない。

だいたい、ソールオリエンスが皐月賞で1番枠を引いた時に
「中山の皐月賞でグレード制導入後に1番枠で勝ったのはナリタブライアンとコントレイルだけ」と言われていて
じゃあソールオリエンスが勝ったら三冠馬一直線?
いや、三冠馬になるような馬がそもそも京成杯なんか使わない!という理由のもとに敢然と蹴飛ばしたらあの競馬でしょ。
いやはや恐れ入りました。ダービーはおとなしくソールオリエンスから買います、と決めて、さあダービーの枠順をと見たら今度は3枠5番。

この5番枠。
皐月賞馬がダービーで5番枠を引いたケースというのが
「ディープインパクトとオルフェーヴルとコントレイルの3頭」だという。
見事に3頭とも三冠馬。
完全に三冠一直線じゃないか。
もう見えない何かに完全に導かれているとしか思えない。

ハイ、解散w
目黒記念で再集合ね。
馬券的にはそんな感じですよ。

もはや今年のダービーは「当てたという事実を得る為」のレース。
ほぼ儲かるレースではなくて、目黒記念の資金稼ぎにしかならないのかな~という印象です。

重箱の隅を突けば、これだけ「三冠確実」みたいな条件が揃って、勝って当たり前というムードになりつつあるのは嫌でしょうね。
これが未勝利戦とか1勝クラスぐらいならいざ知らずですけど、よりによってダービーで「勝って当たり前」という雰囲気はGIの中のGIなのでそんなに簡単ではない。

それでも横山武史には一昨年のエフフォーリアの経験があるのは大きい。
あのダービー、結果は2着だったけど内容的には勝ちに等しいものがあった。
あの時の経験があるから、もちろん「ダービー1番人気のプレッシャー」はあるとは思うけど、そこまでガチガチになってしまうとも思えない。

まあ軸は決まりだ。
今年のダービーは「儲からない」レースと書いたが、せめてガミることはしたくないし、なんなら本線の馬券で決められれば少しは溜飲が下がる。

皐月賞1番枠→ダービー5番枠というのは3年前のコントレイルと同じだ。
コントレイルがダービーで連れてきた相手は皐月賞の2着馬。
要するに皐月賞とワンツーは変わらなかった。
その皐月賞2着馬はサリオスでダービーで6枠12番。
今年の6枠12番は、まさに皐月賞2着馬のタスティエーラ。堀厩舎でレーン鞍上というのはサリオスとそっくりそのまま。
違うのはシルク→キャロットであることと皐月賞からは乗り替わりであることぐらいか。
完全一致まで求めればキリがないが、シルクにしろキャロットにしろノーザンF系列の一口クラブなのだから大筋には似たようなものだろう。

ソールオリエンスは社台RHの馬だが、この社台RHの馬が勝てば2000年のネオユニヴァース以来23年ぶりなのだとか。

で、先週のオークスを勝ったのがリバティアイランドなのだが、オークスでの3枠5番での勝利というのが2000年のシルクプリマドンナ以来23年ぶりだったそうで、2着に12番を連れてきたのだが、オークスで12番枠が連対したのも23年ぶりなのだとか。

3年前の記録と23年前の記録が妙にシンクロする5→12の組み合わせ。
どうやらここにヤマを張るのが正解のような気がする。

ダービーと有馬記念だけは競馬というカテゴリーの中でも別格で、どんなに競馬(というかスポーツ全般)に興味がない人でもその言葉だけは聞いたことがあると認識できるもの。

当たった、という事実を得るのはここが初手のような気がしてならない。

◎⑤ソールオリエンス
〇⑫タスティエーラ
▲⑭ファントムシーフ
☆②スキルヴィング
△⑱サトノグランツ

1着と2着が決まっているのなら、あとは武豊とルメールと川田を買っておけばいいんじゃないの?という非常に雑な話w
⑤→⑫→αの3連単が当たれば美味いビールを飲めたらいい。
⑤→α→αの組み合わせならコーヒー代が出ればいい。
そんな感じでオッズとにらめっこをすることになりそうです。

余談ですが、明日の葵Sはとりあえず②⑤⑫と②⑤⑭の3連複は持っておこうと思っています。
というのも、京都改修前の2019年と2020年は「ダービーの前売りの単勝1~3番人気の組み合わせ」で葵Sが決まっているんですよね。
人気順がどうなるかはまだ定かではないので微妙なんですけど、とりあえず葵Sの②⑤の組み合わせはありそうな話なので、葵Sが京都開催に戻って“柳の下の3匹目”がいたらいいのですがw

[もっと見る]

 🍁 PDCA式🍁  2023年5月26日(金) 15:48
コントレイルも 3枠 5番
閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 4

こういうサインは!

ナンセンス だと言う!

その理由は!
新鮮なものではない!

ある意味 !
こぎつけ的なものである!
サイン予想は!
新鮮なものしか使えない!

[もっと見る]

⇒もっと見る

コントレイルの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
5:
  Digi郎   フォロワー:0人 2021年11月23日(火) 23:24:50
物凄く価値の高い馬だと思うので兎に角無事に、出来れば楽勝して有終の美を飾って欲しいですね。年度代表馬になったら『価値がないので』という理由で辞退して欲しいです。
運営さんへ 内容も無く当該馬のコメントですら無い誹謗中傷は削除した方が良いのでは?あなた方の怠慢ですよ。
4:
  HELPRO   フォロワー:0人 2021年4月4日() 15:48:30
福永のエセ息子がモズベッロにも負けるとは情けない限り!
クズ息子は所詮どんな馬でも満足に乗れないただの負け野郎!
武豊も福永も所詮はエセジョッキー。
恥を知るならお前は辞めるべし!
3:
  HELPRO   フォロワー:0人 2020年10月25日() 16:02:16
福永が乗っているのでルメールに追い詰められても仕方がない。ルメールとは鞍上の実力が違うのだから。
コントレイルはディープインパクトの次世代を繋ぐ馬。
これでやっとルメールが使えるので一日も早く実力あるジョッキーに変えられるだろう。

⇒もっと見る

コントレイルの写真

コントレイルの厩舎情報 VIP

2021年11月28日ジャパンカップ G11着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

コントレイルの取材メモ VIP

2021年11月28日 ジャパンカップ G1 1着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。