レイパパレ(競走馬)

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レイパパレ
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写真一覧
抹消  鹿毛 2017年1月28日生
調教師高野友和(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績15戦[6-2-1-6]
総賞金39,314万円
収得賞金16,550万円
英字表記Lei Papale
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シェルズレイ
血統 ][ 産駒 ]
クロフネ
オイスターチケット
兄弟 シャイニングレイドラゴンシュバリエ
市場価格
前走 2022/12/11 香港カップ G1
次走予定

レイパパレの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/12/11 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------9** 牝5 55.5 J.モレイ高野友和 443
(--)
2.01.2 1.5----ロマンチックウォリアー
22/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 10554.724** 牝5 55.0 川田将雅高野友和 440
(0)
1.44.4 0.334.6サリオス
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 187134.1112** 牝5 55.0 川田将雅高野友和 440
(+6)
1.32.9 0.734.3ソダシ
22/04/03 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 167149.232** 牝5 55.0 川田将雅高野友和 434
(+4)
1.58.5 0.135.6ポタジェ
22/03/13 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 137105.622** 牝5 56.0 川田将雅高野友和 430
(-4)
1.57.6 0.434.6④④④④ジャックドール
21/12/12 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------6** 牝4 55.5 C.スミヨ高野友和 434
(--)
2.01.4 0.8----ラヴズオンリーユー
21/11/14 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 17112.916** 牝4 56.0 C.ルメー高野友和 442
(0)
2.12.6 0.536.9④④アカイイト
21/09/26 中山 11 オールカマー G2 芝2200 166122.114** 牝4 56.0 川田将雅高野友和 442
(+10)
2.12.3 0.435.6ウインマリリン
21/06/27 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 13223.523** 牝4 56.0 川田将雅高野友和 432
(+10)
2.11.4 0.535.0クロノジェネシス
21/04/04 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 136812.241** 牝4 55.0 川田将雅高野友和 422
(-2)
2.01.6 -0.736.8モズベッロ
20/12/05 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 11671.611** 牝3 53.0 川田将雅高野友和 424
(0)
1.59.9 -0.234.4ブラヴァス
20/10/18 京都 10 大原S 3勝クラス 芝1800 13451.911** 牝3 52.0 川田将雅高野友和 424
(-6)
1.46.3 -0.335.0サトノウィザード
20/07/26 新潟 9 糸魚川特別 2勝クラス 芝1800 9662.011** 牝3 52.0 川田将雅高野友和 430
(-6)
1.45.3 -0.333.2カントル
20/06/06 阪神 6 3歳以上1勝クラス 芝1600 14582.711** 牝3 52.0 川田将雅高野友和 436
(+20)
1.33.9 -0.234.6⑥⑦オーマイダーリン
20/01/11 京都 6 3歳新馬 芝1600 16242.711** 牝3 54.0 川田将雅高野友和 416
(--)
1.37.5 -0.335.6ホワイトロッジ

レイパパレの関連ニュース

9月16日の中京3R(2歳未勝利、芝2000メートル)はサトノクローザー(栗・友道、牡、父シュヴァルグラン)が直線で力強く抜け出し、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。

半姉には2021年のGⅠ大阪杯を制したレイパパレをもつ良血馬。岩田望来騎手は「いい位置につけることができましたし、スペースがあけば力はあると思っていたので、慌てずに乗りました。抜け出してからふわっとなるところがありましたが、徐々に解消されていくと思います」と振り返った。

【大阪杯2024】逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める アノ馬の奇策に期待!?バビット除外でどの馬が逃げるのか? 2024年3月30日() 17:00

大阪杯は阪神芝2000mで施行されるG1。2017年のG1昇格後、8回目の開催を迎える。

例年どおり中距離路線のトップクラスはドバイと散り散りになり、確たる軸馬を見定めにくい組み合わせとなった。

実力伯仲のなか、4年ぶりにBコース初週での開催となるため、進路取りは着順に少なからず影響を与えそう。G1昇格後7年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【2-0-1-4】。馬券内へ走った馬の内訳は、2020年1番人気3着ダノンキングリー、2021年4番人気1着レイパパレ、2023年2番人気1着ジャックドール

2020年は逃げ馬のいない組み合わせだった。ダノンキングリーは後にも先にもハナを切っていないが、Bコース初週の馬場とメンバー構成を考えると、決して悪手とは言えないはずだ。

誤算だったのは、終始番手につけたジナンボーのプレスを受ける形となり、道中上手く息を入れられなかったことだろう。今年も明確な逃げ馬がいないため、「思い切った逃げ」を打ちそうな馬には注意を払いたい。

レイパパレの年は唯一道悪での開催だった。前年の3冠馬コントレイルは1番人気3着に終わり、伏兵モズベッロに先着を許した点からも、馬場への適性がモノを言ったとわかる。ジャックドールの昨年は、前後半の1000m58秒9-58秒5。後続に脚を使わせながら、自身も残る絶妙なペースコントロールは、武豊騎手の面目躍如といったところか。

対象期間中の脚質別成績も確認したい。

▼脚質別成績
逃げ 28.6% 28.6% 42.9%
先行 14.3% 33.3% 38.1%
中団 2.2%  8.9%  17.8%
後方 0.0%  0.0%  0.0%
捲り 25.0% 25.0% 50.0%

直線の短い内回りコースらしく、前有利の傾向を見てとれる。また、今年と同じBコース初週の開催だった2017年~2020年、大阪杯週の阪神芝1800~2000mでは、馬券内に好走した半数以上が初角5番手を通過していた(39頭中25頭)。やはり前に位置を取る利点は大きい。

阪神芝2000mのスタートは、スタンド前の直線入り口付近。発走後すぐに急坂を上るため、前半のペースは上がりづらく、向こう正面までは淡々とした流れになりやすい。

3コーナー手前から直線半ばまで続く下りが始まり、残り4ハロンから勾配がきつくなる。この地点からラップが加速し、ゴールまで長く脚を使う形になる。道悪開催の2021年を除く、ハロン毎の平均ラップは以下のようになる。

▼良馬場開催・平均ラップ
12.6-11.1-12.3-12.2-11.9-12.1-11.6-11.4-11.5-12.1

下りが急になるラスト800mからペースが上がっており、どの年も残り4ハロン~2ハロンの地点では、例外なく11秒台のラップが踏まれていた。後半の持久ラップへの耐性も求められる。

さて、今年は徹底ハナ型のバビットが除外され、この記事の主役になるはずの逃げ馬がいない。押し出されるようにハナに立った馬が緩やかな流れを作り、例年よりも速い上がり勝負になるのか。それとも2020年ダノンキングリーのように、奇策で沸かせる馬がいるのか。レースの型としては、後者に面白みを感じるが……。

ステラヴェローチェ。行こうと思えば行ける並びだし、ハナまであるのではないか。前走の大阪城Sは抑えられながら3番手、1000m通過58秒9で入りつつ、後半4ハロンのラップは12.0-11.4-11.5-11.9。大きくラップを落とさず、約2年ヵ月5カ月ぶりに勝利を挙げた。

5枠9番から控えるとラチ沿いを取りにくいだろうし、スタートが決まればと思う。前走は1800mでも少しかかっていたため、逃げるならそれなりに速いラップを踏んでいきそう。馬券は◎の単複。ワイドをローシャムパークタスティエーラへ。

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【大阪杯2024】血統アナリシス 異彩を放つディープインパクト、スピード持続に長けたSeattle Slewなどの血脈も有力 2024年3月30日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯2024・血統予想をお届けします!


G1に昇格した2017年以降、種牡馬として異彩を放つのがディープインパクト。同種牡馬の産駒は2017~22年まで少なからず1頭以上が3着以内に好走し、2022年には8番人気ポタジェと3番人気レイパパレでワンツー決着を果たしている。なお、G2産経大阪杯として施行された2014~16年にも、2014年キズナ、2015年ラキシス、2016年アンビシャスと同種牡馬の産駒が3連覇を飾っていた。今後もディープインパクト系として後継種牡馬等の動向を注視すべきだろう。

ほか、総じてスピードの持続力を問われる傾向にあり、スパッと切れる脚はないけれども淡々と同じペースを刻み続けられるアメリカンなタイプが狙い目。代表的な血脈としてSeattle SlewやUnbridled's Songを評価しやすく、2018年1着スワーヴリチャード、2023年1着ジャックドールなど、後者を母の父に配された馬は【2.0.1.1】と優秀な成績を残している。

プラダリアは、父ディープインパクト×母シャッセロール(母の父クロフネ)。同産駒が抜群の相性を誇るだけでなく、同じ母の父となる馬も17年2着ステファノス、20年2着クロノジェネシス、21年1着&22年2着レイパパレと存在感を示す。なお、「父ディープインパクト×母の父Deputy Minister系」の組み合わせには、前述のステファノスレイパパレほか、22年1着ポタジェも挙げられるため、注目必至の血統構成といえるだろう。

ソールオリエンスは、父キタサンブラック×母スキア(母の父Motivator)。父は大阪杯がG1昇格した2017年の勝ち馬で、その父にあたるブラックタイドは好相性を示すディープインパクトの全兄でもある。半兄ヴァンドギャルドは4歳時に躍進を遂げた遅咲きだったが、「Motivator×Quest for Fame」という母の血統構成からも成長力はじゅうぶん。右回りの芝2000mは、京成杯皐月賞を勝ち、2戦2勝と底を見せていない点でも魅力的だ。

ハーパーは、父ハーツクライ×母セレスタ(母の父Jump Start)。同産駒で母の父にSeattle Slew系種牡馬を配された馬は、ドウデュースなど多くの重賞好走馬が挙げられる。また、母系にSeattle Slewの血を引く観点では、18年スワーヴリチャード、19年アルアイン、20年ラッキーライラックなどの大阪杯勝ち馬も引き合いに出しやすく、とくにスワーヴリチャードハーツクライやSummertime Promiseの血脈が共通することでも意識しやすい。


【血統予想からの注目馬】
プラダリア ⑩ソールオリエンス ⑦ハーパー

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【血統アナリシス】金鯱賞2024 グラスワンダーを中心にRobertoが躍動、ディープインパクトの連対記録にも要注目 2024年3月9日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は金鯱賞2024・血統予想をお届けします!


2022年はジャックドールが中京芝2000mのコースレコードを更新する逃げ切り勝ち。同馬の父系は、モーリススクリーンヒーローグラスワンダーと遡るが、2016&2017年には母の父にグラスワンダーの血を引くヤマカツエースが変則2連覇を達成している。なお、2021年に最低人気で勝利したギベオンを筆頭に、2015年1着ミトラ、2021年2着デアリングタクト、2022年3着アカイイトなど、Kris S.の血を引く馬も存在感を放つため、総じてRoberto系種牡馬の血脈には気を配る必要がありそうだ。

ほか、ディープインパクトの直系も毎年上位を賑わせており、2018年2着サトノノブレスから2023年1着プログノーシスまで6年連続で直仔が連対。2022年にはキズナ産駒のアカイイトが3着に好走しているため、今後は後継種牡馬の産駒にも同等の評価が必要だろう。

プログノーシスは、父ディープインパクト×母ヴェルダ(母の父Observatory)。昨年の勝ち馬なので今年は2連覇のかかった一戦となるが、同産駒の連対が6年連続で続いていることからも軽く扱えないところがある。また、母の父を介してRobertoの血脈を持つことも強調しやすく、過去に同産駒として好走したダノンプレミアムギベオンレイパパレなども引き合いに出しやすい。芝2000m実績も豊富であり、ここでは胸を貸す立場となる。

ノッキングポイントは、父モーリス×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年の勝ち馬ジャックドールが出ており、前述のとおりグラスワンダーの血脈自体を評価しやすい傾向にある。なお、「グラスワンダー系×キングカメハメハ系」の組み合わせは、16&17年に2連覇したヤマカツエースの父と母の父を入れ替えたような配合ともいえるだろう。23年新潟記念を勝った実績からも左回りの2000mは条件として申し分ない。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すディープインパクトの直仔で、母の父がDeputy Minister系種牡馬となる配合は、21年1着ギベオン&3着ポタジェ、22年2着レイパパレと共通。本馬は屈腱炎の影響で約2年2か月ぶりの出走となると常識的には狙いづらいが、血統構成には惹かれるものがあり、クラシックを賑わせた資質を考えれば一発があっても驚けないだろう。


【血統予想からの注目馬】
プログノーシス ⑨ノッキングポイント ⑥ヨーホーレイク

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【血統アナリシス】大阪杯2023 G2時代から9年連続で好走馬を送り出しているディープインパクト 2023年4月1日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯2023・血統予想をお届けします!

G1に昇格した2017年以降、種牡馬として異彩を放つのがディープインパクト。同種牡馬の産駒は毎年少なからず1頭以上が3着以内に好走しており、昨年も8番人気ポタジェと3番人気レイパパレでワンツー決着を果たしている。なお、G2産経大阪杯として施行された2014~2016年にも、14年キズナ、15年ラキシス、16年アンビシャスと同種牡馬の産駒が3連覇を飾っていた。

ほか、総じてスピードの持続力に長けたタイプが好走しやすく、Seattle Slewを筆頭に、勝ち馬の多くがBold Rulerの血脈を持つことにも頷ける。スパッと切れる脚はないけれども淡々と同じペースを刻み続けられる、いかにもアメリカンなタイプが狙い目といえるだろう。

ポタジェは、父ディープインパクト×母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)。昨年の大阪杯では単勝58.7倍という人気薄で重賞およびG1初制覇を飾ったが、過去にも母の父にDeputy Minister系種牡馬を配されたディープインパクト産駒は、17年2着ステファノス、21年1着レイパパレが馬券に絡むほか、19年マカヒキが10番人気4着、20年カデナが11番人気4着と健闘。レイパパレ同様に本馬もリピート好走に気を配るべきだろう。

キラーアビリティは、父ディープインパクト×母キラーグレイシス(母の父Congaree)。同産駒が人気不問で上位を賑わすことからも軽視できない存在となるが、本馬は母系にA.P. Indyの血を引く配合が18年3着&19年1着アルアインを想起させるだけでなく、中山芝2000mでG1勝ちしている実績にも共通点を見出せる。その芝2000mは4戦3勝と得意にしている距離でもあり、敗れた一戦も不利の重なった皐月賞とあれば底は知れていない。

マリアエレーナは、父クロフネ×母テンダリーヴォイス(母の父ディープインパクト)。Deputy Minister直系の出走例自体が08年2着エイシンデピュティまで遡ることになるが、本馬の父と母の父を入れ替えた配合からは17年2着ステファノス、21年1着&22年2着レイパパレが出ているだけに侮れない。前走金鯱賞は後手に回ってしまい、立ち回りの巧さを活かせない消化不良の一戦。今回も内枠からの出走となるだけに同じ轍を踏まなければ。


【血統予想からの注目馬】
ポタジェ ⑫キラーアビリティ ②マリアエレーナ

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【大阪杯の注目点】GⅠ最年長優勝記録を更新するのは横山典弘か、武豊か? 2023年3月28日(火) 17:00

横山典弘騎手、武豊騎手に注目 JRA・GⅠ最年長優勝記録の更新なるか

グレード制が導入された1984年以降のJRA・GⅠ最年長優勝記録は、岡部幸雄元騎手が2002年の天皇賞・秋で記録した「53歳11カ月27日」だ。大阪杯マテンロウレオ(牡4歳、栗東・昆貢厩舎)に騎乗予定の横山典弘騎手はレース当日の年齢が「55歳1カ月11日」、ジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)に騎乗予定の武豊騎手はレース当日の年齢が「54歳0カ月19日」で、岡部元騎手の記録更新がかかる。マテンロウレオ京都記念2着以来、ジャックドールは昨年の香港C7着以来の出走で、どちらもGⅠ初制覇がかかるが、横山典騎手、武豊騎手は騎乗馬を勝利に導くことができるか。

★JRA・GⅠ71勝目狙うディープ産駒は4頭登録 父・サンデーサイレンスに肩を並べるか

グレード制が導入された1984年以降、JRA・GⅠの最多勝種牡馬はサンデーサイレンスだ。サンデー産駒のJRA・GⅠ勝ち馬はJRA・GⅠ7勝を挙げたディープインパクトなど42頭を数え、通算71勝を挙げている。2位のディープは、JRA・GⅠ70勝を挙げ、大阪杯には昨年の同レース勝ち馬で連覇がかかるポタジェ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)、21年ホープフルS以来のGⅠ制覇を狙うキラーアビリティ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、プログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)、ノースザワールド(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)と4頭の産駒が登録している。種牡馬ディープインパクトは、父・サンデーに肩を並べるJRA・GⅠ通算71勝目を挙げることができるか。なお、ディープ産駒は大阪杯の舞台、阪神・芝2000メートル戦において2018年以降で35勝を挙げており、2位のハーツクライに13勝の差をつけている。

★GⅠ昇格以降の連対率は.444 今年はGⅠ馬2頭を含む3頭の牝馬が登録

GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯には、延べ9頭の牝馬が出走して20年にラッキーライラックが1着、クロノジェネシスが2着、21年にレイパパレが1着、22年にレイパパレが2着となり連対率.444をマークしている。今年の大阪杯には、昨年の桜花賞オークスを制したスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)、昨年のエリザベス女王杯勝ち馬ジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、金鯱賞8着からの巻き返しを狙うマリアエレーナ(牝5歳、栗東・吉田直弘厩舎)と3頭の牝馬が登録しているが、今回も好走することができるだろうか。

スターズオンアースを所有する(有)社台レースホースは、今年のJRA重賞で4勝を挙げており、馬主の2023年JRA重賞勝利数でトップとなっている(※3月27日現在)。社台RHの所有馬が大阪杯を勝てば、GⅠ昇格前の04年ネオユニヴァース以来19年ぶりとなるが、今年初のJRA・GⅠ制覇を遂げることができるか(※社台RHの所有馬はプログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)も登録)。

★GⅠ2勝馬スターズオンアースなど5頭が登録 GⅠ昇格以降初の関東馬制覇なるか

GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯では、6年連続で関西馬が1、2着を独占しており、関東馬の最高成績は20年ダノンキングリーの3着となっている。今年の大阪杯に登録している関東馬は、登録馬中最多のGⅠ2勝を挙げているスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)、中山金杯の勝ち馬ラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)、前走でAJCCを制したノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)、中山記念を制したヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)、金鯱賞3着のアラタ(牡6歳、美浦・和田勇介厩舎)の5頭だが、GⅠ昇格後初の大阪杯制覇を遂げることができるか。

ラーグルフは通算11戦5勝という成績だが、出走した競馬場は東京、中山、新潟の3場で今回は12戦目にして初めて西日本の競馬場への出走となる。同馬は過去4戦3勝の戸崎圭太騎手とのコンビで出走する予定だが、初の阪神でどのような走りを見せるだろうか。







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レイパパレの関連コラム

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春G1の開幕を告げる高松宮記念は12番人気のファストフォースが直線力強く抜け出して勝利。見事人馬ともにG1初制覇を果たした。

ファストフォースは2019年6月に未勝利戦でデビューを果たしたが結局勝ち上がることができず、一旦地方に転出した経験を持つ馬。しかし、門別で4戦3勝をマークし再びJRAへと返り咲くと、そこから快進撃が始まった。

復帰初戦の1勝クラスを勝利すると、続く小倉で連勝。2戦足踏みをしたあと8カ月以上戦列を離れることになるが、再びターフに戻るとその初戦、CBC賞を制し重賞ウィナーに。その後は重賞で4度馬券に絡むもののなかなか勝ち切れないレースが続いたが、ようやく久々の勝利を挙げたのが今回の高松宮記念だった。

パワー溢れるファストフォースにとって、雨が味方したのも事実。道悪が上手いというよりパワーがあるので、(レコード激走経験馬ながら)上がりが掛かる方が良いというタイプ。荒れた急坂を駆け上がる力強さは18頭の中でもナンバーワンだった。先々週、先週と雨の影響を受けた開催が続いているが、芝の道悪適性といってもその中身は様々だ。

まず大前提として「道悪が得意」という馬はほとんどいない。そりゃそうだろう。芝の状態が悪い方が走りやすい馬などまずいない。得意というよりは、「どれだけ平気」か、あるいは「苦手ではない」か…つまり減点が少ないという方が適切だ。したがって、陣営の道悪を歓迎しない発言も実はあまりアテにならない。というのも、そもそも大半が道悪で走ることなど歓迎しないからだ。

とはいえ、中には本当に道悪が得意という馬もいる。高松宮記念でいえば生粋の道悪巧者はトゥラヴェスーラ、そしてキルロードの2頭。この2頭は荒れた馬場でもピッチの利いた走りでスイスイと進んで行けるため、他の馬が苦労してスピードが落ちる中、その減速度合いが少ない。

レースを観ていると本当に道悪が上手い馬というのはたまにいて、例えば高松宮記念当日の中京でいえば8レースを走っていたマメコデルマヤクシも手先が軽く道悪を苦にしないタイプだった。

道悪というと一見パワーが必要に思えるかもしれないが、逆にパワフルすぎたり跳びが大きすぎるとバランスを崩しやすい面もある。もちろんパワーとグリップ力の強さで楽々とこなす馬もいる。ファストフォースなどは典型的だし、過去の名馬で言えばグランプリボスグラスワンダーなどもそれに近いものがある。

一方、スイスイと進んでいくタイプの道悪巧者はむしろ小柄であったり跳びが小さいケースが多い。レース映像からわかる範囲だと、地面をなぞるように走るタイプは総じて道悪が上手い。最近のG1馬だとレイパパレは理想に近いように思う。

レイパパレが制した大阪杯で2着に好走したモズベッロも道悪で結果を出す印象があるが、同馬に関しては悪化した馬場そのものが上手いというよりは道悪によって外が伸びる馬場、あるいは上がりが掛かる馬場になると有利になると考える方が適切だ。

直近2週で各場とも馬場は相当傷んでいる。今週末以降も道悪、および道悪的な要素を問われる競馬になる可能性があるので、過去の戦績やレース映像から得意な馬を見つけることができれば的中に近づけるかもしれない。

~今週末の注目馬~

今週末は大阪杯が行われる。注目馬はコチラ。

ラーグルフ戸崎圭太騎手)

注目はラーグルフ戸崎圭太騎手。

クラシックには縁がなかったがココに来て本格化気配。中山金杯で初重賞制覇を果たすと、中山記念はやや距離不足ながらもゴール前猛然と伸びて来た。内容的には勝ったヒシイグアスと互角か、それ以上だろう。モーリス産駒は上昇期に一気に力をつけ格上がりを苦にしない傾向があり、今回出走してくるジェラルディーナジャックドールも同様だ。今がまさに上昇期のラーグルフ、人気にもならなそうな今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2022年12月10日() 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2022】レース展望④<香港カップ>史上最強の日本勢。総大将はパンサラッサ
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香港カップ(シャティン芝2000m)
さてさて、香港国際競走の華、香港カップです。この10年間に日本勢が5勝、ウインブライトノームコアラヴズオンリーユーと3連覇中、香港G1とはいえ自家薬籠中のレース。キーボードを叩いていて昨日公開までの3レース以上に胸が高鳴り、その反面で史上最強といっても過言でない日本馬5頭をこの目でシャティンのターフに躍動する姿を見られないことが残念でなりません。ずばり一言! 日本馬の上位独占は間違いなし! 香港での甘粕代三の代名詞、穏如泰山! 鉄板です!!

まず、パンサラッサ(牡5・矢作芳人厩舎)から。ツインターボ2世と見られていたパンサは今や日本勢の総大将です。中山記念快勝をステップにドバイターフに挑戦しました。レースを引っ張り直線でも一向にその逃げ足を衰えさせることなくゴール板を通過するまで矢作夫妻と手に汗握って声をからしたことが昨日のようです。その後の戦績は皆さんもご存じの通り。前走天皇賞(秋)は7番人気の低評価を嘲笑うように、そしてあのプリティキャストを彷彿とさせる大逃げ! プリティの再現を確信させた瞬間にイクイノックスに交わされましたが、勝馬との斤量2キロ差を考えれば勝ちに等しい2着と言って差し支えありません。

シャティン芝2000mは直線が430mと短く、2015年にエイシンヒカリが逃げ切っているように先行馬有利。エイシンとパンサを比べれば月と鼈とまでは行かないまでも三役と前頭ほどの違いはあります。他に逃げ馬はおらず、パンサが自分のペースで逃げられれば後続はなし崩しに足を使い、レースの焦点はパンサが勝つか負けるかではなく着差をどれだけつけられるか、その一点にあります。

パンサの次に評価したいのがジャックドール(牡4・藤岡健一厩舎)。実はジャックドールのオーナーさんに香港渡航を誘われていたのですが、オーナーさんも私同様、ワクチン未接種のため断念。オーナーさんの社員さんが代わりに応援に行っていらっしゃいます。ジャックはスーパーG2札幌記念で強烈な逃げから先行へと脚質転換に成功。天皇賞(秋)では◎を打ちましたが、直線で不利があって4着と涙を飲みました。でも香港での予想では4連単勝負だったので大いに懐を潤してくれたんですよ。香港カップでは天皇賞(秋)同様3~4番手からパンサを追う形になりますが、シャティンの芝コースは府中よりも時計一つ以上遅く、札幌よりもやや遅い馬場。このコースのアドバンテージはパンサよりもジャックでしょう。香港では日本馬のオッズが日本以上、特にジャックは抜け目になる可能性高く、単複をちょっと買っておきたい気分です。

日本勢3番手はいずれ菖蒲か杜若、悩みは尽きません。横一線もいいところなのですが、私の馬券戦術、秋の第一条にカタカナ騎手3馬身があります。日本人騎手には申し訳ないのですが、欧州、大洋州で鍛えられてきた日本のぬるま湯競馬でぬくぬくと生きてきた日本人騎手がいくら鯱鉾立ちしても叶うものでないことは秋の一連のG1が証明している通りです。故障から復帰し引退を決意、その雨のラストライドツアーで香港に舞い戻った雷神、J.モレイラがラストランの手綱を執ることになったレイパパレ(牝5・高野友和厩舎)、調教師試験に合格し引退の決まった福永祐一から英国の名手、W.ビュイックに手が代わったジオグリフ(牡3・木村哲也厩舎)が横一線。復調著しくともカタカナ騎手ではないダノンザキッド(牡4・安田隆行厩舎)は一段下とします。

日本勢5頭を脅かせるのは地元香港昨季のダービー馬にして準三冠のロマンチックウォリアー(セ4・C.シャム厩舎)と世界の名伯楽、A.オブライエンが送りこんできた刺客、オーダーオブオーストラリア(牡5)。ロマンティックは4歳クラシック三冠の後に外国馬不出走ながらクイーンエリザベス2世カップまでぶっこ抜くという離れ業を演じて香港中距離界に敵がいないことを証明しています。今季節復帰の前哨戦、ジョッキークラブカップを不利な大外枠を引きながら快勝。本番では3~4番手からパンサに襲い掛かかり、ジャックと追い比べになります。レイパパレジオグリフの日本勢3番手以上、ジャックより若干下の評価をしたいと思います。

そしてエイダンの秘密兵器、オーダーは昨年のブリーダーズカップ・マイルを1分33秒73の好時計で快勝しているように香港ヴァーズのストーンエイジ同様、北米の芝コースの適性あり。シャティン芝も全く問題ありません。日本勢3番手と同様と見ました。

パンサラッサを中心にジャックドール→ロマンティックウォーリアー→レイパパレジオグリフダノンザキッドという番付になりますが、さてこれをどう3連単、4連単に落としこむか、眠れぬ夜が続きそうです。甘粕代三畢生の予想は10日(土)夜公開、ご期待下さい。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年10月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】メイケイエールの敗因/毎日王冠展望
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先週は秋G1開幕戦、スプリンターズSが行われた。

スプリンターズSは枠順と馬場状態がカギになる一戦。2年前はグランアレグリアがものすごく強く見えたかもしれないが、同じくらい強い競馬をしたのは内枠から踏ん張ったダノンスマッシュグランアレグリア、3着アウィルアウェイは展開馬場がハマっての好走でもあった。

昨年は一転して内枠先行競馬。サッと好位インを奪ったピクシーナイトが抜け出し、3着には最内枠のシヴァージ

同じレースでもまったく対照的な内容だったのが直近2年だが、今年は昨年同様の内枠先行馬場。というわけで、最終結論は2番枠の◎ジャンダルム。当コラムでの推奨馬から変えて当たった場合は一切触れないというのを基本的なルールにしているが、今回の場合は推奨したウインマーベルも来たので例外ということにする。

なにはともあれ、勝ったジャンダルムは内枠先行馬場を生かしての快走、幸運を味方につけた面も大きかった。2着ウインマーベルは7番枠だったが、さすが松山騎手という立ち回りで持ってきた。

期待されたメイケイエールは、残念ながら14着と大敗。ただ、今回は結果的に13番枠という外枠に加えて、最もロスを被る形の先行策になってしまった。かといって控えて馬群に入れて差して来る…というのも現在の馬場ではなかなか厳しいので、隊列や枠が合わなかった=メイケイエールの日でなかった、というのが敗因といえば敗因なのかもしれない。

右回りとか、中2週とか、メンタルとか、敗因は探せば何でも出てくる(出すことができる)ものだが、競馬は必ずしもすべてに明確な理由があるわけではなく、枠や馬場が合わなければよほどの名馬でもない限り(いや、よほどの名馬でも!)、意外なほどアッサリ負けてしまうものでもある。

なので、今回のメイケイエールの大敗は、

「そういうこともある」

というくらいでいいのではないか。写真集も発売され注目を集めたタイミングだっただけに期待した多くのファンは落胆も大きかったかもしれないが、また順調に使えればその能力を発揮してくれるはずだ。個人的にはまたスプリント戦以外でも見てみたいなと思わされたレースぶりでもあった。

毎日王冠展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は(特に嬉しくもないが)3日間開催。秋の東京開幕週恒例の毎日王冠が行われる。注目したいのはこの馬。

レイパパレ川田将雅騎手)

昨年の大阪杯を制して以降はやや迷走気味だが、不向きな条件を使われ続けている面もある。持久力を問われる2200mはそもそも合わず、前走のヴィクトリアマイルは外枠に加えてスタート直後に落馬寸前のアクシデントがありその後先行するまでに脚を使ってしまった。もともとスピードが武器で、本年も金鯱賞大阪杯ではキッチリ2着と好走しておりまだまだ衰える段階ではないだろう。開幕週の1800mは合うはず。久々に持ち味を発揮できる条件が揃った。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月6日(木) 14:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 毎日王冠2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月9日(日) 東京11R 第73回毎日王冠(3歳以上G2・芝1800m)

【登録頭数:10頭】(フルゲート:18頭)


<前走:エプソムC出走馬>(4ヶ月)
ノースブリッジ(1着、492kg(-4kg))<A>
休み明けでも、かなりしっかり乗り込まれていて、3週連続南Wで好時計。1週前追い切りでは、岩田康騎手騎乗で迫力満点の動きをアピールした。

ジャスティンカフェ(4着、490kg(±0kg))<D>
1週前は金曜日に併せ馬で先着するも、この中間は坂路での時計が平凡。前走時のような目立つ時計が少ない印象を受ける。


<前走:宝塚記念出走馬>(3ヶ月半)
ポタジェ(11着、492kg(-4kg))<C>
前走時はお腹のあたりに多少の余裕が感じられた。休み明けで長めからの乗り込み豊富で時計も上々だが、1週前追い切りは終いもうひと伸びほしい動きだった。

キングオブコージ(17着、498kg(-8kg))<C>
休み明けの前走時は、マイナス体重でも緩さがあった。この中間は坂路での調整。休み明けでも時計は優秀で、あとは馬体が締まってくれば。




<前走:その他のレース>
レイパパレヴィクトリアマイル:12着、440kg(+6kg)5ヶ月)<A>
ヴィクトリアマイルからの休み明けだが、この中間は坂路で好時計をマーク。終いの時計が優秀で、好走時の状態に近い。

サリオス安田記念:3着、528kg(-22kg)4ヶ月)<B>
馬体が絞れスッキリした印象だった前走時。この中間は、3週前、2週前、1週前と追われる毎に時計を詰めてきていて、休み明けでも仕上がりは良さそう。

キングストンボーイ(関越S:2着、502kg(±0kg)中9週)<C>
夏に一度使われていて、この中間も南Wで長めから2本の追い切りを消化してきている。ただ、1週前追い切りでは併走相手に手応えで見劣り動きに重さが感じられた。

ダノンザキッド関屋記念:3着、526kg(±0kg)中7週)<C>
この中間も坂路で好時計が出ていて、日曜日の追い切りがCWを長めからという過程。ただかなり大きな馬で、動きを見ても1週前は反応が鈍く太め残りも窺える状況だけに、残り1週でどこまで絞れるかだろう。

レッドベルオーブ(小倉日経OP:1着、482kg(-2kg)中5週)<C>
休み明けを一度使われての叩き2戦目だが、1週前追い切りを見ると首が高めで終いの伸びがイマイチに映った。

ハッピーアワー(朱鷺S:14着、446kg(-2kg)中5週)<E>
この中間は乗り込み量が少なく時計も平凡で、ここを使ってくるような調整内容ではない。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ノースブリッジレイパパレサリオスの3頭をあげておきます。


◇今回は、毎日王冠編でした。
――サイレンススズカグラスワンダーエルコンドルパサーの3強対決。
個人的な戦前の感触としては、逃げるサイレンススズカを、グラスワンダーが捉えることができるのか。ここまで生で馬を見たことのなかったエルコンドルパサーは、少し力が足りないのでは、というのが正直なところだった98年毎日王冠
心情的にはサイレンススズカを応援していて、この後、天皇賞(秋)には出走できない3歳2頭には負けてもらいたくない。そんな気持ちで何週間も前からドキドキとワクワクがとまらなかったことを今でも記憶しています。迎えた当日の東京競馬場は、G1レースかと見紛うほどの超満員となっていました。詰めかけたファンであふれかえるパドックでも、落ち着きのある姿を見せていたサイレンススズカ。やや仕上り不足に映ったグラスワンダー。そして初めて見るエルコンドルパサーはというと、予想に反して私のイメージをガラッと変えてくるほど好印象の佇まいで周回していました。柔らかい動きでかなりの仕上りを伝えるには十分、何度確認してもパドックからは何一つ悪いところがないといった感じで、これまで何千、何万頭と馬を見てきた私でしたが、これほど第一印象の良い馬というのは記憶にありませんでした。
レースは、サイレンススズカの逃げ切りで決着し、ただ1頭サイレンススズカに迫ったエルコンドルパサーが2着。グラスワンダーは、ケガからの復帰初戦でまだ万全ではなかったためか5着に敗退。この日東京競馬場にいたファンの中には、彼らのレースを生で観戦したことがその後大きな財産となり、忘れることのない1日になったという人も多いのではないでしょうか。その後サイレンススズカは残念なことになってしまいましたが、エルコンドルパサーグラスワンダーが大活躍を果たしたのは、皆さんもよくご存知のとおりです。
先週の凱旋門賞での日本馬の敗退を見ると、日本のトップクラスの馬でも欧州に滞在して2400m路線のレースを使い続けていかないと、なかなか勝てる日はこないのではないかと思います。凱旋門賞に挑戦する馬は年々多くなっていますが、エルコンドルパサーディアドラのように長期滞在して挑戦する馬の割合はかなり少ないと思います。今年勝ったアルピニスタは、前走のヨークシャーオークスでは61キロを背負って勝利しています。凱旋門賞を勝つには、タフな馬場をこなす馬体と根性、慣れない環境で挑戦し続けていくことも必要なのではないかと思います。

毎日王冠出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月2日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月02日号】特選重賞データ分析編(326)~2022年毎日王冠
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 毎日王冠 2022年10月09日(日) 東京芝1800m


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [7-8-5-32](3着内率38.5%)
×なし [2-1-4-51](3着内率12.1%)

 格の高いレースを主戦場としてきた馬が中心。2013年以降の3着以内馬27頭中20頭は、年明け以降にJRA、かつ1600~2200mのG1・G2で5着以内となったことがある馬でした。一応付け加えておくと“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験がない、かつ出走数が14戦以内の馬は2013年以降[2-0-4-17](3着内率26.1%)で、例年ならばそれなりに高く評価できる水準。ただし、今年はキャリア14戦以内の馬が多いので、強調材料と見做すべきではないかもしれません。

主な「○」該当馬→サリオスポタジェレイパパレ
主な「×」該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェレッドベルオーブ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつ東京、かつ1400m超、かつ2勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2013年以降[9-8-8-34](3着内率42.4%)
主な該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェポタジェ

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2022年5月8日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年05月08日号】特選重賞データ分析編(305)~2022年ヴィクトリアマイル
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ヴィクトリアマイル 2022年05月15日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【前走の出走頭数別成績(2017年以降)】
×12頭以下 [0-0-1-18](3着内率5.3%)
○13頭以上 [5-5-4-54](3着内率20.6%)

 少頭数のレースを経由してきた馬は過信禁物。前走の出走頭数が12頭以下だった馬は期待を裏切りがちでした。今年は主要な前哨戦と位置付けられている阪神牝馬ステークスが11頭立てだったので、別路線組を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→アカイイトアブレイズレイパパレレシステンシア
主な「×」該当馬→デアリングタクトメイショウミモザ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が13戦以内」の馬は2017年以降[5-3-3-33](3着内率25.0%)
主な該当馬→アブレイズデアリングタクトレイパパレ

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レイパパレの口コミ


口コミ一覧
閲覧 149ビュー コメント 0 ナイス 5

昨年の大阪杯を無傷の6連勝で勝利したレイパパレが引退するそうです。

相手を寄せ付けないその逃げ・先行脚質で活躍しました☆

その大阪杯以来勝ち星には無縁でしたが競馬ファンはずっと応援していましたよ〜(^o^)

お疲れ様〜レイパパレ☆

次のキャリアに向かって良い母でいてくれることを期待します☆

 おっちゃんパパ 2022年12月13日(火) 19:53
レイパパレ引退
閲覧 184ビュー コメント 0 ナイス 7

衝撃は大阪杯優勝。馬券で数々お世話になった一頭です。お疲れ様でした。そしてありがとう!

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 赤萬坊 2022年12月11日() 13:02
香港国際競走 おおざっぱ予想
閲覧 171ビュー コメント 0 ナイス 3

発走時間確認すると香港ヴァーズとか結構早いので
さっさと予想しましょう

香港ヴァーズ
◎3 グローリーヴェイズ
◯10 ストーンエイジ
▲9 ウインマリリン
△1 ブルーム
△6 セニョールトーバ

馬連と三連複BOX→1.3.6.9.10

香港スプリント
◎3 ジャンダルム
◯1 ウェリントン
▲4 ラッキースワイニー
△2 スカイフィールド
△6 ナランフレグ

単勝3
馬連と三連複BOX→1.2.3.4.6

香港マイル
◎2 カリフォルニアスパングル
◯1 ゴールデンシックスティ
▲4 シュネルマイスター
△8 モアザンディス
△10 ダノンスコーピオン

馬連と三連複BOX→1.2.4.8.10

香港カップ
◎6 ダノンザキッド
◯2 ロマンチックウォリアー
▲3 ジャックドール
△5 ロシアンエンペラー
△12 レイパパレ

単勝6
馬連と三連複BOX→2.3.5.6.12

スプリントとカップは特に当たって欲しい
頑張れよー日本馬٩( 'ω' )و

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レイパパレの掲示板

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コメント一覧
7:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月5日() 11:47:38
関係、デアより上かも
6:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月5日() 11:44:53
ストマ、直線のみでぶっちぎり
5:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年12月4日(金) 22:30:49
関係 好気配

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レイパパレの厩舎情報 VIP

2022年10月9日毎日王冠 G24着
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2022年10月9日 毎日王冠 G2 4着
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