サリオス(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2017年1月23日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績15戦[5-2-2-6]
総賞金45,763万円
収得賞金18,400万円
英字表記Salios
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
サロミナ
血統 ][ 産駒 ]
Lomitas
Saldentigerin
兄弟 サラキアサフィラ
市場価格
前走 2022/12/11 香港マイル G1
次走予定

サリオスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/12/11 香港 7 香港マイル G1 芝1600 9--------** 牡5 57.0 R.ムーア堀宣行 543
(--)
-- --------
22/11/20 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 17356.2314** 牡5 57.0 R.ムーア堀宣行 530
(-4)
1.33.6 1.134.1⑪⑬セリフォス
22/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 10333.011** 牡5 56.0 松山弘平堀宣行 534
(+6)
1.44.1 -0.133.8④⑥⑥ジャスティンカフェ
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881715.783** 牡5 58.0 D.レーン堀宣行 528
(-22)
1.32.3 0.033.0⑦⑨ソングライン
22/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 181110.7415** 牡5 57.0 石橋脩堀宣行B 550
(+8)
1.08.9 0.635.0⑦⑤ナランフレグ
21/12/12 香港 7 香港マイル G1 芝1600 11--------3** 牡4 57.0 D.レーン堀宣行 542
(--)
1.34.1 0.3----ゴールデンシックスティ
21/11/21 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 16249.536** 牡4 57.0 松山弘平堀宣行B 546
(+10)
1.33.1 0.533.7グランアレグリア
21/06/06 東京 11 安田記念 G1 芝1600 14117.938** 牡4 58.0 松山弘平堀宣行 536
(-2)
1.32.4 0.733.7⑨⑧ダノンキングリー
21/04/04 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 13225.835** 牡4 57.0 松山弘平堀宣行 538
(0)
2.02.7 1.137.7レイパパレ
20/11/22 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 178174.125** 牡3 56.0 M.デムー堀宣行 538
(0)
1.32.4 0.433.1⑬⑬グランアレグリア
20/10/11 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 11791.311** 牡3 54.0 C.ルメー堀宣行 538
(+10)
1.45.5 -0.534.1④④④ダイワキャグニー
20/05/31 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 186124.422** 牡3 57.0 D.レーン堀宣行 528
(-8)
2.24.6 0.534.1⑩⑩⑩⑪コントレイル
20/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18473.832** 牡3 57.0 D.レーン堀宣行 536
(-2)
2.00.8 0.135.4④⑤⑥④コントレイル
19/12/15 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 16362.011** 牡2 55.0 R.ムーア堀宣行 538
(-2)
1.33.0 -0.435.4タイセイビジョン
19/10/05 東京 11 サウジRC G3 芝1600 9331.511** 牡2 55.0 石橋脩堀宣行 540
(+6)
1.32.7 -0.233.1クラヴァシュドール
19/06/02 東京 5 2歳新馬 芝1600 8773.221** 牡2 54.0 D.レーン堀宣行 534
(--)
1.37.1 -0.333.1⑤⑤アブソルティスモ

サリオスの関連ニュース

栗東所属リーディングジョッキー上位3名の12月15日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。


C.ルメール騎手】
12月15日(日)京都競馬場
5R 2歳新馬(芝1,600m) ビバジョー
6R 2歳新馬(ダ1,800m) トラスティソード
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) クルミナーレ
9R 小倉山特別(ダ1,800m) オウギノカナメ
10R サリオスC(ダ1,400m) ストレングス
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) アルレッキーノ
12R 東山S(芝1,400m) レッドシュヴェルト

11Rの朝日杯FSアルレッキーノに4戦連続で騎乗。兄姉に目を向けると、半姉チェルヴィニアは今年のオークス秋華賞を制覇、半兄ノッキングポイントは2023年に新潟記念を制覇し日本ダービー5着という成績をあげている。前走のサウジアラビアRCでは1.5倍の1番人気に支持されるも0.3秒差の5着に敗退。巻き返しに期待をしたい。8Rの3歳上1勝クラスではクルミナーレに騎乗。1勝クラスでは3戦連続で4着に敗れているが、前との差は0.4秒以内と大きく負けているわけではない。C.ルメール騎手も継続騎乗で何とか勝利を掴みたい1戦だ。


川田将雅騎手】
12月15日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,800m) サトノスピカ
3R 2歳未勝利(ダ1,800m) ロードヴォイジャー
4R 2歳未勝利(芝1,800m) ショウヘイ
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) エボルヴィング
9R 小倉山特別(ダ1,800m) コトホドサヨウニ
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) アドマイヤズーム
12R 東山S(芝1,400m) ガロンヌ

メインレースの朝日杯FSではアドマイヤズームにデビュー戦から3戦連続の騎乗。前走の未勝利戦では先行し、直線でしっかり抜け出す競馬を披露してくれた。いきなりのG1挑戦となるが善戦を期待したい。注目は4Rの2歳未勝利で騎乗するショウヘイ。デビュー戦では評判馬マディソンガールに最後まで食い下がり0.1秒差の2着と好走し、3着以下は5馬身以上離す競馬を披露してくれた。この時の様な競馬ができれば、好走馬が揃ったここでも十分に勝ち上がれる存在だろう。


坂井瑠星騎手】
12月15日(日)京都競馬場
2R 2歳未勝利(ダ1,400m) アスゴッド
3R 2歳未勝利(ダ1,800m) ルージュキャルト
5R 2歳新馬(芝1,600m) キムケンフォトン
6R 2歳新馬(ダ1,800m) メイショウアイル
8R 3歳上1勝クラス(芝2,200m) ミスガリレオアスク
10R サリオスC(ダ1,400m) ナスティウェザー
11R 朝日杯FS・G1(芝1,600m) タイセイカレント
12R 東山S(芝1,400m) レベレンシア

11Rの朝日杯FSタイセイカレントに騎乗。前走のサウジアラビアRCでは、アルテヴェローチェに最後まで迫る差し脚を披露し2着と好走をした。今回は大外になってしまったが、近2走を見るとどういった展開からでもレースはできるはず。坂井瑠星騎手の手綱捌きに注目したい。2Rの2歳未勝利ではアスゴッドに騎乗。新馬戦以降、未勝利の身で挑んだOPクラスのもみじSを含めて5戦連続で掲示板を確保している。あと一歩という競馬はできており、このあたりで初勝利を掴んでおきたい。

【NFミックスセール】叔父にサリオスの「サロニカの2024」が2億2000万円で落札 2024年10月22日(火) 11:50

当歳(0歳)馬と繁殖牝馬の競り市を同日に行う「ノーザンファームミックスセール2024」が22日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークでスタートした。

当歳部門で「サロニカの2024」(牝、父モーリス)が2億2000万円(税抜き)で落札された。購買者は小谷野宗靖氏。同馬の母サロニカはOPエルフィンS勝ちで、叔父に朝日杯FS勝ちのサリオス(父ハーツクライ)、叔母にエリザベス女王杯有馬記念で2着のサラキア(父ディープインパクト)がいる。

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【毎日王冠2024】血統アナリシス 種牡馬としての動向も注視したい「ディープインパクト×Storm Cat」 2024年10月5日() 12:00

2015年エイシンヒカリ、2017年リアルスティール、2019年ダノンキングリー、「父ディープインパクト×母の父Storm Cat」の配合が存在感を放ち、通算でも【3.2.0.0】と申し分のない成績を残している。なお、2017年においてはリアルスティールサトノアラジンで1・2着となっているため、同配合の馬で勝ちあぐねたのは2021年2着ダノンキングリーくらいだろう(それでも58kgを背負いながら勝ち馬とはアタマ差の惜敗だった)。

ほか、ドイツに所縁ある血統馬も上位を賑わす傾向が見受けられ、2020~2022年はサリオスシュネルマイスターサリオス(2回目)とSaldeの曾孫が勝利。つまり、続柄でいえば2頭は「はとこ」ということになる。歴代の勝ち馬では2013年エイシンフラッシュもドイツ色の強い血統馬といえるだろう。

シックスペンスは、父キズナ×母フィンレイズラッキーチャーム(母の父Twirling Candy)。注目は「ディープインパクト×Storm Cat」となる父の配合で、前述のとおり同配合の馬が、3勝、2着2回、3着以下なしと異彩を放つため、種牡馬としての動向も興味深いものがある。なお、同産駒には23年2着ソングラインがおり、勝ち馬とはハナ差の接戦だった。本馬は母系の血筋からも瞬発力に秀でたタイプなので、スローの上がり勝負が理想的だろう。

エルトンバローズは、父ディープブリランテ×母ショウナンカラット(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は芝1800mを得意とする馬が多く、本馬自身も当該距離で重賞2勝を記録。また、「サンデーサイレンス系×Roberto系」の組み合わせは、05年1着サンライズペガサスや23年2着ソングラインが出ており、前者とは母の父が、後者とは父系祖父が共通する。リピート好走が多い一方で2連覇は少なく、史上2頭目の偉業なるかにも注目だ。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。この「父×母の父」は、マカヒキショウナンパンドラとG1ウィナーが出た組み合わせ。一方、同産駒で毎日王冠を勝った馬には「母の父Storm Cat」という共通点があり、それ以外は【0.3.4.35】と勝ちあぐねている。なお、東京芝1800mは2代母クロカミが府中牝馬Sを勝った所縁があるため、新たな勝ち配合パターンとなっても不思議はない。


【血統予想からの注目馬】
シックスペンス ⑭エルトンバローズ ⑫ヨーホーレイク

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【サウジアラビアRC2024】血統アナリシス 目下2連勝中、母の父としても異彩を放つディープインパクト 2024年10月4日(金) 12:00


歴代の勝ち馬では、2014年クラリティスカイ、2017年ダノンプレミアム、2018年グランアレグリア、2019年サリオス、2022年ドルチェモアの5頭が、のちに世代限定マイルG1を制することになる。また、先述したサリオスほか、2020年の勝ち馬ステラヴェローチェ皐月賞東京優駿日本ダービー)でも上位争いを繰り広げているように、素質馬が能力の違いをまざまざと見せつけてしまう2歳重賞となるため、一概に血統傾向を当てはめることは難しい。

ただし、近年は「父または母の父がディープインパクト」となる馬の活躍が顕著であり、とくに「母の父ディープインパクト」となる馬の動向は注目に値する。ほか、2017年ダノンプレミアム、2019年サリオスと2歳コースレコードを更新するタイムで勝利した2頭は、早期完成度を強調しやすいデインヒルの血脈を母系に持つことで共通していた。

アルテヴェローチェは、父モーリス×母クルミネイト(母の父ディープインパクト)。「母の父ディープインパクト」は、20年ステラヴェローチェ、22年ドルチェモア、23年ゴンバデカーブースと出走した3頭がそろって勝利を収めており、目下2連勝中と勢いが目覚ましい。本馬の近親には重賞好走馬も多く、従姉ククナは東京芝1600mの重賞でも良績を残した。一方で、日本の重賞では勝ち味に遅い一族でもあることも気に留めておきたい。

アルレッキーノは、父ブリックスアンドモルタル×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒は現2歳が2世代目となるが、東京芝1600mで最多6勝を記録し、昨年のサウジアラビアRCでJRA重賞初制覇も達成。本馬は半兄ノッキングポイント、半姉チェルヴィニアとクラシック戦線を賑わせた兄姉がおり、母チェッキーノ、伯父コディーノも同様の実績を持つ。日本に根付いた名牝系の出身で、血統背景からも要注目の一頭だろう。


【血統予想からの注目馬】
アルテヴェローチェ ③アルレッキーノ


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【新潟2R・2歳新馬】ダンツエランが2番手から押し切りV サリオス半妹のサリーチェは4着 2024年8月4日() 10:25

4日の新潟2R・2歳新馬(芝1600m)は、道中2番手で運んだ団野大成騎手騎乗の3番人気ダンツエランが、逃げたウィルサヴァイブに残り200m付近で並びかけると、最後は半馬身差で押し切った。勝ちタイムは1分36秒0(良)。2着に5番人気ウィルサヴァイブ、3着に2番人気トレヴィ。単勝1.8倍の1番人気に推されたサリオスの半妹サリーチェは4着に終わった。

勝ったダンツエランは、父ロードカナロア、母ミスチヴァスミスティ、母父Into Mischiefという血統の2歳牝馬。同馬は2023北海道セレクションセールにて4620万円で取引された。栗東・本田優厩舎の管理馬で、生産者は宮内牧場。馬主は山元哲二氏。通算成績1戦1勝。

■払戻金
単勝 :8   540円(3番人気)
複勝 :8   200円(2番人気)
    4   380円(5番人気)
    14   200円(3番人気)
枠連 :3-5  3,280円(15番人気)
馬連 :4-8  3,200円(11番人気)
ワイド:4-8  920円(9番人気)
    8-14  480円(3番人気)
    4-14  1,010円(11番人気)
馬単 :8-4  6,390円(21番人気)
3連複:4-8-14 4,640円(14番人気)
3連単:8-4-14 29,690円(89番人気)

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【オークス2024】トッププロ厳選の穴馬! 紐荒れ期待の一戦!? 桜花賞上位勢に牙をむく3頭は? 2024年5月15日(水) 10:00


去年はリバティアイランドという絶対的な本命馬がいましたが、今年はそこまで絶対的と言える人気馬はいない印象です。配当的には、過去数年を見ても、全部人気馬で決まることはなく、毎回二桁人気が3着以内には来ているので、いい回収を得るには、その二桁人気をどう上手く拾うかになってきそうですね。と言っても、荒れることの多いNHKマイルCなんかは、実力馬が出てきたためにそこまで荒れず……。あれだけ不利があった(注:不利を受けたことではなく、躓いたりしたこと自体を不利と書いています)桜花賞組のアスコリピチェーノがあんな強い競馬をしては、やはり「今年も人気になりそうな桜花賞組かな?」と今のところ思ってしまっていますね(^_^;)。

それでは早速上位人気想定の馬を見ていきたいと思います。

まず最初は、桜花賞ステレンボッシュ
前走の桜花賞ではさすがモレイラJというそつのない立ち回りでした。ここ2戦は比較的上手く乗られている印象もあるので、厳しい立ち回りになったときどうかですが、それでも力は上位なので、おそらく大崩れはないはずです。距離に関しては、レース内容からマイナスになることはまったくない印象です。そもそも新馬戦は大きな不利のあるなか勝利を挙げていて、あれを見たときに「普通あれでは勝てないから、この馬は強いよね」と友人と共有した馬ですし、精神力もあるとなれば、むしろ2400mはプラスになるかもしません。あとはみなさんの心配は鞍上の戸崎Jでしょうか? よく詰まるのでね……。どういった立ち回りになるか分かりませんが、今回の距離なら終始包まれるような立ち回りを避けることも可能なはず。直線に入ったとき、馬群の中にいないことだけは願っておいたほうがいいかもしれませんね(笑)。

2頭目は、桜花賞3着馬のライトバック
前走は溜める競馬に徹しての3着でしたね。一連のレース内容からもけっこう道中の行きっぷりはよく、折り合い次第の馬との印象で、前走の競馬は一発を狙うには納得の立ち回りではありました。行きっぷりがいいのは母系からも来ているのかなというイメージもあり、もしかしたら距離延長はあまりよくない可能性もあります。前走のレース内容からは、距離が延びていいと感じる人は多そうですが……。ただ、いつも書いていますが、昨今のオークス&ダービーの時期は、よほどの短距離血統でない限りそこまで距離適性は影響しないというのが持論です。この馬も、流れ次第ではあっさり上位かもしれませんね。

3頭目は、桜花賞4着馬のスウィープフィート
前走は本命にしたのですが……。直線の入りまでは完璧だったと思いますが、ライトバックが1頭だけ外にいたことにより、内に進路を切り替えざるを得ず、捌き遅れてしまいました。レース内容的には直線で捌けるか、スムーズに外に出せていれば、馬券圏内争いはもっと際どかったと思いますが、脚を余したかというとそんな感じには見えませんでした。「スムーズだったらもうちょっと上位だし、距離延長はいいかも」と見る向きは多そうですが、レースを多く見てきた人はおそらく「ん?」となったはずです。距離延長で人気するようならちょっと嫌いたい1頭ですが、ライトバックのところでも書いたように、そもそもそこまで距離適性は影響しない場面なので、枠次第では買い目に入れておかなければならないと思っています。

4頭目は、クイーンズウォーク
前走の桜花賞では3番人気で8着でしたが、前にいる内の馬が苦しくなる展開のなか、この馬は内で我慢していたので、厳しい形になってしまいました。クイーンCは外々を回って完勝と強い内容だったので、府中に変わる今回はよほど揉まれない限りあっさり巻き返してもおかしくない馬とは考えています。鞍上的にも買い目に入れておかなければならないと思いますが、正直買いたくないなぁ……。

最後に、タガノエルピーダ
前走の忘れな草賞は完勝でしたが、チューリップ賞の強い内容からは完勝して当たり前といったところではないでしょうか。鞍上の川田Jも小細工はせず(あの頭数ではすることもできませんが……)、この馬の競馬を普通にしました。ある程度流れてくれたことは経験としてプラスで、2000mも問題なくこなした点も大きいはずです。朝日杯FS、チューリップ賞の成績からも桜花賞組に見劣りするとは思えないので、上位人気の中では注目の1頭になりますね。

と、上位人気になるであろう馬たちを見てきましたが、正直ステレンボッシュは戸崎Jがドン詰まりをしなければ、馬券圏内は堅い印象です。そのほか、半数ほど近く力不足ではないかなという馬も見受けられるので、人気薄はそのあたりを上手に見極めながら買い目に入れていきたいところですね。


以上、レース見解でした。ステレンボッシュ以外の桜花賞上位勢には、多少不安要素もあるようです。例年の結果どおり、下位人気馬の激走を期待できる一戦ですかね。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①チェルヴィニア
人気薄ではありませんが、一応前走よりは人気が落ちるだろうというのと、注目ということで挙げさせていただきます。X(旧ツイッター)には書きましたが、前走の桜花賞は初の右回りが完全に響いた感じで、あそこまでモタレながらでは厳しく、そのうえ終始外々を回る形でした。今回は走り慣れた左回りに戻りますからね。母のチェッキーノもこの舞台で2着でしたし、巻き返してもおかしくない1頭です。

■注目馬②サフィラ
みなさんもうお忘れかもしれませんが、一応阪神JFで1番人気になった馬です。次走のクイーンCも2番人気でしたが、おそらく今回は人気が激下がりするでしょう。距離延長に活路を見い出したいところですが、兄弟にマイル前後で活躍したサリオスがいます。その点から「距離延長はマイナスでしょう」と感じる人が多いと思いますが、サリオスがいちばん強い競馬をしたのが日本ダービーなんですよね……。コントレイルがロスなく乗られたのに対して、サリオスは終始外々を回っての競馬で見せ場のある2着でした。レース内容だけをとれば距離延長はよかった可能性もあって、陣営がマイル~2000mがベストという拘りを捨てて、中・長距離を使っていたら、もしかしたらもっと活躍していたかもしれない馬です。父は違いますが、サリエラサラキアが長い距離をこなしていることからもそれを想像できますよね。そのことからも、サフィラも距離が延びる今回、一変の可能性は残しているので(できればスタミナ勝負)、人気が落ちるようなら面白い1頭になるのではないでしょうか。

■注目馬③エセルフリーダ
新馬戦では馬場の悪いところを通って頑張っていたので、注目している馬です。その後2勝したのも新馬戦の内容から納得できます。ここではちょっと荷が重いかもしれませんが、前走の2着馬はスイートピーSでも差のない2着でした。3着くらいなら可能性はありそうなので、大穴の1頭に挙げておきます。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はチェルヴィニアサフィラエセルフリーダの3頭推奨でした。ステレンボッシュから流しても、そこそこいい配当になりそうですね。それでは、また来週お会いしましょう。

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香港マイル(シャティン芝1600m)
香港マイラー陣はスプリント陣とならび世界に屹立してきました。この10年間で香港スプリントは日本馬はロードカナリア連覇と一昨年のダノンスマッシュの3勝を許しましたが、香港マイルモーリスアドマイヤマーズの2勝のみ。日本馬にとってマイルの頂はスプリント以上の高みにあります。

この頂きに日本から昨年の3歳マイル王、シュネルマイスター(牡4・手塚貴久厩舎)、2019年の2歳マイル王、サリオス(牡5・堀宣行厩舎)に今年の2歳マイル王、ダノンスコーピオン(牡3・安田隆行厩舎)、フランスでG1を勝ったオーストラリア馬のローズオブインディシーズ(牡4・A.ニーシャム厩舎)が登頂に挑みます。

今年はフルゲートに遥かに満たぬ10頭立てとなりましたが、香港マイルの頂が天に迫らんとしているからでしょう。その高き頂に蟠踞(ばんきょ)しているのが、日本にもその名が知れた香港三冠馬にして、このレース3連覇を虎視眈々と狙うゴールデンシックスティ(セ7・F.ルイ厩舎)です。香港デビュー以来、25戦22勝、負けた3走も負けに負けの理由あり。香港史上最強馬といって差し支えありません。
昨季は春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイル(G1・シャティン芝1600m)を2馬身差で快勝して休養。今季は昨季と同じく前哨戦のジョッキークラブマイルから戦線復帰。ポン勝ちして王者の王者たる姿を見せてくれました。

これに続く香港第2の頂がカリフォルニアスパングル(セ4・A.クルーズ厩舎)です。この馬は私が最も親しくしている調教師、A.クルーズの管理馬。香港に渡航できなかったこの3年間、国際競走の前には日本馬の敵情偵察で電話をかけてきてくれるのですが、昨年も一昨年も国際競走に出走しない前に、「うちの厩舎には逸材がいる」と強調していたのがこの馬でした。
スパングルはトニーの期待に応えて昨年の4歳三冠シリーズの前に6戦して5つの勝ち星をあげ三冠に臨み緒戦のクラシックマイル2着、第2レグのクラシックカップを快勝、第3レグの香港ダービーは頭差2着と準々三冠の好成績を残します。その勢いを借りて昨季春のマイル王決定戦、チャンピオンズマイルでは絶対王者、ゴールデンの胸を借りると弱冠4歳馬ながら2馬身差の2着。香港マイラー陣に新星が現れたことを強く印象づけました。

今季は若馬らしく早めに仕上げて9月25日のセレブレーション・カップ(G3・シャティン芝1400m)で戦線復帰すると2馬身差の快勝。続くシャティン・トロフィー(G2・シャティン芝1600m)もダントツの1番人気1.3倍に応えてぶっこぬくと前哨戦で絶対王者の胸に再びぶつかっていきます。この前哨戦では休み明け連勝のスパングルが単勝1.6倍と目が高い香港競馬ファンは休み明けのゴールデンよりも高い評価を与えたのです。
スパングルは2度目の挑戦でも絶対王者の軍門に屈しましたが、着差は首! チャンピオンズマイルの2馬身差から大きく縮めて天の頂に迫って見せたのです。この馬の強みは強力な逃げにあります。これまでの13戦、ハナを譲ったことは一度としてなく、道中交わされたとしてもしぶとく逃げ残る。これで13戦全連対を果たしてきたのです。今年は10頭の小頭数、スパングル以外に逃げ馬は見当たりません。一方のゴールデンは中団かさらに後ろから直線勝負の馬、ペース次第では前走首差を逆転させることも十分可能と見ます。

この2強に続く香港第三の男がワイクク(セ7・J.サイズ厩舎)です。昨季スチュワード・カップではゴールデンにあっと言わせたクラッチヒッター。その裏返しで好走と凡走を繰り返すわけですが、前哨戦では2馬身3/4差の3着と2強には及びませんでしたが、4着には2馬身1/4としっかり力の差を見せました。4着モアザンディス(セ6・C.シャム厩舎)、エクセレントプロポーザル(セ6、J.サイズ厩舎)はこの着差では挽回は厳しく、2000mの前哨戦、ジョッキークラブカップ7着から路線を変更して香港マイルに臨むビューティージョイ(セ6・A.クルーズ厩舎)はいくらなんでも家賃が高すぎ、ここでは馬場掃除の評価しかできません。

対立の構図は香港2強いずれが高いか測りかねる最高峰に日本勢が踏破を図る、という形。連なる二つの高き頂から最も近い高みにいるのはラストランにメイチの仕上げで臨み、世界の盟主R.ムーアを鞍上に迎えたサリオスと見ました。日本の秋G1シリーズでカタカナ名騎手が上位を独占したことが物語るように日本の騎手と外国人、特に欧州競馬シーズン閉幕後、短期免許を取得して来日する世界の名手との技量差は歴然。マイルCSでは3着と惜しい競馬になってしまったR.ムーアは勝手知ったるシャティンのマイル戦で前走の雪辱に燃えているはずです。
これに続くのがシュネルマイスター。こちらもマイルCSは不本意な競馬、ここでは今春のドバイ遠征の経験が着てくるはずです。

香港2強に日本の2強がどこまで迫れるか、香港マイルの焦点はここに尽きます。いずれも人気を集めると思いますので、買い目を絞って3連単勝負が王道、私は香港で4連単で大勝負をかけ田園調布に家が建つ甘い夢を見ることにします。甘粕代三の渾身の予想は12日(土)夜公開、ご期待下さい。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2022年11月25日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本+欧州のいいとこ取り?『ハイブリッド型』レーン騎手/ジャパンカップ展望
閲覧 1,827ビュー コメント 0 ナイス 4

マイルチャンピオンシップは、レーン騎手騎乗のセリフォスが大外一気の差し切り勝ち。今回が初騎乗だったが、慌てず騒がずじっくりを脚を溜めたことが、ラストの末脚爆発につながった印象だ。

2着には馬群を捌いて伸びてきた昨年3着のダノンザキッド、3着にはソダシがしぶとく伸びてきた。期待した◎ソウルラッシュは外から伸びたものの、最後の最後でソダシに競り負けて4着。勝ち馬の鋭い決め手が際立った一戦だった。

それにしてもセリフォス騎乗、レーン騎手の勢いが止まらない。これで、春から数えて4戦連続G1好走。それもすべて人気薄なのだから恐れ入る。

安田記念 サリオス 8番人気3着
宝塚記念 ヒシイグアス 5番人気2着
エリザベス女王杯 ウインマリリン 5番人気2着
マイルCS セリフォス 6番人気1着

この他にオークスでもスタニングローズに騎乗し10番人気2着と好走しており、

「G1は黙ってレーンを買え」

という状況になっている。レーン騎手の素晴らしさは、いわゆる短期免許の外国人騎手、特に欧州の騎手から連想される「剛腕」だけではない点だろう。かつてリスグラシューメールドグラースノームコアを勝たせたような腕っぷしの強さはもちろん感じさせるが、前述したオークスではスタニングローズに騎乗しやや長いと思われる2400mを持たせたほか、エリザベス女王杯ではウインマリリンで脚を溜めて好走、今回のマイルCSでもセリフォスで後方待機を選択し直線末脚を爆発させた。

いわば、「日本人騎手の柔らかさ」と「欧州騎手の力強さ」を兼備した『ハイブリッド型』こそがレーン騎手の真骨頂なのかもしれない。しかも意外なことに、今回の来日ではまだ1番人気馬への騎乗ゼロと、そこまでいい馬ばかりに乗っているわけではない。今週末のジャパンカップにもおそらく伏兵になるだろうヴェルトライゼンデに騎乗予定だが、今の勢いならば侮れない存在になるかもしれない。

ジャパンカップ展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はジャパンカップ。注目馬はコチラ。

オネスト(ルメール騎手)

注目はオネスト&ルメール騎手。

今年は外国馬に出番があるとみて、オネストに注目したい。前走の凱旋門賞では全く見せ場なく敗れたが、欧州馬としては決め手のあるタイプで、タフな馬場の2400mはまったく合わなかった。適性外の一戦とみて良いだろう。むしろ再評価すべきは2走前の愛チャンピオンS。このレースは凱旋門賞でも注目を集めた勝ち馬ルクセンブルク以下ハイレベルなメンバーが揃っていた一戦で、3着は本番・凱旋門賞で2着したヴァデニ、4着は日本でもおなじみのミシュリフだった。

本馬の父・フランケルは、すでに日本でも複数のG1ホースを輩出しており適性は証明済み。鞍上には東京2400mを知り尽くした『日本人騎手』のルメール騎手が騎乗できるのも大きなプラス材料だろう。久々に外国馬の快走が見られそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】G1を超えるG2も今は昔/秋華賞展望
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3日間開催では東西で毎日王冠京都大賞典のG2が行われた。

この2レースはかつて「G1を超えるG2」と言われて盛り上がったこともあったものだが、近年はやや存在感が希薄になっている。それは直行ローテの馬が増えたためで、一流馬は天皇賞(秋)が使い始めの一戦、そこからジャパンカップ有馬記念、あるいは香港へ、というのが主流になっている。

もちろん直行が増えた理由はひとつではない。仕上げ技術の向上により以前のようにトライアルを使うことが一般的でなくなったのもあるし、G1の賞金が高額になり、そこで勝ち負けできる馬はG2に出走するメリットがあまりなくなった…ということもあるだろう。

参考までに、例えばテイエムオペラオーが走っていた2000年と比較すると、秋G1の賞金は以下のように変化している。

天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念の賞金推移(2000年→2022年)

天皇賞(秋)  1億3200万円 →2億円
ジャパンカップ 2億5000万円 →4億円
有馬記念    1億8000万円 →4億円

ご覧の通り軒並み賞金は上がっており、とりわけ有馬記念などは倍以上になっている。その間、G2の賞金はほとんど変わっていないのだから、当然有力馬はこれまで以上にG1重視のローテを組む方が合理的だ。

…いきなりお金の話を始めてどうしたのかと思われるかもしれないが、そういう視点で先週のG2を見直すと、やはり「G1を超えるG2」というような認識を改めなくてはならないように思う。

サリオスが勝った毎日王冠は確かに豪華メンバーではあったが、それでは秋G1で即通用するかというと実は相手関係からも怪しい面がある、それは京都大賞典上位組に関しても同様だ。

参考までに過去5年の両レースの勝ち馬を並べてみる。

毎日王冠過去の過去5年の勝ち馬

2017年 リアルスティール 
2018年 アエロリット
2019年 ダノンキングリー
2020年 サリオス
2021年 シュネルマイスター

京都大賞典の過去5年の勝ち馬

2017年 スマートレイアー 
2018年 サトノダイヤモンド
2019年 ドレッドノータス
2020年 グローリーヴェイズ
2021年 マカヒキ

上記の馬たちがその後の秋G1でどうだったのかというと…実は国内G1で馬券圏内に好走したのは昨年のシュネルマイスター(マイルCS2着)のみ。むしろ負けた組の中からシュヴァルグランインディチャンプキセキなど、秋G1での好走馬が出ている。

つまり、これらのレースで好走しているようでは、秋G1に余力を残せないか、あるいは毎日王冠の場合1800mに適性を見せすぎている。むしろ、何らかの理由で負けているくらいの馬の方が、まだ今後巻き返しの期待をできるということになる。

今年は毎日王冠から、3着のダノンザキッド、6着のポタジェ京都大賞典からはボッケリーニあたりを巻き返し候補として覚えておきたい。いずれにしても、かつてほどレベルの高いレースではなくなっており、だからこそジャスティンカフェヴェラアズールのような上がり馬を狙う…というのが両レースのトレンドなのかもしれない。この傾向は来年まで覚えておきたい。

秋華賞展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は3歳牝馬の3冠レース最終戦、秋華賞が行われる。注目馬はコチラ。

アートハウス川田将雅騎手)

前哨戦のローズSは好位から抜け出し完勝。春のオークスは不発に終わっただけに改めてのG1挑戦となるが、今回のポイントはなんといっても、

「阪神芝2000mの川田」

は買い。川田騎手は阪神芝2000mの鬼で、2020年以降を見ても、川田騎手×阪神芝2000mは複勝率7割超、ほとんどが人気馬騎乗ながら複勝回収値も100円超。
アートハウスはスタートを決めて器用に立ち回れるので、人馬ともに期待大。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月6日(木) 14:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 毎日王冠2022 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月9日(日) 東京11R 第73回毎日王冠(3歳以上G2・芝1800m)

【登録頭数:10頭】(フルゲート:18頭)


<前走:エプソムC出走馬>(4ヶ月)
ノースブリッジ(1着、492kg(-4kg))<A>
休み明けでも、かなりしっかり乗り込まれていて、3週連続南Wで好時計。1週前追い切りでは、岩田康騎手騎乗で迫力満点の動きをアピールした。

ジャスティンカフェ(4着、490kg(±0kg))<D>
1週前は金曜日に併せ馬で先着するも、この中間は坂路での時計が平凡。前走時のような目立つ時計が少ない印象を受ける。


<前走:宝塚記念出走馬>(3ヶ月半)
ポタジェ(11着、492kg(-4kg))<C>
前走時はお腹のあたりに多少の余裕が感じられた。休み明けで長めからの乗り込み豊富で時計も上々だが、1週前追い切りは終いもうひと伸びほしい動きだった。

キングオブコージ(17着、498kg(-8kg))<C>
休み明けの前走時は、マイナス体重でも緩さがあった。この中間は坂路での調整。休み明けでも時計は優秀で、あとは馬体が締まってくれば。




<前走:その他のレース>
レイパパレヴィクトリアマイル:12着、440kg(+6kg)5ヶ月)<A>
ヴィクトリアマイルからの休み明けだが、この中間は坂路で好時計をマーク。終いの時計が優秀で、好走時の状態に近い。

サリオス安田記念:3着、528kg(-22kg)4ヶ月)<B>
馬体が絞れスッキリした印象だった前走時。この中間は、3週前、2週前、1週前と追われる毎に時計を詰めてきていて、休み明けでも仕上がりは良さそう。

キングストンボーイ(関越S:2着、502kg(±0kg)中9週)<C>
夏に一度使われていて、この中間も南Wで長めから2本の追い切りを消化してきている。ただ、1週前追い切りでは併走相手に手応えで見劣り動きに重さが感じられた。

ダノンザキッド関屋記念:3着、526kg(±0kg)中7週)<C>
この中間も坂路で好時計が出ていて、日曜日の追い切りがCWを長めからという過程。ただかなり大きな馬で、動きを見ても1週前は反応が鈍く太め残りも窺える状況だけに、残り1週でどこまで絞れるかだろう。

レッドベルオーブ(小倉日経OP:1着、482kg(-2kg)中5週)<C>
休み明けを一度使われての叩き2戦目だが、1週前追い切りを見ると首が高めで終いの伸びがイマイチに映った。

ハッピーアワー(朱鷺S:14着、446kg(-2kg)中5週)<E>
この中間は乗り込み量が少なく時計も平凡で、ここを使ってくるような調整内容ではない。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ノースブリッジレイパパレサリオスの3頭をあげておきます。


◇今回は、毎日王冠編でした。
――サイレンススズカグラスワンダーエルコンドルパサーの3強対決。
個人的な戦前の感触としては、逃げるサイレンススズカを、グラスワンダーが捉えることができるのか。ここまで生で馬を見たことのなかったエルコンドルパサーは、少し力が足りないのでは、というのが正直なところだった98年毎日王冠
心情的にはサイレンススズカを応援していて、この後、天皇賞(秋)には出走できない3歳2頭には負けてもらいたくない。そんな気持ちで何週間も前からドキドキとワクワクがとまらなかったことを今でも記憶しています。迎えた当日の東京競馬場は、G1レースかと見紛うほどの超満員となっていました。詰めかけたファンであふれかえるパドックでも、落ち着きのある姿を見せていたサイレンススズカ。やや仕上り不足に映ったグラスワンダー。そして初めて見るエルコンドルパサーはというと、予想に反して私のイメージをガラッと変えてくるほど好印象の佇まいで周回していました。柔らかい動きでかなりの仕上りを伝えるには十分、何度確認してもパドックからは何一つ悪いところがないといった感じで、これまで何千、何万頭と馬を見てきた私でしたが、これほど第一印象の良い馬というのは記憶にありませんでした。
レースは、サイレンススズカの逃げ切りで決着し、ただ1頭サイレンススズカに迫ったエルコンドルパサーが2着。グラスワンダーは、ケガからの復帰初戦でまだ万全ではなかったためか5着に敗退。この日東京競馬場にいたファンの中には、彼らのレースを生で観戦したことがその後大きな財産となり、忘れることのない1日になったという人も多いのではないでしょうか。その後サイレンススズカは残念なことになってしまいましたが、エルコンドルパサーグラスワンダーが大活躍を果たしたのは、皆さんもよくご存知のとおりです。
先週の凱旋門賞での日本馬の敗退を見ると、日本のトップクラスの馬でも欧州に滞在して2400m路線のレースを使い続けていかないと、なかなか勝てる日はこないのではないかと思います。凱旋門賞に挑戦する馬は年々多くなっていますが、エルコンドルパサーディアドラのように長期滞在して挑戦する馬の割合はかなり少ないと思います。今年勝ったアルピニスタは、前走のヨークシャーオークスでは61キロを背負って勝利しています。凱旋門賞を勝つには、タフな馬場をこなす馬体と根性、慣れない環境で挑戦し続けていくことも必要なのではないかと思います。

毎日王冠出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年10月2日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年10月02日号】特選重賞データ分析編(326)~2022年毎日王冠
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 毎日王冠 2022年10月09日(日) 東京芝1800m


<ピックアップデータ>

【“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [7-8-5-32](3着内率38.5%)
×なし [2-1-4-51](3着内率12.1%)

 格の高いレースを主戦場としてきた馬が中心。2013年以降の3着以内馬27頭中20頭は、年明け以降にJRA、かつ1600~2200mのG1・G2で5着以内となったことがある馬でした。一応付け加えておくと“同年、かつJRA、かつ1600~2200m、かつG1・G2のレース”において5着以内となった経験がない、かつ出走数が14戦以内の馬は2013年以降[2-0-4-17](3着内率26.1%)で、例年ならばそれなりに高く評価できる水準。ただし、今年はキャリア14戦以内の馬が多いので、強調材料と見做すべきではないかもしれません。

主な「○」該当馬→サリオスポタジェレイパパレ
主な「×」該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェレッドベルオーブ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつ東京、かつ1400m超、かつ2勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2013年以降[9-8-8-34](3着内率42.4%)
主な該当馬→キングストンボーイジャスティンカフェポタジェ

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2022年6月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬の体調は多くのポイントの一つにすぎない/エプソムカップ展望
閲覧 2,191ビュー コメント 0 ナイス 3



安田記念は4番人気のソングラインが外から伸びて差し切り勝ち。不利が響き5着に敗れたヴィクトリアマイルから見事に巻き返しを決めた。2着のシュネルマイスターは直線で馬群に突っ込んで伸び、勝ち馬に迫った。終わってみれば同舞台で行われた昨年のNHKマイルCの1~2着が入れ替わる結果。ハイレベルといわれる昨年の3歳世代だが、正確には芝路線、それもマイル路線のレベルが高かった。それを証明するワンツー決着だった。

また、外が伸びる馬場も上位勢には味方した。3着サリオスは8枠17番。最終予想でサリオスを本命にしたのも、馬場傾向が合うと考えたため。昨年の安田記念ほど顕著に外が伸びる馬場ではなかったが、それでも終盤開催になり外がやや有利な状況。とりわけ芝の1400m~1600mは枠なりの競馬になりやすく、馬場傾向の影響をモロに受けていた。

実際に先週の東京芝1400m~1600mは合計7レース行われたが、枠順の傾向は以下の通り。

1~4枠(1-3-1-38)
5~8枠(6-4-6-44)

一目瞭然、明らかに外が優勢だった。

~大幅馬体重減で人気が落ちたサリオス

なお、サリオスに関しては調教後馬体重がマイナス22キロと大きく減らしており、その影響で不安説が流れたことも狙う後押しとなった。もちろん馬の体調は予想をする上で重要なポイントではあるが、あくまでもポイントの一つでしかない。馬場なり、枠順なり、騎手なり、そもそもの適性なり、その他諸々多くの要素が折り重なってレースを行うのが競馬で、極論すれば体調が悪くても馬は走ってしまう。

これは人間に置き換えれば想像できることで、例えば体調が多少悪い中で出社(コロナ禍の現状ではあまりないかもしれないが…)したとして、ではまったく仕事にならないかといえばそうとも限らないはずである。体調が悪くても悪いなりに仕事はこなせるだろうし、必ずしも極端にパフォーマンスが落ちるわけでもない。人間と馬を同一視するのは少々強引かもしれないが、結局馬の体調など馬に聞いてみないとわからない面もあるのだから、レースに行ってしまえば多少不安があっても枠なり馬場なりに恵まれてしまえば走れてしまうものでもある。

サリオスに関していえばやはり外枠のアシストは大きかったし、レーン騎手との相性の良さもプラスとなった。一方で絶好調時なら突き抜けるくらいの能力があるはずで、そういう意味ではやはり万全ではなかったのかもしれない。いずれにしても不安説は過剰に人気落ちを生むこともあるので、時にはむしろ買い材料となる。馬の体調に関するネガティブコメントにはついつい過敏に反応してしまいがちだが、話半分くらいで受け止めるのが適切な対応かもしれない。

なお、東京芝は今週末までCコース。基本的には先週の傾向を引き継ぐはずで、特に騎手が対応する前の土曜日は外が狙いになるはずだ。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】フォーチュンテラー(日曜中京8レース・3歳上1勝クラス/3着)

3歳勢が大挙出走してきたハイレベル戦。メンバーが揃った上に厳しい内枠だったが、それでも直線はキッチリ伸びた。馬群も問題ないシニスターミニスター産駒で、レースぶりには安定感がある。ダート1400mならクラス上位は明らか、引き続き軸での信頼度は高い。

エプソムカップ展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末はG1ひと休みで、東京ではエプソムカップが行われる。注目馬はコチラ。

シャドウディーヴァ坂井瑠星騎手)

前走のヴィクトリアマイルでは前が残る流れの中で後方からの競馬になってしまったが、それでもラストは最速タイの32秒9の脚で伸びて来た。今回は距離が延びて、前走時よりは馬場も荒れて差しが届きやすくなっているのは有利。昨年の府中牝馬Sを制した得意舞台で、そろそろ巻き返しに期待できそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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サリオスの口コミ


口コミ一覧

◎サリエラ

 princess-M 2024年11月10日() 12:17

閲覧 219ビュー コメント 0 ナイス 7

爆益舎の本命はサリオスの妹サリエラ!

兄のサリオスはどちらかと言うとマイル志向だったがこのサリエラは父がディープに変わって距離不問。
一番合うのが今回の2200mだと思っています。

昨年のエリザベス女王杯では大外からえげつない脚で追い込んでの5着。
今年の春天では牡馬に混じって3番人気の支持を受けた馬です。
能力・実績ともに人気上位馬と何ら遜色なし。

馬連の軸は迷わずサリエラ!
馬連の相手としては同一馬主のシンティレーションは要らない。 この馬は消し

【馬連】
⑬↔①②③④⑤⑦⑨⑪⑯

 ken1 2024年10月6日() 16:47
毎日王冠は、枠順展開、東京か千八適性実績重視で
閲覧 93ビュー コメント 0 ナイス 1

★毎日王冠 

近10年のデータから

★A……ZI値3位以内が連対9/10年
⇒〇1位10マテンロウスカイ、2位2ホウオウビスケッツ、12ヨーホーレイク、

B……3着以内馬は、前2走で、aG1で3着以内11/30、bG2で3着以内3/30、
cG3で3着以内7/30、dOPで3着以内3/30、e3勝級勝ち1/30、f重賞で2人気以内5/30
⇒○a9ローシャムパーク、
  ★b10番、11シックスペンス
  ★★c1ヤマニンサルバム、2番、3ニシノスーベニア、6シルトホルン、12番、13オフトレイル
14エルトンバローズ
  d7ダノンエアズロック
  eなし
  fなし

C……東京競馬場の3勝クラスもしくはオープンクラスのレースにおいて1着となった経験の有無別成績
(過去10年)
経験の有無 成績     勝率 連対率 3着内率
あり   9-8-9-45 12.7% 23.9% 36.6%○
なし     1-2-1-46 2.0% 6.0% 8.0%
※なしの4頭は、23年エルトンバローズ〈3才、千八重賞勝ち)18年スティルヴィオ(サウジアラビア
ロイヤルC1、朝日杯2,スプリングS1)キセキ(菊花賞1、毎日杯3)14年サンレイレーザー
(エプソムC3)※G1連対、千八重賞3着以内、東京重賞3着以内
⇒★○1番,4カラテ、7,9,14番
 ★★▲2番(東京新聞杯3、函館記念1,スプリングS2)3番(エプソムC2)6番(エプソムC3)
8トップナイフ(ホープフルS2,札幌記念2)10番(エプソムC3)11番(3才、スプリングS1)
12番(ホープフルS3、鳴尾記念1)13オフトレイル(ラジオNIKKEI賞1)

D……前走との間隔別成績(過去8年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中13週以上 8-8-6-37 13.6% 27.1% 37.3%○
中12週以内 0-0-2-32 0% 0% 5.9%※2頭は、20年サンレイポケット
(前走新潟記念3)22年ダノンザキッド(前走関屋記念3)
⇒★○1,3,4,7,9,10,11,12,13番
 ★★▲2番(前走函館記念1)14番(前走中京記念3)

E……通算出走数別成績(過去6年)
通算出走数 成績 勝率 連対率 3着内率
15戦以下 6-4-6-24 15.0% 25.0% 40.0%○
16戦以上 0-2-0-27 0% 6.9% 6.9%※2頭は当年東京重賞連対あり
⇒★★★○2,7,8,9,11,12,13,14番
 ▲3番(エプソムC2)

※F……優勝馬の、前走の着順、前走との間隔、通算出走数(過去6年)
年次 優勝馬     前走の着順 前走との間隔 通算出走数
2018年 アエロリット  2着      中17週 11戦
2019年 ダノンキングリー 2着      中18週 5戦
2020年 サリオス  2着      中18週 5戦
2021年 シュネルマイスター3着      中17週 5戦
2022年 サリオス  3着      中17週 13戦
2023年 エルトンバローズ 1着      中13週 7戦
※前走3着以内、ローテ中13~18週、キャリア13走以下
⇒○12、13番

★★G……芝1800m連対率 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
       100% 5- 3- 2-13/23 21.7% 34.8% 43.5% 120 69○
       100%未満 3- 6- 8-73/90 3.3% 10.0% 18.9% 26 60
      未出走 2- 1- 0- 5/ 8 25.0% 37.5% 37.5% 48 42
⇒○2,3,7,11,12,13番

※H……東京芝連対率 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
     70%以上 5- 3- 6-10/24 20.8% 33.3% 58.3% 55 98○
     70%未満 4- 7- 4-77/92 4.3% 12.0% 16.3% 26 51
     未出走 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0% 350 50
⇒○7,9番  

I……前走G1         着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走芝1600m 前走1~3着 3- 4- 2- 4/13 23.1% 53.8% 69.2% 60 95
前走4着~         0- 0- 1-15/16 0.0% 0.0% 6.3% 0 13☆
前走芝1600m以外 前走1~3着 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7% 96 73
前走4着~         0- 2- 1-11/14 0.0% 14.3% 21.4% 0 51※
☆3着は17年グレーターロンドン(2走前OP1)
※3頭は、16年アンビシャス(前走宝塚3人気2走前G2大阪杯1)18年ステルヴィオ
(2走前皐月賞2人気3走前スプリングS1)キセキ(前走宝塚2人気4走前菊1)
=前4走以内に重賞勝ち+前2走で重賞3人気以内
⇒★○9番(4走前オールカマー1+2走前大阪杯3人)11番(2走前スプリングS1人気1+前走ダービー
3人気)

J……前走G2・G3         着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
前走芝1600~2000m 前走1~9着 5- 4- 5-27/41 12.2% 22.0% 34.1% 108 114○
            前走10着~ 0- 0- 0-13/13 0.0% 0.0% 0.0% 0 0×
前走芝1600~2000m以外         0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0.0% 0 0×
⇒○8番
×4番

K……軸は、前2走でマイル~二千G1で3着以内7/10年、G2で勝ち2/10年、G3勝ち1/10年
⇒◎9番
 ★○10,11番
 ★▲1,2,12,13番

※★L……馬印1が9/10年連対、例外の16年も馬印3◎(○)が勝っていて4勝3着2回
⇒○9,10,12,14番
  10番〈○)

M……×6歳馬で当日6番人気以下(0-0-0-15)
⇒×なし
   ×関東馬で単勝15倍以上(0-0-0-27)
★⇒×3,6番   
   ×関東馬で当日8番人気以下(0-0-0-20)
★⇒×3,6番   
   ×前走10着以下だった馬で当日4番人気以下(0-0-0-27)
★⇒×4,5,6,7,10番
   ×前走2000m以上だった馬で当日9番人気以下(0-0-0-19)
★⇒×1,4,8番

★N……近10年の勝ち馬は、東京芝重賞勝ちか千八重賞勝ちあり9/10年、例外は14年エアソミュール
(阪神二千重賞勝ち、東京二千OP勝ち、千八OP3勝)
⇒○10番(中山記念1)11番(スプリングS1)13番(ラジオNIKKEI1)14番(23年1、
ラジオNIKKEI1)

★O……ノーザンファーム生産馬が近10年で5勝、16年以降毎年3着以内で、関東馬なら(4/3/0/7)
3人気以内なら必ず連対
⇒◎9,11番
 ○7,10,12番

★★P……父ディープインパクト系19/30頭、
⇒○11,12,14番

★★Q……5番より内枠7/10連対、2桁馬番4/10連対で2桁馬番同士の連対なし、
枠別では1~4枠(3/4/6/33)28.3%,5~8枠(7/6/4/58)22.7% 
⇒○2番

圏内は9,11番 次いで12,13番,更に14番
押さえに3,7,10番と安田記念出走馬が不在で拮抗メンバー
それだけに展開と枠順に左右されるが、逃げてOP好走の1,2番が内枠で、両馬ともに
飛ばすタイプでは無く出っ歯の良い方がハナに立って直ぐに落ち着きSペース
降雨の程度が気になるが、朝一では曇りで良馬場、時計も開幕週とあって良好で
決め手勝負に変わりないだろう
コース適性、距離適性と枠順を重視して予想を組み立てたい

データ的には9,11番が同列でやや頭出てはいるが、4枠より内が連対となるとやはり2番
9番が二千以上で実績をあげ、11番が中山向きとみて死角があるなら、ダービーで0.2差と
スプリングS2着の2番なら内枠を味方に優位としたい

馬連2→9,11各五百円 2→12,13,14各三百円 2→3,7、10各二百円計8点
三連複2=(3,7,9,11)ー3,7、10,12,13,14各二百円22点
三連単2→(3,7,9,11)→(3,7,9,10、11,12,13,14)各百円28点
複勝勝負は、超難解で2番の期待値が低く、買うならあくまで単勝だろう
≫≫11-2-14
馬連1780円、三連複4370円
クビ差で単勝740円逃す( ´Д⊂エーン
2番が好発でハナを切ったのは想定内とはいえちっと驚き、14番が外からさっと番手を取りに行き
ハナ宣言の6番は行けず3番手、並んで11番、1番7番と淡々とした流れ
他の2桁馬番は位置取りが後ろになって良い位置が取れずそれが敗因
直線ギリまで追い出し我慢して2番が粘り込むところを11番が抜けだしてクビ差交わす
14番はなだれ込み1,6番は差し負け、9番は中団のまま
データ的には項目BCDEで3頭抜擢
消しの3,7,10番の押さえは不要だった
9番は2桁ではないにせよ、6枠で9-11のワンツーは無いという見立ては正解だったので
2,9,11,12,13,14で絞って内の2番から流すだけで良かった
展開的にSペースなら先行する2,11番が筆頭本線にすべきだった、東京か千八かで抜擢
すべきで考えすぎた
今後も枠順展開、東京か千八適性実績重視で

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 trance30 2024年2月10日() 10:41
今日の注目馬
閲覧 136ビュー コメント 0 ナイス 2

・京都11R(洛陽S)
 ⑪エスコーラ
 京都芝1600mで行われるハンデ戦。
 年明け以降は京都金杯と東京新聞
 杯があるため、マイル重賞から外
 れた馬が中心となり、近年は頭数
 が揃わないことも多いが、年始の
 マイルリステッドということで、
 それなりに良いメンバーが集まる。
 今年はフルゲートの18頭立て。メ
 ンバーも多種多彩なうえ重賞勝ち
 馬が僅か3頭という難解レースだ。
 中でも狙ってみたいこの馬。
 ディープインパクト産駒の素質馬。
 上に朝日杯FSを制したサリオス
 やサラキアがおり、血統は一級品。
 デビュー2戦目から4連勝してい
 るが、中でも未勝利勝ちが圧巻。
 スタートからの出脚はそれほど良
 くなかったが、中団待機から向正
 面で先行集団に取り付いて行くと、
 そのまま止まることなく先頭に。
 4角でもスピードは減速すること
 なく、直線では後続を突き放して
 1.8秒差のレコード勝ち。L4の
 3角地点で最速10.9、後半1000m
 を56.4という驚異の走りを見せた。
 4連勝後は脚部不安で1年4か月
 の休養を余儀なくされた。そして
 長期休養明けの前走は久々の敗戦。
 スローの上がり勝負となり、勝ち
 馬に2番手から上がり3F33.3秒
 の脚を使われては仕方ないが、自
 身も33.2秒の脚を使って0.3秒差
 の③着に入り復帰戦で力を見せた。
 その後は短期放牧を挟みじっくり
 乗り込まれてきた。使ったあとも
 脚元に反動はなく、叩いた効果で
 デキも良好。今週の坂路でも弾む
 ようなフットワークを披露してお
 り、素軽さがグンと増している。
 過去10年で5~8枠が③着以内に
 19頭と外有利なレースで、今の京
 都の馬場を考えても外枠はプラス。
 稍重でも勝利経験があり、荒れた
 馬場もそこまで苦にならないはず。
 前走でドゥアイズに負けており断
 トツの1番人気にはならないはず。
 しかも前走の斤量3キロ差から2
 キロ差に縮まり逆転は十分可能だ。
 6歳になったがキャリアはまだ6
 戦で馬は若々しい。全姉のサラキ
 アは5歳秋の府中牝馬Sで重賞初
 勝利を飾るとその後のGⅠでは連
 続②着。半兄のサリオスも5歳で
 毎日王冠を勝っており、これから
 本領を発揮してもおかしくない。
 今後のためにもココはシッカリと
 結果を出し賞金加算したいところ。
 なお、東京メインのクイーンCに
 は半妹サフィラが出走。思えば妹
 の前走GⅠ挑戦の前日に復帰戦を
 走って③着だった。
 そして同じ日に2頭が走る今回。
 牝馬クラシックに向け負けられな
 い妹のためにも、今度はシッカリ
 勝って勇気づけたいところだ。

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コメント一覧
11:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月21日() 19:41:38
jac 鉄板、秋に成長する血統、16ベスト、
10:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月21日() 00:14:27
jac、◉サ○グ▲レ△イ穴ペ
9:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月21日() 00:11:29
全レ、◉グラン○インディ▲レシス

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