リアルスティール(競走馬)

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リアルスティール
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写真一覧
抹消  鹿毛 2012年3月1日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[4-5-2-6]
総賞金41,676万円
収得賞金21,455万円
英字表記Real Steel
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ラヴズオンリーミー
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Monevassia
兄弟 ラヴズオンリーユープロディガルサン
市場価格
前走 2018/06/03 安田記念 G1
次走予定

リアルスティールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 166119.0415** 牡6 58.0 岩田康誠矢作芳人 514
(--)
1.32.7 1.434.8⑨⑩モズアスコット
18/03/31 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 15--------3** 牡6 57.0 M.バルザ矢作芳人 --0000 ------ベンバトル
17/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18247.734** 牡5 58.0 V.シュミ矢作芳人 508
(+2)
2.09.5 1.239.5⑤⑤キタサンブラック
17/10/08 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 12685.831** 牡5 57.0 M.デムー矢作芳人 506
(+4)
1.45.6 -0.032.8⑦⑦⑦サトノアラジン
17/02/26 中山 11 中山記念 G2 芝1800 11443.528** 牡5 58.0 戸崎圭太矢作芳人 502
(-4)
1.48.3 0.734.6⑤⑤⑥⑤ネオリアリズム
16/11/27 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 178164.225** 牡4 57.0 R.ムーア矢作芳人 506
(+4)
2.26.4 0.635.1キタサンブラック
16/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1571213.072** 牡4 58.0 M.デムー矢作芳人 502
(+4)
1.59.5 0.233.5⑧⑩⑩モーリス
16/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 128114.5211** 牡4 58.0 福永祐一矢作芳人 498
(--)
1.34.0 1.034.6ロゴタイプ
16/03/26 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 15--------1** 牡4 57.0 R.ムーア矢作芳人 --1.47.1 ------ユーロシャーリーン
16/02/28 中山 11 中山記念 G2 芝1800 11224.223** 牡4 55.0 福永祐一矢作芳人 508
(+8)
1.46.0 0.134.1⑤⑤⑥⑤ドゥラメンテ
15/10/25 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 186114.322** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 500
(-4)
3.03.9 0.035.1⑦⑧⑦⑦キタサンブラック
15/09/27 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 15351.912** 牡3 56.0 福永祐一矢作芳人 504
(+6)
2.27.0 0.334.0⑦⑧⑧⑧リアファル
15/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 187133.824** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 498
(-4)
2.23.8 0.634.3⑬⑫⑪⑩ドゥラメンテ
15/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 15353.822** 牡3 57.0 福永祐一矢作芳人 502
(-4)
1.58.4 0.234.5④⑤⑤ドゥラメンテ
15/03/22 中山 11 スプリングS G2 芝1800 12562.012** 牡3 56.0 福永祐一矢作芳人 506
(+6)
1.49.1 0.033.6⑦⑧⑧⑦キタサンブラック
15/02/15 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 12116.131** 牡3 56.0 福永祐一矢作芳人 500
(+2)
1.47.1 -0.134.0⑥④④ドゥラメンテ
14/12/27 阪神 5 2歳新馬 芝1800 9441.211** 牡2 55.0 福永祐一矢作芳人 498
(--)
1.50.8 -0.633.3リベレーター

リアルスティールの関連ニュース

3月26日の中京9R・大寒桜賞(3歳1勝クラス、芝2200メートル)は、2番人気で横山和生騎手とコンビを組んだヨリマル(牡、栗東・上村洋行厩舎)が好位追走から抜け出して快勝。歴代の勝ち馬から重賞戦線で活躍する馬が出ている出世レースでうれしい2勝目を挙げた。タイムは2分21秒1(不良)。

1馬身1/4差の2着は中団の外からしぶとく伸びたシルバーティムール(7番人気)でリアルスティール産駒のワンツー。さらに1馬身1/4差の3着にはさらに外を回った1番人気のアイザックバローズだった。

スタート直後はウインスノーライトフレンドキング、ヨリマルの3頭が雁行状態で前へ。ベレザニーニャシリンガバルガリスが好位に続き、シルバーティムールアイザックバローズの順で追走する。シェイクユアハートは離れた最後方からレースを進めた。不良馬場で各馬が追走に四苦八苦したものの、4コーナーではフレンドキングが脱落した以外はほぼ団子状態。中でも手応えが良かったのはヨリマルで、早めに先頭に躍り出るとそのまま後続を突き放し、2001年の2冠牝馬を母に持つ良血馬がオープン入りを果たした。

横山和生騎手(1着 ヨリマル)「前回乗せてもらって控える形でコンタクトを取れていましたし、内から主張されても下げてリズム良く走れました。こういう馬場が合っているというより、そんなにマイナスにならなかったです。前走は中山への輸送で気持ちも高ぶっていましたが、今回は名古屋なので収まっていました。まだ精神面の成長はほしいですね」

ヨリマルは、父リアルスティール、母テイエムオーシャン、母の父ダンシングブレーヴという血統。通算成績は5戦2勝となった。

【朝日杯FS】ZBAT!イチ推し 2022年12月17日() 20:58

②ドルチェモア

サウジアラビアRC勝ち馬は、栗東角馬場でじっくりと体を動かした。山田助手は「スイッチが入りやすいタイプだけど、今は本当に落ち着いている。カイ食いも良く、精神面が成長したのかな。まだ子供っぽいところはあるけど、楽しみですよ」とうなずいた。

③オールパルフェ

デイリー杯2歳Sを制したリアルスティール産駒は阪神競馬場に午後1時10分に到着した。3戦全てでハナを切っているが、「コントロールが利かない馬ではないので、逃げなくても先行力を生かす競馬ができれば。状態は変わらずいいですね」と和田雄調教師。

⑦オオバンブルマイ

無敗での戴冠を狙うディスクリートキャット産駒は、栗東坂路をゆったりと駆け上がった。吉村調教師は「落ち着いていて、いい感じ。今の時期で重賞を勝てるくらいなので、GⅠでも地力は上位だと思っています。持ち味を生かしたいですね」と期待を寄せた。

⑩ウメムスビ

カンナSを勝ったファインニードル産駒は軽い運動のみ。入念に体をほぐし、最終調整を終えた。松田助手は「様子は変わりないです。毛ヅヤが良くなって、全体的に筋肉量が増えてボリュームアップした感じですね」と成長をアピールした。

これまで芝1200メートルで2勝。2ハロンの距離延長克服に向け、栗東CWコースやプールでの調教を取り入れ、心肺機能の強化に努めてきた。「体幹から作り直すつもりでやってきて、実が入ってきました。調教でも前走の前とは走りが全然違う」と確かな手応えを得ているようだ。メンバーで2番目に多いキャリア6戦目だが、「今までの経験が点から線につながってくれると思う。本番が楽しみ」と力強く結んだ。

⑭レイベリング

1戦1勝で大一番へ臨むフランケル産駒は阪神競馬場に午後1時33分に到着。「練習ではゲートも速いので、ポジションは出たなりで。血統的には重い馬場になってもこなすはず」と鹿戸調教師。2015年リオンディーズ以来のキャリア1戦Vに期待が高まる。

⑰エンファサイズ

同舞台の新馬戦を快勝したリアルスティール産駒は、栗東角馬場で体をほぐしてからリズム良く登坂。四位調教師は「変わりなく、いい形で来ることができたよ。調教でもしまいの動きが良く、切れ味がある。わくわくするようなレースをしてほしいね」と笑顔。

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【朝日杯FS】ルーキー角田大河騎手がGⅠ初挑戦!2歳マイルGⅠの注目点 2022年12月13日(火) 16:00

★母は2013年の桜花賞アユサン 新馬→サウジアラビアRCを連勝したドルチェモア

ドルチェモア(牡、栗東・須貝尚介厩舎)は、札幌の新馬戦とサウジアラビアロイヤルC(GⅢ)を連勝して朝日杯FS(GⅠ)に駒を進めてきた。サウジアラビアRCの勝馬はこれまでに4頭が朝日杯FSに出走し、2勝、2着1回、3着1回と全て3着以内に入っているが、ドルチェモアはデビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。なお、同馬には坂井瑠星騎手が騎乗を予定している。

ドルチェモアは父がルーラーシップ、母が2013年の桜花賞アユサンという血統で、下河辺牧場の生産馬。同牧場の生産馬がJRA・GⅠを勝てば17年菊花賞キセキ)以来となるが、ドルチェモアは母子二代でJRA・GⅠを制すことができるだろうか。

★C・ルメール騎手との新コンビで出走予定 京王杯2歳Sの覇者オオバンブルマイ

オオバンブルマイ(牡、栗東・吉村圭司厩舎)は、中京の新馬戦では角田大河騎手、続く京王杯2歳S(GⅡ)では横山武史騎手が騎乗してデビューから2連勝を飾っている。同馬はC・ルメール騎手との新コンビで朝日杯FSに挑む予定だが、3連勝でGⅠタイトルを手にすることができるか。なお、京王杯2歳S勝馬が朝日杯FSを勝てば2010年グランプリボス以来12年ぶりとなる。また、オオバンブルマイに騎乗予定のルメール騎手は朝日杯に11回騎乗しているが、08年の2着が最高成績で、初勝利がかかる。

★父は新種牡馬リアルスティール デイリー杯2歳Sを制したオールパルフェ

オールパルフェ(牡、美浦・和田雄二厩舎)は今年の新種牡馬リアルスティール産駒で、前走のデイリー杯2歳S(GⅡ)では同産駒初のJRA重賞制覇を遂げた。同馬はデビューから3戦続けて逃げて2勝2着1回という成績を残しているが、今回はどのような戦法で挑むのだろうか。Vなら、オールパルフェを管理する和田雄二調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。なお、新種牡馬産駒が朝日杯を勝てば、2005年フサイチリシャール(父クロフネ)以来17年ぶりとなる。

また、オールパルフェに騎乗予定の大野拓弥騎手は朝日杯初騎乗となる。同騎手は今年のデイリー杯2歳SがJRA2歳重賞初勝利となったが、同馬とのコンビで今度はJRA2歳GⅠ初勝利を挙げることができるかだろうか。なお、大野騎手がJRA・GⅠを勝てば、16年チャンビオンズC(サウンドトゥルー)以来6年ぶりとなる。

★ルーキー角田大河騎手はJRA・GⅠ初挑戦 ファインニードル産駒のウメムスビに騎乗予定

今年デビューした新人の角田大河騎手は、ウメムスビ(牡、栗東・新谷功一厩舎)とのコンビで朝日杯FSに参戦する予定で、同レースがJRA・GⅠ初騎乗となる。同騎手は12月12日現在、JRAで552戦33勝という成績を残しており、今年デビューした新人騎手では今村聖奈騎手に次ぐ勝利数をマークしている。角田大河騎手は今年の新人騎手では初のJRA・GⅠ挑戦となるが、デビュー1年目からGⅠを制すことができるか。また、同騎手の朝日杯当日の年齢は19歳6カ月28日で、Vなら、グレード制を導入した1984年以降のJRA・GⅠ最年少優勝記録を更新する。なお、ウメムスビは新種牡馬のファインニードル産駒で、角田大河騎手とのコンビでは4戦1勝、2着1回という成績を残している。

★兄ダノンザキッドに続きJRA2歳GⅠ制覇なるか デイリー杯2歳S2着のダノンタッチダウン

デイリー杯2歳S(GⅡ)2着のダノンタッチダウン(牡、栗東・安田隆行厩舎)は、父ロードカナロア、母エピックラヴという血統で、2021年のセレクトセール(1歳)において2億4000万円(税抜)で取引された。同馬は20年ホープフルS(GⅠ)を勝ち、同年のJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したダノンザキッドの弟にあたるが、兄に続いてJRA2歳GIを制すことができるか。なお、ダノンタッチダウンを所有する(株)ダノックスは14年ダノンプラチナ、17年ダノンプレミアムで朝日杯2勝を挙げている。ちなみに、成績公報に馬体重が掲載されるようになった1970年以降、朝日杯FSでの最高体重優勝馬は19年のサリオス(538キロ)。ダノンタッチダウンデイリー杯2歳S出走時の馬体重が538キロという大型馬で、記録更新の可能性があるだけにレース当日の馬体重にも注目が集まりそうだ。

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【東スポ2歳S】4年連続1戦1勝馬がVなるか!素質馬が集まる出世レースの注目点 2022年11月15日(火) 18:31

★1戦1勝馬が3年連続で勝利 今年は5頭の1戦1勝馬が登録

東京スポーツ杯2歳S(GⅡ)では、2019年コントレイル、20年ダノンザキッド、21年イクイノックスと3年連続で1戦1勝馬が勝利を挙げており、3頭はいずれもその後GIを制している。今年の東スポ杯2歳Sに登録した11頭のうち、1戦1勝馬はガストリック(牡、美浦.上原博之厩舎)、テンカノギジン(牡、美浦・手塚貴久厩舎)、ハーツコンチェルト(牡、美浦・武井亮厩舎)、フェイト(牡、栗東・矢作芳人厩舎)、ロッククリーク(牡、美浦・栗田徹厩舎)の5頭だが、今年も1戦1勝馬から優勝馬が出るだろうか。なお、フェイトには東スポ杯2歳Sで歴代最多タイの4勝を挙げている福永祐一騎手が騎乗を予定している。

矢作芳人調教師は2頭の新種牡馬産駒を登録 タイセイクラージュは父子制覇に挑戦

歴代最多タイの東スポ杯2歳S3勝目を狙う矢作芳人調教師(栗東)は、サトノクラウン産駒のタイセイクラージュ(牡)、リアルスティール産駒のフェイト(牡)と2頭の新種牡馬産駒を登録している。昨年の東スポ杯2歳Sでは、新種牡馬キタサンブラック産駒のイクイノックスが勝利を挙げているが、矢作師が送り出す新種牡馬産駒2頭は好走することができるか。なお、リアルスティール産駒は先週のデイリー杯2歳S(GⅡ)をオールパルフェが制しており、2週連続のJRA重賞制覇がかかる。また、タイセイクラージュの父サトノクラウンは、2014年に東スポ杯2歳Sを勝利しており、同レース史上初の父子制覇がかかる。タイセイクラージュは東スポ杯2歳Sと同じ東京・芝1800メートルで実施された新馬戦を勝ち上がったが、前走の萩S(L)では4着に敗れている。同馬は新馬戦以来となる横山武史騎手とのコンビで出走する予定だが、父と同じように東スポ杯2歳Sで初の重賞タイトルを手にすることができるだろうか。なお、横山武騎手の父・典弘騎手は東スポ杯2歳Sで2勝を挙げており、騎手の同レース親子制覇もかかる。

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【デイリー2S】オールパルフェ逃げ切り 57回目で初の関東馬V 2022年11月13日() 04:41

12日の阪神11Rで行われた第57回デイリー杯2歳ステークス(2歳オープン、GⅡ、芝・外1600メートル)は、3番人気で大野拓弥騎手(36)=美浦・フリー=とコンビを組んだオールパルフェが逃げ切り、連勝で重賞初制覇を飾った。和田雄二調教師(53)=美浦=は2013年の開業から10年目でうれしいJRA重賞初制覇。関東馬は57回目の開催で初めてのV。また、新種牡馬リアルスティール産駒もJRA重賞初Vとなった。1番人気のダノンタッチダウンは大外から猛然と迫ったものの2着に終わっている。



絶妙なペース配分で後続を完封した。関東馬のオールパルフェが鮮やかに逃げ切り重賞初制覇。大野騎手が胸を張った。

「ゲート内でソワソワして、いつもより少し立ち遅れましたが、センスのいい馬でスッと挽回してくれました」

二の脚を利かせて先頭に立ち、道中はマイペースの逃げ。直線は最内を通ってしぶとく伸びて、大外から追い上げてきたダノンタッチダウンを半馬身差で振り切った。和田雄調教師にとっても開業10年目でうれしいJRA重賞初制覇。「お母さんもお預かりして、その子供が初重賞をもたらせてくれて何よりありがたいです」とゆかりの血統馬での勝利に感無量だ。

次走は未定だが「きょうはテンションが高かったので、そのあたりを工夫できればGⅠでも頑張ってくれると思います」と鞍上。抜群のセンスを誇るリアルスティール産駒が、大舞台でもスピードを遺憾なく発揮する。(斉藤弘樹)



オールパルフェ 父リアルスティール、母クイーングラス、母の父ルーラーシップ。鹿毛の牡2歳。美浦・和田雄二厩舎所属。北海道新ひだか町・カタオカファームの生産馬。馬主は遠藤良一氏。戦績3戦2勝。獲得賞金4635万7000円。重賞は初勝利。デイリー杯2歳S和田雄二調教師、大野拓弥騎手ともに初勝利。馬名は「完全+無欠(仏)」。

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【デイリー2S】オールパルフェが会心の逃げ切り! 新種牡馬リアルスティール産駒が重賞初V 2022年11月12日() 16:45

11月12日の阪神11Rで行われた第57回デイリー杯2歳ステークス(GⅡ、2歳オープン、芝・外1600メートル、10頭立て、1着賞金=3800万円)は、大野拓弥騎手の3番人気オールパルフェ(牡、美浦・和田雄二厩舎)が外枠スタートからハナを奪って主導権を握ると、直線で後続を振り切って逃げ切り勝ち。未勝利戦からの連勝で、新種牡馬の父リアルスティールにJRA重賞初勝利をプレゼントした。タイムは1分33秒2(良)。

半馬身差の2着には直線で外から上がり最速となる33秒1の末脚で猛烈に追い込んだダノンタッチダウン(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に2番手でレースを進めたショーモン(4番人気)が入った。

大野拓弥騎手(1着 オールパルフェ)「先生が助手時代の頃からお世話になっていたので、とてもうれしいです。ここ2戦より少しテンションが高くてゲート内でもソワソワして、いつもより少し立ち遅れましたが、ゲートセンスのいい馬でスッと挽回してくれました。デビュー前から動きが良くて期待していた馬。きょうはテンションが高かったので、そのあたりを工夫できれば、GⅠでも頑張ってくれると思います」

和田雄二調教師(同)「思った通りの競馬でした。お母さんもお預かりしていて、その子供が初重賞をもたらせてくれて何よりありがたいです。(母は)故障で早めに引退してしまいましたが、子供が返してくれました。お母さんもすごくスピードがありましたが、リアルスティールの方が強く出ていると思います。(今後は)馬の状態を見てからです。そこまで引っ掛かることもないので、多少は距離が延びても大丈夫だと思います」

デイリー杯2歳Sを勝ったオールパルフェは、父リアルスティール、母クイーングラス、母の父ルーラーシップという血統。北海道新ひだか町・カタオカフアームの生産馬で、馬主は遠藤良一氏。通算成績は3戦2勝。重賞は初制覇。和田雄二調教師はうれしいJRA重賞初勝利、大野拓弥騎手はデイリー杯2歳S初勝利。

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リアルスティールの関連コラム

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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2018年6月20日(水) 18:30 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.51・G1宝塚記念2018編~
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前回の~安田記念編~では、3着敗退の1番人気スワーヴリチャードへの「マイル経験がなかった馬は、13年6着のダークシャドウ、14年11着のグランデッツァ、16年11着のリアルスティールと人気を裏切ってしまった例が少なくない。オッズ次第では“相手本線”くらいでも」(伊吹雅也プロ)、同じく人気で沈んだペルシアンナイトへの「近年は連対例すらない馬格のない馬で過信禁物」(伊吹雅也プロ)、「マイルで高速決着になると少し辛いかもしれない」(スガダイプロ)といった声や、その他の特注馬として挙がった5番人気2着アエロリットへの「牡馬相手の厳しい流れで力を発揮できることは証明済みで、ここでも上位進出の可能性は十分」(河内一秀プロ)との見解などを掲載した当コラム。人気馬の死角や、的中へのヒントが詰まったプロ予想家の週半ば見解を、ぜひ今週末の予想にお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、6/24(日)G1宝塚記念
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイ河内一秀伊吹雅也くりーくの4名に加え、スペシャル参戦の岡村信将プロを加えた5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て6/18(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
伊吹雅也プロ・・・埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当する。2018年02月23日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』(ガイドワークス)をリリースするなど著者としての活動も精力的に行っている。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
岡村信将プロ・・・フリーランス競馬ライター。『ラップギア』と『瞬発指数』を構築し、2008年には単行本『タイム理論の新革命・ラップギア』の発刊に至る。ウマニティでは創設当初の2007年より公認プロ予想家初期メンバーとして活躍中。


●各馬へのコメント

サトノダイヤモンド
 伊吹雅也 この馬は宝塚記念に向いていないと思うんですよね。過去の傾向を見る限りでは、距離適性を高いレベルで問われるレース。“JRA、かつ2000~2200m、かつG1かG2のレース”において優勝経験のない馬は、2004年まで遡っても[0-0-5-105](複勝率4.5%)と苦戦しています。2016年皐月賞(3歳G1・中山芝2000m内)や2018年金鯱賞(4歳以上G2・中京芝2000m)で3着となった実績こそあるものの、連対を果たしたG1ならびにG2は現在のところ2400m以上の長距離戦ばかり。過信禁物と見るべきでしょう。
 岡村信将 宝塚記念は脚の遅い馬が有利なレースです。競馬は脚の速さを競う競技であり、こう言うと奇異に感じることもあるかも知れませんが、“1~3着馬の上がり3ハロンタイム平均”を出してみると、数ある芝重賞の中でもそれが際立って遅いのが、この宝塚記念だということです。ひとことで言うと“タフなレース”ということになるのですが、瞬発力全盛の現代競馬においてはかなり特異な重賞だと言えるでしょう。サトノダイヤモンドはそういったレースに向いていないことはないとは思うのですが、それよりも問題は3歳・神戸新聞杯以降、常に掛かり気味の競馬になっていることですね。精神的な問題でしょうか。能力的には抜けていると考えて間違いはないのですが、それが解消しないことには何ともなりません。G1では一考の余地もなく、即消しでOKだと思います。3着以内もかなり厳しいでしょう。
 河内一秀 2走前の金鯱賞は指数面ではまずまず。ラスト1ハロンで伸びてきたものの、道中の行きっぷりが悪く勝ち負けには加われなかったけどね。そして前走の大阪杯では指数的には古馬になってから最低を更新する結果。内容的にも、前半こそ好位置に付けていたけど向こう正面でずるずるとポジションを下げてしまい、直線もごちゃつく場面があったとはいえ雪崩れ込むだけというもの。それでも今回のメンバーでは有力馬であることに異存はないんだけど、自信の本命とはまでは言い切れないという評価が妥当なところだね。
 スガダイ 大阪杯は内で包まれて全く動けず。流れもマイラー向きの流れになってしまったから、この馬向きではなかった。あの敗戦は全く気にする必要はないと思うよ。この組み合わせなら能力は最上位だと思うし、状態も悪くはなさそうだからな。復活の勝利を期待してもいいんじゃないか。昨年のフランス遠征では結果が出なかったけど、普通の道悪なら問題はないはずだよ。極悪馬場になったら辛いと思うけど、今の阪神は超高速馬場だから警報レベルの雨が降らない限りは大丈夫だと思うけどね。
 くりーく 前走時は中間の調教内容が馬なりばかりで1週前にも速い時計を出していなかったので金鯱賞の反動があったのか、他に何か強く追えない理由があったのか・・・・・・。とにかくこれまでで一番何もできないままの状態で出走したと言っても良いと思います。この中間については、間隔も空いているので一杯には追われているものの、2週前が坂路で一杯→1週前がCWを3頭併せの中に併せて一杯という過程。まだ良い時の調教パターン(2週前:CW併せ馬の内一杯→日曜:坂路馬なり→1週前:3頭併せの内一杯→日曜:坂路馬なり)には戻り切っていませんが、前走時と比べればだいぶ動きも良くなっていて、変わり身は見込めると思います。これで最終追い切りをルメール騎手騎乗でCW4Fから内に併せて軽く終い仕掛ける内容なら、良い時に近い状態での出走になるのではないでしょうか。


サトノクラウン
 河内一秀 一昨年末の香港ヴァーズの勝利を皮切りに宝塚記念制覇や天皇賞・秋2着などG1レベルの指数を記録しての好走が続いたけど、ジャパンカップ以降は見どころのない凡走を繰り返しているね。元来が好不調の波の大きいタイプで今回も一変の可能性は捨てきれないけど、ここまでの大敗が続くのは初めてだし、何より行きっぷりの悪さが目立つのが気がかりだよ。
 くりーく 今年はドバイに出走しての参戦で状態面は気になるところですが、1週前は外の格下馬に遅れはしたものの3頭併せでビッシリ追われています。遅れた点に関しては、昨年も併せ馬で遅れていたので、特に気にしなくても良いと思います。最終追い切りで、(輸送もあるので)馬なりで昨年くらいの時計が出ているようなら問題なく好走してくれるのではとみていますよ。
 伊吹雅也 サトノダイヤモンドのところで指摘した条件はクリアしていますし、コース適性は高いと思います。ただ、馬齢が6歳以上だった馬は2012年以降[0-2-0-25](複勝率7.4%)と優勝例なし。加齢の影響をどこまで重く見るか――といったところですね。まぁ、出走数自体はそう多くない馬なので、人気次第では目を瞑ってもいいと思うのですが。
 岡村信将 実際に宝塚記念を勝っている馬であり、そういった意味では適性面も能力面も申し分ありません。・・・

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2018年6月5日(火) 16:00 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(6/2~6/3)週末55万プラスのはははふほほほプロら計15名がプラス!
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先週は、3(日)に東京競馬場でG1安田記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1安田記念は、マイル初挑戦のスワーヴリチャードが単勝2.8倍で1番人気の支持を集め全16頭がゲートイン。上位人気は、2番人気ペルシアンナイト(単勝6.1倍)、3番人気サングレーザー(同6.4倍)、4番人気リアルスティール(同9.0倍)と単勝ひと桁台で続く格好。以下、9番人気モズアスコットまでが単勝10倍台で続く混戦模様のオッズを形成し、各馬一斉のスタートを切ります。
内でサトノアレスが出遅れる以外は各馬まずまず出揃うなか、序盤の先手争いは二の脚速くレーヌミノルが1馬身ほど飛び出す構え。ここに、大外から押して押してウインガニオンも競りかけ前へ。結局、レーヌミノルは譲る形で、主張して出ていったウインガニオンが後続を従え向う正面を通過していきます。2番手レーヌミノルの内にはアエロリットが続き、キャンベルジュニアウエスタンエクスプレスも先団に位置し、直後6番手のインにスワーヴリチャードペルシアンナイトサングレーザーあたりも差なく続き、リアルスティールダッシングブレイズモズアスコットも中団前。ここで馬群は途切れて、ヒーズインラブリスグラシューサトノアレスレッドファルクスと後方にかけてバラバラと続き、最後方にブラックムーンの位置取りで早くも先団は3コーナーから4コーナーへ。
軽快なラップに各馬ほぼ位置取り変わらずのままコーナーを回って、直線入り口で先頭のウインガニオンのリードは2~3馬身ほど。2番手からアエロリットが差を詰めにかかると、徐々にスワーヴリチャードも3番手に浮上し、外を通ってサングレーザーサトノアレスも迫ります。残り300mを過ぎ、代わって先頭のアエロリットを各馬が追う展開に変わると、終始インを狙って伸びてきたモズアスコットも浮上し、馬場の中ほどにかけて横に広がってのラストの追い比べに。早め先頭でさすがに苦しくなったアエロリットに、外からモズアスコットと、ゴール前もう1段階のギアをみせて迫るスワーヴリチャードと、最後は3頭による攻防に持ち込まれますがこれを中モズアスコットが一閃。鮮やかな直線イン強襲を決めた9番人気モズアスコットが、初重賞制覇を初めてのG1の大舞台で見事飾っています。クビ差2着は5番人気アエロリット。そこから、3/4馬身差の3着に1番人気スワーヴリチャードが入っています。
公認プロ予想家では、シムーンプロ西野圭吾プロ蒼馬久一郎プロ馬っしぐらプロ河内一秀プロ山崎エリカプロ豚ミンCプロくりーくプロほか計14名が的中しています。
 
 
 
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☆☆☆注目プロ →はははふほほほプロ
2(土)東京3Rを◎オーフルテソーロ(単勝99.9倍)で仕留め、13万8,600円払戻しのスマッシュヒット。この日は他にも東京10Rでの◎サトノグラン的中などの活躍をみせ回収率135%をマークしました!続く3(日)には、阪神4Rで3連単2322倍を300円的中、しめて69万6,600円払戻しのホームランを記録!週末トータルでは回収率215%、収支55万4,280円の大幅プラスをマークし、2週連続週末プラスを達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →豚ミンCプロ
2(土)の勝負レース2鞍東京11R阪神12Rをキッチリと仕留めこの日のプラスを確定。3(日)は阪神8Rの◎ハローマイディア(単勝90.7倍)、G1安田記念の◎モズアスコット的中など、更に調子を上げ土日連日のプラス収支を達成。週末トータルでは回収率115%をマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →dream1002プロ
2(土)阪神1Rでの◎○▲パーフェクト予想で19万8,540円払戻しのスマッシュヒットを記録。週末トータルでは回収率283%、収支12万8,540円プラスのトップ成績で終えています。
 
 
この他にも、【U指数】3連複プリンセスプロ(219%)、エース1号プロ(189%←2週連続週末プラス)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(172%←4週連続週末プラス)、【U指数】3連単プリンスプロ(166%)、ろいすプロ(161%)、馬っしぐらプロ(148%)、おかべプロ(137%)、セイリュウ1号プロ(132%)、サウスプロ(127%)、西野圭吾プロ(120%←2週連続週末プラス)、蒼馬久一郎プロ(110%)、馬侑迦プロ(108%←2週連続週末プラス)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
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※全レースの結果情報はこちら


今週も、競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。

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2018年6月3日() 12:55 ROBOTIPプロジェクトチーム
~重賞予想~かんたん予想ロボット『ROBOTIP』(安田記念 G1)
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みなさんこんにちは!ROBOTIPプロジェクトチームです。当コラムはウマニティが開発した新サービス『ROBOTIP(予想ロボット)』の重賞予想&運用レポートをお届けしています!

※新予想ツール『ROBOTIP』とは?・・・誰でも簡単に、無料で自分の予想ロボットを作ることが出来るサービスです。「U指数」をベースにした6つの能力指数と5つの適性を自由に配合してあなただけの最強ロボットを完成させましょう!詳しくはコチラ

では早速ですが、本日は『安田記念 G1』のロボ予想をお届けしたいと思います。予想ロボットは競走馬重視・血統重視・騎手重視の3体です。まずは、各ロボのセッティングをご確認ください。





それでは1体目、競走馬ロボの印(勝率)、買い目を見てみましょう!

【競走馬ロボ】

<勝率&印>



<買い目>




本命◎スワーヴリチャードが勝率22.0%で抜けたトップ評価で1番人気。ただし、相手には穴っぽいところも含まれていて、買い目妙味はまずまずといった印象です。


続いて血統ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【血統ロボ】

<勝率&印>



<買い目>




こちらも◎スワーヴリチャードではあるものの、○サトノアレス、▲リアルスティールと3頭が4番手以下をやや引き離した構図となってい点が、少し競走馬ロボとは違うところ。買い目にも“3つ巴”状況が現れています。


最後に騎手ロボです。下記の勝率&印、買い目画像をご覧ください。

【騎手ロボ】

<勝率&印>



<買い目>




こちらも1位評価は◎スワーヴリチャード。再び20%台の勝率でトップに立っています。ここでも上位3頭は同じ顔ぶれ、同じ順となっていますね。


【まとめ】
今回は満場一致で◎スワーヴリチャード。確かに、この馬が3倍台半ばなら・・・と少し思いたくなる部分もありますが、最終的にはどうでしょうか。もう少し売れてしまいそうで2倍台後半でしょうか。個人的には、リアルスティールサトノアレスもやや売れ過ぎの印象がありますので、他の中穴勢に期待して見守りたいと思っています。先週のような大波乱はないにしても中波乱十分とみている今年の安田記念(スローにはならないで、と思っていますが果たして!?)。今からレースが楽しみです(^^♪


--『ROBOTIP』--
「ロボットの便利さ」と「自分で予想する楽しさ」を兼ね備えた、新聞とも従来の競馬ソフトとも異なる、まったく新しい競馬予想ツール。誰でも簡単に、無料で自分の予想ロボットが作成可能です!ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)するだけでご利用いただけます!

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2018年6月2日() 08:00 山崎エリカ
【山崎エリカのG1ナビゲーション】~2018安田記念~
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先週の日本ダービーは、とってもセンセーショナル! 福永騎手が19度目の挑戦で、福永家悲願のダービー制覇を果たしました。キングヘイローで大失態(1~2コーナーから引っ掛かり倒して、逃げ馬セイウンスカイのハナを叩く)した初挑戦の日本ダービーから、本当に長い道のりでした。


■2018春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=10147


 福永騎手は、キングヘイローのトラウマからか、これまで折り合いに拘りすぎるほど、後方からの騎乗が目立ちましたが、今回は積極策。しかし、キングヘイローのときと大きく異なるのは、前にコズミックフォースという壁を作りながらの積極策だったことです。
 私は、当初ワグネリアンが本命◎の予定でしたが、東京があまりに高速馬場の上に大外17番枠。折り合いに拘る優等生的な競馬をした場合、相当にロスのある競馬になると想定して本命にするのをやめました。しかし、エポカドーロが逃げて、2番手がコズミックフォースという外枠の競馬になるとは想定できなかったので仕方がありません。

 また、1番人気のダノンプレミアムは直線で詰まって脚を余しての6着凡退。馬の状態が万全ではなかった部分もあるにせよ、一番の敗因は、川田騎手が上手く進路が取れなかったことが理由なのに、大喜びで福永騎手を祝福しに行くとは何事か? 馬を精一杯走らせた上での敗北→祝福ならばともかく、ミスした上での祝福は陣営にも競馬ファンにも失礼だとは考えないのかなあ?

 さて、今週は、安田記念。今年は、昨年の安田記念からガラリとメンバーが入れ替わり、古馬中距離路線組も混在。勢力図が気になる方も多いのではないでしょうか? 今週も出走馬が経由した過去1年以内のレベル(決着指数)が高かったレースをピックアップしてみましたので、ぜひ、参考にしてください♪


 ★レベル1位 2017年 天皇賞(秋) (PP指数27pt)

 天皇賞(秋)当日は、不良馬場でスタートし、さらに雨が降り続いて極悪馬場。4コーナーで外へ広がっていく中で、サトノクラウンが内に進路を取り、出遅れて後方からの競馬となったキタサンブラックがそれに続く形。極悪馬場らしく、道中ペースが緩まずに、ラスト1Fで14秒0まで失速したレース。キタサンブラックは出遅れたことで展開にも恵まれ、進路にも恵まれました。
 
 極悪馬場らしく、前に行って、我が身かわいさに4コーナーから馬場の良い外を通した馬は、展開も厳しく、コーナーロスも多く、最悪だったレース。このレースを先行して馬場の中目を通して4着だったリアルスティールは、なかなか強い内容だったと言えます。しかし、道悪の消耗戦で厳しいレースをしたことで、調子を崩し、今年のドバイターフは前哨戦を使えずにぶっつけ本番という形。今回は、休養明け2戦目。一度レースを使われたことで、上積みはあるのかと言ったところ。

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2018年5月30日(水) 18:50 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.50・G1安田記念2018編~
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前回の~日本ダービー編~では、6着敗退のダノンプレミアムへの“気性面”“調整面”への懸念点や、5着ブラストワンピースへの「“瞬発力のみが求められる特殊なレース”において他の有力馬に多少劣るのは、ラップ的に間違いない」(岡村信将プロ)、12着キタノコマンドールに対する「トモの筋肉が寂しく、馬体が未完成という印象が強い。嫌って妙味」(くりーくプロ)、「重賞を勝っていない馬に多くを期待するのは酷で、過信禁物」(伊吹雅也プロ)といった見解をご紹介した当コラム。人気馬の死角や、的中へのヒントが詰まったプロ予想家の週半ば見解を、ぜひ今週末の予想にお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、6/3(日)G1安田記念
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイ河内一秀伊吹雅也くりーくの4名に加え、スペシャル参戦の豚ミンCプロを加えた5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て5/28(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
伊吹雅也プロ・・・埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当する。2018年02月23日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』(ガイドワークス)をリリースするなど著者としての活動も精力的に行っている。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
豚ミンCプロ・・・2017年12月よりスタートした『プロテスト』で優勝を果たし、18年3月にプロデビュー。レースリプレイ分析を基本とし、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで活躍中。


●各馬へのコメント

スワーヴリチャード
 豚ミンC 前走は鞍上の好判断も光りましたが完勝でした。大阪杯の予想コメントにも書いた通り、左回りの方がパフォーマンスが上なだけで、右回りが苦手ではないというのも確認できたレースでした。今回はマイルという距離が課題になるかと思いますが、行きっぷりもいいことから、この距離になったからといってパフォーマンスを下げるということは考えにくいかと思われます。東京スポーツ杯2歳Sの時に相当な器と評した馬だし、個人的にもここはしっかり勝ってほしいとは思っています。
 河内一秀 金鯱賞をハイレベル指数で快勝して挑んだ大阪杯では、向こう正面でハナを奪ってラチを頼らせる好騎乗で、実績が乏しい右回りを克服し完勝。指数自体も、金鯱賞を上回るものだったね。今回は初のマイル戦がポイントになるんだけど、直線の長い府中であれば克服は可能だし、能力的に最上位であることに疑いはないからね。
 くりーく この中間は間隔もあるのでCWを長めからの追い切りがすでに4本と入念な乗り込み。いつも通りの調教ができていると思います。加えて、1週前追い切りでは一杯に追われて先着と、状態面に関しては特に気になるところはありません。ただ、今回は初のマイル戦でスタートから流れが全然違うと思います。この馬自身、決してスタートが良い馬ではなく後方から行くことになりそうなので、中途半端に動いて息が入らず直線伸びきれず、なんてシーンもあるかもしれません。その点、ジックリ行って直線一気ぐらいのほうが良さが出るのではないかと個人的にはみていますよ。
 スガダイ 安田記念への出走は良い選択だったんじゃないかな。マイルは初めてだけど、対応出来るスピードは十分にあると思う。前走の大阪杯はM.デムーロが上手く乗ったけど、左回りのほうが良い馬なのは間違いないからな。ただ、問題はゲートだろうね。出る時は出るんだけど、出遅れる確率がかなり高い馬だからな。流れや決着タイム次第ではあるんだけど、マイルで出遅れるとやっぱりかなり厳しいよ。左回りで流れに乗った競馬が出来れば、圧勝まで有り得る馬だと思うけど、人気を考えると、この馬を本命にするのはリスキーかなって気がする。実際にどういうオッズになるかは分からないけど、前走がインパクトのある勝ち方だったから、過剰人気になりそうな感があるよね。
 伊吹雅也 馬格のある実績馬が強いレースであり、私も基本的には高く評価したいのですが、やはり今回が初めてのマイル戦である点は気になります。“JRA、かつ1600m以下のレース”において出走経験がなかった国内調教馬は、1990年まで遡っても[0-1-0-5](複勝率16.7%)。2013年にショウナンマイティ(単勝3番人気)が2着となったものの、2013年6着のダークシャドウ(単勝5番人気)、2014年11着のグランデッツァ(単勝4番人気)、2016年11着のリアルスティール(単勝2番人気)と、人気を裏切ってしまった例が少なくありません。オッズ次第では“相手本線”くらいの扱いにするつもりです。


ペルシアンナイト
 河内一秀 昨年のマイルCSを制しマイル路線の頂点に立ったんだけど、指数的には低レベルと言っていい一戦だった。ただ、一方で前走の大阪杯ではスワーヴリチャードに0.1秒差まで迫り、記録した指数自体もハイレベルなものだったね。ちょっと悩ましい部分はあるんだけど、直線の長い府中で末脚を活かせれば、上位進出の可能性は高まるんじゃないかな。
 伊吹雅也 馬格がない馬なので、私は過信禁物だと思いますよ。“JRAのレース”における最高馬体重が500kg未満だった国内調教馬は、2011年まで遡っても[0-0-3-44](複勝率6.4%)と連対例なし。昨年は単勝1~6番人気の馬がすべてこの条件に引っ掛かっており、レッドファルクス(単勝3番人気)の3着が最高でした。
 くりーく この中間はかなりしっかり乗り込まれていて、2週前にはキタノコマンドールを終い置き去りにしてしまう切れを見せていました。1週前追い切りでも楽に先着とこの春3戦目で状態は最も良さそうで、前走以上の走りを期待していいデキにあるのではないでしょうか。
 豚ミンC
 前走の大阪杯は出負け気味だったものの、その後うまく立ち回っての2着。あまり・・・

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リアルスティールの口コミ


口コミ一覧

朝日杯の注目馬

 海外にいても競馬はや 2022年12月12日(月) 01:02

閲覧 202ビュー コメント 2 ナイス 7

今日の阪神JFは、有力馬が外枠に回ったため、比較的内枠引いたリバティーアイランドの圧勝でした。

内枠有利でしたが、逃げ先行はつぶれやすく、内枠からの差し組(2枠の2頭)が残りました。

来週も同じ傾向でしょうが、上位に来そうなメンツを整理します。


〈重賞馬〉3頭
ドルチェモアルーラーシップ 無敗 好位から33.4
オオバンブルマイ父ディスクリートキャット 無敗 先行 2戦共1400
×オールパルフェリアルスティール 2100 番手

〈重賞好走馬〉4頭
ダノンタッチダウンロードカナロア 後方から 33.6/33.1
フロムダスク父ボールドオロ 逃げ 短距離
グラニットダノンバラード 番手
バグダラス父マジェスティックウォーリア 先行

〈その他無敗馬〉
○2勝コーパスクリスティエピファネイア 差し 35.7/34.0
▲1勝エンファサイズリアルスティール 後方 34.2
△1勝レイベリング父フランケル 後方 33.1

*牝1勝シンリョクカ父ダイヤ 無敗 33.4(今日2着だったので来週は回避でしょう)

朝日杯も阪神JFと同じく、連対外していない馬だけで決着すると思います。あとは枠順ですが、今日のようにシンリョクカ2着に来ると好配当になるので、朝日杯も枠順発表が楽しみになりました。

 赤萬坊 2022年6月10日(金) 10:40
ウマニティPOG 2022-2023 第2回入札の結果
閲覧 209ビュー コメント 0 ナイス 10

第1回入札で7頭落札できたので、第2回は3頭の入札

希望条件は『牡馬1頭、牝馬を2頭』『リアルスティール産駒をあと1頭入れたい』
『関西馬』『牝馬の場合、国枝厩舎馬はあり』『できれば馬名決定すみ』だったので
そんな感じでチョイスしたPOG馬は無事3頭とも落札できてましたー٩(ˊᗜˋ*)و

☆リアルスティール産駒(牡、栗東、馬名決定済)←NEW
☆ドゥラメンテ産駒(牝、栗東、馬名決定済)←NEW
☆Saxon Warrior産駒(牝、美浦、国枝厩舎、馬名決定済)←NEW

第1回落札馬と合わせると

1. ハーツクライ産駒(牡、栗東)
2. キタサンブラック産駒(牡、美浦)
3. ドゥラメンテ産駒(牡、栗東)
4. リアルスティール産駒(牡、美浦)
5. Justify産駒(牡、栗東)
6. Justify産駒(牡、美浦)
7. リアルスティール産駒(牡、栗東)
8. ブラックタイド産駒(牝、栗東)
9. ドゥラメンテ産駒(牝、栗東)
10. Saxon Warrior産駒(牝、美浦)

牡馬7頭に牝馬3頭の計10頭のラインナップ、決定です!今年度はコレで勝負だー
まだどの馬もデビューしていません(今週デビューもしません)
楽しみだなー頑張ってくれよー˖°٩( ‘ω’ )و

でも指名した馬達ってちょっと競馬予想で贔屓しちゃうよね
アシタカさんのように曇りなき眼(まなこ)で予想をしなきゃならんのに
ブレブレの贔屓モリモリで予想をしてしまいます
「なんか調教良くないな、まだ一息かな。でもなーPOG馬だしなー、えーい買っとくかー頑張って!」→撃沈
こんなのがしょっちゅうあります
そんなトコもPOGの面白いところですかねぇ、来年の日本ダービー・オークスほか目指してみっちり応援していきましょう

皆さまのPOG馬にも幸運あれ!

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 ムーンシュタイナー 2022年6月4日() 08:27
22‐23 POG 1週目
閲覧 575ビュー コメント 0 ナイス 5

今年は参加させてもらって10年目なんで何とか優勝を。。。という想い強い。
GⅠ獲らないと優勝争いできないので、例年より振っていくつもりで。

・・・ドラフトは60点
四白・・・がまた50億使うだろうと予想(ハズレ)し、被ったグランヴィノス、ビューティーワンで熟考して前者を諦めてビューティーワンをドラ1に。過去から3億台なら勝負できるとみての判断だったが、蓋開ければグランヴィノスも2億ちょいで獲れたのかと。
なんか、あれだね、みんな避けたのかエゾダイモン、グランヴィノス、シャザーン、レヴォルタード、リアリーホット、アヘッドなんか獲れてて、これ全部獲れたのかと思うとすごい。いつもは気にならないメンツなんだけど今年は違うな。評判どおりの年だったらこの時点で負けだな。

ネアセリーニも競り負けたので、牡馬の大砲がいないメンツ。中盤以降も一発ありそうな馬中心なので、そんなにバランス悪くはないけど、今後の補充馬で当たりを引きたいところ。


ビューティーワン(ハーツクライ×ディヴィナプレシオーサ)
素直に追分馬は評価を上げた。中でもこの馬の調教の過程は秀逸だったし、元々配合はディープよりもハーツが合う母馬。馬主さんは良く知らないし厩舎も推すわけではないが、馬体もよく普通に走ると思う。

ダノンバビル(ロードカナロア×レキシールー)
あんまり活躍馬のすぐ下はいかないけど、1歳の時は兄より上と言われていた。情報でないし心理的なものも働いていて他ドラフトで見ていてもあまり人気なかったけど、確実に獲りにいきました。母スピニングワイルドキャットとの比較でもこっちの方がよいって話も聞きますが、向こうはちょっと小さいだけなんでどっちも走りそう。

トゥーテイルズ(ラヴリーデイ×ウリウリ)
去年のカラパナブラックは体ができていないことを承知の上で指名して出走さえできなかったな。。この馬は姉同様に完成度早め。どちらかというと当てにいった指名です。配合も牝馬だから良さが出るパターン。

スワッグチェーン(ロードカナロア×ダイワメジャー)
左前深管骨瘤。なんとも言えない状態なんでみんな避けて当然ですが、あえて指名しておきました。世代で常にトップ評価されてきた馬。春まではかなり進んでいて馬体もできていました。状態探ってみてダメだったらリリースだけど、淡い期待をもっています。

コンクシェル(キズナ×ザナ)
大山はアヘッドかコンクシェルの2頭に絞っていて、どっちも良かったですが周りをみてこっちかなと。配合、馬体ともに良いし数使ってくれる清水久厩舎で体も丈夫でしょう。確実性もあるタイプ

マテンロウカノン(サトノダイヤモンド×ウォークロニクル)
結果的に寺田さんの馬を2頭指名していて、配合がいつも好きな方なんで良いですが当たりは引いた記憶ないな。この馬も配合が先に気に入ってあとから、ああ寺田さんの馬かと。この配合牡馬なら絶対指名しないけど、牝馬の割にガッシリして450㎏程度なんで良いです。萩原厩舎が意外だけど騎手含めたものかな。

ジュンフカリ(ドゥラメンテ×ジュントップヒトミ)
河合‐友道タッグでジュンブルースカイの全弟。順調なんで普通に獲りました。情報少ないからなのか人気ないですね。母系や配合も良いし、馬体も良いのでこれはお得だったと思います。

ドゥラエレーデ(ドゥラメンテ×マルケッサ)
配合的に将来はパワー系に寄って来る可能性があるし、力みもみられるけど馬っぷりは良いね。ダートかもしれないと思いつつも全体的な大物感があるタイプ。

マテンロウプラウド(ドゥラメンテ×ウィズアミッション)
ドゥラメンテ産駒好きじゃないけど、リストアップした馬みんな獲ってしまった。この馬も寺田さんらしく配合論が好きな人は評価するんじゃないかな。タイトルホルダー型。スピードなくて終わりという可能性もあるホームラン狙い。

ゴーマックス(ダイワメジャー×オールドタイムワルツ)
黒本ではビンビン3号だったな。配合も悪くないです。武幸四郎厩舎が似合わない、というイメージもありますが。この母は母系のサドラーの方からスタミナしっかりもらっているのでマイル以上で走れるはず。

シャルラハロート(ダイワメジャー×カルティカ)
馬体や動きから兄よりは評価下げていますが、ダイワメジャーとの配合はとても良い。上村厩舎かぁ、まぁ配合で獲ってるのでね。去年のセリノーフォスぐらいをイメージ。

ジャスティンカプリ(キンシャサノキセキ×フォンタネットポー)
速攻の短距離、安田隆厩舎でもっと人気になるかと思ったんですがね。他のところでも楽に獲れました。まぁ1200ですけど重賞うまく取ってほしいです。

アンリーロード(リアルスティール×カシシ)
この馬は1週目にしては穴ですが馬は良い。リアルスティール牝馬はなかなか良さそうです。

ゴートゥファスト(ルーラーシップ×タイトルパート)
この馬も人気ないはずなんで安心して獲りました。配合も牝系も馬体も良い。体幹しっかりしててルーラー×タキオンの相性の良さを感じます。前で粘れるタイプに育てられるか厩舎次第でしょうね。

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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:0人 2018年6月3日() 16:05:50
さすがに人気に成り過ぎ。
今回の敗戦は臨戦過程からも致し方なし。
2:
  走れ!コウタロウ   フォロワー:15人 2014年12月23日(火) 16:20:30
27日阪神芝1800mにデビュー予定です。
1週間前追い切りでは、CWコース 6ハロン79.0-64.2-50.8-38.6-13.3で
古馬オープン級の時計です。
調教と実戦は必ずしも連動する訳ではありませんが、期待に胸が膨ららずにはいられません。
1:
  走れ!コウタロウ   フォロワー:15人 2014年6月3日(火) 21:14:12
ゆったりした造りで、ストライドで走る、本格派のディープ産駒です。皮膚が非常に薄く筋肉の質が他馬とはまったく違うことがわかります。兄ラングレーに似ていますが、はるかにこちらの方がデキが上です。サンデーレーシングで8000万円募集されましたが、セレクトセールに上場されていたら3億以上になったと思います。弊社にて出資申し込みを行い奇跡的に抽選を突破して出資が叶いました。

牧場では厩舎長に乗ってもらう特別扱いを受けていましたが、「先日成長が途中で止まってしまった」とネガティブなコメントがありました。秋デビュー予定です。ゆっくりと乗り込んでもらい成長を促して変わり身に期待したいと思います。

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2018年6月3日安田記念 G115着
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2018年6月3日 安田記念 G1 15着
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