シュトラウス(競走馬)

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シュトラウス
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写真一覧
現役 牡3 黒鹿毛 2021年1月24日生
調教師武井亮(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 5戦[2-0-1-2]
総賞金5,390万円
収得賞金2,300万円
英字表記Strauss
血統 モーリス
血統 ][ 産駒 ]
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
ブルーメンブラット
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤベガ
マイワイルドフラワー
兄弟 ブルメンダールヴィルデローゼ
市場価格
前走 2024/03/16 中スポ賞ファルコンS G3
次走予定 2024/05/05 NHKマイルカップ G1

シュトラウスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/16 中京 11 ファルコンS G3 芝1400 17357.039** 牡3 57.0 北村宏司武井亮 520
(+10)
1.21.0 0.834.1⑰⑯ダノンマッキンリー
23/12/17 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 178173.9210** 牡2 56.0 T.マーカ武井亮 510
(-10)
1.34.6 0.836.2ジャンタルマンタル
23/11/18 東京 11 東スポ2歳S G2 芝1800 10775.841** 牡2 56.0 J.モレイ武井亮 520
(+6)
1.46.5 -0.334.9シュバルツクーゲル
23/10/07 東京 11 サウジRC G3 芝1600 9112.823** 牡2 56.0 C.ルメー武井亮 514
(+10)
1.33.7 0.334.3ゴンバデカーブース
23/06/03 東京 5 2歳新馬 芝1600 9881.411** 牡2 55.0 D.レーン武井亮 504
(--)
1.36.9 -1.534.5ショウナンマントル

シュトラウスの関連ニュース

シュトラウスがNHKマイルCに向けて帰厩後初時計 武井師「ここから上がっていけそう」 2024年4月18日(木) 14:13

東京スポーツ杯2歳Sの覇者で、前走・ファルコンSは9着だったシュトラウス(美・武井、牡3)が18日、NHKマイルC(5月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)へ向けて帰厩後の初時計をマークした。

前走でもコンビを組んだ北村宏司騎手を背に美浦Wコースを馬なりで気分良く単走。伸びやかなストライドで5ハロン68秒4-11秒7を計時した。武井調教師は「レースは(鞍上)未定ですが、前回の追い切りに乗ってもらった北村宏司騎手にお願いしました。『これで追い切り?』ってぐらいの感じで時計はしっかり出ているし、とんでもない馬だと思いました。追い切りをしたあともメンタル面は以前までのように崩れていませんし、現状の確認としてはいい追い切りでした。キャンターも大丈夫だなという感触はありますし、ここから上がっていけそうです」と話した。

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29日栗東でシュトラウスの半妹など8頭の2歳馬がゲート合格 2024年3月29日(金) 13:54

3月29日(金)の栗東トレセンでは、2歳馬8頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

グレインワーク(母エスメラルディーナ、牡、池添学)=半兄アリーヴォは2022年小倉大賞典・GⅢの勝ち馬

ゲレル(母シナル、牝、長谷川浩)

ソリスディエス(母プリュス、牡、小崎憲)=祖母サラフィナは2011年サンクルー大賞など仏GⅠを3勝

ドラケンサン(母ジェネロシティー、牡、小栗実

ポルタフェリーチェ(母シンコームーン、牝、長谷川浩)

リリーフィールド(母ハイリリー、牝、小崎憲

エロイナの2022(牝、藤野健)

ブルーメンブラットの2022(牝、池添学)=半兄シュトラウスは2023年東スポ杯2歳S・GⅡの勝ち馬

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【毎日杯2024ほか】レースV職人 豚ミンCの爆穴はコレ! 好走の鍵は騎手にあり? 上位勢に牙をむく2頭を発表 2024年3月20日(水) 17:00


これまで幾度となく大穴を本命にし、的中を重ねてきたレースV職人・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨する当連載! 今週の毎日杯にもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。


【ファルコンSの振り返り】
先週「なかなか人気馬だけでは決まらないレース」と書きましたが、中山牝馬Sに続きやはり堅い決着とはならず、勝ったのは7番人気ダノンマッキンリーでした。率直な感想としては「人気を落としすぎでしょ!」というところ。朝日杯FSでは3番人気で、おそらくマイルは長いだろうというレースをし、前走のクロッカスSも終始かかり気味で自滅しただけ。初戦、2戦目と1400mで連勝しているため、ある程度人気すると思っていたのですが、枠でも嫌われましたかね。一連のレース内容から、あとは折り合い次第だろうと見ていましたが、先週やらかした北村友Jがかなり上手く乗ったのと、他馬のミスの助けもあり、外から一気の差し切り勝ちでした。比較的一瞬の脚を使うこの馬が外枠を引いたため、私は外々を回らされ脚をなくして厳しくなると予想していたのですが、ちょうどいいところで折り合いもつき、ポジション的にも最高の位置に収まっていました。あとは直線で外に出すだけ、ハッピーアワー(19年)のパターンになったわけですね。さらに他の人気馬が内で大渋滞を起こしてしまい、函館SSでよく見かけるパターンにもなりました。今後スプリント路線に行くのかマイル路線に行くのか分かりませんが、道中ロスなく乗って溜めれば切れるのは分かったはずなので、これを武器に今後の活躍に期待したいです。

2着は5番人気だったオーキッドロマンス。この馬は前に行ってのしぶとさが武器で、今回もいかに上手く先行できるかでしたが、スタートが下手な内田Jでもよほどスタートセンスがいいのかしっかり出てくれるようですね。きっちりスタートを決めて自分の競馬で持ち味を発揮して頑張りました。私は、他の馬が外から被せてきて内田Jがよく見せるグダグダ競馬になるのを怖れて無印にしましたが、この鞍上ではやはり逃げるのを見てからでないと正直馬券は買いにくいです(笑)。
あ、ちょうど内田Jの話が出たので、一応参考までに触れておくと、よく「内田Jは道悪が得意」というのを見かけます。しっかりレースを見ている人なら分かると思うのですが、コレ「道悪が得意」ではなく、「直線でバラけたり広がってくれるレースでないと単純にダメ」なだけです。なぜなら捌くのがめちゃくちゃ苦手だから(特に大怪我以降それが顕著に現れ、本人も無意識のうちになのか狭いと体が勝手に引いてしまっています)。繰り返しますが、これは普段レースを見ていればわかること。よって、道悪でなくとも外差しが利くレースや馬場のどこがいいか分からず、各騎手が直線いろいろな進路取りをするレースではたまに顔を出すということになります。で、そういうレースパターンって……と考えれば、はい、多くは道悪ですよね。だから道悪が得意と勘違いしてしまうんです。みなさん内田Jの勝ち鞍で思い出すのってだいたいそんなレースばかりじゃありません? あのゴールドシップ皐月賞も内がガラ空きで捌く必要なし。ヴィルシーナも逃げ切りや番手からの競馬。ピンクカメオや去年のシャンパンカラーも大外に出していますし、ダートのノンコノユメなんかもそうですよ。かろうじて、エイシンフラッシュのダービーは馬群から出てきましたが、あれも捌いたというよりは前が開いたと表現したほうが正しい感じ……。数多く重賞を勝っているので探せば何個か捌いているレースもあるかもしれませんが、基本パターンはだいたい同じはずです。ネイティヴハートのオーシャンSなんかも内から捌いてきた感はありますが、最後はけっこう馬幅はありますからね。なので、道悪が得意というよりは「とにかく捌くのが苦手!」、こちらを覚えておくべきかと思います。

3着は1番人気だったソンシ。ここでも堅実に馬券にはなりましたね。ややスタートが遅れ気味になってしまい、最初に少し脚を使ってしまったのが痛かったかなと思います。それでもしっかり力を発揮するところは優等生。ただ、今回のレースを見てもマイルとなるとちょっと『?』が付くところ。次走どこを選択するかにまずは注目です。あと、ちょっともったいなかった渋滞組。まずはシュトラウス。直線勝ち馬の後ろを付いてくればよかったですね。鞍上も直線に入ってから内を多少意識していたせいか、一瞬内に行ってしまったので、あれではもう体勢的に切れ込んでいくしかなかったでしょう。最初から外を意識していたら、おそらく結果は変わっていたと思いますが、まぁそれは結果論なので仕方なしといったところです。ただ、今回の競馬はかなり収穫があったはず。あの競馬ならマイルも大丈夫だし、終いに切れるのは確認できました。私の中ではもろにセリフォスと被るので、NHKマイルCに出てくるのであれば、◎候補に一気に急上昇です。2番人気だったロジリオンも捌けていればの競馬。完全に脚を余したので、次走も注目ですが、人気はするでしょうから買うならうまく買いたいところです。あと、私が本命にしたフェンダーも渋滞組の1頭。1つ前のクリスアーサーの位置が欲しかったのですが、結果的にその1頭だけいなければというレースになってしまいました。そのクリスアーサーはブービーですからね。ホント私にとっては邪魔するために出てきたようにしか感じないです(笑)。それにしてもあれだけ好位から捌いてこれる西村淳Jが、私が本命にしたらホント捌かない……。信頼大の騎手なのに非常に相性が悪く困ったものです……。

注目馬に挙げたエンヤラヴフェイスは外目の枠では厳しかったです。注目馬で内枠希望の馬が外枠に入る率が異常に高いので、まずはそこからどうにかしてほしいですね。

結果、外から勝ち馬が一気に差し切って強い競馬には見えましたが、力を発揮できなかった馬が多数いたレースでもありました。条件(競馬場や距離)によっては着順がコロコロ変わるような実力差なので、まだまだこの路線は大混戦で難しそうですね。


毎日杯の見解+高松宮記念を少々】
ここ3週は比較的荒れそうなレースを書いてきましたが(注目馬はどれも馬券にはならず、参考にもならず……)、今週はどちらかというと堅いイメージのある毎日杯を取り上げたいと思います。と言っても、去年、一昨年とある程度配当が付く決着となったので、回収がまったく見込めないレースではないはずです。

ではさっそく人気するであろう馬を少し見ていきたいと思います。まず人気確実なのは、前走シンザン記念を勝ったノーブルロジャーですよね。今回は1800mで1ハロンの距離延長となりますが、前走の内容を見ると、1800mになるのは問題ないようには見えます。あとはシンザン記念で3着だったウォーターリヒトがスプリングSでさっぱりだったので、シンザン記念のレベルってどうなのよ? という話にもなると思いますが、スプリングSは後ろから行った馬は参考外と判断できるレース。実質前に行った5頭の、5頭立てみたいなレースになってしまっていました。それでもウォーターリヒトは、直線でこれから伸びようとしたところで、内から寄られて勢いを削がれながらもゴールまでしっかり伸びていたので、力は示したレースとなりました。シンザン記念4着だったラーンザロープスも、次走のチューリップ賞ではスムーズな競馬とは言えない中で力を発揮できず。5着だったショーマンフリートも次走の共同通信杯ではスタート後の不利で参考外。なので、普通に考えると、シンザン記念のレベルはまだ分からないというのがホントのところかもしれません。シンザン記念組の次走の着順しか見ていない人はレベルが低いとすぐ決めつけそうな状況ですが、その判断は個人的には危険かなと思います。ただ、人気する馬ではあるので、積極的に買いたいかと問われると買いたくはないので、3連系などを買う人は押さえておかなければという感じでしょうか。

次は鞍上の人気も加味してニュージーズでしょうか。初戦は、道中は前に馬を置いて折り合い、直線でもしっかり伸びてと文句のない勝ちっぷりでした。あの内容からはここでも通用しそうではあるので、無視は危険な1頭になると思います。良血でもありますし、期待の1頭でしょうかね。

あとはけっこうオッズが割れそうなので、とりあえずメンバーを見た感じから逃げそうな馬は買い目に入れておきたいなという感じです。

G1高松宮記念は、今週の芝の感じからそのまま続くようだと内枠が有利となりそうです。ただ、週末の天気予報を見ると今のところ雨予報。またややこしくなりそうですね……。当日の馬場状態はしっかりチェックしてということになりそうです。

メンバーからまず注目しているのは、去年のスプリンターズSの勝ち馬ママコチャ。1200mベストの1400mもこなせるタイプと最初から思っていたので、1200mに戻る今回はプラスのはず。道悪も大丈夫と考えているので好走期待です。あと面白そうなのは初めて1200mを走るウインカーネリアン。レース内容的には1200mでも大丈夫なはずです。初めての1200mがG1では厳しいかもしれませんが、ある程度の位置で競馬ができればそこまでダメではないと思っています。母父マイネルラヴの血も味方して頑張ってくれないでしょうか。それと外国馬。香港から来るスプリント路線の馬ですからね……。もうそれだけで買い目には入れる予定です(笑)。どんな人気になるか分かりませんが、人気薄になるなら、なおさら怖いです。と、簡単ではありますが、3頭挙げさせていただきました。週末は天気も馬券も荒れそうなので、このあたりで多少巻き返したいと個人的には思っています(^_^;)。


以上、先週の振り返りとレース見解でした。エンヤラヴフェイスはまたしても外よりの枠でしたね。なかなか枠運に恵まれません。今週の毎日杯も、ひと波乱起こるのでしょうか。それでは、爆穴馬の発表です!


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①ルシフェル
前走は直線の進路取りが上手くいかず、脚を余してしまった感じがありました。1800mへの距離延長はプラスにはなるはずなので、あとは終始スムーズに運べればといったところでしょうか。ムルザバエフJを予定ということで、鞍上の手腕にも期待したいですね。

■注目馬②スマートワイス
武J→逃げる→忖度→そのまま。以上です(笑)


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はルシフェルスマートワイス2頭の推奨でした。前者は距離延長、後者は単騎逃げ。どちらもジョッキー込みで注目ですね。それでは、また来週お会いしましょう。


ーーーーー【豚ミンC・的中ハイライト】ーーーーー


【プロ出馬表ハイライト】
16(土)阪神10R 淀屋橋S

ソウテン(6人気10.0倍⇒1着) 前走不利:直線不利「◎の前走は直線捌けなかっただけ。終いの脚は堅実なので、あとは流れが向いてくれれば」

16(土)中京4R 3歳未勝利
コルレオニス(1人気2.4倍⇒1着) 前走不利:鞍上「◎の前走は鞍上が御せずどっか行ってしまった。2走前2着した舞台と鞍上強化で勝ち負け期待か。」


豚ミンCプロのプロ出馬表「有利不利プロファイル」は豚ミンCプロのレースコメント、ひと言コメントに加え、すべての馬の過去走を含めた有利不利メモが閲覧できます。またプロ予想MAXではオッズの関係で非公開となっているレースもプロ出馬表で特別公開されています!「レースVTRを見たいけどチェックする時間がない」「レースVTRをどう見たらいいか分からない」そんなあなたに打ってつけの出馬表です!



【プロ予想MAXハイライト】
16(土)阪神11R 若葉S

6番人気◎ホウオウプロサンゲの複勝3.0倍を1,000円と、1番人気ミスタージーティーとの馬連27.5倍を100円、ワイド7.9倍を200円で合計7,330円の払い戻し! 回収率333%!

17(日)中京11R 名古屋城S
4番人気◎テーオードレフォンの単勝10.6倍を1,400円と、2番人気テーオーリカードとの馬連26.2倍を200円、ワイド7.0倍を400円で合計22,880円の払い戻し! 回収率762%!


自分で予想する時間がない!という方には豚ミンCプロの最終結論が1レースごとに購入できるプロ予想MAXがおすすめです!毎年当たり前のように年間プラスを達成する豚ミンCプロの予想精度をご体感ください!(出馬表確定前は前週ページに遷移します。)

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【3歳次走報】スプリングS3着のルカランフィーストは皐月賞へ向かう 2024年3月19日(火) 20:51

スプリングS3着ルカランフィースト(美・鹿戸、牡)は、皐月賞(4月14日、中山、GⅠ、芝2000メートル)へ向かう。4着同着コスモブッドレア(美・小野、牡)は、青葉賞(4月27日、東京、GⅡ、芝2400メートル)へ。

ファルコンS2着オーキッドロマンス(美・手塚、牡)、4着ナムラアトム(栗・長谷川、牡)、16着クリスアーサー(栗・渡辺、牡)は葵S(5月25日、京都、GⅢ、芝1200メートル)へ。

★アネモネS優勝のキャットファイト(美・上原博、牝)は、桜花賞(4月7日、阪神、GⅠ、芝1600メートル)まで美浦トレセンで調整される予定。

★16日中山の1勝クラス(芝1600メートル)を勝ったユキノロイヤル(美・小野、牡)、ファルコンS11着サトミノキラリ(美・鈴木伸、牡)、フローラルウォーク賞4着ドリーミングアップ(美・高橋文、牡)は、いずれもニュージーランドT(4月6日、中山、GⅡ、芝1600メートル)を予定。

★ゆきやなぎ賞を勝ったショウナンラプンタ(栗・高野、牡)は、青葉賞に向かう。僚馬でチューリップ賞14着ショウナンマヌエラ(牝)は、桜花賞に登録し、除外ならサンスポ賞フローラS(4月21日、東京、GⅡ、芝2000メートル)に回る。

朝日杯FS15着アスクワンタイム(栗・梅田、牡)は、アーリントンC(4月13日、阪神、GⅢ、芝1600メートル)からNHKマイルC(5月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)に挑む。

京成杯11着レイデラルース(美・手塚、牡)は、山吹賞(30日、中山、1勝、芝2200メートル)へ。

ファルコンS9着シュトラウス(美・武井、牡)は、馬の状態を見ながらNHKマイルC(5月5日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を目指す。

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【有名人の予想に乗ろう!】ファルコンS2024 波乱傾向が強い3歳短距離重賞!仕留めるのは!? 2024年3月16日() 05:30


※当欄ではファルコンSについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【長岡一也】
◎⑨ソンシ
○⑪ナムラアトム
▲①ロジリオン
△③サトミノキラリ
△④クリスアーサー
△⑤シュトラウス
△⑮ダノンマッキンリー

【原奈津子】
◎⑯タイキヴァンクール
○⑤シュトラウス
▲⑮ダノンマッキンリー

【杉本清】
◎⑨ソンシ

【三浦拓実】
注目馬
ロジリオン

【中野雷太】
◎①ロジリオン



ウマニティ重賞攻略チーム

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シュトラウスの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月17日(日) 阪神11R 第75回朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・芝1600m)

☆『過去5年(2018年~2022年)の成績』は👉こちら👈

【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:デイリー杯2歳S 京都芝1600m(レース映像)> 中4週

ジャンタルマンタル(1着 490kg(-6kg))<A>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
前走時のパドックでもまだ緩さを覗かせ、成長途上な感じだが2連勝中と能力は高い。この中間も1週前は坂路で終い追われて力強い伸び脚。前走からの上積みが期待できそう。

エンヤラヴフェイス(2着 482kg(+2kg))<C>
追い切りでは重心の低い走りで終いしっかり伸びる馬だが、1週前追い切りの動きを見ると坂路で終い伸びきれず。期待していたほどの上積みが感じられない。

ナムラフッカー(3着 468kg(-2kg))<C>
前走までは使われるごと追い切りの時計が良くなっていたが、この中間は時計平凡で1週前追い切りでも併走遅れ。乗り込み量は多めだが、使い詰めの疲れが出ている可能性も。

クリーンエア(8着 464kg(+2kg))<D>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
3戦して2回はパドックでうるさい面を見せていて、今回も長距離輸送があるので同じようになることも考えられる。1週前追い切りでは持ったままの併走相手に楽に先着されて動きは物足りない。


<前走:京王杯2歳S 東京芝1400m(レース映像)> 中5週

バンドシェル(4着 460kg(+2kg))<C>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
この中間坂路で好時計が出ていて出来は引き続き良さそうだが、距離は短いほうが向いている印象を受ける。

ミルテンベルク(5着 476kg(+2kg))<B>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
能力はある馬だと思うが、毎回パドックでテンションが高くなってしまうところもあり、そのあたりがレース結果に影響しているきらいがある。この中間も乗り込み豊富で2週前までは速い時計が出ていたが、1週前は土曜追いも水曜追いもテンションを上げないことを主眼に置いているためか平凡な時計が並ぶ。

アスクワンタイム(10着 452kg(+14kg))<D>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
パドックでチャカチャカする馬で集中力に欠けるところがある。この中間は、乗り込まれているが前走時よりも終いの時計が甘い。


<前走:その他のレース出走馬>

シュトラウス(東京スポーツ杯2歳S:1着 芝1800m 520kg(+6kg) 中3週)<B>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
2走前は休み明けで馬体に余裕がある感じだったが、前走では馬体こそ増えていたものの毛艶が良く締まって見せていた。ややテンションが高いところは気掛かりも、1週前には金曜日に長めから追い切られ、上々の内容を披露してきた。

セットアップ(札幌2歳S:1着 芝1800m 474kg(+2kg) 3ヶ月半)<D>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
札幌2歳Sからの休み明けで乗り込み量は豊富。ただ、2週前追い切りは3頭併せで相手2頭に遅れ、1週前追い切りも手応えの割に終いもうひと伸び足りずといった感じ。動きは物足りない。

エコロヴァルツ(コスモス賞:1着 芝1800m 478kg(-4kg) 4ヶ月)<C>
休み明けでこの中間3週連続併せて先着しているが、ゆったりしている馬という印象。でマイルの忙しいスピード感のある競馬は向かなそう。

オーサムストローク(ベゴニア賞:1着 芝1600m 444kg(+6kg) 中2週)<D>
月1ペースで使われてきて2連勝しているが、前走時のパドックではトモが寂しく映り、1週前追い切りの動きを見ても力強さは感じられず終いの伸びが甘い。

サトミノキラリ(1勝クラス:1着 芝1400m 454kg(±0kg) 中3週)<D>
これまでの調教内容を見るとスピード感を強く感じる馬。。この中間、前走から中3週あるが先週金曜に軽めの調整のみと本数が少なく、休み明けを一度使われての上積みよりも疲れが取れていない様子。

ジューンテイク(こうやまき賞:1着 芝1600m 484kg(+6kg) 中1週)<B>
新馬戦の時には馬っ気を出してイレ込んでいたが、レースを使われるごとに落ちついて周回できるようになっており、レース経験の多さがプラスになっている模様。この中間は中1週で速めの時計は出していないが、最終追い切りで終い速い時計が出ているようなら引き続き好調子でレースを迎えられそう。

ダノンマッキンリー(秋明菊賞:1着 芝1400m 464kg(±0kg) 中3週)<A>
追い切りではカァーっと行きたがるところがあるが、レースでは流れに乗って折り合いもつくので乗りやすい面はありそう。この中間は軽めの調整も、初コンタクトのルメール騎手騎乗で追い切られた1週前は、折り合い面を重視した内容でも動きは力強いものだった。

スウィープフィート ※回避予定

タイキヴァンクール(未勝利:1着 芝1400m 510kg(-2kg) 中7週)<C>
大きな馬で使われるごとに馬体が締まってきて、前走時は何とか形になった感じ。それに伴いこの中間CWでの時計良化も窺え、上積みは見込める。あとは、相手もそれ以上に強化されるのでどこまで差を詰められるかだろう。

タガノエルピーダ(新馬:1着 芝1600m 440kg 中8週)<B>
新馬勝ちから中7週での出走で、この中間は坂路で乗り込み豊富。併せ馬で3週連続先着していて引き続き状態は良さそうだが、1週前が案外ソフトな追い切りで少し物足りない面もある。

タガノデュード(未勝利:1着 芝1600m 486kg(+2kg) 中3週)<D>
使い詰めで、前走未勝利勝ちもパドックではまだ幼いところを覗かせていた。一気の相手強化となるここは厳しいか。

ナイトスラッガー ※回避予定


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジャンタルマンタルダノンマッキンリーの2頭をあげておきます。


◇今回は、朝日杯フューチュリティステークス編でした。
先週の阪神JFは小柄な馬が多く見られましたが、今週は牡馬がメインで馬体もしっかりしている馬が多く、馬体維持のために調教をセーブする馬というのは少ないのではないかと思います。そんな朝日杯FS(過去5年)について、連対馬の調教内容を調べてみました。まず、1週前か最終追い切りで強めに追われていた馬が多く、10頭中8頭の状況。繰り返しとなりますが、馬体がしっかりしているぶん調教でもしっかり追って仕上げることができるということが言えそうです。ただ過去3年に絞って見てみると、1週前に強めに追われた馬が6頭中5頭で、最終追い切りが馬なりという馬が同様に6頭中5頭の結果でした。最終追い切りの時点では、息を整える程度に仕上がっていて、余裕がある馬という好走馬像が浮かび上がってきます。以上のことから、このレースで調教から判断する際は、素質の高さよりも仕上がりの良さのほうを重視することをおススメします。


朝日杯FS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年12月10日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年12月10日号】特選重賞データ分析編(388)~2023年朝日杯フューチュリティステークス
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 朝日杯フューチュリティステークス 2023年12月17日(日) 阪神芝1600m外


<ピックアップデータ>

【“同年10月以降の、JRAの、芝のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が2位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-5-5-16](3着内率48.4%)
×なし [0-0-0-48](3着内率0.0%)

 臨戦過程や脚質が明暗を分けそう。2018年以降の3着以内馬15頭は、いずれも同年10月以降のレースを出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイムをマークしたうえで勝ち切っている馬でした。同年9月以前のレースしか勝っていない馬や、先行力の高さを活かしたいタイプは強調できません。

主な「○」該当馬→スウィープフィートダノンマッキンリー
主な「×」該当馬→エコロヴァルツエンヤラヴフェイスシュトラウスセットアップ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が2戦以内」の馬は2018年以降[3-3-4-19](3着内率34.5%)
主な該当馬→エコロヴァルツダノンマッキンリー

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2023年12月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第9回 ワールド別上位者レビュー~
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 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年10月4日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第8回 注目馬ランキング上位馬~
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 先週いっぱいで4回中山・4回阪神が終了し、今週末からは4回東京・2回京都が開幕。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎました。ここから先は、12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた争いが繰り広げられる時期。各レースの前哨戦と位置付けられている重賞やオープン特別はもちろん、1勝クラスのレースに回って収得賞金の積み増しを目論む有力馬の動向からも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2023」も最序盤の時期が過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目。仮想オーナー馬の枠が埋まり切ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月2日、来月11月6日、再来月12月4日の計3回を残すのみ。実績馬の追加指名を行うならば、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ仮想オーナー馬の枠が残っている皆さんに向けた参考資料として、今年の2歳戦が開幕した直後の時点における注目POG馬ランキング(2023/06/07 00:00更新)の上位100頭を対象に、各馬の近況をまとめておきます。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は29頭でした。ただし、1位から30位までの30頭中14頭が勝ち上がっている一方で、31位から100位までの70頭を見ると、約2割にあたる15頭しか勝ち切れていません。

●4位 サフィラ(サロミナの2021) 2戦1勝
●7位 マテンロウゴールド(ルールブリタニアの2021) 2戦1勝
●10位 チェルヴィニアチェッキーノの2021) 2戦1勝
●11位 ガルサブランカシャトーブランシュの2021) 1戦1勝
●12位 ラケダイモーン(ラルケットの2021) 3戦1勝
●14位 ダノンエアズロック(モシーンの2021) 1戦1勝
●15位 ウールデュボヌール(サンクボヌールの2021) 2戦1勝
●16位 ボンドガール(コーステッドの2021) 1戦1勝
●17位 シュトラウスブルーメンブラットの2021) 1戦1勝
●19位 ホウオウプロサンゲ(セルキスの2021) 2戦1勝
●23位 レガレイラ(ロカの2021) 1戦1勝
●24位 インビジブルセルフ(アウェイクの2021) 1戦1勝
●26位 フェンダー(プリンセスロックの2021) 3戦1勝
●27位 テラメリタテラノヴァの2021) 2戦1勝
●45位 バスターコール(デグラーティアの2021) 3戦1勝
●47位 ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 1戦1勝
●51位 レイデラルース(カンデラの2021) 3戦1勝
●60位 アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 1戦1勝
●61位 ファーヴェント(トータルヒートの2021) 1戦1勝
●62位 アトロルーベンス(キングスローズの2021) 2戦1勝
●65位 トロヴァトーレ(シャルマントの2021) 1戦1勝
●68位 ダノンキラウェア(レキシールーの2021) 1戦1勝
●69位 カンティアーモリビアーモの2021) 1戦1勝
●71位 ミアネーロ(ミスエーニョの2021) 1戦1勝
●79位 クイックバイオアニメイトバイオの2021) 3戦2勝
●84位 ボルケーノ(スピードリッパーの2021) 1戦1勝
●87位 ルージュスエルテ(リュズキナの2021) 2戦1勝
●88位 ロジルーラー(シェリールの2021) 3戦1勝
●92位 バロン(マイミスリリーの2021) 2戦1勝

 現在のところ、2勝以上をマークしているのはクイックバイオアニメイトバイオの2021)のみです。クイックバイオは未勝利のレースと9月16日のききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を連勝。収得賞金(1000万円)や本賞金(2150万円)もこの馬が単独トップですから、頭ひとつ抜けた存在と言えるでしょう。
 なお、JRAの重賞に出走したことがある馬もウールデュボヌール(サンクボヌールの2021)、バスターコール(デグラーティアの2021)、ロジルーラー(シェリールの2021)の3頭だけで、残念ながら3頭とも当該レースでは6着以下に敗れています。前シーズンもほぼ同様だったとはいえ、上位人気勢が戦績の面でも注目を集めるようになるのはもう少し先。各馬の動向や入札の状況をしっかり観察しておけば、将来有望な手駒を手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭でした。デビュー後のレースで人気を裏切ってしまった馬もいますが、もともと前評判は高かったわけですから、来春までに巻き返してくる馬も何頭かはいるはず。これまでのレースぶりと入札の状況次第では、積極的に狙ってみるのも面白そうです。

●2位 ドゥマイシング(フォースタークルックの2021) 2戦0勝
●5位 シュヴェルトリリエリスグラシューの2021) 1戦0勝
●9位 コンドライトアエロリットの2021) 1戦0勝
●18位 コルレオニス(ヒストリックスターの2021) 1戦0勝
●22位 シトラール(ジンジャーパンチの2021) 2戦0勝
●32位 ローザサンリヴァル(ローザブランカの2021) 2戦0勝
●33位 カズアブディーン(ユードントラヴミーの2021) 1戦0勝
●34位 カルパ(ブチコの2021) 2戦0勝
●36位 グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 1戦0勝
●39位 ソニックライン(ルミナスパレードの2021) 2戦0勝
●40位 エヴァンスウィート(ハルーワスウィートの2021) 2戦0勝
●42位 フランクエフェクト(カーミングエフェクトの2021) 1戦0勝
●43位 エリカエスティーム(メチャコルタの2021) 1戦0勝
●53位 アウェイキング(Waldjagdの2021) 1戦0勝
●55位 マウリノ(マウレアの2021) 2戦0勝
●58位 ソウルアンドジャズ(ナスノシベリウスの2021) 2戦0勝
●59位 シャドフ(シャンブルドットの2021) 2戦0勝
●64位 リンドバーグ(ロベルタの2021) 1戦0勝
●73位 カズヴィトシャ(ボンジュールココロの2021) 2戦0勝
●74位 モスクロッサー(クリスプの2021) 1戦0勝
●77位 キャネル(レッドラヴィータの2021) 3戦0勝
●78位 ミッキースターダム(ベルダムの2021) 2戦0勝
●82位 ベストミーエヴァー(デルフィニア2の2021) 1戦0勝
●83位 ウインマクシマム(コスモアクセスの2021) 1戦0勝
●85位 チェレスタ(カリンバの2021) 1戦0勝
●91位 スカイハイ(タイキオードリーの2021) 2戦0勝
●93位 クォーツァイト(ハニージェイドの2021) 2戦0勝
●95位 ショウナンハウル(リンフォルツァンドの2021) 2戦0勝
●97位 クラッチプレイヤー(ヴァシリカの2021) 1戦0勝
●98位 エリカカリーナ(キャレモンショコラの2021) 1戦0勝
●99位 デルマアートマン(オータムフラワーの2021) 2戦0勝
●100位 グレッソネイ(アドマイヤローザの2021) 2戦0勝

 残る39頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の8頭は10月3日時点で入厩中となっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、動向をしっかりチェックしておきましょう。

●25位 ハミング(ブリッツフィナーレの2021) 0戦0勝
●31位 フォーエバーヤング(フォエヴァーダーリングの2021) 0戦0勝
●37位 フレミングフープ(シーズアタイガーの2021) 0戦0勝
●46位 オールナット(キューティゴールドの2021) 0戦0勝
●52位 シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 0戦0勝
●67位 ガルバナム(アロマドゥルセの2021) 0戦0勝
●80位 ミエノジュピター(サトノジュピターの2021) 0戦0勝
●96位 イゾラフェリーチェ(ケイティーズハートの2021) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●1位 ラファミリアアイムユアーズの2021) 0戦0勝
●3位 シャハザマーン(ドバイマジェスティの2021) 0戦0勝
●6位 ダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021) 0戦0勝
●8位 エリザベスバローズ(イスパニダの2021) 0戦0勝
●13位 ファピオラ(マニーズオンシャーロットの2021) 0戦0勝
●20位 クイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021) 0戦0勝
●21位 アルセナール(サンブルエミューズの2021) 0戦0勝
●28位 フォティーゾ(スキアの2021) 0戦0勝
●29位 スターリングアップソウルスターリングの2021) 0戦0勝
●30位 ベトルス(エスキモーキセスの2021) 0戦0勝
●35位 ジーティーパワー(コールバックの2021) 0戦0勝
●38位 エヴァンジェリーナジェンティルドンナの2021) 0戦0勝
●41位 インクルージョン(インクルードベティの2021) 0戦0勝
●44位 シュネルラウフェン(セリエンホルデの2021) 0戦0勝
●48位 サトノギフテッド(ウィキッドリーパーフェクトの2021) 0戦0勝
●49位 ミスタージーティー(リッスンの2021) 0戦0勝
●50位 ビダーヤ(サマーハの2021) 0戦0勝
●54位 シャイニングソード(Stacelitaの2021) 0戦0勝
●56位 アンフォルメル(アールブリュットの2021) 0戦0勝
●57位 ダイヤモンドレイン(シーウィルレインの2021) 0戦0勝
●63位 キングズブレス(Impedeの2021) 0戦0勝
●66位 馬名未定(シュガーハートの2021) 0戦0勝
●70位 クロノネクサス(クロノロジストの2021) 0戦0勝
●72位 オーデンヴァルト(グリューネワルトの2021) 0戦0勝
●75位 バードウォッチャーアパパネの2021) 0戦0勝
●76位 サトノファントム(ウイングステルスの2021) 0戦0勝
●81位 ギガル(チェリーコレクトの2021) 0戦0勝
●86位 スカイサーベイ(ヴィルジニアの2021) 0戦0勝
●89位 シャンパンポップ(シャンパンルームの2021) 0戦0勝
●90位 エボルヴィング(リリサイドの2021) 0戦0勝
●94位 アルシミスト(ミセスワタナベの2021) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のシャハザマーン(ドバイマジェスティの2021)は、9月下旬にノーザンファームしがらきへ移動し、入厩に向けて調整中とのこと。ラファミリアアイムユアーズの2021)やダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021)あたりもそのうち情報が出てくるでしょうから、引き続き注視しておきたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年6月14日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第4回 新馬勝ち馬レビュー~
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 今回と次回の「POG分析室」は、2023年夏季競馬の1~3週目にJRAの新馬で優勝を果たした馬のプロフィールをご紹介します。まずは6月3日(土)、6月4日(日)、6月10日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2023年06月03日 阪神05R 芝1600m
【優勝馬】テラメリタ(U指数75.9)
牝 父ブリックスアンドモルタル/母テラノヴァ 須貝尚介厩舎
→社台レースホースの所属馬で、募集価格は4000万円。母のテラノヴァは現役時代にJRAで4勝をマークしました。父のブリックスアンドモルタルは現2歳世代が初年度産駒。5歳時にG1を5勝してエクリプス賞年度代表馬に選出された馬ですが、3歳時にもデビュー戦から4連勝を果たしていましたし、産駒は早い時期にも問題なく対応できそうです。

■2023年06月03日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】シュトラウス(U指数83.8)
牡 父モーリス/母ブルーメンブラット 武井亮厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は5000万円。ご存じの通り、母のブルーメンブラットは現役時代にマイルチャンピオンシップを制しています。JRAで出走経験のある兄姉9頭中8頭が勝ち上がりを果たしているように、繁殖牝馬としても非常に堅実。今後も目が離せません。

■2023年06月04日 阪神05R 芝1400m
【優勝馬】アトロルーベンス(U指数71.4)
牝 父リアルスティール/母キングスローズ 高野友和厩舎
→社台グループオーナーズの所属馬で、募集価格は4000万円。半兄に関屋記念などを勝っているサトノアーサーがいます。また、母のキングスローズも現役時代にニュージーランド1000ギニーなどを制した実績馬。ポテンシャルの高い血統ですから、引き続きマークしておきましょう。

■2023年06月04日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ボンドガール(U指数79.6)
牝 父ダイワメジャー/母コーステッド 手塚貴久厩舎
→2022年のセレクトセールで購買されており、価格は23100万円。半兄のダノンベルーガは昨年の天皇賞(秋)で3着に、今年のドバイターフで2着に健闘しました。ちなみに、母のコーステッドも現役時代にブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズターフで2着に食い込んだ馬。大舞台でも活躍を期待できそうです。

■2023年06月04日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】バスターコール(U指数73.7)
牡 父ルーラーシップ/母デグラーティア 田村康仁厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は3000万円。母のデグラーティアはデビュー戦から3連勝で小倉2歳ステークスを勝っています。オープン入りを果たした全兄ドミナートゥスは2000m前後のレースを主戦場としていましたし、もう少し長めの距離も問題なくこなせるタイプかもしれません。

■2023年06月10日 函館05R 芝1000m
【優勝馬】スカイキャンバス(U指数82.2)
牝 父ファインニードル/母アポロフィオリーナ 武井亮厩舎
→2022年の北海道サマーセールで購買されており、価格は1045万円。JRAでデビューした半姉のアポロヴィクトリア、地方でデビューした半姉のアークフィオリーナは、それぞれ初陣こそ3歳春までずれ込んだものの、早々に勝ち上がりを果たしました。本質的には仕上がりの早い血統と見て良いのではないでしょうか。

■2023年06月10日 阪神05R 芝1600m
【優勝馬】ヒヒーン(U指数77.3)
牝 父ジャスタウェイ/母イイナヅケ 須貝尚介厩舎
→本馬と同じく須貝尚介厩舎からデビューした全兄エルデストサンは、2歳のうちに初勝利をマークしています。単勝オッズ24.1倍(5番人気)どまりだったとはいえ、勝ちっぷりは堂々たるもの。人気を集めにくいタイプだと思いますので、過小評価されている場面を見逃さないよう心掛けたいところです。

■2023年06月10日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ゴンバデカーブース(U指数79.0)
牡 父ブリックスアンドモルタル/母アッフィラート 堀宣行厩舎
→G1レーシングの所属馬で、募集価格は5000万円。母のアッフィラートはラストラン&重賞初挑戦だった6歳時の中山牝馬ステークスで3着に健闘しました。ブリックスアンドモルタルは先週と2週前の新馬に出走した初年度産駒3頭のうち2頭が勝利。今後の入札ではさらに注目度が高まるかもしれませんね。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年6月7日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第3回 入札分析~
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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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シュトラウスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 119ビュー コメント 2 ナイス 16

シュトラウス
4/21(日)
坂良 50.6 37.5 25.2 12.9末強

4/24(水)
W⑨稍左 155.8 131.4 111.6 94.2 78.8 65.0 51.4 37.4 23.6 11.2也 北村宏


日曜に入り13.1、ラスト12.9と持っていかれラストバタバタになり「またか」とガッカリしました。
今日水曜は10F乗り。外目でラスト11.2。あの手この手で我慢させようと頑張っています。相変わらず時計だけ見たら物凄く魅力的なんですけどねぇ


ダノンエアズロックはプリンシパルSに向かうことになった模様です。今のところ調教内容はかなり物足りません

 Haya 2024年3月21日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.03.21.~ボウズから抜け出し... 
閲覧 164ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

一雨ごとに暖かくなり、三寒四温の繰り返し!?
季節の変わり目なのでくれぐれもご自愛ください。

今週末辺り、この東海地方(名古屋)の桜(ソメイヨシノ)の開花宣言!!
来週は、ポカポカ陽気?? 春の訪れ??

相変わらず、我が懐だけ寒いのは、今でしょう?
では無く、昔からでしょう? (>_

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 ちびざる 2024年3月16日() 22:22
【POG】シュトラウスは、9着でした。
閲覧 88ビュー コメント 2 ナイス 11

中京11Rのファルコンステークス(1400M)に出走した
マイPOG指名馬の

シュトラウス

は、9着でした。_| ̄|○

走破タイムは、1分21秒0


スタートは五分に出ました。
道中は最後方を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で脚を伸ばすも9着でした。
やはりというか最後方からのレースとなりました。
直線にかけましたが、おっと思ったのは一瞬でした。
その後は、他馬と同じ脚になりました。
今日のレースを見ると、中距離の逃げ馬って感じがしました。
次走は、千八から二千のレースを使ってほしいですね。

まずは、疲れをとって次走に備えてほしいですね。

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コメント一覧
2:
  🟦 リバティ 🟦   フォロワー:95人 2023年10月4日(水) 02:06:54
ここは!
一発で!
決めて!
もらいたいが!
良いレース 内容に!
期待する!
1:
  🟦 リバティ 🟦   フォロワー:95人 2023年6月3日() 15:33:13
強い 勝ち方!

次走も!
期待している!

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2024年3月16日中スポ賞ファルコンS G39着
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2024年3月16日 中スポ賞ファルコンS G3 9着
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