2022年12月11日()シャティン競馬場 芝2400m

最新出走予定馬情報 ~香港ヴァーズ 2022~

香港ヴァーズ(GⅠ、芝2400メートル)には日本馬2頭が参戦する。

グローリーヴェイズ(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)が2019年、21年に続く3勝目を狙う。昨年はのちの〝キングジョージ〟勝ち馬パイルドライヴァーを差し切って優勝。昨春のクイーンエリザベスⅡCでも0秒1差2着と好走しており、シャティン競馬場との相性の良さは折り紙つきだ。今年は2戦して8、6着だが、得意の舞台ならきっちりと変わってくるだろう。11月30日の国内最終追い切りは美浦Wコースで強めに追われて5ハロン66秒5―11秒3をマーク。「年齢的に仕上がりのペースが上がるのが遅いので、早めに入厩させて調整してきました。しまいの反応は良かったですね。毛づやもいいし、体調は良さそう。今週が競馬でもいいくらいです」と尾関知人調教師は好感触を伝えた。このレースを最後に引退、種牡馬入りすることが決まっており、有終の美を飾りたい。

ウインマリリン(美浦・手塚貴久厩舎、牝5歳)はエリザベス女王杯で2着同着。不得手の重馬場でも好走したあたりに目下の充実ぶりがうかがえる。ダミアン・レーン騎手とのコンビ継続も心強く、初の海外遠征で悲願のGⅠタイトルをつかむシーンも十分にありそうだ。1日の国内最終追い切りは美浦Wコース6ハロン85秒7―12秒0(馬なり)で香港マイルに挑む僚馬シュネルマイスターと併入。「動きは良かったし、しっかりと併せ馬ができたのはよかった。今は肘の状態も問題ない。輸送で体重が減ると思うのでどれだけ戻せるか」と手塚貴久調教師はポイントを挙げた。

海外勢ではストーンエイジ(アイルランド=A・オブライエン厩舎、牡3歳)が強敵になりそうだ。GⅠ勝ちこそないものの、レコード決着となった前走・BCターフで2着に好走。ある程度速い時計の決着にも対応できそうだ。ライアン・ムーア騎手の手綱で一発を狙う。僚馬ブルーム(牡6歳)は武豊騎手とのコンビで参戦。近況はひと息だが、昨年の仏GⅠサンクルー大賞を制した実力は侮れない。仏GⅡドーヴィル大賞でステイフーリッシュを破ったボタニク(仏=A・ファーブル厩舎、セン4歳)、独GⅠバーデン大賞勝ちのメンドシーノ(独=S・シュタインベルク厩舎、牡4歳)なども争覇圏内だ。




【香港国際競走展望】日本馬14頭が参戦 カップのパンサラッサの逃走劇に期待12月05日(月) 04:43

香港国際競走が11日、シャティン競馬場で行われる。4つのGⅠに日本馬は総勢14頭で挑む。

最多5頭がスタンバイするメインのカップ(芝2000メートル)はパンサラッサが中心だ。前走の天皇賞・秋では大逃げで持ち前のスピードを存分に発揮し大接戦の2着。改めて地力の高さを示した。徹底した逃げのスタイルが世界で通用することも、1着同着だったドバイターフで証明済みだ。札幌記念パンサラッサを破ったジャックドール武豊騎手との初タッグで注目度アップ。9戦8勝の地元馬ロマンチックウォリアーが最大のライバルとなりそうだ。

マイル(芝1600メートル)は香港勢が強い。3連覇が懸かるゴールデンシックスティが主役で、カリフォルニアスパングルも13戦13連対と抜群の安定感を誇る。これが引退レースとなるサリオスをはじめ、シュネルマイスターダノンスコーピオンのマイルGⅠ馬がどう挑むか。

ヴァーズ(芝2400メートル)は19、21年に続く3勝目を狙う日本馬グローリーヴェイズに注目が集まる。スプリント(芝1200メートル)には昨年2着のレシステンシアが参戦。ナランフレグジャンダルムの春秋スプリントGⅠ覇者などが短距離王国の猛者に挑む。

[もっと見る]

武豊騎手がブルームとのコンビで香港ヴァーズに参戦12月04日() 15:59

香港ヴァーズに出走するブルーム(愛=A・オブライエン、牡6)は、武豊騎手(53)=栗・フリー=とコンビを組むことが分かった。3日、同馬を共同所有するキーファーズの公式サイトで発表された。

[もっと見る]

【香港国際競走】ジャックドール、メイケイエールなど関西馬8頭がシャティン競馬場に到着12月01日(木) 14:55

香港国際競走(11日、香港・シャティン)に出走する関西馬8頭が現地時間の11月30日午後10時9分(日本時間同11時9分)、香港国際空港に到着。1日午前0時35分(同1時35分)、シャティン競馬場へ到着した。現地入りした関西馬はジャックドールダノンザキッドパンサラッサレイパパレ(以上香港C)、ダノンスコーピオン香港マイル)、ジャンダルムメイケイエールレシステンシア(以上香港スプリント)。関東馬6頭は3日に日本を出国予定。

[もっと見る]

【香港国際競走】国内最終追い シュネルマイスターとウインマリリンが併せ馬12月01日(木) 08:12

香港マイル(11日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)に挑むシュネルマイスター(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)と、香港ヴァーズ(同、芝2400メートル)に参戦するウインマリリン(美浦・手塚貴久厩舎、牝5歳)が1日の国内最終追い切りで併せ馬を行った。

美浦Wコースでウインマリリンの後ろにシュネルマイスターがつける形。3~4コーナーで外ラチ沿いを回り、馬体を併せて直線へ向くと、両馬ともに馬なりのまま抜群の手応えで駆け抜けて併入。内シュネルが6ハロン84秒9─11秒9、マリリンが同85秒7─12秒0をマークした。見守った手塚調教師は「併せ馬をしっかりできているのがいい。マリリンは前走後も肘の状態は良く、体調はすごくいい。今は490キロ台あるけど、輸送で大きく減ると思うので現地の1週間でどれだけ回復できるか。シュネルマイスターは今で508キロまで回復している。こちらは輸送してもこたえないと思う。2頭ともレースを使っている馬だし、問題なく仕上がっているよ」と順調な調整過程を強調した。金曜はシュネルが角馬場調整、マリリンは厩舎周りの運動の予定。土曜も朝調教で乗られてから、19時50分成田発の便で香港に向かう。




[もっと見る]

【香港国際競走】関東馬3頭が国内最終追い ジオグリフはビュイック騎手とのコンビも決定12月01日(木) 04:55

11日の香港国際競走(シャティン、GⅠ)に出走する関東馬6頭のうち3頭が30日、美浦で国内最終追い切りを行った。6頭は3日午後7時50分の便で成田国際空港から出国する。



カップ(芝2000メートル)のジオグリフ(木村、牡3)はWコースで一杯に追われて5ハロン67秒2-11秒2。ゴーサインに応えて力強い伸びを見せた。「タメを作ってしっかりと走れていた。使って体もフィットしてきている」と木村調教師。なお、鞍上はビュイック騎手に決まった。

スプリント(芝1200メートル)に挑むナランフレグ(宗像、牡6)はWコースで5ハロン66秒7-11秒1をマーク。馬なりながらラストに鋭く伸びた。「しっかり時計が出ていたし、しまいの反応も良かったですね。いい意味で状態は(前走から)現状維持といった感じ」と宗像調教師。

ヴァーズ(芝2400メートル)で2019、21年に続く3勝目を狙うグローリーヴェイズ(尾関、牡7)はWコースで強めに追われて5ハロン66秒5-11秒3。「しまいの反応は良かったですね。毛づやもいいし、体調は良さそう」と尾関調教師は満足げだった。なお、同馬はこの一戦を最後に引退、種牡馬入りする方向であることが、馬主のシルク・ホースクラブから発表された。

また、マイル(芝1600メートル)に出走するシュネルマイスター(手塚、牡4)の鞍上はルメール騎手に決まった。




[もっと見る]

【香港ヴァーズ】3勝目を狙うグローリーヴェイズはこの一戦での引退が決定 有終の美目指す11月30日(水) 19:10

12月11日の香港ヴァーズ(シャティン、GⅠ、芝2400メートル)で、2019、21年に続く3勝目を狙うグローリーヴェイズ(美・尾関、牡7)が、この一戦を最後に引退することが決まった。馬主のシルク・ホースクラブが30日、ホームページで発表した。繋養先は未定ながら、種牡馬としてのオファーがあるとしている。

同馬はこの日、美浦Wコースで国内最終追いを行い、強めに追われて5ハロン66秒5-11秒3をマーク。「しまいの反応は良かったですね。毛づやもいいし、体調は良さそう。今週が競馬でもいいくらいです」と尾関調教師は仕上がりの良さを強調した。

[もっと見る]

【香港ヴァーズ】国内最終追い グローリーヴェイズは3勝目へ尾関師「今週が競馬でもいいくらい」11月30日(水) 08:58

古豪グローリーヴェイズ(美・尾関、牡7)が30日、2019、21年に続く3勝目の懸かる香港ヴァーズ(12月11日、シャティン、GⅠ、芝2400メートル)に向けて美浦トレセンで国内最終追い切りを行った。

Wコースで強めに追われて5ハロン66秒5-11秒3をマーク。先週に併せ馬でしっかりと追われたことで反応が変わってきた。「しまいの反応は良かったですね。毛づやもいいし、体調は良さそう。今週が競馬でもいいくらいです」と尾関調教師は仕上がりの良さを強調した。

[もっと見る]

日本馬14頭が出走 香港国際競走の馬券発売が決定11月28日(月) 13:59

JRAは28日、日本馬14頭が出走を予定している香港国際競走(12月11日、シャティン)の馬券発売について発表した。発売レースと出走予定馬は次の通り。

香港ヴァーズ(GⅠ、芝2400メートル、発走予定午後2時)=ウインマリリン(美・手塚、牝5)、グローリーヴェイズ(美・尾関、牡7)。

香港スプリント(GⅠ、芝1200メートル、発走予定午後2時40分)=ジャンダルム(栗・池江、牡7)、ナランフレグ(美・宗像、牡6)、メイケイエール(栗・武英、牝4)、レシステンシア(栗・松下、牝5)。

香港マイル(GⅠ、芝1600メートル、発走予定午後3時50分)=サリオス(美・堀、牡5)、シュネルマイスター(美・手塚、牡4)、ダノンスコーピオン(栗・安田隆、牡3)。

香港カップ(GⅠ、芝2000メートル、発走予定午後4時30分)=ジオグリフ(美・木村、牡3)、ジャックドール(栗・藤岡、牡4)、ダノンザキッド(栗・安田隆、牡4)、パンサラッサ(栗・矢作、牡5)、レイパパレ(栗・高野、牝5)。

発売方法はインターネット投票とUMACA投票の2種類。詳細はJRAホームページ(https://www.jra.go.jp/news/202211/112804.html)で。

[もっと見る]

香港国際競走の招待受諾馬を発表 パンサラッサら14頭11月23日(水) 17:58

JRAは23日、12月11日に香港・シャティン競馬場で行われる香港国際競走(GⅠ計4レース)の招待を受諾した日本馬を発表した。

香港カップ(芝2000メートル)=ジオグリフ(美・木村、牡3)、ジャックドール(栗・藤岡、牡4)、ダノンザキッド(栗・安田隆、牡4)、パンサラッサ(栗・矢作、牡5)、レイパパレ(栗・高野、牝5)。

香港マイル(芝1600メートル)=サリオス(美・堀、牡5)、シュネルマイスター(美・手塚、牡4)、ダノンスコーピオン(栗・安田隆、牡3)。

香港スプリント(芝1200メートル)=ジャンダルム(栗・池江、牡7)、ナランフレグ(美・宗像、牡6)、メイケイエール(栗・武英、牝4)、レシステンシア(栗・松下、牝5)。

香港ヴァーズ(芝2400メートル)=ウインマリリン(美・手塚、牝5)、グローリーヴェイズ(美・尾関、牡7)。

[もっと見る]

⇒もっと見る

出馬表 ~香港ヴァーズ 2022~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果
馬名 性齢 負担重量
(kg)
調教師 戦績 予想オッズ
人気
グローリーヴェイズ 牡7 57.0 尾関知人 6-4-1-8 2.8 (
1
)
ウインマリリン 牝5 55.5 手塚貴久 5-2-1-8 5.5 (
2
)
セニョールトーバ セ5 57.0 C.ファウンズ 4-1-5-6 5.5 (
2
)
ストーンエイジ 牡3 55.0 A.オブライエン 2-4-2-5 5.5 (
2
)
ボタニク セ4 57.0 A.ファーブル 7-2-1-3 15.0 (
5
)
パンフィールド 牡6 57.0 A.ミラード 7-1-2-11 15.0 (
5
)
ブルーム 牡5 57.0 A.オブライエン 8-6-0-15 21.0 (
7
)
メンドシーノ 牡4 57.0 S.シュタインベルク 3-2-1-5 21.0 (
7
)
バブルギフト 牡4 57.0 M.デルザングル 3-4-1-5 29.0 (
9
)
バターフィールド セ7 57.0 C.シャム 7-7-3-28 29.0 (
9
)

※予想オッズはブックメーカーのオッズを表示しています。
最終更新日時:12月5日 11:04

過去10年の結果 ~香港ヴァーズ 2022~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2021/12/12 グローリーヴェイズ 牡6 日本 2.27.07 J.モレイラ 尾関知人
2020/12/13 モーグル 牡3 アイルランド 2.27.21 R.ムーア A.オブライエン
2019/12/08 グローリーヴェイズ 牡4 日本 2.24.77 J.モレイラ 尾関知人
2018/12/09 エグザルタント セ4 香港 2.26.56 Z.パートン A.クルーズ
2017/12/10 ハイランドリール 牡5 アイルランド 2:26.23 R.ムーア A.オブライエン
2016/12/11 サトノクラウン 牡4 日本 2:26.2 J.モレイラ 堀宣行
2015/12/13 ハイランドリール 牝3 アイルランド 2:28.43 R.ムーア A.オブライエン
2014/12/14 フリントシャー 牡4 フランス 2:29.83 M.ギュイヨン A.ファーブル
2013/12/08 ドミナント 牡5 香港 2:27.29 Z.パートン J.ムーア
2012/12/09 レッドカドー セン6 イギリス 2:28.73 G.モッセ E.ダンロップ

歴史・概要 ~香港ヴァーズ 2022~

香港ヴァーズは香港競馬年度シーズンの最初の中長距離路線のGI競走。香港では2000m以上の競走があまり日程に組み込まれていないため、ヨーロッパなど他地区の競走馬が地元勢を圧倒する事が多く見られる。1994年に国際リステッドとして【香港国際ヴァーズ】の名称で創設され、2000年に【香港ヴァーズ】に改称された。
開催時期の影響もあり、一線級の日本調教馬は、ほとんど有馬記念香港カップへ向かう傾向にあり、賞金などの理由で有馬記念に出走できない馬の挑戦が多い。日本馬ではステイゴールド(2001年)、サトノクラウン(2016年)、グローリーヴェイズ(2019、2021年)が優勝している。

挑戦した日本馬 ~香港ヴァーズ 2022~

ステイゴールド 1着/香港ヴァーズ(2001年)
>>全競走成績を見る
血統
父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ
成績
50戦7勝
7億6299万+120万USドル+800万香港ドル
主な勝ち鞍
香港ヴァーズ(GI)
ドバイシーマクラシック(GII)
目黒記念(GII)
日経新春杯(GII)
引退レースで掴んだ金メダル

 現在は3冠馬オルフェーヴルを輩出するなどトップサイアーとして活躍しているステイゴールド、その現役時代は決して平坦な道のりではなかった。2歳の12月にデビューし、5戦目で初勝利。その後2勝を条件戦で挙げるも京都新聞杯、菊花賞では見せ場なく敗退した。しかし、年が明けるとステイゴールドのその秘めた素質が徐々に花開く。天皇賞春(GI)で10番人気の低評価ながら2着に入ると宝塚記念(GI)2着、天皇賞秋(GI)2着、有馬記念(GI)3着、その翌年も宝塚記念(GI)3着、天皇賞秋(GI)3着と第一線で活躍。
 その実力は誰もが認めていたが、GIIでも勝ちきれない善戦マンという印象が強く、池江泰郎調教師は主戦の熊沢騎手から武豊騎手へ乗り代わりの決断を下し、目黒記念(GII)へ出走。2年9ヶ月ぶりの勝利を飾った。レース後、武豊騎手は「クラシック並の大拍手だった」と語るほど多くのファンが歓喜したレースであった。その翌年、日経新春杯(GII)で重賞2勝目を挙げたステイゴールドはドバイシーマクラシック(GII)に出走。12番人気の低評価であったが、前年のワールドシリーズ王者ファンタスティックライトを競り落とし、大金星を挙げた。
 その後も国内レースに出走するも勝ちきれず、迎えた引退戦、香港ヴァーズ。これまで49戦し、GI未勝利のステイゴールドがついに報われる。レースでは後方でじっと脚を溜め、直線勝負へ。残り200mの時点で先頭馬と5馬身以上あり、厳しい展開であったが、1完歩ごとに差を詰め、「まるで背中に羽が生えたようだった」と武豊が語る鬼脚で初GI制覇を引退戦で飾った。同レースは競馬史に残るドラマチックレースに数えられ、多くのファンの語り草になっている。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2021年グローリーヴェイズ牡6J.モレイラ尾関知人1着
ステイフーリッシュ牡6C.ホー矢作芳人5着
2019年グローリーヴェイズ牡4J.モレイラ尾関知人1着
ラッキーライラック牝4C.スミヨン松永幹夫2着
ディアドラ牝5O.マーフィー橋田満4着
2018年リスグラシュー牝4J.モレイラ矢作芳人2着
クロコスミア牝5岩田康誠西浦勝一10着
2017年トーセンバジル牡5J.モレイラ藤原英昭3着
キセキ牡3M.デムーロ角居勝彦9着
2016年サトノクラウン牡4J.モレイラ堀宣行1着
ヌーヴォレコルト牝5岩田康誠斎藤誠4着
スマートレイアー牝6武豊大久保龍志5着
2014年カレンミロティックセン6池添謙一平田修5着
2013年アスカクリチャン牡6岩田康誠須貝尚介7着
2012年ジャガーメイル牡8D.ホワイト堀宣行2着