ロードカナロア(競走馬)

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ロードカナロア
写真一覧
抹消  鹿毛 2008年3月11日生
調教師安田隆行(栗東)
馬主株式会社 ロードホースクラブ
生産者ケイアイファーム
生産地新ひだか町
戦績19戦[13-5-1-0]
総賞金66,995万円
収得賞金36,525万円
英字表記Lord Kanaloa
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
レディブラッサム
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
サラトガデュー
兄弟 ロードバリオスロードガルーダ
市場価格
前走 2013/12/08 香港スプリント G1
次走予定

ロードカナロアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
13/12/08 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 14--------1** 牡5 57.0 岩田康誠安田隆行 491
(--)
1.08.2 -0.8----SOLE POWER
13/09/29 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 165101.311** 牡5 57.0 岩田康誠安田隆行 494
(-6)
1.07.2 -0.133.8⑦⑤ハクサンムーン
13/09/08 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 13691.412** 牡5 58.0 岩田康誠安田隆行 500
(0)
1.07.5 0.033.4ハクサンムーン
13/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 185104.011** 牡5 58.0 岩田康誠安田隆行 500
(+2)
1.31.5 -0.033.3⑧⑧ショウナンマイティ
13/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 176111.311** 牡5 57.0 岩田康誠安田隆行 498
(-4)
1.08.1 -0.233.2⑨⑦ドリームバレンチノ
13/02/24 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 16231.611** 牡5 58.0 岩田康誠安田隆行 502
(+8)
1.21.0 -0.134.5⑤⑤マジンプロスパー
12/12/09 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 12--------1** 牡4 57.0 岩田康誠安田隆行 494
(--)
1.08.5 -0.3----CERISE CHERRY
12/09/30 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 168164.421** 牡4 57.0 岩田康誠安田隆行 494
(-6)
1.06.7 -0.133.4⑧⑨カレンチャン
12/09/09 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 16592.212** 牡4 56.0 岩田康誠安田隆行 500
(-2)
1.07.3 0.033.7エピセアローム
12/06/17 函館 11 函館SS G3 芝1200 11111.312** 牡4 56.0 福永祐一安田隆行 502
(+2)
1.09.5 0.134.9④④ドリームバレンチノ
12/03/25 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18112.413** 牡4 57.0 福永祐一安田隆行 500
(0)
1.10.4 0.135.4④④カレンチャン
12/01/28 京都 11 シルクロード G3 芝1200 16471.411** 牡4 57.0 福永祐一安田隆行 500
(+2)
1.08.3 -0.433.6⑨⑨エーシンダックマン
11/11/26 京都 11 京阪杯 G3 芝1200 15231.611** 牡3 55.0 福永祐一安田隆行 498
(+2)
1.08.1 -0.233.3グランプリエンゼル
11/11/06 京都 10 京洛S OP 芝1200 177142.911** 牡3 55.0 福永祐一安田隆行 496
(+10)
1.08.0 -0.232.7⑥⑦キョウワマグナム
11/05/14 京都 10 葵ステークス OP 芝1200 14332.411** 牡3 56.0 北村友一安田隆行 486
(+6)
1.09.3 -0.234.4サクラベル
11/04/16 小倉 10 ドラセナ賞 500万下 芝1200 16241.311** 牡3 56.0 北村友一安田隆行 480
(-2)
1.08.3 -0.634.1アスターウィング
11/01/29 京都 7 3歳500万下 芝1400 14221.812** 牡3 56.0 福永祐一安田隆行 482
(+2)
1.22.1 0.134.1ラトルスネーク
11/01/05 中山 9 ジュニアC OP 芝1600 138122.112** 牡3 56.0 蛯名正義安田隆行 480
(-6)
1.35.1 0.134.7デルマドゥルガー
10/12/05 小倉 4 2歳新馬 芝1200 16231.211** 牡2 55.0 古川吉洋安田隆行 486
(--)
1.08.4 -1.034.9シェルエメール

ロードカナロアの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京阪杯2023・血統予想をお届けします!


真っ先に注目したいのがStorm Catの直系で、2016~2017年にレース史上2頭目となる2連覇(芝1200mとなってからは初)を飾ったネロ(父ヨハネスブルグ)のほか、2019年ライトオンキュー(父Shamardal)、2021年エイティーンガール(父ヨハネスブルグ)が勝ち馬として挙げられる。また、「母の父がStorm Cat系種牡馬」となる2011年ロードカナロア、2020年フィアーノロマーノも勝利していることを気に留めておきたい。

ほか、サクラバクシンオーを中心にサクラユタカオーの血を引く馬も異彩を放ち、2012年1着ハクサンムーン、2013年3着スギノエンデバー、2016年3着アースソニック、2022年2着キルロードの4頭は2桁人気、奇しくも全頭10番人気で波乱を演出している。

キミワクイーンは、父ロードカナロア×母チェリーペトルズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒からは18年の勝ち馬ダノンスマッシュが出ており、父自身が11年京阪杯の勝ち馬でもある。本馬は2代母の父がサクラバクシンオーであることも強調しやすく、血統構成からは21年3着ファストフォースや22年2着キルロードを引き合いに出しやすい。レース傾向を鑑みれば、父系と母系の両方でStorm Catの血を引く配合も念頭に置くべきだろう。

ルガルは、父ドゥラメンテ×母アタブ(母の父New Approach)。父系はキングカメハメハ、Kingmamboへと遡るが、同系統で母系にStorm Catの血を引く配合は11年1着ロードカナロア、KingmamboとCrimson Saint(=Storm Catの2代母)を内包する観点では14年1着アンバルブライベンが挙げられる。若駒らしくトモの緩さから発馬は不安定だが、それでいながら大崩れしない競馬センスは非凡。器用さを問われる京都も合うタイプだろう。

バンデルオーラは、父トーセンラー×母マチカネハヤテ(母の父サクラバクシンオー)。同産駒からはアイラブテーラーが19年2着&21年4着と上位を賑わせており、父系祖父ディープインパクトも15年1着サトノルパンを出している。なお、父は13年マイルCSを制するなど、全4勝を京都競馬場で挙げた巧者であったことを特筆できるだろう。本馬は母の父も興味深く、穴メーカーであるサクラユタカオーの血を引く馬として注意したい。


【血統予想からの注目馬】
キミワクイーン ⑩ルガル ①バンデルオーラ

【エリザベス女王杯】3歳ブレイディヴェーグが新女王 GⅠ3連勝ルメール騎手「まだ伸びしろはある」 2023年11月13日(月) 05:00

クリストフ・ルメール(44)=栗・フリー=騎乗で1番人気のブレイディヴェーグが好位から抜け出してGⅠ初制覇。史上最少タイのキャリア4戦でビッグタイトルをつかんだ。管理する宮田敬介調教師(43)=美=は開業4年目でGⅠ初勝利。2着に5番人気ルージュエヴァイユ、3着に3番人気ハーパーが入った。連覇を狙ったジェラルディーナは5着だった。



寒風が吹き抜けるターフで、ブレイディヴェーグが堂々と抜け出した。年長馬やキャリアで勝る同世代を一蹴。自身GⅠ3連勝を決めたルメール騎手も破顔一笑だ。

「緩い馬場で心配しましたが、軽い馬なので全然、問題なかったね。GⅠ3連勝することができて、うれしく思います」

スタートはいつも通りひと息だったが、冷静に促して5番手のインにつけた。抜群の手応えで直線に向くと、持ち前の瞬発力を発揮。追いすがるルージュエヴァイユを振り切って、わずか5戦目にしてGⅠのゴールに真っ先に飛び込んだ。

キャリア4戦で古馬GⅠを勝つのは、グレード制が導入された1984年以降では昨秋の天皇賞のイクイノックス以来、史上2頭目の快挙。これまでのエリザベス女王杯の最少記録は2002年ファインモーションの5戦(5勝)だったが、歴史を塗り替えた。

ただ、ここまで順風満帆だったわけではない。新馬戦と未勝利戦の後に骨折。体調も安定せず、春の牝馬2冠には参加できなかった。それでも重賞初出走だった前走のローズSでは2着に好走し、改めて潜在能力の高さを証明。優先出走権を獲得した秋華賞をパスして間隔をあけ、心身ともに研ぎ澄ましたことで好結果をつかんだ。

開業4年目の宮田調教師にとっては、これがうれしいGⅠ初制覇。「感謝の気持ちでいっぱいです。普段は割と冷静に見ている方なんですけども、直線は喉が痛くなるくらいに叫ばせてもらいました」とはにかんだ。

今後は未定だが「まだ伸びしろはあると思うし、またいい結果を出すことができる」と鞍上はさらなる進化を予感する。トレーナーも「男馬相手でもやれるんじゃないかなという可能性は秘めているので、ワクワクしています」と次なる大舞台を脳裏に描いた。

馬名の意味はオランダ語で「広い道」。最少キャリアでGⅠ馬となった3歳牝馬の未来は、明るく、大きく開けている。(増本隆一朗)

ブレイディヴェーグ 父ロードカナロア、母インナーアージ、母の父ディープインパクト。鹿毛の牝3歳。美浦・宮田敬介厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績5戦3勝。獲得賞金1億7079万8000円。重賞は初勝利。エリザベス女王杯はクリストフ・ルメール騎手が2008年リトルアマポーラ、20年ラッキーライラックに次いで3勝目。宮田敬介調教師は初勝利。馬名は「広い道(オランダ語)」。

マイルCSシュネルマイスターでGⅠ4連勝へ

ルメール騎手は今秋、菊花賞ドゥレッツァ)、天皇賞・秋イクイノックス)に続きGⅠ3連勝。JRA・GⅠの連勝記録は、自身が2020年に記録した4連勝で天皇賞・秋アーモンドアイ)、エリザベス女王杯ラッキーライラック)、マイルCSグランアレグリア)、ジャパンCアーモンドアイ)と勝った。来週のマイルCSシュネルマイスターで参戦予定。最長タイとなるか、注目だ。

エリザベス女王杯・アラカルト≫

◆キャリア4戦以内の馬によるJRA・古馬GⅠ制覇 グレード制を導入した1984年以降、2022年天皇賞・秋イクイノックス以来、史上2頭目。

◆当レースでJRA・GⅠ初制覇 3年連続。古馬混合となった96年以降で15回目(外国馬は除く)。

◆ルメール騎手 20年ラッキーライラック以来3勝目。JRA・GⅠは今年5勝目、通算48勝目。重賞は今年15勝目、通算144勝目。

宮田敬介調教師 初出走で初勝利。JRA・GⅠは管理馬延べ6頭目の出走で初勝利。これまでの最高着順は21年日本ダービーのグレートマジシャン、22年菊花賞ドゥラドーレスの4着。重賞は今年2勝目、通算3勝目。

ロードカナロア産駒 2頭目の出走で初勝利。前回は22年ホウオウエミーズの7着。JRA・GⅠは今年2勝目、通算15勝目。重賞は今年9勝目、通算65勝目。

◆馬主…㈲サンデーレーシング 22年ジェラルディーナに次ぐ2年連続4勝目。JRA・GⅠは今年6勝目、通算73勝目。重賞は今年14勝目、通算236勝目。

◆生産者…ノーザンファーム 2年連続で通算11勝目。JRA・GⅠは天皇賞・秋に続く今年12勝目、通算197勝目。(他にJ・GⅠ3勝)。重賞はみやこSに続き今年43勝目、通算804勝目。今年のヴィクトリアマイルからJRA・GIレース実施機会10連勝。

◆関東馬の勝利 15年マリアライト以来8年ぶり。通算成績は関東馬15勝、関西馬31勝、外国馬2勝。

◆馬番①の勝利 14年ラキシス以来、通算4回目。

◆3歳馬の勝利 17年モズカッチャン以来。3歳以上のレースとなった96年以降で9回目。

◆関東馬によるワンツー 15年以来、通算3回目。

■入場&売り上げ エリザベス女王杯の入場者数は3万2908人で、阪神で行われた前年と比べて174・9%と増えた。売り上げは170億406万2500円で同89・5%と減少した。

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【血統アナリシス】京王杯2歳S2023 出走機会連続好走中のロードカナロア、母の父ディープインパクトも出色の成績を残す 2023年11月3日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は京王杯2歳S2023・血統予想をお届けします!


現行条件で最多タイとなる2勝を挙げている種牡馬は、サクラバクシンオーダイワメジャーロードカナロアの3頭。なお、キンシャサノキセキマイネルラヴなど、総じてスプリントG1で実績を残した種牡馬の産駒が好成績を収めているため、今後も同実績に類する種牡馬が登場した際には注意が必要だろう。

ほか、近年は「母の父ディープインパクト」が出色の成績を残しており、2018年ファンタジスト(父ロードカナロア)、2022年オオバンブルマイ(父ディスクリートキャット)と早くも2勝を挙げるばかりか、後者においては単勝51.0倍と馬券妙味を兼ね備えた好走だった。なお、2頭は父系にStorm Catを持つ配合にも共通点を見いだせるため、「ディープインパクト×Storm Cat」のニックスが活きている印象も受ける。

アスクワンタイムは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。同産駒は18年1着ファンタジスト、21年1着キングエルメス、22年3着スピードオブライトと好走しているが、19年と20年は出走機会がなかったことを思えば、毎年少なからず1頭以上が馬券に絡んでいることになる。本馬はファンタジストの全弟とあれば血統の裏付けは充分で、全姉ボンボヤージ含め、ロードカナロアとの配合も折り紙付きだろう。

タイガードラゴンは、父ミュゼスルタン×母ミュゼリトルガール(母の父ディープインパクト)。キングカメハメハの直系は、ロードカナロア産駒を中心に上位を賑わす傾向が強く、本馬と「父×母の父」の配合が共通する20年ユングヴィも5番人気3着と好走していた。前述のとおり、近年は「母の父ディープインパクト」が目覚ましい活躍をみせており、本馬は父系でこそないものの、Storm Catを3代母の父で併せ持つことに意義がありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
アスクワンタイム ⑩タイガードラゴン

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【血統アナリシス】富士S2023 父または母の父、あるいは近親の欧州重賞実績に注目したいマイル戦 2023年10月20日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は富士S2023・血統予想をお届けします!


富士Sは欧州G1で名を馳せた血筋に相応の評価が必要となり、種牡馬として最多4勝のディープインパクトも、13年1着ダノンシャークは近親にMontjeu(99年凱旋門賞-仏G1など)、14年1着ステファノスは近親にPoet's Voice(10年クイーンエリザベス2世S-英G1など)、20年1着ヴァンドギャルドは近親にLove(20年オークス-英G1など)と、好走した産駒の多くが「欧州G1ウィナーの近親」という血統背景の持ち主だった。

また、近年は19年1着ノームコア(父ハービンジャー)、20年1着ヴァンドギャルド(母の父Motivator)、21年1着ソングライン(父キズナ)、22年1着セリフォス(母の父Le Havre)など、「父または母の父が欧州重賞勝ち馬」となる馬の健闘ぶりが目立つ。

ナミュールは、父ハービンジャー×母サンブルエミューズ(母の父ダイワメジャー)。同産駒からは19年1着ノームコアが出ており、延べ6頭の出走も牝馬に限れば1戦1勝と底を見せていない。東京芝1600mは、半妹ラヴェルが22年アルテミスSを勝ち、自身も23年東京新聞杯でアタマ差の2着となったコース。直近2走はG1で挟まれる不利も堪えていたが、もとより馬群を割れないところもあるため、前哨戦のほうが走りやすいタイプだろう。

ダノンタッチダウンは、父ロードカナロア×母エピックラヴ(母の父Dansili)。同産駒は2年前の初出走から「0-1-2-1」と高い好走率を誇り、好走した3頭のうち2頭は9・10番人気と人気薄でもあった。一方、母の父は00年ミュゲ賞などフランスで重賞を3勝したマイラー。本馬も血統構成の印象どおりにマイルが適距離といえ、半兄2頭の実績からも秘めたる資質は高いはず。ひと夏を越して馬体の緩さが解消されていれば楽しみな存在となる。

イルーシヴパンサーは、父ハーツクライ×母イルーシヴキャット(母の父キングカメハメハ)。母の「キングカメハメハ×Storm Cat」となる配合は、その勢いから動向が気になるロードカナロアを想起させる。また、本馬は又従兄に仏クラシック二冠のLope de Vegaがいる血統背景も申し分ないだろう。芝1600mで5勝、東京競馬場で4勝の巧者でもあり、敗れたレースでも持ち時計分はしっかり走る堅実なタイプ。1分32秒台の決着で見直したい。


【血統予想からの注目馬】
ナミュール ⑪ダノンタッチダウン ⑦イルーシヴパンサー

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【スプリンターズSの注目点】レースの主導権を握るのはどの馬か? 角田大河騎手は武豊騎手超えを狙う! 2023年9月26日(火) 18:42

★逃げて今年の重賞を制した馬が3頭登録 レースの主導権争いに注目!

今年のスプリンターズSには、CBC賞北九州記念と逃げて重賞を連勝したジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)、産経賞セントウルSを逃げ切ったテイエムスパーダ(牝4歳、栗東・木原一良厩舎)、チューリップ賞、葵Sで逃げ切り勝ちを収めたモズメイメイ(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎)と逃げて今年の重賞を制した馬が登録している。果たして、今年のスプリンターズSで主導権を握るのはどの馬か。

モズメイメイは、前走の北九州記念では10着に敗れたが、今回は2戦ぶりに武豊騎手が騎乗する予定。武豊騎手のモズメイメイ騎乗時の成績は3戦3勝だが、GIでも相性の良さを発揮することができるだろうか。なお、3歳馬がスプリンターズSを勝てば2021年のピクシーナイト以来2年ぶりで、スプリンターズSがGIに昇格した1990年以降では7頭目となる。(※3歳馬はドルチェモア(牡、栗東・須貝尚介厩舎)も登録している)。

安田隆行調教師は最後のスプリンターズS挑戦 アグリジュビリーヘッドの2頭で参戦予定

スプリンターズSアグリ(牡4歳)、ジュビリーヘッド(牡6歳)の2頭を出走させる予定の安田隆行調教師(栗東)は、スプリンターズSがGIに昇格した1990年以降、藤沢和雄元調教師と並ぶ最多タイの3勝を挙げている。同調教師はGI昇格以降のスプリンターズS出走回数では単独トップ(17回)で、2011年はカレンチャン、2012・13年はロードカナロアで同一JRA・GI3連覇を遂げている。安田隆行調教師は来年の2月末で定年を迎えるため、今回が最後のスプリンターズS挑戦となるが、同レース4勝目を挙げることができるだろうか。なお、アグリは前走のセントウルSで2着に入っているが、2012・13年に連覇したロードカナロアは2年連続でセントウルS2着→スプリンターズS1着となっている。また、アグリに騎乗予定の横山典弘騎手は、レース当日の年齢が「55歳7カ月9日」で、武豊騎手が持つJRA・GI最年長優勝記録(54歳0カ月19日)の更新がかかる。同騎手は9月9日の紫苑SではJRA重賞最年長優勝記録を更新(55歳6カ月18日)したが、JRA・GIの最年長優勝記録も更新することができるだろうか。

★今年の中山重賞で連対率.538をマーク 3年連続のJRA年間100勝も迫る横山武史騎手

スプリンターズSキミワクイーン(牝4歳、美浦・奥村武厩舎)に騎乗予定の横山武史騎手は、9月26日現在、今年のJRA競走で92勝を挙げており、3年連続3回目のJRA年間100勝まであと8勝としている。同騎手は今年、中山で実施された重賞で3勝、2着4回(勝率.231、連対率.538)という成績を収めており、ソールオリエンスとのコンビで皐月賞を制している。横山武史騎手はスプリンターズSを勝てば、現在中山で実施されているJRA・GⅠ4レースの完全制覇となるが、同レース初勝利を挙げることができるだろうか。なお、横山武史騎手とキミワクイーンのコンビは、今年の函館スプリントSを制すなど通算6戦3勝、2着2回(勝率.500、連対率.833)という成績を挙げている。

★騎手&調教師双方でのV狙う中舘英二調教師 角田大河騎手は最年少優勝記録更新に挑戦

アイビスサマーダッシュで隔年制覇を遂げたオールアットワンス(牝5歳)は、スプリンターズSがGⅠ初挑戦となる。同馬が中山で出走するのはデビュー2戦目の2020年カンナS(1着)以来3年ぶり2回目となるが、初のGⅠでどのような走りを見せるだろうか。なお、オールアットワンスを管理する中舘英二調教師は、騎手時代の2007年にアストンマーチャンに騎乗してスプリンターズSを制しており、オールアットワンスが勝てば調教師として初のJRA・GⅠタイトル獲得、並びにスプリンターズSでは初の騎手&調教師双方での優勝となる。

また、エイシンスポッター(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎)に騎乗予定の角田大河騎手は、レース当日の年齢が「20歳4力月11日」で、武豊騎手が持つスプリンターズS最年少優勝記録(21歳9力月2日)の更新がかかる。角田大河騎手は今回が3回目のJRAGⅠ挑戦となるが、初勝利を挙げることができるだろうか。ちなみに、同騎手の父・角田晃一調教師は騎手時代、20歳の時にGⅠ初勝利を挙げている(1991年桜花賞)。

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【血統アナリシス】セントウルS2023 サクラバクシンオー系種牡馬として注目に値するビッグアーサー 2023年9月9日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はセントウルS2023・血統予想をお届けします!


現行コースで施行されるようになった2007年以降、種牡馬として最多の3勝を記録するのがサクラバクシンオーアドマイヤムーンの2頭。とくにアドマイヤムーン産駒は13年にハクサンムーンが単勝1.4倍の大本命ロードカナロア(父キングカメハメハ)を打ち負かし、17&18年とファインニードルがレース史上2頭目となる2連覇を飾るなど異彩を放つ。

一方、阪神芝1200mはショウナンカンプビッグアーサーといったサクラバクシンオーの後継種牡馬も顕著な活躍をみせるコースなので、今後はセントウルSでもサクラバクシンオー系として動向を注視していく必要がありそうだ。

ビッグシーザーは、父ビッグアーサー×母アンナペレンナ(母の父Tale of Ekati)。父はサクラバクシンオーの後継種牡馬として評価しやすいが、阪神芝1200mは3戦3勝と現役時に最も得意としたコースであり、自身も16年セントウルSを制している。本馬においてもマーガレットSが後続に2馬身差をつける完勝で、そのコース巧者ぶりは父を彷彿とさせるものだった。中京芝1200mの2歳レコード保持するだけに野芝の高速決着も良好だろう。

ブトンドールは、父ビッグアーサー×母プリンセスロック(母の父スウィフトカレント)。父については上記ビッグシーザーを参照。サクラバクシンオー直系の牝馬は、06年シーイズトウショウ(中京開催)、08年カノヤザクラと直仔2頭が勝利するほか、ショウナンカンプ産駒の18年2着ラブカンプーは孫世代として好走を果たした。なお、同系統の3歳牝馬に限れば「0-2-0-1」。本馬も斤量面などでアドバンテージを活かしたいところだろう。

ボンボヤージは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。20年1着ダノンスマッシュ、22年2着ファストフォース、中京開催時に好走した同産駒は、のちに2頭ともスプリントG1ウィナーとなった。本来の阪神開催時も19年にファンタジストイベリスが2・3着に好走しており、7番人気の人気薄で連対した前者においては本馬の全兄だ。きょうだいで適性が似通う一族であることからもぞんざいには扱えない。


【血統予想からの注目馬】
ビッグシーザー ⑫ブトンドール ⑨ボンボヤージ

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 今週末から2回福島・3回中京・2回函館に開催が切り替わって、本格的な“夏競馬”のシーズンがスタートします。
 今年6月の3回東京・3回阪神・1回函館では、計29レースの2歳戦が施行されました。当然のことではありますが、これはすなわち、29頭の2歳馬が既に勝ち上がりを果たしているということ。今後の入札にもいろいろな意味で影響してくるはずです。
 現時点で強調しておきたいのはノーザンファーム生産馬の圧倒ぶり。優勝馬29頭のうち13頭を占めていたうえ、勝率は29.5%に、3着内率は61.4%に達しています。ちなみに、単勝回収率は151%、複勝回収率は127%。世間の見立てをさらに上回るほどの高確率で馬券に絡んでいるわけですから、例年以上に重視するべきなのかもしれません。
 種牡馬別成績を見ると、勝利数(4勝)、3着内数(9回)ともにモーリスが単独トップでした。早熟というイメージは薄い血統ですが、今週以降も引き続きマークしておくべきでしょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬の中から、注目すべき馬を挙げてみたいと思います。
 本稿の収録対象としたのは、6月28日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月28日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月30日から6月28日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬876頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「2023/06/07 00:00更新」分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順としています。

フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
アウェイキング(牡 父Kingman/母Waldjagd 矢作芳人厩舎) ※53位
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ウインマクシマム(牡 父キタサンブラック/母コスモアクセス 畠山吉宏厩舎) ※83位
ウールデュボヌール(牡 父キタサンブラック/母サンクボヌール 須貝尚介厩舎) ※15位
シャドフ(牝 父スワーヴリチャード/母シャンブルドット 庄野靖志厩舎) ※59位
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
コンドライト(牡 父ドゥラメンテ/母アエロリット 菊沢隆徳厩舎) ※9位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
インクルージョン(牡 父ハーツクライ/母インクルードベティ 厩舎) ※41位
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
ファーヴェント(牡 父ハーツクライ/母トータルヒート 藤原英昭厩舎) ※61位
チェレスタ(牝 父ハービンジャー/母カリンバ 松下武士厩舎) ※85位
ソウルアンドジャズ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) ※58位
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
レイデラルース(牡 父レイデオロ/母カンデラ 手塚貴久厩舎) ※51位
トロヴァトーレ(牡 父レイデオロ/母シャルマント 鹿戸雄一厩舎) ※65位
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
オーデンヴァルト(牝 父ロードカナロア/母グリューネワルト 林徹厩舎) ※72位
バロン(牝 父ロードカナロア/母マイミスリリー 手塚貴久厩舎) ※92位

 当時の注目POG馬ランキングで2位だったドゥマイシング(フォースタークルックの2021)は、一部報道によると7月9日の中京5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値がついた馬ですし、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 本稿の冒頭で取り上げたノーザンファーム生産馬で、なおかつ2023年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月28日時点)30位以内の厩舎に所属している馬は下記の通り。
 
フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
ルージュスタニング(牝 父Into Mischief/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
エラトー(牝 父Saxon Warrior/母エライヤ 上村洋行厩舎)
オルデラン(牡 父アルアイン/母アーマイン 寺島良厩舎)
アルヒジュル(牡 父アルアイン/母スカーレットリング 斉藤崇史厩舎)
ピストンボーイ(牡 父イスラボニータ/母エルフィンコーブ 池添学厩舎)
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
エリカリーシャン(牝 父エピファネイア/母ガラアフェアー 国枝栄厩舎)
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
ジュンゴールド(牡 父エピファネイア/母ジュントップヒトミ 友道康夫厩舎)
ラファガフレイバー(牡 父カレンブラックヒル/母カリズマティックゴールド 久保田貴士厩舎)
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ディアアリーチェ(牝 父キズナ/母ティロレスカ 武幸四郎厩舎)
アキミューミュー(牝 父サトノクラウン/母アイスドール 安田隆行厩舎)
ルージュセレスト(牝 父シュヴァルグラン/母ギエナー 池江泰寿厩舎)
ヒシグランディヴァ(牝 父シュヴァルグラン/母ラリズ 友道康夫厩舎)
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
ガイアメンテ(牡 父ドゥラメンテ/母ミュージカルロマンス 須貝尚介厩舎)
オレンジダンサー(牝 父ドレフォン/母イェーガーオレンジ 高野友和厩舎)
シークレットキー(牡 父ドレフォン/母キープシークレット 杉山晴紀厩舎)
ドレス(牝 父ドレフォン/母ハイヒール 清水久詞厩舎)
ルシフェル(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 斉藤崇史厩舎)
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
サンブノワ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母サンティール 斉藤崇史厩舎)
デビルシズカチャン(牝 父ベストウォーリア/母シシリアンブリーズ 武幸四郎厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
オウバイトウリ(牝 父リアルスティール/母スターズアンドクラウズ 武幸四郎厩舎)
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
シンハナーダ(牡 父レイデオロ/母シンハディーパ 国枝栄厩舎)
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
リルト(牝 父ロードカナロア/母バウンスシャッセ 安田隆行厩舎)

 今年のリーディングトレーナーランキングで首位となっている中内田充正厩舎のクイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021)は、既にゲート試験で合格を果たし、現在はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。デビューはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き動向をチェックしておきましょう。

 本稿の冒頭で取り上げたモーリス産駒は下記の通り。

キャプテンシー(牡 父モーリス/母アドマイヤリード 松永幹夫厩舎)
ヘルモーズ(牡 父モーリス/母ヴェルザンディ 小林真也厩舎)
マツシマ(牡 父モーリス/母エストレチャダ 尾形和幸厩舎)
ハットルグリムス(牡 父モーリス/母エルノルテ 宮田敬介厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
イーストオブエデン(牝 父モーリス/母クッカーニャ 菊沢隆徳厩舎)
ピコサン(牡 父モーリス/母シーイズチャンプ 上原佑紀厩舎)
テイエムリステット(牡 父モーリス/母シーズアウーマン 木原一良厩舎)
ディーガレジェンド(牡 父モーリス/母ジプシーハイウェイ 藤原英昭厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
ローレルロイズ(牡 父モーリス/母ジョディーズロマン 北出成人厩舎)
バウンシーステップ(牝 父モーリス/母バウンシーチューン 高橋亮厩舎)
ヒラボクヒーロー(牡 父モーリス/母ヒラボクキャロル 大竹正博厩舎)
トラウムライゼ(牡 父モーリス/母ファイナルドリーム 池江泰寿厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ボーモンド(牡 父モーリス/母ボージェスト)
ダノンマッキンリー(牡 父モーリス/母ホームカミングクイーン 藤原英昭厩舎)
カリーシ(牝 父モーリス/母ラクアミ 武井亮厩舎)
レーヴジーニアル(牡 父モーリス/母レッドリヴェール 松永幹夫厩舎)
ゲルタ(牡 父モーリス/母ロイヤルバラード 奥村豊厩舎)

 ソダシの半弟として注目を集めているカルパ(ブチコの2021)は、一部報道によると7月9日の函館5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。個人的にも高く評価している馬なので、初陣を楽しみに待ちたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年6月7日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第3回 入札分析~
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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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【香港チャンピオンズデー2023】レース展望①チェアマンズスプリントプライズ
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ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。ドバイワールドカップデー以来、1カ月ぶりのお目見えです。国際G1 3競走が同日に行われる春の祭典、チャンピオンズデーが30日(日)に迫りました。香港では今年1月から入境にワクチン接種証明も不要となり、入境後の行動制限も撤廃されました。ワクチンを一度も接種していない筆者は昨年12月香港国際競走の際に入境できず涙を飲みました。接種証明不要となってすぐに香港を3年ぶりに再訪、その後もドバイ遠征前に香港に立ち寄って香港ダービーを観戦していますが、国際競走は2019年のこのチャンピオンズデー以来。シャティン競馬場の雰囲気は今年既に訪れた2回とは全く違った盛り上がりを感じ、自分自身も胸の高鳴りを覚えざるを得ません。

さて、今年のチャンピオンズデーには日本から1頭がチェアマンズスプリントプライズ(シャティン芝1200m)、3頭がクイーンエリザベス2世カップ(同2000m)が名乗りを上げました。チャンピオンズデーは日本のG1戦線との兼ね合いもあって日本馬の挑戦は多くはなかったのですが、コロナ禍が明けた今年は質的に大きく落ち込でしまいました。クイーンエリザベス2世カップは日本中距離馬の金城湯池といってもいいレースで、この10年で3勝、一昨年は4着までを独占しています。しかし、今年はどうもそうはいかない、と見ています。その原因は先月のドバイワールドカップデーです。今年は史上最多の27頭がドバイに遠征し、中長距離馬のトップが出払ってしまったのです。賞金水準でドバイをはるかに上回るサウジカップデーからドバイという流れが定着し、日本のA級馬の多くがその路線を取るようになりました。サウジ、ドバイから香港転戦のローテーションは余りにも厳しく、その結果、クイーンエリザベス2世カップに出走するA級日本の中長距離馬が少なくなった、ということです。前置きはこのくらいにして、日本で発売される2レースの展望に移りましょう。

チェアマンズスプリントプライズ
昨年8月の3歳1勝クラスから4連勝で阪急杯を勝ったアグリが唯一頭、ここに名乗りを上げました。日本短距離界の新星誕生を期待して、前走の高松宮記念では香港のネットメディアの予想で本命に推したのですが、見せ場は作ってくれたものの7着と敗れてしまいました。鞍上の横山和生は不良馬場を敗因に挙げているように自分の競馬が出来なかったことは間違いありません。捲土重来とばかりに安田隆行調教師はここを狙ってきました。安田調教師はあのロードカナロアで日本勢にとっては未来永劫開けることのできないと思われていたほど厚かった香港スプリントの壁を初めて破り、翌年もロードカナロアで連覇。そればかりか2020年ダノンスマッシュ香港スプリント3勝をあげているのです。シャティン1200mを知り尽くし、これだけ大きな実績を残している安田調教師のこの選択を無視することはできません。

しかし、新旧交代期を迎えている香港スプリンター陣のレベルは相変わらず、いや例年以上に高いといても過言ではありません。このレースを連覇しているウェリントンが新記録となる3連覇を狙えば、4歳の新鋭ラッキースワイネスはここでウェリントンを破って香港短距離馬王の奪取を狙います。王者ウェリントンは昨年の香港スプリントで前哨戦を勝った上り馬ラッキースワイネスを一蹴したものの、今年に入ってからの4戦はラッキースワイネスがウェリントンを圧倒。香港短距離王を既に奪取、ここで厳かに戴冠、と見ています。前走が香港では珍しい単勝1.2倍、今回はこれを下回る大本命となることは間違いありませんが、ここは不動の中心、どころではなく、不動の勝ち馬と見て馬券を組み立てざるを得ないでしょう。香港には日本にない4連単がありますから、私はこれで勝負です。日本ではアグリが人気を集める分、ラッキーの人気は香港より下がるでしょうから、3連単でも悪くないはずです。

相手1番手はウェリントン、これとほぼ並ぶのが我らがアグリ。残る香港馬ではドバイ帰り、アルクオーツスプリント4着のサイトサクセス、前走で復活の兆しを見せ、香港に帰ってきた雷神ことJ.モレイラ騎乗で前進見込めるマスターエイト、香港短距離の善戦マンクーリエワンダーまでを4連単のヒモ金曜段階では見ています。以上にどう優劣をつけて点数を絞り込めるのか――レース直前までの大きな宿題です。

最後に香港から日本に関する特ダネを一つ。大本命のラッキースワイネスですが、香港ではこのレースの後の安田記念挑戦が伝えられました。日本にも伝わっているかもしれません。シャティン競馬場で文家良調教師に確認したところ、「オーナーが日本に遊びに行きたいと伝えてきたので仕方なくエントリーした。1400mまでしか走ったことのない馬が勝負になるとは欠片思っていない。オーナーを説得して安田にはいかないようにする」とのことでした。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港チャンピオンズデー2レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年6月28日(火) 17:07 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第6回デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2021年12月9日(木) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2021】レース展望②<香港スプリント>スプリンター3騎による強力な布陣で臨む日本勢が有利な局面!
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香港スプリント(シャティン芝1200m)
香港への入境は目下、香港IDか就労ビザ所持者に限られています。香港到着後、日本勢がどのような状態にあるのか、自分の目で確認することはできません。ですので、日本勢は後回しにして、香港勢の人物月旦ならぬ馬物月旦から参ります。日本勢に関しては香港に残置している陸軍中野学校ならぬ甘粕学校の工作員、そして香港競馬記者から極秘情報を収集しる最中です。11日(土)夜には公開いたします予想とコメント欄にしっかりと反映させます。ご期待下さい。

米誌『タイム』の表紙を初めて飾ったサイレントウィットネス、セイクリッドキングダム、ラッキーナイン、香港における吾が最良の馬友、楊毅さんの愛馬だったエアロヴェロシティ、ビートザクロックなど歴代王者に比肩する可能性を秘めているのがラッキーパッチ(セ5・K.ルイ厩舎)です。地元騎手出身で調教師に転じてから長く雌伏の時を余儀なくされていたルイ調教師は昨シーズン、4歳クラシック三冠馬のゴールデンシックスティを輩出、遂に復讐の狼煙をあげました。トレーナースタンドで行きかう度、満面の笑顔で迎えてくれるばかりか、自分の拙い広東語の質問にゆっくりと答えてくれ、時には不得手の北京語で答えてくれる人柄には頭が下がるばかり。長年の苦労が漸く報われたことは他人事とは思えません。

そのラッキーパッチは今シーズン既に4戦。使われるたびに良化を示し、プレミアボウル(10/17・シャティン芝1200m・G2)、前哨戦のジョッキークラブ・スプリント(11/21・シャティン芝1200m・G2)の2戦を圧勝。いずれも不利この上ない外枠から中団につけ直線で差し切った勝ちっぷりは着差以上の実力差を示しています。この新星が前述歴代スプリント王への階段を上り詰めることが果たして出来るのか? 試金石の一戦です。

ラッキーパッチに続く、否! これとトップ2を構成するのがウェリントン(セ5・R.ギブソン厩舎)。ウェリントンは昨シーズン総決算のチェアマンズスプリントプライズ(4/25・シャティン芝1200m・G1)を制覇、遂にG1王者の頂に登りました。
今シーズンは既に4戦を消化したウェリントンは、3馬身差の7着と負けた前走は本番を狙った余裕残しの調整にすぎません。一戦叩いて状態は更に上昇、千秋楽で横綱の力を見せつけんと逆転を虎視眈々と狙っています。

このトップ2に迫るのがクーリエワンダー(セ4・J.サイズ厩舎)。香港競馬史上最多勝利数を打ち立て、「千勝爺」を謳われた香港トップトレーナ、J.ムーアに代わって現役トップにたったのが同じくオーストラリア出身のJ.サイズ調教師。サイズ師は短距離重視、多くのスプリンターを輩出してきました。クーリエワンダーは昨シーズン、クラス4で香港デビュー、シャティン芝1200mを5連勝してシーズン最終戦のシャティンヴァーズ(5/23・G3)で重賞ウィナーとなりました。今シーズンは5連勝の舞台、そして本番同様のシャティン芝1200mを2戦叩かれてともに5着に敗れながら、着差は3馬身1/4、2馬身1/4と詰めてきています。サイズ師に香港の雷神、J.モレイラは鉄壁のコンビ、現在はトップ2との懸隔は僅か、本番までの調整で頂きに並び、これを凌ぐ可能性を秘めています。

ナブーアタック(セ5・D.ヘイズ厩舎)は昨シーズン末、クラス2の高条件デビュー以来、僅か5戦ながら前走の前哨戦ではラッキーパッチに3/4馬身差に迫り、大気の片鱗を披露。最大の惑星と言えます。

最も親密な香港トレーナー、そして香港レジェンドのA.クルーズ師のコンピューターパッチ(セ5・A.クルーズ厩舎)は短距離重賞の常連。1年以上勝利から遠ざかっていますが、今シーズンは3戦消化、初戦を1000mと適距離から縮めて覚醒するのが香港レジェンドの流儀。これが奏功し叩き2戦目から着差を着実に詰めて本番へしっかりと照準を合わせてきました。上記地元4強とは力の差があることは否めないものの、3連単のヒモ、特に香港の4連単のヒモには妙味を感じています。中国語では大穴を「爆冷」と表現しますが、コンピューターが算盤五玉付き日の丸コンピューター通りに入着すれば、それこそ大爆冷!懐具合は超加熱することは請け合いです。

香港は聞かずとしれた世界最強のスプリント王国。地元香港馬と香港スプリンターの供給元であるオーストラリア、ニュージーランド勢の独壇場でありました。その牙城を切り崩せたのは、あのロードカナロア、2013年のことでした。その後、ロードカナロアが連覇の偉業を達成し、昨年はダノンスマッシュ(牡6・安田隆行厩舎)と7年ぶりにシャティンの地に日の丸を掲げました。ダノンスマッシュロードカナロアに並ばんと今年も香港に向かいました。これをラストランと定めたダノンスマッシュ、この一戦が来年の種付け料を大幅にアップさせことができます。

マイルチャンピオンシップグランアレグリアジャパンカップコントレイルと2週続けて有終の美に酔い、自分はその裏腹で財布と肝を冷やしました。生産者の横綱・大関のノーザンファームとノースヒルズにできたことがなぜ出来ぬ、ともう一方の老舗ケイアイファームは燃えに燃えていることでしょう。ケイアイファームはロードカナロアの故郷でもあるのです。

今年も日本勢は極めて優勢な局面にあります。日本スプリンター3騎がこれまでにない強力な布陣であること、そして地元香港勢とタッグを組んで立ちはだかってきた南半球勢がコロナ禍によって飛来しなかったこと、更に世界最強を誇った香港勢力がいままさに世代交代を迎えていることがその理由です。

シャティン芝1200mは枠順が大きくモノを言います。シャティン競馬場パドックで行われる演出抜群の枠順抽選会、取材できないのが残念でなりませんが、その結果と香港に残置してある草から報告が来る日本勢の状態を加味して香港ヴァーズ同様、自信満々の予想を11日(土)夜、公開の甘粕代三予想にご期待下さい。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2021年9月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】新潟記念展望/近くの枠の馬が一緒に走りやすいレース
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先週行われたキーンランドカップは、3歳牝馬レイハリアが好位から抜け出し重賞連勝。初の古馬との対戦だったが、相変わらずの立ち回りの上手さを見せつけた。

父はロードカナロアロードカナロア産駒は馬群を苦にしない器用なタイプが多く、アーモンドアイダノンスマッシュといった一流馬にも共通する特徴だ。レイハリアもスタートが上手く自在に立ち回れるのは、多頭数のスプリント戦で大きな武器になる。

個人的には最終的に本命にした◎カイザーメランジェが粘ってくれれば最高だったのだが、思いのほか先頭に立っていたメイケイエールが早めにバテてしまったのが誤算だった。

もっとも、決してメンバーレベルは高くなく、キーンランドカップの組がスプリンターズSでも通用するかというと微妙なところ。どうやらレイハリアは出走しない公算が高いようだが、その他の敗戦組も、本番では苦戦を強いられるかもしれない。

~近くの枠の馬がまとめて来て波乱になりやすい

さて、今週末は新潟記念。いよいよ夏のローカル開催最終週となる。このレースにはもう何年も前からずっと指摘し続けている、変わらない特徴がある。それは、

「近くの枠の馬がまとめて来る」

ということである。過去の上位3頭を馬番で並べると…

2013年 4番→9番→8番
2014年 13番→16番→15番
2015年 3番→6番→4番
2016年 17番→14番→12番
2017年 1番→11番→7番
2018年 1番→5番→4番
2019年 7番→5番→6番
2020年 17番→5番→16番

全体に近くの枠の馬が一緒に来ているのがよくわかると思う。特に2015年は3→6→4で3連単は38万馬券、2019年は7→5→6で3連単10万馬券と穴馬券もしばしば発生している。

これは新潟外回りの特徴で、とりわけ2000mの場合は隊列次第で内有利にも外有利にもなり得る。内の馬が外に張り出してくれば、外枠の馬は大きく外に振られて絶望的なロスを被るし、逆に外の馬が馬場の良いところをスムーズに通ると、内の馬は終始馬場の悪いところを通らされてしまう。

これは新潟記念のみならず同コースの新潟大賞典などでも見られる特徴で、少々古い話だが2004年の同レースでは外ラチ沿いしか伸びない今の直線競馬のようなレースになり、16番→15番→13番の決着。当時も今もコースの傾向は変わらないというわけだ。

今週末の新潟芝の馬場状態がどのようになるかはわからないが、馬券を買う際は近くの枠の馬をヒモに入れる…といった工夫をすると良いかもしれない。

新潟記念の注目馬

さて、ココではいつも通り週末の重賞の注目馬を一頭挙げておきたい。今回は新潟記念

ヤシャマル(菅原明騎手)

初の重賞挑戦となった前走のエプソムカップは、出負け気味のところから仕掛けてしまい、直線は伸び切れず。細かい出し入れをできる騎手でなかったことから荒っぽいレースになってしまったが、それでも0秒7差の9着ならまずまずといえるだろう。距離延長はプラスで、今回は菅原明騎手にスイッチされるのもプラス材料。もう少しゆったり運べれば、持ち味のしぶとい末脚が生きるはずだ。

新潟記念の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ロードカナロアの口コミ


口コミ一覧
閲覧 83ビュー コメント 0 ナイス 1

グラスワンダーが、16番と6番。

ロードカナロアが、5,8,13番と8番。

ドゥラメンテが、3,10番と1,3,17番。

キズナが、4番と14,16番。

ロードカナロアの8番、

ドゥラメンテの3番は、一致なんですね。

何を意味するのか?しばらく考えます。

 エスプレッソ 2023年10月21日() 07:43
富士ステークス 人気しすぎじゃないですか?
閲覧 156ビュー コメント 0 ナイス 4

今年は頭数少なめですが面白いメンバーが揃いましたね。
重賞勝ち馬、G1連対馬が数多く参戦しています。
そんな中3勝クラスを2戦目で勝ち上がりオープン入りした馬が1番人気は人気しすぎじゃないですか?


予想

◎ ⑦ イルーシヴパンサー
G1では少し足らないものの左回りのマイルで重賞2勝の実績はこのメンバーなら十分通過していいと思います。

血統的にもリファールとヌレイエフ内包馬が多く好走していますが、その両方を持っている事も理由の一つです。

また勝ち星全てが左回りでマイルCSへの叩き台というより、ここをある程度本気で勝ちに来ている気がします。


◯ ⑤ ジャスティンスカイ
ここ2戦は凡走していますが得意の東京コースに戻り、上がりの速いこの馬なら3着以内は十分あると思います。


▲ ⓾ キラーアビリティ
2歳G1の勝ち馬ですが、それ以降イマイチ結果が出せず路線変更、今後の目標を決める一戦なのである程度本気で挑んでくるはずで自力に期待します。


△ ⑨ レッドモンレーヴ
このレースでは2、3着の多いロードカナロア産駒で条件戦ですが東京マイルでジャスティンスカイに負けいる事もあり4番手評価にしました。


× ③ エターナルタイム
この馬もロードカナロア産駒で2、3着に好走はあるが勝ち切るまではいかないイメージ、しかも3勝クラスで一度負けて2戦目でオープン入り、G1連対馬、重賞勝ち馬が多い今回は掲示板すら危ういと思います。

× ⑥ ナミュール
波のあるタイプで…

× ⑪ ダノンタッチダウン
3歳で斤量の恩恵あり

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 競馬が大好き(複勝男 2023年7月14日(金) 00:38
函館2歳ステークス 22
閲覧 205ビュー コメント 0 ナイス 4

函館2歳ステークス

7月15日 土曜日 函館競馬場

芝1200M 2歳

出走馬の個人的な評価

バスターコール 競馬ブック印◎○▲◬合計ポイント 13ポイント
(東京で新馬勝ちなので割引。距離短縮で前走みたいな競馬が出来るかどうか?前走も逃げて長い直線を押し切ったので、この小回りコースにも合うと踏んだんだと思うけどどうでしょうね。揉まれると。)

ベルパッション 11ポイント
(勝ちと競馬メンバー中2番目なので期待できそうだし前走も先行して勝っているので信頼度も高い。父ダノンレジェンドでダート寄りがこの相手にどうなるか?)

ロータスワンド 8.5ポイント
(勝ち時計ではこれが1番で血統も父ロードカナロアで母父サクラバクシンオーだからこのレースの適性としては抜群と思いますが、前走逃げているのが最終週でどうか?)

ゼルトザーム 4.5ポイント
(ダートで新馬勝ちなので芝適性はどうか?血統的にはコース距離を考えるとお問題はないと思う。前半の位置取りが重要かな。)

レガテアドール 1.5ポイント
(2戦目で勝利して稍重でいい時計で勝っているので2着馬ももう既に勝っているからこの馬も結構強いと思う。前走ハイペースで進んだ分今回経験した分の有利になると思うので結構有力と思う。)

コルルディ 0.5ポイント
(新馬勝ちで逃げ切りで上積みがあるかどうか?まぁ今回逃げれないとどうかもあるが逃げても展開が厳しくなるので、先行して折り合いたいところ。)

ナスティウェザー 0ポイント△5こ
(ダートで新馬勝ちで逃げ切り。血統的にもダートと思うから芝に替わって最終週のアドバンテージで道中ついて行けるかどうか?前走楽勝なので思っている以上にスピードがありそうなので逃げれる可能性もる。穴馬か。)

スカイキャンパス 0ポイント△5こ
(1000Mで新馬勝ちで距離延長がカギとなるか、血統的には父ファインニードル母父スニッツェルで短距離向きと思うので、最終週で馬場がまだ良ければ逃げてそのまま押し切れる可能性は少しあるかな。)

タヤスロンドン 0ポイント△4こ
(新馬勝ちの時計が遅いので馬場も稍重だったし開催3週目で時計も速くなる感じでもなかったので評価が難しい。血統的にはいずれダートの方がいいかも。)

アガシ 0ポイント△3こ
(今回も武豊騎手で3回連続になるのが不気味。前走も芝に替わって勝利したしとき永は大したことないが開催後半なので、前走も早めに脚を使ってまともな競馬ではないから今回いいスタートでいい位置で進めればチャンスはあるかなと思います。)

ナナオ 0ポイント△1こ
(2戦目で勝利したがと時計はそんなに評価できず。血統的には父ロードカナロアなので適性は十分と思うし最終週だから相手強いけど先行して進めればチャンスはあるかも。)

チークタイム 0ポイント△1こ
(阪神で新馬勝ちなので輸送も考えて割引。血統は筒キンシャサノキセキなので適性は高いと思うし、前走番手から勝利してのでレースの注文はあまりいらない分進めやすいかなと、まぁ穴馬だけど他より輸送のハンデがあるので。)

クールベイベー 0ポイント△1こ
(新馬勝ちしたが時計が他には劣るので評価は低いが2戦目の上積みと絶好調の佐々木騎手なら1発は期待してもいいと思う。父アルアインだから新種牡馬で未知の魅力もあって期待してもいいのかなと。)

ルージュレベッカ 0ポイント
(新馬勝ちしたが時計は遅いし逃げ切りなので評価は低いが、稍重で開催後半で馬場が時計が速くなる状態でなかったから、まだ見限れない馬。逃げるのか逃げないのかこの選択になるのかなと。)

カレンナオトメ 0ポイント
(まだ勝利がないので、輸送もあるし厳しいと思いますね。これで勝利なら記録になるんでね。血統的にはこの条件は向いているかなとは思いますが、)

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