レッツゴードンキ(競走馬)

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レッツゴードンキ
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レッツゴードンキ
写真一覧
抹消  栗毛 2012年4月6日生
調教師梅田智之(栗東)
馬主廣崎利洋HD 株式会社
生産者清水牧場
生産地平取町
戦績36戦[3-8-5-20]
総賞金46,273万円
収得賞金13,460万円
英字表記Let's Go Donki
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
マルトク
血統 ][ 産駒 ]
マーベラスサンデー
エリットビーナス
兄弟 マルトクスパートアスクドンキバック
市場価格
前走 2019/12/21 阪神カップ G2
次走予定

レッツゴードンキの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/12/21 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 181215.654** 牝7 55.0 岩田康誠梅田智之 504
(+13)
1.20.2 0.834.1⑪⑪グランアレグリア
19/11/04 浦和 8 JBCレディ G1 ダ1400 12--------6** 牝7 55.0 岩田康誠梅田智之 491
(--)
1.26.9 2.4----ヤマニンアンプリメ
19/09/29 中山 11 スプリンター G1 芝1200 163547.095** 牝7 55.0 岩田康誠梅田智之 490
(-12)
1.07.5 0.433.4⑭⑭タワーオブロンドン
19/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1871441.01310** 牝7 55.0 岩田康誠梅田智之 502
(-2)
1.31.2 0.733.2⑯⑮ノームコア
19/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18489.856** 牝7 55.0 岩田康誠梅田智之 504
(-2)
1.07.6 0.333.3⑮⑭ミスターメロディ
19/02/24 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 18116.042** 牝7 54.0 岩田康誠梅田智之 506
(+4)
1.20.5 0.234.6スマートオーディン
18/11/04 京都 10 JBCスプリ Jpn1 ダ1200 167136.425** 牝6 55.0 岩田康誠梅田智之 502
(+12)
1.11.0 0.636.0⑪⑪グレイスフルリープ
18/09/30 中山 11 スプリンター G1 芝1200 1651011.845** 牝6 55.0 岩田康誠梅田智之 490
(-8)
1.08.6 0.334.3⑬⑪ファインニードル
18/08/26 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 16364.125** 牝6 55.0 岩田康誠梅田智之 498
(+2)
1.10.2 0.835.5⑨⑨ナックビーナス
18/05/13 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 181111.766** 牝6 55.0 岩田康誠梅田智之 496
(-4)
1.32.7 0.433.9⑥⑥ジュールポレール
18/03/25 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18486.332** 牝6 55.0 岩田康誠梅田智之 500
(+8)
1.08.5 0.034.6⑧⑥ファインニードル
18/02/18 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1671351.0105** 牝6 55.0 幸英明梅田智之 492
(+4)
1.36.7 0.737.0⑩⑪ノンコノユメ
17/12/10 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 13--------6** 牝5 55.5 岩田康誠梅田智之 488
(--)
1.08.9 0.5----ミスタースタニング
17/10/28 京都 11 毎日スワンS G2 芝1400 18123.213** 牝5 54.0 岩田康誠梅田智之 510
(+14)
1.22.7 0.335.5⑦⑤サングレーザー
17/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 161210.852** 牝5 55.0 岩田康誠梅田智之 496
(0)
1.07.6 0.033.1⑨⑦レッドファルクス
17/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 177147.9311** 牝5 55.0 岩田康誠梅田智之 496
(-10)
1.34.6 0.734.2④⑥アドマイヤリード
17/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18235.122** 牝5 55.0 岩田康誠梅田智之 506
(+4)
1.08.9 0.233.9⑬⑫セイウンコウセイ
17/02/18 京都 11 京都牝馬S G3 芝1400 185103.011** 牝5 55.0 岩田康誠梅田智之 502
(+10)
1.22.5 -0.334.0⑫⑦ワンスインナムーン
16/12/17 中山 11 ターコイズS G 芝1600 1671311.162** 牝4 56.5 岩田康誠梅田智之 492
(+11)
1.33.8 0.234.1⑭⑯⑯マジックタイム
16/11/03 川崎 9 JBCレディ G1 ダ1600 13--------2** 牝4 55.0 岩田康誠梅田智之 481
(--)
1.41.5 0.2----ホワイトフーガ

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チューリップ賞は阪神芝1600mで施行される3歳牝馬限定のG2。

桜花賞のステップレースにあたり、3着以内の馬には優先出走権が付与される。昨年は当レースの2着、3着馬が桜花賞でも2着、3着へ好走。
今年は阪神JFの上位馬がおらず、難解な組み合わせ。混戦を断つのはどの馬なのか。過去10年分のデータを利用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【1-0-3-6】。内訳は2015年2番人気3着レッツゴードンキ、2020年1番人気3着レシステンシア、2021年ストゥーティ4番人気3着、2023年7番人気1着モズメイメイ。直近は3年連続馬券内と健闘している。
レッツゴードンキの年のみ道悪。そのほかの前半半マイルは、2021年47秒7、2022年46秒5、2023年47秒5となっており、一昨年のみ緩みない流れ。

同じく阪神芝1600mの世代牝馬限定戦には、阪神JFと桜花賞がある。この内、チューリップ賞は、最も緩い流れになりやすい。

各々、対象期間の良馬場に限定した前後半半マイルの平均値は以下のとおり。

▼阪神JF
46秒6-47秒0

桜花賞
46秒8-46秒3

チューリップ
47秒1-46秒4

2歳牝馬限定のG1は阪神JFしかなく、上半期に3歳馬の出られるスプリントG1はない。
そのため、阪神JFや桜花賞には、マイルはやや長いという馬が複数出走してくる。
一方、桜花賞の前哨戦には、芝1400mのフィリーズレビューもあり、短距離志向の強い馬たちはそちらへ向かう。となると、チューリップ賞には純粋なマイラーが集まる。
この点から、チューリップ賞は同じ舞台の阪神JFや桜花賞よりも、落ち着いた流れになりやすい。一応、理論上はこうなる。

ただ、今年は明確に逃げたい馬がおり、かつ多頭数で行われる。例年よりもペースアップする要素が揃ってはいる。

阪神芝1600mのスタートは、2コーナーを過ぎたあたり。3コーナーは444mあり、組み合わせや先行争いの有無でペースが変動しやすい。
ゆったりとしたコーナーを回り、最後の直線は高低差1.8mの坂を含む474m。外回りのマイル戦らしく、末脚のしっかりしたタイプに合うレイアウト。

逃げ馬に注目すると、キャリア3戦すべて逃げのショウナンマヌエラと直近2走でハナを切っているエラトーがいる。
ショウナンマヌエラのテン1ハロン最速は12秒5と、数字にインパクトはない。ただ、スタートセンスがいい。新馬戦とアルテミスSは、ゲートが開いてすぐ、1馬身ほど抜けている。同型を意識し押していくなら、もっと速くなるはず。
エラトーもテン1ハロン最速は12秒5。阪神芝2000mで記録しており、中盤は淡々としたペースを刻んでいる。
いずれも溜めても瞬発力勝負では分が悪く、かつ中距離向きの感がある。引きつけるよりも、後続の脚を削る逃げが良さそう。また、比較的外目の枠に並ぶ形となり、競り合いもありえそう。例年以上のペースを想定し、速い流れを経験してきた馬を狙いたい。

ラーンザロープス。前走のシンザン記念は牡馬相手に4着。緩みないペースのなか、道中は4番手付近につけており、強い競馬だった。3着のウォーターリヒトは次走のきさらぎ賞でも2着へ走っている。高速決着への対応力は課題も、開幕2週目の内枠、あまり人気もないだろうし期待したい。

馬券は◎の単複。


(文・垣本大樹)

【今日の注目新馬】ライクファーザーは大型馬ながら動き軽快 伯母は桜花賞馬レッツゴードンキ/東京3R 2024年2月4日() 04:49

美浦・武藤厩舎所属の⑤ライクファーザーは、伯母に桜花賞を制し、JBCレディスクラシックでも2着に入ったレッツゴードンキを持つ。大型馬ながら動きは軽快で、1月25日に美浦Wコースでラスト1ハロン11秒8をマーク。確かなスピードを示している。「ダート馬らしく、体がしっかりしています。追い切りもよく動けていますね」と武藤騎手。親子鷹でV発進を決める。

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【秋華賞 素顔のリバティアイランド】③長谷川孝文装蹄師「おとなしくて利口な子」 2023年10月13日(金) 04:59

史上7頭目の牝馬3冠を目指すリバティアイランドの素顔に迫る企画の最終回。デビュー時から装蹄を担当している長谷川孝文装蹄師(44)を直撃した。ライバルを圧倒する末脚の秘密は? 女王の脚元を支えるスタッフの視点から探った。



異次元の末脚を披露して、桜花賞オークスでファンを魅了したリバティアイランド。デビュー時から脚元を支える長谷川装蹄師に、なぜこれほどまでに強いのか?と聞いた。

「初めて見たときは、評判通りの血統馬だなと思いましたし、脚を持ったときの軽さは抜けているなと感じました。でも、あんなに強いとは…。走ってみるまでは分かりませんでした」

2016年のドバイターフを制したリアルスティールや、21年の日本ダービーシャフリヤールの装蹄を担当してきた腕利きでも、圧巻の強さに驚きを隠せない。「こういう馬に関われることがすごく光栄ですし、感謝しかありません」と目を細めた。

他にも、担当した中には15年桜花賞レッツゴードンキや国内外でGⅠ・4勝のラヴズオンリーユーといった牝馬がいる。「ともに気の強い子でした」と2頭の共通点を挙げる一方、リバティについては「繊細なところがあり、自分を持っている子ですが、特別という感じではなくて、おとなしくて利口な子です」と評価した。

装蹄師として常に心掛けていることがある。「どんな馬に対しても、特別扱いをしないこと。どの馬もまずは無事に走り切ってくれればと思っています」。そんな姿勢で仕事に取り組む長谷川氏は、牝馬3冠がかかる今回に向けて「プレッシャーは感じますけど、とにかく無事にという思いは変わらないです。その中で勝てば、みんなで喜びたいと思います」と自然体を強調した。

優しいまなざしで、抜かりなく仕事する縁の下の力持ち。いつも通りのサポートで、偉業達成の瞬間を待つ。(増本隆一朗)

■長谷川 孝文(はせがわ・たかふみ)1978(昭和53)年10月30日生まれ、44歳。滋賀県出身。乗馬の装蹄師だった父の影響で、19歳から装蹄師の道へ。アドマイヤベガアグネスフライトなどを担当した松若清人装蹄師の下で修業を積み、34歳で開業。シャフリヤールリアルスティールラヴズオンリーユーレッツゴードンキグランプリボスなどを担当。

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】桜花賞2023 モズメイメイは楽逃げできるのか?ペース予測から好走ステップを絞り込む! 2023年4月8日() 17:00

今年の桜花賞は、2歳女王リバティアイランドに待ったをかける馬はいるのかという構図。

そのほか、気になるところは、出走への賞金的ボーダーライン。

阪神JF2着馬シンリョクカが、回避馬のおかげで出走に至ったことからも、なかなかシビアだなあと。

過去10年のデータを使用して、勝ち馬を探りましょう。

逃げた馬の成績は【1-0-1-8】。

好走馬2頭の内訳は、2015年レッツゴードンキ5番人気1着と、2020年スマイルカナ9番人気3着。

2015年は前半3ハロン37秒1のドスローで、逃げたレッツゴードンキの上がり3ハロンが33秒5なら、控えた馬は相当に厳しい。

2020年は、重馬場発表のなか前半3ハロン34秒9なら速く、スマイルカナはよく粘った。

阪神芝1600mは2歳G1阪神JFや前哨戦チューリップ賞と同じコースで、スタートは2コーナーを過ぎたあたり。

3コーナーまで444mでの先行争いが行われ、ゆったりとした外回りを走り、高低差1.8mの急坂を含む474mの直線での追い比べとなる。

基本的に緩い流れからの瞬発力勝負になりやすい舞台設計ながら、トライアルのひとつフィリーズレビューを筆頭に、距離延長組の参戦があるため、桜花賞はそこそこ流れる傾向にあり、前傾ラップ、後傾ラップともに5回。

ただ、今年は前走逃げた馬がモズメイメイ1頭のみの組み合わせ。

直近2戦は、いずれも阪神マイルを逃げて連勝。

2戦ともにスローペースで、少頭数だった前々走の1勝クラスは前半3ハロン36秒3、前走のチューリップ賞は1秒以上速くなったが、35秒2と緩い。

この馬が順当にハナを切ってスローで前有利と見るのか、否かというところ。

出走馬の前走の前半3ハロンに注目すると、35秒2より速いタイムで走った馬は9頭いる。

9頭がスタート後こぞって手綱を抑えるのであれば、楽逃げになっていいものの、溜めていいタイプばかりではないため、出たなりに気分よく行かせるならどうか。

特に前半3ハロン33秒7のフィリーズレビューを好位から運んだシングザットソングや、アネモネSを番手から快勝し、今回大外なら思い切って出してきそうなトーセンローリエは不気味。

その馬たちを制してハナに立つと考えれば、案外流れるのではないか。

速い流れのなか、差し込める馬に期待したい。

リバティアイランド阪神JFの前半3ハロンは33秒7。無難に馬群の外を追走し、4角では大外へ。前を捉える際の脚の速さは光った。内に入りスローなら、アルテミスSのようなケースを考えられるものの、流れる想定なら信頼する。

シンリョクカ。冒頭で触れたとおり阪神JFの2着馬。勝ち馬と同じくらいの位置で運び、直線では内に進路をとり、馬群を縫うような形で伸びてきた。中距離馬っぽいが、新馬戦の内容どおりマイルでもキレる。

キタウイング。新潟2歳Sはスロー、フェアリーSはハイペースを追い込み重賞2勝。レースレベルはどうかという感じも、毎回人気はせず、金曜の雨が残れば。

馬券は◎から○▲への馬単2点が本線。抑えに9.12.17。
(文・垣本大樹)

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【日本ダービー われかく戦う】アスク・廣崎利洋オーナーが初ダービーに2頭で挑む 「今が一番幸せ」 2022年5月23日(月) 22:30

いよいよ〝競馬の祭典〟日本ダービーが29日に行われる。アスクビクターモアアスクワイルドモアの2頭出しで臨む廣崎利洋オーナー(75歳 名義は廣崎利洋HD)に、夢舞台への胸の内を聞いた。馬主歴30年超で初めてのダービー出走。人と馬の巡り合わせに感謝の思いを語った。




──初めての日本ダービーアスクワイルドモアアスクビクターモアの2頭出し

「同世代約7000頭の中で、ダービーの18頭のうち2頭がいるのはすごいこと。馬も人間も一緒で、縁や出合いがない限り現実はない。馬の神様が与えてくれた出合いが恵みを与えてくれています」

──ワイルドモアは前哨戦の京都新聞杯をV

「会社で見届けました。会議中でしたが、集中しないと心が馬に伝わりませんから。2着までに来て賞金加算できれば…と思っていたら、いい走りをしてくれました。非常にたくましく成長しています」

──ビクターモアは弥生賞ディープインパクト記念Vで、皐月賞5着

皐月賞は(ハナを切って)ずっと画面に映っていましたものね。5着に残って大したものです。弥生賞は現地で見て、(吉田)照哉さんと2人で記念写真を。盛り上がりましたよ」

──どちらも社台ファームの吉田照哉代表との共同所有

「『アスク』が冠名で『モア』はパートナーと所有する場合、馬名の後ろに付けています。照哉さんが『一緒にやりたいね。みんなで馬をかわいがって、みんなで競馬を盛り上げましょう』と言ってくださり、持ったその2頭がダービーに。僕は出会い、縁、運、恵みを大事にしていますが、本当に運がいいです」

──2頭ともセリで購入

「ワイルドモアは(千葉サラブレッドセールで)藤原英昭調教師が見て『これはいい馬だと思う』と報告してくれて決めました。ビクターモアは、セレクトセールでビビッと来て、自分自身で購入を決めました。ただ、セリで買っている馬は全部ビビッと来ているんですよ(笑)」

──オーナー自身の所有馬ではレッツゴードンキストレイトガールの活躍が強く印象に残る

ストレイトガールがGⅠを3回勝ってくれて、レッツゴードンキ桜花賞を勝ち、GⅠを22回走って2着が5回。それがものすごい誇りでした。ただ、今回は牡馬の王道ですから、また意識が違いますね。ワクワクします」

──オーナーの初ダービーまであと5日

「馬主歴も30年を超えて、今が一番幸せ。どちらかが3着以内に入れば、ファンのみなさんが覚えてくれると思います。毎週馬券を買って楽しんでいる若い子たちが、10年、20年、30年たって、あの当時アスクワイルドモアが、アスクビクターモアがいたよね、なんて振り返ってくれたら、うれしいですね」




■廣崎 利洋(ひろさき・としひろ)…1947(昭和22)年2月4日生まれ、75歳。兵庫県出身。甲南大学卒業後、伊・オリベッティ社の日本法人に入社。73年にコンサルティング会社ASK PLANNING CENTERを創業した。その後は国内外でASKグループ他数社を主宰。現在はASK GROUP HOLDINGS株式会社がそれらを傘下に収める。馬主ではレッツゴードンキ(15年桜花賞)、ストレイトガール(15、16年ヴィクトリアマイル、15年スプリンターズS)でGⅠを4勝。

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【阪神カップ】レッツゴードンキ、ラストラン4着 2019年12月22日() 05:06

 ラストランだったレッツゴードンキは鋭く追い込んで4着。有終の美を飾れなかった。岩田康騎手は「必死さを感じました。一生懸命に走ってくれました」と労いの言葉をかけた。最終レース終了後、ウイナーズサークルで引退式が行われた。梅田調教師は「(勝った)桜花賞は自信を持って見ていました。舞い上がり、興奮しましたね」と4年前の思い出を懐かしんだ。

 今後はアイルランドで繁殖生活に入り、来春は名種牡馬ガリレオと交配を予定している。

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 JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で12年目と歴史が浅く、1800mで行われることもあれば、浦和の1400mや金沢の1500mで行われることもあり、JBCクラシックJBCスプリントと比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。

 このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、2021年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。

 そこで主力として紹介したいのが、前哨戦のレディスプレリュード日本テレビ盃に出走しなかった馬だ。育成技術が発展した近年は、前哨戦を使わないケースが目立ち、近2走ともレディスプレリュード以外の同年のダ1400m~2000mのグレードレースか、中央のダートのリステッドやオープンに出走して3着以内馬だった馬が活躍している。

 それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のファッショニスタ。2着の該当馬は、2018年のラビットラン、2022年のグランブリッジ。3着の該当馬は、2021年のリネンファッションである。今後はこのタイプがより有力になっていくだろう。

 また同年の牡馬相手のダートJpnⅡ、GⅡ以上で、5着以内だった馬も有力。ただし、JBCクラシックの前哨戦である日本テレビ盃の好走馬は、前走が目標だった可能性が高いので評価を下げたい。また2017年のホワイトフーガのように、前走で1.6秒差以上も負けているような馬も、順調さという意味で狙いにくい。

 そこで同年の牡馬相手のダートJpnⅡ、GⅡ以上で5着以内だった馬で、前走で日本テレビ盃で3着以内ではないことと、前走で1.6秒以上負けていないことが条件で、過去10年のこのレースでの成績は【2・0・2・0】である。1着の該当馬は、2016年のホワイトフーガ、2018年のアンジュデジール。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2022年のショウナンナデシコ。遡れば2011年に前記に該当したミラクルレジェンド、ラヴェリータが、ワン、ツーを決め、2012年にも前記に該当のミラクルレジェンドが優勝している。

 さらに同年夏のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は、【3・0・2・0】となっている。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2019年のファッショニスタである。

 今度は穴馬候補を紹介しよう。それは前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬だ。2017年の優勝馬ララベル、2018年の優勝馬アンジュデジール、遡って2011年の3着馬カラフルデイズ、2012年の2着馬クラーベセクレタらが、レディスプレリュードで4着以下から巻き返している。

 クラーベセクレタこそ2番人気だったが、アンジュデジールは6番人気、ララベルは5番人気、カラフルデイズは7番人気だ。これらの共通項は同年のダートグレードで連対実績のあること。実績馬がレディスプレリュードをひと叩されて、変わるパターンが最大の穴馬候補だ。

 さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けている。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ前走中央のオープンで3着と好走していたこともあっての3番人気だったが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気だった。

 逆に距離が1800mだった場合には、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーとなる。1800m戦はスピードで押し切れるような距離ではないために、前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいない。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したことが、この傾向を象徴している。

 他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬だ。本来、初ダートの馬は不利だが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがある。このパターンで人気がないようであれば、ヒモに加えて損はない。


 まとめるとこうなる!


 ●本命候補
 ・近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内の実績馬。
 ・近2走とも前哨戦の日本テレビ盃レディスプレリュード以外の同年のダ1400m~2000mのグレードレースか中央のリステッドやオープンに出走して3着以内馬の馬。
 ・同年に牡馬相手のダートJpnⅡ、GⅡ以上に出走して5着以内の実績馬。(前走で日本テレビ盃に出走して3着以内だった馬、前走で1.6秒以上も大敗した馬を除く)。
 ・同年のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のレディスプレリュードが休養明けで4着以下の馬(同年のダートグレードで連対実績があることが条件)。
 ・JBCレディスクラシックが1600m以下の場合は、前走でそれ以下の短い距離を使われていた馬。
 ・JBCレディスクラシックが1800mの場合は、前走でそれ以上の長い距離を使われていた馬。
 ・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。


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2022年11月2日(水) 12:45 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCレディスクラシック2022~
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 JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で12年目と歴史が浅く、1800mで行われることもあれば、3年前のように浦和で行われることもあり、JBCクラシックJBCスプリントと比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。

 このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、2021年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。

 そこで主力として紹介したいのが、同年の牡馬相手のダートGⅡ以上で、5着以内だった馬だ。ただし、昨年のサルサディオーネのように前走で牡馬相手のダートGⅡで優勝したようなタイプは、ここを目標に仕上げられないことが多いので狙い下げたい。また2017年のホワイトフーガのように、前走で1.6秒差以上も負けているような馬も順調さという意味で、狙いにくい。

 そこで同年の牡馬相手のダートGⅡ以上で5着以内だった馬で、前走で牡馬相手のGⅡを優勝していないことと、前走で1.5秒差以内馬を狙いの対象としたい。それらの過去10年の成績は【3・0・1・0】である。1着の該当馬は、2012年のミラクルレジェンド、2016年のホワイトフーガ、2018年のアンジュデジール。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール。遡れば2011年に該当馬のミラクルレジェンド、ラヴェリータが、このレースでワン、ツーを決めている。

 さらに夏のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬も、このレース創設以降の成績は【3・1・2・0】と有力だ。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2011年のラヴェリータ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2019年のファッショニスタである。

 また育成技術が発展した近年は、前哨戦のレディスプレリュード日本テレビ盃に出走していない馬がここに出走してくるようになり、それらが活躍している。近2走ともレディスプレリュード以外の同年の1200m~1800m以下のダートグレードか、中央のリステッドやオープンに出走して3着以内馬だった馬の過去10年のこのレースでの成績は、【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2019年のヤマニンアンプリメ、2020年のファッショニスタ。2着の該当馬はラビットランである。

 また、穴馬候補は前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬だ。2017年の優勝馬ララベル、2018年の優勝馬アンジュデジール、2012年の2着馬クラーベセクレタ、2011年の3着馬カラフルデイズらが、レディスプレリュードで4着以下から巻き返している。

 クラーベセクレタこそ2番人気だったが、アンジュデジールは6番人気、ララベルは5番人気、カラフルデイズは7番人気だ。これらの共通項は同年のダートグレードで連対実績のあること。実績馬がレディスプレリュードをひと叩されて、変わるパターンが最大の穴馬候補だ。

 さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けている。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ前走中央のオープンで3着と好走していたこともあっての3番人気だったが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気だった。

 逆に距離が1800mだった場合には、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーになる。1800m戦はスピードで押し切れるような距離ではないために、前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいない。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したことが、この傾向を象徴している。

 他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬だ。本来、初ダートの馬は不利だが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがある。このパターンで人気がないようであれば、ヒモに加えて損はない。


 まとめるとこうなる!


 ●本命候補
 ・近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内の実績馬。
 ・同年に牡馬相手のダートGⅡ以上に出走して5着以内の実績馬。
  (前走で牡馬相手のダートGⅡ以上で優勝した馬、前走で1.6秒以上も大敗した馬を除く)
 ・同年のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。
 ・近2走ともレディスプレリュード以外の同年の1200m~1800m以下のダートグレードか、中央のリステッドやオープンに出走して3着以内馬だった馬。
  (前哨戦の日本テレビ盃レディスプレリュードに出走していないことが条件)
 

 ●穴馬候補
 ・前走のレディスプレリュードを休養明けで4着以下に凡退した馬。
  (同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・JBCレディスクラシックが1600m以下の場合は、前走でそれ以下の短い距離を使われていた馬。
 ・JBCレディスクラシックが1800mの場合は、前走でそれ以上の長い距離を使われていた馬。
 ・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。

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2021年11月1日(月) 11:30 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCレディスクラシック2021~
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 JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で11年目と歴史が浅く、大井1800mで行われることもあれば、今年のように金沢1500mで行われることもあり、JBCクラシックJBCスプリントを比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。

 このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも、牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。

 そこで主力として紹介したいのが、同年の牡馬相手のダートGⅡ以上で、5着以内だった馬だ。それらの成績は、このレース創設以降【4・0・3・1】。1着の該当馬は、2011年のラヴェリータ、2012年のミラクルレジェンド、2016年のホワイトフーガ、2018年のアンジュデジール。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール。唯一の4着以下(11着)は2017年のホワイトフーガだが、この年の同馬は前走で1.6秒差負けていた。同年の牡馬相手のダートGⅡ以上かつ、前走で1.5秒差以内なら狙いが立つだろう。

 さらに夏のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬も、このレース創設以降の成績は【3・1・2・0】と有力だ。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2011年のラヴェリータ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2019年のファッショニスタである。

 一方、育成技術が発展した近年は、前哨戦のレディスプレリュードに出走していなかった馬も活躍。近2走で同年のダ1800m以下のダートグレード(3歳以上)で連対かつ、レディスプレリュードに出走していなかった馬が3年連続で連対している。該当馬は2018年のラビットラン、2019年の1着馬ヤマニンアンプリメ、2020年の1着馬ファッショニスタ。2012年のハルサンサンや2013年のサマリーズは崩れているのだが、近年はレディスプレリュード連対馬以上の活躍を見せているので、それらは注意したい。

 また、穴馬候補は前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬だ。2017年の優勝馬ララベル、2018年の優勝馬アンジュデジール、2012年の2着馬クラーベセクレタ、2011年の3着馬カラフルデイズらが、レディスプレリュードで4着以下から巻き返している。クラーベセクレタこそ2番人気だったが、アンジュデジールは6番人気、ララベルは5番人気、カラフルデイズは7番人気だ。これらの共通項は、同年のダートグレードで連対実績のあること。実績馬がレディスプレリュードをひと叩されて、変わるパターンが最大の穴馬候補だ。

 さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けている。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ、前走中央のオープンで3着と好走していたため3番人気だったが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気だった。

 逆に距離が1800mだった場合には、1800mよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーになる。1800m戦はスピードで押し切れるような距離ではないために、前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいない。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したことが、この傾向を象徴している。

 他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬だ。本来、初ダートの馬は不利だが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがある。このパターンで人気がないようであれば、ヒモに加えて損はない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。
 ・同年に牡馬相手のダートGⅡ以上で3着以内のある馬。
  (前走で1.6秒差以上、大敗していた馬は除く)
 ・同年のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。
 ・近2走で同年のダ1800m以下のダートグレード(3歳以上)で連対かつ、レディスプレリュードに出走していなかった馬。
 

 ●穴馬候補
 ・前走のレディスプレリュードを休養明けで4着以下に凡退した馬。
  (同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・JBCレディスクラシックが1600m以下の場合は、前走でそれ以下の距離を使われていた馬。
 ・JBCレディスクラシックが1800mの場合は、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬。
 ・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。

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2020年11月2日(月) 14:35 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCレディスクラシック2020~
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 JBCレディスクラシックは、日本で唯一の牝馬限定のG1レース。このレースは今年で10年目と歴史が浅く、浦和1400mで行われることもあれば、大井1800mでも行われることもある点がややこしい。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。
 
 実際に同年の夏を完全休養させなかった馬が活躍している。最有力は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走し、近2走とも3着以内だった馬。該当馬は、昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも、牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。

 そこで主力として紹介したいのが、夏のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬だ。それらの成績は、このレース創設以降【3・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2011年のラヴェリータ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌール、2019年のファッショニスタだ。

 また、穴馬候補は、前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬だ。2017年の優勝馬ララベル、2018年の優勝馬アンジュデジール、2012年の2着馬クラーベセクレタ、2011年の3着馬カラフルデイズらが、レディスプレリュードで4着以下から巻き返している。クラーベセクレタこそ2番人気だったが、アンジュデジールは6番人気、ララベルは5番人気、、カラフルデイズは7番人気だ。これらの共通項は、同年のダートグレードで連対実績のあること。実績馬がレディスプレリュードをひと叩されて、変わるパターンが最大の穴馬候補だ。

 さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けている。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ、前走中央のオープンで3着と好走していたため3番人気だったが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気だっだ。

 逆に距離が1800mだった場合には、1800mよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーになる。1800m戦はスピードで押し切れるような距離ではないために、前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいない。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したことが、この傾向を象徴している。

 他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬だ。本来、初ダートの馬は不利だが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがある。このパターンで人気がないようであれば、ヒモに加えて損はない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のレディスプレリュードを休養明けで4着以下に凡退した馬。
  (同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・JBCレディスクラシックが1600以下の場合は、前走でそれ以下の距離を使われていた馬。
 ・JBCレディスクラシックが1800mの場合は、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬。
 ・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。

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2019年11月3日() 01:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCレディスクラシック2019~
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 2011年に創設されて今年で9年目となる「JBCレディスクラシック」は、今年は浦和が舞台。「この日、今まで見たことのない浦和になる」というキャッチフレーズどおり、見たことないほどの人で賑わうことでしょう。浦和になったことで、まさかのJBCスプリントと同距離1400mで行われることになります。もともと距離の長短を視野に入れたデータ作りはしていますが、本来であればスプリントに出走するはずのスプリント路線馬は警戒したほうがいいでしょう。

 まず、このレースの上位馬に求められるのは、実績と順調さ。同年の夏を完全休養させなかった馬が活躍しています。夏のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで勝利し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬のこのレースでの成績は、【3・1・1・0】。1着の該当馬は、2013年のメーデイア、2014年のサンビスタ、2016年のホワイトフーガ。2着の該当馬は、2011年のラヴェリータ。3着の該当馬は、2015年のトロワボヌールです。

 また、穴馬候補は、前走のレディスプレリュードを休養明けで凡退した馬です。2018年の優勝馬ララベル、昨年の優勝馬アンジュデジール、2012年の2着馬クラーベセクレタ、2011年の3着馬カラフルデイズともにレディスプレリュードで4着以下に敗れた馬です。2012年度は金沢の1500m戦で行われたこともあり、メンバーが手薄。クラーベセクレタこそ2番人気でしたが、ララベルは5番人気、アンジュデジールは6番人気、カラフルデイズは7番人気でした。これらの共通項は、同年のダートグレードで連対実績があることです。

 さらにこのレースが1600m以下で行われた場合には、前走でそれよりも短い距離を使われていた馬が穴を開けています。2016年の2着馬レッツゴードンキ、3着馬トーセンセラヴィ、そして2013年の3着馬キモンレッドもこのパターン。キモンレッドこそ、前走中央のオープンで3着と好走していたため3番人気でしたが、レッツゴードンキは5番人気、トーセンセラヴィは6番人気でした。

 逆に距離が長い場合には、1800mよりも長い距離を使われていた馬が穴メーカーになるでしょう。1800m戦は、スピードで押し切れるような距離ではありません。前走で1600m以下のレースに出走していた馬は、1頭も馬券に絡んでいません。2017年に前走2100m戦を使われていたプリンシアコメータが4番人気で2着と好走したのも、まさにそういう傾向からでしょう。

 他では、芝のグレードレースで優勝実績のある今回が初ダートの馬でしょう。本来、初ダートの馬は不利ですが、2016年にレッツゴードンキが穴を開けているように、そういうタイプはポテンシャルの高さで突破してくることがあります。人気がないならば、警戒したほうが良さそうです。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・同年のスパーキングレディーカップブリーダーズゴールドカップのどちらかで優勝し、前哨戦のレディスプレリュードでも連対した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のレディスプレリュードを休養明けで4着以下に凡退した馬。
 (同年のダートグレードで連対実績があることが条件)
 ・JBCレディスクラシックが1600以下の場合は、前走でそれ以下の距離を使われていた馬。1800mの場合は、前走でそれよりも長い距離を使われていた馬。
 ・芝のグレードレースを優勝した実績がある、今回が初ダートの馬。

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2019年9月27日(金) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019スプリンターズS
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



9月29日(日) 中山11R 第53回スプリンターズステークス(3歳以上G1・芝1200m)


ダノンスマッシュ(C)中4週
前走は函館スプリントSを除外になった調整の狂いをうまく調整し、かなり良い仕上がりだった。レースでも直線外から力強く伸びての快勝。前走時にしっかり仕上げてきていたこともあるのか、この中間はこれまでほとんど1週前の追い切りでは併せ馬を行ってきていたが、坂路を単走での追い切りだった。動きに関して特に気になるところはなかったが、これまでの調整とは違う点は気がかり。そのあたりは函館スプリントSの除外での影響がここに響いてきているのかもしれず、人気になる馬だけに状態面に関しては気になるところ。

タワーオブロンドン(A)中2週
夏場のサマースプリントシリーズを使われてきて、今回もセントウルSを使って中2週での参戦。かなり厳しいローテーションではあるが、1週前追い切りの動きを見ると馬なりで軽めの調整も力強く、疲れを感じさせないくらい出来は良さそう。

ミスターメロディ(B)中2週
前走時は追い切りの時からかなり行きたがる感じがあって、パドックでは太め感はなかったが予想以上にテンションが高かったように思う。この中間は土曜日に福永騎手が騎乗して馬なりでの調整。前走でガス抜きができて、最終追い切りでしっかり折り合いがついてくるようなら良さそう。

レッツゴードンキ(E)4ヵ月半
ヴィクトリアマイルからの休み明けのレースとなる今回は、いつも通り1週前に岩田騎手が騎乗しての追い切り。ただ今回はいつも坂路で行っているところをCWでと追い切るコースの変化が気になるところ。その動きを見るとかなり行きたがる感じで、直線で追われて時計は出ているものの、馬体が伸びきってしまっている走りで、内容的にはかなり物足りない。

セイウンコウセイ(B)中4週
もともと調教では速い時計の出る馬ではあるが、ここ1年半はあまり調教では目立つ動きを見せることがなかった。ただこの中間は速い時計も出ていて、1週前追い切りの動きを見ても首が上がり気味になることもなく、しっかりと前に伸びていて調子はかなり良さそう。

ディアンドル(A)中5週
2歳時は調教ではそれほど目立つ時計が出ていなかった馬だが、3歳になってから坂路では好時計が出るようになってきた。この中間も2週前、1週前と坂路でかなり速い時計が出ており、1週前追い切りの動きを見ても重心が安定していて終いグッと加速する走りで、かなり良く見えた。

ファンタジスト(C)中2週
休み明けの北九州記念時も良い動きに見えたが、前走時の追い切りの動きは素軽さが出て一度使われて良くなった感じだった。この中間は1週前追い切りの動きを見ると、前走時のような軽さは見られず。間隔も詰っているので、上積みがある感じの動きではなかった。

ラブカンプー(B)中2週
昨年2着馬も近走は物足りないレース内容。夏場に3戦使われて、この中間も中2週で間隔は詰まるが、日曜日に好タイムをマークし、久しぶりに終い速い時計で少し変わり身がありそうな感じもする。

ダイメイプリンセス(C)中2週
前走時も状態は特に悪い感じはなかったが、乗り替わりの影響もあったと思う。今回は手の合う秋山騎手が乗るのでその点はプラスになりそうで、この中間は中2週で日曜日に速い時計を出し、終い伸びており調子落ちはなさそう。

リナーテ(A)中4週
この中間は中4週空いた中で、2週前にビッシリと速い時計を出して1週前は控えめという京王杯SCの時のような調教内容で、状態面の良さが窺える。

モズスーパーフレア(C)中5週
今回が叩き2戦目。もともと坂路では速い時計の出る馬で、2週前、1週前と時計的には出ているが、内容としては前走時とそれほど変わらず。大きな上積みは感じられない。

マルターズアポジー(F)中6週
この中間は南Wでの調整で時計は出ているが、1週前の動きを見てもスプリンターの走りではない感じがする。今回1200m戦は初めてになるが、マイルから中距離の逃げ馬でスプリント戦ではテンのスピードが違うので、逃げられず何もできないまま終わりそう。

アレスバローズ(D)中5週
この中間も坂路で速い時計は出ているが、1週前追い切りの動きを見るとステッキが入り首も上がり気味で、動きは物足りない感じに映った。

ノーワン(C)4ヵ月半
オークスからの休み明け。どちらかと言うとこの距離の方が向いているとは思うが、休み明けでいきなりここでは、馬がペースに戸惑うのではないかと思う。状態に関しては、3週前から坂路で速い時計を出してきていて乗り込み量は十分。ただ、ここを目標にしていたのならばどこかを使っての本番のハズで、ぶっつけ本番ということは調整が間に合わなかったということも考えられる。

イベリス(B)中2週
休み明けの前走時はしっかり乗り込まれて時計もしっかり出ていて、仕上りは良かったと思う。この中間も1週前に坂路で好時計が出ていて調子落ちはなく順調。

ハッピーアワー(E)中4週
休み明けの前走は見せ場なく10着に敗退。この中間もコース追い中心で、走りを見ても首が高くダート向きの走りをしており、特に目につくところはない。



◇今回はスプリンターズS編でした。
スプリンターズSのコラムは2016年以来ということで、その時にはG1に昇格して初めて勝ったバンブーメモリーの強烈な末脚が印象に残っているということを書いたと思いますが、その次の年の勝ち馬ダイイチルビー、そしてその次の年の勝ち馬のニシノフラワーとこの2頭もバンブーメモリーと同じような直線一気の末脚での差し切り勝ち。
それぞれの馬の末脚が強烈だったため『スプリンターズS=直線一気!!』というレースのイメージは、30年近く経った今でも私の頭の中を大きく支配しています。

バンブーメモリー
( https://www.youtube.com/embed/rmU6ynjQhpw?rel=0&wmode=transparent&autoplay=1 )

ダイイチルビー
( https://www.youtube.com/embed/0zQsjCJjBZc?rel=0&wmode=transparent&autoplay=1 )

ニシノフラワー
( https://www.youtube.com/embed/v1I0tNFrdPA?rel=0&wmode=transparent&autoplay=1 )

今年は逃げ切りか、先行抜け出しか、それとも直線一気か、いずれにしても強烈な印象の残るレースになることを期待したいと思います。

それでは次回、毎日王冠編(予定)でお会いしましょう。


※スプリンターズS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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レッツゴードンキの口コミ


口コミ一覧

ソダシ

 スモーマン 2021年8月19日(木) 09:51

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少ないデータから推測する。

オークスの時に桜花賞馬の成績を検討したが、ソダシと似た先行タイプの桜花賞馬は、阪神改修後では5頭いた。
このうち、オークスで勝ったのはアパパネだけ、オークス不出走がダイワスカーレットとグランアレグリア、残りの2頭は、13着レーヌミノルと、10着レッツゴードンキ。

グランアレグリア、レーヌミノル、レッツゴードンキ。いずれも桜花賞後の主戦場は1600以下。
アパパネは桜花賞は先行したが、オークスは中団より後ろから上がり一位で差して来た。オークスも先行したソダシとは脚質の幅が違う。
ダイワスカーレットは、道中殆どを1、2番手でねじ伏せてきた歴史的名牝。不利があったとはいえ、オークスを8着で負けた馬と並べる訳にはいかないだろう。

視点を変えて、3歳時に札幌記念を使った桜花賞馬は、オークス馬のブエナビスタが2着。オークス2着のハープスターが優勝。
いずれも札幌記念では中団以降から速い上がりを長く使って差す競馬

ソダシとはイメージが全く合わない。

ここで吉田隼人が溜めて差してくる競馬に転換するなら…なかなかそうとは思えず、カットだと思う。

 ビター ティー 2021年4月9日(金) 20:52
今年の桜花賞は、奇跡が起きるか? 想定外の結末になるのか?
閲覧 478ビュー コメント 0 ナイス 9

 今週は牝馬クラシック第1弾「桜花賞」が行われます。
昨年は無敗三冠牝馬が誕生し、また先週は、影(鹿毛)の無敗牝馬が6連勝でG1を制するなど、何かと牝馬が話題になりました。
昨年の『桜花賞』発送時には、まだ『三冠』が意識されることはなかっただろうと思います。しかし、デアリングタクトやレイパパレの活躍もあり、無敗のソダシが出走するということで、2年連続で『三冠牝馬(無敗三冠牝馬)』が誕生するか、に関心が向けられている今年のクラシック第1戦『桜花賞』です。

そこで、今回はソダシとデアリングタクト、レイパパレの徹底比較を行ってから、次に『阪神JF』との関係に焦点を当てながら出走馬に関する10年間のデータを分析して予想を進めたいと思います。

【ソダシとデアリングタクト、レイパパレの比較】
① 新馬戦の成績
ソダシ      函館1800m 1分50秒4(35.3) 先行 着差0.4 2着馬ギャランドウォリ 2歳新馬2歳4カ月
デアリングタクト 京都1600m 1分37秒7(34.8) 先行 着差0.3 2着馬ノーセキュリティ 2歳新馬2歳7カ月
レイパパレ    京都1600m 1分37秒5(35.6) 先行 着差0.3 2着馬ホワイトロッジ  3歳新馬2歳11カ月

② 新馬戦のレース展開(ラップタイム)
ソダシ      37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ    35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


③ 阪神JFの成績
ソダシ      1着     1分33秒1(34.2)  好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 不出走
レイパパレ    不出走

④ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)
ソダシ      阪神 G1  1分33秒1(34.2) 好位 着差0.0 2着馬サトノレイナス
デアリングタクト 京都 OP(L) 1分33秒6(34.0) 後方 着差0.7 2着馬ライティア
レイパパレ    阪神1勝クラス 1分33秒9(34.6) 後方 着差0.2 2着馬オーマイダーリン

⑤ 芝1600mの最高タイム(桜花賞前まで)レースの展開(ラップタイム)
ソダシ G1   34.9 → 34.4  -0.5秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ11.63秒(34.91)
    新馬戦  37.5 → 35.3  -2.2秒(後傾ラップ)  1800m平均ラップ12.26秒(36.80)
デアリングタクト 34.7 → 35.1  +0.4秒(前傾ラップ)  1600m平均ラップ11.70秒(35.10)
    新馬戦  36.8 → 35.2  -1.6秒(後傾ラップ)  1600m平均ラップ12.21秒(36.63)
レイパパレ1勝  35.1 → 35.1  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ11.73秒(35.21)
    新馬戦  35.8 → 35.8  ±0.0秒(イーブンラップ) 1600m平均ラップ12.18秒(36.56)


①~⑤の視点で比較してみましたが、ソダシはデアリングタクトとレイパパレに遜色がないように思います。

レースの格の違いがあって単純に比較できませんが、デアリングタクトはOPでの持ちタイムであり、レイパパレは1勝クラスでのもの、ソダシはG1ということもあり、むしろソダシの方が1600mでの持ちタイムが上回っているなど優れているように感じられます。また、3頭の中で唯一の2歳牝馬チャンピオンのタイトルを手に入れているのも事実です。

しかし、『阪神JF』が『桜花賞』で勝つための必要条件になっているわけでないことも、然りです。そもそも、2歳牝馬のタイトルを狙う馬たちはどんなタイプなのかを押さえておくことも大切なのかもしれません。

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 4戦目で『阪神JF』勝ちを収めたソダシはどのタイプなのでしょう。過去10年間のデータからソダシのタイプとその勝敗の行方を推測しながら予想したいと思います。


【過去10年間の上位入賞(1~3着)馬と『阪神JF』との関係について】

2020年
1着 デアリングタクト  新馬戦① 阪神JF不出走 エルフィンS 1着→ 当該レース ※桜花賞は3戦目
2着 レシステンシア   新馬戦① 阪神JF 1着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 スマイルカナ    新馬戦① 阪神JF不出走 チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は6戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 レシステンシア
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-2
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-1 スマイルカナ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 デアリングタクト
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 リアアメリア⑥→⑩

2019年
1着 グランアレグリア  新馬戦① 阪神JFなし 朝日FS   3着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シゲルピンクダイヤ 新馬戦③ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 クロノジェネシス  新馬戦① 阪神JF2着 クイーンC  1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1 
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 クロノジェネシス
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~ →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 シゲルピンクダイヤ
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-10 グランアレグリア
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0



2018年
1着 アーモンドアイ   新馬戦② 阪神JFなし シンザン記念 1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 ラッキーライラック 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
 3着 リリーノーブル   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-1-0-0 ラッキーライラック
  〃  2着 →    〃    0-0-1-0 リリーノーブル
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-0)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-0-11 アーモンドアイ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2017年
1着 レーヌミノル    新馬戦① 阪神JF3着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 リスグラシュー   新馬戦② 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
3着 ソウルスターリング 新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-1-0 ソウルスターリング
  〃  2着 →    〃    0-1-0-0 リスグラシュー
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(1-0-0-0)レーヌミノル
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-3
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-8
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2016年
1着 ジュエラー     新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
2着 シンハライト    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞1着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 アットザシーサイド 新馬戦① 阪神JF5着 Fレビュー  2着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは5戦目
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アットザシーサイド
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-2 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1) 阪神JFは4戦目
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-1-0-2 ジュエラー、シンハライト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-6
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2015年
1着 レッゴードンキ  新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
2着 クルミナル    新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞11着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 コンテッサトゥーレ新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞6着→ 当該レース ※桜花賞は4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 レッツゴードンキ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-1-1 クルミナル、コンテッサトゥーレ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-9
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2014年
1着 ハープスター   新馬戦① 阪神JF2着 チューリップ賞1着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドリヴェール 新馬戦① 阪神JF1着 3連勝で直行   → 当該レース ※桜花賞は4戦目
3着 ヌーヴォレコルト 新馬戦④ 阪神JFなし チューリップ賞2着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    1-0-0-0 ハープスター
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-1-2 ヌーヴォレコルト
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-1 レッドリヴェール①→②、モズハツコイ⑧→⑭


2013年
1着 アユサン     新馬戦① 阪神JF7着 チューリップ賞3着→ 当該レース ※阪神JFは3戦目
2着 レッドオーヴァル 新馬戦② 阪神JFなし チューリップ賞7着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 プリンセスジャック新馬戦① 阪神JF6着 チューリップ賞8着→ 当該レース ※阪神JFは4戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-1
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-0 アユサン、プリンセスジャック ※(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-3)
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-1-0-1 レッドオーヴァル
  〃 不出走 →    〃 以外 0-0-0-7
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2012年
1着 ジェンティルドンナ 新馬戦① 阪神JFなし チューリップ賞4着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ヴィルシーナ    新馬戦① 阪神JFなし クイーンC  1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
3着 アイムユアーズ   新馬戦③ 阪神JF2着 Fレビュー  1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-1-0)アイムユアーズ
  〃  3着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-1 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-4)
  〃 不出走 → チューリップ賞 1-0-0-0 ジェンティルドンナ
  〃 不出走 →    〃 以外 0-1-0-6 ヴィルシーナ
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-0


2011年
1着 マルセリーナ    新馬戦① 阪神JFなし エルフィンS1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
2着 ホエールキャプチャ 新馬戦② 阪神JF2着 クイーンC 1着→ 当該レース ※阪神JFは5戦目
3着 トレンドハンター  新馬戦② 阪神JFなし フラワーC 1着→ 当該レース ※桜花賞は5戦目
阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-0-0-0
  〃  2着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-1-0-0)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-1
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-0
  〃 6~9着 →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-2)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0
  〃 不出走 → チューリップ賞 0-0-0-1
  〃 不出走 →    〃 以外 1-0-1-10
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-0-0-1 マルモセーラ⑫→⑰

 以上、10年間の『桜花賞』について、『阪神JF』と関連付けながらデータをまとめてみると



阪神JF 1着 → チューリップ賞 0-2-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-1)
  〃  2着 →    〃    2-1-2-1 ※チューリップ賞以外(0-1-1-1)
  〃  3着 →    〃    0-0-0-4 ※チューリップ賞以外(1-0-0-4)
  〃 4~5着 →    〃    0-0-0-3 ※チューリップ賞以外(0-0-1-7)
  〃 6~9着 →    〃    1-0-1-3 ※チューリップ賞以外(0-0-0-9)
  〃 10着~  →    〃    0-0-0-0 ※チューリップ賞以外(0-0-0-14)
  〃 不出走 → チューリップ賞 2-4-3-13
  〃 不出走 →    〃 以外 4-1-1-84
阪神JF    → 桜花賞に直行  0-1-0-3

【阪神JFから桜花賞に直行した馬の成績】
2020年 リアアメリア   6着→桜花賞10着 4戦目
2014年 レッドリヴェール 1着→桜花賞2着 4戦目
2014年 モズハツコイ   8着→桜花賞14着 8戦目
2011年 マルモセーラ   12着→桜花賞17着 5戦目

 【阪神JF経験の有無と前走別の成績】
パターン1 阪神JFからチューリップ賞
      3-3-4-14 1着レッツゴードンキ、ハープスター、アユサン
             2着レシステンシア、ラッキーライラック、リスグラシュー
             3着リリーノーブル、ソウルスターリング、プリンセスジャック、アイムユアーズ
パターン2 阪神JFからチューリップ賞以外のレース
      1-1-2-36 1着レーヌミノル、
             2着ホエールキャプチャ
             3着クロノジェネシス、アットザシーサイド
パターン3 阪神JFから桜花賞に直行
      0-1-0-3 1着(該当馬なし)
             2着レッドリヴェール
             3着(該当馬なし)
パターン4 阪神JF経験なしでチューリップ賞経由
      2-4-3-13 1着ジュエラー、ジェンティルドンナ
             2着シゲルピンクダイヤ、シンハライト、クルミナル、レッドオーヴァル
             3着スマイルカナ、コンテッサトゥーレ、ヌーヴォレコルト
パターン5 阪神JF経験なしでチューリップ賞以外のレース
      4-1-1-84 1着デアリングタクト、グランアレグリア、アーモンドアイ、マルセリーナ
             2着ヴィルシーナ
             3着マルセリーナ

過去10年間のデータの範囲で分析すると、桜花賞で優勝する可能性が高くなる必要条件がいくつか見えてきます。

【阪神JFを経験したなら桜花賞に直行よりも、1戦使った方がベター】
①阪神JF後に1戦以上使った場合 4-4-6-50 勝率 6.3% 連対率12.5% 複勝率21.9%
②阪神JFから桜花賞直行の場合   0-1-0-3 勝率 0.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%

直行した方が確率は高いように思われますが、前走をチューリップ賞に限れば、
③阪神JFからチューリップ賞経由   3-3-4-14 勝率12.5% 連対率25.0% 複勝率41.7% 

チューリップ賞以外のレースを使った場合は2戦以上の馬も含まれるので、確率が極端に低くなります。
④阪神JFから他のレースを経由   1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%

【阪神JFに出走していない場合もチューリップ賞を経由した方がベター】
⑤阪神JF以外からチューリップ賞経由2-4-3-13 勝率 9.1% 連対率28.6% 複勝率42.9%

チューリップ賞を経由した場合の③と⑤を合わせた確率でみると10年間で5勝となり、チューリップ賞を経由した出走馬を吟味することがキーポイントになると考えます

⑥チューリップ賞を経由した場合③+⑤5-7-7-27 勝率10.9% 連対率26.1% 複勝率41.3%

チューリップ賞経由の成績について視点を変えて(10年間の着順別の頭数で)みると
  1着 5頭(50%)   2着 7頭(70%)   3着 7頭(70%)


【阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合】
出走したレース数から潜在能力の大きさを推測し、有力馬を見分けることが2番目のキーポイントになると考えます。

⑦チューリップ賞を経由しない場合  5-3-3-120 勝率 3.9% 連対率 6.1% 複勝率 8.4%

勝利数の5を除き、かなり低い確率に感じられます。これを阪神JFの出走の有無で分けてみると
(1)阪神JFに出走経験あり     1-1-2-36 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率10.0%
(2)阪神JFに出走経験なし     4-1-1-84 勝率 4.4% 連対率 5.6% 複勝率 6.7%
  
 これだけをみると、阪神JFに出走せず、チューリップ賞にも出走していない場合は複勝率が1番低く感じます。ところが、勝利した4頭を挙げてみると

2020年 デアリングタクト ※桜花賞は3戦目
2019年 グランアレグリア ※桜花賞は4戦目
2018年 アーモンドアイ  ※桜花賞は4戦目
2011年 マルセリーナ   ※桜花賞は5戦目

 桜花賞までに出走したレース数が3戦または4戦と少ない馬に歴史的名牝が並んでいます。5戦目で優勝したマルセリーナはむしろ例外で、阪神JFとチューリップ賞のどちらにも出走していない、桜花賞が3戦目から4戦目の未来の歴史的名牝を見つけられれば・・・と思います。

 さて、これまでの分析からソダシの本命度を推測すると、4連勝で、桜花賞が5戦目になるということで、この観点から推測すると「歴史的名牝」になれるか微妙なレース経験数という見立てになります。

 『阪神JF』までに3戦していることも少々懸念されます。前述した阪神JF出走馬のタイプでは

タイプその1 早熟で2歳時ならG1でも勝ち負けできるタイプ
タイプその2 目イチに仕上げさえすれば勝てる能力を持ち、目標を定めて必勝を期すタイプ
タイプその3 能力があり、まだまだ成長する余地を残している晩成タイプ(現状の力を試したい馬)
タイプその4 かなりの能力を秘めていて成長途上でも余力で勝ち負けできる大物タイプ

 「タイプその1」か「タイプその2」に当てはまるのではないかと思います。無敗であることから「タイプその4」の可能性も捨てきれないのですが、『阪神JF』から桜花賞に直行というのも、過去10年間のデータから複勝率25%で、2014年のレッドリヴェールが阪神JF1着から2着したのが最上位で、この記録を上回ることが果たしてできるのか。ちなみに、レッドリヴェールは3戦目での挑戦でした。

 次いで、2017年のソウルスターリングが4戦無敗で参戦し、3着でした。この時はチューリップ賞1着からの出走でした。5戦目というのはソダシと同じですね。

ソウルスターリング 新馬戦① アイビーS OP1着→阪神JF1着→チューリップ賞1着 4戦無敗で3着

 もし、ソダシが1着になれば『阪神JS』と『桜花賞』の両G1を制することになります。過去10年間で、この2つのレースを勝ち抜いた例はありませんでした。そこで、2010年~2000年まで遡ってみると

2010年アパパネ     新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞2着→桜花賞1着 3-1-1-0
2009年ブエナビスタ   新馬戦③ 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 3-0-1-0
※2007年ウォッカ     新馬戦① 阪神JF1着 チューリップ賞1着→桜花賞2着 4-1-0-0
2001年テイエムオーシャン新馬戦① 阪神3牝S1着 チューリップ賞1着→桜花賞1着 4-0-1-0

 以上3頭の例が見つかりました。この3頭に遜色のないウォッカも参考として示しました。この期間(10年間)の該当馬も歴史的名牝ばかりです。いずれもチューリップ賞を経由している点はソダシと異なります。

 また、2つのG1を制した無敗牝馬は1頭もいませんでした。ただし、ブエナビスタ以外はソダシと同じく桜花賞を5戦目で勝利して牝馬クラシックの一冠目を手に入れています。

 以上、これまで検討してきたデータを踏まえて予想し、印を打ってみたいと思います。無敗馬の能力が高いことは分かっていますが、阪神JFからの直行には懸念があります。

 阪神JFからチューリップ賞を経由して参戦してくる馬で、おそらく1.2番人気になるであろうソダシとサトノレイナスに先着する可能性のある馬を本命候補にしたいと考えて予想を組み立てます。

 1.ストライプ
△2.ファインルージュ
 3.ブルーバード
○4.ソダシ
△5.アカイトリノムスメ
 6.ストゥーティ
 7.ククナ
◎8.メイケイエール
 9.エンスージアズム
△10.アールドヴィーヴル
 11.ジネストラ
×12.ヨカヨカ
△13.エリザベスタワー
 14.ミニーアイル
×15.シゲルピンクルビー
×16.ソングライン
 17.ホウオウイクセル
▲18.サトノレイナス


 ソダシが1着になるということは、以下のハードルを全て越えたことになります。
(1)白馬初のクラシック制覇
(2)史上初の阪神JFから直行で桜花賞制覇
(3)無敗のまま阪神JFと桜花賞の両G1レース制覇
(4)2年連続無敗で桜花賞馬の誕生(三冠牝馬誕生の可能性も)

 これだけ高い複数のハードルをクリアするのは至難の業。まさに奇跡が起きなければ達成できないと考えて印を打ってみました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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 ブルースワン 2020年9月29日(火) 20:06
スプリンターズS 皆さん気づいてるかもしれませんが・・・
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2017年
1着8レッドファルクス
2着2レッツゴードンキ
3着6ワンスインナムーン

2018年
1着8ファインニードル
2着9ラブカンプー
3着1ラインスピリット

2019年
1着8タワーオブロンドン
2着7モズスーパーフレア
3着2ダノンスマッシュ

3年連続8番の馬が勝っています。

3年連続一桁馬番の馬で決まってます。

それまで外枠よく絡んでたのに何故(・_・?)

2015年も一桁馬番決着

急に内枠有利になってる。

昨年はド本命ですが

2015年
2着11番人気サクラゴスペル
3着9番人気ウキヨノカゼ

2017年
2着5番人気レッツゴードンキ
3着7番人気ワンスインナムーン

2018年
2着11番人気ラブカンプー
3着13番人気ラインスピリット

結構な人気薄が絡んでます。

今年も一桁馬番で決まるのか

人気馬が一桁馬番になれるかどうか注目です。


     

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1:
  ヨッシー   フォロワー:3人 2015年9月21日(月) 23:16:16
9/20次走注意

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2019年12月21日阪神カップ G24着
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2019年12月21日 阪神カップ G2 4着
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