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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 18 | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 林徹 | 480(-8) | 1.31.4 | 7.4 | 4 | 33.1 | ⑪⑨ | |||
2 | 2 | 4 | 牡4 | 58.0 | D.レーン | 栗 中内田充 | 486(--) | 1.31.6 | 1 1/4 | 5.8 | 3 | 33.6 | ④⑤ | ||
3 | 7 | 14 | 牡5 | 58.0 | C.ルメー | 美 手塚貴久 | 490(0) | 1.31.6 | アタマ | 4.2 | 1 | 32.8 | ⑮⑮ | ||
4 | 4 | 7 | 牡4 | 58.0 | 西村淳也 | 栗 杉山晴紀 | 492(+6) | 1.31.6 | クビ | 19.0 | 8 | 33.3 | ⑨⑨ | ||
5 | 2 | 3 | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 栗 藤岡健一 | 508(-4) | 1.31.7 | クビ | 8.0 | 5 | 34.0 | ②② | ||
6 | 7 | 13 | 牡4 | 58.0 | 横山和生 | 美 蛯名正義 | 506(+2) | 1.32.0 | 1 3/4 | 31.9 | 10 | 33.5 | ⑫⑫ | ||
7 | 3 | 5 | 牝5 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 須貝尚介 | 486(-2) | 1.32.0 | クビ | 5.5 | 2 | 34.2 | ②③ | ||
8 | 8 | 17 | 牡6 | 58.0 | 三浦皇成 | 美 鹿戸雄一 | 510(--) | 1.32.1 | クビ | 54.8 | 13 | 34.5 | ①① | ||
9 | 5 | 10 | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 栗 池江泰寿 | 502(-10) | B | 1.32.2 | 1/2 | 10.8 | 6 | 33.6 | ⑫⑫ | |
10 | 6 | 11 | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 | 美 久保田貴 | 480(-4) | 1.32.2 | クビ | 11.7 | 7 | 33.7 | ⑫⑫ | ||
11 | 7 | 15 | 牡4 | 58.0 | 横山典弘 | 栗 昆貢 | 488(-4) | 1.32.3 | 1/2 | 145.9 | 15 | 33.3 | ⑰⑱ | ||
12 | 8 | 16 | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 | 美 堀宣行 | 526(--) | 1.32.3 | アタマ | 226.1 | 18 | 34.4 | ④③ | ||
13 | 3 | 6 | 牡4 | 58.0 | M.デムー | 栗 安田隆行 | 466(+2) | 1.32.4 | アタマ | 67.1 | 14 | 34.3 | ⑥⑤ | ||
14 | 5 | 9 | 牡3 | 54.0 | 内田博幸 | 美 田中剛 | 504(+4) | 1.32.6 | 1 1/4 | 35.5 | 11 | 34.5 | ⑥⑤ | ||
15 | 1 | 2 | 牝5 | 56.0 | 池添謙一 | 栗 武英智 | 480(-6) | 1.32.7 | 1/2 | 37.0 | 12 | 34.4 | ⑨⑨ | ||
16 | 6 | 12 | 牝4 | 56.0 | 横山武史 | 栗 高野友和 | 448(-4) | 1.33.3 | 3 1/2 | 29.9 | 9 | 34.5 | ⑮⑮ | ||
17 | 1 | 1 | 牡7 | 58.0 | 丸田恭介 | 美 宗像義忠 | 490(-2) | 1.33.3 | ハナ | 147.1 | 16 | 34.5 | ⑰⑮ | ||
18 | 4 | 8 | 牡3 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 須貝尚介 | 474(-2) | 1.34.3 | 6 | 166.9 | 17 | 36.1 | ⑥⑧ |
ラップタイム | 12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.8 - 11.6 - 11.1 - 11.2 - 11.5 |
---|---|
前半 | 12.0 - 22.8 - 34.2 - 46.0 - 57.6 |
後半 | 57.2 - 45.4 - 33.8 - 22.7 - 11.5 |
■払戻金
単勝 | 18 | 740円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 18 | 220円 | 4番人気 |
4 | 210円 | 3番人気 | |
14 | 160円 | 1番人気 | |
枠連 | 2-8 | 1,300円 | 5番人気 |
馬連 | 4-18 | 1,890円 | 6番人気 |
ワイド | 4-18 | 770円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
14-18 | 450円 | 2番人気 | |
4-14 | 460円 | 3番人気 | |
馬単 | 18-4 | 4,240円 | 16番人気 |
3連複 | 4-14-18 | 2,290円 | 3番人気 |
3連単 | 18-4-14 | 14,510円 | 20番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年の安田記念の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は終日晴れという日がなく、金曜日から土曜日の朝方にかけては相当量の降水を記録。そのため、土曜日の芝コースは不良(JRA発表)でスタートした。幸いなことに開催中の天気は回復基調で推移し、8R終了後には重(JRA発表)にワンランクアップ。そのまま開催を終えた。
土曜日施行の芝平地競走は5鞍。勝ち馬の最終4角通過順位は4、1、3、3、6番手となっている。これだけを見ると、前有利のように思えるが、なにしろ土曜日朝のJRA測定クッション値が5.4(前週の日曜日朝は9.5)という、異例のコンディション。単純に巧拙の差が出たと捉えるべきだろう。
枠順については真ん中より外がやや優勢。3着以内馬15頭中9頭を5~8枠の馬が占めている。内枠も頑張ってはいるが、好走馬の多くは最後の直線で馬場の2分から中央寄りに進路を取っていた。ようは距離ロスなく走れるメリットよりも、傷み始めた内寄りを通ることに伴う体力消耗などのデメリットのほうが大きいということだ。
ちなみに、Cコース替わりの前週(5月27~28日)は、1~4枠の2勝を含む3着以内馬10頭に対し、5~8枠が9勝を含む3着以内馬23頭と圧倒。多少なりとも出走頭数の面でアドバンテージがあったにせよ、後者が恵まれやすい状況と化していた。その点は気に留めておいたほうがいいだろう。
日曜日の予報は晴れベース(6月4日7時の時点)。水分が抜けていく段階の前半戦では、内寄りの乾燥が早くなるため、そのぶん内めを通る馬に利が生じるかもしれない。だが、前日の道悪開催によって、見た目以上に馬場の傷みが進んでいるのは確か。レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
となれば、後半戦以降は比較的凸凹の少ない部分を走る馬の優位性が徐々に増してくるはず。キックバックも目立ってきており、それを避ける意味でいえば、包まれにくい位置から進む馬が有利になることもあり得る。従って枠順に関しては、より外め(6~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
なお、近年の安田記念は牡牝混合の芝G1で連対歴を持つ馬や、前走(国内芝競走)で上がり3ハロン2位以内を記録していた馬が主力を形成。過去5年の1~2着延べ10頭全馬が該当する。府中で行われるマイルの頂上決戦とあってか、総合力の高い実績馬や、最後までしっかりと脚を使える馬が幅を利かせる傾向が強い。今年も該当する馬には相応の評価をすべきだろう。
今回の出走メンバーで、先述した要点(6~8枠+牡牝混合G1連対経験or前走上がり3ハロン2位以内)をクリアしているのは、⑬レッドモンレーヴ、⑭シュネルマイスター、⑮マテンロウオリオン、⑱ソングライン。よって当欄では、これら4頭を連軸候補として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×競馬プロファイラー「キムラヨウヘイ」が安田記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) キムラヨウヘイ(競馬プロファイラー) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第18回は安田記念について田口啄麻プロ・夢月プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【田口啄麻】ーソフトの自動運転で年間数千万円を稼ぐ馬券利殖家
世に氾濫するスピード指数を徹底研究し、圧倒的回収率を実現する現在のスピード指数へ到達。高性能スピード指数に、様々なファクターを掛け合わせ中央競馬を無双する田口啄麻プロに安田記念についてお聞きしました。
―前回(京都記念)は、人気馬のスピード指数が抜けていて、穴馬台頭の可能性が低いというお話でした。今回はいかがでしょうか。
今回は正反対で、指数に差のない馬が多いですね。
―そのなかで、どう狙い馬を絞っていきますか。
能力に差のない馬ばかりなので、それ以外の要素、調教とか、まだ決まっていない枠順などの比重が上がってくるかなと。
―未確定の要素にも注目ですね。東京マイル適性という観点で、買いたい馬、嫌いたい馬がいればお願いします。
スピード指数はコース適性も加味して出してるんですよね。なので尚更、難しいという。
―なるほど。スピード指数上どれくらい拮抗しているんでしょうか。前回はドウデュースが抜けた指数だったと記憶していますが。
そうですね、推定勝率でいうと、一番高い馬でも15%くらいです。ドウデュースの推定勝利は50~60%でしたね。
―そうなると、軸馬を決めにくいですね。その15%はどの馬ですか。
細かい有利不利を加味すると、少し変わってくるんですけど、能力だけでいくと、セリフォスになります。去年の安田記念以降、国内のレースはすべて指数が高いです。
―ありがとうございます。セリフォスに次いで、どの馬が上位に来ますか。
セリフォス、シュネルマイスター、ガイアフォース、ソダシといった感じですね。ただ、このあと調教などのデータを取り込むと、がらっと変わっちゃうくらい拮抗してるんですよ(笑)。
―難しいですね、これは(笑)。今、マイルG1に良績をもつ馬とともに、ガイアフォースの名前が挙がりましたが、前走の初マイルは強いとみていいんですかね。
はい、強かったです。しかも、あんまり上手く乗れた感じもなかったんですよ。逆に勝ち馬は上手く乗れていたので、逆転も十分あるかなと。ただ、まだAIに取り込む前なんですけど、シュネルマイスターは調教がすごく良かったんですよね。最終的な狙い馬はオッズをみてから決めますが、ちょっと今回は人気も読めないので。
―そうですよね。シュネルマイスターは、昨年のマイルCSで1番人気5着に終わり、レース後にルメール騎手が、緩い馬場を敗因に挙げていたんですか、今週の雨予報も踏まえてどうでしょうか。
馬場状態もレース前にAIに読ませるので、そのあたりで評価が上下する可能性はありえます。良馬場の方がいい馬ですが、東京なので多少の雨なら大丈夫かなと思いますよ。
―良馬場ベターではあるんですね。ローテは指数に影響するんですかね。ソングラインやソダシは中2週での臨戦になりますが。
ローテは調教とセットで考えるんですけど、ソングラインの調教は良かったので、問題ないと思います。ソダシは、ふつうといった感じで、上積みはないかなと。強い馬なんですけど、いつも過剰人気するので、今回も同じように別の馬がおいしくなるなら、そちらから入ります。
―もう一頭、ヴィクトリアM組にナミュールがいますけど、前走はかなり不利があったと思います。この馬は狙えるレベルにありますか。 狙いたい馬ではあるんですけど、不利がばればれすぎて、余計に人気しそうな感じもするんですよね。人気がなければ紐としては考えるレベルです。
―人気がなくても紐までなんですね。指数の算出で気になるのが、初めて走る馬への評価なんですけど、その点を含め、今回が初マイルになるジャックドールの見解をお願いします。
初距離のときは、血統的に問題ないのか確認するのかと、あとは一連のレースの内容から能力的に判断する形になります。ジャックドールに関しては微妙ですね。あんまり良くないです。紐まででしか買えないです。
―う~ん、難しい。こう、ばっさり切れるような馬っていますか。
人気がどの程度になるか、わからないですけど、唯一切れるのはシャンパンカラーくらいですね。持ち時計がないですし、調教に関しても、前回すごい良くて、今回は上積みがないんですよ。馬場が渋ってもいらないと思います。
―一頭自信をもって切れるだけでも大きいです。あくまで現状ですが、軸はどの馬でお考えでしょうか。
ガイアフォースですね。指数上位の馬でおそらく一番人気がないと思うので。
―おお。ちなみに、前走出走前の指数はどうだったんですか。私は初マイルでいらないと思ったんですが。
前走も二番手評価だったんで、高いですね。
―そりゃすごいですね。それは一連の走りから…なんというのか、買える指数だったってことですよね。
はい。セントライト記念とか、小倉の走りも良かったですし。調教の動きも良かったので。逆にマイルで本来の力を出してくれるだろうと。
―ああ、逆にマイル…じゃあもう、田口さん的には「よくぞ、距離短縮してくれた」みたいな。
そうですね。
―すごいなあ。では最後に、ガイアフォースもそれほど人気がないと思うんですが、もし穴っぽい馬で買えるレベルの指数の馬がいればお願いします。
調教が良かったイルーシヴパンサーと、富士Sのレベルが高かったダノンスコーピオンですかね。
取材後記:騎手論も面白かったのですが、今回は収まりきらず。若手で高評価の騎手は角田大河騎手とのことです。
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―予想のポイントからお願いします。
能力的に混戦ですし、梅雨に入り台風も来そうですよね。波乱要素が多いので、信頼できそうな馬を探すというより、ハマれば面白そうな穴馬を探したいイメージです。
―やはり混戦ですか。雨もなあ…。
馬場がどこまで悪化するかわからないので、馬場傾向もしっかり確認したいですね。
―では、穴っぽいところからお聞きしようと思います。積極的に買いたいのはどの馬でしょうか。
ソウルラッシュですね。昨年の安田記念は直線進路を探すばかりで全く力を出す事が出来ませんでしたが、続く富士Sでは外々を回すロスがありながら巻き返しているので、舞台の適性は高いはずです。前走のマイラーズCが余力残しで惜しい競馬だったのも魅力的ですね。
―コース適性も高いという判断なんですね。出走予定馬全体の比較でも、適性面では上位ですか。
そうですね、前走東京1600mを走っている馬以外ですと、ソウルラッシュになります。長く脚を使うので直線が長いほど良いと思いますよ。
―ありがとうございます。コース適性の観点から嫌いたい馬はいますか。
東京云々より、1600mという距離から嫌いたいのはメイケイエールになりますね。折り合い面を考えると難しい競馬になりそうです。折り合えればもっと長い距離が向くような気はするのですが…。
―やはりというか、なんというか…。ソウルラッシュに関しては道悪に良績があるのも心強いですよね。反対に昨年のマイルCSでやや緩めの馬場で結果を出せなかったシュネルマイスターはどうでしょうか。3歳時と比べて力落ちしているのかも含めお聞きしたいです。
能力的な話からいくと、ずっと変わらず良い走りをしているように思います。馬柱を見ると衰えを感じさせますが、スプリンターズSは1200mではどうしようもない直線で挟まれる不利がありましたし、マイルCSも直線で前が壁になり、外の馬に寄られ、抜け出すまで全力で追う事が出来ませんでした。中山記念も直線でイルーシヴパンサーと一緒に内を選択しましたが、イルーシヴパンサーに寄られて内ラチに接触し、失速してしまいました。上手く噛み合わず悔しい思いをしているイメージなので、スムーズなら前走のような強い競馬も納得です。ただ、それなりに馬場が悪化した場合怪しいところがあるので、本番も自信をもって狙えるかというと何とも悩ましい馬ですね。
―不利ありきの着順と。血統的に道悪はむしろ良さそうなのにわからないものですよね。今回初マイルのジャックドールですが、マイルだとどう乗るのがベストでしょう。
とにかく逃げましょう(笑)。メンバー的に先行争いが厳しくはなさそうなので、逃げた方が恵まれやすいと思います。
―武さんですしね。高速決着になるとどうですかね。イメージ的な話になってしまいますが。
時計勝負は歓迎のタイプですがマイルだと難しいように思いますね。後続に楽をさせない持続力が売りだと思っているので、マイルだと忙しくなってしまうんじゃないかと。血統面からもマイルに向くイメージはあまりないので、人気なら嫌いたいです。
―妙味はなさそうですよね。時計という話だと、NHKマイルCを勝ったシャンパンカラーは、東京マイル全勝ながら持ち時計がないのは気になります。古馬の一線級に混じるとどうでしょうか。
ここまでのレース内容だけで判断するなら地力が足りていないように思います。それでも3歳馬は成長力がありますし、斤量も有利ですから、そのあたりに期待ということで人気と相談するのがいいのかなという考えです。
―なるほど。話は変わりますが、去年の安田記念のレベルをどうお考えですか。
レベルは高くないと思います。
―では、今年のメンバーと去年のメンバーを比べるとどうですか。
メンバーの質もそこまで変わらないですね。
―となると、ソングラインの連覇もありますか。
連覇もありえますね。
―このあたりも予想の参考になりそうです。それでは、軸に向くのはどの馬とお考えですか。
軸…、難しいですね…。有力馬で一番不利を受けずに力を出し切れそうなのはソダシかなあ。地力があって先行力もあると。やはり安定感はありますよね。アイドルホースですから常に人気ですけど。
―マイルでの安定感は抜群ですよね。最後にこれまで名前の挙がった馬以外で、注目している馬がいましたらお願いします。
セリフォスです。昨年の安田記念は相当外を回すことになったので、レーン騎手を背にスムーズな競馬が出来ればもっと走れると思います。
取材後記:やはり混戦という評価でしたね。ソウルラッシュ号に注目です!
以上、プロ予想家2名の安田記念の見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに3歳馬シャンパンカラーは低評価でしたね。
(文・垣本大樹)
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日曜日に行われる安田記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ナランフレグ【B】
美浦南W併走(31日)。低い姿勢を保ち、この馬なりに体を使って走ることはできている。肩周辺の発汗が多い点は気になるものの、季節的な要素を考慮すれば致し方ないだろう。それでも集中力は途切れておらず、促しに対する反応も悪くなかった。及第点の仕上がりとみたい。
②メイケイエール【F】
栗東坂路単走(27日・映像なし)。本追い切りを27日に施したあと、当該週はメンタル面などの微調整に終始。肝である27日の動きを映像で確かめることができないため、判定するに難しい。いずれにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。
③ジャックドール【B】
栗東CW単走(31日)。コーナーでは逆手前となり、スムーズに回れず外へ膨らんでしまう。とはいえ、直線を向いてからの前後の連動性が高いフォームは光るものがあるし、直線半ばで右手前に戻してからの加速も良かった。コーナリングを除けば動きの質は非常に高い。ぞんざいには扱えない存在だ。
④セリフォス【C】
栗東CW併走(31日)。コーナーではハミを嫌がるような感じで煩い仕草を見せ、ラストの伸び脚もひと息。ただ、乗り手を選ぶ側面が強い馬なので、手慣れた騎手が跨れば変わってくる可能性もある。見映えが良くないため、判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再検討の必要があるかもしれない。
⑤ソダシ【B】
栗東坂路単走(31日)。リズム重視の調整。パワフルなフットワークで登坂する姿をみるに、体調面の不安はなさそう。惜しむらくはラストで手前を戻した点。最近は詰めの甘い結果が続いているだけに、もう少しネジを締めて欲しかったような気も。今回はB判定にとどめておきたい。
⑥ダノンスコーピオン【B】
栗東坂路単走(31日)。直線序盤は頭の位置が安定せず、体幹もブレ気味。ただ、手前を左に替えてからは、体を大きく使って迫力ある動きに。府中のG1へ臨むにあたり、もう少し右手前での走りに安定感が欲しいが、1週前と比べれば様子は大分良くなった。満点には至らずとも、着々と状態は上向いている。
⑦ガイアフォース【B】
栗東坂路単走(31日)。頭の位置こそ高めだが、緩めの内容でも必要以上に力まず登れていたのは良い傾向。この馬らしいトビの高い走りは健在だし、脚元の動きも力強い。デキ落ちという印象はなく、気分を損ねず運ぶことができれば、ここでも台頭の余地はありそうだ。
⑧ドルチェモア【C】
栗東坂路単走(31日)。1週前は折り合いを上手くつけ、柔らかいフットワークで走れていたが、今週の動きはひと息。頭の位置が安定せず、四肢のバランスも良くない。鞍上が肩ムチを入れても、気勢は上がらず淡々と登坂。コンディション重視の調整とはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。
⑨シャンパンカラー【C】
美浦南W併走(31日)。コーナーではハミ取りが浅く、フワッとするような場面も。直線を向いてからは鞍上の仕掛けにきちんと反応し、僚馬をかわして前に出た。その点は評価できるが、前回と比べて四肢の可動域は狭め。脚さばきにも若干の硬さがあり、NHKマイルC当時の気配には及ばないように思える。
⑩ソウルラッシュ【A】
栗東坂路併走(31日)。整える程度の内容ながら、安定したフットワークで登坂。併せて競る気勢が高く、それでいて鞍上からの指示を待てる精神的な余裕も感じる。前回の中間時より、体を柔らかく使えていることも好印象。もともと調教映えするタイプだが、今回は特に良く見える。優に合格点の仕上がりだろう。
⑪イルーシヴパンサー【B】
美浦南W単走(31日)。直線を向く際に手前替えを少し拒み、口向きの悪さを出す場面も。とはいえ、手前を替えてからの速度乗りの良さや、回転鋭い脚さばきで軽快に進む姿をみるに、体調は悪くないのだろう。それなりに動ける態勢と判断したい。
⑫ナミュール【B】
栗東坂路単走(31日)。顔をやや右に向けながらの走りは相変わらず。最後に手前を戻していたこともいただけない。とはいえ、四肢の動きに硬さはなく、脚どりもしっかりしていた。微調整程度の内容ゆえに派手さはないが、雰囲気は決して悪くない。それなりに順調と捉えてもいいのではないか。
⑬レッドモンレーヴ【A】
美浦南芝併走(31日)。かなり早い段階からしっかり踏み込んでピッチを上げながらも、最後まで脚いろが鈍ることはなかった。それだけでも体調の良さが窺い知れるし、動き自体も伸びやか。前後左右のバランスもいい。G1級との力関係はさておき、京王杯SC制覇の勢いを十分に感じさせる好内容だった。
⑭シュネルマイスター【B】
美浦南W併走(31日)。コーナリングはスムーズだったが、直線に入ってからは僚馬に気を取られるような仕草を見せるなど、集中力の面で今ひとつ。フットワークは悪くないのだが……。判断に悩ましいが、上々の動きを披露した1週前追い切りを加味しての、B判定としておきたい。
⑮マテンロウオリオン【A】
栗東CW併走(31日)。右手前を長く引っ張り、僚馬の前に出てから素早く手前を替えると、推進力が一段と増し、僚馬を突き放した。首の使い方が良く、四肢の回転も実に鋭い。前回あたりから状態を持ち直しつつあったが、今回の走りはそれを上回る。気配の良さを活かせるようなら、この相手でも出番があっていい。
⑯カフェファラオ【C】
美浦南W併走(31日)。上体こそ高めだが、前肢をしっかり使って地面を掻き込む、この馬らしいフットワークを見せていた。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、グンと伸びる感じはない。現状の走りを活かすためには、他馬がキレを削がれる馬場の出現が不可欠のように思える。
⑰ウインカーネリアン【B】
美浦南W併走(31日)。安定感のあるコーナリングは健在。直線に入ってからも、首の角度良く、しっかり馬場を捉えて走れていた。もう少し僚馬に取り付く際の反応が鋭くなれば言うことなしだが、大きく割り引くほどではない。いい頃の雰囲気に近づいてきた印象を持つ。
⑱ソングライン【A】
美浦南W併走(31日)。直線の途中で蹄鉄らしきものを落としたように見えたが、それでもラストまで鋭く脚を伸ばしていた。この馬とすれば手前替えがスムーズだったし、鞍上の軽い促しに対する反応もいい。前走の反動は窺えず、むしろ一度使われたことで、気合乗りが良くなった印象。力を出せる態勢とみる。
◆イルーシヴパンサー・久保田師「今週は手前の替え方が上手で身のこなしも良かった。去年は脚を余す悔いの残る競馬だった。スムーズなら」
◆ウインカーネリアン・鹿戸師「勝った東京新聞杯の頃が本当に良かったけど、近づきつつはあると思う。東京マイルも合っている」
◆ガイアフォース・杉山晴師「前走は初めてのマイルでしたが、ジョッキーがうまく乗ってくれた。左回りは久々なので、そこがポイント」
◆カフェファラオ・堀師「輸入検疫、着地検査を終えてすぐに入厩。見た目に疲れはなく順調に乗り込めた。重馬場になれば楽しめると思う」
◆ジャックドール・藤岡師「仕上がりは文句なし。自分のペースでリズムよく進めれば」
◆シャンパンカラー・田中剛師「成長曲線は一戦一戦予想をはるかに超えている。一階級上の馬たち相手だが、54キロでどうにかならないか」
◆シュネルマイスター・手塚師「前走は開幕週の馬場が最大の勝因。追い切りもしっかりできて、体調はいい。枠や馬場などがかみ合えば」
◆セリフォス・福永助手「前走は距離が長かった印象。東京コースは経験もあるし、得意のマイルで期待」
◆ソウルラッシュ・池江師「太め感があった馬体が絞れて、上向いている。東京のマイルはいい。雨が降っても問題ない」
◆ソダシ・須貝師「(道悪)馬場はこなしているからね。ソダシらしい走りをしてくれれば」
◆ソングライン・戸崎騎手「緩い馬場は問題ないし、条件はベスト。牡馬相手でもしっかりパフォーマンスを出せれば結果はついてくる」
◆ダノンスコーピオン・安田助手「前走は休み明け。使って前進気勢が強くなっている。折り合いに気をつけたい」
◆ドルチェモア・須貝師「間隔が詰まっているので負荷をかける必要はない。メンバーは強いけど、頑張ってほしい」
◆ナミュール・高野師「前走は不利。状態は引き続きいいし、今回は力を出し切ってほしい」
◆ナランフレグ・宗像師「体調はいいし、雨で時計が速くならない点もいい。1600メートルなのでひと工夫あれば」
◆マテンロウオリオン・昆師「年始からここが目標。東京は不得意ではないし、雨が降っても気にならない」
◆メイケイエール・武英師「思い切って当週の追い切りなしで挑む。今まで一度も気持ち良く走ったことがないので、今回はとにかく気持ち良く走らせたい」
◆レッドモンレーヴ・蛯名正師「東京コースは合う。道悪をこなせるかは分からないが、1600メートルの方が競馬はしやすい」
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、3歳から7歳までとなっている。なお、7歳馬の2着連対圏入りは前年1着のリピーターだけ。3歳馬の最高着順は3着止まりとなっている。意識しておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
①ナランフレグ ⑧ドルチェモア ⑨シャンパンカラー
2013年以降の性別成績は、牡・せん馬【8.6.9.119】、牝馬【2.4.1.11】。後者が少数精鋭の活躍を見せている。その反面、後者の複勝圏入りは、牡牝混合G1での連対(2着以内)経験があった馬のみ。相応の戦歴がない牝馬は、過信禁物と捉えるべきだろう。
(減点対象馬)
②メイケイエール ⑤ソダシ ⑫ナミュール
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走使用距離を確認すると、芝1200m、芝1400m、芝1600m、芝1800m、芝2000mの5通りに集約される。これ以外のステップで臨む馬は、評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
⑯カフェファラオ ⑰ウインカーネリアン
前走の着順については、G1なら12着以内、G2は9着以内、それ以外であれば2着以内が一応の目安。2013年以降の1~2着馬延べ20頭すべてが、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
⑥ダノンスコーピオン
2013年以降の1~2着馬延べ20頭中12頭は、前走が国内戦、かつ前走で単勝2番人気以内の支持を集めていた。残りの延べ8頭はいずれも、芝の牡牝混合G1連対(2着馬)経験馬。前走が国内戦で高評価を受けていた馬、および芝の牡牝混合G1実績馬を重視すべきレースといえよう。
(減点対象馬)
⑤ソダシ ⑦ガイアフォース ⑩ソウルラッシュ ⑪イルーシヴパンサー ⑯カフェファラオ ⑰ウインカーネリアン
2013年以降の当レースにおいて、東京芝のレースに2回以上出走、かつ東京芝で1着経験がなかった馬の好走例(3着以内)は3頭。ただし、いずれも3着止まり。2着連対圏に届きそうで届かない状況が続いている。
(減点対象馬)
①ナランフレグ ⑩ソウルラッシュ ⑮マテンロウオリオン
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U指数的にはとにかく堅いレースである。直近5年の3着以内馬15頭中12頭が一桁順位で、そのうち11頭が4位以内となっている。2019年3着のアーモンドアイ(14位)や2021年3着のシュネルマイスター(11位)のような二桁順位の好走例はあるが、前者は国内の古馬戦出走歴が一度のみ(当時)、後者は古馬初対戦の3歳馬と、いずれも指数の伸びにくい状況だった。原則的に指数の低い馬は軽視して構わないので、軸も相手も指数上位勢から選ぶスタンスでまったく問題ない。
中心視したいのは、U指数1位にランクされている⑭シュネルマイスター(101.8)。NHKマイルCに勝利し、安田記念は一昨年3着、昨年2着と、東京芝マイルをめっぽう得意にしている。臨戦過程も前走のレース内容も良く、今年も上位争いに加わってくる公算が大きい。
コース巧者という点においては、前年覇者で前走はヴィクトリアマイルに勝利した6位⑱ソングライン(100.2)も引けは取らない。中2週のタイトなローテも、昨年と同じなので気にする必要はないだろう。連覇の可能性は十分にあるとみる。
このほか、前走でマイル適性の高さを示した2位⑦ガイアフォース(101.5)と、道悪になったら要注意の3位⑩ソウルラッシュ(101.1)に警戒したい。
昨年はキズナ産駒としても初出走を果たしたソングラインが勝ち、5着にも同産駒のファインルージュが入線。2頭の父系祖父ディープインパクトは種牡馬として安田記念を4勝と好相性を示すが、20年グランアレグリア、21年ダノンキングリーで2連覇を飾るなど、晩年の勢いにも目を見張るものがあった。
ほか、近年の血統傾向としてはStorm Catの血を引く馬が上位を賑わせており、昨年の勝ち馬ソングラインも父キズナを介して同血脈を保持。17年サトノアラジン(7番人気)、18年モズアスコット(9番人気)、21年ダノンキングリー(8番人気)など、人気薄で勝利をつかんだ勝ち馬の多くが、母の父にStorm Cat系種牡馬を配されていることもポイントといえるだろう。
ソングラインは、父キズナ×母ルミナスパレード(母の父シンボリクリスエス)。本馬は昨年の勝ち馬となるため血統面は申し分なく、ディープインパクト直系が目下3連覇の勢いも後押しする。なお、母の父も種牡馬として11年2着&12年1着とリピート好走したストロングリターンを出した。本馬は全6勝が左回り、東京では「4-2-0-1」と一度しか連対を外していない巧者。レース史上4頭目となる2連覇がかかった一戦としても注目したい。
シャンパンカラーは、父ドゥラメンテ×母メモリアルライフ(母の父Reckless Abandon)。本馬は2代母の父Tale of the Catを介してStorm Catの血を引くが、母の父の4代母Chapel of DreamsがStorm Catの半妹という興味深い配合馬でもある。なお、キングカメハメハとStorm Catを併せ持つ馬からは13年1着ロードカナロアが出た。本馬はNHKマイルカップを制するなど、東京芝1600mは3戦3勝。古馬相手でも得意舞台であれば見劣らない。
イルーシヴパンサーは、父ハーツクライ×母イルーシヴキャット(母の父キングカメハメハ)。同産駒は出走頭数が少ないなかで、14年1着ジャスタウェイ、18年3着スワーヴリチャード、22年3着サリオスと定期的に好走馬を出す。また、13年1着ロードカナロアを想起させる「キングカメハメハ×Storm Cat」という母の配合も興味深いところ。本馬は昨年の安田記念では1番人気に推されていたほどなので、今年は捲土重来を期す構えだろう。
編集部(以下、編) さぁ、今春の東京5週連続G1も安田記念でラストとなりました。
新良(以下、新) G1をバシッとしとめることができていないので、そろそろ結果を出したいですね。
編 今年は10頭のG1馬をはじめ、豪華なメンバー構成。なかなか興味深い乗り替わりもあります。
新 そうですね。安田記念は乗り替わりが過去10年で4勝、2着3回と健闘しているレースなので、今年も活躍に期待しています。
編 そして当然、狙うは最先着馬のみですね。
新 はい。その最低限のミッションをクリアしたうえで、推奨馬が勝ってくれることを祈りましょう。
編 わかりました。よろしくお願いします。では、結論をお聞かせいただけますか?
新 先ほど「興味深い乗り替わりがある」と指摘されていましたが、まさにその最たるケースとも言える、レーン騎手から川田将雅騎手に乗り替わる⑤ソダシを狙います。
編 おお、そこを攻めてきましたか! 話題性抜群。大注目の乗り替わりですね。
新 もちろんその通りなんですが、ただ話題になっているだけでなく、好走する可能性はおおいにあると私はみています。
編 そうなんですね。テン乗りとなる川田騎手の強調材料は?
新 まずはコース実績です。東京芝1600mは勝率22.6%、単勝回収値173という素晴らしい数字をマークしています。
編 シンプルに強い。そして儲かる。そういう条件なんですね。
新 はい。安田記念は過去10年で3勝を挙げていて、そのうちモーリスとダノンキングリーは乗り替わりで勝利しています。
編 川田騎手にとっては相性文句なしのレースですね。テン乗りがどうこうというのは関係ないかもしれません。
新 主戦を務めるダノンスコーピオンでもなく、蜜月関係にある中内田充正厩舎のセリフォスでもなく、ソダシに騎乗する点にも好感が持てます。純粋に勝てる可能性があると判断して、川田騎手はこの馬に乗ることを選んだのではないでしょうか。
編 そうであれば、ますます期待度はアップしますね。
新 陣営にしても、吉田隼人騎手を降ろしてレーン騎手を乗せ、川田騎手への再度の乗り替わりで結果を出せなければ、大きな批判を浴びることになりかねません。だから、意を決して川田騎手に依頼したことが想像できます。
編 つねに人気を集めるアイドルホースですし、陣営の勝利に対する執念は相当強いでしょう。
新 ソダシの前走の敗因は、大外枠だったことと、ペースがややゆったりだったことにあると分析しています。4コーナーあたりでもう少し後続を引き離す競馬ができていれば、結果は変わっていたのではないでしょうか。
編 今回はどんなレース展開になりそうですか?
新 牡馬のトップホース、それも先行タイプが何頭もいるので、切れ味勝負ではなく我慢比べのレースになるとみています。
編 それはまさにソダシ向きの流れであると?
新 その通りです。川田騎手もそれは理解しているはずなので、後続に脚を使わせるような展開に持ち込んでくれるのではないでしょうか。
編 ソダシがこれまで勝ってきたG1はいずれも内めの枠で、同じ東京マイルのヴィクトリアマイルのときは今回と同じ5番枠!
新 大外枠だった前走よりスムーズに運べる可能性の高い枠に入りましたよね。自らレースを引っ張って、そのまま押しきってもらいましょう!
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春シーズンのマイル王決定戦。1984年のG1格付け後しばらくは4歳以上(旧5歳以上)のみで争われていたが、1996年より3歳(旧4歳)の出走が認められるようになり、世代を問わずその時点における真のチャンピオンを決める一戦となった。第35回(1985年)はこのレースを含めマイルG1 3勝の実績を残したニホンピロウイナーが快勝。第40回(1990年)は稀代のアイドルホース・オグリキャップが、武豊を背に馬なりのレコードタイムで圧勝劇を演じた。第42~43回(1992~1993年)はヤマニンゼファーが、第58~59回(2008~2009年)はウオッカが、それぞれ連覇を達成。第61回(2011年)はリアルインパクトが3歳馬として初めて勝利を飾った。また、第45回(1995年)のハートレイク、第50回(2000年)のフェアリーキングプローン、第56回(2006年)のブリッシュラックと、3頭の外国調教馬が勝利を収めている。それ以外にも、タイキシャトル、ロードカナロア、モーリスなど歴史的名馬クラスの優勝多数。