ソングライン(競走馬)

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ソングライン
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写真一覧
現役 牝5 青鹿毛 2018年3月4日生
調教師林徹(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績13戦[5-2-1-5]
総賞金34,404万円
収得賞金20,820万円
英字表記Songline
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
ルミナスパレード
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
ルミナスポイント
兄弟 ティーガーデン
市場価格
前走 2023/02/25 1351ターフS G3
次走予定

ソングラインの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/02/25 サウ 4 1351TS G3 芝1351 11--------10** 牝5 55.0 C.ルメー林徹 --1.18.6 1.2----バスラットレオン
22/09/11 中京 11 セントウルS G2 芝1200 137113.225** 牝4 56.0 C.ルメー林徹 484
(+2)
1.06.9 0.733.1⑨⑨メイケイエール
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 187138.241** 牝4 56.0 池添謙一林徹 482
(-4)
1.32.3 -0.032.9⑩⑩シュネルマイスター
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18125.425** 牝4 55.0 池添謙一林徹 486
(--)
1.32.5 0.333.2⑨⑧ソダシ
22/02/26 サウ 2 1351TS G3 芝1351 14--------1** 牝4 55.0 C.ルメー林徹 --1.18.0 -0.0----カサクリード
21/12/25 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 188174.1115** 牝3 54.0 池添謙一林徹 484
(0)
1.21.5 1.235.4⑥⑧グレナディアガーズ
21/10/23 東京 11 富士S G2 芝1600 17113.911** 牝3 52.0 池添謙一林徹 484
(-2)
1.33.2 -0.033.9⑧⑦サトノウィザード
21/08/15 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 186111.813** 牝3 51.0 池添謙一林徹 486
(+6)
1.32.9 0.234.0⑦⑦ロータスランド
21/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 1851016.972** 牝3 55.0 池添謙一林徹 480
(+2)
1.31.6 0.034.3⑥⑦シュネルマイスター
21/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1881614.7715** 牝3 55.0 池添謙一林徹 478
(-2)
1.33.1 2.035.0⑪⑭ソダシ
21/01/16 中京 10 紅梅S (L) 芝1400 11662.911** 牝3 54.0 C.ルメー林徹 480
(-2)
1.20.6 -0.535.3ララクリスティーヌ
20/11/22 東京 2 2歳未勝利 芝1600 18233.121** 牝2 54.0 丸山元気林徹 482
(+14)
1.34.1 -0.534.1⑩⑨トーセンメラニー
20/06/20 東京 5 2歳新馬 芝1400 165102.612** 牝2 54.0 D.レーン林徹 468
(--)
1.23.7 0.334.7⑫⑩クールキャット

ソングラインの関連ニュース

サウジアラビアの1351ターフスプリントで10着だったソングライン(美・林、牝5)はヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を目標に進められることが13日、分かった。同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。連覇がかかった前走でまさかの大敗を喫したが、現在、福島県・ノーザンファーム天栄でも体調面が悪くないことから、得意とする東京のマイル女王決定戦を目指すことが決まった。

【1351ターフスプリント】バスラットレオン逃走V 次走はドバイ有力 2023年2月27日(月) 04:54

日本時間25日にサウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフスプリント(GⅢ、芝1351メートル)は、坂井瑠星騎手のバスラットレオン(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)が逃げ切って、昨年のゴドルフィンマイルに続く海外重賞2勝目を挙げた。

矢作調教師は「この馬は芝、ダートの判断がつかなくて、大谷翔平のように二刀流だと思っている。この後はゴドルフィンマイル(3月25日、メイダン、GⅡ、ダート1600メートル)をメインターゲットに考えています」と力を込めた。

これがラストランとなったレシステンシア(栗東・松下武士厩舎、牝6歳)は5着。また、ラウダシオン(栗東・斉藤崇史厩舎、牡6歳)は9着、連覇を狙ったソングライン(美浦・林徹厩舎、牝5歳)は10着に終わった。

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【1351ターフスプリント】バスラットレオンが逃げ切り海外重賞2勝目 2023年2月26日() 02:12

2月25日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場の第4レースで行われた「1351ターフスプリント」(4歳以上オープン、GⅢ、芝・左1351メートル、11頭立て、1着賞金90万ドル=約1億2281万円)は、坂井瑠星騎手のバスラットレオン(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が先手を取ってそのまま押し切り、2度目の海外重賞Vを果たした。タイムは1分17秒483(良)。

アタマ差の2着はアメリカのカサクリード。さらに1馬身3/4の3着は地元のラーエドだった。日本馬はレシステンシア(牝6歳、栗東・松下武士厩舎)が5着に入り、ラウダシオン(牡6歳、栗東・斉藤崇史厩舎)は9着、ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎)は10着に終わった。

レースはバスラットレオンが押して先行策。レシステンシアが2番手につけた。ラウダシオンは中団につけ、ソングラインは後方からのレース。直線に入って後続を引き離したバスラットレオンに、カサクリードが末脚鋭く迫ったが、最後までバスラットレオンがしぶとく粘り切り、昨年のドバイGⅡゴドルフィンマイルに次ぐ2度目の海外重賞Vを成し遂げた。

 ◆坂井瑠星騎手(バスラットレオン1着)「オーナーと師匠である矢作先生、そしてこの馬に騎乗させてくださった皆さんにとても感謝しています。とてもいい走りをしてくれました」

 ◆矢作芳人調教師(同)「この馬の調教師として、芝馬なのかダート馬なのか明確な答えを持っていませんが、芝のこのくらいの距離は合うと思っていました。ベストは7ハロンと思っています。逃げることは騎手とも意見が合いました。これから協議しますが、今の時点ではゴドルフィンマイルを視野に入れています」




1351ターフスプリントを勝ったバスラットレオンは、父キズナ、母バスラットアマル、母の父ニューアプローチという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は広尾レース(株)。通算成績は19戦5勝(うち海外4戦2勝)。重賞は2021年GⅡニュージーランドT、22年ドバイGⅡゴドルフィンマイルに次いで3勝目。




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【サウジCデー】連覇が懸かるソングライン&ダンシングプリンスは着々と態勢を整える 2023年2月23日(木) 21:13

昨年は日本調教馬4頭が勝利したサウジカップデー。連覇が懸かる2頭は着々と態勢を整えている。

1351ターフスプリント(GⅢ、芝1351メートル)のソングライン(美・林、牝5)は、昨年9月の産経賞セントウルS5着以来、5カ月半ぶりの復帰戦になる。追い切り翌日の23日朝は入念にゲート入りと駐立確認を行った。

林調教師は「1回目は躊躇(ちゅうちょ)する面がありましたが、2回目はすんなり入って、駐立もしっかりできていました。いい練習になってやっておいて良かったです」と納得の表情。さらに「追い切り後にルメール騎手からは『体が柔らかくていい動きをしていて、息遣いも問題なかった。去年は物見をしていたけど、今年はスムーズだった』とお墨付きをもらいました。昨年も番枠だったので縁起がいいですね」とまとめた。

リヤドダートスプリント(GⅢ、ダ1200メートル)のダンシングプリンス(栗・宮田、牡7)は、チャレンジャーとして挑む構えだ。

宮田調教師は「今年はアメリカの馬が参戦してきて、昨年より数段レベルが高いなと思いますね。チャンピオンですけど、チャレンジャーの気持ちですね」と力を込めた。

追い切り翌日のこの日は軽い運動で体をほぐした。「2回目でこっちの環境にも慣れて、いい表情をしていますよ。昨年に比べて馬場は少し深く重くなって、負荷がしっかりかかっている感じですね。乗り手は『走りやすい』と話しています」と伝えた。

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【サウジCデー】カフェファラオ、ジオグリフら日本馬20頭が5競走に出陣! 2023年2月20日(月) 11:29

25日(日本時間25~26日)にサウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる「サウジカップデー諸競走」5レースに、日本から大挙20頭が遠征する。

世界最高となる1着賞金1000万米ドル(約13億4115万円)をかけたメインのサウジC(GI、ダ1800メートル)にはGI3勝馬カフェファラオ(牡6歳、美浦・堀厩舎、写真)、ヴァンドギャルド(牡7歳、栗東・藤原厩舎)、クラウンプライド(牡4歳、栗東・新谷厩舎)、ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村厩舎)、ジュンライトボルト(牡6歳、栗東・友道厩舎)、パンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作厩舎)が参戦。

リヤドダートスプリント(GⅢ、ダ1200メートル)にはジャスティン(牡7歳、栗東・矢作厩舎)、ダンシングプリンス(牡7歳、美浦・宮田厩舎)、リメイク(牡4歳、新谷厩舎)、リュウノユキナ(牡7歳、美浦・小野厩舎)、サウジダービー(GⅢ、ダ1600メートル)にはエコロアレス(牡3歳、栗東・森厩舎)、コンティノアール(牡3歳、栗東・矢作厩舎)、デルマソトガケ(牡3歳、栗東・音無厩舎)、フロムダスク(牡3歳、栗東・森厩舎)、レッドシーターフH(GⅢ、芝3000メートル)にはエヒト(牡6歳、栗東・森厩舎)、シルヴァーソニック(牡7歳、栗東・池江厩舎)、1351ターフスプリント(GⅢ、芝1351メートル)にはソングライン(牝5歳、美浦・林厩舎)、バスラットレオン(牡5歳、栗東・矢作厩舎)、ラウダシオン(牡6歳、栗東・斉藤崇厩舎)、レシステンシア(牝5歳、栗東・松下厩舎)が出走する。

なお、日本での馬券発売は行われない。(夕刊フジ)

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【サウジCデー】1週前国内最終追い サウジC=ジオグリフ馬なり単走でラスト11秒6 2023年2月16日(木) 04:47

2月25日のサウジアラビア国際競走(キングアブドゥルアジーズ)に出走する日本馬が15日、東西トレセンで国内最終追い切りを行った。全馬が16日に現地に向けて出発する。



《美浦》サウジCでダート初挑戦のジオグリフ(木村、牡4)はWコースを馬なりで6ハロン86秒7-11秒6。木村調教師は「前回の海外遠征(香港C6着)同様、ナーバスになってはいますが、フットワークの質は良くなっています。ダートはやってみないと分からないが、環境の変化を乗り越えてほしい」と期待を込めた。昨年のJRA賞最優秀ダートホースのカフェファラオ(堀、牡6)はWコースを単走で一杯に追われ、6ハロン82秒6-11秒4をマーク。

1351ターフスプリント連覇を狙うソングライン(林、牝5)はWコースで鋭い脚を披露し、6ハロン86秒5-11秒7。林調教師は「小回りで展開や枠が重要にはなりますが、休み明けでも十分乗り込めてしっかり仕上がったと思います」と意欲満点だ。

リヤドダートスプリント連覇が懸かるダンシングプリンス(宮田、牡7)は坂路を単走で4ハロン51秒9-12秒8。宮田調教師は「いい負荷がかかったと思います。去年と同じような感じできていますし、いい結果を出したい」と好感触。リュウノユキナ(小野、牡8)は坂路を単走馬なりで4ハロン56秒2-12秒8。「先週乗ったジョッキーもいいと言っているし、順調」と小野調教師。

《栗東》サウジCでダートに初挑戦するパンサラッサ(矢作、牡6)は、坂路で1351ターフスプリントに出走する僚馬バスラットレオン(牡5)と併せ馬。半馬身遅れたが、楽な手応えで4ハロン51秒7-12秒4をマークした。池田厩務員は「先週に猛時計を出しているから、調整程度で。ここまで順調にこられて良かった。香港やドバイも行っており、遠足大好きやからね」と笑顔。バスラットレオンは軽やかなフットワークで4ハロン51秒0-12秒4。矢作調教師は「負荷をかけたかったが、すぐに追いついてしまったね。それでも、状態はいいよ」とうなずいた。

これがラストランになる1351ターフスプリントのレシステンシア(松下、牝6)は、坂路を素軽いフットワークで駆け上がり4ハロン52秒3-11秒9。松下調教師は「しまい重点で動きは良かった。今回の距離はベストだと思う。最後にもう1つタイトルを取らせてあげたい」と力を込めた。

レッドシーターフハンデキャップのシルヴァーソニック(池江、牡7)は、CWコースで6ハロン83秒3-11秒4としまいを伸ばした。岩崎助手は「体も柔らかく使えており、追ってからもいい反応でした。問題なく順調です」と好感触を伝えた。

リヤドダートスプリントのジャスティン(矢作、牡7)は、坂路で4ハロン52秒7-12秒4。矢作調教師は「またがった瑠星(坂井騎手)は『2年前ぶりぐらいに調子がいい』と言っていた。順調ですよ」と満足気だった。

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ソングラインの関連コラム

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先週から秋競馬が開幕。西のセントウルSメイケイエールが好位から堂々の抜け出しで完勝。重賞6勝目を飾り、いよいよG1へ王手というところまで来た。

一方、人気を分け合う形になったソングライン=ルメール騎手はラストで伸びて来たものの5着止まり。ただ、明らかに距離不足の内容で、叩き台としては悪くない内容だったのかもしれない。

今や、押しも押されぬ日本競馬の主役となったルメール騎手だが、ジョッキーとしては長距離志向の側面が強く、短距離路線ではそこまで信頼度が高くない。

2020年以降のすべてのレースを対象にルメール騎手の距離別成績を調べてみても明らかで、芝ダート問わず1200m戦では単複の回収率が60%台とかなり低く、基本的には過剰人気傾向だ。

これが1000mに限るとさらに顕著で、騎乗回数は少ないが18戦してたったの2勝、回収率も悲惨だ。

・ルメール騎手の1000m戦成績(2020年~先週終了時点)

(2-3-0-13)単勝回収率 18% 複勝回収率 42%

そして、基本的に距離が延びれば伸びるほど成績が向上していく。特に2400m以上に限ると、ルメール人気を加味しても妙味大で、単複の回収率は90%超。ほぼ3回に2回は馬券圏内に好走している。

・ルメール騎手の2400m以上の成績(2020年~先週終了時点)

(40-27-17-44)単勝回収率 93% 複勝回収率 97%

こういったデータは、時に穴馬による一撃で数値が跳ね上がっているケースもあるが、ルメール騎手の場合は2ケタ人気馬の騎乗回数はゼロ。128回のうち125回が5番人気以内なので、極めて信頼できるデータといえるだろう。

馬に例えるならば、ルメール騎手は明らかにステイヤータイプ。シンプルだが、このことを意識するだけで今後の重賞戦線でも取捨が明確になるはずだ。なお、折り合いをつけるのが上手く距離延長に強いのも特徴。直近の重賞勝ちはヴェントヴォーチェで挑んだキーンランドカップだから、実はデータに反してスプリント重賞を制したのだが、思えば直線競馬を経由した距離延長馬だった。

夏のバカンスから復帰し今後は有力馬への騎乗機会も増えるだろうが、その際の参考にしてほしい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】エンライトメント(土曜中山2レース・2歳未勝利/3着)

マイル戦の上に開幕週の馬場ではやや忙しく、完全に差し遅れた。それでもラストはしっかり伸びており、次走距離延長、または開催後半馬場、または東京替わり(いずれかに該当する可能性が極めて高い)ならば順当に勝機到来。

ローズS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はG1トライアルが続々、日曜の中京競馬場ではローズSが行われる。注目馬はコチラ。

メモリーレゾン古川吉洋騎手)

前走は51キロの内枠と恵まれた面はあったが、追ってグイグイ伸びて完勝。デビューが1200m、その後は1600mで勝利し、初の1800mだった前走でもむしろまだ距離延びて良さそうな内容だった。使うごとに力をつけてきている印象で、センスと追っての良さも兼ね備えているのでクラスの壁はないはず。相手は強化されるが、いきなりの重賞でも楽しみはある。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。


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2022年6月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬の体調は多くのポイントの一つにすぎない/エプソムカップ展望
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安田記念は4番人気のソングラインが外から伸びて差し切り勝ち。不利が響き5着に敗れたヴィクトリアマイルから見事に巻き返しを決めた。2着のシュネルマイスターは直線で馬群に突っ込んで伸び、勝ち馬に迫った。終わってみれば同舞台で行われた昨年のNHKマイルCの1~2着が入れ替わる結果。ハイレベルといわれる昨年の3歳世代だが、正確には芝路線、それもマイル路線のレベルが高かった。それを証明するワンツー決着だった。

また、外が伸びる馬場も上位勢には味方した。3着サリオスは8枠17番。最終予想でサリオスを本命にしたのも、馬場傾向が合うと考えたため。昨年の安田記念ほど顕著に外が伸びる馬場ではなかったが、それでも終盤開催になり外がやや有利な状況。とりわけ芝の1400m~1600mは枠なりの競馬になりやすく、馬場傾向の影響をモロに受けていた。

実際に先週の東京芝1400m~1600mは合計7レース行われたが、枠順の傾向は以下の通り。

1~4枠(1-3-1-38)
5~8枠(6-4-6-44)

一目瞭然、明らかに外が優勢だった。

~大幅馬体重減で人気が落ちたサリオス

なお、サリオスに関しては調教後馬体重がマイナス22キロと大きく減らしており、その影響で不安説が流れたことも狙う後押しとなった。もちろん馬の体調は予想をする上で重要なポイントではあるが、あくまでもポイントの一つでしかない。馬場なり、枠順なり、騎手なり、そもそもの適性なり、その他諸々多くの要素が折り重なってレースを行うのが競馬で、極論すれば体調が悪くても馬は走ってしまう。

これは人間に置き換えれば想像できることで、例えば体調が多少悪い中で出社(コロナ禍の現状ではあまりないかもしれないが…)したとして、ではまったく仕事にならないかといえばそうとも限らないはずである。体調が悪くても悪いなりに仕事はこなせるだろうし、必ずしも極端にパフォーマンスが落ちるわけでもない。人間と馬を同一視するのは少々強引かもしれないが、結局馬の体調など馬に聞いてみないとわからない面もあるのだから、レースに行ってしまえば多少不安があっても枠なり馬場なりに恵まれてしまえば走れてしまうものでもある。

サリオスに関していえばやはり外枠のアシストは大きかったし、レーン騎手との相性の良さもプラスとなった。一方で絶好調時なら突き抜けるくらいの能力があるはずで、そういう意味ではやはり万全ではなかったのかもしれない。いずれにしても不安説は過剰に人気落ちを生むこともあるので、時にはむしろ買い材料となる。馬の体調に関するネガティブコメントにはついつい過敏に反応してしまいがちだが、話半分くらいで受け止めるのが適切な対応かもしれない。

なお、東京芝は今週末までCコース。基本的には先週の傾向を引き継ぐはずで、特に騎手が対応する前の土曜日は外が狙いになるはずだ。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】フォーチュンテラー(日曜中京8レース・3歳上1勝クラス/3着)

3歳勢が大挙出走してきたハイレベル戦。メンバーが揃った上に厳しい内枠だったが、それでも直線はキッチリ伸びた。馬群も問題ないシニスターミニスター産駒で、レースぶりには安定感がある。ダート1400mならクラス上位は明らか、引き続き軸での信頼度は高い。

エプソムカップ展望

では、いつも通り週末の注目馬で締めたい。今週末はG1ひと休みで、東京ではエプソムカップが行われる。注目馬はコチラ。

シャドウディーヴァ坂井瑠星騎手)

前走のヴィクトリアマイルでは前が残る流れの中で後方からの競馬になってしまったが、それでもラストは最速タイの32秒9の脚で伸びて来た。今回は距離が延びて、前走時よりは馬場も荒れて差しが届きやすくなっているのは有利。昨年の府中牝馬Sを制した得意舞台で、そろそろ巻き返しに期待できそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年5月29日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年05月29日号】特選重賞データ分析編(308)~2022年安田記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 安田伊左衛門生誕150周年記念 農林水産省賞典 安田記念 2022年06月05日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【生産者別成績(2017年以降)】
○ノーザンファーム [3-4-3-16](3着内率38.5%)
×ノーザンファーム以外 [2-1-2-47](3着内率9.6%)

 基本的にノーザンファーム生産馬が強いレース。なお、生産者がノーザンファーム以外だったにもかかわらず3着以内となった5頭のうち4頭は、“東京・中山、かつG1のレース”において“着順が1着、もしくは1位入線馬とのタイム差が0.0秒”となった経験のある馬でした。今年は関東圏のG1を制したことのある馬が少ないので、例年以上にこの傾向を重視すべきでしょう。

主な「○」該当馬→ソングラインレシステンシア
主な「×」該当馬→イルーシヴパンサーセリフォスナランフレグロータスランド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京、かつ重賞のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験がある」馬は2017年以降[4-5-5-20](3着内率41.2%)
主な該当馬→イルーシヴパンサーソングライン

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2021年10月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】爆発に大事なのは、”ヒモ選定力”!/天皇賞(秋)展望
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菊花賞タイトルホルダー横山武史騎手が完勝。逃げて、溜めて、突き放すという、23年前の父横山典弘騎手=セイウンスカイを思い起こさせる完勝劇だった。

横山武史騎手については当コラムでも何度か取り上げ、ほめたたえて来たが、とりわけ芝中長距離における戦略力が素晴らしい。個人的に最近の騎乗で特に際立って良く思えたのはペルシアンナイトを2着に持って来た札幌記念。道中から繊細な出し入れをしており、そのひとつひとつの判断が直線の伸びに繋がっていた。

今回の勝利でJRA重賞は7勝となったが、すべてが芝のレースで、しかも1800m以上となった。

~穴馬が軸のときこそヒモ選びに力を注ぎたい

さて、先週の当コラムでは10月に入ってからやや不調であることから、

『平日の過ごし方から改めて考えて行く1週間にしたい』

と書いたが、早速微々たる成果が出た。土曜重賞の富士Sだ。ここで狙ったのは◎タイトゥヘヴン。根拠は割愛するが、週半ばからじっくり準備してきたことが、結果にも表れたように思えて嬉しかった。

ただ、馬券的には爆発とはいかなかったのが、”微々たる成果”と書いたゆえんでもある。私は単複をほとんど買わず、常に爆発を狙って3連複を買うことが多いのだが、となると重要なのは、「ヒモ馬の選定」である。

当然のことながら3連系馬券は3頭の的中を目指すものであるから、軸馬が来るだけではなかなか爆発はしない。富士Sを例にするならば、私の対抗は○ダノンザキッドであったから、これが一緒に来なくては爆発とはいかなかった。勝ったソングラインや、あるいは9番人気2着のサトノウィザードあたりを相手上位で狙えていれば爆発できたのだろうが…。

もちろんそんなことができれば苦労しないのは当たり前だが、穴軸から攻めるときこそ、より一層ヒモ馬の選定には細心の注意を払う必要がある。穴が軸だと機械的に相手には人気馬を拾ってしまうこともあるし、逆に力んでさらに穴を狙ってしまうこともある。そのどちらが正解とは言えないのだが、もしひとつだけ大事なことがあるとすれば、穴軸に対応した馬をきちんと買うということである。

先週の◎タイムトゥヘヴンであれば、やはり騎手も含めて考えれば差し競馬で台頭する可能性は高かったから、他に穴が来るとすれば同様に差しタイプや外枠の馬、あるいはスタミナ系であることは容易に想像できた。そんなことわかっちゃいるよ、という面もあるが、穴軸馬券の場合はヒモ馬選定の重要性がいつも以上に増し、その一頭を選べるかどうかが年間収支にも大きく影響することになる。軸が穴だとついつい守りにも入ってしまいがちなのだが、だからこそ常に言い聞かせ、穴軸の場合はいつも以上にヒモ馬選びに心血を注ぐ必要があると強く感じた。

穴馬における相手選びは、いわば得点圏の打率を上げることと同様で、穴馬が走った場合はいわば”満塁のチャンス”のようなもの。そんなシーンで、走るヒモをきちんと選び、ランナーを返せるかどうかは、収支を爆発させる上で極めて重要だ。残りの秋のG1、あるいは重賞のどこかで、軸&ヒモの選定までビシッと決めて、大爆発を目指したい。

天皇賞(秋)の注目馬

さて、今週末はいよいよ3強対決が注目される・天皇賞(秋)。昨年の無敗の3冠馬・コントレイル。ダービーで2着に敗れ初めて土がついたものの、強力世代の最上位馬・エフフォーリア。スプリント~マイルG1を5勝し、改めて2000mに挑む牝馬・グランアレグリア

上記の3頭はいずれも有力だが、その中から特に注目すべき一頭を挙げておきたい。

エフフォーリア横山武史騎手)

日本ダービーは有利とされる最内枠だったが、今年に関していえばインの馬場状態が悪く決して有利とはいえない状況だった。結果的に見ても内枠の馬の中では唯一上位に食い込んでおり、まさに負けて強しと言える内容。掛かるくらいのスピードがあることを考えても2000mに短縮されるのもプラス。久々も予定通りで、最強牝馬&3冠馬相手でも好勝負可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年9月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】デムーロ騎手は「外枠・荒れ馬場・出遅れ」で伸びて来る/京成杯AH展望
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先週の新潟記念は◎マイネルファンロンが勝利。当コラムで推奨した○ヤシャマルとどちらにするか迷ったが、最後は枠順が決め手になった。対抗のヤシャマルが3着なら最高だったのだが、先週書いた通り近くの枠の馬を重視する戦略が上手くハマった。



デムーロ騎手といえば近年は不振が伝えられていたが、今年は復調気配。重賞もこれで4勝目。人気もなかったので少々不安もあったのだが、出遅れて折り合っているのを見て、直線は伸びて来ることを確信できた。

「外枠、荒れ馬場、出遅れ」

がいわばデムーロ騎手を買う3大要素ともいえる好走パターン。今年の重賞制覇でいえばダービー卿CTもやはり出遅れて外を回す競馬で抜け出して来たし、ユーバーレーベンもゆったりと外を回す贅沢な競馬で長くいい脚を引き出していた。馬との呼吸を重視するタイプなので、スタートを決めてしまうことでリズムを作れないケースも多い。だからこそ外寄りの枠や出遅れによって力を発揮できるのである。

加えてユーバーレーベンマイネルファンロンなどは乗り替わりの効果も大きかった。マイネルファンロンは今回の勝利で通算30戦5勝。外国人騎手が騎乗したケースに限ると4戦3勝となった。

普段騎乗しているのは柴田大知騎手や丹内騎手。難しい馬を御す、動かない馬を動かす、といった技術はほぼない2人なので、難しいタイプと陣営が認めるマイネルファンロンにとっては2人から解放されるプラスは思いのほか大きかった。

もっとも、これは余談であるが柴田大知騎手は最近穴を連発している。大舞台でたびたびマイネル馬が別の騎手で活躍したことで、これまで以上に印象も悪くなり人気にもなりづらくなっている。タイミング的には狙いどころかもしれない。

~近年は内枠有利に戻りつつある中山芝

さて、今週末から秋の中山開催がスタートする。中山芝といえば近年はエアレーション&シャタリングの効果で開幕週からタフな馬場になり差しが届くシーンも多く見られた。だが、近年は再びイン有利傾向に回帰しつつある。

京成杯オータムハンデも、2015年のフラアンジェリコ、2016年のロードクエスト、2017年のグランシルク、2018年のミッキーグローリーと差し決着が多かった。だが直近2年はトロワゼトワルが連覇。内枠先行競馬に回帰しつつある。

もちろん開幕週の馬場を見てから最終判断をしたいが、どちらかといえば、2014年の馬場改修直後の差しが届くタフな中山よりは、それ以前の中山らしい先行馬場を想定したい。

京成杯オータムハンデの注目馬

さて、ココではいつも通り週末の重賞の注目馬を一頭挙げておきたい。今回は京成杯オータムハンデ

グレナディアガーズ(川田騎手)

NHKマイルカップではゴール前捕まって3着に敗れたが、展開を考えれば上々の結果。先着を許した2頭、シュネルマイスターソングラインは、その後いずれも古馬相手の重賞で好走しており、相手関係も決して恵まれたものではなかった。スピードタイプで開幕週の馬場もプラス。普通に人気馬の推奨になってしまい恐縮だが、極端な外枠を引かなければ好勝負になる。

……と言いつつ、やたらと逃げ先行タイプが揃ったのが少々気にならないこともないので、最終的には下記にリンクしてあるブログで無料公開する予定なのでご覧頂きたい。

京成杯オータムハンデの最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2021年5月14日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】末脚を引き出す優雅な田辺スタイル/ヴィクトリアマイル展望
閲覧 2,300ビュー コメント 0 ナイス 2



NHKマイルカップはシュネルマイスターが外から差し切り勝ち。大外枠のピクシーナイトが積極果敢に逃げたため、字面以上に息の入らない流れになった。何度も言うが展開は時計よりも隊列が大事。外から行く馬がいて、内の先行馬が粘れないと、相対的に差し馬が有利になる。

その流れをバッチリ掴んだのがシュネルマイスター。抜け出したソングラインを最後に差し切った。当コラムではソングラインを注目馬として挙げたが、最終的にはリッケンバッカーを本命に。こちらも最後に追い込んできたが、思いのほか粘り強かったグレナディアガーズを捕えるには至らなかった。

シュネルマイスターはキングマン産駒。キングマンは現役時代英2000ギニーで2着に敗れた以外は負けなかった最強マイラー。その2000ギニーも極端な馬場傾向の中で苦しい内に突っ込んだ結果僅かに差されたもので、まさに「負けて強し」の内容だった。弥生賞でも2着したシュネルマイスターだったが、血統的にはやはりマイルでこそだった。

~末脚を引き出す田辺スタイル

G1以外の話を。先週目立ったのは田辺騎手の活躍だ。土曜メトロポリタンSでは手綱の戻ったゴールドギアとのコンビで差し切り勝ち。田辺騎手らしい脚を溜めてゆったり運び、末脚を引き出す騎乗だった。

田辺騎手は基本的に馬のリズムを重視するタイプ。無理に追い出したりしないので脚が良く溜まる。先行するにしても馬の気分に任せるので、馬にとってはリラックスして走れる。半面強引さに欠けるので、ハマり待ちの面もあり、ハマらないとやる気がないように見えてしまう。わかっていれば問題ないのだが、例えば少し古いが2019年のレッドローゼスで挑んだ福島記念などが良い例(悪い例?)だろう。田辺スタイルを貫いたに過ぎないが、「後ろすぎ(怒!)」のように言われがちだ。

前半無理すると脚を使えないゴールドギアはまさに田辺スタイルがマッチする。ゴールドギアに1800mを走らせるなら田辺騎手だと位置が悪くなりすぎるが、長丁場を走らせるならば田辺騎手が良い。実際直近3度の馬券圏内はすべて田辺騎手騎乗時。三浦騎手が騎乗すると一生懸命脚を使ってしまうのでラストで伸びが鈍る。そこら辺は感性の違い。三浦騎手の引き出しにはフワッと脚を溜める騎乗というのがないので。

日曜6Rのアポロセイランでも田辺騎手らしく脚を溜めて直線鋭く伸びて2着。勝ち馬エリモグリッターの上がりは37秒1。2着アポロセイランの上がりは35秒7。ラストで鋭く伸びて来るあの感じが、田辺スタイル。

ダイワクンナナというダイワスカーレット産駒の牝馬が、田辺騎手とのコンビで2連勝中だが、いずれも最後方からの追い込み。これも届かなければ、「後ろすぎ(怒!)」と言われるのだろうが…。理解していれば買いやすい騎手だし、頼もしい騎手でもある。だから、例えば強引にでも行ってほしい馬や、距離短縮の差し馬…みたいなパターンは、積極性が足りなかったり、後方のままのケースもある。個人的に優雅な感じがする田辺スタイルは好きだけど、WINSでヤジられがちな騎手でもある。野球でいうとユニフォームを汚さないタイプ。

やはり騎手は取り扱いが大事ということで、買いどころを知りたい方は、是非『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』を読んで頂ければ…って別に宣伝をしたいわけではないので、興味があれば。(この度、重版で3刷が決定しました、ありがとうございます!)

ヴィクトリアマイルの注目馬

というわけで、今週末はヴィクトリアマイル。注目馬を一頭を挙げておきたい。グランアレグリアを挙げてもつまらないので、それ以外から選ぼう。

マルターズディオサ

本編で触れたからってわけではないが、田辺騎手が騎乗するマルターズディオサ。前走の高松宮記念は、手探りの競馬。間隔を空ける意味でも使ったのだろうが、恐らく陣営としては無理に勝ちに行く競馬はしたくなかったはず。実際のレース内容もそんな感じで、ジワっと運んで外から伸びて来たが、次走のマイル延長を見据えた競馬だった。それでもラストの脚は上々。今年は阪神牝馬Sのメンバーレベルが例年ほど高くなく、一方でメンバーが揃っていたのは高松宮記念だった。となればレシステンシアに注目したくなるが、今回は先行勢が揃ったことを考えると、むしろ田辺スタイルの差しがハマりそうで人気もないマルターズディオサを注目馬としたい。

人気もないだろうし、ハマればデカイはず。ハマれば…。

ヴィクトリアマイルの最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
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ソングラインの口コミ


口コミ一覧

解説!! 1351ターフスプリント

 キタクロ 2023年2月25日() 19:29

閲覧 31ビュー コメント 0 ナイス 0

今夜行われるサウジカップデー
日本馬は5レースに20頭が参戦

ネオムターフに出走予定だった
デアリングタクトが回避し
このレースのみ日本馬の
参戦は無しとなりました
本命は英国9.サーバスカー

ということで日本勢の初戦がこのレース

概要〜サウジの建国記念の年から生まれた
   この1351mのレース
   昨年はソングラインが制し
   その後の安田記念も制覇
   今年は4頭が出走

出馬表 ()はゲート番号、オッズはウイリアムヒル
1.(7) .日.バスラットレオン 、、6.0
2.(6) .米.カサグリード 、、 9.5
3.(4) .英.ギャラス 、、 29.0
4.(8) .日.ラウダシオン 、、 15.0
5.(5) .英.ルサイル 、、 17.0
6.(10).英.ボゴ 、、 13.0
7.(3) .沙.ラーエド 、、 13.0
8.(11).沙.ロズガー 、、 29.0
9.(1) .英.ハッピーロマンス 、、12.0
10.(9).日.レシステンシア 、、 8.0
11.(2).日.ソングライン 、、 2.87

予想
◎バスラットレオン
○ソングライン
▲カサクリード
△レシステンシア
△ボゴ
△ラウダシオン

実力はソングラインも休養明けが不安
バスラットレオンの逃げ切りと見た
昨年の2着馬カサグリードは近走不満
レシステンシアはどこまで仕上がっているのか

日本時間23時45分発走

 軸うまおやじ 2023年1月30日(月) 19:58
かあちゃ~ん!ソングラインがサウジ遠征へ行くば~い!!無... 
閲覧 43ビュー コメント 0 ナイス 2

かあちゃ~ん!ソングラインがサウジ遠征へ行くば~い!!無理せんごつ頑張ってば~い!!

#ソングライン

『ま~た次回もよろしくば~い!ツイッターのフォロ~&ツイート&チャンネル登録よろしくば~い!何さまがんばるば~い!!

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 qaz 2022年12月28日(水) 16:55
勝負馬券の発想法 ~2022全G1結果編 10年以上プラス収支を...
閲覧 207ビュー コメント 2 ナイス 7

プラス収支を途切らせてはいけないような義務感にかられながらも何とか競馬を続けています。
特別な情報網はなく、ネット中心に情報収集し予想する皆さんと同じようなスタイルです

コロシアムは後出しできませんから、予想を登録しておくのに重宝するツールとして利用しています

馬券は基本的に単勝(コロガすときは複勝)、ワイド1点がメインです
税金の問題が解決すれば変えるかもしれませんが、現状は大金を払い戻すのは
あまりお得な状況ではないので、改善を期待しています


2022は特に前半壊滅的でした
後半は調子を取り戻したものの、最初の10戦で的中はわずか1つ絶望的なところから、まくり切り
なんとかプラスを継続することができました

馬券を買わなかったレースはチャンピオンズCくらいでしょうか


レース名 本命馬    人気 結果(着) 単勝
1フェブラリー インティ 7人気 11着
2高松宮記念 レシステンシア 1人気 6着
3大阪杯 ジャックドール     2人気 4着
4桜花賞 ナミュール     1人気 8着
5皐月賞 ドウデュース     1人気 3着
6天皇賞(春) マカオンドール 6人気 11着
7NHKマイル セリフォス 1人気 4着
8ヴィクトリア ソングライン 2人気 5着
9オークス  ルージュエヴァイユ 5人気 6着
10ダービー ジオグリフ 4人気 7着
11安田記念 ソングライン 4人気 1着 単820
12宝塚記念 ヒシイグアス 5人気 2着
13スプリンターズジャンダルム 8人気 1着 単2030
14秋華賞 ナミュール 2人気 2着
15菊花賞 ガイアフォース 1人気 8着
16天皇賞(秋) シャフリヤール 2人気 5着
17エリザベス ジェラルディーナ4人気 1着 単810
18マイルCS   シュネルマイスター1人気 5着
19ジャパンカップ ダノンベルーガ 2人気 5着
20チャンピオンズC テーオーケインズ 1気 4着
21阪神JF リバティアイランド 1人気1着 単260
22朝日FS ダノンタッチダウン 2人気2着
23有馬記念 ジェラルディーナ  3人気3着
24ホープフルS ミッキーカプチーノ 1人気5着

3着内率38%は恐らく計測史上最低
単勝回収率163%
本命対抗のワイドも100%は超えています
スプリンターズSの的中がなければ記録が途切れてしまうところでした。


来年も単勝メインですが、
私の馬券の特長として的中するときはズバリで決まることが多いのでワイド一点や3連複の2頭軸で2・3点の勝負をしていこうかと思います。(複勝は転がすとき以外はあまり使わない想定)

今さら予想のやり方を変えられないし結果も出ているので、序盤出遅れないようにしたいのと。
リアルの馬券とコロシアムをなるべく合わせるように配慮したいですね。
ワイド一点や3連複の2点買いも的中しているので。いずれの券種でも100%を超えられるように
出来たらいいですね、

一年間お疲れさまでした。(暇な方は昨日、超久しぶりに日記を更新したのでそっちも良ければ)

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ソングラインの掲示板

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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:1人 2022年9月11日() 15:41:08
ルメールの衰退。舐めた騎乗するなら欧州に戻った方が良い。技術不足とは言わせない!
2:
  HELPRO   フォロワー:1人 2022年6月5日() 16:05:14
地元関東での勝利で林厩舎には鞍上以外の全てが揃っていた!
懸念を破った池添も偉かった。おめでとうございます林先生!
1:
  HELPRO   フォロワー:1人 2021年8月15日() 16:12:15
やはり池添は実力不足。
圧倒的有利な斤量も活かせないなど鞍上と名乗る資格もない。
林先生も何故こんな鞍上を起用したのか解せないが、きっと親方(JRA)の指示に従ったのだろう。
技術に劣る者を使わされるのは女子起用でも分かる。
素人はだしならまだ良いが、素人モドキではただの未熟者でしかない。
親お陰人間は所詮程度の低い者の代名詞でしかない。憐れだ。

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2022年9月11日産経賞セントウルS G25着
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2022年9月11日 産経賞セントウルS G2 5着
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