ソングライン(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2018年3月4日生
調教師林徹(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[7-3-1-6]
総賞金68,855万円
収得賞金37,670万円
英字表記Songline
血統 キズナ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
キャットクイル
ルミナスパレード
血統 ][ 産駒 ]
シンボリクリスエス
ルミナスポイント
兄弟 ティーガーデンソニックライン
市場価格
前走 2023/11/04 BCマイル G1
次走予定

ソングラインの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/04 アメ 6 BCマイル G1 芝1600 13--------5** 牝5 56.0 戸崎圭太林徹 --0000 ------マスターオブザシーズ
23/10/08 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 127102.012** 牝5 57.0 戸崎圭太林徹 490
(+10)
1.45.3 0.033.5④⑦⑥エルトンバローズ
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 188187.441** 牝5 56.0 戸崎圭太林徹 480
(-8)
1.31.4 -0.233.1⑪⑨セリフォス
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 16367.641** 牝5 56.0 戸崎圭太林徹 488
(--)
1.32.2 -0.033.2⑧⑥ソダシ
23/02/25 サウ 4 1351TS G3 芝1351 11--------10** 牝5 55.0 C.ルメー林徹 --1.18.6 1.2----バスラットレオン
22/09/11 中京 11 セントウルS G2 芝1200 137113.225** 牝4 56.0 C.ルメー林徹 484
(+2)
1.06.9 0.733.1⑨⑨メイケイエール
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 187138.241** 牝4 56.0 池添謙一林徹 482
(-4)
1.32.3 -0.032.9⑩⑩シュネルマイスター
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18125.425** 牝4 55.0 池添謙一林徹 486
(--)
1.32.5 0.333.2⑨⑧ソダシ
22/02/26 サウ 2 1351TS G3 芝1351 14--------1** 牝4 55.0 C.ルメー林徹 --1.18.0 -0.0----カサクリード
21/12/25 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 188174.1115** 牝3 54.0 池添謙一林徹 484
(0)
1.21.5 1.235.4⑥⑧グレナディアガーズ
21/10/23 東京 11 富士S G2 芝1600 17113.911** 牝3 52.0 池添謙一林徹 484
(-2)
1.33.2 -0.033.9⑧⑦サトノウィザード
21/08/15 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 186111.813** 牝3 51.0 池添謙一林徹 486
(+6)
1.32.9 0.234.0⑦⑦ロータスランド
21/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 1851016.972** 牝3 55.0 池添謙一林徹 480
(+2)
1.31.6 0.034.3⑥⑦シュネルマイスター
21/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1881614.7715** 牝3 55.0 池添謙一林徹 478
(-2)
1.33.1 2.035.0⑪⑭ソダシ
21/01/16 中京 10 紅梅S (L) 芝1400 11662.911** 牝3 54.0 C.ルメー林徹 480
(-2)
1.20.6 -0.535.3ララクリスティーヌ
20/11/22 東京 2 2歳未勝利 芝1600 18233.121** 牝2 54.0 丸山元気林徹 482
(+14)
1.34.1 -0.534.1⑩⑨トーセンメラニー
20/06/20 東京 5 2歳新馬 芝1400 165102.612** 牝2 54.0 D.レーン林徹 468
(--)
1.23.7 0.334.7⑫⑩クールキャット

ソングラインの関連ニュース

2023年にはキズナ産駒のソングラインがレース史上4頭目となる2連覇を達成。同馬の父系祖父ディープインパクトは、2011年1着リアルインパクトを皮切りに種牡馬として安田記念を4勝と好相性を示すが、2020年1着グランアレグリア、2021年1着ダノンキングリーなど、晩年の勢いにも目を見張るものがあった。

ほか、近年の血統傾向としてはStorm Catの血を引く馬が上位を賑わせており、前述したソングラインも父キズナを介して同血脈を保持。2017年サトノアラジン(7番人気)、2018年モズアスコット(9番人気)、2021年ダノンキングリー(8番人気)など、人気薄で勝利をつかんだ勝ち馬の多くが、母の父にStorm Cat系種牡馬を配されていることもポイントといえるだろう。

シックスペンスは、父キズナ×母フィンレイズラッキーチャーム(母の父Twirling Candy)。同産駒は2022~23年に2連覇したソングラインが出ているが、父の「ディープインパクト×Storm Cat」の組み合わせは、17年1着サトノアラジンや21年1着ダノンキングリーを想起させるものでもあり、近年の代名詞といっても過言ではない。本馬はデビューから芝1600mで2連勝。血統構成からも高速決着は望むところで、良馬場でこそ持ち味が活きる。

ジャンタルマンタルは、父パレスマリス×母インディアマントゥアナ(母の父Wilburn)。父系曽祖父Smart Strikeは母の父としてストロングリターンを出しており、同馬は11年2着、12年1着と安田記念でリピート好走を果たした。なお、本馬はSmart Strikeのほかにも、Seattle Slew、Robertoなどの血脈が共通することも興味深い。母系にはトレンドのStorm Catも内包しており、NHKマイルC勝ちの実績からも舞台は申し分ないだろう。

トロヴァトーレは、父レイデオロ×母シャルマント(母の父エンパイアメーカー)。東京マイルで異彩を放つソニンクの末裔で、本馬の又従姉には安田記念連覇やヴィクトリアマイル勝ちを果たしたソングラインが挙げられる。また、今年のNHKマイルCを制したパンジャタワーも同牝系であり、本馬から見た続柄は又従弟となる。シンボリクリスエスを内包することも評価に値し、前述したソングラインの配合にも準ずるものがありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
シックスペンス ⑩ジャンタルマンタル ⑯トロヴァトーレ


【安田記念2025】過去の結果ダイジェスト 23年は史上3頭目の安田記念連覇など、記録づくめの一戦に 2025年6月2日(月) 17:00

2024年安田記念 1:32.3(稍)
1着:ロマンチックウォリアー J.マクドナルド
2着:ナミュール 武豊
3着:ソウルラッシュ J.モレイラ

前半 12.1 - 11.0 - 11.4 - 11.9
後半 12.0 - 11.3 - 11.2 - 11.4

香港馬ロマンチックウォリアーが、日本の強豪マイラーを一蹴。安田記念への外国馬の参戦は18年ウエスタンエクスプレス以来6年ぶり、外国馬の勝利はブリッシュラック以来18年ぶりとなった。ロマンチックウォリアーは出走時点でG1・7勝、圧倒的格上でもG1勝ちはすべて2000m以上。単勝オッズは3.6倍には、日本の芝、かつマイルをこなせるのかという、馬券ファンの心理が投影されていた。ただ、レースでは好スタートから好位馬群で難なく流れに乗り、残り1ハロン過ぎで先頭に立つと、外から迫る2着ナミュール、3着ソウルラッシュを難なく振り切った。当日の馬場状態を考えてもペースは緩く、ナミュールソウルラッシュは後方からよく伸びている。仮に超高速馬場、かつ高速巡行なら、日本馬の逆転はあったかなど、レース後も考えさせられる一戦に。もう1頭の外国馬ヴォイッジバブルは17着に終わっている。


2023年安田記念 1:31.4(良)
1着:ソングライン 戸崎圭太
2着:セリフォス D.レーン
3着:シュネルマイスター C.ルメール

前半 12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.8
後半 11.6 - 11.1 - 11.2 - 11.5

G1馬10頭が集ったハイレベルな一戦を制したのはソングライン。史上3頭目の安田記念連覇を決めるとともに、09年ウォッカ以来、史上2頭目のヴィクトリアマイルからの連勝となった。ヴィクトリアマイルから安田記念は中2週と厳しく、同じローテを組んだアーモンドアイグランアレグリアらが2着に敗れた例もある。そんなローテのなか、8枠18番から中団外を立ち回り、直線は馬場の外目へ。マイルG1としては緩めの流れを好位で運び、残り100m付近で先頭に立ったセリフォスを瞬く間にかわした。ゴール前は流す余裕さえあり、2着につけた1馬身1/4差以上の完勝だった。2着セリフォスはスローを先行も、かかるような面が見られた。3着シュネルマイスターは、前年2着時と同じく後方から差し脚を伸ばしている。ソングラインと同様、ヴィクトリアマイルから臨戦したソダシは2番人気7着に終わった。


2022年安田記念 1:32.3(良)
1着:ソングライン 池添謙一
2着:シュネルマイスター C.ルメール
3着:サリオス D.レーン

前半 12.2 - 11.0 - 11.5 - 12.0
後半 12.0 - 11.2 - 11.0 - 11.4

サンデーレーシング所属馬、ソングラインシュネルマイスターがワンツーを決めた。この2頭は前年のNHKマイルCでもぶつかり、その際とはちょうど着順が入れ替わるかたち。両馬の現役中、計4回対戦があり、NHKマイルC以降はすべてソングラインが先着している。レースはスローの瞬発力勝負のなか、勝ったソングラインが直線スムーズに外へ進路をとる一方、シュネルマイスターは馬群内でやや追い出しが遅れた。3着の8番人気サリオス高松宮記念15着から臨戦、かつマイナス22キロの過去最低馬体重タイで一変。4着セリフォスは壁を作りにくい外枠から脚を溜めたが、この競馬が板について秋のマイルCSでG1初制覇を決める。1番人気イルーシヴパンサーは、4角16番手から上がり最速の脚で追い込むも8着まで。

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【ヴィクトリアマイル2025】血統アナリシス シンボリクリスエスが大活躍、ディープインパクトやフジキセキの直系の動向にも注目 2025年5月17日() 12:00

2023年ソングライン(母の父シンボリクリス)、2024年テンハッピーローズ(母の父タニノギムレット)、と「母の父Roberto系」が目下2年連続で勝利しており、後者においては14番人気・単勝208.6倍の人気薄だった。2021年にもランブリングアレー(母の父シンボリクリスエス)が10番人気2着と下馬評を覆す走りを見せているだけに、該当馬には気を配るべきだろう。

ほか、フジキセキディープインパクトが種牡馬として最多となる4勝を記録。後者の産駒は2021年に1~3着を独占しているが、1着グランアレグリアは母の父Tapit、2着ランブリングアレーと3着マジックキャッスルは母の父シンボリクリスエスとなるため、いずれも母系にSeattle Slewの血脈を持つことでも共通していた。2022年2着ファインルージュ、2023年1着ソングライン、と近年はキズナ産駒も上位を賑わせているだけに、今後はディープインパクト系としての動向にも注目していきたい。

ソーダズリングは、父ハーツクライ×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。注目はシンボリクリスエスの血脈で、昨年は直系のテンハッピーローズが人気薄で勝利するほか、母の父としても21年2着ランブリングアレー、21年3着マジックキャッスル、23年1着ソングラインを出している。なお、マジックキャッスルにおいては、本馬の半姉であることも特筆できるだろう。この父の産駒であれば5歳という年齢も旬を迎える頃合いだ。

ステレンボッシュは、父エピファネイア×母ブルークランズ(母の父ルーラーシップ)。父はシンボリクリスエス~Kris S.~Robertoと遡る父系で、産駒には昨年の勝ち馬テンハッピーローズが挙げられる。一方、本馬は近親にディープインパクトがいる血統背景も興味深く、ルーラーシップを併せ持つ観点では24年3着マスクトディーヴァも引き合いに出しやすい。前走こそ案外だったが、桜花賞を制するなど連対を外していないマイルで改めて。

ビヨンドザヴァレーは、父イスラボニータ×母リリーオブザヴァレー(母の父Galileo)。同産駒は初出走となるものの、好成績を残すフジキセキの直系として注目の存在。なお、父系祖父フジキセキは、07年コイウタ、08年エイジアンウインズ、15~16年ストレイトガールと延べ4頭の勝ち馬を出した。また、Gay Apparelを牝祖とする同牝系には22年2着ファインルージュがおり、本馬は母系の血筋からもヴィクトリアマイルに所縁がある。


【血統予想からの注目馬】
ソーダズリング ②ステレンボッシュ ⑬ビヨンドザヴァレー


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【ヴィクトリアマイル2025】過去の結果ダイジェスト 24年は単勝オッズ208.6倍の14番人気テンハッピーローズが大金星! 2025年5月12日(月) 17:00

2024年ヴィクトリアマイル 1:31.8(良)
1着:テンハッピーローズ 津村明秀
2着:フィアスプライド ルメール
3着:マスクトディーヴァ J.モレイラ

前半 12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.6
後半 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.7

五分のスタートから中団後方で流れに乗り、直線は外から上がり33.9秒で伸びたテンハッピーローズが14番人気1着。鞍上の津村騎手とともに人馬でG1初制覇となった。単勝オッズ208.6倍は、歴代中央G1でも4位の高額配当。ハナを主張したコンクシェルが緩みない流れを作ったことで、課題の折り合いがついた。2着は、2枠2番からイン3番手で運んだフィアスプライドで、展開的にはこの馬が強い競馬。1番人気に支持されたマスクトディーヴァは、直線で進路が狭くなる不利もあり3着まで。4着に11番人気のドゥアイズ、5着に13番人気のルージュリナージュと人気薄が続いた。2番人気のナミュールは出遅れに加え、海外帰り初戦の影響もあってか8着とふるわず。


2023年ヴィクトリアマイル 1:32.2(良)
1着:ソングライン 戸崎圭太
2着:ソダシ D.レーン
3着:スターズオンアース ルメール

前半 12.1 - 11.0 - 11.1 - 12.0
後半 12.3 - 11.3 - 11.0 - 11.4

勝ったソングラインは、3歳時にNHKマイルCを1:31.6で走り2着、その年の富士Sを勝ち、翌年は安田記念を制覇。東京マイル、特に高速巡行に強さを見せていたが、この年のヴィクトリアマイルは4番人気だった。前2走の国内外スプリント戦で5着、10着から得意舞台で復活。緩めの流れの中団インから、直線は前2頭の間を抜け、連覇を狙うソダシにアタマ差競り勝った。次の安田記念でレース史上3頭目の連覇を決めるなど、やはり東京マイルは合う。3番人気2着のソダシ、1番人気3着のスターズオンアースは、8枠16番と1枠2番の対象的な枠から好位で運んだ。人気決着になったが、4着に15番人気ディヴィーナ、5着に8番人気サウンドビバーチェ、6着に12番人気ロータスランドと、4着~6着は人気薄が占めている。


2022年ヴィクトリアマイル 1:32.2(良)
1着:ソダシ 吉田隼人
2着:ファインルージュ ルメール
3着:レシステンシア 横山武史

前半 12.5 - 10.8 - 11.4 - 11.6
後半 11.7 - 11.1 - 11.3 - 11.8

20年はアーモンドアイ、21年はグランアレグリア、単勝1倍台前半の支持を集めた歴史的名牝が、揃って2着に4馬身差をつける圧勝劇を演じた。一転して22年は、主役不在の大混戦。1番人気のレイパパレでも単勝4.1倍だった。レースは最低人気のローザノワールが主導権を奪い緩めの流れ。絶好のスタートからイン4番手で運んだソダシが、たしかな脚色で直線を伸び、2着に2馬身差をつけた。これで阪神JF桜花賞に続きマイルG1は3勝目。終わってみれば、この年も実績上位馬の完勝となった。古馬マイルG1としては落ちついた流れだっただけに、2着ファインルージュ、3着レシステンシアと前々で運んだ組が上位を占め、逃げたローザノワールも4着に粘っている。レイパパレは同じく好位で運べたが、直線失速して12着に終わった。

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25日美浦でソングラインの半弟など9頭の2歳馬がゲート合格 2025年4月25日(金) 13:10

4月25日(金)の美浦トレセンでは、2歳馬9頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

アイオロステソーロ(母ロータステソーロ、牡、高橋文雅

アートバーゼル(母キラービューティ、牝、宮田敬介

ガードオブオナー(母ルミナスパレード、牡、林徹)=姉ソングラインは2022、23年安田記念などGⅠを3勝

チャームドウイング(母チャームドヴェール、牡、大竹正博

ノーウェアマン(母サトノアスカ、牡、浅利英明

ムービングアップ(母フラワーハート、牡、浅利英明

レヴェンドール(母メルティングポット、牝、柄崎将寿

ソリフロールの23(牝、柄崎将寿

トワイライトライフの23(牝、宮田敬介

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【毎日王冠2024】血統アナリシス 種牡馬としての動向も注視したい「ディープインパクト×Storm Cat」 2024年10月5日() 12:00

2015年エイシンヒカリ、2017年リアルスティール、2019年ダノンキングリー、「父ディープインパクト×母の父Storm Cat」の配合が存在感を放ち、通算でも【3.2.0.0】と申し分のない成績を残している。なお、2017年においてはリアルスティールサトノアラジンで1・2着となっているため、同配合の馬で勝ちあぐねたのは2021年2着ダノンキングリーくらいだろう(それでも58kgを背負いながら勝ち馬とはアタマ差の惜敗だった)。

ほか、ドイツに所縁ある血統馬も上位を賑わす傾向が見受けられ、2020~2022年はサリオスシュネルマイスターサリオス(2回目)とSaldeの曾孫が勝利。つまり、続柄でいえば2頭は「はとこ」ということになる。歴代の勝ち馬では2013年エイシンフラッシュもドイツ色の強い血統馬といえるだろう。

シックスペンスは、父キズナ×母フィンレイズラッキーチャーム(母の父Twirling Candy)。注目は「ディープインパクト×Storm Cat」となる父の配合で、前述のとおり同配合の馬が、3勝、2着2回、3着以下なしと異彩を放つため、種牡馬としての動向も興味深いものがある。なお、同産駒には23年2着ソングラインがおり、勝ち馬とはハナ差の接戦だった。本馬は母系の血筋からも瞬発力に秀でたタイプなので、スローの上がり勝負が理想的だろう。

エルトンバローズは、父ディープブリランテ×母ショウナンカラット(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は芝1800mを得意とする馬が多く、本馬自身も当該距離で重賞2勝を記録。また、「サンデーサイレンス系×Roberto系」の組み合わせは、05年1着サンライズペガサスや23年2着ソングラインが出ており、前者とは母の父が、後者とは父系祖父が共通する。リピート好走が多い一方で2連覇は少なく、史上2頭目の偉業なるかにも注目だ。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。この「父×母の父」は、マカヒキショウナンパンドラとG1ウィナーが出た組み合わせ。一方、同産駒で毎日王冠を勝った馬には「母の父Storm Cat」という共通点があり、それ以外は【0.3.4.35】と勝ちあぐねている。なお、東京芝1800mは2代母クロカミが府中牝馬Sを勝った所縁があるため、新たな勝ち配合パターンとなっても不思議はない。


【血統予想からの注目馬】
シックスペンス ⑭エルトンバローズ ⑫ヨーホーレイク

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ソングラインの関連コラム

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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年10月5日(木) 12:05 くりーく
くりーくの中間調教チェック 毎日王冠2023 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月8日(日) 東京11R 第74回毎日王冠(3歳以上G2・芝1800m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:安田記念 芝1600m(レース映像)> 4ヶ月

ソングライン(1着 480kg(-8kg))<A>
休み明けになるが、この中間も2週前、1週前と併せ馬で先着。あいだの日曜日にも速い時計を出しており、前2走とほぼ同じような調整で仕上がりもかなり良さそう。
☆『前走の追い切り

シュネルマイスター(3着 490kg(±0g))<C>
南Wで速い時計の出る馬だが、この中間はこの馬としては時計が遅い。1週前追い切りの動きを見ても前脚の出が硬く、併走相手の前に出てから突き放せなかった。
☆『前走の追い切り

ウインカーネリアン(8着 510kg(海外競馬出走))<C>
この中間も併せ馬で乗られているが、追走での追い切りが多い。時計もこの馬としてはかかっていて、スピード感にも欠ける。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

ジャスティンカフェ(エプソムC:1着 芝1800m 504kg(+4kg) 4ヶ月)<A>
休み明けのこの中間は坂路での調整。水・金と追い切られて金曜日に速い時計を出してきているが、先週の水曜も軽めの調整ながら重心の低い走りで手応えもしっかりしていた。昨年以上の好仕上がりだろう。
☆『前走の追い切り

フェーングロッテン七夕賞:14着 芝2000m 474kg(-4kg) 3ヶ月)<C>
近走同様、この中間も1週前はCWでの追い切りで同じような時計が出ている。一方、それ以前の坂路での時計がやや物足りない。
☆『前走の追い切り

エエヤン(NHKマイルC:9着 芝1600m 484kg(+2kg) 5ヶ月)<B>
春は未勝利から3連勝で重賞制覇。5ヶ月ぶりとなるこの中間は、乗り込み豊富で重賞勝ち当時と同じような好時計が何本か出ていて調子は良さそう。
☆『前走の追い切り

エルトンバローズ(ラジオNIKKEI賞:1着 芝1800m 500kg(-2kg) 3ヶ月半)<A>
1週前にCWで速い時計を出して仕上げる馬だが、この中間もCW3頭併せだったとはいえ併せ馬になる間もなく一気に併走馬2頭を置き去りにして大差先着の好内容を見せてきた。休み明けでも十分な仕上がりだろう。
☆『前走の追い切り

バビット(AJCC:8着 芝2200m 476kg(+14kg) 3ヶ月)<D>
菊花賞以降古馬のトップクラスとのレースが続き、逃げるこの馬にはマークもキツくなり楽な競馬をさせてもらえていない。今回休み明けで中間の乗り込みは多いものの、1週前に坂路で好時計が出ているだけで大きな変わり身は感じられない。
☆『前走の追い切り

バラジ新潟記念:5着 芝2000m 476kg(-6kg) 中4週)<B>
休み明けの前走を使われ、この中間はほとんどプール調教。これは脚元の疲れが残っていたが、大型馬なので体重は減らしたいという意図によるものかもしれない。1週前は南Wで追い切られ、日曜には改修されて使用できるようになった坂路で終いを伸ばす内容と、このあたりからは本来の調教内容に戻ってきている。あとは太め残りがなく疲れが取れていればといったところで、最終追い切りの動きで判断したい一頭。
☆『前走の追い切り

デュガ北九州記念:16着 芝1200m 508kg(+6kg) 中6週)<D>
短距離を使っていた馬で、前走からは中6週で迎えるが乗り込みが少なく、使ってくる感じではない。

ノースザワールド(メイS:7着 芝1800m 472kg(-6kg) 4ヶ月半)<E>
坂路で好時計の出る馬だが、休み明けのこの中間は平凡な時計。CWでの追い切りも普段は1週前のみだが、この中間は2週前にもCWで追い切られていてこちらも目立った時計ではなし。1週前追い切りでは併せたディープボンドから大きく離されていて、動きも物足りない。

アドマイヤハダル(関越S:2着 芝1800m 494kg(±0kg) 中9週)<B>
近走3戦は、500キロを切る馬体重での出走で差のない競馬が続く。この中間も2週前、1週前と併せ馬で先着と引き続き状態は良さそう。

キングストンボーイ(関越S:4着 芝1800m 490kg(+2kg) 中9週)<C>
休み休み使われている馬で、昨年も関越Sから毎日王冠というローテーションだったが、今年は長期間坂路が閉鎖されていたこともありその分プール調教が多くなっている。その影響が、良いほうに出てくる感じはない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジャスティンカフェソングラインエルトンバローズの3頭をあげておきます。


◇今回は毎日王冠編でした。
今週から東京と京都に開催が替わり、今年の競馬も4コーナーを回って直線に向いたあたり。今週は、天皇賞(秋)ジャパンカップそしてマイルG1に向けての特に重要なステップレースである毎日王冠京都大賞典が行われます。
ここでは毎日王冠の過去5年の連対馬の調教内容についてまとめてみました。ポイントとなるのが、連対馬10頭の内9頭が関東馬ですべての馬が春競馬からの休み明けだったという点です。特に、1週前追い切りで強めに追われた馬が7頭、最終追い切りが馬なりだった馬が7頭と、前哨戦といえども3~4週前あたりの早めの段階から乗り込まれ1週前にはほぼ仕上がっている状態までもってこれていることが重要になっている印象です。そのあたりに関しては、レース後に反動が出ないようにして本番に向けてスムーズに調整していくためということも考えられると思いますので、豊富な乗り込み量と1週前ぐらいにはほぼ仕上がっている馬をここではお勧めします。
そして、くりーく予想は先週の3連単『40万馬券』、3週前の『70万馬券』と特大の高配当が短い期間のあいだに的中しています。それ以外にも8月、9月で単勝万馬券3本的中というのもありましたが、これを「偶然」と考えるか「必然」と考えるかは人それぞれ。それでも、予想する本人としては「必然」だと思われるような結果を残していけるように、これからも精進していきたいと思っています。


毎日王冠出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年6月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】改めて東京競馬場の排水性の良さを知った週末/エプソムC展望
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豪華メンバーが揃った安田記念は、ソングラインが外から差し切って同レース連覇を成し遂げた。同時にヴィクトリアマイル安田記念の連覇も達成し、これは2009年のウオッカ以来、史上2頭目。使っては休む…が当たり前になった現代の競馬で、中2週でのチャレンジは想像以上にハードなのだろう。それを成し遂げた陣営の手腕も称えられるべき勝利だった。

1番人気のシュネルマイスターは直線よく追い込んできたものの3着止まり。一昨年から3着→2着→3着と惜敗にピリオドを打つことはできなかった。ルメール騎手は何もミスをしていないが、馬体を見ても走りを見ても、どちらかといえばパワータイプ。ルメール騎手のゆったり溜めて末脚を生かすスタイルがベストではないようにも思える。このスタイルで行くならば秋は距離を延ばして天皇賞路線でぜひ観てみたい。マイル路線なら別のジョッキーで臨んでも面白いかなと感じさせる内容だった。

最終的に期待した◎ソウルラッシュは、スタートから流れに乗れず、厳しいインを突いたこともあり惨敗。上がりの速さを問われる高速馬場は厳しかった。

今回の安田記念を見て改めて感じたのは、週末の雨予報も、レース中に降らない限りは大きな影響を与えないということだ。ローカルならまだしも、主要4場(東京、中山、京都、阪神)は特に馬場整備も行き届いており、とりわけ排水性の高い東京競馬場では金曜段階でどれだけ雨が降っても、レース中に降らなければちょっとやそっとでは馬場は悪化しない。先週は金曜~土曜の朝までに250ミリを超える雨が降ったようだが、それでも芝に関しては驚きの回復を見せ、日曜のメインレースは良馬場、通常通りの高速馬場に戻っていた。

さすがにダートは雨の影響を大いに受けるが、芝に関してはレース中に降るかどうかが大きなカギ。先週のようにどれだけ雨が降ってもその後晴れて風も吹けば、すぐに乾いていくということを改めて実感する開催だった。

というわけで、最後は先週からの狙い馬と、今週末の展望を。

【次走狙い馬】ヘネラルカレーラ 6/4(日)東京9R 2番人気2着

すんなりとハナを奪い粘り込み。馬場を考えても上々の粘りで、やや決め手に欠けるのでなかなか勝ち切れないが、安定したレースぶりが光っており連複軸なら信頼度は高い。近走崩れているのは2200mのみ。2000m以下なら次走以降も引き続き信頼したい。

~今週末の注目馬~

最後は週末の注目馬で締めたい。今回はエプソムカップから。

ヤマニンサルバム三浦皇成騎手)

注目はヤマニンサルバム三浦皇成騎手。
重賞に挑んだ直近2走はともに7着と見せ場を作るに至っていないが、金鯱賞は外枠、新潟大賞典は道悪と条件が厳しかった。本質的にはセンスある立ち回り型で、距離短縮はプラスになる。3走前の白富士Sで上位争いをしたサリエラドーブネカレンルシェルブルはいずれもその後オープンや重賞で好走しており、本馬も能力的にはヒケを取らないはず。三浦騎手も荒れ馬場の東京は上手いので、人気も落ちそうな今回は狙いどころ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月19日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】JRA史上最高配当から考える複勝戦略/オークス展望
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先週のヴィクトリアマイルソングラインが馬群を抜け出して勝利。昨年の無念を晴らした。戸崎騎手は基本的に馬群を突くよりも外に出したいジョッキー。今回も外に持ち出す予定だったようだが、結果的には内枠で外に出せなかったことが功を奏した形。馬場自体は外も伸びていたが、ヴィクトリアマイルはスンナリ隊列が決まり先行イン有利の競馬だった。2着のソダシとともに順調ならば安田記念で再戦する可能性があるので、改めての対決を楽しみにしたい。

さて、先週G1以外で大きな話題を集めたのが、JRA史上最高の複勝配当が飛び出した土曜の京都5R。最低人気のニホンピロパークスが2着に入り、複勝は18,020円という超高額配当になった。

このことから我々が学べることを少しまとめてみたい。

複勝配当は当然のことながら、人気がない馬が走れば高額になるのだが、それ以上に重要なのが残る2頭との兼ね合いだ。今回のニホンピロパークスも複勝オッズは、以下の通りかなりレンジ(幅)があった。

ニホンピロパークス 複勝オッズ 39.2-201.5倍

最低だと3,920円、最高だと20,150円。今回はかなり最高値に近い結果となったわけだが、それをアシストしたのは単勝1.6倍で敗れたスイープアワーズだろう。スイープアワーズはこのレースで8着と複勝圏内に入れず。1倍台の断然人気馬が敗れたことで複勝配当がかなり高めにブレることとなった。実はこれまでの複勝配当の記録を持っていたヴィヴィアンも同様のケースだった。ヴィヴィアンは、2010年6月26日福島2Rで16番人気3着と激走し、複勝配当は16,110円。このレースでも単勝1.6倍のユキノラムセスが9着に敗れていた。

複勝配当は1倍台の人気馬が圏外に敗れると一気に跳ね上がる。つまり、複勝を狙う場合はその馬自身が走るかどうかがもちろん最も大事なのだが、同時に、断然の支持を集める馬が4着以下に敗れる可能性があるかを判断することも大事ということ。複勝で勝負する際は、心に留めておきたい。

また、ニホンピロパークスは水口騎手、ヴィヴィアンは中谷騎手が騎乗していた。そして、ともに大手の牧場の生産馬ではなく、新ひだか町生まれだ。穴をあけるのはいつの時代も、どちらかといえば地味なジョッキー、地味な育ちの馬だというのは間違いなさそうだ。

~今週末の注目馬~

さて今週も、最後はオークスの注目馬で締めたい。

ゴールデンハインド菅原明良騎手)

注目はゴールデンハインド菅原明良騎手。
前走のフローラSは相手関係や展開に恵まれたのは間違いないが、それでもゴール前は詰め寄られているように見えてむしろ差は詰まっていなかった。父ゴールドシップ譲りの豊富なスタミナを示した一戦と言えるだろう。ゴールドシップ産駒はこれまでオークスで(1-0-1-1)、ユーバーレーベンが3番人気1着、ウインマイティーが13番人気3着と好走している。ゴールデンハインドも自分の形に持ち込めればチャンスがあるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月7日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月07日号】特選重賞データ分析編(357)~2023年ヴィクトリアマイル
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ヴィクトリアマイル 2023年05月14日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【前走の出走頭数別成績(2017年以降)】
×12頭以下 [0-0-1-23](3着内率4.2%)
○13頭以上 [6-6-5-64](3着内率21.0%)

 少頭数のレースを経由してきた馬は過信禁物。2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、前走の出走頭数が13頭以上でした。今年は主要な前哨戦のひとつである阪神牝馬ステークスが12頭立てだったので、この組の扱いに注意しましょう。

主な「○」該当馬→スターズオンアースソダシメイケイエール
主な「×」該当馬→イズジョーノキセキサウンドビバーチェソングライン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「生産者がノーザンファーム」の馬は2017年以降[5-3-3-27](3着内率28.9%)
主な該当馬→ソダシソングラインメイケイエール

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2022年9月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ルメール騎手はステイヤー/ローズS展望
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先週から秋競馬が開幕。西のセントウルSメイケイエールが好位から堂々の抜け出しで完勝。重賞6勝目を飾り、いよいよG1へ王手というところまで来た。

一方、人気を分け合う形になったソングライン=ルメール騎手はラストで伸びて来たものの5着止まり。ただ、明らかに距離不足の内容で、叩き台としては悪くない内容だったのかもしれない。

今や、押しも押されぬ日本競馬の主役となったルメール騎手だが、ジョッキーとしては長距離志向の側面が強く、短距離路線ではそこまで信頼度が高くない。

2020年以降のすべてのレースを対象にルメール騎手の距離別成績を調べてみても明らかで、芝ダート問わず1200m戦では単複の回収率が60%台とかなり低く、基本的には過剰人気傾向だ。

これが1000mに限るとさらに顕著で、騎乗回数は少ないが18戦してたったの2勝、回収率も悲惨だ。

・ルメール騎手の1000m戦成績(2020年~先週終了時点)

(2-3-0-13)単勝回収率 18% 複勝回収率 42%

そして、基本的に距離が延びれば伸びるほど成績が向上していく。特に2400m以上に限ると、ルメール人気を加味しても妙味大で、単複の回収率は90%超。ほぼ3回に2回は馬券圏内に好走している。

・ルメール騎手の2400m以上の成績(2020年~先週終了時点)

(40-27-17-44)単勝回収率 93% 複勝回収率 97%

こういったデータは、時に穴馬による一撃で数値が跳ね上がっているケースもあるが、ルメール騎手の場合は2ケタ人気馬の騎乗回数はゼロ。128回のうち125回が5番人気以内なので、極めて信頼できるデータといえるだろう。

馬に例えるならば、ルメール騎手は明らかにステイヤータイプ。シンプルだが、このことを意識するだけで今後の重賞戦線でも取捨が明確になるはずだ。なお、折り合いをつけるのが上手く距離延長に強いのも特徴。直近の重賞勝ちはヴェントヴォーチェで挑んだキーンランドカップだから、実はデータに反してスプリント重賞を制したのだが、思えば直線競馬を経由した距離延長馬だった。

夏のバカンスから復帰し今後は有力馬への騎乗機会も増えるだろうが、その際の参考にしてほしい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】エンライトメント(土曜中山2レース・2歳未勝利/3着)

マイル戦の上に開幕週の馬場ではやや忙しく、完全に差し遅れた。それでもラストはしっかり伸びており、次走距離延長、または開催後半馬場、または東京替わり(いずれかに該当する可能性が極めて高い)ならば順当に勝機到来。

ローズS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はG1トライアルが続々、日曜の中京競馬場ではローズSが行われる。注目馬はコチラ。

メモリーレゾン古川吉洋騎手)

前走は51キロの内枠と恵まれた面はあったが、追ってグイグイ伸びて完勝。デビューが1200m、その後は1600mで勝利し、初の1800mだった前走でもむしろまだ距離延びて良さそうな内容だった。使うごとに力をつけてきている印象で、センスと追っての良さも兼ね備えているのでクラスの壁はないはず。相手は強化されるが、いきなりの重賞でも楽しみはある。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ソングラインの口コミ


口コミ一覧
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★安田記念 過去10年のデータから

★3着以内馬は前2走でG1出走22/30頭

★A……ZI値3位以内が8/10年連対、3着以内10/10年
⇒○1位10ジャンタルマンタル、2位16トロヴァトーレ、3位17ジュンブロッサム

★B……3人気以内が連対8/10年、毎年3着以内
⇒○1人13番、2人10番、3人1番

C……3着以内馬は、前2走において,aG1で3着以内15/30、bG2で3着以内
6/30、cG3で3着以内4/30、dG1で3人気以内2/30、
eG2、3で3人気以内2/30
残り1頭は15年クラレント(12年NHKマイル3、富士S1,東京新聞杯1)
☆マイルG1で3着以内、マイル重賞勝ちあり
f前走G3、OPなら3着以下は消し、条件戦なら勝ち
⇒○★★a10番、13ソウルラッシュ
  b1シックスペンス、3マッドクール、4ウインマーベル、8エコロヴァルツ、12ロングラン
17番
  c11サクラトゥジュール、14ウォーターリヒト、16番
  d18ブレイディヴェーグ
  eなし
  f×9番、11番

D……軸は、a芝マイルG1連対馬12/30、b前2走芝マイル重賞連対4/30
cリピーター9/30
⇒○★★a8番、9番、10番、13番、
  ★★b10番、11番、12番、14番、16番、17番、
  ★c13番(24年3)

★※E……【人気】※7番は9人気で非該当に
1番人気 (2-3-3-2)
2番人気 (0-1-2-7)
3番人気 (1-3-1-5)
4番人気 (3-1-1-5)
5番人気 (0-1-0-9)
6番人気 (0-0-1-9)
7〜9人 (4-1-1-24)
10人以下(0-0-1-70)☆15年クラレント(マイル重賞4勝、NHKマイル3)
×単勝オッズ50.0倍以上(0-0-0-58)
⇒×9,12,2,6,15番
 ×3,7、5、11番

F……【年齢】
3歳 (0-0-1-3) 0.0% 0.0% 25.0%☆21年シュネルマイスター(NHKマイル1、連対率100%)
4歳 (5-3-2-30)12.5% 20.0% 25.0%
5歳 (2-5-3-39) 4.1% 14.3% 20.4%
6歳 (3-1-3-35) 7.1% 9.5% 16.7%
7歳上(0-1-1-24) 0.0% 3.8% 7.7%☆16年フィエロ(14,15年マイルCS2)
17年ロゴタイプ(16年1)=マイルG1連対
×7歳以上で当日9番人気以下(0-0-0-20)
×7歳以上で単勝オッズ30倍以上(0-0-0-20)
⇒×2番、6番、11番、12番、15番
 ★▲13番、
⇒×2,6,11,12,15番

★G……軸は東京芝重賞勝ち馬(特に千六~千八)15年2ヴァンセンヌ(東京新聞杯1)
16年2モーリス(15年1)17年1サトノアラジン(京王杯SC1)2ロゴタイプ(16年1)
18年2アエロリット(NHKマイル1)19年1インディチャンプ(東京新聞杯1)
2アエロリット(18年2)20年1グランアレグリア(サウジアラビアロイヤルC1)
2アーモンドアイ(オークス1)21年1ダノンキングリー(毎日王冠1)
2グランアレグリア(20年1)22年1ソングライン(富士S1)2シュネルマイスター(毎日王冠1)
23年1ソングライン(22年1)2セリフォス(富士S1)24年2ナミュール(富士S1)
⇒○1番(毎日王冠)4ウインマーベル(京王杯SC1)5レッドモンレーヴ(京王杯SC1)
9シャンパンカラー(NHKマイル1)10番(NHKマイル1)11番(東京新聞杯1)
14番(東京新聞杯1)17番(富士S1)18番(府中牝馬1)

★★★H……前走4人気以内(9/6/8/54)5人気以下(0/1/1/62)
⇒○1,3,5,7,10、11,13,14,16、17,18番

I……安田記念で上がり3ハロン1位をマークした馬、過去10年)
年 馬名      性別 年齢 人気  着順 備考
24年 ナミュール  牝  5 4 2 23年マイルCS1着(33秒0)
23年 シュネルマイスター 牡  5 1 3 23年マイラーズC1着(32秒9)
22年 エアロロノア  牡  5 16 7 21年リゲルS1着(32秒6)
22年 イルーシヴパンサー 牡  4 1 8
21年 グランアレグリア  牝  5 1 2 21年ヴィクトリアM1着(32秒6)
20年 グランアレグリア  牝  4 3 1
19年 アーモンドアイ  牝  4 1 3
18年 モズアスコット  牡  4 9 1 18年安土城S2着(32秒9)
18年 サトノアレス  牡  4 7 4
17年 サトノアラジン  牡  6 7 1 16年京王杯SC1着(32秒4)
16年 フィエロ      牡  7 6 3 15年マイラーズC3着(32秒5)
15年 ヴァンセンヌ  牡  6 3 2 15年京王杯SC2着(32秒7)
☆OP以上の芝1400m~1600mで上がり3ハロン33秒0以下をマークして3着以内に入った実績8/12頭
⇒○5番(京王杯SC2上り32.2)17番(関屋記念3上り32.5)

★J……安田記念で上がり3ハロン2位だった馬、過去10年
年  馬名     性別 年齢  人気  着順 備考
24年 セリフォス 牡 5 3 5 22年マイルCS1着(33秒0)
23年 ソングライン 牝 5 4 1 22年安田記念1着(32秒9)
21年 ダノンキングリー 牡 5 8 1 19年共同通信杯1着(32秒9)
20年 ノームコア 牝 5 7 4
19年 ステルヴィオ 牡 4 5 8
17年 エアスピネル 牡 4 2 5 17年マイラーズC2着(32秒9)
16年 サトノアラジン 牡 5 3 4 16年京王杯SC1着(32秒4)
15年 サトノギャラント 牡 6 14 13 15年谷川岳S1着(31秒9)
☆重賞で上り3F33.0以下で連対
⇒○5番、10番(共同通信杯2上り32.6)、18番(府中牝馬1上り32.8)

K……【枠】☆6人気以下の3着以内馬は5枠より外枠で多頭数なら2桁馬番
1枠(0-1-1-15)
2枠(0-2-0-15)
3枠(2-1-1-15)
4枠(1-2-1-15)
5枠(2-1-1-16)☆☆
6枠(0-1-1-18)☆
7枠(4-1-3-16)☆☆☆
8枠(1-1-2-21)☆☆

【馬番】
1番 (0-0-1-9)
2番 (0-1-0-9)
3番 (0-0-0-10)
4番 (0-2-0-8)
5番 (1-3-0-6)
6番 (2-0-2-6)☆(12頭立て5枠)
★7番 (1-0-0-9)
8番 (0-1-0-9)
9番 (0-1-0-9)
★10番(1-0-2-7)☆☆
11番(2-0-0-8)☆
12番(0-0-1-9)☆
★13番(1-1-1-6)
14番(1-0-2-6)☆
15番(0-0-0-7)
16番(0-1-0-6)☆
17番(0-0-1-4)☆
18番(1-0-0-3)
⇒☆5枠より外、2桁馬番

昨年は2017年以来の6才馬ロマンチックウォリアーが勝利
稍重で勝ち時計1.32.3が奏功した感じで、1.33.0の16年は3着以内が6-5-7才
1.32.0の15年も4才馬が勝つも2,3着馬は6才と時計が掛かると6才以上が台頭する傾向
今年は良馬場で土曜日の芝レースは概ね時計が早く、安田記念は1.31秒台は必至か
そうなると4,5才馬が優位だが、昨年も4才馬が馬券内にならず現5才世代は弱いので
4才馬がやはり狙い目か
 項目Cの該当馬からマイルG1実績のある10、13番、次いで1,、14,16,17番
だが、7才の13番と内枠の1番、中山向きの16番を下げる
香港マイルでは不利もあって惨敗したが、やはりアスコリピチェーノを下してNHKマイルを
勝った10番が中心

馬連10→14,17各五百円 10→1,13,16各三百円計5点
三連複10=(1,13、14,16,17)BOX各二百円10点
三連単10→(1,13,14,16,17)2,3着BOX各百円20点
複勝勝負は、近10年で3勝の川田が鞍上の10番へいつもの半分で、代わりに単勝を少々
≫≫10-7-13
単勝430円、複勝180円
1番はパドックでしょんぼりしててあれじゃあ消し
35.0-46.7-58.4ー46.0-34.3=1.32.7
3,4番が行っても後傾ラップで上がり勝負
3番手10番、次いで1,12番、中団8,18番
直線半ばから10番が抜けだし、後方から13番が追い込むも
7番が中団から差して間に割って入る、14番も17番も後方伸びず
データ的には、2年連続4着の7番が連対圏突入で今年のレベルが低かったのか、勝ち時計遅い
未明の小雨のせいで良馬場でもやや緩い馬塲になっていた様だ
★前2走でG1出走馬が22/30にしては今年は1,3,7,8,10,13,18番と7頭のみで
そのうちの3頭で決着、マイラーズC2着、フェブラリーS2着と掲示板レベルから
遅い時計とレベル低下のためか連対圏とは、G1で揉まれていない4才馬よりは古馬が上だった






 Haya 2023年12月21日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2023.12.21.~有馬記念~ 
閲覧 237ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

少し早いけど、メリークリスマス!! 

一年がたつのは、ほんとうにあっという間ですね?
はやくも新年の松飾りがちらほらみられる今日この頃ですが、
新年の準備は進んでいますか?今年も、もう終わりですね?

今年の中央競馬が今週末で…まだ終わりません。
来週、木曜28日でしたね!?
我が懐の寒波が通り過ぎて逝きますよ!? (>_

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 RinKoRin 2023年11月23日(木) 00:14
久しぶりの
閲覧 170ビュー コメント 0 ナイス 8

日記です。
いつぶり!?て感じですが、なんとかやってました。

今日書きたかったのは、
ソングラインとシュネルマイスターが引退と知って、
とてもとても驚いています…
個人的には、まだまだ勇ましく走る姿を見たかったなぁと思います。
ソングラインは、池添騎手とのコンビで昨年の安田記念に応援し見事優勝!
そこからお馬さんが好きになって、競馬を見て応援することに一気にはまっていったんです。

いつか、子馬の活躍を楽しみに…!

競走馬生活、ほんとにお疲れ様でした。
ゆっくり休んでね。

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