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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 3 | 牡4 | 57.0 | C.ルメー | 栗 杉山晴紀 | 472(+16) | 3.06.1 | 3.1 | 2 | 34.2 | ③③②② | |||
2 | 1 | 1 | 牡4 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 宮本博 | 500(+2) | 3.06.4 | 1 3/4 | 1.6 | 1 | 34.4 | ⑥⑥⑥② | ||
3 | 5 | 7 | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 栗 吉岡辰弥 | 494(-10) | 3.06.4 | クビ | 32.2 | 5 | 34.3 | ⑤⑤④⑤ | ||
4 | 7 | 11 | セ8 | 57.0 | 国分恭介 | 栗 西園正都 | 468(0) | 3.06.5 | クビ | 114.0 | 10 | 34.8 | ①①①① | ||
5 | 8 | 13 | 牡6 | 58.0 | 和田竜二 | 栗 大久保龍 | 514(+10) | 3.06.6 | 1 1/4 | 5.1 | 3 | 34.7 | ②②②② | ||
6 | 3 | 4 | 牡8 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 高橋義忠 | 478(-4) | 3.06.7 | クビ | 46.1 | 6 | 34.6 | ⑦⑥⑥⑦ | ||
7 | 5 | 8 | 牡6 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 上村洋行 | 512(+2) | 3.07.4 | 4 | 28.7 | 4 | 35.1 | ⑧⑧⑧⑦ | ||
8 | 2 | 2 | 牡8 | 57.0 | 石橋脩 | 栗 友道康夫 | 516(+16) | 3.07.6 | 1 1/4 | 89.9 | 9 | 35.0 | ⑨⑩⑩⑨ | ||
9 | 6 | 9 | 牡8 | 57.0 | 武豊 | 美 堀宣行 | 416(-10) | 3.07.7 | クビ | 82.3 | 7 | 35.4 | ⑨⑧⑧⑨ | ||
10 | 8 | 14 | 牡4 | 56.0 | 横山琉人 | 美 清水英克 | 462(-8) | 3.07.8 | 1 | 141.7 | 11 | 35.0 | ⑪⑪⑪⑪ | ||
11 | 6 | 10 | 牝7 | 55.0 | 今村聖奈 | 栗 森田直行 | 358(0) | 3.08.7 | 5 | 89.6 | 8 | 35.4 | ⑬⑬⑬⑬ | ||
12 | 7 | 12 | 牡9 | 57.0 | 酒井学 | 栗 池江泰寿 | 512(-8) | B | 3.08.7 | ハナ | 315.1 | 13 | 36.7 | ③③④⑤ | |
13 | 4 | 6 | 牡7 | 57.0 | 丸野勝虎 | 角田輝也 | 492(-5) | 3.08.8 | 1/2 | 649.9 | 14 | 36.0 | ⑫⑫⑪⑪ | ||
14 | 4 | 5 | 牡7 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 松永昌博 | 472(+8) | 3.09.5 | 4 | 248.1 | 12 | 35.9 | ⑭⑭⑭⑭ |
ラップタイム | 13.0 - 12.3 - 13.3 - 13.3 - 13.0 - 12.8 - 12.5 - 13.2 - 12.6 - 12.2 - 11.9 - 11.6 - 11.4 - 11.3 - 11.7 |
---|---|
前半 | 13.0 - 25.3 - 38.6 - 51.9 - 64.9 |
後半 | 57.9 - 46.0 - 34.4 - 23.0 - 11.7 |
■払戻金
単勝 | 3 | 310円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 3 | 130円 | 2番人気 |
1 | 110円 | 1番人気 | |
7 | 290円 | 5番人気 | |
枠連 | 1-3 | 230円 | 1番人気 |
馬連 | 1-3 | 230円 | 1番人気 |
ワイド | 1-3 | 150円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
3-7 | 710円 | 10番人気 | |
1-7 | 550円 | 5番人気 | |
馬単 | 3-1 | 540円 | 2番人気 |
3連複 | 1-3-7 | 1,360円 | 3番人気 |
3連単 | 3-1-7 | 3,860円 | 10番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年の阪神大賞典の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
阪神競馬場は金曜日に5㎜の雨量を観測。土曜日の午前中も雨に見舞われ、芝コースは終日渋いコンディション。土曜日の朝におけるJRA測定のクッション値は8.7。前週の土曜日と日曜日の朝がともに9.5だったので、数値的には軟らかい方向に推移している。
土曜日の芝競走4鞍における最終4角通過順位は4、5、5、2番手。内寄りを通る先行勢がいい踏ん張りを見せる一方、最後の直線で馬場の3~4分あたりを選択する差し馬の健闘も目を引いた。ゆえに字面ほど、内・前有利という印象はない。
実際、上がり3ハロン1~2位馬は【3.1.2.3】と高値安定の成績。勝ち馬4頭はいずれも、上がり3ハロンを4位以内で収めている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。メンバー上位の上がりを出せる馬が優位という捉え方が、もっとも適切のように思える。
日曜日開催中の予報は晴れベース(19日7時の時点)。馬場の乾燥が進めば、全体時計や上がりタイムが速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性もある。それゆえ枠順には固執せず、長くいい脚を使えそうな馬を中心に据えるのが妥当な策だろう。
なお、過去5年の阪神大賞典における勝ち馬延べ5頭は、みな上がり3ハロン3位以内でフィニッシュ。上がり3ハロン1~2位馬は【4.3.1.2】という、抜群のパフォーマンスを示している。馬場コンディションに関係なく、当レースは差し優位の傾向が相当強い。
その点を踏まえると、重視すべきは末脚のしっかりしたタイプ。となれば、頼りになるのは近走でメンバー上位の上がり3ハロンタイムをマークしている馬だろう。そのなかでも、近2走内(海外・地方戦出走馬は直近2回のJRA戦が対象)に重賞で上がり3ハロン2位以内を記録し、なおかつ掲示板を確保した経験を持つ馬に注目したい。
今回の出走メンバーで条件を満たす馬は、①ボルドグフーシュ、③ジャスティンパレス、④サンレイポケット。よって当欄では、この3頭を連軸候補として推奨する。
日曜日に行われる阪神大賞典の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ボルドグフーシュ【A】
栗東坂路単走(15日)。微調整程度の内容。頭が高いのはいつものこと。深刻に捉える必要はない。四肢のさばきは力強く、手前変換後の反応も良好。折り合いも無理がない。好内容だった1週前の気配を上手につなげてきた印象。いい形で始動戦に臨むことができそうだ。
②ユーキャンスマイル【B】
栗東坂路併走(15日)。フォームが乱れ気味だが、そもそも坂路では見映えしないタイプ。体格のいい乗り手を背に、嫌気を出すことなく走り抜いた点は評価できる。体の使い方などに良化の余地を残しているが、ひと追いごとに上向いているのも事実。ぞんざいには扱えない。
③ジャスティンパレス【A】
栗東CW併走(15日)。1週前にしっかり攻めた効果もあってか、当時の緩慢さが随分と解消されている。四肢のさばきが素軽くなり、体の使い方も良くなった。前向きな面を出しながらもタメはきいているし、鞍上の促しにもきちんと対応している。上々の仕上がりだろう。
④サンレイポケット【B】
栗東坂路単走(15日)。手前替えの際に後肢が流れ、その後ラチを頼っていた点はいただけない。ただ、脚さばきは力強く、ラストまで低い姿勢を保つことはできていた。判断に悩ましいが、上々の動きを披露した1週前追い切りを加味しての、B判定としておきたい。
⑤メイショウテンゲン【B】
栗東CW併走(15日)。頭の位置こそ高めも、前肢を地面に叩きつけるような走りは健在。鞍上の指示に対しても、この馬なりに反応していた。厳しく見れば、もう少し後肢に力強さが欲しいところだが、大きく割り引くほどではない。緩やかではあるものの、着々と調子を取り戻してきている。
⑥ノーチカルチャート【F】
名古屋ダ単走(14日・映像なし)。コンスタントに使いながらも、今週は長めから時計を出してきた様子。体調は悪くないように思えるが、映像で動きを確認できないため(16日時点)、他馬との兼ね合い的に明確な判定は難しい。今回はFとさせていただきたい。
⑦ブレークアップ【B】
栗東坂路併走(16日)。低い重心を保ち、それなりに体を使って走ることはできている。転厩緒戦で近走の調整過程とは異なるため、判断するに難しい面はあるが、力強い脚さばきで登坂するさまから、調子自体は悪くなさそう。この馬なりに順調と捉えてもいいのではないか。
⑧アイアンバローズ【B】
栗東CW単走(15日)。この馬とすれば落ち着きがあるし、最後まで集中を切らすことなく走れている。体を持て余し気味ではあるが、それでも1週前より肩の出が良くなり、フォームは安定してきた。満点とはいかないまでも、状態は着実に上向いている。
⑨ゼーゲン【C】
美浦南W併走(15日)。直線半ばからラストにかけての動きは悪くなかったが、コーナーで早めに手前を替えていたのは気になるところ。馬自身が急いているようにも感じる。そのせいか、推進力が前に向く走りになるまで、少し時間を要していた印象。今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑩メロディーレーン【C】
栗東坂路併走(15日)。体重のありそうな鞍上が負担となり、中盤以降は徐々にペースダウン。小さな身体を精一杯使い、最後まで懸命に前へ出ようとしている点は好感が持てるも、内容的に高評価はしづらい。だが、この馬の敢闘精神には頭の下がる思いを抱く。
⑪アフリカンゴールド【C】
栗東CW併走(15日)。最後まで集中した様子で駆けることはできている。反面、いい頃に比べるとトビが低く、四肢の可動域も狭い。バテているわけではないので、長距離自体は向きそうだが……。現状の走りを活かすには、他馬の決め手が削がれる馬場、加えて展開の恩恵も欲しい。
⑫シロニイ【B】
栗東坂路併走(15日)。僚馬と馬体を並べての追い比べ。首の動きが硬く、完歩小さめの走りは相変わらずだが、この馬とすれば最後まで手を抜くことなく、しぶとく抵抗していた。映像が短く掴みづらい面はあるものの、ラストの動きについては、最近のなかでは上位に入る。
⑬ディープボンド【A】
栗東CW単走(15日)。しまい重点の内容ながら、落ち着きを保ち、伸びやかな動き。持ち前の大きなストライドで力強く駆ける姿は見映えがいい。1週前に見られた、反応のズブさが薄まりつつある点も好印象。前哨戦に臨む仕上げとすれば、及第点以上だろう。
⑭アケルナルスター【C】
美浦坂路併走(15日)。四肢のさばきは力強いが、ステッキを貰うなど、併せてからの反応はひと息。カリカリした面を見せているのも気になるところ。3000m級のレースに臨む前の気配としては、物足りなさを覚えてしまう。善戦を超えるイメージまでは浮かんでこない。
◆アイアンバローズ・上村師「心肺機能、スタミナの高さをどう生かすかがポイント」
◆アケルナルスター・清水英師「体が柔軟でまだまだ良くなると思う。競馬も上手」
◆アフリカンゴールド・西園正師「できればハナに行きたい」
◆サンレイポケット・高橋忠師「若干、乗り込み量が少ないかな」
◆ジャスティンパレス・ルメール騎手「跳びが大きいので、加速に少し時間がかかるタイプ」
◆シロニイ・池江師「雨で渋ってくれればなおいいですね」
◆ゼーゲン・堀師「中2週で使うが2走ボケの気配はなさそう」
◆ディープボンド・和田竜騎手「得意舞台なのでいい結果を出したい」
◆ボルドグフーシュ・宮本師「スタートはましになってきている。いい状態で臨めそう」
◆メイショウテンゲン・三浦助手「操縦性がいい馬なので、距離は問題ないです」
◆メロディーレーン・森田師「今回は調子がいいので前で運べるはず」
◆ユーキャンスマイル・友道師「ヨーイドンの展開にならなければ」
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、4歳から7歳までの範囲。ただし7歳馬の最高着順は3着にとどまっている。覚えておきたいポイントのひとつといえよう。
(減点対象馬)
②ユーキャンスマイル ④サンレイポケット ⑤メイショウテンゲン ⑥ノーチカルチャート ⑨ゼーゲン ⑩メロディーレーン ⑪アフリカンゴールド ⑫シロニイ
2013年以降の性別成績は、牡馬【10.9.10.64】、牝馬【0.1.0.3】、せん馬【0.0.0.10】。出走頭数の違いがあるとはいえ、傾向的にせん馬は強調しづらい印象を受ける。
(減点対象馬)
⑪アフリカンゴールド
2013年以降の2着以内馬延べ20頭のうち、10頭は前走の着順が3着以内。4着以下から臨戦の10頭中7頭は前走JRA・G1組。残りの3頭はいずれも、菊花賞において4着以内に入った経験があった。菊花賞での善戦・好走(4着以内)歴がないうえに、前走のG2以下戦で複勝圏を逃していた馬は、「あって3着まで」の扱いが妥当だろう。
(減点対象馬)
④サンレイポケット ⑤メイショウテンゲン ⑥ノーチカルチャート ⑧アイアンバローズ ⑩メロディーレーン ⑪アフリカンゴールド ⑫シロニイ ⑭アケルナルスター
2013年以降の1~2着馬延べ20頭中19頭にはJRA重賞で3着以内の好走経験があった。例外の1頭は4歳馬。重賞実績に乏しい5歳以上の馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑥ノーチカルチャート ⑨ゼーゲン ⑩メロディーレーン ⑫シロニイ
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このレースの直近5年を振り返って目立つ傾向として挙げられるのは、U指数100以上の馬が毎年3着以内に入っている点、1位と2位が揃って3着以下に敗れた年がない点、二桁順位もしくは二桁人気の馬が2着以内に入った年がない点など。これらを踏まえると、1位か2位(指数100以上なら加点材料)を軸として信頼し、それ以外の上位勢と人気サイドに流す作戦が最善策と結論付けられる。
上記条件をすべて満たすのは、堂々トップにランクされている⑬ディープボンド(100.5)。このレースを2連覇している実績断然の存在で、乗り慣れた和田竜騎手に手綱が戻るのもプラスに評価できる。大きく崩れるシーンは想像しづらい。
もう1頭、指数100以上をマークした2位③ジャスティンパレス(100.1)も、外すわけにはいかないだろう。戦績から長丁場が向いていることは間違いなく、阪神コースに実績もある。コンビ実績2戦2勝のルメール騎手への手戻りも魅力だ。
以下、菊花賞、有馬記念とG1で連続して2着に好走している3位①ボルドグフーシュ(99.9)、昨年2着の6位⑧アイアンバローズ(96.7)に警戒したい。
昨年はキズナ産駒の1番人気ディープボンドが勝ち、レース史上6頭目となる2連覇を達成。なお、馬券圏内にこそ好走できなかったものの、5着には20年1着&21年2着と連続好走していたユーキャンスマイルが入線しており、リピーターの活躍が目立つレース傾向を示す結果となっていた。
ほか、昨年は2着アイアンバローズ&3着シルヴァーソニックがオルフェーヴル産駒、3着とはハナ差だった4着マカオンドールがゴールドシップ産駒とステイゴールドの直系が上位入線。大きなロスがありながら2着まで盛り返した12年オルフェーヴル、レース史上初となる3連覇を果たした13~15年ゴールドシップ、どちらも現役時の阪神大賞典でのレースぶりが語り草となっている種牡馬でもあるので、今後も産駒の動向を興味深く注視していきたい。
ディープボンドは、父キズナ×母ゼフィランサス(母の父キングヘイロー)。本馬は史上2頭目となる3連覇がかかる一戦だが、芝2500m以上の長丁場では「2-3-0-2」と抜群の安定感を誇り、馬券圏外に敗れた2戦も4着だった20年菊花賞、雪の影響で輸送トラブルがあった22年有馬記念となる。持ち前のスタミナを存分に発揮するためにも距離は長ければ長いほどよく、道悪で圧倒した2年前の走りを鑑みれば馬場状態もタフなほうが歓迎だろう。
アイアンバローズは、父オルフェーヴル×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。リピート好走が目立つ傾向からも昨年2着を軽視できないが、21年ステイヤーズSでも2着の実績があるように、3000mを超える距離でのスタミナ勝負は望むところ。半兄Palace Maliceは13年ベルモントSを勝ち、半弟ジャスティンパレスは22年菊花賞で3着。父系のレース適性はもちろんのこと、ステイヤーとしての資質が高い一族であることも評価に値する。
ジャスティンパレスは、父ディープインパクト×母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。父は06年阪神大賞典の勝ち馬となるが、産駒も「1-2-2-6」と好走率が高く、複勝回収率112%と配当妙味もある。本馬は昨年2着のアイアンバローズの半弟であることのほか、自身も22年菊花賞で3着のコース実績を強調しやすい。その菊花賞も勝負所で包まれた不利を考えれば勝ち馬と0秒1差は誇れるもの。伸び盛りの4歳馬で、まだ奥がありそうだ。
春の天皇賞に直結する最重要ステップレースで、長距離戦を得意とする古馬一線級が集結する。第36回(1988年)のタマモクロス、第39~40回(1991~1992年)2連覇のメジロマックイーン、第45回(1997年)のマヤノトップガン、第46回(1998年)のメジロブライト、第47回(1999年)のスペシャルウィーク、第54回(2006年)のディープインパクト、第56回(2008年)のアドマイヤジュピタ、第63回(2015年)のゴールドシップなど、ここと春の天皇賞を連勝した馬は数知れず。ナリタブライアンとマヤノトップガンが壮絶なマッチレースを繰り広げた第44回(1996年)は競馬ファンの間では“伝説の名勝負”として語り草となっている。