ディープインパクト(競走馬)

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ディープインパクト
ディープインパクト
写真一覧
抹消  鹿毛 2002年3月25日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績14戦[12-1-0-1]
総賞金145,455万円
収得賞金47,175万円
英字表記Deep Impact
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア
血統 ][ 産駒 ]
Alzao
Burghclere
兄弟 ブラックタイドトーセンソレイユ
市場価格7,350万円(2002セレクトセール)
前走 2006/12/24 有馬記念 G1
次走予定

ディープインパクトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 14341.211** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 438
(+2)
2.31.9 -0.533.8⑫⑫⑪⑩ポップロック
06/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 11661.311** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 436
(--)
2.25.1 -0.333.5⑪⑪⑪⑦ドリームパスポート
06/10/01 フラ 7 凱旋門賞 G1 芝2400 8--------** 牡4 59.5 武豊池江泰郎 ---- ------RAIL LINK
06/06/25 京都 11 宝塚記念 G1 芝2200 13681.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+4)
2.13.0 -0.734.9⑫⑫⑨⑦ナリタセンチュリー
06/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17471.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 438
(-4)
3.13.4 -0.633.5⑭⑭④リンカーン
06/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 9221.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+2)
3.08.8 -0.636.8⑥⑥④トウカイトリック
05/12/25 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 16361.312** 牡3 55.0 武豊池江泰郎 440
(-4)
2.32.0 0.134.6⑪⑩⑧⑥ハーツクライ
05/10/23 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 16471.011** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-4)
3.04.6 -0.333.3⑦⑦⑦⑦アドマイヤジャパン
05/09/25 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 13691.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 448
(0)
1.58.4 -0.434.1⑫⑫⑪⑤シックスセンス
05/05/29 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18351.111** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 448
(+4)
2.23.3 -0.833.4⑮⑬⑫⑩インティライミ
05/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187141.311** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-2)
1.59.2 -0.434.0⑮⑯⑨⑨シックスセンス
05/03/06 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 108101.211** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 446
(-4)
2.02.2 -0.034.1⑧⑦⑦アドマイヤジャパン
05/01/22 京都 10 若駒S OP 芝2000 7441.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 450
(-2)
2.00.8 -0.933.6⑦⑦⑥⑥ケイアイヘネシー
04/12/19 阪神 5 2歳新馬 芝2000 9441.111** 牡2 55.0 武豊池江泰郎 452
(--)
2.03.8 -0.733.1④⑤コンゴウリキシオー

ディープインパクトの関連ニュース

ディープインパクト産駒が【1.4.2.29】、キングカメハメハ産駒が【1.0.1.15】。日本競馬を牽引してきた二大種牡馬が1勝ずつにとどまっていることが最大の特徴といっても過言ではなく、世間から人気に推されるような主流血統は苦戦しやすい傾向にある。ディープインパクト産駒として初勝利を飾ることになった2020年サラキアにおいても、その人気自体は7番人気と低評価だった。

なお、現行コースで施行されるようになった2003年以降、別馬で2頭以上の勝ち馬を送り出している種牡馬はマンハッタンカフェ(2010年テイエムオーロラ、2016年クイーンズリング)に限られる。同種牡馬の産駒は非根幹距離に強いことでも知られているが、ディープインパクト然り、主流血統が勝ちあぐねている原因は、やはり1800mという舞台設定にありそうだ。

アスコルティアーモは、父キタサンブラック×母アスコルティ(母の父Danehill Dancer)。古くから「父サンデーサイレンス系×母の父Danzig系」の組み合わせは好走例が多く、勝ち馬では2006~07年に2連覇を果たしたデアリングハート、16年クイーンズリング、21年シャドウディーヴァが該当。本馬自身、東京芝1800mは2戦2勝と底を見せていない相性のよさがあり、全4勝を1800mで記録している距離巧者ぶりにも一目置くべきだろう。

ライラックは、父オルフェーヴル×母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)。昨年は10番人気の低評価を覆す走りで3着に好走。なお、19年3着ラッキーライラック、21年2着アンドラステと同産駒は毎年のように上位争いを繰り広げている。また、直近2年は「母の父キングカメハメハ」の勢いも目覚ましく、2022年には12番人気イズジョーノキセキと1番人気ソダシで1・2着。リピーターの活躍が多いことからも動向を注視したい。

ルージュリナージュは、父スピルバーグ×母パンツァネッラ(母の父ルーラーシップ)。父はディープインパクトの直仔で、現役時代は14年天皇賞(秋)など全6勝を東京芝1800~2000mで挙げた東京巧者でもあった。そういった戦歴は本馬にも通じるものがあり、東京と新潟、左回りの芝1800~2000mに良績が集まっている。また、近親に00年の勝ち馬トゥザヴィクトリーがいるため、レースに所縁ある血統背景を持つ馬としても推しやすい。


【血統予想からの注目馬】
アスコルティアーモ ⑭ライラック ⑮ルージュリナージュ

【秋華賞2024】血統アナリシス キングカメハメハを筆頭にNureyevの血を引く馬が連勝中 2024年10月12日() 12:00

種牡馬成績としてはディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在となっており、同産駒は秋華賞最多となる5勝を挙げるほか、産駒初出走からラストクロップの13年間(2011~2023年)で連対できなかった年は2011、2017、2022、2023年の4回に限られる。今後は“ディープインパクト系”として、どういった系譜を紡いでいくのか注目だろう。

また、機動力を問われる内回りコースで施行されることを考慮すると、キングカメハメハクロフネ、Machiavellianなどの血を引くマイラーのスピードが欠かせない。とくにキングカメハメハはNureyevの活力としても申し分なく、阪神芝2000mで施行された2021~2022年を含め、2015年以降はNureyevを保持する馬の連勝が続いている。

タガノエルピーダは、父キズナ×母タガノレヴェントン(母の父キングカメハメハ)。同じ「母の父」には、20年1着デアリングタクト、21年1着アカイトリノムスメなどがおり、後者とはディープインパクトの直系であることも共通点として挙げられる。なお、母はNureyevを強調した配合が特徴的で、一族は総じて小回りや内回りでの持久力勝負に定評がある。忘れな草賞を快勝した実績を鑑みても、内回りの2000mに対する適性は高そうだ。

チルカーノは、父ハービンジャー×母アロマティコ(母の父キングカメハメハ)。同産駒はこれまでに5頭が出走して【1.1.1.2】と好走率が高く、2017年には1着ディアドラ、3着モズカッチャンが揃って好走。本馬においては半兄に22年皐月賞を勝ったジオグリフがおり、母アロマティコが12年秋華賞の3着馬。母や兄の実績からも芝2000mの秋華賞はあつらえ向きの舞台といえそうで、初めての重賞でも決して格負けする血筋ではないだろう。

チェルヴィニアは、父ハービンジャー×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。上記チルカーノと血統構成が似ており、同じ「父×母の父」の組み合わせの馬には17年3着モズカッチャンが挙げられる。なお、母チェッキーノモズカッチャンには、フローラSを勝ち、優駿牝馬(オークス)で2着という共通の戦歴があることも興味深い。芝2000mは同産駒が最も得意とする距離でもあり、牝馬二冠達成の可能性はじゅうぶんにありそうだ。


【血統予想からの注目馬】
タガノエルピーダ ⑦チルカーノ ⑤チェルヴィニア

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【秋華賞2024ほか】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~メイン「1点」分析編 2024年10月9日(水) 17:00





週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、大阪スポーツ杯・もみじS・オクトーバーS・秋華賞・信越S・府中牝馬Sの6レースです。


▼2024年10月12日(土) 京都11R 大阪スポーツ杯
【出走数別成績(2019~2023年の太秦ステークス)】
●14戦以内 [5-3-1-13](3着内率40.9%)
●15戦以上 [0-2-4-45](3着内率11.8%)
→同時期に施行されていた2019~2023年の太秦ステークスは、キャリアの浅い馬が優勢。一方、出走数が15戦以上、かつ前走の距離が1700m以上だった馬は[0-0-3-43](3着内率6.5%)と苦戦していました。


▼2024年10月13日(日) 京都09R もみじステークス
【父にキングカメハメハ系・ディープインパクト系以外の種牡馬を持つ馬の、枠番別成績(2020年以降)】
●1~5枠 [0-1-0-11](3着内率8.3%)
●6~8枠 [0-2-1-2](3着内率60.0%)
キングカメハメハ系種牡馬やディープインパクト系種牡馬の産駒が優秀な成績を収めているレース。なお、父がキングカメハメハ系種牡馬でもディープインパクト系種牡馬でもなかった馬のうち、1~5枠を引いた馬はあまり上位に食い込めていません。


▼2024年10月13日(日) 東京11R オクトーバーステークス
【“同年の、JRAの、重賞のレース”において9着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
●あり [7-6-5-43](3着内率29.5%)
●なし [0-1-2-36](3着内率7.7%)
→重賞を主戦場としてきた馬が中心。特別登録を行った馬のうち、“2024年の、JRAの、重賞のレース”において9着以内となった経験があるのは、グランディアノースザワールドバラジファユエンボーンディスウェイラヴェルラリュエルの7頭だけです。


▼2024年10月13日(日) 京都11R 秋華賞
【前走の着順別成績(2017年以降)】
●4着以内 [7-7-6-57](3着内率26.0%)
●5着以下 [0-0-1-42](3着内率2.3%)
→2017年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走で4着以内に好走していた馬。大敗直後の馬は評価を下げるべきでしょう。


▼2024年10月14日(月) 新潟11R 信越ステークス
【馬番別成績(2021年以降)】
●1~9番 [0-2-0-25](3着内率7.4%)
●10~18番 [3-1-4-16](3着内率33.3%)
→枠順が明暗を分けそう。内寄りの枠に入った馬は疑ってかかるべきだと思います。


▼2024年10月14日(月) 東京11R アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス
【馬番別成績(2019年以降)】
●1~8番 [5-5-3-27](3着内率32.5%)
●9~18番 [0-0-2-27](3着内率6.9%)
→こちらも枠順がポイント。外寄りの枠に入った馬は期待を裏切りがちでした。


次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】特選重賞データ分析編は10/14公開予定です。

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【京都大賞典】8番人気シュヴァリエローズが9度目挑戦で重賞初制覇 今後はジャパンCも視野に 2024年10月7日(月) 04:55

北村友一(38)=栗・フリー=騎乗で8番人気のシュヴァリエローズがゴール前で差し切り、9度目の挑戦で重賞初制覇。天皇賞・秋(27日、東京、GⅠ、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。2着は4番人気ディープボンド、3着は11番人気メイショウブレゲで、3連単は141万9720円と波乱の決着。1番人気ブローザホーンは11着だった。

伸びあぐねる人気馬たちを尻目に、シュヴァリエローズがゴール前で伸びて、測ったように差し切った。アタマ差の接戦をものにした北村友騎手が白い歯をこぼす。

「最後は接戦でしたが、頭が出ていてよかったです。(坂を)下っていくときに手応えが良かったので、最後までこの馬らしさを出してくれると思っていました」

スタートがひと息で、戦前のプランよりは後方からとなったが、切り替えて中団でじっくり構えた。前半1000メートル通過が58秒7と締まったペースでもリズムを崩すことなく運び、直線はジワジワと加速。一完歩ずつ前と差を詰めると、最後は先に抜け出していたディープボンドをきっちりかわしたところがゴールだった。

2000メートル前後の出走が多かったが、今春から距離を延ばしたことが転機となった。目黒記念で2着に入り、6歳秋での初戴冠。清水久調教師は「これくらい距離が長いほうが折り合いますし、ゆっくりと走れて脚がたまるんでしょうね」と目を細める。

今後はジャパンC(11月24日、東京、GⅠ、芝2400メートル)なども視野に入る。指揮官は「オーナーと相談して決めたいですが、これぐらいの距離になっていくんでしょうね」と見通しを語った。距離延長で才能が開花したディープインパクト産駒。この後はさらなる大舞台が待っている。(山口大輝)

シュヴァリエローズ 父ディープインパクト、母ヴィアンローズ、母の父セーヴルローズ。鹿毛の牡6歳。栗東・清水久詞厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲キャロットファーム。戦績30戦4勝。獲得賞金2億1967万3000円。重賞は初勝利。京都大賞典北村友一騎手が2013年ヒットザターゲットに次いで2勝目、清水久詞調教師は16年キタサンブラックに次いで2勝目。馬名は「薔薇の騎士(仏)。母名より連想」。

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【毎日王冠2024】血統アナリシス 種牡馬としての動向も注視したい「ディープインパクト×Storm Cat」 2024年10月5日() 12:00

2015年エイシンヒカリ、2017年リアルスティール、2019年ダノンキングリー、「父ディープインパクト×母の父Storm Cat」の配合が存在感を放ち、通算でも【3.2.0.0】と申し分のない成績を残している。なお、2017年においてはリアルスティールサトノアラジンで1・2着となっているため、同配合の馬で勝ちあぐねたのは2021年2着ダノンキングリーくらいだろう(それでも58kgを背負いながら勝ち馬とはアタマ差の惜敗だった)。

ほか、ドイツに所縁ある血統馬も上位を賑わす傾向が見受けられ、2020~2022年はサリオスシュネルマイスターサリオス(2回目)とSaldeの曾孫が勝利。つまり、続柄でいえば2頭は「はとこ」ということになる。歴代の勝ち馬では2013年エイシンフラッシュもドイツ色の強い血統馬といえるだろう。

シックスペンスは、父キズナ×母フィンレイズラッキーチャーム(母の父Twirling Candy)。注目は「ディープインパクト×Storm Cat」となる父の配合で、前述のとおり同配合の馬が、3勝、2着2回、3着以下なしと異彩を放つため、種牡馬としての動向も興味深いものがある。なお、同産駒には23年2着ソングラインがおり、勝ち馬とはハナ差の接戦だった。本馬は母系の血筋からも瞬発力に秀でたタイプなので、スローの上がり勝負が理想的だろう。

エルトンバローズは、父ディープブリランテ×母ショウナンカラット(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は芝1800mを得意とする馬が多く、本馬自身も当該距離で重賞2勝を記録。また、「サンデーサイレンス系×Roberto系」の組み合わせは、05年1着サンライズペガサスや23年2着ソングラインが出ており、前者とは母の父が、後者とは父系祖父が共通する。リピート好走が多い一方で2連覇は少なく、史上2頭目の偉業なるかにも注目だ。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。この「父×母の父」は、マカヒキショウナンパンドラとG1ウィナーが出た組み合わせ。一方、同産駒で毎日王冠を勝った馬には「母の父Storm Cat」という共通点があり、それ以外は【0.3.4.35】と勝ちあぐねている。なお、東京芝1800mは2代母クロカミが府中牝馬Sを勝った所縁があるため、新たな勝ち配合パターンとなっても不思議はない。


【血統予想からの注目馬】
シックスペンス ⑭エルトンバローズ ⑫ヨーホーレイク

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【京都大賞典2024】血統アナリシス 「母の父クロフネ」が目下2連覇中、ハービンジャーは人気薄の激走に要注意 2024年10月5日() 12:00

京都の外回りコースで行われる2400m戦であることから、瞬発力よりも長くいい脚を持続できる馬が狙い目となり、菊花賞天皇賞(春)で好走歴のあるステイヤーが幅をきかせることが特徴のひとつ。種牡馬としては複数頭の勝ち馬を出すディープインパクトキングカメハメハが優勢だが、オウケンブルースリ(2009年1着、2010年2着、2011年3着、2012年2着)やラブリーデイ(2015年1着、2016年3着)、キセキ(2020年2着、2021年3着)、ボッケリーニ(2022年2着、2023年2着)といったリピート好走馬はトニービンの血を引くことで共通する。

ほか、少ない出走頭数かつ人気薄ながらも、2017年2着トーセンバジル(6番人気)、2019年1着ドレッドノータス(11番人気)とハービンジャー産駒が猛威を振るっていることは気に留めておくべきだろう。なお、2022年ヴェラアズール、2023年プラダリア、と直近2年は別場所での施行を含めて母の父にクロフネを配された馬が2連覇中で、2021年マカヒキも加えて「母の父フレンチデピュティ系」が3連覇中との見方もできそうだ。


プラダリアは、父ディープインパクト×母シャッセロール(母の父クロフネ)。母系に配された種牡馬の並びが興味深く、グルームダンサー、フォーティナイナー、フレンチデピュティなど、過去に京都大賞典を制したディープインパクト産駒と共通する血脈が非常に多い。また、「母の父フレンチデピュティ系」は、阪神競馬場での施行を含めて目下3連覇中でもある。父系も母系も京都巧者が多いだけに、連覇の可能性はじゅうぶんにあるだろう。

スマートファントムは、父ハービンジャー×母スマートアイリス(母の父ディープインパクト)。同産駒は延べ4頭が出走して、トーセンバジルドレッドノータスが人気薄で勝ち負けを演じるほか、ヒンドゥタイムズも22年が5人気4着、23年が9人気4着と人気以上に善戦している。本馬は母の従兄に10年天皇賞(春)を勝ったジャガーメイルがいる血統背景も見逃せず、前走同G1で14人気ながら4着に健闘した走りはフロックでないはず。


【血統予想からの注目馬】
プラダリア ⑥スマートファントム

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ディープインパクトの関連コラム

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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年5月24日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第1回 POG的データ分析~
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 1年間に渡って争われてきた前シーズン「ウマニティPOG 2022」もいよいよラストウィークに突入。今週末5月28日のダービーデイ終了とともに各ワールドのチャンピオンが確定します。例年と同じく「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

 来週からは通算11シーズン目となる「ウマニティPOG 2023」がスタート。既に「カラーパドック」「プロの指名馬リスト」などの公開が始まっていますし、皆さんの指名候補選びも佳境を迎えているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータをご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週までのレース」のみ、調教師別成績の集計区分は各馬のJRA初出走時における調教師としました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。


 現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたり賞金のトップはデクラレーションオブウォー。現3歳世代の種付けシーズンから国内供用になったばかりですが、タマモブラックタイが2023年のファルコンステークスを勝ったほか、トップナイフが2022年のホープフルステークスで2着に、サトノヴィレが2023年のクロッカスステークスで2着に食い込むなど、上々の滑り出しを見せています。勝ち馬率はやや低かったものの、引き続きマークしておいた方が良いかもしれません。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、キズナキタサンブラックハーツクライ・ヘニーヒューズあたりも高く評価して良さそう。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がたくさんいた数年前に比べると、狙うべき種牡馬を絞り込みにくくなった印象です。
 気掛かりなのはロードカナロア。昨年も同様の指摘をした通り、POG期間の序盤~中盤における成績は低迷気味でした。2022年のJRAリーディングサイアーランキング(賞金順)でも2位をキープしていて、今後もそれなりに注目が集まると思いますから、扱いに注意するべきでしょう。

 続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはノーザンファーム。勝ち馬率も頭ひとつ抜けた存在です。私が毎年言っているように、指名候補選びは「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨んだ方が良いのかもしれません。
 2番手グループを形成しているブリーダーのうち、出走頭数が比較的多いのは下河辺牧場・ノースヒルズあたり。下河辺牧場生産馬のドルチェモアが2022年の朝日杯フューチュリティステークスを、ノースヒルズ生産馬のエミューが2023年のフラワーカップを制すなど、現3歳世代の該当馬もまずまず健闘していました。余裕があればこちらもマークしておきましょう。

 最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは須貝尚介調教師。勝ち馬率の高さを加味すると、木村哲也調教師・友道康夫調教師・中内田充正調教師あたりも同等以上に高く評価して良いのではないかと思います。
 余談ながら、集計対象レースにおける勝利数がもっとも多かったのは矢作芳人調教師(52勝)。勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字はやや地味ですが、これは出走頭数が極端に多いからなので、評価を下げる必要はありません。
 種牡馬での絞り込みが以前より難しくなっている分、新たな勢力図が固まるまでは、これまで以上に調教師を重視した方が良いのかも。池添学調教師・斉藤崇史調教師・武幸四郎調教師・西村真幸調教師といった若手有望株も含め、管理予定馬の動向を注視しておきましょう。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年3月22日(水) 17:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月22日号】週末メイン「1点」分析EXTRA編(350)
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週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析するウマニティ会員専用コラム。「さらにプラス1!」として挙げている種牡馬別成績も含め、ぜひ予想にご活用下さい。今週のターゲットは、伏竜ステークス・毎日杯日経賞・六甲ステークス・マーチステークス高松宮記念の6レースです。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


▼2023年03月25日(土) 中山10R 伏竜ステークス
【“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が2位以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
●あり [6-6-4-20](3着内率44.4%)
●なし [0-0-2-22](3着内率8.3%)
→これまでの戦績を素直に評価したい一戦。まだ1勝クラスのレースを勝ち上がっていない馬は割り引きが必要です。

<<さらにプラス1!>>
【『血統偏差値』要注目種牡馬】
中山ダ1800m×エスポワールシチー×前走6着以内
→3着内率45.5%、複勝回収率264%


▼2023年03月25日(土) 阪神11R 毎日杯
【父がディープインパクト以外の種牡馬、かつ前走のコースがJRAだった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績(2018年以降)】
●1位 [2-1-2-7](3着内率41.7%)
●2位以下 [1-0-0-24](3着内率4.0%)
→父がディープインパクトの馬は2018年以降[2-4-3-5](3着内率64.3%)と堅実。一方、父がディープインパクト以外の種牡馬だったにもかかわらず3着以内となった6頭のうち5頭は、前走で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしていました。


▼2023年03月25日(土) 中山11R 日経賞
【“前年以降、かつJRA、かつ3200m未満、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2015年以降)】
●あり [8-7-7-29](3着内率43.1%)
●なし [0-1-1-55](3着内率3.5%)
→実績馬が優勢。重賞以外のレースやG3のレースを主戦場としてきた馬は強調できません。

<<さらにプラス1!>>

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2023年2月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年02月26日号】特選重賞データ分析編(347)~2023年弥生賞ディープインパクト記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 弥生賞ディープインパクト記念 2023年03月05日(日) 中山芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2016年以降)】
×1番手 [0-0-0-10](3着内率0.0%)
○2~7番手 [7-6-7-29](3着内率40.8%)
×8番手以下 [0-1-0-15](3着内率6.3%)
×記録なし [0-0-0-1](3着内率0.0%)

 脚質に注目したい一戦。2016年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走の4コーナー通過順が2~7番手でした。極端な競馬をした直後の馬は強調できません。

主な「○」該当馬→グリューネグリーンタスティエーラワンダイレクト
主な「×」該当馬→ゴッドファーザートップナイフヨリマル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2016年以降[6-6-7-24](3着内率44.2%)
主な該当馬→グリューネグリーントップナイフワンダイレクト

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2022年9月7日(水) 19:23 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第7回ワールド上位者考察
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先週末をもって3回新潟・4回小倉・2回札幌が終了し、今週末からは4回中山・5回中京がスタート。今年もいよいよ秋季競馬のシーズンに突入しました。
 POG戦線もひとまず最初の区切りを迎え、新たなフェイズに入ります。既に7月16日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をブトンドール(プリンセスロックの2020)が、8月28日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をキタウイング(キタノリツメイの2020)が、9月3日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をドゥーラ(イシスの2020)が、9月4日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をロンドンプラン(パッションローズの2020)が制し、同世代のライバルを一歩リード。ただ、今後は1勝クラス以上のレースが増えてきますし、ランキングの動きも活発になってくるはずです。
 今回は、9月4日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されているうえ、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とすべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2021年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月4日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】ブトンドール(プリンセスロックの2020) 3800万円
【1位】ロンドンプラン(パッションローズの2020) 3800万円
【3位】キタウイング(キタノリツメイの2020) 3730万円
【3位】ドゥーラ(イシスの2020) 3730万円
【5位】ドゥアイズ(ローズマンブリッジの2020) 2540万円
【6位】ミシシッピテソーロ(ハピネスフォーユーの2020) 2300万円
【6位】モリアーナ(ガルデルスリールの2020) 2300万円
【8位】サツマノオンナ(スペシャルビビーの2020) 2100万円
【9位】ミカッテヨンデイイ(ボルティモアの2020) 1910万円
【10位】クリダーム(ブーケトウショウの2020) 1900万円
【10位】バレリーナ(マニヤラの2020) 1900万円
【12位】ウインオーディン(ピエナビーナスの2020) 1790万円
【13位】コスモイグローク(クールベットの2020) 1600万円
【13位】ジョリダム(マイダイナマイトの2020) 1600万円
【15位】ジョウショーホープ(スターフォーユーの2020) 1570万円
【16位】ミスヨコハマ(ミスエリカの2020) 1510万円
【17位】オマツリオトコ(マツリバヤシの2020) 1480万円
【17位】シーウィザード(メリーウェザーの2020) 1480万円
【17位】シルフィードレーヴ(キモンクイーンの2020) 1480万円
【17位】ダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020) 1480万円

 ちなみに、複数の産駒がランクインしている種牡馬はエピファネイアカレンブラックヒルダノンバラードだけで、いずれも該当馬は2頭ずつ。しかも、2021年JRAリーディングサイアーランキング2位のロードカナロア、同4位のキズナは、まだ現2歳世代の産駒がオープンクラスのレースで上位に食い込めていません。キングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあり、今後も2歳リーディングサイアー争いは混戦となりそうです。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億1835万円を獲得したバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。函館2歳ステークスで2着となったクリダーム(ブーケトウショウの2020)など、既に6頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていました。アイスグリーン(グリューネワルトの2020)、ウメムスビ(ヴィオレッタの2020)、ナイトキャッスル(サダムグランジュテの2020)もオープンクラスのレースで賞金を獲得していますし、おそらく入札の段階で夏場に稼いでくれそうな馬を狙っていらっしゃったのではないでしょうか。
 ご存じの通り、バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは「ウマニティPOG 2021」で総合ランキング1位となったディフェンディングチャンピオン。早期デビュー組だけでなく、来春のクラシック戦線で活躍を期待できそうな良血馬も獲得していますから、しばらくは首位争いを引っ張っていくことになるのではないかと思います。今後の入札で追加指名する予定の方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんのラインナップをチェックしてみてください。

 G1ワールドは1億3207万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングも1位です。既にキタウイング(キタノリツメイの2020)とロンドンプラン(パッションローズの2020)で重賞を2勝していますが、sabo34さんがこの2頭を獲得したのは初勝利を挙げた後でした。デビュー後のレースぶりを確認してから入札に参加することも可能である点は、「ウマニティPOG」の醍醐味とも言える重要な要素。sabo34さんはまだ仮想オーナー馬数に空きがあるようなので、引き続き入札の動向をマークしておいた方が良いかもしれません。

 G2ワールドは1億0229万円を獲得しているマホッさんがトップ。重賞ウイナーこそいないものの、フミサウンド(アブソルートリーの2020)が8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)で2着に、イコサン(メイショウトモシビの2020)が8月21日のクローバー賞(2歳オープン・札幌芝1500m)で2着に健闘しています。ちなみに、総出資PPは1億4340万PPで、他のランキング上位プレイヤーに比べるとかなり少なめ。注目度の低い素質馬を的確に獲得している、素晴らしい相馬眼の持ち主です。

 G3ワールドは1億2978万円を獲得しているキング王🎯🐴さんがトップ。こちらはドゥーラ(イシスの2020)を勝ち上がった翌週の入札で獲得されていました。追加指名組を含めると既に14頭が初勝利をマークしていますし、今後も順調に獲得ポイントを伸ばしていくのではないでしょうか。

 オープンワールドは7408万円を獲得しているゴン千馬さんがトップ。ただし、トップ10プレイヤーの獲得ポイント差が1000万円にも満たない混戦模様です。前述の通り、現2歳世代からキングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあってか、もともと今シーズンはスタート前から難解な雰囲気が漂っていました。このオープンワールドは今のところ象徴的な展開になっていますし、まだほとんどのプレイヤーに総合優勝のチャンスが残っているのではないかと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年6月28日(火) 17:07 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第6回デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ディープインパクトの口コミ


口コミ一覧
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※1人気は千直OP以上で先行して好走が必要、人気でも差しタイプは要注意、上がり最速が必要

★アイビスSD

過去10年のデータから

★★A……ZI値2位以内が連対8/10年、5位以内が毎年3着以内
⇒○1位13チェイスザドリーム、2位12ウイングレイテスト、3位10ファイアダンサー
4位15モズメイメイ、5位9グレイトゲイナー

B……3着以内馬は、前2走でaG3以上3着以内4/30、bOP3着以内13/30
c3勝級3着以内3/30、d2勝級勝ち1/30、eOP以上3人気以内2/30
f例外の7頭中6頭は牝馬で逃げて実績、
14年フクノドリーム(門別エーデルワイス賞千二ダートG3勝ち、OP函館千二芝すずらん賞1
逃げ、未勝利千ダート1)15年ベルカント(小倉2歳S2逃げ)
19年オールポッシブル(阪神千四OPききょうS3、3勝級小倉千二1逃げ)
21年バカラクイーン(千直未勝利1、1勝級2※開幕週の1番枠から3番手なだれ込み)
g22年ビリーバー(20年3リピーター)23年オールアットワンス(21年1リピーター)
牡馬ロードベイリーフ(22年3リピーター)
⇒○★★a12,15番
  b5マウンテンムスメ、9番、10番、13番
  cなし
  d2ショウナンマッハ
  e3ロードベイリーフ、8マイヨアポア
  ★f4ジャスパークローネ(千直駿風S3勝級逃げ切り、CBC賞と北九記念逃げ切り)
11アビッグチア(3勝級千二逃げ切り)★17テイエムスパーダ(セントウルS逃げ切り) 

※C……1人気(6/2/0/2)着外の22年ヴェントヴォーチェと23年ファイアダンサーは
a千二以下OP以上逃げて連対
b千直OP(4頭とも韋駄天S)以上勝ち
共に実績無かった

13年ハクサンムーン a千二以下で逃げ切りはG3京阪杯1
14年セイコーライコウ b当該コースOP以上勝ちは韋駄天S1
15年ベルカント aG3小倉2歳S逃げて2
16年ベルカント 連覇
17年フィドゥーシア ab韋駄天S1
18年ダイメイプリンセス b韋駄天S1
19年ライオンボス ab韋駄天S1
20年ライオンボス2 リピーター
21年オールアットワンス aOPカンナS1逃げ切り
⇒○13番(aは無いがbあり)

※D……韋駄天S組4着以内(4/6/1/12)
※6着以下だったのは21年ライオンボス(1人ー9着、20年2)と
23年オールアットワンス(5人-6着、21年1)でリピーター2頭のみ
⇒○1着13番上がり7位、2着5番10位、3着10番2位、4着18メディーヴァル5位
 ▲7着3ロードベイリーフ7位(22,23年3着)
★×5着16番1位、6着8番9位、13着11番13位

★E……勝ち馬は10/10頭とも斤量÷馬体重>12%以下、超えると(0/2/0/22)
斤量規程改定で、大型馬がより有利
⇒1番11.8
 2番11.5
 3番11.4
 4番11.9
 5番11.5
 6番12.2×
 7番11.4
 8番11.1
 9番12.0
10番11.8
11番10.9
12番11.7
13番11.7
14番11.1
15番11.8
16番11.9
17番11.6
18番12.1×

※F……7,8枠(5/4/4/35)前走千直(2/3/0/8)※7,8枠共に3着以内が無かったのは
23年のみで13番ヴァガボンド(前走ダート)14番スティクス(前走韋駄天S7着)
15マウンテンムスメ(連闘)16ファイアダンサー(項目C参照)
17シンシティ(22年2着も前走韋駄天S11着)18レジェーロ(前走韋駄天S6着)
※前走千直で着外8頭は16年ブライトチェリー(3勝級3着)17年レッドラウダ
(韋駄天3上がり3位)18年レッドラウダ(韋駄天3上がり7位)、
19年アルマエルナルト(韋駄天4上がり2位)20年クールティアラ(韋駄天6上がり8位)
23年上記=3勝級を勝てていない馬や韋駄天4着以下、3着馬でも上がり3位以下は消える場合も
⇒○13番(前走韋駄天S1着上がり7位)

G……3歳 (1-2-1-6) 10.0% 30.0% 40.0%
   4歳 (2-1-0-22) 8.0% 12.0% 12.0%※4人気以下(0/0/0/22)
★⇒15番3人気!⇒直前まで4人気で消しだったが、締め切り直前に3人気で一転買いに
   5歳 (4-5-5-33) 8.5% 19.1% 29.8%
⇒2,4,7,13,17番
   6歳 (0-2-3-33) 0.0% 5.3% 13.2%
⇒1,5,6,8,10,11,14,18番
   7歳上(3-0-1-26)10.0% 10.0% 13.3%
⇒3,9,12,16番
8歳以上(0-0-0-10) 0% 0% 0%

H……牝馬  (7-6-5-65)○
⇒★★○5、7,8,10,11,13,15,17番
牡・セン(3-4-5-65)

※I……美浦(6-6-3-65) 7.5% 15.0% 18.8%
   栗東(4-4-7-65) 5.0% 10.0% 18.8%
※△関西馬で当日3番人気以下(0-0-7-61)
⇒△1,2,3,4,7,9,14,15,16,17,18番

J……【前走距離】
1000m  (5-7-1-35)10.4% 25.0% 27.1%
1200m  (5-3-9-75) 5.4% 8.7% 18.5%
1400m以上(0-0-0-20) 0.0% 0.0% 0.0%
★⇒×1,6番

K…… 優勝馬の過去4走における新潟・芝1000メートルへの出走回数(過去7年)
年度 優勝馬        出走回数
2017年 ラインミーティア 3回
2018年 ダイメイプリンセス 2回
2019年 ライオンボス     2回
2020年 ジョーカナチャン 2回
2021年 オールアットワンス 0回※3才キャリア5走
2022年 ビリーバー     2回
2023年 オールアットワンス 2回
※⇒○2~3回=2番

L……【馬番】※大外枠で2着した16年は14頭立て
1番 (0-0-1-9)
2番 (1-0-1-8)
3番 (1-1-0-8)
4番 (1-0-0-9)
5番 (0-0-1-9)
6番 (0-0-1-9)
7番 (0-0-0-10)
8番 (0-1-0-9)
9番 (1-1-0-8)
10番(0-2-1-7)
11番(1-1-0-8)
12番(0-1-3-6)
13番(1-2-0-6)
14番(1-0-1-6)
15番(2-0-0-5)
16番(1-0-1-5)
17番(0-1-0-4)
★18番(0-0-0-4)×メディーヴァル

※M……前走10着以下(0/0/1/49)3着は8枠
⇒×2,3,4,6,、7,11番
 △16,17,18番

※N……軸は前2走で新潟千直レース(韋駄天S4着以内か3勝級連対)出走
⇒○5,10,13,18番

※O……韋駄天S勝ち馬⇒アイビスSD結果
24年13チェイスザドリーム2番手上がり8位⇒13番?
  55.0(テン3F32.5ー55.0、近10年では7番目と遅いが)
23年13メディーヴァル10番手上がり4位⇒11番12番手上がり8位8着 
  56.5(33.1ー中団ながら上がり4位で勝てたが勝ち時計56.5と良馬場では近10年で最遅)        
22年16マリアズハート6番手上がり5位⇒6番15番手上がり3位7着×
  54.8(32.5ー外枠から☆内枠変更で前へ行けず後方から上がり3位でも届かず)
21年6タマモメイトウ上がり1位13番手⇒8番14番手上がり2位でも届かず7着×
  56.5稍(33.2-稍重56.5と勝ち時計遅く、良馬場54.2では☆時計不足だった)
20年10ライオンボス2番手⇒13番2番手2着
  54.2(☆32.2-先行出来るスピードで更に外枠なら)
19年15ライオンボス逃げ⇒11番逃げ切り
  53.9(☆31.9-スピードの違いで押し切る)
18年11ダイメイプリンセス7番手☆上がり1位⇒15番5番手上がり2位1着
  54.9稍(32.6-外枠で中団より前目で上がり1,2位と切れて勝ち)
17年8フィドゥーシア☆逃げ切り⇒10番逃げ2着
  54.3(32.6-スピードで逃げ連対)
16年16プリンセスムーン5番手上がり2位⇒6番3番手なだれ込み3着
  54.4(32.5-☆13頭立てでテン3F32.8で緩い流れで行った行った)
15年5フレイムヒーロー8番手上がり2位⇒4番6番手上がり9位9着×
  54.7(32.8-間に重馬場CBC賞☆11着大敗で調子落ちか)
14年13セイコーライコウ9番手☆上がり1位⇒2番8番手上がり3位勝ち
  55.3(33.1-13頭立てで2番枠でも差し切れた)
⇒○韋駄天S2番手以内で勝った3頭は1勝2着2回で連軸候補
ただし20年ライオンボスの様に韋駄天で逃げて2着に破ったジョーカナチャンに逆転負け
17年フィドゥーシアの様に韋駄天逃げ切りでアイビスも逃げたが、韋駄天上がり1位で
0.3差4着だったラインミーティアに上がり1位で逆転負け、テン3Fが32.6⇒32.2と
速くなった分差し込まれた
13番は勝ち時計が55秒切れず速くなく微妙、韋駄天で2番手以内で勝ちデータ的には
勝ち負けだが、逃げて2着した5番に逆転される可能性もあり、テン3Fが32.5から
32秒台前後に速まれば、上がり切れる16番や10番に差される可能性あり

★P……16年以降8年連続2頭牝馬が3着以内、ただし牝馬が3頭独占は無し

Q…… 勝ち馬         牡系/牝系                
2018年 ダイメイプリンセス キングヘイロー(ノーザンダンサー系)
                ダンスインザダーク(サンデーサイレンス)

2019年 ライオンボス バトルプラン(ミスタープロスペクター系)
            ステイゴールド(サンデーサイレンス)

2020年 ジョーカナチャン ロードカナロア(ミスタープロスペクター系)
                ネオユニヴァース(サンデーサイレンス)

2021年 オールアットワンス マクフィ(ミスタープロスペクター系)
                ディープインパクト(サンデーサイレンス)

2022年 ビリーバー モンテロッソ(ミスタープロスペクター系)
            ネオユニヴァース(サンデーサイレンス)

2023年 オールアットワンス マクフィ(ミスプロ系)
            ディープインパクト(サンデーサイレンス)


★a父系サンデーサイレンスは未勝利
⇒△3,7,9,12,14,15,16,17番
※b母系サンデーサイレンスは6連勝中
⇒◎1,2,6,7,8,18番
※c父系ミスプロ系が5連勝中
⇒◎1,5,8,11,13番 

★R……韋駄天Sから牡馬は斤量+4Kでも17年ラインミーティア勝ち、ただし牝馬は
+2Kまで
⇒×5,18番

※S……前走重不良、以上の該当馬を除く前走10着以下(0-0-0-42)
⇒×2,3,4,6,11,16,17,18番

※T……前走着差負け0.4秒以内、あるいは前走重不良、以上の該当馬を除く
前走10番人気以下(0-0-0-39)
⇒×1,2,3,6,16,17,18番


圏内は、5,8,9,10,12,13,15番
有力は韋駄天S勝ちの13番だが、上記の様に絶対視は出来無い
絞り込むポイントは、項目Pから牝馬が3着以内独占なし、前走韋駄天S組が独占無し、
7才馬が2頭以上3着以内なし
後はZI値5位以内が連対、2桁馬番が1頭は連対、2桁人気に連対無し、4人気以下の
関西馬に連対無し
などの条件を加味して馬券を組み立てる

馬連(5,8,10,12,13)BOX各三百円、ただし5-8はカットで9点
三連複(5,8,10,12,13)=(5,8,10,12,13)
=9,15フォーメーション各二百円※上記絞り込み条件でカットして19点
三連単(5,8,10,12,13)→(5,8,10,12,13)→
(5,8,9,12,13,15)フォーメーション各百円※絞り込み条件でカットして
53点
複勝勝負は、難解で絞れず見送り
≫≫15-12-17
5番が好発後大外ラチまでダッシュしてハナへ行き17番が番手
直後から15番、12番が抜けて来て5番は距離ロス響いたか伸びず
データ的には項目Bfで17番が買えた訳で穴馬は消しデータ該当でも押さえは必要だな
決して訳の分からない馬で来た理由が分からない馬では無かった訳だから
項目Gで15番が4人気で消しだったはずが直前に3人気とは( ̄▽ ̄;)
オッズデータはギリまで見極めが必要だが、消す材料では無かったのだから
連対の買い目には加えておくべきだった
むしろ8番を項目Dで消しだったなら素直に消しで良かったと猛省
項目Oで韋駄天Sのタイムの遅さ=低レベル懸念を判断していたのなら
韋駄天組以外にも目をもっと向けて重視すべきだったか
特に前走重賞で好走していた12,15番は勝ち負けまで見立てで良かった
韋駄天組のレベル次第で重賞組重視の判断が今後も必要かと

 92@成仏 2024年6月22日() 22:36
6/23(日) 京都11R 宝塚記念 最終予想
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PCで最終予想の日記作ってたのですが、完成していざ投稿しようとするも失敗し…またイチから作成…^^;
長文で作る元気がもうないので、いつもより手抜きで申し訳ないですが、簡素的に最終予想を投稿です。

★最終予想
例年は阪神開催ですが、今年はディープインパクトが勝った年以来の京都開催。ディープインパクトには武豊騎手でしたね。

今年もフルゲート割れの13頭出走。しかも明日は雨。それなりに降るみたいなので、馬場は重馬場にはなるかと。京都はそれなりに水捌け良い競馬場なんで、ぐちゃぐちゃにはならないと見てますが、時計は掛かる馬場にはなるかな。
また、逃げ馬不在なので、どの馬がいくのかわかんないですけど、前半スローの後半上がり勝負にはなるかと。

とにかく時計が掛かる方が歓迎の馬、長くイイ脚が使える馬、スローの瞬発力勝負に長けてる馬、血統的には欧州型ND系を牝系に持ってる馬を評価しました。

◎②ジャスティンパレス
◯⑦プラダリア
▲⑤ディープボンド
☆⑫ブローザホーン
△④ドウデュース、⑩ローシャムパーク

上位4頭は京都コースで実績があり、道悪適性まで加味したら⑦、⑤、⑫が上位ですが、GⅠでのパフォーマンスというか戦績、能力値というもので計ると、大崩れしてないし、どの競馬場でもそれなりに走ってるので②が本命に相応しいかと判断。中間の調教が緩かったのが気になってますがここは勝ちきるまでとは云わず3着までに入るだろうと踏んでの本命推し。②⑦共に父ディープの仔ですが、一瞬のキレ脚より長くイイ脚が使えるのが特徴で上位◎◯はこの2頭に。

⑤は京都コースで相性の良い唯一のキズナ産駒。幸いにも逃げ馬不在なのが好材料で今まで戦ってきた相手関係、道悪適性まで加味しても面白い存在かと思い上位評価。

⑫は道悪と京都コース適性の評価のみで最近の充実ぶりから。ただ人気し過ぎで妙味が減った点とエピファネイア産駒は距離短縮となるとパフォーマンスが下がる点が気になり4番手まで評価。

△評価にはしてますが、4番手評価とは引けをとらないのがドウデュース。牝系が軽めのダート血統という事から時計が掛かる馬場だとパフォーマンスが下がりそうな気がするのですが、父ハーツクライが道悪適性悪くなかったのでここらへんはカバー出来そうな気もするが、欧州の重たい馬場で実力が発揮されてないので…道悪がダメなのか、そもそも海外がダメなのか…ここらへんが全くの未知。という見解で1人気だし、評価をちょっと下げてみた。
能力値でいけば、この馬が圧倒的に抜けていると思います。良馬場開催なら迷うことなく上位評価。


★馬券の買い目
複勝∶⑤ディープボンド、⑦プラダリア
3連複軸1頭流し∶②‐④⑤⑦⑩⑫
3連単1着2着流し(マルチ)∶②→⑦→④⑩

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 覆面ドクター・英 2024年6月21日(金) 18:17
覆面ドクター英の 宝塚記念 2024
閲覧 711ビュー コメント 0 ナイス 15

まずはG1回顧で安田記念の話から。ロマンチックウォリアー強かったですね。本命打って、勝ってくれて、馬券も当たって、そこまでは良かったのですが、馬券はガミってしまいました。ロマンチックウォリアーは単勝1番人気で当日も数百万の高額購入ポンポンとありましたが、3連単は思ったよりつくので(実際今回の三連単の1番人気、4番人気、2番人気で177倍もついた)三連単マルチで手広くいき、予想コロシアムの印みてもらうとわかるように△より下の×をナミュールに打ってたように、ナミュールは厚く買わないヒモにしてしまいました。馬場渋って追い込みにくいのと状態どうかなと思ってたのですが来ちゃいました・・。掲示板にのった5頭が5番人気までの5頭で、やはりG1で好走したことのある馬が順当に走るものですね。プロデビュー当初のような7点買いならドカンといったのに逆でした。「思ったよりつく時こそ、絞って」、「堅そうな時こそ手広く行くべき」なんでしょうね。ちなみにこの日のWIN5は4つ当たったのですが2つ目でダメでロマンチックウォリアー勝ってくれても既に敗退決まっていました(ウマニティWIN5みなさん参加していますか?)。

上半期ラストの宝塚記念は、天候的にも馬場重くなったり、G1の中では非根幹距離でもあり、例年と違って阪神でなく京都だったりで難しかったりしますが、気持ちよく当てて、上半期G1しめくくりたいものです。頭数も13頭と少なく、時代が変わったなあとも思いますが、私個人的にはわりとムラ馬のドウデュースが思った以上に人気になりそうで、凡走に期待したいところです(笑)でも馬体はピカピカで調教は絶好であり、今はピークなデキだけに来ちゃうのかなあ・・。マイラーっぽいムキムキなのですが、友道厩舎だけに距離の融通が利く感じで悩ましいところです。

<全頭診断>
1番人気想定 ドウデュース:今回は人気投票でトップとったように、昨年末の有馬記念勝ち馬だけに、まあある程度妥当なのかもしれませんが、ダービー勝った後に7戦で2勝しかしてないように、結構なムラ馬だと思っています。前述のように本質的にはマイラー寄りなのを中長距離でどうにか走らせている感じなのかなあと思ってます。有馬記念も武豊騎手のスーパー神騎乗であって、馬自体はそう抜けて強くないと思っています。阪神2200Mだとそのマイラー寄りな器用さを発揮できたのだろうが京都なだけにライバルに差を詰められそう。ただ調教や馬体は絶好。悩ましいところ。

2番人気想定 ジャスティンパレス:序盤もたつくタイプでステイヤー寄りだが、今年は阪神でなく京都の2200Mになったのに最も恩恵受けるのはこの馬では。有馬記念は不器用さを出して、1番人気ながら4着に敗退したが、その有馬記念で立ち回り上手く勝ったドウデュースへのリベンジへの舞台整ったのでは。ディープインパクトの後継種牡馬としても楽しみな血統構成で、パレスマリスもジャンタルマンタル出したり、もう少し短め距離とかでスピード示しており、この馬ほどもたつかないコを出せるのでは。

3番人気想定 ローシャムパーク:昨夏の函館記念でかなり重い馬場で圧勝したように、今週末の雨予報は大歓迎なタイプか、もたつきやすいハービンジャー産駒でもあるし。昨秋のオールカマーでタイトルホルダーに勝っちゃったので余分に人気になりそうでもあるが、母母母がエアグルーヴなように底力もあり、やれて良い。

4番人気想定 ベラジオオペラ:大阪杯では本命打って勝ってくれたし、宝塚記念の頃には下がってくるかもと思っていたが、調教の動きは良く元気。ただ、例年通り阪神2200Mだったら良かったのに京都だとプラダリアに京都記念で負けたように、適性イマイチかも。ロードカナロア産駒だろうが距離は問題ないと思うが、大阪杯よりは舞台適性低いか。

5番人気想定 ブローザホーン:420kg台の小さなステイヤーで道悪も強く、天気予報的にはかなり楽しみ。調教の動きも良く、まさに今がピークでは。あとは小さいだけに他馬との接触などは向かない。

6番人気想定 シュトルーヴェ:日経賞と目黒記念を連勝してきている、現在のトップレベルのステイヤー。しかも瞬発力あり、ここも楽しみな存在なのだが、Dレーン騎手だけに、先行してきそうで、この忙しめの距離で先行すると終い、キレないのでは。モレイラ騎手でさえ前走、後方でじっとしていたように、ポジションとりに行くのは良くないタイプでは。JCや有馬記念は楽しみだが。調教の動きは良い。

7番人気想定 ルージュエヴァイユ:あてにならないジャスタウェイ産駒らしく、人気なくても頑張ったり、人気でもあてにならなかったり、気分次第なのだろうが、阪神でなく京都なのはかなりラッキーな方では。調教の動きも良く、この後は休めるだろうから、川田騎手のガチ追いに応えるがんばり見せてもよさそう。調教の動きも引き続き良く元気。

8番人気想定 プラダリア:京都大賞典や京都記念を勝っているように京都は向く馬ではある。ただディープインパクト産駒によくあるタイプらしく、あんまり驚きの激走というのが無いタイプで(瞬発力ないし)、相手次第でいつも自分の実力程度にはきちんと走るというタイプでは。調教の動きは悪くない。

9番人気想定 ソールオリエンス:皐月賞を豪快に差し切ったもののその後がイマイチで、世代弱いと言われる原因の一因の馬。ただ早熟なのではなく、京成杯や皐月賞の競馬っぷりを見てもらえばわかるように終始一貫、幼い(というかアホ)なんだと思っています。コーナーで逆手前とかすっ飛んでったり、好き勝手やってましたが、相手が強くなるとデタラメやってて通用するほど甘くないという壁に当たっていると思います。ただ思ったより大人になってこないので、どっちみち弱い世代と言われていての皐月賞だけ勝ってても種牡馬でいい繁殖牝馬はまわってこないので、思い切って去勢してセン馬というのが生き残る道では。レガシーワールドみたいに頑張ってもらいたい(たとえ古いか)。

10番人気以下想定
ディープボンド:キズナ産駒の先駆者なステイヤーだが、2000Mはさすがに忙しいが2200Mあればギリ対応してきそうなタイプで、どっちみち終いキレないので頭は期待しなくてよいが3着くらいなら、人気薄の中では期待してみても良いタイプ。調教の動きもよく引き続き元気。正直衰え感じる和田騎手は最近馬券極力買わないようにしているが、幸騎手なのは良い。

ヒートオンビート:7歳牡馬で昨秋のアルゼンチン共和国杯で3着したところまでは頑張っていたが、有馬記念16着、日経賞と目黒記念ともに7着とG1での激走は期待できず。調教の動きは元気。

ヤマニンサンパ:ディープインパクト産駒の6歳牡馬で晩成傾向なようで昨秋あたりからリステッド競走で3着に来たりはしている。骨瘤あけの前走の鳴尾記念で4着と頑張っているが、さすがに重賞実績ない馬がG1でいきなりというのは年齢的に無いのでは。調教の動きは普通に良い。

カラテ:一昨年の新潟記念は10番人気での人気薄激走で単勝はとらせてもらったのにヒモがもったいないことに。前走とか意外にまだ終わってないんだ、という好走だっただけに100円くらいヒモ(3着とか)に買うのもありかも(買わないけど)。調教の動きは8歳という年齢的なものもあるのだろうが平凡。ここは厳しくても、G3くらいでもう一発くらい激走あってもいいのでは。

<まとめ>
有力:ジャスティンパレス、ドウデュース

ヒモに:ローシャムパーク、ベラジオオペラ、ブローザホーン

穴で:ディープボンド、ルージュエヴァイユ

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1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2023年4月15日() 23:01:39
日本競馬史上最強馬
ディープインパクト

日本歴史的名馬
シンザン
シンボリルドルフ
を超える世界的名馬

ミルリーフ(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ダンシングブレーヴ(2000ギニー/キングジョージ/凱旋門賞/英ダービー2着)
神の馬ラムタラ4戦4勝(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ゼニヤッタ20戦19勝(G1・13勝)
フランケル14戦14勝(G1・10勝)

高さすら朧にすら見えない
堅牢過ぎて
破る方策
考える事すら放棄してた


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2006年12月24日 有馬記念 G1 1着
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