今週の重賞レース

2023年3月25日( 日経賞 G2 毎日杯 G3
2023年3月26日( マーチS G3 高松宮記念 G1

マーチS G3

日程:2023年3月26日() 15:30 中山/ダート1800m
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予想
U指数
馬名
性齢・調教師
騎手
負担重量
予想
オッズ
 
前走
 
2走前
 
3走前
 
4走前
 
5走前
 
6走前
 
7走前
 
8走前
1 1 90.5

ダノンファラオ

牡6

 矢作芳人

田中勝春

58.0

209.7 ⑮

22/08/07

14

エルムS G3

札幌/ダ1700m

22/06/12

13

三宮S OP

中京/ダ1800m

22/05/21

16

平安S G3

中京/ダ1900m

22/03/23

4

ダイオライト  

船橋/ダ2400m

21/12/05

16

チャンピオ G1

中京/ダ1800m

21/11/03

7

JBCクラシ  

金沢/ダ2100m

21/09/29

2

日本テレビ盃  

船橋/ダ1800m

21/06/30

9

帝王賞  

大井/ダ2000m

1 2 97.5

カテドラル

牡7

 池添学

石川裕紀

58.5

26.3 ⑧

23/02/19

2

小倉大賞典 G3

小倉/芝1800m

22/11/13

13

福島記念 G3

福島/芝2000m

22/08/14

4

小倉記念 G3

小倉/芝2000m

22/07/24

2

中京記念 G3

小倉/芝1800m

22/06/05

18

安田記念 G1

東京/芝1600m

22/04/02

9

ダービーC G3

中山/芝1600m

22/02/06

8

東京新聞杯 G3

東京/芝1600m

21/11/21

9

マイルCS G1

阪神/芝1600m

2 3 92.8

ロードヴァレンチ

セ4

 中舘英二

永野猛蔵

55.0

11.1 ④

23/01/14

1

アレキサン 3勝

中山/ダ1800m

22/10/02

1

2勝クラス  

中山/ダ1800m

22/07/09

1

1勝クラス  

函館/ダ1700m

22/06/26

3

1勝クラス  

函館/ダ1700m

22/06/11

4

1勝クラス  

函館/ダ1700m

22/05/07

6

わらび賞 1勝

新潟/ダ1800m

22/01/08

1

未勝利  

中山/ダ1800m

21/12/18

2

未勝利  

中山/ダ1800m

2 4 96.3

デルマルーヴル

牡7

 戸田博文

松岡正海

56.0

139.8 ⑭

23/02/09

2

佐賀記念  

佐賀/ダ2000m

23/01/22

13

東海S G2

中京/ダ1800m

22/12/10

4

師走S L

中山/ダ1800m

22/10/23

7

ブラジルC L

東京/ダ2100m

22/10/01

6

シリウスS G3

中京/ダ1900m

22/05/21

10

平安S G3

中京/ダ1900m

22/03/27

9

マーチS G3

中山/ダ1800m

22/02/02

7

川崎記念  

川崎/ダ2100m

3 5 97.0

ケンシンコウ

牡6

 小西一男

田辺裕信

58.0

17.5 ⑥

23/02/19

10

フェブラリ G1

東京/ダ1600m

23/01/29

6

根岸S G3

東京/ダ1400m

23/01/08

9

ポルックス OP

中山/ダ1800m

22/09/18

4

ラジオ日本 OP

中山/ダ1800m

22/07/24

3

ジュライS L

福島/ダ1700m

22/05/01

4

吾妻小富士 OP

福島/ダ1700m

22/03/27

2

マーチS G3

中山/ダ1800m

22/01/23

8

東海S G2

中京/ダ1800m

3 6 96.8

キタノヴィジョン

牡6

 萱野浩二

江田照男

57.0

50.9 ⑫

23/02/25

7

仁川S L

阪神/ダ2000m

23/01/08

6

ポルックス OP

中山/ダ1800m

22/12/10

1

師走S L

中山/ダ1800m

22/10/23

6

ブラジルC L

東京/ダ2100m

22/05/01

3

ブリリアン L

東京/ダ2100m

22/04/10

12

卯月S OP

中山/ダ1800m

22/01/09

5

ポルックス OP

中山/ダ1800m

21/11/20

1

晩秋S 3勝

東京/ダ2100m

4 7 ウマニティ会員

ハピ

牡4

 大久保龍

横山典弘

58.5

3.5 ②

22/12/04

3

チャンピオ G1

中京/ダ1800m

22/11/06

4

みやこS G3

阪神/ダ1800m

22/10/01

2

シリウスS G3

中京/ダ1900m

22/08/07

3

レパードS G3

新潟/ダ1800m

22/07/13

4

ジャパンDD  

大井/ダ2000m

22/05/22

1

鳳雛S L

中京/ダ1800m

22/03/19

1

1勝クラス  

阪神/ダ1800m

22/01/10

1

新馬  

中京/ダ1800m

4 8 ウマニティ会員

ウィリアムバローズ

牡5

 上村洋行

横山武史

57.5

2.5 ①

23/01/08

2

ポルックス OP

中山/ダ1800m

22/11/06

14

みやこS G3

阪神/ダ1800m

22/09/18

2

ラジオ日本 OP

中山/ダ1800m

22/04/10

1

卯月S OP

中山/ダ1800m

22/03/21

1

韓国馬事会 3勝

中山/ダ1800m

21/12/25

2

摩耶S 3勝

阪神/ダ1800m

21/12/05

1

2勝クラス  

中山/ダ1800m

21/11/07

1

1勝クラス  

福島/ダ1700m

5 9 95.3

ホウオウルバン

牡5 B

 池上昌和

内田博幸

57.0

40.0 ⑪

23/03/05

1

総武S OP

中山/ダ1800m

23/02/04

2

アルデバラ OP

中京/ダ1900m

22/12/10

7

師走S L

中山/ダ1800m

22/10/01

14

シリウスS G3

中京/ダ1900m

22/06/12

9

三宮S OP

中京/ダ1800m

22/04/10

6

卯月S OP

中山/ダ1800m

22/03/05

1

上総S 3勝

中山/ダ1800m

22/01/15

1

2勝クラス  

中山/ダ1800m

5 10 96.4

ヴァルツァーシャル

牡4

 高木登

菅原明良

56.0

11.2 ⑤

23/03/05

2

総武S OP

中山/ダ1800m

22/12/18

1

北総S 3勝

中山/ダ1800m

22/11/26

4

シャングリ 3勝

東京/ダ1400m

22/10/29

1

2勝クラス  

東京/ダ1400m

22/06/19

4

ユニコーン G3

東京/ダ1600m

22/05/15

4

青竜S OP

東京/ダ1600m

22/04/23

1

1勝クラス  

東京/ダ1600m

22/01/29

3

1勝クラス  

東京/ダ1600m

6 11 95.7

ダノンスプレンダー

牡7 B

 安田隆行

斎藤新

57.5

209.7 ⑮

23/02/04

7

アルデバラ OP

中京/ダ1900m

22/11/27

5

カノープス OP

阪神/ダ2000m

22/08/27

14

BSN賞 L

新潟/ダ1800m

22/06/12

3

三宮S OP

中京/ダ1800m

22/03/27

10

マーチS G3

中山/ダ1800m

22/01/09

1

ポルックス OP

中山/ダ1800m

21/11/21

9

福島民友C L

福島/ダ1700m

21/10/02

4

シリウスS G3

中京/ダ1900m

6 12 ウマニティ会員

ハヤブサナンデクン

牡7

 吉村圭司

津村明秀

57.0

9.5 ③

23/01/22

3

東海S G2

中京/ダ1800m

22/12/28

3

ベテルギウ L

阪神/ダ1800m

22/11/12

5

武蔵野S G3

東京/ダ1600m

22/10/01

7

シリウスS G3

中京/ダ1900m

22/06/12

1

三宮S OP

中京/ダ1800m

22/05/01

2

ブリリアン L

東京/ダ2100m

22/02/06

1

瀬戸S 3勝

中京/ダ1900m

22/01/10

2

雅ステーク 3勝

中京/ダ1800m

7 13 96.2

ゲンパチルシファー

牡7

 佐々木晶

大野拓弥

58.0

111.8 ⑬

23/01/22

14

東海S G2

中京/ダ1800m

22/07/10

1

プロキオン G3

小倉/ダ1700m

22/06/18

3

スレイプニ OP

東京/ダ2100m

22/04/10

4

卯月S OP

中山/ダ1800m

22/01/23

7

東海S G2

中京/ダ1800m

21/12/28

7

ベテルギウ L

阪神/ダ1800m

21/10/24

2

ブラジルC L

東京/ダ2100m

21/10/03

1

白川郷S 3勝

中京/ダ1900m

7 14 96.8

プリティーチャンス

牝6 B

 野中賢二

石橋脩

55.5

30.5 ⑨

23/01/25

3

TCK女王盃  

大井/ダ1800m

22/11/03

5

JBCレディ  

盛岡/ダ1800m

22/10/06

1

レディスプレ  

大井/ダ1800m

22/08/11

2

ブリーダーズ  

門別/ダ2000m

22/07/09

5

マリーンS OP

函館/ダ1700m

22/04/17

4

アンタレス G3

阪神/ダ1800m

22/03/02

5

エンプレス杯  

川崎/ダ2100m

22/01/23

6

東海S G2

中京/ダ1800m

8 15 92.6

カフジオクタゴン

牡4

 矢作芳人

北村宏司

57.0

38.2 ⑩

23/02/09

3

佐賀記念  

佐賀/ダ2000m

22/11/03

7

JBCクラシ  

盛岡/ダ2000m

22/10/04

3

白山大賞典  

金沢/ダ2100m

22/08/07

1

レパードS G3

新潟/ダ1800m

22/06/25

1

鷹取特別 2勝

阪神/ダ2000m

22/06/12

8

八王子特別 2勝

東京/ダ2100m

22/01/23

1

1勝クラス  

中京/ダ1800m

21/12/28

2

1勝クラス  

阪神/ダ1800m

8 16 98.0

サンライズホープ

牡6 B

 羽月友彦

幸英明

59.0

17.7 ⑦

22/12/29

4

東京大賞典  

大井/ダ2000m

22/12/04

6

チャンピオ G1

中京/ダ1800m

22/11/06

1

みやこS G3

阪神/ダ1800m

22/10/01

12

シリウスS G3

中京/ダ1900m

22/05/21

7

平安S G3

中京/ダ1900m

22/02/20

12

フェブラリ G1

東京/ダ1600m

22/01/23

4

東海S G2

中京/ダ1800m

21/12/05

15

チャンピオ G1

中京/ダ1800m

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馬場
予想

【マーチS2023特集】待機勢も上位進出可能なコンディション!真ん中より外枠に対する警戒を強めたほうがベター!

【マーチS2023特集】待機勢も上位進出可能なコンディション!真ん中より外枠に対する警戒を強めたほうがベター!

土曜日の中山ダートのレース結果、近年のマーチSの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

この中間は、木曜日から金曜日にかけて22㎜の降水を観測。土曜日も雨が降ったりやんだりと、はっきりしない天気で推移し、ダートコースは水の浮いた状態(JRA発表は不良)でレースが行われた。

土曜日の結果を振り返ると、ペースや力関係を抜きにしても、好位から前めに位置した馬の粘り強さが印象的だった。一方で、中団以降に控えていた差し、追い込み馬の奮闘も目を引く。

実際、ダート1800mで行われた10Rと12Rでは、4角11~12番手の馬がいい追い上げを見せている。基本的に前有利ではあるが、展開ひとつで待機勢も間に合うコンディションとみて差し支えない。

日曜日開催中の降水確率は90~100%(26日8時の時点)。予報通りであれば、前日と似たようなコンディションが想定される。ゆえにダート中距離戦では、あまり脚質にこだわらず、速い時計に対応できる(できそうな)馬を重視するのが、正解のように思える。

枠順に関しては、ダート1800mの条件戦より上のクラスでは真ん中より外がやや優勢。雨の影響を受けた前週も似たような傾向だった。従って引き続き、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する警戒を強めたほうがよさそうだ。

なお、過去5年におけるマーチSの1~2着馬10頭は、前走が重賞(着順不問)もしくは前走3着以内という点で共通する。近年の傾向を重くみるならば、今年もこの条件を満たす馬からの軸指名が最善手ということになろう。

そのなかでも、含水が多いダートコースの馬場状況を考慮して、JRAのダート競走、かつ重・不良(JRAの発表基準)で連対(2着以内)経験のある馬を重視したい。

今回の出走メンバーで要点(5~8枠+前走ステップ+重・不良実績)をクリアしているのは、⑫ハヤブサナンデクン、⑬ゲンパチルシファー、⑭プリティーチャンス、⑯サンライズホープ。よって当欄では、この4頭を注目株として推奨する。

データ
予想

【マーチS2023特集】5項目減点無しはウィリアムバローズ、ホウオウルバン、サンライズホープ

【馬齢】

2013年以降(過去10年)の3着以内馬延べ31頭の馬齢を検証すると、4歳から8歳までの間。ただし、4歳の2着連対圏入りは、近2走内にOPクラスで勝利経験があった馬のみ。7~8歳馬の2着連対圏確保は、前走G1組に限られる。押さえておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
②カテドラル ③ロードヴァレンチ ④デルマルーヴル ⑦ハピ ⑩ヴァルツァーシャル ⑪ダノンスプレンダー ⑫ハヤブサナンデクン ⑬ゲンパチルシファー ⑮カフジオクタゴン

【前走距離】

2013年以降の1~3着馬延べ31頭は、みな前走でダートの1600~2100m戦に出走していた。これ以外のステップで臨んだ馬は、複勝圏に達していない。

(減点対象馬)
②カテドラル

【前走着順】

前走の着順に関してはJRA重賞なら問わないが、JRAのOP特別であれば6着以内、地方の国際G1(東京大賞典)は4着以内、それ以外の場合は1着がひとつの目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった非JRA重賞組は、いずれも3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
④デルマルーヴル ⑥キタノヴィジョン ⑪ダノンスプレンダー ⑭プリティーチャンス ⑮カフジオクタゴン

【前走大敗馬】

2013年以降、近3走内に重賞3着以内または非重賞1着の経験がなく、前走でタイム差1秒5以上の大敗を喫していた馬の好走(3着以内)例はゼロ。該当馬は評価を下げるべきだろう。

(減点対象馬)
①ダノンファラオ ⑤ケンシンコウ

【前走馬体重】

近年は馬格のある馬が優勢。2013年以降の1~2着馬は、いずれも前走の馬体重が480キロ以上だった。この条件に合致しない馬は、連対(2着以内)候補として推奨しづらい。

(減点対象馬)
③ロードヴァレンチ ⑦ハピ ⑭プリティーチャンス

【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑧ウィリアムバローズ、⑨ホウオウルバン、⑯サンライズホープの3頭。

最上位には⑯サンライズホープを挙げたい。2013年以降、前走JRA・G1組は【3.0.0.5】と、なかなかの存在感を発揮している。要警戒の1頭だ。

前走JRA・OP特別1着の美浦所属馬は、過去10年【1.1.1.2】。それに該当する、⑨ホウオウルバンを2番手にピックアップ。ほか、⑧ウィリアムバローズも軽くは扱えない。

<注目馬>
サンライズホープ ⑨ホウオウルバン ⑧ウィリアムバローズ

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U指数
予想

【マーチS2023特集】ハンデ有利で右回りもOKのU指数1位ハヤブサナンデクンが中心!

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U指数上位勢が壊滅という結果に終わったり、二桁順位の馬が激走して波乱を巻き起こしたりと難解な側面がある一方、2020年1着のスワーヴアラミス(2位、1番人気)、2021年2着のヒストリーメイカー(2位、2番人気)のように指数、人気ともに上位の馬が順当に結果を残すこともあるのがこのマーチS。頭数を絞り込んで決め打ち勝負を成功させることは難しいので、信頼できそうなU指数上位馬に注目し、手広く穴を狙うことを念頭に置いて馬券を組み立てるのがベターと言えるだろう。

今年の上位勢のなかで馬券的に面白そうなのは、2位⑫ハヤブサナンデクン(99.1)。左回りに良績が集中しているが、右回りで勝った経験もあり、この中山ダ1800mでは一度走って3着に入っている。背負い慣れた57キロで戦える点も有利に働きそうだ。
 
トップ評価を受けている⑦ハピ(99.4)も軽くは扱えない1頭。58.5キロのハンデは楽ではないが、一連のダート重賞における内容からも外すわけにはいかないだろう。

このほか、初ダートながら血統的に対応できる下地のある4位②カテドラル(97.5)と、このコースで崩れたことのない5位⑧ウィリアムバローズにも注目する。

【U指数予想からの注目馬】
ハヤブサナンデクン ⑦ハピ ②カテドラル ⑧ウィリアムバローズ

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血統
予想

【マーチS2023特集】昨年はパイロ産駒のワンツー決着、A.P. IndyやRaja Baba、Kris S.が好相性を示す

【マーチS2023特集】昨年はパイロ産駒のワンツー決着、A.P. IndyやRaja Baba、Kris S.が好相性を示す

昨年はパイロ産駒の2番人気メイショウハリオが勝ち、2着にも同産駒の12番人気ケンシンコウが入線。A.P. Indyの直系という観点では17年インカンテーション(父シニスターミニスター)も10番人気で勝利を飾るなど、同系統は渋った馬場で開催された年に波乱を演出しやすい傾向にある。

ほか、Raja BabaやKris S.の血を引く馬も毎年のように上位争いを繰り広げており、昨年も1着メイショウハリオ(2代母の父Kris S.)、3着ブルベアイリーデ(3代母の父ロイヤルスキー)が該当。シンボリクリスエス(父Kris S.)が種牡馬として3勝と存在感を示し、Raja Babaの近親にあたるA.P. Indyの直系が活躍していることからも、ぞんざいには扱えない血脈といえるだろう。

ケンシンコウは、父パイロ×母マトゥリアルカ(母の父クリプティックラスカル)。前述のとおり、昨年はパイロ産駒のワンツー決着となったが、過去には18年クインズサターンがハナ差2着の惜敗と好相性を示す。本馬は時計が出やすい馬場状態を得意としており、重賞制覇を飾った20年レパードSにおいても不良馬場でのレコード決着だった。今週末の雨予報は追い風となりそうで、G1級を相手に2着した昨年の実績からも軽視はできない。

プリティーチャンスは、父シンボリクリスエス×母フューチャサンデー(母の父サンデーサイレンス)。父は12年サイレントメロディ、14年ソロル、19年サトノティターンを出している注目の種牡馬。本馬は稍重~不良のダートに良績が集まり、不良の22年ブリーダーズGCでグランブリッジをクビ差まで追い詰めた実績も光る。コーナーで器用に位置を押し上げていった21年内房Sのレース内容がよく、中山ダート1800mに対する適性も高そうだ。

ウィリアムバローズは、父ミッキーアイル×母ダイアナバローズ(母の父シンボリクリスエス)。同産駒の牡馬はダート向きに出やすく、中山や阪神といった急坂コースを得意とする馬が多い。本馬においても中山ダート1800mでは5戦して3勝、2着2回。連対を外していない実績はもちろんのこと、展開に左右されない安定した先行力も魅力といえるだろう。また、母の父が種牡馬として好成績を残すシンボリクリスエスであることも強調しやすい。

【血統予想からの注目馬】
ケンシンコウ ⑭プリティーチャンス ⑧ウィリアムバローズ

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過去10年の結果

【マーチS2023特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

2022年3月27日() 中山/ダ1800m
天候:曇 馬場:
マーチステークス2022
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 12 メイショウハリオ 浜中俊 1:50.2 5.8 2 36.5 102.5
2 10 ケンシンコウ 丸山元気 1:50.3 1/2 39.3 12 37.1 102.1
3 6 ブルベアイリーデ 戸崎圭太 1:50.9 3 1/2 5.8 3 37.5 99.6
3 11 ヒストリーメイカー 内田博幸 1:50.9 同着 5.0 1 37.5 99.6
5 13 カデナ 三浦皇成 1:51.2 1 1/2 17.9 8 37.3 98.4
2021年3月28日() 中山/ダ1800m
天候:曇 馬場:稍重
マーチステークス2021
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 3 レピアーウィット 石橋脩 1:51.0 21.4 6 37.6 103.2
2 12 ヒストリーメイカー 内田博幸 1:51.1 1/2 11.5 2 37.6 102.8
3 14 メモリーコウ 古川吉洋 1:51.6 13.4 3 37.8 100.7
4 13 オメガレインボー 横山和生 1:51.7 1/2 117.4 14 36.7 100.3
5 8 ハヤヤッコ 三浦皇成 1:51.8 3/4 13.5 4 37.7 99.9
2020年3月31日(火) 中山/ダ1800m
天候:曇 馬場:稍重
マーチステークス2020
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 12 スワーヴアラミス 藤岡康太 1:51.3 2.7 1 37.4 104.1
2 2 クリンチャー 石橋脩 1:51.3 クビ 7.7 4 36.7 104.1
3 4 レピアーウィット 石川裕紀人 1:51.7 2 1/2 28.4 8 36.7 102.4
4 13 アシャカトブ 武藤雅 1:51.8 3/4 9.0 5 37.7 102.0
5 15 メイショウワザシ 柴田善臣 1:51.8 アタマ 9.8 6 38.0 102.0

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歴史と
概要

【マーチS2023特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2017年の優勝馬インカンテーション
2017年の優勝馬インカンテーション

荒れることで有名なダートのハンデ重賞で、これまで数々の波乱劇が演じられてきた。第3回(1996年)は14頭立て最低人気のアミサイクロンが大駆けを見せ、馬連8万馬券(当時は馬単、3連複、3連単の発売はなし)。ほか、第6回(1999年)のタヤスケーポイント(9番人気)、第14回(2007年)のクワイエットデイ(9番人気)、第23回(2016年)のショウナンアポロン(8番人気)、第24回(2017年)のインカンテーション(10番人気)など、人気薄の優勝例は枚挙にいとまがない。1番人気は大不振だが、第16回(2009年)はその後ダート王者に上り詰めるエスポワールシチーが力の違いを見せつけた。

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