栗東所属リーディングジョッキー上位3名の11月3日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
なお、上位3名がアメリカで騎乗のため、繰り上がって松山弘平、鮫島克駿、岩田望来騎手を紹介する。
【松山弘平騎手】
11月3日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) マテンロウコマンド
2R 2歳未勝利(ダ1,800m) ドウジギリ
3R 2歳未勝利(芝2,000m) サウンドパルム
4R 2歳新馬(芝1,200m) ブライティアブーケ
5R 2歳新馬(芝1,800m) アスクヴォルテージ
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,200m) サウンドサンビーム
8R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) クリニエールグラス
9R もちの木賞(ダ1,800m) ドンインザムード
10R 醍醐S(芝1,200m) ピンクマクフィー
11R みやこS・G3(ダ1,800m) ミトノオー
12R 3歳上1勝クラス(芝1,600m) パシフィックハイ
メインレースのみやこSはミトノオーに騎乗。今年は平安S制覇、マーチSで2着など安定した成績を残している。前に行きたい同型が多く決して楽な戦いにはならないが、これまでに【1-1-0-1】と好相性の松山弘平騎手を背にハナを奪い切り、得意な形に持ち込みたい。1Rの2歳未勝利ではマテンロウコマンドに騎乗。芝のデビュー戦では大敗したが、ダートに替わると2戦連続で掲示板を確保。前走ではタイムも一気に詰めてきた。スタートにやや不安はあるものの、近走の走りからは上位争いの1頭だ。
【鮫島克駿騎手】
11月3日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) ダブルシルバー
2R 2歳未勝利(ダ1,800m) テーオーシュタイン
3R 2歳未勝利(芝2,000m) ファウストラーゼン
4R 2歳新馬(芝1,200m) アイドル
5R 2歳新馬(芝1,800m) セプトラム
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,200m) ツークフォーゲル
10R 醍醐S(芝1,200m) サトノグレイト
11R みやこS・G3(ダ1,800m) サンライズジパング
12R 3歳上1勝クラス(芝1,600m) コネッシオーネ
11RのみやこSではサンライズジパングに初騎乗。芝のレースではホープフルS3着で、春には皐月賞、日本ダービーに出走。ダートのレースでも今年の不来方賞を制し、ジャパンダートクラシックやJBC2歳優駿でも好走をしている二刀流。今回は古馬との戦いになるだけに、どのようなレースを見せてくれるか非常に楽しみだ。2Rの2歳未勝利ではテーオーシュタインと前走に続いてコンビを組む。初めてのダートレース出走となるが、半兄のブラックボイスはダートの1,800m戦で勝ち星をあげている。スタートさえ決められれば、初戦から上位争いが出来ても何ら不思議無い。
【岩田望来騎手】
11月3日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(ダ1,400m) パドメ
2R 2歳未勝利(ダ1,800m) ワイドメテオール
3R 2歳未勝利(芝2,000m) メイショウキンタイ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ラヴァーズティフ
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,200m) ヨーカイディスコ
8R 3歳上2勝クラス(ダ1,400m) ローズバルサム
9R もちの木賞(ダ1,800m) トリポリタニア
10R 醍醐S(芝1,200m) アドマイヤラヴィ
11R みやこS・G3(ダ1,800m) ロードアヴニール
12R 3歳上1勝クラス(芝1,600m) コルレオニス
みやこSではロードアヴニールに騎乗。1~3勝クラスは3連勝で一気に駆け上がり、今年のマーキュリーCでも3着と好走。前走の大阪スポーツ杯では逃げる競馬で、あと一歩の結果だった。今回は2勝目を飾った際に騎乗していた岩田望来騎手と約1年ぶりにコンビを組む。強豪が揃ったがこの馬もまだ底は見せていないだけに、好勝負を期待したい。9Rのもちの木賞では新馬勝ちを果たしたトリポリタニアとコンビ続戦となる。デビュー戦は向正面でハナを奪うと、一気に押し切り勝ち。今回は骨っぽいメンバーが揃ったが、前走の様に長い脚を使える展開に持ち込めれば勝機も十分だろう。