4日の札幌11R・エルムステークス(G3、ダート1700m)は、横山和生騎手騎乗の5番人気ペイシャエスが好位からの差し切り勝ちを決め、重賞3勝目を挙げた。
ミトノオー、ドゥラエレーデら先行勢の直後でレースを運んだペイシャエスは、手応え良く4コーナーを回ると、先に抜け出しを図ったドゥラエレーデをゴール直前でクビ差差し切った。勝ちタイムは1分44秒0(稍重)。2着に1番人気ドゥラエレーデ、3着に10番人気テーオードレフォン。
横山和生騎手は、「具合も良く、自信を持って臨めました。レースの流れを読んで上手くエスコートできたと思います。前回が正直思わしくない状態でしたが、それであれだけ頑張れたので、前走後はこのレース1本に照準を合わせていました。それに応えた馬にも感謝したいです」と語り、同馬の今後について問われると「状態に左右される馬なので、また厩舎と連携を取りながら。もう一つ二つ、頑張って欲しいです」と期待を寄せた。
勝ったペイシャエスは、父エスポワールシチー、母リサプシュケ、母父ワイルドラッシュという血統の5歳牡馬。美浦・小西一男厩舎の管理馬で、生産者は高村伸一氏。馬主は北所直人氏。通算成績11戦4勝。
■払戻金
単勝 :9 980円(5番人気)
複勝 :9 270円(4番人気)
10 180円(1番人気)
12 510円(10番人気)
枠連 :6-6 1,770円(9番人気)
馬連 :9-10 2,020円(6番人気)
ワイド:9-10 780円(6番人気)
9-12 2,370円(32番人気)
10-12 1,770円(24番人気)
馬単 :9-10 5,170円(20番人気)
3連複:9-10-12 12,380円(46番人気)
3連単:9-10-12 86,710円(318番人気)