ジャスティンパレス(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
ジャスティンパレス
写真一覧
現役 牡6 青鹿毛 2019年4月12日生
調教師杉山晴紀(栗東)
馬主三木 正浩
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績18戦[5-2-2-9]
総賞金78,687万円
収得賞金23,750万円
英字表記Justin Palace
血統 ディープインパクト
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
パレスルーマー
血統 ][ 産駒 ]
Royal Anthem
Whisperifyoudare
兄弟 アイアンバローズダノングレーター
市場価格2億900万円(2020セレクトセール)
前走 2024/12/22 有馬記念 G1
次走予定

ジャスティンパレスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1661110.945** 牡5 58.0 坂井瑠星杉山晴紀 468
(0)
2.32.3 0.535.1⑨⑨⑪⑩レガレイラ
24/11/24 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 14346.235** 牡5 58.0 C.デムー杉山晴紀 468
(-2)
2.26.0 0.533.3⑦⑦⑦⑦ドウデュース
24/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1561115.064** 牡5 58.0 坂井瑠星杉山晴紀 470
(-2)
1.57.6 0.333.0⑫⑪⑪ドウデュース
24/06/23 京都 11 宝塚記念 G1 芝2200 13223.7210** 牡5 58.0 C.ルメー杉山晴紀 472
(--)
2.13.6 1.635.9⑦⑦⑤⑤ブローザホーン
24/03/30 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 12--------4** 牡5 57.0 J.モレイ杉山晴紀 --2.27.2 0.5----レベルスロマンス
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 165103.614** 牡4 58.0 横山武史杉山晴紀 474
(+6)
2.31.2 0.334.4⑯⑯⑫⑨ドウデュース
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 116635.162** 牡4 58.0 横山武史杉山晴紀 468
(-2)
1.55.6 0.433.7⑩⑩⑩イクイノックス
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17598.523** 牡4 58.0 鮫島克駿杉山晴紀 470
(-2)
2.11.4 0.235.1⑫⑬⑪⑨イクイノックス
23/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17114.321** 牡4 58.0 C.ルメー杉山晴紀 472
(0)
3.16.1 -0.434.9⑧⑦⑦④ディープボンド
23/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 14333.121** 牡4 57.0 C.ルメー杉山晴紀 472
(+16)
3.06.1 -0.334.2ボルドグフーシュ
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1651018.977** 牡3 55.0 T.マーカ杉山晴紀 456
(+4)
2.33.5 1.136.6④⑤イクイノックス
22/10/23 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 188179.743** 牡3 57.0 鮫島克駿杉山晴紀 452
(0)
3.02.5 0.136.5⑧⑥⑥④アスクビクターモア
22/09/25 中京 11 神戸新聞杯 G2 芝2200 174711.051** 牡3 56.0 鮫島克駿杉山晴紀 452
(+4)
2.11.1 -0.634.4④⑤④ヤマニンゼスト
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 185943.1109** 牡3 57.0 M.デムー杉山晴紀 448
(-10)
2.23.2 1.335.4⑥⑧⑧⑧ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1851020.999** 牡3 57.0 M.デムー杉山晴紀 458
(+8)
2.00.5 0.834.5⑰⑰⑭⑫ジオグリフ
21/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 15588.842** 牡2 55.0 C.デムー杉山晴紀 450
(0)
2.00.8 0.235.7⑤⑤⑤⑤キラーアビリティ
21/11/14 阪神 9 黄菊賞 1勝クラス 芝2000 6111.911** 牡2 55.0 C.ルメー杉山晴紀 450
(+6)
2.03.3 -0.134.6メイショウゲキリン
21/09/12 中京 5 2歳新馬 芝2000 5441.511** 牡2 54.0 C.ルメー杉山晴紀 444
(--)
2.02.3 -0.334.3アカデミー

ジャスティンパレスの関連ニュース

今週日曜、中京競馬場のメイン競走はG2金鯱賞。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

120 プログノーシス
117 ホウオウビスケッツ
113 デシエルト
112 キングズパレス
111 クイーンズウォーク
109 ディープモンスターラヴェル
108 ライラック
107 マイネルモーント

(以下格付けなし)

金鯱賞における例年の勝ち馬レーティングは112~120で、G2だが年によるレベルの差が大きい。3着でみても109を切っていた馬は近5年でわずか1頭なので、比較は109以上の7頭を中心に行ってみた。

第2のモノサシはジャスティンパレス。同馬は昨年、天皇賞(秋)有馬記念に出走しているが、天皇賞(秋)ではホウオウビスケッツ有馬記念ではプログノーシスと対戦している。過去の成績から考えて、有馬記念プログノーシスは万全ではなかった可能性も低くないが、11着だった有馬記念の同馬のレーティングは114と大崩れしていないので、この比較は有効であると考えた。上位の2頭とジャスティンパレスとの着差は以下の通り。

天皇賞(秋) ホウオウビスケッツ → ±0秒(ホウオウビスケッツが先着)
有馬記念 プログノーシス → +0.3秒

直近の状態では、ホウオウビスケッツプログノーシスと見る。

第3のモノサシは「重適性」。天気予報によれば日曜中京競馬場の天気は雨時々曇り。雨は土曜夜中から降る見込みで、当日の馬場状態は恐らく「稍重」か「重」。金鯱賞は近5年で一度だけ重馬場だったが、この時の3着内のうち2頭が「重馬場」での勝ち鞍をもっていた。比較対象馬たちのこれまでの重馬場実績は以下の通りだ。

プログノーシス(未経験) ホウオウビスケッツ(2戦して2着、着外各1回ずつ) デシエルト(2戦して1着、着外が各1回ずつ※ダート) キングズパレス(1戦して2着) クイーンズウォーク(未経験) ディープモンスター(1戦して3着) ラヴェル(未経験)

各馬、意外に重馬場経験が少なく、ダートとはいえ一応勝利歴があるのはデシエルト1頭のみ。デシエルトをプラス評価とし、他にホウオウビスケッツキングズパレスディープモンスターの3頭にも加点をしておきたい。

第4のモノサシは「4角平均ポジション」。これはあくまで当日の馬場状態が「稍重以下」であることが前提だ。金鯱賞近10年で稍重以下の馬場状態だったのは3回あるが、この3回の3着以内馬全9頭が4角では6番手以内だった事実は見逃せない。対象馬の近3走の4角平均ポジションは以下の通りだ。

プログノーシス(8.0) ホウオウビスケッツ(1.33) デシエルト(1.67) キングズパレス(13.67) クイーンズウォーク(5.0) ディープモンスター(9.33) ラヴェル(8.0)

非常にわかりやすい結果だ。基準の「4角6番手」に入っている馬はわずかに3頭。該当するホウオウビスケッツデシエルトクイーンズウォークにプラス評価をしておきたい。

諸々の比較から本命◎はホウオウビスケッツデシエルトと迷ったが、当日人気はデシエルトであろうことと、レーティング数値の上位を重視した。○はデシエルト。▲にクイーンズウォークだけ押さえたい。馬券は3頭のBOXで馬連、馬単、ワイド。

【モノサシ比較による注目馬】 
ホウオウビスケッツ ○デシエルト ▲クイーンズウォーク

モノサシの正誤判定は3/16(日)だ。

【4歳以上次走報】ジャスティンパレスは大阪杯へ 2025年3月13日(木) 13:32

中山記念3着ソウルラッシュ(栗・池江、牡7)は予定通りドバイターフ(4月5日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)へ。鞍上は未定。僚馬で同13着ボッケリーニ(牡9)は日経賞(29日、中山、GⅡ、芝2500メートル)へ向かう。

有馬記念5着ジャスティンパレス(栗・杉山晴、牡6)は大阪杯(4月6日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)へ。

AJCC15着ポタジェ(栗・友道、牡8)は大阪杯か川崎記念(4月9日、川崎、JpnⅠ、ダ2100メートル)の2択。「血統的にはダートも良さそう」と友道調教師。

[もっと見る]

【きさらぎ賞 追い切り】サトノシャイニング活気十分 坂路4ハロン55秒0も仕上がり万全 2025年2月6日(木) 04:56

きさらぎ賞の追い切りが5日、栗東トレセンで行われた。東京スポーツ杯2歳S2着のサトノシャイニングが坂路で素軽い走りを披露。陣営が期待を寄せる素質馬が重賞制覇を目指す。



氷点下2度の栗東トレセンの坂路を素軽く駆け上がった。初タイトルを狙うサトノシャイニングの活気あふれる走りに、杉山晴調教師は納得の表情を浮かべた。

「1週前にしっかりやっているので、馬なり程度。馬の気合も入っています」

午前7時の調教開始直後に登場。スタートから力みなく単走で1ハロン15秒3、14秒1、13秒2と徐々にペースアップすると、ラスト1ハロンは12秒4でまとめて4ハロン55秒0でフィニッシュ。全体時計こそ目立たないが、1月29日には西村淳騎手を背に栗東CWコースで6ハロン81秒2-11秒2の好時計をマークしており、仕上がりは万全だ。

前走の東京スポーツ杯2歳Sは2着。次にホープフルSを制したクロワデュノールとの叩き合いで0秒1差と能力の片鱗を見せた。「スタート直後に後肢の落鉄がありながらの2着ですから」とポテンシャルを認めている。

デアリングタクトジャスティンパレスなどのGⅠ馬を手掛けたトレーナーが、「見た目もすごくいいですし、体もすごくしなやかです。筋肉の質も、走る馬のそれです」と自信を持って送り出すキズナ産駒。初の右回りを克服して結果を出し、クラシックへはずみをつける。(北池良輔)

[もっと見る]

【AJCC2025】出走予定馬最速チェック 昨年のダービー馬ダノンデサイルなど10頭を診断 2025年1月20日(月) 11:00

アウスヴァール
昨年の函館記念(14番人気3着)、オールカマー(10番人気2着)と、ハナを切って穴をあけた。オールカマーはCコース初週をスローで向いたが、函館記念は1000m59秒6から、後半も強気に引っ張っていた。今回は面子的に厳しい気もしつつ、登録馬の多いわりに単騎で行けそうな感じもある。とりあえず、自分のかたちは作れそうだ。

アラタ
タフな馬場と流れに向くイメージで、小回りで消耗戦になりがちな福島記念は、4年前1番人気3着、3年前1番人気3着、未出走の一昨年を挟み、昨年は7番人気1着。緩みないペースで、レース上がり37秒2はもってこいだった。道中ほぼ最後方から、4角は外を回り、上がり最速36秒3で差し切り。相手がぐっと上がってどこまで。

コスモキュランダ
昨年の弥生賞勝ち馬。勝ち時計1分59秒8はレースレコードで、次の皐月賞2着は当時のコースレコードと、小回りの高速戦向きの戦歴。3走前今回と同じコースのセントライト記念(2着)は、最内からインでじっとしていた勝ち馬に対し、出遅れから馬群外を動いている。近2戦は凡走も、距離やコースが向かず、中山で見直す手も。

ダノンデサイル
昨年のダービー馬。1000m62秒2のスローを、3枠5番から好位インでハマったが、2着の皐月賞馬に2馬身差をつけた。菊花賞1番人気6着は、道中ずるずると後退しつつ4角ほぼ最後尾から直線だけで追い込み、前走有馬記念2番人気3着は、逃げ馬不在の組み合わせのなか最内枠からのスロー逃げ。逃げたあとでどう乗るのか。

チャックネイト
昨年のAJCC勝ち馬。不良馬場の1000m62秒2は、先行勢にやや苦しい展開。8枠11番から好位3番手で、4角手前で手応えあやしく、ムチも入った。直線は1頭分外を回った2着馬に前に出られたが、差し返して重賞初制覇。条件戦時代もコースや距離を問わず、直線は安定して伸びる。ただ、近3戦はふるわず、今回は相手も揃い……。

ビザンチンドリーム
昨年のきさらぎ賞勝ち馬。出遅れから道中は12頭立ての11番手、1000m60秒2とやや緩めのペースのなか、4角は大外を回ったうえに若干置かれたが、上がり最速33秒7で差し切った。勝ち時計1分46秒8も速く、インパクトがあった。このレースの残像で、まともならと毎回思う。前走菊花賞5着は出遅れにロスもあり、今回こそ、まともなら。

ボーンディスウェイ
2走前まで、中山芝2000mは[2-1-1-3]。弥生賞に3着はあれど、着外3度はホープフルS(5着)、皐月賞(14着)、昨年の中山金杯(4着)で、舞台相性はありながら重賞だと少し足りない印象もあった。それが前走の中山金杯は、1000m58秒7の前に苦しい流れを、3番手から3着に粘った。相手強化と距離延長でどうかも、ひと皮むけたような。

ポタジェ
3年前の大阪杯勝ち馬が、約1年9カ月ぶりに復帰する。その大阪杯は、ジャックドールの逃げで1000m58秒8の緩みない流れのなかを、好位から押し切り。ディープ産駒でも切れるというより、立ち回りを活かしたいタイプ。8番人気、単勝オッズは58.7倍だったが、ひとつ前の金鯱賞の伸び脚がよく、穴気配はあった。どのくらい走れるか。

ボルドグフーシュ
3歳時の3年前、菊花賞2着、有馬記念2着、翌年初戦の阪神大賞典も2着。各々勝ち馬はアスクビクターモアイクイノックスジャスティンパレスで、不運な惜敗がつづいた。次の天皇賞(春)3番人気6着は、外枠でロスもあった。1年7カ月ぶりの復帰初戦となった、前走チャレンジCを4着。多少かかり、距離も短く、ここは距離延長と叩き2戦目で。

レーベンスティール
一昨年のセントライト記念勝ち馬。昨年1着アーバンシック、2着コスモキュランダの関係に似て、当馬は内々、2着ソールオリエンスは外々だった。昨年はエプソムCからオールカマーを連勝。前者は中弛みしない持久戦、後者はスローの瞬発力勝負に対応した。前走の天皇賞(秋)8着は、多少かかりロスもあった。折り合いひとつか。

[もっと見る]

【京成杯】良血キングノジョー1番人気で4着 ルメール騎手「直線の坂を上がってから苦しく…」 2025年1月20日(月) 04:58

天皇賞・春を制したジャスティンパレスの半弟で、1番人気に推されたキングノジョーは4着。道中はリズムよく3番手を追走したが、4コーナー手前で先行した2頭が失速して押し出される形で先頭に。直線は懸命に踏ん張ったがゴール前で力尽きた。ルメール騎手は「ゲート裏ではエキサイトしていたが、競馬にいくと落ち着いて3、4番手のいい位置で競馬ができた。ただ、直線の坂を上ってから苦しくなってしまった」と肩を落とした。

[もっと見る]

【京成杯】1番人気キングノジョーは4角先頭も4着 ルメール騎手「直線の坂を上ってから苦しくなった」 2025年1月19日() 18:21

1月19日の中山11Rで行われた第65回京成杯(3歳オープン、GⅢ、芝2000メートル、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、津村明秀騎手の11番人気ニシノエージェント(牡、美浦・千葉直人厩舎)が中団後方から差し切り重賞初制覇を果たした。タイムは1分59秒9(良)。

2023年のセレクトセール(1歳)で3億1000万円(税抜き)で取引されたキングノジョー(1番人気)は、パレスマリス、アイアンバローズジャスティンパレスに続くきょうだい4頭目の重賞Vならず4着。逃げたタイセイリコルドガルダイアが競り合う形となり、ペースが速い中で3番手を追走。4コーナーでは早くも先頭に立つ強気な競馬を見せたが、直線で急坂を駆け上がると脚が上がってしまった。

◆C・ルメール騎手「ゲート裏ではエキサイトしていたが、競馬では落ち着いて3、4番手のいい位置で競馬ができた。直線の坂を上ってから苦しくなった」

[もっと見る]

⇒もっと見る

ジャスティンパレスの関連コラム

閲覧 2,745ビュー コメント 0 ナイス 2


有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


登録済みの方はこちらからログイン

2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
閲覧 2,307ビュー コメント 0 ナイス 2



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

2023年11月4日() 10:00 TARO
【TAROの競馬研究室】晴れればルメ馬場、雨降れば危ルメ馬場の東京芝/みやこステークス展望
閲覧 1,474ビュー コメント 0 ナイス 2


注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
閲覧 1,816ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

2023年6月30日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】スルーセブンシーズは凱旋門賞で観たい/ラジオNIKKEI賞展望
閲覧 1,404ビュー コメント 0 ナイス 2


春のグランプリ、宝塚記念イクイノックスが大外から豪快に差し切って勝利。単勝1.3倍の断然の支持に応えた。

正直なところ人気を見たときにはさすがに少々被りすぎだなと感じたが、終わってみれば期待に違わぬ貫禄の勝利。広い東京コースの決め手比べでも、2500mや2200mのロングスパートでもキッチリと差し切るのだから真のチャンピオンといって間違いない。

惜しかったのは2着スルーセブンシーズ。完璧な運びで直線に向いたが、最後切り替えたところが惜しかった。それでも好騎乗があってこその2着。池添騎手は阪神芝2200mの仕掛けどころを心得ている。3着ジャスティンパレスは少しズブさを見せたあたり久々の中距離のペースに戸惑った印象もあったが、底力で伸びて来た。4着のジェラルディーナは早仕掛けでラストは脚が上がったが、それでも地力の高さを見せた。

上位勢はそれぞれ能力の高さを示した好レースだった。

イクイノックスは恐らく国内専念となりジャパンカップが大目標になりそう。一方、タフな馬場も馬群も苦にせず、精神力も強いスルーセブンシーズには、是非凱旋門賞を目指してほしい。エルコンドルパサーナカヤマフェスタオルフェーヴルが掴み損ねた栄光を、今度こそ手にするチャンスがあるかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】ジューンオレンジ 6/25(日)函館10R 1番人気5着

完全な先行イン有利競馬の立ち回り戦になってしまい道中外を回した組や外枠勢には出番がなかった。その中でもラストはよく伸びて地力の高さは示した。順調なら次走はさらに開催が進んだ函館か、あるいはコーナーをゆったり回れる札幌になる可能性が高く条件好転、巻き返し濃厚。

~今週末の注目馬~

今週はラジオNIKKEI賞から。

グラニット嶋田純次騎手)

注目はグラニット嶋田純次騎手。
基本的には小回り向きのスピードと立ち回りが生きるレースで、過去5年のうち4年で逃げた伏兵馬が馬券圏内に好走中。となれば、やはり狙いはグラニット。同じ小回り1800mのスプリングS4着の実績は上位。最終週で距離も長かった皐月賞は度外視し、巻き返しを狙いたい。


※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2023年6月22日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2023
閲覧 1,933ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ジャスティンパレスの口コミ


口コミ一覧

金鯱賞 全頭診断

 エドフウ 2025年3月11日(火) 14:50

閲覧 165ビュー コメント 0 ナイス 3

プログノーシスの3連覇かクイーンズウォークによる世代交代かはたまた2連勝中のデシエルトか

注目の一戦を一頭ずつみていく

1枠1番アスクドゥポルテ 消し
前走人気薄ながら条件戦を勝ち上がり重賞挑戦だが実力不足な感じがする 過去8年で逃げた馬が馬券圏外だったのは2回のみという後ろが届かないわけではないが基本的に前有利な舞台 条件的にもこの馬にはあっていなそう
2枠2番ホウオウビスケッツ 3連系まで
前走9着とは言えトップハンデ59.5kgや主戦騎手の騎乗停止による乗り替わりなど条件が悪かった 2走前の天皇賞秋でも展開が向いたとは言え近くにいたシルトホルン、リバティアイランド、ベラジオオペラは掲示板外に破れていて必ずしも前残りとも言えない しかもジャスティンパレスの追い上げを振り切ってるのはなかなか 岩田康誠騎手とのコンビは馬券圏内率100% 消すに消せない
3枠3番ライラック 消し
前走掲示板に入ったが去年は馬券圏内は一回もなく3年近く勝利から遠ざかっている 今回は厳しい
4枠4番キングズパレス 消し
近3走を除けば絶対的安定感があったがG1挑戦以降結果がでず それも近2走は中京での敗戦 今回も中京となると消したい
5枠5番デシエルト 3連系まで
前走同舞台で逃げ切り勝ち 今回はこれ以上ないほどの好舞台だが前走中日新聞杯組は(1-1-0-4)と同じ舞台のわりに成績がイマイチ しかも馬券圏外の4頭は全て前走中日新聞杯勝ち馬 同じ舞台を勝てても連勝は厳しいらしい しかし鞍上が武豊の逃げだと消すに消せない
6枠6番クイーンズウォーク 消し
牝馬にとってデータ的に厳しい舞台 ただ4歳馬は過去8年必ず馬券に絡んでいて今回4歳馬はこの馬のみ 悩みどころだが前走負け過ぎな感じがするし今回は消したい
7枠7番ディープモンスター 消し
G1を除けば2000mで掲示板外は一回もないと2000mはこの馬にとってベスト ただオープンでは3勝を挙げているが重賞では勝ちきれていないしもう7歳 今回は消し
7枠8番プログノーシス 3連系まで
前走有馬記念で11着と負けすぎ ただ同レースを2連覇中だし去年もG1で勝ちこそないが2着2回と7歳だが衰えている感じはそこまで 消すに消せない
8枠9番ラヴェル 消し
牝馬にとってデータ的に厳しい舞台 ただ2走前からG12着、重賞勝ちと復活した感じ ただ復活に導いた川田将雅騎手から乗り替わりだし古馬以降京都以外で掲示板にのっていない 坂のある中京は向いてない気がする
8枠10番マイネルモーント 本命
前走白富士S組は優秀 特に前残りになりやすい同レースなので前走前目で競馬した馬はデータ的に軸になる 今回は狙ってみたい

 競馬戦略研究所所長 2024年12月24日(火) 19:46
重賞回顧 有馬記念
閲覧 81ビュー コメント 0 ナイス 2

中山 11R 15時40分 有馬記念(G1)

◎:4枠 7番 スターズオンアース
◯:2枠 3番 アーバンシック
△:3枠 5番 ベラジオオペラ
△:5枠 10番 プログノーシス
△:6枠 11番 ジャスティンパレス



ドウデュースがいなくなった有馬記念。ゲートが開くと好枠を利してダノンデサイルがハナを切る形になり、息子のベラジオオペラが並びかけるものの番手の競馬で超スローの展開。前に合わせてしまった所長◎のスターズオンアースが3番手でしたが絶好の位置取りながら走りが窮屈に見えました。スローを見越して先頭手段に取りついたディープボンドとハヤヤッコでしたが勝負所になると無抵抗に馬郡に沈み4角手前ではスターズオンアースも動きが悪い。満を持したようにレガレイラが動き始めると外からか被せるようにシャフリヤールが捲り気味に先頭を捉えに行きました。坂上で先行馬2頭が脚を無くすと捲って行った2頭がゴール前までたたき合い。Cデムーロ騎手がレース後話していたように、シャフリヤールが脚があがって鞭に応じなくなると、最後にひと延びを見せたレガレイラがハナ差出たところがゴール。今年持ち味を生かし切れなかったレガレイラが最後に力を見せつけました。

大外を克服したシャフリヤールとCデムーロ騎手にも拍手を送りたいところです。

3着には何とかダノンデサイルが残しましたが、来年は真価を問われる年になりそうです。

[もっと見る]

 ★のらくろ 2024年12月24日(火) 06:32
年末いろいろ 
閲覧 221ビュー コメント 0 ナイス 3

今月に入って最悪のアクシデントは前回の日記で書いた通り突然パソコンが不具合に。
修理に出して戻ってきたが、自分としては約3年かけて作った、
種牡馬、繁殖牝馬、全現役馬の血統データは復帰できずでした。
そんな訳で、全レースの予想は当分できません。
気長に一からコツコツやり直しています。
もう一つ残念だったのは、POG指名馬が
朝日杯FC、阪神JF、ポープフルSと出番なしだったことです。
昨年はホープフルSにレガレイラが出走し、見事に勝ってくれました。
そのレガレイラ(〇印)は先週の有馬記念で劇的に勝ってくれましたが、
◎のジャスティンパレスが5着で予想は外れました。

競馬では残念な12月でしたが、私が競馬と同じくらい熱心な学生駅伝で嬉しいニュースがありました。
毎年有馬記念と同じ日に開催される高校駅伝です。
優勝した佐久長聖で6区区間賞の岸端悠友(きしばた ゆうと)選手が、
来春我が母校の日本大学に進学することになりました。
高校駅伝で区間賞獲得者に日大に来てくれるのは久々です。
その日大は来たる箱根駅伝では新雅弘(しん まさひろ)監督就任2年目で、名門復活を狙っています。
新監督は高校駅伝で倉敷高校を3度日本一に導いた名将です。
低迷し続けていた日大を昨年4年ぶりに箱根路に復活させてくれました。
駅伝では年末年始楽しめそうです(^^)v

https://x.com/z0C8CSarIkM4sYp/status/1870906478095470618

[もっと見る]

⇒もっと見る

ジャスティンパレスの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
コメントはありません。

ジャスティンパレスの写真

ジャスティンパレスの厩舎情報 VIP

2024年12月22日有馬記念 G15着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ジャスティンパレスの取材メモ VIP

2024年12月22日 有馬記念 G1 5着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。