栗東所属リーディングジョッキー上位3名の6月21日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【坂井瑠星騎手】
6月21日(土)阪神競馬場
2R 3歳未勝利(ダ1,800m) オーケアニス
5R 2歳新馬(芝1,400m) ジェイストリーク
6R 3歳未勝利(芝2,000m) フララナキラ
7R 3歳上1勝クラス(芝2,400m) クラウディアイ
9R 舞子特別(芝1,600m) グラフィティアート
10R ストークS(芝2,200m) オールセインツ
11R 天保山S(ダ1,400m) ライツフォル
12R 3歳上1勝クラス(芝1,600m) ダノンクロム
11Rの天保山Sはライツフォルに騎乗。着実に力をつけ、前走のオータムリーフSではオープンクラス初勝利をマークした。半弟トロヴァトーレは、今年に入り連勝でダービー卿CTを制している。今回は8か月の休み明けとなる点がポイントになりそうだが、弟の活躍に兄も続きたい。9Rの舞子特別ではグラフィティアートに騎乗する。ここまで鋭い末脚を披露し2勝をマークしている。今回はデビュー以来、最軽量の54キロでの出走となった。昇級初戦でも連勝を期待したい。
【C.ルメール騎手】
6月21日(土)東京競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,600m) ソナタン
4R 3歳未勝利(芝1,600m) ジャサルディア
5R 2歳新馬(芝1,800m) モノポリオ
6R 2歳新馬(ダ1,400m) ペルセア
8R 3歳上1勝クラス(芝1,800m) ブルーマエストロ
9R 町田特別(芝2,400m) ピックデムッシュ
10R 相模湖特別(芝1,400m) コンテネレッツア
11R スレイプニルS(ダ2,100m) アッシュルバニパル
東京9Rの町田特別はピックデムッシュに騎乗。デビューからの4戦すべてで上がり3ハロン最速をマーク。近2走は積極的な競馬を披露し、圧倒的な人気に応えて連勝中だ。今回は斤量が一気に3キロ軽くなり、デビュー以来最軽量の54キロでの出走となるだけに、3連勝を決めておきたい。11RのスレイプニルSではアッシュルバニパルに騎乗する。3勝クラスを突破するまでは着差以上に強い勝ち方であっさりクリアしてきたが、現状はオープンクラスで厳しい戦いを強いられている。今回は、連勝時に手綱を握っていたC.ルメール騎手とのコンビ復活で、巻き返しを期す。
【岩田望来騎手】
6月21日(土)阪神競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,200m) テーオーヴァルナイ
4R 3歳未勝利(ダ1,800m) エイシンキャロッツ
5R 2歳新馬(芝1,400m) ビッグヒーロー
6R 3歳未勝利(芝2,000m) リビングストン
7R 3歳上1勝クラス(芝2,400m) グランデスフィーダ
8R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) シュドゥン
9R 舞子特別(芝1,600m) メタルスピード
10R ストークS(芝2,200m) バロッサヴァレー
11R 天保山S(ダ1,400m) コンクイスタ
12R 3歳上1勝クラス(芝1,600m) インヴォーグ
11Rの天保山Sはコンクイスタに騎乗。オープンクラスに昇格後も、相手なりにしっかりとした走りが出来ている。今回は乗り替わりとなるが、岩田望来騎手とのコンビでも結果を残しており、不安材料にはならないだろう。今後のレース選択肢を増やすためにも、ここは勝って賞金を加算したい一戦だ。8Rの3歳上1勝クラスではシュドゥンに騎乗する。初勝利をあげた前走では、後続を大きく引き離す強い競馬を披露した。当時の2着馬アレーティア、3着馬タマモジャスミンともに未勝利勝ちを果たしており、弱い相手を離しただけのレースではないことは証明済み。昇級初戦となるが、斤量も軽くなっており連勝の可能性もじゅうぶんだろう。