テラメリタ(競走馬)

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写真一覧
現役 牝3 芦毛 2021年2月14日生
調教師須貝尚介(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績 5戦[1-0-0-4]
総賞金1,080万円
収得賞金400万円
英字表記Terra Merita
血統 ブリックスアンドモルタル
血統 ][ 産駒 ]
Giant's Causeway
Beyond the Waves
テラノヴァ
血統 ][ 産駒 ]
ヴィクトワールピサ
エアトゥーレ
兄弟
市場価格
前走 2024/03/10 3歳1勝クラス
次走 2024/03/31 3歳1勝クラス

テラメリタの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/10 阪神 5 3歳1勝クラス 芝1600 116661.394** 牝3 52▲ 永島まな須貝尚介 470
(+12)
1.33.6 0.233.6⑧⑨ディスペランツァ
23/12/09 中京 9 つわぶき賞 1勝クラス 芝1400 142260.9107** 牝2 55.0 永島まな須貝尚介 458
(-8)
1.21.7 0.833.9⑬⑬バウンシーステップ
23/11/04 京都 11 ファンタジー G3 芝1400 184846.31314** 牝2 55.0 秋山真一須貝尚介 466
(-4)
1.21.8 1.434.9⑫⑬カルチャーデイ
23/08/20 札幌 8 クローバー賞 OP 芝1500 9332.214** 牝2 55.0 C.ルメー須貝尚介 470
(+8)
1.33.4 0.637.1⑥⑦⑥コスモディナー
23/06/03 阪神 5 2歳新馬 芝1600 5113.121** 牝2 55.0 C.ルメー須貝尚介 462
(--)
1.36.5 -0.634.3カントゥータ

テラメリタの関連ニュース

◆坂井騎手(ドナベティ2着)「枠が良かったし、1400メートルで最後まで走らせることをテーマに臨みました。賞金を加算できたのは大きいし、よく頑張ってくれました」

◆鮫島駿騎手(シカゴスティング3着)「テンションは高かったけど、何とか我慢してくれました。レースは流れると思っていましたが、理想的なポジションを取れました。あと10メートルあれば…という感じです」

◆石川騎手(セントメモリーズ4着)「前が有利な展開は分かっていた。ポジションを取りに行ったが、精いっぱいでした」

◆松若騎手(キャプテンネキ6着)「予定通りの形で、現状の力は出せました」

◆西村淳騎手(クイックバイオ7着)「ゲートのタイミングが悪かった。流れが速く、せかさずあの子のリズムで運んで最後まで伸びていますが、ゲートが悔やまれます」

◆斎藤騎手(ピューロマジック8着)「このメンバーでいいスピードを見せてくれました。1400メートルでこれだけ頑張れたのは、次につながると思います」

◆今村騎手(セイウンデセオ9着)「すごくいい雰囲気の中でレースを迎えられました。直線で追えなくなるところや右にモタれるところがありましたが、成長してくれています」

◆北村友騎手(ワイドラトゥール10着)「ゲート内でうまく立てず、流れに乗り遅れた。3コーナーの入りでも他馬の影響でちぐはぐになってしまった。うまく乗れずに申し訳ないです」

◆団野騎手(シュークリーム11着)「結果が出せずに申し訳ないです。スタートがすごく速くて、びっくりするくらいでした。その辺りは今後の武器になると思うし、前向きにとらえています」

◆和田竜騎手(バロン12着)「思ったよりテンションが高くて、ゲートで暴れているときに(スタートを)切られてしまった。競馬に参加していないし、参考外かな」

◆藤岡康騎手(ロータスワンド13着)「滞在競馬のときと違って、テンションが高かった。ゲートの駐立も良くなく、後ろからの競馬になりました。伸びきれなかったが、いいポテンシャルは持っています」

◆秋山真騎手(テラメリタ14着)「頑張って走ってくれました」

◆幸騎手(レディーエンジェル15着)「4コーナーまで手応えは良かったけど、伸びきれなかった」

◆松山騎手(キャンシーエンゼル16着)「スタートよく、1400メートルでも折り合いがついて、しっかり対応してくれました」

◆M・デムーロ騎手(イツモニコニコ17着)「結構、うるさかった。折り合いをつけたかったけど、道中モタれていたし、集中力を欠いていた」

◆藤岡佑騎手(クリノハレルヤ18着)「外枠で、スタートから内を気にして外に逃げるところがあった。早々と(手応えが)なくなってしまった」

【回収率予報ニュース! 2023/11/4(土)版】G2京王杯2歳S、G3ファンタジーSほか 2023年11月4日() 09:20


皆さん、こんにちは。ウマニティ編集部です。本日は【回収率予報ニュース!2023/11/4(土)版】をお届けします。

登場してもらうのは、22年のプロ予想家デビュー以来活躍中の回収率予報官プロ。その名の通り、回収率を予測(予報)するという予想スタイルの中枢を担う「予測回収率」にまつわる「危険馬」「穴馬」の紹介を当欄では行っていただきます。


≪2023/11/4(土) 買ってはいけない G2京王杯2歳S、G3ファンタジーSほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は「プロ予想MAX」提供予想の「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022年実績:894件中/1着24件/払戻31,950円/回収率36%)

■福島11R ダート1150m 3歳上3勝クラス 15:25 フルーツラインカップ
 ① 60% 30.2倍(12) ナンヨープランタン
 ⑦ 60% 14.5倍(7) メルシー

■東京11R 芝1400m 2歳オープン 15:35 G2京王杯2歳S
 ⑧ 60% 4.4倍(2) ミルテンベルク
 ⑨ 60% 26.6倍(9) バンドシェル

■京都11R 芝1400m 2歳オープン 15:45 G3ファンタジー
 ⑦ 60% 8.6倍(3) セントメモリーズ
 ⑧ 60% 31.1倍(11) テラメリタ
 ⑮ 60% 50.7倍(15) バロン

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022年実績:705件中/1着113件/払戻41,300円/回収率59%)

福島06R ⑬ 60% 3.1倍(1) ヴェルテンベルク
京都09R ④ 60% 4.5倍(3) スタティスティクス
東京11R ⑧ 60% 4.4倍(2) ミルテンベルク
京都12R ⑩ 60% 4.0倍(2) ディオ

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成の前日夜時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf


≪2023/11/4(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォーワードアゲン/単勝払戻13,420円)

東京11R ④ 100% 201.7倍(12) タヤスロンドン

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf

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【ROBOTIPの勝率予測】ファンタジーS2023 難解なフルゲートの2歳戦!競走馬能力重視予測はシュークリームが軸候補 2023年11月3日(金) 17:00

こんにちは!ROBOTIP開発プロジェクトメンバーの曹操です。

今回の担当はファンタジーS G3です。キャリアの浅い2歳馬同士、そして10年ぶりとなるフルゲート18頭立てということで、予想の組み立てが難解な一戦ですね。勝率予測はどんな数値となっているでしょうか。

曹操ROBOTIPの基本設定は「競走馬」の能力指数を100%とし、適性は「距離適性」と「周回方向適性」のみを配合、補正は「斤量」「調教評価」「厩舎評価」の補正をONにします。

これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。

曹操ROBOTIPが弾き出したファンタジーS全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)
シュークリーム   22.21%
ピューロマジック  16.15%
キャンシーエンゼル 12.70%
ワイドラトゥール  10.78%
クイックバイオ   8.57%
キャプテンネキ   7.18%
ドナベティ     6.34%

セイウンデセオ   4.70%
セントメモリーズ  2.90%
ヒヒーン      1.87%
クリノハレルヤ   1.86%
カルチャーデイ   1.23%
シカゴスティング  1.22%
バロン       0.66%
イツモニコニコ   0.60%
レディーエンジェル 0.53%
テラメリタ     0.40%
ロータスワンド   0.11%

10月に行われた京都での新馬戦を7馬身差で逃げ切った⑭シュークリームが、やや抜けた首位となりました。平均勝率(18頭立ての場合は5.55%)を上回る馬のみを馬券対象にするので、上位7頭がその対象です。

上位6頭の勝率の差を鑑みて隊列にすると以下の通りです。
 ⑭ >> ③ > ⑰⑯⑤⑬①

馬券は⑭シュークリームからの馬連6点、合計9,500円で勝負します。

馬連(ながし)
⑭-③⑰⑯⑤⑬① 各1,500円

合計9,500円


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ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【重賞データ分析】ファンタジーS2023 8頭がオールクリアする混戦状況のなか、1位指名はワイドラトゥール 2023年11月3日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!ファンタジーS・データ分析 をお届けします!


【所属】
2013年以降(2020~2022年は阪神で施行)の所属別成績は、栗東【9.9.10.88】、美浦【1.1.0.9】。なお、後者の好走(3着以内)は複勝率100%の馬に限られる。4着以下敗退歴のある関東馬は、苦戦する可能性が高いとみるべきだろう。

(減点対象馬)
バロン

【前走成績】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬30頭の前走を検証すると、1着が19頭、タイム差1秒1以内の敗戦が11頭。前走がタイム差1秒2以上の敗退だった馬は、評価を下げたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ロータスワンド

【前走人気】
前走の単勝人気に関しては、G2なら10番人気以内、G2以外の場合は7番人気以内が一応の目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった馬はいずれも、複勝圏外に敗れている。

(減点対象馬)
セイウンデセオ

【前走位置取り】
2013年以降の1~3着馬はいずれも、前走の4角通過順が9番手以内だった。ただし、前めの位置取りなら何でもOKというわけではなく、前走が新馬・未勝利、かつ前走の4角通過順が1番手だった馬が、当レースで複勝圏入りしたケースは皆無となっている。その点には注意を払いたい。

(減点対象馬)
ピューロマジック ⑩イツモニコニコ ⑭シュークリーム ⑱クリノハレルヤ

【距離実績】
2013年以降の1~3着馬の実績を検証すると、30頭中24頭に芝1400m以下での1着経験があり、残る6頭はすべてデビュー以降の連対率が100%だった。軸馬を選ぶ際は、この2パターンのどちらかに該当する馬を優先したいところだ。

(減点対象馬)
ヒヒーン ⑧テラメリタ

【デビュー戦】
2013年以降の1~3着馬30頭中29頭は、デビュー戦で複勝圏を確保していた。唯一の例外は、2021年3着のママコチャ。同馬は前走がファンタジーSと同じコースで1番人気1着、かつタイム差0秒4の快勝だった。相応のコース適性を示していない、デビュー戦4着以下敗退馬は疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
ピューロマジック ⑤クイックバイオ ⑮バロン


【データ予想からの注目馬】
上記6項目オールクリアは、①ドナベティ、⑥カルチャーデイ、⑦セントメモリーズ、⑪シカゴスティング、⑫レディーエンジェル、⑬キャプテンネキ、⑯ワイドラトゥール、⑰キャンシーエンゼルの8頭。

最初に推奨するのは、⑯ワイドラトゥールだ。2013年以降、前走から距離短縮の臨戦馬は【4.4.4.16】。なかでも、前走が芝1600mの新馬・未勝利、かつ0秒3以上の差をつけて勝っていた馬は【2.0.0.0】と崩れていない。上位好走への期待は十分だろう。

過去10年【3.4.2.15】の前走JRA重賞組に該当する、⑰キャンシーエンゼルを2番手評価。以下、⑥カルチャーデイ、⑦セントメモリーズ、⑫レディーエンジェル、⑬キャプテンネキらが続く。

残りの2頭、①ドナベティと⑪シカゴスティングは、過去10年の当レースで好走例(3着以内)がない、芝1200mのOP特別組。前走の勝ちっぷりは魅力ではあるが、近年の傾向的に高評価はしづらい。

<注目馬>
ワイドラトゥール ⑰キャンシーエンゼル ⑥カルチャーデイ ⑦セントメモリーズ ⑫レディーエンジェル ⑬キャプテンネキ

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【ファンタジーSの注目点】阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦! キャプテンネキは史上初の快挙なるか 2023年11月1日(水) 15:38

★無傷の3連勝で重賞V狙うキャプテンネキ 3頭のオープン特別勝ち馬にも注目

新馬戦→りんどう賞と芝1400メートル戦でデビューから2連勝中のキャプテンネキ(栗東・杉山晴紀厩舎)が、ファンタジーSに登録している。りんどう賞の勝ち馬はこれまで13頭がファンタジーSに出走してきたが、3度の2着が最高成績となっており、キャプテンネキにはりんどう賞勝ち馬初のファンタジーS制覇がかかる。今回、キャプテンネキには松若風馬騎手が騎乗する予定だが、デビューからの連勝を伸ばすことができるだろうか。

また、今年のファンタジーSには、ききょうS勝ち馬クイックバイオ(栗東・須貝尚介厩舎)、フェニックス賞勝ち馬シカゴスティング(栗東・庄野靖志厩舎)、すずらん賞勝ち馬ドナベティ(栗東・矢作芳人厩舎)が出走する予定。ファンタジーSをききょうS勝ち馬が勝てば2005年アルーリングボイス以来18年ぶり2頭目、すずらん賞勝ち馬が勝てば01年キタサンヒボタン以来22年ぶり2頭目、フェニックス賞勝ち馬が勝てば、ファンタジーS史上初めてのこととなるが、3頭のオープン特別勝ち馬は初の重賞挑戦でどのような走りを見せるのだろうか。

★東西の2歳重賞に新種牡馬産駒が登録 2歳リーディング首位のエピファネイア産駒にも注目

11月4日、東京では京王杯2歳S、京都ではファンタジーSと東西で2歳重賞が実施される。両レースの登録馬を見ると、新種牡馬産駒は各3頭が登録しており、京王杯2歳SにはJRA新種牡馬リーディング3位・ニューイヤーズデイ産駒のアグラード(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)、ロジャーバローズ産駒のオーキッドロマンス(牡、美浦・手塚貴久厩舎)、JRA新種牡馬リーディング1位・スワーヴリチャード産駒のコラソンビート(牝、美浦・加藤士津八厩舎)が出走予定。また、ファンタジーSにはJRA新種牡馬リーディング2位・ブリックスアンドモルタル産駒のクイックバイオ(栗東・須貝尚介厩舎)とテラメリタ(栗東・須貝尚介厩舎)、カリフォルニアクローム産駒のワイドラトゥール(栗東・藤原英昭厩舎)が出走予定だが、東西の2歳重賞に出走予定の新種牡馬産駒は好走することができるだろうか。なお、新種牡馬産駒が京王杯2歳Sを勝てば2011年レオアクティプ(父アドマイヤムーン)以来12年ぶり、ファンタジーSを勝てば2021年ウォーターナビレラ(父シルバーステート)以来2年ぶりとなる。

また、10月30日現在、JRA2歳リーディングサイヤーの首位に立っているのはエピファネイアだ。エピファネイア産駒は、ききょうS2着のセントメモリーズファンタジーSに出走予定だが(※同馬は10月30日現在抽選対象で、京王杯2歳Sにも登録)、現2歳世代のエピファネイア産駒初の重賞勝ち馬になることができるだろうか。




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【KBS京都賞ファンタジーステークス】特別登録馬 2023年10月29日() 17:30

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テラメリタの関連コラム

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 先週いっぱいで4回中山・4回阪神が終了し、今週末からは4回東京・2回京都が開幕。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎました。ここから先は、12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた争いが繰り広げられる時期。各レースの前哨戦と位置付けられている重賞やオープン特別はもちろん、1勝クラスのレースに回って収得賞金の積み増しを目論む有力馬の動向からも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2023」も最序盤の時期が過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目。仮想オーナー馬の枠が埋まり切ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月2日、来月11月6日、再来月12月4日の計3回を残すのみ。実績馬の追加指名を行うならば、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ仮想オーナー馬の枠が残っている皆さんに向けた参考資料として、今年の2歳戦が開幕した直後の時点における注目POG馬ランキング(2023/06/07 00:00更新)の上位100頭を対象に、各馬の近況をまとめておきます。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は29頭でした。ただし、1位から30位までの30頭中14頭が勝ち上がっている一方で、31位から100位までの70頭を見ると、約2割にあたる15頭しか勝ち切れていません。

●4位 サフィラ(サロミナの2021) 2戦1勝
●7位 マテンロウゴールド(ルールブリタニアの2021) 2戦1勝
●10位 チェルヴィニアチェッキーノの2021) 2戦1勝
●11位 ガルサブランカシャトーブランシュの2021) 1戦1勝
●12位 ラケダイモーン(ラルケットの2021) 3戦1勝
●14位 ダノンエアズロック(モシーンの2021) 1戦1勝
●15位 ウールデュボヌール(サンクボヌールの2021) 2戦1勝
●16位 ボンドガール(コーステッドの2021) 1戦1勝
●17位 シュトラウスブルーメンブラットの2021) 1戦1勝
●19位 ホウオウプロサンゲ(セルキスの2021) 2戦1勝
●23位 レガレイラ(ロカの2021) 1戦1勝
●24位 インビジブルセルフ(アウェイクの2021) 1戦1勝
●26位 フェンダー(プリンセスロックの2021) 3戦1勝
●27位 テラメリタテラノヴァの2021) 2戦1勝
●45位 バスターコール(デグラーティアの2021) 3戦1勝
●47位 ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 1戦1勝
●51位 レイデラルース(カンデラの2021) 3戦1勝
●60位 アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 1戦1勝
●61位 ファーヴェント(トータルヒートの2021) 1戦1勝
●62位 アトロルーベンス(キングスローズの2021) 2戦1勝
●65位 トロヴァトーレ(シャルマントの2021) 1戦1勝
●68位 ダノンキラウェア(レキシールーの2021) 1戦1勝
●69位 カンティアーモリビアーモの2021) 1戦1勝
●71位 ミアネーロ(ミスエーニョの2021) 1戦1勝
●79位 クイックバイオアニメイトバイオの2021) 3戦2勝
●84位 ボルケーノ(スピードリッパーの2021) 1戦1勝
●87位 ルージュスエルテ(リュズキナの2021) 2戦1勝
●88位 ロジルーラー(シェリールの2021) 3戦1勝
●92位 バロン(マイミスリリーの2021) 2戦1勝

 現在のところ、2勝以上をマークしているのはクイックバイオアニメイトバイオの2021)のみです。クイックバイオは未勝利のレースと9月16日のききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を連勝。収得賞金(1000万円)や本賞金(2150万円)もこの馬が単独トップですから、頭ひとつ抜けた存在と言えるでしょう。
 なお、JRAの重賞に出走したことがある馬もウールデュボヌール(サンクボヌールの2021)、バスターコール(デグラーティアの2021)、ロジルーラー(シェリールの2021)の3頭だけで、残念ながら3頭とも当該レースでは6着以下に敗れています。前シーズンもほぼ同様だったとはいえ、上位人気勢が戦績の面でも注目を集めるようになるのはもう少し先。各馬の動向や入札の状況をしっかり観察しておけば、将来有望な手駒を手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭でした。デビュー後のレースで人気を裏切ってしまった馬もいますが、もともと前評判は高かったわけですから、来春までに巻き返してくる馬も何頭かはいるはず。これまでのレースぶりと入札の状況次第では、積極的に狙ってみるのも面白そうです。

●2位 ドゥマイシング(フォースタークルックの2021) 2戦0勝
●5位 シュヴェルトリリエリスグラシューの2021) 1戦0勝
●9位 コンドライトアエロリットの2021) 1戦0勝
●18位 コルレオニス(ヒストリックスターの2021) 1戦0勝
●22位 シトラール(ジンジャーパンチの2021) 2戦0勝
●32位 ローザサンリヴァル(ローザブランカの2021) 2戦0勝
●33位 カズアブディーン(ユードントラヴミーの2021) 1戦0勝
●34位 カルパ(ブチコの2021) 2戦0勝
●36位 グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 1戦0勝
●39位 ソニックライン(ルミナスパレードの2021) 2戦0勝
●40位 エヴァンスウィート(ハルーワスウィートの2021) 2戦0勝
●42位 フランクエフェクト(カーミングエフェクトの2021) 1戦0勝
●43位 エリカエスティーム(メチャコルタの2021) 1戦0勝
●53位 アウェイキング(Waldjagdの2021) 1戦0勝
●55位 マウリノ(マウレアの2021) 2戦0勝
●58位 ソウルアンドジャズ(ナスノシベリウスの2021) 2戦0勝
●59位 シャドフ(シャンブルドットの2021) 2戦0勝
●64位 リンドバーグ(ロベルタの2021) 1戦0勝
●73位 カズヴィトシャ(ボンジュールココロの2021) 2戦0勝
●74位 モスクロッサー(クリスプの2021) 1戦0勝
●77位 キャネル(レッドラヴィータの2021) 3戦0勝
●78位 ミッキースターダム(ベルダムの2021) 2戦0勝
●82位 ベストミーエヴァー(デルフィニア2の2021) 1戦0勝
●83位 ウインマクシマム(コスモアクセスの2021) 1戦0勝
●85位 チェレスタ(カリンバの2021) 1戦0勝
●91位 スカイハイ(タイキオードリーの2021) 2戦0勝
●93位 クォーツァイト(ハニージェイドの2021) 2戦0勝
●95位 ショウナンハウル(リンフォルツァンドの2021) 2戦0勝
●97位 クラッチプレイヤー(ヴァシリカの2021) 1戦0勝
●98位 エリカカリーナ(キャレモンショコラの2021) 1戦0勝
●99位 デルマアートマン(オータムフラワーの2021) 2戦0勝
●100位 グレッソネイ(アドマイヤローザの2021) 2戦0勝

 残る39頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の8頭は10月3日時点で入厩中となっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、動向をしっかりチェックしておきましょう。

●25位 ハミング(ブリッツフィナーレの2021) 0戦0勝
●31位 フォーエバーヤング(フォエヴァーダーリングの2021) 0戦0勝
●37位 フレミングフープ(シーズアタイガーの2021) 0戦0勝
●46位 オールナット(キューティゴールドの2021) 0戦0勝
●52位 シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 0戦0勝
●67位 ガルバナム(アロマドゥルセの2021) 0戦0勝
●80位 ミエノジュピター(サトノジュピターの2021) 0戦0勝
●96位 イゾラフェリーチェ(ケイティーズハートの2021) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●1位 ラファミリアアイムユアーズの2021) 0戦0勝
●3位 シャハザマーン(ドバイマジェスティの2021) 0戦0勝
●6位 ダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021) 0戦0勝
●8位 エリザベスバローズ(イスパニダの2021) 0戦0勝
●13位 ファピオラ(マニーズオンシャーロットの2021) 0戦0勝
●20位 クイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021) 0戦0勝
●21位 アルセナール(サンブルエミューズの2021) 0戦0勝
●28位 フォティーゾ(スキアの2021) 0戦0勝
●29位 スターリングアップソウルスターリングの2021) 0戦0勝
●30位 ベトルス(エスキモーキセスの2021) 0戦0勝
●35位 ジーティーパワー(コールバックの2021) 0戦0勝
●38位 エヴァンジェリーナジェンティルドンナの2021) 0戦0勝
●41位 インクルージョン(インクルードベティの2021) 0戦0勝
●44位 シュネルラウフェン(セリエンホルデの2021) 0戦0勝
●48位 サトノギフテッド(ウィキッドリーパーフェクトの2021) 0戦0勝
●49位 ミスタージーティー(リッスンの2021) 0戦0勝
●50位 ビダーヤ(サマーハの2021) 0戦0勝
●54位 シャイニングソード(Stacelitaの2021) 0戦0勝
●56位 アンフォルメル(アールブリュットの2021) 0戦0勝
●57位 ダイヤモンドレイン(シーウィルレインの2021) 0戦0勝
●63位 キングズブレス(Impedeの2021) 0戦0勝
●66位 馬名未定(シュガーハートの2021) 0戦0勝
●70位 クロノネクサス(クロノロジストの2021) 0戦0勝
●72位 オーデンヴァルト(グリューネワルトの2021) 0戦0勝
●75位 バードウォッチャーアパパネの2021) 0戦0勝
●76位 サトノファントム(ウイングステルスの2021) 0戦0勝
●81位 ギガル(チェリーコレクトの2021) 0戦0勝
●86位 スカイサーベイ(ヴィルジニアの2021) 0戦0勝
●89位 シャンパンポップ(シャンパンルームの2021) 0戦0勝
●90位 エボルヴィング(リリサイドの2021) 0戦0勝
●94位 アルシミスト(ミセスワタナベの2021) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のシャハザマーン(ドバイマジェスティの2021)は、9月下旬にノーザンファームしがらきへ移動し、入厩に向けて調整中とのこと。ラファミリアアイムユアーズの2021)やダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021)あたりもそのうち情報が出てくるでしょうから、引き続き注視しておきたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年6月14日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第4回 新馬勝ち馬レビュー~
閲覧 1,317ビュー コメント 0 ナイス 4

 今回と次回の「POG分析室」は、2023年夏季競馬の1~3週目にJRAの新馬で優勝を果たした馬のプロフィールをご紹介します。まずは6月3日(土)、6月4日(日)、6月10日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2023年06月03日 阪神05R 芝1600m
【優勝馬】テラメリタ(U指数75.9)
牝 父ブリックスアンドモルタル/母テラノヴァ 須貝尚介厩舎
→社台レースホースの所属馬で、募集価格は4000万円。母のテラノヴァは現役時代にJRAで4勝をマークしました。父のブリックスアンドモルタルは現2歳世代が初年度産駒。5歳時にG1を5勝してエクリプス賞年度代表馬に選出された馬ですが、3歳時にもデビュー戦から4連勝を果たしていましたし、産駒は早い時期にも問題なく対応できそうです。

■2023年06月03日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】シュトラウス(U指数83.8)
牡 父モーリス/母ブルーメンブラット 武井亮厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は5000万円。ご存じの通り、母のブルーメンブラットは現役時代にマイルチャンピオンシップを制しています。JRAで出走経験のある兄姉9頭中8頭が勝ち上がりを果たしているように、繁殖牝馬としても非常に堅実。今後も目が離せません。

■2023年06月04日 阪神05R 芝1400m
【優勝馬】アトロルーベンス(U指数71.4)
牝 父リアルスティール/母キングスローズ 高野友和厩舎
→社台グループオーナーズの所属馬で、募集価格は4000万円。半兄に関屋記念などを勝っているサトノアーサーがいます。また、母のキングスローズも現役時代にニュージーランド1000ギニーなどを制した実績馬。ポテンシャルの高い血統ですから、引き続きマークしておきましょう。

■2023年06月04日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ボンドガール(U指数79.6)
牝 父ダイワメジャー/母コーステッド 手塚貴久厩舎
→2022年のセレクトセールで購買されており、価格は23100万円。半兄のダノンベルーガは昨年の天皇賞(秋)で3着に、今年のドバイターフで2着に健闘しました。ちなみに、母のコーステッドも現役時代にブリーダーズカップジュヴェナイルフィリーズターフで2着に食い込んだ馬。大舞台でも活躍を期待できそうです。

■2023年06月04日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】バスターコール(U指数73.7)
牡 父ルーラーシップ/母デグラーティア 田村康仁厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は3000万円。母のデグラーティアはデビュー戦から3連勝で小倉2歳ステークスを勝っています。オープン入りを果たした全兄ドミナートゥスは2000m前後のレースを主戦場としていましたし、もう少し長めの距離も問題なくこなせるタイプかもしれません。

■2023年06月10日 函館05R 芝1000m
【優勝馬】スカイキャンバス(U指数82.2)
牝 父ファインニードル/母アポロフィオリーナ 武井亮厩舎
→2022年の北海道サマーセールで購買されており、価格は1045万円。JRAでデビューした半姉のアポロヴィクトリア、地方でデビューした半姉のアークフィオリーナは、それぞれ初陣こそ3歳春までずれ込んだものの、早々に勝ち上がりを果たしました。本質的には仕上がりの早い血統と見て良いのではないでしょうか。

■2023年06月10日 阪神05R 芝1600m
【優勝馬】ヒヒーン(U指数77.3)
牝 父ジャスタウェイ/母イイナヅケ 須貝尚介厩舎
→本馬と同じく須貝尚介厩舎からデビューした全兄エルデストサンは、2歳のうちに初勝利をマークしています。単勝オッズ24.1倍(5番人気)どまりだったとはいえ、勝ちっぷりは堂々たるもの。人気を集めにくいタイプだと思いますので、過小評価されている場面を見逃さないよう心掛けたいところです。

■2023年06月10日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ゴンバデカーブース(U指数79.0)
牡 父ブリックスアンドモルタル/母アッフィラート 堀宣行厩舎
→G1レーシングの所属馬で、募集価格は5000万円。母のアッフィラートはラストラン&重賞初挑戦だった6歳時の中山牝馬ステークスで3着に健闘しました。ブリックスアンドモルタルは先週と2週前の新馬に出走した初年度産駒3頭のうち2頭が勝利。今後の入札ではさらに注目度が高まるかもしれませんね。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年6月7日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第3回 入札分析~
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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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テラメリタの口コミ


口コミ一覧
閲覧 57ビュー コメント 0 ナイス 12

阪神5Rの1勝クラス(1600M)に出走した
マイPOG指名馬の

テラメリタ

は、4着でした。_| ̄|○

走破タイムは、1分33秒5


スタートは五分に出ました。
道中は中団を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で脚を伸ばすも4着でした。
今日はスタートが決まり五分に出ることができました。
レースは、控える競馬で外を回す形を選択しました。
坂上からエンジンがかかりましたがちょっと遅かったですね。
次走に期待が持てる内容だったと思います。
距離は現状、マイルくらいが良さそうですね。


まずは、疲れをとって次走に備えてほしいですね。

 ちびざる 2024年3月10日() 01:39
【POG】テラメリタが出走します。
閲覧 78ビュー コメント 2 ナイス 18

明日(今日)の阪神5Rの1勝クラス(1,600M)に

テラメリタ

が出走します。

父がブリックスアンドモルタル
母がテラノヴァ

です。

前走のつわぶき賞は7着でした。
その前走は、スタートで後手を踏んで後方追走から、
直線で脚を伸ばすも7着でした。
出遅れ癖がついてしまったのかスタートで後手を踏むように
なってしまいました。
今回もスタートがカギになりそうです。
新馬戦を勝った阪神のマイル戦での一戦になり、きっかけを掴みたいところ。
まずは、スタートを五分に出らるかどうかですね。
前走に続いて永島騎手が騎乗。
継続騎乗はプラスだと思います。
その手綱さばきに注目したいですね。

まずは、怪我なく無事にゴールしてほしいですね。

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 ちびざる 2023年12月10日() 00:00
【POG】テラメリタは7着でした。
閲覧 62ビュー コメント 0 ナイス 9

中京9Rのつわぶき賞(1400M)に出走した
マイPOG指名馬の

テラメリタ

は、7着でした。_| ̄|○

走破タイムは、1分21秒7


スタートは若干、出遅れました。
道中は、最後方を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で、脚を伸ばすも7着でした。
今回もスタートで後手を踏んでしまいました。
出遅れ癖が治りませんね。
直線では上がり三ハロンは33秒台を出しているのに驚きましたね。
脚が溜まっていたのですね。
千四は短い感じがしますね。
距離延長まで我慢ですね。


まずは疲れをとって次走に備えてほしいですね。

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2024年3月10日 3歳1勝クラス 4着
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レース後
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