シンエンペラー(競走馬)

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シンエンペラー
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シンエンペラー
写真一覧
現役 牡3 栗毛 2021年4月30日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主藤田 晋
生産者Ecurie Des Monceaux
生産地
戦績 6戦[2-2-1-1]
総賞金19,040万円
収得賞金4,500万円
英字表記Shin Emperor
血統 Siyouni
血統 ][ 産駒 ]
Pivotal
Sichilla
Starlet's Sister
血統 ][ 産駒 ]
Galileo
Premiere Creation
兄弟
市場価格
前走 2024/05/26 東京優駿 G1
次走予定

シンエンペラーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/05/26 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1871317.873** 牡3 57.0 坂井瑠星矢作芳人 486
(+4)
2.24.9 0.633.4⑧⑦⑨⑨ダノンデサイル
24/04/14 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187148.455** 牡3 57.0 坂井瑠星矢作芳人 482
(+2)
1.57.5 0.434.8⑧⑧⑦⑥ジャスティンミラノ
24/03/03 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 11553.532** 牡3 57.0 川田将雅矢作芳人 480
(-2)
2.00.0 0.234.8⑤⑤コスモキュランダ
23/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 18363.122** 牡2 56.0 B.ムルザ矢作芳人 482
(+2)
2.00.3 0.135.7レガレイラ
23/11/25 京都 11 京都2歳S G3 芝2000 14453.711** 牡2 56.0 J.モレイ矢作芳人 480
(+6)
1.59.8 -0.135.3⑪⑫⑨⑦プレリュードシチー
23/11/04 東京 5 2歳新馬 芝1800 13444.021** 牡2 56.0 横山武史矢作芳人 474
(--)
1.48.1 -0.533.8トゥルーサクセサー

シンエンペラーの関連ニュース

『Twelve angry men』(邦題は「12人の怒れる男」)という映画をご存知だろうか?
公開されたのは今からおよそ70年前の1957年。往年の名俳優ヘンリー・フォンダが主役を務める裁判員裁判の映画だ。

父親殺しの罪に問われた黒人の少年の裁判を6日間公聴した12人の裁判員は有罪・無罪を巡り議論するが、話は「投票」から始まる。11人が「Guilty(=有罪)」で1人が「Not guilty(=無罪)」。評決は全会一致でなくてはならないため、11人は1人を説得する。

11人が有罪と思う根拠について発言し、さて…というタイミングで主演のヘンリー・フォンダ(1人無罪)が申し出る。

「私以外の11人で再度投票してはどうか?全員“Guilty”ならば私もそれに応じる。だがもし一人でも“Not guilty”ならばもう少し話をしよう…」
11人が無記名投票し議長役の男が開票すると、なんと1人が“Not guilty”に翻意。ヤレヤレ…という空気の中、議論は進む。

ネタばらしをしてしまうと、12人は証人の証言や証拠を検証し直していく中で徐々にエキサイトし、次々と意見を翻す。そしてついには「Not guilty(=無罪)」の全会一致に至る。

この映画が公開されたのは日本が戦争に負けてから12年後。政府が経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言した1年後の話だ。ちょっと前まで女子学生を校庭に集めて、アメリカの戦闘機を竹槍で突け、なんて指導していた国がいくらそんなことを宣言したとて、所詮は終戦10年後。まだまだ野蛮人の集まりだったはずだ。“議論すること”の重みを十分伝え切るこの作品を見ると、日本は「戦争に負けた」のではなく、アメリカという当時の世界のリーダーに「分からされた」のだと心から思う。

さて、議論で正否を問うたのは『Twelve angry men』だが、語らい、話し合いが大きな意味を持つのは競馬だ。今週日曜、新潟競馬場のメイン競走・アイビスサマーダッシュの予想に際し、今日は一つ“話し合い・語らい”の金言を紹介するとしよう。

曰く「語らう同僚多き厩舎の馬にご注意」。

馬が厩舎の仲間との固い絆に想いを寄せて走るか否かは分からぬ。否、実際には語らいなどというものは存在しないだろうが、厩舎の馬の数は、その厩舎の育成の巧拙にある程度比例し、多くの馬を手掛ける厩舎には強い馬が集まる。そして、強い馬に稽古で揉まれる若駒は、これまた強くなる…。競馬における一つの真実だ。

チェイスザドリームは矢作厩舎。厩舎が抱える馬の数は40頭から50頭が普通だが、ここは違う。管理馬の数は70頭を超える大家族だ。シンエンペラーホウオウアマゾンなどの強い馬にも囲まれ育ったチェイスザドリーム。厩舎を盛り上げるべく、真一文字にゴールに飛び込み、優勝を飾ってほしい。

塾・予備校業界にも「受験は団体戦」という言葉がある。夏休み、校舎一丸となって受験に向かうべく、話し合うこと、皆で考えることの重要性を生徒に分かってもらうためのイベントを企画してみた。映画鑑賞の夕べで使う素材はもちろん、『Twelve angry men』だ(笑)。

シンエンペラーは8月末に渡仏し、シャンティイ・清水裕夫厩舎を拠点に調整 2024年7月3日(水) 13:42

日本ダービー3着シンエンペラー(栗・矢作、牡3)は、愛チャンピオンS(9月14日、レパーズタウン、GⅠ、芝2000メートル)、凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン、GⅠ、芝2400メートル)に向けて8月末に渡仏し、フランス・シャンティイの清水裕夫厩舎を拠点に調整される。管理する矢作調教師が3日明かしたもので、「チャンピオンSにはチャーター機で行き帰りします。まだどの馬かは決まっていませんが、帯同馬を1頭つける予定です」と話した。

同馬は現在、滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中。引き続き坂井瑠星騎手(27)=栗・矢作=とのコンビが予定されている。

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【愛ダービー】ムーア騎乗のロサンゼルスがV 凱旋門賞のオッズはシンエンペラーと並ぶ17倍 2024年7月2日(火) 04:50

【ダブリン6月30日】第159回愛ダービー(GⅠ、騸馬除く、芝・右2400メートル)がカラ競馬場で8頭によって争われ、R・ムーア騎乗の英ダービー3着馬ロサンゼルス(愛国産、愛=A・オブライエン、牡、父キャメロット)が好位のインから抜け出して優勝した。

タイム2分28秒15(良)。1着賞金72万5000ユーロ(約1億2543万円)。5戦4勝、GⅠはクリテリウムドサンクルーに次ぐ2勝目。A・オブライエン調教師は昨年のオーギュストロダンに次ぐ自己記録を更新する16勝目、ムーア騎手は昨年に次ぐ2勝目となった。

1日現在、ロサンゼルス凱旋門賞(10月6日、仏パリロンシャン、GⅠ、芝2400メートル)の英ブックメーカー・ウィリアムヒル社によるオッズではシンエンペラーなどと並ぶ17倍。1番人気は仏ダービー馬ルックデヴェガで6倍となっている。

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【ラジオNIKKEI賞2024】G1レース4連勝達成! 予想神スガダイの選ぶ3頭「距離短縮でパフォーマンス上昇」 2024年6月28日(金) 16:00

日本ダービー9番人気46.6倍◎ダノンデサイルなどG1レース4連勝中のウマニティ・プロ予想MAXの殿堂プロ予想家・スガダイ氏が27日、ウマニティチャンネル「スガダイの勝ちに行く競馬予想」に出演。ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m)に出走する馬の中から注目馬を3頭ピックアップし、その推奨理由について解説した。

スガダイ氏の注目馬1頭目は①シリウスコルト。「3走前のホープフルSは折り合いに苦しみ、難しいレース運びになったが6着に奮闘し、力のある所を見せた。前々走の弥生賞も後にG1で馬券に絡む2頭に次いでの3着で有れば、今回のメンバーでは威張れる実績。前走の皐月賞はさすがに足りなかったが、地味ながらも力は示している。」と能力的に今回のメンバーなら力は通用するとコメント。「デビュー戦で1200mを使われたほどのスピード馬で、ホープフルSで見せた折り合いの難しさを考えると今回の1800mへの距離短縮はプラス材料。差し競馬でも実績はあるし、控える競馬も問題ない。この馬はできれば内枠が欲しい。」と距離短縮をきっかけとしたパフォーマンス上昇に期待した。

2頭目の注目馬は⑥ウインマクシマム。「よく2400mのレースに使ってきたなと思うくらい距離は短い方が良い馬。2走前のゆりかもめ賞は展開に恵まれての勝利、前走の青葉賞は仕掛けが早かったが5着に残したところにこの馬の能力の高さを示したレースだった。手応えほど追って伸びないタイプで小回り1800mがいかにもピッタリ合いそう。血統的にも半姉のウインピクシスがクイーンS2着、福島牝馬Sで3着とローカル戦で好走していて、そういった点からも今回の舞台は面白い。」と舞台変わりでの一変に期待した。

3頭目の注目馬は⑧サトノシュトラーセ。「これまで戦ってきたメンバーレベルがここでは一枚上の印象。特に京都2歳Sは日本ダービーで上位に来たダノンデサイルシンエンペラーと差のない競馬ができている。毎日杯は馬場と展開不向き、前走も差のないところまで差し込んでいて能力的には1番上の可能性がある。」と能力の高さを強調。「懸念点として少しハンデを背負わされる点と距離が忙しいかもしれない点。能力の高さでどこまでカバーできるかが鍵。」とコメントした。

スガダイ氏の注目馬
シリウスコルト ⑥ウインマクシマム ⑧サトノシュトラーセ



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【ラジオNIKKEI賞2024】直撃取材!プロ予想家最速予想 「スガダイ」「金子京介」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年6月27日(木) 12:30


金子京介ー関東主場全レースのパドックに立つ孤高の“馬見家”


関東主場全レースのパドックをチェックし、馬体、馬具、脚元の状態、返し馬など、競走能力に関わる全要素を網羅的に吟味。圧倒的相馬スキルで、穴馬を発掘する金子京介プロにラジオNIKKEI賞についてお聞きしました。

―予想のポイントはどのあたりでしょう。

例年、小回りの経験が少ない馬が多いですよね。これが広いコースの緩い流れしか経験していない馬が勝ち切れない要因かと思います。小回りと厳しい流れを経験してきたのか、その点はチェックすべきでしょう。

―それだけでもわりと絞れそうですね。

王道路線を歩もうとした馬ではなく、「この馬は一瞬しか脚が使えない」と厩舎がわかったうえで小回りを使ってきた馬、脚が短いのに中距離馬といったタイプをポジティブに評価したいレースなんですよね。

―反対に狙いづらい馬はどういうタイプになりますか。

過去の傾向からも、お尻にボリュームがあるような、がっちりした体型の馬はしくじっています。昨年のレーベンスティールもそのタイプで、後肢が長く、キックバックが強い馬です。府中などの大箱で強い競馬をして人気になり、小回りの忙しい競馬で後手を踏むというのは、人気馬が飛ぶひとつのパターンかなと。

―昨年の勝ち馬エルトンバローズは、京都内回りのマイル戦を勝っての参戦でしたね。

エルトンバローズはスピードもあり、重賞勝ちに至る馬なわけですけど、そういう馬であっても、クラシック路線に乗せようと急かされていなかったわけです。そういうある意味陣営が馬の適性に諦めをもっているような、青葉賞や弥生賞を使わず、自己条件を勝ちにいく馬がいいんですよね。

―クラシックにいっても太刀打ちできないと判を押されている感じですか。

馬体のボリュームが増えて来なかったり、関節が堅すぎてストロークが伸びなかったりと、「これはG2とかを使っても意味ないな」と思わせる感じですよね。春の馬がぐんと良くなる時期に良くならなかったり、そもそも福島からデビューさせているとか、「大舞台は諦めてるな」という馬はいますよね。ラジオNIKKEI賞に本腰を入れているローテというか。

―今、小回り・ペース経験・馬体・ローテとポイントが挙がりましたが、今年のメンバーのなかで、すべてでなくても、それに当てはまる馬はいますか。

一番いいのはアレグロブリランテですかね。

―今回と同じコースでデビューし、2走前にスプリングS2着です。

新馬戦は夏ですから、確実に1勝もらっておこうという意図が見えますよね。萩Sは最下位で、上がりも周りに比べて1秒以上遅い。陣営はがっくりくる敗戦でしょう。瞬発力の競馬では厳しいと思い、そこから内回りばかり使っていますよね。スプリングS(2着)は恵まれた競馬ですけど、そのこだわりは高く取りたいです。実際、一本調子でしか走れないタイプですしね。あと厩舎も福島芝1800mが得意なんですよ。

―斤量56キロは問題ないですか。

まあ、嫌っちゃ嫌ですけど、許容範囲かなと思います。やっぱり小回りで勝つ訓練ばかりしてきた馬をここで狙うべきだという考えですね。

―なんというか、小回り適性もあり、瞬発力もある馬ではダメなんですか。

いや、そういう馬は皐月賞で好走してダービーを走るんです。

―ああ、なるほど。

はい、この時期の完成度で一歩リードして、大舞台へ進むという話です。

―ここに出てくるくらいだと、能力差は適性で相殺できる感じですね。小回り適性がないというのは、基本的に大跳びでコーナーで置かれるようなイメージですか。

そういうことになりますね。

―ありがとうございます。アレグロブリランテの次点はどの馬になるでしょう。

シリウスコルトがいいかなと思います。

―ずっと中山芝2000mを使っていますね。

気持ちが勝って差す競馬をしたくても上手くいかず、前に出していったほうが粘りが利きますよね。追って味気ないタイプで、アレグロブリランテに近いです。ほかだと、ウインマクシマムサトノシュトラーセミナデオロも評価していなくて、セットアップも成長していない気がするんで……ほかの馬は微妙ですよね、レベルの高い1勝馬も見当たらないような。

ショーマンフリートはどうですか。

この馬は大箱のほうが向くでしょうね。ひと目、パッと馬体を見て思いますね。見栄えのする大跳びタイプというか。

―穴で狙えそうな馬はいますかね。

ヤマニンアドホックは悪くはないですね。人気がないなら拾ってもという感じでしょうか。あとはうーん、メイショウヨゾラって何キロですか。

―51キロです。

どうだろうなあ。あっ、ログラールはスプリングSで最低人気でしたが、期待していたんですよね。馬体は悪くない馬です。今回も人気がないならいいですね。


取材後記:アレグロブリランテシリウスコルト、穴ではヤマニンアドホックログラールと狙いは明確でしたね。


スガダイ―全開催プラス収支を可能にする“予想神”


群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨した殿堂入り予想家。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロにラジオNIKKEI賞についてお聞きしました。

―3歳限定ハンデ重賞という条件ですが、どの馬に注目されていますか。

まずはシリウスコルトですね。

―ここ4戦は中山芝2000mのローテです。

地味な血統でデビューは福島芝1200mですよね。弥生賞で3着に来る馬とは思いませんでしたが、2歳時の芙蓉Sは優秀と言えないまでも、1勝クラスを勝ち上がれる水準では走っています。

―その後、ホープフルS、弥生賞、皐月賞はいかがでしょう。

ホープフルSが良かったですよね。折り合いに苦労していましたが、6着にまとめたのには、「これは意外にやるな」と思いました。弥生賞(3着)は1、2着馬から離されたものの、その馬たちはクラシックでも馬券になるわけで、このメンバーなら威張れる戦歴かなと。皐月賞に関しては「正攻法では厳しいよね」という感じです。

―福島芝1800mという条件は合いますかね。

折り合い面なんかを考えると、距離短縮はいいでしょう。差しに回っても競馬ができると思いますし、その点もいいですよね。おそらくそこまで人気にならないはずで、馬券的にはこの馬が中心でいいのかなと。ただ、毎年言っているようにこのレースは枠が重要ですから、この馬も内めの枠がいいです。

―開幕週でもありますし、枠順は要注目ですね。同じく重賞に好走歴のあるアレグロブリランテはいかがでしょう。

買わないですね。新馬戦はレベルが低く、若竹賞は馬場に恵まれたかなと。スプリングSで賞金を積んだわけですが、これは再現性ゼロレベルの超展開に恵まれたレースですから。

―あの内容で斤量が重くなるのは、可哀そうな気はしますね。シリウスコルトに次いで、どの馬に注目していますか。

ウインマクシマムですね。

―前走の青葉賞は0秒2差5着でした。一気の距離短縮ですが、期待できるでしょうか。

距離は短いほうがいいと思いますけどねぇ。「よく2400mを使ったなあ」というくらいで、2走前のゆりかもめ賞も勝ったとはいえ、かなり展開に恵まれていましたから。ただ、青葉賞5着は早仕掛けで踏ん張る形だったので、馬の性能としてそれなりに高いものがあるなと。手応えほど伸びない感じもしますし、福島芝1800mという条件は合うと思いますよ。見た目の似ている近親ウインピクシスも、ローカル重賞で活躍していますから。

―同じ青葉賞を走り、ひとつ上の4着だったサトノシュトラーセの評価もお願いします。

サトノシュトラーセもいいと思いますよ。戦ってきたメンバーの質がここなら上でしょう。昨年の京都2歳Sでは1着シンエンペラー、4着ダノンデサイルと、今年のダービー上位馬と差のないレースをし、自己条件の小倉も着差以上に強かった。毎日杯は馬場が合わなかったかなと。単純な能力ならこの馬が一枚上と見ています。

―反対に何か不安材料があればお願いします。

1800mは少し忙しい気はしますし、ハンデも背負わされますよね。広いコースが得意な友道厩舎でもありますけど、力はありますから。

―たしかに骨っぽい相手に善戦していますね。穴っぽいところで気になる馬はいるでしょうか。

メイショウヨゾラですかね。まずは軽ハンデが魅力ですが、ハンデだけではなく、好位のインを確保できれば、それなりにやれるイメージはあるんですよ。

―その根拠はどのあたりでしょう。

新馬戦は5着に負けているんですけど、脚を余す感じで、「前さえ開いていれば」と思わせました。控えてダメという感じもないですし。4走前のフェアリーSは控えて大敗していますが、あれは中盤のペースが緩みすぎてエンジンがかかる前に終わってしまった一戦。これで控えてダメと判断するのは早計かなと。あと、先ほども言ったとおり、枠は大事なので、(メイショウヨゾラに限らず)基本的に内に入った馬は買うかと思います。

―まだ3着内を外していないヤマニンアドホックはどうですか。

インを捌いてこれるというのはストロングポイントですよね。結局、ラジオNIKKEI賞って上手く乗った馬が来るというか、強ければ来れるレースではないんですね。去年のレーベンスティールなんか、とんでもない脚の余し方をしましたし、器用さをフルに活かせると面白いかもしれません。

―ありがとうございます。最後に挙がっていない馬なかで注目馬がいればお願いします。

オフトレイルを忘れていました。溜めるとかなりいい脚を使える馬だと思うのですが、前走の白百合Sは脚を溜めにくい流れになりました。今回、瞬発力を引き出せる田辺騎手に替わる(想定)というのは魅力です。


取材後記:人気薄からも名前が挙がり、枠順ひとつで波乱を見込めそうですね。レースが楽しみです。


以上、プロ予想家2名のラジオNIKKEI賞の見解と注目馬を紹介しました。お二方とも高評価はシリウスコルトですかね。ハンデ戦ですし、穴っぽい馬にも注目したいです。それでは、また来週お会いしましょう。

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【ラジオNIKKEI賞 ズバッと!言いたい放題】高い潜在能力!ショーマンフリート出番 2024年6月27日(木) 10:46

しの 今週から福島。3歳のハンデ戦でスタートです。

大王 東京9ハロンだったショーマンフリートの前走の勝ちタイムは、前日の古馬2勝クラスより0秒5も速かった。潜在能力は高く、同世代同士の重賞なら勝ち負けになるはずだ。

水谷 新馬勝ちのパフォーマンスから〝クラシック級〟と見立てたが、その後がひと息。ようやく非凡な才能をのぞかせるレースぶりやったな。

東京サンスポ・綿越 追い切りも抜群でしたよ。手塚調教師も「全身を使えるようになっているし、3月までとは走り方が全然違う」と絶賛していました。

大王 サトノシュトラーセ京都2歳Sシンエンペラーと0秒1差の3着に食い込み、日本ダービーダノンデサイル(4着)には頭差先着している。青葉賞は直線で内から寄られる不利が痛かったし、0秒2差4着は力負けではない。

水谷 「しっかりリフレッシュして状態はいい。一戦ごとに着実に成長している。うまく流れに乗って長く使えるいい脚を生かしたい」と大江助手。

大王 ウインマクシマム青葉賞で5着。先週、先々週ともに美浦Wコースでラスト1ハロン10秒9と好反応。仕上がりは万全では。

東京サンスポ・吉田 確かに動きそのものはいいのですが、松岡騎手は「いいときとは程遠い」と案外でした。

しの 札幌2歳Sがとても強い競馬だったセットアップに期待したかったのですが、前例のないハンデ58キロ。さすがに厳しそう。

水谷 次に重いのが57キロのミナデオロ。「前走は馬が集中していた。そのあたりが成長か。開幕週のきれいな馬場でやれるのはいいし、57キロは前走で背負っている」と田代助手は前向きやったが。

しの 先行勢が多いことを考えると、しまいの脚がいいオフトレイルジュンゴールドが魅力です。

水谷 オフトレイルは「センスが良く、いろんなレースに対応できる。使いながら実も入ってきた」と、吉村調教師が好感触やったで。(夕刊フジ)

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シンエンペラーの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月28日(木) 中山11R 第40回ホープフルステークス(2歳G1・芝2000m)

☆『過去5年(2018年~2022年)の成績』は👉こちら👈

【登録頭数:22頭】(フルゲート:18頭)


<収得賞金順>

ゴンバデカーブース(サウジアラビアRC:1着 芝1600m 460kg(-2kg) 中11週)<A>
🏇『前走の追い切り
デビュー前から同じ厩舎の古馬と併せ馬を何度も行っていて、遅れることも多かったが良い時計の出ていた馬。新馬戦でのパドックではキビキビと周回して好仕上がり、休み明けの前走時もしっかり乗り込まれて新馬戦時以上にパドックで良く見せていた。この中間も南Wで好時計が出ていて、右回りでの走りも重心が低く追われてからもしっかり伸びて好内容。引き続きここも高いレベルの状態にありそう。

シンエンペラー(京都2歳S:1着 芝2000m 480kg(+6kg) 中4週)<B>
🏇『前走の追い切り
新馬戦のパドックでは落ち着いていたが、前走時はカリカリしていてテンションが高かった。レースでも後方からになったが、頭が上がり気味で行きたがっていて、ロスなく追走していたぶん直線での追い比べを制した感じで、ペースが緩んだときの折り合い面には課題が残る。中3週となる今回、1週前にジョッキー騎乗で長めから追い切られており、初騎乗の鞍上との折り合い面での対策は施してきているが、この距離だと落ち着いてレースに臨めるかどうかという部分に課題が残る。

ヴェロキラプトル(野路菊S:1着 芝1800m 454kg(-4kg) 3ヶ月)<C>
パドックでは締まった馬体でかなり良く見せる馬で、坂路でもデビュー前から好時計を連発。前2走は1週前に強めに追って最終追いは馬なりでの調整だったが、この中間は関東への輸送があるにもかかわらず日曜日にも強めに追われていてやや太め残りがあるかもしれない。

シリウスコルト(芙蓉S:1着 芝2000m 466kg(+8kg) 3ヶ月)<A>
パドックではおっとりとしてる馬。1200mの新馬戦を勝っているが、ほぼ直線だけの競馬で能力だけで勝った内容。1600m、2000mと距離を延ばしてきたが、コーナー4つで息が入るコースのほうがレースはしやすそうで、前走同コースという点は大きなプラスに。今回は休み明けとなるが、乗り込み豊富で追い切りの動きを見ると前走時よりもパワフルになっている。良化顕著という印象を受ける。

アンモシエラ(もちの木賞:1着 ダ1800m 488kg(±0kg) 中7週)<D>
新馬戦の頃はかなり緩い馬体だったが、ここ2戦は別馬のように締まった馬体で使われつつ良くなってきた。ただこの中間は、乗り込み豊富も坂路での時計が平凡。走りを見ても首が高くダートのほうが向いている感じ。

センチュリボンド(黄菊賞:1着 芝2000m 474kg(+10kg) 中6週)<D>
使われつつ馬体は良くなっているが、この中間も併せ馬で遅れていて調教面ではあまり変わってきているところがない。少頭数のレース経験しかなく、一気多頭数もマイナス材料になりそう。

サンライズジパング(カトレア賞:15着 1600m 514kg(-8kg) 中4週)<C>
坂路で好時計の出る馬だが、終い追い出されると前の重心が上がってきてしまうところがあり芝だと伸びきれない。


<抽選対象馬(11/14)>

アドミラルシップ(新馬:1着 芝2000m 458kg 中6週)<B>
前走は関西へ遠征しての新馬勝ち。パドックでは落ち着きがなかったが馬体は仕上がっていた。前走時はほぼ馬なりでの調整だったが、この中間は強めを2本追われて時計も前走以上と上積みが見込める。

インザモーメント(未勝利:1着 芝1800m 480kg(+4kg) 中9週)<B>
新馬戦の時はまだ馬体に余裕がある様子だったが、前走時のパドックではスッキリした馬体で、非常にリラックスもしていた。この中間は2週連続強めに追われて終いの時計は前走以上。状態は引き続き良い。

ウインマクシマム(未勝利:1着 芝2000m 474kg(+4kg) 中3週)<B>
札幌の新馬戦時にはかなり緩い馬体だったが、前走時は馬体も締まりキビキビとした動き。追い切りでも使われるごとに速い時計が出るようになり、この中間もさらに好タイムをマークしていて気配は良い。。やや首の高い走りをする点は気になるものの出来は前走以上だろう。

サンライズアース(新馬:1着 芝2000m 538kg 中9週)<C> →出走取消

ショウナンラプンタ(東京スポーツ杯2歳S:4着 芝1800m 520kg(±0kg) 中5週)<A>
🏇『前走の追い切り
大柄な馬で、叩き2戦目の前走時も追い切りでは好時計が出ていたもののパドックでは緩さが見られ、レースでの行きっぷりも悪かった。この中間も坂路で好タイムを計時しており、出来自体は問題なし。再度の関東輸送もあるので、これで馬体が締まってくれば行きっぷりも変わってくるだろうう。

タリフライン(新馬:1着 芝1800m 462kg 中11週)<B>
デビュー前の追い切りではあまり強く追われることなく、当日パドックでも胴長でまだ緩さを残す馬体という感じだった。それでも、レースは直線力強く伸びて強い勝ち方。この中間は、前走以上の乗り込み量で強めも2本あり上積みには期待が持てるところだが、中山向きという印象は受けず。

ディスペランツァ(京都2歳S:6着 芝2000m 522kg(-2kg) 中4週)<D>
かなりの大型馬で、前走時やっと緩さが解消されてきた感じだが、それでもまだ絞れそうな馬体でもあった。この中間の追い切りでも時計は平凡で。良くなるのはもう少し先かもしれない。

テンエースワン(もちの木賞:3着 ダ1800m 480kg(-6kg) 中7週)<D>
新馬戦(芝)はパドックでまだ緩い馬体だったこともあるが、直線決め手勝負になり切れる脚を使えず上位2頭に一気に突き放されてしまった。芝の速い時計勝負には向いていない。中間に目立った時計も見られず、芝でこの相手では厳しいだろう。

ホルトバージ(萩S:5着 芝1800m 466kg(±0kg) 中8週)<C>
パドックでは特に良く見せるところもなく、左回りでは内にモタれ、右回りでは追い出されてからの反応が遅くエンジンがかかるまでに時間を要す馬。この中間は、間隔も空いていて本数は乗られているが抜けて良い時計が出ている訳でもなく、ラストで頭が上がり気味になるところがあり終いの伸びも平凡。

ミスタージーティー(新馬:1着 芝2000m 472kg 中7週)<A>
前走のパドックでは気合乗り抜群で仕上がりも良く、レースでも直線一気の脚で終いしっかりと伸びた。この中間も十分に乗り込まれ、3度併せ馬で先着と状態は前走以上。

レガレイラ(アイビーS:3着 芝1800m 456kg(+4kg) 中9週)<A>
前走時の追い切りでは、好時計こそマークされていたが終い伸びきれていないという感触だった。パドックでも気負い気味でトモも寂しく映った。この中間は、時計面では引き続き南W、坂路と好内容を連発、動きに関しては前走時よりも終いの伸びしっかりといった塩梅。良い出来だろう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、シリウスコルトショウナンラプンタゴンバデカーブースミスタージーティーレガレイラの5頭をあげておきます。


◇今回は、ホープフルS編でした。
G1に昇格してから6回行われているホープフルSですが、カレンダーの関係で日曜日に固定されることがなくイレギュラー開催される珍しいG1レースとなっており、過去の調教内容をみても週中に行われるか週末に行われるかで調教の日程も変則的になっています。
今年は木曜日の開催となるため、特に変則調整が目立つ状況ですが、このパターンでは1週前の水、木と直前の日、月が重要な追い切りが行われる日となっています。そして過去の変則日程で連対している馬の調教内容に共通している点が、最終追い切りを強めに追っていたということです。さらに、それらのほとんどが1週前にも強めに追っていて、これまでほかのG1レースでよく見られた馬なり調整が少ないということが、このレースでのポイントになりそうです。1週前、最終追い切りと強めの追い切りを消化して出走してくる馬には注目してもらいたいと思います。

そして今年も、来る12月31日に笠松競馬場で第8回ウマニティ杯くりーく賞と第6回河内一秀記念を開催させていただく運びとなりました。

🏇12月31日 笠松 第5競走「第6回河内一秀記念」(13:00発走予定)
『出走表と予想登録』は👉こちら👈
🏇12月31日 笠松 第7競走「第8回ウマニティ杯くりーく賞」(14:05発走予定)
『出走表と予想登録』は👉こちら👈

年々時が過ぎるのが早く感じるようになっていて、時間に追われる毎日ですが好きな競馬に関われていることは幸せなことですし、その競馬が毎日開催されている日本に住んでいることもとても幸せなことだと思っています。くりーく賞も今年で8回目となり、毎年続けているからこそ見えてくる景色があるような気がします。今年も、河内さんのことを思い出して仲間と語りあってもらえたら河内さんも喜んでくれると思いますし、皆さんの心の中でずっと生き続けることができます。もし時間がありましたら、競馬場や場外馬券売り場、インターネット投票で馬券を買ってレースを楽しんで頂けたらと思います。笠松競馬場に来場可能な方は、ぜひ生で河内一秀記念とくりーく賞を味わって下さい。今年はコロナ前に行われていたレース後の記念撮影も行われるということですし、田口貫太騎手、柴山雄一(12月31日付で引退)騎手によるトークショー、笠松所属騎手による餅まきなどのイベントも開催される予定ですので来場をお待ちしております。
もちろん、恒例のウマニティ杯くりーく賞開催を記念したプレゼント企画も実施しようと思っています。昨年行われた『第7回ウマニティ杯くりーく賞』の優勝騎手(及川烈騎手)のサイン入り記念ゼッケンを1名にプレゼントさせていただきますので、予想して馬券を買って楽しみつつ、プレゼント企画にも応募してみて下さい(※応募方法詳細は下記)。

今年も、1年間ありがとうございました。


<応募方法>
『第8回ウマニティ杯くりーく賞』のプレゼント企画応募には、まずウマニティの地方競馬予想コロシアムに「予想を登録」(12/31笠松第7Rです)して頂くようお願いいたします。
そのうえで、メッセージにて直接『くりーく』まで、『第8回ウマニティ杯くりーく賞』プレゼント希望の旨お書き添えいただき、送って下さい。※プレゼントは、日本全国どこでも出来る限り直接手渡しでプレゼントさせてもらいたいと考えておりますので、北海道から沖縄まで全国各所からのご応募をお待ちしております。
その際ご意見、ご感想、苦情、馬券自慢などなど、何でも良いのでコメントを入れていただけたらうれしいです。
締め切りは1/10受信分までとさせて頂きます。たくさんのご応募をお持ちしています。また、皆さんから届いたコメントや感想は、今後の予想、コラムの参考とさせていただきます。


ホープフルS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年12月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第9回 ワールド別上位者レビュー~
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 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月4日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第8回 注目馬ランキング上位馬~
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 先週いっぱいで4回中山・4回阪神が終了し、今週末からは4回東京・2回京都が開幕。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎました。ここから先は、12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた争いが繰り広げられる時期。各レースの前哨戦と位置付けられている重賞やオープン特別はもちろん、1勝クラスのレースに回って収得賞金の積み増しを目論む有力馬の動向からも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2023」も最序盤の時期が過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目。仮想オーナー馬の枠が埋まり切ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月2日、来月11月6日、再来月12月4日の計3回を残すのみ。実績馬の追加指名を行うならば、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ仮想オーナー馬の枠が残っている皆さんに向けた参考資料として、今年の2歳戦が開幕した直後の時点における注目POG馬ランキング(2023/06/07 00:00更新)の上位100頭を対象に、各馬の近況をまとめておきます。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は29頭でした。ただし、1位から30位までの30頭中14頭が勝ち上がっている一方で、31位から100位までの70頭を見ると、約2割にあたる15頭しか勝ち切れていません。

●4位 サフィラ(サロミナの2021) 2戦1勝
●7位 マテンロウゴールド(ルールブリタニアの2021) 2戦1勝
●10位 チェルヴィニアチェッキーノの2021) 2戦1勝
●11位 ガルサブランカシャトーブランシュの2021) 1戦1勝
●12位 ラケダイモーン(ラルケットの2021) 3戦1勝
●14位 ダノンエアズロック(モシーンの2021) 1戦1勝
●15位 ウールデュボヌール(サンクボヌールの2021) 2戦1勝
●16位 ボンドガール(コーステッドの2021) 1戦1勝
●17位 シュトラウスブルーメンブラットの2021) 1戦1勝
●19位 ホウオウプロサンゲ(セルキスの2021) 2戦1勝
●23位 レガレイラ(ロカの2021) 1戦1勝
●24位 インビジブルセルフ(アウェイクの2021) 1戦1勝
●26位 フェンダー(プリンセスロックの2021) 3戦1勝
●27位 テラメリタテラノヴァの2021) 2戦1勝
●45位 バスターコール(デグラーティアの2021) 3戦1勝
●47位 ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 1戦1勝
●51位 レイデラルース(カンデラの2021) 3戦1勝
●60位 アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 1戦1勝
●61位 ファーヴェント(トータルヒートの2021) 1戦1勝
●62位 アトロルーベンス(キングスローズの2021) 2戦1勝
●65位 トロヴァトーレ(シャルマントの2021) 1戦1勝
●68位 ダノンキラウェア(レキシールーの2021) 1戦1勝
●69位 カンティアーモリビアーモの2021) 1戦1勝
●71位 ミアネーロ(ミスエーニョの2021) 1戦1勝
●79位 クイックバイオアニメイトバイオの2021) 3戦2勝
●84位 ボルケーノ(スピードリッパーの2021) 1戦1勝
●87位 ルージュスエルテ(リュズキナの2021) 2戦1勝
●88位 ロジルーラー(シェリールの2021) 3戦1勝
●92位 バロン(マイミスリリーの2021) 2戦1勝

 現在のところ、2勝以上をマークしているのはクイックバイオアニメイトバイオの2021)のみです。クイックバイオは未勝利のレースと9月16日のききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を連勝。収得賞金(1000万円)や本賞金(2150万円)もこの馬が単独トップですから、頭ひとつ抜けた存在と言えるでしょう。
 なお、JRAの重賞に出走したことがある馬もウールデュボヌール(サンクボヌールの2021)、バスターコール(デグラーティアの2021)、ロジルーラー(シェリールの2021)の3頭だけで、残念ながら3頭とも当該レースでは6着以下に敗れています。前シーズンもほぼ同様だったとはいえ、上位人気勢が戦績の面でも注目を集めるようになるのはもう少し先。各馬の動向や入札の状況をしっかり観察しておけば、将来有望な手駒を手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭でした。デビュー後のレースで人気を裏切ってしまった馬もいますが、もともと前評判は高かったわけですから、来春までに巻き返してくる馬も何頭かはいるはず。これまでのレースぶりと入札の状況次第では、積極的に狙ってみるのも面白そうです。

●2位 ドゥマイシング(フォースタークルックの2021) 2戦0勝
●5位 シュヴェルトリリエリスグラシューの2021) 1戦0勝
●9位 コンドライトアエロリットの2021) 1戦0勝
●18位 コルレオニス(ヒストリックスターの2021) 1戦0勝
●22位 シトラール(ジンジャーパンチの2021) 2戦0勝
●32位 ローザサンリヴァル(ローザブランカの2021) 2戦0勝
●33位 カズアブディーン(ユードントラヴミーの2021) 1戦0勝
●34位 カルパ(ブチコの2021) 2戦0勝
●36位 グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 1戦0勝
●39位 ソニックライン(ルミナスパレードの2021) 2戦0勝
●40位 エヴァンスウィート(ハルーワスウィートの2021) 2戦0勝
●42位 フランクエフェクト(カーミングエフェクトの2021) 1戦0勝
●43位 エリカエスティーム(メチャコルタの2021) 1戦0勝
●53位 アウェイキング(Waldjagdの2021) 1戦0勝
●55位 マウリノ(マウレアの2021) 2戦0勝
●58位 ソウルアンドジャズ(ナスノシベリウスの2021) 2戦0勝
●59位 シャドフ(シャンブルドットの2021) 2戦0勝
●64位 リンドバーグ(ロベルタの2021) 1戦0勝
●73位 カズヴィトシャ(ボンジュールココロの2021) 2戦0勝
●74位 モスクロッサー(クリスプの2021) 1戦0勝
●77位 キャネル(レッドラヴィータの2021) 3戦0勝
●78位 ミッキースターダム(ベルダムの2021) 2戦0勝
●82位 ベストミーエヴァー(デルフィニア2の2021) 1戦0勝
●83位 ウインマクシマム(コスモアクセスの2021) 1戦0勝
●85位 チェレスタ(カリンバの2021) 1戦0勝
●91位 スカイハイ(タイキオードリーの2021) 2戦0勝
●93位 クォーツァイト(ハニージェイドの2021) 2戦0勝
●95位 ショウナンハウル(リンフォルツァンドの2021) 2戦0勝
●97位 クラッチプレイヤー(ヴァシリカの2021) 1戦0勝
●98位 エリカカリーナ(キャレモンショコラの2021) 1戦0勝
●99位 デルマアートマン(オータムフラワーの2021) 2戦0勝
●100位 グレッソネイ(アドマイヤローザの2021) 2戦0勝

 残る39頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の8頭は10月3日時点で入厩中となっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、動向をしっかりチェックしておきましょう。

●25位 ハミング(ブリッツフィナーレの2021) 0戦0勝
●31位 フォーエバーヤング(フォエヴァーダーリングの2021) 0戦0勝
●37位 フレミングフープ(シーズアタイガーの2021) 0戦0勝
●46位 オールナット(キューティゴールドの2021) 0戦0勝
●52位 シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 0戦0勝
●67位 ガルバナム(アロマドゥルセの2021) 0戦0勝
●80位 ミエノジュピター(サトノジュピターの2021) 0戦0勝
●96位 イゾラフェリーチェ(ケイティーズハートの2021) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●1位 ラファミリアアイムユアーズの2021) 0戦0勝
●3位 シャハザマーン(ドバイマジェスティの2021) 0戦0勝
●6位 ダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021) 0戦0勝
●8位 エリザベスバローズ(イスパニダの2021) 0戦0勝
●13位 ファピオラ(マニーズオンシャーロットの2021) 0戦0勝
●20位 クイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021) 0戦0勝
●21位 アルセナール(サンブルエミューズの2021) 0戦0勝
●28位 フォティーゾ(スキアの2021) 0戦0勝
●29位 スターリングアップソウルスターリングの2021) 0戦0勝
●30位 ベトルス(エスキモーキセスの2021) 0戦0勝
●35位 ジーティーパワー(コールバックの2021) 0戦0勝
●38位 エヴァンジェリーナジェンティルドンナの2021) 0戦0勝
●41位 インクルージョン(インクルードベティの2021) 0戦0勝
●44位 シュネルラウフェン(セリエンホルデの2021) 0戦0勝
●48位 サトノギフテッド(ウィキッドリーパーフェクトの2021) 0戦0勝
●49位 ミスタージーティー(リッスンの2021) 0戦0勝
●50位 ビダーヤ(サマーハの2021) 0戦0勝
●54位 シャイニングソード(Stacelitaの2021) 0戦0勝
●56位 アンフォルメル(アールブリュットの2021) 0戦0勝
●57位 ダイヤモンドレイン(シーウィルレインの2021) 0戦0勝
●63位 キングズブレス(Impedeの2021) 0戦0勝
●66位 馬名未定(シュガーハートの2021) 0戦0勝
●70位 クロノネクサス(クロノロジストの2021) 0戦0勝
●72位 オーデンヴァルト(グリューネワルトの2021) 0戦0勝
●75位 バードウォッチャーアパパネの2021) 0戦0勝
●76位 サトノファントム(ウイングステルスの2021) 0戦0勝
●81位 ギガル(チェリーコレクトの2021) 0戦0勝
●86位 スカイサーベイ(ヴィルジニアの2021) 0戦0勝
●89位 シャンパンポップ(シャンパンルームの2021) 0戦0勝
●90位 エボルヴィング(リリサイドの2021) 0戦0勝
●94位 アルシミスト(ミセスワタナベの2021) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のシャハザマーン(ドバイマジェスティの2021)は、9月下旬にノーザンファームしがらきへ移動し、入厩に向けて調整中とのこと。ラファミリアアイムユアーズの2021)やダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021)あたりもそのうち情報が出てくるでしょうから、引き続き注視しておきたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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シンエンペラーの口コミ


口コミ一覧
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【危険視して妙味】

危:シテフローラル 牡6 58 松山 

前走ホンコン7JCT④着が評価されてのものだろうか、金子オーナーでディープ産駒だからか判らないが、想定④人気は流石に過剰だろう・・、右回りより左回りが良いタイプで、スローからの瞬発戦も良いとは思えない、想定では④人気程度で妙味というほどではないが、本馬は買えない。



【最終予想】

◎プレリュードシチー 牡3 55 津村 

前走大敗は1角での大きな不利や休み明けと考えればノーカウント、京都2歳Sでシンエンペラー・ダノンデサイルと僅差の競馬をしていた馬、この相手なら単勝1倍台でも仕方がないと思っているほどだ、当然オッズ期待値は高く、相手関係を考えるとここで馬券外は考えられない。



〇ウインマイルート 牡5 58 原

小倉2600M戦足立山特別ではトロピカルライトの末脚に屈したが、今回と同舞台の磐梯山特別では先着と、小倉ほど消耗戦にならない福島コースなら本馬を上位とみたい、追ってバテない脚をもっているだけに、原騎手の積極騎乗を期待したい。



△タガノバルコス 牡5 58 丸山

2勝クラスを既に11戦と卒業に手間取ってしまっているも、ローカルを主戦場としてきた馬たちが多いメンバーなら能力上位とも言える存在とみています、奥の細道特別では、今回人気を集めそうなトロピカルライトやシャインユニバンスに先着しているし、

彼らより一列前でレースが出来そうなのも魅力、連対圏なら充分ありそうだ。



※:馬連系としての印は上記の三頭までとしたが、本命に推したプレリュードシチー以外はレベルの低い混戦レースとみているだけに、三連系は人気薄を交えて広く網を張っておきたい。

その馬たちは、パトリックハンサム・トロピカルライト・シャインユニバンス・モネータドーロ・リアレストまで。

 YASUの小心馬券 2024年7月10日(水) 13:19
【有力馬考察】信夫山特別 2024 YASUの小心馬券
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【有力馬考察】

・トロピカルライト 牝4 56 丸田 4.5(危険視候補)

ダイヤモンドSを0.8差⑤着と地力は上位と思えるも、近走は、

10戦中7度の出遅れと、位置取りは後方必至、奥の細道・町田特別と末脚を使っているが届かないレースを続けているのは不安、

今回も逃げ馬不在でスロー濃厚、展開・脚質を考えると、想定①人気は期待値低い、内枠に入ったら危険視濃厚。



・プレリュードシチー 牡3 55 幸 4.6(S評価)

前走大敗は1角での大きな不利や休み明けと考えればノーカウントとすれば、京都2歳Sでシンエンペラー・ダノンデサイルと僅差の競馬をしていた馬、この相手なら単勝1倍台でも仕方がないと思っているほど、当然オッズ期待値は高く、現状は本命候補。



・リアレスト 牡3 55 戸崎 4.8(B評価)

前走の町田特別では②人気とトロピカルライト以上に素質を買われていたが、スローからの瞬発戦はお得意ではないようだ。

ここまでの戦績をみても、33秒台の末脚を使えたことはなく、

速い流れでの持続差しというキャラ、今回も逃げ馬不在でスロー濃厚となると、差し戦法では厳しそうだ、戸崎騎手が先行策を

とり、本馬の持続脚が活きる流れに自ら持ち込めばというところか・・。



・シテフローラル 牡6 58 未定 5.9(危険視候補)

前走ホンコン7JCT④着が評価されてのものだろうか、金子オーナーでディープ産駒だからか判らないが、想定④人気は流石に過剰だろう・・、右回りより左回りが良いタイプで、スローからの瞬発戦も良いとは思えない、人気薄だったとしても、本馬は恐らく買わない。



・シャインユニバンス 牝6 56 石橋 9.2(B評価)

前走大敗は、前残り競馬の中、位置取りが悪すぎた、せめて中団くらいを追走していれば・・・と思っているが、マークしていたのが出遅れたトロピカルライトだったかもしれませんね。

このクラスの安定勢力で、夏女、昨年の②着馬でもあり、巻き返しがあってもおかしくはなく、勝ち負けのイメージはないが、

ノーマークにはしないつもり。



※:レベルが高いとは言えないメンバー構成、展開一つで結果が変わりそうだ、人気上位馬で地力高いといえそうなのは、プレリュードシチーだけなら、現状はここから人気薄馬に流しての馬券で勝負したい。

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 YASUの小心馬券 2024年6月28日(金) 11:42
【最終予想】ラジオNIKKEI賞 2024 YASUの小心馬券
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【展望】

能力でいえば、想定①人気のサトノシュトラーゼが上位と思われるが、昨年のレーベンスティールやフィエールマンという実力馬でも勝ち切れなかったレース、コースだけに、能力よりも内枠から先行できるタイプを重視したい。



【危険視して妙味】

危:ウインマクシマム 55 松岡 

青葉賞⑤着は立派な成績だが、大逃げしたパワーホールの離れた

2番手という絶好のポジションでの結果で評価は微妙、ゆりかもめ賞の逃げ切りも前決着の展開利が大きく、重賞で人気になるほどの能力ではなさそうで、オッズ期待値も低い馬とみている。



危:ショーマンフリート 54 菅原明 

シンザン記念、共同通信杯と重賞連敗も、シンザン記念は終始外を周るロスの多い競馬であった事を考えると及第点、共同通信杯は鋭さ負けならば、今回は福島小回りで瞬発力は要求されないコース、好位から脚を伸ばす脚質も好感でここなら通用しても不思議ないと考えていたが、12頭立てとはいえ大外枠はプラスではなく、③人気想定なら期待値低いといえ、今回は危険視して妙味。



【最終予想】

◎ヤマニンアドホック 54 津村 

父ノヴェリストが嫌われているのか、前走山藤賞の勝利が6頭立ての逃げ切りというのが軽視されているのか想定⑨人気は舐められすぎの感。

キャリア4戦も未だ馬券外はなく、前走こそ逃げ切りも加速ラップでフィニッシュ、それまでは馬群を気にせず差してくる好内容、オッズを考えると期待値高く狙い目充分、枠順も良く、抜けた馬がいない今回は本命で攻めたい。



〇シリウスコルト 56 三浦 

G1 レベルではないが、弥生賞③着、ホープフルS⑥着の戦績は素直に評価すべきで、GⅢなら充分やれる能力があると思っている、競馬の上手いタイプで小回り、内回りでこそとも言える。

福島コースのラジオNIKKEI賞は絶好の舞台と思える。



▲オフトレイル 56 田辺 

ここまでのキャリア6戦で馬券外だったのはアーリントンC0.4差

⑥着だけならここでやれる能力はありそうだが、馬群を捌いて差せるような器用なタイプではなく、福島の小回りで外から差すとなると適性疑問も地力評価。



△サトノシュトラーゼ 56 デムーロ 

青葉賞は直線不利ありながら④着に差し込み、京都2歳Sでは、

シンエンペラー相手に0.1差、ダノンデサイルには先着と重賞級のレベルにあることは間違いないが、ここ2走は先行策を取れておらず、開幕週で前優位の福島コースで差し届かずのイメージも湧いてくる。

出遅れの懸念が常につきまとうミルコ騎乗も不安増大・・・、

そして毎日杯、メイショウタバルの速いペースについていけなかったように見えた追走力を考えると、人気ほどの信頼感は抱けない。



×ミナデオロ 57 西塚 

前走の白百合Sは展開が嵌っての勝利であまり評価はできないが、前半58秒台と流れたレースを好位三番手から抜け出し快勝の未勝利戦は評価できるもの、今回も速い流れが想定できるレースだけに積極競馬で持久戦ならと考えていたが外枠を引いた分割り引く。



×セットアップ 58 戸崎 

朝日杯はジャンタルマンタルと0.5差、札幌2歳Sを制している重賞ウイナーという事を考えれば実績は最上位だが、先行馬が揃った展開や58キロのトップハンデを考えると不安の方が大きいと思うも絶好の内枠、戸崎騎手でこの人気なら抑えておく。



×ジュンゴールド 54 荻野極

気性的な問題があってか、近走の成績からは手を出しにくいが、

京成杯で本命に推した馬、素質は未だ見限れなく拾っておきたい。

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コメント一覧
2:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2024年4月7日() 21:31:29
戦績 4戦[2-2-0-0]
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年3月1日(金) 15:54:37
弥生賞2024
ホープフルSはレガレイラの鬼脚に屈するも、結果論だが早めに抜け出した分の差で勝ちに等しい競馬だったように思っています。
実績はここなら最上位で人気も致し方ないが、不安は気性面に怪しい部分がまだ残っている現状での騎手変更とスローの瞬発戦になりそうな今回は持ち味活きるか微妙で相手まで。

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2024年5月26日東京優駿 G13着
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