ナナオ(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
POGウォッチリストに登録すると、ウマニティPOGのPOGリストに追加できます。
今すぐ会員登録
ナナオ
ナナオ
ナナオ
写真一覧
現役 牝3 鹿毛 2021年4月16日生
調教師小栗実(栗東)
馬主増田 和啓
生産者二風谷ファーム
生産地平取町
戦績 8戦[3-2-1-2]
総賞金6,700万円
収得賞金2,800万円
英字表記Nanao
血統 ロードカナロア
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
レディブラッサム
バイザディンプル
血統 ][ 産駒 ]
オルフェーヴル
バイザスポーツ
兄弟
市場価格
前走 2024/06/30 TV西日本北九州記念 G3
次走予定

ナナオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/30 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 187145.926** 牝3 52.0 和田竜二小栗実 434
(-2)
1.08.4 0.535.3⑦⑧ピューロマジック
24/05/25 京都 11 葵ステークス G3 芝1200 1871412.363** 牝3 55.0 和田竜二小栗実 436
(+14)
1.07.3 0.233.8ピューロマジック
24/02/25 阪神 10 マーガレット (L) 芝1200 11445.121** 牝3 56.0 和田竜二小栗実 422
(0)
1.09.4 -0.435.1ピューロマジック
23/12/10 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 1871533.5812** 牝2 55.0 西村淳也小栗実 422
(-2)
1.33.7 1.135.4アスコリピチェーノ
23/10/15 京都 8 もみじS OP 芝1400 6222.421** 牝2 56.0 西村淳也小栗実 424
(+12)
1.23.2 -0.233.8フェンダー
23/07/15 函館 11 函館2歳S G3 芝1200 155913.962** 牝2 55.0 西村淳也小栗実 412
(+2)
1.11.8 0.136.8ゼルトザーム
23/07/01 函館 1 2歳未勝利 芝1200 9222.811** 牝2 53△ 佐々木大小栗実 410
(+2)
1.11.1 -0.535.7ラヴオントップ
23/06/17 函館 5 2歳新馬 芝1200 14699.152** 牝2 53△ 佐々木大小栗実 408
(--)
1.11.1 0.136.0④④コルルディ

ナナオの関連ニュース

◆丸山騎手(ヨシノイースター2着)「いい形になりましたし、4コーナーの感じではつかまえられそうな感触でしたが、最後は同じ脚いろになってしまいました」

◆国分恭騎手(モズメイメイ3着)「スタートを上手に出せませんでしたが、ペースが流れてインを立ち回ることができました。ゲートが悔やまれます」

◆田口騎手(カンチェンジュンガ4着)「道中は速いペースでしたが、脚はたまっていました。重賞でもやれる力はあると思います」

◆小沢騎手(ショウナンハクラク5着)「折り合いが課題と聞いていましたが、力むことなく運ぶことができました。この条件でも力を出せたと思います」

◆和田竜騎手(ナナオ6着)「もう一列前の位置を取りたかった。直線で伸びていますが、流れが速かったです」

◆石橋調教師(メイショウソラフネ7着)「ジョッキーの話では『ちょっとノメっていた』と。思った以上に馬場が良くなかったようだが、よく頑張ってくれた」

◆幸騎手(ヤクシマ8着)「展開ひとつで来られそうでした」

◆角田河騎手(エイシンスポッター9着)「返し馬から前走ほどの行きっぷりを感じませんでした。1200メートルのハイペースに対応できなかったです」

◆西村淳騎手(バースクライ10着)「枠のせいにはしたくないけど、枠がしんどかったですね。外々を回らされる形になってしまいました」

◆松本騎手(ディヴィナシオン11着)「ゲートで待たされてタイミングが合わず、スタートが決まりませんでした。それでも、しまいは脚を使ってくれています」

◆永島騎手(トゥラヴェスーラ13着)「開幕週だったので出していきましたが、周りも速くてこのポジションに。早めに踏んでいきましたが、加速できませんでした」

◆坂井騎手(グランテスト14着)「レース前から後ろ向きな面が出ていました。レースでも外に逃げようとして脚がたまりませんでした。決して力負けではないと思います」

◆小崎騎手(メディーヴァル15着)「うまく立ち回れていればそんなに差はなかったかと思いますが、中途半端な騎乗になってしまいました」

◆団野騎手(ジャスパークローネ16着)「スタートのタイミングが合わず、ゲートに突進してしまいました。五分にスタートを切れていれば…」

◆松若騎手(ペアポルックス17着)「スピード負けはしませんでしたし、思っていたよりいい位置で競馬できましたが、途中から苦しくなって内にモタれてしまいました。まだ先のある馬ですし、仕切り直しです」

【北九州記念2024】有名人の予想に乗ろう! 大久保先生、鈴木淑子さんなどズラリ!競馬通の芸能人・著名人が全力ジャッジ! 2024年6月30日() 05:30


【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑯ヨシノイースター
○⑫ピューロマジック
▲⑨ペアポルックス
△⑭ナナオ
△③サーマルウインド
△④グランテスト
△⑪ジャスパークローネ

【鈴木淑子】
◎⑨ペアポルックス
馬連BOX
サーマルウインド
トゥラヴェスーラ
ペアポルックス
ピューロマジック
ナナオ

【林修】
注目馬
ナナオ

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑨ペアポルックス

【林健(ギャロップ)】
◎⑧トゥラヴェスーラ

【恋さん(シャンプーハット)】
◎③サーマルウインド

【てつじ(シャンプーハット)】
◎⑪ジャスパークローネ

【浅越ゴエ】
◎⑭ナナオ

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑯ヨシノイースター

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑭ナナオ

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑱バースクライ

【永見大吾(カベポスター)】
◎⑯ヨシノイースター

【長岡一也】
◎⑭ナナオ
○⑨ペアポルックス
▲⑫ピューロマジック
△③サーマルウインド
△⑪ジャスパークローネ
△⑯ヨシノイースター
△⑱バースクライ

【原奈津子】
◎⑨ペアポルックス
○⑭ナナオ
▲⑦モズメイメイ

【皆藤愛子】
◎③サーマルウインド
単勝・複勝

ワイド流し
③-⑥⑭

【舩山陽司】
◎⑨ペアポルックス
3連複フォーメーション
⑨-④⑫⑭-①③④⑩⑪⑫⑭⑯⑱

【川島明(麒麟)】
注目馬
ジャスパークローネ

【粗品(霜降り明星)】
◎⑩エイシンスポッター
ワイド流し
⑩-①⑨⑪⑫⑱
3連複2頭軸流し
⑩-③-①④⑨⑪⑫⑭⑯⑱
⑩-⑭-①③④⑨⑪⑫⑯⑱
ワイド
ジャスパークローネ-⑫ピューロマジック

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑩エイシンスポッター

【キャプテン渡辺】
◎⑬カンチェンジュンガ
単勝

馬連流し・ワイド流し
⑬-⑫⑭

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑨ペアポルックス

【盛山晋太郎(見取り図)】
注目馬
テイエムスパーダ

【リリー(見取り図)】
注目馬
ピューロマジック

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑱バースクライ
ワイド流し・馬単流しマルチ
⑱-①②③⑤⑨⑫⑬

【じゃい(インスタントジョンソン)】
注目馬
バースクライ
ピューロマジック
ナナオ
グランテスト

【成瀬琴】
注目馬
トゥラヴェスーラ

【三谷紬】
注目馬
グランテスト

【守永真彩】
◎③サーマルウインド
3連複1頭軸流し
③-④⑨⑩⑫⑭⑯

【杉本清】
注目馬
ペアポルックス

【三代目 中村福之助】
◎⑭ナナオ

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑨ペアポルックス

【酒井一圭(純烈)】
◎⑭ナナオ

【稲富菜穂】
◎⑯ヨシノイースター

【小泉恵未】
◎⑭ナナオ

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑭ナナオ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑨ペアポルックス

【目黒貴子】
◎⑪ジャスパークローネ

【木和田篤】
注目馬
バースクライ

【藤原菜々花】
注目馬
ナナオ

【中野雷太】
◎③サーマルウインド

※順不同

[もっと見る]

【北九州記念2024】逃げ馬の作る展開から推理 変則開催の開幕週、道悪になるとどうなるか? 2024年6月29日() 17:00


北九州記念は小倉芝1200mで施行されるハンデ戦のG3。

例年の8月から6月最終週へ、加えて夏の開幕週へ移行した。同じように変則開催によって夏の小倉開幕週に組まれたレースに、2021年と2022年のCBC賞がある。この2年ではいずれも軽斤量馬の逃げ切りが決まり、かつ2年連続レコードが更新された。

この履歴から、前に行ける斤量の軽い馬を狙いたくなるが、どうも小倉競馬場は週末の天気が怪しい。馬場はどの程度持ちこたえるのか、あるいは道悪と割り切るか否かで狙い馬はがらっと変わりそう。データは過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は[1-1-1-7]。小倉のスプリント戦という意味では、もうひとつな気もするが、脚質別成績はやはり前有利に出る。

▼脚質別成績
逃げ 10.0% 20.0% 30.0%
先行 10.0% 22.5% 27.5%
中団 5.5% 9.6% 15.1%
後方 2.0% 4.1% 8.1%
※数字は左から勝利・連対率・複勝率

逃げ馬の内訳も見ると、逃げ粘った馬は2020年以降に偏っている。

2023年 5番人気1着 ジャスパークローネ
2021年 2番人気3着 モズスーパーフレア
2020年 1番人気2着 モズスーパーフレア

2回は2020年の高松宮記念1着馬モズスーパーフレアだから、単純に強い馬が残ったと見ればそれまでかもしれない。一応、施行条件の違いに目を向けてみると、2019年までは開催8日目、2020年以降は開催4日目だった。

やや強引な気もするが、考えようによっては、馬場コンディションの良い開催前半に逃げ馬が粘ったともとれる。となれば、第3回小倉2日目の今年は当然逃げ馬に追い風。良馬場であれば素直にピューロマジックジャスパークローネを買えばいいか。

小倉芝1200mのスタートは、2コーナーのポケットにある。この地点はコースの最頂部にあたるため、先行争いは下りながら行われる。さらに、3コーナーまでは479mと長く、必然的にテンは速くなる。

3、4コーナーも角度のきつい下り、最後の直線は平坦291m。スピードの出やすい形状で、夏の野芝の開幕週だとその傾向が助長される。

逃げ争いはピューロマジックジャスパークローネで行われそう。ピューロマジックは前走葵Sのテン1ハロン11秒7。フルゲートの8枠17番から楽にハナを切っており、かなりスタートが速い。

一方、ジャスパークローネは昨年のCBC賞(中京)・北九州記念を逃げて連勝。その北九州記念では、テン1ハロンを11秒6で入った。続くスプリンターズSでもハナ、内の同型テイエムスパーダをまったく問題にしなかった。

2頭が離れた枠に収まれば、どちらかが譲るという目があったかもしれない。ところが、この2頭が6枠に並んだ。ゲートの良さならピューロマジックに分がありそうなものの、ジャスパークローネ陣営は「自分の形でどこまでやれるか」と引く気はなさそう。

タフな馬場を想定するなら、オーバーペースでほかの馬にもチャンスはないか。

ナナオ。稍重以上だと[3-1-0-0]と底を見せず、キャリア7戦中4戦が稍重以上と、雨女というか雨牝馬でもある。前走の葵S3着は、勝ち時計1分7秒1の高速決着となり、ピューロマジックに逃げ切りを許したものの、2走前のマーガレットSでは、重発表の馬場のなか、番手から2馬身1/2差突き放している。そのレースでは、ピューロマジックより1キロ斤量が重かったが、今回は1キロ軽くなる。7枠14番と外めの枠を引いたが、上手く立ち回ってほしい。馬券は◎の単複。

[もっと見る]

【北九州記念2024】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からは川田将雅騎手騎乗のサーマルウインドから 2024年6月29日() 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
日曜重賞の北九州記念(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の北九州記念の舞台となる小倉芝1200mは、コーナーを2つ回り最後の直線が短いフラットなコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性70%、トラック適性30%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出した北九州記念全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ③サーマルウインド  17.05%
2 ⑭ナナオ       9.47%
3 ⑱バースクライ    8.99%
4 ④グランテスト    8.95%
5 ⑯ヨシノイースター  7.14%
6 ⑫ピューロマジック  6.68%
7 ⑤メイショウソラフネ 6.22%
8 ⑨ペアポルックス   5.27%
9 ⑩エイシンスポッター 5.03%
10 ⑬カンチェンジュンガ 4.38%
11 ①ディヴィナシオン  3.73%
12 ⑥ヤクシマ      3.36%
13 ⑰メディーヴァル   3.27%
14 ⑪ジャスパークローネ 3.13%
15 ⑦モズメイメイ    2.77%
16 ⑮ショウナンハクラク 1.83%
17 ⑧トゥラヴェスーラ  1.69%
18 ②テイエムスパーダ  1.04%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(18頭立ての場合は5.56%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回の北九州記念では上位7頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

③>>>>⑭⑱④>⑯⑫⑤

ご覧の通りサーマルウインド川田将雅)が2位に7.58差を付けて勝率予測では抜けた1位と相成りました。ナナオ以下3頭の2位グループとヨシノイースター以下3頭の3位グループと綺麗に3つのグループを構成する図式となります。馬券はサーマルウインドから2位グループを厚めに、馬券対象馬7位までの馬単流し計9,000円(6点)で勝負いたします。

【劉備の北九州記念勝負馬券】
馬単ながし
③→④⑭⑱
3点×各2,000円=6,000円

馬単ながし
③→⑤⑫⑯
3点×各1,000円=3,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
**************************************

[もっと見る]

【北九州記念2024】重賞データ分析 5項目チェックすべてクリアは、ナナオ、グランテストなど5頭 2024年6月29日() 12:00


【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、下は3歳、上は7歳までとなっている。ただし、3歳の連対(2着以内)は、斤量52キロ以下の牝馬だけ。6~7歳の2着連対圏入りは、前走OPクラス3着以内からの臨戦馬、もしくは前年2着好走のリピーターに限られる。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ディヴィナシオン ⑧トゥラヴェスーラ ⑨ペアポルックス ⑫ピューロマジック ⑰メディーヴァル

【前走距離】
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、芝1000m、芝1200m、芝1400mの3組に集約される。なお、芝1400m組の好走(3着以内)は、前走1番人気1着からの臨戦馬のみ。気にとめておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
ヤクシマ ⑩エイシンスポッター

【前走馬体重】
前走国内組の前走馬体重に関しては、牡・せん馬が460キロ以上、牝馬は430キロ以上が理想。2014年以降、この条件を満たしていなかった前走国内組は、いずれも3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
メイショウソラフネ

【近走成績】
2014年以降、前走でタイム差0秒8以上の敗退を喫していた馬が、当レースで2着連対圏を確保したケースはゼロ。また、前走重賞1着馬を除くと、近2走内に芝のレースで、タイム差1秒0超の敗退歴がある馬の2着連対圏入りも皆無となっている。該当馬は評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
テイエムスパーダ ⑥ヤクシマ ⑦モズメイメイ ⑧トゥラヴェスーラ ⑪ジャスパークローネ ⑮ショウナンハクラク

【距離実績】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭は芝1200m戦での1着歴、もしくは芝1200mの重賞で2着に好走した経験があった。例外は芝1200m戦の出走経験がなかった、2023年の2着馬ママコチャだけ。芝1200m戦の出走歴がありながらも、先述した条件をクリアしていない馬は、疑ってかかったほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
サーマルウインド ⑰メディーヴァル


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、④グランテスト、⑬カンチェンジュンガ、⑭ナナオ、⑯ヨシノイースター、⑱バースクライの5頭。

トップには、⑭ナナオを推す。2014年以降、牝馬は【6.6.6.59】。そのなかでも、重賞昇格後の葵Sで3着以内の好走歴を持つ3歳牝馬は【1.1.1.2】と、高確率で馬券(3着以内)に絡んでいる。有力視したい1頭だ。

過去10年、前走1着馬は【4.8.2.23】。それに該当する、④グランテストを2番手にピックアップ。以下、⑬カンチェンジュンガ、⑯ヨシノイースター、⑱バースクライらが続く。

<注目馬>
ナナオ ④グランテスト ⑬カンチェンジュンガ ⑯ヨシノイースター ⑱バースクライ

[もっと見る]

【北九州記念2024】レーティングとモノサシで考える 賞金は実力の証! ディヴィナシオンを中心視 2024年6月28日(金) 18:00


今週日曜小倉競馬場のメイン競走はテレビ西日本賞北九州記念。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

110 グレイイングリーン
(回避)、ジャスパークローネ
109 ヨシノイースター
108 エイシンスポッターサウンドビバーチェ
(回避)、モズメイメイ
107 テイエムスパーダ
106 トゥラヴェスーラピューロマジックペアポルックス
105 ナナオバースクライ
104 ショウナンハクラク
102 サーマルウインドディヴィナシオン
101 メイショウソラフネロードベイリーフ
(回避)
100 メディーヴァルリプレーザ(回避)
99 カンチェンジュンガ
96 ヤクシマ
95 スリーパーダ
(回避)
(以下格付なし)

北九州記念における例年の勝ち馬レーティングは98~112と幅広く、ハンデ戦らしく難解。加えて、開催日程も昨年まで8月下旬だったものが6月下旬へ移行となったため、今年は去年までとは別のレースと考えたほうが良さそうだ。難解なメンバーだが、比較は106以上のうち回避馬2頭を除いた8頭を中心に行っていくこととした。

第2のモノサシはエイシンスポッター。同馬は昨年から今年にかけCBC賞、セントウルステークス、スプリンターズステークス京阪杯に出走したが、ここで上位馬たちと対戦している。各馬の斤量と着差を以下にまとめてみた。

CBC賞…エイシンスポッター→57.5kgで6着 ジャスパークローネ(1着・55kg・-0.6秒) テイエムスパーダ(8着・55kg・+0.1秒) ヨシノイースター(10着・56kg・+0.4秒)
セントウルステークス…エイシンスポッター→57kgで7着 テイエムスパーダ(1着・55kg・-0.5秒)
スプリンターズステークスエイシンスポッター→58kgで11着 ジャスパークローネ(4着・58kg・-0.3秒) テイエムスパーダ(14着・56kg・+0.5秒) モズメイメイ(16着・54kg・+0.8秒)
京阪杯エイシンスポッター→57kgで3着 トゥラヴェスーラ(4着・57kg・同タイム) モズメイメイ(12着・55kg・+0.5秒)

テイエムスパーダは成績に波があるが、好走したのは逃げた時だけで、敗れたレースではジャスパークローネに先手を取られている。今回ジャスパーが逃げればテイエムは2番手からのレースでチャンスは少ない。また、モズメイメイは明らかに力不足。今回斤量はジャスパークローネが58.5kg、エイシンスポッタートゥラヴェスーラはともに58kg。エイシンスポッターも他の2頭もこの斤量で確実に走るレベルではなく、第2のモノサシ比較で登場した全馬をマイナス評価としたい。

第3のモノサシは「総賞金」。本欄ではよく使う指標の一つだが、今回は本当に予想が難しいので、兎にも角にも賞金を稼いでいるのは? という目線で比較してみた。以下は総賞金の多い順に登録馬を上から5頭並べた結果だ。

トゥラヴェスーラ(2億5062万円) ジャスパークローネ(1億8045万円) テイエムスパーダ(1億4111万円) エイシンスポッター(1億2850万円) ディヴィナシオン(1億2531万円)

浮上したのはディヴィナシオン。レーティング数値では下位で、人気もさほど背負わなさそう。近走の着順からも狙い頃だ。

諸々の比較から本命◎はディヴィナシオン。相手が全く読めないので印は一頭。馬券は、◎から斤量54kg以下の出走全馬に馬連、馬単、ワイドで勝負だ。

【モノサシ比較による注目馬】 
ディヴィナシオン

モノサシの正誤判定は6/30(日)だ。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ナナオの関連コラム

閲覧 1,300ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月10日(日) 阪神11R 第75回阪神ジュベナイルF(2歳牝馬G1・芝1600m)


☆『過去5年(2018年~2022年)のダイジェスト』は👉こちら👈

【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ファンタジーS 京都芝1400m(レース映像)> 中4週

カルチャーデイ(1着 420kg(-2kg))<C>
1週前追い切りでは併せて先着。ただパドックでせかせか歩くところがあり、小柄で力強さもないので距離は短いほうが良さそう。

ドナベティ(2着 422kg(-2kg))<D>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
小柄な馬でパドックでもイレ込むところがあり、距離延長はマイナスになりそう。この中間、追い切りでは好時計も出ているが力強さがなく時計ほどの伸びはない。

シカゴスティング(3着 428kg(±0kg))<B>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
休み前は使い詰めもあって乗り込めないところがあったが、前走は休み明けでCWを長めからしっかり追われていて仕上がりは良さそうだった。この中間も1週前に長めから強めに追われていてスピード感のある走りで状態は良さそう。ただパドックでのイレ込みがキツくなってきているので、直前は馬なりで落ち着かせた内容のほうが良い。

クイックバイオ(4着 478kg(-2kg))<C>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
前走時のパドックでは珍しく気負い気味なところがあって、そのあたりが影響したのかスタートでは立ち上がる感じで出負けしてしまった。この中間も坂路で乗り込まれて良い時計は出ているが、走りを見るとやや硬さが感じられた。


<前走:萩S 京都芝1800m> 中5週

ルシフェル(1着 488kg(+6kg))<C>
まだバランスよく体を使いこなせていないが素質で2連勝。これまでは1週前に強めに追われていたが、この中間は馬なりでの調整で一連の内容からは平行線まで。

ビーグラッド(2着 444kg(±0kg))<C>【抽選対象馬】
まだ幼い面を見せるところのある馬で、前走時この中間と坂路での調整に変えてきている。捌きは悪くないがまだ力強さに欠ける走り。


<前走:白菊賞 京都芝1600m> 中1週

プシプシーナ(1着 414kg(+4kg))<D>
かなり小柄な馬で、前走時はパドックで落ち着きがあったものの馬体は新馬戦時よりも小さく見えた。今回中1週では馬体キープまで。

スウィープフィート(2着 464kg(±0kg))<B>【抽選対象馬】
パドックでイレ込む馬で、前走時は好馬体も2人引きでうるさい面を何とか抑えられていてギリギリという感じ。速い時計が出る馬だが直前は馬なりで良いくらい。中1週で日曜日に軽めに乗られている。

ヒヒーン(3着 462kg(-4kg))<C>【抽選対象馬】
前走時、パドックでは好印象を覚えたが調教では使われつつ時計が悪くなっていた。ここも中1週ではまともに追えず上積みはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

コラソンビート(京王杯2歳S:1着 芝1400m 442kg(+8kg) 中4週)<C>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
デビュー前からプール調教の多い馬で、前走馬体が増えていたがトモが甘くどちらかというとスピードの勝った馬。この中間は輸送で馬体が減るため1週前は強めに追われておらず、右回りの走りもやや物足りない動き。

アスコリピチェーノ(新潟2歳S:1着 芝1600m 472kg(+8kg) 3ヶ月半)<A>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
新潟2歳Sからの休み明けでこの中間は坂路でも速い時計が出ている。もともと速い時計の出ていた南Wでも、2週前,1週前と強めに追われて好時計。動きを見ると右回りで終い時計ほどは伸びきれていない感じも、状態は良さそう。

ナナオ(もみじS:1着 芝1400m 424kg(+12kg) 中7週)<C>
かなり小柄な馬だが道悪でも好走していて、パドックでもおっとりしているので距離延長は問題なさそう。ただこの中間は、坂路での時計がかかっていて前走時と比べると物足りない内容。

コスモディナー(クローバー賞:1着 芝1500m 468kg(+2kg) 3ヶ月半)<A>
ここ2戦、パドックではうるさい面を見せるようになってきているが、力強い走りをする馬。レースでは前半行きたがる面を見せたり、直線では内にモタれたりと修正したいところはまだあるが、デビュー前から追い切りには松岡騎手が毎回騎乗しており、この中間の1週前追い切りでも内にモタれるところを修正しながらの調整を続けている。このあたりは人馬の信頼関係ができている様子。速い時計も連発していて状態は良く、前走からの上積みもありそう。

サフィラ(アルテミスS:2着 芝1600m 442kg(-4kg) 中5週)<A>
☆『前走時の追い切り』は👉こちら👈
使われつつ良くなってきている馬で、前走時は馬体のバランスも良くなっていた。この中間も1週前にはCWを長めから終い好時計が出ていて、好状態だろう。

ボンドガール ※回避

キャットファイト(アスター賞:1着 芝1600m 438kg(±0kg) 3ヶ月)<C>
パドックでは落ち着いている馬で、この中間は休み明けで乗り込み豊富。輸送があるので1週前にビッシリ追われている。ただ、時計は出ているが内めを走ってのもので、追われている割に伸び脚もやや物足りなかった。

ステレンボッシュ(赤松賞:1着 芝1600m 472kg(±0kg) 中2週)<D>
モッサリしている馬でキビキビしたところがなく、追い切りでも目立つ時計はなく動きも平凡。

スプリングノヴァ(サフラン賞:1着 芝1600m 394kg(±0kg) 中9週)<B>
かなり小柄な馬で使い込めないところがあり、前走から間隔を空けてしっかり乗り込まれている点は良い。1週前追い切りの動きを見ても、大外を回って終いの伸びも良く仕上がりは良さそう。

アトリウムチャペル(新馬戦:1着 芝1400m 420kg 中6週)<D>【抽選対象馬】
新馬戦時の追い切りでは強めに追われて速い時計を出していたが、この中間は控えめな内容ばかり。今回は長距離輸送も控えており、小柄な馬でなかなか強く追えない面があるのかもしれない。

タガノエルピーダ(新馬戦:1着 芝1600m 440kg 中7週)<B>【抽選対象馬】
前走時の追い切りでも坂路で好時計が出ていたが、この中間も2週前,1週前と坂路で好時計をマーク、併せ馬でも先着。動きを見るとまだ迫力がある感じではないが、状態面は引き続き良好。

ニュージェネラル(新馬戦:1着 芝1400m 456kg 中5週)<D>【抽選対象馬】
前走時も特に目立って良い時計が出ていた訳ではないが、この中間も時計的には変わらず。土曜追いの厩舎でそこで2週連続併走遅れも続き良い状態とは言えない。

ブルーアイドガール(新馬戦:1着 芝1600m 430kg 中6週)<A>【抽選対象馬】
デビュー前の追い切りでは、併走遅れがなく古馬のオープン馬に先着していて能力のあるところを見せていた。土曜追いの厩舎でこの中間は2週連続土曜日に併せて先着。時計も優秀で前走からのさらなる上積みにも期待感あり。

テリオスルル(東京スポーツ杯2歳S:10着 芝1800m 466kg(+4kg) 中2週〕<D>【抽選対象馬】
新馬戦のパドックでは気合も乗って締まった好馬体だったが、使われるごと馬体がモッサリしてきていて良く見えなくなっている。ここ2戦、中間の追い切り本数が少なめというあたりも影響しているのかもしれない。

ミライテーラー(オキザリス賞:3着 ダ1400m 470kg(±0kg) 中3週〕<D>【抽選対象馬】
芝で走っていない点は大きなマイナス材料となる。状態面に関しては、前走時に坂路でマークした好時計と比べるとこの中間は平凡な時計が並び、芝替わりで買いたくなるほどの魅力はない。

メイショウゴーフル(野路菊S:2着 芝1800m 482kg(-2kg) 中10週)<D>【抽選対象馬】
間隔が空き乗り込み量は豊富も、強めに追われているところがなくその点物足りない。

ラヴァンダ(未勝利戦:1着 芝1400m 476kg(+12kg) 中1週)<C>【抽選対象馬】
この中間は中1週で軽めの調整。1600mは少し長い感じもするが、お祖母さんがこのレース3着馬。ただ、まだ勝ち切るまでの力は感じられず。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスコリピチェーノコスモディナーサフィラブルーアイドガールの4頭をあげておきます。


◇今回は、阪神ジュベナイルF編でした。
12月に入るとJRAでは難解な2歳のG1レースが3つあり、特に今週のジュベナイルFは小柄な牝馬がいたり、短い距離を使ってきて出走してくる馬がいたり、休み明けで使ってくる馬もいたり、おまけに登録頭数も毎年多く抽選で出走できない馬も多くなったりと、G1レースの中でも特に予想しにくいレースなのではないかと思います。ただ、難しいレースであるからこそ1頭1頭念入りに見つめていくことで、ほかの人が見つけられないような1頭を見つけられる可能性も秘めています。抽選で除外された馬もいずれは他のレースに使うことになりますし、その時に狙える馬であればそこで買えば良いだけのこと。分からないレースほど、冷静にじっくりと予想することが、予想的中へのいちばんの近道ではないかと思います。


※阪神JF出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


登録済みの方はこちらからログイン

2023年12月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第9回 ワールド別上位者レビュー~
閲覧 2,922ビュー コメント 0 ナイス 3

 早いもので、2023年も師走に突入しました。今週以降は12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、2歳G1が立て続けに施行されます。当然ながら、この前後で「ウマニティPOG 2023」のランキングは大きく変動するはず。今シーズン最初の山場と言えるでしょう。
 ちなみに、今後も入札は毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月4日が最後。主役級と目されているような実績馬や素質馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。ただし、あえて枠を空けておき、年明け以降に台頭してきた大物を狙うというのもひとつの手。今のうちにシーズン後半の立ち回りをイメージしておきたいところです。
 今回は、12月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。指名戦略の見直しを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 なお、2023年の、JRAの、2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月3日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】コラソンビート(ルシェルドールの2021) 6130万円
【2位】シュトラウスブルーメンブラットの2021) 5350万円
【3位】ジャンタルマンタル(インディアマントゥアナの2021) 4520万円
【4位】シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 4020万円
【4位】ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 4020万円
【6位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2021) 3940万円
【6位】セットアップ(スリーアローの2021) 3940万円
【8位】ゼルトザーム(ロザリウムの2021) 3820万円
【8位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2021) 3820万円
【10位】チェルヴィニアチェッキーノの2021) 3740万円
【11位】ドナベティ(ドナルチアの2021) 3680万円
【12位】ナナオ(バイザディンプルの2021) 3640万円
【13位】カルチャーデイ(ラルティスタの2021) 3620万円
【14位】オーキッドロマンス(エキナシアの2021) 3335万円
【15位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2021) 3060万円
【16位】コスモディナー(コスモミールの2021) 2960万円
【16位】エトヴプレ(Nahoodhの2021) 2660万円
【18位】シリウスコルト(オールドフレイムの2021) 2630万円
【19位】アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 2590万円
【20位】ルシフェル(アルアリングスターの2021) 2540万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ヘニーヒューズとロードカナロア(各2頭)だけ。どちらの代表産駒も短距離やダートのレースを主戦場としている馬でしたから、来春のクラシック戦線を席巻しそうな種牡馬は今のところ見当たらない――と言って良いでしょう。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなった分、指名馬選びの難度は急激に上がっている印象です。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、3億2712万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ダノンエアズロック(モシーンの2021)が10月21日のアイビーステークス(2歳オープン・東京芝1800m)を、シュトラウスが11月18日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)を制しました。この2頭はいずれも第1回入札で獲得に成功した馬。シュトラウス朝日杯フューチュリティステークスでも人気を集めそうですし、今後もしばらくは首位争いの中心となるのではないでしょうか。
 425万円差の2位につけているのは中(ナカ)さん。こちらはコラソンビートが11月4日の京王杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1400m)を、チェルヴィニアが10月28日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝っています。ちなみに、コラソンビートを獲得したのはデビュー戦後の第4回入札。そこから3連勝で重賞ウイナーの座に上り詰めたわけですから、お見事というほかありません。

 G1ワールドは2億9318万円を獲得している長澤まさみさんがトップ。出世頭は10月7日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)を制したゴンバデカーブースです。既に指名した20頭すべてがデビューを果たしており、うち13頭が勝ち上がっているという層の厚さも見逃せないところ。年末にかけてさらに獲得ポイントを伸ばしてきそうな印象を受けました。

 G2ワールドは2億9067万円を獲得しているHALLさんがトップ。コラソンビートを第1回入札で指名し、獲得賞金が1.5倍となる筆頭オーナーの立場を手に入れています。筆頭オーナーになれるのは、各ワールドで最初の仮想オーナーとなったプレイヤーであり、複数いる場合は落札額が高い順、それも同じ場合は入札時間が早い順で決定。優勝争いにおいては大きなアドバンテージとなりますから、チャンスがあったら積極的に狙っていきましょう。

 G3ワールドは2億4873万円を獲得しているサイレントナイト翔さんがトップ。こちらも筆頭オーナーであるジャンタルマンタルが11月11日のデイリー杯2歳ステークス(2歳G2・京都芝1600m外)を制しました。第2回以降もこまめに入札を続け、少しずつ指名馬のラインナップを増やしている点も特徴的。最終的な結果が楽しみです。

 オープンワールドは1億8883万円を獲得しているゴッドキングさんがトップ。筆頭オーナーとなったイーグルノワールアルティマブラッドの2021)は11月22日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を勝っています。さまざまなパターンで獲得ポイントを伸ばしたプレイヤーが各ワールドの首位に君臨していることからも、今シーズンの序盤はやや波乱の展開だったと言えそう。まだ多くのプレイヤーに優勝の目が残っていると見て良いのではないでしょうか。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

[もっと見る]

2023年9月6日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第7回 ワールド上位者考察~
閲覧 1,591ビュー コメント 0 ナイス 4

 およそ3か月に渡る夏季競馬シーズンが先週末をもって終了。今週末からは4回中山と4回阪神が開幕し、秋季競馬シーズンに突入します。
 7月15日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)ではゼルトザーム(ロザリウムの2021)が、8月27日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)ではアスコリピチェーノ(アスコルティの2021)が、9月2日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)ではセットアップ(スリーアローの2021)が、9月3日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)ではアスクワンタイム(ディープインアスクの2021)が、それぞれ優勝を果たしました。この重賞4鞍を含む計179レースが施行されたことにより、各ワールドのランキングにも動きが出てきたところです。
 今回は、9月3日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみたいと思います。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されていますし、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とするべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2023年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月3日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】アスクワンタイム(ディープインアスクの2020) 3940万円
【1位】セットアップ(スリーアローの2020) 3940万円
【3位】アスコリピチェーノ(アスコルティの2020) 3820万円
【3位】ゼルトザーム(ロザリウムの2020) 3820万円
【5位】コスモディナー(コスモミールの2020) 2960万円
【6位】ドナベティ(ドナルチアの2020) 2480万円
【7位】コラソンビート(ルシェルドールの2020) 2330万円
【7位】シカゴスティング(マルチスクリーンの2020) 2330万円
【9位】エコロヴァルツ(プティプランセスの2020) 2320万円
【10位】テイエムチュララン(テイエムチュラサンの2020) 2120万円
【11位】ナナオ(バイザディンプルの2020) 2040万円
【12位】ショウナンマヌエラ(ダイアゴナルクロスの2020) 1920万円
【12位】パワーホール(ストロベリーズの2020) 1920万円
【12位】ミルテンベルク(ペルレンケッテの2020) 1920万円
【15位】スカイキャンバス(アポロフィオリーナの2020) 1900万円
【16位】レガテアドール(レグルドールの2020) 1660万円
【17位】キャンシーエンゼル(ヴォルドニュイの2020) 1500万円
【17位】ギャンブルルーム(シャンデリアハウスの2020) 1500万円
【17位】クリーンエア(シルヴァンソングの2020) 1500万円
【20位】アトロルーベンス(キングスローズの2020) 1360万円

 上位10頭はすべて異なる種牡馬の産駒。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこともあり、混戦模様に拍車がかかった印象です。
 ちなみに、2023年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける種牡馬別成績を見ると、1着数、2着以内数、3着以内数ともにスワーヴリチャードが単独トップ。前出のランキングにもコラソンビートパワーホールの2頭を送り込んでいます。新種牡馬であり、初年度産駒の数もそれほど多くないことを考えれば、現在の健闘ぶりは驚異的。この勢いがどこまで続くかも、注目しておくべきポイントのひとつと言えるでしょう。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億2640万円を獲得したウーピンさん。現在のところ指名馬の中に2勝以上馬はおらず、8月26日のひまわり賞(2歳オープン・小倉芝1200m)で2着となったアイタカ(ドリームアドリームの2021)が稼ぎ頭だったものの、トータルの獲得賞金はアスコリピチェーノらを指名しているぐれいどていおーさん、セットアップらを指名している競馬の天才!編集部さんより上でした。
 勝因は既走馬率や勝ち馬率の高さ。指名馬19頭のうち14頭が既にデビューしており、うち8頭が勝ち上がりを果たしているのです。未勝利馬6頭のうち2頭は新馬で小差の2着に健闘していましたから、勝ち馬の頭数は間もなく二桁に乗るでしょう。今後は勝ち上がった馬たちがオープンクラスのレースで賞金を稼いでくれるはず。後続との差はさらに大きく開くかもしれませんね。

 G1ワールドは1億4173万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングでも首位に君臨しています。ちなみに、sabo34さんは前シーズン「ウマニティPOG 2022」でもシーズンAの賞金王に輝いていました。
 今夏は既にエコロヴァルツコスモディナーコラソンビートセットアップと、4頭の指名馬がオープンクラスのレースで勝利。パワーホールミルテンベルクも重賞で連対を果たしていますし、さすがというほかありません。なお、この6頭はいずれも初勝利を収めた後の入札で追加指名に成功した馬。既走馬の素質を的確に見抜いていらっしゃるのがお見事です。

 G2ワールドは1億3839万円を獲得しているHALLさんがトップ。デビュー前に落札した7頭が既に勝ち上がりを果たしており、そのうちコラソンビートが8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を制しています。9月3日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)でもレガテアドールが2着に食い込んでいましたから、当面の間は首位争いを牽引することになるのではないでしょうか。

 G3ワールドは1億1111万円を獲得しているナオキ702さんがトップ。2位のep2017さんもアスコリピチェーノを指名しているのですが、ナオキ702さんは獲得賞金が1.5倍となるアスコリピチェーノの筆頭仮想オーナーで、この差が活きた格好です。まだ所属ワールドで一度も落札されていない馬は、今後の入札でも筆頭仮想オーナーになれる可能性がありますので、チャンスがあったらぜひ狙ってみてください。

 オープンワールドは8955万円を獲得しているworldmasatoさんがトップ。指名馬9頭のうち5頭が勝ち上がりを果たしていて、その中にアスコリピチェーノがいました。混戦模様なので何とも言えませんが、これだけ層の厚いラインナップなら、2番手以下のプレイヤーもそう簡単には逆転できないでしょう。しばらくはこのworldmasatoさんを軸に首位争いが繰り広げられそうです。
 

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

[もっと見る]

2023年7月21日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬場傾向が反映されやすい1200m戦/中京記念展望
閲覧 1,288ビュー コメント 0 ナイス 3


先週こちらで取り上げた函館2歳ステークスは、逃げて1戦1勝の馬は危険…としたが、該当したバスターコールは2番人気6着、ロータスワンドは3番人気15着と惨敗だった。もっとも、まさかベルパッションが1番人気になるとは思わなかったが…。

最終的に本命にした◎ナナオは2着。ココまでは良かったのだが、肝心な相手が抜け。勝ったゼルトザームはダート1000mを勝ち上がった馬で、3着スカイキャンバスは芝1000mの勝ち上がり。ダート1000m勝ち上がり組は昨年のオマツリオトコも好走しており、函館2歳Sではたびたび見られる穴パターンだった。1200m以上の新馬で緩い流れしか経験していない逃げ馬よりも、1000mのタフな流れの経験が生きるのだろう。来年に向けて覚えておきたい。2歳重賞の大まかな構造は変わらないので、今年の夏の残された他の2歳重賞(札幌、新潟、小倉)に向けても忘れないでおきたい。基本的にどのレースでも、1戦1勝、かつ逃げ切って勝ち上がって来た組が危険なのは変わらない。

~福島芝は雨の影響で面白い馬場に~

先週は各地で雨の影響を受けた開催でもあった。特に福島芝は土曜日に馬場が悪化、その影響が日曜にも残り外枠勢の活躍が目立った。今週はBコース2週目、最終週。これまでの推移から推察するに外が優勢になる可能性が高い。

特に外が有利になりやすいのは芝1200mだろう。先週は同コースの8枠馬は(2-2-1-7)。単複回収率は余裕でプラス収支。施行された6レースうち5レースを5~8枠の馬が制した。函館2歳ステークスもそうだが、芝1200mは特にわかりやすい傾向がでやすい。今週は福島芝1200mを中心に外枠を狙ってみるつもり。

今週末の福島芝1200mは以下の通り。

土曜1レース 2歳未勝利
土曜3レース 3歳未勝利
土曜6レース 2歳新馬
土曜10レース 郡山特別
日曜6レース 2歳新馬
日曜12レース 3歳上1勝クラス

以上6レース。どこかで傾向を利用して仕留めたい。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 7/16(日)福島6R スピリットガイド 1番人気4着

今回は最内枠がすべて。道中から外に持ち出して盛り返したが馬自身もインで嫌気が差した感じで直線も伸び切れなかった。スピードタイプなのでタフな馬場よりも立ち回り戦でこそ。順当なら次走は巻き返す。

~今週末の注目馬~

今週は中京記念から。

サブライムアンセム三浦皇成騎手)

注目はサブライムアンセム三浦皇成騎手。
2走前の阪神牝馬Sではインで脚を溜める得意の形で直線伸びて2着。久々にこの馬らしい末脚を見せた。馬群で溜めるのが好走パターンなので、上手く脚を溜めて運べるかどうかがカギになりそう。三浦騎手は前走で末脚は確認できたと思うので、あとは道中上手く馬群で運べるかどうか。荒れ馬場も得意で中京実績もあるので、末脚がハマる展開になれば出番がある。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

ナナオの口コミ


口コミ一覧

*テスト2*

 きんじょう 2024年7月2日(火) 16:57

閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 1

小倉11R 北九州記念
               指数
①14ナナオ        (16.39)☆
②12ピューロマジック   (13.19)
③ 9ペアポルックス    (10.88)☆
④ 4グランテスト     (10.79)☆
⑤ 3サーマルウインド   ( 9.86)
⑥18バースクライ     ( 7.94)☆
北九州記念で最も好走期待できるのは14ナナオです。
14ナナオに続いて12ピューロマジック、9ペアポルックス、4グランテストも高い指数となりました。1次評価が高いのは9ペアポルックス、4グランテストなので2頭の好走期待もしたいと思います。
そのほかに上位指数6頭内に入ったのは3サーマルウインド、18バースクライとなりました。


*ご提供するデータはあくまでも自己分析したデータです。
*勝馬に直結するものではありません。
*ご自身の予想と組み合わせるなど参考程度にお役立てできたら幸いです。
*馬券の購入は自身で考えて頂き、自己責任でお願い致します。責任は負いません。

 D51 天丼号 2024年7月1日(月) 21:19
七夕賞 雑感
閲覧 171ビュー コメント 0 ナイス 5

7月7日はゾロ目の日で七夕賞もゾロ目注意だろうか。
登録馬を見ると、いかにも社台レースの感がする。
社台馬の2着に人気薄馬が激走しそうだ。
先週の北九州記念で7枠のナナオ不発であり、
七夕賞はサマー2000開幕レースで2枠にはサーマルウィンドがいて、
サマーとサーマルは似ている。
七夕賞は2枠と7枠に注目する。
金鯱賞と出目が連動しているとの説あり、検討中。

[もっと見る]

 競馬戦略研究所所長 2024年7月1日(月) 17:12
重賞回顧 北九州記念
閲覧 77ビュー コメント 0 ナイス 4

小倉11RTV西日本北九州記念(G3)
◎:8枠 16番 ヨシノイースター
◯:2枠 3番 サーマルウインド
△:5枠 10番 エイシンスポッター
△:6枠 12番 ピューロマジック
△:7枠 14番 ナナオ

フルゲートのハンデ戦で大混戦が予想されましたが、開幕週ということもあり、思い切って前に行った馬の決着となりました。スタートをうまく切ったピューロマジックが先頭に立つと、逃げなければ持ち味が出ないテイエムスパーダと前走でピューロマジックの番手で粘りこんだペアポルポックスが追いかける。その外に所長◎のヨシノイースターという位置取り、4角に入るとピューロマジックが他を引き離しにかかり、追いかけた馬が失速する中、ヨシノイースターが追いかけるも、4角のリードとハンデ差でピューロマジックが優勝。古馬との戦いでハンデ戦とはいえ、しっかり結果を出しました。今後も展開には注文が付きますが、楽しみな馬が出てきました。ヨシノイースターは丸山元気騎手との相性もあったと思いますが、陣営がしっかり馬を作った結果もあると思います。次走も調教次第で重い印を打てる馬です。3着には馬体を戻してきたモズメイメイ。この馬も馬体が戻ってくればこれからも楽しめる馬で、次走も好走は馬体増が条件になると思います。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ナナオの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
1:
  競馬あおたん   フォロワー:0人 2023年12月8日(金) 15:51:50
暖冬のなか、力の要る馬場なら好成績に期待できる!!!!

ナナオの写真

ナナオ
ナナオ
ナナオ

ナナオの厩舎情報 VIP

2024年6月30日TV西日本北九州記念 G36着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ナナオの取材メモ VIP

2024年6月30日 TV西日本北九州記念 G3 6着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。