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函館２歳ステークスの関連ニュース
【次走激アツ君メモ】函館記念 7歳58.5kgで善戦ハヤヤッコの次走に注目！
ウマニティ
7月17日(月) 14:00
週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬（激アツ君）をピックアップします。
【7月15日(土)】
函館3R 3歳未勝利 芝1200m 雨 重
11番 ゴコウサス（7番人気4着）
パトVで見ると、内は馬が走るたびに掘れた土が舞い飛ぶ悪馬場。スタートに関して、特に悪いわけでもなかったが、枠順もあって自ずと中団より後ろの構えに。他が馬場を気にする分余計に目立つが、この馬の重馬場適性はかなりのものと思われる。3角からスーッと上がっていく時も直線で外に持ち出して追い出す時も、全く足元を気にする様子はない。好不調の原因が分かりかねる過去の成績だが、9戦して7戦が稍重以下のコンディションというのも重馬場適性に貢献しているだろう。次走もアテにはしづらい部分があるが“渋って人気薄”なら狙ってみる価値はありそうだ。 【次走注目度：B】
函館11R G3函館２歳ステークス 芝1200m 曇 重
15番 ゼルトザーム（10番人気1着）
一応、重賞なので復習しておきたい。“この時期”“この距離”“この馬場状態”でのレース結果で、結論から言えば今日のメンバーに来年のクラシックを賑わす馬は恐らく一頭もいないのだが、それでも「重馬場の小回り芝1200mなら」という馬は見つかった。10番人気ながら勝ったゼルトザームは今日の条件、今日のメンバーならば一頭力が抜けていた可能性が高い。レースVで見てもパトVで見ても、とにかく道中の追走が極めて楽な感じで直線も追って抜け出してから、ゴール前では騎手が追うのをやめるような仕草が見られるくらいだ。来春のファルコンSくらいまで、現2歳世代の芝1200～1400mの重馬場のレースに出てきたら、狙ってみる価値はありそうだ。 【次走注目度：A】
【7月16日】
福島4R 3歳未勝利 ダ1150m 晴 良
6番 オブシディアン（7番人気5着）
前走後も激アツ君指名した馬だが、今回もまた目立つレースをしてくれた。550m通過31.6秒はミドル判定だが、上位はすべて先行馬。この馬の上がり36.0秒は2位に1秒差の圧倒的速さだ。レースVで確認すると、とにかく序盤から中盤の追走が忙しくてままならないという状況なので、もう少し長めの距離、具体的には1700mとか、未勝利を抜けられたならば府中ダ2100mあたりだと面白うそうな雰囲気。人気薄で出走する可能性が極めて高いので狙ってみたい。 【次走注目度：A】
函館11R G3函館記念 芝2000m 曇 稍重
3番 ハヤヤッコ（7番人気5着）
レースレーティングが公開されたら改めて確認してみたいが、今日のレースは勝ったローシャムパークはもちろん強かったのだが、斤量を考えると内容的に一番強いレースをしたのはハヤヤッコだ。7歳で58.5kgを背負ってのこの着順、着差は立派としか言いようがない。レースVを確認すると、中団後ろから決して馬場の良くない内目のコースを通って、ゴール前は3着あるかという勢いで前との差を詰めている。次走が36戦目と大きな上積みは望めそうにないが、どのみちほぼほぼ人気薄が確定なので、馬場が渋って前がやり合うような展開のレースに出走してきたらチャンスがありそうだ。ローテーションを考えると札幌記念になるのか。展開、人気と相談しつつ狙ってみたい。 【次走注目度：A】
（文：のら~り）
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【函館記念】連覇を狙ったハヤヤッコは５着まで 浜中俊騎手「一番の影響は斤量」
©サンケイスポーツ
7月17日(月) 04:58
佐々木大輔騎手の函館リーディングが確定
©サンケイスポーツ
7月16日(日) 15:31
【函館２歳Ｓ】１０番人気ゼルトザーム完勝 加用調教師は来春の定年を前に函館重賞完全制覇
©サンケイスポーツ
7月16日(日) 04:50
「第５５回函館２歳ステークス」（ＧⅢ、芝１２００メートル）が１５日、函館競馬場で１５頭によって争われ、浜中俊騎手（３４）＝栗東・フリー＝とコンビを組んだ１０番人気の伏兵ゼルトザームが力強く末脚を伸ばして快勝。現２歳世代初のＪＲＡ重賞ウイナーに輝いた。来年２月いっぱいで定年を迎える加用正調教師（７０）＝栗東＝は、函館重賞完全制覇を達成した。
◇
雨で湿ったタフな芝をものともせずに突き抜けた。今回が初芝のゼルトザームが、無傷の連勝で重賞初制覇。浜中騎手が白い歯をこぼした。
「４コーナーで合図をしての反応が良かったですね。ゴール前も耳を立てる余裕のあるしぐさをしていたので、強かったと思います」
大外枠からスムーズに追走すると、直線は馬群の外からグングン加速。１馬身差の快勝で、現２歳世代で初のＪＲＡ重賞を制した。「馬場が重たい状態だったのもプラスだったんじゃないかな」と鞍上。ダートで新馬勝ちした経験も生きた。
管理する加用正調教師はこの勝利によって、２０１０年の函館記念（マイネルスターリー）、１２年の函館スプリントＳ（ドリームバレンチノ）に続く函館重賞完全制覇。ラストチャンスで快挙を達成したベテラントレーナーは「前日から大雨が降ると言われていたし、大外枠が一番ラッキーだったね。馬場のいいところをずっと通ってこられた。初戦はソエを気にしてのダートで、人気がないのはそのあたりだと思うけど、終わってみれば強い勝ち方だった」としてやったりの表情だ。
今後は馬の様子を見て決められるが、芝、ダートの〝二刀流〟で世代をリードしていく。
■ゼルトザーム 父ヘニーヒューズ、母ロザリウム、母の父キングカメハメハ。栗毛の牡２歳。栗東・加用正厩舎所属。北海道浦河町・富田牧場の生産馬。馬主は宮川純造氏。戦績２戦２勝。獲得賞金３８７３万２０００円。重賞は初勝利。函館２歳Ｓは加用正調教師が初勝利、浜中俊騎手は２０１７年カシアスに次いで２勝目。馬名は「不思議な（独）」。
★ヘニーヒューズ産駒はＪＲＡ重賞は今年のユニコーンＳ（ペリエール）以来で１２勝目。芝では２０１１年ファルコンＳ（ヘニーハウンド）、１９年ニュージーランドＴ（ワイドファラオ）に次いで３勝目。
◇
雨で湿ったタフな芝をものともせずに突き抜けた。今回が初芝のゼルトザームが、無傷の連勝で重賞初制覇。浜中騎手が白い歯をこぼした。
「４コーナーで合図をしての反応が良かったですね。ゴール前も耳を立てる余裕のあるしぐさをしていたので、強かったと思います」
大外枠からスムーズに追走すると、直線は馬群の外からグングン加速。１馬身差の快勝で、現２歳世代で初のＪＲＡ重賞を制した。「馬場が重たい状態だったのもプラスだったんじゃないかな」と鞍上。ダートで新馬勝ちした経験も生きた。
管理する加用正調教師はこの勝利によって、２０１０年の函館記念（マイネルスターリー）、１２年の函館スプリントＳ（ドリームバレンチノ）に続く函館重賞完全制覇。ラストチャンスで快挙を達成したベテラントレーナーは「前日から大雨が降ると言われていたし、大外枠が一番ラッキーだったね。馬場のいいところをずっと通ってこられた。初戦はソエを気にしてのダートで、人気がないのはそのあたりだと思うけど、終わってみれば強い勝ち方だった」としてやったりの表情だ。
今後は馬の様子を見て決められるが、芝、ダートの〝二刀流〟で世代をリードしていく。
■ゼルトザーム 父ヘニーヒューズ、母ロザリウム、母の父キングカメハメハ。栗毛の牡２歳。栗東・加用正厩舎所属。北海道浦河町・富田牧場の生産馬。馬主は宮川純造氏。戦績２戦２勝。獲得賞金３８７３万２０００円。重賞は初勝利。函館２歳Ｓは加用正調教師が初勝利、浜中俊騎手は２０１７年カシアスに次いで２勝目。馬名は「不思議な（独）」。
★ヘニーヒューズ産駒はＪＲＡ重賞は今年のユニコーンＳ（ペリエール）以来で１２勝目。芝では２０１１年ファルコンＳ（ヘニーハウンド）、１９年ニュージーランドＴ（ワイドファラオ）に次いで３勝目。
【函館２歳Ｓ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
7月15日(土) 17:42
◆西村淳騎手（ナナオ２着）「いいスタートを切って、いいポジションを取れました。人気馬を見ながら運んだのですが、最後は差されてしまいました。こういう（重）馬場もこの馬にとって良くなかったですし、適性の差もあると思います」
◆横山武騎手（スカイキャンバス３着）「小柄な牝馬ですがよく頑張ってくれました。逃げるつもりはなかったのですが、１０００メートルで逃げている馬ですし、スタートが想像以上に速かったです。けんかして抑える必要もないのでハナに行って、悪くない内容でした」
斎藤新騎手（レガテアドール４着）「前で運んだ馬に残られましたが、上手に競馬をしてくれました。この（重）馬場でもしっかり走ってくれましたし、こういう経験ができたのはプラスになると思います」
◆黛弘騎手（カレンナオトメ５着）「前走でいい脚を使っていましたし、きょうの（重）馬場も大丈夫だと思っていました。ただ、３コーナーで外から入られてリズムを崩したのが痛かったです」
◆ルメール騎手（バスターコール６着）「他の馬を怖がって忙しくなってしまいました。こういう（重）馬場もあまり良くないですね。距離も１４００メートル以上あった方が良さそうです」
◆和田竜騎手（チークタイム７着）「囲まれる競馬で内にモタれていました。直線も外の進路を探しましたが、ゴチャついていたので中に行きました。ラストはいい脚を使っていましたし、乗り味が良くて能力を感じます。先々が楽しみです」
◆松田大騎手（ベルパッション８着）「敗因は馬場でしょうね。スピードに乗り切れませんでしたし、良馬場で改めてですね」
◆武豊騎手（アガシ９着）「落ち着いていたのでいいのかと思いましたが、元気がなかったのかもしれません」
◆鮫島駿騎手（コルルディ１０着）「スタートから全然進まなかったです。前走で逃げたので前や横に馬がいるとブレーキをかけていました。経験が必要ですね。馬場もタフ過ぎました」
◆丹内祐騎手（タヤスロンドン１１着）「いい経験になってくれたと思います。距離はもう少し長くてももちそうです」
◆佐々木大騎手（クールベイビー１２着）「スタートは前走から改善されていましたが、思った以上にしんどくなるのが早かったですね。最後は嫌気が差して右に張っていました」
◆富田暁騎手（ナスティウェザー１３着）「ゲートが速かったですし、楽に位置を取れました。手応えも良かったのですが…。馬場がもう少し硬ければ違っていたと思います。上を目指せる馬ですよ」
◆昆貢調教師（ルージュレベッカ１４着）「逃避しましたね。何に反応したのかは分かりません。状態が良かっただけに残念です」
◆藤岡佑騎手（ロータスワンド１５着）「懸念していた通り、馬場が悪くてダッシュがつかなかったです。初戦でもまれた競馬をしていないので、前に入られるとひるんで内にモタれていました。経験の差が出ましたね」
◆横山武騎手（スカイキャンバス３着）「小柄な牝馬ですがよく頑張ってくれました。逃げるつもりはなかったのですが、１０００メートルで逃げている馬ですし、スタートが想像以上に速かったです。けんかして抑える必要もないのでハナに行って、悪くない内容でした」
斎藤新騎手（レガテアドール４着）「前で運んだ馬に残られましたが、上手に競馬をしてくれました。この（重）馬場でもしっかり走ってくれましたし、こういう経験ができたのはプラスになると思います」
◆黛弘騎手（カレンナオトメ５着）「前走でいい脚を使っていましたし、きょうの（重）馬場も大丈夫だと思っていました。ただ、３コーナーで外から入られてリズムを崩したのが痛かったです」
◆ルメール騎手（バスターコール６着）「他の馬を怖がって忙しくなってしまいました。こういう（重）馬場もあまり良くないですね。距離も１４００メートル以上あった方が良さそうです」
◆和田竜騎手（チークタイム７着）「囲まれる競馬で内にモタれていました。直線も外の進路を探しましたが、ゴチャついていたので中に行きました。ラストはいい脚を使っていましたし、乗り味が良くて能力を感じます。先々が楽しみです」
◆松田大騎手（ベルパッション８着）「敗因は馬場でしょうね。スピードに乗り切れませんでしたし、良馬場で改めてですね」
◆武豊騎手（アガシ９着）「落ち着いていたのでいいのかと思いましたが、元気がなかったのかもしれません」
◆鮫島駿騎手（コルルディ１０着）「スタートから全然進まなかったです。前走で逃げたので前や横に馬がいるとブレーキをかけていました。経験が必要ですね。馬場もタフ過ぎました」
◆丹内祐騎手（タヤスロンドン１１着）「いい経験になってくれたと思います。距離はもう少し長くてももちそうです」
◆佐々木大騎手（クールベイビー１２着）「スタートは前走から改善されていましたが、思った以上にしんどくなるのが早かったですね。最後は嫌気が差して右に張っていました」
◆富田暁騎手（ナスティウェザー１３着）「ゲートが速かったですし、楽に位置を取れました。手応えも良かったのですが…。馬場がもう少し硬ければ違っていたと思います。上を目指せる馬ですよ」
◆昆貢調教師（ルージュレベッカ１４着）「逃避しましたね。何に反応したのかは分かりません。状態が良かっただけに残念です」
◆藤岡佑騎手（ロータスワンド１５着）「懸念していた通り、馬場が悪くてダッシュがつかなかったです。初戦でもまれた競馬をしていないので、前に入られるとひるんで内にモタれていました。経験の差が出ましたね」
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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