ローシャムパーク(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2019年2月10日生
調教師田中博康(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績12戦[6-3-1-2]
総賞金25,920万円
収得賞金11,900万円
英字表記Rousham Park
血統 ハービンジャー
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Penang Pearl
レネットグルーヴ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
イントゥザグルーヴ
兄弟 ゾディアックサインスピッツェンバーグ
市場価格
前走 2024/03/31 大阪杯 G1
次走予定

ローシャムパークの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 16126.032** 牡5 58.0 戸崎圭太田中博康 504
(+2)
1.58.2 0.034.9⑬⑫ベラジオオペラ
23/12/10 香港 8 香港カップ G1 芝2000 11--------8** 牡4 57.0 D.レーン田中博康 502
(--)
2.02.7 0.7----ロマンチックウォリアー
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 157135.641** 牡4 57.0 C.ルメー田中博康 496
(-4)
2.12.0 -0.235.0⑤⑤⑤⑤タイトルホルダー
23/07/16 函館 11 函館記念 G3 芝2000 16594.111** 牡4 56.0 C.ルメー田中博康 500
(-6)
2.01.4 -0.435.8⑧⑦⑦⑦ルビーカサブランカ
23/05/28 東京 10 むらさき賞 3勝クラス 芝1800 17353.111** 牡4 57.0 D.レーン田中博康 506
(+6)
1.45.1 -0.133.3⑫⑪⑧グランディア
23/03/19 中山 9 スピカS 3勝クラス 芝1800 165101.415** 牡4 58.0 戸崎圭太田中博康 500
(-2)
1.49.2 0.636.5⑨⑦④④ノースザワールド
23/01/05 中山 12 4歳以上2勝クラス 芝2000 14111.411** 牡4 57.0 戸崎圭太田中博康 502
(+8)
2.00.2 -0.234.8⑥⑥④④ボーンディスウェイ
22/09/19 中山 11 セントライト G2 芝2200 13114.923** 牡3 56.0 C.ルメー田中博康 494
(+6)
2.12.3 0.535.0⑦⑦⑦⑦ガイアフォース
22/04/16 中山 9 山藤賞 1勝クラス 芝2000 9881.711** 牡3 56.0 C.ルメー田中博康 488
(0)
2.00.3 -1.135.6⑥⑥レッドランメルト
22/02/13 東京 5 3歳未勝利 芝1800 16231.411** 牡3 56.0 C.ルメー田中博康 488
(+8)
1.47.3 -0.734.9ロジマンボ
21/11/20 東京 2 2歳未勝利 芝2000 147112.912** 牡2 55.0 C.ルメー田中博康 480
(-6)
1.59.3 0.134.1⑦⑧⑦ジュンブロッサム
21/09/04 新潟 5 2歳新馬 芝2000 10338.032** 牡2 54.0 菅原明良田中博康 486
(--)
2.05.1 0.335.4⑨⑨⑨⑨キャンデセント

ローシャムパークの関連ニュース

大阪杯2着ローシャムパーク(美・田中博、牡5)は、宝塚記念(6月23日、京都、GⅠ、芝2200メートル)を目指す。5着ジオグリフ(美・木村、牡5)は、安田記念(6月2日、東京、GⅠ、芝1600メートル)を予定。

日経賞2着クロミナンス(美・尾関、牡7)は、目黒記念(5月26日、東京、GⅡ、芝2500メートル)へ。

京都牝馬S11着プレサージュリフト(美・木村、牝5)は、谷川岳Sの予定をメイS(5月18日、東京、OP、芝1800メートル)に切り替える。白富士S11着レインフロムヘヴン(美・堀、牡6)も同レースへ。




【阪神牝馬S2024】豚ミンCの爆穴はコレ!好走馬に共通する傾向とは?立ち回りひとつで期待できる2頭を発表! 2024年4月2日(火) 16:44

ウマニティ『プロ予想MAX』の№1予想家・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨します! 今週の阪神牝馬Sにもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。

大阪杯の振り返り】
去年のジャパンC有馬記念の上位勢がドバイを選択したため、世間ではレースレベルを疑問視する声が挙がっていたようです。ただ、タスティエーラ有馬記念で不利がなければ上位ですし、ローシャムパークタイトルホルダーには勝っているので、個人的にはそこまでレベルが低いと思いませんでした。その2頭と、クラシックで見せ場を作っていたベラジオオペラが人気の中心でしたが、勝ったのは2番人気のベラジオオペラでした。

先週からBコースに替わり、当日はやはりロスなく乗った馬が有利。同じ距離の8レースも、芝の10レースも差してくる馬が馬券になっていましたが、いずれも道中外々を回っている馬はおらず、その傾向からベラジオオペラもいかに距離のロスを抑えられるかがポイントでした。6枠11番なのでまずはスタートが大事だったと思いますが、そこをなんなくクリアしてあっさりと好位を確保。2000mということもあり、鞍上も折り合いに関しては余裕を持って望めている雰囲気もあり、あとは不利なく回ってくるだけでした。ところが、このレース最大のポイントとも言えるのがローシャムパークの動き。べラジオオペラはどうするかの判断を思いもよらず急に迫られましたが、鞍上の判断は譲らずにポジションを確保!結果、その判断が最後のクビ差の勝利につながりました。もしあそこで譲っていたら、ローシャムパークはその分距離のロスが抑えられ、逆にベラジオオペラは外を回ることになるため、距離のロスが生じてしまいます(譲っても意外と後ろとの間隔はあったので、埒沿いを取れた可能性もありますが、詰まるリスクも含めてそこはなんとも微妙)。ハナ差、クビ差など当たり前の競馬で、いかに距離のロスを抑えるのが大事か、よく分かるレースになりました。横山和Jは去年のダノンザキッドも3着に持ってきていて、(本命候補でしたが、枠で無理と判断……)この舞台は得意なんですかね?来年も乗っていればちょっと注目したいと思うので忘れないようにしたいです。

2着のローシャムパークは絶好枠だったと思いますが、理想の好位の内が取れず……。後ろから捲っていく形になりましたが、先ほども書いたように、捲りきれなかったのが痛かったですね。あのまま後ろから外々を回っては見せ場なく終わっていた可能性があったので、戸崎Jの強気な判断は悪くなかったと思います。1番強い競馬をしての2着なので、今後また期待したいですね。3着のルージュエヴァイユは外枠で厳しいと思いましたが、内からの進出に成功。これがすべてでした。菅原Jは10レースでも同じような競馬をして2着に来ていたので、同じ乗り方をしてくるのも予想はできましたが、「そんなうまくいかないでしょ」とも思っており、こちらとしてはどうしようもなかったです(笑)。この人気なら「もしかしたらうまくいくかも」のほうに賭けてみてもよかったかもしれませんがね……。

あとは注目馬に挙げた2頭。エピファニーは外枠の時点で無印にしちゃいました。これでまた注目馬が外枠に(笑)。と言っても、そこまで悪い立ち回りではなく「もう少し来てほしかったかな」というのが正直な気持ちです。この馬の最大の力を発揮することを考えれば、できればマイルを使ってほしいなって思っています。もう1頭のプラダリアはまず人気しすぎ……。多少人気するのは分かっていましたが、まさかソールオリエンスより人気するとは思っていませんでした。そしてやはり池添Jはこの馬をうまく乗る。埒沿いの追走から直線は外に出し、ほぼパーフェクトに乗ってきました。あの立ち回りで6着ならG1では少し足りないですかね。まぁ元々それくらいの力とは思っているので、またG2のどこかで頑張ってくれるのかなという感じでしょうか。

そう言えば1番人気だったタスティエーラ。この馬もかなりいい位置で競馬ができましたが、アレ?という感じ。こんな感じで負ける馬ではないので、何か見えないところに悪い部分があったか、一気に萎んでしまったのかのどちらかでしょう。おそらく前者だとは思うので、今後の巻き返しに期待したいですね。

阪神牝馬Sの見解】
毎年基本的にロスなく乗られた馬が来ますよね。2021年のデゼルが比較的外を回って差し切りましたが、それ以外は外々を回って馬券になった馬はいないと言っていいレースです(2019年のミエノサクシードも好位外を回ったが3着まで)。毎週同じことを言っているような気もしますが、内枠に入った馬は人気薄でも注目となります。馬場がよくなったのは馬にとっていいことなのですが、昔みたいに外からの差しばかりで決まるレースなどが激減してしまい、競馬が面白くなくなってしまったのは残念ですよね……。夏の小倉の後半などは、今より多くの馬が外埒近くを走りながら差しを決めており、1番好きな時期でした。

では人気するだろう馬を少し見ていきたいと思います。まずは前走東京新聞杯で断然の1番人気を裏切ってしまったマスクトディーヴァ。今回は鞍上モレイラJ?もう勝ちということでいいですか?(笑)。ま、一応前走を振り返ると、最初にゲートですよね……。ゲートの影響により、ロスなくが有利な馬場で外々を回る形になってしまいましたから、あれでは難しいです。ゲートに関してはそこまで多い事象ではないので今回は大丈夫かと思いますが、たまに1回で出遅れ癖が付いてしまう馬もいますからね。モレイラJでも出遅れれば厳しいと思うので、発馬五分が絶対条件かもしれません。力は上なので、そこをクリアできれば勝ち負けでしょう。それにしてもJRAはあれからゲートに関しては何か対策しているんですかね。こっちはあんな出遅れまで予想するのは不可能ですよ。ゲートが同じタイミングで開いての出遅れは、仕方なくこちらも納得して馬券を買っているんだから、どうであれせめて開くタイミングはどの馬も一緒にしてほしいものですよね。それが公平で公正な競馬ってものでしょ?

2頭目はドゥアイズ。2歳からクラシックにかけて何回も本命にしたので、個人的には思い入れの深い馬です。秋華賞後はマイルで2戦しましたが、どちらもしっかりした走り。3歳のG1では馬券に絡めませんでしたが、元々相手なりに走る馬。ここでも無視は危険となりそうです。3頭目はモリアーナ大阪杯にも名前があり「舞台は合いそうだし、内枠に入れば面白そうな1頭だな」と思っていたのですがね。一瞬の切れ味が武器でさんざん内回りの直線が短いコースの方が力は発揮できると書いてきたので、この舞台は合わない部類に入るのですが、それも乗り方1つ。内でロスなく乗って直線途中まで持ったままで来れたときは、上位に争いしてもおかしくないと思っています。

最後にともう1頭くらい書きたいところですが、あとは同じような人気になってくると思うので、注目馬に移りたいと思います。

以上、先週の振り返りとレース見解でした。べラジオオペラとローシャムパークの攻防は面白いですね。タスティエーラは少し心配です。さて、阪神牝馬Sの好走馬には明確な傾向を見て取れるようです。爆穴馬に指名されるのはどの馬でしょう。

※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。

■注目馬①シングザットソング
一連のレース内容からは1400mベストで距離を変えてもマイルよりは1200mの方がいいと思う馬ですが、この舞台で鮫島Jが乗るなら話は別。2年前のメイショウミモザも似たようなものだし、去年のコスタボニータも内をロスなくで3着。内目の枠なら馬券になってもいい馬だと思っています。が、コラムの特性上、外枠希望と書いておきます(笑)。

■注目馬②サブライムアンセム
前走はダートで度外視でいいでしょう。2走前は池添Jで外枠……。この難しい馬に池添Jでは御せるわけないじゃんと思って見ていたのですが、3角で前の馬に反応して頭が上がってしまったの以外は比較的うまく乗っていました。ただ、外枠だったのでそもそも無理でした。去年の2着馬でこの馬は道中埒沿いを走ってくれば、好走することが多い馬。3走前同じ舞台でそれが叶いましたが、道中の折り合いが付くのが遅かったのが響いた印象。今回も内枠に入って早めに折り合うことができればと思っています。騎乗予定の北村友Jとも合うはずです!

以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週はシングザットソングサブライムアンセム2頭の推奨でした。両馬とも枠運に恵まれてほしいものです。それでは、また来週お会いしましょう。

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【大阪杯2024】霧プロの重賞レースおさらい帳 G1勝ちは通過点! ベラジオオペラが強気の競馬でドバイ組への挑戦権獲得 2024年4月1日(月) 13:00


ドバイワールドカップデーが終わった。
贔屓目なしに見ても今年の遠征メンバーはかなり強力で、戦前はもしかしたら全部勝つのでは? とすら思えたほどだ。しかし、実際に勝ったのはUAEダービーのフォーエバーヤングのみ。特に強力と思われたリバティアイランドドウデューススターズオンアースジャスティンパレスダノンベルーガといった、芝中長距離路線のエースたちが勝ち切れなかったのは、なかなかに衝撃的だった。
昨年のイクイノックスの圧勝劇で筆者自身感覚がマヒしていたのもあったのかもしれないが、改めて世界の広さというものを実感した開催だったと思う。
そんなエースたちがごっそりと抜けたことで、結果的に混戦となったのが国内の大阪杯
1~5番人気が一桁台の単勝オッズで、9番人気のハーパーまで極端な差がなかった。実力拮抗のメンバーによる、ドバイ組への挑戦権獲得レースという様相を呈していたように思う。

レースは久々の実戦復帰だったスタニングローズの逃げに始まり、ベラジオオペラが強気に2番手から追う形。タスティエーラプラダリアも好位を確保し、やや後手を踏んだローシャムパークは中盤で一気にマクり上げる。これに呼応してソールオリエンスもじわりと位置を上げ、人気馬はそれぞれに勝ちに行く姿勢が見えた。
だが、この中で直線でも確かな伸びを見せたのはベラジオオペラローシャムパークだけ。内からはルージュエヴァイユ、外からはステラヴェローチェが強襲したが、2頭を捉えるまでには至らず。最後はクビ差だけ残して、ベラジオオペラがG1初制覇を果たした。

勝ったベラジオオペラは、デビューの頃から陣営がしきりに「ユル過ぎる」とコメントしていたことが印象的だった馬。本格化は古馬になってからだろうという見立て通りに、4歳で栄冠を手にした。
緩い状態でクラシックを走り、大きく崩れたのは馬場も展開も全く合わなかった皐月賞のみ。それ以外は勝つ時も負ける時も常に僅差で、”高い次元で相手なりに走る”馬であるように映る。道中でローシャムパークが動いてきた時も退かず、強気の姿勢を貫き通した横山和生騎手との相性も良さそうだ。
この後は当然ドバイ組との激突も考えられるが、そこでも相手なりの個性を活かすことができるのかどうか。G1馬にはなったが、次走以降が試金石と言えそうだ。

2着のローシャムパークはスタート後の二の脚があまり利かず、後方に下がりながら、同時に外へと誘導されていた。終始力み気味な走りになっていたこともあり、早めに押し上げる格好になった印象だったが、結果的にはこの動きがいい方向に働いたように思う。
とは言え、終始スムーズだったベラジオオペラと比べるとロスが大きかったのは事実で、馬の力としては本馬が一番上だったかもしれない。大型馬の割にコーナーリングがスムーズだし、気性面での難しさが悪い方向に行かなければ宝塚記念あたりでリベンジの機会がありそうだ。

3着のルージュエヴァイユは3コーナー付近で最内を確保すると、そのまま持ち味の瞬発力を活かしてイン突きを敢行。前2走に比べると走りやすい馬場状態だったのも、距離が短くなったのも良かったのだろう。2200m戦から大きくレベルを上げてきた。
今回の好走を含め、1800~2000mならば一線級とも差がないことを証明したが、このままではスイートスポットがやや狭い感も。マイルか2400mにまで対応可能であれば選択肢は一気に広がるのだが、この後はどういった進路を歩むだろうか。個人的には距離が長くなるよりも、短くなったほうがレースがしやすいように思えるのだが、陣営の選択を見守りたい。

4着のステラヴェローチェは近走よりも出脚が鈍く、馬群の中で前進気勢の強さを抑え込み続けるという窮屈な競馬を強いられた。直線で外に出してからの伸びは目立ったが、少々不完全燃焼感があったか。
それでも、昨秋までかなり長い期間休養していた馬が、ここまで復活してきたというのは凄い。順調ならばこの後の中長距離路線を大いに盛り上げてくれるだろう。

一方で4歳のクラシックホース・タスティエーラソールオリエンスは苦戦を強いられた。
タスティエーラは位置取りも含め、理想的な展開であるように映ったが、直線では若干内にモタれた後に、不自然な格好で外へとヨレていた。これまでの堅実性を考えればあまりにもらしくない内容で、能力が足らないというよりは何らかの原因で走れていないという印象のほうが強かった。
ソールオリエンスローシャムパークと同時に動きはしたが、その後コーナーで押し上げて行けず。直線もぴりっとした脚は使えずになだれ込んだ感じに終わった。
指数的に見るとそこまでパフォーマンスを下げているわけではないが、馬体面での成長がデビュー時からまったくなく、ついに今回は過去最低の馬体重での出走となってしまった。成長力という点で、同世代の馬と比べても物足りなさがあるのは事実だろう。
コーナーリングが上手くないとは言っても、ワンターンのコースでの末脚比べで切れ勝てるほどの鋭さがあるようには映らないし、今後の進路に大きな影を落とす敗戦になってしまったように思う。
個人的に世代レベル論というものはあまり重視していないが、世間で4歳世代が弱いと言われる理由は、クラシックホースであるこの2頭が勝ちきれていないというのも大きいように思う。共に決して弱い馬ではないし、立て直してのリベンジに期待したいところだ。

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【大阪杯】ベラジオオペラが2番手から押し切りGⅠ初制覇 上村師「悔いないよう仕上げた」 2024年4月1日(月) 04:49

横山和生(31)=美・フリー=騎乗で2番人気のべラジオオペラが2番手から押し切ってGⅠ初制覇。4年連続でGⅠ未勝利馬が大阪杯を制した。管理する上村洋行調教師(50)=栗=は開業6年目でGⅠ初勝利。2着に3番人気ローシャムパーク、3着に11番人気ルージュエヴァイユが入った。1番人気のタスティエーラは11着に敗れた。



人馬一体となった走りにスタンドが揺れた。日本ダービー4着以来のGⅠ挑戦だったべラジオオペラが念願のビッグタイトルをゲット。横山和騎手はファンの声援に応えながら検量室前に戻ると、「よっしゃー!」と喜びを爆発させた。

「この馬と重賞は取れたけど、ダービーの悔しさをずっと忘れられなくて、今回は絶対勝ちたいなと思っていました。最高にうれしいです」

近走は中団で脚をためてしまいを生かすスタイルだったが、「馬場の様子を見ながら、すごく操縦性のいい馬なので、今回は思い切って先行策を取りました」。発馬をポンと決めて2番手で運んだ。直線に向くと、早めに先頭に立って押し切り態勢へ。外からローシャムパークに迫られたが、根性を見せて真っ先に栄光のゴールに飛び込んだ。

園田競馬の馬主だった林田祥来オーナーが「中央競馬でいい馬がほしい」と上村調教師に打診。師が千葉サラブレッドセールで見定めて、購入してもらったのがベラジオオペラだ。「見栄えするタイプではなかったが、いい意味でロードカナロア産駒らしくない奥がありそうな雰囲気」と当時を振り返った。師の見立て通りにデビューから3連勝でスプリングSを制覇。日本ダービーではタイム差なしの4着と涙をのんだが、着実に力をつけてリベンジを果たした。騎手時代に2008年のスプリンターズSスリープレスナイトで制したトレーナーは、開業6年目でGⅠ初勝利。「率直にうれしいです。間隔が詰まっている中でこのレースに向けて悔いのないように仕上げました。この馬で何とかGⅠをと思っていた。良かった」と笑みを浮かべた。

今後は未定だが、鞍上が「まだ緩さも残るというのが先生との共通認識。ここから先どんな成長を見せてくれるか楽しみで仕方ないですし、(GⅠを)2つ、3つと勝っていきたい」と意気込めば、師は「一線級の馬と戦うことになっても負けないように馬作りをしていきたいです」と力を込めた。

これだけのパフォーマンスをしながらまだまだ良化の余地を残すべラジオオペラ。さらなる進化を遂げて、ターフで凱歌を響かせ続ける。(増本隆一朗)

ベラジオオペラ 父ロードカナロア、母エアルーティーン、母の父ハービンジャー。鹿毛の牡4歳。栗東・上村洋行厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は林田祥来氏。戦績8戦5勝。獲得賞金3億9007万8000円。重賞は2023年GⅡフジテレビ賞スプリングS、GⅢチャレンジCに次いで3勝目。大阪杯は横山和生騎手、上村洋行調教師ともに初勝利。馬名は「冠名+歌劇」。

★アラカルト

横山和生騎手 2回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠは2022年宝塚記念タイトルホルダー)以来で通算3勝目。重賞は23年のチャレンジCベラジオオペラ)以来、通算15勝目。31歳9日での大阪杯制覇は北村友騎手の32歳5カ月29日を抜いて最年少。

上村洋行調教師 初出走で勝利。JRA・GⅠは10頭目の出走で初勝利。重賞は東海Sウィリアムバローズ)に続く、今年2勝目。通算5勝目。

ロードカナロア産駒 3頭目の出走で初勝利。JRA・GⅠは23年エリザベス女王杯ブレイディヴェーグ)以来で、通算16勝目。重賞は根岸Sエンペラーワケア)に続く、今年2勝目。通算69勝目。

◆馬主・林田祥来氏 初出走で勝利。JRA・GⅠは3頭目の出走で初勝利。重賞は通算3勝目。

◆生産・社台ファーム 今年出走の3頭を含む11頭目で初勝利。JRA・GⅠは23年朝日杯FSジャンタルマンタル)以来、今年初勝利で通算100勝目(他にJ・GⅠを3勝)。重賞は金鯱賞プログノーシス)に続く、今年7勝目。通算548勝目。

◆単勝2番人気の勝利 23年ジャックドールに続く、2年連続3回目。

◆馬番⑪の勝利 同レースでは初。

◆関西馬の勝利 17年キタサンブラックから8年連続8回目。

◆4歳馬の勝利 21年レイパパレ以来、3年ぶり3回目。

◆牡馬の勝利 22年ポタジェ以降、3年連続6回目。

★入場&売り上げ

大阪杯の入場者数は2万8497人で前年度比110・9%。売り上げは165億9960万7900円で同89・7%だった。

◆表彰式のプレゼンターを務めた2024年JRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみ「芝を懸命に駆け抜けたベラジオオペラの力強さ、美しさに心を打たれました。目の前で繰り広げられる迫力あるレースに感動するとともに、トークショーでは横山和生騎手、そして多くのお客様とレースを振り返りながら素敵な時間を過ごすことができ、良い思い出となりました。引き続き、春のGⅠシーズンを盛り上げられるよう、私も頑張ってまいります」

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【大阪杯】ローシャムパーク、クビ差及ばず2着 戸崎圭太騎手「馬はすごい成長をしている」 2024年4月1日(月) 04:47

3番人気のローシャムパークは2着。戦前は先行策のプランだったが、ダッシュがつかず後方から。それでもポジションを徐々に押し上げて、4コーナーでは3番手。直線では勝ち馬との追い比べでクビ差及ばなかった。戸崎騎手は「スピードの乗りが悪く、まくりに切り替えた。いい感じに上がっていってイメージ通り。勝ち馬と脚いろが同じでしたし、後ろに詰め寄られていて、これでよかったのかなと思います。馬はすごい成長をしていて、雰囲気も良くなっています」と振り返った。

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【大阪杯】ローシャムパークは差し届かず2着 戸崎圭太騎手「馬はすごい成長をしていて、雰囲気も良くなっています」 2024年3月31日() 18:45

3月31日の阪神11Rで行われた第68回大阪杯(4歳以上オープン、GI、芝2000メートル、定量、16頭立て、1着賞金=2億円)は、横山和生騎手の2番人気ベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎)が直線でしぶとく伸びてゴール前の大接戦を制しGI初制覇を飾った。タイムは1分58秒2(良)。

昨年12月の香港C(8着)以来の出走となったローシャムパーク(3番人気)は、スタートで行き脚悪く、後方からレースを進めるも向こう正面でポジションをあげ3番手へ。直線では一気に先頭に立つ勢いも、ベラジオオペラの粘りもあって差し届かず2着に敗れた。

戸崎圭太騎手「スピードの乗りが悪くて、まくりに切り替えました。いい感じで上がれて、イメージ通りでした。勝ち馬と脚いろが同じでしたし、後ろの馬に詰め寄られていたので、これで良かったのかなと思います。馬はすごい成長をしていて、雰囲気も良くなっています」

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ローシャムパークの関連コラム

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香港カップ(シャティン芝2000m)
枠順抽選が行われる直前の7日午前、衝撃のニュースが走りました。香港ヴァーズ出走予定だった日本の総大将、シャフリヤールの出走取消が香港ジョッキークラブから公表されたのです。健康上の理由としか説明されていませんが、その後の取材で心電図に不整脈が認められたことが判明しました。

「不整脈は競走馬にはつきもの。シャフリヤール自身も国内で不整脈があった。しかし競走に影響する程のものではなく、これまで何の問題もなく出走してきた。それがなぜ香港で問題になったのか? また、シャフリヤールにだけ香港で心電図を取られなければならなかったのか、それが最大の謎だ」
「11月11日、海外馬の中では一番乗りして以来、香港の水が合うのか、シャフリヤールは日に日に良化。これほどの馬はなかなかいないと感じていた。何とも残念なことだ」
ある出走関係者は大きく首を傾げました。
シャフリヤールの到着から取消前日までシャフリヤールに接してきた香港ジョッキークラブのステーブルマネージャーは大きく肩を落としていました。

日本総大将の出走取消で香港ヴァーズの予想は組み換えを余儀なくされましたが、それはさておき、香港国際競走の最高峰、香港カップの予想に移ります。

香港カップ香港マイルと同様、大本命の地元馬の取捨が最大の鍵となります。大本命とは単勝2倍以下が確実な香港中距離王、ロマンチックウォリアーです。ロマンチックは一昨季4歳クラシック三冠で香港ダービーを含む二冠、その勢いでクイーンエリザベス2世カップまで制覇し香港中距離界のトップに立ちました。そして昨季は香港カップを初の制覇、クイーンエリザベス2世カップ連覇を果たして香港中距離界、シャティン芝2000mに既に敵はないと豪州遠征を敢行。ターンブルステークス4着からコックスプレートを香港馬として初めて制覇する金字塔を立ち上げたのです。

10月29日のコックスプレートから香港カップまで僅か6週。帰国後検疫厩舎から馬場入りを再開したのが11月6日。その後の1カ月の間にピッチを上げ、11月28日のバリアトライアルではぶっつけで香港マイルに向かう香港の英雄ゴールデンシックスティを圧倒して順調な回復ぶりを示しました。

豪州遠征を打ち上げたオーナーに対して決して前向きではなかったC.シャム調教師もバリアトライアルでの復活ぶりにこう語りました。
「90%から95%まで戻すことができた。自信をもって香港カップに臨むことができる」
シャム調教師のこの評価を額面通りに受け止めていいのか? ここには香港マイルのゴールデンシックスティ同様の死角あり、と見ます。

その死角を衝かんとするは勿論、日本勢。今春のクイーンエリザベス2世カップでロマンチックに肉薄したプログノーシスヒシイグアスローシャムパークの3騎ですが、この中ではローシャムパークを一番手と取ります。この3騎の中で実績では若干見劣りは否めないものの、函館記念を勝った洋芝適性、オールカマー快勝からここを見据えた余裕のローテーションは2騎よりも好感が持てます。

注目の枠順抽選会では大外の11番枠を引き当ててしまいました。シャティン芝2000mはスタートから1コーナーまでが短く、内枠が圧倒的に有利です、しかし、今年は11頭立て、大外とはいえフルゲートに比べればさほどの不利もないんじゃないか、田中博康調教師に振ってみました。
「……そう、ですね!」
それまで憂鬱そうだった彼の表情にいくばくかの明るさが差し込んできたように見えました。

地元香港馬ではロマンチック以外に見るべき馬はなし。アイルランドの名伯楽、A.オブライエンが送りこむルクセンブルグだけが気にかかります。欧州から初の遠征、シャティンの芝適性が果たしてあるのかどうか? 週末には小雨の予報もあり、馬場が湿れば長打一発の可能性は否定できません。

(写真提供:HKJC)


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2023年12月6日(水) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2023】レース展望①香港ヴァーズ2023
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ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。
今年も香港国際競走の季節がやって参りました。今年は史上最多の14頭の日本勢が1200mから2400mの4レースに挑戦! アタクシも負けてはいられず、と例年より早く2日(土)に香港入り、毎朝シャティン競馬場に駆け付けては日本勢、これを迎え撃つ地元香港勢に欧米、中東各馬の状態を観察しています。今年の結論を一言でいえば、日本勢2勝は当確、上手くすれば4勝のグランドスラムの可能性も十分あり!

というのは香港勢の横綱、大関であるマイル王ゴールデンシックスティ、中距離王ロマンチックウォリアーのいずれにも大きな死角があるからです。さあ、アタクシの気の早い結論が与太なのか、モーゼかキリストはたまたモハメドの如き大予言なのか、発走順に仔細に検討して参ります。

香港ヴァーズ(シャティン芝2400m)
このレースの直近10年は日本勢が4勝、欧州4勝、そのうち3勝がアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン厩舎、残る1勝がフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎、地元香港勢2勝と日欧がっぷり四つの様相を呈しています。今年も大きく言えば、この状況に変化はありません。しかし、香港唯一のA級ステイヤーで今年カタールのローカルG1、エミール・トロフィーを楽勝したロシアンエンペラーが選出後に脚部不安発生。残る香港3騎はこのメンバーでは馬場掃除が関の山。日欧が覇を競うことになります。

ロシアンエンペラー回避後の10頭中、日本勢は4頭と最多、アイルランド・オブライエン厩舎が1頭、フランス・ファーブル厩舎1頭、イギリスの1頭を香港勢3頭が迎え撃つ顔付けになりました。この中で圧倒的な存在感を示しているのは勿論、日本4騎です。米ブリーダーズカップターフ3着と終に復活の兆しを見せ、ロスアンゼルスから香港に直行したダービー馬、シャフリヤール。前走アルゼンチン共和国杯で重賞勝ち馬となったゼッフィーロ、父に香港横綱モーリス、母にあの名牝ジェンティルドンナを持つジェラルディーナ、3歳の若駒ながら渡海の挑戦を敢行したレーベンスティールの4騎はいずれ菖蒲か杜若。この4頭だけで3連単、香港ならではの4連単も十分視野に入ります。日本勢香港ヴァーズ史上最強の顔付けと言っても差し支えありません。

この中で最も注目しなければならないのはレーベンスティールです。前走セントライト記念は休み明けながら皐月賞ソールオリエンスを子供扱いする1馬身3/4差の圧勝。セントライト記念から香港のローテーションも最適なら、香港シャティン競馬場の隅から隅まで知り尽くした雷神ことJ.モレイラが引き続き鞭を取るのは正に鬼に金棒! おまけに3歳馬ゆえ5ポンドのアローアンス。5日朝には僚馬、ローシャムパークとパドックをスクーリング。初見参のシャティン競馬場に物見することもなく2頭であたりを睥睨するかのような落ち着きぶりでした。日本勢では筆頭の評価をせざるを得ません。

残る日本勢3騎の評価は今日5日の時点でシャフリヤールゼッフィーロジェラルディーナの順。レース前日の9日までの状態を見て最終的評価を下しましょう。

さて欧州勢ですが、やはりエイダンのウォームハートが不気味です。ヨークシャー・オークス、ベルメイユ賞と欧州G1を連覇。その後、米ブリーダーズカップフィリーズ&メアで惜しくも2着に終わりましたが、サンタアニアでの2着は日本より遅く時計がかかり、欧州よりは早く時計が早い香港シャティンの芝適性を示すものです。欧州で最も時計のかかるドイツはバーデン大賞典でようやくG1ウィナーに上り詰めたジュンコよりは数段上と見ます。おまけに3歳牝馬は9ポンドのアローアンス、これが最後の直線で大きくモノをいうことは間違いありません。日本勢との比較で言えば、シャフリヤールと横一線と評価しておきます。

さて、明日は香港スプリントの展望。日本勢が苦戦したこのレース、今年は少々様相が異なってきています。明日のスプリント展望も乞う、ご期待!


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2023年11月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】モレイラ騎手土日で11勝から見える得意条件/エリザベス女王杯展望
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先週は地方競馬の祭典・JBCに加えて、本家米国でブリーダーズカップ、さらには国内でも重賞×4レースと、1年でも屈指の重賞多数の週末だった。

その影響を受けたのがジョッキーたち。ルメール騎手、川田騎手、戸崎騎手などが米国遠征で不在。そうなると、東西とも勝てる騎手は限られてくる。

結果…

モレイラ騎手=11勝
坂井瑠星騎手=7勝
横山武騎手=6勝

この3人でなんと24勝の荒稼ぎ。3場合計72レースだから、ちょうど3分の1の勝ち星をこの3人だけで稼いだことになる。特に東京はモレイラ騎手&横山武騎手の寡占状態で、土日の東京合計24レースのうち、2人で17勝。過半数どころか3分の2以上が2人のどちらかの勝利だった。

もっともその内容は個性がよく出ていた。

モレイラ騎手は11勝のうち5~8枠で14回騎乗し、10勝。逆に1~4枠では4回騎乗し1勝。外枠での騎乗自体が多かった。

横山武騎手は1~4枠で12回騎乗し5勝。5~8枠で7回騎乗し1勝。

京都で騎乗した坂井瑠星騎手は、1~4枠で9回騎乗し4勝。ファンタジーSで9番人気ながら2着と好走したドナベティも最内枠。

モレイラ騎手はもともと外枠が得意なジョッキー。何でもかんでも持って来ているようで、実は枠順傾向通り。ある意味、抽選で外枠をたくさん引けたという意味では、実力に加えて運もあった週末といえるかもしれない。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はエリザベス女王杯から。

マリアエレーナ三浦皇成騎手)

注目はマリアエレーナ三浦皇成騎手。
今年のオールカマーは例年以上にメンバーが揃ったレース。ローシャムパークタイトルホルダーゼッフィーロに続く4着は好評価できるもの。追わせるタイプで三浦騎手とも案外手が合いそうだ。G1の三浦騎手ということで予想以上に人気にならなければ、オッズ面でも妙味あり。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出す」今の川田騎手/スプリンターズS展望
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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月18日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年09月18日号】特選重賞データ分析編(376)~2023年オールカマー
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 産経賞 オールカマー 2023年09月24日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
○7着以内 [5-5-6-32](3着内率33.3%)
×8着以下・競走中止 [1-1-0-27](3着内率6.9%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前走の着順が7着以内でした。ちなみに、前走の着順が8着以下・競走中止、かつ性が牡・センの馬は2017年以降[0-0-0-27](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。

主な「○」該当馬→エヒトジェラルディーナローシャムパーク
主な「×」該当馬→アサマノイタズラタイトルホルダーノースブリッジ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRAの、G1のレース”において7着以内となった経験がある」馬は2017年以降[6-5-5-15](3着内率51.6%)
主な該当馬→ジェラルディーナタイトルホルダー

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2023年7月9日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年07月09日号】特選重賞データ分析編(366)~2023年函館記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

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<次週の特選重賞>

G3 農林水産省賞典 函館記念 2023年07月16日(日) 函館芝2000m


<ピックアップデータ>

【“同年の、JRAの、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
○あり [10-8-7-37](3着内率40.3%)
×なし [0-2-3-92](3着内率5.2%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2013年以降の3着以内馬30頭中25頭は“同年の、JRAの、出走頭数が14頭以上の、重賞のレース”において7着以内となった経験がある馬でした。長期間に渡って好走馬の傾向が変わっていないレースですし、この条件をクリアしていない馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→イクスプロージョンキングオブドラゴンハヤヤッコ
主な「×」該当馬→アルナシームブローザホーンローシャムパーク


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、2500m未満の、G1・G2のレース”において11着以内となった経験がある」馬は2013年以降[9-9-8-64](3着内率28.9%)
主な該当馬→アルナシームキングオブドラゴンハヤヤッコローシャムパーク

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ローシャムパークの口コミ


口コミ一覧

近況と桜花賞

 uni0920 2024年4月7日() 10:10

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さて、久しぶりに書きますか。
まず近況。
高松宮記念は
◎ロータスランド
⚪︎マッドクール
▲ビクターザウィナー
△ナムラクレア
△トウシンマカオ
△ルガル
で三連複一頭軸フォーメーションで綺麗に外し、

大阪杯は我らが愛すべき迷馬ステラヴェローチェ大本命◎
⚪︎プラダリア
▲ローシャムパーク
△ソールオリエンス
△タスティエーラ
△キラーアビリティ
△ベラジオオペラ
△スタニングローズ

こんなもんスーパーG2やないか、もしくはG1.5や、と思いながら、三連単二頭軸マルチと三連複一頭軸フォーメーションを見事に外し。

そして桜花賞です。
POG指名馬は出ません。そこについてはおもんないです。前哨戦には出ていたりしたのでオークスに期待。
そんな前哨戦・トライアルをみていてちょっとレベル低いんじゃないかと思って。これは牝馬に限らず牡馬クラシック前哨戦・トライアルでも思いました。JFからの直行組のほうが評価できるかもなと。でも一応ね、そんな中でも評価している馬はいますよ。

◎9アスコリピチェーノ
実績は言わずもがな。なにより血統適性は阪神1600に完璧ちゃいますか。疑う余地がない。
⚪︎7スウィープフィート
チューリップ賞から武豊に乗り替わり最高のパフォーマンスを発揮。レースの読みは若手騎手には敵わんでしょ。大外一気でよろしいです。
▲18チェルヴィニア
馬は問題ない。大外は残念。ルメールでないのも残念。ムルちゃんがどう乗るのかわかんないから評価は微妙。
△2クイーンズウォーク
この馬もそうだけど半兄グレナディアガーズは阪神得意そうに走ってたし、中内田川田コンビだし。ただ僕が上位評価すると飛ぶから。会見かなんかのニュースでまだ良くなるのは先みたいなことを見たのでオークスで本命です。なのでみなさん期待して馬券から外してください。
△12ステレンボッシュ
強い馬ですよ。たぶん中山が最適。モレイラマジックに期待。牝馬の国枝だし。
△11ライトバック
阪神でどうだろなー。京都のが向きそうなタイプじゃないかな。でもエルフィンは強い競馬したと思ってるので。

買い目は三連単二頭軸マルチ
9-7-2.11.12.18

コラソンビートは短距離馬でしょ。鞍上は大外一気しかできないし。
チューリップ賞の2.3着は展開が向いただけだろいし、アネモネSもフェアリーSも微妙だったのでFレビュー同様評価していません。
展開待ちタイプが多すぎるんじゃないかな。

あたるっしょ。

 覆面ドクター・英 2024年4月4日(木) 20:28
覆面ドクター 英 の  桜花賞 2024
閲覧 693ビュー コメント 0 ナイス 17

まずは先週の回顧から。大阪杯は、本命打った、ベラジオオペラが勝ち、ローシャムパークが2着で単勝、馬連、馬単までは当たったが、3着のルージュエヴァイユを持っていなかったので、儲からず。1番人気タスティエーラが仕上がりイマイチでもありヒモに下げたのも、弱い現4歳世代に本命打って当たったのも良かったのですが、3着がなあ・・・。WIN5もふたつめ×で4つ止まりと残念。

それでは、今週の桜花賞の話題へ。年末のホープフルSで圧勝したレガレイラが牝馬ながら皐月賞、ダービー路線に向かうようなので、大混戦の一戦となりそうです。ベテランの北村宏騎手のアスコリピチェーノが阪神JF勝ったので一番人気になるんでしょうね。川田騎手のクイーンC勝ちのクイーンズウォークやアルテミスS勝ちのチェルヴィニア(ルメール騎手はドバイで骨折したので、ムルザバエフ騎手への乗り替わり)あたりが人気分け合う感じでしょうか。

では恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 アスコリピチェーノ:無敗の3連勝で阪神JFも勝った、暫定のこの世代牝馬チャンピオン。もちろんいい馬だが、断然強いという感じでもなく、ダイワメジャー産駒だけに体力あり、完成早めだった可能性もありそうで、ここにきての成長力踏まえると、本命視するかは微妙。調教の動きは良い。北村宏騎手も岡部騎手の系譜の内々をまわってくるタイプの騎乗だけに最近の桜花賞向きではある。

2番人気想定 クイーンズウォーク:グレナディアガーズの半妹のキズナ産駒で、新馬戦は2着に取りこぼしたが、そこから2連勝で前走クイーンCで強い差し切り勝ちを見せた。中内田厩舎らしく、休み明けの仕上がりは万全そうな調教の動き。ただ川田騎手が昨年ほどの凄味なく(昨年やりきった感が強いのか)、ドバイでも正直イマイチだった。

3番人気想定 チェルヴィニア:新馬戦は2着にとりこぼしたが、そこから2連勝でアルテミスSを制して、阪神JFでも1番人気になりそうな勢いだったが回避。そこからのぶっつけになってしまったが、調教の動きは木村厩舎らしく仕上がり良い。ただルメール騎手の骨折でムルザバエフ騎手になったのは大幅マイナス。川崎記念でも断然1番人気(1.7倍)のセラフィックコールも5着に飛ばしたし、3月もかなりの1番人気を負けさせたようになんでありがたがって、いい馬乗せてるのか正直わからない。大外から無理に先行してここも負けさせそう。

4番人気想定 スウィープフィート:母母スイープトウショウのスワーヴリチャード産駒で、前走、武豊騎手に乗り替わってチューリップ賞で鋭い追い込み勝ちを見せた。口向きの悪さなど教育してきた前任者の永島騎手への気遣いコメントも出すあたりは、やはり人格者だなあと思います。近年の桜花賞は後方からだと難しい時代となったが、そのあたりは武豊騎手らしく射程圏から競馬してくるのでは。

5番人気想定 ステレンボッシュ:母母母がウインドインハーヘア(ディープインパクトの母)というエピファネイア産駒の良血馬。4戦2勝で前走の阪神JFも2着して、そこからのぶっつけとなる。国枝厩舎らしく、きっちり狙ったレースに仕上げてきたようで調教の動きは鋭い。阪神JF2着の際に、ルメール騎手がもっと長い距離が良いとコメントしたようにオークス向きなのかもしれないが、スケールや成長力込みでこの馬からいくのが面白そう。

6番人気想定 コラソンビート:マイネル軍団らしく既に6戦消化していて3勝をあげている。前走のフィリーズレビューも1.8倍の断然人気で2着には来た。ただ1400Mまでの方が良さそうなタイプでもあるが、距離的にオークス云々ではなさそうで、ここが最大目標でガチ仕上げか。調教の動きはかなり良く、うまく1Fごまかせれば。

7番人気想定 ライトバック:3戦2勝で前走のエルフィンSも勝ったキズナの当たり年(走るのわかって繁殖牝馬レベル爆上げ世代)で、初戦は出遅れながらも32.8秒の豪脚で差し切り、2走目も出遅れながらも相手強いアルテミスSで0.6秒差の4着だっただけに、ポンと出れば強い相手でもやれるかも。グングン良くなっている時期のようで調教も豪快な動き。

8番人気想定 イフェイオン:3戦2勝馬で前走のフェアリーS勝ち馬だが相手弱かった感じは大いにあり、出番ここではないのでは。調教の動きは良い。

9番人気想定
セシリエプラージュ: 4戦1勝馬だが前走のフィリーズレビューは差してきての3着で、母母母タックスヘイブンの底力ある血統で、穴として面白いかもしれないが、ここまでは手が回らないか。調教の動きはよい。

10番人気以下想定
セキトバイースト:6戦1勝馬だが前走チューリップ賞の2着含め、2着4回と相手に関わらず好戦はするタイプ。ただ血統的にG1で好走するスケールない感じで、ここはスルーでよいか。四位調教師のやり過ぎない仕上げできており調子落ちない動き。

マスクオールウィン:6戦2勝馬だが勝ち星ふたつとも1200Mとスプリンター色強いドレフォン産駒。フェアリーSはマイルでも後方から差す競馬できたのは収穫だが、力的にここでの激走は期待薄。調教の動きは良い。

エトヴプレ:6戦3勝なのだが3勝が1200Mで2勝、1400Mで1勝とスプリンター色の強い馬。前走のフィリーズRは逃げ切れたが、瞬発力いまひとつそうでここは難しい競馬となるか。藤岡兄から弟への乗り替わりは最近好調な兄弟間でのチェンジで問題ないだろうが。

テウメッサ:5戦1勝馬で、はじめ2戦をマイル以上で使ってみたように、本来もっと距離あってゆったりめな流れが良いのかもしれない。母母母フサイチエアデールで血統的にも強くなってくるのだろうが未勝利勝ちに4戦かかったように、ここで激走するタイプじゃないのでは。コンスタントに使われているが調教の動きは良い。

キャットファイト:阪神JFの前のアスター賞では末脚爆発して、楽しみな馬に見えたが、その後イマイチで前走のアネモネSは勝ったが大物感薄れた感じあり、あとはダート試すなどが今後の道か。もまれると良くないタイプのようだがフルゲートの桜花賞で、もまれない競馬というのはまずない。松山騎手に乗り替わって、違った競馬みせるかもしれないが。調教の動きは引き続き良い。

ハワイアンティアレ:3戦1勝馬だが前走チューリップ賞で人気薄ながら3着に突っ込んで出走権確保した。父ロードカナロアだが、母はマンハッタンカフェ×メジロマックイーンとスタミナ寄りな血統で、調教の動きも鋭く、かなり強くなってきてる時期のようで穴でやれてもいいタイプ。

シカゴスティング:3戦目でフェニックス賞を勝ったロゴタイプ産駒だが、ここ3戦の重賞では成績下がる一方。前走のフィリーズレビューで先行して止まったように1400Mも長いスプリンターなのかもしれず、折り合って早い上りが必要な阪神マイルの桜花賞は向かない。成績冴えなくても調教の動きは良い。

ワイドラトゥール:新馬戦勝ち、2戦目のファンタジーSは10着と惨敗も3戦目の紅梅Sも勝った。ただ前走のチューリップ賞の13着はいただけず、プルピット系のカリフォルニアクローム産駒はそれなりに勝ち上がるが芝の上級馬はあんまり出さないタイプでは。〇×交互タイプだけに今回はやれる番なのかもしれないが(笑)調教の動きは良い。

<まとめ>
有力:ステレンボッシュ、アスコリピチェーノ、クイーンズウォーク

ヒモに:チェルヴィニア、ライトバック、コラソンビート、スウィープフィート

穴で:ハワイアンティアレ、セシリエプラージュ

<おまけ~桜と道南観光の話>
北海道は桜が咲くのがGWあけだったりするので、まだまだ桜はピンと来ないのですが、今年は東京も咲くの遅いようですね。ちょっと桜の種類違ったりしますが、道南の松前城の桜も独特で美しいので行ける機会あったらオススメです。松前のマグロも美味しいんですよ。青森の大間のマグロ有名ですが、同じマグロを対岸であげた戸井や松前のマグロも当たり前にめちゃくちゃ美味しいです。松前のマグロの冷凍したのを東京の甥っ子、姪っ子に送ったことありますが、すごく喜んでもらえました。ネットで東京の某市場の名前を冠した冷凍やけしたサク(塊)のと違って、切って真空パックみたいになってるので色もいいし、すぐ食べれます。ちなみに松前は函館の左側です。函館観光も20年弱行けてませんが、湯の川温泉の海の見える露天風呂とか最高です。コロナだいたい終わって、函館西部地区のバル街で(スペイン風な一品料理のつまみ)食べながら、のんで散歩したいものです。函館は大泉洋の兄の潤さん(我々の高校の先輩で北海道じゃなかったら普通に東大入ってたであろうポテンシャル)が市長となり、新幹線が函館駅に入るようになったり、GLAYとコラボのイベント盛り上げたりしてくれそうで、イカは獲れなくなりましたが、観光地としてはかなり函館は楽しいので、久しぶりに自分でも行ってみたいと思っています。名探偵コナンの最新作も函館ネタなので、どんなきっかけでもいいので函館来訪者増えて欲しいものです。

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 Haya 2024年4月4日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.04.04.~アウト?? 
閲覧 133ビュー コメント 0 ナイス 1

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

さくら満開、日中は少し汗ばむほどの季節!?

ただ、今朝まで天気は雨模様かつ日曜も微妙??
以降も、微妙な天気が続くみたいです。

ただ、我が懐だけ凍るような寒気が居座っています。

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
2日(火)07:00頃 ダービー卿CT、大阪杯の回顧~日刊馬番コンピ篇
3日(水)07:00頃 ダービー卿CT、大阪杯の回顧~血統篇
4日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
4日(木)07:00頃 桜花賞の「徹底的に攻略データ篇」
5日(金)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬Sの「徹底的に攻略データ篇」
6日(土)07:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬Sの「予想篇」
6日(土)19:00頃 ニュージーランドT、阪神牝馬Sの「回顧篇」
7日(日)07:00頃 桜花賞の「予想篇」
7日(日)19:00頃 桜花賞の「回顧篇」
8日(月)07:00頃 アーリントンC、皐月賞、アンタレスS
                 の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。


【重賞レース予想 第04期 途中経過】
第04期(3月23日~4月14日)8日間(日経賞~アンタレスS)12戦

最終週末競馬は、当てる事ができたのか!?
30日(土)ダービー卿CT(G3)では7番ディオを推奨!
単勝(7番ディオ) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

30日(土)ダービー卿CT(G3)推奨馬ディオ(1人気)は、スタート良く先行4,5番手追走も3角辺りから他馬が動き出した時に7番手まで下がり追走。4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 大外から追い出されると伸びを欠き馬群に沈み込んで11着惨敗…残念。

レースは、好位追走から脚を伸ばしたパラレルヴィジョン(2人気)が、一旦ハナを奪って後続を大きく引き離したエエヤン(8人気)をゴール前で捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にアスクコンナモンダ(5人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? [注目データ]でピックアップした1頭がここ最近まで低迷していたので、狙いから外した途端に優勝…当たらなければ負のスパイラルが始まる?? では何故? パラレルヴィジョンは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く先行3番手で流れに乗り折り合い追走。3~4角で仕掛けら追撃開始して、直線馬場の真ん中から脚を伸ばして逃げるエエヤンを測ったように差し切ってゴール!?これで中山マイルを連勝。変則的な大逃げがいても落ち着いて好位から最後伸びてきたように、このコースへの適性も高い。ただ、マイル路線は大レースが外回りや直線が長いコースばかり?? あと牡馬のキズナ産駒はG1未勝利も気になるだけに、今後のG1マイル戦線で悩ましい??

31日(日)大阪杯(G1)では8番プラダリアを推奨!
単勝(8番プラダリア)/ 3連単1着固定(8-2,5,6,9-2,5,6,9) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

31日(日)大阪杯(G1)推奨馬プラダリア(4人気)は、スタートは互角も行き脚が無く先団後方(6、7番手)内追走。4角を回り、直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されると反応鈍く伸びを欠き流れ込んで6着…残念。

レースは、2番手追走から直線の競り合いを制したベラジオオペラ(2人気)が、早めに捲っていって最後まで争ったローシャムパーク(3人気)にクビ差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にルージュエヴァイユ(11人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 4歳馬主力を削るところまでは、良かったのだが…反省。では何故? ベラジオオペラは優勝できたのか?? 同馬は、スタートは互角も行き脚が無く、押されて位置取りにいき先行2番手追走で折り合い。4角を回り、リズムを崩さず馬なりで先頭も、迫る相手を最後まで前に出させず、粘り切ってクビ差でゴール!?好位でしっかり溜めて末脚を繰り出されては、後ろから来る馬は追いつけそうでもその差を縮められない。次走G1宝塚記念は京都2200㍍(場所、距離 等)、大阪杯がG1になってから、勝ち馬の宝塚記念の成績は[0-0-1-4]とポイントがいろいろあり、悩ましい??

【短 評】
週末、2戦2敗…アウトみたいな感じ。ダービー卿CTで外した事で、少々熱くなり、大阪杯で当たる訳のない3連単まで購入したのは、完全にアウト!? 未だに、何処かで取り返そうという思いが、無駄な馬券購入に繋がる。まぁ、当たれば良いのだが…反省。今週末は3重賞(ニュージーランドT、阪神牝馬S、桜花賞)で巻き返す…当たれば良いのだが??


【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(ダービー卿CT)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数5位"
7番ディオが該当=結果11着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(大阪杯)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
10番ソールオリエンスが該当=結果7着ハズレ…(ノД`)・゜・。

【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(ニュージーランドT)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数6位”

*無条件
過去10年内(1-0-4-5/10)
勝率10%/連対率10%/複勝率50%/単勝回収値52/複勝回収値142
近5年内 (1-0-2-2/5)
勝率20%/連対率20%/複勝率60%/単勝回収値104/複勝回収値160

人気上位馬が不安定な成績を残す、混戦模様なレース!?
昨年は馬場の影響もあり、中波乱決着!?
狙い目の指数6位は、昨年1着と好調。今年も引き続き期待大!?


(阪神牝馬S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数3位”

*無条件
過去10年内(2-2-0-6/10)
勝率20%/連対率40%/複勝率40%/単勝回収値201/複勝回収値127
近5年内 (1-1-0-3/5)
勝率20%/連対率40%/複勝率40%/単勝回収値234/複勝回収値174

牝馬限定だけあって人気上位馬が不安定な成績を残す、波乱含みなレース!?
昨年は、人気上位馬が総て崩れる3連単100万馬券の大波乱決着??
狙い目の指数3位が、昨年(11着)外れているだけに、今年こそは期待大!!

(桜花賞)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数3位”

*無条件
過去10年内(3-1-2-4/10)
勝率30%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値229/複勝回収値150
近5年内 (2-0-1-2/5)
勝率40%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値358/複勝回収値176

例年通り、人気上位馬が安定した成績を残す、本命レース!?
過去10年内、指数6位までの決着が8回、3連系も6回。
狙い目の指数3位は、昨年(8着)外しているだけに、今年こそは期待大!?


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コメント一覧
3:
  YASUの小心馬券   フォロワー:37人 2024年3月29日(金) 14:59:29
大阪杯2024
香港C⑧着は残念な結果も、最後方から大外を差す競馬では流石に厳しかった。
メンバーの揃ったオールカマーではタイトルホルダー・ゼッフィーロを撃破なら能力上位と言えるも、後方から行くキャラだけにこの内枠は競馬が難しくなりそうだ。
かといえ、ソールオリエンスよりは捲り脚もあり、地力の高さからノーマークにはできない。
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年3月19日() 14:43:02
入着馬ばかり乗ってるから人気に推されてもロクな結果にならない。手抜き鞍上の元地方に素人調教師では是が限界。日本人鞍上は根本的に海外では通用しない。特に欧州は鬼門。
1:
  海外にいても競馬はやめられない   フォロワー:8人 2023年1月7日() 22:40:28
中山金杯同日勝ち時計同タイム

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2024年3月31日大阪杯 G12着
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2024年3月31日 大阪杯 G1 2着
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