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写真一覧
現役 牡8 鹿毛 2017年5月9日生
調教師森秀行(栗東)
馬主平井 裕
生産者白井牧場
生産地日高町
戦績34戦[6-3-3-22]
総賞金19,751万円
収得賞金7,950万円
英字表記Echt
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
ヒーラ
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
セントフロンティア
兄弟 ドリームビリーバーヘルト
市場価格
前走 2025/02/16 京都記念 G2
次走予定

エヒトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/02/16 京都 11 京都記念 G2 芝2200 126883.797** 牡8 57.0 岩田康誠森秀行 466
(-4)
2.16.4 0.734.6⑦⑦⑧⑦ヨーホーレイク
25/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 18715212.4168** 牡8 57.0 吉田豊森秀行 470
(-4)
2.12.9 0.836.8⑤⑤⑦⑦ダノンデサイル
24/12/07 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 1861228.799** 牡7 59.0 浜中俊森秀行 474
(--)
1.59.7 1.336.7デシエルト
24/02/24 サウ 8 レッドSTH G3 芝3000 14--------5** 牡7 60.5 川田将雅森秀行 --3.05.5 1.1----タワーオブロンドン
23/12/02 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 1371174.41113** 牡6 57.0 松山弘平森秀行 470
(+8)
2.00.3 1.536.2⑤④⑤⑤ベラジオオペラ
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1122281.7118** 牡6 58.0 横山和生森秀行 462
(-4)
1.57.4 2.235.7⑧⑦⑨イクイノックス
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 1561023.4811** 牡6 57.0 菅原明良森秀行 466
(-6)
2.13.0 1.035.8⑨⑨⑦⑧ローシャムパーク
23/08/13 小倉 11 小倉記念 G3 芝2000 16236.831** 牡6 58.0 川田将雅森秀行 472
(+2)
1.57.8 -0.434.9④④テーオーシリウス
23/07/09 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 16116.148** 牡6 58.0 田中勝春森秀行 470
(--)
2.00.5 0.735.1⑪⑨⑧⑨セイウンハーデス
23/02/25 サウ 5 レッドSTH G3 芝3000 13--------7** 牡6 55.5 川田将雅森秀行 --3.07.2 0.8----シルヴァーソニック
23/01/22 中山 11 AJCC G2 芝2200 146913.652** 牡6 57.0 田中勝春森秀行 470
(+8)
2.13.6 0.134.4⑩⑩⑪⑩ノースブリッジ
22/12/03 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 143313.283** 牡5 56.0 田中勝春森秀行 462
(0)
1.57.8 0.335.3⑥⑥⑥⑤ソーヴァリアント
22/09/04 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 18598.2514** 牡5 57.0 田中勝春森秀行 462
(-2)
2.00.2 1.334.3⑩⑨カラテ
22/07/10 福島 11 七夕賞 G3 芝2000 1681616.261** 牡5 54.0 田中勝春森秀行 464
(0)
1.57.8 -0.434.4⑥⑥⑤ヒートオンビート
22/02/13 阪神 11 京都記念 G2 芝2200 133348.6117** 牡5 56.0 松田大作森秀行 464
(-2)
2.12.3 0.434.2⑨⑧⑨⑦アフリカンゴールド
22/01/23 中山 11 AJCC G2 芝2200 144543.499** 牡5 56.0 北村宏司森秀行 466
(+4)
2.13.4 0.735.8⑧⑧⑦⑪キングオブコージ
21/12/26 阪神 10 サンタS 3勝クラス 芝2000 101110.361** 牡4 57.0 岩田康誠森秀行 462
(+2)
2.01.3 -0.535.1⑥⑥⑥⑥イルマタル
21/11/20 阪神 10 尼崎S 3勝クラス 芝2400 11336.038** 牡4 57.0 幸英明森秀行 460
(+10)
2.26.3 1.435.3⑩⑩⑨⑦テーオーロイヤル
21/09/11 中京 10 ムーンライト 3勝クラス 芝2200 13565.5311** 牡4 56.0 幸英明森秀行 450
(-2)
2.13.2 1.135.1⑪⑪⑩⑨フライライクバード
21/08/21 新潟 11 日本海S 3勝クラス 芝2200 10113.923** 牡4 57.0 戸崎圭太森秀行 452
(0)
2.12.2 0.335.8⑦⑦⑦⑦グレンガリー

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エヒトの関連ニュース

【中山記念】特別登録馬

2025年2月23日() 17:30

【中山記念】伝統の中山GⅡにソウルラッシュ、シックスペンスなど18頭が登録 2025年2月23日() 17:28

3月2日(日)に中山競馬場で行われる「第99回中山記念」(GⅡ、中山11R、4歳以上オープン、別定、芝1800メートル、1着賞金6700万円)の登録馬は以下の通り。



(左から登録馬名 負担重量)

アルナシーム 57.0

エコロヴァルツ 57.0

エヒト 57.0

カラテ 57.0

グラティアス 57.0

グランディア 57.0

グリューネグリーン 57.0

クルゼイロドスル 57.0

サイルーン 57.0

シックスペンス 58.0

ソウルラッシュ 59.0

タイムトゥヘヴン 57.0

パラレルヴィジョン 57.0

ボッケリーニ 57.0

ボーンディスウェイ 57.0

マテンロウスカイ 58.0

メイショウチタン 57.0

リフレーミング 57.0

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【京都記念】レースを終えて…関係者談話 2025年2月17日(月) 04:51

◆北村友騎手(マコトヴェリーキー3着)「4コーナーで(他馬との)接触がありました。最後は伸びていただけに、あれが痛かったですね」

◆高杉騎手(バビット4着)「自分のペースでいけました。かわいがってもらうような展開で、最後まで頑張ってくれました」

◆川田騎手(ソールオリエンス5着)「以前乗せていただいたときに比べて、はるかに良くなっていました。チェルヴィニアが動くと思って、この競馬をしました。次につながる内容でした」

◆池添騎手(プラダリア6着)「1、2コーナーはいいポジションでした。ただ、人気馬が後ろにいて動けない流れ。展開が向かなかったとはいえ、うまく乗れませんでした」

◆岩田康騎手(エヒト7着)「はまれば脚を使う馬ですが、きょうも頑張っていました」

◆幸騎手(セイウンハーデス8着)「道中で力んだぶん、最後が甘くなってしまいました。力はあるので巻き返してほしい」

◆田口騎手(ブレイヴロッカー10着)「道中で(ハミを)かむところがありましたが、最後まで走ってくれました」

◆古川吉騎手(フォワードアゲン11着)「メンバーが強くなってスローペースのなか、自分の力は出し切っています」

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【京都記念2025】ROBOTIPの勝率予測 競走馬能力予測は実績上位のG1ホース2頭を信頼 2025年2月15日() 12:00

こんにちは!ROBOTIP開発プロジェクトメンバーの曹操です。

今回の担当は京都記念 G2です。
曹操ROBOTIPの基本設定は「競走馬」の能力指数を100%とし、適性は「距離適性」と「周回方向適性」のみを配合、補正は「斤量」「調教評価」「厩舎評価」の補正をONにします。

これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。

曹操ROBOTIPが弾き出した京都記念全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)
チェルヴィニア   22.55%
ソールオリエンス  20.25%
ヨーホーレイク   16.14%
プラダリア     11.78%
セイウンハーデス  10.95%

エヒト       5.66%
マコトヴェリーキー 3.17%
ブレイヴロッカー  2.20%
フォワードアゲン  1.94%
リビアングラス   1.93%
メイショウユズルハ 1.93%
バビット      1.49%


チェルヴィニアと④ソールオリエンスのG1馬2頭がやや抜けた1位2位となっています。平均勝率(12頭立ての場合は8.33%)を上回る馬のみを馬券対象にするので、上位5頭がその対象です。

上位5頭の勝率の差を鑑みて隊列にすると以下の通りです。
 ⑥④ > ① > ⑨⑪

馬券はG1ホース2頭軸の3連複3点、合計9,900円で勝負します。

3連複(2頭軸流し)
④⑥-①⑨⑪ 各3,300円

合計9,900円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
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【京都記念2025】血統アナリシス トニービンやNijinskyの欧州的な持久力が活きる一戦 2025年2月15日() 12:00

現行条件となった1995年以降、種牡馬として最多タイの勝利数を記録するのが3勝のトニービン。2005年ナリタセンチュリーの勝利を最後に直仔の出走例こそないが、近年も2015年ラブリーデイ、2019年ダンビュライト、2023年ドウデュースなど、同血脈を保持する馬たちの金星を挙げるシーンが目立つ。

総じて欧州血脈の持久力が活きやすい傾向にあり、とくにNijinskyの血脈が幅をきかせている。その最たる例は「母の父Caerleon」であり、該当馬は【3.1.2.7】勝率23.1%・複勝率46.2%、2004年シルクフェイマス、2008年アドマイヤオーラ、2010年ブエナビスタが勝利をつかんだ。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。同じ「父×母の父」の組み合わせには、17年3着&19年3着のマカヒキがおり、母の父を「フレンチデピュティ系」とすれば、23年3着&24年1着のプラダリアも挙げられる。本馬においては2代母の父がCaerleonであることも特筆に値し、自身も京都競馬場では2戦2勝、近親を含めた芝成績でも一族は京都競馬場での勝率が頭ひとつ抜けている。

プラダリアは、父ディープインパクト×母シャッセロール(母の父クロフネ)。本馬は昨年の勝ち馬であり、阪神で開催された23年の京都記念でも3着とじゅうぶんな実績を持つ。上記、ヨーホーレイクと揃えて評価したい血統構成だが、本馬においても父系も母系も京都巧者が多い血筋であることを評価しやすい。また、牝系の観点では寒い季節に激走が目立ち、直近では東京新聞杯にて最低人気で3着となったメイショウチタンが挙げられる。

エヒトは、父ルーラーシップ×母ヒーラ(母の父ディープインパクト)。同産駒には19年の勝ち馬で、21年も3着に好走したダンビュライトが挙げられる。なお、父は15年の勝ち馬ラブリーデイと共通点が多く、キングカメハメハ直仔であるほか、トニービン、ノーザンテースト、ガーサントと社台グループ所縁の血脈が母系に並ぶ。本馬はつねに人気以上に健闘するタイプだが、22年京都記念で勝ち馬から0秒4差の実績を一考してみたい。


【血統予想からの注目馬】
ヨーホーレイク ⑨プラダリア ⑧エヒト


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【京都記念2025】過去10年の重賞データ分析 プラダリア、チェルヴィニアなど4頭が6項目をオールクリア 2025年2月15日() 12:00

【馬齢】
2015年以降(2021~2023年は阪神で施行)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4歳から7歳までの4世代間で収まっている。まずは、7歳以下の馬を優先したいところだ。

(減点対象馬)
バビット ⑤フォワードアゲン ⑧エヒト

【所属】
2015年以降(過去10年)の所属別成績は、栗東【8.9.9.64】、美浦【2.1.1.22】。前者が優勢ではあるものの、決定的な差はない。なお、後者の3着以内延べ4頭は、いずれもG1で3着以内の好走歴を持つ5歳以下の馬だった。関東馬を狙う際は、馬齢や過去の実績をしっかり確認しておきたい。

(減点対象馬)
フォワードアゲン

【前走クラス】
2015年以降の1~3着馬延べ30頭は、いずれも前走でグレード競走に出走していた。非グレード競走からの参戦馬は、分が悪い傾向にあるようだ。

(減点対象馬)
リビアングラス ⑤フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑫ブレイヴロッカー

【前走着順】
前走の着順については、G1・G2であれば問わないが、G1・G2以外の場合は5着が最低ライン。2015年以降、前走6着以下敗退から臨んだ非G1・G2組は、もれなく複勝圏を逃している。

(減点対象馬)
バビット ⑤フォワードアゲン ⑩マコトヴェリーキー ⑫ブレイヴロッカー

【距離実績】
2015年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、27頭に2200m以上のレースで3着以内の好走歴、残る3頭には2000m以上のG1でタイム差0秒5以内の入線経験があった。相応の実績がない馬は過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑪セイウンハーデス

【G1・G2実績】
2015年以降の3着以内馬延べ30頭は、いずれもG1またはG2のハイグレード競走において、4着以内かタイム差0秒5以内の善戦・好走経験があった。G2格以上のレースで苦戦している馬や、G3より下のクラスを主戦場としてきた馬は疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
フォワードアゲン ⑦メイショウユズルハ ⑩マコトヴェリーキー ⑫ブレイヴロッカー


【データ予想からの注目馬】
上記6項目オールクリアは、①ヨーホーレイク、④ソールオリエンス、⑥チェルヴィニア、⑨プラダリアの4頭。

トップには、⑨プラダリアを推す。前年度覇者という舞台相性の良さもさることながら、香港ヴァーズからの参戦馬は過去10年【1.1.0.0】と、少数精鋭の活躍を見せている。今年もそれ相当の評価が必要だろう。

2015年以降、前走が国内外のG1、かつ掲示板(5着以内)を確保していた馬は【3.3.3.5】。それに該当する、⑥チェルヴィニアを2番手にピックアップ。以下、①ヨーホーレイク、④ソールオリエンスらが続く。

<注目馬>
プラダリア ⑥チェルヴィニア ①ヨーホーレイク ④ソールオリエンス 

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エヒトの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月22日号】特選重賞データ分析編(381)~2023年天皇賞(秋)
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<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2023年10月29日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、東京・京都の、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-3-4-8](3着内率60.0%)
×なし [0-2-1-48](3着内率5.9%)

 コース適性が高い差し馬に注目したい一戦。東京や京都のビッグレースで出走メンバー中3位以内の上がり3ハロンタイムをマークしつつ上位に食い込んだことのある馬は堅実でした。今年もこの条件をクリアしている馬はそう多くないので、しっかりチェックしておきましょう。

主な「○」該当馬→イクイノックスダノンベルーガ
主な「×」該当馬→エヒトジャックドールヒシイグアスプログノーシス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2018年以降[5-4-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→イクイノックスプログノーシス

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2023年9月18日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年09月18日号】特選重賞データ分析編(376)~2023年オールカマー
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<次週の特選重賞>

G2 産経賞 オールカマー 2023年09月24日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
○7着以内 [5-5-6-32](3着内率33.3%)
×8着以下・競走中止 [1-1-0-27](3着内率6.9%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前走の着順が7着以内でした。ちなみに、前走の着順が8着以下・競走中止、かつ性が牡・センの馬は2017年以降[0-0-0-27](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。

主な「○」該当馬→エヒトジェラルディーナローシャムパーク
主な「×」該当馬→アサマノイタズラタイトルホルダーノースブリッジ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRAの、G1のレース”において7着以内となった経験がある」馬は2017年以降[6-5-5-15](3着内率51.6%)
主な該当馬→ジェラルディーナタイトルホルダー

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2023年8月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】早くも成功の兆しが見える新種牡馬・スワーヴリチャード/札幌記念展望
閲覧 1,782ビュー コメント 0 ナイス 1

先週の小倉記念エヒトが勝利。1コーナーまでの位置の取り方が素晴らしかった。

「田中勝騎手→川田騎手というわかりやすい鞍上強化で人気を集めそうだが、ココは素直に信頼したい」

と当コラムで書きながらも、狙いを変更してしまった自らの判断力のなさはさておき、内枠を生かした川田騎手の騎乗も完璧だった。

その川田騎手、ここ数週間は本当に神懸かっている。先々週の新潟、そして先週の小倉でも随所に川田騎手らしさを見せており、馬場読み、コース取りともにため息が出るほど。週が明けて盛岡でもリメイクを見事に勝利に導いたように、もはや手が付けられない状態だ。今週末はプログノーシスでどんな騎乗を見せてくれるか、今から楽しみだ。

さて、手が付けられないといえば新種牡馬、スワーヴリチャードも素晴らしいスタートを切った。2歳戦線がスタートして2カ月半ほど、ここまで合計8頭が勝ち上がり、総合成績は(9-4-6-15)。複勝率は実に55.9%、つまり2回に1回以上好走している。コラソンビートがオープンを勝った他、素質のありそうな馬も続々と勝ち上がっている。

パワーホール
レガレイラ
アーバンシック

以上の3頭は特にレース内容も素晴らしく、今後長く期待して良さそうな素質馬だ。

確実に早熟型ではない点も心強い。スワーヴリチャード自身勝ち上がりは2戦目の未勝利戦で、G1初制覇は古馬になってから。4歳時に大阪杯を制し、5歳時にジャパンカップを制したどちらかといえば晩成型の馬だったが、産駒も総じて叩き良化型の印象が強い。 これまで2歳未勝利戦には7回出走し(4-1-1-1)。とりあえず何も考えずに買っていいくらいの素晴らしい成績だ。

また成功する種牡馬の特徴でもあるが、母馬の良さを引き出している点も見逃せない。芝ダート、短距離中距離問わず勝ち上がり馬を出している。当然、主戦場は芝のマイル〜中距離になるだろうが、ほかの路線でも活躍馬を出してくれそうだ。

というわけで、ベタ褒めになってしまったが、馬券はもちろん、今後の競馬を見て行く上でもスワーヴリチャード産駒には注目したい。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 8/12(土)小倉6R フォルテローザ 1番人気3着

前半差しに回るもラストは外からキッチリ伸びた。先行イン有利の展開や馬場考えれば上々の3着。開催後半の馬場ならすぐ勝ち上がれそうだ。サトノアラジン牝馬は芝1200mで特注。

〜今週末の注目馬〜

今週末はもちろん夏競馬の大一番・札幌記念から。

ヒシイグアス浜中俊騎手)

注目はヒシイグアス浜中俊騎手。

初の洋芝参戦となるヒシイグアスに注目。もともと実力の割に人気にならないタイプだが、中山記念連覇、宝塚記念2着など、強力メンバーに入ってもまったく見劣りはしない。札幌記念は堀厩舎の得意レースで、かつてはネオリアリズムモーリスでワンツーを決めた実績もある。今年はダノンベルーガとともに注目したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年8月11日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】最近気になる2年目の穴ジョッキー/小倉記念展望
閲覧 1,895ビュー コメント 0 ナイス 1


先週のレパードSは逃げ先行決着。差しに回った有力各馬は不発だった。その中で制したのはライオットガール田中健騎手が騎乗し4着に敗れたマレーシアカップから、大幅鞍上強化の効果もあり、好位から抜け出した。3勝クラスでも好走していた割に人気にもなっていなかった印象だ。

最近はAIが競馬予想にも大いに影響を与え始めているが、感覚的にジョッキーはあまり加味されていないというかまだまだ妙味があるように思える。とりわけ前走の騎手、という観点ではあまり売れることはないので、今後もこのようなわかりやすい鞍上強化は狙いどころかもしれない。

台風の進路が気になる今週末から夏の小倉開催がスタート、再び3場開催となる。3場開催になることで、若手ジョッキーにもよりチャンスが巡ってくるはずだ。

個人的に最近気になっているのは、札幌を拠点に騎乗している鷲頭虎太騎手。今村騎手や角田大河騎手、佐々木騎手などと同期の2年目としては現状地味な存在だが、地味ゆえにまったく人気にならない。しかしながら、経験を積むごとにしっかり乗れるようになっている印象で、データを見てもある程度の人気馬なら堅実に持ってきている。

先週の競馬でいえばアオラキの騎乗が印象的だった。これまでズブくて動かなかった馬で強気に仕掛け、直線は馬群を捌いて3着。8番人気という低評価を覆した。今回がキャリア12戦目だったが、これまでで最も人気がなかったのも、良い意味で地味な証拠だろう。まだまだ札幌開催で狙う機会がありそうなので、特に穴党にとっては強い味方になってくれそうだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 8/6(日)札幌11R ワールドタキオン 4番人気2着

好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容だった。JRAに出戻り後はずっと好内容を見せており、今回の内容なら重賞でも安定して走れそうだ。

~今週末の注目馬~

今週は小倉記念から。

エヒト川田将雅騎手)

注目はエヒト川田将雅騎手。
前走の七夕賞はスタートでやや立ち遅れ、4角~直線でもスムーズさを欠いた。コーナー4回の2000mはベスト条件で、今回は内枠も悪くない。田中勝騎手→川田騎手というわかりやすい鞍上強化で人気を集めそうだが、ココは素直に信頼したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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エヒトの口コミ


口コミ一覧

中山記念 1

 競馬が大好き(複勝男 2025年2月26日(水) 00:11

閲覧 154ビュー コメント 0 ナイス 5

2025年 3月2日 日曜日 中山競馬場 右回り Aコース

中山記念

芝1800M GⅡ 4歳以上

過去10年馬券内父系

サンデーサイレンス系    7-4-4 登録馬 6頭
ミスタープロスペクター系  2-3-2     8頭
ヘイルトゥリーズン系    1-1-0     2頭
ノーザンダンサー系     0-2-4     2頭 計18頭

 フルゲート16頭

過去10年別頭数
4回 11頭 2回 14、16頭 1回 9、10頭

過去10年人気別馬券内

6回 2番人気
4回 4、5、7番人気
3回 1、3、6番人気
2回 8番人気
1回 10番人気

過去10年最高オッズ

単勝 1610円 複勝 910円 枠連 17570円 馬連 17350円
馬単 33850円 ワイド 5950円
3連複 72980円 3連単 542050円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

○ 芝1800~2200Mの重賞勝ちか、距離不問でGⅠ入着以上
○ 前走、中山金杯組5馬券内、1番は前走GⅠからが15馬券内
○ 前走一桁着順まで
○ 4歳と5歳
○ 1,2番人気の信頼度はない。
○ リピーターレース

実績
GⅠ勝利
   ソウルラッシュ 

GⅠ2着
   エコロヴァルツ

GⅡ勝利
   シックスペンス ボッケリーニ マテンロウスカイ 

GⅢ勝利
   アルナシーム エヒト カラテ グラティアス グリューネグリーン タイムトゥヘヴン パラレルヴィジョン リフレーミング 

GⅡ、Ⅲ2着
   グランティア 

OPリステッド勝利
   クルゼイロドスル ボーンディスウェイ メイショウチタン

昇級2戦目 
   サイルーン 

 DEEB 2025年2月16日() 17:34
恥ずかしい馬予想2025.02.16[結果]
閲覧 146ビュー コメント 0 ナイス 7

東京 9R 雲雀ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 5 ニシノライコウ…9着
○ 2 レディントン…1着
▲16 テウメッサ…16着
△ 3 オメガウインク…2着
×10 ラズベリームース…14着
[結果:ハズレ×]

東京10R バレンタインステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 7 ★サルヴァトーレ…5着
○ 5 ウェイワードアクト…2着
▲ 8 エミサキホコル…3着
△14 スマートフォルス…7着
×11 ☆サンライズジーク…15着
[結果:アタリ△ ワイド 5-8 590円]

東京11R 共同通信杯 GⅢ 3歳オープン(国際)(特指)
◎ 2 マスカレードボール…1着
○ 9 リトルジャイアンツ…3着
▲ 5 ネブラディスク…4着
[結果:アタリ△ ワイド 2-9 430円]

京都 5R 3歳未勝利(混合)[指定]
◎ 5 ミッキーコンドル…7着
○14 ロードレジェロ…2着
▲ 1 メイショウハリソン…3着
☆ 8 ショウリュウシエル…8着
[結果:ハズレ×]

京都10R 北山ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎12 テリフィックプラン…3着
○10 ポッドロゴ…4着
▲ 1 タイトニット…10着
☆13 メイショウポペット…11着
[結果:ハズレ×]

京都11R 京都記念 GⅡ 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 6 チェルヴィニア…9着
○ 4 ソールオリエンス…5着
△ 8 エヒト…7着
×11 ☆セイウンハーデス…8着
[結果:ハズレ×]

小倉11R 北九州短距離ステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎11 ロードフォアエース…2着
○13 キタノエクスプレス…1着
▲ 3 スマートクラージュ…4着
×12 ☆アスクワンタイム…5着
× 6 マメコ…10着
☆15 チェアリングソング…12着
[結果:アタリ○ 馬連 11-13 580円]

[今日の結果:7戦1勝4敗2分]
ドバッとが無いですね。

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 ちんぺー 2025年2月16日() 09:56
2月16日(日) 京都記念 
閲覧 259ビュー コメント 0 ナイス 5

◎06番 チェルヴィニア
○11番 セイウンハーデス
▲04番 ソールオリエンス
△09番 プラダリア
△08番 エヒト
×01番 ヨーホーレイク
×10番 マコトヴェリーキー
×12番 ブレイヴロッカー

レース波乱度判定 値 判定
単勝30倍以下頭数 7頭 〇
上位単複下降数 1頭 〇
上中位複勝断層数 1本 △

小波乱程度と想定する。

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2025年2月16日京都記念 G27着
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2025年2月16日 京都記念 G2 7着
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