2023年10月22日(日) 15:00
伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月22日号】特選重賞データ分析編(381)~2023年天皇賞(秋)
閲覧 1,887ビュー コメント 0 ナイス 3
次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!
<次週の特選重賞>
G1 天皇賞(秋) 2023年10月29日(日) 東京芝2000m
<ピックアップデータ>
【“前年以降の、東京・京都の、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-3-4-8](3着内率60.0%)
×なし [0-2-1-48](3着内率5.9%)
コース適性が高い差し馬に注目したい一戦。東京や京都のビッグレースで出走メンバー中3位以内の上がり3ハロンタイムをマークしつつ上位に食い込んだことのある馬は堅実でした。今年もこの条件をクリアしている馬はそう多くないので、しっかりチェックしておきましょう。
主な「○」該当馬→イクイノックス・ダノンベルーガ
主な「×」該当馬→エヒト・ジャックドール・ヒシイグアス・プログノーシス
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「前走の着順が3着以内」だった馬は2018年以降[5-4-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→イクイノックス・プログノーシス
|
|
[もっと見る]
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年09月18日号】特選重賞データ分析編(376)~2023年オールカマー
閲覧 1,579ビュー コメント 0 ナイス 5
次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!
<次週の特選重賞>
G2 産経賞 オールカマー 2023年09月24日(日) 中山芝2200m外
<ピックアップデータ>
【前走の着順別成績(2017年以降)】
○7着以内 [5-5-6-32](3着内率33.3%)
×8着以下・競走中止 [1-1-0-27](3着内率6.9%)
直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前走の着順が7着以内でした。ちなみに、前走の着順が8着以下・競走中止、かつ性が牡・センの馬は2017年以降[0-0-0-27](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。
主な「○」該当馬→エヒト・ジェラルディーナ・ローシャムパーク
主な「×」該当馬→アサマノイタズラ・タイトルホルダー・ノースブリッジ
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「“JRAの、G1のレース”において7着以内となった経験がある」馬は2017年以降[6-5-5-15](3着内率51.6%)
主な該当馬→ジェラルディーナ・タイトルホルダー
|
|
[もっと見る]
【TAROの競馬研究室】早くも成功の兆しが見える新種牡馬・スワーヴリチャード/札幌記念展望
閲覧 1,344ビュー コメント 0 ナイス 1
先週の小倉記念はエヒトが勝利。1コーナーまでの位置の取り方が素晴らしかった。
「田中勝騎手→川田騎手というわかりやすい鞍上強化で人気を集めそうだが、ココは素直に信頼したい」
と当コラムで書きながらも、狙いを変更してしまった自らの判断力のなさはさておき、内枠を生かした川田騎手の騎乗も完璧だった。
その川田騎手、ここ数週間は本当に神懸かっている。先々週の新潟、そして先週の小倉でも随所に川田騎手らしさを見せており、馬場読み、コース取りともにため息が出るほど。週が明けて盛岡でもリメイクを見事に勝利に導いたように、もはや手が付けられない状態だ。今週末はプログノーシスでどんな騎乗を見せてくれるか、今から楽しみだ。
さて、手が付けられないといえば新種牡馬、スワーヴリチャードも素晴らしいスタートを切った。2歳戦線がスタートして2カ月半ほど、ここまで合計8頭が勝ち上がり、総合成績は(9-4-6-15)。複勝率は実に55.9%、つまり2回に1回以上好走している。コラソンビートがオープンを勝った他、素質のありそうな馬も続々と勝ち上がっている。
パワーホール
レガレイラ
アーバンシック
以上の3頭は特にレース内容も素晴らしく、今後長く期待して良さそうな素質馬だ。
確実に早熟型ではない点も心強い。スワーヴリチャード自身勝ち上がりは2戦目の未勝利戦で、G1初制覇は古馬になってから。4歳時に大阪杯を制し、5歳時にジャパンカップを制したどちらかといえば晩成型の馬だったが、産駒も総じて叩き良化型の印象が強い。 これまで2歳未勝利戦には7回出走し(4-1-1-1)。とりあえず何も考えずに買っていいくらいの素晴らしい成績だ。
また成功する種牡馬の特徴でもあるが、母馬の良さを引き出している点も見逃せない。芝ダート、短距離中距離問わず勝ち上がり馬を出している。当然、主戦場は芝のマイル〜中距離になるだろうが、ほかの路線でも活躍馬を出してくれそうだ。
というわけで、ベタ褒めになってしまったが、馬券はもちろん、今後の競馬を見て行く上でもスワーヴリチャード産駒には注目したい。
それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。
【次走狙い馬】 8/12(土)小倉6R フォルテローザ 1番人気3着
前半差しに回るもラストは外からキッチリ伸びた。先行イン有利の展開や馬場考えれば上々の3着。開催後半の馬場ならすぐ勝ち上がれそうだ。サトノアラジン牝馬は芝1200mで特注。
〜今週末の注目馬〜
今週末はもちろん夏競馬の大一番・札幌記念から。
・ヒシイグアス(浜中俊騎手)
注目はヒシイグアス&浜中俊騎手。
初の洋芝参戦となるヒシイグアスに注目。もともと実力の割に人気にならないタイプだが、中山記念連覇、宝塚記念2着など、強力メンバーに入ってもまったく見劣りはしない。札幌記念は堀厩舎の得意レースで、かつてはネオリアリズム&モーリスでワンツーを決めた実績もある。今年はダノンベルーガとともに注目したい。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。 |
|
[もっと見る]
【TAROの競馬研究室】最近気になる2年目の穴ジョッキー/小倉記念展望
閲覧 1,221ビュー コメント 0 ナイス 1
先週のレパードSは逃げ先行決着。差しに回った有力各馬は不発だった。その中で制したのはライオットガール。田中健騎手が騎乗し4着に敗れたマレーシアカップから、大幅鞍上強化の効果もあり、好位から抜け出した。3勝クラスでも好走していた割に人気にもなっていなかった印象だ。
最近はAIが競馬予想にも大いに影響を与え始めているが、感覚的にジョッキーはあまり加味されていないというかまだまだ妙味があるように思える。とりわけ前走の騎手、という観点ではあまり売れることはないので、今後もこのようなわかりやすい鞍上強化は狙いどころかもしれない。
台風の進路が気になる今週末から夏の小倉開催がスタート、再び3場開催となる。3場開催になることで、若手ジョッキーにもよりチャンスが巡ってくるはずだ。
個人的に最近気になっているのは、札幌を拠点に騎乗している鷲頭虎太騎手。今村騎手や角田大河騎手、佐々木騎手などと同期の2年目としては現状地味な存在だが、地味ゆえにまったく人気にならない。しかしながら、経験を積むごとにしっかり乗れるようになっている印象で、データを見てもある程度の人気馬なら堅実に持ってきている。
先週の競馬でいえばアオラキの騎乗が印象的だった。これまでズブくて動かなかった馬で強気に仕掛け、直線は馬群を捌いて3着。8番人気という低評価を覆した。今回がキャリア12戦目だったが、これまでで最も人気がなかったのも、良い意味で地味な証拠だろう。まだまだ札幌開催で狙う機会がありそうなので、特に穴党にとっては強い味方になってくれそうだ。
それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。
【次走狙い馬】 8/6(日)札幌11R ワールドタキオン 4番人気2着
好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容だった。JRAに出戻り後はずっと好内容を見せており、今回の内容なら重賞でも安定して走れそうだ。
~今週末の注目馬~
今週は小倉記念から。
・エヒト(川田将雅騎手)
注目はエヒト&川田将雅騎手。
前走の七夕賞はスタートでやや立ち遅れ、4角~直線でもスムーズさを欠いた。コーナー4回の2000mはベスト条件で、今回は内枠も悪くない。田中勝騎手→川田騎手というわかりやすい鞍上強化で人気を集めそうだが、ココは素直に信頼したい。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。 |
|
[もっと見る]