今週の重賞レース

2024年3月23日() 日経賞 G2 毎日杯 G3
2024年3月24日() マーチS G3 高松宮記念 G1

金鯱賞 G2

日程:2024年3月10日() 15:25 中京/芝2000m
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馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 馬体重 B タイム 着差 オッズ 人気 上がり
3F
通過順
1 4 4

プログノーシス

牡6 58.0 川田将雅  中内田充 480(+9) 1.57.6 2.7 2 34.3 ⑪⑩⑧⑤
2 3 3

ドゥレッツァ

牡4 59.0 C.ルメー  尾関知人 472(+4) 1.58.4 1.9 1 35.0 ⑨⑧⑥⑤
3 5 6

ヨーホーレイク

牡6 57.0 藤岡康太  友道康夫 522(+14) 1.58.5 20.9 6 35.4 ②③③②
4 8 12

ハヤヤッコ

牡8 57.0 幸英明  国枝栄 490(+6) B 1.58.7 1 1/2 43.7 8 35.0 ⑪⑫⑪⑩
5 7 10

アラタ

牡7 57.0 横山典弘  和田勇介 474(-6) 1.58.7 アタマ 53.1 9 35.0 ⑩⑪⑪⑩
6 2 2

ワイドエンペラー

牡6 57.0 高杉吏麒  藤岡健一 504(+4) 1.58.8 クビ 246.4 12 34.7 ⑬⑫⑬⑬
7 4 5

ブレイヴロッカー

牡4 57.0 丸山元気  本田優 466(-2) 1.58.9 3/4 84.4 10 35.6 ⑤⑤③⑤
8 7 11

エアサージュ

牡6 57.0 池添謙一  池添学 530(-2) 1.59.2 1 3/4 15.7 5 36.3 ②①①①
9 8 13

レッドジェネシス

セ6 57.0 角田大和  小林真也 498(-6) 1.59.5 362.4 13 35.8 ⑧⑨⑩⑩
10 5 7

ヤマニンサルバム

牡5 57.0 三浦皇成  中村直也 512(+10) 2.00.0 10.2 3 36.8 ②③③④
11 6 8

バラジ

セ5 57.0 菅原明良  鹿戸雄一 508(-4) 2.00.2 163.5 11 36.6 ⑤⑦⑥⑧
12 6 9

ノッキングポイント

牡4 57.0 戸崎圭太  木村哲也 494(+2) 2.00.3 3/4 12.6 4 36.8 ⑤⑤⑧⑧
13 1 1

シーズンリッチ

牡4 57.0 吉田隼人  久保田貴 518(+26) 2.01.3 31.6 7 38.2 ①②②②
ラップタイム 12.7 - 10.7 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.2 - 11.5
前半 12.7 - 23.4 - 35.0 - 46.5 - 58.4
後半 59.2 - 46.7 - 34.7 - 22.7 - 11.5

■払戻金

単勝 4 270円 2番人気
複勝 4 120円 2番人気
3 110円 1番人気
6 320円 6番人気
枠連 3-4 260円 1番人気
馬連 3-4 280円 1番人気
ワイド 3-4 160円 1番人気
4-6 630円 8番人気
3-6 790円 9番人気
馬単 4-3 710円 2番人気
3連複 3-4-6 1,840円 4番人気
3連単 4-3-6 6,100円 14番人気

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馬場
予想

【金鯱賞2024特集】外を回る直線一気型には厳しいコンディション!馬場の内めを立ち回る馬が優位!

【金鯱賞2024特集】外を回る直線一気型には厳しいコンディション!馬場の内めを立ち回る馬が優位!

土曜日の中京芝のレース結果、近年の金鯱賞の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

中京競馬場は昨年12月17日以来の開催。今年は年初の開催がなかったため、約3カ月ぶりの開催となる。しっかり間隔をあけた効果もあって、芝コースの状態は良好。土曜日は終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。

ちなみに、JRAが測定した土曜日朝のクッション値は9.0の標準。土曜日早朝の含水率はゴール前が13.2%、4角13.9%。火曜日から水曜日にかけての降雨に加え、木曜日に散水作業を施したこともあり、良発表としては若干ソフトな馬場状態だったようだ。

土曜日施行の芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は2、1、3、3、6、6番手。開幕初日らしく、中団より前めの位置取りだった馬たちの活躍が目を引いた。また、4角先頭馬も【1.3.0.2】という、上々のパフォーマンスを示している。

外めから進出した待機勢もそれなりに頑張ってはいるが、4角7番手以下通過馬の2着連対圏入りは1頭に過ぎず、上がり3Fタイム最速馬も【0.1.2.5】と低調な成績に終わっている。少なくとも、外を回る直線一気型が恵まれやすいコンディションではない。

日曜日開催中の予報は晴れベース(10日7時の時点)。突発的な降雨でもない限りは、前日の傾向を踏襲する可能性が高い。従って引き続き、馬場の内めをうまく立ち回る馬が有利という捉え方がベター。枠順ベースで選ぶなら、やはり内~中(1~5枠あたり)を優先したほうが、好結果につながりやすいのではないか。

なお、近年の金鯱賞は前走G1出走馬や前走OPクラス5着以内馬の活躍が顕著。過去7年の1着全馬が該当する。大舞台を見据えた馬たちが集う別定G2ということもあってか、ビッグレースから直行してきた馬や、前走で大きく崩れていない馬が幅をきかせる傾向にある。今年も該当する馬には、それ相当の評価が必要だ。

また、馬格も大事な要素のひとつ。過去7年の優勝馬7頭における、前走馬体重の最小値は478キロとなっている。金鯱賞の舞台となる中京芝2000mは、スタートしてから向こう正面まで上り坂が続くため、馬格のあるパワー型が存在感を発揮する傾向が強い。頭に入れておきたいポイントといえよう。

今回の金鯱賞の出走馬で、要点(1~5枠+前走ステップ+前走馬体重478キロ以上)を満たしているのは、①シーズンリッチ、⑥ヨーホーレイク、⑦ヤマニンサルバム。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨したい。

【馬場予想からの注目馬】
シーズンリッチ ⑥ヨーホーレイク ⑦ヤマニンサルバム
調教
予想

【金鯱賞2024特集】A判定3頭のなかからノッキングポイントをトップ評価!-追い切りチェック(最終版)

【金鯱賞2024特集】A判定3頭のなかからノッキングポイントをトップ評価!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われる金鯱賞の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①シーズンリッチ【B】
美浦W併走。フットワークにバネがあり、完歩もそれなりに大きい。その一方、両耳を見えないくらいほどの位置に伏せているあたり、前向きすぎる面もある。判定に悩ましいが、器用なコーナリング、直線に向いた際の加速感ある走りを評価してのB判定としたい。

②ワイドエンペラー【C】
栗東CW併走。力みがちで掛かり気味の走り。それでも、なんとか低い姿勢を保って進んでいたが、ラストで併走相手がひと伸びしてきたのに対応できず、約半馬身遅れの入線。同じ格上挑戦だった2年前の日経賞(6着)当時は、もっとメリハリのある動きを見せていた。好調時のデキには及ばないように思える。

③ドゥレッツァ【B】
美浦W単走。コーナリングと直線で加速する際はピッチ走法寄り、スピードに乗ってからは可動域が広いストライド走法になるという、非常に器用な馬。前回の最終追い切りと比較して、トビが低めに映るものの、大きく減点するほどではない。前哨戦なりに仕上げてきた印象を持つ。

④プログノーシス【A
栗東CW単走。ブレが少ないフォーム。鞍上の指示に従順で、手前変換もスムーズ。体を上手に使って、推進力を感じる走り。脚さばきは力強く、完歩も大きい。香港遠征明けということもあって、今年は立ち上げが昨年よりも遅くなったようだが、稽古における動きの質は好調時と遜色ない。合格点の仕上がりだろう。

⑤ブレイヴロッカー【C】
栗東CW単走。首と四肢の連動があまり良くなく、道中はドタバタとした感じの走り。しまいの伸びも平凡な印象。振り返れば、京都記念の最終追い切りも似たような内容だった。こうした動きが平常運転なのかもしれないが、前回からいい意味での変化が見られないのも事実。高評価はしづらい。

⑥ヨーホーレイク【B】
栗東CW併走。最後は手ごたえ劣勢、体勢もやや不利となってしまったが、相手がドウデュースとあっては、致し方ない面もある。この馬自身、整ったフォームで走れていたし、太め感もない。動き自体は好調時と大差がない印象を持つ。長期ブランク明けだが、稽古の雰囲気は決して悪くない。

⑦ヤマニンサルバム【A
栗東坂路併走。1週前にしっかり攻めた効果もあってか、当時の緩慢さがかなり解消されている。フットワークの力強さが増し、気合乗りも良くなった。前向きな面を出しながらも折り合いはついているし、手前変換後の反応と伸びもいい。このひと追いでさらに上向く可能性もある。高く評価したい1頭だ。

⑧バラジ【C】
美浦W併走。脚さばきは力強いのだが、身のこなしに柔らかさがない。そのせいか、この馬らしい体を大きく使った走りができていない印象。鞍上が手前変換を促した際に、やや難しい面を見せてバランスを崩したのも気になるところ。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。

⑨ノッキングポイント【A
栗東CW併走。気持ち首の動きが硬く映るが、折り合い重視の調整であることを加味すれば、許容範囲の部類だろう。それでも全体的に見れば四肢のさばきは力強く、可動域も広い。無駄な仕草が少なく、鞍上の促しに対する反応と加速も上々だった。好仕上がり。

⑩アラタ【B】
美浦W単走。頭の位置こそ高めだが、それはいつものこと。ひと頃の重苦しさが薄れてきているし、好調時の活気ある走りも戻りつつある。厳しく見れば、もう少し体を柔らかく使ってほしいところだが、気配は決して悪くない。少なくとも、前回のデキを下回るということはなさそうだ。

⑪エアサージュ【B】
栗東坂路単走。1週前にしっかり攻めているので、今回は息を整える程度の内容。無理をさせなかったため、ラストこそ気の抜けたような感じになってしまったが、それまでの軸ブレが少ないフォームで、すいすいと登坂する姿は見ごたえがあった。悪くない仕上がり。

⑫ハヤヤッコ【B】
美浦W併走。脚さばきが若干硬く見えるが、もともとそういう馬。過度に気にする必要はないだろう。動き自体はパワフルだし、この馬とすれば直線部分の走りにも集中力を感じる。最近の追い切りのなかでは、良いほうの部類。及第点の仕上がりと判断したい。

⑬レッドジェネシス【C】
栗東坂路単走。頭の位置こそ高めだが、それはいつものこと。フォームのブレは少なく、脚元の動きも悪くはない。ただ、この程度の走りはいつも見せる馬。良くも悪くも大きな変化がうかがえないのも確か。転厩してから実戦を一度叩いた効果と、【1.1.0.0】の中京芝実績を頼りに、少しでも前進があれば、といったところか。

【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。最上位は、⑨ノッキングポイントとする。1週前は美浦から駆けつけた戸崎圭太騎手を背に、長めから活発な動きを披露。折り合いとバランス調整に徹した当該週も、上々といえる内容だった。久々でも力を出せる態勢と判断したい。

1週前からの良化が顕著な、⑦ヤマニンサルバムを2番手評価。やや急ごしらえの感はあるが、動きの質は好調時と遜色ない、④プログノーシスも上位評価に値する。

<注目馬>
ノッキングポイント ⑦ヤマニンサルバム ④プログノーシス

追い切りニュース

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厩舎
の話

【金鯱賞2024特集】ドゥレッツァ「もうひとつ上のランクにいける可能性がある馬」 プログノーシス「ペースとしては流れてくれたほうがいい」

【金鯱賞2024特集】ドゥレッツァ「もうひとつ上のランクにいける可能性がある馬」 プログノーシス「ペースとしては流れてくれたほうがいい」

アラタ・和田勇師「稽古の動きはいいので展開に恵まれれば」

エアサージュ・池添師「先週にジョッキー(池添騎手)が騎乗してしっかりと負荷。開幕週なので、積極的な競馬ができれば」

シーズンリッチ・池内助手「体重は増えているけど成長分もある。先につながる競馬を期待したい」

ドゥレッツァ・尾関師「キャリアが少なく馬体に成長の余地もある。もうひとつ上のランクにいける可能性がある馬」

ノッキングポイント・木村師「菊花賞で他馬と接触し、脚をぶつけた経緯があったが、ここまで慎重にやってきて順調に調整ができた」

ハヤヤッコ・国枝師「前走はいい脚を使って伸びていたし、別定戦で57キロで戦えるもいい」

バラジ・鹿戸師「体質改善のための去勢明け。急に変わるわけではないが、いい方に出ている。立ち回りのうまさを生かせれば」

ブレイヴロッカー・本田師「こちらが思っている以上の成長をしている。もう少し集中力が出てくればもっと走れる」

プログノーシス・福永助手「自分のリズムで運べれば最後に脚を使える馬。ペースとしては流れてくれたほうがいいでしょうね」

ヤマニンサルバム・中村師「(状態の)変動が少ない馬です。競馬にも注文がつかないタイプ」

ヨーホーレイク・友道師「日経新春杯もダービー以来で勝ちましたからね。馬体重は10キロぐらい増えてになるんじゃないかな」

レッドジェネシス・小林師「うるさい面は見せていない。中京は結果も出ているので。あとは気持ちの問題だと思います」

ワイドエンペラー・仲田助手「前走は流れが向きませんでした。最近は最後に安定して脚を使っているので、流れが向いてほしいですね」

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データ
予想

【金鯱賞2024特集】4項目チェックで、プログノーシス、ヤマニンサルバムの2頭に絞られる一戦

【馬齢】

金鯱賞が大阪杯の前哨戦と位置づけられた、2017年以降(過去7年)の1~3着馬21頭の馬齢を確認すると、4歳から8歳までの範囲。ただし、6歳以上の好走(3着以内)は、左回りの芝2000mかつ、OPクラスのレースにおいて1着経験があった馬に限られる。その点には配慮が必要だろう。

(減点対象馬)
②ワイドエンペラー ⑥ヨーホーレイク ⑪エアサージュ ⑫ハヤヤッコ ⑬レッドジェネシス

【所属】

2017年以降の所属別成績は、栗東【7.6.5.46】、美浦【0.1.2.18】。関西馬が優位の状況にある。なお、3着以内に入った関東馬3頭には、左回りの芝かつ、OPクラスのレースで2着以内の連対経験があった。相応の実績がない、関東馬は疑ってかかったほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
①シーズンリッチ ③ドゥレッツァ ⑧バラジ

【前走場所】

2017年以降の1~3着馬21頭の前走使用競馬場を大まかに分けると、東京、中山、中京、阪神、小倉、海外の6パターンに集約される。これ以外の臨戦馬は、複勝圏に達していない。

(減点対象馬)
①シーズンリッチ ③ドゥレッツァ ⑤ブレイヴロッカー ⑨ノッキングポイント ⑪エアサージュ

【前走着順】

2017年以降の3着以内馬21頭のうち、15頭は前走5着以内からの臨戦馬。前走6着以下からの巻き返しは、前走G1出走馬、もしくは前走で単勝1番人気の高支持を集めていた馬に限定される。気にとめておきたい傾向のひとつだ。

(減点対象馬)
⑤ブレイヴロッカー ⑧バラジ ⑩アラタ ⑬レッドジェネシス

【データ予想からの注目馬】
上記4項目オールクリアは、④プログノーシス、⑦ヤマニンサルバムの2頭。

連軸候補の筆頭には、前年度覇者の④プログノーシスを挙げたい。2017年以降、前走G1(海外含む)組は【4.4.2.15】。そのなかでも、前走5着以内からの臨戦馬は【3.2.0.3】と高値安定の成績を収めている。今年もそれ相当の評価が必要だろう。

これに次ぐのが、⑦ヤマニンサルバム。2017年以降、中日新聞杯組は【1.1.0.2】と比較的堅実。本馬自身、中京芝コースでは【5.0.0.1】の良績を残しており、前年7着敗退のリベンジを果たす場面があっても驚けない。

<注目馬>
プログノーシス ⑦ヤマニンサルバム

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U指数
予想

【金鯱賞2024特集】実績断然で“極淒馬”にランクされた前年覇者プログノーシスが不動の本命!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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2021年の勝ち馬ギベオン(8位、10番人気)のような穴馬の激走がたまに見られるものの、例年は上位人気がしっかり結果を残しており、U指数的にも大きな波乱は少ないレースとなっている。2019年3着のエアウィンザー(11位、1番人気)、2023年2着のフェーングロッテン(9位、3番人気)などのように、指数の伸びていない馬が激走する際は、ほとんどが上位人気。最初にU指数上位勢を評価し、そのうえで人気を集めそうな指数下位馬を押さえるかたちで馬券を組み立てるのが最善策となりそうだ。

今年はU指数的に、ディフェンディングチャンピオンの1位④プログノーシス(103.8)の1強ムードとなっている。ただ1頭の指数100超えで、2位以下に4.5以上の差を付けて“極淒馬”にランクされている別格の存在。昨年のこのレース以降もレベルの高いメンバー相手に上位好走を続けており、付け入る隙はない。この馬が不動の本命だ。

これに次ぐのが、前走の中日新聞杯2着で復活の兆しを感じさせた昨年の4着馬の2位⑫ハヤヤッコ(99.3)と、無類の中京巧者でリステッド・重賞を連勝中の4位⑦ヤマニンサルバム(98.1)の2頭。そして最後に、指数は伸びていないが、上位人気確実でまったく底を見せていない菊花賞馬の8位③ドゥレッツァ(95.0)をカバーしておきたい。

【U指数予想からの注目馬】
プログノーシス ⑫ハヤヤッコ ⑦ヤマニンサルバム ③ドゥレッツァ

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血統
予想

【金鯱賞2024特集】グラスワンダーを中心にRobertoが躍動、ディープインパクトの連対記録にも要注目

【金鯱賞2024特集】グラスワンダーを中心にRobertoが躍動、ディープインパクトの連対記録にも要注目

2022年はジャックドールが中京芝2000mのコースレコードを更新する逃げ切り勝ち。同馬の父系は、モーリス~スクリーンヒーロー~グラスワンダーと遡るが、2016&2017年には母の父にグラスワンダーの血を引くヤマカツエースが変則2連覇を達成している。なお、2021年に最低人気で勝利したギベオンを筆頭に、2015年1着ミトラ、2021年2着デアリングタクト、2022年3着アカイイトなど、Kris S.の血を引く馬も存在感を放つため、総じてRoberto系種牡馬の血脈には気を配る必要がありそうだ。

ほか、ディープインパクトの直系も毎年上位を賑わせており、2018年2着サトノノブレスから2023年1着プログノーシスまで6年連続で直仔が連対。2022年にはキズナ産駒のアカイイトが3着に好走しているため、今後は後継種牡馬の産駒にも同等の評価が必要だろう。

プログノーシスは、父ディープインパクト×母ヴェルダ(母の父Observatory)。昨年の勝ち馬なので今年は2連覇のかかった一戦となるが、同産駒の連対が6年連続で続いていることからも軽く扱えないところがある。また、母の父を介してRobertoの血脈を持つことも強調しやすく、過去に同産駒として好走したダノンプレミアム、ギベオン、レイパパレなども引き合いに出しやすい。芝2000m実績も豊富であり、ここでは胸を貸す立場となる。

ノッキングポイントは、父モーリス×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。同産駒からは22年の勝ち馬ジャックドールが出ており、前述のとおりグラスワンダーの血脈自体を評価しやすい傾向にある。なお、「グラスワンダー系×キングカメハメハ系」の組み合わせは、16&17年に2連覇したヤマカツエースの父と母の父を入れ替えたような配合ともいえるだろう。23年新潟記念を勝った実績からも左回りの2000mは条件として申し分ない。

ヨーホーレイクは、父ディープインパクト×母クロウキャニオン(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すディープインパクトの直仔で、母の父がDeputy Minister系種牡馬となる配合は、21年1着ギベオン&3着ポタジェ、22年2着レイパパレと共通。本馬は屈腱炎の影響で約2年2か月ぶりの出走となると常識的には狙いづらいが、血統構成には惹かれるものがあり、クラシックを賑わせた資質を考えれば一発があっても驚けないだろう。

【血統予想からの注目馬】
プログノーシス ⑨ノッキングポイント ⑥ヨーホーレイク

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過去10年の結果

【金鯱賞2024特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

2023年3月12日() 中京/芝2000m
天候:曇 馬場:
金鯱賞2023
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 12 プログノーシス 川田将雅 1:59.8 2.5 1 33.9 103.6
2 10 フェーングロッテン 松若風馬 1:59.9 3/4 7.6 3 34.7 103.0
3 1 アラタ 横山典弘 2:00.1 1 1/4 13.0 6 34.6 101.8
4 3 ハヤヤッコ 幸英明 2:00.3 1 1/4 41.9 8 34.3 100.7
5 4 ディープモンスター 団野大成 2:00.3 クビ 11.7 5 34.7 100.7
2022年3月13日() 中京/芝2000m
天候:曇 馬場:
金鯱賞2022
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 3 ジャックドール 藤岡佑介 1:57.2 2.0 1 34.6 106.1
2 10 レイパパレ 川田将雅 1:57.6 2 1/2 5.6 2 34.6 103.7
3 6 アカイイト 幸英明 1:57.8 1 1/4 17.8 5 34.7 102.6
4 5 ポタジェ 吉田隼人 1:58.0 1 1/4 8.7 4 34.2 101.4
5 2 ギベオン 西村淳也 1:58.0 クビ 83.8 12 35.2 101.4
2021年3月14日() 中京/芝2000m
天候:晴 馬場:
金鯱賞2021
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 5 ギベオン 西村淳也 2:01.8 227.3 10 36.8 103.3
2 1 デアリングタクト 松山弘平 2:01.8 クビ 1.4 1 36.1 103.3
3 10 ポタジェ 北村友一 2:01.9 1/2 19.8 6 36.4 102.8
4 4 グローリーヴェイズ 川田将雅 2:01.9 ハナ 4.5 2 36.4 102.8
5 7 キセキ M.デムーロ 2:02.0 1/2 10.0 3 35.9 102.2

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歴史と
概要

【金鯱賞2024特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2016、17年の優勝馬ヤマカツエース
2016、17年の優勝馬ヤマカツエース

レース条件が目まぐるしく変遷してきた中京競馬場を代表する中距離重賞で、現在は大阪杯の前哨戦の役割を担っている。G3のハンデ戦時代は一線級には届かない脇役たちの主戦場だったが、G2の別定戦になった第32回(1996年)を境に大幅にレベルアップ。第34回(1998年)のサイレンススズカ、第36回(2000年)のメイショウドトウ、第38回(2002年)のツルマルボーイなど、G1馬やのちのG1馬による勝利が多くなった。第39~41回(2003~2005年)はタップダンスシチーがレース史上初の2連覇および3連覇を達成。また、施行時期の変更にともない、第52~53回(2016~2017年)のヤマカツエースは3カ月の間隔で変則的に2連覇を飾ることになった。

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