アラタ(競走馬)

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アラタ
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写真一覧
現役 牡6 鹿毛 2017年3月16日生
調教師和田勇介(美浦)
馬主村田 能光
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績19戦[5-1-3-10]
総賞金13,267万円
収得賞金3,600万円
英字表記Arata
血統 キングカメハメハ
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
マンファス
サンシャイン
血統 ][ 産駒 ]
ハーツクライ
バルドウィナ
兄弟 グッドラベリングサングラデーション
市場価格6,696万円(2019千葉サラブレッドセール)
前走 2023/03/12 金鯱賞 G2
次走予定 2023/04/02 大阪杯 G1

アラタの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/03/12 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 121113.063** 牡6 57.0 横山典弘和田勇介 464
(-20)
2.00.1 0.334.6④④プログノーシス
23/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 174710.454** 牡6 57.0 横山武史和田勇介 484
(+24)
2.00.2 0.035.2⑦⑦⑧⑧ラーグルフ
22/11/13 福島 11 福島記念 G3 芝2000 16114.113** 牡5 56.0 大野拓弥和田勇介 460
(-4)
2.00.6 0.435.5⑧⑦⑦⑥ユニコーンライオン
22/08/21 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1661285.6124** 牡5 57.0 横山武史和田勇介 464
(-2)
2.01.5 0.336.9⑥⑥⑥⑥ジャックドール
22/07/17 函館 11 函館記念 G3 芝2000 16594.526** 牡5 56.0 横山武史和田勇介 466
(+2)
2.04.7 1.138.5⑥⑧⑥⑥ハヤヤッコ
22/05/14 中京 11 都大路S (L) 芝2000 7113.725** 牡5 57.0 浜中俊和田勇介 464
(+2)
2.00.8 0.334.9シフルマン
22/03/13 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 136824.288** 牡5 56.0 大野拓弥和田勇介 462
(+4)
1.58.1 0.934.5⑦⑧⑩⑩ジャックドール
21/11/14 福島 11 福島記念 G3 芝2000 165104.113** 牡4 56.0 大野拓弥和田勇介 458
(+4)
1.59.9 0.735.3⑨⑨⑩⑨パンサラッサ
21/09/18 中京 11 ケフェウスS OP 芝2000 13683.921** 牡4 54.0 大野拓弥和田勇介 454
(-2)
2.01.2 -0.034.0⑤⑤④④アドマイヤビルゴ
21/07/31 函館 11 STV杯 3勝クラス 芝2000 166116.231** 牡4 55.0 大野拓弥和田勇介 456
(-10)
1.59.3 -0.236.1⑤⑤④④ウィナーポイント
21/07/10 函館 12 駒ケ岳特別 2勝クラス 芝2600 13566.831** 牡4 57.0 大野拓弥和田勇介 466
(0)
2.42.1 -0.336.5⑥⑦⑦⑥レッドヴェロシティ
21/04/17 中山 7 4歳以上1勝クラス 芝2200 15472.611** 牡4 57.0 大野拓弥和田勇介 466
(+12)
2.14.2 -0.335.3ヒューマンコメディ
21/03/14 中京 9 4歳以上1勝クラス 芝2200 116720.992** 牡4 56.0 大野拓弥和田勇介 454
(-20)
2.18.3 0.035.9⑧⑦⑥⑥ペプチドヒミコ
21/02/14 東京 6 4歳以上1勝クラス ダ2100 1471215.8510** 牡4 56.0 大野拓弥和田勇介 474
(+12)
2.15.5 3.139.7⑫⑩⑨⑨アメリカンフェイス
20/05/02 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 1812149.51514** 牡3 56.0 大野拓弥和田勇介 462
(0)
2.25.2 2.235.6⑮⑫⑰⑮オーソリティ
20/03/08 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 1179125.3106** 牡3 56.0 大野拓弥和田勇介 462
(-4)
2.03.7 0.837.0⑥⑥⑥⑩サトノフラッグ
20/01/18 中山 5 3歳未勝利 芝2000 1661220.171** 牡3 56.0 大野拓弥和田勇介 466
(+6)
2.05.5 -0.236.9⑩⑩⑭⑪カランクール
19/12/21 中山 3 2歳未勝利 芝2000 184741.295** 牡2 55.0 大野拓弥和田勇介 460
(+8)
2.03.4 1.236.6④⑧ロードオマージュ
19/10/19 東京 5 2歳新馬 芝2000 134435.978** 牡2 55.0 大野拓弥和田勇介 452
(--)
2.03.3 1.635.5④④⑦フィリオアレグロ

アラタの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は大阪杯・調教予想(水曜版) をお届けします!


日曜日に行われる大阪杯の登録馬の当該週追い切り(追い切り映像が確認できた馬に限る)について、1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

アラタ【C】
美浦南W併走。前肢を地面に叩きつけるような力強い走りではあるが、コーナリングのフォームにブレが見られるし、直線での手前変換もひと息。ステッキを入れられた際の反応も薄く、この馬らしいキビキビとした快活な動きは最後まで窺えなかった。本調子とは思えず、大望まではどうか。

キラーアビリティ【B】
栗東CW単走。舌を出しながらの走りで見映えはよくないが、鞍上と息を合わせて折り合いはスムーズ。ひと頃の硬さが薄れ、そのぶん完歩が大きくなっている点も評価できる。デキ落ちはなさそうなので、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となろう。

ジェラルディーナ【B】
栗東CW併走。ここ最近の最終追いと同様、前受けする形。落ち着いて走れているし、1週前に見られた首の硬さが薄れ、体の使い方は随分と良くなった。抜群だったエリザベス女王杯当時の中間に比べると、動きの質は若干劣るが、大きく減点するほどでもない。この1本で仕上げは間に合いそうだ。

ジャックドール【A】
栗東CW併走。ハードな攻めを1週前に施した効果もあってか、当時の鈍さが大分解消されている。四肢のさばきが素軽くなり、身のこなしも柔らかくなった。課題である右→左の手前変換をこなしていたし、その後の反応もいい。このひと追いでさらに上向く可能性もある。高く評価したい1頭だ。

スターズオンアース【A】
美浦南W併走。繋靭帯炎明けだが、ひと追いごとに四肢のさばきが素軽くなり、体の使い方も良くなっている印象。整ったフォームで余裕を持って走れているし、手前の切り替えも実にスムーズ。鞍上の指示にも従順で、制御がしっかりときいている。仕上がりの良さが伝わってくる好稽古だった。

ノースザワールド【C】
栗東坂路単走。中1週の間隔を考慮して軽めの内容。折り合いはついているし、四肢のさばきにも力感がある。気合乗りも悪くない。ただ、緩めの稽古にせよ、全体的に走りがこぢんまりと映るのは気になるところ。前回よりも相手関係が一気に強化される、G1では厳しいか。

ノースブリッジ【B】
美浦南W併走。直線を向いてゴールするまで、手前が安定しなかった点はいただけないが、それによる大きな減速は窺えず、僚馬を突き放す際の反応と加速も良かった。ひと頃見られた、後肢の甘さが解消されつつあることも評価できる。手前がまともであれば、優にA判定の内容だった。

ヒンドゥタイムズ【B】
栗東CW併走。顔を左に向けるなど、やや集中力を欠く場面も。手前変換に手間取った点もいただけない。ただ、脚さばきは力強く、しまいの伸びも悪くなかった。判断に悩ましいが、素晴らしい動きを披露した1週前追い切りを加味しての、B判定としておきたい。

ポタジェ【B】
栗東CW単走。トビ低めの走りは相変わらずだが、リラックスしているし、鞍上の指示に対しても比較的従順。厳しく見れば、もう少し鋭さが欲しいが、この馬とすればキビキビと動けている部類。それなりに順調と捉えてもいいのではないか。

マテンロウレオ【B】
栗東CW単走。この馬としては我慢がきいて、ゆったりと運べていたし、脚元の動きも悪くない。手前をコロコロ替えて安定感を欠いた1週前と比べれば、多少なりとも操縦性が良くなったように思える。現状の力を出せる仕上がりと判断したい。

マリアエレーナ【A】
栗東CW単走(火曜追い)。背中の安定性が高く、首の使い方も上手。この馬とすれば完歩も大きい。ジョッキーが跨った前回の当該週も良かったが、ラストの反応および躍動感という面では、助手騎乗の今回のほうが上に見える。上位争いに割って入るシーンがあっても不思議はない。

モズベッロ【C】
栗東坂路併走。直線半ばあたりまでは、口向きの悪い面を見せる。鞍上のゲキに応えるべく、ラストはそれなりの踏ん張りを示したものの、内容的に高評価はしづらい。この馬なりに順調なのかもしれないが、上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵が欲しいところだ。

ラーグルフ【B】
美浦南W併走。首高めのフォームはいつものこと。発汗が多い点は気になるものの、脚さばきはパワフル。前進気勢が強いなかでも折り合いはついており、手前変換もスムーズだった。満点には至らないかもしれないが、稽古の動き自体は決して悪くない。

ワンダフルタウン【C】
栗東坂路単走。直線を向いて間もなく、馬が手前変換に戸惑ったのか、バランスを崩してしまい、その後ラチを頼っていた点は感心しない。回転力の高いフットワークをみるに、状態面が上がってきているのは確かだが、好調時の走りに比べると物足りなさを覚えてしまう。

ヴェルトライゼンデ【B】
栗東坂路併走。首をしっかり使って、四肢のさばきは実にパワフル。フォームも安定している。惜しむらくは右手前主体の登坂だったこと。右→左の手前変換に課題を抱える馬だけに、適度なところできっちり決めて欲しかったような気も。今回はB判定にとどめておきたい。


【調教予想からの注目馬】
ジャックドール スターズオンアース マリアエレーナ

【直撃取材!プロ予想家最速予想】大阪杯2023「スガダイ」「山口吉野」の狙いは!?注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2023年3月30日(木) 10:06

毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する新連載「プロ予想家最速予想」。第9回は大阪杯について山口吉野プロ・スガダイプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。

【山口吉野】―数字が証明する驚異の◎精度!レースV回顧を軸に展開する総合予想



パトロールビデオのレース回顧により、着順や着差から判断できない、競走馬一頭ごとの能力や適性を徹底分析。ウマニティでも安定した回収率を計上する山口吉野プロに大阪杯の予想をお聞きしました。

―競馬に興味をもったきっかけを教えてください。

家族や友人が競馬ファンで、トウカイテイオーナリタブライアンの走りに魅了されことです。

―競馬ファンから、どのような経緯でプロ予想家になったのでしょうか。

12年間の通算回収率が100%を超えていたのでプロ予想家を目指し、プロテストのオーディション枠に合格して、ウマニティ公認のプロ予想家になりました。

―予想の際、レース回顧を最も重視しているようですが、特にどのような点に注意してパトロールビデオを見ているのでしょうか。

特に重視しているのは、折り合い、芝の荒れている部分の判断、砂被りへの対応です。向こう正面の折り合いは、パトロール映像じゃないと確認できない場面が多いので、壁を作れない状態での折り合い、壁を作れている状態での折り合いを見極めるために重視しています。また、芝の馬場が荒れている部分の判別は、向こう正面もスタンド前もパトロール映像がないと判別できず、砂被りヘの対応に関しても、砂を被っているかどうかはパトロール映像じゃないと判断できません。ダートで特にキャリアが浅い馬は、砂を被ると大敗するケースがあるので、砂被りへの対応を見極めることで、敗因を明確にしやすくなります。

―パトロール映像じゃないと、確認できない部分を重視しているんですね。では、大阪杯の予想の移ります。予想の核になるポイントはどのあたりでしょうか。

多頭数の阪神2000mは内有利、外不利の状況になることが多いので、枠順が大きなポイントになります。枠順が出ていない段階では、どの馬を軸するべきか、穴として狙うべきかを判断できません。ただ、内有利の馬場の内枠で、ある程度前に行ける馬が面白い穴になるかなと思います。

―ありがとうございます。阪神芝2000mという条件が追い風になる馬がいましたらお願いします。

阪神2000mは内回りで直線があまり長くなく、急坂もあるので上がりが速くなり過ぎないコースです。直線が長く上がりが速くなる2000mより、阪神2000mの方が合うと思う馬は、アラタノースブリッジヒシイグアスヒンドゥタイムズポタジェマテンロウレオマリアエレーナモズベッロワンダフルタウンです。

―名前の挙がらなかったジェラルディーナについてお聞きます。2、3走前は枠の利があり、前走は展開利があったように思います。近走の評価と、今回のメンバーでの能力的位置づけを教えてください。

オールカマーは能力上位で、内有利の枠順にも恵まれました。エリザベス女王杯も能力上位で、枠に恵まれたというより、本来不利になる大外枠が内荒れ馬場により不利にはならなかったという判断です。有馬記念は、前不利、後方有利の展開に恵まれましたよね。大きく出遅れたので、もし前が有利な展開だったら上位争いは難しかったと思います。今回のメンバーに入っても能力は上位だと思います。

―能力上位の評価なんですね。同じく牝馬のスターズオンアースですが、この世代の牝馬三冠のレベルをどう見ていますか。

近5年を対象にすると、桜花賞はダントツで最低レベル、オークスは中間レベル、秋華賞デアリングタクトの年と同程度で、それ以外の年よりは低レベルと判断しています。同世代の牝馬同士ならトップですが、このメンバーに入ると能力上位ではないという判断です。

―こちらは上位評価ではないと。人気の一角、ジャックドールですが、この馬は今回逃げると見ていますか、控えると見ていますか?

昨年は内枠で逃げましたが、外枠なら逃げなかったと思います。今年も内枠なら主張する可能性が高いとみています。外枠なら無理をして逃げないと思いますが、控えて外を回る形だと距離ロスが生じるので、スタートが決まれば出脚の速さで逃げようとする可能性が高いです。

―最後に、危険な人気馬と考える馬がいましたらお願いします。

距離延長ローテ向きで、パフォーマンスを下げる可能性が高いジェラルディーナ、能力以上に人気になる可能性が高く、多頭数の阪神2000mが向くタイプではないスターズオンアース。あと、ヴェルトライゼンデ皐月賞神戸新聞杯以外は得意の内枠なので、外枠だとパフォーマンスを下げる可能性が高いです。

【取材後記】
パトロール映像での回顧では、全馬の折り合いやコース取りを確認するとのこと。うーん、私にもそれだけの気力があれば…。

【スガダイ】全開催プラス収支を可能にする“予想神”



群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロに大阪杯についてお聞きしました。

ソーヴァリアントプログノーシスの回避は残念でしたが、なかなか好メンバーが揃った印象です。特に注目している馬を教えてください。

ジャックドールですね。

―5連勝して臨んだ昨年の大阪杯を2番人気5着、その後は札幌記念を勝ち、天皇賞秋では4着、香港はC7着。今年は期待できるでしょうか?

昨年は人気を裏切る走りになりましたが、落鉄がひとつ大きな敗因だったのかなと思います。あと、良馬場発表だったんですけど、観測されない程度の雨がパラパラあったりして、レース中にもカメラに水滴がつくような感じでした。そういった緩い馬場というのも影響したかなと。

―凡走の要因は、落鉄と馬場ですか。ペースもちょっと速かったような気がします。

そうですね。去年は序盤にわりと競られるような形になっていたと思います。アフリカンゴールドとか、レイパパレなども積極的に運んだので、ペース的にもいくらかきついものがあったのかなと。去年の大阪杯が、ジャックドールのフルパワーではないと思うんですよね。金鯱賞のレコード勝ちは馬場を考慮しても優秀だったと思いますし、札幌記念でも逃げられずともパンサラッサを競り落とし、G1でもやれる能力っていうのも示してきていると考えています。天皇賞秋も4着にしても、もう少し積極的に、実質ハナを切っているようなハナ離れた番手くらいから運べば、この馬が押し切っていたかもしれないんでね。

―あのメンバーでも、乗り方ひとつでチャンスがあったと。前走香港C7着はどうでしょう。

あれは出遅れが最大の敗因ですよね。滅多に出遅れる馬じゃないんで、それほど気にしなくていいと思います。まあ、そういうことも含め、これまでは色々運もなかったのかなと。

―スタートさえ決まればというところですね。人気を背負いそうなスターズオンアースの評価をお聞かせください。

抑えの評価ですね。もちろん、強い馬だと思うんですけど、前有利の展開になると考えてるんで…ルメールさんなら前に行く可能性もなくはないですが。ただ、まあ2走連続出遅れてるわけなんでね。能力は認めつつも、馬券的妙味と展開の読みで評価を少し落としたという感じです。

―なるほど、絶対的とまではいかないと。穴っぽいところで考えている馬はいるでしょうか。

ノースブリッジですね。

―前走AJCCを勝ちました。阪神初めてであまり遠征していませんが、このメンバーでも期待できるでしょうか。

関西初登場ということで、輸送等々、やってみなければわからないこともありますが、展開のことを考えれば、穴候補にはなりえるかなと。おそらく前につける可能性が高いですし、ジャックドールがまた出遅れなんてことになれば、ハナにいくかもしれません。AJJCはわりと強い競馬だったと思うんですよね。やや出負けしながら好位を確保し、内を巧くすくえたのはありますけど、坂下でほぼ勝負を決めたような勢いがありました。最終的には2着エヒトに詰め寄られてましたが、楽勝に近い印象を受けましたから。速い上がりを使えないので、速い上がりになる展開を避ける乗り方さえしてくれれば、面白い馬かなと。

―前走色々巧くいった印象でしたが、言われてみると今回も展開が向きそうです。

そうなんですよね、反対に前走の金鯱賞でかわいそうな競馬だったのがマリアエレーナ。まったく行き場がなくなってどうしようもないという感じでした。道中どんどん位置取りを悪くしましたし、開幕週でしたが、異常に散水をしていて緩めの馬場だったのもこの馬にとってはよくなかったと思います。4走前に小倉記念をぶっちぎって勝ちましたけど、ああいう軽い馬場が合うタイプなんで。軽い馬場で、スムーズな競馬さえできれば、十分上位を狙えるだけの力はあるだろうと。

―前走の不利で人気落ちするならおいしいですね。最後に、人気サイドから前走中山記念を勝ったヒシイグアスの評価をお願いします。

王道の予想をするなら、本命打つのがスタンダードかなと思います。まあ、一番強いんじゃないかな。中山記念のとき、この馬が一番強いと思ってましたけど、勝ってしまったんで、そうなると人気しちゃいますから。去年より状態はいいんでしょうし、スムーズに走られると勝たれちゃうかなと。ただ、強いから勝てるといったレースではないですし、どう乗れば勝ち切れるかイメージをしづらい馬なんですよね。

取材後記:個人的にノースブリッジは足りないイメージだったのですが、これを聞くと悩まされます。まあ、買いますけどね。

以上、プロ予想家2名の大阪杯への見解と注目馬を紹介しました。両者ともスターズオンアースを絶対視していないようです。

(文・垣本大樹)

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
山口吉野プロの最新予想ページはこちら
スガダイプロの最新予想ページはこちら

※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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【大阪杯の注目点】GⅠ最年長優勝記録を更新するのは横山典弘か、武豊か? 2023年3月28日(火) 17:00

横山典弘騎手、武豊騎手に注目 JRA・GⅠ最年長優勝記録の更新なるか

グレード制が導入された1984年以降のJRA・GⅠ最年長優勝記録は、岡部幸雄元騎手が2002年の天皇賞・秋で記録した「53歳11カ月27日」だ。大阪杯マテンロウレオ(牡4歳、栗東・昆貢厩舎)に騎乗予定の横山典弘騎手はレース当日の年齢が「55歳1カ月11日」、ジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)に騎乗予定の武豊騎手はレース当日の年齢が「54歳0カ月19日」で、岡部元騎手の記録更新がかかる。マテンロウレオ京都記念2着以来、ジャックドールは昨年の香港C7着以来の出走で、どちらもGⅠ初制覇がかかるが、横山典騎手、武豊騎手は騎乗馬を勝利に導くことができるか。

★JRA・GⅠ71勝目狙うディープ産駒は4頭登録 父・サンデーサイレンスに肩を並べるか

グレード制が導入された1984年以降、JRA・GⅠの最多勝種牡馬はサンデーサイレンスだ。サンデー産駒のJRA・GⅠ勝ち馬はJRA・GⅠ7勝を挙げたディープインパクトなど42頭を数え、通算71勝を挙げている。2位のディープは、JRA・GⅠ70勝を挙げ、大阪杯には昨年の同レース勝ち馬で連覇がかかるポタジェ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)、21年ホープフルS以来のGⅠ制覇を狙うキラーアビリティ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、プログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)、ノースザワールド(牡5歳、栗東・大久保龍志厩舎)と4頭の産駒が登録している。種牡馬ディープインパクトは、父・サンデーに肩を並べるJRA・GⅠ通算71勝目を挙げることができるか。なお、ディープ産駒は大阪杯の舞台、阪神・芝2000メートル戦において2018年以降で35勝を挙げており、2位のハーツクライに13勝の差をつけている。

★GⅠ昇格以降の連対率は.444 今年はGⅠ馬2頭を含む3頭の牝馬が登録

GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯には、延べ9頭の牝馬が出走して20年にラッキーライラックが1着、クロノジェネシスが2着、21年にレイパパレが1着、22年にレイパパレが2着となり連対率.444をマークしている。今年の大阪杯には、昨年の桜花賞オークスを制したスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)、昨年のエリザベス女王杯勝ち馬ジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、金鯱賞8着からの巻き返しを狙うマリアエレーナ(牝5歳、栗東・吉田直弘厩舎)と3頭の牝馬が登録しているが、今回も好走することができるだろうか。

スターズオンアースを所有する(有)社台レースホースは、今年のJRA重賞で4勝を挙げており、馬主の2023年JRA重賞勝利数でトップとなっている(※3月27日現在)。社台RHの所有馬が大阪杯を勝てば、GⅠ昇格前の04年ネオユニヴァース以来19年ぶりとなるが、今年初のJRA・GⅠ制覇を遂げることができるか(※社台RHの所有馬はプログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)も登録)。

★GⅠ2勝馬スターズオンアースなど5頭が登録 GⅠ昇格以降初の関東馬制覇なるか

GⅠに昇格した2017年以降の大阪杯では、6年連続で関西馬が1、2着を独占しており、関東馬の最高成績は20年ダノンキングリーの3着となっている。今年の大阪杯に登録している関東馬は、登録馬中最多のGⅠ2勝を挙げているスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)、中山金杯の勝ち馬ラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)、前走でAJCCを制したノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)、中山記念を制したヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)、金鯱賞3着のアラタ(牡6歳、美浦・和田勇介厩舎)の5頭だが、GⅠ昇格後初の大阪杯制覇を遂げることができるか。

ラーグルフは通算11戦5勝という成績だが、出走した競馬場は東京、中山、新潟の3場で今回は12戦目にして初めて西日本の競馬場への出走となる。同馬は過去4戦3勝の戸崎圭太騎手とのコンビで出走する予定だが、初の阪神でどのような走りを見せるだろうか。







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【大阪杯】参考レース分析 2023年3月27日(月) 04:43

中山記念

前半はスローで流れ、残り800メートルから徐々にペースアップ。持久力と決め手が要求される流れとなった。1着ヒシイグアス宝塚記念2着以来、8カ月ぶりで14キロ増。中団馬群の中で脚をためると、タイミング良く外に持ち出して鋭く差し切った。勝ちタイム1分47秒1は開幕週の良馬場としては目立つものではないが、本番へ上積みが期待できる状態でこの走りなら文句なし。

2着ラーグルフも後方に待機して、勝ち馬の外からよく差を詰めた。充実ぶりを示しており、GⅠでも楽しみが持てる内容。

10着モズベッロは1年2カ月ぶりの実戦で結果は度外視。叩いた上積みは大きいはずだ。11着ダノンザキッドは中山だと不可解な大敗が多い。相性のいい阪神なら見直しも。

京都記念

ユニコーンライオンが逃げて、前半1000メートル通過が59秒5とよどみないラップ。2着マテンロウレオは最内枠を生かして5番手でインぴったりを追走し、直線で外にスペースがあくと即座に加速した。最後は勝ったドウデュースの決め手に屈して3馬身半差と決定的な差をつけられたものの、上がり3ハロン34秒5は2位。勝ち馬が別格だったことを考えれば悲観する内容ではなく、GⅠでもそこまで見劣りはしないとみる。距離は200メートル短縮されるが、同じ阪神の内回りが舞台だけに不安はない。

5着キラーアビリティは、エフフォーリアを目標に普段よりも前の位置から運んだが、直線でもう一段階ギアを上げ切れなかった。脚がたまらなかった印象で、本来の末脚勝負に徹すれば巻き返しは可能だろう。

金鯱賞

1000メートル通過が60秒9のスローで流れたことや馬場の差が多少あったとはいえ、Vタイム1分59秒8はジャックドールがレースレコードで制した前年の1分57秒2と比べると低調。1400メートルまで1ハロン12秒台のラップが並び、ラストの決め手勝負で底力を問われる展開にもならなかった。

ただし、スローゆえにゴチャついて消化不良に終わった馬もいる。最も大きな影響を受けたのが8着のマリアエレーナだった。直線では最後まで進路を見いだせず、全く追えないままゴール。それでいて勝ち馬と0秒7差なら、巻き返しがあっても驚けない。3着アラタ大阪杯は登録時点で除外対象)は好位が取れたものの、最後は切れ負けだった。GⅠではパンチ不足の印象だ。6着ポタジェは休み明けで59キロを背負っていたこともあるが、昨年に比べると物足りない内容だった。

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【大阪杯】特別登録馬 2023年3月19日() 17:30

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【金鯱賞】アラタは絞れて3着 和田勇師「これで新しい一面が出せる」 2023年3月13日(月) 04:58

6番人気のアラタは最内枠を生かして好位で立ち回り、直線では一瞬、追い出しを待たされるシーンがありながらもしぶとく脚を使って3着。差してきていた近走とは違う形で導いた初コンビの横山典弘騎手は「よく頑張ったね」とたたえた。前走時(24キロ増)よりも20キロ絞って臨み、昨年8着から大きく前進。和田勇介調教師は「乗り役が気持ち良く行かせてくれました。これで新しい一面が出せると思います」とうなずいた。

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アラタの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



4月2日(日) 阪神11R 第67回大阪杯(4歳以上G1・芝2000m)



【登録頭数:18頭】(フルゲート:16頭)


<前走:中山記念出走馬>(中4週)

ヒシイグアス(1着、504kg(+14kg))<B><優先出走馬>
休み明けの前走時は+14キロもキビキビした動きで出来は良かった。叩き2戦目のこの中間も追い切りの時計は良い。ただ、併せ馬での遅れがありスッキリしない面もあり。

ラーグルフ(2着、504kg(+4kg))<A>
この中間、1週前追い切りでは前走時の最終追い切りと同様に助手が鐙を長くして騎乗。走りすぎて爪に負担がかからないようにしているのかもしれないが、手応えは内のナランフレグよりも良く前走の好状態と気合乗りを維持できている感あり。

モズベッロ(10着、488kg(±0kg))<E>
長期休養明けを一度使われての叩き2戦目となるが、この中間、坂路での時計は大きく変わらず。走りを見てもフォームのバランスが悪く、良い時の状態にはまだまだ遠い。

ダノンザキッド(11着、524kg(+3kg))<A>
前走時の追い切りでは、速い時計こそ出ていたものの馬体が伸びきった走りで力強さがなかった。この中間、1週前追い切りではしっかりと収縮ができていて、追い出されてからの爆発力があり、走りにも力強さがでて前走時からの変わり身がありそう。




<前走:金鯱賞出走馬>(中2週)

プログノーシス(1着、474kg(-4kg))<-><優先出走馬> ※出走回避

アラタ(3着、464kg(-20kg))<D><除外対象馬>
近走重賞で差のない競馬が続いているが、この中間は中2週での出走となり近走のように1週前に強めに追うことができていない。状態回復を優先といったところか。

ポタジェ(6着、478kg(+6kg))<C>
昨年の勝ち馬で、今年は休み明けの前走を使われての叩き2戦目。この中間は、プールを併用して1週前には長めから強めに追われている。叩き2戦目での上積みは期待できそう。

マリアエレーナ(8着、424kg(±0kg))<A>
前走のパドックではテンションが高く、レースでも馬群に包まれて直線も進路を探している間にゴール板を迎える形。何もできないままで終わってしまった。中2週で使ってくる小柄な牝馬が、1週前の土曜日に坂路で終い強めに追われていることからも、前走での疲労がほとんどなかったと考えて良さそう。逆に言えば、今回万全の状態でレースに臨むことができるとの期待感あり。

ワンダフルタウン(10着、474kg(-8kg))<C>
使われつつ状態は良くなっている印象。前走時のパドックでもスッキリ見せていたが、レースは直線でブレーキをかける場面もあって結果がついてきていない。この中間も、1週前追い切りでは先行して先着と状態は良さそう。スッと反応できない馬なので、スムーズにレースの流れに乗れることが第一条件となる。




<前走:その他のレース出走馬>

スターズオンアース秋華賞:3着、472kg(+8kg) 5ヶ月半)<B>
前に行けない馬で、直線の短い内回りだと一瞬の切れる脚しか使えず、外は回せないので騎乗予定のルメール騎手でもなかなか乗り難しい印象はぬぐえず。秋華賞からの休み明けで迎える今回、坂路、南Wで好時計が出ており、動きも迫力満点。状態面での不安は感じられないが。

ジェラルディーナ有馬記念:3着、470kg(±0kg) 3ヶ月半)<B>
休み明けでこの中間は3週連続CWで好時計。エリザベス女王杯時のような抜群の動きではないが、仕上がりは悪くなさそう。

ヴェルトライゼンデ日経新春杯:1着、500kg(+6kg) 中10週)<B>
この中間も坂路で乗り込まれ、追われるごと時計を詰めていて状態は良さそう。1週前追い切りでは、併走遅れも併走相手が走りすぎた感じで、この馬自身も重心の低い走りを披露し好仕上りに見せていた。

ジャックドール(香港C:7着、501kg(-7kg) 3ヵ月半)<B>
昨年は使い詰めで疲れがあった感じだったが、今年は休み明けでこの中間ビシビシと追われ、きれいな走りではないものの坂路、CWで好時計をマーク。休み明け3戦3勝の実績もあり、今年は状態良く臨める見通し。

ノースブリッジ(AJCC:1着、496kg(+4kg) 中9週)<A>
前走から間隔が空いているが、乗り込み豊富。水、日と速い時計を出していて、1週前を見ても一杯に追われて力強い動きと出来良好。

ヒンドゥタイムズ小倉大賞典:1着、468kg(-4kg) 中5週)<B>
休み明け2戦目。1週前追い切りでは3頭併せで先着。時計も優秀で前走以上の出来。

マテンロウレオ京都記念:2着、476kg(-2kg) 中6週)<D>
これまで1週前の日曜に坂路で速い時計が出ていたが、この中間は時計平凡。1週前の動きも内にササり気味で動きも物足りない。

キラーアビリティ京都記念:5着、474kg(+4kg) 中6週)<C>
乗り込み豊富も、1週前追い切りでは勢いよく直線に向いた後、脚が上がり終い甘くなってしまった。

ノースザワールド(スピカ賞:1着、478kg(-4kg) 中1週)<B>
連闘後の中1週での出走で軽めの調整。どこまで回復しているかになるが、速い時計の出る馬なので最終追い切りの内容注意。




                                                                                                                             
※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、マリアエレーナラーグルフダノンザキッドノースブリッジの4頭をあげておきます。



◇今回は、大阪杯編でした。
6年前にG1レースに昇格した大阪杯。ステップレースとして使ってくる馬の連対が多かったG2時代とは違って、G1昇格後の連対馬12頭の内9頭が前哨戦を使われてきていて、ここを目標に使われてくる馬が多くなったことは明らか。さらに近6年の勝ち馬を調教内容から掘り下げてみると、休み明けで勝利したキタサンブラックレイパパレは1週前、最終追い切りと強めに追われていたのに対し、前哨戦を使われて勝利した4頭の内3頭は1週前、最終追い切りと2週連続で馬なりでの調整、といった違いが見受けられます。これらを参考に、前哨戦を使われてきた馬に関しては前走後馬なりで調整されている馬、休み明けで使ってくる馬に関しては休養明けでの実績+追い切りで強めに追われている馬、を狙ってみることをおススメします。

大阪杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。




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2023年3月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】芝はイン、ダートは外、通常運転の中京開幕週/阪神大賞典展望
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先週末から春の中京開催がスタート。3週目には高松宮記念が控えている。

開幕週を飾る金鯱賞は、外からプログノーシスが豪快に差し切り勝ち。不完全燃焼だった中日新聞杯4着から見事に巻き返した。2着以下は内を通った組が有利な流れ。逃げたフェーングロッテンが2着、最内枠からラチ沿いを追走したアラタが3着。

2年前にはギベオンが圧倒的人気のデアリングタクトを振り切って逃げ切るなど、春の中京開催の芝コースは内有利が定番化している。それもそのはずで、前開催のラスト2週はBコース使用。温存されていたAコースがこの開催では復活するとあって、やはり荒れていないインを通れる組が有利になる。昨年の高松宮記念では1枠2番を生かし馬群を捌いて差して来たナランフレグが勝利。外を回らされた人気のメイケイエールグレナディアガーズは馬券にすら絡むことができなかった。今年も枠順には大いに注目したい。そういう意味では、運に左右される開催となる。

一方ダートは、最近の傾向通り外の伸びが良かった。これは以前のコラムでも書いたが、2022年あたりから中京ダートは特に乾くと外有利、差し有利になるケースが増えている。先週は差し有利とまでは言えなかったが、先行勢でも外を通る組が有利。

例えば2022年以降の中京良馬場ダートでの最内枠と大外枠の馬の成績を比べてみても顕著な違いがある。

・2022年~先週末終了時点

中京ダート良馬場&最内枠 勝率7.6% 複勝率19.2% 複勝回収値56円
中京ダート良馬場&大外枠 勝率11.8% 複勝率28.1% 複勝回収値95円

ご覧の通り明らかに最内枠よりも大外枠の方が良いことがわかる。データはデータで万能なものではないが、大まかな傾向として覚えておきたい。

今年は早くもソメイヨシノの開花の便りが届き、3月は好天が続きそうな気配で、そこまで大きな傾向の変化はなさそうだ。中京芝とダートの傾向を覚えておけば有利な戦いができるはず。1カ月後のコラムで自慢できるくらい、私自身も頑張りたいと思う。

~今週末の注目馬~

今週末は4重賞。その中でも今年は頭数が揃いそうな阪神大賞典を取り上げたい。注目馬はこの馬。

ジャスティンパレス(ルメール騎手)

注目はジャスティンパレス&ルメール騎手。近走は鮫島駿騎手が主戦だったが前走はマーカンド騎手、そして今回がルメール騎手の騎乗となる。率直に言って前回のマーカンド騎手はやや強引な面がありあまり手が合う印象はなかったが、今回のルメール騎手とは間違いなく手が合いそう。実際これまで2度手綱を取りいずれも勝利を挙げている。芝の長丁場にも滅法強い騎手でもあり、相性的にはピッタリだ。人気にはなるだろうが、素直に信頼していいと考えている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年8月19日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】ハービンジャー産駒を動かす外国人騎手/札幌記念展望
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先週の小倉記念は2番人気のマリアエレーナが突き抜けて完勝。最後は5馬身差をつける圧勝劇だった。もっとも、馬券的なポイントは2着のヒンドゥタイムズだろう。

ヒンドゥタイムズに騎乗したホー騎手が当初手綱を任される予定だったのは3歳馬ピースオブエイト。しかし、ピースオブエイトが53キロのハンデに決まったことで騎乗できなくなり、急遽手が回ってきた、そんな経緯や、今回が年明け初戦という臨戦過程もあり12番人気と低評価になっていたが、それを覆す大激走だった。

しかし、今になって思えば、ヒンドゥタイムズとホー騎手は手が合っていたのかもしれない。というのも、ヒンドゥタイムズの父はハービンジャー。このハービンジャーの産駒は外国人騎手によって素質が花開くケースが多い。

国内における同産駒のG1制覇は以下の5度。そのうち実に4度までが外国人騎手の手綱によるものである。

2017年秋華賞 ディアドラ(ルメール騎手)
2017年エリザベス女王杯 モズカッチャン(Mデムーロ騎手)
2017年マイルCS ペルシアンナイト(Mデムーロ騎手)
2018年有馬記念 ブラストワンピース(池添騎手)
2019年ヴィクトリアマイル ノームコア(レーン騎手)

もちろん、もともと国内G1では外国人騎手の活躍が多く、とりわけコロナ禍になる以前は特に顕著だったのだが、それを差し引いてもハービンジャー産駒は外国人騎手と手が合うケースが多い。

その理由を細かく書くと長くなるので割愛するが、超ザックリまとめてしまうと、

日本人騎手=決め手を引き出すのが得意
外国人騎手=持久力やスタミナを引き出すのが得意

ということ。自身がキングジョージ勝ち馬でもあるハービンジャーはその産駒も持久力型が多く、外国人騎手と手が合う。また、ホー騎手自身も騎乗スタイルを見ていると外国人騎手らしい持久力を引き出すタイプで、まさに同産駒のヒンドゥタイムズとは手が合っていたということだろう。

…といろいろ書いたところで結局馬券を当てていなくては仕方ないのだが、ホー騎手はまだ日本で騎乗を続けるし、今週末はWASJの開催で札幌には多くの外国人騎手が参戦するし、さらにいえばコロナがあければまた以前のように短期免許の騎手が増える可能性も高い。

ハービンジャー産駒に限らず、持久力血統に関しては外国人騎手の騎乗がスイッチになりやすいということは覚えておいて損はない。もちろん、その逆のケース(外国人騎手がマイナスのスイッチになる)も多々あるのだが、それはまた別の機会に…。

札幌記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は札幌競馬場で札幌記念が行われる。注目馬はコチラ。

アラタ横山武史騎手)

札幌芝での活躍が目立つ横山武史騎手騎乗のアラタに注目したい。前走は上手くインに入れることができず、ロスの大きな競馬に。荒れてきた馬場は問題ないので、鞍上の手腕に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年7月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】土日で穴連発のトゥザグローリー産駒の特徴/函館記念展望
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先週の七夕賞は丸田騎手=ロザムールの逃げに期待したが、想定した流れと真逆の競馬になってしまいかすりもせず。レースは持久力を問われた。

その中で大外枠のエヒトがスムーズに進出し抜け出し、2着にヒートオンビート、3着にアンティシペイトが入線、キングマンボ系×母父ディープインパクトのワンツースリー決着。

10分前に行われた小倉のプロキオンSも、トップウイナーが何が何でもの姿勢を見せて先行争いに加わって行ったため、ダートとしては珍しいハイペースの持久力戦に。結果、ダート中長距離実績馬が上位を独占した。

そのレースを制したのがゲンパチルシファーゲンパチルシファーの父はトゥザグローリー。決して産駒が多いわけではなくマイナー種牡馬に分類される同馬だが、これでカラテに次いでJRA重賞2勝目となった。奇しくも前日の福島メインでも同産駒のエターナルヴィテスが14番人気で2着に激走。

ゲンパチルシファーカラテエターナルヴィテスといった馬たちに共通するのは、キレないがバテないということ。カラテゲンパチルシファーはともに500キロを大きく超える超大型馬で追わせるタイプの鞍上が合うということも共通している。

ゲンパチルシファーは久々の勝利となったが、川田騎手とのコンビで2戦2勝。カラテは追わせることにおいては若手トップクラスといってもいい菅原明騎手とのコンビで活躍している。エターナルヴィテスは決め手がない弱点を早めのマクリで補って大穴をあけた。

こういった傾向は例えば種牡馬データのようなものを検索してわかるものではない。アナログで得た感覚の点と点を繋げることで初めて実感できる。マイナー種牡馬はその血統ゆえに穴になることも多いので、上手く手の内に入れて自分自身の得意血統を持っておきたい。本来であれば馬券を当てた上でこういった話をしたかったのだが、それはまた次回以降ということで。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】エイシンスポッター(土曜小倉12レース・3歳上1勝クラス/1着)

どんな状況でも1200mを使われてからは確実にラスト伸びてくる。今回は詰まりつつもラスト伸びて脚余しながら勝利で、馬群も捌けるので不発は少ないはず。下り坂スタートの小倉も合うので引き続き警戒。

函館記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は函館ラストウィークを飾るハンデ戦・函館記念。注目馬はコチラ。

アラタ横山武史騎手)

注目はアラタ横山武史騎手。前走は逃げて失速も本来は好位で溜めたいタイプ。荒れ馬場を全く苦にせず、函館の小回りも合う。何よりこの舞台で横山武史騎手は大きなプラス材料。雨予報も朗報で、好位から抜け出す。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2020年3月5日(木) 15:45 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2020報知杯弥生賞ディープインパクト記念
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月8日(日)中山11R 第57回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(3歳G2・芝2000m)


【登録頭数:12頭】(フルゲート:18頭)

ブラックホール(B)
前走も休み明けで、当時の調教では併せ馬での遅れが多かったが、この中間は2週前、1週前と同じように内に併せて先着を果たしている。前走時よりも状態は良さそう

ワーケア(B)
ホープフルS時は2週前、1週前と霧で調教時計が出ておらず、比較はつかず。ただ、この中間の1週前追い切りでは、南Wでかなり速い時計が出ていて出来は良さそう。
<1週前追い切り>
南W3頭併せの内。軽量の嶋田騎手騎乗とはいえ、この時計は優秀。まだ直線に向く時に内にササるところはあるが、しっかり伸びて仕上りは良い。

オーソリティ(C)
入厩して時計を出し始めてからすぐに速い時計が出ており、今回も牧場での仕上げがしっかりできている感じ。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。直線追って先着も走りに硬さあり、首も高い。

サトノフラッグ(A)
1週前追い切りは南Wだったが、それまでに坂路で豊富に乗り込まれ、時計も前走以上の好時計と出来は良い。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。直線に向いての前脚の出がしっかりしていて、力強い走り。

アラタ(D)
南W中心に乗り込まれて時計は前走時と同レベル。特に良くもなく悪くもなくといった感じだが、1週前まで強めに追われてない。

ヴィズサクセス(E)
この中間も南Wでの調整。休み明けの前走時(9着)より時計がかかっていて、変わり身が感じられない。

ウインカーネリアン(A)
長期休み明けの前走時もしっかり乗り込まれていて反動もなさそう。1週前追い切りの動きを見ると、一度使われての変り身にかなりの期待がかかる出来。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。抑えきれないくらいの抜群の手応えでそのまま先着。追えば突き放していたのではと思える走り。

エンデュミオン(D)
前走の小倉戦から中2週で臨む、1週前追い切りでは併走遅れで、時計も特に変わった感じなし。

オーロアドーネ(B)
前回は乗り込み量は豊富も、併走遅れが多く追い切りの動きもまだ余裕がある感じの中での新馬勝ち。三浦皇成騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、終いの時計がしっかりしていて併せ馬でも先着と上積みがありそうな感じ。

ディヴィナシオン(D)
使い詰めできての今回中1週で、この中間は速い時計なし。

パンサラッサ(B)
前走の若駒Sは、1週前に一杯に追われて好時計を出し、直前は馬なりでの出走。この中間は2週前、1週前と馬なりでの調整となっているが、時計はしっかり出ている様子で調子落ちはなさそう。

メイショウボサツ(C)
12月の中京での未勝利勝ち以来の出走。坂路での時計がかかっていて、ガラッと変わった感じはない。



◇今回は、報知杯弥生賞ディープインパクト記念編でした。
今年から弥生賞はレース名が変わり、『報知杯弥生賞ディープインパクト記念』となります。レース名が長くなるとメディアによっては枠に入りきれなくなり、『報知弥生ディープ記念』や『弥生賞ディープ記念』のように短縮レース名表記という手段をとらざるをえなくなっているようです。
レース名変更自体は気にならないのですが、変更したJRAがHPやJRA-VANで短縮したレース名を使っているのはどうかと思ってしまいます。特に今年からレース名を変更するのですから、正式なレース名を覚えてもらうためにはレース名がいくら長くても主催者だけでも短縮名ではなくフルネーム表記を心掛けてもらいたいと思っています。個人的に笠松で協賛レースを行っているので、枠に入りきらなくて短縮されるなどその辺りの事情は多少体感をもって分かっているつもりでも、やはり意味なく短縮されるのは気持ちが良いものではないかなと感じてしまいます。特に、ディープインパクトの功績を称えてのレース名なのに、その名を削ってしまうというのはディープインパクトに対しても失礼だと思います。JRAはそのあたりの心遣いを大切にした方が良いのではないかと、感じた今回のレース名変更でした。

それでは次回、フジテレビ賞スプリングS編でお会いしましょう。


報知杯弥生賞ディープインパクト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2020年1月24日(金) 12:15 競馬プロ予想MAX
先週の回顧~(1/18~1/19)佐藤洋一郎プロが土曜中山5R◎ラインストリーム的中などで週間113万オーバーのプラス!
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18(土)に行われたG3愛知杯、19(日)G2日経新春杯、G3京成杯ほか、様々なスマッシュヒットが記録された先週。
好成績を収めた注目プロ予想家や、その的中の数々をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →佐藤洋一郎プロ
18(土)中山5R3歳未勝利で◎ラインストリーム(単勝148.7倍)から仕留め3連複5999.4倍を200円分的中、119万9880円のホームランをマーク!さらに、同日中山7R4歳上1勝クラスでの◎ショーテンシ(単勝41.1倍)-△レディグレイ(同20.0倍)-▲シャインカメリア(同10.2倍)的中、19(日)京都1R3歳未勝利的中、京都4R障害オープン的中などのスマッシュヒットを幾度となく披露。週間トータルでは、回収率291%、収支113万5840円の大幅プラスをマークしています。
 
☆☆☆注目プロ →豚ミンCプロ
G3愛知を▲レイホーロマンスで仕留めた18(土)は、他にも京都11R羅生門Sバティスティーニラプタス的中などを記録。19(日)にも京都8R4歳上1勝クラススマートランウェイアナザーラブソング的中などで連日のプラスを達成しています。土日2日間トータルでは回収率163%をマーク。
 
☆☆☆注目プロ →夢月プロ
18(土)は中山5R3歳未勝利での◎アラタ(単勝20.1倍)的中、同京都7R4歳上1勝クラスクリノビッグサージメイショウアワジでのワイド的中計10万6080円払戻し、同G3愛知レイホーロマンス複勝的中などで大幅プラスを達成。19(日)には京都4R障害オープンアズマタックンG2日経新春杯モズベッロ中山12R4歳上2勝クラスタマモメイトウなどをズバリ的中させ、週間トータル回収率149%、収支16万3260円をマーク。これで4週連続週末プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →サラマッポプロ
18(土)G3愛知を「タフなタイプ。(今の)小倉の馬場は合う」と評価した◎レイホーロマンス(単勝40.4倍)からデンコウアンジュとのワイドを的中。19(日)G2日経新春杯では、「前傾走法で京都コース向き。パワータイプで馬場も合う」とした◎モズベッロできっちりと的中をマークするなどの活躍を披露。週間トータルでは、回収率117%を達成しています。
 
 
 
この他にも、山崎エリカプロ(113%)、セイリュウ1号プロ(112%)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(111%←2週連続週末プラス)、金子京介プロ(108%)、新参者プロ(106%)、スガダイプロ(105%)、エース1号プロ(102%←2週連続週末プラス)、【U指数】3連複プリンセスプロ(102%)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
また、プロテスト最終審査参加者からは、akiさん(504%)、Diavelさん(295%)、クレイジーチケットさん(278%)、馬っしぐらさん(108%)、西野圭吾さん(103%←2週連続週末プラス)、暴君アッキーさん(102%)、ジャンヌさん(102%)らが、2週目プラス収支で折り返しています。
 
 
 
今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。

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アラタの口コミ


口コミ一覧
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まずはドバイの回顧から。ドバイGSは、ダート短距離はまだまだ日本馬じゃないでしょ、とガナイト(USA)に本命打ちましたが、直線一旦先頭も差されて、三連複のみの的中でした。日本馬はふるわなかったので見立てとしては悪くはなかったかと・・。ドバイターフは日本のマイル王のセリフォスに本命打ちましたが、良い感じであがってきたのに終い1Fで失速して5着といきなりの距離延長向かなかったよう。そのうち慣れるのかもしれませんが、やはりマイル以下向きなようでハズレ。ドバイSCは本命イクイノックスが逃げるのはびっくりしましたが、圧勝で、ヒモ荒れで好配当の三連単と三連複ゲットで大満足。ドバイWCはウシュバテソーロに本命打って圧勝してくれたのに、2着も3着もヒモ持っておらず残念な結果。単勝960円もついたのに持っていませんでした・・。全体にギリギリ起きてられる時間帯にそれぞれ見ごたえあったし予想もまあまあで楽しかったです。

次に高松宮記念の回顧。12番人気ファストフォース→2番人気ナムラクレア→13番人気トゥラヴェスーラという大波乱決着で、本命打ったアグリは気分よく四角先頭で、しまい失速しちゃいました。力が接近してて手広く行って、大きいの拾いたいと書いたのですが、拾えませんでした(笑)せっかくヒモ穴推奨で12番人気も13番人気も拾えてたのに、もったいなかったなあ・・。まあ、あんだけ馬場悪くなったら、滅茶苦茶な結果だろうなあとは思っていました。

ついでに、もっとも2月に入ってから力を入れているWIN5の回顧も。さすがに4000万近い決着だと、そう簡単には当てられないですよね。5レース目でファストフォースは入れられないなあ。二つ目のセブンスレターは当初、買う予定でしたが、点数減らすのに、黛騎手だから(今年まだ1勝だけ)削っちゃいました(笑)

それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 スターズオンアース:想定人気見て、正直、え?1番人気?という感じ。昨年は桜花賞とオークス勝ちの二冠牝馬だが、両方とも1番人気でなかったように混戦を制したもの。秋になり秋華賞3着で、まあ実力的にそんなものかなあ、という結果。今回もそれなりに好走しておかしくないのだろうが、骨っぽい相手多い中でのこの人気だと評価を下げたい。来週どのくらい馬場が回復するのかわからないが渋った馬場が良さそうには思えない。馬体画像でもトモの筋肉落ちている感じで、あまり良くないのだが、調教の動き抜群で、調子上げてきているよう。ヴィクトリアマイルぴったりそうだが、ここは微妙。

2番人気想定 ジェラルディーナ:昨秋はオールカマー勝ち、エリザベス女王杯も勝って、有馬記念も3着と母ジェンティルドンナという良血馬らしい活躍。ここも当然好走可能だろうが後方からになりやすい馬で、人気ほどは信頼できないか。牝馬が強いというデータが広がり過ぎているのか、1番人気も2番人気も牝馬になるのか?エリザベス女王杯では阪神の重馬場で力強く伸びてきたようにパワータイプで、この時期の馬場は向いているかも。調教の動きも良く、岩田望騎手も、すっかり安心して見ていられるようになった。

3番人気想定 ジャックドール:昨年は5連勝でこのレースに臨み、2番人気5着だった。その後、札幌記念を勝ち、秋の天皇賞で4着して香港では不発だった。そこからぶっつけとなるが、栗東坂路で51秒台出ているように、それなりの状態で、ここと宝塚記念の2走に全力投球か。藤岡佑騎手が主戦だったが、前走から武豊騎手となっている。馬場読みが冴える武騎手なのは、この時期だけにかなりプラスか。武騎手が勝つとG1勝利の最年長記録更新となるようで期待したい。私が競馬はじめた頃の30年くらい前だと、大好きだった岡部騎手が、おじさん感が強かったが、武騎手は若々しいので、あんまり最年長記録とかピンとはきませんが・・。

4番人気想定 ヒシイグアス:能力高いがなかなか順調に使えない馬で、昨年は2走だけだった。その2走が大阪杯4着、宝塚記念2着と好走。今年も中山記念勝ちと中山得意にしても、強い競馬。前走プラス14kgで叩き台も予想される中で上積みもありそうで、楽しみな一頭。地味な実力者の松山騎手だけに、ここも人気になり過ぎなさそうで、あとは体調維持の難しい馬だけに体調ひとつか。調教の動きは悪くない。数を使っていないだけあって消耗少なく、年齢で消すのはやめたほうが良さそう。

5番人気想定 ヴェルトライゼンデ:使う数は少ないが能力高いドリームジャニー産駒の恐らく最後の大物。距離はもう少しあった方が良さそうだが前走日経新春杯も勝ったように体調悪くなさそう。ワールドエースやワールドプレミアムの半弟で、母系がドイツ血統だけにこの時期の重い馬場も向きそう。高松宮記念でもドリームジャーニー産駒8歳のトゥラヴェスーラが13番人気3着と激走したように馬場が渋っても、割と平気なタイプでは。川田騎手が乗ると人気になりすぎるのが問題か。調教の動きもよい。

6番人気想定 ダノンザキッド:2歳時はホープフルSを勝ちはしたが、その後マイル前後に良績が集中。昨年末は香港で2000Mでも頑張ったが、前走中山記念で2番人気11着と惨敗したように、距離が向かなそう。調教の動き悪くないが、ここ叩いて安田記念狙いか。

7番人気想定 プログノーシス:8戦5勝で鋭い末脚で追い込んでくるディープインパクト産駒で、そろそろG1でも通用しそう。ただ追い込み脚質というか、ほぼ出遅れるので、今回の舞台はあまり向いてはいない。能力あるのは確かだが、良馬場希望か。あとは中内田厩舎だけに休み明けの金鯱賞を勝っての2戦目で、それほど上積み無いかも。
→回避のようです。

8番人気想定 キラーアビリティ:一昨年のホープフルSを勝った時はもっと活躍するものと思われたが、クラシックで不発、終わったかと思われたが昨年末は中日新聞杯を勝って復活。前走京都記念も5着とそれなりの走り。ただここでグンと強くなるかというとそうではなさそう。調教の動き悪くないが、もっと直線長いところ向きだろう。

9番人気想定 ノースブリッジ:昨年6月にエプソムCで初重賞勝ち、前走1月にAJCC勝ちと頑張っている。モーリス産駒らしく、この舞台は向きそうでヒモには是非加えたいタイプ。渋った馬場も苦にせず結果を残してきている。調教の動きもかなり良い。

10番人気以下想定
マテンロウレオ:昨年は、きさらぎ賞勝ちの後はクラシックで不発だったが、年末のアンドロメダS勝ち、中日新聞杯2着、年明けてからも金杯5着、京都記念2着と頑張っている。前走京都記念はドウデュースに負けるのは仕方無いにしても、それなりな相手を封じて2着したのは評価しても良さそう。ヒモ穴で。調教の動きも悪くない。

ラーグルフ:今年は中山金杯で初重賞制覇。前走の中山記念2着と上昇中。ただ相手が弱かったのもあり、初の関西遠征で、いつも以上に力を出すのは難しいか。調教の動きは良くも悪くもないが輸送意識して軽めなのかも。

ポタジェ:昨年のこのレースでは8番人気ながら勝って、ルージュバックの半弟らしくパワー問われる馬場なら、という馬。それ以降は一度も馬券にならずに一年経過したが、また馬場が重くなればチャンスめぐってきてもおかしくない重馬場要員。調教の動きも悪くない。

マリアエレーナ:昨夏の小倉記念でかなり強い勝ち方をしたので、いよいよ本格化したかと思われたが、その後は秋の天皇賞7着、愛知杯3着、金鯱賞8着と、いまひとつ。昨夏ほどの勢い無く、ここでは不要か。調教の動きは間隔つまっているだけに軽めで悪くはない。

ヒンドゥタイムズ:この3年くらいオープンでそれなりに走っては来たが、前走の小倉大賞典でようやく初重賞制覇という馬。ハービンジャー産駒だけに小倉ぴったりだった部分もありそうだが、このところの調教は豪快で、セン馬だけに7歳でもヒモには入れといた方が良いか。調教の動きも、かなり良い。

モズベッロ:一昨年のこのレースで6番人気2着したのを最後に2年間馬券にならず。ただ得意の重馬場は、この2年間一度もめぐってこなかったのもあり、今回も馬場が渋ればチャンスめぐってくるのかもしれない。ただ10戦以上すべて出遅れており、G1で出遅れは致命的ではある。最近は後方侭のレースばかりで買えない。

ノースザワールド:惜敗積み重ねてやたら2着が多い馬だが、前走ようやく準オープンを勝ちあがってきた。準オープンで5回連続2着したように、これはこれで馬主孝行ともいえる(4-9-2-8)という競走成績。相手なりの頑張れるのかもしれないが、さすがにG1ではまだ厳しいのでは。調教の動きはとても良い。

アラタ:前走の金鯱賞3着が示すように元気ではある。良績が福島や函館にあるように、ローカル2000Mが最適な馬。阪神内回りだとG1の中では最もチャンスあるのかもしれないが、それでもG1ではちょっと厳しいのでは。→回避のよう。

ワンダフルタウン:京都2歳Sと青葉賞勝ちがあるが、その後は着順二桁連発でさっぱり。ただ大きくは負けておらず、使うところが違うのでは。ステイヤーとして、ここでなく春の天皇賞使ってみたりが良いのでは。回避するのかなあ、と思っていたが使ってくるよう。調教の動きは普通で良くも悪くもなく順調ではありそう。

<まとめ>
有力:ジャックドール、ヴェルトライゼンデ、ヒシイグアス

ヒモに:ジェラルディーナ、スターズオンアース、ノースブリッジ

穴で:ヒンドゥタイムズ、マテンロウレオ

  2023年3月29日(水) 10:29
大阪杯 仮登録段階出馬表画像 
閲覧 128ビュー コメント 0 ナイス 10

皆さん、おはようございます


さて、週末のG1は大阪杯ですね
仮登録段階出馬表画像作ってみました

18頭登録でしたけどプログノーシスが回避という事で
17頭での仮登録、それの作成なりました

まず初角1番手、4角1番手はジャックドール
武騎手騎乗ですね
前走香港からそのまま手綱を握るみたいで

前1位はダノンザキッド
以降マテンロウレオ、ポタジェ

前半指数で全走と直近3走比較で優れたのが
ジャックドール、ダノンザキッド、ヒシイグアス

後1位はスターズオンアース
以降マリアエレーナ、ヒンドゥタイムズ

後半指数で全走と直近3走比較で優れたのが
スターズオンアース、ジェラルディーナ、マリアエレーナ

総合1位はジャックドール
以降スターズオンアース、ヒシイグアス

総合も比較すれば
スターズオンアース、ラーグルフ、ジェラルディーナ、ヒシイグアス、マテンロウレオ、アラタ

この辺でしょうか

指数では目立ちませんけど、川田騎手騎乗のヴェルトライゼンテ
これも注意ですかねぇ

あとは重賞勝ちなどはありませんが出るとすればノースザワールド、アラタ
この辺も注意でしょうかね

勿論確定時頭数増減で指数若干変更なるかもしれません、ご了承を

アテならんかもしれませんが
参考程度に目安程度になりゃいいなと

良けりゃ見てやってください!

では仕込みまで潜っております・・・

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 競馬が大好き(複勝男 2023年3月28日(火) 23:20
大阪杯 1
閲覧 216ビュー コメント 0 ナイス 7

大阪杯

4月2日 日曜日 阪神競馬場 右回り Aコース
芝2000M GⅠ 4歳以上

過去10年

サンデーサイレンス系    10-7-5   9頭
ミスタープロスペクター系   0-1-4   3頭
ナスルーラ系         0-1-1   0頭
ノーザンダンサー系      0-1-0   2頭
ヘイルトゥリーズン系     0-0-1   4頭 登録馬18頭

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

〇 5歳まで6歳7歳は2着はあるが少ない。
〇 重賞馬券内が3回以上で近5走以内で重賞馬券内1回以上。
〇 前年のGⅠ勝ち馬
〇 皐月賞上位馬。
〇 阪神芝で勝ち経験あり。なくても阪神でOP以上で馬券内あれば。
〇 前走別
      有馬記念  前年にGⅠ勝っていれば
      中山記念  入着まで更にマイルGⅠ勝ち馬なら
      京都記念  1着か0.3秒差以内の2.3着
      金鯱賞   前年GⅠで入着していれば
      ジャパンC  連対以上
      その他   G1昇格後3例しかなくて前走勝利しているかGⅠ勝っている馬か
〇 大外枠は割引

GⅠ馬     キラーアビリティ ジェラルディーナ スターズオンアース ダノンザキッド ポタジェ
GⅠ2着馬   ヴェルトライゼンデ ヒシイグアス モズベッロ
GⅡ馬     ジャックドール ノースブリッジ プログノーシス ワンダフルタウン
GⅢ馬     ヒンドゥタイムズ マテンロウレオ マリアエレーナ ラーグルフ
OP勝ち馬    アラタ 
昇級初戦   ノースザワールド

  

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年5月14日() 15:42:33
アラタに浜中は乗せるな。(斜行人間がまともに競馬を出来る訳がない。ディフォーミティー浜中!)

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2023年3月12日金鯱賞 G23着
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2023年3月12日 金鯱賞 G2 3着
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