ハーツクライ(競走馬)

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ハーツクライ
ハーツクライ
写真一覧
抹消  鹿毛 2001年4月15日生
調教師橋口弘次郎(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績19戦[5-4-3-7]
総賞金55,573万円
収得賞金21,330万円
英字表記Heart's Cry
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス
血統 ][ 産駒 ]
トニービン
ビユーパーダンス
兄弟 エメラルドアイルアグネスシラヌイ
前走 2006/11/26 ジャパンカップ G1
次走予定

ハーツクライの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 11115.8210** 牡5 57.0 C.ルメー橋口弘次500(--)2.27.7 2.636.4ディープインパクト
06/07/29 イギ 5 キングジョー G1 芝2400 6--------3** 牡5 60.5 C.ルメー橋口弘次--0000 ------HURRICANE RUN
06/03/25 アラ 5 ドバイシーマ G1 芝2400 14--------1** 牡5 56.0 C.ルメー橋口弘次--2.31.8 ------COLLIER HILL
05/12/25 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1651017.141** 牡4 57.0 C.ルメー橋口弘次498(+2)2.31.9 -0.135.0④④ディープインパクト
05/11/27 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 188167.222** 牡4 57.0 C.ルメー橋口弘次496(+6)2.22.1 0.034.4⑯⑯⑮⑬アルカセット
05/10/30 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 185106.726** 牡4 58.0 C.ルメー橋口弘次490(-6)2.00.4 0.332.8⑧⑩⑩ヘヴンリーロマンス
05/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 153418.332** 牡4 58.0 横山典弘橋口弘次496(+4)2.11.5 0.035.2⑬⑬⑬⑫スイープトウショウ
05/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1881613.785** 牡4 58.0 横山典弘橋口弘次492(+2)3.17.1 0.634.5⑭⑪⑬⑯スズカマンボ
05/04/03 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 9895.342** 牡4 58.0 横山典弘橋口弘次490(+18)1.59.2 0.234.2⑨⑨⑨⑧サンライズペガサス
04/12/26 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 153543.5109** 牡3 55.0 横山典弘橋口弘次472(-8)2.30.5 1.034.2⑮⑮⑮⑮ゼンノロブロイ
04/11/28 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 16236.5310** 牡3 55.0 武豊橋口弘次480(-12)2.25.7 1.535.2⑯⑯⑮⑭ゼンノロブロイ
04/10/24 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 185102.717** 牡3 57.0 武豊橋口弘次492(+6)3.06.2 0.535.3⑮⑮⑭⑩デルタブルース
04/09/26 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 8882.423** 牡3 56.0 武豊橋口弘次486(+4)1.59.4 0.433.8⑦⑦⑦⑦キングカメハメハ
04/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 183517.152** 牡3 57.0 横山典弘橋口弘次482(+6)2.23.5 0.234.3⑰⑰⑰⑰キングカメハメハ
04/05/08 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 118113.821** 牡3 56.0 安藤勝己橋口弘次476(-4)2.11.9 -0.133.4⑩⑩⑩⑩スズカマンボ
04/04/18 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1881614.0514** 牡3 57.0 安藤勝己橋口弘次480(-4)2.00.0 1.434.3⑯⑯⑫⑪ダイワメジャー
04/03/20 阪神 11 若葉S OP 芝2000 14222.621** 牡3 56.0 安藤勝己橋口弘次484(-4)2.00.2 -0.034.2⑨⑨⑩⑧スズカマンボ
04/02/15 京都 11 きさらぎ賞 G3 芝1800 145816.753** 牡3 56.0 幸英明橋口弘次488(-4)1.48.6 0.635.2⑩⑩マイネルブルック
04/01/05 京都 4 3歳新馬 芝2000 10891.711** 牡3 56.0 武豊橋口弘次492(--)2.06.0 -0.235.3ミヤタイセン

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【若駒ピカイチ】オメガロマンス

2021年1月19日(火) 04:57

 ◆オメガロマンス(16日、中山新馬、芝・外1600メートル)=美・斎藤誠、牝、父ハーツクライ、母オメガスピリット、母の父スピニングワールド

 《戦評》ジョッキーがうながし気味に追走。4コーナーでも後方で大外を回ったが、上がり3ハロン33秒5の脚を使って、一列前から抜け出した2着馬をハナ差で捕らえた。

 《血統》全姉ヌーヴォレコルトは2014年のオークス馬で、桜花賞3着、秋華賞2着。距離は幅広く走ったが、父ハーツクライからも2000メートル前後がベストの印象だ。姉はどんな相手でも前を抜かそうとする根性が持ち味だったが、この馬もそうした長所は受け継いでいる。

 《将来性》「道中は忙しくて厳しいかなと思いましたが、4コーナーでエンジンがかかってからはいい脚を使ってくれました」と横山武騎手。姉は桜花賞までマイル路線だったが、その後は中距離を主戦場としたように、この馬も本質的には中距離馬。となれば姉妹でのオークス制覇が目標になる。(柴田章利)



オメガロマンスの競走成績はこちら

【血統アナリシス】シンザン記念2021 ダイワメジャー不在で混戦模様、BMS(母の父)成績ではフレンチデピュティ系が上位を賑わす 2021年1月6日(水) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は日刊スポーツ賞シンザン記念・血統予想をお届けします!


今年は京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、シンザン記念-G3は中京芝1600mに舞台を移して施行される。同コースにおける世代限定かつ特別戦の種牡馬成績は6勝を挙げるダイワメジャーがトップとなり、次点で2勝のディープインパクトハーツクライキングカメハメハ、ハービンジャー、チチカステナンゴが続く。一方、母の父としては4勝を挙げるフレンチデピュティ系ほか、Nureyev系やSadler's Wells系が安定した成績を残している。

バスラットレオンは、父キズナ×母バスラットアマル(母の父New Approach)。19年オールカマー-G2など重賞3勝ほか、20年天皇賞(春)-G1ではハナ差2着の惜敗となったスティッフェリオの従弟にあたる血統。本馬はズブくなりがちなキズナ産駒にもかかわらず軽快なスピードを見せており、母系に持つAhonooraやCape Crossがいい塩梅になっている印象を持つ。父ディープインパクト系×母の父Sadler's Wells系という血統構成も強調しやすく、上位人気馬のなかでは素直に評価しておきたい1頭だ。

ダディーズビビッドは、父キズナ×母ケイティーズギフト(母の父フレンチデピュティ)。ケイティープライドの半弟で、アドマイヤムーンの従弟。牝系はヒシアマゾンスリープレスナイトが出たKatiesに遡る。本馬も母系由来のスピードが垣間見えるキズナ産駒で、むしろ気性が前向きすぎて折り合い面に課題を残しているほど。また、トモの緩さを嘆かれつつも好走を続けているので、これからの伸び代が大きい逸材でもある。中京芝1600mのコース実績も申し分なく、血統背景を踏まえれば重賞でも楽しみは大きい。

レゾンドゥスリールは、父ハーツクライ×母ローブティサージュ(母の父ウォーエンブレム)。母は12年阪神ジュベナイルフィリーズ-G1を制した2歳牝馬チャンピオンで、アサクサデンエンヴィクトワールピサが出たMuch Too Riskyに遡る牝系。母は気性が勝ったタイプで仕上がりが早く、本馬も母の父特有の気難しさが出なければ早期から活躍できるハーツクライ産駒だろう。また、母系にMachiavellianを持つ点では16年の勝ち馬ロジクライに通ずる部分がある。父が昨年の中京芝1600mで最も勝ち星を挙げた種牡馬であることも追い風か。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
バスラットレオン ダディーズビビッド レゾンドゥスリール

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【血統アナリシス】ホープフルステークス2020 父または母の父に日本ダービーで連対実績のある血統を持つ馬の好走が続く 2020年12月21日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はホープフルステークス・血統予想をお届けします!


昨年の勝ち馬コントレイルが無敗でクラシック三冠を達成したことは記憶に新しいが、18年サートゥルナーリア皐月賞-G1、16年レイデオロ日本ダービー-G1を制するなど、本競走を1番人気で勝利した4頭のうち3頭がクラシックウィナーへと上り詰めている。一方、ここで2着以下に敗れた馬は現状クラシックレースを勝利できていないため、先々を見据えたうえで評価に値する血統であるか否かの見極めも重要と言えるだろう。

また、2014年以降の優勝馬はディープインパクトキングカメハメハハーツクライの3系統に限られ、父または母の父に日本ダービーで連対実績を持つ血統を抱える点でも共通していた。

ランドオブリバティは、父ディープインパクト×母ドバウィハイツ(母の父Dubawi)。18年フィリーズレビュー-G2勝ち馬リバティハイツの半弟で、15年に仏2000ギニー‐仏G1とフォレ賞‐仏G1を制したMake Believeの甥。母は11年にゲイムリーS-米G1、イエローリボンS-米G1などアメリカの芝重賞を3勝した。本馬はスッと好位を取れる素軽さがあり、このあたりに母系由来のスピードが垣間見える。瞬発力勝負よりも持続力を問われるタフな展開でパフォーマンスを上げる点は半姉にも通ずるものがあり、引き続き中山の舞台であればG1でも好走必至だろう。

オーソクレースは、父エピファネイア×母マリアライト(母の父ディープインパクト)。クリソベリルやクリソライト、リアファルの甥にあたる血統で、母は16年宝塚記念-G1と15年エリザベス女王杯-G1の勝ち馬。父の産駒で母系にサンデーサイレンスとKingmamboの血を引くパターンはデアリングタクトと同じで、母の父が共通する配合からはアリストテレスムジカが出た。近親の成績からもG1で格負けしないポテンシャルを秘めており、今後の成長にも期待が持てる晩成型だろう。粗削りながらも勝利しているあたりに大物感が漂い、ここも素質でどこまでやれるか興味深い。

ダノンザキッドは、父ジャスタウェイ×母エピックラヴ(母の父Dansili)。19年シンザン記念-G3・3着ミッキーブリランテの半弟で、母は11年ヴァントー賞-仏G3の勝ち馬で11年サンタラリ賞-仏G1・2着の実績も持つ。17年1着タイムフライヤー、18年2着アドマイヤジャスタ、19年3着ワーケア、とG1昇格後に毎年ハーツクライ系が好走していることは追い風で、デインヒルやNijinsky、Alzaoなど母系に共通する血統が多いことも強調材料。また、前走+24kgと馬体重を増やしていることも成長期であることを踏まえれば好感を抱ける。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
ランドオブリバティ オーソクレース ダノンザキッド

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【有馬記念】話題“仏”騰!ペリエ&ルメール紙上トーク 2020年12月21日(月) 05:00

 有馬ウイーク到来!! 中央競馬の年末のグランプリ・有馬記念が27日、中山競馬場で行われる。GI3勝馬フィエールマン(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)に騎乗するクリストフ・ルメール騎手(41)=栗東・フリー=が、有馬記念唯一の3連覇を果たしたオリビエ・ペリエ騎手(47)=フランス=と紙上クロストーク。今年自己最多タイのJRA・GI年間8勝と絶好調のルメール騎手が、親交の深い母国の名手と、有馬記念やターフ外の話など幅広く語り合った。(取材・構成=沢田康文、斉藤弘樹)

 ◇

 ペリエ 「クリストフ、きょうはよろしく。いよいよ有馬記念だね。フランスにいる時は正直、あまり有馬記念のことは知らなかったけど、日本で騎乗して、ファンにとっていかに特別かがよく分かった。一年の最後のGIで、大観衆のもと、その年に活躍した馬が集うレースだね」

 ルメール 「ファンのみなさんもエキサイトするし、日本でレジェンドになった馬の多くが有馬記念を勝っています」

 ペリエ 「今年騎乗するフィエールマンは昨年の凱旋門賞にも遠征した馬だね」

 ルメール 「菊花賞天皇賞・春を連覇と長距離のGIを勝っていますが、ベストは2400か2500メートル。去年は4着でしたが、今年はジャパンCを使わず間隔もちょうどいいし、有馬記念でトップコンディションになると思います。少しずつ大人になってパワーアップしていますし、コンディションが良ければビッグチャンスです」

 ペリエ 「僕が初めて勝ったのは2002年のシンボリクリスエス。彼とは2回勝ったけど、特に03年は忘れられない。レース後の引退式は幻想的な光景で感動したし、日本での一番の思い出の一つ。今月(蹄葉炎の悪化で8日に)死んでしまったと聞いた。とても思い出深い馬だったので残念だよ」

 ルメール 「私が初めて日本に乗りに来た年(02年)にシンボリクリスエスが勝って、すごくいい思い出です。体も大きくてパワーがあって、すごくきれいな馬でした」

 ペリエ 「4連覇を目指した05年(デルタブルース11着)は、勝ったのがハーツクライとクリストフ。無敗の3冠馬ディープインパクトが圧倒的な存在だったけど、あのようなスターホースでも時には負けてしまうことがある。競馬の怖さを、改めて感じさせられた」

 ルメール 「有馬記念の一番の思い出です。前走のジャパンCでハナ差で負けたのがチョー悔しくて、気持ちのリカバリーに2週間くらいかかりましたからね。周囲から『ディープは強い。絶対勝つ』という声を聞いていたし、リスペクトはありましたが、ハーツクライも2400メートルで世界レコード(ジャパンC1着アルカセット=2分22秒1と同タイムの2着)で走っていた馬だし、前につければ勝つ自信はありました」

 ペリエ 「有馬記念では、16年にサトノダイヤモンドでも勝ったね」

 ルメール 「(前年にJRA騎手免許試験に合格して)日本に来てから最初のビッグレースでの優勝でした。キタサンブラックをマークしてスムーズな競馬ができましたし、直線はいい脚を使ってくれました。フランスで自分が大変だった時期のことが頭に浮かび、インタビューで感動しました」

 ペリエ 「中山競馬場は小回りで高低差もあるし、折り合ってリズム良く走ることが重要だね。有馬記念はハイレベルなレースだし、スピードもスタミナも兼ね備えていないと勝てない」

 ルメール 「(中山芝2500メートルは)コーナーが6つあるし、インにつけるのが大事。ずっと外を回ると2700メートルくらい走ることになるし、最後にきつくなります。向こう正面では周りの馬を見て、内に行くか外に行くか進路を考えます」

 ペリエ 「今回も期待しているので、頑張ってね!!」



 クリストフ・ルメール騎手(41)=栗東・フリー=とオリビエ・ペリエ騎手(47)=フランス=の紙上クロストークは、有馬記念以外の話にも展開。出会いのいきさつ、日本での生活、そして最強牝馬アーモンドアイについてなど、尊敬する先輩とのトークをたっぷりお届けします。

 ◇

 ペリエ 「クリストフは8歳の時から知っているけど、自慢の弟のような存在。お父さん(パトリス・ルメール氏)が騎手で小さい頃から馬に親しんでいたので騎乗センスは抜群だった」

 ルメール 「ペリエさんは若いときから大きなレースを簡単そうに勝っていました。(武)豊さんやフランキー(デットーリ)と一緒で、生まれたときから天才。僕がA・ファーブル厩舎で騎手の仕事を始めたときは厩舎のファーストジョッキーで、よくアドバイスをもらいましたし、憧れの存在。会ったときは本当に緊張しましたよ」

 ペリエ 「少しでも上手になろうと、いつも努力していたね。騎乗技術だけでなく、人柄も素晴らしい。日本でたくさんのいい馬に騎乗しているのは、そうしたことも理由になっていると思う」

 ルメール 「ペリエさんはすごく優しくて、17歳で有名ジョッキーになってからも全然変わりませんでした。日本では草津や大阪や東京など、いろいろ行きましたね」

 ペリエ 「清水寺のような伝統的な場所から、レースの後には友達や家族と一緒にダンスパーティーをしたり。色々なところに行ったねえ」

 ルメール 「今は毎月1回くらいSNSなどで連絡を取って、子供の写真を送ったり生活の話をしたりしますよね。そういえばペリエさんは日本が大好きで、昔はいつも『日本で引退レースを乗りたい。試験で免許を取るチャンスがあれば』と言っていましたよね」

 ペリエ 「20年前には外国人が通年で騎乗することは考えられなかったけど、(もし通年免許があれば)僕も間違いなく日本語を勉強して受験していたと思うね。そうしたら、ユタカ(武豊騎手=20日現在4243勝)もまだ4000勝していないかもしれないね」

 ルメール 「今年は(GI8勝&年間200勝と)すごくいい年でした。11月には全部(4つの)GIを勝ったし、信じられません。200勝するのはすごく難しいし、特別。今年は騎乗停止がなかったし、けがもありませんでした。それが一番大事なことです」

 ペリエ 「ところで自動車の運転はできるようになった?」

 ルメール 「短期免許の頃は運転しませんでしたが、日本に住むようになって慣れました。今は中京競馬場へも車で移動したりしますよ。ペリエさんはシーズンオフの秋と冬にしか日本に来たことがないので、桜を見たことがないと言っていましたよね。私が案内するので、ぜひ来てくださいよ!!」

 ペリエ 「春は欧州競馬のシーズンが始まるので難しいけど、いつか日本の桜を見に行ってみたいね。また会える日を楽しみにしているよ」



アーモンドアイについて】

 ペリエ 「それにしても、アーモンドアイのラストランのジャパンCには感動した。『ファンの方に最高の形でサヨナラを伝えてほしい』とサンスポ(11月28日付)に書いたけど、その通り、最高のサヨナラパーティーになったね」

 ルメール 「レース後に『おめでとう。この馬は強すぎるから、勝つのは簡単だね』とSNSでメッセージをいただきましたね」

 ペリエ 「無事に(ラストランを)終えることができて、ホッとしていたように見えたのが印象的だった。これまで数々の名牝に乗ってきたと思うけど、アーモンドアイは一番の存在だね。(日本競馬界史上最多の芝GI9勝と)たくさんのGIを勝って、本当に素晴らしい馬だったと思う」

 ルメール 「特別な馬でした。ずっとトップレベルをキープできるのは珍しい。アーモンドアイのストーリーは最後までパーフェクトでした。引退は寂しいけど、それが騎手ライフ。こんなに強い馬に乗れてうれしいし、感謝したいです」



有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★「有馬記念2020」特集ページはこちら



■オリビエ・ペリエ(Olivier Peslier) 1973年1月12日生まれ、47歳。フランス出身。89年に同国でデビュー。96~98年、2012年に凱旋門賞4勝、フランスのリーディングを4回獲得。欧州以外でも活躍する、世界を代表する騎手の一人。日本には94年以降、短期免許などで来日して騎乗し、JRA通算379勝、GI12勝。有馬記念では2002、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイで史上唯一の3連覇を飾っている。

■クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire) 1979年5月20日、フランス生まれの41歳。96年、同国で見習騎手デビューし、99年からプロに。2002年から短期免許で来日し、05年有馬記念ハーツクライ)で日本のGI初制覇。15年3月からJRA所属。17年に199勝で初の全国リーディング1位に輝くと、18年215勝、19年164勝と昨年まで3年連続リーディング。今年も202勝で4年連続のリーディングを確定させている。16~19年最多賞金獲得騎手。JRA通算1323勝。GI35勝を含む重賞107勝(成績は全て20日現在)。1メートル63。

★勝てば新記録…ルメール騎手は今年GI8勝を挙げており、自身の2018年に並んで、1984年のグレード制導入以降のJRA・GIの年間最多勝記録。土曜のホープフルSオーソクレース)、または日曜の有馬記念フィエールマン)で勝てば記録更新となる。

フィエールマン坂路ゆったりと…フィエールマンは20日、美浦トレセンで調整。夜明け前の午前4時過ぎに坂路を4ハロン68秒7-16秒0でゆったりと駆け上がった。「先週もしっかりと時計を出しているので、それほどやらなくてもいいですね。(前走から中7週と)レース間隔が短いですが、年齢を重ねてガタッとこなくなったので心配していません」と名畑助手は好感触を伝えた。

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【血統アナリシス】中日新聞杯2020 中京競馬場の急坂でRobertoやノーザンテーストのパワーが活きる 2020年12月7日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中日新聞杯・血統予想をお届けします!


2017年から施行時期を12月に移して開催されているハンデキャップ競走。まず、過去3年の勝ち馬は、17年メートルダール(母の父Silver Hawk)、18年ギベオン(2代母の父Arch)、19年サトノガーネット(2代母の父Lear Fan)、いずれもサンデーサイレンスの直系で、母系にRoberto系の血脈を抱える点で共通している。

また、17年9番人気4着、18年12番人気2着、19年10番人気4着、と人気薄ながら毎年上位を賑わせたショウナンバッハは父系と母系にノーザンテーストの血を引き、ノーザンテーストの母の父Victoria Parkを2代母の父ジヤツジアンジエルーチ(=母の父Victoria Park)経由でも増幅していた。先述したRobertoの件と合わせれば、中京競馬場の急坂をパワーで駆け上がれる血脈に注目すべきだろう。

サトノガーネットは、父ディープインパクト×母ビートリックスキッド(母の父Victory Note)。近親に12・13年BCマイル-米G1連覇など重賞19勝(うちG1を11勝)のWise Danや10年オイロパ賞-独G1など重賞5勝のScaloがいる血統で、日本では障害競走で名を馳せたアポロマーベリックが出たKalilaに遡る牝系。本馬は昨年の勝ち馬なので適性については申し分なく、超高速馬場でも追い込める脚力が最大の武器となっている。また、牡馬混合のハンデ戦を得意とする節もあり、今年もリピーターとして期待できるだろう。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。15年JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出されたラブリーデイの全弟で、アリゼオプレミアムボックススマートギアが出たシヤダイチヤツターに遡る牝系。本馬は近親に3月開催時の12年中日新聞杯-G3勝ち馬スマートギアがおり、全兄ラブリーデイも14年3着(勝ち馬とはタイム差なし)の実績を持つ。また、その全兄が5歳時に最盛期を迎えていたことを踏まえれば、そろそろ重賞の常連として活躍し始める頃合いかもしれない。

インビジブルレイズは、父ハーツクライ×母クレバースプリント(母の父サクラバクシンオー)。サンライズジェガーウインフルブルームクレバートウショウが出たダイナソシエに遡る牝系。本馬は6歳になってオープン(20年白富士S-L)初制覇と晩成型のハーツクライ産駒らしい成長曲線を描いてきた。近走は道悪馬場や状態面の悪さから本来の走りをできていないが、母がノーザンテーストの血を2本引くほか、血統構成からも大駆けに色気を持てるだけの魅力がある。


(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
サトノガーネット ボッケリーニ インビジブルレイズ

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【若駒ピカイチ】ヴィクティファルス 2020年12月1日(火) 04:50

 ◆ヴィクティファルス(28日、阪神新馬、芝・外1800メートル)=栗・池添学、牡、父ハーツクライ、母ヴィルジニア、母の父ガリレオ

 まずまずのスタートを切り、前半5ハロンが1分2秒6のゆったりした流れを中団で折り合う。馬群の外めを回りながらじわじわとポジションを上げ、残り1ハロンでスパート。抜け出してからも最後まで危なげなく、着差(半馬身)以上の完勝だった。切れるというより長くいい脚を使える印象で、福永騎手も「追われてからまだストライドが伸び切れていないところはあるが、初戦としては十分」と、今後の伸びしろを強調している。

 血統的には父(ハーツクライ)、母の父(ガリレオ)から距離が延びて良さそうで、クラシックディスタンスもターゲットに入ってきそう。近親にダービー候補と騒がれ、5戦4勝で引退したシルバーステートの名前があるのも興味深いところだ。2戦目以降も注目したい。 (内海裕介)

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ヴィクトリアマイルも的中で今春は乗ってきました。穴で期待のセラピアは取り消しとなってしまいましたが、アーモンドアイはやはり圧倒的に強いし、2着3着もズバリで稼がせてもらいました。
以前は早さが大事かと思って、前週の日曜段階でほぼ仕上げていましたが、意外に(それが普通か・・・)読まれる方の多くは週の後半のようなので、水曜の追い切りまでみてからの原稿のほうが予想精度が上がり、良いようです。
北海道は引き続きコロナの件で、仕事はまだまだ大変ですが、終息したら予想コメントを各レースで入れられるよう頑張ります。


<全頭診断>
1番人気想定 デアリングタクト桜花賞でもレシステンシアをズバッと差し切っての3戦3勝と、全勝のままオークス参戦となる。マイルよりは中距離が元々良さそうなタイプで、ここも当然最有力。エピファネイア産駒は、シンボリクリスエスシーザリオから高い能力を引き継ぎ、また前進気勢を持つためか、思った以上にやれているという印象。正直もっとズブい感じの怠け者が多いのかと思っていたのだが、闘争心豊富で観ていて楽しい(エピファネイア自身は、福永騎手が折り合いを気にするあまり、下げ過ぎて現役時代を終わってしまったが、怯え逃げでなくボス逃げのタイプで、もっと前に行っていれば更に結果残せていたのではと、私自身は考えている馬)。能力が一枚上なので、負けなしでの二冠達成も十分期待できるのでは。

2番人気想定 デゼル:2戦2勝で、ディープインパクト×母がフランスのオークス馬という良血で、かつこの距離に強いトップ厩舎・友道厩舎ということもあるのだが、さすがにちょっと人気先行では、との印象。前走スイートピーSも後方から余裕の差し切りだったとはいえ、相手が正直かなり弱かった。先々楽しみではあるが、この段階でこの人気で、上りの速さに飛びつくのはちょっと早計では。

3番人気想定 クラヴァシュドール:阪神JF3着、チューリップ賞2着、桜花賞4着と世代上位の力はあるが、成長力がいまひとつな感じもあるし、ハーツクライ産駒だからといって距離延長がそう良さそうにも思えず。この人気だと妙味はなく、微妙な扱いの馬か。

4番人気想定 ミヤマザクラ:京都2歳Sで2着、クイーンC勝ち、桜花賞は5着止まりだったが、ポポカテペトルマウントロブソンの下のおなじみの芦毛馬。距離延長は当然良さそうなのだが、晩成血統で完成は先か。春時点だと、まだ物足りない走りのままかも。

5番人気想定 サンクテュエール:アルテミスS2着、シンザン記念勝ちの実績。前走の桜花賞6着は藤沢和厩舎の苦手な道悪ととることもできるが、この厩舎らしくマイル以下ベストと思われる。桜花賞でも終い止まっただけに、オークス向きとは感じない。

6番人気想定 リアアメリア:昨秋はアルテミスSを勝ったが阪神JF6着、桜花賞10着と成績は下降気味。アルテミスS勝ちの頃は世代トップレベル評価だったが、気難しさを増してきており、掛かる面もあってこの距離は向かない。

7番人気想定 ウインマリリン:4戦3勝で前走はフローラSを勝っての参戦。スクリーンヒーロー×フサイチペガサスと、地味だが能力を秘めそうな配合で、距離延長もそう苦にしないのでは。3勝すべてをあげている横山武騎手が騎乗停止で、父に乗り替わるのもいまやマイナスに思えるが・・・・・・。

8番人気想定 マルターズディオサ:阪神JF2着、チューリップ賞勝ちと人気以上に走ったが桜花賞は8着止まり。思っていた以上にスタミナ型に出ることが多いキズナ産駒だけに、この距離延長はプラスに出る可能性があり、穴にはいいのでは。

9番人気想定 ホウオウピースフルブラストワンピースの半妹で、フローラS2着とようやく上昇してきた。距離をこなす力もありそうで、穴で楽しみ。

10番人気以下想定
スマイルカナ:フェアリーS勝ち、桜花賞でも道悪で差しにくい馬場状態を生かして3着と粘り込んだ。ただ、東京の長い直線を粘り込めるだけの力はなさそう。

リリーピュアハート:早い時期から福永騎手がこの馬でオークスに行きたいと言っていたように、母父ガリレオでもあり距離適性十分。同じ東京2400mのゆりかもめ賞勝ちもあり、前走の忘れな草賞3着は距離不足か(笑) 前走で権利をとれずだが、抽選を通って出てくるようならヒモで買いたい馬。(→出走確定)

アブレイズ:2戦2勝でフラワーC勝ち。約2ヶ月空いたキズナ×ジャングルポケットのスタミナ配合で、状態さえ良ければ穴で狙えるか。

マジックキャッスルディープインパクト×ソーマジックという、それなりの活躍は手堅い血統だが……。ファンタジーS2着、クイーンC2着と頑張ってきたが、桜花賞は12着とトップレベルとは少し差がある感じ。デビュー戦が福島1200mだったように、2400m向きではない。

ウインマイティーゴールドシップ産駒らしく距離延長の忘れな草賞を勝ち、重馬場巧者であることも示した。この距離は更に良さそう。道悪での穴候補か。

ウーマンズハート:昨夏の新潟2歳S勝ちの頃は期待されていたのだが、阪神JF4着、チューリップ賞6着、桜花賞16着とトップとは離される一方。晩成と思われているハーツクライ産駒でも、早い時期から活躍する反面、やる気を無くしてしまう(気性の問題で尻すぼみになる)、結果的には早熟に映る馬も結構いて、そのタイプに思える。

チェーンオブラブ:フェアリーS2着がオープンでは最高着順で、チューリップ賞9着、桜花賞14着と厳しそう。

フィオリキアリ桜花賞でのめりながらも最後方から7着まで押し上げてきて、キズナ産駒らしくこの距離になるのはいいのかも。

インターミッション:アネモネS勝ちで臨んだ桜花賞が13番人気14着と、まだ上とは差がある状況。



<まとめ>
最有力:デアリングタクト

ヒモに:ミヤマザクラウインマリリン

穴で:マルターズディオサリリーピュアハートアブレイズホウオウピースフル


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2019年12月25日(水) 16:45 覆面ドクター・英
ホープフルS・2019
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まずは先週の回顧から。有馬記念は、全くの裏目にでました。リスグラシューが、本格化して手が付けられない強さだったジャスタウェイのように強過ぎたのと、アーモンドアイは距離が長かったことだったり、ハイペースを追いかけたこと、外目追走で掛かったことだったりで最後に力尽きました。あそこまで止まるとは......(ただ、正直やはり中山向きではないんでしょうが)。

気を取り直して今週末のホープフルSは、段々クラシックを意識した陣営が、使ってくるようになってきたので、出走馬の質が年々上がってきているように思われます。昨年のこのレースの勝ち馬であるサートゥルナーリアが、その後、皐月賞を勝ち先週の有馬記念でも2着に来たように、ここから先の中山G1での活躍を占うレースなのかもしれません。

では恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>
1番人気想定 コントレイル:2戦2勝のディープインパクト産駒(母父アンブライドルズソング)で、いかにも早い時期に活躍しそうな配合で、前走の東スポ杯2歳Sで断然1番人気に応えて、5馬身差でレコードのおまけもついて楽勝してきた。この世代の牡馬トップクラスなのは間違いなく中山でも問題ないだろう。ノースヒルズ生産なのが、よくいるタイプ(要はノーザンF生産)と少し違うくらいか。菊花賞はともかく、ダービーまでは主役を張れるのでは。リスグラシューが引退してすぐ、新星が輝くのは矢作厩舎の層の厚さか。

2番人気想定 ワーケア:これまた2戦2勝のハーツクライ産駒で、アイビーSでは阪神JF8着だった牝馬のそれなりの強豪クリスティを相手に3馬身差の楽勝をしてきた。ハーツクライ産駒らしく、まだまだ完成途上な印象でも能力を感じさせるあたり、鞍上コメントからしても先々も楽しみな馬のよう。ただ、新馬戦から半年経ったアイビーSで、ほとんど馬体が増えてこなかったのは残念。

3番人気想定 オーソリティ:こちらも2戦2勝で、オルフェーヴル産駒の一頭。初戦の函館1800mでは札幌2歳Sを勝つブラックホールを退け、2戦目の芙蓉Sでも少頭数で時計は速くないが2馬身半きっちり差をつけて完勝している。母母シーザリオの良血で、オルフェーヴル産駒特有の打率は低いがホームランのパターンか。

4番人気想定 ラインベックディープインパクト×アパパネの良血馬だが、ややズブめなようで、前走の東スポ杯2歳Sでは、ここで本命視されるコントレイルに9馬身もちぎられた3着。ただ、鞍上ビュイックが2400m向きとコメントしているように、菊花賞あたりでは好勝負に持ち込めるのかも。

5番人気想定 ヴェルトライゼンデワールドエースワールドプレミアの下で、この馬は父がドリームジャーニーとなった。父自身が小さかったのもあり、産駒もわりと小さいケースが多いが、この馬は馬格もあって、今後ゆっくり強くなっていくのではとみる。

6番人気想定 ブラックホール:例年に比べると低レベルだった札幌2歳S勝ち馬。ゴールドシップ産駒のワンツーという結果で、今回は雨が降るなどスピード競馬要素が薄れてくれないと厳しいのではないだろうか。

7番人気想定 ブルーミングスカイ:角居厩舎のディープインパクト産駒だが末脚が甘く、1勝クラスでも2着、4着と勝ち切れていないように大駆けは期待薄。

8番人気想定 ゼノヴァース:藤沢和厩舎のディープインパクト産駒で人気はあるが3戦目でやっと未勝利を勝ち上がったように、実力はいまひとつ。

9番人気想定 ラグビーボーイ:低レベルな未勝利戦をようやく勝ち上がっただけで、全く通用しないだろう。

10番人気以下想定
ハギノエスペラントキズナ産駒らしく長くいい末脚を繰り出すが、4戦目でようやく未勝利を脱出したように、力が落ちる。

ディアマンミノル:新馬戦のみの1戦1勝馬だが、母母イソノルーブルで兄達もトラストワン5勝、モンストール3勝と走っており、潜在能力的にはそこそこやれるのかも。

ワスカランテソーロ:4戦目で低レベルな未勝利戦をようやく勝っただけで、母母マザートウショウはバカ速い馬だったが、この馬はそういう感じもなく、要らなそう。

パンサラッサ:ロードカナリア×モンジュー牝馬という配合で、スピード、スタミナ、瞬発力ともにどっちつかずな感じか。

ナリノモンターニュ:母母がアイリッシュダンスハーツクライの母でもある)で、血統的にはもっと伸びていく素材なのだろうが、まだ新馬戦で2着した後の未勝利勝ちのみで、特にインパクトある勝ち方ではなかった。成長待ちか。

ガロアクリークキンシャサノキセキ産駒にしては珍しく2000mの新馬戦を使ってきて快勝したが、まだここでは厳しそう。

ディアセオリー:7月の福島での新馬勝ちの後は札幌2歳S、葉牡丹賞と割と相手が強く結果こそ伴わなかったが、内容はそう悪くなく、じわじわ力をつけてきてはいるのでは。

クリノブレーヴ:種牡馬オーシャンブルー(父ステイゴールド)の初勝利をあげて父親孝行な馬だが、未勝利勝ちも楽勝でなく、まだここでは荷が重い。


<まとめ>
有力:コントレイルワーケア

ヒモに:オーソリティラインベック

穴で:ディアマンミノルディアセオリー

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2019年12月4日(水) 16:00 覆面ドクター・英
阪神JF・2019
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まずは先週の回顧から。チャンピオンズCは、やはりクリソベリル強かったですね。単勝が思った以上についたのはラッキーでした(2倍を切る断然1番人気になるかと思っていましたが、2番人気で4.4倍)。育成の進歩や早くから活躍する血統の導入が進み(資金を回収できないかもしれない晩成型血統は嫌われ)、古馬になってもう一段階強くなる一流馬も減りました。ダービー馬も古馬になってからは低迷とかもよくあり、早熟うんぬんでなく、早い時期から潜在能力のMAX近いところまでいかに持っていくか、いかに引き出すかの競争になってきたという印象で、もう「古馬の壁」という概念は古いのかもしれませんね。

今週は阪神JFに加えて香港G1が4つ行われ、「5G1デー」という競馬好きには、たまらない一日。ですが、一度にたくさんG1があると楽しいけど、資金はある程度限られていて5倍あるわけではないので、実は売り上げ観点からは日本のように毎週のようにバラけて行われるスタイルのほうが各レースの売り上げは上がるのかもしれません。

それでは恒例の全頭診断へ


<全頭診断>
1番人気想定 リアアメリア:新馬戦では、川田騎手が「わざと出遅れて後ろからの競馬を試した」との発言もあった中で完勝。前走アルテミスSでは、スローの流れもどうにか折り合って運び、ラストは鋭く伸びて2戦2勝とした。ディープインパクト産駒×ノーザンF生産×中内田厩舎×川田騎手と、毎年似たような馬を見ている気がするが(またマイラーなのかもしれないが)、この距離なら大丈夫だろう。

2番人気想定 ウーマンズハート:夏の新潟で新馬戦、新潟2歳Sと速い上がりで差し切り2戦2勝。まだやや幼さを見せながらの連勝で、ハーツクライ産駒だけに3か月半経ってさらに成長している可能性も。西浦調教師も、ラストイヤーに大物が出てきて嬉しいんじゃないでしょうか。それにしても、初期のダビスタでは騎手として名前のあった西浦師が、もう調教師定年間近ですか......時代の流れを感じますねぇ。

3番人気想定 クラヴァシュドール:新馬勝ちの次戦には牡馬相手のサウジアラビアRCで、1番人気で牡馬の世代最上位グループにいるサリオスにこそ敗れたものの、この馬も鋭く伸びてはいた。リアアメリアと同じ中内田厩舎で、こちらは、じわじわ力をつけていくハーツクライ産駒。中内田厩舎のワンツーもありえるだろう。

4番人気想定 レシステンシア:新馬戦、ファンタジーSと1400mで連勝してきた。ダイワメジャー×デインヒル系牝馬の血統構成通り、ハイペースを前で粘るのが得意なタイプで、瞬発力勝負となりやすいこのレースの適性はイマイチとみられる。将来的にはスプリンター路線か。胴が詰まっているタイプではなく、案外距離自体はこなすのかもしれないが。

5番人気想定 ヤマカツマーメイド:すでに5戦消化して前走ファンタジーSでは伸び負けての4着。ヤマカツエースなど走る馬を多数輩出する母だが、兄弟も早い時期から走りながらも強くなるのはゆっくりという晩成傾向でもあり、瞬発力勝負のこのレースへの適性は高くないのでは。

6番人気想定 クリスティ:アイビーSでは牡馬の世代上位グループにいるワーケアに負けたが、しっかりと伸びていた。マイルはやや忙しいかもしれないが、エンジンがかかるといい末脚を繰り出すタイプで通用しておかしくない。

7番人気想定 ヴィースバーデン:新馬勝ちの後の萩Sでは4着といまひとつ。418kgの小さい馬で調教も軽く、あまり上積みは無いのでは。

8番人気想定 マルターズディオサ:新馬戦は逃げるもここでも人気になるウーマンズハートに差されて3馬身半離されての2着に終わる。ただ、2戦目は追い込みで未勝利勝ち、3戦目の1勝クラスも差して連勝を飾っているように、キズナ産駒らしく末脚にいいものがあり、ここも通用。

9番人気想定 ロータスランド:父ロベルト系のマル外で血統だけ見るとダート寄りかと思われる馬。瞬発力勝負は向かないのでは。

10番人気以下想定
ルーチェデラヴィタ:6月の阪神で新馬勝ち、8月に札幌でオープンのコスモス賞勝ちと連勝したが、アルテミスSは輸送がよくなかったのか6着と伸びきれなかった。調教は動けており、巻き返しもあるのではないか。

メデタシメデタシ:新馬勝ち後の万両賞で5着に敗れ、連闘では使って来ないか。

オータムレッド:6月の函館で新馬勝ち、8月には札幌でオープンのクローバー賞勝ちと連勝で臨んだアルテミスSは6番人気で5着だった。輸送がダメだった可能性もあり、穴で狙えるか。

エレナアヴァンティ:6月に福島で新馬勝ち、8月に新潟でオープンのダリア賞勝ちと連勝したが新潟2歳Sで逃げて5着、ファンタジーSでは逃げて15着と惨敗で、スプリンターのようでマイルは向かず要らないだろう。

ボンボヤージ:2戦目で未勝利勝ちしただけだが、ファンタジストの下で道中16番手から鋭く差し切っての勝利。潜在能力はありそうで、出走が叶えば穴で狙いたい。

カワキタアジン:未勝利勝ちのみで1勝クラスでも前走5着と冴えず、ヘニーヒューズ産駒だけにダート転向がよさそう。

スウィートメリナ:3戦目でハナ差でようやく未勝利を勝っただけなので、ここでは要らない。

ヒメサマ:未勝利勝ちのみで1勝クラスの秋明菊賞11着惨敗と力が足りない。

ジェラペッシュ:サウジアラビアRCで4着、1勝クラスの赤松賞で3着と上位陣とはまだ差がありそう。

サノハニー:ダートの未勝利勝ちのみで初芝がG1というのはいくらなんでも無理では。


<まとめ>
有力:リアアメリアウーマンズハートクラヴァシュドール

ヒモに:クリスティマルターズディオサ

穴で:ルーチェデラヴィタオータムレッドボンボヤージ

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2019年10月16日(水) 17:30 覆面ドクター・英
菊花賞・2019
閲覧 3,033ビュー コメント 0 ナイス 14

秋華賞は難しかったですね。春のトップが抜ければ次位グループが順当に繰り上がる、と言ってしまえばそれまでの結果なのですが、上がり馬に期待して失敗でした。春に期待しつつイレ込みがひどくなって期待を裏切られ続けたシゲルピンクダイヤには参りました…。南部杯も上位評価3頭が逆順に来ちゃうし、難しいものです。

菊花賞ですがステイヤーの時代でないとはいえ、近年では最も層の薄い三冠目となりました。皐月賞馬もダービー馬も不在で、好勝負していたのがヴェロックスのみ、両レースでかろうじて掲示板に載れたのでさえニシノデイジーだけ(ダービー5着)という寂しさ。また重賞勝ち馬も、かなりの人気薄で弥生賞を勝ったメイショウテンゲン(8番人気)、京都新聞杯を勝ったレッドジェニアル(11番人気)とその一発以外は凡走続きの2頭と、実績馬の層が異常に今年は薄い状況。晩成型の大物というのもこれといっていない、なんとも寂しいメンバー構成となってしまいました。その分、馬券的には面白いのかもしれませんが……。


それでは恒例の全頭診断へ

1番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着ときて前哨戦の神戸新聞杯ではサートゥルナーリアには完敗の2着だったが、サートゥルナーリア菊花賞に出てこないので、先週のクロノジェネシス同様最後の一冠でようやく戴冠というのは十分ありえる。本質的には3000m向きではないと思うが、ライバル達が他の路線に行く中、ギリギリ菊にも対応できるのでは(春の二冠ではともに本命を打ったが今回はちょっと悩ましい)。ジャスタウェイは、自身はマイルで強い競馬を見せていたが産駒は明らかに2000m前後で結果を出しており、中距離種牡馬とみられる。ただ、ここで菊花賞馬を出すことによりハーツクライ後継として評価を上げられるチャンスで、その意味で大事な一戦。

2番人気想定 ワールドプレミア:春はヴェロックスに若葉Sで3馬身差完敗の2着の後に骨折。その後、神戸新聞杯から登場し3着とそれなりに格好をつけたが、武豊騎手に「秋になっても気性面の成長が無い」とコメントされているように、3000mまで距離が延びるとダメかも。ただライバルのレベルが低過ぎで、多少掛かってスタミナロスしても相対的にやれてしまうのかも。

3番人気想定 ニシノデイジー:ルメール騎手への乗り替わりで評価急上昇のよう。確かに勝浦騎手の残念騎乗が再三にわたり、西山オーナーもよくここまで辛抱したなあという感じの馬ではあるが、種牡馬としてハービンジャーは思ったよりステイヤー寄りではなく中距離向き。京都3000mは向かず、ルメール騎手でも苦労するのでは。

4番人気想定 ヒシゲッコウ:札幌2600mで2勝クラスを勝ってきた、ステイヤー色の強いルーラーシップ産駒(ステルヴィオの半弟)。2000mの新馬勝ちから、堀厩舎らしく大事に使うパターンで、春は4ヵ月休んでのプリンシパルS3着止まりだったが、成長が追い付いてきて、この距離なら世代トップレベルともそろそろ好勝負できそう。洋芝2600m勝ちは最近は人気となってしまい妙味あまり無いのだが、乗った騎手が皆褒めているように好素材のステイヤー。

5番人気想定 ホウオウサーベル:調教師試験勉強中の蛯名騎手もこの馬は楽しみにしているようで、夏の新潟で2勝クラス勝ち(5馬身差での圧勝)の際には「トライアルを使いたくないから、責任を果たせてよかった」とコメントしたように、ハーツクライ×アカテナンゴと菊を意識できる血統とスケールあり。ただ先週の秋華賞を見ると、ぶっつけ本番の上り馬は、結果を出すのが難しいのかもしれない。

6番人気想定 ザダル:春は順延となったプリンシパルSを勝つも、日程が詰まるダービーは使わず秋に備えてきた。セントライト記念は3着だったが、菊に向けては1~2着馬よりも内容は良かったのでは。地味なトーセンラー産駒だけに人気にもなりにくそうだが、父父のディープインパクトよりはスタミナある種牡馬と思われる。

7番人気想定 サトノルークス:春は皐月賞14着、ダービー17着と惨敗だった良血馬だが、セントライト記念では2着と結果を出した。ただ川田騎手がはっきりと「距離延びるのは良くない」とコメントしているように中距離馬で、菊花賞が終わったらマイルあたりを中心に使うようになるのでは。

8番人気想定 レッドジェニアル:春は500万下を取りこぼした後だっただけに11番人気と低評価だった京都新聞杯を勝ってしまった。しかも倒した2着が、その後にダービー馬となるロジャーバローズでもある。だからと言ってこの世代でトップレベルにいるかと言えば、神戸新聞杯では掛かり気味に4着敗退。更にこの距離で良さが出る感じでもなく、かなり好条件が揃っての激走だった京都新聞杯とみるのが正しそう。

9番人気想定 タガノディアマンテきさらぎ賞での2着以降は掲示板に載れるかどうか程度の成績続き。1番人気だった京都新聞杯でも終いは止まったし、秋初戦ではズブさを見せるなど、距離適性がどこにあるのか含め好走は難しそう。

10番人気以下想定
シフルマン:逃げた神戸新聞杯は強過ぎるサートゥルナーリアに早めに来られて、あっさり敗北となったが、これをノーカウントとすると春は連勝を果たしており、やや中距離色強めではあるが、楽に行けると激走もあるかもしれない。地味な実力者の松山騎手も良い。

メロディーレーン:338kgという小ささで2600mの1勝クラスを勝ち上がってきたが、昔から細身のステイヤーというのはいるが、いくらなんでも小さすぎる。応援馬券票が入りそうで妙味無し。

ユニコーンライオン:岩田騎手が「まだまだ子供っぽい」とコメントしながらも、それなりの結果を出してきたマル外。矢作厩舎の馬で、まだまだ成長の余地ありとすると案外激走あるかも。

メイショウテンゲン:弥生賞を8番人気で制したが道悪巧者だったようで、以降は惨敗続き。ゲートも悪く、得意かと思われた道悪のセントライト記念も11着と冴えず、期待薄。

バラックパリンカ:勝ち上がるが上級馬をほとんど出さないノヴェリスト産駒で、ようやく1勝クラスを1ヵ月前に勝っただけと、大一番での一発は期待できそうにもない。

カリボール:末脚鋭いジャスタウェイ産駒でマイル前後が良さそうなタイプ。ここの後の適距離で期待か。

アドマイヤジャスタ:2歳時にはホープフルS2着と活躍し、2月のすみれSでも2着とここまでは好走していたのだが、気持ちが切れてしまったのか以降は惨敗続き。去勢でもしないと立ち直らないのでは。

カウディーリョキングカメハメハ×ディアデラノビアという良血馬で、堀厩舎らしく大事に使われてきた。ディアデラノビアの仔は瞬発力は足りないがスタミナ型に出ることが多く、穴馬としては面白いのでは。

ヴァンケドミンゴ京都新聞杯10着と負けた後に、1勝クラス、2勝クラスと連勝して3勝クラスも3着と惜しい競馬(勝ったブレステイキングは重賞でもやれそうな馬)。長距離適性があれば、それなりに通用しても良く、ヒモ穴向き。

アドマイヤスコール:回避

ディバインフォース:ワークフォース×ゼンノロブロイという長距離配合なのだが、父の産駒の典型であるスピード不足のタイプで、京都だと青葉賞同様に後方に置かれるのでは。今後は障害転向が生き残る道では。

ナイママ:札幌2歳S2着して中央入りしてきた地方馬だが、その後は成長乏しく期待薄。

ヒッチコック:2勝はともにダートで芝は新馬戦しか使っていない。芝のG1では用無し。


<まとめ>

有力:ヴェロックス

ヒモに:ワールドプレミアヒシゲッコウホウオウサーベルザダル

穴で:シフルマンユニコーンライオンカウディーリョヴァンケドミンゴ

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2019年7月3日(水) 11:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第6回早期デビューの未出走馬~
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 早くも開幕から1か月が経過した「ウマニティPOG 2019」。JRAでは先週までに362頭の馬がデビューを果たし、32頭が新馬を、7頭が未勝利を勝ち上がりました。今後は7月20日の中京2歳ステークス(2歳オープン・中京芝1600m)、7月21日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)を皮切りに、重賞やオープン特別のレースも施行されるようになります。

 もちろん、まだゲームとしては序盤の段階ですし、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはだいぶ先。いまからエントリーする方でも優勝を狙えるのが「ウマニティPOG」ならではの醍醐味です。ただ、既にクラシック戦線での活躍を期待されるような評判馬が勝ち上がっているうえ、2勝目を目指す馬が増えてくる今後は、入札の状況にもいろいろな変化があるはず。相応の対策を踏まえたうえで戦略を練るべきでしょう。

 入札の参考にしていただくべく、今回はデビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬をまとめてみました。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月1日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニングセンターで6月1日から7月1日までの期間中に坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。今回はその中から注目すべきファクターごとに該当馬をご紹介します。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2019/07/02 00:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング(2019/07/02 00:00更新)」の順位、並び順は父名順→母名順です。

ギルデッドミラー(牝 父オルフェーヴル/母タイタンクイーン 松永幹夫厩舎) ※35位
オーソリティ(牡 父オルフェーヴル/母ロザリンド 木村哲也厩舎) ※83位
ルリアン(牡 父キズナ/母フレンチバレリーナ 佐々木晶三厩舎) ※56位
ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
ゴールドティア(牝 父キングカメハメハ/母ヒストリックスター 池添学厩舎) ※39位
ヒートオンビート(牡 父キングカメハメハ/母マルセリーナ 松田国英厩舎) ※72位
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位
サトノゴールド(牡 父ゴールドシップ/母マイジェン 須貝尚介厩舎) ※73位
ヴェルテックス(牡 父ジャスタウェイ/母シーイズトウショウ 厩舎未登録) ※47位
ヴァーダイト(牡 父ディープインパクト/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※58位
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位
リズムオブラヴ(牝 父ディープインパクト/母ミュージカルウェイ 藤原英昭厩舎) ※18位
タイミングハート(牡 父ディープインパクト/母リッスン 武幸四郎厩舎) ※85位
ダノングロワール(牡 父ハーツクライ/母ソーメニーウェイズ 国枝栄厩舎) ※70位
マイラプソディ(牡 父ハーツクライ/母テディーズプロミス 友道康夫厩舎) ※32位
ヴァンタブラック(牡 父ブラックタイド/母プチノワール 須貝尚介厩舎) ※25位
エレガントチャーム(牝 父ルーラーシップ/母オリエントチャーム 菊沢隆徳厩舎) ※65位
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位

 ほぼ同様の方法でピックアップした昨年の一覧には、カテドラルクラージュゲリエコントラチェックシェーングランツダノンチェイサーあたりがいました。3回東京や3回阪神でデビューする評判馬はどうしても注目を集めてしまいますが、現5歳世代のソウルスターリング、現4歳世代のワグネリアンなど、この時期にデビューした活躍馬もたくさんいます。
 なお、ヴェルテックスシーイズトウショウの2017)はまだJRAに登録されていないものの、この馬はシルクレーシングの所属馬で、池江泰寿厩舎に入厩予定とのこと。6月末から栗東の坂路に入っていますので、近いうちに登録されるでしょう。血統からも非常に楽しみな一頭です。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「POG的データ分析」を参考に、有力と思われる馬をピックアップしてみました。
 気になるディープインパクト産駒は下記の通り。

レイドバックライフ(牝 父ディープインパクト/母アルーリングライフ 矢作芳人厩舎)
オムニプレゼンス(牝 父ディープインパクト/母ヴァレリカ 国枝栄厩舎)
スマイルカナ(牝 父ディープインパクト/母エーシンクールディ 高橋祥泰厩舎)
サマービート(牡 父ディープインパクト/母オータムメロディー 藤原英昭厩舎)
サトノパシュート(牡 父ディープインパクト/母キャンディネバダ 厩舎未登録)
ヴァーダイト(牡 父ディープインパクト/母クリソプレーズ 音無秀孝厩舎) ※58位
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位
サクラジマテソーロ(牡 父ディープインパクト/母ステラマドレード 田中博康厩舎)
ソフトフルート(牝 父ディープインパクト/母ストロベリーフェア 厩舎未登録)
マジックキャッスル(牝 父ディープインパクト/母ソーマジック 国枝栄厩舎)
ディープキング(牡 父ディープインパクト/母ダリシア 藤原英昭厩舎)
ゴールデンレシオ(牡 父ディープインパクト/母ディヴィナプレシオーサ 国枝栄厩舎)
ブラックマジック(牡 父ディープインパクト/母ナイトマジック 戸田博文厩舎)
シャドウブロッサム(牝 父ディープインパクト/母ヒアトゥウィン 厩舎未登録)
ジュヌヴィエーブ(牝 父ディープインパクト/母プラスヴァンドーム 中内田充正厩舎)
アトリビュート(牝 父ディープインパクト/母ブラックエンブレム 高野友和厩舎)
イースセティクス(牝 父ディープインパクト/母プリティカリーナ 萩原清厩舎)
ブルーミングスカイ(牡 父ディープインパクト/母ブルーミンバー 角居勝彦厩舎)
サンデーミラージュ(牡 父ディープインパクト/母ミセスリンゼイ 宮本博厩舎)
リズムオブラヴ(牝 父ディープインパクト/母ミュージカルウェイ 藤原英昭厩舎) ※18位
マテンロウディーバ(牝 父ディープインパクト/母ライトニングパール 厩舎未登録)
タイミングハート(牡 父ディープインパクト/母リッスン 武幸四郎厩舎) ※85位
リリーピュアハート(牝 父ディープインパクト/母リリーオブザヴァレー 藤原英昭厩舎)
ランクリッツ(牝 父ディープインパクト/母レインボーダリア 浅見秀一厩舎)
マンドゥ(牡 父ディープインパクト/母レディジョアン 加藤征弘厩舎)

 現在の日本競馬界を代表する種牡馬ということもあり、当然ながら入厩先もなかなか豪華なラインナップになっています。いわゆる“POG本”などで大きく取り上げられた馬もいますが、この中から穴っぽいところを狙ってみても面白そうです。

 ノーザンファームの生産馬はかなり多かったので、ディープインパクト以外の有力種牡馬、すなわちキングカメハメハダイワメジャーロードカナロアの産駒のみをご覧いただきましょう。

ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
ゴールドティア(牝 父キングカメハメハ/母ヒストリックスター 池添学厩舎) ※39位
コスミックエナジー(牝 父キングカメハメハ/母ミクロコスモス 高野友和厩舎)
ミアマンテ(牝 父キングカメハメハ/母ミスエーニョ 木村哲也厩舎)
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位
ペールエール(牡 父ダイワメジャー/母アピール2 安田隆行厩舎)
シャレード(牝 父ダイワメジャー/母ヴィヤダーナ 藤原英昭厩舎)
ショコラブリアン(牝 父ダイワメジャー/母カトマンドゥ 尾関知人厩舎)
ミュアウッズ(牝 父ダイワメジャー/母カリフォルニアネクター 尾関知人厩舎)
キャルハーフムーン(牡 父ダイワメジャー/母フィエラメンテ 萩原清厩舎)
フォーテ(牡 父ロードカナロア/母エノラ 藤原英昭厩舎)
サトノヴィーナス(牝 父ロードカナロア/母サトノユリア 平田修厩舎)
ビオグラフィー(牝 父ロードカナロア/母チアズメッセージ 藤岡健一厩舎)
ラフマニノフ(牡 父ロードカナロア/母ハッピーテレサ 石坂正厩舎)
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位
エルサフィーロ(牡 父ロードカナロア/母ローガンサファイア 厩舎未登録)

 調教師別成績の上位組を見ると、下記の馬たちが入厩済みでした。

池江泰寿調教師>
レザネフォール(牡 父キングカメハメハ/母ラナンキュラス 池江泰寿厩舎)
レーヴドゥロワ(牡 父キングカメハメハ/母レーヴディソール 池江泰寿厩舎) ※22位

藤沢和雄調教師>
スパングルドスター(牝 父ディープインパクト/母スタセリタ 藤沢和雄厩舎) ※42位

中内田充正調教師>
ノクターンノーツ(牝 父Medaglia d'Oro/母サマーソワレ 中内田充正厩舎)
フリークアウト(牝 父キンシャサノキセキ/母ラスティックフレイム 中内田充正厩舎)
ジュヌヴィエーブ(牝 父ディープインパクト/母プラスヴァンドーム 中内田充正厩舎)
クラヴァシュドール(牝 父ハーツクライ/母パスオブドリームズ 中内田充正厩舎)
ヴァリッドブラック(牡 父ブラックタイド/母ヴァリディオル 中内田充正厩舎)

友道康夫調教師>
ジュンライトボルト(牡 父キングカメハメハ/母スペシャルグルーヴ 友道康夫厩舎) ※20位
マイラプソディ(牡 父ハーツクライ/母テディーズプロミス 友道康夫厩舎) ※32位
アドマイヤリゲル(牡 父ハービンジャー/母アドマイヤキュート 友道康夫厩舎)

角居勝彦調教師>
ヴェニュセマース(牝 父Siyouni/母スターズアンドクラウズ 角居勝彦厩舎)
ブルーミングスカイ(牡 父ディープインパクト/母ブルーミンバー 角居勝彦厩舎)

堀宣行調教師>
ヒシエレガンス(牡 父ハービンジャー/母ヴェルザンディ 堀宣行厩舎)
ヴィクターバローズ(牡 父ロードカナロア/母モスカートローザ 堀宣行厩舎) ※53位

 中内田充正厩舎はまだJRAの2歳戦を1回しか使っていませんが、ここからデビューラッシュとなりそう。しっかり注目しておきたいところです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2019年6月12日(水) 13:26 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2019) ~第4回新馬戦勝ち馬レビュー~
閲覧 1,799ビュー コメント 0 ナイス 6

今回を含む3週は、「POG分析室」の番外編として、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。まずは6月1日(土)、6月2日(日)、6月8日(土)、6月9日(日)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2019年06月01日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】リアアメリア(U指数79.1)
牝 父ディープインパクト/母リアアントニア 中内田充正厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。母のリアアントニアは現役時代にBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)などを制しています。もともと前評判の高い馬でしたが、デビュー戦後はさらに評価が上がった印象。今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

■2019年06月01日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】カイトレッド(U指数73.0)
牝 父ゴールドヘイロー/母ニシノマドカ 和田雄二厩舎
→2018年の北海道サマーセールで購買されており、価格は378万円。半兄に2018年札幌2歳ステークス2着のナイママがいます。SANSPO.COMによれば、この後は7月21日(日)の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)か8月3日(土)のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)を目指す模様。引き続き目が離せません。

■2019年06月02日 阪神05R 芝1400m内
【優勝馬】タイセイビジョン(U指数83.7)
牡 父タートルボウル/母ソムニア 西村真幸厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は1944万円。半兄に2018年毎日杯4着のノストラダムスがいます。ちなみに、母のソムニアも2009年函館2歳ステークスで3着に健闘した実績馬。U指数の高さだけでなく、血統背景からも注目に値する一頭と言えるでしょう。

■2019年06月02日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】サリオス(U指数75.4)
牡 父ハーツクライ/母サロミナ 堀宣行厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。半姉に2017年エルフィンステークス1着のサロニカ、2018年ローズステークス2着のサラキアがいます。また、母のサロミナは現役時代にドイツオークス(独G1)を制している馬。クラシック戦線でも活躍を期待できそうです。

■2019年06月02日 東京06R 芝1600m
【優勝馬】モーベット(U指数70.9)
牝 父オルフェーヴル/母アイムユアーズ 藤沢和雄厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は3500万円。母のアイムユアーズは現役時代に2012年フィリーズレビューなどを制しています。全体的にやや晩成なオルフェーヴル産駒とはいえ、この母の仔なら完成は早いはず。なお、SANSPO.COMによれば、この後はノーザンファーム天栄に移動する予定とのことでした。

■2019年06月08日 阪神05R 芝1200m内
【優勝馬】トリプルエース(U指数74.6)
牡 父Shamardal/母Triple Pirouette 斉藤崇史厩舎
→外国産馬ですが、母のTriple Pirouette(トリプルピルエット)は日本で現役生活を送った馬。アイルランドに移動してからは2頭目の産駒となります。現3歳の半兄Isosceles(父ルーラーシップ)はアイルランドで勝ち上がりを果たした模様。国内供用時の半兄にもJRAで4勝をマークしたクワドループルなどがいますし、将来が楽しみです。

■2019年06月08日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】グランチェイサー(U指数77.2)
牡 父ダイワメジャー/母キャッスルブラウン 矢野英一厩舎
→母のキャッスルブラウンは現役時代にJRAで3勝をマーク。半兄に2015年クロッカスステークスなどを制したニシノラッシュがいます。POG期間中の勝ち馬率や一頭あたり賞金が高いダイワメジャー産駒ですから、大きな舞台でも活躍を期待して良いんじゃないでしょうか。

■2019年06月09日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】ルーチェデラヴィタ(U指数77.9)
牝 父キズナ/母トウカイライフ 西村真幸厩舎
→2018年のJRAブリーズアップセールで購買されており、価格は1512万円。半姉にJRA1勝のサーチュインがいます。この馬が早々に勝ち上がったことで、新種牡馬のキズナはさらに注目度がアップしそう。今後の入札に影響があるかもしれません。

■2019年06月09日 東京05R 芝1800m
【優勝馬】ワーケア(U指数78.1)
牡 父ハーツクライ/母チェリーコレクト 手塚貴久厩舎
→2017年のセレクトセールで購買されており、価格は12420万円。半姉にJRA4勝の現役馬ダノングレースがいます。母のチェリーコレクトは現役時代にイタリアオークス(伊G2)などを制している馬。もともと注目を集めていた評判馬だけに、今後も入札が集中しそうです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ハーツクライの口コミ


口コミ一覧
閲覧 229ビュー コメント 0 ナイス 8

アルゼンチン共和国杯は血統的にはハーツクライ産駒およびトニービン内包が好走、ステイゴールド産駒が近2年好走、ロベルト内包が好走です

ハーツクライ産駒はプリンスオブペスカとタイセイトレイルですが18番人気と15番人気、どちらも穴ですね

タイセイトレイルは父ハーツクライ母父ロベルト系で去年2着の実績もありますし、去年は丹頂ステークス3着からの5番人気2着で今年も丹頂ステークスは3着でした。今年は丹頂ステークス後京都大賞典で14着と惨敗したため15番人気まで落ちていますが、去年2着の実績と今年の丹頂ステークス3着、そして騎手が重賞穴男坂井瑠星に代わることで期待したいです

あっ、オルフェーヴル信者なので1着で買うのはオーソリティとオセアグレイトです。タイセイトレイルは2,3着にだけ買いますはい

 ムーンシュタイナー 2020年7月5日() 17:40
セレクトセール2020 1歳① N0.1~120
閲覧 178ビュー コメント 0 ナイス 6

馬体で気になる馬ピック→配合確認でコメント
(動き、サイズ、レポジトリー考慮せず)

6.イスラボニータ×マイジェン(牡)
好みの馬体、バランス。ミスプロ、ヘイロー、インリアリティの組み合わせで米血マシマシ血統ですからダートでしょうね。社台Fでゴツくなっていきますが、この配合ならスピードあるはずなので面白いでしょう。
→(株)Gリビエール・レーシング 5,400万円

31.ルーラーシップ×ワイルドラズベリー(牝)
牝馬らしく薄手に見えるが脚長で胸も深く見栄えがよい。ファルブラヴ≒ヌレイエフでキンカメ系のツボを押さえた配合なのも好感。少し時間はかかるとは思うけど馬体は芝でもやれる。
→K S Research 5,200万円

33.オルフェーヴル×ラッドルチェンド(牡)
これは好きな雰囲気。ちょっと小さいのかもしれないが、背中の雰囲気やトモの形、関節位置もオルフェにしてはいいのでは。父と母がうまく融合した感じか。いかにも運動神経が良さそう。配合はノーザンD多めでミスプロが利いている理想形。ラブズオンリミーが祖母と大物感十分。
→(株)サトミホースカンパニー 7,800万円

46.マクフィ×ピースオブワールド(牡)
千代田牧場はセリでの仕上げが凄いので多少割引なんですけどね。今回も3頭ほどリスト入り。名牝の母高齢で兄弟走っていないですが、マクフィで少し様子が違う感じの仔が生まれましたね。欧1/4でバランスの良い配合。胴伸びあり距離もこなせそうな雰囲気。少し背中が硬いかもという不安はありますが。
→(株)アウレア 1,600万円

56.ディープンパクト×フォエヴァーダーリング(牡)
新馬勝ちしたモンファボリの下ですね。いかにもスピードがありそうな背中からトモ。トモの筋肉の付き方もディープっぽくないし。後躯の形と立繋で切れおありそう。距離は少し短めかもしれないけど、今後の成長次第でどうなるか。母はミスプロの濃いインブリード、APインディ、バックパサーでパワースピードの典型米血。配合も良いですね。高くなりそうです。
→(株)ダノックス 40,000万円

58.スクリーンヒーロー×メジャーエンブレム(牝)
母系は短距離ダートというイメージですが、スクリーンヒーローとの配合でロベルトの胴の長さが出た感じでしょうか。バランスが取れてパワー十分の馬体感。配合はサンデー3×3、ノーザンテースト4×4があり、牝系はジェイドロバリー、トニービンと日本実績のある血が散りばめられています。全体のパワー感をサンデーでまとめた感じですね。どんな感じに育つか興味あるタイプ。
→小林 善一 1,600万円

67.ディープインパクト×アブソリュートレディ(牡)
脚長で上もしっかりとしたボディ。大物感が漂いますね。母父ガリレオ、ミルリーフをもち、ドナテロ2本なら本格派は間違いないところ。社台Fなので、もうヨーロッパで走らせた方がいいんじゃないかというタイプ。重くならず、素軽さが出てくるかがポイントになりそうですが、いい馬ですね。
→金子真人ホールディングス(株) 22,000万円

71.ハーツクライ×チェリ―コレクト(牡)
ワーケアの下。ワーケア同様、立派なトモをもち、出来は素晴らしいのでは。少しずんぐりむっくりなのは、この母系のイメージなので問題なし。配合はノーザンDでガッチリ引き締めるし、ニジンスキー、ディンヒル経由なのでそもそもの質がよい。これも人気で高いでしょうね。
→麻布商事 14,500万円

72.キズナ×マーガレットメドウ(牡)
仕上げてきてるなぁ、千代田牧場。キズナ産駒ですが、脚長で関節の位置も良く、見栄えのするタイプ。馬体的には管囲(知らない)や前繋は気になるが、全体のバランスはいいです。配合はキズナなので、ストームキャット増幅ですが、ノーザンD、エイトサーティ、セクレタリアト、トムフールとニアリー含めて全部刺激してるし、ミスプロ主導でスピードも十分の母。配合面から期待できますな。
→山本 又一郎 3,000万円

92.ディープインパクト×パレスルーマー(牡)
違う種牡馬で2勝以上あげてきた母がディープと初配合。馬体はまだ幼いものの全体的にまとまっている。母はターントゥを初めロイヤルチャージャーが多数。シアトリカル系なのが不安なところだが、配合的にはスピード中心でディープには合うはず。血統的におもしろく、この馬は誰が買われるかちょっと注目しています。
→麻布商事 19,000万円

93.エピファネイア×デアりングハート(牝)
デアリングタクトの全妹ですが、脚長でかなりの雰囲気。いい馬ですね。前に比べて後ろが乏しいのが現状ですが、さてこれがどう成長するかでしょう。デアリングタクトも似た感じなら楽しみです。配合は完全ニックスの母父キンカメ母母父サンデー。母母母がスピードタイプなら完璧ということで、この配合はいい馬出し続けるでしょうねぇ。
→(株)サラブレッドクラブライオン 4,900万円

109.ロードカナロア×サンデースマイルⅡ(牡)
POG指名馬ルガールカルムの全弟。この牝系は少し晩成で体もそんなに強くなく、この馬も馬体的には幼く脚元もどうかなーという雰囲気はありますが、全体的には兄弟でも出来がいいのではないかな。全く非のない素晴らしい配合なので、出来さえ良ければ牡牝問わず必ず走ってくると思います。
→金子真人ホールディングス(株) 7,600万円

114.ディープインパクト×シーヴ(牡)
サトノスカイターフの下。緩い感じだが、全体のパーツはしっかり決まっている感じ。母は米血の中でも緩い血が相対的に多くて完成は遅くなりそうなタイプ。
→国本 哲秀 51,000万円

次点としてよいなと思った馬は
23.ドゥラメンテ×プラウドスペル →廣崎利洋HD(株) 16,000万円
28.ブラックタイド×ソングライティング →Charles-de-Gaulle 4,200万円
34.ハーツクライ×カフェブリリアント →(有)エクリプスマネージメント 2,500万円
36.ディープインパクト×テディーズプロミス →(株)キーファーズ 24,000万円
54.ダイワメジャー×ケースバイケース →村木 克成 1,800万円
88.キングカメハメハ×ブントバンコ →(株)ダノックス 5,200万円
102.ドゥラメンテ×ファンタネットボー →麻布商事 13,500万円
111.モーリス×カイゼリン →KRジャパン 3,700万円

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 藤沢雄二 2020年6月10日(水) 21:01
ウマニティPOG指名馬ラインナップ②
閲覧 384ビュー コメント 0 ナイス 19

指名馬ラインナップの2回目です。
今回はそこそこ前評判は集めるだろうけど、少しリスキーな部分も含んでいる馬のグループです。
とはいえポジティブな理由とネガティブな理由を天秤にかけた時にポジティブな理由の方が多い、または強いから指名に踏み切った次第です。


⑤スーヴェニアギフトの2018(牡/美浦・宮田敬介)
父:ミッキーアイル
母の父:Souvenir Copy
競走馬名:トレジャーアイル
生産牧場:ノーザンF
馬主:サンデーサラブレッドクラブ

6月の東京でデビューするサンデーレーシングの馬で一番アツいのは
「ルメールを確保して1週目の1600mもしくは2週目の1800mを使う馬」です。
これは前回も書いたように、ここを勝つとメジャーエンブレム・ステルヴィオ・グランアレグリアが該当して重賞級、それもGI級が望めるレベルです。
ところが1400mでデビューした馬では、そもそも新馬勝ちしたのが横山典弘とのコンビのアエロリットだけになってしまいます。
それでもまあ勝ちさえすればGI級ということになるんですけど、信頼度はあまり高くありません。

一方で新馬戦を勝てなかった馬はどうかというと、重賞勝ちを果たしたのは2014年に京都2歳Sを勝ったベルラップだけです。
とはいえ、なんだかんだで期間内には勝ち上がりはしていたので、大砲狙いと考えると物足りないところはあっても丸スベリはなかった上に、該当馬もそう多くはなかったので片っ端からリストアップする手はありました。今の5歳世代まではね。

ところがここ2年では該当馬が増えたこともあってか法則通りにはいかなくなっているんですよね。
でもサンデーレーシングですから、どうしてもブランド人気をしてしまいます。
なのでポイントが少なければ戦略的に見送る手もアリだったりします。

で、今シーズンはのっけからブエナベントゥーラが2着と勝てませんでしたから、重賞級と睨んでいた方には「ご愁傷様です」って感じになってしまうのですね。もちろんこれは6月の東京開催に限った話ですけどね。

ただ、新馬勝ちしてくれれば重賞級の期待は大幅にアップするので、首尾良く勝てればゲームを進めるにあたって優位に立てる魅力はあります。

なのでどっちのメンタルに重きを置くかなんですね。
1回表から攻めダルマと化して片っ端からサンデーレーシング勢を狙うのか、それとも「なんで1回表からスリーバントでツーランスクイズ、なんて追い込まれたサインを出してくるんだよ!?」と窮屈に考えるか。

というわけでトレジャーアイルです。
本馬は『6月13日の東京1400mをルメールで』とデビュー予定が出ています。
レース選択は微妙といえば微妙なのは認めます。

でもね、過去にPOG指名していたミッキーアイルの産駒は何か指名したいのよね。

今シーズンはモーリスの人気が高くて、モーリスに対しての分析があれこれあります。
本格化したのが堀厩舎に移籍した4歳以降なので晩成なのでは?という声に対して
「そもそもトレーニングセール出身だし、3歳春までに2勝しているから単なる晩成型ではない」という意見には頷くところはあるのですけど、じゃあシンザン記念でそのモーリスに影を踏ませなかったのはどの馬ですか?

他ならぬミッキーアイルですよ!
だから種牡馬としてのポテンシャルは高いと思ってるし、それ故に結果を残してほしいのです。

で、ノーザン勢のミッキーアイルの先陣を切るトレジャーアイルは堅実な母系でもあるので、仮に新馬勝ちできなくても期間内2勝ぐらいは見込めそうではあります。
そしてこの春に開業した宮田厩舎というのも魅力的に感じます。
こう考えるとポジティブな要素の方が強いかと判断してのチョイスになりました。


⑥マーゴッドディドの2018(牡/栗東・友道康夫)
父:Frankel
母の父:Exceed And Excel
競走馬名:(ピエトラサンタ)
生産牧場:ノーザンF
馬主:金子真人HD

友道厩舎ー金子真人HDの黄金タッグからこの馬をチョイス。
昨シーズンはポタジェとラインベックの二択で、ポタジェの方に期待する人が多い中
自分は「それはラインベックでしょ!」と言い切って、その読みは当たっていたのですけど、結果としてどちらも重賞には手が届かなかったので痛み分けみたいな形に終わりました。

で、今年のこのタッグはディープインパクト産駒のヨーホーレイクとFrankel産駒のピエトラサンタの二択なんですけど、そりゃ前者をチョイスするのが普通ですよね。
実際、ボクも前者が正解だと思っています。
じゃあ、なんでこっちなの?と思いますよね。
オークス週のドラフトで、ヨーホーレイクは2位で書いたけど獲れなくて、ドラフト下位に名前を忍ばせていたピエトラサンタは獲れちゃった。それだけの話ですw

ヨーホーレイクとピエトラサンタの二択が安田隆行厩舎か矢作厩舎だったらもう少し票が割れそうな気がしますけど、友道厩舎ですからね(苦笑)
POG本でもピエトラサンタは「距離が保ってマイルまで」とコメントが出ていたので、短距離志向ではない厩舎適性にマッチするのか?という疑問はあります。
なのでそこが嫌われているのかもしれませんが、露出のあるFrankel産駒の中ではさほどPOG人気はしてないのよね。
でも友道厩舎も1400mならそんなに成績は悪くない。NHKマイルCを除外になったジュンライトボルトが橘Sで2着になっているので、それなりに対応してくると思います。
ならばギャップを突いてみる価値はありそうと思ってチャレンジしました。

近況も、POG本に書いてあった通りに函館に入厩したようなのでゲート試験合格から秋に備えることになると思います。
結構、『夏は函館でゲート試験を受けて秋のデビューへ』と書いてあってもその通りにいかないことは多いんですよね。それに今年は裏函がないですから、そう考えると函館入厩は朗報です。


⑦オールザウェイベイビーの2018(牡/栗東・須貝尚介)
父:ハーツクライ
母の父:Grand Slam
競走馬名:アレクサンドロス
生産牧場:ノーザンF
馬主:吉田勝己

おなじみと言っていいのかわかりませんが、須貝厩舎の早期始動のハーツクライ産駒狙いでピックアップ。
わりと早い段階で宝塚記念の日の1800mを福永騎手でという予定が出ていたので、かなり人気するかと思っていました。
ただね、母が18歳と高齢になっての産駒という点と、KTレーシングが撤退したために吉田勝己さんの名義になっている点が割り引きたい材料でもあるんです。

昨シーズン、旧KTレーシング勢でかなり人気を集めたのがアルジャンナとエカテリンブルクでした。
特にアルジャンナなんて、デビュー前は「ダービー馬はこの馬で決まり!」ぐらいの言われ方をしていましたからね(^^;)
でも結果はというと勝ったのは新馬戦だけで、重賞で2着2回と3着1回があったもののダービーはシンガリ負けを喫したとあって、それなりに稼いだわりには印象がよくありません。
またエカテリンブルクも新馬勝ちの後は伸び悩んで6戦1勝という成績でした。
それでも2000万弱は稼いだので、クリーンヒットではなくても2000万は稼ぐという計算はできます。

で、須貝厩舎ー旧KTレーシングの組み合わせだとトリオンフにシュバルツボンバーが思い浮かびます。
POG期間内は両馬ともに1勝止まりでしたけど、古馬での成績込みなら悪い印象はありません。

とにかくアルジャンナのイメージダウンで人気が落ちているなら、素材的には2000万クラスは見込みるので狙い目とみての指名です。


⑧ウリウリの2018(牝/栗東・中内田充正)
父:ラブリーデイ
母の父:ディープインパクト
競走馬名:ジャカランダレーン
生産牧場:ノーザンF
馬主:金子真人HD

父と母だけでなく、祖父と祖母も金子オーナーの勝負服で走った「THE・金子ブランド」です。
実はラブリーデイもPOGで指名しておりまして、今年はドゥラメンテ・ミッキーアイル・ラブリーデイと過去のPOG指名馬から3頭も新種牡馬がいるという特別なシーズンでもあるんですね。

個人的には、ラブリーデイにとってモーリスがいまいましい存在でね。
忘れもしない2015年。中山金杯で初重賞を手にすると一気にブレイクして、秋の天皇賞までに重賞6勝の大活躍。西日のあたる富士山を見ながらの天皇賞の表彰式で「年度代表馬は決まった」と確信したのを今でも覚えています。
ところが、マイルCSから香港国際競走のたった3週間の強烈なインパクトでモーリスは年度代表馬の座を掻っ攫っていった。
あの年、年度代表馬の選出方法がポイント制だったら間違いなくラブリーデイが年間勝ち点はトップですよ。それをたった3週間で覆したモーリスは、CSだけ本気出す鹿島アントラーズみたいで心証が悪いんですよ。
香港国際競走の表彰式で国際映像から聞こえた、あんなに悲しくて空しい君が代は後にも先にもない。

だからラブリーデイには種牡馬で見返してほしいと切に思っています。
その期待を担うのが金子ブランドのジャカランダレーンであってほしいのです。

父も母もタフに活躍した馬だから期待も高いのですけど、それ故に中内田厩舎の“ゆとりローテ”がマッチするのか?という疑念はあります。
特性を活かすなら数多く使ってくれる厩舎の方が良さそうな気はするんですよね。

5月28日にゲート試験に合格後も在厩で調整を進められているようなので、7月5日の阪神1600mもしくは11日の牝馬限定の阪神1600mの新馬戦辺りでデビューできればいいのかな~とは思っています。

その③に続きます。

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