ナムラクレア(競走馬)

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ナムラクレア
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写真一覧
現役 牝4 青鹿毛 2019年3月30日生
調教師長谷川浩大(栗東)
馬主奈村 睦弘
生産者谷川牧場
生産地浦河町
戦績13戦[4-3-3-3]
総賞金30,553万円
収得賞金11,350万円
英字表記Namura Clair
血統 ミッキーアイル
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
スターアイル
サンクイーン2
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Fountain of Peace
兄弟 ナムラムツゴローナムラヘイハチロー
市場価格
前走 2023/05/14 ヴィクトリアマイル G1
次走予定

ナムラクレアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1661215.758** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 468
(+2)
1.32.9 0.733.9⑤⑥ソングライン
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187155.422** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 466
(-6)
1.11.6 0.135.4⑩⑨ファストフォース
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 15224.821** 牝4 56.5 浜中俊長谷川浩 472
(+6)
1.07.3 -0.032.9⑦⑧ファストフォース
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16592.925** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 466
(-4)
1.08.0 0.234.5⑦⑥ジャンダルム
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 188162.113** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 470
(+8)
1.07.1 0.233.6⑩⑧ボンボヤージ
22/06/12 函館 11 函館SS G3 芝1200 16472.111** 牝3 50.0 浜中俊長谷川浩 462
(0)
1.07.2 -0.434.1ジュビリーヘッド
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 181114.563** 牝3 55.0 浜中俊長谷川浩 462
(-4)
1.33.0 0.133.9④④スターズオンアース
22/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 15221.712** 牝3 54.0 浜中俊長谷川浩 466
(+12)
1.19.9 0.034.4⑨⑨サブライムアンセム
21/12/12 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 181111.965** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 454
(-6)
1.34.3 0.534.1⑪⑬サークルオブライフ
21/11/06 阪神 11 ファンタジー G3 芝1400 10222.512** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 460
(+2)
1.21.2 0.134.6ウォーターナビレラ
21/09/05 小倉 11 小倉2歳S G3 芝1200 10896.441** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 458
(+4)
1.07.9 -0.433.9⑥⑦スリーパーダ
21/08/14 小倉 9 フェニックス OP 芝1200 10554.121** 牝2 54.0 松山弘平長谷川浩 454
(-10)
1.10.8 -0.136.4テイエムスパーダ
21/08/01 新潟 6 2歳新馬 芝1600 182313.153** 牝2 54.0 鮫島克駿長谷川浩 464
(--)
1.36.1 0.734.4ボンクラージュ

ナムラクレアの関連ニュース

天皇賞・春12着メロディーレーン(栗・森田、牝7)は、札幌日経OP(8月5日、札幌、L、芝2600メートル)か丹頂S(9月3日、札幌、OP、芝2600メートル)へ。両方に参戦するプランもある。僚馬で、新潟大賞典4着モズベッロ(牡7)は、宝塚記念参戦も視野に入れていたが、鳴尾記念(6月3日、阪神、GⅢ、芝2000メートル)に向かう。

ヴィクトリアマイル8着ナムラクレア(栗・長谷川、牝4)は、休養を挟み、キーンランドC(8月27日、札幌、GⅢ、芝1200メートル)からスプリンターズS(10月1日、中山、GⅠ、芝1200メートル)を目指す。

★栗東S2着タガノクリステル(栗・長谷川、牝4)は、賞金的に入ればスパーキングレディーC(7月5日、川崎、JpnⅢ、ダ1600メートル)へ。3着メイショウテンスイ(栗・河内、牡6)は、欅S(27日、東京、OP、ダ1400メートル)に向かう。

京王杯SC11着ダノンスコーピオン(栗・安田隆、牡4)は、安田記念(6月4日、東京、GⅠ、芝1600メートル)へ。僚馬で、京都HJで重賞初制覇を果たしたダイシンクローバー(騸7)は、ステップレースを挟み、中山大障害(12月23日、中山、J・GⅠ、芝4100メートル)を大目標とする。

★湘南Sを勝ってOP入りしたカワキタレブリー(栗・杉山佳、牡4)は、視野に入れていた安田記念を賞金面で断念。エプソムC(6月11日、東京、GⅢ、芝1800メートル)を松山騎手とのコンビで目指す。

★大和S11着アードラー(栗・音無、牡9)は欅Sへ。

【霧プロの重賞レースおさらい帳】ヴィクトリアマイル2023 本職2頭の適性際立つ 明暗分かれた4歳勢の今後は? 2023年5月15日(月) 13:00


既に東京マイルのG1で実績を残していたソダシソングライン、昨年の牝馬クラシックを沸かせたスターズオンアーススタニングローズナミュールらが参戦。近年の当レースの中では、最も好メンバーが揃った一戦となった。
スターズオンアース大阪杯で、ナミュール東京新聞杯で、それぞれ好結果を残したこともあってか、どことなく4歳勢優勢な空気が漂っていた中、彼女らをまとめて抑え、ワンツーを決めたのは5歳のソングラインソダシ。4着にも5歳のディヴィーナが入り、世代間で明暗が分かれる結果となった。

勝ったソングラインは、サウジの1351ターフスプリントで惨敗後の一戦。
昨秋は疾病によってブリーダーズカップ遠征が取り止めになった経緯もあり、悪い流れを引きずっていないか……という半信半疑な感情が、4番人気という微妙なオッズに表れていたように思う。
しかし、レースで見せた鋭い決め脚は、これぞソングラインと思わせるもの。調教の動きも活気のあるものだったが、実戦でもこれだけ走れれば完全に立て直し成ったと判断していいだろう。
同時に、道中の無理のない追走具合から、本馬はやはり生粋のマイラーであると感じた。スプリント路線のレースも経験しているものの、1200〜1400mでは道中のリズムがどうにも悪い。適性がよりはっきりとした一戦だったと言える。

2着のソダシはいつも通りの軽快な先行策からの粘り込み。
1コーナーの入りで他馬に迷惑を掛ける形になってしまったのは残念だったが、馬自身は現状の力をしっかりと発揮しているように思う。今後もマイル近辺の距離ならば大崩れはしないだろう。
しかし、”勝ち星”を重ねてきた2〜3歳時、そして昨春までと比べ、ここに来て”惜敗”が増えてきたのは気になるところ。刻んでいるレースレベルからは衰えこそ全く感じないが、もう一段上への成長はなく、高位安定しているという印象。元よりある程度の完成度を維持していくタイプの血統構成でもあり、勝ち切るまでに至るには、展開や相手関係に注文が付くようになってきたかもしれない。

3着のスターズオンアースはマイルに転じて好位確保するという意外な戦法。
近走のスタートや序盤で見せていたもっさり感を見せなかったのは収穫だが、少ないロスで回ってきた割にはジリジリとした伸びに留まった。現状ではやはり中距離以上でしっかり脚を溜める形の方が合っているように感じるし、今回は適性差分だけ負けたという印象だ。

4着のディヴィーナは久々にスムーズな折り合いとレース運びで、本来の伸び脚を発揮。
母が当レースの勝ち馬であるヴィルシーナということで、血も騒いだのかもしれないが、今回のメンバーでこれだけ走れたのは大きな収穫。馬格がなく、依然気性面でも難しいところを秘めているだけに、コンスタントに好走するタイプではないかもしれないが、今後も牝馬重賞路線で無視できない存在となりそうだ。

2番人気に推されていたナミュールは、ゴチャ付いた1コーナーで挟まれ、接触もして、一列後方に下げざるを得ない形に。最も大きな不利を被ることになってしまった。直線も進路を確保するまでに時間を要しており、鞍上もやや諦め気味。全てが上手くいかなったという印象が強い。
同期の秋華賞スタニングローズも、珍しく出負け気味のスタートだったことに加え、道中も他馬の動きの影響で更に後方へ下げざるを得なくなるシーンがあった。直線はそこそこ伸びていただけに、本来の好位からの競馬ができていれば、もう少し着順が上向いた可能性もあるだろう。
この2頭に関しては、今回だけで”一線級とは差がある”と判断するのはまだ早い印象。マイル〜2000mのレースならば、また狙っていけるタイミングがありそう。

その他の4歳勢では、ナムラクレアははっきりと距離に限界を見せた。こちらはスプリント路線に専念してくる可能性が高いだろうし、そこでなら主役を張れる器。

サウンドビバーチェは最後伸びて5着には来たものの、勝負どころでの反応が極めて悪く、そのような状態で盛り返して伸びて来る辺りにかなりの難しさを感じる。調教の動きからも肉体面の成長は凄まじいが、気性面がそこに噛み合ってくるかが今後の課題と言えそうだ。


○霧(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

霧プロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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【ヴィクトリア】ソダシ連覇目前で差され2着 安田記念でリベンジ期す 2023年5月15日(月) 05:55

あと一歩、及ばなかった。史上3頭目の連覇を狙ったソダシは無念の2着。2番手追走からラスト1ハロンで抜け出したが、最後は勝ち馬に内をすくわれてしまった。新コンビのダミアン・レーン騎手は「ペースが少し遅いところがありましたが、折り合いはつき、直線に入ったときの手応えも良かったので勝ち負けを意識したのですが…。一生懸命に走ってくれたし、全部出し切ってくれました」と振り返った。

須貝尚介調教師は「相手を褒めるしかないですね。ゲートもスムーズで、中でおとなしくしていたのは収穫。ソダシもよく頑張っていると思います」とねぎらい、「脚元に問題がなければ安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)に向かいます」と早くもリベンジに向けて前を向いていた。

★過怠金5万円…ダミアン・レーン騎手は発走後間もなく内に斜行。⑮ルージュスティリア、⑫ナムラクレア、⑪ナミュール、⑨クリノプレミアムの走行に被害を与えたとして過怠金5万円を科された。

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【ヴィクトリア】レースを終えて…関係者談話 2023年5月15日(月) 04:55

M.デムーロ騎手(ディヴィーナ4着)「初めて乗せてもらいましたが、いいリズムで走れました。勝負どころで外を回って脚を使ったぶん、最後は甘くなったけど、とてもいい馬で能力は高いです」

◆松山騎手(サウンドビバーチェ5着)「リズム良く競馬はできました。馬場が渋ったぶん、最後は走りづらそうでした」

◆辻野師(ロータスランド6着)「逃げるという手も(横山典)ジョッキーの頭の中にあったのだと思います。追ってからの反応も良かったし、力は出してくれたと思います」

◆浜中騎手(ナムラクレア8着)「直前に降った雨の影響が大きく、東京のマイルGⅠでは分が悪かった感じです。そんな中でもよく頑張っています」

◆団野騎手(ステラリア9着)「久々のマイル戦でも流れに乗って運べました。最後もいい脚を使っています」

◆川田騎手(ルージュスティリア10着)「とてもリズム良く、ソダシの後ろから運べました。精いっぱいの走りでした」

◆吉田隼騎手(アンドヴァラナウト11着)「スタートは出た方だけど二の脚がつかなかった。それに直前の雨で、キックバックも気にしていた。いい末脚を使えるのがこの馬の武器。パンパンの良馬場で走らせてあげたかったです」

◆坂井騎手(スタニングローズ12着)「行き脚がつかず後手に回ったぶん、持ち味を生かせませんでした。馬は最後までしっかり走ってくれました」

◆三浦騎手(サブライムアンセム13着)「リズム重視で運んで脚は使ってくれたけど、もう少しペースが流れてほしかったです」

◆菅原明騎手(ララクリスティーヌ14着)「競馬の形が定まらず、ハミをかんでずっと力んでいました。パンパンの馬場の方がいいタイプです」

◆岩田康騎手(イズジョーノキセキ15着)「(3コーナーで)不利があった。前走より馬の気持ちは入っていたけど、結果的には気持ちが入りすぎていたかもしれませんね」

◆松岡騎手(クリノプレミアム16着)「向こう正面で他馬にぶつけられて、完全にリズムを崩してしまいました」




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【ヴィクトリア】ナムラクレアは1年1カ月ぶりのマイル戦で8着 浜中俊騎手「GⅠでなければ守備範囲なんでしょうが」 2023年5月14日() 19:14

5月14日の東京11Rで行われた第18回ヴィクトリアマイル(4歳以上オープン、GI、芝1600メートル、牝馬、定量、16頭立て、1着賞金=1億3000万円)は、戸崎圭太騎手の4番人気ソングライン(5歳、美浦・林徹厩舎)が直線で内から鋭く伸びると、先に抜け出したソダシをゴール前捕らえて2つ目のGIタイトルを手にした。タイムは1分32秒2(良)。

昨年の桜花賞(3着)以来、約1年1カ月ぶりのマイル戦となったナムラクレア(5番人気)。中団やや前追走から、勝負の直線に入り、伸びかけたが、最後は他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

浜中俊騎手「直前に降った雨の影響があったし、GⅠで東京のマイルでは分が悪かった感じ。GⅠでなければ守備範囲なんでしょうが…。それに前走で目いっぱいに仕上げていましたからね。そのなかで頑張ってくれましたよ」

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【ヴィクトリア】ソダシに騎乗したダミアン・レーン騎手に過怠金5万円 2023年5月14日() 18:07

ヴィクトリアマイルソダシ(2着)に騎乗したダミアン・レーン騎手(29)=オーストラリア=は、発走後まもなく内に斜行。⑮ルージュスティリア、⑫ナムラクレア、⑪ナミュール、⑨クリノプレミアムの走行に被害を与えたとして過怠金5万円が科せられた。

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ナムラクレアの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。




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2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
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シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年9月25日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年09月25日号】特選重賞データ分析編(325)~2022年スプリンターズステークス
閲覧 3,173ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2022年10月02日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【“同年、かつ東京・中山・京都・阪神・中京、かつ重賞のレース”において1着となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [6-5-4-18](3着内率45.5%)
×なし [0-1-2-60](3着内率4.8%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2016年以降の3着以内馬18頭中15頭は、同年に中央場所か中京の重賞を勝っている馬でした。重賞未勝利の馬はもちろん、21年以前の重賞や中京を除くローカル場の重賞しか勝っていない馬も強調できません。

主な「○」該当馬→ダイアトニックナランフレグ
主な「×」該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2016年以降[6-5-6-39](3着内率30.4%)
主な該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア

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2022年9月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】騎手の外伸び意識が逆にイン有利に作用したキーンランドC/新潟記念展望
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キーンランドカップはルメール騎手騎乗、ヴェントヴォーチェが勝利。

道中は馬群の中でジッと待機すると、4コーナーでは外に膨れた各馬を横目に見ながら、内から真ん中に持ち出して抜け出し。最後は内で粘るヴァトレニと外にヨレ気味に伸びたウインマーベルの間を突き抜けた。重賞でルメール騎手が騎乗する馬としてはかなり人気薄の部類になる6番人気の評価だったが、それを覆す完勝だった。

Cコース替わり2週目となったこの週末の札幌芝は、前週と比べると差しも届いており、外がよく伸びていた。同じ芝1200mで行われた同日9Rの小樽特別でも、各馬が内を空けるような隊列になっていた。それを意識した各馬が外に持ち出すのは当然だったが、結果的には2番手のオパールシャルム=江田照騎手が4コーナーで外に膨れ気味に持ち出したことで玉突き的に後続勢がさらに外に膨れ、その間隙を突く形で内~中を伸びて来た馬のワンツースリーという決着だった。

前週の北九州記念もそうだが、馬場は生き物。騎手の思惑やちょっとした動き一つで大きく結果が変わるから難しい。北九州記念も結果的には内枠決着になったが、それも2レース前に伏兵スノーテーラーが派手に大外一気を決めたことで、各騎手の意識がより外に向いたことと無関係ではなかっただろう。実際人気だったナムラクレアも当初は外に狙いを定めていたが、慌ててインに切り替えたように見えた。外伸び馬場は出始めを狙う、あるいは傾向を復習される前の土曜日に狙う…とは以前も書いたと思うが、何事も先手先手が大事だと痛感させられた週末だった。

騎手の思惑といえば新潟2歳Sの直線の攻防も面白かった。勝ったキタウイング=戸崎騎手はゲートで出遅れて開き直れたこともあったのかもしれないが、各馬が外に持ち出す中、馬場の真ん中、馬群で言えば内を選択した。それも2レース前、同じ芝1600mで最内枠のアトリビュートに騎乗し馬群の内から伸びて来て好走したことが伏線としてあったように思う。

1レース単体ではなく、土日の騎乗を線で見ていると騎手の思惑がよく見えるようになる。とりわけ馬場を考えて乗っている騎手ほど、その動きの意図がわかる。鮫島駿騎手や丹内騎手などは内伸びの馬場と判断すればとにかくインに持っていく意識が強いし、田辺騎手などはときに傾向と真逆のトライをしてくるのでそれはそれで面白い。また三浦騎手や内田騎手などはあまり馬場にこだわらず、我が道を行く傾向が強い。

今週末は各場最終週。馬場傾向が出やすく、結果にも直結するローカルの最終週なので、特に芝レースは騎手の思惑や意図を考えながら見ていると狙いが見えてくるかもしれない。

新潟記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は新潟競馬場で新潟記念が行われる。注目馬はコチラ。

サンレイポケット鮫島克駿騎手)

新潟記念の注目はサンレイポケット=鮫島駿騎手。前走の函館記念はキツイコーナーに苦しみ持ち味を生かせずに終わったが、左回りの長い直線となる舞台はベスト。実際新潟外回り2000mには過去3度挑戦し(1-1-1-0)と一度も崩れておらず、いずれも人気以上の好走を果たしている。恐らく荒れ馬場での開催となるので枠順もカギになるが、極端な内枠さえ避けられれば有力だろう。陣営としては秋の大一番に向けての賞金を稼ぐ必要もある一戦、巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年6月2日(木) 10:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第2回ワールド上位者レビュー~
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 先週5月29日のダービーデイをもって、丸一年間に渡る「ウマニティPOG 2021」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレイヤーの指名馬をご紹介します。

 ちなみに、現3歳世代の各馬がJRAのレースにおいて獲得した本賞金額ランキングは下記の通りです。

ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) 35400万円
スターズオンアース(牝 父ドゥラメンテ/母サザンスターズ 高柳瑞樹厩舎) 31040万円
ダノンスコーピオン(牡 父ロードカナロア/母レキシールー 安田隆行厩舎) 21200万円
ジオグリフ(牡 父ドレフォン/母アロマティコ 木村哲也厩舎) 21100万円
イクイノックス(牡 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) 18500万円
アスクビクターモア(牡 父ディープインパクト/母カルティカ 田村康仁厩舎) 13770万円
サークルオブライフ(牝 父エピファネイア/母シーブリーズライフ 国枝栄厩舎) 13390万円
マテンロウオリオン(牡 父ダイワメジャー/母パルテノン 昆貢厩舎) 12690万円
スタニングローズ(牝 父キングカメハメハ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) 12640万円
セリフォス(牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎) 12400万円
ナムラクレア(牝 父ミッキーアイル/母サンクイーン2 長谷川浩大厩舎) 12130万円
ウォーターナビレラ(牝 父シルバーステート/母シャイニングサヤカ 武幸四郎厩舎) 11930万円
ナミュール(牝 父ハービンジャー/母サンブルエミューズ 高野友和厩舎) 11390万円
ジャングロ(牡 父More Than Ready/母Goodbye Stranger 森秀行厩舎) 10090万円
ダノンベルーガ(牡 父ハーツクライ/母コーステッド 堀宣行厩舎) 10000万円

 複数の産駒が1億円以上の本賞金を獲得した種牡馬は、ダイワメジャーハーツクライだけ。一方、実質的なラストクロップとして注目を集めたディープインパクトは、1億円以上の本賞金を獲得した産駒がアスクビクターモアのみでした。勝ち馬率や1頭あたり賞金は相変わらず優秀だったのですが、優勝を目指して“ディープインパクト産駒固め”を敢行したプレイヤーにとっては、やや物足りない成績だったかもしれません。2歳新馬が始まるくらいの時期にドラフトを行う一般的なPOGと違い、この「ウマニティPOG」は既にデビューした馬の追加指名も可能なルール。こうした展開を読めたかどうか、そしてそれに応じた入札戦略を立てられたかどうかが、最終的な明暗を分けたシーズンと言えるのではないでしょうか。

 こんな状況の中、最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億4798万円でした。
 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できないのです。これほど大きなハンデキャップを背負ったうえで他ワールドのチャンピオンを上回ったわけですから、少なくとも前シーズンにおいては、アタマひとつ抜けた相馬眼の持ち主であったと言えます。ウマニティユーザーだけでも数十万人はいるわけですし、対象を“日本全国のPOGプレイヤー”まで広げても、まず間違いなく五指には入ってくるレベルの驚異的な成績と言って良いでしょう。
 バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは、G1を2勝したドウデュースや、5月8日のNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを指名していました。特筆しておきたいのは、この2頭を含む指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得している点。実際のレースぶりを見てから追加指名した馬は一頭もいません。これなら、仮に一般的なルールのPOGであってもドウデュースダノンスコーピオンを指名できていたはず。今週末以降にプライベートのドラフトを控えていらっしゃる方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんの第1回入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドを制したのは一粒万倍さん。オークス週の終了時点ではよ~じさんに次ぐ2番手でしたが、ドウデュース日本ダービー制覇により突き抜けました。
 最大の勝因はスターズオンアースの筆頭仮想オーナーとなっていた点。各ワールドで優勝を果たしたプレイヤーのうち、もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」がスターズオンアースだったのは、一粒万倍さんだけです。筆頭仮想オーナーは獲得賞金が1.5倍になるルールとなっており、ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきます。ちなみに、筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。可能な状況であれば、積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。

 G2ワールドを制したのはロシアン@さん。もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」は、筆頭仮想オーナーでもあったダノンスコーピオンでした。ただし、ロシアン@さんは朝日杯FSが終わった直後の第30回入札でドウデュースを獲得しており、これが決め手となってチャンピオンの座を射止めています。たとえG1ウイナーであっても、まだまだ稼いでくれる余地があると判断したならば、注目度の高さに臆することなく追加指名を検討したいところです。

 G3ワールドを制したのはKarpinさん。2位のほあかPさんに3億ポイント近い差をつけていましたから、完勝と言って良いでしょう。Karpinさんはドウデュースの筆頭仮想オーナーで、ダノンスコーピオンもデビュー戦後に獲得。「ドウデュースダノンスコーピオンを両方とも指名し、なおかつどちらかの筆頭仮想オーナーになる」というのが、前シーズンの“正解”だったのだと思います。優勝を狙うのであれば、こういった“正解”の存在もイメージしながら指名戦略を立てたいところです。

 オープンワールドを制したのは数馬三択さん。オークス週の終了時点で断然のトップに立っており、そのまま逃げ切り勝ちを果たしました。改めて指名馬を拝見してみると、デビュー前に獲得していたセリフォスダノンスコーピオンだけでなく、他にも4頭の指名馬が獲得後の重賞を勝っているという非常に層の厚いラインナップ。相馬眼はもちろん、入札の巧みさも一枚上だったということでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年4月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬場が荒れて来た中山芝二千のポイント/皐月賞展望
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桜花賞スターズオンアースが直線馬群を割って抜け出し。前日、同じ舞台で行われた阪神牝馬Sは1200m経由のメイショウミモザが好位から抜け出し制したように、連続開催ながら阪神芝はイン有利が顕著。Bコース替わりも追い風だった。

先週当コラムで推奨した◎ウォーターナビレラも想定通り文句なしの競馬。僅差で敗れた武豊騎手をして、「悔いのないレース」というのだから、それがすべて。「スパッと切れる脚があるわけではないので勝ち切れるかどうかはともかくとして、連複軸としてなら大いに期待」と書いた通り、最後は決め手の差が出た。3着にも最内枠のナムラクレアが入った一方、外枠に入ったナミュールサークルオブライフプレサージュリフトといった面々は総崩れ。ダラダラと外を回されるロスは想像以上に大きかった。枠の有利不利が大きな一戦だった。

したがってオークスに繋がるかはかなり微妙。今年は別路線組の台頭の余地が大きそうだ。

~馬場が荒れて来た中山芝の考え方

さて、今週は舞台を中山に移し皐月賞が行われる。阪神は連続開催でも馬場状態が良好に保たれているが、一方の中山はさすがに馬場が荒れて来ている。2月に始まった中山競馬は、今週末で8週目、Bコースに替わってから3週目。近年(直近2〜3年)の中山芝はセオリー通り、前半開催は内の馬場状態が良く、連続開催や天候不順などにより荒れて来ると内が荒れて外の伸びが良くなるという推移。春の中山開催も、前半はパンサラッサビーアストニッシドの逃げ切りなど先行イン有利が目立ったが、後半になり外の伸びが目立ち始めている。先週のニュージーランドTは有力各馬の出遅れや低調なメンバー構成などもあってジャングロの逃げ切りが決まったが、持久力も問われる芝2000mならば単純な先行イン有利競馬になる可能性は低い。

今年は同じ中山芝2000mで行われた弥生賞が最重要トライアルとなりそうだが、当時と今では馬場状態が異なるので、弥生賞の着順の入れ替わりを考えるのも有効だろう。中山芝2000mはスタート地点が正面スタンド前となるので、馬場が荒れて来ると内枠勢よりも外枠勢の方が位置を取りやすくなるし、馬場の良い部分を走れる分、後半の伸びが良くなる。

過去10年、皐月賞において6番人気以下で馬券圏内に好走した馬は合計10頭。その10頭のうち、1〜6番枠、つまり内枠に入っていたのはたった一頭、昨年のステラヴェローチェだけ。そのステラヴェローチェは次走の日本ダービーでも人気薄で好走。つまり、「内枠の不利を克服して皐月賞で好走した」ということ。

残る9頭はすべて7番枠より外、その9頭のうち8頭は2ケタ馬番だった。仮に直線前で粘り込むような競馬をするタイプでも、スタート地点が内だと荒れたところを走らされるので加速がつきづらい。もし買いたい伏兵馬がいるのならば、極端な内枠は歓迎すべき材料ではない。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】メンアットワーク(土曜中山5レース・3歳未勝利/4着)

皐月賞と同じ中山芝2000mが舞台だったが、今回は内枠で流れに乗れず、ラストは差を詰めて来たが前半の見えない追走消耗ロスが響いた印象。デビュー戦でイクイノックスの2着(3着はサークルオブライフ、4着サトノヘリオス)という実績があり、その後の戦績からも未勝利なら上位の能力を秘める。順調なら次走は恐らく東京替わりで、少なくとも馬券圏内なら信頼できるのでは。なお好走歴は1800mだが、2000mの方がベター。

皐月賞展望

さて、今週末は牡馬クラシック第一弾・皐月賞。最後は注目馬を一頭挙げて締めたい。

ドウデュース武豊騎手)

奇しくも今週も武豊騎手となったが、注目はドウデュース。無敗で臨んだ前走の弥生賞だったが、勝負所でロジハービンのマクリのアオリを受けるような形で少し下がる不利。結果的にレースの中でブレーキとアクセルを踏むような形でロスがあったが、それでも最後差のないところまで伸びて来たのは地力の証だろう。何よりスタートを決めてスムーズに流れに乗れるのは多頭数のクラシック、それも小回り戦では大きな強み。偶然の産物とはいえ、結果として無敗という状況から解放されたのも良かったかもしれない。人気の一角を占めるだろうが、順当に好勝負。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ナムラクレアの口コミ


口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2023.05.14[結果]

 DEEB 2023年5月14日() 17:57

閲覧 101ビュー コメント 0 ナイス 5

東京 5R 3歳1勝クラス(混合)(特指)
◎ 3 レーベンスティール…1着
○10 ラッジオ…5着
×12 ☆マイネルビジョン…7着
[結果:ハズレ×]

東京 9R テレ玉杯 4歳以上2勝クラス牝[指定]
◎ 5 ルージュエクレール…1着
○ 8 ☆ヘネラルカレーラ…2着
▲ 1 カヨウネンカ…5着
[結果:アタリ△ 複勝 8 130円、馬連 5-8 340円、ワイド 5-8 180円]

東京11R ヴィクトリアマイル GⅠ 4歳以上オープン(国際)牝(指定)
◎16 ★ソダシ…2着
○11 ナミュール…7着
▲ 2 スターズオンアース…3着
△ 8 ララクリスティーヌ…14着
×12 ナムラクレア…8着
☆14 ステラリア…9着
[結果:アタリ△ 複勝 16 170円]

東京12R BSイレブン賞 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎10 イグザルト…4着
○ 1 テーオーステルス…7着
▲ 9 フルオール…13着
☆13 ビップエレナ…11着
[結果:ハズレ×]

京都10R 錦ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎12 ★パーソナルハイ…7着
○10 グランディア…2着
▲ 4 トオヤリトセイト…3着
△ 6 ヴィアルークス…5着
× 9 ☆スリートップキズナ…12着
[結果:アタリ△ ワイド 4-10 1,670円]

京都11R 栗東ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 9 テイエムアトム…13着
○15 ディアノイア…8着
▲12 セキフウ…6着
△ 4 タガノクリステル…2着
×14 ☆メイショウテンスイ…3着
[結果:アタリ△ 複勝 14 640円]

京都12R 4歳以上2勝クラス[指定]
◎14 タガノエスコート…1着
○ 9 ラインオブソウル…2着
▲ 3 テイエムファクター…11着
☆ 7 ドゥリトル…14着
[結果:アタリ△ 馬連 9-14 400円、ワイド 9-14 240円]

新潟 8R 4歳以上1勝クラス[指定]
◎ 9 シンエン…9着
○11 バウンティハンター…5着
▲13 ☆フラッシュアーク…3着
△ 2 サルサディーバ…10着
×14 ピカリエ…2着
[結果:アタリ△ 複勝 13 170円]

新潟11R 弥彦ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 6 トゥデイイズザデイ…5着
○ 1 ルドヴィクス…2着
▲11 フィールシンパシー…3着
△ 2 ホウオウラスカーズ…6着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:9戦0勝3敗6分]
たくさん当たったけど、ダメでした。

 みつくん☆ 2023年5月14日() 12:11
【GI】ヴィクトリアマイル・予想
閲覧 285ビュー コメント 0 ナイス 1

2週連続のマイル戦。
今週は古馬牝馬戦ということで荒れやすいレースの一つ。
予想の自信度は低いけどなんとか的中させたいです


本命:⑪ナミュール

前走の東京新聞杯(GIII)では牡馬相手に2着と健闘。
また走破タイムも1:31.8と優秀な内容だった。
コース、斤量も同じで条件的には申し分ないと言える。
ぜひGIタイトルを取ってほしい。


対抗:②スターズオンアース

GI実績では間違いなくトップクラスの牝馬。
距離1,600mへの挑戦は2022年の桜花賞(GI)以来となる。
基本的な脚質が差し、追い込みなので
前に届くかどうかといったところ。
この馬の走りに注目したい。


3番手:⑫ナムラクレア

高松宮記念(GI)では2着と健闘。
最近はずっとスプリンター路線で活躍していたが、
マイル戦はスターズオンアース同様に2022年の桜花賞(GI)以来となる。
ここ2戦はとても良い走りをしているので期待できる。


4番手:⑧ララクリスティーヌ

クラシック路線を歩めなかったが、
古馬になってから実績を積み重ねGIの舞台へ。
前走は京都牝馬S(GIII)を勝って重賞初制覇。
この大舞台でどんな走りをするか楽しみだ。


5番手:⑥ソングライン

サウジアラビアからの帰国後の初戦。
海外レースでは10着に負けているため、
状態が気になるところだが能力の高さを信じたい。
脚が切れるタイプなのでレース展開にあハマれば勝てる。


◎ ⑪ナミュール
○ ②スターズオンアース
▲ ⑫ナムラクレア
△ ⑧ララクリスティーヌ
× ⑥ソングライン

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 タニノ大当たり 2023年5月14日() 12:08
第18回ヴィクトリアマイル・GⅠ
閲覧 205ビュー コメント 0 ナイス 7

今日は、東京で牝馬古馬マイル女王戦です。
◎⑫ナムラクレア、○⑪ナミュールの2頭軸で三連複としました。今週も浜中ジョッキーに期待します。
さて、どうなりますか楽しみです。

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ナムラクレアの掲示板

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年10月2日() 16:09:33
まさに実力通りの結果。浜中はやはり斜行屋のいつもの癖が出た。いい加減に見切りを付けて引退すれば良い。片輪者に鞍上は出来ない。どうせヤラセでダービー勝たせて貰ったのでいつでも引退して構わないのにまだ鞍上を続けている意思が疑問。流石川田の同僚だ!

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2023年5月14日ヴィクトリアマイル G18着
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2023年5月14日 ヴィクトリアマイル G1 8着
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