ナムラクレア(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
ナムラクレア
写真一覧
現役 牝5 青鹿毛 2019年3月30日生
調教師長谷川浩大(栗東)
馬主奈村 睦弘
生産者谷川牧場
生産地浦河町
戦績16戦[5-4-4-3]
総賞金40,777万円
収得賞金14,250万円
英字表記Namura Clair
血統 ミッキーアイル
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
スターアイル
サンクイーン2
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Fountain of Peace
兄弟 ナムラムツゴローナムラアトム
市場価格
前走 2024/02/17 京都牝馬ステークス G3
次走予定 2024/03/24 高松宮記念 G1

ナムラクレアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/02/17 京都 11 京都牝馬S G3 芝1400 186122.812** 牝5 56.0 浜中俊長谷川浩 478
(+10)
1.20.3 0.033.6⑭⑩ソーダズリング
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16112.913** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 468
(0)
1.08.2 0.234.4⑦⑦ママコチャ
23/08/27 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 167142.411** 牝4 55.0 浜中俊長谷川浩 468
(0)
1.09.9 -0.235.2⑦④シナモンスティック
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1661215.758** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 468
(+2)
1.32.9 0.733.9⑤⑥ソングライン
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187155.422** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 466
(-6)
1.11.6 0.135.4⑩⑨ファストフォース
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 15224.821** 牝4 56.5 浜中俊長谷川浩 472
(+6)
1.07.3 -0.032.9⑦⑧ファストフォース
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16592.925** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 466
(-4)
1.08.0 0.234.5⑦⑥ジャンダルム
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 188162.113** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 470
(+8)
1.07.1 0.233.6⑩⑧ボンボヤージ
22/06/12 函館 11 函館SS G3 芝1200 16472.111** 牝3 50.0 浜中俊長谷川浩 462
(0)
1.07.2 -0.434.1ジュビリーヘッド
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 181114.563** 牝3 55.0 浜中俊長谷川浩 462
(-4)
1.33.0 0.133.9④④スターズオンアース
22/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 15221.712** 牝3 54.0 浜中俊長谷川浩 466
(+12)
1.19.9 0.034.4⑨⑨サブライムアンセム
21/12/12 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 181111.965** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 454
(-6)
1.34.3 0.534.1⑪⑬サークルオブライフ
21/11/06 阪神 11 ファンタジー G3 芝1400 10222.512** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 460
(+2)
1.21.2 0.134.6ウォーターナビレラ
21/09/05 小倉 11 小倉2歳S G3 芝1200 10896.441** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 458
(+4)
1.07.9 -0.433.9⑥⑦スリーパーダ
21/08/14 小倉 9 フェニックス OP 芝1200 10554.121** 牝2 54.0 松山弘平長谷川浩 454
(-10)
1.10.8 -0.136.4テイエムスパーダ
21/08/01 新潟 6 2歳新馬 芝1600 182313.153** 牝2 54.0 鮫島克駿長谷川浩 464
(--)
1.36.1 0.734.4ボンクラージュ

ナムラクレアの関連ニュース

★2つ目のGⅠタイトル獲得なるか 昨年のJRA賞最優秀スプリンター・ママコチャ

ママコチャ(牝5歳、栗東・池江泰寿厩舎)は、芝1200メートル戦初挑戦となった昨年の北九州記念で2着に入り、続くスプリンターズSを制してGⅠ初制覇を遂げ、昨年のJRA賞最優秀スプリンターを受賞している。前年のスプリンターズS勝ち馬が高松宮記念を勝てば、2003年ビリーヴ、12年カレンチャン、13年ロードカナロアに続く4頭目となるが、ママコチャはGⅠ2勝目を挙げることができるだろうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗する予定となっている。

ママコチャは父クロフネ、母ブチコという血統で、同馬が高松宮記念を勝てば、クロフネ産駒は史上初の20年連続JRA重賞制覇となる。

★芝1200メートル戦で重賞4勝をマーク GⅠ初制覇を狙うナムラクレア

ナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎)は、芝1200メートル戦で重賞4勝を含む9戦5勝、2着1回、3着2回と安定した成績を残しているが、GⅠでは2022年のスプリンターズS5着、昨年の高松宮記念2着、スプリンターズS3着という成績だ。同馬は今年初戦となった京都牝馬Sでは2着に入っているが、悲願のGⅠ初制覇を遂げることができるだろうか。勝利なら、ナムラクレアを管理する長谷川浩大調教師はJRA・GⅠ初制覇となり、同馬に騎乗予定の浜中俊騎手はロジャーバローズとのコンビで制した19年の日本ダービー以来、約5年ぶりのJRA・GⅠ制覇となる。また、ナムラクレアは谷川牧場の生産馬だが、同牧場の生産馬がJRA・GⅠを勝てば、09年のフェブラリーSサクセスブロッケン)以来15年ぶりとなる。

★フタ桁着順に敗れた昨年の雪辱なるか 重賞連勝中のウインマーベル&トウシンマカオ

阪神C→阪急杯を連勝したウインマーベル(牡5歳、美浦・深山雅史厩舎)は、昨年に続く高松宮記念参戦となる。同馬は昨年の高松宮記念では10着に敗れているが、重賞を連勝して臨む今年は好走することができるだろうか。なお、ウインマーベルには昨年に続き松山弘平騎手が騎乗する予定となっている。また、京阪杯→夕刊フジ賞オーシャンSを連勝したトウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)も昨年の高松宮記念では15着に敗れており、前年の雪辱となるか注目される。

なお、GⅠに昇格した1996年以降の高松宮記念では、99年マサラッキ、2010年キンシャサノキセキ、20年モズスーパーフレア、21年ダノンスマッシュが前年二けた着順の雪辱を果たす勝利を挙げている。ちなみに、ウインマーベルトウシンマカオは同じレースに出走することが多く、これまでに6回対戦して対戦成績は3勝3敗となっている。

高松宮記念3年連続参戦で初勝利なるか ロータスランド&メイケイエール

ロータスランド(牝7歳、栗東・辻野泰之厩舎)、メイケイエール(牝6歳、栗東・武英智厩舎)は、3年連続の高松宮記念参戦となる。ロータスランドは2022年2着、23年6着という成績で、メイケイエールは22年が5着、1番人気に支持された23年は12着に敗れている。2頭はどちらも京都牝馬S以来の出走で、同レースではロータスランドが6着、メイケイエールが10着に敗れているが、前走から巻き返して勝利を挙げることができるだろうか。なお、ロータスランドには岩田康誠騎手、メイケイエールには池添謙一騎手が騎乗する予定となっており、ロータスランドが勝てば、グレード制を導入した1984年以降でストレイトガール(16年ヴィクトリアマイル)以来2頭目の7歳牝馬によるJRA・GⅠ制覇となる。

★6年ぶり外国馬が高松宮記念参戦 香港のビクターザウィナーが出走予定

今年の高松宮記念には、香港のビクターザウィナー(騸6歳、C・シャム厩舎)が出走を予定している。高松宮記念にはこれまでに4頭の外国馬が出走しており、2015年には香港のエアロヴェロシティが勝利を挙げている。ビクターザウィナーは、デビューからすべて香港で芝1200メートル以下のレースに出走しており、前走のセンテナリースプリントCでは、前年の香港スプリント勝ち馬のラッキースワイネスなどを相手に逃げ切ってGⅠ初勝利を挙げている。ビクターザウィナーは、左回りの競馬場に出走するのも今回が初めてとなるが、日本のファンにどのような走りを見せてくれるだろうか。

ビクターザウィナーを管理するC・シャム調教師は、クイーンエリザベスⅡ世Cと香港Cの2連覇を含むGⅠ・6勝を挙げているロマンチックウォリアーの管理調教師として知られており、今回は2012年スプリンターズS以来2回目のJRA参戦だ。また、ビクターザウィナーに騎乗予定のカーチュン・リョン騎手は今回がJRA初参戦となる。

【高松宮記念 プレビュートーク】機は熟したトウシンマカオ 4歳快速ルガル若さで爆発! NEW!2024年3月19日(火) 09:51

村瀬 スプリングSは◎シックスペンスから抜けました。悔しい。

南 ワシは阪神大賞典を◎△○。万券になったんは驚いたけど、GⅠへ弾みがついたで。

村瀬 テーオーロイヤルは春の盾王手ですね。さ、ここから春GⅠシリーズの前半戦がヤマ場を迎えます。まずはスプリント決戦。

南 去年は不良馬場で大変やった。好天のスピード勝負になるとええけどな。

村瀬 ホント。去年はファストフォースが1分11秒5で戴冠。当時、馬場に泣かされた面々は雨だけは嫌でしょうね。◎はトウシンマカオ。何せ夕刊フジ賞の勝ち馬ですから。

南 そんな愛社精神は邪魔になるで。

村瀬 いやいや、本番を見据えたプラス12キロの馬体でパドックではいかにも叩き台の雰囲気。それでも力が違うと踏んでの◎でしたし、レースでも完全に一枚上の勝ちっぷりでしたよ。

南 上積み大か。

村瀬 ええ、そう思います。この馬はそれこそ去年、馬場に思い切り泣かされたクチ。中京では訳ありの敗戦ばかりで、馬場さえ良ければ向いているはずですから。

南 ルメールJは先週のスプリングSで今年の重賞初V。流れをきっちり引き寄せてきた。

村瀬 さすがNo.1ジョッキー、本格化シーズンに合わせてきますよね。

南 ワシは◎ルガル。前走がとにかく強かった。1週前の坂路も上々で、杉山晴師は「馬場が悪いなかでさすがの脚力。左回りは問題ないし、中京も合う」ゆうて気合十分や。

村瀬 そのルガルをマカオは京阪杯で並ぶ間もなく差し切りましたよ。

南 そこは4歳の上昇度があるから。進化の速度の違いで逆転は十分やろ。

村瀬 対抗となると、やっぱりナムラクレアかな。前走は差せそうで差せないもどかしい競馬でしたけど、久々の7ハロンで守勢に回ったことを思えば立派な競馬でしたよ。

南 1週前はCWで遅れとったけど、そこは問題ないらしい。むしろ「いい脚が一瞬。それをどう生かすか。経済コースも考えないと」ゆうて長谷川師はレースでどう立ち回るかを考えとる。

村瀬 なるほど。で、◎まで迷っているのがウインマーベル。一昨年のスプリンターズS2着を見ても力上位は明らか。ゲート難が解消して前2戦が着差以上の完勝ですからね。松山Jも何とかしたいところでしょう。

南 去年の最優秀スプリンターママコチャはぶっつけで臨んできた。条件戦、しかもマイルしか走ってへんけど中京では【1・1・1・0】やから。

村瀬 去年のスプリンターズSは夏の勢いがあったし、積極策に出た川田Jのファインプレー。あれは神騎乗の部類だと思うんで、ここで馬の真価が問われますね。

南 「前走は冬毛が伸びていたし、デキの問題。当時より皮膚が薄くなった。秋春(GⅠ)を獲らせたい。川田Jの豪腕にも期待」と池江師。

村瀬 同2着のマッドクールも本来は中京が得意。気性的に鉄砲もお手のものですよ。

南 ビッグシーザーは夕刊フジ賞で手応えが悪いなかで差して2着。新味を見せた格好やけど、印が回るかどうか。

村瀬 一番分からないのが香港のビクターザウィナーですね。ラッキースワイネスと小差の競馬を繰り広げているんだから力は確か。ただ、シャティンでしか走ってないんで、左回りにイメージをトレースしづらい。印を回すか最後まで迷いそうです。

南 馬券プレもあるし、まずは好スタートといきたいとこやな。(夕刊フジ)

[もっと見る]

【高松宮記念】昨年2着のナムラクレアは前走より絞れて上昇ムード NEW!2024年3月19日(火) 04:55

ナムラクレアは昨年2着とあと一歩のところでGⅠタイトルを逃した。リベンジを期す今年は、京都牝馬S2着からの臨戦。その前走は10キロ増の馬体重478キロだった。疋田厩務員は「一戦ごとに集中して走るタイプで消耗するので、前走はそうならないようには仕上げました。今回は前走よりもしっかりと絞れています。衰えが見られなかった点も良かったですね」と上昇ムードをアピールした。




[もっと見る]

【高松宮記念】レース展望 2024年3月18日(月) 11:55

上半期の最強スプリンターを決める第54回高松宮記念(GI、芝1200メートル)が24日、中京競馬場で行われる。ナムラクレア、ママコチャなどのトップスプリンターに加え香港からビクターザウィナーが参戦。白熱したレースが期待される。

ナムラクレア(栗東・長谷川浩大厩舎、牝5歳)は昨年の2着馬。昨秋のスプリンターズSでも3着になるなど、実力は誰もが認めるところ。前走の京都牝馬S2着は、この馬には微妙に長い1400メートルだったことを思えば悪くない。悲願のGI制覇に向け、視界は明るい。

ママコチャ(栗東・池江泰寿厩舎、牝5歳)は昨秋のスプリンターズSを勝ち、最優秀スプリンターに選出された。前走の阪神C5着は寒い時期が苦手なタイプだけに仕方がなかったか。それ以来の3カ月ぶりだが、久々はそれほど苦にしないタイプ。底力を信頼だ。

ウインマーベル(美浦・深山雅史厩舎、牡5歳)は阪神C、阪急杯と1400メートルの重賞を連勝中で、充実一途の近況。一昨年のスプリンタースSで2着になっており、1ハロン短縮も問題なし。3歳時に中京で葵Sを勝つなど、コース実績もある。

トウシンマカオ(美浦・高柳瑞樹厩舎、牡5歳)は京阪杯、夕刊フジ賞オーシャンSと連勝。昨年のこのレースは不良馬場がこたえて15着に大敗したが、それ以外の1200メートル戦では常に上位に顔を出している。良馬場なら昨年のようなことはないはず。

香港のビクターザウィナー(C・シャム厩舎、騸6歳)も注目の一頭だ。前走のセンテナリースプリントCでGIウイナーの仲間入りしたばかりだが、昨年暮れの香港スプリントでは日本馬2頭に先着して4着。ここでも通用する力は証明済みだ。

ルガル(栗東・杉山晴紀厩舎、牡4歳)は3馬身差をつけたシルクロードSの勝ちっぷりが鮮やか。スピード決着にも対応できるが、不良馬場で行われた橘Sで5馬身差の圧勝。馬場が悪くなるようなら、よりチャンスが大きくなりそう。

ソーダズリング(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)は京都牝馬Sナムラクレアを退けてV。GIでも通用する血統背景を持ち、初の1200メートルに対応できれば。昨秋のスプリンターズS2着馬マッドクール(栗東・池添学厩舎、牡5歳)、東京新聞杯2着のウインカーネリアン(美浦・鹿戸雄一厩舎、牡7歳)なども展開ひとつで出番がありそう。

[もっと見る]

【先取り!重賞出走馬最速診断】高松宮記念2024 群雄割拠のスプリント戦線! 春のスプリント王に輝くのは? 2024年3月18日(月) 11:00


週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回は高松宮記念に出走予定の11頭を診断します。


アサカラキング
1勝クラスから芝1400mを逃げる形で3連勝、前走は道悪の阪急杯でも2着へ走った。初スプリントの今回、同型を見ると2ハロン短縮のウインカーネリアンに加え、回避待ちのモズメイメイとハナ徹底型のテイエムスパーダ、香港のビクターザウィナーもいる。この並びだと逃げられないリスクがあるし、当然ながら相手も上がる。

ウインマーベル
阪神芝1400mの阪神C、阪急杯を連勝中。どちらも内枠を活かし、好位から上手く抜けた。前走は道悪だったが、良績は良馬場に集中。スプリントG1では一昨年のスプリンターズSに2着がある。昨年の高松宮記念10着は大外枠と不良馬場、スプリンターズS6着は内枠を引いたが出遅れ。良馬場の内枠が理想だろう。

ソーダズリング
今年の京都牝馬S勝ち馬。1800mでデビューし、昨年はオークスへ出走したが、マイルでも折り合いを欠く面のあった馬。1ハロン短縮に加え、力のいる良馬場もマッチした印象。短距離向きの気性だが、ハーツクライの産駒。1200mまで短縮するとどうかも、初のスプリント参戦は武豊騎手の進言によるとのこと。

トウシンマカオ
一昨年(阪神・55キロ)と昨年(京都・58キロ)の京阪杯を連覇。いずれも外枠から馬群外につけ差し脚を伸ばす形。前走のオーシャンS1着も同様だった。京阪杯では、次戦シルクロードSを3馬身差完勝のルガルに2馬身差をつけている。稍重~重には良績も、昨年不良馬場の高松宮記念は5番人気15着。極端に馬場が荒れなければ。

ナムラクレア
スプリント戦は[5-1-2-1]。唯一の着外は一昨年のスプリンターズS5着も、まだ3歳だったし外を回す不利もあった。昨年のスプリントG1は高松宮記念2着とスプリンターズS3着。前者は不良馬場でも力を示し、後者は出遅れから上位を争った。昨年より面子は揃ったが、実績・実力ともに申し分ない。悲願成就なるか。

ビクターザウィナー
外国馬の参戦は2018年5着ブリザード以来6年ぶり、2015年には香港から参戦したエアロヴェロシティが勝ち鞍を挙げている。前走のセンテナリースプリントカップ(G1)では逃げ切りを決め、多くの馬にとって格上にあたる存在。キャリア全14戦は右回りのシャティン競馬場だから、左回りの経験はない。

ビッグシーザー
直近2走は淀短距離S1着、オーシャンS2着。前走は追走に苦労している印象を受けた。スローの葵Sでキレ負けしており、瞬時のギアチェンジを求められる流れより、上がりを要する流れが合う。となると逃げ馬の多い中京1200mという条件は合う気もする。ただ、前走は4角で接触する不利も、勝ち馬にほぼ力負けの形で。

マッドクール
中京コースは[3-0-2-1]。着外の1度は昨年のCBC賞1番人気9着。熱中症の症状があったとのこと。国内ではこの一戦しか崩れておらず、前々走G1初挑戦のスプリンターズSでも6番人気2着。この馬らしくスムーズに好位につけ、展開は向いたがあわや金星という内容。手堅い馬だが、海外帰りは気になるところ。

ママコチャ
昨年の安土城Sを1分19秒0の快時計で快勝。スプリント路線に転じ、北九州記念2着は、序盤慎重に乗り4角では手綱を引く不利。スプリンターズSは好位を確保し、4角2番手からG1初制覇を決めた。前走阪神C5着は距離延長かつ展開逆行。コーナーリングが上手く、中京か中山なら後者の気もするが、能力は上位の一角。

メイケイエール
重賞6勝のアイドルホースが、今回ラストランを迎える。ご存じのとおり、高いポテンシャルを秘めながら、毎回折り合いを欠いてしまう。最後に勝利を挙げたセントウルSは、今回と同じ舞台を1分6秒2のレコード駆け。ハイペース、かつ良馬場がベストの条件。中京の天気予報を見ると、傘マークが……。

ルガル
新馬戦9着以降は[3-3-1-2]。着外の2度も4着の堅実派。重賞初制覇の前走シルクロードSは、スムーズに番手につけられたとはいえ、3馬身差をつける圧巻の競馬。明け4歳だけあり、着実に力をつけている。そこそこ速い上がりも使えるが、どちらかと言えばタフな流れが合うタイプ。馬場が渋っても問題ない。


(文・垣本大樹)

[もっと見る]

【高松宮記念】1週前 関係者談話 2024年3月18日(月) 04:50

ウインカーネリアン・鹿戸師「距離は対応できると思う。逃げなくても勝っているからね」

ウインマーベル・深山師「久々の1200メートルなので、いつも以上にスタートを決めてほしい」

シャンパンカラー田中剛師「まず気持ちよくゲートを出てほしい」

シュバルツカイザー・大竹師「前走は道悪がよくなかった。左回りで良績がないのがどうか」

ソーダズリング・音無師「今は短い距離の方がいい。末脚を生かす競馬になると思う」

ディヴィーナ・友道師「この距離の方が自分のリズムで走れる感じがしています」

テイエムスパーダ・富田騎手「逃げた方がいいし、自分のレースをするだけです」

トウシンマカオ・高柳瑞師「前走は思っていた以上に強い勝ち方。今回も左回りが鍵」

ナムラクレア・長谷川師「一回使ってよくなった。年齢とともに落ち着きも出てきた」

◆ビクターザウィナー・マン助手「初来日だが、カイバ食いもよく、体調は良好。高い期待感を持っています」

ビッグシーザー・木下助手「いい状態を維持。中京は強い勝ち方をしていますからね」

マッドクール・池添師「前走は周りが速くていい位置が取れなかった。結果が出ている舞台で改めて期待です」

マテンロウオリオン・昆師「前走は次につながる内容。距離を経験した慣れが見込める」

ママコチャ・池江師「1週前にしっかり追い切ったことで、変わってくると思う。左回りは気にしていません」

メイケイエール・武英師「今回は引退レースなのできっちり仕上げる。なんとか能力を出し切ってほしい」

モズメイメイ・小林助手「逃げにこだわらず、この馬のリズムで進めたいですね」

ルガル・杉山晴師「1週前追い切りでさすがの脚力を見せた。右回り、左回りは関係ない」

ロータスランド・高田助手「状態は変わりない。能力通りに走れば」

[もっと見る]

⇒もっと見る

ナムラクレアの関連コラム

閲覧 1,867ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2023年10月01日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【枠番別成績(2019年以降)】
○1~4枠 [3-3-3-23](3着内率28.1%)
×5~8枠 [1-1-1-29](3着内率9.4%)

 どちらかと言えば内枠有利なレース。枠番が5~8枠、かつ“同年の、JRAの、G1のレース”において2着以内となった経験がない馬は2019年以降[0-0-1-26](3着内率3.7%)と苦戦していました。特別登録を行った馬のうち“2023年の、JRAの、G1のレース”において2着以内となった経験があるのはナムラクレアのみ。例年以上に枠順を重視するべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年の、中央場所ならびに中京の、重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2019年以降[4-4-4-13](3着内率48.0%)
主な該当馬→ジャスパークローネモズメイメイ

続きは、ウマニティ会員登録(無料会員)でご覧頂けます。
※限定公開期間終了後は、非会員の方もご覧頂けます。
続きを読む
登録済みの方はこちらからログイン

2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
閲覧 1,304ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

[もっと見る]

2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
閲覧 1,335ビュー コメント 0 ナイス 2


シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2022年9月25日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年09月25日号】特選重賞データ分析編(325)~2022年スプリンターズステークス
閲覧 3,263ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2022年10月02日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【“同年、かつ東京・中山・京都・阪神・中京、かつ重賞のレース”において1着となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [6-5-4-18](3着内率45.5%)
×なし [0-1-2-60](3着内率4.8%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2016年以降の3着以内馬18頭中15頭は、同年に中央場所か中京の重賞を勝っている馬でした。重賞未勝利の馬はもちろん、21年以前の重賞や中京を除くローカル場の重賞しか勝っていない馬も強調できません。

主な「○」該当馬→ダイアトニックナランフレグ
主な「×」該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2016年以降[6-5-6-39](3着内率30.4%)
主な該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア

[もっと見る]

2022年9月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】騎手の外伸び意識が逆にイン有利に作用したキーンランドC/新潟記念展望
閲覧 1,408ビュー コメント 0 ナイス 3

キーンランドカップはルメール騎手騎乗、ヴェントヴォーチェが勝利。

道中は馬群の中でジッと待機すると、4コーナーでは外に膨れた各馬を横目に見ながら、内から真ん中に持ち出して抜け出し。最後は内で粘るヴァトレニと外にヨレ気味に伸びたウインマーベルの間を突き抜けた。重賞でルメール騎手が騎乗する馬としてはかなり人気薄の部類になる6番人気の評価だったが、それを覆す完勝だった。

Cコース替わり2週目となったこの週末の札幌芝は、前週と比べると差しも届いており、外がよく伸びていた。同じ芝1200mで行われた同日9Rの小樽特別でも、各馬が内を空けるような隊列になっていた。それを意識した各馬が外に持ち出すのは当然だったが、結果的には2番手のオパールシャルム=江田照騎手が4コーナーで外に膨れ気味に持ち出したことで玉突き的に後続勢がさらに外に膨れ、その間隙を突く形で内~中を伸びて来た馬のワンツースリーという決着だった。

前週の北九州記念もそうだが、馬場は生き物。騎手の思惑やちょっとした動き一つで大きく結果が変わるから難しい。北九州記念も結果的には内枠決着になったが、それも2レース前に伏兵スノーテーラーが派手に大外一気を決めたことで、各騎手の意識がより外に向いたことと無関係ではなかっただろう。実際人気だったナムラクレアも当初は外に狙いを定めていたが、慌ててインに切り替えたように見えた。外伸び馬場は出始めを狙う、あるいは傾向を復習される前の土曜日に狙う…とは以前も書いたと思うが、何事も先手先手が大事だと痛感させられた週末だった。

騎手の思惑といえば新潟2歳Sの直線の攻防も面白かった。勝ったキタウイング=戸崎騎手はゲートで出遅れて開き直れたこともあったのかもしれないが、各馬が外に持ち出す中、馬場の真ん中、馬群で言えば内を選択した。それも2レース前、同じ芝1600mで最内枠のアトリビュートに騎乗し馬群の内から伸びて来て好走したことが伏線としてあったように思う。

1レース単体ではなく、土日の騎乗を線で見ていると騎手の思惑がよく見えるようになる。とりわけ馬場を考えて乗っている騎手ほど、その動きの意図がわかる。鮫島駿騎手や丹内騎手などは内伸びの馬場と判断すればとにかくインに持っていく意識が強いし、田辺騎手などはときに傾向と真逆のトライをしてくるのでそれはそれで面白い。また三浦騎手や内田騎手などはあまり馬場にこだわらず、我が道を行く傾向が強い。

今週末は各場最終週。馬場傾向が出やすく、結果にも直結するローカルの最終週なので、特に芝レースは騎手の思惑や意図を考えながら見ていると狙いが見えてくるかもしれない。

新潟記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は新潟競馬場で新潟記念が行われる。注目馬はコチラ。

サンレイポケット鮫島克駿騎手)

新潟記念の注目はサンレイポケット=鮫島駿騎手。前走の函館記念はキツイコーナーに苦しみ持ち味を生かせずに終わったが、左回りの長い直線となる舞台はベスト。実際新潟外回り2000mには過去3度挑戦し(1-1-1-0)と一度も崩れておらず、いずれも人気以上の好走を果たしている。恐らく荒れ馬場での開催となるので枠順もカギになるが、極端な内枠さえ避けられれば有力だろう。陣営としては秋の大一番に向けての賞金を稼ぐ必要もある一戦、巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

2022年6月2日(木) 10:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第2回ワールド上位者レビュー~
閲覧 3,142ビュー コメント 0 ナイス 6

 先週5月29日のダービーデイをもって、丸一年間に渡る「ウマニティPOG 2021」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレイヤーの指名馬をご紹介します。

 ちなみに、現3歳世代の各馬がJRAのレースにおいて獲得した本賞金額ランキングは下記の通りです。

ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) 35400万円
スターズオンアース(牝 父ドゥラメンテ/母サザンスターズ 高柳瑞樹厩舎) 31040万円
ダノンスコーピオン(牡 父ロードカナロア/母レキシールー 安田隆行厩舎) 21200万円
ジオグリフ(牡 父ドレフォン/母アロマティコ 木村哲也厩舎) 21100万円
イクイノックス(牡 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) 18500万円
アスクビクターモア(牡 父ディープインパクト/母カルティカ 田村康仁厩舎) 13770万円
サークルオブライフ(牝 父エピファネイア/母シーブリーズライフ 国枝栄厩舎) 13390万円
マテンロウオリオン(牡 父ダイワメジャー/母パルテノン 昆貢厩舎) 12690万円
スタニングローズ(牝 父キングカメハメハ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) 12640万円
セリフォス(牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎) 12400万円
ナムラクレア(牝 父ミッキーアイル/母サンクイーン2 長谷川浩大厩舎) 12130万円
ウォーターナビレラ(牝 父シルバーステート/母シャイニングサヤカ 武幸四郎厩舎) 11930万円
ナミュール(牝 父ハービンジャー/母サンブルエミューズ 高野友和厩舎) 11390万円
ジャングロ(牡 父More Than Ready/母Goodbye Stranger 森秀行厩舎) 10090万円
ダノンベルーガ(牡 父ハーツクライ/母コーステッド 堀宣行厩舎) 10000万円

 複数の産駒が1億円以上の本賞金を獲得した種牡馬は、ダイワメジャーハーツクライだけ。一方、実質的なラストクロップとして注目を集めたディープインパクトは、1億円以上の本賞金を獲得した産駒がアスクビクターモアのみでした。勝ち馬率や1頭あたり賞金は相変わらず優秀だったのですが、優勝を目指して“ディープインパクト産駒固め”を敢行したプレイヤーにとっては、やや物足りない成績だったかもしれません。2歳新馬が始まるくらいの時期にドラフトを行う一般的なPOGと違い、この「ウマニティPOG」は既にデビューした馬の追加指名も可能なルール。こうした展開を読めたかどうか、そしてそれに応じた入札戦略を立てられたかどうかが、最終的な明暗を分けたシーズンと言えるのではないでしょうか。

 こんな状況の中、最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億4798万円でした。
 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できないのです。これほど大きなハンデキャップを背負ったうえで他ワールドのチャンピオンを上回ったわけですから、少なくとも前シーズンにおいては、アタマひとつ抜けた相馬眼の持ち主であったと言えます。ウマニティユーザーだけでも数十万人はいるわけですし、対象を“日本全国のPOGプレイヤー”まで広げても、まず間違いなく五指には入ってくるレベルの驚異的な成績と言って良いでしょう。
 バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは、G1を2勝したドウデュースや、5月8日のNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを指名していました。特筆しておきたいのは、この2頭を含む指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得している点。実際のレースぶりを見てから追加指名した馬は一頭もいません。これなら、仮に一般的なルールのPOGであってもドウデュースダノンスコーピオンを指名できていたはず。今週末以降にプライベートのドラフトを控えていらっしゃる方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんの第1回入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドを制したのは一粒万倍さん。オークス週の終了時点ではよ~じさんに次ぐ2番手でしたが、ドウデュース日本ダービー制覇により突き抜けました。
 最大の勝因はスターズオンアースの筆頭仮想オーナーとなっていた点。各ワールドで優勝を果たしたプレイヤーのうち、もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」がスターズオンアースだったのは、一粒万倍さんだけです。筆頭仮想オーナーは獲得賞金が1.5倍になるルールとなっており、ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきます。ちなみに、筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。可能な状況であれば、積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。

 G2ワールドを制したのはロシアン@さん。もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」は、筆頭仮想オーナーでもあったダノンスコーピオンでした。ただし、ロシアン@さんは朝日杯FSが終わった直後の第30回入札でドウデュースを獲得しており、これが決め手となってチャンピオンの座を射止めています。たとえG1ウイナーであっても、まだまだ稼いでくれる余地があると判断したならば、注目度の高さに臆することなく追加指名を検討したいところです。

 G3ワールドを制したのはKarpinさん。2位のほあかPさんに3億ポイント近い差をつけていましたから、完勝と言って良いでしょう。Karpinさんはドウデュースの筆頭仮想オーナーで、ダノンスコーピオンもデビュー戦後に獲得。「ドウデュースダノンスコーピオンを両方とも指名し、なおかつどちらかの筆頭仮想オーナーになる」というのが、前シーズンの“正解”だったのだと思います。優勝を狙うのであれば、こういった“正解”の存在もイメージしながら指名戦略を立てたいところです。

 オープンワールドを制したのは数馬三択さん。オークス週の終了時点で断然のトップに立っており、そのまま逃げ切り勝ちを果たしました。改めて指名馬を拝見してみると、デビュー前に獲得していたセリフォスダノンスコーピオンだけでなく、他にも4頭の指名馬が獲得後の重賞を勝っているという非常に層の厚いラインナップ。相馬眼はもちろん、入札の巧みさも一枚上だったということでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ナムラクレアの口コミ


口コミ一覧
閲覧 71ビュー コメント 0 ナイス 3

高松宮記念 G1
3月24日(日) 中京/芝1200m 22頭
1位   ルガル   102.5😀
2位   ナムラクレア   102.2
3位   トウシンマカオ   101.4😀
4位   ママコチャ   101.2
5位   マッドクール   100.6

【高松宮記念 プレビュートーク】
機は熟した😀トウシンマカオ 4歳快速😀ルガル若さで爆発!

😀トウシンマカオ
一昨年(阪神・55キロ)と昨年(京都・58キロ)の京阪杯を連覇。いずれも外枠から馬群外につけ差し脚を伸ばす形。前走のオーシャンS1着も同様だった。京阪杯では、次戦シルクロードSを3馬身差完勝のルガルに2馬身差をつけている。稍重~重には良績も、昨年不良馬場の高松宮記念は5番人気15着。極端に馬場が荒れなければ
😀ルメールJは先週のスプリングSで今年の重賞初V。流れをきっちり引き寄せてきた。さすがNo.1ジョッキー、本格化シーズンに合わせてきますよね

😀ルガル
新馬戦9着以降は[3-3-1-2]。着外の2度も4着の堅実派。重賞初制覇の前走シルクロードSは、スムーズに番手につけられたとはいえ、3馬身差をつける圧巻の競馬。明け4歳だけあり、着実に力をつけている。そこそこ速い上がりも使えるが、どちらかと言えばタフな流れが合うタイプ。馬場が渋っても問題ない

 RIVER62 2024年3月19日(火) 07:36
高松宮記念 展望
閲覧 90ビュー コメント 0 ナイス 3

いよいよ今週から始まるG1
高松宮記念

個人的に戴冠の可能性のある馬を

ウインマーベル 
1400重賞を連勝 実力をつけています。
ただ 枠順は中内枠で 馬場は早い方がいい

ナムラクレア
スプリント能力は、1番 後は運
当日の馬場 枠 展開あれば、戴冠に1番近い

ルガル
シルクロードは強いレース 馬体重も520キロ台と
スプリント能力はかなりの器

ビクターザウイナー
ジャパンCとは違い短距離は香港競馬は、強い
スタートが早く テイエムスパーダとの兼ね合いはあるが、
香港スプリントを見ても番手でもレースはできる

[もっと見る]

 しんちゃん52 2024年3月19日(火) 05:58
毎日杯&日経賞&マーチステークス&高松宮記念②
閲覧 69ビュー コメント 0 ナイス 14

おはよ~♪

3月19日ですね!

さいくの日なんで今日はどんな細工してやろうかな?

と言う訳で今日は火曜日、取り敢えず頑張れば明日はお休み。

私事で明後日もお休み。お子が卒業式ですのでな、小学校の。

そんな中での高松宮記念は今のところ・・・、

ウインマーベル
ソーダズリング
トウシンマカオ
ナムラクレア
ビクターザウィナー
ビックシーザー
マッドクール
ママコチャ
ルガル

かな?

頭数が多いんでここから絞り込まないとね。

また当日の馬場状態も確認しなくちゃ決められん。

なので会社行く準備しなきゃ&洗濯物を畳まなきゃ♪

[もっと見る]

⇒もっと見る

ナムラクレアの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:35人 2024年2月17日() 08:12:20
京都牝馬S2024
目標は先であるが、56キロの斤量で牝馬限定戦GⅢなら流石に馬券内は外さないだろう。
1400Mもベストではないだろうが守備範囲、人気でも有力視。

1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年10月2日() 16:09:33
まさに実力通りの結果。浜中はやはり斜行屋のいつもの癖が出た。いい加減に見切りを付けて引退すれば良い。片輪者に鞍上は出来ない。どうせヤラセでダービー勝たせて貰ったのでいつでも引退して構わないのにまだ鞍上を続けている意思が疑問。流石川田の同僚だ!

ナムラクレアの写真

ナムラクレアの厩舎情報 VIP

2024年2月17日京都牝馬ステークス G32着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

ナムラクレアの取材メモ VIP

2024年2月17日 京都牝馬ステークス G3 2着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。