ナムラクレア(競走馬)

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写真一覧
現役 牝5 青鹿毛 2019年3月30日生
調教師長谷川浩大(栗東)
馬主奈村 睦弘
生産者谷川牧場
生産地浦河町
戦績17戦[5-5-4-3]
総賞金47,685万円
収得賞金17,650万円
英字表記Namura Clair
血統 ミッキーアイル
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
スターアイル
サンクイーン2
血統 ][ 産駒 ]
Storm Cat
Fountain of Peace
兄弟 ナムラムツゴローナムラアトム
市場価格
前走 2024/03/24 高松宮記念 G1
次走予定

ナムラクレアの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18235.422** 牝5 56.0 浜中俊長谷川浩 470
(-8)
1.08.9 0.033.2⑩⑩マッドクール
24/02/17 京都 11 京都牝馬S G3 芝1400 186122.812** 牝5 56.0 浜中俊長谷川浩 478
(+10)
1.20.3 0.033.6⑭⑩ソーダズリング
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16112.913** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 468
(0)
1.08.2 0.234.4⑦⑦ママコチャ
23/08/27 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 167142.411** 牝4 55.0 浜中俊長谷川浩 468
(0)
1.09.9 -0.235.2⑦④シナモンスティック
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 1661215.758** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 468
(+2)
1.32.9 0.733.9⑤⑥ソングライン
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187155.422** 牝4 56.0 浜中俊長谷川浩 466
(-6)
1.11.6 0.135.4⑩⑨ファストフォース
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 15224.821** 牝4 56.5 浜中俊長谷川浩 472
(+6)
1.07.3 -0.032.9⑦⑧ファストフォース
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16592.925** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 466
(-4)
1.08.0 0.234.5⑦⑥ジャンダルム
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 188162.113** 牝3 53.0 浜中俊長谷川浩 470
(+8)
1.07.1 0.233.6⑩⑧ボンボヤージ
22/06/12 函館 11 函館SS G3 芝1200 16472.111** 牝3 50.0 浜中俊長谷川浩 462
(0)
1.07.2 -0.434.1ジュビリーヘッド
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 181114.563** 牝3 55.0 浜中俊長谷川浩 462
(-4)
1.33.0 0.133.9④④スターズオンアース
22/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 15221.712** 牝3 54.0 浜中俊長谷川浩 466
(+12)
1.19.9 0.034.4⑨⑨サブライムアンセム
21/12/12 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 181111.965** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 454
(-6)
1.34.3 0.534.1⑪⑬サークルオブライフ
21/11/06 阪神 11 ファンタジー G3 芝1400 10222.512** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 460
(+2)
1.21.2 0.134.6ウォーターナビレラ
21/09/05 小倉 11 小倉2歳S G3 芝1200 10896.441** 牝2 54.0 浜中俊長谷川浩 458
(+4)
1.07.9 -0.433.9⑥⑦スリーパーダ
21/08/14 小倉 9 フェニックス OP 芝1200 10554.121** 牝2 54.0 松山弘平長谷川浩 454
(-10)
1.10.8 -0.136.4テイエムスパーダ
21/08/01 新潟 6 2歳新馬 芝1600 182313.153** 牝2 54.0 鮫島克駿長谷川浩 464
(--)
1.36.1 0.734.4ボンクラージュ

ナムラクレアの関連ニュース

施行距離が芝1200mへと短縮された2006年以降は、サクラバクシンオーが種牡馬として最多となる4勝を記録。同種牡馬は母の父としても2021年2着ファストフォースを出すほか、2017年2着ナリタスターワンが14番人気、2018年3着ラブカンプーが7番人気(いずれも父ショウナンカンプ)といった具合に直系の孫世代も人気薄で好走するなど、その存在感をおおいに示している。

ほか、デインヒルやStorm Catの血を引く馬も人気不問で上位を賑わせており、2022年においては両血脈を保持するボンボヤージが18頭中16番人気、単勝164.3倍のオッズを付けて勝利する大波乱を演出した。

カンチェンジュンガは、父ビッグアーサー×母クェスタボルタ(母の父ノヴェリスト)。父は好相性を示すサクラバクシンオーの後継種牡馬となるが、小倉芝1200mは福島芝1200mに次ぐ勝利数を記録するコースで、産駒は特別戦での好走例が多いことも特徴的だ。本馬自身も全4勝のうち2勝を小倉芝1200mの特別戦で飾り、今年の下関Sを制してオープン入りした経緯がある。配合からもタフな馬場は歓迎なので、週末の雨予報も歓迎だろう。

エイシンスポッターは、父エイシンヒカリ×母マーゼリン(母の父Barathea)。ディープインパクトの直系は、22年3着ナムラクレア、23年3着ストーンリッジと目下2年連続好走中で、前者の「父×母の父」は父の配合を想起させる。また、本馬はディープインパクト、Storm Catほか、2代母の父にデインヒルを配されているため、22年1着ボンボヤージの血統構成も引き合いに出しやすい。2戦2勝の小倉とあれば重賞初制覇にも期待が高まる。

サーマルウインドは、父ドレフォン×母ラフィエスタ(母の父スペシャルウィーク)。同産駒は初出走となるが、Gio Ponti~Tale of the Cat~Storm Catと遡る父系からも動向を注視したい血統だ。一方、本馬は母がスペシャルウィーク産駒であることも興味深く、同様のケースで19年2着ディアンドル、22年2着タイセイビジョンと出走した2頭が揃って好走している。レース傾向からはデインヒルとStorm Catを併せ持つことにも留意したい。


【血統予想からの注目馬】
カンチェンジュンガ ⑩エイシンスポッター ③サーマルウインド

【北九州記念2024】勝ち馬予想の金言録 「北九州記念は新鋭を狙え」  2024年6月25日(火) 15:00


ナガエツルノゲイトウ、という植物をご存知だろうか? ナデシコ目ヒユ科に分類される多年草の一種で白く小さな可愛い花を咲かせるが、2005年に特定外来生物に指定された。その可愛らしい花とは裏腹に繁殖力、再生力が極めて強く、刈払機で刈り取ったあとに残された断片からでも再生し繁茂するというから恐ろしい。田んぼに入れば稲を覆い尽くし、川に繁殖すれば水の流動を妨げ洪水を引き起こす。一旦大群になるともう手が付けられないという説明を聞き、中学時代の“暴走族”を思い出した(笑)。小さなうちに芽を摘み取れば大問題にはならないが、寄り集まって大群になったら手がつけられないのは暴走族と一緒ではないか……。脳裏をよぎったのははるか昔、理科の宿題で友人とオリオン座を見に行った帰り道、旗を持ち、箱乗りして大群で眼の前を通り過ぎたバイク、ヤン車の群れ。記憶が確かならば、隊列の最後尾を固めるように走っていたのは赤色灯を回しただついていくだけの、やる気のないパトカーだった(笑)。

他にも特定外来種は数多くある。最近道端でよく見るアライグマもそうだし、ちょっと前、夜中にポケモンGOで歩き回っていた時、突然川に飛び込んで私を驚かせたヌートリアもまた然り。悪友のI田氏の経営するアパートの庭にはびこり彼を苦しめているのはナガミヒナゲシという種類の植物で、直接害を被っていない私からすれば、道端に咲くオレンジ色の小さな可愛らしい花でしかないが、こいつの繁殖力、生命力もハンパないらしく(笑)、ハマグリ採集に向かう道中、助手席で道端に咲くナガミヒナゲシを見るI田氏の眼差しはいつも激しい憎悪に満ちている(笑)。

さて、島国ニッポンで猛威を振るうのは外から新たに入ってきた動植物だが、“新しい力”が猛威を振るうといえば競馬だ。特に今週日曜・小倉競馬場のメイン競走、北九州記念といえば“新しい力”が躍進するレース。今週の金言を紹介するとしよう。

曰く「北九州記念は新鋭を狙え」。

2019年2着のディアンドル、2021年優勝のヨカヨカ、2022年3着のナムラクレア。馬券圏内に来た馬はもちろん、このレースで掲示板を賑わす馬の多くは3歳新鋭で、今年も元気な若駒がここに名乗りを上げてきた。

ペアポルックスは3歳馬。デビュー以来5戦連対を外したことがなく、走った距離も1200m、1400mと短距離ばかり。54kgで出走できるここは有利で、未来のスプリンターズS候補馬として華やかな重賞制覇を遂げてほしい。

コロナ禍明け、一気に押し寄せた県外からの観光客(漁客?)のお陰で(笑)、天然ハマグリ食べ放題だった我が漁場のハマグリはほぼ絶滅……。I田氏が引退宣言すらしてしまう状況の中、ぼんやり朝のTV番組を見ていたら、千葉県の田んぼでジャンボタニシが大量繁殖して農家が困っている、というニュースをやっていた。(これだ! 次はタニシを食おう!)と思ってしまう私はヤッパリちょっと変わったオヤジなのだろうか……。

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【函館スプリントS】サトノレーヴが直線で力強く抜け出す! 浜中俊騎手はうれしい今年重賞初V 2024年6月10日(月) 04:56

浜中俊(35)=栗・フリー=騎乗で2番人気のサトノレーヴが差し切って重賞初制覇。サマースプリントシリーズの初戦を飾った。今後はスプリンターズS(9月29日、中山、GⅠ、芝1200メートル)を大目標にする。5番人気ウイングレイテストが2着、3番人気ビッグシーザーが3着。1番人気アサカラキングは9着に敗れた。



南西に望む函館山が目視できないほどの悪天候。そんなタフな状況下でも、サトノレーヴが力強い脚取りで初の重賞タイトルをもぎ取った。

「強い馬だと思っていたので、しっかり勝つことができてうれしいです。道中の手応えも良かったですし、少しでもスペースが空けば反応できると思っていました」

今年の重賞初勝利を飾った浜中騎手が、雨を拭いながら笑顔を見せた。

五分のスタートからダッシュを利かせて3番手の内を確保。リズム良くレースを運ぶと、直線ではわずかに生まれたVロードを見逃さなかった。鋭く伸びて1馬身1/4差で快勝。半兄ハクサンムーン(父アドマイヤムーン)と同じく重賞ウイナーの仲間入りした。

これで芝1200メートルは【5・1・0・0】。次走は未定だが、今秋は兄が2着に敗れたスプリンターズSを目標に据える。「重賞馬になりましたし、無事ならもっと大きいところにも挑戦できます」と鞍上。スプリント界に登場した新たなスター候補から目が離せない。(山口遥暉)

サトノレーヴ 父ロードカナロア、母チリエージェ、母の父サクラバクシンオー。鹿毛の牡5歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道日高町・白井牧場の生産馬。馬主は里見治氏。戦績8戦6勝。獲得賞金1億2690万8000円。重賞は初勝利。函館スプリントS浜中俊騎手が2022年ナムラクレアに次いで2勝目、堀宣行調教師は06年ビーナスライン、08年キンシャサノキセキに次いで3勝目。馬名は「冠名+夢(仏)」。

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【函館スプリントS ズバッと!言いたい放題】サトノレーヴ、得意6ハロン&函館実績あり 2024年6月6日(木) 10:32

しの 函館はサマースプリントシリーズ第1戦です。

大王 アサカラキングは距離短縮で素質が開花。阪急杯ではウインマーベルとハナ差の2着に食い込んだ。2カ月ぶりも1週前に美浦Wで猛時計なら仕上がりは申し分ない。函館は初めて走るが、重馬場実績から洋芝への対応も可能だ。

しの サトノレーヴは6ハロンで【4・1・0・0】。函館に実績ありだし、持ち時計もあるので開幕週の馬場はいいでしょう。

大王 ジャスティンスカイは初の6ハロンだった鞍馬Sを快勝。距離2戦目の慣れが見込めるのは大きく、洋芝も得意だ。

水谷 シュバルツカイザーも函館&札幌で3勝。昨夏のキーンランドCではナムラクレアの4着やったし、当時のメンバーを考えたら近走は無視して狙えるはずやで。

しの 6週間の短い開催ですが、函館を大いに楽しみたいですね♪

水谷 ちなみに函館SSは過去10年で◎が2着以内に5回も入っている好相性レースのひとつ。今年も夏の旅打ちの軍資金を作るで~!(夕刊フジ)

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【葵S】ナムラアトムが姉ナムラクレアに続く重賞Vへ 長谷川師「十分勝負になると思う」 2024年5月24日(金) 12:49

ファルコンS4着のナムラアトムは、今年の高松宮記念で2着だったナムラクレア(父ミッキーアイル)の半弟だ。ここまでの4戦③①①④着の内容が高い能力を感じさせる。「締まりすぎていた馬体は回復し、けいこも回転力がある動きで良かった。1400メートルより1200メートルのほうが切れる脚を使えるのは確か。成長を感じるし、十分勝負になると思う」と長谷川調教師。姉に近づくためにも、早めに重賞を勝っておきたい。(夕刊フジ)

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【葵ステークス2024】血統アナリシス ディープインパクトの孫世代が活躍、Storm Cat内包馬は2桁人気でも侮れない 2024年5月24日(金) 12:00


ディープインパクトの孫世代の活躍ぶりが目にとまり、2020年にはキズナ産駒のビアンフェとレジェーロでワンツー決着も果たしている。なお、前者は1番人気、後者は11番人気と人気の差異もあったが、2頭の馬体重差が160kg(ビアンフェが558kg、レジェーロが398kg)ということも話題になる結果だった。

ちなみに、キズナは母の父がStorm Catであることを評価しやすく、過去には2019年2着アスターペガサス(13番人気・父Giant's Causeway)、オープン特別時代にも2015年3着マジックシャトル(10番人気・母の父Forest Wildcat)など、たびたびStorm Catの血を引く2桁人気馬が激走。中京芝1200m開催時に13番人気で勝利をつかんだ2021年レイハリアにおいても、同血脈を保持するロードカナロア産駒であったことは気にとめておきたい。

ナムラアトムは、父リアルインパクト×母サンクイーン2(母の父Storm Cat )。同産駒からは昨年の勝ち馬モズメイメイが出ているが、レース傾向を鑑みれば共に母系でStorm Cat の血を引く配合の共通点も強調しやすい。一方、本馬は半姉ナムラクレアがスプリント重賞で4勝の実績を持つことも評価に値し、同姉が同じディープインパクトの直系孫世代であることもポイントだろう。血統背景からも1200mへの距離短縮は歓迎といえそうだ。

アスクワンタイムは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。父自身がオープン特別時代の11年葵Sの勝ち馬であり、別場所での施行ながら21年にはレイハリアが父仔制覇も飾っている。本馬は血統表内でディープインパクトとStorm Cat を併せ持つ配合が興味深く、ビアンフェモズメイメイといった勝ち馬も間接的に引き合いに出しやすい。全兄姉2頭が重賞ウィナーという血統背景にも魅力がある。

ピューロマジックは、父アジアエクスプレス×母メジェルダ(母の父ディープインパクト)。今年のメンバーでは唯一のStorm Cat 直系となるが、3代母の父タバスコキャットを介してもStorm Catを保持する意欲的な配合が目に留まる。母は15年ファンタジーSを逃げてアタマ差2着、全兄メディーヴァルは23年韋駄天Sでオープン勝ちなど、スピード優位な血筋であり、本馬も逃げが板についてからは芝1200mで【2.2.0.0】と底を見せていない。


【血統予想からの注目馬】
ナムラアトム ⑤アスクワンタイム ⑰ピューロマジック


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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2023年10月01日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【枠番別成績(2019年以降)】
○1~4枠 [3-3-3-23](3着内率28.1%)
×5~8枠 [1-1-1-29](3着内率9.4%)

 どちらかと言えば内枠有利なレース。枠番が5~8枠、かつ“同年の、JRAの、G1のレース”において2着以内となった経験がない馬は2019年以降[0-0-1-26](3着内率3.7%)と苦戦していました。特別登録を行った馬のうち“2023年の、JRAの、G1のレース”において2着以内となった経験があるのはナムラクレアのみ。例年以上に枠順を重視するべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年の、中央場所ならびに中京の、重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2019年以降[4-4-4-13](3着内率48.0%)
主な該当馬→ジャスパークローネモズメイメイ

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2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
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シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年9月25日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年09月25日号】特選重賞データ分析編(325)~2022年スプリンターズステークス
閲覧 3,298ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2022年10月02日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【“同年、かつ東京・中山・京都・阪神・中京、かつ重賞のレース”において1着となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [6-5-4-18](3着内率45.5%)
×なし [0-1-2-60](3着内率4.8%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2016年以降の3着以内馬18頭中15頭は、同年に中央場所か中京の重賞を勝っている馬でした。重賞未勝利の馬はもちろん、21年以前の重賞や中京を除くローカル場の重賞しか勝っていない馬も強調できません。

主な「○」該当馬→ダイアトニックナランフレグ
主な「×」該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2016年以降[6-5-6-39](3着内率30.4%)
主な該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア

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2022年9月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】騎手の外伸び意識が逆にイン有利に作用したキーンランドC/新潟記念展望
閲覧 1,443ビュー コメント 0 ナイス 3

キーンランドカップはルメール騎手騎乗、ヴェントヴォーチェが勝利。

道中は馬群の中でジッと待機すると、4コーナーでは外に膨れた各馬を横目に見ながら、内から真ん中に持ち出して抜け出し。最後は内で粘るヴァトレニと外にヨレ気味に伸びたウインマーベルの間を突き抜けた。重賞でルメール騎手が騎乗する馬としてはかなり人気薄の部類になる6番人気の評価だったが、それを覆す完勝だった。

Cコース替わり2週目となったこの週末の札幌芝は、前週と比べると差しも届いており、外がよく伸びていた。同じ芝1200mで行われた同日9Rの小樽特別でも、各馬が内を空けるような隊列になっていた。それを意識した各馬が外に持ち出すのは当然だったが、結果的には2番手のオパールシャルム=江田照騎手が4コーナーで外に膨れ気味に持ち出したことで玉突き的に後続勢がさらに外に膨れ、その間隙を突く形で内~中を伸びて来た馬のワンツースリーという決着だった。

前週の北九州記念もそうだが、馬場は生き物。騎手の思惑やちょっとした動き一つで大きく結果が変わるから難しい。北九州記念も結果的には内枠決着になったが、それも2レース前に伏兵スノーテーラーが派手に大外一気を決めたことで、各騎手の意識がより外に向いたことと無関係ではなかっただろう。実際人気だったナムラクレアも当初は外に狙いを定めていたが、慌ててインに切り替えたように見えた。外伸び馬場は出始めを狙う、あるいは傾向を復習される前の土曜日に狙う…とは以前も書いたと思うが、何事も先手先手が大事だと痛感させられた週末だった。

騎手の思惑といえば新潟2歳Sの直線の攻防も面白かった。勝ったキタウイング=戸崎騎手はゲートで出遅れて開き直れたこともあったのかもしれないが、各馬が外に持ち出す中、馬場の真ん中、馬群で言えば内を選択した。それも2レース前、同じ芝1600mで最内枠のアトリビュートに騎乗し馬群の内から伸びて来て好走したことが伏線としてあったように思う。

1レース単体ではなく、土日の騎乗を線で見ていると騎手の思惑がよく見えるようになる。とりわけ馬場を考えて乗っている騎手ほど、その動きの意図がわかる。鮫島駿騎手や丹内騎手などは内伸びの馬場と判断すればとにかくインに持っていく意識が強いし、田辺騎手などはときに傾向と真逆のトライをしてくるのでそれはそれで面白い。また三浦騎手や内田騎手などはあまり馬場にこだわらず、我が道を行く傾向が強い。

今週末は各場最終週。馬場傾向が出やすく、結果にも直結するローカルの最終週なので、特に芝レースは騎手の思惑や意図を考えながら見ていると狙いが見えてくるかもしれない。

新潟記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は新潟競馬場で新潟記念が行われる。注目馬はコチラ。

サンレイポケット鮫島克駿騎手)

新潟記念の注目はサンレイポケット=鮫島駿騎手。前走の函館記念はキツイコーナーに苦しみ持ち味を生かせずに終わったが、左回りの長い直線となる舞台はベスト。実際新潟外回り2000mには過去3度挑戦し(1-1-1-0)と一度も崩れておらず、いずれも人気以上の好走を果たしている。恐らく荒れ馬場での開催となるので枠順もカギになるが、極端な内枠さえ避けられれば有力だろう。陣営としては秋の大一番に向けての賞金を稼ぐ必要もある一戦、巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年6月2日(木) 10:22 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第2回ワールド上位者レビュー~
閲覧 3,373ビュー コメント 0 ナイス 6

 先週5月29日のダービーデイをもって、丸一年間に渡る「ウマニティPOG 2021」が終了。各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果や上位に食い込んだプレイヤーの指名馬をご紹介します。

 ちなみに、現3歳世代の各馬がJRAのレースにおいて獲得した本賞金額ランキングは下記の通りです。

ドウデュース(牡 父ハーツクライ/母ダストアンドダイヤモンズ 友道康夫厩舎) 35400万円
スターズオンアース(牝 父ドゥラメンテ/母サザンスターズ 高柳瑞樹厩舎) 31040万円
ダノンスコーピオン(牡 父ロードカナロア/母レキシールー 安田隆行厩舎) 21200万円
ジオグリフ(牡 父ドレフォン/母アロマティコ 木村哲也厩舎) 21100万円
イクイノックス(牡 父キタサンブラック/母シャトーブランシュ 木村哲也厩舎) 18500万円
アスクビクターモア(牡 父ディープインパクト/母カルティカ 田村康仁厩舎) 13770万円
サークルオブライフ(牝 父エピファネイア/母シーブリーズライフ 国枝栄厩舎) 13390万円
マテンロウオリオン(牡 父ダイワメジャー/母パルテノン 昆貢厩舎) 12690万円
スタニングローズ(牝 父キングカメハメハ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) 12640万円
セリフォス(牡 父ダイワメジャー/母シーフロント 中内田充正厩舎) 12400万円
ナムラクレア(牝 父ミッキーアイル/母サンクイーン2 長谷川浩大厩舎) 12130万円
ウォーターナビレラ(牝 父シルバーステート/母シャイニングサヤカ 武幸四郎厩舎) 11930万円
ナミュール(牝 父ハービンジャー/母サンブルエミューズ 高野友和厩舎) 11390万円
ジャングロ(牡 父More Than Ready/母Goodbye Stranger 森秀行厩舎) 10090万円
ダノンベルーガ(牡 父ハーツクライ/母コーステッド 堀宣行厩舎) 10000万円

 複数の産駒が1億円以上の本賞金を獲得した種牡馬は、ダイワメジャーハーツクライだけ。一方、実質的なラストクロップとして注目を集めたディープインパクトは、1億円以上の本賞金を獲得した産駒がアスクビクターモアのみでした。勝ち馬率や1頭あたり賞金は相変わらず優秀だったのですが、優勝を目指して“ディープインパクト産駒固め”を敢行したプレイヤーにとっては、やや物足りない成績だったかもしれません。2歳新馬が始まるくらいの時期にドラフトを行う一般的なPOGと違い、この「ウマニティPOG」は既にデビューした馬の追加指名も可能なルール。こうした展開を読めたかどうか、そしてそれに応じた入札戦略を立てられたかどうかが、最終的な明暗を分けたシーズンと言えるのではないでしょうか。

 こんな状況の中、最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。総獲得賞金は全ワールドを通じてトップの11億4798万円でした。
 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルワールドは1頭1オーナー制。仮想オーナー募集枠が順次解放され、1頭の馬を最大12~37名が獲得できる他のワールドと違い、他のプレイヤーが獲得した馬にはもう入札できないのです。これほど大きなハンデキャップを背負ったうえで他ワールドのチャンピオンを上回ったわけですから、少なくとも前シーズンにおいては、アタマひとつ抜けた相馬眼の持ち主であったと言えます。ウマニティユーザーだけでも数十万人はいるわけですし、対象を“日本全国のPOGプレイヤー”まで広げても、まず間違いなく五指には入ってくるレベルの驚異的な成績と言って良いでしょう。
 バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは、G1を2勝したドウデュースや、5月8日のNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを指名していました。特筆しておきたいのは、この2頭を含む指名馬20頭すべてをデビュー前の入札で獲得している点。実際のレースぶりを見てから追加指名した馬は一頭もいません。これなら、仮に一般的なルールのPOGであってもドウデュースダノンスコーピオンを指名できていたはず。今週末以降にプライベートのドラフトを控えていらっしゃる方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんの第1回入札をチェックしてみてください。

 G1ワールドを制したのは一粒万倍さん。オークス週の終了時点ではよ~じさんに次ぐ2番手でしたが、ドウデュース日本ダービー制覇により突き抜けました。
 最大の勝因はスターズオンアースの筆頭仮想オーナーとなっていた点。各ワールドで優勝を果たしたプレイヤーのうち、もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」がスターズオンアースだったのは、一粒万倍さんだけです。筆頭仮想オーナーは獲得賞金が1.5倍になるルールとなっており、ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきます。ちなみに、筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。可能な状況であれば、積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。

 G2ワールドを制したのはロシアン@さん。もっとも多くのポイントを獲得している「主な仮想オーナー馬」は、筆頭仮想オーナーでもあったダノンスコーピオンでした。ただし、ロシアン@さんは朝日杯FSが終わった直後の第30回入札でドウデュースを獲得しており、これが決め手となってチャンピオンの座を射止めています。たとえG1ウイナーであっても、まだまだ稼いでくれる余地があると判断したならば、注目度の高さに臆することなく追加指名を検討したいところです。

 G3ワールドを制したのはKarpinさん。2位のほあかPさんに3億ポイント近い差をつけていましたから、完勝と言って良いでしょう。Karpinさんはドウデュースの筆頭仮想オーナーで、ダノンスコーピオンもデビュー戦後に獲得。「ドウデュースダノンスコーピオンを両方とも指名し、なおかつどちらかの筆頭仮想オーナーになる」というのが、前シーズンの“正解”だったのだと思います。優勝を狙うのであれば、こういった“正解”の存在もイメージしながら指名戦略を立てたいところです。

 オープンワールドを制したのは数馬三択さん。オークス週の終了時点で断然のトップに立っており、そのまま逃げ切り勝ちを果たしました。改めて指名馬を拝見してみると、デビュー前に獲得していたセリフォスダノンスコーピオンだけでなく、他にも4頭の指名馬が獲得後の重賞を勝っているという非常に層の厚いラインナップ。相馬眼はもちろん、入札の巧みさも一枚上だったということでしょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ナムラクレアの口コミ


口コミ一覧

今日の注目馬

 trance30 2024年7月21日() 14:45

閲覧 55ビュー コメント 0 ナイス 1

・小倉10R(九州スポーツ杯)
 ⑰ナムラアトム
 半姉はGⅠにあと一歩まで迫っているナムラクレア。
 姉と同じ厩舎でデビューから5戦全て浜中騎手が騎乗している。
 未勝利、1勝クラスを連勝後、重賞2戦で好メンバー相手に善戦。
 前走・葵Sは4角でごちゃつき接触もあったが、
 心折れずに最後まで伸び続けて0秒4差⑥着は評価できる。
 自己条件なら力上位で、未勝利勝ちした舞台でスムーズに運べれば十分勝ち負け。

・福島11R(ジュライステークス)
 ⑦ショウナンライシン
 揉まれ弱く3勝クラスで足踏みが続いていたが、砂を被らずに先行した時の走りは秀逸。
 前走はやや外目を回り、向正面でマクりが入る厳しい展開だったが、
 直線に入ると力強く抜け出し快勝。V時計も優秀で着差以上に強い内容だった。
 中1週だがテンションもそこまで高くはなく状態も良好。
 引き続きオール連対の得意舞台で鞍上の継続騎乗も心強い。
 オープン初戦だが、前走のようにスタート良くスムーズに運べれば、
 このメンバーなら凡走は考えにくい。

 トーホーアマ 2024年6月30日() 13:31
北九州記念 予想(馬場を見てなかった)
閲覧 91ビュー コメント 0 ナイス 0

◎ショウナンハクラク
1分7秒前半決着と信じて。去年のジャスパークローネのペースならハマりそう
京都舞台
23年11月5日のレース・今日と前半3F 32,9ー3F34,4 1;07:3
今年の葵S 前半33.2ー後半33,9 走破時計1.07.1

ハイペースで走破しきったショウナンハクラクのが強いと思う。
ハイペースだと思うので時計早ければ早いほど。前々走も最後大外から伸びてきてる。


〇ナナオ
前走の葵Sの中で1番強い。短距離路線馬券内外してないのが強い。ただ、こういう馬は1着じゃないんだよな。何か逃げ馬orタマタマ嵌る末脚の鬼の馬に負ける。


サーマルウインド
これもナナオと同じ。前走立ち回りが完璧。何かしらに差される、逃げ馬をとらえきれないタイプ。
ここからへんから、本当のスプリンターの本命たちと戦うので試金石。スピードも足りてるか難しい。印はつけとく。


▲バースクライ
時計は詰められそう。軽い馬場、高速馬場、大外分回し得意ですよ―みたいなタイプ。
ハマるかハマらないかだけ・


ピューロマジック
葵Sからならピューロマジックとナナオだけは買う。2着のペアボルックスは最後ナナオに詰め寄られるのみると切る。
逃げ切りは厳しい思う。何らかの展開で楽に逃げられましたというとき。正直、厳しいかなとは思う。


ジャスパークローネ。
斤量あがったのはあるが、強いだろう。
スプリンターSもママコチャ、マッドクール、ナムラクレアとスプリンターの1戦級の4着。能力高い。

エイシンスポッター
馬場渋るなら。勝ち方が異質なのでこういう馬場でワンチャンス後ろから。

ヨシのイースター
これも上と同じ。エイシンスポッターとヨシのイースターは追加。

◎ショウナンハクラク
〇ナナオ
▲バースクライ
△ジャスパークローネ。
×サーマルウインド(未定)

馬場みてウームだが
まあ、いいかな。◎から

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 トーホーアマ 2024年6月26日(水) 10:34
北九州記念 過去3年 良
閲覧 131ビュー コメント 0 ナイス 2

毎年、このレース難しすぎるよねえ。しかも今年から、開幕週に始まるし最悪や。
時計も早いしあがり勝負になるレース。

2023
1ジャスパークローネ 1.07.3 1-1 34.4
2ママコチャ 1.07.4 6-5 33.9
3ストーンリッジ 1.07.4 6-5 33.9

2022
1ボンヤージ 1.06.9 7-5 33.5
2タイセイビジョン 1.07.1 13-13 33.3
3ナムラクレア  1.07.1 10-8 33.6

2019
1ダイメイプリンス 1.08.2 11-8 34.5
2ディアンドル 1.08.4 5-4 35.2
3アンヴァル 1.08.4 15-14 34.4


レース上がり最速は届いたり、届かなかったり展開面によりけり。ただ開幕週高速馬場時計勝負を考えると上がり重視で考えたほうが良い。
先行勢も優位には立てる。ただし、中身のある先行馬。
今回のメンバーあまりまともに予想できないんじゃないかと印象

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コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年3月22日(金) 14:29:55
高松宮記念2024
前走京都牝馬Sは過去最高馬体重、明らかに前哨戦仕上げで今回メイチの舞台。
2歳時から活躍してきた5歳牝馬だけに、いつ衰えがでてもおかしくはなく、急坂コースも得意とはいえない、①人気なら評価を一枚割り引く。
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年2月17日() 08:12:20
京都牝馬S2024
目標は先であるが、56キロの斤量で牝馬限定戦GⅢなら流石に馬券内は外さないだろう。
1400Mもベストではないだろうが守備範囲、人気でも有力視。

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2024年3月24日高松宮記念 G12着
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2024年3月24日 高松宮記念 G1 2着
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