ハクサンムーン(競走馬)

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ハクサンムーン
写真一覧
抹消  栗毛 2009年2月14日生
調教師西園正都(栗東)
馬主河崎 五市
生産者白井牧場
生産地日高町
戦績29戦[7-6-1-15]
総賞金37,010万円
収得賞金14,100万円
英字表記Hakusan Moon
血統 アドマイヤムーン
血統 ][ 産駒 ]
エンドスウィープ
マイケイティーズ
チリエージェ
血統 ][ 産駒 ]
サクラバクシンオー
メガミゲラン
兄弟 サトノレーヴデルマヤクシ
市場価格5,250万円(2009セレクトセール)
前走 2016/03/27 高松宮記念 G1
次走予定

ハクサンムーンの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
16/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1881820.0711** 牡7 57.0 酒井学西園正都 482
(0)
1.07.5 0.834.7ビッグアーサー
16/03/05 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16128.742** 牡7 56.0 酒井学西園正都 482
(+2)
1.07.7 0.235.0エイシンブルズアイ
15/10/04 中山 11 スプリンター G1 芝1200 164811.8512** 牡6 57.0 酒井学西園正都 480
(-6)
1.08.8 0.734.7ストレイトガール
15/09/13 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 16473.528** 牡6 56.0 酒井学西園正都 486
(+8)
1.08.4 0.634.3アクティブミノル
15/03/29 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1871516.862** 牡6 57.0 酒井学西園正都 478
(-6)
1.08.6 0.134.5エアロヴェロシティ
15/03/07 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16244.112** 牡6 56.0 酒井学西園正都 484
(-2)
1.08.8 0.134.8サクラゴスペル
14/12/27 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 1851018.41118** 牡5 57.0 戸崎圭太西園正都 486
(+4)
1.22.3 1.636.8リアルインパクト
14/10/05 新潟 11 スプリンタS G1 芝1200 187152.8113** 牡5 57.0 戸崎圭太西園正都 482
(-4)
1.09.2 0.435.1スノードラゴン
14/09/14 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 158152.512** 牡5 57.0 戸崎圭太西園正都 486
(+12)
1.07.6 0.234.6リトルゲルダ
14/03/30 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 186125.925** 牡5 57.0 酒井学西園正都 474
(-6)
1.13.0 0.836.5⑭⑬コパノリチャード
14/03/08 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16241.7113** 牡5 57.0 酒井学西園正都 480
(0)
1.09.8 0.935.9スマートオリオン
13/09/29 中山 11 スプリンタS G1 芝1200 16476.822** 牡4 57.0 酒井学西園正都 480
(0)
1.07.3 0.134.4ロードカナロア
13/09/08 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 138134.421** 牡4 56.0 酒井学西園正都 480
(0)
1.07.5 -0.033.7ロードカナロア
13/07/28 新潟 11 アイビスSD G3 芝1000 187132.111** 牡4 56.0 酒井学西園正都 480
(0)
0.54.2 -0.131.9--フォーエバーマーク
13/06/30 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 147125.422** 牡4 57.5 酒井学西園正都 480
(+16)
1.08.0 0.033.8マジンプロスパー
13/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1771385.6103** 牡4 57.0 酒井学西園正都 464
(-6)
1.08.3 0.234.0ロードカナロア
13/03/02 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 16239.339** 牡4 56.0 石橋脩西園正都 470
(+8)
1.09.4 0.936.3サクラゴスペル
12/11/24 京都 11 京阪杯 G3 芝1200 181134.1101** 牡3 55.0 酒井学西園正都 462
(-4)
1.08.5 -0.034.2アドマイヤセプター
12/11/03 京都 11 京洛S OP 芝1200 16363.1115** 牡3 54.0 小牧太西園正都 466
(+2)
1.09.5 1.636.4サドンストーム
12/10/01 阪神 10 道頓堀S 1600万下 芝1200 16122.111** 牡3 55.0 小牧太西園正都 464
(0)
1.08.0 -0.334.5ニシノビークイック

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オーシャンSは中山芝1200mで施行される別定のG3。

高松宮記念のステップレースにあたり、1着馬には優先出走権が付与される。一昨年はオーシャンSの2,6着馬が、高松宮記念で8番人気1着,17番人気3着に走り、3連単278万馬券の立役者になった。
G1に繋がるレースを制するのはどの馬なのか。過去10年分のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【1-2-2-5】。開催前半かつ、直線の短い中山のスプリント戦らしく、数字の見栄えはいい。好走馬をみると、リピートが2度あり、比較的人気サイドが粘っている。

2015年 ハクサンムーン 1番人気2着
2016年 ハクサンムーン 4番人気2着
2019年 モズスーパーフレア 1番人気1着
2021年 ビアンフェ 6番人気3着
2022年 ビアンフェ 5番人気3着

ハクサンムーンはG1・2着2回、モズスーパーフレアは2020年の高松宮記念馬、ビアンフェはスプリント重賞3勝と、いずれも実力馬。ラップ的にも、2015年の前半3ハロン34秒0を除くと、極端に遅いわけではない。
むしろ、2016年や2019年は前半3ハロン32秒台と速く、馬場の恩恵も手伝い、G1級の馬ならハイペースでも残れてしまう、そんなレース質が垣間見えてくる。
脚質別の成績は以下のとおり。

▼脚質別成績
逃げ 10.0% 30.0% 50.0%
先行 15.8% 26.3% 28.9%
中団  4.9%  9.8% 18.0%
後方  0.0%  2.0%  6.0%
※数字は左から勝利・連対率・複勝率

昨年のような差しの利く馬場での差し決着もありつつ、全体では先行勢が好調。

中山芝1200mのスタートは、向こう正面入り口の坂の頂上。下り坂での先行争いとなり、3コーナーの角度は緩いため、コーナーまで275mという短さに反して速い流れになりやすい。
タイトな4コーナーを回ると、最後の直線は急坂を含む310m。基本的に前有利のコースでも、地力のない馬が飛ばすと失速する。

逃げ馬に注目すると、グレイトゲイナーシナモンスティックがいる。この2頭は前走、今回と同じ舞台のカーバンクルSに出走し、前者ハナ、後者番手の関係。前半3ハロン33秒1と速い流れのなか、前者2着、後者12着と明暗が分かれた。
シナモンスティックは前々走のキーンランドCを逃げて2着。前走は約4カ月ぶりの実戦と酌量の余地ある敗戦だった。どちらもできればハナに行きたく、ダメでも揉まれない好位の外はほしいところ。
ポジション争いにより、そこそこ流れると考えたとき、両馬は残れるだろうか。対象期間中に粘った馬に比べると、やや見劣りする感じはある。

それなりに速い時計にもなりそうだし、好位でも競馬ができ地力のある馬を狙いたい。

トウシンマカオ。ほぼ毎回買っている馬で、ここまで来てしまうと、人気の今回も手が出てしまう。おそらく引退するまで買ってしまう、いわゆる推しというやつかもしれない。スプリント転向後の成績は安定し、大崩れは不良馬場だった昨年の高松宮記念と、熱発明けの前々走のスワンS9着だけ。
昨年のキーンランドCでは、直線進路を切り替えるロスがありながら、ナムラクレアと僅差の競馬をしており、能力は高い。出していけば好位につけられるし、控えてもしっかり伸びる。初の中山だから気持ち前々で運ぶことを期待して。

馬券は◎の単勝。


(文・垣本大樹)

【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】セントウルS2023 久々の阪神開催に快速馬集結!秋のスプリントG1へ、好発を決めるのは? 2023年9月9日() 17:00

4年ぶりに阪神芝1200mで施行される別定戦。

サマースプリントシリーズの最終戦にあたり、秋のスプリントG1、スプリンターズSの主力ステップでもある。

間隔の短いローテを嫌ってか、今年はキーランドCに有力馬が集った印象だが、別定G2らしくこちらも好メンバー。秋初戦を勝利で飾るのはどの馬か。データは中京開催の2020年~2022年を除く過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は【3-1-0-3】。内訳は2013年2番人気1着ハクサンムーン、2015年10番人気1着アクティブミノル、2016年1番人気1着ビッグアーサー、2018年2番人気1着ラブカンプー

直線の短い内回り、かつ開幕週の一戦だけによく走っている。

こう並べるとアクティブミノルが目を引く。この年の前半3ハロン34秒0は最も遅く、展開利も大きかった。

一方、前半3ハロン32秒9で最も速い2014年は、逃げたアンバルブライベンが10番人気12着。この年は大外から番手のハクサンムーンが1番人気2着。

凡庸な結論だが、序盤速くなれば前有利の馬場とはいえ、地力を求められる。

阪神芝1200mのスタートは向こう正面半ば。

3コーナーまで243mとかなり短く、800m地点までを緩やかに下り、徐々に勾配がきつくなるなかでのコーナリング。小回りが得意な内枠の馬に利が出る。

最後の直線は356m、ラスト1ハロンから急坂を駆け上がる。

発走後すぐコーナーを迎えるため、他場の芝1200mに比べても前が残りやすい。

逃げ馬に注目すると、わりと行きたい馬はいる。まともなら、昨年CBC賞をテン1ハロン11秒4で逃げたテイエムスパーダが速い。前走の北九州記念は絶好のスタートを切ったジャスパークローネの番手、逃げ馬のテンが11秒6なので、この馬も速かった。ただ、今回もやや外目の枠。

内枠勢を見ると、ドルチェモアは近走行き脚がつかず、ヴァトレニはテンの速さが足りない。

テイエムスパーダに対抗できるなら、アイビスSDを使ったジャングロか。前走はレースのテン1ハロン11秒7のなかそこまで遅れをとっていない。スタート次第では、こちらのハナもありえる。

ただ、どちらにせよテイエムスパーダは主張するだろうから、序盤からしまった流れ。地力を問われるレースになる。

ジャングロ。マイル重賞にも勝ち鞍はあるが速力に勝るタイプ。5走前、中京芝1200mの中京2歳Sでは、ハナを切り3馬身半差の快勝。前半3ハロン33秒7のハイペースを刻みつつ、後半3ハロンも最速の34秒7でまとめた。

成長途上の2歳戦と思えばなかなか強い。2着馬は昨年のスプリンターズS2着のウインマーベルだった。次走は、今回と同じ舞台のL競走を好位差しでの快勝と控えても問題ない。

馬券は◎の単複とアグリへの馬連・ワイド。

(文・垣本大樹)

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【セントウルS】ビッグシーザー 西園正調教師インタビュー「本当に楽しみな、試金石となる一戦」 2023年9月5日(火) 12:03

まだまだ暑い日が続くが、今週から阪神、中山で秋競馬がスタート。阪神競馬のオープニングを飾るのは産経賞セントウルS(10日、GⅡ、芝1200メートル)だ。秋のGⅠ第1弾・スプリンターズS(10月1日、中山、芝1200メートル)の前哨戦。快速3歳馬ビッグシーザー(牡)が、世代を超えた主役となるべく出陣する。管理する西園正都調教師(67)=栗東=に手応えを聞いた。(取材構成・丸橋正宣)

--オープン特別を3連勝して挑んだ前走の葵Sは3着だった

「抜群のスタートを切ったモズメイメイ(1着)を負かしに行ったぶんです。最後は甘くなったけれど、詰め寄ってはいたし、3歳の春で芝1200メートルを1分7秒2で走るのは並みではない。十分な競馬だったと思いますよ」

--新馬戦から一貫して芝1200メートルを使ってきた。デビュー前から短距離向きの素質を感じていたのか

「お父さんが短距離(ビッグアーサー=2016年高松宮記念勝ち馬)でしたからね。体形もスプリント向きだったので適性は見込んでいました。だけど、普通のキャンターもできるほど精神的に余裕があったし、操縦性が高かったです」

--ここまでの調整過程は

「(8月)24日にはCWコースで(6ハロン)77秒台の時計を出していたので、1週前(同31日)は軽めに行いました(6ハロン82秒0-11秒3)。うまく体を使えるように、コースにも入れて調整しながら、じっくりやってきました。仕上がりに関しては文句がありません」

--夏の休養を経て変化はあるか

「デビュー前から変わっていませんが、体はまだまだ緩く、芯が通っていない部分があります。ただ、そのなかでもこれだけの動きができていますからね。もまれながら、さらに成長していってくれればと思います」

--緩さを残しながらも世代のスプリント路線をけん引してきた

「一番、われわれが驚いたのは福島2歳S。出負けして完全に負けパターンの競馬になったけれど、それでも完勝でした。自分で不利な展開を克服してくれたので『これは走るな、強いな』と思った瞬間でしたね。弟(ビッグドリーム小倉2歳S4着)も短距離で強い競馬を見せてくれているし、本当にレベルの高い馬だと思います」

--現状の長所は

「やはりスピードと操縦性の高さですね。スタートも安定していて、前めでしっかり競馬できることも強みです」

--今回は古馬(4歳以上)との初対決になる

「古馬、古馬と人間は言うけれど、馬は分かっていないですからね。レースに出てしまえば、同じ土俵に立って勝負をするわけですから。阪神芝1200メートルはマーガレットSを快勝している舞台ですし、今回は本当に楽しみな、試金石となる一戦です」

--改めて意気込みを

「中京芝1200メートルの2歳レコードで未勝利戦を勝って、前走の時計も優秀でした。やはりスプリント路線では強いですね。そして、厩舎としても、ハクサンムーンロードカナロアを止めたレースで縁がありますからね。ここでしっかりと重賞タイトルを取って、ハクサンムーンの忘れ物を取りに行きたいと思います」

■西園 正都(にしぞの・まさと)1955(昭和30)年12月29日生まれ、67歳。鹿児島県出身。74年3月に栗東・大根田裕也厩舎から騎手デビュー。3875戦に騎乗して303勝(うち重賞1勝)をマークし、97年2月に調教師免許を取得して引退。98年3月に栗東で開業。2001年阪神JFでGⅠ初勝利(タムロチェリー)。4日現在、JRA通算675勝(うち重賞はGⅠ4勝を含む30勝)。長男・翔太もJRA調教師。

◆2013年のセントウルS 当時、国内外でGⅠ4勝を含む5連勝で最強短距離馬としての地位を確立していたロードカナロアが単勝1・4倍の1番人気。当時4歳で、前走のアイビスSDで重賞2勝目を挙げていたハクサンムーンは同4・4倍の2番人気だった。レースはムーンが大外枠からハナを奪って主導権を握る。カナロアは3番手。直線でカナロアがかわしにかかるが、ムーンも粘りに粘ってクビ差振り切った。続くスプリンターズSでは再びムーンが逃げたが、中団から伸びたカナロアに差され、カナロア1着、ムーンが2着だった。

◆3歳馬は連対率トップ セントウルSで3歳馬が勝ったのは2015年のアクティブミノルまでさかのぼる。過去10年で1勝、2着3回ながら、15頭しか出走していないため、連対率は26・7%と世代別ではトップだ。2着馬を見ると18年ラブカンプーは葵S2着、19年ファンタジスト小倉2歳S京王杯2歳S勝ち、21年ピクシーナイトシンザン記念勝ち。世代別でも重賞で上位争いしていた馬なら、古馬相手でも通用している。

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】高松宮記念2023 11番人気が逃げた2015年を検証!人気薄の逃げ馬が作るペースを味方に戴冠するのは? 2023年3月25日() 17:00

現役屈指のスプリンターに加え、1400m巧者の参戦もあり、混戦模様。

過去10年のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。

逃げた馬の成績は【1-0-1-8】。

好走馬の内訳は、2013年10番人気3着ハクサンムーンと2020年9番人気1着モズスーパーフレア

どちらも、ノーマークの立場で好走している。

中京芝1200mは、向こう正面からのスタート。

緩やかな坂を上った地点がコース全体の最頂部にあたり、そこから直線半ばまで長い下りが続く。

下りに3、4角が含まれるため、コーナリングしながら息を入れにくい。

下り終わるとすぐに急坂を迎えるため、スピードだけではなく、スタミナや底力も要求される。

スタート後に下りへ入るコースだけあり、前傾ラップ9回、後傾ラップ1回と、ほぼ前がかりになる。

昨年は2019~2021年にハナを切った快速牝馬モズスーパーフレアの引退初年度。

何が何でもハナといったタイプはいなかったにも関わらず、レシステンシアの逃げで前半3ハロン33秒4。

重馬場のコンディションを考えるとかなり速い。

今年のメンバーを見ると、昨年同様ハイラップで飛ばしたい馬は見当たらない。

一昨年、CBC賞の前半3ハロンを32秒3で入り、そのまま押し切ったファストフォースは、差す形に進境を見せている。

唯一、逃げたいのはオパールシャルムくらい。

行こうと思えば行けるメンバー構成もあってか、陣営は逃げ宣言を出している。

昨年5月、同じ舞台を逃げ切った3勝クラスの前半3ハロンは32秒9と、テンの速力は十分。

例年の高松宮記念と同様、前半のペースはしまるとみたい。

ただ、昨年逃げたレシステンシアや、近年逃げていたモズスーパーフレアに比べると、オパールシャルムの力量が劣るの明白。

言い方は悪いものの、勝手に垂れてくる(と予測できる)逃げ馬を、わざわざ潰しにいく必要はない。

つまり、ハナを奪ったスピードのまま下りに向かうため、テンは速くなっても、直線を向くまでの2ハロンほどは、例年に比べ楽になる想定を立てられる。

2015年、11番人気アンバルブライベンが逃げた年のラップをみたい。

11.9 - 10.7 - 11.4 - 11.6 - 11.3 - 11.6

前後半の3ハロンは34秒0-34秒5。

前後半のラップ差が少過去2番目に少なく、3、4ハロン目の合計23秒0も過去2番目に遅い。

この年の3着以内馬の4角通過順は以下のとおり。

1着エアロヴェロシティ4角3番手(4番人気)
2着ハクサンムーン4角2番手(6番人気)
3着ミッキーアイル4角4番手(3番人気)

弱い逃げ馬の後ろに控えた馬が雪崩れ込む形。

対して、1番人気13着ストレイトガールは4角12番手、2番人気6着ダイワマッジョーレは4角18番手。

息の入りにくいレイアウトながら、例年に比べると息の入る流れ。

ゲートセンスと二の脚の速さで前につけ、直線を向いても脚を持続させられる馬を狙いたい。

キルロード。昨年の高松宮記念は3番手から粘り込む形で17番人気3着。直近9走連続で初角3番手以内。前走12着も、この枠でこの人気なら、成績の不安定さより、脚質の安定を買いたい。

アグリ。スプリント戦は1度走り4着も、そこから一気の4連勝で力をつけた。ラップ的に距離短縮を苦にするイメージはなく、ここでも好位を確保できそう。道悪をこなせるなら。

オパールシャルム。ハナを切ってマイペースが大前提になるものの、時計のかかる馬場になりそうなのは追い風。本文中ではややけなしたが、私に夢を見せてほしい。

馬券は3連複フォーメーション③-⑧⑩⑫-④⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑬⑭⑮。

(文・垣本大樹)

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【中央重賞懐古的回顧】2014年セントウルS 記憶に残る「異系のプリンセス」リトルゲルダ 2022年9月5日(月) 15:00


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第13回は2014年のセントウルS優勝馬リトルゲルダを取り上げる。


デビュー2戦目の千直にてリトルゲルダが大きな変わり身を見せて、単勝万馬券をマークした時のことは今でもなんとなく覚えている。確か、シンガリ負けを喫した3歳6月のデビュー戦で私は彼女の単複を買っていたのだ。未知の実力と得体の知れない血統、そして大柄な馬格に魅力を感じたわけだが、箸にも棒にも掛からない結果に終わったのを見て、私は彼女の名を脳裏から一旦消し去ってしまった。それが運の尽きだった。以後も馬券的に呼吸が合うことは無く、彼女絡みのおいしい馬券にはとうとうありつけずに終わった。

見慣れない父親の名を調べてみれば、ジャコモが20頭立ての14番人気で大穴を開けた2005年のケンタッキーダービーの2着馬であり、勝ち馬をさらに下回る20番人気であったらしい。血統表を見る限り、リトルゲルダという馬はダートの短いところが向きそうに思えるのだが、デビュー戦の大敗で懲りたようでもう二度とダートを使われることは無かった。父系はインリアリティからマンノウォーに遡る現代の異系である。しかし牝系は我々日本人にとって案外馴染みが深くて、マルゼンスキーやナリタキングオーと同系になる。

血筋は一見して“異形”ながら、彼女は競走馬として恐らく母方の血に由来するであろう奥深さを備えていた。当初は千直巧者として身を立てるも、キャリアを積むに連れてコーナーのある千二コースで実績を上げるようになり、馬群に揉まれるのも苦にしなくなった。こうして競走馬として“変身”を繰り返したリトルゲルダの総決算と呼べるレースが、2014年のセントウルSである。彼女の鞍上には、前走の北九州記念をテン乗りで制した丸田恭介騎手が引き続き収まった。

人気のハクサンムーンエピセアロームは、過去の同重賞にてロードカナロアをそれぞれ降して優勝した馬。この頃のセントウルSでは大物食いのシーンがよく見られたが、今度は食われる立場になるとは…前走と同じく1番枠を引いたリトルゲルダは、道中内で貯めて4角から外目を進出すると、直線でハクサンムーンを一騎打ちの末に競り落とした。2着馬ハクサンムーン、3着馬エピセアローム、それに惨敗を喫したダッシャーゴーゴーと、実に3頭ものセントウルS優勝馬を従わせて、リトルゲルダがサマースプリントシリーズの王者に輝いた。管理する鮫島一歩調教師は2012年のパドトロワ以来のシリーズ制覇となった。

セントウルS以降のリトルゲルダは故障がちとなり、出走しても不完全燃焼な競馬が続いた。かつてテレビドラマ『あまちゃん』を愛好していた筆者の私が、風変わりな背景を持つ涼しげな風貌のリトルゲルダに女優の能年玲奈(現在ののん)を重ね合わせたとか、デビュー戦限りで結局ダートを使わなかったことに不満を抱いただとか、そういった話はまあどうでもいい。彼女の馬場適性については産駒が答えを出すだろう。いずれにせよ、いつもその存在感を無視できない、記憶に残るなんともいじらしい馬、それが私にとってのリトルゲルダだった。

リトルゲルダ
牝 芦毛 2009年生
父Closing Argument 母ビジューミス 母父Buddha
競走成績:中央28戦7勝 海外1戦0勝
主な勝ち鞍:セントウルS 北九州記念

(文・古橋うなぎ)

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重賞3勝ハクサンムーンの半弟ルクルスが9月17日中京の芝1200メートルでデビュー予定 2022年8月26日(金) 18:00

ルクルス(栗・松永幹、牡2、父ハーツクライ、母チリエージェ)が、9月17日中京の新馬戦(芝1200メートル)でデビュー予定だ。武豊騎手が手綱を取る。半兄にセントウルSなど重賞3勝を挙げたハクサンムーン(父アドマイヤムーン)がいる。24日の栗東坂路で併せ馬を行い、4ハロン56秒0-13秒2を計時。ルクスフロンティア(新馬)に外から併入した。横山助手は「実質1本目を追い切ったのですが、フォームはバラバラでまだこれからという印象です。気性はとてもおとなしくて素直。馬体重は512キロあります。じっくり仕上げていきたいですね」と語った。

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先週は、27(日)に中京競馬場でG1高松宮記念が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1高松宮記念の1番人気はビッグアーサーミッキーアイルが並んで3.9倍、3番人気がアルビアーノで5.1倍、続いてウリウリ7.9倍、エイシンブルズアイ9.4倍とここまでが10倍を切る形で上位人気を形成しました。
 
注目のスタートは内から好スタートを切ったミッキーアイルが先手を奪いますが、これを制して外からローレルベローチェが先頭に立ちます。2番手外目にハクサンムーンミッキーアイルは控えて内の3番手、そこから2馬身ほど間が空いてビッグアーサー、直後にサクラゴスペルサトノルパンアクティブミノルと先行集団。中団からはブラヴィッシモアルビアーノスノードラゴンウリウリアースソニックヒルノデイバロー。後方からはレッツゴードンキエイシンブルズアイティーハーフと追走して離れた最後方にウキヨノカゼ。前半の600mを32秒6の早い流れ、ローレルベローチェハクサンムーンが併せ馬の形で直線コースへ差し掛かります。直線に入ると外目に進路を取ったローレルベローチェですが、脚色一杯、外からハクサンムーンが単独先頭に躍り出ます。その後ろからはミッキーアイルビッグアーサー、最内からはサトノルパンが差を詰め、後続はやや離れて横一線の状態。残り200mを通過、ここでハクサンムーンを交わしたミッキーアイルが先頭に立つと外からビッグアーサーも脚を伸ばします。残り100m、逃げ込みを図るミッキーアイルビッグアーサーが一完歩ごとに差を詰めるとゴール前で捉えて優勝!重賞初制覇をG1の舞台で達成しました!勝ちタイムは1分6秒7(良)。3/4差の2着にミッキーアイル、そこから1馬身3/4差の3着にアルビアーノが入っています。

公認プロ予想家では◎○▲のパーフェクト予想を披露した河内一秀プロほか15名が的中しています。


☆☆☆注目プロ →伊吹雅也プロ
27(日)阪神10Rで『4歳以上のレースに限ると、内寄りの枠に入った馬が優勢』と本命に抜擢した◎ウィットウォーター(単勝102.7)からの3連複を400円的中させ、14万6080円を払い戻しました!26(土)阪神11R毎日杯G3でも○◎△の本線!3連複6.6倍を4000円的中させ、2万6400円を払い戻しました!この他にも次々と的中を連発!週末トータル的中率は圧巻の75%、回収率318%、収支プラス17万4800円の好成績を収めています。

☆☆☆注目プロ →岡村信将プロ
27(日)中山5Rで単勝58.9倍のマイネルビクトリーの単勝を3000円的中させ、17万6700円を払い戻し!同日の中山2Rでも本命に単勝20.5倍の◎ビレッジエンパイアを指名し、5万9880円の払い戻しを記録!週末トータル回収率209%、収支プラス20万4160円をマークしています!

☆☆☆注目プロ →シムーンプロ
26(土)中京3Rで▲◎○の印で馬連140.7倍、3連複246.7倍を大本線的中!翌日の中山11RマーチステークスG3では『キツイ流れや、外目で力んでいるのもあり、OPでは馬券に絡めていないがここは内枠から先手も可能なメンバー。楽に行ければ粘り込みも。』と狙った◎ショウナンアポロンの単複を的中させました。週末トータル回収率141%をマークしています。

☆☆☆注目プロ →河内一秀プロ
27(日)中京11R高松宮記念G1で◎ビッグアーサーミッキーアイルアルビアーノの印で単勝、3連複、3連単を大本線的中!4万710円を払い戻しました!中山8Rでも単勝2.1倍、3連複81.8倍、3連単322.6倍を的中させ、7万5690円の払い戻し!週末トータル回収率134%、収支プラス15万7370円をマークしています。


※全レースの結果速報はこちら


競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家の予想にご注目下さい。


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2016年3月26日() 11:40 みんなの競馬コラム
【高松宮記念】血統考察 byうまカレ
閲覧 2,055ビュー コメント 0 ナイス 6

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。先週のスプリングステークスでは、軸として推奨したロードクエストが3着、相手として妙味有りとみたプランスシャルマンが9番人気4着。特にプランスシャルマンは内田騎手の積極的な騎乗で持ち味を出すことができたと思います(先週のコラムはこちらhttp://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7001)。今週もよろしくお願いします。

今週はいよいよG1高松宮記念
週中にエアロヴェロシティダンスディレクターの回避が発表され、難解さを増した1戦となりました。

中京改修後はタフな馬場、直線の長いコースということもあり、「1200mでも1400m型を狙え」などということも良く言われています。これは確かに間違っていないのですが、展開などにより一概的にはいえないと思います。

たとえば、昨年のスプリンターズステークスでは、ハクサンムーンが前半3F34秒1というスローペースの逃げをしたために1400mベストと思えるサクラゴスペルの脚が貯まり、馬群が凝縮したためウキヨノカゼの捲りが決まりました。

これと逆の現象が起こったのが昨年のヴィクトリアマイルです。これまでのヴィクトリアマイルはスローペースになり、マイル戦なのにも関わらず中距離馬の脚が貯まり、中距離馬の差し込みが決まっていました。しかし昨年のヴィクトリアマイルでは1400m型であるミナレットの逃げによりペースが締まり、1800m型というよりは1400m型のストレイトガールが勝利しました。

今年の高松宮記念は、ハクサンムーンが前哨戦のオーシャンステークスで前半3F32秒7の逃げで結果を残したことである程度締まった流れが予想されます。となると、1400m、マイル寄りに適性がある馬の脚が貯まらずに、生粋のスプリント適性が求められることになると考えます。

スプリンターらしい逃げで
この前提で注目したいのはやはりハクサンムーン。スタートしてからのダッシュ力、あの天性のスピードはおそらく母母メガミゲランのTom Fool5×6から受け継いでいるものだと思いますが、このスピードこそが生粋のスプリンターの証であると思います。ロードカナロアの2着に好走した3年前のスプリンターズステークスでは前半3F32秒9、前走のオーシャンステークスは前半3F32秒7の逃げ。馬場差や風向きなどがあり一概には言えませんが、1200mらしいペースでこそ好走していることも、この馬がスプリンターであることを証明していると思います。このように最もスプリンターらしい馬がスプリンターらしい逃げをすれば結果を残しているわけで、今回も大外枠からであれば競馬はしやすいだろうし悲願のG1制覇に期待したいです。

●魅力的な配合で父の後継者に
前走から一転2枠4番の好枠を引き当てたビッグアーサーサクラバクシンオー産駒。サクラバクシンオー産駒父サクラユタカオー天皇賞(秋)などを制した中距離馬で、Nasrullah3×4、父父Princely Giftもスピードが持ち味ではありますが、パワーで突進するような硬派なスピードではなく、柔らかな、美しいスピードを伝えます。そのため、グランプリボスサンクスノートのような1200mよりも少し長めの距離を走る馬も輩出しますし、母からパワーを取り込めばベルカントカノヤザクラのようなパワースプリンターも輩出します。ビッグアーサーの場合は母がNureyev≒Sadler’s Wells3×2というワークフォースのような、エルコンドルパサーのような強力な近親配合からパワーを受け継いでいて、ムッチリとした馬体を見てもスプリンターです。前走は枠の差ですし、血統的な期待を込めても相手筆頭に挙げたいです。

●世界的な超良血馬
アルビアーノは直仔に種牡馬トワイニング、他にもForeign CournerからはGreen Desert→Cape Cross、ダークシャドウ、バラダからはワンアンドオンリーグレイトジャーニー、ノーザリーズン、Aquilegiaからはジェンティルドンナの母父として有名なBertoliniらを輩出している超名門Coutly Dee牝系で、本馬は日本ではヤマニンパラダイス→ヤマニンセラフィム母子が有名なAltheaの分岐。しかもそのAltheaにDanzig→Unbridledと超一流種牡馬が配されている良血馬で、パドックでの気品ある姿は良血ならではのものでしょう。前走のパフォーマンスは能力の高さを証明したものではありますが、あのハクサンムーンの作る流れについていけないあたりがスプリンターではないことを証明しているともいえ、1200mのG1を勝ち切るイメージが湧きません。しかし、超良血馬ですから3番手以下には落とせません(ちなみに筆者はNHKマイルカップでもマイルチャンピオンシップでも◎でした)。

●中京替わりはプラスか
前走のオーシャンステークスで重賞初制覇を決めたエイシンブルズアイは、Sir Gaylord≒Secretariat5・5×5・5、Secrettame≒Weekend Surprise4×4とも表記でき、この血統は柔らかさ≒緩さを伝えるので、徐々に筋力がついてきて距離適性が短いところにシフトしてきたのも納得といえます。直線の長いコースの方が良いタイプだと思うのでここは好走の可能性は高そうです。

●1200mでは頂点を極められない
ミッキーアイルハーツクライダイヤモンドビコーと同じMy Bupers牝系で、母はBusanda7×7などを持つパワー型。ディープインパクトにこのようなパワー型を配してもスプリンターにせずマイラーに出ることが多いですし、場合にによっては中距離をこなすタイプをも輩出してしまうのがスーアーサイアー、ディープインパクト。だからやはりミッキーアイルスプリンターではないし、確かに気性面では1200mの方が走らせやすいのかもしれないけれど、この距離で頂点を極めることは厳しいでしょう。ここも好走止まりだと思います。同じディープインパキト産駒のウリウリも、1400mベスト型なので1200mならば脚が貯まるスローペースの方が好走しやすく、この枠だと流れ込んでの掲示板止まりかなという読みです。

●紐で抑えたい
スノードラゴンサッカーボーイステイゴールドショウナンパンドラ、タマモ○○〇プレイなどを輩出する名門ロイヤルサッシュ牝系で、スプリントG1覇者まで輩出したのは牝系の優秀さを思い知らされました。やはり直線の長い中京替わりでは侮れない1頭。ブラヴィッシモは最内枠で横山典弘騎手であれば面白そうです。

【まとめ】
出走馬の中でG1級のスプリンターは?と問われれば、ミッキーアイルアルビアーノスプリンターではないし、ローレルベローチェでは器不足だから、ハクサンムーンビッグアーサーということになる。スプリントGIでスプリントG1らしい流れが予想されるのであれば三連系の馬券を買うのであれば別だが、ここではハクサンムーンビッグアーサー、G1級のスプリンター2頭の1点予想としたい。


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【参考】
『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年3月23日(水) 23:40 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第344話高松宮記念(謎解き編)
閲覧 2,236ビュー コメント 0 ナイス 3

第344話 「高松宮記念


12年 34.5-35.8 =1.10.3 ▼1△1△8 平坦戦
13年 34.3-33.8 =1.08.1 ▼2▼2△6 平坦戦
14年 34.5-37.7 =1.12.2 △2△7△6 消耗戦 不良
15年 34.0-34.5 =1.08.5 △2▼3△3 平坦戦 稍重

中京コース自体消耗戦コースではないというのもありますが、近年のスプリントGⅠはテンからガンガンに飛ばしていハイペースという展開が減少していると思います。
単純にそういったタイプの馬が以前に比べて減ったのが要因だと思います。
(マイル~中距離路線の馬は香港GⅠでも有力ですがスプリント路線の馬は惨敗するケースが目立ちます。生粋のスプリンターがあまりいないということなのでしょう)
では過去5年のラップギアを見てみましょう。

1着馬
カレンチャン    【瞬1平5消4】
ロードカナロア   【瞬3平6消3】
コパノリチャード  【瞬2平3消1】
エアロヴェロシティ 【瞬0平0消0】
2着馬
サンカルロ     【瞬2平3消1】
ドリームバレンチノ 【瞬1平5消6】
スノードラゴン   【瞬3平10消4】
ハクサンムーン   【瞬1平6消4】

コース適性【瞬2平5消3】(推測)に近いタイプの馬が多く連対しています。
ここは狙い目でしょう。

今年のレースのポイントはハクサンムーンミッキーアイル
どちらの馬も昨年の高松宮記念以降低迷してましたが前走では逃げて好走して今回という状況。
ハナに拘る場合近年よりもハイペースになる可能性があります。
テン33秒前後でも上りを使えそうな馬、平坦戦~消耗戦での実績、という馬が好走確率が高いと思われます。
そうなると良馬場であれば高齢馬はおそらく不利でしょう。

イチオシはダンスディレクター
【瞬3平5消3】で消耗戦は2-1-0-0とパーフェクトで展開不問。
高速馬場だろうが重馬場だろうが堅実に差して来る馬で前走初重賞制覇だが一気にここも突破可能とみます。
とここまで書いて出走回避とのこと…残念。
ならばビッグアーサー
ここ数戦は不運もあってチグハグな内容でしたがちょっと間を開けた今回はチャンスが回ってきた印象。
福永Jへの乗り替わりで福永Jもようやく復調気配、流れは良さそうだ。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ビッグアーサーエイシンブルズアイアルビアーノ

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2016年3月9日(水) 16:51 【ウマニティ】
先週の回顧~(3/5~3/6)いっくんプロが大花火!週末トータルプラス299万超!!
閲覧 1,156ビュー コメント 0 ナイス 11

先週は、5(土)に中山競馬場でG3オーシャンステークスが、阪神競馬場でG3チューリップ賞、6(日)に中山競馬場でG2弥生賞が行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G3オーシャンステークスハクサンムーンが先頭で直線コースへ。ハクサンムーンのリードは1馬身、これを直後につけたネロスカイキューティーサカジロロイヤルが追う形、馬群が団子状態の中で後方各馬も追い出しにかかります。残り200mを通過、依然先頭を譲らないハクサンムーン、このまま逃げ切りかと思われましたが、坂を上がると外から一気の脚でエイシンブルズアイが猛追!ゴール前で見事ハクサンムーンを捉えて優勝しました!1馬身半差の2着にハクサンムーン、そこから1馬身1/4差の3着にスノードラゴンが入っています。
 
公認プロ予想家では蒼馬久一郎プロほか4名が的中しています。
 
 
G3チューリップ賞はヴィブロスが先頭で直線コースへ。前を行くヴィブロスクィーンズベストの間を割ったラベンダーヴァレイが先頭に変わって200mを通過、外からは人気のジュエラーシンハライトが併せ馬の形で追い込んできます。残り100mを通過、ここでラベンダーヴァレイの脚色が鈍ると外のジュエラーシンハライトの2頭が突き抜けての激しい叩き合い!長い写真判定の結果、軍配は僅かにシンハライトに挙がりました。ハナ差の2着にジュエラー、そこから1馬身半差の3着にラベンダーヴァレイが入っています。
 
公認プロ予想家ではdream1002プロほか5名が的中しています。
 
 
G2弥生賞ケンホファヴァルトが飛ばしてレースを引っ張りますが、これを1番人気リオンディーズが4コーナーで並びかける形で直線コースへ差し掛かります。先頭はリオンディーズでリードは2馬身、その後ろにモーゼスエアスピネル、外からはマカヒキも徐々に追い出しの構え。残り200mを通過、ここでエアスピネルは脚色劣勢となると粘るリオンディーズマカヒキの2頭が完全に抜け出して熾烈な叩き合い!ゴール前、さらに加速を見せたマカヒキリオンディーズをクビ差捉えて優勝しました!2着にリオンディーズ、そこから2馬身差の3着にエアスピネルが入っています。
 
公認プロ予想家では栗山求プロほか10名が的中しています。
  
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☆☆☆注目プロ →いっくんプロ
6(日)阪神11Rで単勝22.1倍の◎テイエムイナズマを本命に抜擢し、3連単1着固定で勝負!3着に単勝48.8倍の大穴△トラストワンが入り、261万2200円を払い戻し!!同日の小倉1Rでも◎×○の印で3連単330倍を1000円的中させ、33万の払い戻し!この他にもスマッシュヒットを重ね、週末トータル回収率272%、収支プラス299万3200円というダントツの成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →kmプロ
6(日)中山3Rで単勝67.4倍の伏兵◎プラチナダリアの単勝勝負!これを見事的中させ、67万4000円を払い戻し!5(土)小倉1Rでは◎△○の印で3連単593.2倍を1000円的中させ、59万3200円を払い戻しました!週末トータル回収率253%、収支プラス90万8200円の好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →dream1002プロ
6(日)阪神11Rで◎ハギノハイブリッドからの3連単を的中させ、52万2440円を払い戻しました!前日の阪神11Rチューリップ賞G3でも3着に食い込み波乱を演出した◎ラベンダーヴァレイからの3連単を○▲◎の印で的中!4万4410円を払い戻しました!週末トータル回収率212%、収支プラス46万710円の好成績を収めています。
 
☆☆☆注目プロ →覆面ドクター・英プロ
5(土)小倉6Rで『テンのスピードあり好走確実。』と狙った◎シゲルゴボウサイからの3連単758.7倍を500円的中させ、37万9350円の払い戻し!同日の小倉9Rでも『バクシンオーの距離もつタイプは人気にならずおいしい。』とコメントした◎フェイトカラーから11万4680円を払い戻しました!週末トータル回収率133%、収支プラス23万9020円をマークしています。

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2016年3月9日(水) 12:40 凄馬プロジェクトチーム
『凄馬出馬表&馬券検討』3/5~3/6の結果(弥生賞G2・オーシャンステークスG3)
閲覧 662ビュー コメント 0 ナイス 0

3月6日(日)に行われました中山11Rの「弥生賞G2」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【2位】○マカヒキ(2.6倍)
2着:総合ポイント【3位】◎リオンディーズ(1.9倍)
3着:総合ポイント【1位】▲エアスピネル(4.2倍)

第1グループ・総合ポイント2位の○マカヒキが1着、第2グループ・総合ポイント3位の◎リオンディーズが2着、第1グループ・総合ポイント1位の▲エアスピネルが3着という結果でした。

期待した◎リオンディーズは2着に敗れ、的中とはなりませんでした。思った以上にペースが早く、その流れをかかりながら強気の競馬。今回は負けて強しの内容だったと思いますが、勝ったマカヒキもやはり相当な馬です(^^♪ 本番の皐月賞はこの2頭にサトノダイヤモンドが加わりますので本当に楽しみです。

【馬単】
10→11

【3連単】
10→11→4

払い戻し0円


続いて3月5日(土)に行われました中山11Rの「オーシャンステークスG3」です。

レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。



1着:総合ポイント【3位】△エイシンブルズアイ(11.0倍)
2着:総合ポイント【4位】△ハクサンムーン(8.7倍)
3着:総合ポイント【2位】△スノードラゴン(21.3倍)

第3グループ・総合ポイント3位の△エイシンブルズアイが1着、第3グループ・総合ポイント4位の△ハクサンムーンが2着、第2グループ・総合ポイント2位の△スノードラゴンが3着という結果でした。

ぐっっ((+_+))......。こちらは上位勢疑って掛かかって予想したら見事に凄馬出馬表にやられちゃいました。上位5頭で掲示板独占!!(笑)
まあ、“予想”した結果ですし、こうやって外す分には割と悔いが残らないもんだなと改めて感じることが出来ましたし、今回は表に忠実に言った人の勝ちだった、ということで諦めます。

【3複軸2頭ながし】
◎○=総流し
3,12=1,2,4,5,6,7,8,9,10,11,13,14,15,16(14点)払い戻し0円

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2015年10月7日(水) 16:50 【ウマニティ】
先週の回顧~(10/3~10/4)佐藤プロが◎ウキヨノカゼから3単1000倍超GET!
閲覧 796ビュー コメント 0 ナイス 4

先週は秋G1シーズンの幕開けを告げる第47回GIスプリンターズステークスが4(日)に中山競馬場で開催されました。最終オッズは、ストレイトガールが4.4倍で1番人気。次いで4.6倍のベルカントが2番人気。3番人気はウリウリで5.0倍、4番人気がミッキーアイルで6.5とここまでが10倍を切るオッズとなってスタートのファンファーレを迎えました。
 
注目の先行争いは外から抜群のスタートを切ったミッキーアイル、内からベルカントアクティブミノルと3頭が並ぶ形となりましたが、行き脚のつかなかった4番手ハクサンムーンが手綱をしごいて先頭を奪います。2番手にアクティブミノル、そこから3馬身ほど離れてやや掛かり気味に進出したミッキーアイル、その後ろにベルカントリッチタペストリーと先行集団を形成。中団グループにはサクラゴスペルストレイトガールレッドオーヴァルコパノリッキーリトルゲルダウリウリスギノエンデバーが追走。そこから2馬身ほど差があいてウキヨノカゼティーハーフと続いて最後方にフラアンジェリコの態勢。前半の600m通過は34.1(参考)のスローペース。態勢は大きく変わらぬまま直線コースへ入ります。
 
先頭はハクサンムーンでリードは半馬身、直後にアクティブミノル、外に持ち出したミッキーアイルの3頭が抜け出しての叩き合い。残り200mを通過、ここで先頭を行くハクサンムーンを交わしてアクティブミノルが先頭に立つとミッキーアイルもこれに並びかける形で2頭の激しい追い比べ、後続からは内に進路をとったサクラゴスペルリッチタペストリーレッドオーヴァルが前を追います。残り100mを通過、ここでアクティブミノルを振り切って先頭に立ったミッキーアイルが粘り込みを図るところ、サクラゴスペルリッチタペストリー、さらにはエンジンかかったストレイトガールが一気に差を詰め、大外からはウリウリウキヨノカゼも力強く脚を伸ばして大混戦。ゴール前もう一伸びを見せたストレイトガールが前を行くミッキーアイルサクラゴスペルを捉えて優勝しました。勝ちタイムは1分8秒1(良)。3/4差の2着にはサクラゴスペル、そこからクビ差の3着にウキヨノカゼが入っています。
 
公認プロ予想家では佐藤洋一郎プロ導師嵐山プロサラマッポプロが的中しています。
 
 
☆☆☆注目プロ →佐藤洋一郎プロ
勝負レースに指定した4(日)中山11RスプリンターズステークスGIで◎ウキヨノカゼから3連単マルチで勝負!見事、3連単を的中させ、10万6170円を払い戻しました!3(土)中山11Rでは単勝16.3倍の中穴◎シベリアンスパーブからの3連単を的中させ、14万2320円を払い戻しました!
 
☆☆☆注目プロ →凄馬勝子プロ
3(土)阪神10Rで単勝28.8倍の◎トシザミキから勝負!馬連263.3倍を600円、3連複600.3倍を400円的中させ、39万8100円を払い戻しました。週末トータル回収率125%、収支プラス10万8440円の好成績を残しています。
 
☆☆☆注目プロ →3連単プリンスプロ
4(日)阪神12Rで△△◎の印で3連単を的中!13万5300円を払い戻しました!この他にも中山6Rで3連単350.9倍、3(土)中山4Rで334.9倍を的中させています。
 
☆☆☆注目プロ →サウスプロ
3(土)中山2Rで◎ナンヨーアミーコから馬連3点勝負!相手に指名した△フリームーヴメントが入り、馬連を3300円的中!19万4370円を払い戻しました!この他にも4(日)には勝負レースに指定した阪神1R中山8Rを的中させました。
 
 
※全レースの結果速報はこちら

今週も競馬予想の達人・ウマニティ公認プロ予想家陣の予想にご注目下さい。

「TCK 007」

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ハクサンムーンの口コミ


口コミ一覧
閲覧 518ビュー コメント 2 ナイス 20

前走着順

2013年
ハクサンムーン
オーシャンS9着本番3着
2017年
レッドファルクス
香港スプリント12着本番3着
2019年
ミスターメロディ
阪急杯7着本番1着
セイウンコウセイ
シルクロードS15着本番2着

他は5着以内

前走人気

2014年
スノードラゴン
オーシャンS11番人気2着本番2着
2018年
レッツゴードンキ
フェブラリーS10番人気5着本番2着
2019年
ショウナンアンセム
オーシャンS13番人気5着本番3着

✳️海外は入れてません

他は5番人気以内

本番の人気

2013年
ハクサンムーン10番人気3着
2014年
スノードラゴン8番人気2着
2018年
ナックビーナス10番人気3着
2019年
セイウンコウセイ12番人気2着
ショウナンアンセム17番人気3着
2020年
モズスーパーフレア9番人気1着

他は6番人気以内


2019年の大荒れ以外は穴馬は1頭しか絡まない

今回のメンバーで

前走5着以内は11頭

その中で前走5番人気以内は8頭

ここから選ぶべきか🤔

それとも軸決めて1頭か2頭穴馬入れるべきか🤔

 ブルースワン 2021年1月18日(月) 23:49
ハクサンムーンと言えば
閲覧 192ビュー コメント 0 ナイス 18

久しぶりにハクサンムーンのグルグル見ました📺

慣れた騎手でないと大変ですね(;^_^A

知らない方はYouTubeにあるので見てください。

ハクサンムーンのグルグル旋回全集

https://youtu.be/7lFZc0J4p38

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 山崎エリカ 2019年9月8日() 09:31
本日の見所(セントウルSなど)
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2019年 京成杯AH・セントウルS
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●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、7枠・8枠の複勝率が15%に対して、1枠・2枠は25%もあります。

7枠・8枠の優勝馬は2008年のキストゥヘブン、2着馬は2011年のアスコットフィス、3着馬は2009年のマイネルスケルツィ、2015年のヤングマンパワー、2017年のダノンリバティ。1枠・2枠の優勝馬は、2009年のザレマ、2012年のレオアクティブ、2着馬は2008年のレッツゴーキリシマ、2012年のスマイルジャック、2016年のカフェブリリアント、2017年のガリバルティ、3着馬は2008年のステキシンスケクン、2018年のロジクライです。

2枠3番のレオアクティブと、1枠1番のスマイルジャック、おまけに1枠3番のコスモセンサーが4着に粘った2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多く、逃げ、先行馬はラスト約1Fの急坂で失速しやすい傾向。逃げ馬の優勝は2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、過去10年で逃げ馬の3着以内は一度もありません。また、先行馬の連対も過去10年で4頭のみです。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコ(13番人気)が追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがけっこう利いていて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーでは中目を回って、直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

ただし、起伏が激しいタフなコースの上にペースが上がりやすいレースだからこそ、フラアンジェリコのような前走芝1800m以上に出走していた馬が、高配当の立役者となっているのも確か。他にも前走芝1800m以上を使われていた2008年のレッツゴーキリシマ(12番人気)、2009年のアップドラフト(14番人気)、2010年にキョウエイストーム(7番人気)、2011年にアプリコットフィズ(7番人気)、2018年にミッキーグローリー(2番人気)がこのレースで連対しています。

まとめると京成杯オータムHは、馬場が高速化するほど内枠が有利。脚質は中団~差しが有利。内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬は実力以上の走りが見せられることが多いでしょう。また、人気馬、人気薄ともに前走芝1800m以上のレースに出走していた馬の活躍が目立つ傾向があるので、本命馬とするのも良し、穴馬に一考するのも良しでしょう。ちなみに昨日の中山は、木更津特別(2勝クラス)で1分32秒1の好時計が出たように超高速馬場でした。


●セントウルステークス

中団から差しが有利な京成杯オータムHに対して、セントウルSは内枠の逃げ、先行馬が有利。開幕週で高速馬場の上に、最初の3コーナーまでの距離が約243mと短く、しかもコーナーが鋭角気味のため、この地点でハナへ行き切れなかった馬が折り合う形でペースが落ちつくことが多いです。

ただし、前に行ける脚のない内枠の馬は、包まれてしまうこともあり、それを嫌って3年間のビッグアーサーや昨年のラブカンプーのように、積極的に出してレースがハイペースに一転することもあります。昨年は外からハナを主張しているナックビーナスに、内枠のラブカンプーが抵抗する形でハイペースとなりました。

今年はラブカンプーの陣営が「昨年は出して行ったけど、今年は出たなりで」とコメントしているあたりから、今年は内枠のマテラスカイ、イベリスあたりに先に生かせる形。また、案外とペイシャフェリスタが1番枠に入ったことで、包まれるのを嫌ってマテラスカイらに抵抗していくかもしれません。その場合は、かなりのハイペース。そうでなかったとしてもハイペースにはなるでしょう。

また、セントウルSは芝1200mでは唯一のG2ということもあり、休養明けの実績馬がしばしば参戦します。当然、それらは本番を見据えての叩き台として出走してくるわけですが、この時期の阪神開催は超高速馬場で行われるために、息が持って走ってしまうことも少なくありません。これまでも2009年・スリープレスナイト、2011年・ラッキーナイン、2012-2013年・ロードカナロア、2014年・ハクサンムーン、2016年ビックアーサーなどのG1馬が休養明けで連対しました。(昨年はファインニードルが優勝しているものの道悪)

しかし、始動戦を叩き台に使えなかった馬のその次走はむごいことが多いもの。ラッキーナイン、ハクサンムーン、ビックアーサーは本番スプリンターズSで凡退、大敗。スリープレスナイトに至っては、その後、屈腱炎を発症して引退しました。無事だったのはロードカナロアくらいですね。同馬はこのレースで外枠を引いて2着と敗れたことで本番に繋がったのでしょう。(ロードカナロアがG1以外の重賞で勝てなかったのは、内で包まれた2012年の函館スプリントCと2012-2013年のこのレースのみ)

さて、今年の高松宮記念の覇者ミスターメロディはどうか? これまでの流れだと、セントウルSは休養明けのG1馬は「買い」ですが、今年は他路線馬も強く、能力が秀でた存在ではないのは確か。個人的には少頭数13頭立てながら荒れそうな気がしてたまりません。ぜひ、撃ち取りたいです。

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4:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年2月2日(木) 13:32:51
1/28クロッカスS
7着 ハクサンムーン(後藤騎手)
「(流れに)変に巻き込まれたくないので、乗り方を試してみましたが、左回りは左にモタれながら走っていました」
3:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年2月2日(木) 09:40:10
1/153歳500万
1着 ハクサンムーン 後藤浩輝騎手
「今日は馬も落ち着いていて、無理なくハナに立てました。仮に後ろから来られても、来たら来ただけ伸びる感じでしたし、今日は楽な勝ち方ができました」
2:
  福招き猫(=゚ω゚=)   フォロワー:3人 2012年1月17日(火) 00:30:31
12/18朝日杯FS
16着 ハクサンムーン 田中勝騎手
『初めて乗せてもらったが、いい素質はありそう。ただ、今回はキャリアの浅さが影響した。』

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2016年3月27日 高松宮記念 G1 11着
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